1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 17:38:27.04 ID:RrGOVslp0
代理なんだよ!
2 :
[―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 17:39:09.05 ID:m12emH7fP
なんなのさ
支援
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 17:49:58.27 ID:Q+rARfF/O
忙して書きダメできませんでした!
待たしてもながら、このスレ中には完結させる!
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 18:00:57.71 ID:Tcg6bB9W0
一つだけ言わせてね
お前総合とブーン系から出て行け
前回までの粗筋
( ^ω^)とξ=゚听)ξは宇宙のハンター家業。
でも仕事がないので、曰く付きの情報屋(´・ω・`)の依頼を受ける事に……。
しかし、二つ返事で受けたは良い物の、仕事の内容は外来寄生生物の駆除という大任だった。
二人は嫌な予感を感じつつ、コロニーから宇宙へと旅立ったのであった。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 18:20:20.67 ID:KwbeqyJZ0
sie
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 18:23:17.22 ID:Q+rARfF/O
――宇宙船TOBOON船内
ξ=゚听)ξ「目標座標までは、どれくらい掛かるにゃ?」
宇宙船TOBOONは二人を乗せて、宇宙へとその羽を広げていた。
( ^ω^)「デブリの移動先の測定さえ終われば、二時間もあれば着くお」
ξ=゚听)ξ「そうにゃの? じゃあ私は少し寝るにゃ」
(;^ω^)「僕に全部任すつもりかお?」
ξ=゚听)ξ「測定は終わってるにゃ」
( ^ω^)「え?」
ブーンはツンの前にあるディスプレイに、目を向ける。
それを見ると、確かに行路が指し示してあった。
(;^ω^)「いつの間に……」
ツンはブーンの反応を見ると後ろ手を振り、船内を奥へと進んでいった。
これ2スレ目だっけ?
支援
キターー!!
支援
( ^ω^)「優秀では在るんだけどお……」
仲よさ気な雰囲気ではあるが、意外とこの二人、タッグを組んでまだ一年も経っていない。
意思の疎通は図れているが、生まれた星が違うせいか度々不具合が起きてしまう。
普段は抜けてるが勤勉なブーンと、普段は厳しいが根本的な部分では楽天家のツン。
相性は良いのだが、こう言う端端で、ブーンが振り回される事が多いのだ。
家の中で服を脱ぎちらしたり、ゴミを放置したり等の家庭的な話から、こう言った仕事の仕方まであらゆる面で二人は少しズレて居る。
支援
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 18:38:48.78 ID:jMrVX97W0
支援
そんな凸凹コンビな二人では在るものの、コンビを組んで以来、任務達成率は100%と言う記録を打ち立てている。
そもそもの依頼が少ないと言う事も、在るには在るのだが……。
( ^ω^)「うーん。 でもおかしいおね……」
ブーンはツンの作成した進路をチェックしていく。
だが少し疑問に思った事があるようだ。
( ^ω^)「なんでこんな道が拓けてるんだお?」
ブーン達がこれから向かう宙域は、デブリの集中地帯だった筈なのだ。
しかし、計測した結果は綺麗に道が出来て居るのだった。
(;^ω^)「ブラックホールでも、近くにあるんじゃねーかお?」
ブーンは目標宙域の範囲から、少し離れた位置まで伸びる星間地図をディスプレイに表示させる。
しえん
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:06:11.01 ID:Q+rARfF/O
( ^ω^)「リアルタイムデータを確認っと」
ブーンは呼び出した星間図を、最新データへとアップデートしていく。
( ^ω^)「重力の、異常な過負荷は見られないおね……」
デブリの移動先も、間違いないようだ。
( ^ω^)「色々気になるけど、現地に向かえばなんか解るかお?」
確かに気になる事ではあるが、ブーンは依頼を優先する事にする。
内心では、今回の依頼を断りたい気持ちに駆られているが、頬をぴしゃりと張り光速移動の準備を始める。
( ^ω^)「最愛の我が息子、今回も頼むお!」
ブーンは計器に目をやり、操縦桿を強く引く。
( ^ω^)「TOBOON! スペースウォーキング開始!」
その合図と共にTOBOONは宇宙の中で、光りの露となり消えて行った。
しーえん
しえんた
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:22:34.08 ID:Q+rARfF/O
――二時間後、クオリティー星周辺宙域
( ^ω^)「ツン起きろお!」
ブーンはレストルームで眠るツンを、ゆさゆさと揺り起こした。
ξ=--)ξ「うにゃあ、あと五時間……」
(;^ω^)「仕事だから、起きてくれお」
ξ=-Д-)ξ「ふぁー。まだ眠いにゃー」
ツンは大きな欠伸をすると、四つん這いで身体を伸ばす。
猫らしく、なんとものんびりとした仕草だ。
ξ=゚听)ξ「それで? もう星に着いたのかにゃ?」
一通り、身体のコリを解したツンはブーンに尋ねる。
( ^ω^)「あとは手動で、大気圏に突入するだけだお」
ξ=゚听)ξ「そうにゃのか? じゃあバトルスーツに着替えた方が良いかにゃ?」
( ^ω^)「好きにしてくれおー。僕はコクピットに戻るからお」
ξ=゚听)ξ「了解〜」
そしてブーンはレストルームを出て行った。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:34:34.18 ID:Q+rARfF/O
( ^ω^)「しっかし、本当にどうなってんだお。これは?」
ブーンはコックピットの窓から、宇宙を見渡す。
その景色は、事前の情報とは違いどす黒い闇だけが広がっている。
デブリの影も形もない。
( ^ω^)「普通、何処の宙域にも一つや二つは、隕石とも言え無いような、小さなゴミが浮かんでる筈なのにお」
ブーンが異様な事態に、当惑していると後ろからドアの開く音が聞こえて来た。
ツンが入って来たようだ。
ξ=゚听)ξ「随分綺麗な宇宙だにゃー」
( ^ω^)「ツンもそう思うかお?」
ξ=゚听)ξ「ブラックホールかにゃ?」
そう言うツンにブーンは黙って、ディスプレイを見せる。
支援!
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:36:29.68 ID:P0nHzzT4O
誰もわからないが、昔のインベーダーのパチモノ
「スペース・キング」
かとおもた
さあしえんだ
25 :
>>23 どうでも良いけど昔のゲームってパチモノ多いよねw:2010/11/14(日) 19:51:08.08 ID:Q+rARfF/O
ξ=゚听)ξ「なんもないにゃ……」
( ^ω^)「大規模な兵器実験でもしたのかも知れないお……」
ξ=--)ξ「それだったら最悪だにゃ」
ツンは目を閉じ、頭を抱える。
政府絡みの依頼と兵器実験、そして悪徳情報屋。
ここまで来れば、嫌な予感が頭痛と共にやってくる事請け合いだ。
( ^ω^)「まさか、外来生物を持ちこんだのが政府とか言うオチだったりして」
ξ=゚听)ξ「……流石にねぇ?」
( ^ω^)「だおねぇ……はは」
ξ=゚听)ξ「はは……」
二人は顔を見合わせて、力なく笑う事しか出来なかった。
依頼を始める前から、暗礁を探る様な不穏な空気の船内。
それとは裏腹に、TOBOONは順調な宇宙遊泳を行い目的地へと着いていた。
二人は目的のクオリティー星を、窓から眺める。
ξ=゚听)ξ「海の青と木々の緑、あとは雲の白しか見えないにゃ」
( ^ω^)「手付かずの自然が残る、綺麗な星だって政府案内には載ってるお」
ξ=゚听)ξ「原初の星に近い所にゃおね?」
( ^ω^)「そうだお。とりあえず大気圏に突入するお!」
ξ=゚<)ξb「了解だにゃ!」
ツンが、親指を立てて合図を送ると、宇宙船はゆっくりとクオリティー星の外気へと触れて行く。
しえん
しえんだ
サルに負けるな
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:19:08.78 ID:+wAaLS2A0
しえん!
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:24:58.39 ID:Q+rARfF/O
( ^ω^)「システムオールグリーン!」
ξ=゚听)ξ「大気圏を抜けるにゃ!」
クオリティー星の大気の主成分は、存在した頃の地球と似ており酸素と二酸化炭素、そして多量の窒素を含んでいる。
そしてオゾンの膜が、大気を覆っていた。
そのオゾンの層を抜ける際に、星の引力と大気で摩擦が起こり船体は赤熱化していく。
( ^ω^)「放熱装置を起動!」
ξ=゚听)ξ「了解だにゃ」
ブーンの指示通り、ツンはディスプレイ備え付けのコンソールをタイプして行く。
ξ=゚听)ξ「OKだにゃ」
ツンが数秒で作業を終えると、機体から熱が放射され赤熱化した船体が本来の銀色を取り戻して行く。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:37:25.53 ID:Q+rARfF/O
そして船体は、白に包まれて行く。
どうやら大気圏を抜けたようだ。
( ^ω^)「ツン。
この星の文明の中心部にコンタクトを取るから、このまま待機するお」
ξ=゚听)ξ「じゃあ私は、武器の点検をしといてやるにゃー」
( ^ω^)「よろしく頼むお」
ツンは、コクピットを去って行く。
一人残るブーンは、ピンガーを打ち文明へのコンタクトを開始する。
( ^ω^)「メーデーメーデー。こちら依頼を受けて派遣されたブーンですお」
数回同じ文句でブーンが交信を行うと、雑音混じりで反応が返ってくる。
(,,゚Д゚)『……ザザッこちら……オリティー……政府、どうぞ……』
しえーん
33 :
ここで30分ぐらい休憩します:2010/11/14(日) 20:50:28.99 ID:Q+rARfF/O
ブーンが周波数を調整すると、少しずつ鮮明に音が拾われて行く。
(,,゚Д゚)『こちらクオリティー政府、依頼の受託を感謝する』
( ^ω^)「それは良いんですお。 ところで船はどこに置けば良いですかお?」
(,,゚Д゚)『お恥ずかしい話だが、
我が星は文明の利器に疎い人間が多いため、出来れば人目に着かぬ場所に置いて欲しいのです』
( ^ω^)「それは構いませんが、そうなるとそちらのバックアップは、期待出来ないと見た方が良いのですかお?」
(,,゚Д゚)『申し訳ない。 星の民には内密でお願いしたいのだ』
( ^ω^)「解りましたお」
こう言った住民に悟られない様に、行う仕事は珍しくもない。
( ^ω^)「外来生物の外見的、特徴は解りませんかお?」
ブーンは実務的な話を進める事にする。
いってらー
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:22:35.30 ID:Q+rARfF/O
(,,゚Д゚)『ちょっと待ってくれ、データファイルを送信する』
( ^ω^)「了解しました。それが届き次第、駆除に当たりたいと思います」
(,,゚Д゚)『ふん……ハイエナがッ』
( ^ω^)「え?」
プツリと交信が切断される。
ブーンが最後の言葉に首を傾げていると、データファイルが送られてくる。
ブーンは、疑念を振り払いつつそのファイルに目を通して行った。
〜〜寄生生物の感染例〜〜
大型生物 ラウジア 感染報告1件
中型生物 120件
小型生物 詳細不明多数
ヒトへの感染報告無し
備考
ラウジアとは、この星の大型草食動物であり、普段は群れを作っている。
感染した個体は群れを離れ生活中との事。
――以上
おかえりー
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:32:25.26 ID:Q+rARfF/O
( ^ω^)「多分この大型生物にマザーが巣くってるんだおね」
意外と解りやすい任務だった。
特に人間への寄生被害が無い事は、不幸中の幸いだろう。
ブーンは少し安堵した。
( ^ω^)「ツン来てくれお」
ブーンは船内通信でツンに呼び掛ける。
しばらくすると、ツンがコックピットに戻ってくる。
( ^ω^)「駆除対象が解ったお」
ξ=゚听)ξ「そうにゃの?」
( ^ω^)「目標は単体で生活している巨大生物、ラウジアだお!」
ξ=゚听)ξ「画像は?」
( ^ω^)「今データ取得中だお」
ブーンがそう言うと、画像データの取得が完了したようだ。
二人はディスプレイに首を伸ばす。
38 :
◆YW8tTr3Ies :2010/11/14(日) 21:47:32.70 ID:Q+rARfF/O
何度もすいません。
急にバイトが入ってしまったので今日はここまでに……。
マジふざくんなwww
完全に予定狂って二、三日戻れそうにないのでスレは落として下さい……
本当に申し訳ありませんでした(_ _)
次回こそ書き溜してから、スレ立てます……
あら・・・。
乙! バイト頑張れ!
乙ー、待ってるぜ