1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ストパンの世界に俺をいれてイチャイチャしようずwwwwwwwwwwwwww
っていうスレ
お知らせ
★壁殴り代行休業しました★
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 妄想を垂れ流すも良し、
||冬季休業中| 初SSにチャレンジするも良し
||_____| そこのキミも書いてみようぜ!
| ::|
_| ::|_
まとめWiki
http://www16.atwiki.jp/vip_witches/
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 16:31:52.35 ID:ZK8P/VJb0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 16:36:29.84 ID:ZACVlbwa0
____ +
(\二二二ノ +
\\二ニ/
ヽ)二ソ
 ̄
_________[][] __| ̄|____[][]__
|_____ | |__ __| \ \ r‐┐
/ / _ | |_  ̄ / /
__/ く_ / / | |\ \ __/ /
|___/\_|  ̄ |_|  ̄ |__/
4 :
試作品:2010/11/12(金) 16:39:36.74 ID:saL/8IHRO
>>1私の乙は凶暴です
幼なじみさんの次に投下したいんだけど空いてるかな?
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 16:42:57.65 ID:TLuCEQ1UO
二人くらい待機いなかったっけ?
今どんな状況?
埋めてきたぜ!
7 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 16:48:25.42 ID:ZK8P/VJb0
>>6 すばらしい、なんというピッタリ
それじゃ6時にもっさんがくるらしいのでそれまで借りておk?
8 :
レジ袋:2010/11/12(金) 16:49:57.43 ID:+csHPs/O0
>>1乙
近所のブックオフでいらん子買いに自転車で行ったら
帰りにいきなり雨降るわ霰も降るわそれが当たって痛いわ雷もピカピカ鳴るわ全身ずぶ濡れで寒いわで大変だ
9 :
アギトの俺 今日も殺伐と:2010/11/12(金) 16:52:32.44 ID:ZK8P/VJb0
――――隊長室
ミーナ「さて、どういうことか聞かせてもらおうかしら」
大机に両肘を付き、口の前で手を重ねた格好のミーナが毅然とした態度で問う
机を挟み向かい合わせになる形で俺が立ち、その斜め前に坂本が控えている
俺「……何から答えたら良いか」
ミーナ「わかりました、質問形式に変えましょう」
軽く溜息をつき、俺を正面から見据えて問う
ミーナ「何故、命令を無視して勝手に出撃したのですか」
俺「出撃に関する命令自体を受けていない、己の判断で出撃した」
例によって俺は目を合わせない
ミーナ「そんな屁理屈は聞きたくありません、なぜ指示を待たず出撃したのですか」
10 :
アギトの俺 忘れてた前々スレの>>574から:2010/11/12(金) 16:53:56.72 ID:ZK8P/VJb0
俺「ネウロイの出現から被害が生じるのを防ぐ為、最速で撃破するのが我等の役目ではないのか」
ミーナ「それまでに実戦に必要な作戦や状況を判断する必要があります」
俺「その間に被害が生じては本末転倒だ」
ミーナ「ですが何の情報も持たず戦場に出て私達が被害を被ってこそ本末転倒です」
俺「それは個人の責任だ、傷つき、敗れるのはその者が弱いからだ」
ミーナ「……ッ!貴方という人は!」
冷静さを欠き立ち上がるミーナを坂本が制す
坂本「落ち着けミーナ、俺も必要以上に挑発するな」
俺「そんなつもりはない、俺は事実を述べたまでだ」
坂本「ならそれもなるべく控えてくれ」
俺「……了解した」
11 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 16:56:28.79 ID:ZK8P/VJb0
落ち着いた様子のミーナが座り、姿勢を正して問いただす
ミーナ「今回の件に関しての理由は分かりました、今後はそのような勝手な出撃は許可できません」
俺「それは隊を司るものとしての命令か」
ミーナ「命令です、この隊に配属された以上貴方には私の命令に従って貰います、それは貴方も最初に自分で言った筈です」
俺「記憶している」
ミーナ「なら今後は勝手な出撃は許可できません、よろしいですね」
俺「……」
ミーナ「復唱は」
俺「俺中尉、只今より今後己の判断で身勝手な出撃は自重する事を了解する」
ミーナ「……いいでしょう」
12 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:00:23.20 ID:ZK8P/VJb0
口頭での約束事とはいえ正式に命令として承諾をさせられた事に一つ安心する
まだまだ問題は尽きないが一つずつ頭痛の種を刈り取るしかないと、自分の立場に恨み言を思いながらミーナは続ける
ミーナ「それと扶桑からの資料では貴方の情報が少なすぎます。いくつか改めて質問をさせて頂きますがいいですね」
俺「了解した」
ミーナ「まず貴方の能力、アギトとしての能力は一言で言えば身体強化、そういうことでいいのかしら」
俺「基本的にはその認識で問題ない」
ミーナ「ネウロイの出現と位置を関知したのは貴方の固有魔法?」
俺「違う、それもアギトとしての能力の副産物だ」
坂本「ほう、サーニャの広域索敵に近い能力ということか?」
俺「いや、ある程度の範囲での出現を関知できるのと大まかな位置が分かるだけだ。大したものではない」
ミーナ「それだけでも十分な能力だと思うんだけど……」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 17:03:54.31 ID:TLuCEQ1UO
>>4 見てきた、幼なじみ以降は空いてるみたいね支援
14 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:04:23.64 ID:ZK8P/VJb0
どうにもこの男の価値観というものが掴めない、それ故接するにも距離感が掴みにくいのかと二人は思う
魔法の話で思い出した様に坂本が問う
坂本「魔法といえば、先程のビームは避けないまでもシールドで防ぐ事は出来たはずだ。何故そうしなかった」
俺「俺はシールドを貼る事ができない、賢者の石の搭載によってアギトの能力を得た代わりにウィッチとしての能力には欠陥がある」
坂本「そういう事だったのか」
ミーナ「だからといって無謀すぎです、私の下に就く以上は今後あんな無茶な真似は許しません」
先程は俺の戦い方に面食らって言えなかった事を改めて伝え直す
俺「無謀……だが、必要な事だ」
咎めるミーナにも臆さず、これだけは譲れないといった体で凛と答える
俺「俺の存在理由は人類の仇敵の撃滅、それを成す為ならこの身が朽ちる事も厭わない」
俺「無謀、無茶、無価値、無意味、無益……なんとでも捉えて貰って構わない、だが、必要なんだ」
15 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:08:07.78 ID:ZK8P/VJb0
その確かな、何者にも揺るがない
堅牢な意思の込められた眼と声に反論する機会を失う2人
俺「ご理解頂きたい」
普段の憮然とした態度とはうって変わり、姿勢を正し頭を垂れる俺
坂本「あ、ああ……そ、そうか」
ミーナ「え、ええ……分かったわ……」
だがそれを何故、どうして、そこまでして俺が背負うのだろうか、これ以上踏み込んで良いのかどうか
普段とのあまりに乖離した俺の態度が、その理由についての質問をする覚悟を鈍らせた
ミーナが言葉を繋げられないでいる隙に坂本が質問を重ねた
坂本「そ、そうだ、固有魔法といえば俺にはそういった物は何かあるのか」
坂本「ネウロイの感知が魔法によるもので無いのなら、奴等を破壊したのがお前の固有魔法なのか?」
俺「あれは八極門の技だ。俺自身の技をアギトによって強化しただけに過ぎない、拳士の根本は何をしていても変わらない」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 17:11:45.70 ID:/AnbpeoF0
あれ?久しぶりに来たけどアギトってあれ?ライダー?
17 :
アギトの俺 >>16気が向いたらwikiで見てくれると嬉しい、一応ウィッチ:2010/11/12(金) 17:12:26.99 ID:ZK8P/VJb0
そう言い集中する、青白い魔力が俺の周囲に浮かび魔法を発動させる
事も無げに、すっと右足を踏み出しそのまま宙を歩き出す
坂本「お、おお……」
ミーナ「空中を歩いてる……」
天井に頭が届く程度までの高さまで空を歩き、斜めに2人を見下ろす形で答える
俺「虚空階梯(ステアウェイトゥヘヴン)、研究所の連中はそう呼んでいた」
魔法を解除し、着地する
俺「踏みしめる大地の無い空ではこれがないと拳の技を全力で使う事が出来ない」
坂本「そうか、それで空でも震脚の音が響いていたのか」
俺「震脚こそ八極門の真髄だ」
拳の道を語るその表情からは今までに見せた事の無い自信と誇りに溢れている
こんな顔もするんだと、ミーナは少し顔が綻ぶのを感じた
が、それもつかの間すぐに後ろを向き黙ってしまう
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 17:14:24.07 ID:GzBJCbki0
支援!
19 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:16:06.54 ID:ZK8P/VJb0
俺(だが……俺は弱い……まだ……この程度では)
坂本「?」
俺「話はまだ何か……終わりなら鍛錬に戻りたい」
ミーナ「最後に一つ、さっきも言いましたがくれぐれも無断で戦闘に出るような真似は許しませんからね」
ミーナ「それさえ約束してもらえれば今回の件は不問とします」
俺「了解した……もういいか」
ミーナ「ええ、いいわ、今日はここまでにしておきましょう」
俺「……」
そのまま振り返らずに無言で部屋を出て行く
坂本「いいのか、ミーナ」
ミーナ「あれ以上話してもきっと彼からは何も出てこないわ」
20 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:19:15.11 ID:ZK8P/VJb0
坂本「そうか……それにしても」
ミーナ「上層部に問い合わせても彼に関しての情報が手元の書類以上全く出てこないわ」
坂本「ミーナはどう見ている」
ミーナ「敵ではないのは確かでしょうけど、あの思想は危険だわ」
坂本「ああ、いくらアギトの能力で頑丈だとは言っても……あんな戦い方じゃ長くないぞ」
ミーナ「私の元にいる以上、部下であり仲間なのよ……無下に死なせるような真似はしたくないわ」
坂本「ミーナ……」
俺の過去に何があったのかは分からない、どういった経緯が俺をああしてしまったのかも分からない
ただ一つ、俺の姿を見ていると友人の過去を思い出す、妹を守れずに自暴自棄になり生き急いでいた友人の姿を
未だたった数日の浅い付き合いとはいえ、その姿を重ねてしまったミーナにはどうしても俺の生き方を見過ごすことは出来なかった
それは、あの生き方に対する同情なのか哀れみなのか、それとも……
ミーナ自身にもまだ把握できないでいた
ミーナ「ねえ美緒、お願いがあるの」
坂本「?」
21 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:23:02.00 ID:ZK8P/VJb0
――――約一週間後
ネウロイの襲撃もなく501部隊の日々は平穏に過ぎている
あれからというものの、宮藤とリーネは俺に食事を持っていくのが日課になっていた
俺はといえば例によって部屋には戻らず、森で鍛錬し、川で水浴びをし、起式の型で僅かに睡眠をとる
食事を摂る以外はほぼ全て鍛錬に費やすその非常識な生活を少しでも癒せればという二人なりの気遣いだった
最初こそ勘違いから宮藤に襲い掛かった俺だが、以降そういった事も無く
会話こそ少ないものの二人の食事には礼を言い素直に受け取るようになった
が、昨日から俺の姿が見当たらない
またぞろ何処かで鍛錬をしているに違いないと、昨日は気にせずに帰ったが二日続けて見当たらないとさすがに気に掛かる
宮藤「今日もいないね……」
リーネ「基地の中でも誰も見てないって言ってたし、やっぱり部屋にも戻ってないみたいだし」
22 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:26:52.92 ID:ZK8P/VJb0
今日も弁当を用意し、森を歩きながら俺を探す二人
もう俺に対する恐れはあまり無く、軽口を叩く余裕すら見せる
宮藤「バルクホルンさんなんて『脱走だー!』って」
リーネ「あはは、さすがにそんなことはないよねー」
宮藤「俺さんが他にいそうな所っていったら……」
リーネ「水浴びしてたりとか?」
宮藤「じゃあ川のほうに行ってみよう」
リーネ「あっ、でも、水浴びしてるところに私たちが行ったら……芳佳ちゃ〜ん」
鼻歌を歌いながら川の方へさっさと歩き出す宮藤を、一糸纏わぬ俺の姿を妄想してしまったリーネが顔を赤くしながら追う
なんとも微笑ましい光景だ
23 :
アギトの俺 6時までに終わらせられるか……:2010/11/12(金) 17:29:10.29 ID:ZK8P/VJb0
――――基地近隣、川辺
宮藤「いないね……」
リーネ「うん……」
周囲にはネウロイの襲撃で崩壊した神殿のエンタシスが各所に屹立している
さながら、広大な廃墟とでもいえそうな光景だ
リーネ「川の中にもいないみたいだね」
宮藤「この辺も足場がしっかりしてるから、もしかしたらって思ったんだけど」
川沿いを歩きながら周囲を見渡すが、俺の姿はおろか人影すら見えない
聞きなれた震脚の音も聞こえず、この辺りにも俺はいないのかと諦めて移動しようとした
その時
リーネ「あっ!芳佳ちゃんあそこ!」
何かに気づいたリーネが遠くを指差す
その先には高さとして30メートルはゆうにあろうか、一際高い石柱の天辺に立つ俺の姿が見える
宮藤「あんなところに……なにやってるんだろう?」
リーネ「それよりもあの姿……!」
支援
25 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:32:35.04 ID:ZK8P/VJb0
遠目に見える俺は一昨日に見た姿からは変わり果てていた
体中に傷を負い、泥にまみれ、血だらけの服を纏い今にも倒れそうな程消耗している
宮藤「な、何があったんだろう……行こう、リーネちゃん!」
リーネ「うん……えっ?」
二人が駆け寄ろうとした瞬間、俺はそのまま自ら倒れるように石柱から身を投げた
宮藤「え」
リーネ「嘘」
俺の落ちる様がスローモーションに見える
倒れるように頭から身を投げた俺は、遠心力から空中で半回転し、背中から地に叩きつけられる
どしゃり、と肉のつぶれる様な生々しい衝撃音が二人の耳に確かに届いた
宮藤「あ……」
リーネ「嫌ああああああああああああああああああああああああああ!!」
26 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:36:28.61 ID:ZK8P/VJb0
絹を裂くようなリーネの悲鳴が響き渡る
目の前のあまりの出来事に泣き出すリーネと何が起きたのか理解できずに立ち尽くす宮藤
死
その言葉が二人の脳内を駆け巡る
視線の先に横たわる、よく見知った男
あらぬ方向に捻じ曲がった手足、石畳に広がる血溜まり、ぴくりとも動かない身体
戦場に身を置いてはいるものの今まで死に直面した事のない二人にはあまりにも衝撃的な光景だった
我に返った宮藤が意を決して俺に駆け寄る
宮藤「俺さん!俺さん!しっかりしてください!」
とにかく目の前に起きた事を認めるしかない、今自分にできる事は……
パニックを起こしている頭で、バラバラに散らばった冷静さを必死にかき集め宮藤は俺に治癒魔法をかける
宮藤「絶対に……絶対に助けて見せます、だから……お願い!!」
ありったけの魔力で俺の身体全体に最大の治癒を施す
まだ泣き止まないが現実を受け止め終えたリーネもそばに駆け寄る
リーネ「よ、芳佳ちゃん……うっ、俺さん……どうして……大丈夫?大丈夫なの?」
宮藤「わからない……こんな重症……私も……初めて……」
27 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 17:37:14.23 ID:PA/31Ut7O
私は帰って来た!!
そして支援
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 17:38:39.14 ID:TLuCEQ1UO
ちょ、何が起きた
29 :
アギトの俺 >>27す、すまん急いで終わらせる:2010/11/12(金) 17:39:20.92 ID:ZK8P/VJb0
宮藤の肩を抱き、リーネも魔力を集中させる
それがどれだけ意味のあることか分からないが宮藤には心強い
宮藤「俺さん……」
身体全体から力が抜けそうになる、魔力と体力を根こそぎ持っていかれるような感覚に歯を食いしばる
死なせたくない、目の前の命を守りたい、それだけを心に留めて更に意力を振り絞る
ぴくり、と俺の顔が反応する
リーネ「生きてる!」
二人に僅かな安心がよぎる、が
俺「……ッ!!」
急に目を見開いた俺が治療している宮藤の腕を掴む
俺「がっ……ぐるぶっ……余計な……ぐぶ……真似をするなッ……」
血の泡を吹きながら宮藤を睨みつける
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 17:41:47.91 ID:PA/31Ut7O
ゆっくりしてくれて大丈夫だよ〜。
俺も今貴方のを読んでるからね
31 :
試作品:2010/11/12(金) 17:42:23.70 ID:saL/8IHRO
>>13 ありがとう
じゃあ幼なじみさんの次に予約させていただくね
支援
32 :
アギトの俺 >>30すまぬ…すまぬ・・・:2010/11/12(金) 17:43:16.74 ID:ZK8P/VJb0
リーネ「ひっ」
宮藤「な……え……」
そのまま折れた手足で立ち上がり、宮藤の治癒魔法から抜け出そうとする
俺「それでは……ぶ……意味が無い……ぐぶ……」
ぼたぼたと口から大量の血を流しながら二人から離れようとする
常人なら痛みで声はおろか身動きすら取れない筈
折れた足を引きずり、どこにそんな力があるのか分からない身体で歩き出す
宮藤「な、何言ってるんですか!!死んじゃいますよ!!」
リーネ「ああ……あぁ」
必死で引きとめようとする宮藤と、俺の鬼気迫る形相と異常な光景に再び泣き出し動けなくなるリーネ
予約表
18:00〜もっさなじみ
↓
終わり次第〜試作品
34 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:47:07.05 ID:ZK8P/VJb0
俺「死な、ない……必要……なん……げぶっ」
無理に身体を動かした事で体力と痛みの許容量が限界を超えたのか、俺がその場に倒れこむ
宮藤「俺さん!俺さん!!」
リーネ「わ、私皆を呼んでくる!!」
俺「やめろ……俺に……」
二人を引き止めようと手を伸ばすが、そこで俺の意識は崩れ、無に飲み込まれそうになる
暗い意識の中で、すすり泣く少女の声と頬に落ちる何かを感じた気がした
暖かい
だがそれに甘んじる訳には……
そこで俺の意識は完全に途切れた
35 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:50:31.90 ID:ZK8P/VJb0
――――少し前、隊長室
坂本「ミーナ、今戻ったぞ」
隊長室に坂本が訪れる、その手にはA4ほどの封筒が握られていた
ミーナ「おかえりなさい、どうだった?久しぶりの扶桑は」
坂本「特に変わりないさ、土方を久々に揉んでやったがあいつもまだまだだな」
自分就きの兵曹を思い出し含み笑う
坂本はここ数日、烈風丸の再調整という名目で扶桑へと渡っていた
名目とはいっても実際に再調整の必要な状態だったのであながち嘘でもないが
実際の目的はと言うと……
坂本「相当の機密扱いのようでな、半分盗み出すような勢いで写しを持ってきたが……」
坂本「確かにあったぞ、土浦魔導研究所に関する資料だ」
しえん
そしてルッキーニちゃんまた延期かよ…。
支援
38 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:53:27.79 ID:ZK8P/VJb0
手元の封筒をミーナに寄越す
ミーナ「ごめんなさい、スパイみたいな真似をさせてしまって」
坂本「なに、構わんさ、だが……」
目を逸らし、申し訳なさそうに、そして何かを危ぶむような顔で続ける
坂本「私が入手できたのも一部のキーワードだけだ、あとはあいつから直接引き出すしかない」
坂本「俺の戦う理由……あの死にたがりのままじゃ前線に出させられんからな」
ミーナ「ええ……」
先日の俺の様子を再び思い返す
あの後からミーナは隠れて毎日俺の様子を森へ見に行っていた
ほぼ全てを鍛錬に費やし、部屋にも戻らず、身を厭わない鍛錬の様子がいつまでも目に焼きついて離れなかった
39 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:55:06.60 ID:ZK8P/VJb0
資料を手に取り、中を改めようとすると外が騒がしい事に気づく
廊下を走る足音が近づき、ノックもなく壊れそうな勢いで扉が開け放たれた
バルクホルン「ミーナ!!」
息を切らして信じられないものを見てきたような表情のバルクホルンが焦り、呼ぶ
坂本「随分と慌しいな、バルクホルン」
バルクホルン「少佐、帰っていたのか……いや、すまないがそれどころではない」
ミーナ「どうしたの?」
唾を飲み込み、息を整えて叫ぶように告げる
バルクホルン「俺が、俺の奴が……ッ!!」
40 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 17:59:02.07 ID:ZK8P/VJb0
――――医務室
ミーナはベッド横の椅子に一人腰掛けていた、視線の先には治療を施された俺が眠っている
医者の話によれば、外傷は宮藤の魔法で治癒されかけていたが
内臓と骨組織に関しては恐るべき速度で自己再生が始まっており命に別状は無いとの事だ
魔力を使い果たした宮藤はリーネに部屋まで送らせ、他の皆も俺の命に別状は無い事を告げると部屋に返した
目の前に横たわる俺を見つめる
どうしようもなく悲しい気持ちになる
何がこの人をここまでにしてしまったのだろう
誰も止められる人はいなかったのだろうか
思考がまとまらない
こんな状態で話を聞きだせるのだろうか
怪我人に対して弱みに付け込むようで気が進まないが、こんな時でもないとゆっくり話も出来ない
もしかしたら隊の責任者としてよりも、友人の姿を重ねているだけなのかもしれない
それでも、この男を無駄に死なせたくない
その想いだけは確かだった
俺「……うっ」
ミーナ「気がついた?」
俺「ここは……どこだ」
41 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 18:01:22.92 ID:ZK8P/VJb0
体中を包帯で巻かれ、身動きの取れない俺が部屋を見回そうとする
ミーナ「基地の医務室よ、皆が川からここまで運んでくれたの」
俺「余計な真似を……」
遠慮や照れでなく、本気でそう思っている顔で悪態をつく
ミーナ「……ねえ、どうしてあんなことをしたの?」
自ら身を投げた理由を問う
身体を鍛える目的にしては手段が異常すぎる事に常人では考えが及ばない
俺「……前にも話したが、アギトには自己再生能力がある」
俺「一度傷つき、再生した部位はより強固に、頑強になって再生される」
俺「それ故に、耐久力を養うには痛みや死の危険は伴うが、ああして身体を一度破壊するのが最も効率がいい」
あまりの理由に絶句する
この人は全く己に対して頓着が無い、無さ過ぎる
その感情を含まず淡々とした話口に恐怖さえ覚える
42 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 18:06:21.56 ID:ZK8P/VJb0
俺「前回の戦闘、あの小さな二人には迷惑をかけた……俺が強ければああ手を煩わす必要もなかった筈だ」
帰投の際に肩を貸したエーリカとサーニャの事だろう
まさかその程度の理由で……
俺「昨日から数度これを繰り返した、骨格から外皮まで俺の身体はまた一つ頑強になっているはずだ」
俺「もう二度とあのような失態は犯さない」
何を言っているの?
理解できない
命が惜しくないの?
痛みが怖くないの?
ミーナ「……」
決めた
この男は放っておけない
何が何でもこの男の根幹を聞き出し、その考えを改めさせなければならない
ミーナは悲しさと悔しさを押し殺し、心を鬼にして俺を問いただす
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 18:06:45.40 ID:Ke+bS7gbO
支援
2300ごろまでにできていれば改訂したのを投下したいんだが先発はいないかな?
45 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 18:10:07.04 ID:ZK8P/VJb0
ミーナ「そうですか、わかりました」
俺「理解してもらえると助かる」
ミーナ「では動けない所に恐縮ですが、尋問を開始します」
俺「尋問されるような事はした覚えが無いが」
ミーナ「黙りなさい、これは命令です」
命令、その言葉に渋々ながら了承する
俺「命令か、それならば仕方ないな」
ミーナ「結構」
深呼吸をする、心を落ち着かせる
自分の感情は今は他所へ置いておく、今すべきはこの男から話を聞きだす事
47 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 18:13:41.93 ID:ZK8P/VJb0
ミーナ「失礼ですが、貴方の事を調べさせて貰いました」
俺「最初に届いた資料では不足だったか」
ミーナ「ええ、十分に」
俺「501部隊の隊長は出歯亀がご趣味とは、なかなか恐れ入る」
ミーナ「茶化さないで下さい!」
若干馬鹿にした口調の俺に言葉が荒くなる
だが俺が普段よりも饒舌なのは尋問の内容を恐れているからか
ならば機はある
再び感情を排除する、瀕死の重傷を負っている相手にこんな言い方はしたくない
これも……その男を守るため……いや、本当に守るためなのか
ただの自己満足ではないのか
自問自答しても答えは出ない、意を決して俺の中へ踏み込む言葉を選ぶ
48 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 18:17:06.89 ID:ZK8P/VJb0
ミーナ「俺さん……土浦魔導研究所所属、俺中尉」
俺「何か」
ミーナ「……存在しないはずの104番目のアギト」
俺の身体がピクリと反応する
ミーナ「軍内部での呼称は、コードAA」
俺の顔に険が宿る
今までに見せた事の無い、怒り、悲しみ、後悔
色々なものが入り混じった複雑な顔に一瞬威圧されそうになる
ミーナ「ロストナンバーΩ……」
俺の目を見据え、一言一言に意思を込めて
判決を告げる司直のように搾り出すような声で告げた
ミーナ「存在から外れた者、正式名称……アナザーアギト」
49 :
アギトの俺:2010/11/12(金) 18:19:48.33 ID:ZK8P/VJb0
とりあえずここまでです
6時過ぎて申し訳ない……すまぬ…すまぬ…
相変わらず淡々として萌えどころもなくアレだけどこんな内容で大丈夫か?
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 18:22:40.75 ID:04ibwPl00
大丈夫だ、問題ない
乙
乙
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 18:24:43.52 ID:GzBJCbki0
おつ
俺としてはかなりおもしろいぞ〜
次回も楽しみにしてる
53 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 18:25:59.61 ID:PA/31Ut7O
大丈夫だ、問題ない。そして乙。
んじゃ投下しちゃっても良かですかね?
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 18:30:02.98 ID:ZK8P/VJb0
>>50-53 そう言って貰えるとありがたや、ありがたや
皆レベル高くて面白いから困る
乙 かまわんやれ
>>54 おまえがレベル高くないって言ったら俺はどうすりゃいいんだ
57 :
試作品:2010/11/12(金) 18:36:43.27 ID:saL/8IHRO
乙乙
58 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 18:37:18.00 ID:PA/31Ut7O
んじゃいきます!!
前前前
>>962の続きから
〜基地内・廊下〜
俺「ふぁ〜・・・・・・今日はぽかぽか陽気で眠くなるなぁ」
俺「うん、今日は特に何も無いしこんな日は庭で昼寝と洒落込むか〜」
ドンッ!!
俺「おっと!!」
???「きゃっ!!」
俺「す、すみません!!大丈夫ですか!?」
???「大丈夫、です」
俺「あれ?貴女はリトヴャク中尉ですよね」
サーニャ「は、はい。そうです。貴方は確か俺中尉さん・・・・・・でしたか?」
俺「ええ、それで合ってますよ。それより立てます?怪我はありませんか?」スッ
サーニャ「だ、大丈夫です。自分で、その、立てます」スタッ
59 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 18:47:00.91 ID:PA/31Ut7O
俺「そ、そうですか」
サーニャ「・・・・・・・・」
俺「・・・・・・・・あ、そう言えば、会う機会があまり無かったのでこうして直接お話するのは初めてですね」
サーニャ「わ、私は夜間哨戒をしているので・・・・・・お昼は眠くて部屋で寝てますから」
俺「中々大変なんですねぇ。しかし夜間哨戒ですか・・・・・・懐かしいなぁ。俺も扶桑の部隊に居た時はやってたんですよ」
サーニャ「へ?え、えっと俺中尉さんもナイトウィッチ何ですか?」
俺「リトヴャク中尉のような大層な方とは違って、俺は人員不足で無理矢理隊長にやらされてたんです。あの時は昼も夜も動かせられて大変でしたねぇ」
サーニャ「一日中飛び回るなんて私には出来ませんから・・・とても凄いです」
60 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 18:50:58.90 ID:PA/31Ut7O
俺「いえいえ、その分バレないようにサボりはしてましたよ・・・・・・ってしまった。これは美緒には内緒にしといて下さいね?俺が木刀で叩かれちゃいますから」
サーニャ「・・・ふふっ、俺中尉さんって面白いですね」
俺「お褒めに与り光栄です(お、笑ってくれた)」
サーニャ「あ、すみません。私少し用事があるので・・・・・・」
俺「これはこれは。お邪魔してしまい申し訳ありませんでした」
サーニャ「それでは失礼します」スタスタ
俺「はい、それでは・・・・・・ふぅ〜、年下の子と話すのに何でこんなに緊張するんだよ。まあ話すのが苦手ってのは分かったな。しかしまあ儚げな雰囲気の少女だ」
61 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 18:53:08.20 ID:PA/31Ut7O
坂本「む、こんな所に居たのか。探したぞ」
俺「お、美緒か。どうした?まさか・・・・・・訓練とかか?」
坂本「それも良いが今日は違う。ミーナにお前を呼んできてくれと言われてな。何やら報告があるらしいぞ」
俺「ヴィルケ中佐が俺に?俺なんかしたっけ」
坂本「それは私にも分からん。とりあえずはミーナの所に行くぞ」
俺「ああ、分かった。あ、もしかしてお茶のお誘いか?うえへへ、それだったら嬉しいなぁ」
坂本「にやけるな。それとお前を誘う位なら訓練してた方がマシだ」
俺「・・・・・・それは多分お前だけだぞ?」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 18:53:49.83 ID:Ke+bS7gbO
しえん
支援
64 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 18:57:09.34 ID:PA/31Ut7O
〜ミーナの職務室〜
坂本「ミーナ入るぞ」
ミーナ「それで・・・・・・あ、入って良いわよ」
坂本「失礼する。俺を連れて来たぞ」
ミーナ「ご苦労様美緒。俺中尉も入って下さい」
俺「失礼します、ってあらら?」
サーニャ「あ、俺中尉さん」
俺「リトヴャク中尉もヴィルケ中佐にお呼ばれしてたんですね」
サーニャ「はい、ミーナ隊長が私に何か伝えたい事があるみたいでして・・・・・・」
ミーナ「俺中尉も来た事だし、その事を伝えますね。用件は簡単です。二人にはペアを組んで、夜間哨戒の任に就いてもらいたいの」
サーニャ「・・・・・・え?」
俺「俺とリトヴャク中尉がですか?」
坂本「これまた急な話だなミーナ。何か理由があるのか?」
65 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 18:59:54.32 ID:PA/31Ut7O
ミーナ「俺中尉の経歴書に夜間哨戒の経験あり、って書かれてたのを思い出したの。最近は夜間にネウロイが出没するケースが多いでしょう?」
サーニャ「確かに・・・・・・最近良く会います」
ミーナ「サーニャさんがエース級の力量だとしても、一人でネウロイを相手にするのは大変だと思うし、いざと言う時の為にサーニャさんをカバー出来るペアが居た方が言いと思うの」
ミーナ「それにこの前の戦闘で俺中尉の戦闘能力の高さ、夜間哨戒に対する順応性と経験が適性と判断した結果、俺さんをペアにって思ったのだけど・・・・・・駄目かしらね?」
坂本「なるほど、確かにそれも良いな。サーニャには夜間哨戒を任せきりの所があるからな、気苦労や疲れを俺とやる事で少しは軽減出来るかもしれん」
俺「俺も賛成します。俺なんかでリトヴャク中尉の負担を減らせるのでしたら喜んでお受けしますよ」
ミーナ「賛同してくれて嬉しいわ美緒、俺さん。それでサーニャさんはどうかしら?貴女の意思を尊重したいので無理なら無理で大丈夫ですよ?」
サーニャ「・・・・・・私も賛成です。皆さんの優しい気持ちを無駄にしたく無いですから」
ミーナ「ふふっ、そう言って貰えると考えた私も嬉しいわね。それでは明日よりサーニャさんと俺さんはペアで夜間哨戒の任に就いて下さい。よろしいですか?」
俺「了解!!」
サーニャ「了解しました」
坂本「まあ俺には昼間の任にも就いて貰うがな」
俺「・・・・・・・・はぇ?」
ミーナ「み、美緒。いくら何でもそれはきついと思うわよ?」
坂本「こいつは扶桑の部隊に居た時、昼夜を問わず出撃してたんだ。今でもいけるはずさ」
俺「な、何故それを知っている!!」
67 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:06:16.36 ID:PA/31Ut7O
坂本「はっはっは!!なぁにお前の上司から色々報告があってな『奴のスタミナなら昼夜働き積めでも大丈夫だ。サボってた分を此方の部隊で働かせてくれ』とのお墨付きを頂いたんだ」
サーニャ「(あ、あの時お話してた・・・・・・くすっ、隊長さんにバレてたのね)」
俺「ぐぁぁぁぁぁ!!隊長めぇぇぇぇぇぇ〜!!昼夜連続は働きたく無いでござるっ!!働きたく無いでござるぅ〜!!」
坂本「此方の部隊ではサボれると思うなよ俺。昼間は私やミーナ、夜間はサーニャの監視が付くからな」
ミーナ「うふふ、そうね。美緒の言う通り、しっかりと監視させて貰います」
俺「ヴィルケ中佐まで・・・・・・ハッ!!リ、リトヴャク中尉は俺の味方をしてくれますよね!?」
サーニャ「ごめんなさい俺中尉さん。私もしっかりと監視しますね。それ以外でしたら味方をしますけど」
俺「」
坂本「はっはっは!!まさに八方塞がりだな!!」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 19:08:59.40 ID:GcISVAIN0
支援
69 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:13:22.48 ID:PA/31Ut7O
〜翌日・基地内食堂〜
シャーリー「へぇ〜、今日から俺は夜間哨戒になるのか〜」
ルッキーニ「ナイトウィッチってやつだよね!!かっくい〜♪」
俺「・・・・・・ハァ、夜だけなら良いんだけどなぁ」モグモグ
エーリカ「え?なになに、どうして落ち込んでるの?」
坂本「俺は昼夜問わず働く事になったんだ。扶桑の本土防衛部隊隊長のお墨付きでな」
リーネ「ええっ!?それって俺さんは大丈夫なんですか!?」
宮藤「流石に倒れちゃいますよ?」
バルクホルン「何、この間少佐と俺中尉の訓練をやらせて貰ったが、中々のスタミナだったからな。それ位ならば大丈夫だろう」
俺「何でバルクホルン大尉が言うんですか・・・・・・てか俺は暇な時は寝ときたいのになぁ」
支援
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 19:14:35.32 ID:saL/8IHRO
支援
72 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:17:54.87 ID:PA/31Ut7O
ミーナ「無理はさせないから大丈夫よ」
ペリーヌ「いえミーナ中佐。これは俺中尉の怠慢を治す丁度良い機会だと思いますわ。それに殿方でしたら、これ位こなして頂かないと」
エイラ「そうだそうダ〜。でもサーニャに手を出してみろ・・・・・・ぐちゃぐちゃにするかんナ?」
俺「了解したッス!!(昨日の殺意はこの人だ!!絶対この人だ!!)」
サーニャ「エイラったらもう・・・・・・ごめんなさい俺中尉さん」
俺「いえいえ、最近は色々と馴れてきましたから・・・・・・それと俺の事は気軽に呼んで良いですよ?」
サーニャ「え?・・・・・・・・・・お、俺さん?///」
俺「うん、それで大丈夫です」
サーニャ「えっと、お、俺さんも私の事はサーニャで良いです///後私の方が年下ですから、敬語じゃ無くても大丈夫ですよ///」
74 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:22:09.20 ID:PA/31Ut7O
俺「ん〜分かった。これからはペアになるしその方が良いか。んじゃ改めてよろしくな、サーニャちゃん?」
サーニャ「は、はい!!」
エーリカ「・・・・・・へぇ〜、食事中に見せ付けてくれるねぇ俺君?」ニコニコ
坂本「・・・・・・いや、構わないんだぞ?うん、コミュニケーションをとるのは構わないぞ」ニコニコ
エイラ「言った傍からサーニャを口説くなんて、いい度胸だナァ〜?」ゴゴゴゴゴ
75 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:27:43.41 ID:PA/31Ut7O
俺「・・・・・・・・・・き、今日の味噌汁は五臓六腑に染み渡るなぁ〜。良し、僕お代わりしちゃうもんね、ってイダダダダダ!!美緒〜!!これ関節決まってる!!完全に決まっちゃってるよ!?
ハルトマン中尉もボディーはがら空きだけど無言で左ジャブからの右ストレートは止め、ぐふぅ!?
ユーティライネン中尉!!後頭部は死ぬから!!結構本気で死んじゃ(ry」
シャーリー「おぉ〜!!やれやれ〜!!」
ルッキーニ「俺ぇ〜!!はんげきしろぉ〜!!」
サーニャ&リーネ『はわわわわ〜』オロオロ
バルクホルン「宮藤、お代わりを頼む」
宮藤「はいっ!!」
ペリーヌ「まったく、野蛮ですこと」パクパク
ミーナ「あら、今日は良い天気ねぇ〜。日光浴でもしようかしら〜」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 19:30:52.99 ID:QghccZcvO
C
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 19:31:21.29 ID:GzBJCbki0
支援!
ちょっとうらやましい!
78 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:35:04.18 ID:PA/31Ut7O
〜深夜・ハンガー〜
俺「今晩はサーニャちゃん。ちょっと待たせたかな?」
サーニャ「あ、今晩は俺さん。いえ、私も今来たばかりですから大丈夫ですよ」
俺「それは良かった・・・・・・所で、何故ユーティライネン中尉が居るんですか?」
エイラ「監視だヨ監視!!中尉がサーニャに悪さしないか見張るんダ!!それとサーニャとペアに相応しい力量を持ってるかナ!!」
俺「悪さなんかしませんって・・・・・・そんな盛りの付いた犬じゃあるまいし」
サーニャ「私は来なくて大丈夫って言ったでしょ?」
エイラ「い〜やサーニャ!!男なんて性欲の塊だって聞いたゾ!!油断は禁物、信用なんか出来なイ!!」
俺「誰情報ですかそれ。ったく、とりあえず分かりました。監視なり何なり勝手にして下さい」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 19:36:26.26 ID:cDN9tsXR0
俺がストパンの世界に飛ばされる妄想もいいけど、逆に誰かが現代に来る妄想もいい
80 :
前1:2010/11/12(金) 19:44:00.59 ID:DHT6mJ34O
支援
何時も位の時間に
81 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:44:44.74 ID:PA/31Ut7O
サーニャ「本当にエイラったら・・・・・・すみません俺さん」
エイラ「フンッ!!」
俺「・・・・・・まあ俺の事何かどうでもいい。でも一つだけ言わせろユーティライネン中尉」
エイラ「な、何だヨ?(雰囲気が変わっタ・・・)」
俺「任務の邪魔だけはするな。俺達は戦場に行くんだ、遊びじゃ無い。それと夜間哨戒は昼間の飛行と違ってかなり危険を伴う。その事を肝に命じておけ。良いな?ちなみにこれ年上としての命令ね」
エイラ「い、言われ無くても分かってル!!中尉こそ私とサーニャの足を引っ張んなヨ!!」
俺「ん、分かっているなら良いですよ。俺も足を引っ張らないように頑張りますから。それじゃさっさと準備して行きますか〜」
82 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:51:58.42 ID:PA/31Ut7O
サーニャ「はいっ!!」
エイラ「うぅ〜、何なんだよあいツ〜」
整備兵「夜間にお疲れ様です!!ストライカーユニット・武器共に準備は万端であります!!」
サーニャ「毎回ありがとうございます。私もとても助かります」
整備兵「はっ!!恐縮です!!」
俺「高火力の大型ロケット砲か。これまた凄い武器を使っているんだね」
サーニャ「一人で行う夜間哨戒ではネウロイを撃退するのに火力が欲しくて・・・・・・」
俺「華奢なサーニャちゃんに大型ロケット抱とは・・・・・・ははっ、ギャップがあって可愛らしいな」
サーニャ「か、可愛らしいだなんて///からかわないで下さいよ///」
俺「むむ、申し訳ない。しかし可愛らしいのは本当だからね」キリッ
サーニャ「もう知りません///」
エイラ「(何だよ、私空気じゃン。しかもサーニャもあいつと楽しそうに話してるシ・・・・・・ムカムカするナァ〜)」
83 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 19:57:17.94 ID:PA/31Ut7O
俺「良し、俺も準備万端だ。ユーティライネン中尉も大丈夫ですか?」
エイラ「・・・・・・見て分かるだロ?武器もストライカーも大丈夫だヨ」
俺「まあ機嫌以外は万端みたいですね。んじゃ行きますか」
サーニャ「了解です!!」
エイラ「・・・・・・了解」
整備兵「ご武運をお祈りします!!」
俺「おう!!しっかり祈っててくれよ!!」
84 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/12(金) 20:00:19.68 ID:PA/31Ut7O
今回はこれでおしまい!!
そろそろ物語の中盤になる頃かなぁ〜・・・・・・ってまとまりがねぇのは仕様ですからね!!
しかしサーニャの口調がこれ程難しいとは・・・・・・頑張るしかないな。
それじゃ支援ありがとうございました!!
また会いましょう!!
おつおつ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 20:04:01.86 ID:kpkvVvf00
乙!
やっと帰ってこれたよ
くたくただがこのスレ見ないと元気がでないぜ!
乙
88 :
試作品:2010/11/12(金) 20:17:51.19 ID:saL/8IHRO
>>84乙です
投下していきます
前スレ 俺「ストライクウィッチーズ?」 の
>>69からの続きです
89 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:22:49.50 ID:saL/8IHRO
――――――――――数日後、ロマーニャ基地前――――――――――
坂本「俺中尉は車の運転出来たのか」
俺「まあ、一応は」
朝、基地の前には以前ローマの街に補給に行った時のと、同じトラックが停められていた
車でローマに向かう。宮藤、エーリカ、坂本、そして助手が見送りに来ていた
助手「俺中尉、あんまり羽目を外し過ぎないで下さいよ」
俺「わかっている……って、何でおまえまで見送りに来てるんだ?」
助手「一応世話係ですので」(今日は機嫌良さそうですね)
俺「しっかし……、あのクソジジィがよくもまぁ許可出してくれたな」
助手「いいじゃないですか。今日は思いっきり楽しんで来て下さいね」
俺「早くもさっきと言ってる事違うぞおまえ……」
助手「とにかく程々にって事ですよ」
俺「あっそう」
90 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:27:36.56 ID:saL/8IHRO
エーリカ「トゥルーデ!お菓子お願いね〜」
バルクホルン「気が向いたら買って来る可能性の欠片も少しはあるかもしれないな」
エーリカ「え〜!それって買わないって言ってるようなものじゃん……」
バルクホルン「部屋の片付けをするなら考えてやってもいい」
エーリカ「じゃあ俺お願い」
俺「オーケー任せろ」
バルクホルン「おい俺、あまり甘やかすな」
俺「いーじゃないすか、それくらい。宮藤や少佐は何かいります?」
坂本「いや、せっかくだが私は結構だ。今回は自分が休む事を考えろ」
坂本「最近のおまえは、以前より走るタイムが、だんだん落ちて来ているようだしな。ゆっくり休んで、疲れを吹き飛ばして来い」
俺「………………。了解、宮藤は?」
宮藤「じゃあっ、私もお菓子を♪」
俺「よーし任せろ」
坂本「予報によると今日はネウロイは出ないはずだが、最近はどうも当てにならんからな。前みたいな事もあるかもしれん。注意しろよ」
91 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:30:18.95 ID:saL/8IHRO
助手「既にお二人のストライカーと銃は、荷台に積み込み済みです。それと俺中尉?」
俺「なんだ?」
助手「ついでに『取っておき』も積んでおきました。いざという時はどうぞ〜」
俺「何だそりゃ?」
助手「ふふっ、内緒です」
俺「………………?」
バルクホルン「俺、そろそろ……」
俺「ああ、……よし!行ってくる」
宮藤「行ってらっしゃーい」ノシ
坂本「気を付けろよ〜」ノシ
エーリカ「お菓子お願〜いね〜」ノシ
助手「程々にね〜」ノシ
ブロロロロロ……
92 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:35:08.66 ID:saL/8IHRO
<車中>
俺「あのさー」
バルクホルン「何だ?」
俺「あんたって結構凄かったんだな」
バルクホルン「……いきなりどうした?」
俺「いや、前の模擬戦の事さ」
俺「正直戦う前はナメてたよ。すぐに改めたけどな」
俺「あんた、ただの偉そうな口先だけ舞い上がった奴だと思ってたけどさ、全然違ったよ」
俺「舞い上がっていたのは、どちらかと言うと俺の方だったようだな」
バルクホルン「どうしたんだ俺。おまえらしくもない」
俺「いや、あんたと戦って色々思う事があったんだよ」
俺「ホント……色々な」
バルクホルン「………………」
バルクホルン「何故……今になってそんな事を?」
俺「あれから話す機会も無かったしな。出来れば2人の時に言っときたかった。ただそれだけ」
93 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:38:41.29 ID:saL/8IHRO
――――――――――ローマの町――――――――――
俺「へ〜、すっげ!でかい町だな!」
バルクホルン「俺、ローマは初めてなのか?」
俺「ローマどころか、こんなでかい所自体初めてだ。すげー」
俺「なぁ?あれは何だ?」
バルクホルン「あれは闘技場のようだな。確かコロッセムと言ったか」
俺「じゃああれは?」キッ
バルクホルン「あれは、教会みたいだな」
俺「じゃあ、あれは?」キィッ
バルクホルン「多分、雑貨屋だろう」
俺「沢山色んなものが置いてあるんだろ?後で行ってもいいか?」キキィッ
バルクホルン「いいぞ、用事が終わったらな」
俺「なぁあれは―――」
バルクホルン「た、頼むから運転に集中してくれ、危ない!」
俺「へーい、りょーかい」
94 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:43:02.91 ID:saL/8IHRO
<広場>
バルクホルン「おまえはここで待っていてくれ、用事を済ませてくる」
俺「待ってるだけか?」
バルクホルン「すぐに戻る」
テクテクテク……
俺(これがローマか、でかい街だな……)
俺(俺も昔はこんな街に住んでいたのかね……)
俺「お、あれは……」
――――――――――――――――――――
<広場のすぐ近く>
カールスラント兵「―――こちらになります」
バルクホルン「すまないな、助かる」
バルクホルンはカールスラント兵士から、資料の入った封筒のような物を受け取った
カールスラント兵「…では、私はこれで失礼します」
タッタッタッタッ…
95 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:49:01.07 ID:saL/8IHRO
バルクホルン(資料の受け取りは終わった。後は……)テクテク
バルクホルン(もう1つの用事か。さて、一体どうやって切り出すべきか……)テクテク
俺「お、ホントにすぐ戻ってきたな」
バルクホルン「そう言っただろう?」
俺「そうだな。はい、これ」スッ
バルクホルン「…………クレープ?」
俺「へぇ、クレープって言うんだこれ。いい匂いがするから行ってみたら売ってたんだよ」
俺「ほら、これあんたの分」
バルクホルン「あ、ありがとう……」
俺「そこ座って食べようぜー。立ってんの疲れた」
俺中尉が近くのベンチを指差して言った
バルクホルン「ああ……、そうだな」
バルクホルン(本当に俺はどうしたんだ……?)
96 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:52:59.00 ID:saL/8IHRO
2人はベンチに腰を下ろし、クレープを口にする
俺「すっげー甘えー。でも、これはなかなか……」
バルクホルン(…………美味しい)
俺「そーいや、用事って何だったんだ?」
バルクホルン「……え?」
俺「いや、さっき用事て……」
バルクホルン「あ、ああ。書類の受け取りだ。重要な書類だから、直接手渡しで受け取った」
俺「どんな書類?」
バルクホルン「それは勿論機密事項だ」
俺「ふーん、気になるな……」
バルクホルン(感づかれているのか……?)
俺「………………」パクパク
バルクホルン「………………」パクパク
俺「あぁー、美味しかった」
バルクホルン「ご、ごちそうさま」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 20:54:13.47 ID:PA/31Ut7O
支援!!
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 20:55:13.47 ID:xgHwuECiO
あぁすっごい!もう100なんだ?あぁ〜す
99 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:56:07.57 ID:saL/8IHRO
俺「………………」ジィー
バルクホルン「な、何だ?何故こっちを見つめる?」
バルクホルン(まさか、この書類の内容に気が付いている……?)
俺「いや……、さっきから気になってたんだけどさ、『それ』……」ジィー
バルクホルン「な、何がだ?」(……気付かれた!?)
俺「だから『それ』だよ『それ』。分かってるだろ?」
バルクホルン(今日は何やら俺の様子がおかしいと思っていたが、まさか全部見通してでもいるのか……!?)
バルクホルン(これは……、本当に気付かれている……!?)
俺「だから……ったく、仕方ねーな」ガタン
そう言って俺中尉はバルクホルンの方に身を乗り出した
2人の距離が急速に縮まる
俺中尉はそのままバルクホルンに近づき―――
バルクホルン「ちょ、だっ、駄目だぞ俺中尉!この書類は機密事こ―――」フキッ
バルクホルン「ひゃあっ!?///」
手に持っていたナプキンで、バルクホルンの口元を拭った
バルクホルン「…………え?」
100 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:58:16.94 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「な、な、な何を…」
俺「何って……、口拭いただけだろ。口の周りベッタベタなのに気付いてなかったのか?」
バルクホルン「ああクリームが……、そうか、気が付かなかった」
俺「ふーん、まぁいいや、さっきの雑貨屋行こうぜー」テクテク
バルクホルン「あ、ああ」(私とした事が…、考えすぎだったようだな)
<雑貨屋>
俺「おーっ、色々売ってんだな〜」
俺「あはは、何これ?おもしれ〜」ビヨンビヨン
バルクホルン(ごく普通の雑貨屋だが……)
バルクホルン「俺はこういう店は初めてなのか?」
俺「まぁ、多分そうだなー」
バルクホルン(多分?)
俺「へ〜、服まで売ってんのかー」
バルクホルン「そうだな」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 20:59:51.15 ID:ULmvX5a90
ビヨンビヨン?
まさかこんどーm
102 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 20:59:59.40 ID:saL/8IHRO
俺「おっ、これなんかあんたに似合うんじゃないか?」ヒラヒラヒラ〜ン
バルクホルン「私に?これが……?」
バルクホルン(この前宮藤が、クリスへの土産に買ってきた服じゃないか……)
バルクホルン「わ、私はこういうのは……」
俺「えー?何でだ?似合いそうじゃん」
バルクホルン「いいんだ。こういうのは私の柄じゃない。似合いはしないさ……」
俺「ふーん、あんたが着たら、絶対可愛いと思うんだけどな〜」
バルクホルン「か、か、かか可愛い!?」
バルクホルン「何を言ってるんだ俺!///」
俺「別に思ったままに言っただけだけど?」
バルクホルン「思ったままって……」
バルクホルン(って……何を取り乱してるんだ、私は)
バルクホルン(一体今日の俺はどうしたんだ?何故こうも、今までとまるで態度が違う……?)
俺「あ、すいませーん。この服1つ下さーい」
バルクホルン「……って、買っちゃうのかよ!?」
支援
104 :
>>101エスパーの方ですか?なぜわかったし:2010/11/12(金) 21:06:36.36 ID:saL/8IHRO
俺「いや〜、色々買ったなー。宮藤達の菓子も買えたし。買い物って楽しい事だったんだな」
バルクホルン(いい加減話を繰り出さなければ……。わざわざ俺を付き合わせている意味がない)
俺「おっ、『カフェ・アアッス』…。これがカフェってやつか、少し疲れたし寄ってこうぜー」
バルクホルン「……ああ」
<カフェ・オープンテラス>
ウェイター「お待たせしました」ササッ
俺「来た来た」
バルクホルン(俺の様子もいつもと少し違うし、どうやって切り出したものか……)
俺(テキトーに選んだ割りには、どれもおいしそうだな)パクッ
俺「あ、美味いなコレ」パクパク
バルクホルン「………………」
俺「どうしたんだ?大尉、ボケーッとしちゃってさ」
俺「何か今日はいつもと違って上の空だし、説教の1つも飛んで来ないなんて。一体どう―――」
バルクホルン「誰のせいだ。誰の」
俺「へ?」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 21:08:50.96 ID:azyB67pJP
ちょっと気を抜くとチョコボーイが紛れ込むwwww
106 :
投下速度落ちます:2010/11/12(金) 21:12:23.91 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「私よりもまず貴様だ中尉、一体今日はどうしたんだ?」
俺「……どうって?」
バルクホルン「愚痴の1つも無ければ、文句どころか口答えすらしない」
俺「言えばいいのか?」
バルクホルン「そういう事ではない。つまり、その……」
バルクホルン「…………おまえは、余り私の事を好いていなかった筈だ。」
俺「はい?」
バルクホルン「それなのに今日のおまえは、やけに好意的で、その………少し戸惑ってしまった」
俺「……迷惑だったか?」
バルクホルン「ち、違う。決してそんな事は無い!」
俺「まさか、ずっとそんな事気にしてたのか?」
バルクホルン「あ、ああ」コクリ
俺「ははは」
俺「あっはっはっはっはっはっ」
バルクホルン「中尉……?」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 21:13:29.25 ID:xgHwuECiO
あぁっす!
お客様何にしますぅ〜チョコバナナですねかしこまりましたぁ〜あぁすっごいあぁっす!
109 :
投下速度落ちます:2010/11/12(金) 21:22:22.43 ID:saL/8IHRO
俺「そんな細けー事はいいんだよ。楽しいから楽しい。それだけだよ」
俺「それに俺、別にあんたの事嫌いじゃないし」
バルクホルン「……そうなのか?」
俺「ああ。俺はあんたの事を、どうやら誤解していたみたいでな」
俺「初めて会った時、まぁ……ちょっと嫌な奴の事思い出してさ、あんたの事も、勝手に同類かと思い込んじまった」
バルクホルン「…………そうだったのか」
俺「……………………」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『―――損ないが!何故こうも貴様は―――』
『―――たくなければ私に従え。貴様に――肢など、初めから有りはしな―――』
『まるで自分が――――るかのような物言いだな!消――の分際で!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺「……本当に、何で大尉みたいな御方と、あの野郎とを重ねちまったのかね……。以前の自分を殴りたくなるよ」
バルクホルン(あの野郎……?)
俺(まともな人物判断も出来ないなんて……。あの野郎の事が、トラウマレベルで身に刻まれちまってるってのか……)
俺(くそ…!冗談じゃねぇ)
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 21:23:54.51 ID:ULmvX5a90
支援
wikiから前スレ消えてない?
111 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 21:28:15.45 ID:saL/8IHRO
俺「まぁとにかく?、色々あったって事だよ」
バルクホルン「随分あっさりとまとめたな」
俺「自分の感情なんざ自分でも良くわかんね。わからない物をどうして他人に説明出来るってんだよ」
俺「とにかく、この話はここまでだ。さっさと食べようぜ」モッサモッサ
バルクホルン「ああ……、そうだな」パクパク
バルクホルン(別に嫌われてはなかったのか……)パクパク
――――――――――――――――――――
俺「ごちそうさまー」
バルクホルン「ごちそうさま」
俺「そういや、まだ話を聞いてなかったな」
バルクホルン「え?」
俺「用事っていうか、俺に話があるんだろ?まさか書類を受け取るだけの為に、わざわざ俺を付き合わせるとは思えないしな」
バルクホルン「・・・ああ、その通りだ。今日はおまえに話がある」
バルクホルン「俺、おまえの戦い方だが―――――どうしたんだ?」
俺「…………………」
不意に、俺の動きも反応もなくなってしまった。まるで魂の無い人形のように、店の外を見つめている
112 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 21:31:27.91 ID:saL/8IHRO
バルクホルン(一体何を見ているんだ?)チラッ
バルクホルン「あれは……」
昼下がりの街。天気は快晴
木漏れ日が照らす歩道の上を歩く、2人の男女と1人の子供がいた
恐らくは親子だろう。30代くらいであろう父と母。子供は10歳くらいの男の子か。親子で街に買い物にでも来たのだろう
元気いっぱいにはしゃぐ息子と、それを微笑ましく見守る両親の優しい笑顔が、家族団欒の光景を醸し出している
子供「お父さーん!お母さーん!早くぅ〜、こっちこっち!」
父親「そんなに走ると転んじゃうぞー!」
息子「へーきへーき!…………イダッ!」ステンッ
転んだ息子に母親が駆け寄る
母親「ジャック、大丈夫?」
息子「……うん!これくらいへっちゃらだよ!」
父親「偉いぞジャック。でも、次からはもっと気を付けような」
息子「えへへ〜、ごめんなさい」
母親「よし、良い子ね」ナデナデ
母親が息子の頭を優しく撫でる。何とも微笑ましい光景だ
バルクホルン「……あの親子がどうかしたのか?」
支援だ
114 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 21:38:20.12 ID:saL/8IHRO
ズ キ ン ッ !
俺「うあっ・・・」
ズキン!
ズキン!
ズキン!
バルクホルン「……どうした?俺」
俺「あ、あたまが……痛い…!」
バルクホルン「お、おい!大丈夫か!?」
俺(なんなんだよ……、この頭を刺すような痛みはぁ!!)
(向こうにいる・・・親子見てたら……、急に……頭が……!!くそっ!)
ズキン!!
ズキン!!
ズキン!!
俺「が……ま……」
ズキン!!!
ズキン!!!
ズキン!!!
ズキン!!!
俺(頭が……割れる……っ!!!)
仕事中の逃避エネルギーが扶桑ベースの新たな設定を生み出したんだが
これストパンじゃなくてよくねって感じになってしまった
どうやって絡めるか悩むぜ
116 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 21:46:11.70 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「俺!!」
俺「うっ……、が、はぁ…はぁ…」
突然襲って来た謎の頭痛。頭が割れると思う程の激しい痛み。余りの痛みに気が狂いそうだったが、バルクホルンの呼びかけでギリギリ意識を保つ
バルクホルン「大丈夫か!?」
俺「あ、ああ…。なんとか……うっ」ズキン
俺(まだ痛い……!とにかく、早くここから離れなくては……)ガタンッ
席から立ち上がり、店の外へ出ようとするが―――
俺「と、とにかくここを出よう……あ゙っ」ズキン
バルクホルン「危ないっ!」サッ
頭痛でまともに歩けない。倒れそうになるのを、バルクホルンが抱き止めた
バルクホルン「おい、無理に動くな……!」
俺「ここに居れば……もっと酷くなる気がする。こっから、離れねぇと……」
バルクホルン「……わかった。なら肩を貸そう」
そう言ってバルクホルンは俺に肩を貸す。だいぶ歩くのが楽になった
バルクホルン(・・・軽い!?なんて軽いんだ……!)
支援
グロい表現おk?
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 21:51:53.95 ID:emEsasft0
>>117 おk
たしかもう誰かぐろいの投下したような覚えが・・・
もっさんと幼なじみ設定既出・・・
おkかなあ?
119 :
待機している人います?いるならちょうどいいんでそろそろ区切ります:2010/11/12(金) 21:53:11.52 ID:saL/8IHRO
――――――――――付近の公園――――――――――
俺「そこでいい……、休ませてくれ……」
バルクホルン「わかった」ストン
近くの公園のベンチに2人で腰を掛ける。頭痛はまだ続いていた
俺「はぁ……、はぁ……」
呼吸を整えて、気分を落ち着かせる。ようやく頭痛が止み始め、汗も止まった
俺「……………………」
目を閉じて体の力を抜く。頭痛は更に治まってきた
そのまま体を楽にする。頭痛が完全に止むと同時に、俺は意識を手放した
バルクホルン「……俺?」
バルクホルン(寝てしまったか……)
バルクホルンは俺の寝顔を覗き込む。それは戦闘中の狂気からは想像も出来ない程、穏やかな顔をしていた
バルクホルン(良かった。どうやら治まったようだな)
バルクホルン(こんな寝顔の出来るこいつが、どうして戦闘中は、ああも変わってしまうのだろうか―――俺?)
バルクホルン(……魘されている?)
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 21:55:06.38 ID:TLuCEQ1UO
>>117 さっきアギトがちょっとだけやってたなw
121 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 21:55:09.89 ID:saL/8IHRO
――――――――――――――――――――――――――――――
夢を見た
知らない光景
知らない街
そして、知らない人達
雲一つ無い青空
夏を思わせる温かい日差しと光景、優しい風が体を撫でる
その中で笑う3人の人。恐らくは親子。父と母と息子。息子は10歳くらいか
父親は立派な金髪で、息子も同じく金髪。母親は艶やかな黒髪
幸せそうに街を歩く3人。はしゃぐ息子を優しい眼差しで見守る父と母。溢れ出ている笑顔
(…………何だ?)
(誰なんだ?こいつら)
(これは………………記憶?)
(俺の…………記憶)
(じゃあ、………………あれが、俺の父さんと母さん?と、昔の俺……)
122 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 21:58:17.36 ID:saL/8IHRO
(あれが・・・父さん……、母さん……)
(……あれ?)
父と思わしき男の顔を見る
(この顔……どこかで―――)
<ヴヴゥゥゥゥーーーーーン!!!!!>
(え……?警報?)
慌てふためく周囲の人々。動揺と混乱の声があがる
和やかな日常は一瞬で、非日常にへと塗り替えられた
(何だ……?何が起きている!?)
突如街の上空に、黒い異形の物体が、無数の集団で現れた
(あれは…………ネウロイ!?)
やがてネウロイから、無数の紅い閃光が、雨となって街へと降り注いだ
逃げまどう人々。助けを求める声と悲鳴と断末魔の叫び
その街は一瞬で地獄へと変えられた。逃れられない『死』が、人々を蹂躙していった
そしてそれは―――――、決してあの親子も例外では無かった―――――
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 22:00:00.34 ID:GzBJCbki0
支援!
124 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:00:11.02 ID:saL/8IHRO
(父さんと母さんは…………!?)
夢の中で、父と母を探す。紅い雨は降り注ぎ続け、無数の命が散っていく
(居た!………………!!!!?)
そこに居たのは―――――
呆然と立ち尽くす父
泣きじゃくる昔の自分
そして―――――
―――――無惨な骸へと姿を変えた―――『母』の姿だった――――――――――
(あっ・・・・・・・・、あぁ…………)
(かっ……、かあさ・・・・・・・・あぁ…………)
(うわああああああアアアアアあああああああアっ!!!!)
――――――――――
―――――――
――――
―
バルクホルン「俺!?しっかりしろっ!俺!俺ぇっ!!」
|┃≡
|┃  ̄`ヽ
ガラッ.|┃(ィハ从)i、
.______|┃´・ω・ノ゙` オトーサーン
| と l,)
______.|┃ノーJ_
この姿勢を取ることにより…
,(ゝ、
ー=y; ((ノりヾヽ
\(゚д゚从 キサマハダレダ!>
ノノ| y |\;y=‐
/ \
/~~~~~~~~~/
127 :
待機している人います?いるならここで切りますが:2010/11/12(金) 22:05:47.19 ID:saL/8IHRO
俺「っ!…………」
誰かに呼び掛けられて目を覚ます。すると目の前には、自分の顔を心配そうに上から見つめる、バルクホルンの顔があった
俺「あれ……?俺……」
バルクホルン「大丈夫か?魘されていたぞ」
俺「寝ちまってたのか……」
バルクホルン「そうだ、あの後すぐに…な。頭痛はもう大丈夫なのか?」
俺「ああ、大丈夫だ。問題ない」
バルクホルン「そうか、良かった……」
俺「…………なぁ」
バルクホルン「どうした?」
俺「何で膝枕?」
バルクホルン「お、おまえが辛そうだったから、ついな。……迷惑だったか?」
俺「そんな事は無い、とても快適だ。もうちょっと……このままでもいいか?」
バルクホルン「そ、そうか。良かった。私の膝で良ければ、ゆっくり休んでくれ」クシャッ
俺(頭撫でられた……。・・・・・温かい)
かべえええええええええええええええ
129 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:17:46.31 ID:saL/8IHRO
――――――――――――――――――――
バルクホルン「もういいのか?」
俺「もう大丈夫だ、治まった」スタッ
バルクホルン「そうか」
バルクホルン「……俺」
俺「何だ?」
バルクホルン「何故おまえは、あんな戦い方をするんだ?」
俺「…………あんな戦い方?」
バルクホルン「そうだ。何故おまえは、ああも無謀な戦い方をする?何故、自分の命を粗末にするような戦いをする?」
バルクホルン「あれじゃまるで……、死に急いでいるようだ。いや、むしろ自暴自棄と言うべきか」
俺「…………!」
俺(……鋭いねぇ)
俺「別に……命を粗末にしているつもりは無いさ」
バルクホルン「じゃあ、何故おまえは1人で戦おうとする?」
俺「………………」
バルクホルン「普段は皆と慣れ親しんでいるのに、肝心のネウロイと戦う時には何故1人で戦うんだ?」
バルクホルン「そんなに私達は信用出来ないか?」
支援
131 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:19:30.14 ID:saL/8IHRO
俺「………………」
バルクホルン「答えてくれ、俺」
俺「別に信用していない訳じゃ―――――いや、そうだな。あんたの言うとおりだ」
俺「確かに俺は戦闘中、あんたらの事をまるで信用していない」
バルクホルン「……何故だ?私達じゃ力不足なのか?確かにおまえの装備や実力は強力だが―――」
俺「違うよ、そんなんじゃない」
俺「ていうか、俺に勝ったあんたがそれを言うかね」
バルクホルン「なら、何故だ……?」
俺「…………俺とあんた達は『違う』。それだけだよ」
バルクホルン「……違わないだろ。私達は同じ、501の仲間だ」
俺「仲間、仲間ねぇ……ははっ」
俺はバルクホルンの言葉を、自虐的な笑みを浮かべながら、繰り返す
バルクホルン「……中尉?」
俺「いや、何でもない。…………なぁバルクホルン大尉」
俺「あんたは、何で戦っているんだ?」
クリスゥ!
どこかの誰かの妹のために
前スレwikiにもないな・・・
支援
135 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:24:42.64 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「私の戦う理由か?」
俺「ああ、教えてくれよ」
バルクホルン「……家族や仲間―――そして人々をネウロイから守る事。そして、故郷をネウロイから取り返す事だ」
俺「ははっ、流石は大尉殿。予想以上の模範回答だな、立派な考えをお持ちで」
バルクホルン「……馬鹿にしているのか?」
俺「違う、尊敬しているんだよ」
俺「本当に、心からね」
俺「…………俺なんかとは違う。あんたは立派な人だよ」
俺「本当、俺なんかとは違ってね…………」
バルクホルン「……俺?」
俺「俺には……、何も無いからな」
バルクホルン「俺、何を言って―――」
俺「バルクホルン、俺さぁ―ー―――」
俺「『記憶喪失』なんだよね」
バルクホルン「…!!!」
136 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:31:55.09 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「記憶喪失……!?」
俺「そう、記憶喪失」
呆然とするバルクホルンを見据えたまま、俺は続ける
俺「五年以上前の記憶が全く無し。つまりは生まれてから11歳までの記憶は0っ!」
俺「親の顔も、住んでいた家も、本当の故郷も、友達も、なぁーんにも覚えてないんだな。これが」
バルクホルン「それで何故ウィッチに……?」
俺「答えは簡単さ。気が付いたらなってた」
バルクホルン「何…?」
俺「あー、言い方が悪かったかな?まぁホントの事なんだけどな」
俺「俺、気が付いたら施設のベッドで寝ていてさ」
俺「施設の人が言うには、俺の両親はネウロイに殺られたらしい」
俺「しかも俺の目の前で相当惨たらしく殺されたらしくてさ。そのショックで俺は全ての記憶を失ったんだと」
俺「それからは、まぁ……色々あってだな。それで今はウィッチやってるんだ」
バルクホルン「……色々?」
俺「そう、『色々』」
バルクホルン(また、色々か……)
137 :
レジ袋:2010/11/12(金) 22:32:29.97 ID:ZA7wLyZY0
支援
誰か今の予約状況を教えてくれませんか?
いつもの時間に前1が予約中
後はいないはず
139 :
レジ袋:2010/11/12(金) 22:35:27.93 ID:ZA7wLyZY0
了解しました
140 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:37:18.52 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「……おまえが記憶喪失だと言うのはわかった……。だが、それだけじゃおまえが私達と違うという理由には―――」
俺「それがなるんだよ。俺は『状況』に流されてウィッチになったに過ぎない。だから俺には……あんたみたいに立派な『信念』が無い」
俺「戦えと言われたから戦っているだけ、俺はただの歯車なんだよ」
俺は自虐的な笑みを浮かべながら、語り続けた
バルクホルン「なら……、それなら何故おまえは、ここでテストウィッチなんてやっているんだ?他にも選択肢はあるだろう」
俺「選択肢なんざいつも1つしかねーよ……」ボソッ
バルクホルン「えっ?」(今なんて……)
俺「だから俺は、あんたらとは違う」
俺「俺にとって戦いなんてただ壊すだけ、それだけなんだ」
俺「誰かを守る為の戦いなんて、した事もない。いつも自分を守るので精一杯なんだよ」
バルクホルン「しかしおまえは、カールスラント艦隊を救ったじゃないか」
俺「結果的にはな、あれだって結局は自分を守る為だ」
バルクホルン(…………?)
バルクホルン「……なら」
俺「……?」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 22:42:10.27 ID:ULmvX5a90
俺がかっこよすぎる
142 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:43:16.64 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「なら、これからは守る為に戦えばいい。それだけだろ?」
俺「………………」
バルクホルン「それとも……、他の人間やこの街など、『自分を守る』事以外はどうでもいいか?」
俺「……どうでも良くはないさ。俺だって、罪も無い誰かが傷付けられたりするのは…………好きじゃない」
俺「それに、この街に来たのは初めてだが、俺だってここが無くなってしまったりするのは嫌だ」
バルクホルン「なら簡単だ。守る為に戦えばいい」
バルクホルン「おまえのその気持ちがあるだけで、充分じゃないか?」
俺「無理なんだよ……、俺には。誰かを守る事なんざ……」
バルクホルン「………………」
バルクホルン「……私には、クリスという妹が居るんだ」
俺「…?」
バルクホルン「私の故郷である街は、ネウロイに焼き尽くされてしまった」
バルクホルン「その時にクリスも傷付き、意識が戻らなくなってしまった」
バルクホルン「私は、無力で何も出来なかった自分を呪ったよ。もの凄く後悔もした。どうしてもっと早く助けに行けなかったんだ」
バルクホルン「どうして守ってやれなかったんだ、とな」
143 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:46:16.97 ID:saL/8IHRO
俺「………………」
バルクホルン「それからというもの、私はすっかり自虐と自己嫌悪に陥ってしまってな」
バルクホルン「私にはみんなを守るのは無理だ。私にはただネウロイを倒す事しか出来ない」
俺「………………!」
バルクホルン「クリスはもう目を覚ましてはくれない。クリスの知っている姉は、あの日にもう死んだ」
バルクホルン「私の命など使い捨てでいい!」
俺「っ!そんな事……」
バルクホルン「だがあの時、私は本気でそう思っていた」
バルクホルン「……思い込んでしまっていた」
俺「………………」
バルクホルン「そんな愚かな事を考えながら戦っていたんだ。当然長くは保たない」
バルクホルン「私はネウロイに隙を突かれ、撃墜されてしまったんだ」
俺「あんた程のウィッチが……?」
バルクホルン「ああ」
俺(……そこまで思い悩んでたのか)
前スレdat上げた
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 22:50:33.73 ID:ULmvX5a90
148 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:50:41.20 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「だが、傷付いた私を、宮藤が救ってくれた」
俺「あいつが……」
バルクホルン「そしてもう一度決心した。もう傷付けさせたりはしない。今度こそ、守ってみせると」
俺「守って……みせる……」
バルクホルン「その後、ミーナに怒られてしまったよ」
バルクホルン「『何をやっているのあなたは』、『私達は家族でしょ』、『みんなの為にも死に急がないで』」
バルクホルン「私は後ろ向きに考えているうちに、そんな大切な事も忘れてしまっていたんだ」
俺「……妹はどうなったんだ?」
バルクホルン「無事に目を覚ましてくれたよ」
バルクホルン「そしてクリスの笑顔を見て思ったよ。 完全に諦めてしまわないで良かった。そしてこれからも、この笑顔やみんなを守る為に戦おう、と」
俺「……妹さん、目を覚ましてくれたんだな。良かった」
俺「でも、何故俺にその話を……?」
バルクホルン「……おまえが、何故ウィッチとして戦わなくてはいけないのか、私にはわからない」
バルクホルン「『色々』や『状況』など、おまえは肝心な事を何も話してくれないしな」
俺「………………」
150 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:53:26.64 ID:saL/8IHRO
バルクホルン「だからおまえが何故そんなに、戦いに対して卑屈な理由もわからない」
バルクホルン「だがこれだけは言っておくぞ」
バルクホルン「自分の命を粗末にするような戦い方はもうやめろ」
バルクホルン「その感情に身を任せてはいけないんだ。いつか、取り返しのつかない事になる」
バルクホルン「おまえは以前の私と同じだ」
俺「ち、違う……」
バルクホルン「違わない。自分の命など顧みず、歯車として―――使い捨ての道具のように『思い込んで』戦い続ける」
バルクホルン「でも、それじゃあ駄目なんだ!その感情に身を任せては!」
バルクホルン「いつか……、取り返しのつかない事になってしまう」
バルクホルン「そして忘れないでくれ」
バルクホルン「おまえは、1人じゃないという事を」
俺「1人じゃ…、ない……」
バルクホルン「そうだ。おまえはもう、私達の家族なんだ」
俺(! 家族……、家族か…………)
バルクホルン「私達12人で501―――ストライクウィッチーズなんだ!」
俺「………………!!!」
>>150 うわぁぁぁ書き溜め難航してるうちに台詞を取られてしまったぁぁぁ
153 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 22:58:34.51 ID:saL/8IHRO
俺「はは、ははは…………」
俺は力のない笑い声を浮かべ、片手で目尻を抑え、下を向く
俺(何を言っているんだこいつは……)
俺(『使い捨ての道具のように思い込む』と、『使い捨ての道具』とじゃ、天と地程の差があんだろ……)
俺(守る……?俺が……?)
俺(そんな事…………)
俺(でも…………)
俺「俺にも……」
バルクホルン「ん?」
俺「俺にも……、出来ると思うか?誰かを……守る事……」
バルクホルン「当たり前だ。おまえと私達は同じなのだからな」
俺「………………」
俺は何も答えなかった。目尻を押さえたまま、上を向いている
バルクホルンの位置から俺の目元は見えなかったが、それでも俺は、声を出さずに泣いているようだった
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 22:58:45.85 ID:ULmvX5a90
>>151 「私達12人で501―――ストライクウィッチーズなんだ!」
>>154 それ系なら今までも何回かあったような気がするが‥‥
156 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 23:04:49.25 ID:saL/8IHRO
――――――――――――――――――――
俺「………………ははっ」
俺「あんたには敵わないな……、模擬戦でも……今も、な」
俺「本当……敵わねぇよ」
バルクホルン「そうか?」
俺「ああ」
俺「でも……ありがとうな」
バルクホルン「おまえが私に礼を言うなんて、初めてじゃないか?」
俺「そうか?…………そうかもな」
バルクホルン「そうだ、おまえは愚痴の1つでもこぼしている方が似合っているぞ」
俺「あんたこそ、説教の1つでもしてる方が似合ってるぜ」
バルクホルン「今したばかりだろ?」
俺「……そうだったな」
バルクホルン「ふふっ」
俺「ははっ」
俺(俺でも……、誰かを守る事が出来るのかな・・・)
157 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 23:12:23.83 ID:saL/8IHRO
《できねぇよ》
《だってそうだろ?》
《自分の命を守るので精一杯なおまえが、誰かの為に戦えるか?》
《できねぇよな?》
《何人間みたいな事言ってんの?》
《おまえはあいつらとは違う》
《化け物。いや、ただの道具じゃねぇか》
《おまえには誰も 救え な い 》
俺(俺は・・・)
ヴヴゥゥゥゥーーーーーン!!!!!
俺「!?」
バルクホルン「警報!?まさか……ネウロイか!」
俺「…………ネウロイ!」
夕闇に照らされて不気味に光るローマの街に、招かざる客の来訪を知らせる警報が鳴り響いた
続く
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 23:13:10.74 ID:cDN9tsXR0
乙乙
乙
乙
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 23:17:39.64 ID:lUqbrBE20
乙
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 23:19:22.31 ID:Ke+bS7gbO
乙
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 23:20:44.63 ID:ULmvX5a90
乙
164 :
-Prototype-試作品-6話:2010/11/12(金) 23:21:07.92 ID:saL/8IHRO
はい、6話終了です。長々とすまん!
分割しようとも思ったが、人少なかったんでいいかなと思って
ようやく話が最初の山場かな次回
支援や読んでくれた人どうもありがとう
>>151 まじっすか、スマン
…ちなみにどの台詞?
一応久々にプロフィール置いときます。wikiと同じだけど。ステータスは割愛
一種のトラウマ(?)により、頭ごなしに他人に命令される事を何よりも嫌う。軍人には向いていないのは自負している。
気さくな性格であり、階級を全く気にせずに接する為、打ち解けるのは早い
だが戦闘時には、仲間との間に一線を引いており、心の奥底ではまるで信頼しきれていない。戦闘中には凶暴化する?
色々と謎が多く、その深層心理を知る者はいない
試作型新兵器のテストウィッチとして501にやって来たが・・・?
運動はまるで駄目、体力、筋力とともに芳佳以下だが、試作型のテストウィッチに抜擢されるだけのことはあり、ストライカーを履くとかなり優秀
バルクホルン曰く、「戦法だけはまるでなっちゃいないが、動きと反応は本物であり、射撃も非常に正確」らしい
固有魔法である魔法力の高威力変換は、物体に魔力を込める事によりそれを武器とする事が出来る。ピーナッツで石壁に穴を開ける事も可能
物体は武器になるが、耐久力を超えると朽ち果ててしまう。主な使い方は手に持っている武器の威力を著しく上昇させる。専用の装備を使う時、その真価を発揮する。
詳細は随時追加予定
>>164 たぶんお姉ちゃんの決め台詞だろう
使いやすくてパワーのある言葉だからなw
出番だ!前1!
167 :
試作品:2010/11/12(金) 23:31:05.17 ID:saL/8IHRO
>>165 なるほど、でも本編から引用しただけ何だけどね
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 23:32:48.32 ID:GzBJCbki0
まだ一回も戦闘してないのに160kbいってしまった
はやくネウロイをださないと・・・みんなとほのぼのやってる場合じゃねえ!
おつだ
169 :
前1:2010/11/12(金) 23:38:16.38 ID:DHT6mJ34O
30分後に
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 23:41:13.58 ID:cDN9tsXR0
この30分は壁を用意せよということか
壁?
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 23:48:32.16 ID:lUqbrBE20
短編だよ!暇つぶしに
今、私は危機的状況に陥っている。「ねぇ、シャーリー教えてよ〜」好奇心旺盛
なルッキーニは、目を輝かせながら私に質問してくる。「私は、わからないな…
」こう答えるしかない。だって、質問の内容が…
「赤ちゃんは、どうやって出来るの?」
無理だ。絶対答えられない!まだ、教えるには早過ぎる!ていうか、こういうの
は成長と共に知っていくものなんじゃないか?
私が、この…なんというか…不純異性交遊で赤ちゃんができると知ったのは、結
構最近だ。いつものように、ストライカーをハンガーで整備してたんだ。そした
ら、近くに本が落ちていたんだ。興味本位で拾って見ようとした。表紙はなんと
もなかったんだけど、開いたら…衝撃的だった。裸の女と裸の男が抱き合ってい
た。心臓のドクドクという音が大きくなっていくと同時に顔が真っ赤になってい
くのがわかった。本を閉じようとしたけど、動物的本能のせいか見入ってしまっ
た。私は、16歳で初めて赤ちゃんの作り方を知った。周りからみたら少し遅いの
だろう。
「シャーリーも知らないのか〜、ミーナ隊長も知らなかったし、エイラもそうだ
った」ルッキーニは無邪気につぶやいた。「坂本少佐に聞いてみようかな〜」「
それは、ダメだ!!」私は思った。少佐なら本当のことを言うと。「えぇ〜なん
で〜?」「ほ、ほら少佐は訓練とかで忙しいから…」こういう言い訳が精一杯だ
。「あ、そうか〜」よかった、言い訳は通じたみたいだ。私は、この状況を打開
するために
「ルッキーニ、一緒に買い物にいかないか?」と物で釣ろうとした。「行く!行
く!」ひとまずごまかせた。
この先また聞かれたらどうしようと考えながら、ルッキーニと一緒に愛用のバイ
クで街に向かった。
明日の1930時以降に前スレ
>>569の大幅改訂版投下するがおk?
ってか跡形もない程改めた。
OK牧師
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/12(金) 23:59:21.05 ID:OZY4WAOw0
176 :
前1:2010/11/13(土) 00:06:59.18 ID:DHT6mJ34O
もう少し時間をくれ
今日の分の話が思い付かん…
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 00:11:03.87 ID:WKy9r0Dy0
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 00:12:01.96 ID:wKrtMkp3O
ゆっくり考えて大丈夫さぁ〜。
前1か・・・待っているぞ・・・
おれは・・・書き溜めを・・・日本酒うまかった、ばたん
ボトムズみつつフォールアウトやりながらイチャイチャ妄想書き溜め
……やっぱ無理か
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 00:24:00.31 ID:ftNjtabiO
なんか全然書けない時とバリバリ書ける時があるよな
何なんだあの現象は
183 :
前1:2010/11/13(土) 00:28:12.24 ID:EE9RsuCDO
前スレ
>>760から
―翌朝・ベッド―
エーリカ「男〜」ムニャムニャ
エーリカ「ん〜」
だきっ
男「ぐあああああああああ」
バタバタバタバタ
ミーナ「今のは何!?」
ゲルト「どうしたんだ!?」
ミーナ「開けるわよ!」
ガチャ
男「がはぁ」
エーリカ「Zzz」
ゲルト「どうしたんだ男!?」
男「痛い…助けてくれ…」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 00:30:59.60 ID:Q/N8XVso0
DSのとあるゲームの主人公が能力的にストパンとマッチするなと思って
設定を書き連ねてみた。
ウィッチと契約することにより高い威力の攻撃が可能
契約したウィッチの固有魔法を本人ほどではないが使える
基本的な固有魔法は自身の回復
うん、どこかで見たな、絶対。
ちなみにこのゲーム、魔法で筋力を強化しているキャラがいる。
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 00:33:29.06 ID:yCvC/nH6O
自分もなかなか書き溜めがすすまないのでニューベガスのカジノに入り浸りだよ。
バレットウィッチな俺
を書く猛者はおらんのか
188 :
前1:2010/11/13(土) 00:38:19.75 ID:EE9RsuCDO
ミーナ「トゥルーデ!宮藤さんを!」
ゲルト「ああ!」タッタッタッタ
ミーナ「どこが痛いの!?」
ミーナ(確か彼は人工ウィッチ…)
エーリカ「お菓子〜」ムニャムニャ
ぎゅう〜
男「ぐはっ…エーリカ…離れ…ろ…」
ミーナ(もしかして大変な事が起きたんじゃ…)
ミーナ「あぁ…どうしましょう…」
男「ぐああッ!」
ミーナ「い、今フラウを起こすわ!すぐ宮藤さんも来るから!」
バレットウィッチ知らないからググってみた
めちゃくちゃ面白そうだな。でも箱○持ってないんだよね
190 :
前1:2010/11/13(土) 00:47:47.34 ID:EE9RsuCDO
ゲルト「宮藤を連れてきたぞ!」
芳佳「男さん!」
ミーナ「宮藤さん!治癒魔法を!」
芳佳「はい!」ヒョコ
ミーナ「トゥルーデは私とフラウをどけるわよ!」
エーリカ「Zzz」
ゲルト「ハルトマン起きろ!」
エーリカ「…んん、あと50分〜」
ゲルト「ふざけてる場合じゃない!」
エーリカ「…男〜キスして〜」ムニャムニャ
ゲルト「その男が大変なことになってるんだぞ!」
エーリカ「え!」パチ
191 :
前1:2010/11/13(土) 00:55:36.18 ID:EE9RsuCDO
ガバッ
エーリカ「男ッ!?」
男「ん?なんだ?」
ミーナ「え?」
ゲルト「は?」
宮藤「へ?」
エーリカ「あれ?なんともないじゃん」
男「あ、宮藤ありがとうもう大丈夫だ」
ミーナ「どういうこと?あなたあんなに苦しんで…」
男「ああ、日焼けが…ね」
男「エーリカに抱きつかれて痛かったんだ」
ミーナ「心配したじゃない!」
男「すまんな」
支援
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:03:57.66 ID:xrzbTkea0
しえーん!
194 :
前1:2010/11/13(土) 01:04:26.38 ID:EE9RsuCDO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
エーリカ「あーあ、もう少し寝れたのに」
男「早起きもいいことあるぞ」
エーリカ「例えば?」
男「朝食まで時間があるからこんなことが出来る」
チュッ
チュパ…
エーリカ「んっ…」
チュッ
ピチャ
ピチャッ
男「な?」
エーリカ「早起きもいいかもね///」
ギュッ
チュパ…
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:08:51.39 ID:wKrtMkp3O
油断してたらこれだよ!!
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:10:18.91 ID:xrzbTkea0
うわあああああああああ!!!!
壁殴り、早く!俺の拳が砕ける前にィ!!!
197 :
前1:2010/11/13(土) 01:12:34.59 ID:EE9RsuCDO
―昼・食堂―
芳佳「あれ?バルクホルンさんどうしたんですか?」
ゲルト「宮藤か。ケーキを作ってるんだ」
芳佳「バルクホルンさんがお菓子作りなんて珍しいですね」
ゲルト「あんまりやったことないんだがな」
ゲルト「このレシピ通りやればなんとかなるだろう」
芳佳「私手伝いましょうか?」
ゲルト「いや、1人で作りたいんだ」
ゲルト「あいつの為に…///」ゴニョゴニョ
芳佳「?」
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:19:14.69 ID:e4+k1z8uO
あんなに変態だったお姉ちゃんがこんなに可愛くなるなんて……
くそっ壁殴っちまった
199 :
前1:2010/11/13(土) 01:19:34.84 ID:EE9RsuCDO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ゲルト「できた」
ルッキ「あーケーキ!ちょうだい!」
ゲルト「すまないが駄目だ」
ルッキ「えー!ケチー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
コンコン
ゲルト「おれ、ケーキを焼いたんだ///食べないか?」
ガチャ
おれ「ケーキですか!」
ゲルト「ああ///」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:23:55.29 ID:wKrtMkp3O
・・・・・・俺もケーキが食べたいぜ(チラッ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:25:59.37 ID:WKy9r0Dy0
俺も(チラッ
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:26:25.25 ID:ZaV405RmO
ちくしょう!666ばっかり!666ばっかり!
うわーん!
203 :
前1:2010/11/13(土) 01:27:25.68 ID:EE9RsuCDO
―廊下―
おれ「バルクホルンさんはお菓子つくるの好きなんですか?」
ゲルト「いや、あまりやらないんだが」
ゲルト「その…///」
―ゲルト脳内―
ゲルト「お前が好きだから一緒懸命作ったんだ!」
おれ「なんて家庭的なんだ!」
おれ「僕と結婚してください!」
ゲルト「私で良ければ是非///」
チュッ
―現実―
ゲルト(これだ!)
204 :
前1:2010/11/13(土) 01:35:04.36 ID:EE9RsuCDO
ゲルト「お、おま、お前///」
ウゥゥゥゥゥゥゥゥ
おれ「ネウロイです!行きましょう!」ダッ
ゲルト「え?あ、ああ!」
タッタッタ
ゲルト(ネウロイめ!邪魔を!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―ハンガー―
メガネ「他のみんなはどうしたんだ!?」
ペリーヌ「少なくありませんこと!?」
刀語はじまた
ラブシーン書くのに、盛り上がりそうなオススメの曲ないかな?
酒の力だけじゃ乗り切れない
207 :
前1:2010/11/13(土) 01:42:08.42 ID:EE9RsuCDO
ミーナ「美緒は謹慎中」
ミーナ「シャーリーさんとキ84さんは休暇」
ミーナ「フラウ達は…お楽しみ中ね…」
芳佳「そういえばさっきルッキーニちゃんがお腹痛いってトイレに!」
弟「早く行こうよ!」
ミーナ「ええ、そうね!出撃します!」
ブォーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:44:54.58 ID:DHZI2w/H0
なにがお楽しみじゃあああああああ
うわあああああああああああああああああ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:49:05.76 ID:wKrtMkp3O
ネウロイさんッ!!
やってしまいなさいッ!!
210 :
前1:2010/11/13(土) 01:50:06.98 ID:EE9RsuCDO
―空―
ミーナ「アレね」
ミーナ「攻撃開始!」
おれ「あたれー」
ダダダダダダダダダ
弟「結構固いよ!」
メガネ「今使えそうな固有魔法は…」
メガネ(くそっ!このメンバーじゃ!)
ブォン
メガネ「え?」
ゲルト「ネ〜ウ〜ロ〜イ〜ッ!!」
バラララララ バラララララ
ドカン ドカン
ドガアアアアン
211 :
前1:2010/11/13(土) 01:56:32.46 ID:EE9RsuCDO
ゲルト「リーネ!今だッ!」
リーネ「え?は、はい!」
ガシャ ドォン
パリィン
ゲルト「早く帰投するぞミーナ!」
ミーナ「え、ええ…全機帰投します」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―基地―
ゲルト「おれ!ケーキ食べよう!///」
ガシッ
グイッ
おれ「は、はい」
おれ「あの…手///」
ゲルト「え?…あ!」パッ
ゲルト「す、すまん///」カァァ
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 01:58:57.72 ID:ipkaRelHO
お姉ちゃんが俺に夢中だよ、全くかわいい子だなでなで
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:00:37.01 ID:wKrtMkp3O
そんな・・・・・・俺の希望だったネウロイさんが、たったの2スレで・・・・・・
214 :
前1:2010/11/13(土) 02:01:10.01 ID:EE9RsuCDO
おれ「い、いえ///」
ゲルト「///(手握っちゃった!)」
ゲルト(うう///)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―食堂―
ゲルト「な、ない…」
ゲルト「ケーキが…」
リーネ「あ、あのバルクホルンさん」
リーネ「出撃前にルッキーニちゃんがケーキ食べてましたけどもしかして…」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:02:38.93 ID:DHZI2w/H0
お姉ちゃんがどこの馬の骨とも知らない俺に……うぎぎぎぎ
216 :
前1:2010/11/13(土) 02:06:46.26 ID:EE9RsuCDO
ゲルト「そんな…」
おれ「また作ってください。楽しみにしてますから」
おれ「ね?」
ゲルト「ああ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―トイレ―
ルッキ「う、うじゅー」
ルッキ「お腹がイタイよー」
ルッキ「うぐっ…ひぐっ…」
ルッキ「助けて…シャーリー…」
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:09:38.81 ID:EzUUcyKD0
おはよう
今日の夜にはアフリカ物の新作投下できると思うけど空いてるかな?
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:13:39.74 ID:nCeeK17aO
今のところ
>>173しかいないから大丈夫じゃない?
土曜日だから混むかもしれないけど……
219 :
前1:2010/11/13(土) 02:14:22.65 ID:EE9RsuCDO
―別の日―
ミーナ「はぁ…疲れたわ」
ミーナ「お風呂にでも行こうかしら」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ミーナ「いい湯だったわ」
ミーナ「でもまだ疲れが取れないわね」
ミーナ「やっぱりマッサージ機買おうかしら」
おれ「あ!ミーナさん」
ミーナ「あら」
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:15:56.53 ID:eE+JuoGVO
ミーナさんがたぶん一番いい匂いがするんだろうな。
シャーリーはオイルのせいで臭そうだし、
もっさんは汗のせいでおっさんみたいな臭いがしそうだし、
エーリカは体と服と口からゴミの臭いがしそう。
トゥルーデもエーリカのせいで服に悪臭がついてそう。
リーネとサーニャからはなんとなくおばあちゃんの部屋の匂いがしそう。
221 :
前1:2010/11/13(土) 02:21:06.19 ID:EE9RsuCDO
―ミーナ部屋前―
ゲルト「ミーn」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミーナ「ああっ」
ミーナ「そこよ」
おれ「ここですか」
ミーナ「ええ」
おれ「どうですか?」
ミーナ「すごくいいわ〜」
おれ「ここはどうです?」
ミーナ「あっ…いい…」
ミーナ「もっとお願い…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゲルト「なっ、なっ、なっ!」
ゲルト「そんな…おれが…ミーナと…」
222 :
レジ袋:2010/11/13(土) 02:21:56.82 ID:8debrQ+A0
詰まった・・・固有魔法って物語の中ではっきりさせたほうがいいのかな
支援
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:22:42.92 ID:DHZI2w/H0
224 :
前1:2010/11/13(土) 02:31:41.89 ID:EE9RsuCDO
ゲルト(よく考えればおれはみんなと仲がいい…)
ゲルト(私だけ特別って訳じゃないんだ…)
ゲルト(ミーナだって独り身だ。おれを狙ってても不思議じゃない…)
ゲルト(ミーナは大切な友人だ。私はどうすればいい…)
ガチャ
ゲルト「!」
おれ「あ!バルクホルンさん」
ミーナ「あらトゥルーデどうしたの?」
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:35:30.16 ID:WKy9r0Dy0
俺も独り身だ・・・だれかが狙っていても不思議じゃない・・・
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:36:37.52 ID:ipkaRelHO
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:37:10.08 ID:wKrtMkp3O
>>222 こう、レジ袋をネウロイさんに被せて窒息死させたり、袋を膨らませてパァーン!!したりする能力・・・・・・てのは冗談で。
あえてはっきりさせないってのも良いかもね
228 :
前1:2010/11/13(土) 02:37:11.53 ID:EE9RsuCDO
ゲルト「いや…その二人がそういう仲だとは知らなくて…」
ミーナ「何を言ってるの?トゥルーデ」
ゲルト「だって今…」
ミーナ「おれさんにマッサージしてもらってただけよ?」
おれ「そうですよ?」
ゲルト「本当か?」
おれ「ええ。バルクホルンさんもどうですか?」
ゲルト「!」
ミーナ「(チャンスよトゥルーデ。二人の仲を深めなさい)」
229 :
レジ袋:2010/11/13(土) 02:40:22.89 ID:8debrQ+A0
>>227 レジ袋かぶせてパァーン!はネタとして考えてたwww
というのはさておき、一応設定では決めてあるんだけど、
それを物語上で説明するかどうか迷ってた。
で、考えた結果、はっきりさせないという結論に至った。
支援
230 :
前1:2010/11/13(土) 02:44:18.70 ID:EE9RsuCDO
ゲルト「えっと…」
ミーナ「(トゥルーデは彼のこと好きなんでしょ?)」
ゲルト「(ああ///)」
ミーナ「(ならしっかりしなさい)」
ミーナ「(応援してるわよ)」
ゲルト「おれ!わ、私にも頼む」
おれ「わかりました」
ゲルト「わ、私の部屋に行こう!」
おれ「はい」
ゲルト(私の部屋でおれと2人きり///)
ゲルト「♪///」
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 02:45:10.77 ID:DHZI2w/H0
うごごごごごご
232 :
もっさんと幼馴染みの俺:2010/11/13(土) 02:46:53.80 ID:wKrtMkp3O
>>229 ふむ、結果が出て良かったよ。
俺は貴方の作品も楽しみにしてるからさ、頑張ってね!!
さて、俺も書き溜めしてくるか!!
そして支援!!
233 :
前1:2010/11/13(土) 02:52:09.17 ID:EE9RsuCDO
―ゲルト部屋―
おれ「痛かったらいってください」
ゲルト(痛くてもいいぞ///)
ゲルト「あっ…」
ゲルト「なかなか気持ちいいな…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ゲルト「また頼む」
おれ「いつでもどうぞ」
ゲルト「なあ」
おれ「はい?」
ゲルト「別に用が無くても私の部屋に遊びにきてくれてもいいからな///」
おれ「はい」
234 :
前1:2010/11/13(土) 02:58:43.99 ID:EE9RsuCDO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
おれ「何かすることないかなー」
おれ「あ!エイラさん」
エイラ「ナンダ?」
おれ「よかったらお話しませんか?」
エイラ「ナンでだヨ」
おれ「たまにエイラさん、凄く寂しそうな顔するから…」
エイラ「オマエに関係ないダロ」
おれ「関係あります!エイラさんは仲間です!」
おれ「仲間が何か困ってるなら力になりたいんです!」
235 :
前1:2010/11/13(土) 03:04:14.29 ID:EE9RsuCDO
おれ「よかったら俺に話してください!」
おれ「少しでも気分が晴れるかもしれません!」
おれ「それに俺に出来ることなら何でもします!」
エイラ「お、オウ…」
エイラ「でも今日はいいヨ」
エイラ「また今度頼むナ」
おれ「はい!いつでも待ってます!」
エイラ「ああ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 03:04:45.07 ID:EzUUcyKD0
支援!しえん!
237 :
前1:2010/11/13(土) 03:12:19.41 ID:EE9RsuCDO
―翌日―
おれ「あ!エイラさんおはようございます」
エイラ「ああ、おはよう」
―次の日―
おれ「エイラさん!」
エイラ「ああ」
―またまた次の日―
おれ「あ!エイラさん」
エイラ「オウ」
―数日後―
エイラ「よう、おれ」
おれ「エイラさん!」
ゲルト「おい!おれ」
おれ「はい?」
238 :
前1:2010/11/13(土) 03:16:00.98 ID:EE9RsuCDO
ゲルト「ちょっと来てくれ」
おれ「はい!」
エイラ「あ…」
エイラ「行っちゃっタ…」
エイラ(大尉とあんなに嬉しそうに…)
エイラ(ナンダこの気持ち)
エイラ(もしかしてワタシ…)
エイラ(アイツのことが…)
エイラ(おれ…)
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 03:18:57.67 ID:WKy9r0Dy0
サンダーヘッドォォォォ!
支援
240 :
前1:2010/11/13(土) 03:22:01.77 ID:EE9RsuCDO
エイラ(いや、ダメだ)
エイラ(ワタシには婚約者が…)
エイラ(でも生きてるかどうかさえ…)
エイラ(浮気…になるのカ?)
エイラ(うーむ…)
エイラ(ブンブン!)
エイラ(しっかりしろワタシ!)
エイラ(アイツを信じて待つんダロ?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
241 :
前1:2010/11/13(土) 03:29:04.77 ID:EE9RsuCDO
―翌日―
エイラ「なあ、おれ」
おれ「何ですか?」
エイラ「婚約者が戦死した女が居るとする」
エイラ「その女に好きな人が出来たらどうなるんダ?」
エイラ「浮気カ?」
おれ「うーん…」
おれ「俺が戦死した婚約者なら彼女には幸せになって欲しいと思いますね」
おれ「新しい男を好きになっても構わないです」
エイラ「そうカ!そうだよナ!」
242 :
前1:2010/11/13(土) 03:33:10.96 ID:EE9RsuCDO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
エイラ(ワタシの幸せをアイツも望んでるんダ)
エイラ(浮気じゃないんダ)
エイラ(別に好きになってもいいんダ)
サーニャ「どうしたのエイラ?」
エイラ「ちょっとナ♪」
サーニャ「?」
エイラ「フフン♪フフン♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 03:34:51.65 ID:DHZI2w/H0
おればっかり!おればっかり!どういうことだー!
244 :
前1:2010/11/13(土) 03:35:11.38 ID:EE9RsuCDO
ここまで
なんかえらいことになったかも…
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 03:36:34.52 ID:WKy9r0Dy0
このおれの元ねたがわからないぜ・・・
まぁ乙だ!
ちょっとえらいことになってきたが、俺は・・・エイラをしんじるぜ!
次回も楽しみにしてるよ〜
乙
今日朝から予定入ってるのに結局こんな時間まで起きてしまった・・・
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 03:39:16.57 ID:zhQ+8DFC0
乙
先が楽しみな展開だ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 03:53:40.55 ID:YvyW7UFu0
だれか宮藤少佐のSS書いて下さい
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 05:02:19.25 ID:n+i2BDpZO
NTRとかマジ勘弁
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 05:24:34.70 ID:nCeeK17aO
禿同
漏れ「ついに宮藤も少佐か」
宮藤「えぇ」
漏れ「何か買ってやろうか?」
宮藤「では、反動の少ない30mm速射砲を」
漏れ「はい無理」
宮藤「…」
漏れ「この事、元501の皆は知ってるのか?」
宮藤「一応、文通はしております」
漏れ「ならいいが」
漏れ「皆、今どうしてるんだ?」
宮藤「アガリ組は各隊の教育係、現魔女組はそれぞれの部隊で奮闘していると」
漏れ「手紙が?」
宮藤「えぇ。しかし、最新のものでも半年程遅れていますが」
漏れ「激戦地に行ってる…んだったか」
宮藤「あの程度、生温いです」
宮藤「血沸き肉踊る、地獄であり天国のような毎日」
宮藤「それこそ激戦地です」
漏れ「…変わったな、宮藤」
宮藤「そうですか、自分ではあまり」
漏れ「お前は変わったよ宮藤、昔のお前はもっとー」
宮藤「昔?はっ、この現実を見て言って下さい。逃げる場所などありません」
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 06:21:15.86 ID:ipkaRelHO
あぁっす
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 06:24:33.20 ID:EzUUcyKD0
なにこの宮藤カッコイイ
漏れ「時には現実から逃げなきゃやってられんだろ?」
宮藤「それこそが甘えです。この話も、勲章も、階級も、休息も、全てが甘え」
宮藤「暇が有れば訓練…そして物を食べる」
宮藤「本来魔女とは戦うもの、これこそが魔女の生き様であります」
漏れ「まぁどうこうは言わないが、寝てるのか?」
宮藤「敵を撃破し、帰還時に」
漏れ「ほほぁ!凄い器用だなぁwww」
宮藤「…」
漏れ「いやすまん」
宮藤「そろそろ訓練をしたいのですが」
漏れ「言ってる側から準備するなよ…まぁいいけどさぁ…」
宮藤「…」
漏れ「体、傷だらけだな」
宮藤「治す時間が惜しいので」
漏れ「そうか…」
宮藤「では、訓練に行って参ります。閣下」
漏れ「ん、頑張れよ」
漏れ「宮藤…」
漏れ「みっちゃんが逝ってから変わったなぁ…」
漏れ「ちょっとえっちで優しい宮藤もあっち側にいってしまったんだろうか…?」
漏れ「あー、目から鼻水でるー」
モブ「閣下」
漏れ「うん、分かってる。これ以上急かすと殺すからな」
モブ「! しっ、失礼しました!」
漏れ「あーもー宮藤がネウロイになる前に消すとかアホかと…」
どうやら漏れの邪気眼が出ちまったようだ!
皆離れろ!漏れは寝るぞッ!!
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 06:41:50.13 ID:EzUUcyKD0
>>257 一枚目、カラー版あったのかよ亜音速で保存した
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 06:45:09.70 ID:EzUUcyKD0
>>259 こんなの見せられたらそりゃな!
起きすぎは舌ピリピリだし夢でナデナデただいまシャーリーたん
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 07:24:53.21 ID:ipkaRelHO
今、前スレの
>>850の続きちょっとだけ投下するよ?
いいよね!!
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 07:38:48.69 ID:ipkaRelHO
あぁっす!いいよ!ねぇねぇじゃあさ、チョコボーイも支援していい?チョコボーイも最後まで一緒に支援していい?じゃあいくよ?ほらいくよ?一緒にいくよ?ああぁぁぁぁっす
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 07:39:22.32 ID:WpSbsPK6O
否定する理由はない、やりたまえ
俺「そういえばエイラは占いが出来るんだっけか?」
エイラ「タロット占いダケドナ!」
エイラ「ナンダ?占ってホシイノカ?」
俺「おっいいのか?」
エイラ「一回ダケダカンナー」
エイラ「それじゃ私の部屋にイクゾ」
エイラの部屋
エイラ「で、何を占ウンダ?」
俺「んー…俺とサーニャの仲を」
エイラ「ナ、ナ、ナンデソンナコト!?」
俺「えっ?いや〜深い理由はないけど」
俺「この世界に来て初めてあったのがサーニャだったからな」
俺「運命の赤いなんたらがあるのかな〜?みたいな」
エイラ「ソンナ占い却下ダ却下!!!」
俺「おいおいそりゃないよ」
エイラ「ウ、ウルサイ!!駄目なもんは駄目ダッ!!!」
俺「ん〜じゃあ俺がこの先この部隊のウィッチで上手くやっていけるかどうかは?」
エイラ「それならOKダ!」ペラッ
俺「即答かい…」
エイラ「ンーイインジャナイノカ?まぁまぁ良い結果ダゾ!」
俺「そうか。それじゃお邪魔して悪かったな」
俺「占ってくれてありがとな!」
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 07:41:51.35 ID:ipkaRelHO
あぁすっごい!部屋でいっていいんだね
俺「あ!あと」
エイラ「ナンダヨー。マダナニカアンノカー?」
俺「早いとこサーニャに自分の気持ち伝えた方がいいんじゃないのか?」
俺「早くしないと誰かに取られちゃうかもしれないぞ?」
エイラ「!!!ダ、ダレカッテ誰ダヨ」
俺「ん〜宮藤とかー俺とか?」
エイラ「ナ、ナニイッテンダー!!!」
俺「ははっ!冗談だって。それじゃ」
バタン
エイラ「ナンナンダヨー俺はー」
エイラ「(サーニャと俺…)」ペラッ
エイラ「………」
またとある休日、朝
俺「あぁ〜。朝練後の風呂は気持ちよかった」ホカホカ
テクテク
バルクホルン「起きろおおおおおおお!!!」
俺「あっ、大尉の声だ」
俺「またエーリカの事で怒ってんのか」
コンコン
俺「大尉?」
ガチャ
バルクホルン「中尉か。何か用か?」
俺「いや、たまたま通り掛かったら大尉が怒鳴ってたんで」
俺「エーリカですか?」
バルクホルン「あぁ。これを見てくれ…」
俺「うわぁ…」
バルクホルン「この前片付けたばかりなのに、ものの数日で何故こうなる…」
俺「ある種の才能だなーこりゃ」
バルクホルン「こんな才能必要無い!いい加減起きろ、ハルトマン中尉!!!!」
エーリカ「あと一時間〜」zzz
バルクホルン「いい加減にしろー!!!!!」
俺「まぁまぁ落ち着いて」
バルクホルン「これが落ち着いていられるか中尉!!このだらし無さ!この汚さ!
それに私のジークフリート線まで越えているのだぞ!!!カールスラント軍人としてなっとらん!!!」
俺「いや俺に言われましてもねぇ」
エーリカ「トゥルーデうるさいー」zzz
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 07:49:55.32 ID:EzUUcyKD0
支援支援
バルクホルン「き〜さ〜ま〜」ゴゴゴゴゴ
俺「はははっ…」
俺「あっ!!大尉ちょっと」
バルクホルン「なんだ!!俺中尉!!!」
俺「えーと、とりあえず俺に話を合わせて下さい。」ヒソヒソ
俺「そういえば朝の訓練後に食べようと思ってた美味〜いお菓子があるんですが、大尉も一緒にどうですか?」(棒読み)
エーリカ「」ピクッ
バルクホルン「本当か!?それは楽しみだ!」(棒読み)
俺「エーリカは寝てますし、俺達、二人で食べましょうか」(棒読み)
バルクホルン「そうだな!だがこの部屋は汚い。俺中尉の部屋で食べることにしよう!」(棒読み)
エーリカ「お菓子!!!」ガバッ
エーリカ「もう起きる!部屋も片付ける!だから私にもお菓子頂戴!!!」
バルクホルン「物で釣られるとは…」
俺「まぁいいじゃないですか。成功したし、やる気もあるみたいだから」
エーリカ「おっ菓子〜!おっ菓子〜!」
バルクホルン「全く…都合のいい奴だ…」
俺「俺も手伝いますよ大尉」
バルクホルン「助かる…」
ガサゴソガサゴソ
エーリカ「まだ半分もある…」
バルクホルン「自業自得だっ!」
シャーリー「おーやってるなー」
俺「おっシャーリーか」
支援
バルクホルン「ッ!!何をしにきたリベリアン!」
俺「手伝うか?シャーリー?」
シャーリー「えっ、わ、私はー…」
エーリカ「終わったら俺が美味しいお菓子くれるってよ」
シャーリー「よしきた!任せろ!」
バルクホルン「お前ら…」
ガサゴソガサゴソ
数時間後
エーリカ「終わった〜!」
エーリカ「俺!!お菓子は?」
シャーリー「疲れた〜俺!お菓子ー!!」
俺「おし!持って来るから少し待ってろ」
エーリカ&シャーリー「早く早く〜!」
バルクホルン「よくもまぁこんなにゴミを…」
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 07:55:51.49 ID:EzUUcyKD0
支援
エーリカ「凄いでしょ〜!」
バルクホルン「褒めてない…」
俺「お待たせー」
エーリカ&シャーリー「遅いぞ!俺中尉!」
俺「申し訳ありません!ハルトマン中尉殿!イェーガー大尉殿!」
バルクホルン「フラウ…リベリアン…全くお前らは…」
バルクホルン「色々とすまない。俺中尉」
俺「構わないよ。これで部屋もすっきりしたな!」
エーリカ「美味しーい!」パクパク
シャーリー「ホントに美味いなー」モグモグ
バルクホルン「お前らいつの間に!!」
エーリカ「早くしないとなくなるよトゥルーデー」
バルクホルン「ま、待てお前ら!」
俺「まだあるから好きなだけ食ってな」
ワイワイガヤガヤ
エーリカ「ふ〜美味しかったー!」
シャーリー「美味しかったぞー俺!」
バルクホルン「確かに美味かった!ありがとう。俺中尉」
俺「別にいいって!それじゃ俺はこの辺で失礼するよ」
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:05:33.62 ID:ftNjtabiO
支援
すまん。聞きたいんだが、ロマーニャ基地の風呂って、7話で温泉が出来るまでどうしていたんだ?
ブリタニアみたいに室内風呂があるの?
庭
俺「〜♪〜♪」
ルッキーニ「あっ俺〜!」
俺「おっルッキーニか」
ルッキーニ「なにしてんの〜?」
俺「訓練終わって昼飯まで時間があったから少し散歩をね」
ルッキーニ「また訓練してたのー?もう強いから十分じゃないの?」
俺「まだまだだよ。もっと強くなってみんなを守れるようにならないとな!」
ルッキーニ「うじゅ〜…あっそだ!」
ルッキーニ「俺!俺にプレゼントあげる〜!」
俺「おっなんだ?」
ルッキーニ「ひみつ〜♪」
サーニャ「(俺さんとルッキーニちゃんだ…)」
>>279ドラム缶風呂じゃない?
わからん
サーニャ「何してるんだろう?」
ルッキーニ「こっちこっち〜!」グイグイ
俺「ちょっ引っ張るなって!」
ポロッ、
カランカランッ
サーニャ「(行っちゃった…)」
サーニャ「?」
サーニャ「何だろうこれ?ペンダント?」
サーニャ「誰のだろう…?」
俺「(あれ?ペンダントが無い…どこかに落としたか?マズイな)」
ルッキーニ「着いたー!」
俺「ここは?」
ルッキーニ「あたしの秘密基地ー!」
俺「ほーよく出来てるなー」
ルッキーニ「んー」ガサゴソ
ルッキーニ「あった!」
ルッキーニ「はいこれ!プレゼント!」
俺「これは…飴玉?」
ルッキーニ「そっ!この飴おいしーんだよー!」
ルッキーニ「俺は訓練とか戦闘とか頑張ってるからプレゼント〜!」
俺「ありがとな!後でいただくよ」
俺「そろそろ昼飯の時間だな。戻ろうか」
ルッキーニ「ご飯!ごは〜ん!」
昼、食堂
ルッキーニ「じゃじゃ〜ん!」
シャーリー「遅いぞールッキーニ」
ルッキーニ「えへへ〜」
俺「遅れて申し訳ない」
シャーリー「俺も一緒だったのかー」
シャーリー「何してたんだ?ルッキーニー?」
ルッキーニ「えへへーひみつー!」
シャーリー「こいつー」グリグリ
宮藤&リーネ「お待たせしました。おかわりもどんどんしてくださいねー!」
一同「いただきま〜す」
ワイワイガヤガヤ
一同「ごちそうさま〜」
エイラ「ん?どうしたんだサーニャ?」
サーニャ「あっエイラ」
サーニャ「これなんだけど」パカッ
エイラ「ナンダソレ?ペンダントか?」
サーニャ「そうみたい。誰のだかわからないんだけど、中に写真も入ってて…庭に落ちてたんだけど」
エイラ「ドレドレー?」
エイラ「この写真小さい時のサーニャじゃないのカ!?」
サーニャ「ち、違うよ!!」
宮藤「エイラさん何見てるんですかー?」
エーリカ&ルッキーニ「なになに〜」
エイラ「アッ!こらオマエラ!!」
宮藤「この写真サーニャちゃんじゃないの?」
サーニャ「だから違うよ…私この写真撮ったことないもの…」
一同ゾロゾロ
俺「(ん?なんだあの集まりは?)」
俺「それっ!」
サーニャ「あっ」
俺「サーニャ!これをどこで?」
サーニャ「えと、庭に落ちてました…」
俺「あぁ〜見つかってよかったー」
シャーリー「これは俺のペンダントなのか?」
俺「あぁ。拾ってくれて助かったよサーニャ!」
宮藤「ところでその写真の人は誰なんですか?」
エイラ「いつの間にサーニャの写真ナンテ!!!!」
俺「いやいや、これサーニャの写真じゃないぞ」
俺「これは妹だぞ」
一同「妹!!!!」
俺「な、なんだよ?そんなに驚くことか?」
宮藤「いえ、サーニャちゃんかなーって。ねぇリーネちゃん?」
リーネ「えっ。う、うん。そっくりですよ」
俺「そうか?そんなに気にはならなかったが」
オレサンニイモウトガイタンダー
サーニャトソックリー
ワイワイガヤガヤ
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:23:52.01 ID:ftNjtabiO
あー、それもあったなサンキュー
支援でさぁ
エーリカ「!!サーニャんサーニャん」
サーニャ「どうしたんです?ハルトマンさん?」
エーリカ「」ヒソヒソ
サーニャ「えっ?で、でも…」
エーリカ「いいからいいから〜」
俺「ん?どうしたサーニャ?」
サーニャ「お…お兄ちゃんっ!」///
俺「………」ゴフッ
エーリカ「ほらサーニャん、もう一回!」
俺「急に…どうしたサーニャ?」
サーニャ「お兄ちゃん!」///
俺「あべしっ!!」バタッ
宮藤&リーネ「俺さん!?大丈夫ですか?」
シャーリー「だ、大丈夫か?」
バルクホルン「全くっ!だらしがないぞ俺中尉!!!」
エーリカ「サーにゃん!」ヒソヒソ
サーニャ「あ、あの」
バルクホルン「どうしたサーニャ?」
サーニャ「お、お姉ちゃん」///
バルクホルン「………」ブフッ
バルクホルン「ど、どうしたんだ…急(ry」
サーニャ「お姉ちゃん」///
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:27:42.62 ID:mYARo5yi0
はいアウトー!!www
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:28:11.88 ID:Q/N8XVso0
風呂といえば
俺風呂に入る→シャーリー襲撃のイベントを見るたび
ルッキーニ「ターゲット、捕捉」
シャーリー「了解、いつでも(風呂に)いける」
裏でこんなやり取りがされてる様子が頭に浮かんだ。
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:29:42.76 ID:mYARo5yi0
>>291 確かにシャーリーの風呂イベント多いなwww
まぁ風呂好き設定あるし
もしもしから失礼
さるったから一旦終了
さるらしたんだけどね
書き溜めの手直ししてきます
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:33:47.69 ID:nCeeK17aO
さるったかな。
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:33:58.62 ID:mYARo5yi0
乙
支援とかどうもでした!!
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:35:32.00 ID:ftNjtabiO
俺が乙だ
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:35:41.61 ID:nCeeK17aO
乙!
上目遣いでお兄(姉)ちゃんは反則だな
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:39:59.30 ID:DEPewpHW0
パパ、ママもいいと思うよb
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:41:26.41 ID:ipkaRelHO
あぁっす!ほらほら見て見て上目遣いでほら見てこっち見てほらぁっす!
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 08:50:48.43 ID:0yGW1b3W0
仲の良い兄弟ですね
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 09:15:44.73 ID:ZaV405RmO
すまホモ帰
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 09:17:16.11 ID:9WG+Ehb9O
俺「お、お姉ちゃん……///」
バルクホルン「………」ゲロッ
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 09:21:13.75 ID:ipkaRelHO
ミーナ「お兄ちゃん…///」
俺「」
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 09:56:59.08 ID:OZs+8Wxd0
エーリカ「お兄ちゃん・・・///」
俺 (死去)
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:00:30.72 ID:EzUUcyKD0
シャーリー「兄貴ぃ・・・///」
俺「なんだサブぅ?」
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:05:40.27 ID:dmZWJWGUO
サーニャ「気持ち悪い…」ボソ
俺「ブヒィ!」
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:08:02.61 ID:OZs+8Wxd0
エイラ「おい!変態兄貴!その・・・好きだぞ////」
俺 (悟りを開く)
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:18:20.57 ID:ZaV405RmO
マロニー「兄さん」
俺「オッスオッス」
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:37:59.06 ID:U7AtWt000
フリーガーシュレックってあったよね?
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:39:07.12 ID:EzUUcyKD0
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:42:06.12 ID:U7AtWt000
エイラの人生相談の中に名前出てきてたからサーニャに使わせても大丈夫だよな?
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:43:09.06 ID:EzUUcyKD0
>>314 フリーガーハマーかフリーガーファウストかパンツァーシュレックじゃないの?
316 :
悪運な俺:2010/11/13(土) 10:44:59.58 ID:rbQTdJEKO
フリーガーシュレックはラジオだかCDにあったネタデスヨ
試作段階らしいデスケドネ
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:46:52.20 ID:U7AtWt000
試作かぁ だったら無理して使わせなくてもいいか
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:48:50.31 ID:EzUUcyKD0
>>316 マジデスカ
ggっても出てこなかったお・・・
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 10:49:44.27 ID:4NcrHTx2P
だが試作機こそSSの華
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 11:03:13.65 ID:EzUUcyKD0
ああ、秘め話3の人生相談か
射程倍増、装弾数をそのままとかウルスラパネェ・・・
カールスラントの科学力は世界一ィィィ!!
321 :
博士と助手の俺ジャーナル 投下がない今のうちに…:2010/11/13(土) 11:08:02.99 ID:e4+k1z8uO
アタシ「さぁて今日も元気にOrejournalコーナーいくわよぉん☆」
助手男「え、本当に続けるんですか……正直男2人だけはツライっすよ。こういうのは華がないと」
アタシ「華ならアタシがいるじゃない。大地に咲く一輪の花、それがア・タ・シ」キュアーン
助手男「ハハハ、マジ勘弁して下さいよ。花は花でもラフレシアじゃないですか」hahaha
アタシ「てめぇ……あとでしばくからな……とにかくこれはアタシのコーナーなの。
文句言ってないで紹介するわよん☆今日はぁ―――」
芳佳「ちょっと待ったーーー!!」バーン!
アタシ「狽ら、誰かと思ったら子犬ちゃんじゃない。どうしたの?」
芳佳「今日は私が紹介したいと思います。いいですか?」
助手男「華がキタ―――――!!宮藤軍曹なら安心ですね。どうぞどうぞ」
アタシ「ちょっおいコラ勝手に進めんじゃないわよ!」
322 :
博士と助手の俺ジャーナル:2010/11/13(土) 11:11:07.02 ID:e4+k1z8uO
芳佳「私が紹介するのはこちら、はいドーーーン!『つなぎな私中尉』。現在進行中の作品です」
芳佳「内容は、
501に新しく配属されたのは坂本さんの昔なじみ、私中尉。美人でおしとやか、そしてなによりおっぱいが大きい!
ちょっと寂しがりやな私さんがバルクホルンさんの策略……添い寝をしたり、模擬戦で活躍したりします。
固有魔法『思考共有』は隊の皆の考えが喋らなくても伝わってくるインカムいらずの便利な魔法です。
ネウロイとの戦闘では魔法のおかげで連携がとりやすくなってあっという間に撃墜しました。
美味しい料理を作ってくれたりと優しい私さんは501の皆とどんどん仲良くなっていくのでした。
しかし、そんな私さんにはある極秘任務が与えられていたのです。それは……?」
芳佳「こんな感じです。たぶん」
助手男「過去にも何人かいましたが女性キャラは珍しいですよね。僕はアリだと思います」
芳佳「とっても優しいんですよー。料理も凄く上手だし、おっぱい大きいし」
助手男「戦闘になると口調が変わり凛々しくなってました。宮藤軍曹も最初驚いてましたね?
扶桑の侍っぽさが出てて超カッコイイ!」
芳佳「私も坂本さんや私中尉みたいに強くなりたいなぁ。2人ともおっぱい大きいし。
いや〜それにしても私さん柔らかかったなぁ……むにゅむにゅだったよぉ…えへへ〜///」
助手(これが…淫獣の力……)
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 11:11:29.03 ID:EzUUcyKD0
ヒャッハー、俺ジャーナル来たぜ!
324 :
博士と助手の俺ジャーナル:2010/11/13(土) 11:17:27.98 ID:e4+k1z8uO
アタシ「アンタたち勝手に盛り上がるんじゃないわよ!フンッ、なにさ、巨乳のどこがいいのよ。
いや、悪くないけどね……でも女は胸だけじゃないの!」
助手男「へぇー、だったら私中尉に勝てる点言って下さいよ。容姿、性格、料理、人気、強さ、etc…
どれも勝ち目無いですねぇ。まずキャラクターの時点で負けてるんですよ。
あっちは大和撫子、こっちは女気取りのおっさん。ほら、勝負にならない」
アタシ「くっ…ぐぬぬ……うわああああぁぁぁあぁぁぁあああん!!覚えてなさいよぉぉぉぉ!!!」ダッシュ
助手男「悪は滅びるんだ。ざまぁwww」
助手男「ふぅ、やっぱり男は男。女は女がいいですよ。ねぇ宮藤軍曹?」
淫獣「ふふ…あはは……むにゅむにゅ……むにゅむにゅ〜//////」(悦
助手男「この人もダメだーーー!!」ガビーン
おわり
謝罪コーナー
つなぎな私中尉さん
そして前回のサンダーヘッドさん
勝手に使ってごめんなさい。
これからも期待してます。応援してます。
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 11:19:17.83 ID:ftNjtabiO
乙
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 11:20:07.84 ID:EzUUcyKD0
乙ー!
327 :
博士と助手の俺ジャーナル:2010/11/13(土) 11:24:52.92 ID:e4+k1z8uO
いろいろと酷いな……
これでいいのか?
>>323 あんまり期待しない方がいいよ。書いた本人がビビってる
怒られたらやめるのでよかったら止めてください
むしろこの調子で全員制覇するべき
全員ってあと20人強いるんじゃないかw
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 11:34:10.57 ID:cm978a+/P
これご新規さんへの各SS紹介文としてテンプレ化しようぜ
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 11:36:17.01 ID:EzUUcyKD0
それは素晴らしいな
332 :
つなぎな私中尉:2010/11/13(土) 11:46:30.25 ID:WKy9r0Dy0
>>327 ありがとう!感動した!
まさかOrejournalにでるなんて!
いやまじでうれしい、感謝感激雨霰だ・・・
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 11:46:53.14 ID:4NcrHTx2P
素晴らしい、片っ端から全員見たい
どんどんやってくれ
334 :
悪運な俺:2010/11/13(土) 11:47:53.95 ID:rbQTdJEKO
淫獣はどこでも本領発揮するナ…
続き行っていいかナ?
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 11:49:21.95 ID:WKy9r0Dy0
336 :
博士と助手の俺ジャーナル:2010/11/13(土) 11:52:13.14 ID:e4+k1z8uO
待てwテンプレはいろいろと誤解が生じそうで怖い
俺の足りない読解力で少しでも感想を書けたらイイナと思った結果がコレ
ただの駄文ですあざーッス
本当は全員分書きたいくらいに楽しませてもらってるんだが何分遅筆で…
もう少しがんばります
>>332 こんな出来ですまぬ。応援してる
>>334 GO!GO!
>>335ありまとう!
前々スレ
>>835から続き
アラスジ
『オペレーションマルス』の作戦を不明機の乱入という自体もあったが 俺はこの機体を撃破
501は戦力を疲弊しながらも基地へと帰還するところから始まりマス
第501統合戦闘航空団基地 夜 事務室
ミーナ「ふぅ…大規模作戦の後の事務仕事って結構堪えるわね…」
坂本「今日位休んだらどうだ?」
事務室で事務処理を終えたミーナのところに坂本少佐は緑茶の入った湯のみを二つ持ってくる
ミーナ「そうも行かないわ、これも皆の為だもの この作戦が終わったら即解散なんてちょっと出来る状態じゃないわ…」
坂本「そうだな、皆魔法力も体力も使い果たし、怪我人が二人も居るのだからな」
ミーナ「もう少しこの501には存在して貰わないとね、仕事の受け継ぎも余裕を持って出来るからね」
坂本「そうか…しかしこの作戦が終わったら即解散だったはずだが存続させる手段なんてあったのか?」
その質問に少し悪戯っぽくミーナが笑う
ミーナ「ふふふ…記録係から俺さんがネウロイの巣のコアを破壊した瞬間の写真を民間のメディアに流したの
ロマーニャを救った扶桑艦大和の護衛の任を全うした人物だってね
彼にはちょっと悪いけど起きたらロマーニャの英雄よ、その英雄を負傷してるにも関わらず休ませ無かったら軍のメンツも悪くなるでしょうしね」
坂本「そういう事か…ふふふ」
ミーナ「彼の初陣の姿からは想像出来なかったわ…こんな姿になるなんてね」
坂本「あいつの初陣は一緒の出撃だったか、ここに来た時は私にとってはひよっ子だったが
何かを隠し持ってたのかもしれんな バルクホルンの履いていたあのストライカーも素晴らしい物だった
なんて言ったっけか…たろう?いやろりーた?」
ミーナ「ロータリーストライカーの事?」
坂本「ああ、それだ!なんでも『ウィッチぷろてくとしすてむ』という奴で撃墜で重症のはずのバルクホルンを自立して海上で浮いていられるとは…」
ミーナ「本来なら沈むわよね…あれも俺さんが作った物なの?」
坂本「聞いた話によるとウルスラ中尉が作った産物だそうだ」
ミーナ「そう…ウルスラ中尉は今どうしてるかしら?」
坂本「輸送機内でレポートらしき物を書いていて、基地に到着したら寝てしまったな」
ミーナ「彼女にもかなりの負担だったでしょうからね、何かで元々魔法力を使っていたみたいでそこから飛行してトゥルーデと俺さんを
シャーリーさんと一緒に助けてもらったんだもの…二人とも魔法力も限界だったでしょうに」
坂本「その二人のおかげでこうして501のウィッチは全員帰還出来た…感謝の為に休みを取らせてやろう」
ミーナ「そうね…ところで美緒?」
坂本「なんだ?」
ミーナ「休みを取らせるには必要な書類の処理がまだまだあるの、手伝ってくれる?」ドン
坂本「…も、もちろんだ!」
坂本少佐の目の前に出された書類に若干顔を引きつらせた坂本少佐だったが、先の自分の言葉に二言は許されないとばかりにミーナの顔は笑顔で
坂本少佐を見つめていた
第501統合戦闘航空団 夜 医務室
シャーリー「…」バタン…
夜の医務室は暗い、当たり前といえば当たり前だが今は怪我人が二人も居るからこんなに早く電気を消したんだろう
二人分の寝息が聞こえる医務室の入り口から一番窓側のベットを私は目指す
シャーリー「…」カツカツカツ…
一番窓側の手前のベットにはバルクホルンが眠っていた
表情は見えないけど安らかに寝息を立てている、彼女のベットの近くの物を置くテーブルらしき物には最終作戦の出撃前に見た
一箇所だけらせん模様の入ったシルバーリングが月明かりを反射して光っている
シャーリー「…」カツカツカツ…ストン
バルクホルンを通り過ぎ、月明かりに照らされた俺のベットの横に来て簡易型の椅子に座る
シャーリー「ぷっ…」
こいつがロマーニャを救った英雄なんて思えないほど、何時もと変わらない冴えない顔がそこに在り
私は何故か可笑しく思えた
しばらくその顔を見て、そして右手で俺の頬を撫でる
シャーリー「…本当に帰って来てくれたな、心配したんだからな」
あんな無茶をするなんて思わなかったけど、ちゃんと帰って来てくれた
あの堅物の為に…
シャーリー「なあ俺…私の為でもこうやって帰ってきてくれたか?」
341 :
つなぎな私中尉:2010/11/13(土) 11:57:36.09 ID:WKy9r0Dy0
>>336 内容もかなりあたってるし、なんかありがたいよ
もっとどんどん続けべき!
本編みたいなのもみたいけど・・・
支援
私の言葉に俺の反応は無く、ただ寝息が続く
ハルトマンの姉エーリカから俺があの堅物と結婚を望んでいるって知らされていてから
気がついたんだ、こいつは何時もバルクホルンを見てる事を
そしてあの指輪も…
私はこの冴えない顔の男に惚れている、会って数日でガレージの影に手を引かれて私が襲われるんじゃないかって勝手に思って舞い上がった日から
シャーリー「あのまま美味しく食べちゃっても良かったんだぞ?」
撫でていた頬にちょっとだけ人差し指を突き刺す
結果論だってのは分かってる…
私の好意はあまり褒められた物でも無いかもしれない、けど…あれからずっと俺の事気になってしまったんだ…右手に付いた後のせいで
シャーリー「右手は治ったけどさ…私の事キズモノにしてくれて責任とってくれるのかい?」
自分の言葉で自分の心が少しだけキリっと痛む
全く反応の無い俺の頬に悪戯をするのを止めて立ち上がる
シャーリー「俺がバルクホルンをとっても好きなのは知ってるよ、結婚したいってのもね…でもごめんな」
目尻が熱くなっている、多分涙が出てるかもしれない
私はそれに構わず俺の顔に両手を添えて近づいてゆく
シャーリー「ん…」
月明かりに照らされた狼はウサギに唇を奪われる
シャーリー「これでさ、これから普通に接する事が出来るかもしれないんだ…ごめんな」
ゆっくりと唇を離した私は俺から距離を置くように下がる
私の謝罪は俺に、バルクホルンに、多分ウルスラにも謝ってるかもしれない
でもこれで納得出来るかもしれないんだ…『私が私である為』にも、もうこれ以上しちゃいけない
頬を伝う涙を拭い、安らかに眠っている冴えない顔を少しだけ眺めて
行き場の無い気持ちを抑えながらも医務室から二人を起こさないようにゆっくりと廊下に出て立ち止まり
自分の唇に指を軽く当てる
シャーリー「…ちょっと苦かったな」
私の初めては思ったシチュエーションとも味とも違って、思いのせいなのか俺の葉巻のせいなのか
ほんのりと苦味を帯びていた
シャーリー……
支援
第501統合戦闘航空団基地 夜 シャーリー&ルッキーニの部屋
シャーリー「お…?起きてたのかルッキーニ」
ルッキーニ「シャーリーおそ〜い、一緒に寝よ〜」
シャーリー「はいはい、まったく甘えん坊だなルッキーニは」
医務室から部屋に戻ると何時もなら既に寝ている時間にルッキーニは起きて私を待っていた
ルッキーニ「…どったのシャーリー?なんか元気無いよ?」
シャーリー「え?いや〜、ちょっと疲れただけだって、早く寝ようぜ!」
一瞬ルッキーニの言葉にドキっとしたが、すぐ照明を消してルッキーニの待つベットに滑り込み仰向けになる
ルッキーニ「今日はね、ロマーニャが開放された記念日だからシャーリーと一緒に寝たかったの!」
シャーリー「そっかそっか、ルッキーニの故郷は守れたからな明日は休みだから一杯私の上で寝て良いぞ」
ルッキーニ「ん〜…」
何時もなら私の胸を枕の代わりにして来るはずなのに、今日のルッキーニは私の隣から動かない
シャーリー「どうした?」
私の言葉に答えずに、ルッキーニは私の頭をその小さな胸に包み込む
シャーリー「むぉ…どうしたんだい、いきなり?」
不意を突かれ抱きしめられた私は特に抵抗せず顔だけ上に上げて聞いてみる
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 12:03:01.03 ID:EzUUcyKD0
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ii ii__,;:-‐´ ,yiヽ ,,. '''~´ 、、 ;; '
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ルッキーニ「シャーリー元気無いと私も悲しいもん、だから今日は私がマンマみたく抱きしめてあげる」
シャーリー「いつもは私がママかよw 私はまだそんな年じゃ…」
ルッキーニ「例え話だよ、辛い時は〜こうやって抱きしめられるのが一番なの シャーリー部屋に帰ってからずっと悲しそうな顔してたから…」ナデナデ
シャーリー「だからそんなこ、と…そん…な?」ヒック…
ルッキーニに頭を撫でられながら私は反抗の声を上げようとしたが
目尻が急に熱くなって、また涙が溢れ、言葉が続かなくなる
ルッキーニ「シャーリー泣いてるの?」
シャーリー「泣いで…何か…あれ…おかしい…うぐ…ひっく」
ルッキーニ「…いいよ、今日は私がマンマだもん 一杯甘えて良いんだよシャーリー」ナデナデ
シャーリー「うぅ…ごめん゛…ルッキーニ…今日は…せっかくの日…なのに…」
私は上げていた顔をルッキーニの胸に戻し、彼女に撫でられながら静かに泣いた
ルッキーニは私がどんな思いをしてるか理解していないだろう、私もルッキーニが今どんな表情かも分からない
ただ、ルッキーニの優しい言葉と、撫でる手と、包容力のある胸の中は
今の私にとって、自分の胸よりもとても大きく、そして全てを優しく包んでくれる気がした
ありがとう俺、狼をウサギは一緒になる事は出来なかったけどお前と過ごす時間は楽しかったし良い夢も見ることが出来たよ
ありがとうルッキーニ、私の行き場所の無かった感情を何も聞かずに受け止めてくれて
これで私は本当にこれからも『私らしく』なれそうな気がするよ
私はルッキーニの優しく大きく思える胸の中でゆっくりと眠りに落ちていった
そういえばシャーリー√って最近あった?
最初の頃はあったらしいけど
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 12:07:13.22 ID:Q/N8XVso0
第501統合戦闘航空団基地 夜 海岸
宮藤「…」
リーネ「芳佳ちゃんここに居たんだ」
宮藤「あ、リーネちゃん…」
夜の静かな波の音と風が吹く中、宮藤は片手で取れるだけの少量の白い花を持ってヴェネツィアの方向であろう場所を向いて立っている
リーネ「部屋に居なかったからちょっと心配しちゃった、どうしたの?」
宮藤「うん…俺さんから出てきたあの子の事を考えてたの」
少しだけ俯いて宮藤はリーネに伝える
リーネ「あのネウロイ…たしかブリタニアの時と同じ姿をした…」
宮藤「うん、多分同じ子だと思う 俺さんと一緒に生きててくれたんだね…結局消えちゃったけど」
二人の間に少しだけ優しい風と波の音だけが流れる
宮藤「あの子のコアに触れた時、私に言ってくれたんだ 何も出来なくてごめんって」
リーネ「あの時は…」
リーネはブリタニアでの出来事を思い出す、少女の形をした人型ネウロイとの接触を試みる宮藤を最初は彼女も止めていた
宮藤「でもね!生きててくれてありがとうって最後に言ってくれたんだ
その言葉の本当の意味は分からないけどさ、でも皆を守る事が私に出来る事、生きているって事だと思うから…」
そう言って宮藤は手に持った白い花々を膝を曲げ、屈んで海へゆっくり落とす
宮藤「私これからも生きるよ…リーネちゃんや501の皆、扶桑の人たちや色んな人を守りたいから」
宮藤は再び立ち上がりリーネに向き直る
リーネ「芳佳ちゃんらしいね、あの子もそう望んでいると良いね」
宮藤「えへへ…うん、そうだね!」
少しだけ宮藤が笑うとヴェネツィア方向からの風が二人に一瞬だけなびく
宮藤「わ…っと、ちょっと寒いね」
リーネ「今日は芳佳ちゃんもすごく頑張って疲れてるんだし部屋で休もう?」
宮藤「うん!」
リーネの言葉に宮藤は元気よく肯定して、二人は月明かりの海を背に歩き出した
第501統合戦闘航空団基地 夜 ウルスラの部屋
ウルスラ「う…」ムクリ
エーリカ「あ、起きた?」
ウルスラ「ここは…?」
寝ぼけて朦朧としているのだろう、目を少しだけ細くしてメガネを掛けてないウルスラは部屋を見回す
エーリカ「501の基地だね、ウルスラは俺を助けた後ずっと輸送機の中で俺に付き添っているうちに寝ちゃったんだってさ」
ウルスラ「…そうですか、俺さんは」
エーリカは手近な所にあった椅子に座り、ウルスラはベットの横にあるテーブルらしき机からメガネを取って掛ける
エーリカ「俺は今医務室で寝てるよ、魔法力も体力も一杯使った上に傷だらけだったらしいけど
外傷はミヤフジが治してくれたから後はしばらく寝てれば大丈夫じゃないかな」
ウルスラ「…よかった」
不安そうに自室のドアを見つめていたウルスラは安堵の吐息を吐き、視線を自分に掛かった白いシーツに落とす
エーリカ「ありがとうね、ウルスラ」
ウルスラ「はい?」
エーリカ「トゥルーデと俺を助けてくれてさ」
ウルスラ「いえ…イエーガー大尉も一緒でなかったら、私一人ではバルクホルン大尉も持ち上げられませんでしたし…」
エーリカ「同じだよ、シャーリー一人じゃ多分持ち上げられなかっただろうしさ」
ウルスラ「…」
エーリカは椅子をズリズリと引きずってウルスラの眠っていたベットの近くに移動する
エーリカ「これで3度目だね〜」
ウルスラ「何がですか?」
エーリカ「俺を助けたの、最初はパ・ド・カレーの時でしょ、次はガリアで、今日も助けてもらって
本当にウルスラは俺の幸運の女神なのかもね」
エーリカのその言葉にウルスラは少しだけ反応するが彼女の視線はベットに落としたままだ
ウルスラ「そうかもしれませんね…でも、とっても贅沢な悩みなのかもしれませんが…」
少しだけ俯いたままウルスラは続ける
ウルスラ「私も…見て欲しいな…」
エーリカ「…ごめんね、ウルスラ」
ウルスラ「どうして姉さまが謝るのですか?」
エーリカ「色々とね、結局私はまともに応援してあげられなかったし…落ち込むトゥルーデ、見てられなくて応援しちゃったし…
一杯一杯俺をウルスラに向けようと頑張ってみたけど、俺さっぱり見てくれないしさ、ちょっとだけムっと来たから背中引っかいちゃったりしたけど
全然振り向いてくれなかったしさ…それに…それに…」
言葉を続けようとするエーリカの頭にウルスラの右手が添えられる
エーリカ「あ…」
そのままウルスラの手は少しだけ目が赤くなってるエーリカの頭を優しく撫でる
エーリカ「…初めてだね、こうされるの」
ウルスラ「俺さんに良くされてましたから、癖がうつっちゃったのかもしれませんね」ナデナデ
エーリカはされるがままに抵抗せず、ゆっくりと気持ちが落ち着いていく
ウルスラ「姉さまも俺さんと一緒に居るのが楽しかったんですよね…でも私やバルクホルン大尉に挟まれて辛い思いさせちゃいましたね…」
エーリカ「…」
ウルスラ「私は大丈夫ですよ、自分の事は自分で何とかしますから」
エーリカ「ウルスラ…変わったね」
ウルスラ「そうですね…スオムス義勇独立飛行中隊の人たちや俺さんのお陰ですね」
エーリカ「そうなの?」
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 12:28:58.24 ID:4NcrHTx2P
悪運はゲルトかと思ってたけど半ハーレか
ウルスラ「はい、私は昔からスーパーエースだった姉さまに嫉妬に似たような感情を抱いてました…どう姉さまと接して良いかも分からなくなって…」
ウルスラ「でも私の兵器が認められ始めたり、俺さんを守る為に2番機で撃墜数を伸ばしてるうちにその感情は無くなって行きました」
エーリカ「撃墜数が追いついてきたから?」
ウルスラ「当時はそうだったかも知れません、けど今考えてみれば俺さんの魔法力が落ちてきて…嫉妬や撃墜数よりも俺さんを守れれば良いと…
周りの目よりもずっと大切な物があったから昔の感情は無くなったんだと思います」
エーリカ「そっかー…」
エーリカはウルスラの話を聞いて少しだけ悲しそうな顔をする
その表情を見てウルスラは再びエーリカの頭を撫で始める
ウルスラ「先ほども言いましたが私は大丈夫ですよ、姉さまが俺さんと私の仲を繕う必要はありません…私が自分で決めないといけない事ですから」
エーリカ「うん…」ポス…
撫でられていたエーリカはウルスラの眠っていたベットに頭を突っ伏し、しばらくそのまま二人は夜を過ごしていた
支援
いらんこ編書き終わったから続けて501編書こうとしたら
脳内でしゃべってくれなくなっててワロエナイ
第501統合戦闘航空団 数日後 夜 医務室
俺「…んぁ…またかよ…」
医務室で目が覚めた俺はまず始めに鼻に付く嗅ぎ慣れてしまったアルコール臭で自分が医務室か病院に居るという事を自覚した
俺「ん〜…俺って病院に変な縁でもあるのかねぇ…いや自業自得だけど、えーっと…」
医務室のベットから体を起こし、自分がどうして寝ているのか、そしてここは何処なのかを考えようとする
バルクホルン「んん〜…」
俺「トゥルーデ?」
俺のベットの横で少し前に見た光景と同じく腕を枕にしてベットに突っ伏して寝ているバルクホルンが目に映る
俺「トゥルーデにこの天井、ここは501の基地か…そうか…お前のお陰か…」
自分に何が起きたのか思い出す
ガリアで同化した少女の形をした人型ネウロイの力を借りて
ウォーロックツヴァイβと呼ばれる戦闘機型ネウロイを迎撃した事
最後の最後までウルスラや他の皆に迷惑をかけたことを
そして確証は無かったが薄々と同化していたネウロイが俺の中に居ない事に気がつく
俺「そうか…お前はもう居ないのか…伝えられたか…相棒? ありがとうな、お前のお陰で俺たちは無事だったよ」
既に俺の体から居なくなったネウロイに語りかけるように月の光が差し込む窓を見上げながら呟き
視線を落とし、眠っているバルクホルンの頭に手を掛けて優しく撫でる
バルクホルン「ん〜…俺ぇ〜…」
俺「ぷっ、くくく…最初に会った頃には考えられない光景だな、トゥルーデ」
情けなく自分の名前を呼んでくれるバルクホルンを眺め、悪いと思いながら少しだけ笑いながら俺はバルクホルンとの
初めて会った事を思い出していた
二日酔いで苦しい書けない、しえん
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 12:48:49.98 ID:OZs+8Wxd0
テスト前だ・・・・
支援
俺の故郷はカールスラントでは無い、この世界で言えば扶桑だが俺が知っている呼称は日本だった
そのまま過ごしていれば既に2010年くらいになっていただろうか
特に取り得も無く、頭が良いわけでもなく、オタクっぽい趣味だがいわゆる『にわか』で中途半端な知識しか無い
そんな俺はごく平凡で、当時は幸せかどうかも分からない日常が、突如として終わりを告げた
眠っていたはずの俺は寒さに目が覚めて体を起こしてみると、外で眠っていた
あたりを見回すとよく景色が見える山ともいえないほどだがそこそこ高い位置に居たらしく、見下ろせる町並みは
当時の俺の知っていた町ではなく、俺はその時に自分の故郷を失った
そうだな…今から6年も昔になるんだっけか
なん・・・だと・・・
支援
364 :
悪運な俺:2010/11/13(土) 13:02:25.30 ID:xzhVT5Ow0
今回はここまでで終了デス
あと1レスだけなのにサルって時間を取ってしまって申し訳ないorz
11時に使えた携帯が12時になって使えないってどういう事ナノ…
多数の支援感謝デス
それでは失礼しました〜
まさかの展開
支援
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 13:03:43.08 ID:nCeeK17aO
乙!
乙です
この後ってあいてますか?
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 13:10:58.62 ID:nCeeK17aO
空いてるよ
369 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:15:08.78 ID:5XlpM7yj0
じゃあ駄文投下失礼します
前スレ
>>10の続き
昼ごろ
---基地内廊下---
坂本「ん?俺じゃないか。」
俺「坂本少佐。どこかお出かけっスか?」
坂本「いや、今は暇をもてあましていたところだ。俺、今暇か?」
俺「はいっス。」
坂本「そうか。お前とは一度手合わせ願いたいと思っていたんだ。頼めるか?」
俺「俺なんかでよかったらお付き合いしますよ。」
坂本「それはよかった。では少し準備をしてくるから先に中庭へ出ていてくれ。」
俺「了解っス。」
---基地中庭---
坂本「すまない。待たせたな。」
俺「いえ、大丈夫っス。」
370 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:20:13.92 ID:5XlpM7yj0
坂本「ほらこれを使え。」
そういって木刀が手渡される。
俺「なかなか年期が入ってますね・・・」
坂本「ああ、私の父上が子供のころから使っていたものだそうだ。」
俺「なるほど・・・」
坂本「では、構えろ。」スッ
坂本が正面に木刀を構える。
対して俺はいつものように木刀を腰あたりに据え、構える。
坂本「ほぉ・・・お前は抜刀術を心得ているのか。」
俺「これが俺の戦いかたっスから。」
---基地内バルコニー---
エーリカ「トゥルーデ、あの二人なんかやってるよ?」
ゲルト「ああ、どうやら扶桑の武道のようだな。」
ルッキーニ「なになに?なにしてんの?」
371 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:25:14.75 ID:5XlpM7yj0
シャーリー「ルッキーニ、あまりでかい声だしちゃだめだぞ。あの2人の邪魔になるからな。」
ルッキーニ「えー、なんで〜?」
シャーリー「今の2人はそれだけ真剣なんだ。まぁ見てれば分かるだろうよ。」
ルッキーニ「ふ〜ん・・・」
エーリカ「あ、始まったよ。」
---基地内中庭---
坂本「フッ・・・!」
先手を打ったのは坂本だ。
素早い踏み込みで一気に俺の元へと間合いを縮める。
坂本「やぁっ!」
縦一閃。素早い斬撃が降りかかる。
しかしそれを俺は紙一重でかわす。
俺「はぁっ!」
回避からの素早い抜刀。しかし坂本はそれを予期していた。
372 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:30:14.95 ID:5XlpM7yj0
カンッ!
俺(反応が速いッ・・・!)
俺の一撃は坂本に防がれてしまった。
再び下がり間合いを取る。
坂本「どうした?その程度なのか?」
俺「まだまだっスよ。」
お互い再び木刀を構える。
次に先に動いたのは俺だ。
坂本よりも素早い速度で間合いをつめる。
坂本(!?)
俺「たぁっ!!」フォン!
先ほどとは段違いの速さで木刀が抜かれる。
カンッ!・・・カランカラン
振りぬいた一閃により木刀がはじかれ地面へと落ちる。
そして・・・
373 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:35:14.09 ID:5XlpM7yj0
俺「勝負ありっス。」
坂本の首には木刀が突きつけられていた。
坂本「・・・はっはっは!完敗だ。見事な一閃だったぞ。」
俺は突きつけた木刀をおろす。
俺「いえ、少佐もかなりの腕前をお持ちで。正直焦りました。」
坂本「む?その様子だと私は少し舐められていたようだな?」
俺「いえ、とんでもないっス。ただ手合わせで本気を出したのは親父以来でしたんで。」
坂本「そうか・・・ところでお前の流派は何というのだ?」
俺「えっと、流派名は『至天金剛流』っス。たしか『柳生新陰流』から派生したとか言う話をきいたっス。」
坂本「ふむ。それではなかなかに歴史がありそうだな?」
俺「いえ、たぶん祖父が見栄張ってでっち上げただけだと思います。流派自体は俺の曾祖父あたりから始ったんじゃないかと。」
坂本「そうなのか?おかしな話だな。」
俺「全くっス。ただ、教えだけはいっちょまえっスけどね。」
坂本「どういうものだ?」
俺「『抜かば斬れ、抜かずば斬るな』」
374 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:40:13.76 ID:5XlpM7yj0
坂本「なるほど・・・」
俺「もう1つは『不退不殺(さがらず、ころさず)』」
坂本「ふむ・・・」
俺「そして・・・」
俺「『刀は人を斬る物に非ず、己を斬る物なり。』」
坂本「己・・・?」
俺「はいっス。刀を振るうにはそれ相応の覚悟がいるっス。」
坂本「ああ、そのとおりだな。」
俺「刀はそういった意味で誰かを傷つけるものじゃなくて、己の内の迷いやそういったものを断ち切るものだと教えられたっス。」
坂本「ふむ・・・なかなか奥深い教えだな・・・」
俺「ほんと、無駄に奥深いっス。むしろ何も考えないで決めたんじゃないかと思うくらい。」
坂本「それはないだろう。私も未練を断ち切らねばな・・・」
俺「?」
坂本「こっちの話だ、気にするな。それより手合わせありがとう。また時間があれば手合わせして欲しい。」
俺「もちろんっス。」
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 13:43:50.71 ID:nCeeK17aO
寝る前の支援
376 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:45:15.51 ID:5XlpM7yj0
お互いに一礼する。扶桑の武道共通の礼儀である。
坂本「その木刀は貸しておこう。練習にでも使ってくれ。」
俺「ありがとうございます。」
---基地内バルコニー---
ゲルト「・・・・・・・」
エーリカ「何が起こったかぜんぜん分かんなかったね。」
シャーリー「あいつ陸の上でもあんな速く動けるのか・・・」
ルッキーニ「もう終わっちゃったの〜?つまんなーい!」
シャーリー「じゃあルッキーニ、遊びにいこうか。」
ルッキーニ「うん!かくれんぼしたい!」
エーリカ「あたしもやる〜」
エーリカ「トゥルーデは?」
ゲルト「私は遠慮しておこう。」
エーリカ「え〜?つれないなぁ、もう。」
ゲルト「つれない奴ですまなかったな・・・」ツカツカ…
377 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:50:21.56 ID:5XlpM7yj0
エーリカ「トゥルーデ・・・?」
ゲルトは足早に去っていった。
シャーリー「なんかあいつ様子がおかしかったな。」
ルッキーニ「はやくいこーよ〜」
シャーリー「そうだな、いこう、ハルトマン。」
エーリカ「う・・・うん・・・(今はそっとしたほうがいいかな・・・)」
その日の夜・・・
---ゲルト&エーリカの部屋---
エーリカ「今日元気なかったけど、どうしたのさトゥルーデ?」
ゲルト「・・・・・お前には嘘をつけんな。」
エーリカ「良かったら話してくれない?トゥルーデの悩み。」
ゲルト「そうだな・・・」
ゲルト「今日坂本少佐と俺が訓練しているのを見てな、思ったんだ・・・」
エーリカ「何を?」
ゲルト「うん、私も少佐のように魔力を失ったらどうするんだろうな・・・と。」
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 13:52:21.31 ID:e4+k1z8uO
支援
379 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 13:55:21.15 ID:5XlpM7yj0
エーリカ「・・・・・」
ゲルト「最近、戦っている内に分かってきたんだ、私の魔力が以前よりも衰えていることに・・・」
エーリカ「・・・・・うん。」
ゲルト「いずれ私の魔力も消えてしまうだろう。でも今は・・・今だけは失うわけには行かないんだ・・・」
ゲルト「このカールスラントを取り戻すまでは・・・絶対に。」
エーリカ「そうだね・・・」
ゲルト「今までは考えないようにしていたんだ・・・自分が戦えない姿なんて、想像したくなかったから・・・」
ゲルト「でも・・・今日、少佐を見て・・・急に・・・怖くなってしまったんだ・・・」ボロボロ
ゲルトの頬に涙が伝う・・・
ゲルト「このまま・・・私が戦えないせいで・・・この国を取り戻せなかったらと考えると・・・怖くて・・・悔しくて・・・」
ギュッ
そんなゲルトをエーリカが抱きしめる。
エーリカ「そっか、気づいてあげられなくてごめんね・・・」
エーリカ「でもね、トゥルーデ一人で背負うこと・・・ないんだよ?」
ゲルト「ハルトマン・・・」
380 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:00:01.87 ID:5XlpM7yj0
エーリカ「トゥルーデにはあたし・・・ううん、あたし達がいるんだから。」
ゲルト「!!」
エーリカ「もっとあたし達を信じてよ、頼ってよ。」
エーリカ「この国を取り戻したいって気持ちは、みんな一緒なんだから。」
ゲルト「う・・・うぅ・・・フラウ・・・あぁ・・・」
ゲルト「うわあああああああああぁぁぁ!」ボロボロ
ゲルトの涙をエーリカが力強く抱きしめ、受け止める。
エーリカ(今はいっぱい泣いていいんだよ・・・トゥルーデ・・・)
しばらくした後・・・
ゲルト「・・・ありがとうフラウ・・・もう大丈夫だ・・・」
エーリカ「うん。」
抱いていたその手を離すエーリカ。
エーリカ「あのね、トゥルーデ。」
ゲルト「なんだ?」
エーリカ「実はこの前ミーナも同じこと言ってたんだ。」
381 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:05:01.81 ID:5XlpM7yj0
ゲルト「ミーナも?」
エーリカ「うん。ほら、ミーナももう少しで20になっちゃうでしょ。」
この世界ではウィッチは20歳を超えると魔力を失うのが一般的だという。
エーリカ「だから悩んでるのはトゥルーデだけじゃない、みんな一緒。」
ゲルト「そうだったのか・・・私は自分のことばかりで周りが見えていなかったな・・・」
エーリカ「たぶんミーナのほうが先に魔力なくなっちゃうと思う。だからさ・・・」
エーリカ「その前にあたし達の手で絶対に取り戻そうね、この国を!」
ゲルト「ああ、もちろんだ!」
2人は再びこの国を取り戻す決意をした。
絶対に自分達の手で取り戻すと・・・
2日後
俺「今日で1ヶ月か・・・」
あの戦いからちょうど一ヶ月がたった。
俺「また来るかもしれないな・・・」
382 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:10:01.50 ID:5XlpM7yj0
---ブリーフィングルーム---
ミーナ「それでは、ブリーフィングを始めます。」
一通りの説明を終えシフトの発表へと移る。
ミーナ「それで、今日の夜間哨戒は・・・」
俺「隊長。」
ミーナ「どうしましたか俺一等兵。」
俺「今日の夜間哨戒任務に自分を加えて欲しいっス。」
ミーナ「どうしてかしら。」
俺「いえ、ただ今日は行かなきゃいけない気がするんです。お願いします、隊長。」
俺の目は真剣だった。
ミーナ「・・・わかりました。では今日の夜間哨戒任務は俺一等兵とリトヴャク中尉、そしてビショップ曹長にお願いします。」
俺&サーニャ&リーネ「了解。」
ミーナ「それでは解散とします。各自任務に当たってください。」
全員「了解。」
383 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:15:00.59 ID:5XlpM7yj0
---基地内廊下---
リーネ「あの、俺さん!」
俺「どうしたっスか、リーネさん。」
リーネ「今日の哨戒任務、よろしくお願いします。」
俺「こちらこそ、よろしくっス。」
リーネ「私、もしかしたらお2人の足をひっぱちゃうかもしれないですけど・・・」
俺がリーネの唇の前に人差し指を立てる。
俺「そういうことは考えちゃダメっス。それに、リーネさんの命中精度と火力があればかなり心強いっスよ。」
俺「だから、一緒に頑張りましょう、ね?」
リーネ「はい!」ニコ
俺(ここの子はみんな笑うと可愛いんだよな・・・///)
リーネ「それじゃあ、また後で。」
俺「はいっス。また。」
384 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:20:01.82 ID:5XlpM7yj0
夜
---バルト海上空---
今日も夜の海上は静かだ・・・
リーネ「静かですね・・・」
サーニャ「何も無いといいんですけど・・・」
しかし、サーニャの言葉は見事に裏目に出てしまった。
俺「!!」キュイイイイイン
突然俺とサーニャの魔導針の色が変わる。
ふと反応の有る月のほうに目を向ける。
そこには女性の聖職者のような姿をしたネウロイがいた。
俺「あいつ・・・いつの間に・・・」
サーニャ「!」
突然上空からネウロイがビームを放つ。
サーニャ「リーネさん!あぶない!!」
リーネ「え・・・?」
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 14:21:00.07 ID:U7AtWt000
支援
386 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:25:22.44 ID:5XlpM7yj0
俺「チッ・・・!」ブォン!
俺が咄嗟に蒼炎を纏った刀でネウロイのビームを両断する。
俺「大丈夫っスか、リーネさん!?」
リーネ「は・・・はい、なんとか・・・ありがとうございます。」
俺「よかった・・・サーニャさん基地に連絡を!」
サーニャ「わかりました!・・・本部、応答願います・・・」
俺「リーネさん!」
リーネ「は・・・はい!」
俺「ここからあいつを狙うこと・・・できますか?」
リーネ「や・・・やってみます!」
リーネは対装甲ライフルを構える。
リーネ(集中して・・・)
慎重に狙いを定める・・・
リーネ「そこ!」ダンッ!
弾丸は見事に命中し装甲を抉り取る。
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 14:25:42.87 ID:EzUUcyKD0
支援じゃー
支援
389 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:30:22.73 ID:5XlpM7yj0
リーネ「やった!」
俺「さすがっス、リーネさん!」
しかし装甲は次第に再生を始める。
リーネ「そんな・・・早い・・・」
俺「大丈夫っス、今度は俺があいつの装甲を剥ぎ取ります。リーネさんは俺の合図でコアを狙い打ってくださいっス。」
サーニャ「応援、まもなく到着するそうです。」
俺「ウィルコ。応援が来る前にかたづけて、驚かしてやりましょう!」
サーニャ&リーネ「はい!」
俺「いくっスよ!」ブロロロロ!!
ネウロイに近づく。それと同時にネウロイも逃げ始める。
俺「逃がさない!」ガガガガガガガ!!
しかし命中しても装甲がなかなか削れない。
俺「うわっ・・・硬いな・・・なら・・・」
俺「殺陣(マーシャルフィールド)、展開!!」
いつものように魔法で空間が掌握されていく。
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 14:34:13.62 ID:EE9RsuCDO
しえん
391 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:35:22.64 ID:5XlpM7yj0
しかしネウロイが逃げるためなかなか空間に入らない。
俺「サーニャさん!この空間へ誘導してくださいっス!」
サーニャ「はい!」バシュバシュバシュ!!
ネウロイを誘導するためにフリーガーハマーの引き金を引く。しかし・・・
リーネ「そんな!?」
サーニャ「また・・・」
またもやサーニャのロケット弾はネウロイの体を通り抜ける。
俺「仕方ない・・・リーネさん誘導できますか!?」
リーネ「あ、はい!やってみます!」
リーネ「当たって!!」ダンッ
ネウロイが先に攻撃を察知し紙一重でかわす。が・・・
ネウロイの体はすでに俺が掌握した空間の中だった。
俺「灰燼の焔ァ!!」ブォン!!
蒼炎を纏った刀は先ほどの銃撃よりも高い威力でネウロイの装甲を剥ぐ。
そしてコアが露出する。
しえーん
支援
蒼い炎を纏った刀って聞くとSDK思い出す
394 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 14:42:03.80 ID:5XlpM7yj0
リーネ「当たって!!」ダンッ
その弾丸は見事にネウロイのコアを砕いた。
リーネ「やった・・・やった!」
俺「やったスね、リーネさん!」
サーニャ「リーネさん・・・すごい・・・」
遠くから声が聞こえてくる。
芳佳「リーネちゃーん、サーニャちゃーん、俺さーん!」
リーネ「芳佳ちゃん!」
リーネが宮藤のもとへと駆け寄る。
リーネ「やったよ芳佳ちゃん!わたし、ネウロイを倒したよ!」
芳佳「リーネちゃんが!?すごいよ、リーネちゃん!!」
リーネ「うん、俺さんとサーニャさんのおかげよ!」
その後も次々と仲間が到着する。
エイラ「サーニャー!」
サーニャ「エイラ!」
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 14:59:59.84 ID:ftNjtabiO
さるか
396 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 15:00:30.30 ID:5XlpM7yj0
エイラ「大丈夫だったカ、サーニャ?怪我してないカ?」
サーニャ「大丈夫よ、エイラ。心配してくれてありがとう。」ニコ
エイラ「サーニャ・・・///」
ミーナ「お疲れ様。俺さん。まさか私たちが来る前に倒すとは・・・」
俺「はいっス、今日はリーネさんがいなかったら危なかったっスけどね。」
エーリカ「リーネやる〜!」
ゲルト「ああ、お前は501に欠かせない優秀な狙撃主だ!」
ペリーヌ「ほんと、やるようになりましたわね。」
エイラ「ツンツンメガネも頑張れヨナ。」
ペリーヌ「ど・・・どういう意味ですの!?」
リーネ「ありがとうございます、みなさん!」
こうして2番目の刺客はリーネの手によって撃破された。
---俺の部屋---
俺「ふぅ・・・今日も疲れた・・・」
俺はベッドに腰掛ける。
397 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 15:02:32.60 ID:5XlpM7yj0
ふと机に目をやるとまたあのカードがあった。
俺「またか・・・」
カードを手に取る。
そのカードには女性の教皇の姿が描かれ下の欄に【PRIESTESS】と書かれていた。
一通り眺めるとカードは砂のように消えていった。
そして俺の頭に声が響く・・・
――私は導くもの―――スカアハ―――
―――――あなたに力を与えましょう――――――
頭の中の声が消えると同時に、俺の体が少し軽くなる。
どうやら前よりも魔力が増幅したようだ。
俺「スカアハ・・・か。」
俺「今日は寝よう。」
二度目の試練はこうして幕を閉じた。
398 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 15:06:01.18 ID:5XlpM7yj0
ここまでです
途中ブラウザがフリーズして時間空いちゃいました。申し訳ない・・・
改めて読み返すとほんと描写が雑ですね・・・
汚い文章を投下して申し訳ないです
黙って読んでくれた方、支援してくれた方に感謝。
乙
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 15:07:38.60 ID:xrzbTkea0
乙なんだな
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 15:07:46.61 ID:U7AtWt000
乙乙 いつも楽しみにしてるんだぜ
早く続き読みたい
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 15:10:35.48 ID:EzUUcyKD0
乙ー!
俺も新作ある程度かけたから今晩投下するね
乙
戦闘シーンかけないどうしよう
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 15:16:35.60 ID:EzUUcyKD0
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 15:18:15.41 ID:xrzbTkea0
キンクリという技があってな…
乙 駄文だなんてとんでもない
イチャイチャ書いてて空しくなってきた
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 15:29:19.04 ID:ftNjtabiO
乙乙
410 :
初投下です。 ◆kKKqyFB9fA :2010/11/13(土) 15:48:27.25 ID:N8+g2covO
「……なんで!」
普段は呑気なエイラが、苛立ちを隠せず、吠えた。
ネウロイ消滅から数ヶ月後、地下資源を見付けたオラーシャ政府との交戦がいよいよ現実化を帯びてきたからだ。
と、なれば……盟友のサーニャは家族の為に否応なしに、再び戦場に舞い戻るだろう。
彼女は物静かだが、芯は強い女なのだ。それはエイラが一番良く知っていた。
人間相手にフリーガンハマーを放つサーニャを見たくはない。だが…
サーニャに人殺しをさせたくない…
戦わなければ生き残れない
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 15:59:49.16 ID:EzUUcyKD0
なんという初っ端から鬱展開
413 :
ペルソナ:2010/11/13(土) 16:08:46.04 ID:5XlpM7yj0
なんかすごいSSきてる・・・
wikiのほうに第5話を追加させていただきました。
414 :
アギトの俺:2010/11/13(土) 16:21:40.99 ID:ZaV405RmO
ほんとにどうでもいい個人的な事なんだけど
>>48の104番目は109番目の間違いだった……
いや、だからといって何がどうこうって訳じゃないんだけど
一応訂正的な、うん、あれです
支援
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 16:24:49.50 ID:EzUUcyKD0
続き・・・?
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 16:41:33.76 ID:OZs+8Wxd0
支援紫煙
こなさそうだな‥‥リアルの戦争の展開となると他のウィッチも闘うことになるなあ
418 :
ちょっと次回作?の予告:2010/11/13(土) 16:46:02.41 ID:cm978a+/P
「俺、転送設備の調整が完了した。いつでもいける。」
基地で自分の固有魔法と機材の調整をしていた管制官が俺に声をかける。
俺「特甲の換装はいい。7.92mmじゃ決定力に欠ける。あれを頼む。」
友「よし…『転送を開封――』」
その言葉と共に俺の右腕のMG-42が緑色の光りに包まれた。次第にその輪郭を失い、
代わりにさらに巨大な、全長1mを超える機関銃がその腕に握られる。
ブローニングM2重機関銃。連射性能はMGに劣るが、12.7mmの弾丸を秒間10発で吐き出す凶悪な武器。
そしてそれを握る彼の腕、魔力を通すことにより出力を上げる強化マニピュレータを内蔵した戦闘用義腕、
通称『特甲』は銃身だけで40kg近い重量を誇るその機銃を、ストラップを肩に通しながら苦も無く振り回した。
そしてもう片腕には給弾用のベルトを内蔵したケースを構え、ストライカーを全力加速させる。
ミーナ「俺さん!?」
戦闘は膠着していた。今回出現したネウロイは機銃ではほとんど装甲が削れず、ライフルでは傷は付けられても
すぐさま回復してしまう厄介なものだった。
不幸中の幸いというべきか、敵の機動力は、ストライカーの全力で追いつけないほどでもなく、
敵の攻撃は反撃に転じるのが難しいほど苛烈でもなかったため、戦闘はどのように敵に致命打を与えるか、
という一点のみに集約されていた。
そして戦闘の指揮を司っていたミーナに声をかけ、しばしの間戦線を離れていた俺が巨大な機銃を片手に戦場に再度突入する。
俺「危ないぞ!!離れてろ!!」
そのただならない声を聞き、撹乱しながら攻撃を加えてい501メンバーがネウロイから距離をおく。
そして、
419 :
クランチ文体超ムズイ:2010/11/13(土) 16:46:53.09 ID:cm978a+/P
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
12.7mm徹甲弾の掃射音=装甲を苦も無く削る秒間10発の雨
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
ネウロイの反転/反撃の光線/しかしその射出口ごと装甲は穴だらけに
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
湯水のごとく吸い込まれていく給弾ベルト/その分失われる敵の装甲
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダタ!!
ミーナ「俺さん!!」インカムに響く上官の叫び――その弾雨の轟音にかき消されただのノイズに
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
俺「何か言いましたか!!??もっと大きな声でお願いします!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
ケースに残るベルトは残り一帯=100発少々――それも敵の装甲に吸い込まれる
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
弾雨の中削られた装甲の中の光/真紅の結晶=ネウロイのコア
それを見る俺――突入。その時管制官による弾切れの機銃の還送=絶妙のタイミング
その身は疾風――すぐさま接敵。
俺「はっはぁ――!!」=歓喜の叫び。
そして急降下の勢いそのままに右ストレート――強化マニピュレータによる全力の一撃=ダメ押しの一打。
現れる真紅のコア/後方に振りかぶる右腕――振り下ろされる止めの一撃=砕け散る赤い結晶。
崩壊する黒い機体/すぐさま白色の粒子に=戦闘の決着。
-----------------------------------------------------
ってかんじの全身義体化した特甲ストライカーの話考えてみたけど
話のプロットがイマイチ進まない。投下するとしたらあと1ヶ月位かかるかも
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:01:22.37 ID:1qB5T/xz0
=がいいな
俺に個性とか特徴持たせるの難しい
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:04:36.81 ID:cm978a+/P
まぁ某本屋大賞作家のパクリなんですけどね。
あの文体はまるとヤバイ
夜に警報が鳴ることってあるのかな?
夜中にロマーニャに向かう大勢の小型ネウロイが現れて、
何人かのウィッチが夜間任務中だったサーニャの応援に向かうって変だろうか?
ありじゃね
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:11:07.53 ID:xrzbTkea0
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:14:16.30 ID:WKy9r0Dy0
試製閃電を出そうと思ったら戦闘シーンの描写がいろいろ難しくて全然活かせない
1930以降に改訂版投下しようと思っている。誰か踏み潰す恐れない?
メタルウルフカオスやってたら電波きた
坂本『なんだ!?この機体は!?』
ミーナ『待って美緒!!このエンブレムは……』
シャーリー『そう、これはリベリオンのリーダーが乗る航空機の証』
ゲルト『エアフォース…ワンだと!!』
芳佳『なんで空飛んでるんですか!?』
俺『なぜだと?』
俺『私に不可能は無い!!』
俺『なぜなら私はリベリアン合衆国大統領だからだ!!!』
どう展開すんだこれ
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:27:15.64 ID:ftNjtabiO
今落としちゃえばよくね?
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:28:53.44 ID:ZaV405RmO
ゴウッ!
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:32:22.74 ID:xrzbTkea0
>>428 これ最高だろwwwできたら頑張ってほしいw
1930時に降下する
>>431 今の奴ちゃんと終わったら真剣に書いてみるよww
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:39:03.33 ID:xrzbTkea0
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 17:52:49.12 ID:l1zbOPMfO
500追いつくよ チョコボーイさん!
500も 突くんだぁ チョコボーイもついていい?
じゃあ突くよ?すぅ〜…
突くよ? ああああああああ!
誰もいない、投下するなら今の内
前回までのあらすじ
海岸で倒れていたらもっさんに助けられて基地に世話になることに
記憶喪失中
ー数日後ー
ー朝ー501隊基地 外ー
俺.oO(な、なんでこんなことに……) ハアハア
坂本「わっはっは! 俺、男子が情けないぞー! 後一周だ!」
俺「わ、わかりました……っ!」
リーネ「俺さん……」アセアセ
ペリーヌ「ハァ、ハァ……ほ、本当に情けないですわねえ。……置いていって……しまいますわよ……!」
宮藤「ハァ、ハァ…お、俺さん……もう、少しです…よ……! い、一緒に! ……頑張りましょう……!」ニコ
俺「みんな、ハァ……ハァ……本当に凄いな! ……ああ、……後もう少し……ハァ……頑張ろう!」
ミーナ「……」フフッ
ー
忘れてた、前スレ
>>886から
全員「ハァ、ハァ、ハァ!」グッタリ
坂本「わっはっは! ご苦労だったな! お前たち!」
ミーナ「みんな、お疲れさま」ニコ
坂本「ミーナか、何の用だ?」
ミーナ「大変な仕事も一段落ついたし、丁度少し時間が空いたから、様子を見に来たの。はい、みんな、これ」ニコ
俺.oO(冷たいハーブティーか……ありがたいな)
宮藤「ありがとうございます、ミーナさん!」ゴクゴク
リーネ「芳佳ちゃん、そんなに急いで飲んだら噎せちゃうよ……」アセアセ
宮藤「……! ……!」ケホケホ
ペリーヌ「言ってるそばから……」フウ
俺「ありがとうございます、ミーナさん」ニコ
ミーナ「……」フフッ
坂本.oO(うーむ、お茶は普通に入れられるのにな)チラ
ミーナ「どうしたの? 美緒」
坂本「い、いや! なんでもない。美味いお茶だな、と思ってな」アセアセ
ミーナ「フフッ、何言ってるの? 美緒ったら」ニコニコ
ペリーヌ.oO(自覚がないというのは恐ろしいですわね……)
宮藤「あれ? ペリーヌさん、飲まないの?」
ペリーヌ「の、飲みますわよ! 全く忙しないったらありませんわ……けほっけほ!」
リーネ「あ、あ、……ペリーヌさんまで」アセアセ
俺.oO(……)フフッ
ー
支援
ー昼ー俺の部屋ー
俺「そろそろお昼だな……今日は何を作ろうか……」
コンコン
俺「今開けます」
俺.oO(誰だろう? リーネさんかな?)
カチャ
バルクホルン「……俺」
俺.oO(あれ? バルクホルンさん?)
バルクホルン「悪いが頼みがあるんだ、こいつに」
エーリカ「ちょ、引っ張らないでよー! トゥルーデ」ヒョコ
俺「ハルトマンさん」
バルクホルン「こいつ……いや、ハルトマンにもリーネに教えているように料理を教えてやってくれないか?」
俺「ハルトマンさんにですか? 構いませんけど……」
バルクホルン「よし来い!」グイ
俺「え、うわわ!」
俺.oO(凄い力だ……! )
エーリカ「いいよー、トゥルーデが教えてくれればいいじゃんかー」
バルクホルン「黙れ! 大体元はと言えば貴様が言ったんだろうが!」グイグイ
エーリカ「トゥルーデが教えてくれないから言ってみただけだよー」
バルクホルン「いつもグータラしているだけのお前に誰が料理など教えるか!」グイグイ
俺「あ、あの、一人で歩けますから」
バルクホルン「いいから来い!」グイー
俺.oO(泣きたい)
ー
ー昼ー調理場ー
俺「では、まず果物の皮を剥きましょう」
エーリカ「ええー、いいよ、面倒臭い」
バルクホルン「おい」
俺「いえ、そうですね……それも独創的で面白いかもしれません」シンケン
バルクホルン「待て」
バルクホルン.oO(なるほど、俺が横にいたのにミーナの手料理がああなったのはこういうわけか) アキレ
バルクホルン「俺、独創的とかそういうのはいいからだな、コイツにはごく一般的な、そうだな……」
バルクホルン「……そうだ、丁度リーネに教えてるようなことをそのまま教えてくれればいいんだ」
バルクホルン「コイツの独創的なセンスは全て無視してくれて構わない」
俺「そうですか? それなら……」
エーリカ「ええー、そんなの言論の自由の妨害じゃんか」ウンザリ
バルクホルン「子供かお前は! ウンザリしたいのはこっちだ! ……兎に角宜しく頼む」
ミーナ「あら、今日はトゥルーデとフラウが一緒なのね。私も手伝おうかしら?」フフッ
バルクホルン・エーリカ「「いや、大丈夫」」ブンブン
俺「ミーナさん、それじゃあ折角ですから……」ニコ
バルクホルン「お前は黙ってろ!」
ミーナ「そう? 残念ね。それじゃ、お昼楽しみにしてるわね」ニコ
俺.oO(行ってしまった……)
エーリカ「……真面目に教えてもらお」ボソ
バルクホルン.oO(……複雑だ) ハア
ー
ー夜ー俺の部屋ー
俺.oO(もう夜か……ハルトマンさんは料理覚えてくれたかな)
俺.oO(宮藤さんたちの夕飯も美味しかった。あれはなんという料理だったのだろう?)
俺.oO(機会があればまた教えてもらうか……)
俺.oO(……)
俺.oO(寝るか……)
ランーランーランー
俺.oO(この歌は、この前……そうだ、俺が初めてここで目覚めたあの日の夜にも)
ランーランーランー
俺.oO(……向こうからだ)
ー
ー501隊基地 外ー
サーニャ「ランーランーランー」
俺「……」
サーニャ「ランーランーラ……誰?」
俺「気付かれてしまいましたか」ヒョコ
サーニャ「俺さん……」
俺「素敵な歌ですね。故郷の歌ですか?」
サーニャ「はい……歌、お好きですか?」
俺「どうやらそのようです」ニコ
サーニャ「……ランーランー」
俺.oO(なんだろう、何故だかとても懐かしい……)
俺.oO(俺は……) ホロリ
俺.oO(これは、涙……俺は、泣いている……?)
サーニャ「ランーランーランー」
俺.oO(何故……)
ー
ここまで
支援くれた人感謝です
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 18:16:55.16 ID:1qB5T/xz0
乙
何かいいネタ降って来ないかな
乙
記憶喪失系は正体気になるなー
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 18:38:21.02 ID:WKy9r0Dy0
おつ〜
452 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 18:39:43.84 ID:U7AtWt000
おつん
俺も投下しちゃうぞ
乙
明日の昼開いてたら、いちゃもどき投下する。
短いとはいえ初投下だからドキドキする。
455 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 18:48:18.39 ID:U7AtWt000
前スレ
>>557から
――――――3日後
次に俺が目を覚ましたのは医務室のベッドの上だった。
・・・なんで医務室?何があったんだっけ?
腹に何か締め付けられるような感覚がある。服をめくってみると、包帯が巻いてあった。
それと、左耳が妙に温かい。触ってみたら、
俺「・・・痛っ!?」
軽くだが痛みが走った。
その痛みで、段々記憶が戻ってきた。
確かネウロイとの戦いで・・・そうだ、耳は銃弾で、腹は不意のビームでやられたんだったな。
俺「・・・クソッ!」ドスッ
倒せると確信したのに、
・・・彼女の能力と「危機」の時まで計算していたネウロイの技術に上を行かれたのだ。
悔しさがこみ上げてきて、俺はベッドを殴った。
456 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 18:50:13.54 ID:U7AtWt000
「・・・ん・・・」
その衝撃に反応したかのように、横から声がした。
誰かいたのか?
・・・誰だ?
そう思って視線を向けると、
「・・・俺・・・さん・・・?」
白い肌に銀色の髪。まさに「雪」を体現したような儚げな少女が、
細く綺麗な声で俺の名前を呼んだ。
俺「サーニャ?」
サーニャ「・・・っ!」ギュッ
俺の呼びかけには答えずに、サーニャは俺の右手を握ってきた。
俺「・・・」
俺は黙ったまま手を握り返す。
サーニャ「・・・良かった・・・」
サーニャが呟く。
457 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 18:52:05.25 ID:U7AtWt000
俺「・・・」
サーニャ「・・・このまま目を覚まさなかったら・・・どうしようって・・・」
うっすらと目に涙を浮かべている。
・・・心配させてしまったみたいだな。
サーニャの頭を撫でようと右手を動かそうとしたら、
サーニャは、握った俺の右手を自分の左胸に持っていった。
俺「・・・?」
ドクン・・・ドクン・・・
右手の柔らかい感触の奥に、サーニャの心臓の鼓動が伝わってくる。
458 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 18:54:08.18 ID:U7AtWt000
サーニャ「俺さん・・・私は、生きています・・・俺さんは?」
すぐに言葉の意味を理解できた俺は、空いている左手でサーニャの片手を掴み、
俺自身の左胸に、・・・心臓の位置に持っていった。
俺「生きてるよ」
その言葉に、サーニャは、涙を伝わせて俺の目を見た。
サーニャ「・・・はい・・・」
俺「・・・」
そのまま俺たちは、何も喋らずに見つめ合っていた。
459 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 18:58:12.56 ID:U7AtWt000
「あーーーーっ!!」
俺・サーニャ「「!」」
不意に響いた声に、咄嗟に俺たちはお互いの胸から手を離した。だが、
「どうしたんだルッキーニ!」
ルッキ「シャーリー!俺がサーニャのおっぱい触ってたー!!」
俺・サーニャ「「・・・」」
手遅れだった。
・・・あのクソガキ・・・ぶん殴ってやりたくなった。
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 18:58:17.30 ID:EE9RsuCDO
支援
461 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 19:00:20.06 ID:U7AtWt000
―――――――――
ミーナ「あらあら」ニコニコ
シャーリー「二日寝て起きたと思ったら早速それかぁ〜?」ニヤニヤ
俺「ち、違う!そうじゃなくて・・・」
ゲルト「言い訳するのか?見苦しいぞ、俺」
ペリーヌ「そうですわ!過程はどうあれ触ったのは事実でしょうに!」
宮藤「全く、俺さん何考えてるんですか!」
リーネ「芳佳ちゃん・・・」
宮藤「え?」
リーネ「・・・ううん、なんでもない」
エイラ「オイ俺・・・この二日間・・・サーニャがどれだけお前のこと心配してたと思ってんダヨ!
ずっと傍につきっきりだったんダゾ!なのにお前は・・・」
俺「・・・そうだったのか?」
サーニャ「・・・はい」
462 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 19:03:18.76 ID:U7AtWt000
俺「・・・ありがとう、サーニャ」
サーニャ「いえ・・・///」
エイラ「ムゥ・・・」
坂本「俺よ、宮藤にも感謝しておけ。懸命に治療してくれたのだからな」
俺「そうか・・・宮藤も、ありがとうな」
宮藤「えへへ・・・できることをしただけですよ」
シャーリー「しかし、バルクホルンに続いて、俺まであのネウロイに撃墜されちまうとはなぁ・・・」
ゲルト「・・・」
ミーナ「そのネウロイについてですが、この二日間でわかったことがあったので、
次の出撃の時のために例のネウロイへの作戦を立てたのだけれど・・・
俺さん、寝起きで悪いけれど、今ここで話してもいいかしら?」
俺「俺はどこだろうと構わないが・・・みんなは?」
エーリカ「私達はもうミーナから聞かされたからね。あとは俺だけなんだ」
ゲルト「そして、この作戦において不可欠なのは、俺、お前の存在なんだ」
俺「・・・そうか」
支援
464 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 19:06:09.16 ID:U7AtWt000
ミーナ「・・・前回、あのネウロイを撃破するために背後から攻撃しシールドを解除させて無防備状態を作らせるという作戦を行いましたが、
失敗に終わりました。理由は、背後にまわったシャーリーさんの銃撃が、返ってきた弾丸に阻止させられたからです」
俺「!」
あのネウロイ、そんなことまで・・・
ミーナ「シャーリーさんの報告によれば『近づくたびに弾のスピードと精密さが増していく気がした』とのことですが・・・
俺さんにも尋ねておきます。シャーリーさんの言うとおりでしたか?」
俺「・・・シャーリーも気付いてたか」
シャーリー「そりゃ気付くさ。近づくにつれてヒヤッとする場面が多くなってたしな」
坂本「ふむ・・・しかし、精密さがあるとはいえ銃弾と銃弾をかち合わせるなんて離れ技をしてのけるとはな・・・」
ミーナ「前回と同じ作戦はもう使えません・・・ですが、あの戦闘が全くの無駄だったわけではありません。
俺さん。あなたの攻撃がそれを証明してくれました」
・・・なんのことかは分かっている。
俺「俺の攻撃でシールドが解除されたことだな?」
ミーナ「そのとおりです。・・・次の出撃時にあのネウロイと遭遇した場合、
あなたに・・・正確にはあなたとエイラさんに、再び同じ役目をしていただきます」
465 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 19:10:19.15 ID:U7AtWt000
俺「・・・」
ミーナ「ですが、今度は『確実に破壊するため』ではなく、あくまで『シールドを破るため』の役割です」
俺「じゃあ、肝心の攻撃は誰がやるんだ?」
坂本「サーニャだ。お前はシールドを解除させたら、脚部の攻撃を即回避し、
それからサーニャがフリーガーハマーでネウロイを撃破する。リーネでも良かったのだが、コアが小さい上に攻撃が激しいからな。
火力を考慮してサーニャに任せることになった。・・・以上がこの作戦の内容だ」
俺「・・・了解」
ミーナ「・・・ごめんなさいね、俺さん。あなたが眠っている間に、また辛い役目を任せることを勝手に決めてしまって・・・」
俺「いや、気にしてない」
坂本「・・・何だと?」
俺の言葉に、みんな意外そうな顔をする。非難されるとでも思っていたのだろうか?
シャーリー「・・・平気なのか?返ってくる弾丸は全部お前が引き受けることになるんだぞ?」
俺「シールドを破る役目は俺にしかできないことだろ?」
坂本「・・・その通りだが、しかし・・・」
俺「俺がそれをやることで道が開けるんなら、希望が見えるなら、喜んでやってやるさ」
466 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 19:12:18.47 ID:U7AtWt000
坂本「・・・怖くはないのか?」
俺「俺が何もしないで、その結果ネウロイに好き放題させるほうが怖いさ」
サーニャ「俺さん・・・」
ミーナ「・・・引き受けていただけますか?」
俺「勿論」
即答だった。
そんな俺を見てバルクホルンは呟いた。
ゲルト「・・・やられたばかりだというのに、何故そんなにお前は余裕なんだ・・・」
・・・
俺「それに関しては、なんていうか・・・やられたからこそ余裕ができてきたんだ」
ゲルト「何?」
この世界に来てから、俺は命だけは『ツイてる』みたいだからな。
俺「いつ死んでもおかしくないはずの世界にいるのに、俺は今こうやって生きてる。死なずに済んでる。
今回だって、ネウロイに撃墜されはしたけど、それでも俺はまだ生きてる。・・・だから、これからも、きっと大丈夫だと思うんだ」
ゲルト「・・・」
467 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 19:15:08.75 ID:U7AtWt000
俺「それにさ、死ぬことを想定して戦っちゃ意味無いだろ?俺たちは、生きていくために戦ってるんだから」
ゲルト「・・・フッ。確かにな」
俺の言葉に、バルクホルンは笑った。
ハルトマンが微笑みながら口を開く。
エーリカ「・・・俺。前に比べたら、随分と前向きになったね」
・・・それはハルトマンのおかげだ。
俺「そうなるように仕向けた張本人が言う台詞か?」
エーリカ「・・・ホント、変わったね。良い方向に」
ゲルト「うむ」
バルクホルンは嬉しそうに頷いた。
468 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 19:16:20.10 ID:U7AtWt000
それから、数秒間の静寂があった。・・・伝えるべきことは全部伝えられたのだろうか?
ミーナに尋ねる。
俺「・・・話は終わりか?」
ミーナ「ええ」
俺「そうか・・・」
俺は窓の外の空を見上げた。
・・・『生きるために戦っている』。自分で言った言葉に、ふと思った。
俺は・・・戦いが終わったら、どうなるんだろう・・・。
サーニャ「・・・?」
469 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 19:17:56.56 ID:U7AtWt000
キリがいいからここまで
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:18:59.35 ID:EE9RsuCDO
乙
乙
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:25:22.09 ID:WKy9r0Dy0
おつ〜
次回も気になる・・・
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:25:32.06 ID:1qB5T/xz0
乙
俺「それにさ、死ぬことを想定して戦っちゃ意味無いだろ?俺たちは、生きていくために戦ってるんだから」
いつか言ってみたいな
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:29:30.22 ID:ipkaRelHO
乙あぁっす
人生初SSを書き始めてみた。書く前は格好良い俺を想像していた。
書き始めたら俺が変態になった。
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:36:04.09 ID:U7AtWt000
さてと・・・誰か予定ある?
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:43:44.39 ID:1qB5T/xz0
先発の部隊居ないかな?俺みたいな痛い駄文で踏み潰したら最悪だ。
>>480 行っちゃいなよ、ここ2、3日スレ空き気味だからさ
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:55:47.41 ID:cm978a+/P
ミーナ「うふふ…貴方の槍、可愛いわね…」
槍「ミーナ、さん…」
ミーナ「あらあら。貴方の手槍、私の手の中で長槍になっちゃった…」
槍「ミーナ、さん、…俺、もう…」
ミーナ「焦らないで。ゆっくり、ね。」
槍「ミーナ…いくよ…」
ミーナ「ええ。あなたの一番槍で、私のシールドを貫いて…」
槍「飲み込んで…俺のグングニル…!」
ミーナ「来てるわ…!感じる…!あなたのグングニル!」
槍「ミーナ…!ミーナ…!イクよ…!」
ミーナ「あっ…!私も…!イク…!天槍しちゃう…!!あ、あぁあぁぁーー!!」
-----------------------------------------------------
ごめん。ついカッとなってやった、大人しく外伝書いてくる
483 :
空挺兵:2010/11/13(土) 19:56:59.38 ID:tWUT8NsL0
前々スレ
>>850の続き。前スレのは闇に葬り去った。けどこいつも何時葬り去るかワカンネ
1.降下・初陣
一九四五年三月十日
あれから一ヶ月ほど経った。
航路では特に大きな問題はなく、無事到着した。
その近くの航空基地から輸送機で運ばれ、目的の航空基地に降下する。
しかし現在航空基地はネウロイの攻撃を受けている。
我が小隊は本隊とは別の地点に降下。敵に奇襲を掛け、混乱に乗じ本隊が総攻撃を仕掛ける。
といった作戦であるが化け物相手に通用するかは怪しい。
そうこうしているうちにブザーが鳴り降下地点まであと少しであることを知らせる。
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:58:13.62 ID:tWUT8NsL0
潰してしまった・・・・ごめん・・・・
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 19:59:58.65 ID:U7AtWt000
行って大丈夫だよ 続けろ
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 20:00:42.16 ID:EE9RsuCDO
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 20:01:17.31 ID:cm978a+/P
むしろ俺がゴメン
続けてください
>>484 ただの一発ネタみたいだから、大丈夫だよ。
続きカモン
489 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:02:30.50 ID:tWUT8NsL0
俺「よし、装備を点検!」
縛帯(ハーネス)が締まっているかどうか、主傘に異常ないか点検する。
またブザーが鳴る。今度は降下扉を開けた。空が茜色に色づいている。
俺「降下準備!」
結束紐を引っ掛け、降下の準備をする。
俺「旭日旗に向かって飛び降りるんだ!間違っても発炎筒に飛び降りるんじゃないぞ!」
もう一度ブザーが鳴っていよいよその時がやってきたことを知らせる。
俺「行け行け行け!」
あぁっすもういっちゃったよ〜
491 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:10:22.30 ID:tWUT8NsL0
(因みに1にウィッチはでてこないです。2からです。すんません)
部下たちがどんどん降りていくと、夕陽に染まった大地に落下傘の花が次々と咲く。
最後に自分も降下扉に向かう。そして俺は地平線を見据え機体の床を思いっきり蹴った。
数秒間、まるで鳥になったように宙を舞う。時間がゆっくり流れているかのようだ。
しばらくして落下傘が開くと旭日旗に体を向ける。ほぼ無風だ。
ふと地平線に目をやると夕焼け空に本隊の落下傘がいくつも咲いている。
もう一度降下地点を見据える。もう最初に出て行った奴が物量箱に向かっている。
気付いた頃には自分も着地までもう少しといったところであった。
すぐさま爪先を合わせ着地の姿勢をとる。
492 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:15:42.84 ID:tWUT8NsL0
爪先が大地に触れた途端俺は前転した。無理に立とうとすると捻挫骨折の恐れがあるのだ。
縛帯の離脱器を四分の一回転させ、叩き、縛帯を手早く解く。
小隊長「こっちだ俺兵曹!」
小隊長の元へ向かい三八式騎銃と弾帯を受け取り、騎銃の安全装置をはずした。
俺「有難うございます!」
小隊長「肉弾戦になるだろう。こいつをもってけ。」
小隊長から渡されたのは工兵隊の鉈だ。俺はそれを帯革に通す。
俺「頼もしい玩具ですね。大事に使います!」
そう言って分隊の方に向かう。
翼無き降下兵だ!撃ち落とせ伍長!!
支援ぬ
日常シーン→(戦闘シーンの壁)→イチャイチャ
支援
496 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:24:14.64 ID:tWUT8NsL0
現在化け物は滑走路から攻撃を行っている。現在我が小隊は滑走路から五百メートルの丘に降下した。
こちらからは滑走路を見下ろせる。双眼鏡を覗いてみると本隊は守備隊の後方に降下。防御戦闘を行っている。
「我が小隊は、後方から敵を奇襲し、混乱に乗じ殲滅せよ。」との命令を受けた。
我々は突撃発起地点まで移動を開始することになった。敵は本隊に釘付けでこちらに気付いていないようだ。
俺「ネウロイって間抜けなんですね」
小隊長「気を緩めるな。隠れているかもしれん。藪には特に警戒するんだ」
497 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:30:19.06 ID:tWUT8NsL0
そうこうしている内に敵と五十メートル程のの林に着いた。
小隊長「突撃発起地点だ小隊止まれ!」
小隊長「先ずは擲弾筒をお見舞いしてやる。」
擲弾手が前に出る。
小隊長「各個に三発撃て!」
擲弾手が化け物に榴弾の雨を降らす。爆煙とともに光る塵が舞い上がる。
擲弾手「撃ち終わり!」
小隊長「よし!撃ちかた止め!小隊突っ込め!」
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 20:34:58.85 ID:WKy9r0Dy0
支援〜
無職俺を書いてたら少し泣きたくなった
499 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:40:27.59 ID:tWUT8NsL0
小隊が喊声を上げながら一斉に林から飛び出す。敵も動じず赤い光線の様なものを発射してくる!
俺「うわっ!何だこれ!」
俺はそれを間一髪で避け、そのうち一体の懐に入り込み銃剣で一刺しする。
俺「間合い詰めれば大した事ないじゃないか!化け物が!」
光る塵が辺りに舞い、影もなく消える。それと同時に付近の二体がこちらに猛突進してくる。
そのうち一体を投げ飛ばし地面に叩きつけて拳銃で止めを刺す。
掴みかかってくるもう一体には肘打ちを食らわせ怯んだところで銃剣を差す。
俺「おねんねしな!」
銃剣を引き抜くと直ぐに次の獲物を捜す
その時・・・・!
500 :
博士と助手:2010/11/13(土) 20:43:19.87 ID:e4+k1z8uO
501 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:45:35.40 ID:tWUT8NsL0
上等水兵「兵曹殿!後ろ!クソ!行けない!」
声に反応して振り向こうとした途端いきなり後ろから羽交い絞めにされ、騎銃を落としてしまう。
部下は敵と白兵戦を繰り広げており手一杯だ!
俺「このまま死んでたまるか!」
俺は後ろに倒れこんだ。
その衝撃で敵が手を緩めたのを俺は見逃さない!
敵を振りほどいて敵に馬乗りになって押さえ込み、鉈に手を掛ける。
俺「優良な扶桑男児舐めやがったなぁああああああああああああああああああ!?」
俺は一思いに鉈を振り下ろした。何回も何回も。
そうしているうちに俺は怪しく光る物体を叩き割った。
502 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:50:06.41 ID:tWUT8NsL0
すると全ての化け物が一気に塵に変わり自分も尻餅をつく。
俺(やったのか?)
どうやらカシラを殺ると一斉に下っ端が消えるようになっているようだ・・・
突然頭がくらくらして来た。
俺(羽交い絞めされてるときに細工されたんだろうか・・・あれ・・・空が見える・・・
背中も冷たいな・・・空が綺麗だなぁ・・・・誰かが覗き込んでるな・・・・・・・・女のようだ・・・・
ぼやけてよく解らない・・・・・・眠いなぁ・・・・・)
俺の意識は此処で途切れた。
504 :
空挺兵:2010/11/13(土) 20:52:27.96 ID:tWUT8NsL0
これで降下終了。
前スレの見せ場もない滅茶苦茶な駄文以下のクズ文を改訂したんだが、
やはり空挺降下したっておんなじだねぇ・・・
>>469 乙
ペリーヌやルッキーニの魔法攻撃を検討しないのは何故なのか気になったんだぜ
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 20:58:43.40 ID:WKy9r0Dy0
乙 続きも待ってるよ
土曜日のこの時間にスレ空くの何週間ぶりだろうか?
508 :
異世界のウィッチ:2010/11/13(土) 21:13:10.82 ID:P7WDtp6XO
>>505 サーニャルートだし俺とサーニャに異世界ネウロイを倒させようと思ってたから
考えてなかったんだよ言わせんな恥ずかしい
509 :
前1:2010/11/13(土) 21:17:06.94 ID:EE9RsuCDO
空いてるならもう少ししたら書く
今日は早いな
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 21:21:01.23 ID:OZs+8Wxd0
壁を用意した甲斐があった!
待ってるぞ!
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 21:26:22.81 ID:ftNjtabiO
書き溜め無しで大丈夫か?
514 :
前1:2010/11/13(土) 21:33:41.99 ID:EE9RsuCDO
>>512先やる?人いないし2時位までやろうと思ってるんだけど
お先に失礼
>>289の続き投下します
バルクホルン「たわばっ」バタッ
ペリーヌ「た、大尉までっ!?」
エーリカ「あははは〜やっぱりー」
エイラ「何がやっぱりなんだヨ?」
エーリカ「いや〜俺を見た時にトゥルーデと同じ感じがしてさ〜」
ミーナ「(全くこの二人は…)ハァ…」
坂本「賑やかでいいな!はっはっはっはっ!!!」
俺&バルクホルン「大尉(中尉)」
俺&バルクホルン「やはり…妹は……お兄ちゃん(お姉ちゃん)と呼ばれることは…いいものだっ」バタッ
ダ、ダイジョウブデスカー
シ、シッカリシテクダサイー
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 21:48:26.08 ID:EE9RsuCDO
さるくらうまで投下したいと思います
その日の夜、自室
俺「昼間は不意を突かれたな…」
俺「でもお兄ちゃんと言われたのは久しぶりだな」
俺「妹が生きていればサーニャみたくなったのかな」
コンコン
俺「ん?はいどうぞ」
ガチャ
サーニャ「あ、あの…」
俺「あれ、どうしたサーニャ?」
サーニャ「昼間はすいませんでした」ペコッ
俺「いや謝らなくてもいいって」
俺「久しぶりにいい思いさせてもらったから」
サーニャ「あの…妹さんって?」
俺「死んじゃったよ…戦争で…妹も親もみんな…」
サーニャ「………」
俺「生きていればちょうどサーニャちゃんと同じ位の歳になるのかな」
サーニャ「あの…ごめんなさい」
俺「なんで謝るんだ?」
俺「悪気があって聞いたわけじゃないんだし」
サーニャ「えっと…俺さんの妹ってどんな子だったんですか?」
俺「んー引っ込み思案で恥ずかしがり屋、でも根は真面目だったなー」
俺「自分が決めた目標に向かって自分一人で出来るよう頑張ってたな」
俺「今、思えば子供ながらに結構しっかりしてたと思うなー」
サーニャ「俺さんと俺さんの妹さんは凄いですね」
俺「そんなことないよ。サーニャちゃんだって凄いじゃない」
俺「その歳でウィッチとして頑張ってるし、夜間哨戒の任務だってほぼ一人で頑張ってるじゃない」
俺「十分凄いよ」ナデナデ
サーニャ「…」///
サーニャ「そっそれじゃそろそろ戻りますね」
俺「あぁおやすみ」
サーニャ「あの…おやすみなさい。お兄ちゃん!」///
バタンッ
俺「ひでぶっ」ブシュッ
俺「はぁ…少し興奮して寝れん…」
俺「煙草でも」
テクテク
俺「ん?中佐の部屋から明りが」
コンコン
ミーナ「誰!?」
俺「俺だけど、まだ起きてたんですか?中佐」
ミーナ「俺さんですか。驚かさないでください」
俺「すいません。こんな遅くまで何やってたんです?」
ミーナ「執務の仕事とか色々ね」
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 21:55:14.95 ID:WKy9r0Dy0
支援
俺「その書類全部か!?大変だなぁ」
ミーナ「えぇ。もう嫌になっちゃうわ…俺さんこそこんな時間に何を?」
俺「いやぁ、寝れないから煙草を吸いに行こうと思って」
ミーナ「あまり吸い過ぎないで下さいね。健康に悪いですから」
俺「善処します…」
俺「そうだ。何か手伝うことがあれば……って言っても無いですね」
ミーナ「執務仕事はさすがに頼めないわ。気持ちだけで嬉しいわ!」
俺「そうですか。それじゃ」
ミーナ「えぇ。おやすみなさい」
バタン
俺「そうだっと!」
コンコン
俺「中佐?」
ミーナ「あら?どうしたの?」
俺「コーヒー入れてきたから気分転換に飲んで下さい。遅くまでお疲れ様です。」
俺「疲れた時は糖分!って思って味は甘めにしといたんで」
ミーナ「ありがとう!いただくわ。早く終わるよう頑張るわ」
俺「頑張って下さいね」
ミーナ「えぇ。本当にありがとう。」
翌日、朝
サーニャ「…」zzz
テクテクテク
ガチャ
サーニャ「……」zzz
テクテク
サーニャ「………」ボフッ
サーニャ「…………」ムニャムニャ
____
___
__
_
ミーナ「俺中尉。少しいいかしら?」
俺「中佐殿。どうしたんですか?」
ミーナ「中尉がウィッチになりそろそろ二ヶ月ちょっとね。この短期間でネウロイの撃破数もそれなりに増えていますね。
それに模擬戦もみんなと互角に張り合えるまで成長しました。とても素晴らしい戦果です。」
俺「ありがとうございます。でもこの部隊みんなのお陰でここまでこれています。お礼ならみんなに言って下さい。」
ミーナ「そうね。でも今日はその話じゃないの」
俺「それじゃどうしたんです?」
ミーナ「急な話なんだけど、中尉には明日から夜間哨戒の任務に就いてほしいの」
俺「夜間哨戒…ですか?俺は構いませんが、急ですね」
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:04:11.50 ID:n8hHZb/1O
しえ
さるくらうまでと思ってたけど気付いたら22時になってた
ここで終わりにします。
>>517 お先に失礼しました
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:05:07.33 ID:ftNjtabiO
乙
乙
おっつー
俺もサーニャに妙な呼び方させてみるか…
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:10:26.17 ID:wKrtMkp3O
乙!!
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:14:19.05 ID:EE9RsuCDO
乙
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:18:34.60 ID:4kfuy/8q0
ちょいと質問なんだが、ネウロイの大きさ?にラロス級とかにケファラス級とか書いてる作者がいるけど
あの設定ってオリジナルなの?
作中でネウロイの大きさをどう表現してるのかWIKIみてもよくわからなくて
535 :
ナトリウム:2010/11/13(土) 22:19:02.84 ID:OZs+8Wxd0
乙!
ラロス→艦上戦闘機
ケファラス→中型爆撃機
トゥーパリェフ→大型爆撃機
ディオミディア→ケファラスの3倍、とにかくでかい
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:23:00.82 ID:4kfuy/8q0
539 :
前1:2010/11/13(土) 22:23:04.04 ID:EE9RsuCDO
>>242から
―数週間後―
エイラ「なあサーニャ聞いてクレ!」
エイラ「今日おれがサー」
サーニャ「!(今日もおれさんの話…)」
サーニャ(エイラ…)
エイラ「――でサァ、」ニコニコ
サーニャ「…エイラ」
エイラ「ン?」
サーニャ「エイラは…おれさんの事、好き…なの?」
エイラ「エ…」
543 :
前1:2010/11/13(土) 22:31:58.03 ID:EE9RsuCDO
サーニャ「サンダーヘッドさんはどうなるの!」
サーニャ「エイラはあの人を愛してるんじゃなかったの!」
エイラ「ソレは…」
サーニャ「しっかりしてよッ!エイラ!」
エイラ「なんダヨ!おれはワタシに優しく話しかけてくれるんダ!」
エイラ「あいつは生きてるかどうかさえわからないジャナイカッ!」
支援ぬ?
545 :
前1:2010/11/13(土) 22:45:37.33 ID:EE9RsuCDO
サーニャ「――ッ!」
パンッ!
エイラ「っ…」
エイラ「なにするんダヨッ!」
サーニャ「エイラッ!目を覚まして!」
エイラ「ナンダト!」
サーニャ「エイラッ!」
エイラ「サーニャのワカラズヤッ!」
サーニャ「私もう知らない!出ていって!」
エイラ「ああ!」
バンッ
芳佳「わっ」
芳佳「エイラ…さん?」
エイラ「フン!」
芳佳「あ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:47:57.83 ID:0yGW1b3W0
俺もさーにゃんにビンタされたい
支援
547 :
ナトリウム:2010/11/13(土) 22:48:41.08 ID:OZs+8Wxd0
どちらかというと俺は、ミーナのほうが・・・
支援
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:49:46.93 ID:WKy9r0Dy0
俺はトゥルーデに・・・
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:50:31.42 ID:wKrtMkp3O
んじゃ俺はもっさんにグーパンされたい
シャーリーにおっぱいビンタを……
トゥルーデにやられたら首ごと持っていかれそうだ
552 :
前1:2010/11/13(土) 22:53:28.52 ID:EE9RsuCDO
――ストライクウィッチーズ結成から数ヶ月、人類の反撃が始まっていた。
―異世界―
ドォオオン ドォオオン
ヘイヘ「……」
ガシャン バァン ガシャン バァン ガシャン バァン・・・
ウィッチ1「凄い!ネウロイが片っ端から墜ちていく!」
デコイ「雑魚はヘイヘに任せておけ!俺達はアタマを叩くぞ!」
ウィッチ1〜6「はい!」
支援
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:55:17.16 ID:ZaV405RmO
俺たちのナイトさんや!
サンダーヘッドなにやってんだよ!
支援
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 22:58:57.12 ID:0yGW1b3W0
サンダーヘッドが来ないんならかわりに俺がエイラと結婚していい?
しえんしえん
558 :
前1:2010/11/13(土) 23:01:33.95 ID:EE9RsuCDO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
デコイ「いまだ!やれ!」
ウィッチ「うおおおお」
ダダダダダダダダダダ
パリィン
ウィッチ2「やった!」
デコイ『コアを破壊した』
ヘイヘ『了解』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―基地―
コナー「ご苦労だったな」
デコイ「ええ、少し数が多くて手こずりましたよ」
559 :
前1:2010/11/13(土) 23:10:09.39 ID:EE9RsuCDO
コナー「最近ネウロイが強くなってる気がするな…」
デコイ「やはりそう思いますか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―食堂―
ガヤガヤ・・・カチャカチャ・・・
ナックル「(リフさんリフさん!)」ヒソヒソ
リフ「(なんだ?)」
ナックル「(例の物が手に入ったんですよ)」ヒソヒソ
リフ「(なに!ほんとか!)」ヒソヒソ
ナックル「(では後で俺の部屋に)」ヒソヒソ
リフ「(おう)」
560 :
前1:2010/11/13(土) 23:19:51.72 ID:EE9RsuCDO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―廊下―
ナックル「任務中に隠してネウロイと戦うの大変でしたよ」
エーリヒ「あ!こんばんは」
リフ「お!エーリヒお前も来るか?」
エーリヒ「?」
ナックル「いいものがあるんだ」
リフ「お前も今日から大人の仲間入りだぜ!」
???「おい。おまえら!」
リフ・ナックル「!?」ビクッ
リフ・ナックル(ヤバい!)
561 :
前1:2010/11/13(土) 23:26:59.93 ID:EE9RsuCDO
喉「俺も仲間に入れてくれ!」
リフ「お前かよ…脅かすなよな」
ナックル「さ、早く俺の部屋に行きましょう」
リフ「来いよエーリヒ」
エーリヒ「え?あ、はぁ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―ナックル部屋―
ナックル「これです」
つ魔女っ娘倶楽部
リフ「おお!」
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 23:27:35.96 ID:e4+k1z8uO
エイラの気持ちもわからんでもないなぁ
信じたいはずなのにどこか不安で、そんなときに他の男に優しくされたら
心揺らいでも仕方ないよ
とくに周りがお構い無しにイチャイチャしてるしそりゃ焦れるわw
エイラさんの近くにも壁殴り代行さえいれば‥‥
なるほど、今日起きたらベッドにエイラが居たのはそういうわけだったのか
565 :
前1:2010/11/13(土) 23:33:19.06 ID:EE9RsuCDO
ナックル「この娘よくないですか?」
ナックル「この黒髪眼帯の」
リフ「いや、こっちだろ?」
リフ「見ろよこの胸すげー柔らかそうだぜ」
喉「目が腐ってるのか?」
喉「この貧乳ツインテールの娘が一番だろ」
ナックル「子供じゃないっすか!」
リフ「おい、エーリヒお前はどの娘がいい?」
エーリヒ「え、あ…その…///」
ナックル「恥ずかしがらなくていいって!」
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 23:34:31.70 ID:ftNjtabiO
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 23:36:05.79 ID:4NcrHTx2P
そこで999の出番
と思ったけどエイラとフラグ立ててる奴がいなかった…
568 :
前1:2010/11/13(土) 23:41:15.19 ID:EE9RsuCDO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ナックル「そろそろお開きにしましょう」
喉「そうだな」
リフ「それ貸してくれ。ちょっとトイレ行ってくる」
ナックル「ほどほどにしてくださいよ」
リフ「おう」
ガチャ
喉「じゃあな」
ナックル「おやすみなさい」
リフ「おやす…ミーナ…」
ミーナ「うちの子連れて何してたのかしら?」
喉・ナックル「」
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 23:42:36.32 ID:WKy9r0Dy0
キュッ!
支援
571 :
前1:2010/11/13(土) 23:48:14.50 ID:EE9RsuCDO
リフ「な、なんでここに…」
ミーナ「なんででしょうね?」
喉「ミーナ中佐!こいつがエーリヒ君を無理やり連れ込みました!」
ナックル「自分たちは止めたであります!」
リフ「おまえら!?」
喉「ついでに言うと、エーリヒ君に如何わしい本を見せていたであります中佐」
ミーナ「ちょっと来てくれるかしら?」
リフ「待って!ねえ!」
喉(さらば友よ…)
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 23:51:31.12 ID:wKrtMkp3O
リフは犠牲になったのだ・・・・・・
573 :
前1:2010/11/13(土) 23:53:55.72 ID:EE9RsuCDO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―別の日―
コナー「ここから少し行った所にネウロイが現れた」
コナー「君たち、行ってくれるか?」
ムキムキ「ええ」
女ウィッチ1&2「はい!」
コナー「最近ネウロイが強くなっている。気をつけてくれ」
ムキムキ「了解した」
ムキムキ「では行ってくる」
ブォーーーーーー
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:03:38.65 ID:oQPun/W20
おはよう
前1投下中か
wktk
終わったら空いてるかな?
575 :
前1:2010/11/14(日) 00:05:37.14 ID:6Evq9grYO
―空―
ブォオオオ
ムキムキ「大型が二機か」
ムキムキ「大したことないな。援護を頼む」
女ウィッチ1「待って!よく見て!」
ムキムキ「!?」
女ウィッチ2「大型の中から小型がどんどん出てくるわ!」
女ウィッチ1「なによあの数!」
ムキムキ「ざっと4000か」
ムキムキ「数が増えた所で問題ない」
ムキムキ「背中は任せた」
女ウィッチ1「え!ちょっと!」
明日1930以降ぐらいに投下しておk?
577 :
前1:2010/11/14(日) 00:14:43.02 ID:6Evq9grYO
女ウィッチ2「何今さら驚いてるの?いつものことじゃない」
女ウィッチ1「ええそうね。いつもの事ね」
女ウィッチ1「よし!行くわよ!」
女ウィッチ2「ええ!」
ブォオオオオオオオオオ
女ウィッチ1「うりゃーーー」
バラララララララララララララ
女ウィッチ2「墜ちろーーー!」
ダダダダダダダダダダ
ドガドガドガドガ
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:15:35.20 ID:BJitePMAP
4000を問題ないとか元帥さすが過ぎるっていうか
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:19:48.34 ID:BJitePMAP
現在の予約状況
2500?(前1終了後)
>>574 1930
>>576 予約希望者は各自で追加のこと
580 :
前1:2010/11/14(日) 00:23:44.57 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「おおっと」
ヒュン
ムキムキ「それ」
ダダダダダ ダダダダダ
ムキムキ「ほらほらどうした」
ヒュンヒュン
ダダダダダダ ダダダダダ
バラララ
ムキムキ「おっ?」
女ウィッチ1「後ろも見なさいよね」
ダダダダダダダダダ
ムキムキ「背中は任せたと言ったろ?」
女ウィッチ2「そこ!無駄口叩いてないで仕事しなさい!」
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:29:00.10 ID:jFgCtz/U0
いつの間に投下予約しなきゃならないほどになったんだ…
なんか女がムキムキなのかと思えてきた。
そう思うと女がたかさんのイメージが沸いてきて萎えた。
583 :
前1:2010/11/14(日) 00:29:32.28 ID:6Evq9grYO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
女ウィッチ1「あと少しよ!」
女ウィッチ2「ええ!」
ダダダダダダダダ
ムキムキ「!」
ムキムキ「離れるぞ!」
ブォーーーーーー
ガシッ
女ウィッチ1&2「きゃっ」
女ウィッチ1「ちょっと!どこ触っ」
ドシュウウウウウウン
ドッバアアアアアアア
女ウィッチ1「え?」
女ウィッチ2「な、なに!?」
584 :
前1:2010/11/14(日) 00:37:21.20 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「……」ジッ
女ウィッチ1「なによあのひし形のネウロイ。いつの間に」
女ウィッチ2「あいつが撃ったの!?」
ムキムキ(どこのラミエルだよ…)
ムキムキ(ネウエル?いや、ラミロイ?どっちでもいいか)
ムキムキ「お前たちは下がっていろ」
女ウィッチ1「なんでよ!」
がしっ
女ウィッチ2「彼の言うことに従いましょう」
女ウィッチ1「…わかったわ」
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:39:17.80 ID:pRdFCbxi0
ムキムキかっこいい!
支援!
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:39:24.98 ID:t2PQ44NN0
ムキムキの強さが異次元過ぎる
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:40:07.40 ID:EZf87tej0
ムキムキ一人居れば世界は救われそうw
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:40:14.02 ID:CFScHJbyO
良し、異世界はムキムキに任せよう!!
589 :
前1:2010/11/14(日) 00:43:57.25 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「ここから動くなよ」
女ウィッチ2「ええ…」
ブォオオオオオオ
ムキムキ「……」チャキ
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
コンッ カン カン カン カン
ムキムキ(固い!)
ムキムキ「!」
ドシュウウウウウウン
ムキムキ「くっ」
ヒュンヒュン
ムキムキ「コアはあの先端か!」
590 :
前1:2010/11/14(日) 00:49:50.33 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「あたれぇッ!」
ダダダダダダダダダ
コン コン コン コンッ
ムキムキ「なにぃ!?」
ドシュウウウウウウン
ムキムキ「くそっ!」
ブゥゥゥゥン
ブロロロロロ
ムキムキ「弾丸が効かないか…」
ムキムキ「ん?あいつあの位置から動いていない…」
ムキムキ「いや、速度が遅いのか」
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:51:09.67 ID:oQPun/W20
支援
寝るんで支援
593 :
前1:2010/11/14(日) 00:54:24.19 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「仕方ない。一度戻るか」
ブォーーーーーー
ムキムキ「帰還する」
女ウィッチ1「なんでよ!」
女ウィッチ1「あいつまだ居るわよ!」
ムキムキ「このままでは勝てんのだ」
ムキムキ「一度帰って対策を立てる」
女ウィッチ2「わかったわ」
ブォーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
594 :
前1:2010/11/14(日) 00:59:13.43 ID:6Evq9grYO
―基地―
バンッ
ムキムキ「コナー!コナーはいるか!」
コナー「どうした?」
ムキムキ「異常事態だ」
コナー「何があった?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ムキムキ「という事だ」
コナー「なるほど」
ミーナ「困ったわね」
ナイト「どうするんだ?」
槍「そんなに固いなら俺が行きましょうか?」
兄「いや、俺だ」
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 01:01:33.35 ID:BJitePMAP
朝方こっそりやるか週末開けるまで待つかどうするかな
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 01:07:17.68 ID:t2PQ44NN0
以外に夕方も穴場5〜6時台とか
598 :
前1:2010/11/14(日) 01:07:18.52 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「駄目だ。近付けばあいつのビームにやられる」
兄「俺がやられるってか!」
兄「ははは!笑えるな!」
ナイト「黙ってろ」
兄「チッ」
ナイト「何か考えがあるのか?」
ムキムキ「ああ。バスターライフルを使おうと思う」
コナー「バスターライフル?」
ムキムキ「未来の武器だ。俺は作り方を知ってる」
コナー「ふむ…」
599 :
前1:2010/11/14(日) 01:15:44.64 ID:6Evq9grYO
ミーナ「それはどういった物なの?」
ムキムキ「とてつもない威力だ。それにあいつの射程外から撃てる」
ムキムキ「コナー、パシリを借りるぞ。それに少し造るに時間がかかる」
コナー「構わん」
ムキムキ「あとは射手だが…」
ヘイヘ「俺が引き受けよう」
ムキムキ「おお!頼んだ」
コナー「ヘイヘなら適任だろう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 01:19:14.07 ID:oQPun/W20
死神ktkr
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 01:20:24.42 ID:skVhLW3JO
バスターライフルまで来たか
胸熱支援
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 01:20:32.30 ID:H1sTQVFLO
まさかここでバスターライフルの名前が出るとは
603 :
パシリな俺:2010/11/14(日) 01:23:56.81 ID:Owt5GJGl0
なんか俺が出てる上にとんでもないもの作るのに手をかしてるぅぅぅ
604 :
前1:2010/11/14(日) 01:27:28.04 ID:6Evq9grYO
―ハンガー―
ムキムキ「パシリ!」
パシリ「おう!話しは聞いてる」
パシリ「人員もバッチリだ」
パシリ「紹介するぜ!」
パシリ「これが“技術チーム俺団"のメンバーだ」
幼馴染み(芳佳の)「幼馴染みです」
アタシ「うほ、いい男ね」
助手「気持ち悪い事言うんじゃねー!」
整備士「よろしくお願いします」
パシリ「こっちから幼馴染み、アタシ、助手、整備士だ」
パシリ「で、班長の俺」
俺が最初に書いた黒歴史がでてきて今死ぬほど驚いた
606 :
前1:2010/11/14(日) 01:34:22.95 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「そうだ、こいつも仲間に入れてやってくれ」
ムキムキ「さっき捕まえてきた。戦闘よりこっちのが好きらしい」
人見知り「よ、よろしくお願いします」
アタシ「あら、あなた可愛い服が似合いそうね」
アタシ「それにお尻、好きでしょ。今夜どう?」
人見知り「え…あの///」
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 01:37:52.46 ID:t2PQ44NN0
いいなーいいなー
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 01:41:31.41 ID:pRdFCbxi0
どんどんでてきてるな
胸熱だぜ・・・支援・・・!
609 :
前1:2010/11/14(日) 01:42:00.66 ID:6Evq9grYO
助手「やめろおおおお!」
ムキムキ「はっはっは。賑やかだな」
ムキムキ「しかし、今は時間限られている。今すぐ作業に取りかかろう」
パシリ「ああ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ムキムキ「設計図が出来た」
パシリ「見せてくれ」
パラッ
パシリ「凄いな…」
人見知り「ええ…」
パシリ「よし!お前ら!作業に取りかかるぞ!」
全員「はい!」
610 :
前1:2010/11/14(日) 01:48:39.35 ID:6Evq9grYO
バチバチバチッ バチバチバチッ
整備士「ふぅ」
整備士「次はここか」
ガンガンッ バチッ
バチバチバチッ バチバチバチッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
幼馴染み「複雑になってるな」
人見知り「凄い動力部ですね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
整備士「助手!アーク持って来てくれ!」
助手「はい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 01:50:30.85 ID:oQPun/W20
支援支援
612 :
前1:2010/11/14(日) 01:53:27.99 ID:6Evq9grYO
幼馴染み「よし、組み込むぞ」
ガチャガチャ ガチャガチャ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
人見知り「よし、出来ました。パシリさん」
パシリ「おう」
ジーッ
パシリ「駄目だ。少し曲がってる」
パシリ「やり直そう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
カンカンカン・・・
バチバチバチ・・・
ガチャガチャガチャ・・・
613 :
前1:2010/11/14(日) 01:57:27.65 ID:6Evq9grYO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―数字間後―
パシリ「よし、いいぞ!」
人見知り「やった…」
整備士「疲れた…」
パシリ「アタシ出番だ」
アタシ「わかったわ。起動させてちょうだい」
ムキムキ「ああ」
ウィィイイン
アタシ「ふん…」
アタシ「ダメね」
パシリ「くそう…ダメか…」
支援
プロジェクトXのテーマが聞こえる
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:01:04.01 ID:oQPun/W20
そのとき、彼らはうんたんかんたら〜
617 :
前1:2010/11/14(日) 02:01:53.15 ID:6Evq9grYO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―作業開始から数十時間後―
アタシ「オーケーよ!」
アタシ「これなら大丈夫だわ!」
幼馴染み「や、やった…」
整備士「眠い…」
人見知り「終わった…」
助手「はぁ…」
ムキムキ「みんなありがとう!」
パシリ「よくやったお前ら!ゆっくり休め!」
アタシ「アンタたちだらしないわねー」
618 :
前1:2010/11/14(日) 02:07:43.35 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「お前は休まなくていいのか?」
パシリ「俺が休んだら誰が作戦の為のストライカーを整備するんだ?」
ムキムキ「尊敬するよ」
ムキムキ「無理はしないでくれよ」
パシリ「ああ」
ムキムキ「俺はコナーに報告してくる」
パシリ「じゃ、整備始めるか!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
619 :
前1:2010/11/14(日) 02:08:51.79 ID:6Evq9grYO
ここまでにする
乙!
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:10:23.97 ID:oQPun/W20
乙!
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:10:34.58 ID:t2PQ44NN0
ああもうまた気になるところで
623 :
パシリな俺:2010/11/14(日) 02:12:53.66 ID:Owt5GJGl0
乙!まさか俺が出てるとは思わなかった…
こっちでもかなり無茶させてるしそっちでも無茶してるし
かなり不憫に思えてきた…
乙
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:14:03.94 ID:skVhLW3JO
俺のキャラが出てる…だと……?
ありがてぇありがてぇよォ
明日朝から仕事だけど寝てる場合じゃねぇ!
支援だ
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:15:03.05 ID:BJitePMAP
乙乙
サンダーヘッドは何をしてるのかのう
ラスボスで出て着そうな気が……
乙です。
しかし、ocnで規制されているため、携帯で書き込みをしていますが、なかなか不便ですね。
しかし、皆さんすごいですね。
自分もウィッチーズ見てss書いてみようかな……。
その前に書き込み出来るようにならなければいけませんが(汗
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:18:32.00 ID:skVhLW3JO
と思ったら終わってた
くそっこれだからもしもしは扱いづれぇんだ
とにかく乙です
出演は絶対ないだろうと思ってたからかなり嬉しいなコレ
乙
大魔神も喉も最近来ないな
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:18:57.62 ID:pRdFCbxi0
おつ〜
次もおもしろそうだな〜
サンダーヘッドはどこかで一人で戦っているのだろうか・・・
632 :
前1:2010/11/14(日) 02:30:14.63 ID:6Evq9grYO
空いてるなら続きいい?
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:30:37.13 ID:oQPun/W20
いけいけ
GOGO
今日は前1ナイトだな
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:33:58.22 ID:BJitePMAP
ゴゥ!
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 02:36:06.89 ID:pRdFCbxi0
寝ようとしちまったが、これじゃねれねぇ!
GOGO!!
638 :
前1:2010/11/14(日) 02:37:59.57 ID:6Evq9grYO
>>618から
バンッ
ムキムキ「コナー!バスターライフルが完成した。いつでも行ける」
コナー「もう出来たのか!」
コナー「ご苦労だったな」
ムキムキ「整備員達に言ってやってくれ」
コナー「ああ。君も疲れただろう。今日は休むといい」
ムキムキ「それは出来ない。まだ戦っている整備員がいるんでな」
ムキムキ「俺も最後まで戦おう」
639 :
前1:2010/11/14(日) 02:46:10.33 ID:6Evq9grYO
コナー「わかった。みんなを読んでこよう」
コナー「本作戦の説明をしよう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ナイト「出来たのか」
ミーナ「期待しているわ」
コナー「作戦の説明に移させて貰う」
コナー「今回のターゲット、ネウエルは強固な装甲、高威力のビームを持っている」
コナー「動きは遅いもののダメージは通らず、コアもビームを撃ってくる時にしか攻撃できない」
ヤシマ作戦www
641 :
前1:2010/11/14(日) 02:52:13.39 ID:6Evq9grYO
コナー「そこでバスターライフルの出番だ」
コナー「やつがビームを撃つ瞬間、やつの射程外から一撃お見舞いする」
コナー「以上だ」
コナー「しかし何が起こるかわからん」
コナー「そこで槍、お前をヘイヘの護衛につける」
槍「了解」
コナー「槍以外に念のためあと何人か配置したいんだが」
ナイト「俺のチームが引き受ける」
ムキムキ「俺もだ」
642 :
前1:2010/11/14(日) 02:57:48.62 ID:6Evq9grYO
コナー「よし、ではヘイヘライフルの説明を受けてくれ」
コナー「30分後、作戦を開始する」
全員「了解!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―ハンガー―
パシリ「来たか」
ヘイヘ「ライフルの説明を」
パシリ「ああ」
―略―
パシリ「最後に重要なことを言う、よく聞け」
ヘイヘ「ああ」
パシリ「こいつは2発しか撃てん」
643 :
前1:2010/11/14(日) 03:05:02.70 ID:6Evq9grYO
ヘイヘ「ふっ…一発あれば十分だ」
パシリ「頼もしいな」
ヘイヘ「説明は以上か?」
パシリ「ああ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
―作戦開始―
パシリ「準備万端だ!」
ムキムキ「ありがとう」
パシリ「おう!行ってこい!」
ナイト「よし!全機出撃する!」
「「了解ッ!」」
ブォーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 03:06:40.12 ID:BJitePMAP
ヘイへ△
槍が綾波ポジか
646 :
前1:2010/11/14(日) 03:11:29.42 ID:6Evq9grYO
ブロロロロロ・・・
ナイト「あいつか」
ナイト「全機、これより作戦行動に入る」
ナイト「配置につけ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
槍「安心してください。俺が守ります」
ヘイヘ「一瞬で終わるさ」
―右側―
リフ「あいつのビームなんか俺が弾き返してやるのによ」
ナイト「それが出来ないからこの作戦をやるんだぞ…」
喉「あのライフルかっけーな」
647 :
前1:2010/11/14(日) 03:19:20.46 ID:6Evq9grYO
―左側―
女ウィッチ1「私達必要なの?」
女ウィッチ2「確かにこのメンツじゃあねぇ…」
ムキムキ「今日も背中を任せたぞ」
ナイト「やつが気づいた!」
ナイト「撃ってくるぞ」
バシュウウウウウウウウン
ドバアアアアアアン
喉「届いてないぞ!」
ナイト「ヘイヘ!第2射に備えろ!」
ヘイヘ「わかってる!」
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 03:22:47.21 ID:oQPun/W20
649 :
前1:2010/11/14(日) 03:26:51.62 ID:6Evq9grYO
バシュウウウウウウウウウウウウウン
ヘイヘ「!?」
ナイト「何!!」
槍「させるかぁッ!!」
バッ
ドオオオオオオオオオ!
槍「ぐぅっ…」
ドオオオオオオオオオ
リフ「射程外じゃなかったのか!?」
槍「早くッ!撃って…!」
ヘイヘ「!」
ウィィイイン
ヘイヘ「ッ!」
ドバアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!
ヘイヘ「当たれ!」
650 :
前1:2010/11/14(日) 03:34:45.52 ID:6Evq9grYO
フォオン
ナイト「避けただとッ!」
女ウィッチ1「あいつ動かないんじゃなかったの!?」
槍「はぁ…はぁ…そんな…」
ナイト「槍!大丈夫か!?」
槍「すまない…もう盾を貼る魔法力が…」
女ウィッチ2「嘘でしょ!?」
喉「また撃ってくる!」
ナイト「全員ヘイヘの前へ!シールドを貼れッ!」
異世界側は熱い展開だな
支援
652 :
前1:2010/11/14(日) 03:40:26.57 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「俺に任せろッ!」
ブォオオオオ!
ナイト「待つんだ!」
ナイト「くそっ!ビームに突っ込む気だ!」
女ウィッチ2「ダメッ!」
バシュウウウウウウウウウウウウウン
ムキムキ「はああああ」
バッ
ドオオオオオオオオオ
ムキムキ「ぐぐっ…」
ムキムキ「ヘイヘ!俺ごと撃てぇッ!!」
653 :
前1:2010/11/14(日) 03:47:24.57 ID:6Evq9grYO
ヘイヘ「ふざけるなッ!」
ムキムキ「もう長くは持たん!」
ムキムキ「早くしろォッ!!」
ヘイヘ「くそおおおお!」カチッ
ドバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ムキムキ「よくや…」
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
女ウィッチ2「嫌ぁぁぁあ!」
ムキムキ「…た」
パリィン!!
アアアアアアアアアアアアアアンッ!!
654 :
前1:2010/11/14(日) 03:53:10.92 ID:6Evq9grYO
シューーーーーーン・・・
シーン…
ナイト「ネウロイ…消滅」
ナイト「作戦終了だ…」
女ウィッチ1&2「ううっ…こんな事って…ううっ…」
リフ「……」
喉「くそっ…」
槍「俺のせいだ…」
ヘイヘ「いや、お前じゃない…引き金を引いたのは俺だ…」
ナイト「違う、誰のせいでもないんだ…」
ナイト(くそっ!俺はまた!)
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 03:55:11.50 ID:dplrxCrv0
この程度で死ぬようなタマじゃねぇだろwww
656 :
前1:2010/11/14(日) 03:59:14.42 ID:6Evq9grYO
リフ「おまえらッ!まだだ!」
リフ「武器を構えろ!」
ナイト「!?」
リフ「水面が何かおかしい!」
ヘイヘ「なんだあれは!?」
喉「液体!?」
女ウィッチ1「液体が人の形になっていくわ!」
ナイト「全員備えろ!」
槍「ムキムキさんの仇だ!」
女ウィッチ2「あの形は!」
ナイト「来るぞッ!」
ムキムキ「よっ!」
全員「へっ?」
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 03:59:57.75 ID:dplrxCrv0
さすがだwww
658 :
前1:2010/11/14(日) 04:04:41.49 ID:6Evq9grYO
女ウィッチ2「嘘…でしょ?」
ヘイヘ「死んだはずじゃ…」
ナイト「どうなってる…?」
ムキムキ「いやぁ、ちょっと危なかったかな」
ムキムキ「はっはっは!」
ムキムキ「ネウロイは倒せたか?」
ナイト「ああ」
ムキムキ「よし、では基地に戻るぞ。今日寝てないからな」
ムキムキ「ふぁ〜あ」
ムキムキ「ねむ…」
女ウィッチ1「せ、説明しなさいよ!」
659 :
前1:2010/11/14(日) 04:09:38.39 ID:6Evq9grYO
ムキムキ「わかったわかった」
ムキムキ「戻りながら説明する」
ブロロロロロ・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ムキムキ「とまあ、そういうわけだ」
女ウィッチ2「心配させないでよ!」
ヘイヘ「この野郎!」
ムキムキ「悪かった悪かった」
リフ「こいつ無敵なんじゃね?」
喉「ああ…」
槍「なにはともあれ良かった」
ムキムキ「お、基地に着いたぞ」
660 :
前1:2010/11/14(日) 04:14:47.97 ID:6Evq9grYO
―基地―
ムキムキ「俺は休ませて貰う」
ナイト「ああ、コナーには俺から報告しておく」
ムキムキ「頼んだ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ナイト「という訳で作戦は成功した」
コナー「そ、そうか…あまり無茶な事はしないでくれよ…」
ナイト「あいつに言ってくれ」
コナー「そうだな…」
ナイト「報告は以上だ」
コナー「ああ。休んでくれ」
ナイト「ああ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
661 :
前1:2010/11/14(日) 04:15:57.01 ID:6Evq9grYO
今日はここまで
俺も眠いから寝る
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 04:31:44.32 ID:dplrxCrv0
乙
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 04:38:28.68 ID:hTsrlRMMO
乙
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 04:42:36.44 ID:KgC41Ko2O
乙
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 05:21:39.70 ID:Fk+6JVAJO
ふつ・・・
乙
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 07:08:47.91 ID:Yy5SipCIO
ほ
漏れ「今日は京都で同人販売会があるらしいね」
宮藤「同人って何ですか?」
漏れ「マンガやアニメを一般人が書いたやつ。多分」
宮藤「多分なんですか」
漏れ「うん。じゃあ」
宮藤「はーい」
エイラ「急にくんなよー」
漏れ「いや、サーニャがアイス食べたいって言うからさ」
エイラ「分かったいくら出せばいいんだ!?」
漏れ「扶桑円で30000程」
エイラ「本当にアイスかー?」
漏れ「あぁ!サーニャが泣いているのが分かる!!」
エイラ「! ホラ早く行け!」
漏れ「あっ、100、500、1000で頼む」
エイラ「細かいな…っていうか私も連れてけー」
漏れ「悪いな、オラーシャ行きの飛行機は一人乗りなんだ」
エイラ「お前絶対嘘だろー!金返せー!!」
漏れ「じゃあみやこめっせに来い!」
漏れ「あんなサーニャなこんなサーニャが見れるぞ!本だが!」
エイラ「よし有り金全部持っていくんだな!」
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 07:17:29.31 ID:oQPun/W20
行くのか
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 07:23:31.79 ID:aBVjPZ3V0
乙。
エイラェ…
>>669 イルマリさんは買いに行きます
私は金がないので見に行きます
漏れ「寝たいです」
ミーナ「寝たらいいんじゃないかしら?」
漏れ「でも眠くない」
ミーナ「そうなの」
漏れ「あぁそうだ、おっぱい触らないと寝れないんだった」
ミーナ「そうね、早く寝なさい」
漏れ「いや、お尻でも代用が」
ミーナ「何の代用よ…」
漏れ「あー、フトモモー」
ミーナ「…ちょっと待っててね(はぁと」
漏れ「(きたあああああ)」
少年兵「ちょ、何するんですか!」
ミーナ「この小僧ならいいわよ☆」
漏れ「☆とかうわぁ」
漏れ「まぁいいや、いただきます」
少年兵「あなた何やって、ベルト脱がないで下さい!」
少年兵「ウワァァァァン!キモイヨー!」
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 07:55:30.73 ID:oQPun/W20
少年兵ェ・・・
ばばあむちゃすんな
暇ァァァァァァァァァァァァ
誰か宮藤少佐書いてェェェェェェェ
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 08:13:28.75 ID:4thUlU8vO
自分で書け
この時間に人いないの珍しいな
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 08:57:03.86 ID:ZnfftIruO
喉「うぃーす」
リフ「おぃーす」
喉「ねみい」
リフ「授業中ねるなよ、またミーナ先生にぶちのめされるぞ」
喉「っせーな」
ワイワイガヤガヤ
バルクホルン「何だ貴様!その格好は!タイをちゃんと絞めろ!」
リフ「やべ、風紀委員長だ」
喉「俺今日ネクタイ忘れちゃったよ、お前の貸せよ」
リフ「ふざけんな、ハンカチでごまかせよ」
喉「もってねーよ」
リフ「どんだけ忘れ物王だよ」
だめだ、後任せた
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 08:57:31.29 ID:KTnQwpEB0
投下したいのに筆が進まねえよ…泣きたい
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 08:58:29.99 ID:dplrxCrv0
誰も投下してないな
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:15:18.39 ID:NH6JhlvnQ
502や504のネタもあり? 資料少ないけど
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:16:59.51 ID:dplrxCrv0
>>682 502はまだ無いけど504というかドムジェンならいたな
どうせここは妄想を垂れ流すスレだ
かまわんやっちまえ
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:18:00.11 ID:H1sTQVFLO
夕方くらいに書ければいいな〜って感じ
さーてお出かけ前のファっキン小ネタいっくよー
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:22:50.03 ID:dplrxCrv0
イェー小ブラディネタターイム
687 :
パシリな俺:2010/11/14(日) 09:24:14.13 ID:Owt5GJGl0
俺「(コンコン)しょ、少佐殿!アンパンと牛乳を買ってきました!」
宮藤「……俺か……入れ」
俺「失礼しま……っ!」
入った先には傷だらけの背をさらした着替え中の宮藤少佐がいた。
宮藤「……何を突っ立っている…コッチへ来い」
俺「は、はい……」
こちらへ一瞬だけ視線を向けるが特に気にした様子もなく着替えを行っている。
俺「……どうぞ」
宮藤「……御苦労」
俺「……それでは失礼しま」
宮藤「待て!……まだ私の用事は済んでいない…あと、私の前ではその妙なしゃべり方をやめろといっている。
……他人行儀な気がして……寂しい」
俺「っ!!」バタン
といいながら服の袖を引っ張り、俺をベッドに押し倒し、マウントを取り。
俺の顔を両手で挟み込みながらつぶやく宮藤。
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:25:33.04 ID:dplrxCrv0
wktk
689 :
パシリな俺:2010/11/14(日) 09:26:00.95 ID:Owt5GJGl0
俺「…わかった。すまなかったな宮藤」
宮藤「芳佳だ」
俺「……芳佳」
宮藤「それでよろしい。……ふふ、褒美だ」
ふっと、さっきまでの厳しい表情が少しだけ綻び笑みが見えた次の瞬間には。
俺の唇を強引に奪た上に舌を入れてくる。
俺「……むぐ!」
宮藤「んぅ……れろ……んふぅ……」
…たっぷり五分間はしたのだろうか?
ようやく満足したのかやっと離してくれた。
俺「ぷはぁ!…はぁ…はぁ…今日も…するのか?」
宮藤「当たり前だ……俺は……嫌なのか?」
俺「誰が拒絶なんてするもんか。……お前のためなら何でもするって。どんな事があっても支えるって
あの日誓ったんだからな」
そうだ…俺は誓ったんだ501の基地が消滅したあの日。501のみんながいなくなったあの日から
修羅へ変わってしまったこの少女のために俺は……
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:27:24.65 ID:dplrxCrv0
ここで見る宮藤少佐はバッドエンドが多いな
691 :
パシリな俺:2010/11/14(日) 09:28:14.00 ID:Owt5GJGl0
っていうちょーぜつショーもないこねたー
>>675これで満足かね?満足できなかったら
私じきじきにヌカコーラ・クアンタム1ダースをもって謝罪に赴こう
んじゃお出かけしてくる
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:29:06.86 ID:dplrxCrv0
>>691 ヌカコーラ社のお詫びキットじゃないのかwww
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:32:15.71 ID:skVhLW3JO
アニメしか知らないんだが502や504の物語って公式にあるの?
フミカネサイトでキャラ設定は見たんだがいまいちキャラがわからん
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:34:33.55 ID:KTnQwpEB0
パシリさん行ってらww
502,504の話は公式にはないはず。
キャラ設定から全力で妄想を膨らませるしかないぞ!
502はフミカネ氏がSSで書いた
504は竹井とか赤ズボン隊とか中島と諏訪とかばらばらにはゲームやアニメに出てきてる
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:35:53.11 ID:dplrxCrv0
>>693 TwitterでフミカネがSSを幾つか出した
後、504はじゅんじゅんと赤ズボンはゲームで出てる
502はキミ空が少しとラジオにも
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:50:42.04 ID:skVhLW3JO
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 09:51:58.01 ID:Mt1gvMYq0
>>697 実はsw英版まとめWikiにごにょごにょ
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 10:19:08.78 ID:NH6JhlvnQ
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 10:29:19.36 ID:CFScHJbyO
>>679 坂本「今日は校庭を20周だ!!皆私に続けぇ!!」
トビウオ「今日こそ先生には負けねぇからな!!リーネ行くぞ〜!!」
リーネ「引っ張られたら上手く走れ、ひゃぁ!!」
バルクホルン「ぜりゃぁぁぁぁぁぁ〜!!」
シャーリー「最速は私だぁぁぁぁぁぁ〜!!」
リフ「ふむ・・・・・・」
ナックル「ほうほう・・・・・・」
喉「・・・・・・なるほど」
サンダー「こらお前ら、真面目に走らないと坂本先生に叱られるぞ?」
ナックル「走ってる場合じゃ無いってサンダー」
リフ「お前も前を見てみろよ」
リーネ「き、きついよ〜」ポヨンポヨン
シャーリー「ぬおお〜!!」プルンプルン
バルクホルン「ぐぬぬ〜!!」フルンフルン
ナックル「この為に学校へ来てるんだよ、俺はな」キリッ
リフ「まったく、堪らないな」キリッ
喉「ルッキーニちゃんが一番だろ。ああ〜ルッキーニちゃん可愛いなぁ」
サンダー「・・・・・・先生、こいつらサボってます」
こんか感じで書いてみたいが、多分無理だ
学園モノか……たまにはほのぼのしたものも良いよね
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 10:38:37.85 ID:hTsrlRMMO
赤ブルマで走る皆さんが再生された
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 10:56:07.03 ID:hTsrlRMMO
休日はやけに過疎だな
皆一期を視聴してるんだよ
じゃあ保守がわりに投下するか
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 11:04:10.03 ID:oQPun/W20
よしこい
708 :
流星:2010/11/14(日) 11:04:40.39 ID:dlHawfKD0
注意
このSSはスオムスいらん子中隊が舞台となっております。
まだ読んでいない方はネタバレに注意してください。
あと厨二表現いっぱいなのは仕様です。
読みにくいのも仕様です。
ご了承ください。
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 11:04:47.13 ID:LW77e0w5O
保守
風が心地よい。
肌に突き刺さる冷たい風にも慣れたものだ。
スオムス、カウハバ基地上空。年も開けてひと月半が過ぎたという頃。
長めの黒髪をなびかせ、空を虹色に染め上げて滑走する人がいた。
俺は箒を板のようにし、その上へ乗り、この空を飛んでいる。
目の前には小型のネウロイ。
俺の任務はこいつの撃退。
進行方向へ向かって俺と等速で飛ぶ本に左手をかざす。
すると、本は淡く発光し、一人でにページをパラパラとめくりだした。
ページの動きが止まる。同時に左手を天高くかざす。
そして俺は目を閉じ、こう叫んだ。
俺「空に舞う数多の白き精霊たち、その力を束ね、敵を貫かん! 生まれいづるその名は、『ブルーニードル! 』」
空を飛ぶ俺よりもさらに上空の風の動きが途端に狂う。
一呼吸する間に、その風達が集まり、相手を貫くのに十分な大きさの六つのつららが形成された。
俺「空を裂き、轟音と共にその狂気を突き立てよ! 」
その号令と共に俺は左手を振り下ろした。
途端、六つのつららはネウロイへ向けて突進を始めた。
もちろん、俺よりもずっと早いスピードで。
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 11:10:57.10 ID:hTsrlRMMO
危ねぇ…いらんこまだ読んでないぜ
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 11:12:08.74 ID:oQPun/W20
>>712 まぁあれだ
要するに淫獣がアンアンする話だ
オリジナル呪文詠唱とは、すごい新人が現れたな
>>713 ハルカとかいう子のこと?
えっちなのはいけないと思います!
716 :
流星:2010/11/14(日) 11:15:05.72 ID:dlHawfKD0
ネウロイはそのつららに気づいたような素振りを見せると、
その氷を撃ち落そうと機関銃――のようなものを発砲してきた。
バリバリという音と共に光弾が氷を貫いていく。貫かれたつららは勢いを消し、砕けて散っていく。
一本、二本。だがそれまでだった。
残った四本の氷が次々とネウロイを貫く。そして爆発。
ネウロイは跡形もなく吹き飛ぶ。爆風によって氷も水へ戻り、無数の雪の中へ解けていった。
キャサリン「ヒュー♪ さすがねー!」
俺「あたりまえだろ。こんな雑魚苦戦する方がおかしい」
ハルカ「わー、相変わらずですねー‥‥」
智子「ともかく任務完了よ。帰りましょう。寒いわ」
ウルスラ「了解」
エルマ「はい! 帰りましょう!」
ビューリング「‥‥相変わらず変な魔法だな」
俺「褒め言葉か? 」
ビューリング「好きに取れ」
俺「そりゃどうも」
717 :
流星:2010/11/14(日) 11:20:25.72 ID:dlHawfKD0
………
……
…
スオムス派遣が決まったのは、ニ月も半ばに入るという頃。
俺「はぁ? スオムス? 」
上官「知らないとは言わせないぞ。スオムス義勇独立飛行中隊」
俺「"いらん子"だろ? まじか‥‥」
上官「近頃スオムスのネウロイも活発化していてな。
貴公のような珍しい‥‥いや、素晴らしい人材を求めているのだよ」
俺「お世辞はいらねえです」
上官「まあそういうな。少尉程の実力ならエースになれるぞ?」
俺「‥‥どうせもう決定事項なんだろうな」
上官「話がわかる奴は嫌いじゃない」
そういうと一枚の紙を出した。
俺は一瞥するとその紙を受取る。
上官「出発は明後日だ。すぐにでも準備を始めてくれ」
この部屋についてから何回目かのため息をついた後、その部屋を去った。
………
……
…
基地の上空につくと、俺はそのまま地面と水平に降下する。
智子「ほんと、アレは楽ね‥‥」
先に着陸した中隊の全員が降りてくる箒を見上げる。
エルマ「今の時代に箒ってどうなんですかね‥‥」
ウルスラ「非効率的」
キャサリン「本人があれが一番いいって言ってるんだから苦労しないねー」
ハルカ「補給もいらないですしね」
キャサリン「めんどくさいメンテもいらないねー」
ビューリング「そういう意味では選択肢の一つかもしれんな」
智子「でも武器がないでしょ」
ビューリング「まあそうだが」
719 :
流星:2010/11/14(日) 11:30:15.84 ID:dlHawfKD0
航空ウィッチは本来、ストライカーと呼ばれる装備で空を飛び、
銃でネウロイと闘う。
が、彼の場合空を飛ぶのに使うのは箒で、敵を倒すのに使うのは魔術書なのだ。
魔術書を開き、呪文を唱え、炎や氷を操る。神話や絵本でしか見たことのないような戦いをする。
その上、ウィッチといえば女性とまで言われるのに、世界的にも珍しい男のウィッチ。
あまりにも胡散臭すぎて、『噂には聞いたことあるけど本当にいるとは思わなかった』というセリフは、
彼の行く地で必ずと言っていいほど聞くことができる。
もちろんここに来た時もUMAねー!天然記念物ねー!という声が上がった。
俺は地面付近まで降下すると足元の固定用魔法陣を解除し、飛び降りた。
無事、溶けることを知らない雪の上に着地し魔術書を開く。
俺「おつかれ、アポロ」
そうつぶやくと箒は白く発光し、消えた。
魔術書を閉じ、片腕に抱え込む。
エルマ「おつかれさまです! 」
俺「おう、腹へったな」
キャサリン「同感ねー」
ハルカ「わたしもですー」
スオムス義勇独立飛行中隊。通称"いらん子中隊"のメンバーになってからそう日もたっていないが、
俺なりに部隊に溶け込んだつもりだ。
720 :
流星:2010/11/14(日) 11:36:13.61 ID:dlHawfKD0
給仕からスープをうけとり、席に着く。対面に座るのはビューリング少尉だった。
エリザベス・F・ビューリング少尉。ぶっちゃけ何考えてるかわからん。すかした奴。
腕は確かだ。この隊の影のエースといって間違いないだろう。
ビューリング「‥‥なんだ、わたしの顔に何か付いているか?」
俺「眼と鼻とへらず口ぐらいかな」
ビューリング「そうか」
‥‥すかした奴だ。
キャサリン「へい! これいらないならもらうねー!」
俺「あ! おまえ!」
キャサリン「もう、胃の中ねー」
キャサリン・オヘア少尉。うるさい。おてんばという言葉がよく似合うと思う。
信じられないが同郷だ。
空では役に立たないやつだが、ムードメーカーという意味ではこういう奴はいたほうがいいんだろう。
ウルスラ「‥‥」
その対面に座るはウルスラ・ハルトマン少尉。
いつでも本を持ち歩いている。まあ、それは俺も同じなのだが。
無口というかなんというか。口を交わしたことが全然無い気がする。
よく武器の研究をしている。こいつは開発部に回ったほうがいいと思う。
721 :
流星:2010/11/14(日) 11:40:46.22 ID:dlHawfKD0
エルマ「あ、あの、わたしのでよければ食べます? 」
俺「いらねえよ。そこまでのことじゃない」
エルマ「そ、そうですか」
エルマ・レイヴォネン中尉。元隊長、らしい。ほんとにこいつが隊長だったのか? というぐらい威厳がない。
そもそもこんな個性的なヤツらをまとめ上げるなんて俺でも嫌だ。
苦労人。がんばれ。そんな言葉がよく似合う。
ハルカ「騒がしいですね」
迫水ハルカ一飛曹。レズ。扶桑から来た落ちこぼれと聞いている。レズ。
実際射撃も下手だし飛行も下手。いらん子中隊の真髄とでも言えばいいのか。
聞いた話によるとメガネをかけると強くなるという。何その魔法のメガネ。ずっとかけてろよ。
智子「ほんとね」
その対面、この部隊の隊長にしてエース。穴拭智子中尉。レズ。
"刀"とかいう剣を装備してる。確かに強いし、かっこいい。
なんでこの人ここにいるの? と、思う。
ここにいる7人がスオムス義勇独立飛行中隊、通称"いらん子中隊"だ。
722 :
流星:2010/11/14(日) 11:45:09.73 ID:dlHawfKD0
キャサリン「しかしつかれたねー」
エルマ「そうですねー、こんな朝早くに出撃となると‥‥」
まだ日も昇り始めたばかりの時間。ネウロイもずいぶんと早起きだ。
本日の朝食もいつもどおりライ麦のパンに豆のスープ。
正直物足りないが、そうも言っていられない。
ハルカ「第一中隊が昨日夜働きましたし‥‥」
智子「続けて出ればいいじゃない、ったく」
パンを噛みちぎりながら毒を吐く智子。
俺「いいじゃないか。撃墜数稼げたんだから」
ハルカ「わたしは0ですけどね」
俺「お前はもっと訓練しろよ」
ハルカ「あ、あははー‥‥」
智子「笑い事じゃないわ。今日も午後からは訓練よ!」
しえん
724 :
流星:2010/11/14(日) 12:00:42.27 ID:dlHawfKD0
ハルカ「そ、そんなー」
キャサリン「ハルカ、どんまいねー!」
俺「おまえもだろ」
キャサリン「ですよねー」
この二人はいらん子と言われても仕方ないのかもしれない。
今でこそ戦闘ができなくはないレベルだが、俺が来る以前はもっとひどかったらしい。
よくそれでウィッチを続けられるものだ。
それもそのはず、ネウロイに対抗出来るのはほぼウィッチという状況なのに、
ウィッチの絶対数は足りていないからだ。
こうやって俺達がのんきに朝飯を食べている間も、激戦区カールスラントでは今も死闘が繰り広げられているのだろう。
エルマ「が、がんばりましょう、ね」
ウルスラ「‥‥」
この隊は活躍できなくても別にいいみたいな風習でもあるのだろうか。
困ったもんだ。ま、おかげでその分俺が撃墜数稼げるんだが。
ただし、前述したとおり、この隊には智子とビューリングという二大エースが居る。
正直、俺はその二人には劣っていると思っている。まだまだ鍛えないと‥‥
725 :
流星:2010/11/14(日) 12:05:50.27 ID:dlHawfKD0
と、ビューリングが立ち上がった。
俺「どうした?」
ビューリング「タバコ」
俺「あそ」
キャッチボールにもならない会話をすると、ビューリングは歩いていく。
黙ってれば綺麗とかいう言葉があるが、あれは嘘だな。
ビューリング「ん‥‥」
と、ビューリングは入口付近で立ち止まりポケットに手を突っ込んでガサゴソと何かを探している。
諦めたのか、こちらに引き返してきた。
智子「どうしたのビューリング」
ビューリング「だれか、火持ってないか?」
どうやら、ライターがないらしい。なんだ、案外ずぼらなのか。
726 :
流星:2010/11/14(日) 12:10:30.52 ID:dlHawfKD0
キャサリン「ビューリング以外誰もタバコ吸わないからもってるわけないねー」
智子「そうね」
俺「持ってるよ」
エルマ「え! リュウセイ少尉タバコ吸うんですか? 」
俺「すわねーよ」
エルマ「吸わないのにライター持ってるんですか?」
俺「ライターは持ってない」
エルマ「??? 」
クエスチョンマークが頭からこぼれるのが見て取れるようだ。
そんなエルマの様子にすこし笑いつつ俺は机の上の魔術書をノックした。
俺「火ぐらい使えるっつーの」
エルマの頭の上のマークがエクスクラメーションに変わったのがわかった。
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 12:11:00.70 ID:pRdFCbxi0
支援!
728 :
流星:2010/11/14(日) 12:15:11.13 ID:dlHawfKD0
ハルカ「べんりですねー、魔法って。わたしも使ってみたいです」
俺「そう簡単に使われたら商売上がったりだ」
そう言いながら俺は魔術書を抱え、ビューリングの元へ歩いていった。
俺「いこうぜ」
ビューリング「すまんな」
俺「別に。これぐらい朝飯前だ」
後ろのほうで食べたばっかりだけどねー!という声が聞こえたが無視した。
729 :
流星:2010/11/14(日) 12:20:10.88 ID:dlHawfKD0
………
……
…
俺達は宿舎まで着ていた。この隊では全員が同じ部屋で寝る。無論俺も。
まったく、俺が男ってことを忘れてるのかどうか知らんが、それでいいのか隊長さんよ。
まあ、その隊長はレズだからどうでもいいんだろうけど。
本人はノーマルだなんだとわめいているが‥‥
昨日も桃色の子守唄が部屋に響いていた。誰がどうみてもレズだろ。
ビューリング「ん」
ビューリングはタバコを咥えてこちらに催促をしてくるような目をする。
俺は魔術書をめくると、人差し指を立たせる。
俺「『レッドファイア』」
魔法名だけ唱えると人差し指の先から爪程の赤色の火が生まれる。
その火をビューリングの咥えたタバコに近づけてやる。
730 :
流星:2010/11/14(日) 12:25:32.32 ID:dlHawfKD0
ビューリング「ん」
うまくタバコに火をつけると、俺は火を消す。
ビューリングは窓から、遠くの空を見つめつつフーっと煙を吹く。
ビューリング「ありがとう」
俺「どういたしまして」
こいつの口からありがとうって言葉が聞けただけでもここに来た甲斐があるというものだ。
ビューリング「便利だな」
俺「まあな」
ビューリング「これからはライター買わなくてもいいな」
俺「俺連れて歩く気かよ」
ビューリング「それはいやだな」
どちらの言葉も心はこもっていない。
俺は魔術書を閉じるとベッドに腰掛けた。
ビューリング「‥‥」
俺「‥‥」
沈黙。どちらも自分から話を振るタイプでは無いことは分かっていたのでこうなることも予想済みだ。
731 :
流星:2010/11/14(日) 12:30:46.20 ID:dlHawfKD0
暇なので魔術書を開く。
ビューリング「その本は熟読してあるんじゃないのか」
俺「もう9年は読んでるな」
ビューリング「そんなにおもしろいのか」
俺「まあ、おもしろいってのは間違ってないかもな」
ビューリング「火」
いつの間にか二本目を咥えている。
人が話してる途中なのに‥‥人差し指を立て精神を集中させる。
俺「『レッドファイア』」
ビューリング「どうも」
732 :
流星:2010/11/14(日) 12:35:09.54 ID:dlHawfKD0
俺「で、この魔術書はだな。一回読めば全部理解できるシロモノじゃないんだよ」
ビューリングは返事でもするように煙を吐く。
俺「一つ一つの魔法を理解し、それを組み合わせることで実際に使う魔法を形成していくんだよ」
ビューリング「へぇ‥‥奥が深いんだな」
俺「そりゃあ簡単につかわれちゃこっちも困る」
話が一段落した合図のように煙を吐くビューリング。
相変わらず銀化粧をした外を見ている。
ビューリング「そういえばさっきの火の呪文はやけに短かったな」
俺「ああ、アレは簡略化してるんだ」
ビューリング「簡略」
俺「そ。さっきも言ったとおり魔法ってのは細かい魔法を何重にも使ってるわけ」
ここでビューリングはやっとこっちの目を見た。相変わらず何を考えてるのかわからん目だ。
いや、何も考えてないのか。
733 :
流星:2010/11/14(日) 12:40:15.17 ID:dlHawfKD0
俺「例えばさっきの火を出す魔法ってのは、回りの空気から酸素を集める魔法、火種を作る魔法、
熱を安定化させる魔法とか、そういうのを何個も使って作るわけ」
うん。とでも言うようにビューリングは頷く。
俺「魔法ってのはイメージが大事なんだよ。そのイメージさえ出来れば呪文もいらないんだ。
そもそも呪文ってのはイメージを形成しやすいようにする、聴覚を利用した一種の催眠だからな。
声に出すことで、音を固定化する役目って訳だ。イメージってのは五感に左右されやすいから」
結構一気に説明したと思うがビューリングはしっかり理解しているようだ。‥‥たぶん。
俺「で、さっきみたいな比較的簡単な魔法はイメージ化も簡単なんだ。魔法数が少ないからな。
そういうのは魔法名だけで発動とか、もっとイメージ化がうまくいけば、動作で発動もできるんだ」
ビューリング「手を叩くだけ、とかか」
俺「そうそう。ま、俺はまだまだ未熟だからあんな火を生むだけの魔法にも、
簡単な呪文を使わなくちゃいけないってわけ」
ビューリング「難しいんだな」
734 :
流星:2010/11/14(日) 12:45:15.65 ID:dlHawfKD0
俺「大爆発を起こすとかだと、その分魔法数も多くなるから呪文も長くなるって寸法だな」
ビューリング「なるほどな。ただカッコつけてるだけかと思ってた」
俺「‥‥」
実はさっき説明した魔法の呪文は全部自分で考えている。
自分が一番イメージ化しやすいような呪文なら何でもいいわけだ。
まあ、つまりは"カッコつけ"なわけだが、たぶんバカにされるだろうし黙っている。
俺「そもそも、おまえらだってシールドとかで魔法を使って――」
いつのまにかビューリングは先ほどと同じように外を見つめていた。
話は反対側の耳から抜けてますよーとでも言っている顔だ。
こいつ絶対聞くのメンド臭くなったな‥‥
遠くを見つめるビューリングの目がそう語っている。
その目はどこか切なく、顔立ちと伴って、まるで絵画のようだった。
‥‥黙ってれば綺麗、はあるかもしれん。
俺「まあ、いいか」
俺はそこで話を切り、魔術書の1ページに目を戻す。
ビューリングも特に反応を返さない辺り、先程の考えは当たっていたようだ。
俺は魔術書をめくり、火を生む魔法の簡略化を始めた。
735 :
流星:2010/11/14(日) 12:49:09.19 ID:r2gaA8obO
一区切り
さるったので携帯から
海外版wiki充実し過ぎワロタ
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 13:30:17.64 ID:04axktP00
乙ん
wikiaは日本人の協力がスゴいぞw
今空いてますか?
空いてるなら3レスほどお借りしたいのですが。
あとほのぼの系?でネウロイとか関係ないんですが大丈夫ですか?
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 13:36:39.50 ID:04axktP00
やれ
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 13:37:31.88 ID:pRdFCbxi0
GO!
ありがとうございます。
初投下なので、おかしなところがありますがよろしくお願いします。
新婚編 エイラーニャの場合
ガチャ
オレ「ただいま〜っと」(小声)
オレ「まぁ、今午前三時だしな。起きている訳ないか」 ガチャ
サーニャ「あ、おかえりなさい、あなた」
オレ「ただいま。起きててくれてたんだ」
サーニャ「うん、エイラもさっきまで起きていたのだけど・・・」
チラッと横で寝ているエイラを見る。
サーニャ「そういえば、ご飯は?」
オレ「実は今日忙しくてまだ食べてないよ」グゥー
サーニャ「そう、いま温めて来るから、ちょっと待ってて」 パタパタ
オレ「あぁ、ありがとう」
――――――
サーニャ「はい、どうぞ」
オレの目の前にほかほかと湯気をあげる料理が並べられる。
オレ「おーうまそう!オレの大好きな肉じゃがとトン汁だ。いただきます」
サーニャ「初めて作ったんだけど、どう?」
オレ「うん、うまいうますぎる」パクパクモグモグ
サーニャ「フフフ、そんなに急がなくても大丈夫よ、誰も取らないから」
オレ「さて、お次はトン汁と」
サーニャ「あ、それはエイラが作ったの」
オレ「そうなんだ、あぁ〜疲れた身体にしみるな〜」ズズズ・・・
おっと早速壁パン展開か
エイラ「んっ・・・、オレか遅いぞー、待ちくたびれて寝ちまっただろー」
オレ「悪い悪い」
サーニャ「エイラ、そういう言い方良くない」
エイラ「そ、そんな・・・」
エイラ「あ、それ私が作ったんだ、どうだ!うまいだろー」
オレ「あぁ、うまいぞ」(ごまかしたな・・・)
エイラ「そうだろう、私が愛情込めて作ったんだ、まずいわけが無い」
と得意げに胸を張る。
オレ「ありがとな」ナデナデ
エイラ「や、やめろよ〜、頭なでるな・・よ、フミュー」
口では嫌がりながらも、心地よさそうな顔で撫でられている。
オレ(かわいいな、ん、なんか反対のほうからものすごい視線が・・・)
サーニャ「・・・・・・」 ジーッ
オレ「・・・・・・」ナデナデ エイラ「フミュ〜」トローン
サーニャ「・・・・・・」 ジーッ
オレ「えーっと、サーニャもなでて欲しい?」
サーニャ「・・・・・・」コクリ
オレ「・・・・・・」ナデナデ
サーニャ「ん〜〜〜〜」 エイラ「フミュ〜」
(なんだかネコみたいだな)
半径20Km内にある壁全てが吹き飛んだ。
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 13:52:14.99 ID:wmDgjjY0O
>>746 壁パンする前に壁がなくなったと思ったら
オレ「ごちそうさま」
サーニャ「どういたしまして」
オレ「さて、今日も仕事だし少し寝るか」
エイラ「そうだな、私たちも寝るか、サーニャ」
サーニャ「うん」
―――――――
寝室
いつものように、オレを挟んで右にサーニャ、左にエイラが寝ている。
サーニャ「スーッ・・・」
エイラ「スーッ・・・」
オレ(はは・・二人とも遅くまで起きていたから、すぐ寝ちゃったな)
(さて、オレも寝るか)
サーニャ「んんっ、オレさん・・・」
オレ(ん、寝言かな?)
サーニャ「大好きです」
オレ「!?」(・・・キ、キスくらいしてもいいよな・・・)
エイラ「おいっ、オレ!!」
オレ「!! すいませんまだ何もしてません」
エイラ「愛してるぞ〜」 ムニャムニャ
オレ「ったく、こっちも寝言かよ、まったく」 ギシッ
オレ「オレもだよ、サーニャ、エイラ」 チュッ
二人の頬にそっと口付けをした。
オレ「さて、今日もかわいい嫁さんのためにもがんばりますか」
終わり
乙。そして壁消えた。
次って空いてる?空いてるなら初SS投下してみたいんだけど…。
これで以上です
みなさんみていただいてありがとうございました。
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:00:36.39 ID:G+3/xZDRO
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:02:00.39 ID:KTnQwpEB0
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:03:29.85 ID:pRdFCbxi0
おつ〜
ちょっとだけ壁が壊しちまった
>>750 GOGO!
あと夕方らへんに空いてたら「つなぎな私中尉」投下します
〜俺と巨乳と時々うじゅじゅ〜
<<序章>>
…遮る物の無い世界に人影が一つ。
俺「ふぅ…。今日はネウロイさんに会わなかったな…平和なのは良いことだ…。」
静寂が辺りを包みこむ。
まるで絵に書いたように散りばめられた星々、これもまた絵画のような砂丘の連なり。
星空の下、砂漠の上、俺は一人夜空を眺めて夕食後のなんだかダラダラしたくなるタイム…長いので聖者タイムと名付けようか…そう、聖者タイムを過ごしていた。
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:05:32.15 ID:oQPun/W20
シャッキーニ√か
壁っ壁っと
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:06:34.63 ID:04axktP00
じゃあこれ終わったら俺も投下しよう
「ああ…ネウロイさんとの戦争はいつまで続くのやら…。ネウロイさんも面倒だろうに、戦争なんて。」
ネウロイに『さん』付けする人間なんて俺ぐらいだろう。
「ネウロイさんがいなくなったら…今度はウィッチ同士で争うんだろうな…。はぁ。もしかしたらネウロイさんは地球が人類に仕向けた試練なのかもしれないな。それと、ネウロイさんはこれからを考えるための猶予期間を人類に与えているのかもしれないな…。」
ネウロイに『命』というものがあるのか謎ではあるが……戦場に散る一つの勇士に敬意を払う意味でも『さん』だの何だのつけたくなるのさ。
というのは、まあ嘘だ。
ただ単純に、ネウロイさんって呼んだ方が柔らかい感じがして、なんか可愛い感じがするからだ。ああ、たったそれだけの理由だ。
まあそんな訳で、どんな人に対しても『ちゃん』『さん』つけたり、ニックネームをつけたりする。嫌がられたら控えるが…。
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:13:09.06 ID:KTnQwpEB0
やだこの俺、俺にそっくり…
「最近、人型ウィッチの目撃例も耳にするなぁ…。女の子の姿をしたネウロイか…ネウロイさんじゃなくてネウロイちゃんだな。いや、ネウロイの女の子…ネウ子ちゃんか。一度見てみたいものだな。」
荷物をまとめながらぶつぶつと独り言。
「さて、そろそろ聖者タイムを終えるか。」
俺は聖者タイムを終え、愛用のバイクにまたがりエンジンをかける。騎乗あぁぁっす。
「うん、荷物は持った。忘れ物は無し。整備も完了。距離は…ふむ、目標タイム45分。よし、そろそろ行きますかー。」
手首を捻ると同時、音の無い砂漠にエンジン音が響きわたり、星の光に照らされながら一つの影は動き出す。
「ネウ子ちゃんか…他のネウロイさんみたいに硬いのかな。でもわざわざ女の子の姿になるぐらいだし…柔らかいのかな。コアくぱぁって……胸が熱くなるな…。コアにかければいいのか?息子が熱くなるな…。」
変態だー!
ここは砂漠の真ん中。どうせ誰もいないのだから何でも言いたい放題だ。
言いたい放題どころか、砂漠ド真ん中全裸オ〇ニーなんてことも出来る。
え?なんでそんなこと言うかって?やったからに決まってるだろ、いわせんな恥ずかしい。
「あと20分ぐらいで着くかなー。」
俺が向かっているのはとある軍用基地。
数日前、軍のお偉い様方から命令が下った。とは言っても詳しい内容は正式な場で話すとのことで…移動を強いられている訳で…。
「ああ…アフリカの部隊もなかなか楽しかったなぁ。驚いたのはマルちゃんが人妻になってたことだ…。人妻ルセイユ。ああ…夫の彼、死なないといいけど。ああ…そういえばペッちゃん(ペットゲンのこと)の髪、綺麗だったな…。あれに色々突っ込みてぇ…。もふもふ。」
俺は基本的にはバイクで様々な場所を放浪している。その途中、様々な部隊と出会い、交流する訳だ。
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:20:15.68 ID:Zv64z99s0
今ふと思ったがネウロイって子供作れるのかな?
やったのかよww
空いた時に投下するかな
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:23:23.86 ID:oQPun/W20
マルちゃん人妻ってアイツのことかー!!
「マルちゃん子持ちかぁ。ってことはマルちゃん妊娠してたのか…。妊娠か…。ケイさんの妊婦姿ってどんなんだろうか…。ケイさんの腹ボテ……おぉ、凄くムラムラする。」
つい先日はアフリカ部隊…まあなんだ、ストームウィッチーズと交流した。「アフリカの星」と一戦交えることが出来たのは良い機会だった…。
「妊婦ってことは、やることやったんだよな…。あぁ…ケイさんと汗だく子づくりしてみてぇ…。いや…真美たんも捨てがたい。真美たんのペタンコ胸…スリスリ…。真美たんのは…綺麗なんだろうなぁ…。」
あ、実際に真美たんの前で『たん』付けすることはないから安心してくれ。でも油断すると『たん』付けちゃうけど。
いやぁ…童貞の妄想とは酷いものだ…。我ながらあっぱれである。
しかし妄想…いや、想像力もとい創造力を高めることは俺にとって重要である。
決してオカズとかそんな理由ではない。
なぜ重要かと言うと………おっと、そろそろ基地に着くかな。アフリカで出会った女の子達で妄想していたら時間もあっという間だな。
古子ォォォォォォォォ
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:26:02.24 ID:oQPun/W20
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:27:06.24 ID:H1sTQVFLO
投下しようと思うと急に同じ人が増えるよね
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:27:44.56 ID:Zv64z99s0
ネウロイって人型になれるんだよね?
誰かの姿に似せるってこともできるのかな?
もしできるなら、いろんな女の子といろいろなことができるねw
ああ、マイルズちゃんに足コキされたい。いや…太もももなかなか…。
マイルズちゃんが恍惚の表情でこちらを眺めながらストライカーを脱ぐシーンを思い浮かべていると………砂漠の向こうに光が見えた(ふざけんな光吹き飛べ基地吹き飛べ)。砂漠の光…すなわちそれは人の存在を意味する。基地はすぐそこだ。
「ああ…もう着くのか。それに…また変なこと考えてた……死にてぇ…。なんかこう、人のいる所に来ると好きに妄想出来ないから…賢者タイムに近い何かが込み上げてくるぜ……。さっさと指令の内容聞いて歯磨きしてお風呂入って妄想して寝たい…。」
ちなみににさっきのような妄想は人前ではもちろんしない。砂漠や高原など、誰にも聞かれる心配の無い場所に限る。
まあ好き勝手に妄想出来ることも放浪する理由かな…。
そしてあっという間に軍用基地に到着。
身分の証明をして基地内へ入る。俺はどちらかといえば基地外の方が好きだが。
さてさて、お偉い様方に会いに行きますかね。
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:29:22.08 ID:oQPun/W20
>>770 いらん子ではそれぞれの魔女の分身が出てきたぞ
古子は出てこなさそうなので壁殴って寝る
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:32:52.23 ID:H1sTQVFLO
>>771 いや、別に俺がしたかった訳じゃないんだよ。まだ書き終わって無いし
さっきまで過疎ってたのに、急に投下人増えたな〜って思っただけ
すまんね
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:33:44.33 ID:oQPun/W20
>>773 俺のSSでしっかり出てくるから安心して寝なさい
今晩投下するから
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:34:06.19 ID:Zv64z99s0
>>772 いろいろな魔女の姿になったネウロイとするもうそうしたら
かなり抜けるぜぇ
―――――――――――――――――――――
【会議室】
コンコン
「「入りたまえ。」」
ガチャッ
俺「失礼します。」
俺「第0721陸上部隊…と言っても私一人ですが……。っと、すみません。指令により、俺大佐、只今到着致しました。」
お偉い様1「よく来てくれた。」
俺の前にはお偉い様方×3
俺(あー、なんだろ。ついに2年前にやった戦闘中オ〇ニーがバレたのか?マイルズちゃんで抜いたのがバレたのか?)
お偉い様1「ああ、そんなにかしこまらなくても良い。リラックスしたまえ……そこに腰掛けて構わんよ。」
俺「ありがとうございます。(よかった…違うみたいだ…。)」
俺「それで話とは?」
お偉い様2「うむ。君はストライクウィッチーズを知っているかね?」
俺「はい。連合軍第501統合戦闘航空団、通称“ストライクウィッチーズ”。活躍は良く耳にします。…その部隊が何か?」
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:38:43.53 ID:pRdFCbxi0
0721www
支援だ
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:38:46.33 ID:KTnQwpEB0
やっぱ俺に似てねえ…と思ったら
やった事が一緒でワロタ
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:39:23.23 ID:oQPun/W20
意外に戦闘中オナニーは流行ったらしい
通称コンバット・ジャック
お偉い様3「ああ。まあ順を追って話をしよう。まず最近のネウロイの活動についてだ。最近、陸は少しは落ち着いたのだが…空は激しさを増している。」
俺「まあたしかに、陸での遭遇確立は下がりましたね。」
お偉い様2「そこで我々は空の激戦区への支援にある程度の力を注ぐことにした。」
お偉い様1「もう分かるだろう?そう、君にストライクウィッチーズとして活躍して欲しいのだ。」
俺「…はひっ?」
お偉い様3「つまり移転だよ。…とは言っても君の部隊は1人、そして放浪している訳だから『移転』という表現が正しいかは分からないが。」
俺「い、いや、待って下さいよ。」
お偉い様1「どうかしたかね?」
俺「私は陸上専門でして…陸上ストライカーしか持っていませんよ?」
お偉い様3「それは心配無用だ。君の実力それ相応のストライカーを支給する。とは言っても君ほどの男だ。『それ相応』を見つけるのが難しいのが悩みだが。」ハハッ
陸戦から空戦の転向ってできたっけ
空戦は適性が必要だったような
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:44:59.18 ID:G+3/xZDRO
お偉いさんの中にミッキーがいるぞ
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:45:40.22 ID:oQPun/W20
>>782 そうダナ
というか飛べるのは全部機械化航空歩兵に回されて機械化装甲歩兵になるのは残りの飛べない魔女だけダナ
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:48:58.22 ID:KTnQwpEB0
適正さえあればどっちだってなれるよ
書類との戦闘中にやっちゃったんだぜ…そんなことより支援!
俺「いえいえ、それだけではなくて…。私に航空経験なんてありません。…つまり陸上ストライカー以外は穿いたことが無いんです。」
お偉い様2「君ほどの実力なら陸上だけにとどまらず、他のストライカーも上手く使いこなせるようになるだろう。
お偉い様3「聞くところによれば…君は10にも満たない年で魔法力を安定させ、陸上ストライカーを使いこなしたそうじゃないか。そして…陸上No.1の…下手をしたらウィッチ一の撃墜数をほこる君が心配するまでの事かね?」
俺「しかし…陸と空では難易度が……。適性も…。それに撃墜数は小さいのがほとんどで…。」
お偉い様3「なあに、もし君が使いこなせないほどならば、空を飛ぶウィッチなどほとんど存在しないはずだ。君の才能なら大丈夫だろう。それを見越してお願いしているんだ。練習が必要なら向こうで稽古をつけて、見て貰えばいいだろう。」
俺「…拒否権は?」
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 14:49:11.14 ID:oQPun/W20
>>785 一話では出てこないけどなー
二話からはしっかり物語に絡むよ!
789 :
マーチ:2010/11/14(日) 14:53:47.39 ID:6hXPhaqQO
支援
一瞬でも他の人のSSに自分の俺が使われるのはうれしいな。
お偉い様方「「「ない。」」」
俺「はあ…。わかりましたよ…。じゃあバイクも輸送して下さいね。あ、バイクに積んである荷物も全て。あと一応、陸上ストライカーも。……それと…。」
お偉い様1「ああ、わかったわかった。大きめの輸送機を用意しよう。それでいいかね?」
俺「助かります。」
お偉い様2「うむ、急な移転ですまないとは思う。ま、しっかりやってきてくれたまえ。下がっていいぞ。」
俺「失礼します。」
ガチャッ
バタン
飛べるのか?俺。
…航空用ストライカーなんて使用したこともないのに…いきなり前線か…。
ま、楽しくなりそうだし、良しとするか。ああ、楽観的にいこう。女の子いっぱいパラダイス。最高だな。本当に男性ウィッチで良かった。さーて、どんな部隊か楽しみだ。フラグ乱立に向けて頑張ろう。
<<かくして俺はストライクウィッチーズへと入隊することになった。夜に移動するし、輸送機の中で寝ていれば割とすぐに着くことだろう…。じゃ…オ〇ニーして寝るかな…おやすみ。>>
第1話へ続く→
序章はとりあえずここまで。
まだ一話までしか書いてないから二話が仕上がったら続きを投稿していきたいなぁ…。
こんなオ〇ニー文章読んでくれてありがとう。ちょっとヌいてくる。
>>788 あれ?一話は前書いてなかった?
人違いなら蹴ってくれ
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:04:14.37 ID:oQPun/W20
>>793 え゛
書いてないけど
2レス位の予告編だけなら書いた
796 :
マーチ:2010/11/14(日) 15:05:31.70 ID:6hXPhaqQO
却下です
僕の妻に手を出したらハンマーで叩き潰しちゃいますよ?
と彼が申しておりました。
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:05:56.78 ID:oQPun/W20
>>792 乙乙
それにしてもこの主人公溜まり過ぎワロタwww
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:06:08.21 ID:04axktP00
続きが見たいような見たくないような序章だなw 乙
>>794 あー、じゃあそれかも
早く蹴ってくれはぁはぁ
>>796 スタゲの人の締めくくり方によってはハンマーvsNライフルのカードが実現するわけですな
ヘルマちゃん……うっ……ふぅ…。
>>798 ごーごー
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:11:07.83 ID:oQPun/W20
>>799 航空用ストライカーで蹴られるのと陸戦用ストライカーで蹴られるのどっちがいいかな?
804 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:14:51.67 ID:04axktP00
>>468から
――――――数日後の晩・俺の部屋にて
いつもの訓練を終え、夕食も食べ終えて、
俺は、自室のベッドの上で、以前買った本をめくりながらゴロゴロしていた。
そうして何十分かが経過した。ふと、時計を見た。
・・・そろそろあの時間か?そう思ったら、
宮藤「俺さーん!お風呂いいですよー!」
宮藤が俺の部屋の前で元気の良い声で知らせてくれた。
俺「りょーかーい・・・」
俺はいつも他の11人があがってから風呂に入る。
ここの風呂は露天風呂だ。まさか異世界にきても露天風呂があるとは思いもしなかった。
見たときは本当に驚いたものだった。
805 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:19:37.77 ID:04axktP00
――――――――風呂場
ザパー
・・・チャポン
身体を流して湯に浸かる。
俺「・・・」
風呂に入っている最中は、俺はいつも考え事をしている、
以前は元の世界に帰る手がかりを探す方法を、
最近は、・・・戦争が終わったら俺はどうするのかを。
俺「・・・」
いつまでも戦争が続くわけではない。必ず、いつかは終わる。
人類が勝つかネウロイが勝つかはわからないが・・・
ネウロイが勝った場合を考えても仕方ないので人類が勝った場合を考える。
今のところ候補に挙がっているのは・・・世界を見てまわるか、あるいは他の場所で戦いを続けるか、といったところか。
・・・できることなら、いつまでもみんなと一緒にいたい。でも、・・・そんな未来はありえない。
・・・そう思うと、なんだか寂しくなる。
ちょっと聞きたいんだけど、リベリオンってウィッチの数が少ないでOKだよね?
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:22:17.12 ID:KTnQwpEB0
OKですよ
支援
809 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:24:11.56 ID:04axktP00
・・・ふと、夜空を見上げてみた。もう少しで満ちそうな綺麗な月がそこにはあった。
それにしばし見とれていたら、
ガラッ
風呂場の戸が開けられる音がした。
俺「!?」
誰だろうか。・・・もうみんな入り終えたんじゃなかったのか?
目は向けずに問いかける。
俺「誰だ?」
俺の背後の誰かが答える。
「私です」
・・・この声は、サーニャ?
俺「・・・お、俺上がるぞ!」
目を閉じて、頭の上に乗せていたタオルを腰に巻き、慌てて腰を上げたら、
サーニャ「いえ、あの・・・待ってください」
サーニャが言った。
サーニャ「その・・・私と一緒にお風呂は・・・嫌ですか?」
810 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:29:36.51 ID:04axktP00
・・・そう言われると・・・
俺「・・・」
俺は目を開けて、無言で再び湯に浸かった。
ペタッペタッ
サーニャが湯船に歩み寄ってくる音が聞こえる。
チャポン
サーニャが俺の隣に腰掛けて脚を湯につけた。
俺「・・・」
サーニャ「・・・」
視界の右端にサーニャの白い脚が見えた。
俺「・・・」
なんとなく、顔を左に逸らした。
サーニャ「・・・」
俺「・・・」
・・・なんだ、この状況は・・・
ああ、「風呂」。この単語から予想はしていたさ…。
おい、壁。
さすがぷにぷにするで部屋から上半身裸で出てきたサーニャだ、なんともないぜ。
813 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:34:13.03 ID:04axktP00
俺「・・・」
サーニャ「・・・」
・・・沈黙に耐えられなくなり、俺は口を開いた。
俺「あ、あのさ、サーニャ」
サーニャ「はい」
俺「・・・なんでわざわざ俺が入ってるときに風呂に来たんだよ?まだ入ってなかったのか?」
サーニャ「いえ・・・二人きりで話したいことがあったんです」
話したい事?
俺「なんだ?」
サーニャ「・・・俺さん・・・あの時、何を考えていたんですか?」
・・・あの時?
フル・風呂ンタル(裸)
815 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:39:15.45 ID:04axktP00
俺「なんの話だ」
サーニャ「・・・俺さんが二日ぶりに目を覚ましたときのことです・・・」
俺「え?」
サーニャ「ミーナ隊長から作戦を伝えられた後・・・何か、寂しそうな顔をしていました」
俺「・・・」
どうして、俺はこんなにも内の感情を悟られてしまいやすいのだろうか。
サーニャ「・・・何を、考えていたんですか?」
改めてサーニャが問う。
・・・サーニャになら、言っても良いか。
俺「・・・サーニャ。俺は、この居場所が、・・・お前達の居るこの場所が好きだ」
サーニャ「・・・」
俺「だから、・・・ずっとこのまま、お前達とこうして一緒にいたい、戦っていたいって思うんだ。・・・でも」
サーニャ「・・・でも?」
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:43:32.79 ID:skVhLW3JO
>>812 お前のおかげでぷにぷにを買うことにした
ふざけんなありがとう
817 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:44:06.25 ID:04axktP00
俺「いつか、戦争は終わるんだよな」
サーニャ「・・・はい」
俺「その時・・・俺は、どうすればいいのかな、って、思ってさ・・・」
サーニャ「・・・」
俺「・・・先のことなんて考えたって仕方ない、なるようになる、ってのはわかってるけど、どうしても、な・・・」
再び夜空を見上げた。月は、少し雲に隠されていた。左上の部分だけが姿を見せている。
俺「・・・また、独りになるんだよな、俺・・・」
そう俺が呟いたら、
サーニャ「っ!」
ピトッ
俺「・・・?」
サーニャが俺の腕にしがみついた。
818 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:49:20.26 ID:04axktP00
サーニャ「・・・俺さん」
俺「・・・どうした?」
俺はサーニャに目を向けて尋ねる。
サーニャ「・・・心配、しないでください」
俺「・・・え?」
サーニャ「・・・」
俺「・・・」
その言葉の意味はなんとでも捉えられる。
理解に困っていると、サーニャは俺の顔を見上げて、
サーニャ「・・・」ニコッ
微笑んだ。
俺「・・・っ!///」ドキッ
その瞬間、俺の中に、抑えようの無い衝動が湧き上がってきた。
ふぅ…。
>>816 CGとかじゃなくて立ち絵で大事な部分も見れないけどね。
821 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:54:19.54 ID:04axktP00
ガシッ
サーニャ「!///」
気付いたら、俺はサーニャを抱きしめて、
チュッ
俺「・・・///」ピョコンッ
サーニャ「・・・///」ピョコンッ
キスしていた。その瞬間、何故か俺達二人は、無意識に使い魔を発現させていた。
サーニャは俺の腕に手を添えた。俺は右手でサーニャの身体に巻かれていたタオルを剥ぐ。
サーニャ「っはぁっ・・・///」
顔を離して、俺は視線を下に向ける。小振りな胸が目に入る。
スッ
サーニャ「あっ・・・///」
俺は左の胸に顔を埋めた。サーニャの心臓が早鐘を打っているのを感じる。
そのまま、乳首に吸い付いた。
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:56:07.36 ID:H1sTQVFLO
アグネス!アグネス!
今なら核シェルターすら破壊できる!
砕けろぉぉぉぉぉ!!!
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:57:10.84 ID:KTnQwpEB0
来やがったぜ!壁用意!
アグネェェェェッス!!!
|┃三 /::::::::ハ、\、::::::::\\::::::::::::',
|┃ i:::::::イ `> ー─--ミ::::::::::::|
|┃ {::::::::| ::\:::/:::: \:::リ-}
ガラッ. |┃ ',::r、:| <●> <●> !> イ
|┃ ノ// |:、`{ `> .:: 、 __ノ
|┃三 |::∧ヘ /、__r)\ |:::::|
|┃ |::::::`~', 〈 ,_ィェァ 〉 l::::::》
|┃ |:::::::::::::'、 `=='´ ,,イ::ノノ从
|┃三 ノ从、:::::::::`i、,, ... ..,,/ |::::://:从
サーニャァァァァ。
ふぅ…。
828 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:57:52.46 ID:04axktP00
俺「っ・・・///」
サーニャ「・・・んっ///」
右手に持ったタオルは床に置き左手はサーニャの右胸を触る。柔らかい・・・
しかし、どうしてこんなにも女性の胸というものは魅力的なのだろうか。本能に刻まれでもしているのか?
サーニャ「・・・///」ハシッ
俺の頭が胸に押し付けられる。サーニャが俺の頭を軽く押さえつけているようだ。
それに合わせて、目の前の、白くて柔らかい物体が歪む。
チュッ・・・チュパッ
サーニャ「んぅっ///」
乳首を吸うと、サーニャが気持ち良さそうに喘ぐ。
俺はサーニャの乳首を舌で舐め、左手はもう片方の乳首をつまむ。
サーニャ「っ!///」ピクッ
少しだけサーニャの身体が震えた。それと同時に、顔を押さえていた手の力が抜けて、
代わりに股に力が入ってサーニャは内股になった。
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 15:58:41.58 ID:H1sTQVFLO
おーし!誰かイデオンガン持って来い!
830 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 15:59:39.32 ID:04axktP00
・・・ピチュッ
サーニャ「あ・・・///」
乳首から唇を離す。サーニャは、少し名残惜しそうな顔をする。
俺は、胸の少し上辺りにキスして、
サーニャ「んふっ・・・///」
そのままサーニャの肌から唇を離さずに、鎖骨、そして首に移動させた。
サーニャ「んっ・・・はぁっ///」
首にキスしながら、俺は空いていた右手をサーニャの腰に回して固定し、胸を触っていた左手をサーニャの尻に回した。
サーニャ「きゃっ・・・///」
サーニャは驚いたような声をあげる。構わず、俺は尻尾の生えたサーニャの尻を撫でた。
胸と同じように柔らかい手触りのそこを撫で回し、少々乱暴に肉を掴む。
エイラァァァァ
832 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 16:02:33.15 ID:04axktP00
サーニャ「・・・〜〜っ!///」
初めのキスの時点で少し赤くなっていた顔をさらに赤くするサーニャは、
何を思ったのか、密着していた身体の僅かな隙間から、右手を俺の下半身に伸ばし、
俺「・・・っ!?///」
熱く硬く膨らんだ俺の下腹部の肉棒を掴み、
サーニャ「・・・はぁっ///」
決心したような溜め息を吐いてから右手を上下に動かし始めた。
俺「・・・んっ!?///」
ぎこちなく、でも丁寧に扱くサーニャの手つきに快楽を感じつつ、
ついに俺は、左手をサーニャの尻から動かして、秘部に伸ばす。
サーニャ「っ!///」ビクンッ
またサーニャは身体を震わせる。一瞬右手の動きを鈍らせるが、すぐにまた上下に扱き始める。
833 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 16:05:27.37 ID:04axktP00
俺はサーニャの首から唇を離し、サーニャの顔を見た。
月明かりを遮っている少し曇った夜空を背景に、顔を赤くして珠のような汗を光らせるサーニャの顔は、とても綺麗だった。
サーニャと視線が交わり、
チュッ
俺たちは再びキスをする。・・・湯の中のお互いの秘部を弄りながら。
サーニャ「んっ!///」ビクッ
俺「くっ!///」ピクッ
慣れてきたのか、少しずつサーニャの右手の扱く速度が増していく。もう少しで出そうだ。
負けじと俺もサーニャの秘部の割れ目を中指でなぞる。
湯の中で、指先にぬるぬるした何かが付着するのを感じる。感じているのか。
意を決し、俺は中指を割れ目に突き刺した。
サーニャ「きゃっあぁっ!///」ピクッピクッ
それに反応したように、サーニャは背筋をピンと反らせて、・・・達したようだ。
サーニャの右手に力が入った。・・・その時点で、俺も限界だった。
ふぅ…。
835 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 16:07:49.46 ID:04axktP00
俺「くぅっ!///」ビュルッ
・・・白くてドロドロした液体が湯の中から飛び出し、サーニャの上半身にかかった。
・・・そして、どちらともなく身体の緊張を緩ませた。
俺「・・・///」ハァハァ
サーニャ「・・・俺・・・さん・・・///」ハァハァ
とろんとした瞳で俺を見つめてくる。
・・・ふと、罪悪感に苛まれた。
俺「・・・ごめんな、サーニャ」ハァハァ
サーニャ「・・・え?」ハァハァ
俺「・・・なんか、こんな無理矢理な形で、その、やっちまってさ・・・」
本人の同意無しにこんな行為をしてしまったことを謝罪する。
この後で投下しようと思ったが俺は瀕死状態だよ…
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:10:05.99 ID:H1sTQVFLO
ふぅ……
もうアクシズを落とすしかないな
838 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 16:10:55.98 ID:04axktP00
それに対して返ってきたのは、意外な言葉だった。
サーニャ「謝る必要なんて、ありませんよ・・・?」
俺「・・・え?」
サーニャ「・・・別に、嫌ではありませんでしたし・・・どっちかというと・・・///」
頬を染めてサーニャが言ってくる。
改めて目の前の少女を愛おしく思い、・・・俺は静かにサーニャを抱きしめた。
俺「・・・」
サーニャ「・・・」ハシッ
サーニャは俺の背中に手を回して、言った。
サーニャ「もう一度言います。俺さん。心配しないでください」
俺「・・・」
839 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 16:12:34.49 ID:04axktP00
俺「・・・」
サーニャ「私は・・・何があっても、ずっと俺さんのお側にいるつもりです。だから、俺さんは絶対に独りにはなりません・・・」
俺「・・・」
そういうことだったか。
俺「ありがとな、サーニャ」
サーニャ「・・・いえ・・・///」
・・・戦いが終わったら、サーニャと一緒に世界を回る。・・・それも、良いかもしれない。
少し息が乱れているサーニャと抱き合いながら、俺はそう思った。
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:13:14.33 ID:CFScHJbyO
夕方からこんなのとかふぅ・・・・・・
841 :
異世界のウィッチ:2010/11/14(日) 16:15:11.53 ID:04axktP00
ここまで 流石に挿入とかは自重したよ
俺の頭の中ではもう終わりまでの構想はできてるのに中々文にならねえ・・・
乙
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:17:53.90 ID:H1sTQVFLO
乙
予約状況を教えてくれないか?
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:18:24.36 ID:KTnQwpEB0
乙カレー
無理しないで文にしてくれよな
乙。
ふぅ…。
乙
つまんないけど投下して良いかい…?
誰か投下したい奴は先に譲るが
異世界の501清掃員「なんか湯の中に白い液体が浮いてるんですけど」
849 :
パシリな俺:2010/11/14(日) 16:29:41.76 ID:9ZP90+oKO
俺「ミーナ中佐に風呂掃除頼まれてたんだがなんかケフィア浮いてんだけど誰の仕業だ」
前回いつ投下したか忘れたがまあ良いか
あらすじ
俺以外の501st出撃禁止令が発令された
もっさんと戦った
みんなはまだ気付いてないがネウロイ来た
発進した
エイラが俺の手紙を拾った
こんなもん?
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:35:19.88 ID:04axktP00
wktk
俺のこの手がウィッチに萌える!胸を掴めと轟き叫ぶ!
――――――――
戦闘空域手前…上空
俺「・・取り敢えず二人に言っておかないといけないことがある
501st所属ウィッチは訓練以外の出撃を禁じられてる
俺は良いんだけどな
それで今ネウロイの反応があったから向かってるわけだが手は出さないように」
ミーナ《ネウロイの反応ですって?まだレーダーには何も・・・》
俺「・・聞いてたのかよ
まだ範囲内に入ってないんだ、入る前に片付けるのも守護の勤めさ
シャーリーもわかったな?」
シャーリー「りょーかい
でも俺一人で大丈夫か?」
854 :
空挺兵:2010/11/14(日) 16:39:52.32 ID:vWD/4QIi0
ちょっと501の露天風呂に降下してくる。
エイラ入ってる時間帯教えてくだせぇ。
俺「大丈夫だ、問題無い
しかしシャーリーは速いから俺もスピード出せて早く着けそうだ」
シャーリー「スピードにはこだわってるからね!
正直それで抑えて飛んでる俺は異常だよ
あれ?ルッキーニは・・寝てるのか?」
俺「ああ・・俺の背中にしがみついて寝やがったからベルトで固定してある
パートナーならシャーリーが運んでやれば良いのに・・
つか戦闘空域に入るから変われ」
シャーリー「俺の方が速いんだから運んでもらってんだよ
まぁ、俺ってお父さんかお兄さんみたいだし安心してるのさ
よし、代わってあげよう
一旦減速して渡してくれ」
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:40:54.39 ID:H1sTQVFLO
支援だな
((私達からすれば出来の良い弟ですね))
やかましい
スピードを落としシャーリーにルッキーニを渡す
俺「せめてお兄さんにしてくれ・・・
よし、任せたぞ」
シャーリー「行ってらっしゃい501stのお兄さん?」
俺「・・・行ってくる」バッ
シャーリー(あれ?あいつ武器持ってないような・・・)
ーーーーーーーー
俺「さて・・・部隊のお兄さんは少し良いとこ見せないとね」
(そこまで愛情注いでるんならもっと仲良くすれば良いのに・・・)
(今までマスターの正体を知ったらみんな恐怖で離れるんですから仕方ないでしょう?)
俺「勝手に居着いてるしね、俺
あっちも信用してないだろうし過去的に引かれそうだしな
無駄話終了、大型3に中型15小型は無し
ウォーミングアップに調度良し
武装は大剣二本で十二分!」
(ケーニッヒ・ツヴァイ…スタンバイ!)
(来たれ二本の大剣よ!)
俺「どこで覚えたそんな決め台詞!シャルロッテか!あの女・・
・・憤っても仕方ない、はやく出せ・・・っと」
・―突如周りが光だし、光が収まった時には彼の手に刃渡り2mはある大剣が両手に一本ずつ握られていた
俺「ルッキーニが起きる前に終わらせようか?
子供に良くない醜態を晒すかもだし」
((まあそうですね!))
俺「?じゃあいくぞ!」
・―彼は加速し大剣を軽々と振るう、中型や大型のネウロイのコアを3度正確に外し4度目に正確に砕き…断つ
彼女(シャーリー)から見てこの彼の武力は幾ら相手が強くないからとはいえ異常だろう
だがそれだけでなく彼の表情もまた…異常だった
彼は笑っているのだ…
俺「弱い弱イヨワイ4Y!!
あァ、脆いなァ・・やっぱこんなもんだよなァ
大型も残り一体だしコアに当てないで楽しむかないよねェ」
ネウロイにも恐怖心はあるのだろう、大型のネウロイは必死にあがき、叫びながらレーザーを放っている
しかし彼はシールドを張らず皮膚に掠らせ楽しんでいた…
俺「ひはッ!なんだよおまエ!その程度かよォ!お前はそれしかねェのかよォ!
せめて大型なんだから子機くらい出せってよォ!」
(マスター、暴走し過ぎです…ロッテ!止めてください!)
(正気を保つんです!力に呑まれないでください!)バシュッ
ロッテが大剣をしまい彼の腰のポーチから針の無い注射機を取り出し…打ち込む
俺「ガアッ!・・はぁ・・無意識に力を出し過ぎたみたいだな・・」
溜め息をつきながら最後のコアを壊す…
正直シャーリーの…部隊のみんなを見るのが怖いなー…なんてな、そんなのどうでもいい
やはり表面上引き攣った笑顔で彼に感謝を述べ彼を避けるだろうか
それはそれで慣れてるから構わないがな
俺「・・帰還します」
ロケットの中の写真を見ながら俺はシャーリー達をおいて帰還する
――――――――
数時間後…ブリーフィングルーム
俺は部屋に戻り仮眠をしていた…筈なのに起きたらブリーフィングルームに居た・・・
しかもヴィルケがいつも立ってる場所にだ、誰だこんなところまで運んだ奴は・・・
まあいい、良くはないが問題ではない
問題は俺の前方の席に全員が座っていることだ
軍法会議まがいな事でもしたいのか?
俺「・・そうか、公開処刑か
確か士気を上げるのに行われた事もあると聞いた」
((寝ぼけてないで起きなさい!))
冷静なツッコミありがとう
全員を見渡す…リトヴャクは寝かけていてルッキーニやハルトマンはいつも通り
後はちょっと引かれてたり厳格な感じだなクロステルマンなんか見ただけで逃げたそうな顔してる
ミーナ「・・・起きたようね
俺さんは謎が多すぎます。ちゃんと貴方の事説明していただけないかしら?」
俺「別に少しくらい話しても良いがな・・どうせ調べたがまったく情報が集まらなかったんだろ?」
ミーナ「ええ、まったくと言って良いほどにね・・・どの部隊に所属してるか、戦歴等もわからないわ」
俺「詳しくは教えないが俺はオラーシャ軍の部隊にいるわけではないしな
通り名は・・・色々あるがどれも好きじゃない
代表して言えば
“オラーシャの狂った魔人”
“黒い死神”
だな、もう説明しなくてもわかるな?」
約全員「・・・・・」
ルッキーニ「ねぇーシャーリー?知ってた?」
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:57:20.61 ID:H/n17Cw0O
し
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:58:15.24 ID:6hXPhaqQO
え
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 16:58:23.29 ID:04axktP00
ん
誰√か言ってなかったような気がした
エイラーニャ√です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シャーリー「・・有名な人だぞルッキーニ
第二次ネウロイ大戦から数多の名ある戦いに彼の姿が無かった事はないと言われてるくらいにな」
俺「本当は秘密裏に扶桑海事変の頃から参戦してるけどな」
ミーナ「倒したネウロイの数は不明・・しかしわかっているだけで5桁、一つの戦場に長居はしない気分屋、畏怖と尊敬と憎悪の念を送られている人よ」
(このババア…マスターを怨まれて当たり前とか絶対思ってますよ!)
(コロスゾ☆)
こらババアとか言うな
別に説明しただけで思ってるとは限らんだろ
俺「・・もういいな?
俺だってやることがあるんだ」
そう言い部屋を出ていく
止めるものはいないが追い掛けて来る奴はいた
サーニャ「あの・・俺さん・・」
俺「・・なんだリトヴャク?」
サーニャ「サーニャで良いですよ
あの・・聞いて良いことかわからないですけど・・
戦闘中はなんであんな感じになるんですか?」
(この娘…遠慮無く踏み込む人ですね…)
俺「あー・・戦闘中は感情の制御がうまくいかなかったり悩内物質が過剰分泌されたりするんだ
正直俺も自分が怖い・・
だからみんなと距離は取るようにするから安心してくれ・・な?」
(嘘付きですね)
(仕方ないでしょ?リーゼ)
サーニャ「い、いえ!わたしは大丈夫です!
それに私・・俺さんは覚えて無いと思いますけど前に助けてもらった事があって
・・ありがとうございました」
俺「そうか・・覚えて無くてすまんな?」
(また年下にデレデレして…)
(マスターはだいたいの人とは会ってなくても同じ戦場にいたんですけどね…)
支援
エイラ「あいつ・・サーニャと仲良くしてる・・・
引き離すついでにこの手紙の事聞かないとナ
おい、俺!少し話があるんダナ
後、私の事はエイラで良い」
俺「?そうか
すまんサーニャ、エイラと話があるからまた夜にな」
サーニャ「はい・・エイラと一緒に待ってます・・」
ーーーーーーーー
9時過ぎに帰ってくるから落とさないでほしいな
俺「それで、なんだ?エイラ?他の人がいると話せない事なのか?」
エイラ「俺が困るからみんなから離れてあげたんダヨ
俺が行った時にこれが落ちててナ
読む気は無かったんだけど見えてて・・
オマエ・・サーニャの義兄ナンダナ・・・」
俺「・・・え?いや、ちょっと待て!見たのかよ!?
冗談じゃないぞ!他言無用だからな!絶対だぞ!」
(おやおや)
(ばれましたね)ウフフ
エイラ「そのロケット・・見ても良いカ?」
俺「・・ああ
小さい頃のサーニャの写真が入ってる」パカッ
エイラ「・・何年会って無かったんダヨ?」チイサイコロカ、カワイイナ
新作できたから投下したいんだけど、今日の予約どんな感じ?
俺「10年近くだな・・この手紙になんて書いてあるのか想像出来るが違う内容だったらと怖くて見てないんだ・・俺宛じゃないけどな」
エイラ「なんで渡さないんダヨ?怖いからカ?」
俺「自分が渡して良いって思ったら渡してと言われてるからな、まだその時じゃ無いんだよ」
そう・・例え最悪なタイミングでもな
エイラ「そうなのか・・
ま、秘密にしといてやるヨ
じゃあナ!」
俺「ありがとう、エイラ。・・また夜に」
(急に優しくして…
良いんですか?後が辛いですよ?)
俺「特務がばれただけで計画を知られた訳ではないから仕方ないだろ・・
もともとこの方が護衛しやすい。諦めた」
その時俺は気付いてなかった
表情が妖しげに笑っていた事に
予約したい人は何人かいるようだが誰も予約しないので開いてる
投下したいならここで止めとくかい?
ひと区切りついてはいるし
先に待ってた人が名乗りでなかったらこの後行かせてもらいます
878 :
試作品:2010/11/14(日) 17:24:42.96 ID:H1sTQVFLO
>>876 あ、いえ続けてください
あなたの作品読みたいので
一旦終わります
支援ありがとう
うむ、みんなより中々に酷い出来だが頑張ろう
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 17:26:51.57 ID:LW77e0w5O
支援だ
>>879 ちょっと用事が出来たから気にせず行ってくださいな
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 17:33:18.44 ID:CFScHJbyO
>>700書いたやつだけど、学園ものを書くとしてどの俺を出せば良いのだろうか・・・・・・書きたくて堪らないが名前を借りて書いていいのか、凄く悩んでるぜ
>>880 乙 なんかせかしてしまったようで申し訳ありません、続きを楽しみに待ってます
投下待ちされてた方いらっしゃいますか?
885 :
つなぎな私中尉:2010/11/14(日) 17:36:57.00 ID:pRdFCbxi0
>>884 先にいってくれー!GOGO!
俺はまた空いたときにでもするよ!
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 17:38:03.81 ID:JVVAp5FU0
>>883 そういう時のためのwikiだ
名前は投下後にでも借りましたとか書けば大丈夫さ
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 17:39:30.11 ID:H1sTQVFLO
行っちゃえ、やっちゃえ
>>885 なんか本当にすいません
順番譲ってもらう価値なんかありませんが、行かせてもらいます
テーマは『大統領アクション』
俺のモデルが某ゲームの人そのまんまです
よろしかったらお付き合いください
レッツパアアアアアリィィィィィィィ!
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 17:42:33.01 ID:pRdFCbxi0
>>888 いやいや全然期待してるぜ!
ここは自由なスレだし、そんなに遠慮しなくてもいいぞー
891 :
大統領:2010/11/14(日) 17:43:10.65 ID:PgamahQ2O
突如世界に現れた人類の敵、ネウロイ
世界中がその脅威に怯える中、我等がリべリオン合衆国も例外では無かった
世界の空を守る華麗な魔女達
その数が圧倒的に少ない我が国家
しかし、合衆国の自由と正義は死んでいなかった
ラストリべリオン・ヒーロー第32代合衆国大統領、俺
私が見てきた、我等が偉大なる若きリーダーの、闘いとロマンスの日々をお伝えしよう
『古人曰く、ペンは銃よりも強し、CNNのピーター・マクドナルドがお伝えします』
俺じゃなくてマイケル・ウィルソンJrでもいいんじゃないかなwww
第501基地 ブリーフィングルーム
ミーナ『みなさん御存じだと思いますが、近日ローマで各国首脳が集まり、サミットが開催されます』
ゲルト『ああ、あのふざけた話だな、何を考えているんだ!ここは最前線なんだぞ!!』
ミーナ『ええ、困った話ね、各国の首脳に万が一があったら大変だわ』 ヤレヤレ
シャーリー『それに関しては、内のリーダーが発案したらしいな』
ペリーヌ『なんでまたそんな危険な事をなさるのか、理解ができませんわ』
ゲルト『全くだ!リべリアンというのは国のトップまでこうなのか!?』
シャーリー『おい、バルクホルン』
シャーリー『私の事はともかく、大統領の事は馬鹿にするな!』
ルッキーニ(????シャーリーの方から怒るなんて珍しいな????)
ゲルト『どうした?リベリアン?いつになくムキになるじゃないか?』 フフン
シャーリー『当然だ、あの人は私の・・・いや、全合衆国国民の憧れなんだ』
シャーリー『従軍時代は各国の紛争の解決にあけくれ、メタルオブオナーを授与され』
シャーリー『熱いハートと優しい心、そしてなにより揺るぎない大統力をあわせもっているんだ!!』
レェッツパーリィィィィ
895 :
空挺兵:2010/11/14(日) 17:50:49.48 ID:vWD/4QIi0
>>893 支援
moh好きかい?まさかmohpa持ってる?
896 :
大統領 大好き!だけど持ってないです…すいません:2010/11/14(日) 17:53:33.05 ID:PgamahQ2O
エイラ『おい!静かにシロヨ!サーニャが起きちゃうダロ!!』
サーニャ『zzz』
坂本(しかし、大統力とはなんだ?)
シャーリー『国民支持率97%!!こんな国の代表が他に存在するか!?』
芳佳(なんか・・・いつものシャーリーさんじゃない・・・)
ゲルト『そ、そうだな・・・解かった、解かったからもう・・・』
シャーリー『いーや!まだ解かってないね!!』
シャーリー『今回のサミットだって前線で脅威と戦っているロマーニャ国民や私達ウィッチをその目でry』
エーリカ『私の知ってるシャーリーじゃな〜い』
ミーナ『はぁ〜』
問題はリチャードだな
898 :
大統領:2010/11/14(日) 17:58:03.52 ID:PgamahQ2O
Prrrr PrrrrPrr
ガチャ
ミーナ『どうされました?』
ミーナ『ええ、わかりました』
ガチャ
ミーナ『みなさん、噂の大統領専用機からSOSです』
ミーナ『エアフォースワンに接近するネウロイを確認』
ミーナ『ただちに救出に向かいます!!』
『『『『『『『『『了解!!!!』』』』』』』』』
シャーリー(うーん、あんま急がなくても大丈夫そうだけどな〜)
1000おいつく
900 :
大統領:2010/11/14(日) 18:04:18.50 ID:PgamahQ2O
ロマーニャ近海 洋上 エアフォースワン機内
秘書『大統領、当機はもうじきネウロイによる襲撃を受けます』
大統領『そうか、ところで今日の予定はなんだったかな?』
秘書『ローマに着き次第、ロマーニャ国王と第一公女マリア様との会食となっております』
大統領『悪いが全てキャンセルだ』
秘書『かしこまりました』
秘書『理由はどうされますか?』
大統領『人類の敵からパーティーの招待状を頂いたと伝えてくれ』
秘書『かしこまりました』
大統領『私のスーツの調子は?』
秘書『問題ありません、いつでも出撃できます』
大統領『手土産は鉛玉にしよう』
大統領『さぁ、パーティーに行く準備を、ちゃんと正装しないと失礼だ』
901 :
大統領:2010/11/14(日) 18:09:07.32 ID:PgamahQ2O
ロマーニャ近海洋上
秘書《1000メートル下降、目標機です》
秘書《招待状を見せてご挨拶と行きましょう》
大統領『了解!さぁ招待状のついでに手土産だ!!!』
手にしたガトリングガンが火を噴く
次々に砕け散るネウロイ
大統領『レッツパァリィィィィィィィィィィィィ!!!!!』
咆哮する大統領は鋼鉄のスーツを身に纏い
手には2門のガトリングガン
背中にはロケットランチャーを積んでいる
その姿はガリア解放戦においてストライクウィッチーズと死闘を繰り広げた
『ウォーロック』のものと酷似していた
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 18:10:43.36 ID:FEpM9jpp0
確かにスーツは必要だよなw
支援
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 18:10:59.88 ID:ZnfftIruO
パーリィの始まりじゃあぁぁぁぁぁぁ!
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 18:12:33.19 ID:BSnxZ7T30
,. ::'"´ ̄::::::::::::: ̄`゛'ヽ、
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:::::;':::::::::,. '" く \\ r| ||ト、:|:::|::|::::| | | |
:::/:::::/ ⌒ヽ/⌒ヽ.\_T.|| l| !:::|::|::::| ( ) . | | |
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:/ !/ ト、 ヽ、ソ!「L___\|\> ( ) .| | |__
ハ ト、`'´ ,l | く__,/ ||| |〉 (^ヽ、ヽ, | | /
:::ゝ、 ヽ  ̄7 / 「二二二二二i ヽ, |. | | /
::::/::::::::>、___二_レ' i緑なたぬき/ i .| └┴┴┬───
::::::::::::〈 / ヽ、二二二/ ノイ.ソ ,.p_. r|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(:::::::) ̄「 ̄ ̄ ̄ ̄
寝食忘れる面白さ!
ご飯のおともに『VIP列島』
*VIP列島はググって遊んでね!
操作方法等の説明はインしてから右下にある■■列島初心者ガイド■■をクリック!
905 :
大統領:2010/11/14(日) 18:13:59.14 ID:PgamahQ2O
秘書《大統領、2時の方角に来客です》
迫る小型ネウロイ、発射されたビームを難なくかわす
しかし敵は次々に迫ってくる
秘書《またまた新手です》
容赦の無いビームの嵐を信じられない機動でかわし続ける
大統領『大歓迎だな!』
左右に手を広げ、ガトリングガンを掃射しながら回転を行う
大統領『お返しに、穴あきチーズにしてやるぜ!!』
バババババババババ!!!
大統領『ビンゴ!!!』
周囲のネウロイが跡形も無く消し飛ぶ
秘書《お見事です、大統領》
秘書《しかし・・・》
秘書が驚きの白さだ・・・
907 :
大統領 秘書そのままだと大統領のキャラ立たないので今回は薄目で…:2010/11/14(日) 18:20:02.54 ID:PgamahQ2O
秘書《まだまだ沢山のネウロイ様があなたに熱烈なラブコールを送っています》
小型のネウロイは後十数機、数の暴力で取り囲まれる
秘書《逃がしてくれそうにありませんね》
大統領『構わんさ!』
ブースターの出力を上げ、上昇する大統領
大統領『アツアツのローストチキンにしてやるよ!!!』
全砲門を展開させ、敵に照準を定める
大統領『How Do You Like Me Now!!!』
響く爆音、轟く衝撃周囲に撃墜されたネウロイの破片が舞う
秘書《お疲れ様でした大統領、でも》
秘書《まだ素敵なデザートが残っていますね》
舞う破片の彼方、中型ネウロイの咆哮が響いた
908 :
大統領:2010/11/14(日) 18:26:09.75 ID:PgamahQ2O
ロマーニャ近海洋上
坂本『!?なんだあれは!!??』
魔眼を輝かせた坂本が驚きの声を上げる
坂本『ネウロイと・・・あれは・・・ウォーロックだと!?』
坂本『しかも、ネウロイと戦っている!!』
シャーリー『いや、それはウォーロックじゃないよ』
ゲルト『どういう事だ!リベリアン!!』
シャーリー『そいつはウォーロックをベースに開発された大統領専用パワードスーツ』
シャーリー『つまり、エアフォースワンだ』
芳佳『エ、エアフォースワンはあっちの輸送機じゃないんですか?』
シャーリー『厳密に言えば、エアフォースワンってのはリべリオン合衆国大統領の乗る航空機の事を指すんだ』
坂本『つまり、今はあれが・・・』
ペリーヌ『な、なんと滅茶苦茶な』 クラッ
909 :
大統領:2010/11/14(日) 18:29:54.23 ID:PgamahQ2O
坂本『エアフォースワンが中型ネウロイを撃破確認・・・』
ゲルト『単機で中型一体に数十機の小型撃墜だと!?』
リーネ『そんな事が可能なんですか!?』
シャーリー『できるさ、彼に不可能は無い』
シャーリー『なんてったって彼は・・・』
秘書《お見事でした大統領》
秘書《一時はどうなる事かと思いましたが》
大統領『ふふ、私を誰だと思っているんだ?』
大統領『私に不可能は無い!!』
大統領『なぜなら私は・・・』
シャーリー・大統領『『リベリオン合衆国大統領だからだ!!!』』
910 :
大統領:2010/11/14(日) 18:33:52.46 ID:PgamahQ2O
次回予告
こうして、伝説の魔女達と史上最強の合衆国大統領の邂逅は果たされた
明日が見えない闘いに、きっとこの出会いは希望の光になる
私もそう信じて疑わなかった
彼の、大統領の戦う真の意味を知るまでは
Believe Your Justice
『古人曰く、ペンは銃よりも強し、次回もCNNのピーター・マクドナルドがお送りします』
乙!
乙!
ラストリベリオンヒーローにも期待
乙!
ってかメダルオブオナー好き?
915 :
大統領:2010/11/14(日) 18:38:41.60 ID:PgamahQ2O
以上です、前作の後日談のイチャイチャを書いていた反動で、ノリだけで書いてしまいました
色々とおかしい点はありますが見逃していただければ嬉しいです
支援してくださった方、パーリィーしてくださった方に感謝します
駄文すいませんでした
続きは未定です
>>914 大好きですよ
FPSならなんでもですが
>>916 以下のFPS、どれか持ってる?
MOH PA COD WAW(PS3) BF1942 BF1943 BFBC2 OFPDR
MOHPA持ってるんならいつかMPやらないか?
>>917 大体持ってます
MOHPAは買おうと思っていたので、買ったらぜひお願いします
そろそろスレ違いなので次の方どうぞ
日曜日なのに人少ないなぁ・・・・ほんと
じゃあ投下するよ
あ、誰か予約したっけ?
922 :
ナトリウム:2010/11/14(日) 19:07:42.23 ID:2mpiMGsa0
休日は人少ないけど、平日になると多くなるんだよねぇ・・・
いないみたいだし良いんじゃないかい?
924 :
試作品:2010/11/14(日) 19:09:11.50 ID:H1sTQVFLO
試作品さんの後に降下しようかな?
誰か踏み潰す恐れない?
926 :
流星:2010/11/14(日) 19:15:26.00 ID:dlHawfKD0
>>734から
………
……
…
午後からは智子が言ったとおり訓練になった。
魔術書を開き、呪文を唱える。
俺「力を貸してくれ、アポロ」
俺の目の前に白い光と共に箒が現れた。
地面から数センチだけ浮いている箒に乗る。
乗る際、俺は足を固定化させるために小さな魔法陣を形成させる。
さすがにあんなに激しく空中を動きまわると、簡単に落ちてしまう。
それを防ぐために磁石のような魔法を使っているのだ。これは空を飛ぶのには必須だから簡略化されている。
他にもシールド生成は簡略化してある。攻めるよりも生きることが優先とは昔先輩から習ったことだ。
リ ュ ウ セ イ
俺「コール、シューティングスター、いきます。」
そうつぶやくと俺は垂直上昇を始めた。
箒からはキラキラと七色に光る粉のようなものが落ちる。
927 :
流星:2010/11/14(日) 19:20:10.13 ID:dlHawfKD0
私は空へ小さくなる"リュウセイ"の姿を目で追っていた。
キャサリン「智子、あのキラキラは何ねー」
ウルスラ「エーテル」
私に聞かれたはずだったがウルスラが答えた。
ハルカ「エーテル? えーっと魔法を使うのに必要な物質でしたっけ? 」
ウルスラ「その副産物」
エルマ「へー、詳しいんですね」
ウルスラ「聞いた」
彼とウルスラが話しているところなんて片手で足りるぐらいしか見ていないが‥‥
私の知らないところで会話をしているのだろうか。
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:20:24.19 ID:fWdoHpPy0
何だこの過疎り具合は
みんな平日はいろんな物と戦ってるから、このスレに癒しを求めるんだよ
930 :
レジ袋:2010/11/14(日) 19:24:18.43 ID:nIwhkTVv0
本編の書き溜めが進まないから気分転換に本編とは関係ない別の短編書いてたら
いつの間にか夢中になってた
支援
931 :
流星:2010/11/14(日) 19:25:06.15 ID:dlHawfKD0
智子「そもそもアレのせいでシューティングスターって呼ばれてるんでしょ? 」
キャサリン「"リュウセイ"ねー!」
智子「そっちの方が呼びやすいからね」
キャサリン「たしかにシューティングスターは長ったらしいね」
そのリュウセイという呼び名は私が付けたのだがいつの間にか定着していた。というか、いつの間にかコールサインにまでなっている。
まあ本人も嫌がってない辺り、まんざらでもないんだろう。
智子「さて、じゃあ私も出るわ。ちゃんとついてきてね。」
エルマ「了解です」
晩ご飯たいむ
シューティングスタードラゴン
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:27:49.17 ID:H1sTQVFLO
支援ダナ
935 :
流星:2010/11/14(日) 19:30:16.98 ID:dlHawfKD0
………
……
…
智子「ふぅーん‥‥」
くるくると螺旋を描きながら上昇するリュウセイを見つつ、智子はため息をついた。
エルマ「どうしたんですか?」
智子「いえ、リュウセイのことなんだけどね」
エルマ「はぁ‥‥」
智子「ほら、彼変わってるじゃない? だからどうやって戦略に組み込めばいいのかと思って」
エルマ「ああ、なるほど‥‥」
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:33:47.08 ID:ZnfftIruO
しえんぬ
書き溜めてるけどこれで本当にいいのか分からなくなってきた
いや基本オナニーだから何でもいいんだけどさ……
937 :
流星:2010/11/14(日) 19:35:10.66 ID:dlHawfKD0
この隊の内6人は細かな戦闘スタイルは違うとはいえ、
大まかな動きなどはわたしも分かっているつもりだ。
なので、戦略や指示などはだしやすい。
だが彼は根本から違う。
飛び方一つとっても私たちより、流れるように飛ぶ。なんというか、軽い。
攻撃面もそう。私たちは銃を使って継続的に攻撃を打ち込む戦闘方式。
だが彼は、魔法による一撃必殺と言っても過言ではない攻撃方法だ。
確かにその威力は絶大だ。だがいかんせん攻撃に時間がかかる。
電撃戦や不意打ちは得意なのかもしれない。しかし一機だけでは自爆覚悟の特攻機にしかならない。
エルマ「うーん、難しいですね‥‥」
智子「ああ、いいのよ。わたしが考えるから」
エルマ「いえ! わたしも勉強している身です。微力ながらお力になれると思います!」
智子「‥‥ありがと」
‥‥がんばらないと。火の玉を曲芸師のように操るリュウセイを見て、智子はつぶやいた。
938 :
流星:2010/11/14(日) 19:40:26.49 ID:dlHawfKD0
………
……
…
智子「ふぅ‥‥今日はこんなもんね」
昔は飛ぶだけでも一苦労だった面子も今ではしっかりわたしについてきてくれる。
あの頃が懐かしいな‥‥
智子「ひゃん! 」
唐突に尻をなでられた。
こんな上空で触ってくる相手なんて一人しか居ない。
振り返ると気色悪い笑いを浮かべたハルカの顔があった。
ハルカ「どうしたんですか? 」
智子「離れなさいばか! 」
ハルカ「"ひゃん!"‥‥ふふっ、かわいい」
智子「‥‥」
わたしは無言で刀を抜いた。
939 :
流星:2010/11/14(日) 19:45:18.49 ID:dlHawfKD0
ハルカ「わー! ごめんなさいー! 」
智子「訓練よ! 必死に逃げなさい!! 間違って力を込めちゃうかもしれないから!!」
ハルカ「ひゃああああ!!」
言うとおり必死に逃げ回るハルカ。こういう時は全力で逃げられるんだから。
エルマ「と、智子中尉だめですよー」
キャサリン「いつものことねー」
俺「ほんとに好きだなあいつらは。扶桑ではあれが普通なのか?」
エルマ「ど、どうなんでしょう‥‥」
キャサリン「秘密の花園ねー!」
ビューリング「秘密の割には、こんな空の下でも変わりないがな」
皆まであんなこと言って‥‥
わたしはノーマルなのよ! 絶対に!! 絶対にぃぃいい!!!
940 :
流星:2010/11/14(日) 19:47:14.37 ID:dlHawfKD0
一応ここで区切っておきます
乙
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:50:55.92 ID:KTnQwpEB0
おっつー
次も楽しみにしてるぜ
943 :
ナトリウム:2010/11/14(日) 19:55:28.85 ID:2mpiMGsa0
ルッキーニ√って少ないよなぁ
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 19:58:19.96 ID:ZnfftIruO
945 :
試作品:2010/11/14(日) 19:59:27.02 ID:H1sTQVFLO
乙乙
レス数的にスレ跨いじゃうんだけど、それってありなんすかね?
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:00:39.82 ID:KTnQwpEB0
アリだな
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:01:31.83 ID:JVVAp5FU0
948 :
流星:2010/11/14(日) 20:02:21.65 ID:dlHawfKD0
50以上来るというのか すごいな
949 :
-Prototype-試作品-7話:2010/11/14(日) 20:08:49.92 ID:H1sTQVFLO
>>948 良くみたらそこまではなかった
とりあえず始めます
>>157からの続きです
それと俺は今スレ立て規制中なんで、すいませんがその時は誰かお願いします
950 :
-Prototype-試作品-7話 私が守る:2010/11/14(日) 20:15:59.86 ID:H1sTQVFLO
ヴヴゥゥゥゥーーーーーン!!!!!
警報がなり響く。逃げ惑う人々。夕闇に照らされて不気味に光るローマの街を、俺とバルクホルンは駆け抜ける
目指すは乗ってきたトラック。そこにストライカーと銃がある
ネウロイ「――――――――」
ビシュン!
ドゴォッ!!
街を襲ってたのは、一体の中型ネウロイだけだった
しかし中型一体とはいえネウロイはネウロイ。武器もストライカーも無いバルクホルン達が勝てる相手ではない
幸い大型のように、ビームを「線」で掃射して広範囲を破壊したりせず、狭範囲を破壊する「点」のビームしか撃って来てないのが、唯一の救いか
それでも、勿論上空のそれが脅威であることには変わりはない
バルクホルン「既に街に入られているとは……。急ぐぞ!俺!」タッタッタッタッ
俺「……………………」タッタッタッタッ
バルクホルン「俺?」
俺「あ、ああ。聞こえている。了解だ」
俺(来るのがいきなりすぎんだよ……!早すぎるんだよ……!俺はまだ……)
かいてるが、ほんとにおれは変態なんだなと
952 :
-Prototype-試作品-7話:2010/11/14(日) 20:21:03.31 ID:H1sTQVFLO
バルクホルン(く・・・!被害が広がり始めている……急がなくては!)
俺「それにしても、あいつら(501)はどうしたんだ?ネウロイが好き放題やっているってのにさ!」タッタッタッタッ
バルクホルン「わからない。だが、今居ない戦力を待ち続けても、仕方がない」タッタッタッタッ
バルクホルン「私達だけでなんとかするぞ!」
俺「……ああ」
俺(俺に出来るのか?………に過ぎない俺に)
俺(・・・だが、やるしかねぇ。……いや、やってみせる!こんな俺を『家族』だと言ってくれた、こいつ―――いや、バルクホルンの為にも!)
ようやくトラックへとたどり着いた。上空のネウロイは依然、無差別にビームを撃ち続けている
早く荷台にあるストライカーを履き、ネウロイを何とかしなくては―――
バルクホルン「急いで出撃を―――」
バルクホルンはストライカーを装着する為、荷台に乗り込もうとするが―――
ネウロイ「―――――――」
ビシュゥン!
ドゴォッ!
その時、トラックを停めているすぐ後ろの建物に、ネウロイのビームが直撃した
953 :
-Prototype-試作品-7話:2010/11/14(日) 20:23:58.11 ID:H1sTQVFLO
バルクホルン「くっ!」
俺「あ、あぶねー・・・、今のは近かったな
バルクホルン「大丈夫か?」
俺「大丈夫だ。問題な―――――危ねぇっ!!」
ガラッ・・・
バルクホルン「え?」
俺「っ!」ダッ
ネウロイの攻撃により後ろの建物は、外壁を大きく破壊された
そしてその外壁の、自動車大の瓦礫がバルクホルンを押し潰そうと―――
バルクホルン「え?」
ヒュッ…
グシャアッ!!
バルクホルン「う・・・・・、な、何が……?」
ピチャッ・・・
バルクホルン「え・・・、血……?」
954 :
-Prototype-試作品-7話:2010/11/14(日) 20:28:35.40 ID:H1sTQVFLO
瓦礫の下敷きを逃れたバルクホルンは、すぐに状況を把握出来なかった
バルクホルン「な、何が起きた……?」
バルクホルン(ストライカーを履こうとしたら、急に俺が叫んで駆け寄って来て……、抱き寄せられて・・・)
バルクホルン(それで……)
ピチャッ・・・
ふと地面に置いた手に、何かが触れた
バルクホルン(・・・・・え?)
バルクホルン「血……?な、んで・・・―――!!!」
手に触れたのは血溜まりだった、地面に広がるそれ
そしてその隣で、ついさっきまで行動を共にしていた、『家族』が瓦礫の下敷きになっていた
バルクホルン「俺…………っ!俺!」
すぐに立ち上がり、瓦礫に手を掛ける。だがそれは人1人にどうにか出来るものではない
バルクホルン「くっ……ぐうぅっ!」
魔力を解放し、更に力を込める。使い魔であるジャーマンポインターの耳と尻尾が生えた
バルクホルン「ううううぅ・・・・・あァっがぁれぇぇぇぇェェェぇっ!!!」
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:28:52.40 ID:dlHawfKD0
支援
956 :
-Prototype-試作品-7話:2010/11/14(日) 20:31:57.62 ID:H1sTQVFLO
ズゴゴゴゴゴ・・・・・
バルクホルン「はあぁっ!」
ドッシーンッ!
瓦礫をどかす事に成功した。すぐに俺に駆け寄る
俺「ゔ・・・ぐぁ……」
バルクホルン「俺!大丈夫か…―――っ!」
バルクホルンには一目で分かった。大丈夫な訳がない
瓦礫が降ってきた時の衝撃により、体全体を激しく打ちつけられていて、体中傷だらけだ。恐らくは内蔵も傷ついたか
そして特に左腕が酷く潰され、そこから出血している。少し骨も露出している部分もあり、とても目も当てらたものではない
バルクホルン「俺、しっかりしろ!しっかりしてくれ!俺!俺ーーっ!!」
俺「大丈夫だ・・・。生きてるぞ……」
そう言って俺は、立ち上がろうとする
バルクホルン「何をしているんだ!動くな!傷が悪化―――」
俺「大丈夫・・・だ。問題ない」
そう言って俺は、再び立ち上がろうとするが、傷のせいで力が入らない
957 :
-Prototype-試作品-7話:2010/11/14(日) 20:36:36.22 ID:H1sTQVFLO
バルクホルン「何を言っているんだ!?動くな!立つな!そこに居ろ!」
バルクホルン「今無線で基地に連絡する。すぐに宮藤を呼び寄せて、傷の手当てをさせる。だから動くな!なにも喋るな!」
バルクホルンはそう捲くし立てる。怒っているようにも見えるが違う
仲間が死に直面しているのだ。自分のせいで
その悲しみと焦りと不安と嘆きで、今にも心が押し潰されそうになる
バルクホルン「待っていろ、今通信を―――」
バルクホルン「!!!そ、そんな・・・」
瓦礫が直撃したせいか、トラックに備え付けられていた通信機は、原型を残さない程に壊れてしまっていた
バルクホルン「な、ならストライカーで基地まで―――」
バルクホルン「……!!!」
2人のストライカーと銃までもが、瓦礫に潰されたせいで壊れてしまっていた。通信機程では無いが、とても飛べる状態じゃないのが一目で分かる
バルクホルン「な、何て言う事だ・・・」
バルクホルン(こ、これじゃ、俺が……)
上空には依然ネウロイが徘徊し、俺は重傷。援軍は未だに到着しない。
通信手段とストライカーは破壊され、助けを呼ぶことも、助けを求めに行くことも出来ない
完全に詰んでしまったのだ
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:39:02.98 ID:H/n17Cw0O
さ
ー
に
に
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:44:10.51 ID:nR1w/OUf0
ゃ
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:44:18.76 ID:fWdoHpPy0
ご
964 :
すまん親父に付き合わなくちゃいけなくなったから、もう少しで切る:2010/11/14(日) 20:44:50.70 ID:H1sTQVFLO
バルクホルン「こ、これじゃ・・・、こんなのじゃ、俺を助ける事が……」
バルクホルン「俺を助ける事が出来ない・・・。このままじゃ、俺が―――」
心が深い悲しみと嘆きに包まれる。彼女の心が、絶望に染め上げられていった
俺に背を向け、涙が出そうになるのを必死で堪える
バルクホルン「死んで・・・しまう……」
己の無力さを呪い、壊されたトラックを、力なく叩く
バルクホルン(私には……、やっぱり私には救えないと言うのか・・・?)
バルクホルン(あの時のクリスみたいに、俺の事も救えないのか?)
ドサッ!
叩かれたからか、否かは分からないが、トラックの荷台から何かが滑り落ちてきた
しかしバルクホルンはそれに気がついていない
バルクホルン(私は・・・、また……)
ポンッ
不意に肩に手を当てられる。振り返るとそこには―――
俺「死なねーよ」
965 :
-Prototype-試作品-7話:2010/11/14(日) 20:48:28.28 ID:H1sTQVFLO
バルクホルンは己の目を疑った
バルクホルン(ありえない)
バルクホルン(この傷だぞ?)
バルクホルン(こんな重傷で……、何故立てる?)
バルクホルン「何故……立つんだ?」
俺「まだ・・・戦える……」
バルクホルン「!」
バルクホルン「無理だ!ストライカーも銃も破壊されて……、大体おまえは、そんな怪我で―――」
俺「『それ』があれば、まだ戦える・・・」スッ
バルクホルン「え……?」
そう言って俺はバルクホルンのすぐ後ろを指差す。そこには―――
バルクホルン「! これは・・・」
バルクホルンは再び己の目を疑った
『それ』は本来こんな場所にあるはずの無い。然るべき場所にて厳重に管理されているべきモノだった
バルクホルン「バスター・・・、ライフル……!」
966 :
試作品:2010/11/14(日) 20:52:10.41 ID:H1sTQVFLO
てな訳で中途半端ですいませんが一端ここで切ります
今晩中には続きを投下したい
親父と温泉行ってくる
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:53:07.72 ID:KTnQwpEB0
乙!待ってるぜ!
温泉行ってら〜
どこから投下してんだw
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:53:43.82 ID:fWdoHpPy0
おつ
おつー
乙ー
投下まってるぜ
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 20:55:46.55 ID:dlHawfKD0
ケツの穴には気を付けろよ!
アッー!
本当に皆さん文章上手いですな
974 :
ナトリウム:2010/11/14(日) 21:03:09.08 ID:2mpiMGsa0
俺も今週のテストが終わったら、書いてみようと思う
明日から5日間、テストな俺に慰めの一言を・・・
976 :
パシリな俺:2010/11/14(日) 21:04:51.94 ID:Owt5GJGl0
俺「やらないか?」
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:06:18.39 ID:KTnQwpEB0
変態になれッ!!
次誰だい?
979 :
ナトリウム:2010/11/14(日) 21:08:42.97 ID:2mpiMGsa0
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:10:17.16 ID:dlHawfKD0
だれもいないなら続き投下するけど?
981 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:10:47.29 ID:fWdoHpPy0
ストパンSSスレがホモスレになりつつあるな
昨日も兄と弟の濃厚なホモレスが...
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:17:19.88 ID:Fj3HHuRv0
投下する時以外はコテハン外そうぜ・・・
SSスレであって馴れ合いスレじゃないんだから
すまん…はずし忘れてた…
985 :
流星:2010/11/14(日) 21:26:48.60 ID:dlHawfKD0
>>939から
………
……
…
俺「‥‥」
智子「隣いいかしら」
俺「あ? ああ、智子か。別に構わないよ」
智子「悪いわね」
俺「‥‥」
訓練の後、食堂に紅茶でも飲もうと来たらリュウセイがいたので、
親交を深めようと座ったのだが、どうも彼は読書中らしい。
そういえば彼もウルスラもずっと本を読んでいる。
ウルスラはともかく、彼はずっと同じ本を読んでいるが‥‥
智子「ねえ」
俺「なに?」
智子「飽きない?」
986 :
流星:2010/11/14(日) 21:30:28.02 ID:dlHawfKD0
俺「は?」
智子「その本‥‥魔術書だっけ? ずっと読んでるけど‥‥」
そういうと彼はため息をついた。なにか地雷でも踏んだかしら。
俺「簡単にいえば、この本は読めば読むほど俺の魔法が強くなるんだ」
智子「ふぅーん‥‥そんなものなのね」
俺「‥‥」
おもむろに彼は指を鳴らした。パチンという小気味の良い音がなる。だが、それだけ。
智子「‥‥どうしたの?」
俺「実験」
智子「魔法の?」
俺「そ。ビューリングに頼まれててな」
智子「ビューリングが?」
俺「ライター替わりだとよ」
智子「なるほどね」
ビューリングが頼みごと‥‥本気とは思えないけど。案外彼も素直なのね。
987 :
流星:2010/11/14(日) 21:35:23.69 ID:dlHawfKD0
そうだ‥‥
わたしは今一番の問題の解決案を聞いてみることにした。
智子「その魔法って何でもできちゃうわけ?」
俺「‥‥まあ、突き詰めればなんでもできるかもな」
こちらを向いて眉間にシワを寄せつつ答える。
智子「わたしが流されないようにもできる?」
俺「は?」
智子「いや、だから‥‥///」
私の表情から何を言いたいかが伝わったらしい。
俺「ああ‥‥あれって自分からやってるんじゃないの?」
智子「違うわ!」
机を思いっきりたたき立ち上がる。視線が刺さる。座る。
988 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:35:33.28 ID:HuhOJ2J/0
( ゚ω゚ )
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:36:25.29 ID:KTnQwpEB0
智子さん…あんた手遅れや…
990 :
流星:2010/11/14(日) 21:40:06.44 ID:dlHawfKD0
智子「あれは、ハルカが無理やり‥‥」
俺「ずいぶん喜んでたみたいだけど」
彼の顔がだんだんいやらしくなる。
鼻の下が伸びているという事ではない。
智子「き、気のせいよ! わたしはノーマルなのよ! 絶対!」
俺「あーはいはい」
智子「ノーマルなの!」
俺「扶桑ではノーマルってことだろ?」
智子「違うわ!」
机を思いっきりたたき立ち上がる。視線が刺さる。座る。
いやあ百合っていいですよね
992 :
流星:2010/11/14(日) 21:45:24.25 ID:dlHawfKD0
俺「どっちにしろそんな高度な魔法使えねーよ」
智子「そ、そうなの‥‥」
俺「まず思考が理解できないし」
智子「‥‥」
私自身わかってないから、説明もできない。
俺「だいたいホントは嫌がってないんだろ? 」
智子「嫌に決まってるじゃない! 」
机を思いっきりたたき立ち上がる。視線が刺さる。触られる。
触られる?
智子「ひゃあん! 」
ハルカ「何が嫌なんです? 」
後ろにはその悩みの種がいた。
993 :
流星:2010/11/14(日) 21:50:11.07 ID:dlHawfKD0
智子「そ、それよそれ! 」
ハルカ「それってコレですか? 」
またなでられる。視線が刺さる。
智子「ちょっ、皆見てるでしょ! 」
ハルカ「見てなければいいんですね? 」
挑発的な目をするハルカ。そう、昨日の夜もこんな目で見てきた。
思い出すとまた顔が熱くなる。
智子「そ、そういう問題じゃないわよ! 」
キャサリン「お盛んねー」
ウルスラ「まだ夕方」
俺「ベッドだけでやれよ」
ビューリング「まったくだ」
いつの間にか他の隊員も来ていたようだ。
結局全員そろって夕食を食べた。
途中何回か刀を抜きそうになったのも、もはや日常茶飯事である。
流石いらん子。誰も動じてない
正直あの本は百合が三割を担っている気がする
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 21:54:40.69 ID:3CJa5VxV0
続きは次スレかな?
もう埋めちゃう?
998 :
試作品:2010/11/14(日) 21:56:26.37 ID:H1sTQVFLO
すいません、ただいま戻りました
流星さんの次が空いているなら、次に投下させてもらいます
埋めちゃう
1000ならお姉ちゃんに毎朝起こされる
1001 :
1001:
16歳♀暇だから全レスします☆ こちらスネーク 1990年生まれ集まれ〜☆ 安価でお絵描き
中学生 遊戯王 新ジャンル VIPで本格的にRPG作ろうぜ XBOX360
全力で釣られるのがVIPPERだろ!w ポケモン コテデビューする ら
が カレシと別れそう・・・ 初心者 鬱病♀だけど 彼氏/彼女いないVIPPERちょっとこぃ♪ き
っ 唇スレ mixi招待するお 釣った厨房に安価でメールwwwww ☆
こ さみしい・・・誰かかまって 425はどこも変えてなかった ピカ厨 自 す
う 時代の流れ デブきめぇんだよ 捨てアド晒してメル友 メンヘラ 殺 た
い VIPヌクモリティ 顔晒し 馴れ合いスレ 「〜だお」 コテ雑 し
き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール VIPでMMO ネタにマジレスの嵐 す
く 隠れオタ skype パートスレ Skype mp3垂れ流し
な 住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン 二番煎じ
い 空気読め リア充 ニコニコ動画
>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
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