【機密の】毎日新聞抗議活動2ch本部347【アッホ菅】

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237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
木語:おおゲイリーバブル=金子秀敏
ttp://mainichi.jp/select/opinion/kaneko/news/20101118ddm003070109000c.html

「ジミ婚、ハデ婚」という新語がはやったのは1996年だった。いまでは「ジミ」「ジミッ」は、
ネットやマンガの常用語になっている。

この「ジミ」が、中国に輸出され、今年の流行語になりそうだ。発端は、増田こうすけ氏の
ギャグアニメ「西遊記〜旅の終わり〜」だという。

アニメは三蔵法師一行が天竺(てんじく)に着いた場面で始まる。そこはただの空き地で、
「ゴール」の標識が立っているだけ。

「これが天竺かー。すごいジミですね、法師」と悟空。法師はいきなりダッシュして一番乗りを目指す。
そうはさせるかと妨害する悟空たち−−そんなどたばた喜劇だ。

このアニメの中国語版は「ジミ」を「不給力(ブー・ゲイリー)」と訳した。
「給力」は中国北方方言で、すごいという感嘆詞。それに否定の不がつく。ちょっと奇妙な中国語。
それが新鮮だったのか、「不給力」はネット言葉として広がっていった。

すると「不」がとれて「給力」になった。日本語の「スゴッ!」に近い語感だろうか。「ゲイリーバブル」
「アンゲイリーバブル」なる英語もどきの新語もできた。
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 14:21:02.41 ID:Qd2YWSxIP
>>237
ついに今月10日。中国共産党機関紙「人民日報」1面トップ記事の見出しにネット言葉の「給力」が
使われた−−「江蘇給力 “文化強省”」。「江蘇省スゴッ」が軽薄か、斬新かについては賛否両論が
沸騰したが、「給力」が今年の流行語大賞の地位を確保したことは確実だ。

おもしろいのは、日本発の「ジミ」が、中国では「給力(すごい)」と反対方向にひっくり返ったことだ。

ここ数年の中国の1人当たり国内総生産の伸びは、ちょうど日本の60年代とほぼ同じだ。日本では67年、
「大きいことはいいことだ」のテレビCMがはやった。成長を続けたあのころの日本社会には「ジミ」と
いう言葉をしみじみと受け入れる空気はなかった。

いまの中国の空気は、あのころの日本の空気なのだ。だから「不給力」が「給力」に反転して広く流行した。

問題の人民日報が発行された翌日、日本の女優、蒼井そらさんが中国国内の大手ポータルサイト、新浪網を
使って中国語ツイッターを始めた。24時間でフォロワーの数は16万に達した。

新浪網によると、中国人のイケメン歌手、韓庚氏の作った14万の記録を更新した。尖閣諸島問題で起きた
反日デモの数をはるかに上回る。

中国という巨大な市場には、成長期の活力がある。それを取り込めれば巨大なチャンスがつかめるかもしれない。
ゲイリーバブルなのだ。(専門編集委員)