【機密の】毎日新聞抗議活動2ch本部347【アッホ菅】

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232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
余録:柳田法相の失言
ttp://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20101118k0000m070122000c.html

世の中には間違った答えができない魔法のような質問がある。イエスかノーかの二者択一で、「あなたはこの質問に
イエスと答えますか?」とたずねるのだ。イエス、ノー、どちらを答えても、正しい回答をしたことになってしまう
▲逆に「あなたはこの質問にノーと答えますか?」と聞けば、相手がどう答えても不正解になる。まあこれは論理の
お遊びである。だが、もし現実の問題で相手に必ずウソをいわせて窮地に追い込める質問があれば−−とは
国会論戦に立つ政治家の夢見るところだろう
▲もっとも法相には野党議員の質問に正しく応じられる魔法のような回答が二つあるという。
「個別の事案については答えを差しひかえる」「法と証拠に基づいて適切にやっている」。どう答えればいいのか
分からない場合は、このいずれかを用いればいいというのだ
▲柳田稔法相が地元支持者との会合でこんな発言をしたのが「国会軽視」と野党の反発を招き、
「思慮が足りなかった」と衆参の委員会で謝罪した。もうすっかり色あせた「政治主導」とはいえ、
これほどあからさまに官僚的答弁の効用を称揚されてはさすがに鼻白む
▲ちょっと自嘲(じちょう)的な内輪話で場の笑いをとりたかったのは分からないではない。だが特捜検事の不祥事や
尖閣事件の検察の対応が国民の関心を集める今である。当事者としての責任感の底が抜けたような発言に、
改めて政権全体の緩みを感じた方も少なくないだろう
▲今後「真摯(しんし)に答弁に臨む」と謝罪した法相が魔法の回答の使用を封じられるのは自業自得だ。
国民も木で鼻をくくる官僚的論理のお遊びはもううんざりである。

毎日新聞 2010年11月18日 0時05分