美琴「可愛い!」禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:31:32.94 ID:Num9gQnn0
イ`ヘ
/: :| ヽ
/ : :/ ヽ ___ _,,,:. .-: :´彡フ
_ノ\_∠: : : : : : : : :`: :-: :,:_:/彡 /
( : : : : : : : : : : : : : : `ゝ /
マ r::/: /: : | : : : : : : : : ::\ /
//: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
ジ {/ 7|`\/i: /|:|/|´: : : : :|ヽ
〉 ,‐-‐、`|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |
で / r:oヽ` /.:oヽヽ: :|: | :|
{ {o:::::::} {:::::0 }/: :|N
っ | ヾ:::ソ ヾ:::ソ /|: : |
!? ヽ::::ー-.. /ヽ ..ー-::: ヽ::| r--ッ
-tヽ/´|`::::::::::;/ `、 ::::::::::: /: i } >
::∧: : :|: |J \ / /::i: | /_ゝ
. \ヾ: |::|` - ,, ___`-´_ ,, - ´|: : :|:::|
ヽ: |::|\  ̄/ /| |: : :|: |
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:31:53.88 ID:QTqG9p0BP
侵略w 侵略w 侵略w 侵略w 侵略w 侵略w
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:32:42.16 ID:Vf7F86bjO
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:34:01.89 ID:YgAct/PnO
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:34:09.56 ID:2HOhKpRz0
んでんで
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:34:42.47 ID:QDnk5Zzz0
にゃーんで
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:36:14.64 ID:zU0DC4fjO
美琴「かわいい」
禁書「うっさいアバズレ」
美琴「かわいいかわいい!」
禁書「やめろなんだよ」
美琴「かわいいかわいいかわいい!」
禁書「…やめろなんだょ……///」
美琴「インデックスちゃん///」チュ
禁書「あっ…」
黒子「ギギギ……」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:40:33.24 ID:xOttYmSa0
くやしいのう
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:43:09.94 ID:MTF3L3ri0
おら続けろよ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:44:04.29 ID:zU0DC4fjO
禁書「ハァハァ……」
禁書「次は美琴の番だよ……」
禁書「かわいい」
美琴「うっさいアバズレ」
禁書「かわいいかわいい!」
美琴「やめろなさいよ」
禁書「かわいいかわいいかわいい!」
美琴「…ちょ、やめなさぃよ……///」
禁書「美琴ちゃん///」チュ
美琴「インデックスちゃん、もっと……」
黒子「ギギギギギギ!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:47:54.57 ID:wzVbQI32O
ワッフル
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:48:31.69 ID:vB1Te3+2O
くやしいのうwwwwwwwくやしいのうwwwwwwwwww
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:48:34.42 ID:FJdmQPU80
意味不明すぎる
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:52:13.32 ID:zU0DC4fjO
美琴「んっ……」チュチュ
禁書「ふぅー……」
唇を放し、じっと見つめ合う二人。とてもとても幸せな空気が二人の間に流れている……
美琴「……あの、私はインデックスのことアバズレなんて思ってないからね?」
禁書「もちろんわたしもだよ、美琴……」
チュパレロネチョネチョ
黒子(……なんですの?一体これはなんですの!?)
黒子(ああああああ!!!)
わっふるわっふるわっふるわっふる
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:54:37.40 ID:zU0DC4fjO
美琴「私の禁書……」
禁書「私の美琴……」
黒子(うわああぁぁぁ!!!)
チュパレロネチョネチョチュパレロネチョネチョチュパレロネチョネチョ………
黒子(うわああぁぁぁああああああぁぁぁ!!!!!!)
チュパレロネチョネチョ……
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 00:56:32.29 ID:u4lLqlRkO
喧嘩ごっこか
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:02:05.23 ID:zU0DC4fjO
禁書「美琴、さわって……」
美琴「………」
禁書「美琴……?」
美琴「ゴメン…」スッ
禁書「えっ?」
美琴「時間だよ。シンデレラ……」
禁書「…あっ」
美琴「……」
禁書「次はいつあえるの……?」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:05:09.12 ID:zU0DC4fjO
美琴「また明日学校が終わったら…」
禁書「待ってる。わたしここで待ってるから…!」
美琴「ありがとうインデックス。」
美琴「じゃあね……」タタタ
禁書「ぁ……」
黒子(……只の門限ですわ。助かりましたわ、これ以上は黙って見ていれませんでしたもの)
禁琴は俺にとって正義過ぎるしえん
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:07:58.74 ID:RRKc/wtw0
|∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|oCo
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' C <コトッ
| ミ ピャッ!
| C
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:12:17.17 ID:zU0DC4fjO
黒子は二人の別れを見届けた後、テレポートで一足先に寮へ帰る。そしてベッドに腰掛けてさっきの美琴を思い返す
黒子(あの様子……今日いきなりあんな事になるなんて考えられませんわ)
黒子(つまり、前々から……な関係だったと言うこと)
黒子(いつ、どこで、どうやって知り合ったの!?そしてあの女は誰なの!?)
黒子(このまま放ってはおけない……お姉さまが帰ってきたら聞かなくては……)
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:16:06.14 ID:cc2W91J90
わっふ……いや、やめていいよ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:16:17.49 ID:zU0DC4fjO
上条さん家
スフィンクス「にゃ〜」
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「にゃ〜」
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「にゃ〜」
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「にゃ〜」
上条「よーしよしよしよーしよしよしよーしよしよし」
スフィンクス「にゃにゃにゃ〜」ゴロニャン
禁書「ただいま〜」ガチャ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:19:54.04 ID:zU0DC4fjO
禁書「ただいまとーま」
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「にゃ〜」
禁書「ごはんは?」
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「にゃ〜」
禁書「そう、ご飯無いんだね……」
上条「よーしよしよしよーしよしよし」
スフィンクス「にゃにゃ〜」ゴロニャン
禁書「はい、お金」
上条「よこせ」バッ
スフィンクス「みゃ!?」
スフィンクス「ふなーご」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:20:48.23 ID:T2f5WUWo0
ふなーご
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:24:17.93 ID:zU0DC4fjO
上条「上条さんは不幸だなインデックス」
禁書「うん……」
上条「でもお前がお金を稼いでくれて嬉しいよ。上条さん幸せ!」
禁書「ぅ…うん!」パァァ
禁書「あのねとーま……」
上条「スフィンクス、おいで。あ、インデックス。適当に出前頼んで」
禁書「う、うん」
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「にゃ〜」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:27:02.40 ID:fnCQAB8iO
何というヒモ条さん・・・
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:32:20.72 ID:zU0DC4fjO
常磐台の寮
美琴「ただいま、黒子」
黒子「おかえりなさいましお姉さま。わたくしお姉さまに尋ねたい事があります」
美琴「何よ?」
黒子「先程、わたくし……」
美琴「?」
黒子(言うのよ黒子!)
黒子「見ました!」
美琴「何を?」
黒子「っ!!」
黒子「……ゲコ太にそっくりなおじさんです」
美琴(冥土返しね……)
黒子(馬鹿ー!!!)
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:34:56.67 ID:zU0DC4fjO
美琴「話はそれだけ?」
黒子「あ、いえ、今のは……」
美琴「風呂入るね」
黒子「はい……」シュン
黒子(しょうがないですの……明日、明日こそ聞きますの!)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:39:20.88 ID:zU0DC4fjO
翌日。上条さん家
上条「インデックス」
禁書「……」
上条「早くバイトに行ってこい、遅刻するぞ?」
禁書「あ、もうそんな時間だったのかな?あはは。ごめんねとーま、すぐ行ってくるから!」
ガチャ バタン
上条「……」
上条「スフィンクス〜」
スフィンクス「なーお」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:44:21.45 ID:zU0DC4fjO
常磐台 放課後
黒子「お姉さま!黒子お話が!」
美琴「なーに?」
黒子「お姉さまが昨 固法「白井さん、緊急事態よ!急いで現場に来て!!」
黒子「あっ…」
黒子「お姉さま、また後で……!!」タタタ
美琴「うん。頑張ってね黒子!」
美琴「ふぃ〜…」
美琴「さーて……」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:48:13.42 ID:zU0DC4fjO
禁書(そろそろ来るよね……)
美琴「インデックスちゃーん!」
禁書「みこと!」
美琴「んー、ちゅう!」チュ
禁書「やだ、恥ずかしいよみこと……///」
美琴「じゃ、やる事やる前に……」
美琴「ビジネスだもんね!はい、お金!」
禁書「あ、ありがとうなんだよ、美琴……」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:48:22.84 ID:Cst7spF80
これ上条さんが直接的美琴に貢いでもらうのと変わらないんじゃ・・・
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:49:07.81 ID:FNdCSs870
上条さんクズじゃん
ビリビリに貢がせる以上にクズ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:51:18.66 ID:zU0DC4fjO
美琴「じゃあ今日はどうしよっか?」
禁書「……」ハッ!
美琴「ふふ、」
禁書(いつもより多いよ……?)
美琴「ホテル行きましょ?」
美琴「ここじゃ最後までできないもんね」
禁書「……はい……」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 01:59:32.58 ID:zU0DC4fjO
上条さん家
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「にゃん」
上条(あぁ、姫神……)
上条(姫神ッッッ……)
スフィンクス「ゴロゴロ………。にゃ?」
スフィンクスの頭に上条の涙が零れた。スフィンクスはまたかと見上げた顔をまた落とす
スフィンクス(人間ってなんやねんけったいやな〜〜。ほんま日常その日その日を楽しく過ごしたらえーやんか。万物の霊長やねんし)
スフィンクス(わし、来世は人間になるんや!なんでって?そらきまってるわ!!人間は他の動物と一段違う世界におる!)
スフィンクス(わしらと違って自由があるんや!!!そんな気がすんねん!)
スフィンクス(わし、来世は人間になるでー!頼むわ神様!!!)
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:04:22.32 ID:zU0DC4fjO
上条「うぅ……」
スフィンクス(なんで最近こいつずっとこんなんなんやろ?)
スフィンクス(頭でも打ったんかいな?)
スフィンクス(頭ナメたろか?)
ペロペロ
上条「……!」
上条「ヒ メ ガ ミ … … …」グスッグスッ…
スフィンクス(うわ。グズりだした!)
スフィンクス(ナメどころ間違えたかいな!?ゴメンゴメン)
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:16:33.01 ID:zU0DC4fjO
三ヶ月ほど前。美琴は上条に告白した。しかし答えはNO
美琴「ぅぅ…、そうだよね………突然でゴメンね」
上条「スマン美琴。俺には付き合ってる人がいる」
美琴「……誰?」
上条「紹介しよう!!!」バン
上条「わがマイスウィートエンジェル!!!」ババン
上条「姫神秋沙ァァ!!!」ドーン
美琴「ふざっけんじゃないわよ〜〜!!!」ドゴーン!
直撃だった。標的であった彼のすぐ後ろにいた姫神秋沙は、出番もセリフも、跡形すらもなく死んだ。
あれは、事故だった。
その数日前、上条当麻は初めて姫神秋沙と結ばれた。そのハッピハッピーなテンションが、目の前の少女の傷心に気付かせないまま、その傷心に塩を塗り込むような行動を取らせたのだ
少女が目の前の男をひっぱたきたくなる衝動は痛いほど分かる。しかし少女はレベル5であった
ただ、それだけなのだ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:29:23.45 ID:zU0DC4fjO
上条「姫神じゃないな、秋沙だ。あの日秋沙は上条さんのモノになったんだから」
上条「そのあと姫神って呼んだら、『秋沙って呼んで』って言われたっけ……」
上条「でもな姫神……、上条さんは秋沙って呼び慣れてないんだよ…?」
上条「呼び慣れる前に勝手に遠くへ行った姫神がいけないのさ」
上条「」
上条「秋沙って呼んでほしけりゃ、帰ってきてよ、姫神ィ」ウウウッ…
スフィンクス(わしが思とるより重傷なんやろな…)
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:34:30.91 ID:wzVbQI32O
さるよけ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:35:11.98 ID:zU0DC4fjO
上条当麻は学校を辞めた
何もする気は無かった
このまま、金がなくなって死ぬんだ。インデックスのお腹すいたをレクイエムに上条当麻は死ぬ。
死ぬ筈だった
しかし、一週間も経たない内にインデックスがお金を持って来るようになったのだ。
おかげで、上条当麻は生きている。生きている。生きている、今日も
なんだなんだ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:42:20.57 ID:zU0DC4fjO
ゴメン
>>44の前
夏休み明け
青ピ「あれ〜?小萌センセー、上やんは?」
小萌「そのことでお話があります」
青ピ「中退!?」
小萌「えぇ……。」
小萌「……みなさん、学校はちゃんと来て下さいね?」
小萌「今日みたいに全員出席だと、先生、それだけでうれしいから……」
青ピ(あれ、上やん以外に今日来てない奴いなかったかな?)
どこまでも存在感のない姫神であった
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:45:46.58 ID:wRQIPEAo0 BE:2280464257-2BP(0)
支援
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:48:51.83 ID:zU0DC4fjO
上条「なー、スフィンクス?」
スフィンクス「な?」
上条「インデックス、何して稼いでんだろな?」
スフィンクス「うなー」ゴロゴロ
上条「時間の割にものすごい金額だし、アイツが働ける場所なんてな……」
上条「……」
上条「ゴメンな、インデックス……多分ヤバいことしてんだろ?」
上条「……」
スフィンクス(何言ってんのかよーわからんわ。……元気出せ元気!人間やろが!!)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:54:02.51 ID:uWwapFUUO
しえん
鬱展開だった
最近多いな・・・
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 02:57:19.11 ID:zU0DC4fjO
私は歩いている。
私は私のペットを連れて歩いている。
贖罪のツールがペットに変わった。変えたのは私。私は贖罪しながら罪を重ねている。でもいいんだ、きっと私は捕まってしまう。
昨日今日、黒子の様子がおかしかった。きっとあれがバレたんだ。だから今日が最後のチャンス。滅茶苦茶にしてやる。
たとえ黒子の話がそうでなかったとしても、いずれはバレること
インデックス、なんで私、こんななんだろうね、ごめんね、ごめんね
禁書「……美琴?」
禁書「…泣かないで……」
支援
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:05:57.80 ID:zU0DC4fjO
ホテル
禁書「みこと……」ハァハァ
美琴「きれい、インデックス綺麗……」ハァハァ
私はインデックスを抱き締める。秘部と秘部をこすりあわせる。汚い私の汚い汁がインデックスの下腹部を照らす
続けざまに彼女にしゃぶりつく。赤ん坊の様に、そう、彼女はシスター、神に仕える神聖な女性。
御祓が欲しい。私の罪を全て洗い流すだけの御祓を、わたしは彼女の唇に、乳首に、秘部に、求めている。
それは、すればすれほど罪なことなのに、どうして救われる気がするのだろう?
その時だけは――
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:16:34.38 ID:zU0DC4fjO
禁書「……!」
禁書「あううっっ!」
彼女の秘部に指を滑らせる。あの日、わたしが今の数々の罪のその原罪を作ったわたしの指。いままた贖罪の御祓と称して罪を重ねる
禁書「あぁっ!あぁっ!美琴ぉ!!」グジュッ
――罪だと分かっている――
しかし心は、体は、贖罪だと言い張る。止まらない……
美琴「はぁ…、はぁ…、」ズチュズチュ
禁書「美琴、みこと……」
綺麗、綺麗、綺麗、綺麗。
これだけ近くに居るの。
汚いわたしの近くにこんなにも綺麗な!
おねがいよ、わたしを浄化して、いまより、少しでもっっ!!
禁書「ァァァァァァァァァァ……!!!」プッシャアアァァ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:24:09.34 ID:zU0DC4fjO
美琴「あは、あは、あは、あははは……」
わたしはシスターの御祓を受けたわ!
この原罪を犯した手は赦されたのよ!!!
禁書「」ビクンビクン!!
…………という妄想
早い、早すぎる。
もう少し、もう少し長く、私は赦されているはずだった。
赦された気分で居られる筈だったのに……
美琴「………」
冷めた私は次の行動に出る。インデックスと上条当麻の家へ行き、心中しちゃうんだ。わたし、やっぱり赦されないよね?
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:30:32.76 ID:zU0DC4fjO
上条宅
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「にゃー」
上条「よーしよしよし」
スフィンクス「ゴロゴロ」
上条「インデックス、遅いなぁ……」
禁書「……」ガチャ
上条「ぁ、インデックス?」
美琴「………」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:40:23.05 ID:zU0DC4fjO
御坂だ。
俺の姫神を奪った御坂だ。
上条「………」
怒りが、沸々と込み上げる
禁書「とーま、逃げて……」
美琴「……当麻、…死のう?三人一緒なら怖くないよ?」
脈絡などどうでも良い。俺の怒り。怒りが爆発した
上条「その幻想を、ぶち殺す!!!!!!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:52:01.45 ID:zU0DC4fjO
禁書(とーま……)
わたしのとーまはわたしのじゃなかった。姫神秋沙と付き合っていた。
楽しそうに彼女の話をするとーまが憎いはずなのにわたしは自分でもビックリするくらい二人を憎めなかった。
きっと、とーまが本当に幸せだったから
でも直ぐに彼女は居なくなった。そしたら、とーまも居なくなっちゃったんだ。
わたしはその日、公園でボーッとしてた。ご飯無くなって死んじゃうのかなって。でも、とーまも一緒に死んでくれるなら悪くないかも、なんて
そこに美琴が来た。話をした。美琴が二人を殺したのに、何故か怒りは無かったんだ。
それは美琴が一番可哀想だと思ったから……
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:54:45.10 ID:6UMimIIIO
TSUTAYAで流れてるスポットCMかわいい
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 03:58:45.10 ID:zU0DC4fjO
互いにとーまが好きで、とーまは居なくなって、傷を舐めあって舐めあって、
でもいつからか対等じゃなくなったんだ。私たちは美琴のお金がないと生きていけないんだもん
ある日、美琴はわたしとのくちづけを条件にした。従った
しばらく続いたあと、恋人のようにキスしようと言われた。従った。だって美琴のお金なしには、わたしもとーまも死んじゃうから
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:04:37.04 ID:zU0DC4fjO
あんたはわたしのもの
ある日美琴が言った
今度暫くしたらまとまったお金を持ってくるから、その時あんたはわたしのもの
そう言われた時、わたしは美琴が、ううん、美琴を包む何か、そしてそれはわたしをも包んでいる恐怖。
その恐怖がわたしを包んだ。
そして、逃げ場は無いと直感した
しえん
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:12:11.68 ID:xKGSy/dB0
欝展開のない美琴とインデックスを見れると思ったらやっぱり欝展開だったでござる
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:12:59.46 ID:zU0DC4fjO
美琴、美琴の恐怖、その贖罪、わたしも付き合うよ!だから安心して!
そう言いたかった
嘘だ。お金が必要なんだ
何も言えなかった。ただ、美琴の要求を受け入れ続けた
今日だってそう。いつもより多いお金にわたしはまず喜んだのだから
これでしばらく、とーまと生きていけると
上条「その幻想を、ぶち殺す!!!!!!」
わたしが最初に死ぬべきだ。二人の間に割って入ろう。きっと楽にしねるよね?
禁書(さよなら、美琴、とーま!)タッ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:21:01.62 ID:zU0DC4fjO
ソノゲンソウヲブチコロス!!!!!!
スフィンクス(なんや修羅場やでぇ!!?)
姫神「上条当麻!!!」ダキッ
美琴「!?」
禁書「………ぇ?」
上条「うぉっ!え!?ひ、姫神!?」
姫神「もぅ!名前で呼んでってのに!」サラニダキツキ
美琴「あ、あんた……?」
黒子「あら!お姉さま!!」
禁書(へ?)
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:26:28.32 ID:zU0DC4fjO
姫神「会いたかった会いたかった会いたかった」ィェィ!
上条「お、俺だって……」
上条「い、いや、姫神、生きてんのか!?」
姫神「生きてるわよ!!……ってまた名前!」
上条「ごめん!」
禁書「……」(°Д°)
美琴「……」(°Д°)
黒子「おほん」
姫神がものっすごい違和感
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:34:28.50 ID:zU0DC4fjO
黒子「姫神秋沙さん、以上でこの白井黒子、ジャッジメントの任務を終了しますわ」
黒子「よろしゅうございますか?」
姫神「はい!ありがとうございます。もうダメかと思っていました……」
美琴「…ダメも何もあたしの超電磁砲くらって……、何で!?」
姫神「わたし、これでも能力者なんですよ?」
上条「いや、でもお前の能力は……」
姫神「吸血鬼殺し」
姫神「熱で溶けたコインがヴァンパイアの形でなければ私は死んでいた。」
上条「oh……」
oh・・・
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:40:01.75 ID:zU0DC4fjO
姫神「しかも飛ばされた先は日本唯一のヴァンパイア地帯」
上条「そこどこ!?」
姫神「しかしさすが吸血鬼殺し」
姫神「逆に吸血鬼を食って三ヶ月を生き延びた」
上条「」
姫神「そして学園都市へと帰ってきたのだがしかし」
スフィンクス(しかし!?)
姫神「吸血鬼の食い過ぎで体を乗っ取られてしまったのだ」
上条(どんだけ〜)
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:43:05.74 ID:1HIbxPp50
くそだな。二度と書くなよ
支援
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:46:10.75 ID:tjD0gwtZO
みんな望んでたはずさ
ノーバウンドのハッピーエンドを
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:48:04.08 ID:wtu2nTTl0
四年
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:49:31.26 ID:J8/SiM4A0
(´・ω・`)しえん
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:49:35.13 ID:zU0DC4fjO
姫神「そして暴れていたところをジャッジメントに取り押さえられ」
姫神「情状により恩赦。おまけでここまで運んでもらったのだよ!」
上条「よ、よかったなぁ……」
上条(サバイバルの内容がアレすぎて素直に喜べねぇ……)
黒子「さ、一段落ですの。お姉さま」
美琴「は、はい?」
黒子「それと、そちらの方」
禁書「…あ、はい」
黒子「お二方に色々話したい事がありますが、それはまたの機会です。そろそろ時間ですので……」テレポート
上条・美琴・禁書「」ポカーン
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 04:55:34.23 ID:zU0DC4fjO
正直インデックス殺す予定だった。鬱展開が望まれてないようなので方向転換。
姫神は登場しない予定だったが、禁書を生かす展開にしたためこんなキャラ崩壊起こした
反省はしてない
あと、もうひとつ。
まさかの姫神 大 勝 利
個人的には好き
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:03:17.42 ID:zU0DC4fjO
姫神「当麻」
上条「姫g……秋沙……」
ギュー
姫神「うふふ、しあわせ」
>>67 正直姫神のキャラやしゃべり方わからん。影が薄いって事しかしらんから良ければ姫神のキャラってどんなのか教えt……
いいや、どうせこの後出番無いし
姫神「……」
上条「どうした姫神、何でむくれてんだ?」
姫神「これ以降出番がない気がする。てか当麻、名前!」
上条「ごめん、秋沙。」ギュ
姫神「ぁぅ……///」(ほんと、コレ大勝利だわ……)
>>79 とりあえず「、」→「。」でそれっぽくなる
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:09:26.05 ID:zU0DC4fjO
禁書「美琴!」カランカラーン
美琴「インデックス、ここよ」
禁書「待たせてごめんね」
美琴「ううん。ふふっ……」
美琴「インデックス、あのね?」
美琴「私たち…、付き合わないかな?///」
禁書「え?そ、それは……///もちろん……」
本編
おしまい
黒子「お待ちになって下さいましっ!!!」
そのあとの話・開幕?
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:12:58.54 ID:wzVbQI32O
いいね
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:16:01.18 ID:zU0DC4fjO
以上で本編終わりです
眠いので寝ます
その前に佐々木の日本シリーズのスレにいきますが
とにかく寝ます
>>80 ありがとう。無口キャラなのかな?あと、巫女さんってのも忘れてた
やっぱ影薄いんだろなぁ
読んでくれてありがとう!そしてグッナイ。(もう朝だが)
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 05:23:40.20 ID:1HIbxPp50
つまんね
いやマジで
マジで乙
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 06:06:17.30 ID:wzVbQI32O
乙。続き期待
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:27:00.05 ID:zU0DC4fjO
美琴「私たち…、付き合わないかな?///」
禁書「え?そ、それは……///もちろn黒子「お待ちになって下さいましっ!!!」
黒子「お姉さま、お話がありますの!」
美琴「なっ、なによ黒子!あんたイイところで……!!」
黒子「ちょっと、そこの白いの!?」
禁書「あうぅ、インデックスだよ!」
黒子「インディペンデンス!貴女はお姉さまとどういう関係ですの!?」
禁書「そ、それは…!」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:31:32.86 ID:zU0DC4fjO
禁書「同じ傷を舐めあった仲、かな?」
黒子「な……」
禁書「そして、ふたりは…………!!!!かもなんだよ」
美琴「///」
黒子「なっ、なっ……!」
美琴「それにね黒子、わたしたち、しちゃってるの……///」
黒子「な、」
黒子「なんですとおお!!?」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:34:12.93 ID:5WBnBlFr0
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:41:15.07 ID:zU0DC4fjO
黒子「そんな、いつの間にお姉さま黒子はそんな、あぁ、お姉さまにはわたくしというものが!お姉さま、わたくしとお姉さまは同室。同じ屋根の下一つの部屋で(カランカラーン)
それがなぜわたくし以外の女なんかと、しかもチョメチョメ。チョメチョメをしているなんて、いつわたくしの目を盗んで……」ハッ
黒子「……お姉さま?」キョロキョロ
店員「あの、お連れの方のお代頂いて宜しいでしょうか……?」
黒子「黒子は悲しいですわーーーーー!!!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:47:47.20 ID:zU0DC4fjO
禁書「
>>88違うんだよ」
美琴「何言ってるのよインデックス」
禁書「?」
美琴「ま、そんなことはどうでもイイのよ……」
美琴「さっきの返事……聞かせてくれるよね?」
禁書「……うん!もちろんオーケーなんだよ!」
美琴「ぁ、」
美琴「インデックス!」ダキッ
禁書「美琴!」ダキッ
黒子「お姉さま〜!どこへ行かれたのですか〜?」
美琴「やばい!隠れるわよインデックス!!」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:53:25.74 ID:zU0DC4fjO
美琴「って、隠れるとこ隠れるとこ……」アタフタ
禁書「あの茂みに隠れよう!みこと!」
美琴「うんっ!」
ガサガサッ
黒子「お姉さまどこー?」トテテ
黒子「………」
黒子「置いてかれた……」グスン
黒子「どこ、美琴お姉さまどこ?」グズグズ
黒子「ぶわぁぁあーーん!!」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 08:58:07.43 ID:zU0DC4fjO
ウワーーーン!!
禁書「あうぅ……あの子泣いてるよ…?」
美琴「いいのよ、どーせこたえないんだから」
美琴「そ、それよりインデックス、近いわよ?」
禁書「だってココ狭いもん……」
美琴「………///」
禁書「………///」
黒子「ぶわぁぁあーーん!!!お姉さま!ぶわぁぁあーーん!!!」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:02:37.47 ID:zU0DC4fjO
ウワーーーン!!
禁書「な、なんか……変な気分になってきたんだよ///」
美琴「バカっ///」
禁書「みこと、ちゅ〜して?」
美琴「」
美琴「め、目ぇつぶってよ……?」
禁書「///」
ちゅ
黒子「ひっく、ひっく……」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:03:25.59 ID:ecsyBiwDQ
紫煙
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:04:57.84 ID:1D40cUSr0
いつトーマスが出てくるのかと思ったら違ったようだ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:05:13.00 ID:zU0DC4fjO
黒子「ひっく、お姉さまぁ……」
ガサガサ……
黒子「……?」ヒョイ
黒子「!!!???」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:08:48.69 ID:zU0DC4fjO
みなさんごきげんよう。白井黒子です
えぇ、わたくし見なければ良かったのです
そう、わたくしは何もみてないのですわおほほ
おほほ
おほほおほほ
おーっほっほっほっ
おーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっ
おーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっおーっほっほっほっ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:14:41.16 ID:zU0DC4fjO
美琴・禁書「!」バレタ!
黒子「」テレポート
美琴・禁書「……」
美琴・禁書「///」ミラレチャッタ
常磐台・寮
黒子「………………」フラフラ
黒子(こんな日は、眠ろう。眠りたいだけ)
バタッ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:18:00.23 ID:zU0DC4fjO
美琴「はーもー、あんたが急に変な事言うから……見られちゃったじゃない!」ガサガサ
禁書「まさかホントにしてくれるとは思わなかったんだよ!」ガサガサッ
美琴・禁書「もぅっ!」
美琴・禁書「………」
美琴・禁書「///」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:25:22.50 ID:zU0DC4fjO
この後美琴と禁書は公園という公共の場でできうる限りのバカップルぶりを炸裂させました
めでたしめでたし
めでたしかし、悲しいかな寮住まいの美琴さんには門限というものがありまして、別れを惜しみつつ、二人は別々の帰路に着きました……
――ひと握りのエリートのみなさん、お待たせしました。白井黒子のターンです
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:31:50.36 ID:zU0DC4fjO
美琴「ただいまー」
美琴(と、普段ならココで飛びついてくる黒子だけど)
黒子「しくしく……」
美琴(だろうね…)
美琴「くーろこっ」
黒子「さめざめ……」
美琴「…ごめんね黒子、わたしはインデックスが好きなの」
美琴「インデックスを愛してるわ」
美琴「だから黒子、ごめんなさいね」
黒子「わ、わたくしヒック……まだ何もいってませんのよ……ヒック」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:35:24.70 ID:zU0DC4fjO
黒子「まだ何も言ってないのにヒッあやまられる筋合いヒッありませんわ…!」
美琴「はいはい…」
黒子「………」
美琴「…じゃあ、聞いてもいい?」
黒子「…」
美琴「…」
黒子「ぢょっどばっで」シュコシュコ チーン チーン
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:40:53.04 ID:zU0DC4fjO
黒子「はー……」
黒子「すーはー、すーはー」
美琴「……」
黒子「……ぅん。」
黒子「お姉さま」
美琴「はいはい」
黒子「インディアンウホウホとはお姉さまにとって何なんですか?」
美琴「インデックスはわたしの恋人。あと名前間違えないで」
黒子「インドネシアと別れるつもりは?」
美琴「ないわ。あと名前間違えないで」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:51:19.65 ID:cZt8NTngO
インテックスさん……
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:53:13.83 ID:zU0DC4fjO
美琴「ねぇ、さっきから回りくどいわね。ズバッと告白してキッチリ振られなさいよ!」
黒子「わたくしの第一志望は絶望的ですの。今はより高い滑り止めがどこかを探しているんですわ、振られたわたくしへの情としてお付き合い下さいな」
美琴「…ゎかったわよ……」
黒子「お姉さまはインストラクターに満足なんですの?」
美琴「満足よ。あ、次名前間違えたら話そこまでだからね?」
黒子「で、お姉さまはその、えっと、あれ、あの、イン………」
美琴「インデックス」
黒子「インデックス様とはどれだけの関係をおのぞみですか」
美琴「え///」
美琴「それはその……///」
美琴「!?」
黒子「例えば黒子ならこのように!!!」ババッ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 09:59:46.30 ID:zU0DC4fjO
「ちょっと何してんのよ黒子!!!」
おかまいなしである。黒子は宇宙刑事よりも速く、その衣服を蒸脱した。もちろん靴下だけは残してある。刹那、黒子は自らの小振りな桃を美琴の視線へダイブさせた
(死んでもいい)
心からそう思う
きっと、今は、黒子の人生の時
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:11:31.35 ID:zU0DC4fjO
一方、プリティーピーチを見せつけられる美琴は全てがスローモーションだった
黒子の蒸脱が見える。靴下は残したのね黒子、やるわね。自分に背を向ける黒子。艶めかしさをまだ纏っていない肢体はキラキラ輝いている
次期、黒子は腰を落とし、そのチューリップをその身体ごと、わたしの、感覚器官の集合、頭部前面にめがけてグリーンライト、アイキャンフライした
次期、わたしの感覚は喜んでいた。本能の象徴脳幹はおろか、理性の象徴大脳までもがフルによろこびに満たされた――
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:18:11.07 ID:zU0DC4fjO
視角は桃源郷を見、
鼻腔はその少女に秘められたまだ明かされぬ淫靡を嗅ぎとり、
そして触覚。
まずは鼻先が、
そして顔全体へと、天使のほっぺたは広がってゆく。
……踊っている……
やがてその天国は引力に引かれ、
その輝きは七色の虹を残し、
美琴の足元に崩れ落ちた
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:19:43.45 ID:zU0DC4fjO
御坂美琴は 感動していた
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:25:20.77 ID:zU0DC4fjO
黒子は仕置きを待っていた
やることはやった
あとは叱られておしまいだ、と
目に再び涙を浮かべて
(でも、お姉さま、黒子は仕合わせ者です)
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:30:07.26 ID:5puWYio/O
お尻のシワとシワを合わせて
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:33:11.27 ID:zU0DC4fjO
この間僅か五秒。
先手黒子、3三角成
そして沈黙
十秒
二十秒
二十五秒
1・2・3・4……
美琴が動いた。
美琴「ナメナメナメナメナメナメナメナメナメナメナ…………」ジュパレロリ〜
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:37:25.86 ID:zU0DC4fjO
後手御坂美琴、投了。
美琴「ナメナメナメナメナメナメナメ………」
てっきり叱られる構えだった黒子は不意を突かれたが、しかし
黒子「あああああ!お姉さま!!お姉さまぁぁぁぁ!!!」
幸せの極みのその向こうへ美琴は連れていってくれた
トランクひとつだけで
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:42:27.78 ID:zU0DC4fjO
わたしは、わたしが止まらない事を知らない
それは突然やってきたの
ラララララ
天使。
ラララララ
天使。
そして今は、甘い蜜を吐き出す花びらを舐めるだけ
ペロペロ
ペロペロ
ペロペロ
ペロペロ…………
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 10:43:15.63 ID:1D40cUSr0
久美沙織の小説みたいになってきたなw
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:02:22.39 ID:zU0DC4fjO
御坂美琴が白井黒子の穢れなき秘部を味わい続けて50余年、いや、50余分。
歯止めの利かなくなった御坂の欲望は白井の恥部を第2の故郷として、そこに生き、産み、育て、そして死んでいった
宇宙世紀0079。白井の願望からもっとも近い御坂のサイド3はオマン公国を名乗り、白井の恥丘連邦政府に独立戦争を挑んできた
この後一ヶ月余りの、いや一時間あまりの戦いによって両者の性欲は半数にまで減少した
人々は己の行いに恐怖した
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:08:42.29 ID:zU0DC4fjO
美琴「はー、はー」ゲッソリ
黒子「はー、はー」ゲッソリ
美琴(はっ、わ、わたし……)
黒子「お姉さま、嬉しい」
美琴「」ビクッ
黒子「恋人とはいいません」
黒子「わたくしをお姉さまの愛の虜囚にしていただきたいですの……」
黒子「いかがですか?」
美琴「………」
美琴「……わかったわ、黒子」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:10:07.22 ID:5jdRTxE+O
え…なに…これ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:14:30.35 ID:1HIbxPp50
まじでおわった
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:17:01.04 ID:zU0DC4fjO
黒子の逆襲編
おしまい
仮眠します。続けて書きたいのですが眠気が来てます。お休みなさい
禁書「また知らない間に空気になってる気がするんだよ!」
インデックス、起きたとき残ってたら続き書くよ。約束する。ほら、これ
禁書「えっ?」キラッ
お袋の形見なんだ。君に持っていてほし
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 11:23:23.33 ID:cZt8NTngO
禁書「何これ、美味しくないんだよ」モグモグゴックン
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 13:12:44.00 ID:wzVbQI32O
ほす
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 16:36:26.90 ID:D+hExGGBP
いったいなにがおこってるんだ?
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:04:31.80 ID:CndYWB+GO
落ちちゃうよ
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:16:46.23 ID:wzVbQI32O
ほ
ほ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:30:26.89 ID:zU0DC4fjO
おはようございます(もう夜だけど)
何故地上波で日本シリーズを放送しないのでしょう?わたしは怒りに震えます
>>121 インデックス!?飲んじゃったの!?……わかった!俺、インデックスの肛門に口をつけて待つよ。
インデックスの消化液で美しくなった母さんの形見は、インデックスの大便とともに、俺が受け止める!!
まったり再開します
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:41:36.56 ID:zU0DC4fjO
公園
美琴「インデックス!」
禁書「みーこと!」
美琴「待った?」
禁書「ううん、美琴こそ早いね。学校が終わってから直ぐきてくれたんでしょ?」
美琴「えへへ〜…」
美琴「インデックス!」ギュー
禁書「苦しいんだよ美琴〜///」
黒子「」コソコソ
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 19:50:50.07 ID:zU0DC4fjO
ベンチに座る二人
禁書「ねぇみこと、ちゅ〜して」
美琴「んんっ。ちゅ〜……」
禁書「///」ちゅ〜
美琴「///」ちゅ〜
黒子「〈●〉〈●〉」ジー
美琴「ブッ!!!」
禁書「!」
禁書「どしたの!?」
美琴「ちょっと、トイレ逝ってくる!!!」スタスタ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:00:01.96 ID:zU0DC4fjO
禁書「あっ、美琴!」
禁書(……トイレ向こうだよ?)
ちょっとした路地裏
美琴「てめぇ何しに来た」
黒子「お姉さまが好きなので着いてきました。」
黒子「するとお姉さまは恋人のインデックス様と仲睦まじいハミハミを始めたものなので、」
黒子「一見の価値有りと隠れて覗き見しておりました」
美琴「帰れ」
黒子「お姉さまがそう言うなr 美琴「いや、帰れっつったってあんたアレだしね」
美琴「見ててもいいわ。でもインデックスといる時は姿を見せないで。わたしにもインデックスにもわからないように見てるならいいわ」
美琴「ばれたら、おしおきね」
黒子「あぁ……」(感動)
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:04:44.13 ID:zU0DC4fjO
黒子「黒子嬉しいですのよ………」
美琴「わかったら今すぐ消えなさい」
黒子「はいっ!」テレポート
禁書「おかえり!美琴!」
美琴「ごめんねインデックス、急にきちゃってさ、あははは……」
禁書「ううん、そんなのいいの。美琴、ぎゅー///」ギュッ
美琴「インデックス///」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:10:52.29 ID:zU0DC4fjO
禁書「……ねぇ」
美琴「……ん」
禁書「……」
禁書「わたしは美琴のものなんだよ…」
美琴「うん///」
禁書「結婚、しようね…」
美琴「……」
美琴「うん///」
通りすがりの俺(ラジオ聞いてる)「サブローがホームラン、…だとっっっ!!!?」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:16:23.58 ID:zU0DC4fjO
美琴「……ご飯食べに行こっか!」
禁書「え!いいの!?」ジュルリ
美琴「なんでも良いわよ!」
禁書「(☆)(☆)」キラキラ
禁書「みことだ〜い好き!!!」ギュー
美琴「///」
禁書「はっ、ハンバーグ!美味しいハンバーグが食べたいんだよ!?」
美琴「ファミレスにでも行きましょうか」
禁書「わーーい!!」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:23:57.43 ID:zU0DC4fjO
ファミレス
禁書「何頼んでもいいの?全部頼んでもいい!?」
美琴「あはは、でも残しちゃダメよ」
禁書「ウェイトレスさん!!このページ全部なんだよ!!!」
給仕女「!?」
禁書「聞こえなかったの!?このページ全部!なんだよ!!!」
給仕女「ぇあのs 美琴「いいからいいから、持ってきてやってよ。この娘平気で食べちゃうから」
給仕女「か、かしこまりました!!!」
厨房「嘘だろオイ」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:25:16.74 ID:tXMy7q5+0
せめて全頁から一品にしとけよ
同じページとか飽きるだろ
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:29:19.74 ID:zU0DC4fjO
給仕女「……お待たせしました、以上でこのページ全部です」
禁書「ありがとうなんだよ!!」
美琴「ご苦労様です」
給仕女(もう半分食べてる……)
禁書「うまいんだよ、うまいんだよっ!」ガツガツ
美琴「ねぇ、インデックス」
禁書「」ガツガツ
美琴「インデックスったら〜」
禁書「」ガツガツ
禁書「ん?呼んだ?」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:35:03.91 ID:zU0DC4fjO
美琴「さっきから呼んでるわよ、もう!」
禁書「ご、ごめんなんだよ…」パクパク
美琴「インデックスったら食べること大好きなのね?」
禁書「うん!」
美琴「……、わたしと食事とどっちが好きかな〜、なんて」
禁書「へ?」
禁書「みこと」
美琴「………///」カアッ
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:47:41.67 ID:zU0DC4fjO
>>135 美琴「ところでハンバーグばっかで飽きないの?」
禁書「飽きる!?」ガツガツ
禁書「何言ってんの美琴!」ガツガツ
禁書「今日のインデックスストマックはスペシャルハンバーグ祭りなんだよ!!!!?」ガツガツガツガツ
禁書「飽きるとか何!?わたしの祭りをバカにしてるのかな?かな?」ゴックン
美琴(違うキャラが混じってますよ?)
禁書「そんなこと言う
>>135なんかにはわたしが一生ハンバーグ食わしてやんねぇ。」
禁書「ていうか何も食うなお前!『飽きる』とか食への冒涜なんだよ!!!!」
禁書「」ガツガツガツガツガツガツガツガツ
美琴(切れすぎだと思う。しかも食いながら切れてるから食べカスが飛沫しまくりだし)
美琴(……大体
>>135って何??)
インデックスさん、美琴とハンバーグどっちを食べたい?
>>139 美琴をハンバーグにして食べればいいんだよ!!
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:56:57.09 ID:zU0DC4fjO
>>137の続きから
禁書「あはは、なにみこと?ご飯にヤキモチかな?」
美琴「うぅーっ///」
美琴「もう忘れて……///」
禁書「ありがとう美琴。とってもおいしいよ?」
美琴「うふふ、良かった」
美琴「でもそんなにお腹空いてたの?」
禁書「うん!…あの、あいさが居ない間はとーまがアレで出前ばかりだったからお腹一杯食べれるほどのお金じゃなかったんだよ……」
禁書「お腹一杯なんてほんとに久し振りなんだよ!」ツヤツヤ
美琴(そうだったんだ……)
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 20:57:00.82 ID:y7p+itql0
美琴は中の人つながりで他所でもハンバーグになってるんだよ!!
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:04:56.23 ID:zU0DC4fjO
>>139-140 禁書「その手があったんだよ!!!」
美琴「?」
禁書「火織!火織!」
神裂「どうしたインデックス!」シュタッ
禁書「火織に目隠し!そして火織!!9時方向に七閃1000回素振りだよ!!!」
美琴「???」
神裂「り、了解した!!」
美琴「……ぁ」
ヒョンヒョンヒョンヒョンヒョンヒョンヒョン
GAME OVER
>>142 なにそれ気になる
性的な意味のつもりで言ったらガチで食ったでござるの巻
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:13:41.32 ID:zU0DC4fjO
>>141から
もう脱線しないぞ!
美琴(そっか、それだったら……)
禁書(?)
美琴「インデックスは外食ばかりだったんだね」
美琴「これでもあたし、料理には自信あるんだ」
美琴「こんどわたしの料理食べさせてあげよっか?」
禁書「!!!」
禁書「お願いするんだよみこと!!!」
美琴「うふふ、また今度ね」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:15:29.42 ID:zU0DC4fjO
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:21:32.56 ID:zU0DC4fjO
禁書「ごちそうさまなんだよみこと!ありがとう!」
美琴「ふふ、ほんとによく食べるわね。こんど沢山用意しとかなきゃね」
禁書「期待してるんだよ美琴!」
美琴「ふふ、はいはい」
アリガトーゴザイマシター
厨房「マジで完食しやがったよ……」
給仕女「ダイエットって何?それおいしいの?」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:25:52.07 ID:zU0DC4fjO
禁書「それじゃあね美琴」
美琴「次はお腹空かしてきてね。寮長に許可とっておくから」
禁書「うん!」
禁書「あ、美琴、みこと!」
美琴「なに?」
禁書「」ちゅ〜っ
禁書「お別れのキスなんだよ!///」
美琴「ハンバーグ味ね」
禁書「美琴ったら!」
美琴「えへへ〜///」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:26:01.12 ID:y7p+itql0
>>143 うみねこ見たことないかな?
美琴の中の人の佐藤利奈さんが縁寿って役やってんだけど
その子がハンバーグになっちまうんだよ・・・
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:32:56.28 ID:zU0DC4fjO
美琴「じゃあね!」
禁書「バイバイ、美琴!」
常磐台・寮
美琴「ただいま」
黒子「おかえりなさいましお姉さまッッ!」コウソクダキツキ
美琴「破ァ!」バリバリバリ!
黒子「あ゛あ゛あ゛っっっ!」
ドサッ
黒子(黒子は仕合わせ者ですわ……)
美琴「何だこの変態、白目向いて歓んでやがる」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:42:01.44 ID:zU0DC4fjO
黒子(お姉さまボイスがハンバーグですって?
>>149)
黒子(ひぐらしまでしか見てなかったけどいつか見ようと黒子は決心しましたのよ!!)
黒子(あぁ……)ヨダレ
美琴「ああもう、ほらやり過ぎたわよ。大丈夫?黒子?」
黒子「…ぁ、大丈夫れす」シビシビ
美琴「あんた元気になったら寮長に食堂借りる許可取ってきて」
黒子「インデックス様に食事を振る舞われるのですね」
美琴「やっぱ覗いてたのね」
黒子「もちろんですわ。幸せそうなお二人を見ていますと黒子も元気100倍ですのよ!!」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:45:32.31 ID:zU0DC4fjO
ちょっとお茶漬け食べる。あとトイレ行きます
少々お待ちを……
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:28:35.31 ID:zU0DC4fjO
黒子「それで、あの、今晩のことですけれど……」
美琴「いらない」
黒子「はうぅ〜」
美琴「さっさと許可とってらっしゃい」
黒子「バカ!お姉さまのバカぁ!!」バタン
黒子「お姉さま、あのとき以来求めてくれませんのよ……グスン」
黒子「あ、寮長」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:32:47.81 ID:zU0DC4fjO
黒子「ただいまですの。許可はバッチリですのよ!」
美琴「ありがとう。じゃあ準備する食材そこに書いてあるから買ってきて」
黒子「」
黒子「冷たいですの…グスン」
美琴「あ、い、一緒に行こっか?黒子!」
黒子「嬉しいですの!」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:40:31.06 ID:zU0DC4fjO
そんなこんなで当日
禁書「やってきたんだよ!!!」
美琴「いらっしゃい、インデックス!」
黒子「お姉さまの恋人のインデックス様ですね、わたくし白井黒子と申します」
禁書「あ、あいさを連れてきたジャッジメントの!」
黒子「憶えててくださったんですね、うれしいですわ」
美琴「今回の料理は黒子にも手伝ってもらったのよ?」
美琴「お客様が大変な食欲の持ち主で人手がたりなかったものですから」
禁書「もうっ!美琴!///」
美琴「あははは」
黒子「それではお料理をお持ちしますわ」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:50:52.59 ID:zU0DC4fjO
インデックスの前に出される大量の料理
まったくペースを落とさずに食べてゆくインデックス
あっと言う間に成人男性10人前はあるであろう料理がインデックスの胃袋に消えた
禁書「ま・ん・ぞ・く・なんだよ〜〜!!!」
美琴「良かった!嬉しいわ」
黒子「お粗末様でしたの」
美琴「黒子、手伝ってくれてありがとう。助かったわ」
黒子「いえいえ、わたくしお姉さまにお仕えすることが喜びですから、こちらこそですの!」
黒子「それでは後片付けはわたくしにお任せになって、どうぞお二人でお話でもしてて下さいですの」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:57:27.30 ID:zU0DC4fjO
美琴「ふふ、黒子が後片付けしてくれるって。その間に感想を聞きたいな」
禁書「とっても美味しかったんだよ!」
インデックスは出された料理一つ一つに感想を述べてゆく。美琴は一つ一つ嬉しそうに反応する
禁書「……こんな料理が毎日食べれたらいいな……///」
美琴「そう、ありがとう」
禁書「///」
美琴「?」
禁書「……わたし、美琴の料理を毎日食べたいんだよっ……!///」
美琴「ん……」
美琴「!!!」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:01:42.77 ID:zU0DC4fjO
美琴「…も、もちろんですとも!!!い、いつか……ね…///」
禁書「お願いなんだよ///」
美琴「い、インデックs……」
コンコンコン
美琴・禁書「ひゃ、ひゃいいぃぃぃい!!!?」
黒子「失礼しますの」
黒子「食後のデザートですのよ」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:11:46.57 ID:zU0DC4fjO
禁書「……わぁ!んまそうなんだよ!!!」パアァ
美琴「黒子、あんたが用意したの?」
黒子「お二人によろこんで貰おうと、こっそり用意しましたですの」
黒子「どうぞ召し上がれ」
禁書「いっただっきま〜す!パクッ…………ん!」
禁書「んまいんだよ!!!」
黒子「ありがとうございます。インデックス様」
美琴「あら、ほんとに美味しいわ!やるわね黒子!」
黒子「うふふ……」
黒子(うふふ……、うふふ……、げふふふふふ……)
黒子(お姉さまの方には黒子超特製の媚薬がはいってますのよ……)
黒子(――二人の夜が、楽しみですわ――)
しえん
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:20:52.09 ID:zU0DC4fjO
黒子(あの夜以来の燃え盛る二人が、今夜再b……)ガチャ
固法「白井、ここにいたか、緊急事態だ。直ぐに来い!」
黒子「は、はいですの!」
固法「今回は大きいぞ!今晩は寝れないと思え!!」
黒子「なんですと……」
黒子(なんですとぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォ!!!!!!)
禁書「黒子、がんばってなのです!!」
美琴「あ、今日はありがとうね黒子!また今度お礼してあげるわ!」
黒子(今度では遅いですの……)グスン
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:35:39.81 ID:zU0DC4fjO
禁書「黒子っていそがしいんだね」
美琴「ジャッジメントだからね」
美琴「さて、それじゃ私の部屋に行かない?」
禁書「いいの美琴?行きたい!」
美琴「んじゃ早速レッツゴー!」
――――――――――――
初春「――現場では合わせて百名ほどの暴徒が暴れているようです――」セツメイセツメイ
黒子(全員ぶち殺すですの)メラメラ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:38:06.98 ID:wzVbQI32O
期待ですの
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:44:15.53 ID:zU0DC4fjO
美琴「ちらかっておりますがどうぞ」
禁書「わぁ綺麗な部屋なの!」
美琴「うふふ」
禁書「……アレ?ベッドが二つ…?」
美琴「あー、言ってなかったっけ?わたしさっきの黒子と相部屋なんだ」
禁書「そうだったんだ!いーな黒子うらやましーなぁ」
禁書「美琴と相部屋なんて夢みたいなんだよ」
美琴「あはは」
禁書「わたしだったら、我慢できないかも」
美琴「ぇ?」
そう言ってインデックスは美琴の座っているベッドの横に座った
美琴「インデックス……」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:50:57.67 ID:zU0DC4fjO
美琴「愛してるよ、インデックス」
禁書「みこと……///」
美琴の両手が優しくインデックスに触れ、その唇にキスをする
美琴「公園じゃできないからね」
そう言ってインデックスを押し倒した美琴は今さら恥ずかしくなって赤面してゆく
禁書「ふふっ、美琴まっかっか……」
美琴「///」カァー
美琴「ぬ、脱がすよ……?」
美琴はそういってインデックスの服の安全ピンに手をかけた――
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:54:32.00 ID:wzVbQI32O
わっふるわっふる
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:56:15.89 ID:zU0DC4fjO
ややあって、インデックスの白く細い肢体が露になる。インデックスのほほが染まる。
美琴「綺麗だ」
月並みなセリフ。ありきたりな囁き。
禁書「///」カァ
でもインデックスはそれで良かった。
幸せ
やがて美琴も裸になり、二つの裸体はゆっくりと一つの影になる
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:04:12.36 ID:zU0DC4fjO
先ずはくちづけ
相手を自分のものだと主張するくちづけ
互いが互いのものであることを確めるその挨拶
仰向けのインデックスは下から、覆い被さる美琴は上から、互いの女をたしかめる
女というにはまだ幼く、それに相応しい小ささのたがいのそれも、りっぱにその役割を果たす
禁書「あぅ……」
美琴「んっ……」
汗は蒸気となり、二人のいる部屋を曇らせる。
二人の視界も靄がかかり、互いをたしかめたい心は二人を密着させる
わっふるわっふる
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:09:06.00 ID:jh7kizIeO
美琴「インデックス……」
目を見ずに、美琴はインデックスに呼び掛ける
美琴「インデックス…」
そして、インデックスの視界の下方へ沈んでゆく
禁書「美琴……?」
もう遅かったのか、望んでいたのか
美琴の返事はインデックスの下腹部への快楽だった
禁書「あっあっ……」
禁書「みこと、あっ、だ、ダメ……」
禁書「あぁっ、み、みこと、美琴っっ!」
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:16:28.67 ID:jh7kizIeO
美琴「インデックス、インデックスが、溢れてる……」
美琴は対象のない白痴のようなセリフを吐く
そして饕ろうとする
禁書「ま、まって……」
禁書「わたしも、だよ…?」
そのセリフをかろうじて理解した美琴は「あぁ…」と呟いてインデックスに自らを味あわせるために下半身をインデックスの眼前に回した
美琴は天を仰いでつぶやく
美琴「…どうぞ」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:25:11.58 ID:jh7kizIeO
半目に開かれた美琴の瞳は何故か天を見つめたくて
美琴の舌と唇が求めるものを視界に入れようとしない
インデックスは向けられた美琴の下半身の芯を啄んでいる
啄むたび波が寄せて返す
夜明けか日暮れか、薄暗い海を美琴は見た
わだつみが、わたしのわだつみがわたしを揺さぶる
これはゆりかご?揺らしてるのは?
インデックス、愛しい……
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:30:52.24 ID:jh7kizIeO
美琴(インデックス!)
美琴は再びインデックスのそれを饕りはじめた
それは、先に遠くに行ったウサギが眠らずに待っていたのだ
禁書「美琴は、美琴は……」
美琴はわたしのもの
そう言いながら亀は追い付く
そして………
「あああぁぁぁぁああああああぁぁぁぁ!!!」
プッシャアアアーーッッ
同時
二人は絶頂した
ふぅ・・・
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:46:06.15 ID:jh7kizIeO
愛し合う二人は互いの蜜のしみたそのくちびるを再び重ね、いつ終わるともなく互いの名を呼びあった……
――――――――――――
黒子「うらあ!!!」
暴徒A「あふん!」
暴徒B「づりゃああああ」
黒子「金属矢乱れ撃ちいぃ!!!」
暴徒B「黒子たんの金属矢がこんなに一杯、僕幸せぇぇぇっ!!!」
黒子「くっ、やはり間に合いませんか……」
黒子「あなた達がいなければわたくし今頃お姉さまとしっぽりやってたんですのよぉぉぉぉ!!!」
グワー
ウワー ギャー
とうとう俺もssに出演する時が来たのか…
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:54:59.99 ID:jh7kizIeO
禁書「みこと……、わたしうれしーんだよ……」ハァハァ
美琴「インデックス……、わたしも……」ハァハァ
禁書「うふふ、きっと美琴ならわたしを幸せにしてくれるんだよ……」
美琴「ぅん、幸せにするよ」
禁書「ふぁ!?……面と向かって言われたら恥ずかしーんだよ///」
美琴「ふふっ」
禁書「美琴、美琴はわたしのものなんだからね。どこへも行かないで……」ギュ
身をよじり、軽く抱きついてくるインデックス。彼女の体の下で彼女の長い髪が揺れる
永遠を感じさせる幸せ
しかし、時間は来てしまった
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:04:47.88 ID:jh7kizIeO
>>176 こういうことか?
黒子「あぁもうキリが無いですのよ!!」
>>176「ふはははは」
黒子「あんた誰よ!」
>>176「わたしはこの暴徒たちの十人隊長
>>176!!」
黒子(くっ、強敵のようですの。金属矢っっ!)
黒子「はっ!?金属矢の残りがありませんわ!!」
>>176「な、なんだってぇ〜〜!?」
黒子「何であなたが狼狽えるんですの!!!」
>>176「いや、ここに来たら黒子たんの金属矢を一杯ぶちこんでもらえると聞いて、」
>>176「喜び勇んでやって来ました」
黒子「帰れ」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:12:40.68 ID:jh7kizIeO
>>177の続き
黒子の媚薬が作用し始める
それと知らない美琴は焦る
なぜ、今これほどの性的興奮を催すのか?
先程インデックスに満たされた自らの性欲が
かつてないほどにわきあがる
これは、黒子との時に似ている。そう感じた
自分が自分でコントロールできない
禁書「美琴?どうしたの?何でさっきから何も答えないの?」
インデックスは美琴に呼び掛け続けていたらしい。が、美琴はそれどころではない
コロニーが 落 ち る
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:21:40.23 ID:jh7kizIeO
禁書「みことっっ!?」
ドサリ、と乱暴にベッドへ叩きつける
禁書「みこと!?」
オーケイ、先程まで戦闘を続けていた互いのドッキング・ベイは充分過ぎるほどホットだぜ
禁書「まって、わたし今日はもう……」
なんだってベィビィ?アーハァン、聞こえないぜ届かないぜ従えないぜ!?
禁書「みこと!みこと!?みことっっ!!!」
美琴「」
美琴「空が」
美琴「落ちる」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:23:23.68 ID:jh7kizIeO
宇宙世紀0079
人類は、自らの行動に、恐怖した。
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:35:22.70 ID:jh7kizIeO
禁書「ああ゛っ!痛い!痛いよ!!血が出てるんだよう!!!」ズチュズチュ
美琴「ああっ気持ち良い!!ねえっあんたも気持ち良いわよね!!!」ズチュズチュ
美琴「あうあうあうあうあうあうあうあう……」ズチュズチュ
禁書「ヒィ、痛いよ!痛いよ!!」ズチュズチュ
美琴「気持ち良いね?インデックス気持ち良いね?だいすきだね?」ズチュズチュ
禁書「あ゛あ゛あ゛」ブシュッッ!
美琴「……あーはははは、キレーーーィ!」グッグワッ
禁書「くせあgrqぷれlhdふじk」ビクッビクッ!
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:40:32.08 ID:jh7kizIeO
美琴「サラマンダーよりはやーい!!」ズンッ!
禁書「」
禁書「…………………‥‥‥‥‥‥‥‥・・・・・・・・・・ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛」
禁書「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
禁書「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
禁書「 」
禁書「 」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:47:47.95 ID:jh7kizIeO
黒子「はー、はー」
固法「おつかれ白井、大活躍だったな」
黒子「…ん、はー」
固法「おかげで今日中に片付いたよ、信じられない……」
黒子「先に……」
黒子「わたくし疲れまして、先に帰ってもいいですの……?」
固法「あら、大変!良いわよ、すぐに帰りなさい。あなたは人の倍働いたんですもの!」
黒子「ありがとうごらいまふ……」
黒子「はー、はー……」
黒子(ギリギリ……間に合う……かもですの……)
テレポート
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:52:14.45 ID:jh7kizIeO
第三部『手料理』
おしまい
続けて書きます
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:54:35.79 ID:jh7kizIeO
第四部・『美琴「可愛い!」禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」 』
開幕。
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:02:05.60 ID:jh7kizIeO
インデックスだよ!
今日は美琴が料理を作ってくれるってとっても楽しみなんだよ!
美琴の料理はとてもとても美味しくて、さすがインデックスの嫁!なんだよ!
きゃっ///
美琴はそのあと部屋に案内してくれたんだよ!
もちろんちゅ〜も、…ェッチもしたんだよ。きゃっ///
そしてそのあとは二人で仲睦まじいピロートーク……
永遠に続きそうな幸せ……
でも急に美琴が何も言葉を返さなくなって……
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:08:13.13 ID:jh7kizIeO
禁書「……美琴?ねぇ、みこと?」
美琴「2、3、5、7、11……」ガクガク
禁書「……素数?」
美琴「僕はクマ、僕はゲコ太、」ガクガク
禁書「…?……みこと?」
美琴「ミヨキチのうなじ」ガクガク
禁書「誰、それ?」
美琴「…………」ガクガク
禁書「ねぇ、美琴?どうしちゃったんだよ?」
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:13:49.97 ID:jh7kizIeO
禁書「美琴?どうしたの?何でさっきから何も答えないの?」
インデックスは美琴に呼び掛け続ける。が、美琴は反応を示さない
美琴「お兄ちゃん!!」
禁書「みことっっ!?」
ドサリ、と乱暴にベッドへ叩きつけられる
禁書「みこと!?」
禁書「まって、わたし今日はもう……」
禁書「みこと!みこと!?みことっっ!!!」
美琴「」
美琴「空が」
美琴「落ちる」
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:22:01.43 ID:jh7kizIeO
一瞬、美琴の目が光を取り戻す
美琴「……痛くしないから、ね?」
禁書「も、もぅ///」
禁書「わかったんだよ。美琴の好きにして?///」
美琴「」
そう言うと、美琴は再び生気の無い目になり、行為を始めた。
始めは優しかったそれが、変な熱を帯びてゆく
インデックスは、快楽のなかで危険がじわりじわりと顔を覗かせているのを感じた
それは強くなり続け、インデックスは快楽も愛も感じなくなっていた。
その行為はもはや恐怖でしかなかった
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:26:30.32 ID:7pX3PGS50
俺の眠気がぶち殺された
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:36:09.67 ID:jh7kizIeO
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ
あーはははは あーはははは
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ
ただ、痛覚だけがある
血が出ていた
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ
ねぇ、気持ち良い? 気持ち良い?
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ
五感はほぼ全てが閉じている。何も楽しくないからだ
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:38:44.02 ID:jh7kizIeO
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ
ただ痛覚だけが、身の危険を訴える
ズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュズチュ
優しい美琴にもどって……
ズチュズチュズチュズチュズチュ
ブシュッッ!
痛覚が一際跳ねた。噴水のように、花火のように、わたしの血が飛び散る
美琴は綺麗だと喜んでいる
こんなに悲しいことが世の中にあるんだね
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:44:00.69 ID:jh7kizIeO
ああ、この痛みがきっと、わたしの人生で一番痛いのかも、なんて
美琴「〜〜!!!」
なんか叫んでるし。お皿より早い?なにそれ
ズンッ!
前言撤回
人生最大の痛みが、記録を更新したんだよ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:51:49.35 ID:jh7kizIeO
「お姉さま!!」
その言葉を最後に
わたしの意識は飛んだ
まぁ、飛んだ意識はたとえ500マイル遠くまで飛んで行ったとしても、体と脳が生きてさえいればブーメランブーメランで還ってくるものなんだよね
私の場合、特に還って来なくてよかったんだけどな
目覚めたらわたしの美琴が、ケダモノのように白井黒子を犯していたから
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 02:54:18.12 ID:Ncz9AnXOO
支援
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:03:09.34 ID:jh7kizIeO
なにしてるの美琴!!!なーんて、声も出ないや、あはは あはは
わたしの美琴が、わたしの目の前で、わたし以外の女を抱いてるよ……
痛覚であるほほの触覚が伝える、今落ちた雫は涙だね
そして美琴はそんなわたしに気付いてくれない
白井黒子に狂気じみた愛の言葉を叫んでいる、白井黒子を激しく犯す
わたしの様に白井黒子も下腹部を血で濡らし、美琴曰く綺麗な花火を続けざまに打ち上げる
今にも吐血しそうな口からは美琴への愛を語り叫ぶ。まるで自分のものになったかのように
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:12:32.01 ID:jh7kizIeO
いつまでこの地獄は続くんだろう。早く終わって、早く終わってよ……
――以外と呆気なくそれは訪れた
何十回目か何百回目か知らない絶頂を迎えた美琴が股間からとんでもない量の液体を吹き出して倒れた。あの様子だと多分それによる激しい脱水症状のショックだろう
美琴はしばらく意識を吹き返しそうもない
暫く間があって、正気を取り戻した白井黒子がわたしの元へとやって来た
「大丈夫でございますか……?」
その息は絶え絶えだったが、意識はハッキリしているみたいだ
わたしは、何か飲みたいんだよと伝えた
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:27:38.71 ID:jh7kizIeO
【コーンフレークwith納豆plusあったかお汁粉】
そう書かれたジュース缶を白井黒子は持ってきた
「ごめんなさい、これしかないんですの。宜しいですか?」
見れば賞味期限もギリギリだ。
今の今まで売れ残り、何かがあって購入されたものの、誰にも嚥下する勇気を湧かせなかった
目の前のジュース缶はそんな武勇伝をわたしに無言で語り聞かせた
「ありがとう。いただくんだよ……」
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:29:03.45 ID:jh7kizIeO
そういってわたしはこの老兵と戦った
痛覚だけを残し五感はほぼ全てが閉じている今のわたしだからこそ、この勇者と渡り合えた。征服した
なぜか痛覚が多少の危険を訴えたが
「大丈夫ですの?」
白井黒子が気遣ってくれる。フッと判断力がかえってくる
「……水道水でいいから、欲しいかも」
まったく、最初からそうするべきであった
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:35:23.44 ID:jh7kizIeO
禁書「ゲッホゲッホゲッホ」
意識が落ち着くと共に、五感が在りし日を思い出す
味覚だけはのんびりしてていいのに
にがい
からい
すっぱい
あまったるい
そしてまずい
黒子「だ、大丈夫ですの!?はい、水道水ですの!」
白井黒子も意識がもどってきたのだろう。今の彼女なら最初から水道水を出すはずである。
彼女からは自らの意識の混濁が起こした罪の贖罪の意思がみてとれる
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:42:14.22 ID:jh7kizIeO
禁書「ゴキュッ、ゴキュッ、ゴキュッ、……プハーーッ」
禁書「人心地ついたんだよ!」
黒子「ごめんなさいインデックス様、わたくしあのようなゲテモノを……」
禁書「いーのいーの、わかってるから!」
黒子「すみません」
禁書「……それより黒子、」
黒子「あ、え、えぇ……」
二人の視線の先には、御坂美琴。互いに昨日から今朝にかけての事を多少語らなくてはならない
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:46:10.06 ID:HfKQ+mHTO
支援
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:52:31.70 ID:jh7kizIeO
今は血と愛液の中で眠る御坂美琴。彼女はインデックスを犯したのちに白井黒子をも犯した
事実はそれだけ
事情があるのか?それとも美琴の隠された欲望の爆発だったのか?
互いの様子から類推しようとしたのだ
しかし、両者ともそうではない。そうしようとしているのはインデックスのみ
白井黒子は、御坂美琴の事情を知っている。その元凶である
媚薬のこと。白井黒子はこれを隠したまま会話を続けた。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:58:04.91 ID:jh7kizIeO
結果。話は互いの痴態と互いに対する御坂美琴の痴態を互いに知らせただけ
これ以上進展が望めない会話だったが、それ以外にすることもなく小田原評定は続いた。
ややあって
秀吉が動いた
御坂美琴が目を覚ましたのだ
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:06:58.14 ID:jh7kizIeO
美琴「ん………」ムクリ
禁書・黒子「」ハッ
見つめ合う三人
御坂美琴の顔には狼狽
美琴「………………二人共、昨日はゴメンっ!」
美琴「わ、わたし、わたしの…アレが、とまらなくなっちゃって……」
美琴「自分でも何言ってんのか解んないし、自分がコントロール出来なかったけど、割りと憶えてる。ゴメン!」
禁書「美琴……。昨日の美琴おかしかった、怖かったんだよ……!」
美琴「インデックス、恐がらせてゴメン!!」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:17:47.68 ID:jh7kizIeO
美琴「二人共、血だらけにしちゃったね……」
黒子「大丈夫ですの、…あそこは粘膜ですから、もう二人とも血はとまっていますわ……」
禁書「うん。」
美琴「ごめんね、かわいいあんたたちに、あたしの大事なあんたたちにあんな事を……!!」
禁書「美琴、泣かないで……」
美琴「ごめんね、ごめんね……」グシュグシュ
黒子(お姉さま……、ごめんなさい。黒子はいけない子です)
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:24:07.21 ID:jh7kizIeO
禁書「美琴!」
美琴「?」
禁書「もうわたし昨日の事何とも思わない。忘れちゃう!」
禁書「だから美琴も忘れるんだよ!」
黒子「…わたくしもそうしますのよ」
黒子「わたくしも忘れます!だからお姉さまも!」
美琴「あ……」
美琴「ありがとう……」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:30:49.08 ID:jh7kizIeO
禁書「……うふふ」
黒子「ふふっ……」
美琴「……ありがとうねあんたたち……」
美琴「……このままじゃなんだし、シャワーでもあびましょ!」
美琴「インデックス、あんた先に入んなさい。わたしと黒子は部屋を片付けておくから」
美琴「ゆっくり入ってていいわよ、どーせスグには片付かないんだから!」
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:38:08.69 ID:jh7kizIeO
そういわれたわたしはシャワールームで汚れを落としてたんだ
けれどこのとき石鹸がみつからなくて……、シャワールームを出て美琴に聞こうと思ったんだけど……
美琴と黒子が キスしてたんだよ?
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:40:51.82 ID:jh7kizIeO
しゃああああ…
シャワーの音
しゃああああ…
泣いても聞こえないよね
しゃああああ…
どうして?美琴……
しゃああああ…
しゃああああ……………
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:47:57.30 ID:jh7kizIeO
キュッ
出よう。
いつか出なきゃいけない。
体を拭いて、部屋に戻る
美琴「あ、インデックス!上がったんだ。」
美琴「黒子、あんた入りなよ」
黒子「わかりましたの〜」トタトタ
禁書「…………」
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:53:49.20 ID:jh7kizIeO
黒子がお風呂に入る。部屋にはわたしと美琴二人きり
ねぇ、なんで黒子にキスしてたのかな?
理由、聞いていいよね?
目の前の貴女は何かわたしに話し掛け続けてるけど
わたし、聞いてもいいんだよね?
美琴「インデックス、」
美琴「可愛い!」
禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:58:29.11 ID:jh7kizIeO
美琴「え?」
禁書「見てたんだよわたし」
禁書「さっき黒子とキスしてたんだよ」
美琴「う!それは!!」
禁書「なんd 黒子「お姉さま〜石鹸ありましたっけ?」トタトタ
禁書「」
美琴「」
黒子「お姉さま?インデックス様?」
禁書「もう美琴なんか知らないんだよ!」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:02:56.28 ID:omKL9609O
おいついたしえん
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:09:50.24 ID:jh7kizIeO
自分の服を掴み、裸で部屋を飛び出した。
どこかの物陰で服を来て
とーまの家へ帰る
もう短髪なんて知らない!
二度と名前で呼んであげない!
ずっと黒子と仲良くしてたら良いんだよ!!
大体もともとがとーまに振られた者同士の傷の舐め合いなんだし!!
美琴はわたしの嫁なんてのもただのとーまに振られたショックを隠すためのもの
みじめな者同士がみじめなおままごとをしてただけ
一過性の幸せなんだよ!本当にお互いが好き同士じゃない恋人なんて
お互いが好き同士じゃない恋人なんて
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:22:48.90 ID:jh7kizIeO
ガチャ
上条「あれ?インデックス?」
上条「まったく、朝帰りとはやるじゃないか……」ヤレヤレ
上条「実はな俺も明日には朝帰りになるかもしれないんだ。フヒッ」
上条「野暮な勘ぐりはしないでくれよな!」キリッ
上条「それじゃそろそろあいさっちとの待ち合わせだから」
上条「あいさっちの幻想をぶち殺してくるぜ!?」
上条「ふははははははは!!!さらばだ、インデックス!そしてスフィンクス!!!」ガチャッ バタン
スフィンクス(ケッ、盛りのついたクソガキが。なぁ、インデックスはんもそう思うやろ?)
禁書「」ズーン
スフィンクス(どないしたんやインデックスはん!?一体何があったんやインデックスはん!!!)
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:30:42.09 ID:jh7kizIeO
スフィンクス「ニャー、ニャー……」アシモトスリスリ
禁書「……」
禁書「スフィンクス?」
禁書「……」ダキアゲ
スフィンクス「ふにゃー」(よし、元気だせやインデックスはん!)
禁書「スフィンクス……」
スフィンクス「にゃあ」
禁書「あたし死のうかなぁ〜はははは〜、なんて」
スフィンクス「」
スフィンクス(え?)
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:38:56.64 ID:jh7kizIeO
美琴「黒子、アンタ……」
黒子「……お姉さま?」
美琴「見られたのよ、あんたとのキス」
黒子「!」
黒子「そ、そんな!わ、わたくしはそんなつもりでは……!!」
黒子「!」
黒子「わたくしが全てをインデックス様にお話してきますわ!!」
美琴「!」
黒子「こんな下らないことでお二人の仲を割くわけにはいきませんですの!!」
黒子「お願いですのお姉さま、黒子に名誉挽回のチャンスを!」
美琴「わかったわ……」
美琴「でも、その前に一つ……」
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:43:53.86 ID:jh7kizIeO
第四部・『美琴「可愛い!」禁書「…気安く触らないで欲しいんだよアバズレ」 』
おしまい
続けて第五部開幕です
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:45:23.55 ID:HfKQ+mHTO
支援
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 05:54:40.04 ID:jh7kizIeO
スフィンクス(ちょ、ヤバイってヤバイって!インデックスはんヤバイってば!!!)
禁書「あはー、初めてにしては上手に出来たかも」
禁書「……次は無いけどね」ボソッ
スフィンクス「にゃー!ふみゃー!!!」
禁書「さよなら、スフィンクス」
スフィンクス(インデックスはんはなんやら縄でわっかを作りはったけど……)
スフィンクス(あかん、あかんて!とにかくそのわっかには首通したらあかんて!!)
スフィンクス(猫でもわかるで!!!)
禁書「…さよなら、とーま!!」グッ
スフィンクス(インデックスはーーーーん!!!!!!)
白井「いけない!金属矢!!!」
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:07:20.10 ID:jh7kizIeO
禁書「ぐすっ、ぐすっ………」
黒子「……インデックス様」
禁書「五月蝿いんだよ泥棒猫!!!」
黒子「な…」
禁書「あはは!違ったね、それはわたしの勝手な意見だよね!」
禁書「何か用?美琴の新しいとーまの当て馬さん?」
黒子「」
黒子「お姉さまはそんな方ではありませんの!!」
禁書「何が違うのかな?あの短髪はとーまが好きなんだよ!!!とーまに恋人ができたからわたしを好きになったしあなたを好きになったんだよ!」
禁書「わたしもあなたもとーまの替え玉なんだよ!?美琴に本当は求められていないただの性欲の捌け口なんだよ!!!?」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:19:39.42 ID:jh7kizIeO
黒子「わたくしはそれでかまいませんの!!!」
黒子「わたくしはお姉さまの性欲の捌け口、愛されなくて結構ですわ!」
黒子「黒子はお姉さまの愛の虜囚で構いませんのよ!お姉さまさえ幸せであれば!!」
禁書「」
黒子「」ハッ
黒子(しまったですの!ついうっかり一番しゃべってはいけない秘密をしゃべってしまいましたの!!!)
禁書「」
黒子(こ、ここは……)
黒子「あ、愛と言うのはそういうものでございましょう?愛するということは求めない事ですのよ!!!」
黒子「むしろあなたこそお姉さまを当て馬にしてたのではありませんか!?」
禁書「う、うぅ……」
黒子(の、乗りきった……ですの?)
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:26:26.11 ID:jh7kizIeO
黒子「兎に角、昨日のお姉さまの痴態と今朝のわたくしとのキスを説明させて頂きますわ。」
禁書「う、うん…」
黒子「まず、昨日のお姉さまの痴態ですが、実は料理の中に強烈な媚薬が入っていたのです!」
禁書「えっ?媚薬?」
黒子「しかし、その料理はあなた様にはお出ししていません。没料理としてわたくしたちが美味しく頂きました」
禁書「そ、そうだったの……?」
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:34:50.26 ID:jh7kizIeO
黒子「そして媚薬の作用が現れたお姉さまは性欲の歯止めを失い、インデックス様に乱暴したんですの!」
禁書「それじゃああの時のみことは!」
黒子「そう。本意で乱暴したわけではないですの」
禁書「うぅ……、みこと……」
黒子「そしてそこに同じく媚薬に毒されたわたくしが帰宅」
黒子「そのまま朝まで激しく昂る性欲をぶつけあったんですの!!!」
禁書「うわー……」
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:40:55.46 ID:jh7kizIeO
黒子「おわかり頂けましたか?」
禁書「うん!」
黒子「キスの件に関してですが……」
禁書「もういいんだよ!」
黒子「えっ?」
禁書「黒子、テレポートでわたしを美琴の部屋に連れてってほしーんだよ」
禁書「美琴にあやまるんだよ!」
禁書「薬なんかで大切なもの、失わないんだよ!!!」
黒子(ドラッグの標語みたいですの)
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:44:59.20 ID:jh7kizIeO
禁書「それじゃあ黒子、お願いするんだよ!」
黒子「わかりました。行きますのよ!」
テレポート!
スフィンクス(人生死んだらおしまいやでぇ?よぉ話聞いてみ?人間エエとこいっぱいあんねやわ)
スフィンクス(多分な)
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 06:50:57.25 ID:jh7kizIeO
テレポート
美琴「あ」
禁書「みこと!」ギュッ
禁書「みこと、ごめんなんだよ!!インデックスがいけなかったんだよ!!」
美琴「インデックス……」ギュ
禁書「みことぉ……」
禁書「許してくれる?」
美琴「もちろん」
禁書「」ウッ
禁書「みことぉぉぉ!」ギュー
美琴「インデックス……」
黒子(めでたしめでたしですわ……)
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:07:52.24 ID:jh7kizIeO
以上
ハッピーエンドです
長い時間読んで頂いた読者さん、保守支援してくれたみなさんありがとうです
ここから先はどうなるか解りませんし、収集も着かなくなりそうなんですが個人的に続けます
ハッピーエンドになるかどうかわかりませんし、ごらんの通り携帯の遅筆遅漏野郎ですので、しばらく放置してて下さい
夕方以降にはある程度ここからまた進んでいるでしょうから気になる方だけどうぞ
繰り返しですが即興なのでハッピーエンドになるかどーかは未定です
寝落ちして帰ってこない可能性すらあるので、マジで放置推奨です
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:17:36.64 ID:jh7kizIeO
おまけ 注意点
まず、本編に輪をかけて作者のオナニーであります
次に、おまけでは初春を絡ませますが、かなりマッドにしてあります。しかも変態です。
その都合上、佐天さんも変わってきます。悪しからず
最後に、もともとのハッピーエンドとして料理のあたりからはこちらの筋をとる予定でしたが、長くなりすぎるのでカットしました
そのキーが初春なんです
更なるハッピーエンド目指して封印を
解き放て、インパルス
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:24:49.11 ID:jh7kizIeO
黒子(めでたしめでたしですの……)
禁書「美琴、媚薬のせいだったんだよね?」
美琴「は?」
禁書「わたしに用意した料理の没料理に媚薬効果のあるものが混じってたって……」
美琴「」
禁書「そんなもの食べてあんなに乱暴するなんてね」
黒子「はは…」
美琴「ちょっと、黒子さん?」
黒子「はいですの!!!」
美琴「後でお話が……」
黒子「oh……」
禁書「?」
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:29:33.65 ID:jh7kizIeO
インデックス帰宅のち
黒子「やべぇなにこれ」
美琴「おまえ、デザートに盛ったな!?」
黒子「やべぇ」
美琴「聞けコラ」
黒子「ちがいまふ」
美琴「……まぁいいか……」
美琴「次にしたら殺す」
黒子「ふぁい……」
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:36:07.31 ID:jh7kizIeO
翌日 休み時間
佐天「初春さん、情報です」
初春「なんですか?」
佐天「御坂さんが寮の室内で白井さんと性行為に及んだと」
初春「いつですか?」
佐天「です」
初春「わかりました。画像、動画としてその事象を抽出しましょう」
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:39:51.35 ID:jh7kizIeO
初春「白井さん、今日白井さんの部屋に遊びに行ってかまいませんか?」
黒子「かまいませんですのよ」
初春「じゃあ約束しましたからねっ」
佐天「うまくいったね初春」
初春「ぬふっ、楽しみですね………」
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:47:34.15 ID:jh7kizIeO
初春「お邪魔しまーす」
佐天「お邪魔しまーす」
黒子「いらっしゃいまし初春。あら佐天さんもご一緒ですの?」
佐天「そ〜なんですよー」
初春「あれ?御坂さんは?」
黒子「コンビニに立ち読みに向かったですの」
初春(好都合ですね)
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:58:18.21 ID:jh7kizIeO
残留思念
あなたはその存在を信じるだろうか?
空気、空間、生命を持たない無機物。それらに宿る在りし日の記憶
あるとき幽霊として現れるそれが、残留思念。その記憶のより強い記憶ほど、それは強く写る……
初春(佐天さん、白井さんと話でもして、わたしから注意を逸らして下さい)
佐天(了解)
佐天「白井さん、新しいクレープ屋さんのはなしですけど……」
黒子「そのようなことが……」
初春(今の内です)
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 08:08:25.36 ID:jh7kizIeO
初春はノートパソコンを開き、「残留思念」をデジタル化する。
初春の演算能力の前にはどんなに弱い残留思念も相応の時間さえあれば映像化できるのだ
ベッドの残留思念
それは例外無くろくなものではない。初春の頭脳に、人類に眠りがある限り世界は平和にはならないなどという、そんな言葉が浮かんだ
初春(さぁ写し出して下さい、あの日の記憶を!!)
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 08:12:20.61 ID:jh7kizIeO
御坂美琴が白井黒子の穢れなき秘部を味わい続けて50余年、いや、50余分。
歯止めの利かなくなった御坂の欲望は白井の恥部を第2の故郷として、そこに生き、産み、育て、そして死んでいった
宇宙世紀0079。白井の願望からもっとも近い御坂のサイド3はオマン公国を名乗り、白井の恥丘連邦政府に独立戦争を挑んできた
この後一ヶ月余りの、いや一時間あまりの戦いによって両者の性欲は半数にまで減少した
人々は己の行いに恐怖した
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 08:19:50.83 ID:jh7kizIeO
初春「ニヤリ」
初春「ミッション・コンプリート」
黒子「初春、お仕事ですの?」
初春「えぇ、御覧になりますか?」
黒子「どれどれ」(..)
PC「美琴『ここがエデンよ!!!』黒子『ザッツオール!!!』」
黒子「」°°(Д )
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 08:23:45.36 ID:jh7kizIeO
黒子「なっなっなっ、初春!?これはどういう事ですの!?」
初春「」ニヤニヤ
黒子「くっ……」
佐天「へー、こぉんな感じなんだぁ〜」
黒子「!?」
初春「あっ、佐天さんの脳に直接動画を送ってるだけだから」
黒子「!!!?」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 08:24:52.55 ID:9lpXTYzu0
コンクリの中にテレポだ!
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 08:35:26.62 ID:jh7kizIeO
黒子「なんという……!?」
初春「まだ試験段階の技術だから、どうなるかわからないんだけど」
初春「佐天さんも力を得られて喜んでますよ?」
初春「脳って不思議ですね?」
黒子「う、初春っっ!!」
初春「無駄です」
黒子「!?…からだが動かない!?」
初春「残留思念の逆行。いわゆる金縛りですね」
初春「わたしがパソコンで演算式を打ち込んで作る人為的なものですが……」
黒子「………っっっ!!!」
初春「黒子さん?今からあなたには佐天さんとおんなじ私の人形になってもらいます」
黒子「」ゾワッ
初春「大丈夫ですよ、電極をさしこむだけなんで」
ヤバい 寝落ちがこんなに早いとは……
そろそろ寝る……
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 08:43:13.88 ID:9a8M6V+QP
本当に面白くないです
蛇足なんだよ!
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 10:05:33.16 ID:Ncz9AnXOO
続き期待
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 11:49:47.44 ID:HL1pPKdE0
age
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 13:39:21.15 ID:Ncz9AnXOO
☆
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 15:06:12.94 ID:Ncz9AnXOO
ほす
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 17:12:25.82 ID:Ncz9AnXOO
ほ
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 17:15:58.52 ID:jh7kizIeO
ぷすっ
黒子の頸に何かが差し込まれた。初春称す『電極』。
黒子の意識は混濁し
目の前にいる少女の指令を忠実にこなす奴隷となった
初春が求めていたものが揃った。後は、試作品をの完成させるだけ……
試作品の完成とともに初春は初春の幸せを手に入れることが出来るからだ……
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 17:48:39.01 ID:jh7kizIeO
ここでの目的を達成した初春は余裕から、その部屋の他の残留思念を漁りだした。「覗き」である
黒子と佐天さんは初春の両肩の後ろからディスプレイを覗き込む
うふふ〜、私のしもべですからね。個人的な趣味を分かち合うのも良いでしょう
ディスプレイに写し出される昨晩の御坂美琴の痴態
うわぉ、これはこれは……。二人とも、見てますか?
コクリと頷く二人
この御坂さんの相手、誰なんでしょうね〜白井さん?
……インデックス…様
あら、ご存知なのですか?
お姉さまの、恋人………
後ろにいた白井黒子が泣いているのに気付いた初春はディスプレイを閉じた
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 17:59:45.87 ID:jh7kizIeO
初春「ごめんなさい、白井さん」
黒子「ごめんなさい、もうなんとも思わないですのよわたくし……」
黒子「お姉さまはインデックス様のものですから……」
初春「さて、佐天さんは解放してもいーんですけどね」
初春「このままドッキリさせるのも悪くないかも……」
初春「つまらない現実の中で眠り見た長い夢、その夢から覚めたら、何と王子さまとの結婚式!」
初春「なんてね!」
佐天「えへへ〜」
初春「佐天さんもそれがいいみたいですね!」
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 18:06:53.26 ID:jh7kizIeO
初春「白井さんには指令がありますの!」
黒子「はいですの」
初春「このとある研究機関の職員全員に電極を打ち込んで下さい!」
初春「あなたなら金属矢の要領で100%成功させられますわ!!」
黒子「了解ですの!」
黒子「白井黒子、出撃します!ですの!!!」テレポート
初春「さて、我々は帰りますか」
佐天「はーい」
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 18:15:11.64 ID:Ncz9AnXOO
しえ
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 18:19:35.70 ID:jh7kizIeO
ちょっとして、初春のノートパソコンに黒子からの連絡が入った。ミッション・コンプリート
初春「早っ!さすが白井さんですね」
初春「白井さん、残りの電極を研究所に残して下さい。以上で当面の貴女の仕事は終わりですわ。と」
ディスプレイに了解の返信が来る
初春「佐天さん、あなたの言う通り。白井さんの起用は効果大でしたわ」
初春「後は研究所で完成してもらうだけね。研究員さん、頑張ってくださいね」
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 18:35:15.29 ID:jh7kizIeO
電極。初春の開発したそれは人の深層意識を支配するもの
初春の指令こそが絶対。しかし、対象が強く否定するものには拒否反応が出てしまう
そこを詰めたい。しかし初春個人では限界がある。なら専門家に任せたら?
今の電極をその筋の研究員に任せれば問題無く完成させるであろう。あとはこの秘密を如何に守るかである
初春は無用の混乱は望まない。ただ望んだことが廻りの世界にちょっと、いや、大分受け入れられないだけだ。
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 18:46:25.29 ID:jh7kizIeO
初春が電極のとある特性に気付くまで、初春・佐天はしばらく物語から姿を消します
翌日・放課後
美琴「黒子、インデックスのとこに行ってくるね」
美琴「誰かに聞かれたら」
黒子「立ち読みに行ってる、ですわね。わかっておりますのよ」
美琴「ありがとう黒子!いってきまーす!!!」
黒子「行ってらっしゃいお姉さま」
黒子「はぁ」
黒子「なぜですの?お姉さまへの気持ちが以前よりも押さえきれなくなってますの」
黒子「わたくしは愛の虜囚。」
黒子「お姉さまを支えられるだけで幸せですの!」
黒子「お姉さまを支えられるだけで幸せですのよ……」
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:04:55.57 ID:jh7kizIeO
更に幾日
美琴はインデックスの元へ行った。黒子は一人悶え苦しむ
黒子「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
黒子「体が熱いですの!!心が寒いですの!!」
黒子「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
…オネエサマ オネエサマ オネエサマ アッー!!
黒子「ふぅ」
黒子「……やってしまいましたですの……」
黒子「……って、もうこんな時間じゃないですか!?」
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:08:13.17 ID:jh7kizIeO
黒子「今頃お姉さまは」
黒子「インデックス様と」
黒子「ウッウッウッ………」
黒子「…大好きですの、お姉さま……」
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:10:56.16 ID:jh7kizIeO
黒子「……耐えられない」
黒子「……耐えなきゃいけない」
黒子「日に日に耐えられなくなる……」
黒子「わたくしはこんなに弱い存在ですの?」
黒子「あぁ……」
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:19:07.59 ID:jh7kizIeO
インデックスだよ!
今日の美琴とのデートとっても楽しかったんだよ!
美琴はわたしの全てを与えてくれる、さすがインデックスの嫁!なんだよ!
きゃっ///
美琴をそのあととーまの部屋に案内したんだよ!とーまのいない部屋で……
もちろんちゅ〜も、…ェッチもしたんだよ。きゃっ///
そしてそのあとは二人で仲睦まじいピロートーク……
二人きりの部屋、永遠に続きそうな幸せ……
わたし、幸せなんだよ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:21:46.88 ID:jh7kizIeO
禁書「美琴…」
美琴「インデックス」
ちゅ〜
禁書「二人きり」
禁書「二人だけの部屋」
禁書「二人だけの空間なんだよ……」
美琴「ぅん……///」
スフィンクス(ワシは貝になりたい)
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:31:46.92 ID:jh7kizIeO
美琴「じゃあね!インデックス」
禁書「またなんだよ!美琴!」
スフィンクス「みゃー」(後生やからウチで盛るのだけはヤメてや)
禁書「あ、スフィンクスもいたんだ!」
スフィンクス(どーもすいません。ってオイ)
美琴「あはは、スフィンクスもじゃーね!」
スフィンクス「にゃー」(頼むからウチで盛らんといてや。大事やから二回ゆうたで!ワシの言葉分かれへんねやろけど!!)
スフィンクス(……ワシの言葉わかっててもまた盛んのやろけどな。マジでどっか疎開地あらへんのかいな?)
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:36:48.14 ID:uKFx0+sv0
支援
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:40:21.26 ID:jh7kizIeO
美琴「ただいまー!黒子〜」
美琴「……どしたのよ!?」
黒子「」ベスベス
美琴「…何かあったの?」
黒子「………ですの……」ベスベス
美琴「え? 黒子「黒子はせつないですの!!!」
黒子「黒子は、黒子は、お姉さまは……、お姉さまは黒子のものですのよ!!」
美琴「まったく」チュッ
黒子「!」ドキン
美琴「はいはい、今晩はそれなりに相手したげるわよ」
美琴「あの時のお礼よ。原因はあんただけどね」ギュッ
黒子「…しあわせですの……」ポー
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:48:51.34 ID:jh7kizIeO
美琴「どうよ黒子、こんなもんで」ハァハァ
黒子「ぅ……、黒子、しあわせですのよ……?」ハァハァ
美琴「じゃ、そろそろおやすみね」
美琴「…わたしもいい練習になったわ!また気が向いたら相手してあげる☆」
黒子「ぅ………」
黒子(違いますの、かつてわたくしが望んだことですが、いまは違うんですの……)
黒子(ごくたまに体だけ頂ければ満足と思って、今の関係をのぞんだのはわたくしですのに…)
黒子(わたくしがわたくしの約束を守れないんですの……)
黒子(お姉さまが欲しい……)
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 19:52:24.61 ID:Ncz9AnXOO
ワッフル
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:07:06.15 ID:jh7kizIeO
お姉さまは寝息を立てている。
どうして?どうしてその寝息を、同じベッドで感じられないのでしょう?
こっそりお姉さまのベッドへ忍び込めば、それは叶えられるし、きっと今なら許してくれます
あさ、目覚めた時に「もうっ、黒子っ」とでも言いながらわたくしの頭を小突いて笑ってくれるでしょう
お姉さまのベッドへ忍び込めば、わたくしのこの望みが叶うのに
なぜ出来ないのでしょう
そうしたら、お姉さまが遠ざかる訳ではなく、遠ざかってしまうから
それは、わたくしが遠い遠いお姉さまを蜃気楼のように近くに感じているから
いま、わたくしが近づけばお姉さまはその分、遠ざからずに遠ざかる。
最初からわかっているのだ
その蜃気楼を望んだのは自分で、お姉さまは望みに答えてくれただけ。
追いかけても、遠ざかっても、同じ距離に居てくれる、それで充分でしたのに………
わたくし、本当のお姉さまにもう一度会いたい。遠い遠い場所にいるお姉さまにたどり着きたい。
例えそれでボロボロになってもいい。お姉さまの答えがわたくしの望まないものでもかまわない
本物のお姉さまに触れたい………
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:19:22.99 ID:jh7kizIeO
朝、叩き起こされる
睡眠不足。君のせいだよ〜
なんてねウフフ!
あぁ、疲れましたの……
美琴「どーしたのよ黒子、あんたらしくないわよ」
黒子「ごめんなさいですの……」
ゴシゴシ、ゴシゴシ…
目をしつこくしつこくこする。お姉さまに見られたくない。きっとクマができてるし、なにより泣き腫らしたのを悟られたくない……
黒子「……おトイレですの!」ダッ
そう言ってわたくしはお姉さまを振り切る
美琴「?」
美琴「早くしないと遅刻するわよ?わたし先にでるからね〜?」
黒子「はいですの!」
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:27:37.62 ID:jh7kizIeO
鏡を見ると、自分でもバカらしいぐらい何ともなかった。ちょっと目が赤いだけ。
何が目は心の窓だクソ
何ともないじゃないか
それとも自分の心は実はこの程度なのだろうか?
やけにイライラする
鏡の中のわたしにこう言ってやった
「おはようですの白井さん、今朝は貴女の作った蜃気楼で悲劇のヒロイン気取りですのね?」
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:39:24.14 ID:jh7kizIeO
わからない、自分がどうしたらいいのか
何をしたいか、何をしたいか?
これは解る。お姉さまが欲しい。自分一人だけのお姉さま。それはわたくしを愛していて、愛していて、愛し尽くしていて
私だけしか見えない、そんなお姉さまが欲しい
どうやって手に入れるか?
考えなんて無駄だ。今晩、お姉さまにそのまま告白しよう
その後の事は、その後の事だ。
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:40:22.53 ID:jh7kizIeO
ちょっと飯です
一時間ほど落ちます
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 20:43:34.32 ID:yod3UmSfO
不思議なくらいミコト黒子の百合SS少ないんだよな
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:32:45.03 ID:/vrdCpbq0
ほ
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:50:10.15 ID:jh7kizIeO
授業、どうでもいい時間
放課後、寮、お姉さまが出てゆく
はやく帰ってきて?黒子お話がありますの
まだ?
まだですの?
門限ギリギリ、お姉さまが帰ってきた。
楽しい時間を一秒でも長くする心得を、最近お姉さまは身に付けておりますわね
わたくしを好きになれば、そんな小細工、必要ありませんのに……
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:53:19.10 ID:Ncz9AnXOO
さるよけ
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:58:24.25 ID:ewDKkMvI0
アバズレとか
>>1何歳なんだよ・・・。もうアニメとかやめような?
アラフォーの俺でも懐かしい言葉だぞ
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 21:58:43.45 ID:jh7kizIeO
美琴「ただいま」
美琴「」
黒子「お帰りなさいまし」ギュー
美琴「何してんのよあんたは……、はー……」
黒子「///」
美琴「はいはい、よしよし」ナデナデ…
黒子「///」カァー
黒子「お姉さま」
黒子「お話がありますの」
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:08:45.32 ID:jh7kizIeO
黒子「わたくし、今のお姉さまとの関係が嫌です」
美琴「そっかそっか」
美琴「…え?」
黒子「わたくしを、お姉さまの恋人にして下さいまし!」
黒子「インデックス様と別れて、黒子を選んでくださいまし!」
美琴「…あんた!何言い出すのよ!?」
美琴「バカ言うんじゃないわよ!!」
黒子「お姉さま!!!」
美琴「離しなさい」
美琴「あたしから離れて」
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:22:26.55 ID:jh7kizIeO
美琴にそう言われた黒子は、一層美琴を強く抱き締めた
美琴が実力行使で振りほどこうとすると、その直前に黒子は美琴からはなれた
黒子「………」
美琴「……」
美琴「どうしちゃったわけ?黒子、何かいつもと違う……」
落ち着きを取り戻した美琴は黒子に問いかける
黒子「その通りですの」
黒子「黒子は今までの黒子よりもずっとずっとお姉さまを独占したいですの!」
黒子「受け入れられなくても結構ですわ」
黒子「インデックス様を選ぶならば、黒子はここから居なくなるだけですの!!!」
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:31:06.14 ID:jh7kizIeO
美琴「居なくなるって、何処へ行くのよ!?」
黒子「知りませんわ!!」
黒子「それは、それはお姉さまが……」
黒子「お姉さまが、インデックス様をえらんでから……」ヒック
黒子「考えますわ…」ヒック
美琴「……」
黒子「うわーん!!!お姉さま!早く行ってくださいまし!!答えは決まっているのでしょう!?」
美琴「バカ!何であんたが居なくなるのよ?居なくならなきゃいけないのよ!!!」
黒子「答えで下さいまし!!」
美琴「ダメよ!あぁもう!!そんなの絶対ダメよ!!!」
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:36:15.20 ID:jh7kizIeO
美琴「いい!?良く聞いて!わたしはインデックスが好きよ!!?だけど……」
黒子「」テレポート
美琴「わたしはあんたも……!」
美琴「」
美琴「」
美琴「黒子?」
美琴「黒子?ねぇ、どこ行ったのよ!?どこに行ったのよ!!!」
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:48:17.73 ID:jh7kizIeO
公園・女子トイレ個室
黒子「うっうっう゛っうあっ……」
黒子「うぁっうぁっうぁ………」
黒子「ぶわあぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!!」
となりの個室「ど、どうしたんだよ!!?」
黒子「!?」
となりの個室「何?おとなりさん!?大丈夫なのかな!?」
黒子「な、何でもないですのよ!!!聞かないで下さいまし!」テレポート
となりの個室「い、今行くんだよ!どこか痛かったりするんじゃないのかな!?」フキフキ…… ジャアーッ
禁書「あ、あれ?」Σ(゜д゜;)
禁書「誰も、居ないんだよ…………?」
禁書「」ゾーッ
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 22:59:15.16 ID:jh7kizIeO
禁書「」
禁書「ワタシハナニモキカナカッタンダヨ……」ガタガタ
禁書「ひいッ!!」
あわててその場を立ち去ろうとしたインデックス。出口に向かって駆け出そうとしたその時、目の前に暗い暗いオーラを纏った少女がいた
が、良く見れば白井黒子であった
禁書「く、くろこ…?だよね…?」
黒子「!?」テレポー!?
黒子(え、演算がまとまらない!精神状態が悪すぎるせいですの!?)
黒子(そもそもが別の座標にとんだ筈ですものね……)
黒子「…はい」
黒子「白井黒子です……」
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:06:24.78 ID:Ncz9AnXOO
さるよけ
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:09:51.83 ID:jh7kizIeO
公園・ベンチ
禁書「………」
黒子「すみません。」
黒子は洗いざらい話した。自分が横恋慕した、という形でだが
いや、事実そうなのだが、お姉さまを横取りされたというそんな感情が
自らの愛をどこか正当化していた
話していて黒子は、なんでよりによって彼女にそんな話をしてしまったのか、深く後悔し始める。
振られた話を、その障碍に話すなんて、なんて馬鹿馬鹿しい話なんだろう?
黒子は自らを落ち着かせるための話で、自ら混乱していった
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:20:16.28 ID:jh7kizIeO
黒子は話せば話すほど困惑する。なぜ、この相手に?
それはインデックスも同じ事で、なぜ自分がこの話を聞かねばならないのか困惑した。
例えるなら、暗殺相手に暗殺の協力を頼むような、話の筋ではなく土台を間違えた話。ミイラ取りがミイラになる前に既にミイラだった。この話はそんな話の類いなのだ
しかし話を辞めるべき方も、辞めさせるべき方も、何もできない
黒子は話しきった。話しきってしまった
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:22:25.78 ID:yod3UmSfO
いい
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:26:43.79 ID:jh7kizIeO
黒子「以上、ですの」
黒子は話し終えて、愉快になった。とんだお人好しだ。なんて素敵な出来事!
黒子「あはははははっ!」
普段自分はこんな大口あけて笑っただろうか?
こんな大声で、
こんなに笑いたくなったのはいつ以来だろう
あははははは!あははははは!
インデックスは更に困惑を強めながらも、黒子の笑い声が本当に愉快だとわかっているようだった
禁書「黒子、今日は家に泊まればいいんだよ」
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:30:48.60 ID:jh7kizIeO
えっ?
禁書「だって今日は帰りたく無いでしょう?」
禁書「今日はとーま居ないし、寝るとこならあるから」
でも−−
禁書「野宿するつもりだったのかな?」
正直に言えばそのつもりでしたの−−
禁書「いいから来るんだよ!」グイ
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:41:58.76 ID:jh7kizIeO
上条宅
禁書「ただいま!なんだよ!」
スフィンクス「にゃー」(おせーぞアホンダラ、メシやメシ!……ん?)
黒子「おじゃまします……ですの」
スフィンクス(おー、ウチの二人を救ってくれた恩人やありまへんか!あー、どうぞどうぞ、なーんもありまへんけど……)
禁書「さっ、黒子。お風呂でも入って来るんだよ!」
黒子「あ、そんな…」
禁書「大泣きした後はお風呂!!世界共通なんだよ!」バシバシ
黒子「わ、わかりましたですの」
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:50:26.39 ID:jh7kizIeO
風呂場
ふっと鏡をみたら、今朝のそれが杞憂ではなかったことを知る。
空、落ちちゃったね?
困った小鳥は狩人の懐に飛び込んで、
そして呉越同舟。
なぜ、インデックスがここまで優しいんだろう?
お風呂に浸かる
顔も鼻でしか呼吸できない所まで沈める
ほほと目の間がジンジンする
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:56:26.66 ID:Ncz9AnXOO
熱い
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 23:57:30.08 ID:jh7kizIeO
禁書「あ、ご飯なんだよ!」
さっきみた一般家庭の机パンパンに出前が並んでいる
禁書「軽めに頼んだんだけど、足りなかったらまた頼むんだよ!」
軽めに?これが?と思いながら座ると、床にも寿司の重箱があった
黒子「話には聞いておりましたが、なんというかその、健康でございますわね」
禁書「多かったかな?」
黒子「これならわたくしが20人いても満腹にできますのよ」
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 00:12:22.18 ID:+BNGyAeNO
翌日、早目に起床した黒子は「ありがとう」と置き手紙して寮へ帰った。
−−美琴がいる。寝ている。
良かった。
美琴と顔をあわせたくはない。
しかし、抱き着いてしまいたくもある
黒子は自分の精神衛生を極めて乱すそれを視界から、頭から、できるだけ振り払う
振り払いきってしまえれば、どんなに幸せだろう?でもそれは叶わない。そしてそれは、望んではいない
−−もういい。目的だけを果たそう
黒子は自らの学習用具を持ち、部屋を立ち去った
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 00:18:34.17 ID:+BNGyAeNO
誰も居ない教室
放課後か日直でもない限り、めったにない空間
そしてこの時間
話し相手が誰も居ない時間
やることもない時間
そういえば英語の小テストがあったっけ……
黒子は、所在無さげに単語帳をめくった。
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 00:37:38.12 ID:+BNGyAeNO
そろそろみんながくる
誰かの足音が聞こえる
誰かが黒子の教室を開けた
しかし、黒子はそこに居なかった
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 00:41:39.57 ID:+BNGyAeNO
上条宅
戻ってきてしまった
授業を受ける筈だったのに
きっと誰にも会いたくなかったんだろう
誰かの足音があんなに怖いなんて
誰にも会いたくない?
ここにはインデックスがいるのに?
「インデックス様……」
黒子はそう呟いた
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 00:43:06.86 ID:8VVtPHxiO
支援する
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 00:51:16.08 ID:+BNGyAeNO
禁書「あ、おはようなんだよ黒子!」
インデックスは今起きた様子であった
黒子「おはようございます!インデックス様!」
黒子は慌てて先程の置き手紙を後ろ手に隠した
しかし、インデックスはもう見ていたようだった
禁書「学校に行ったんじゃなかったのかな?」
黒子「あ、それは……」
禁書「いーよ、どうせとーま帰ってこないし。ウチに居なよ」
黒子「ぁ」
黒子「そ、そうさせて頂きますの……」
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:13:19.03 ID:+BNGyAeNO
午後3時過ぎ
禁書「それじゃ黒子…、そろそろわたし美琴と会ってくるんだよ?」
黒子「あの、わたくしのことはどうか秘密に願いますの……」
禁書「わかってるんだよ!」
黒子「すみません……」
禁書「わたしも黒子には助けられたんだし、今回は好きなだけ居ると良いんだよ!」
禁書「それじゃ行ってくるんだよ!」
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:21:21.77 ID:l1jssFh1O
寝る前支援
バトロワみたいな一人称?混じりの三人称?な文体いいわ
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:23:02.96 ID:8VVtPHxiO
おもしろい
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:33:03.28 ID:+BNGyAeNO
インデックスが優しい
インデックスが優しい
?
黒子の中でインデックスへの好意が思慕に変わって行く
なぜ?
押さえきれなくなる、何故?
気付いた時には、黒子は二人の居る公園へとテレポートしていた
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:43:17.86 ID:+BNGyAeNO
美琴「インデックス!」
禁書「みこと!」
美琴「インデックス、ごめん!今日は黒子を探さなきゃいけないの!」
禁書「ど、どうしたのかな?」
美琴「昨日寮を飛び出して今も帰ってこないのよ!」
禁書「ぇえっ!!!!?」
禁書「た、大変なんだよ!」アタフタ
美琴「そうよ!大変なのよ!!!みんな心配してんのよ!それなのにあいつ……」
禁書(これは、帰ったらたしなめないといけないんだよ……)
美琴「だからゴメン!わたしもみんなと探さないと…、ううん、私が黒子を見つけなきゃいけないの!!」
テレポート
黒子「インデックス様ああ!!!」ダキツキ
禁書「WHYー!?」
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:46:45.10 ID:+BNGyAeNO
黒子「わたくしもうインデックス様だけですの!!何かが弾け飛んだですの!!!ヤバい位にもう逝っちゃってますのウハウハウハウハウハウハウハウハウハウハウハウハウハウハウハハハハハハ…………」
禁書「」
美琴「」
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:49:22.42 ID:Aw6F1D0oO
いんでっくちゅかと…
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:53:39.84 ID:+BNGyAeNO
ここで時は昨日にもどる
初春「完成したようですよ佐天さん!!!」
佐天「わーい」
初春「うふふ、ホントにこの佐天さんはスカートめくりなんかしないしいい子ですね。」ナデナデ
佐天「えへー、ういちゃくすぐった〜い」
初春「研究所に現物を取りに行きますよ〜!」
佐天「おー!」
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:58:01.42 ID:8VVtPHxiO
支援
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 01:59:20.81 ID:+BNGyAeNO
研究所では初春のシモベとなった所長以下全員がずらりと並んでいた
所長「初春さま、これが完成品でございます!」
初春「はいはーい」
初春「……。うん!完璧じゃないですか!」
所員「初春さま万歳ー!!!」
佐天「ぁ、ぅ?ば、ばんじゃ〜い!」
初春「うふふ!」
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 02:04:37.59 ID:+BNGyAeNO
初春「さて、所員の電極は全部引っこ抜きましたし」
初春「電子データは破壊しましたし」
初春「それらしい書類も廃棄しました」
初春「100%とはいいませんが、ほぼ確実に複製は作れないでしょう……」
初春「うふふ、大成功ですよ佐天さん!!」
佐天「わーい!!!」
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 02:07:25.20 ID:+BNGyAeNO
初春(しかし妙でしたね、研究所の中になぜあれほど沢山のアイドルポスターや恋人の写真などがあったのでしょう?)
初春「謎ですね」
佐天「謎ですね」
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 02:16:45.09 ID:+BNGyAeNO
初春「なるほど、電極にこのような欠陥が……」
初春「深層心理に直接訴えかける副作用に親愛の増幅があったのですね」
初春「たしかに佐天さん、以前よりわたしにベタベタですもんね。全く」
佐天「?」
初春「さて、ドラゴンボールを集めたと言うか、もしもボックスを手に入れたというか……」
佐天「わぁ」キラキラ
初春「もはや世界中の人間が電極を打ち込まれたも同然!」
初春「完成品は世界中の人間の深層心理に訴えかけます!」
佐天「」パチパチ
初春「私の望むことは…………!」
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 02:24:50.82 ID:+BNGyAeNO
初春の翌日
初春「え?白井さんが無断欠席?」
同級生「御坂先輩とケンカしたらしいの……」
初春「そうですか……」
初春「ツイてますね。昨日の暇潰しの研究が役に立つとは」
初春「白井さんの電極、親愛者への愛情加速度をMAXです」
初春「これで帰巣本能に従う鮭や渡り鳥のように、御坂さんの部屋まで戻って来るでしょう」
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 02:30:30.97 ID:8VVtPHxiO
さるよけ
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 02:46:11.68 ID:+BNGyAeNO
黒子「インデックス!インデックス!インデックス!インデックス……………………………!!!」
黒子「インデックス様の水色ロングの髪モフモフ、モフモフ、フワッ、フワッ、シュワー!!!ぶしゅわっ
ああ黒子濡れてます、インデックス様のお姿見ただけで!お願い、踏んでェェ!!黒子の黒子を踏んでぇェ!!!濡れてますから!!
OKなんです濡れてますから!何度でも良いですのよ!?何度でも何度でもインデックス様の窓を叩きますの!!叩きすぎますの!!
夜のインデックス様の校舎の窓ガラス壊して回りますの!!!ピンボールのハイスコアー競い合いますの!
そして夜明けと共におまんまんくぱあ、くぱあ、くぱあですのよ!!!あっラピュタ!!!わたしのラピュタがいけません事に!!!
やだっ!パズーはわたくしですわよ?そう熊殺しのパズー。えっ?バズーソ?やだわたくしったら、さすが十万三千冊の記憶力ですの!!!わたくしの宝ッッ!
ああああああああああ!!!トリプル・アクセル!ルッツ!ダブル・トゥ・ループ!!!
黒 子 の 愛 は 不 滅 で す の よ ! ! ! 」
美琴「何やっとんじゃい!」
ドンガラガッシャーン!!!
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 03:02:59.98 ID:+BNGyAeNO
黒子「ふしゅ〜う……」黒コゲ
美琴「まったく!!人を心配させて!」
禁書(あんなに熱烈に愛の言葉を言われるなんて、インデックスしあわせかも……///)ポー
美琴「あんたはあんたで何呆けてんのよ!!」チョップ!
禁書「あだっ!!」
黒子「ぅ、うう〜ん……」
禁書「黒子、大丈夫?」
黒子「…あ、あれ?インデックス様?……それにここは…、公園……!?」
美琴「??」
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 03:18:09.74 ID:+BNGyAeNO
黒子「わ、わたくし確かに寮の部屋でuih… 「白井さ〜〜ん!!こんな所に居たんですねぇぇ!!!」電極ズプッ
黒子「ぁ」
美琴「初春さん!」
初春「御坂さん!御坂さんもここに居たんですか!?」
黒子「」カクカク
初春「いやぁ、まったく白井さんが見つかって良かったですよ!」
初春「ジャッジメントも楽じゃないですしね」
初春「あはははは!!」
美琴「ね、ねぇ、黒子っ?」
黒子「なんですのお姉さま?」
初春(間に合っったぁー!!親愛加速度の上げすぎで御坂さんの電撃で電極がやられるかもと気が付いてよかったぁーーッッ)ハーッ ハーッ
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 03:19:19.66 ID:8VVtPHxiO
超期待
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 03:24:01.43 ID:+BNGyAeNO
初春「白井さん、固法さんにも謝りに行きますのよ」
黒子「初春、それは後でも」
初春「駄目です今すぐです」携帯カチカチ
黒子「リョウカイした」
美琴「??」
初春「それでは失礼します!」
美琴「なんか変じゃないか?」
禁書「色々美琴の知らないとこでショックがあったんだよ……」
美琴「そうなんだ……」
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 03:52:27.60 ID:+BNGyAeNO
初春「さてと、そうですね。白井さんの場合電極を撃ち込む前にショッキングな出来事がありましたから、それを忘れさせなくては電極が外せないですね……」
初春「埋めっぱなしでも良いんですが御坂先輩が居る限り非常に危険ですね」
初春「それに佐天さんの実験上、次の電極を入れるとその前の時の電極の記憶はまるでありません」
初春「早急に手を打たなくては……」
黒子「初春?記憶がどうしたですの?」
初春「……記憶は、なんの残留思念……?……はっ!!これはイケる!!!」
初春「白井さん、眠って下さい!」
黒子「はいですの」バタッ zzz
初春(ふーー)セイシントウイツ…
くわっ!
初春「電極スポッ、そして記憶の改竄!!」
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ……
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 03:56:46.53 ID:8VVtPHxiO
なにこれこわい
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 03:59:13.85 ID:+BNGyAeNO
記憶の改竄。
怒涛の改竄
猛烈な改竄
ひたすらに改竄
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ……
狂気の改竄
適当な改竄
友愛する改竄
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ……
昨日の改竄
今日の改竄
明日の改竄
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチキノウキョウア-ス- カワリユクワ-タシ……
改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!
改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!改竄!
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 04:00:47.58 ID:+BNGyAeNO
適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!
適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!
適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!
適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!
適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!
適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!
適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!
適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!適当な改竄!
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 04:10:05.67 ID:+BNGyAeNO
初春「ふぅーっ……」クラクラ
初春「一ヶ月分ぐらいの仕事を一気に終えた気分ですね……」
初春「さて、伸るか反るか。」
初春「覚醒!!」チョップ
黒子「ぐへっ!」
黒子「…ぅうん……」
黒子「あら?わたくし確か先程空きカンに蹴躓いて……」
初春「気を失ってましたから心配しましたよ?」
黒子「それは心配をお掛けしましたの」
初春(おっけーい!!!)
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 04:18:21.82 ID:+BNGyAeNO
初春「ところで白井さん、昨日はどうしたんですか?」
黒子「昨日?」
初春「昨日白井さんが寮を飛び出したじゃないですか?みんな心配してますし、理由ぐらい教えてくださいよ」
黒子「???」
黒子「わたくし、そんな事したんですの?」
初春「そんな冗談……」
初春「マサカ!!!」
初春「シライサンガイマコロンダコとで、シライサンノココサイキンノキオクガトンだのでは!!!!??」
黒子「な、」
黒子「なんですってぇぇぇぇ!!!!!!」
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 04:23:50.23 ID:+BNGyAeNO
初春「まぁそんなに悄気なくてもいいんじゃないですか?」
黒子「?」
初春「白井さんがいまここに居る。それだけで十分です」
初春「いなくなって心配しましたよ、白井さん!!」ダキッ
黒子「う、初春ッッ!!!」感動
初春(アカデミー女優賞ものですね、私の演技は)フッ
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 04:36:40.20 ID:+BNGyAeNO
さてさてここで一段落。
少し時は進み、彼女達の住む学園都市はおろか、日本、そして世界中である一つの動きが顕在化してきた
その糸を引いたのは初春飾利。この少女たった一人の驚異的演算能力が世界を動かしたのだ。
しかし、それを知るのは張本人である初春飾利ただ一人。
初春以外は誰も知らない。この動きに裏があったことを。勿論あなたも。
しかし、顕在化した動きだけは、みんな知っていた
――その動きとは!?
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 04:52:26.80 ID:+BNGyAeNO
佐天涙子です。
わたし、この前夏休みに入る前、初春に告白したんですよ。初春大好きっ!!!て
わたしが付き合って下さいッッ!!!って言ったら初春何て答えたと思いますか?
佐天さんにわたしと結婚する気があるのなら宜しくお願いします。なーんて、びっくりしちゃったなわたし!いきなり結婚前提だよ!?
勿論二つ返事で、マッハ5ぐらいの首肯したんだけど……、あれ?日本って異性じゃないと結婚できないよね…?
そしたら初春、そんな幻想はわたしの演算でぶち殺す!なんて、うっひゃー!かーっくいぃー!!
もしかして初春の演算能力でわたしをオナベにでもするのかな?うひょー!!!
わたし、能力は無いけどおちんちんなら有るぜ!!!キリッ アルゼンチンだぜ!!!キリッ みたいな!?
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 05:03:13.31 ID:8VVtPHxiO
期待ですの
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 05:19:41.92 ID:+BNGyAeNO
そんな妄想をしていたわたしに初春が放った言葉は、わたしの想像を遥か彼方に凌駕した。やっぱり初春、スケールが違う
わたしは、世界中のレズ・ホモを救う!!
同性愛者が胸をはっておてんとうさまの下を歩ける世界を創る!
同性愛万歳!同性婚万歳!そんな世界をわたしは創る!
同性は結婚禁止という現代の社会情勢、そんなくだらねぇ幻想はわたしの演算でぶち殺す!!!
キター!本日二回目のそげぶキター!!!
わたしも女の子、女体の神秘が舞い降りちゃう!!なんて……
えぇ、もう、正直アソコ大洪水ですよ。気持ち悪いぐらいヌレヌレ。気持ち良かったけど。
――その日から初春は「残留思念」を研究しだしたんだけど、さすがは初春。三日後には試作品の「電極」を産み出したんだ
「電極」は簡単にいえば、差し込まれた人間は初春の言いなりになっちゃうっていうちょっとアブナげな代物。
その生体実験を私でしたいって言われた時は、いくら初春の頼みでも……って思っちゃった
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 05:32:35.48 ID:+BNGyAeNO
でも、実験に協力してホントに良かったよ。だってあの日から長い長い眠りについたわたしが目覚めたら、初春との、初春との………
――――――――――――
神父「新婦・佐天涙子、あなたは新婦・初春飾利を生涯の伴侶とし、その一生を捧げると誓いますか?」
佐天「」
佐天「えっ?」
初春「うふふ……」
佐天「こ、これは…?」
初春「もう、佐天さんたら、ここが一番大事な所ですよ?」
初春「明日の本番ではトチらないで下さいね」ニコ
佐天「う、初春ぅぅぅ〜!!!」
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 05:34:06.30 ID:+BNGyAeNO
えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 05:42:41.88 ID:+BNGyAeNO
そーです、初春飾利の望み、それは佐天涙子とのハネムーン。ずっと二人で幸せに暮らすこと。
その為だけに自らの力を全て使いきった初春飾利
それは世の中の多数の同性カップルを結婚させるという副産物を産んだ
ノンケによる同性愛者への蔑視も「完成品」により世の中から消え失せ、そして世界はまた一つ文化的になったのである
文化。
それは調和。
その律動は愛。
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 05:58:40.15 ID:+BNGyAeNO
さて、時間は初春結婚の二年前に戻ります。
御坂美琴は15才。
つまりインデックスと付き合い出して一年目。
休日、二人は町を歩いている。
美琴「最近、同性愛が公になってきたわね……」
禁書「うん、そこらじゅうに同性カップルがいるんだよ……」
美琴「うふふ、そうだね……」
禁書「美琴、受験は?」
美琴「わたしは就職。超能力関連で」
禁書「えっ?確か行きたい高校があったんじゃ……?」
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 06:08:52.84 ID:+BNGyAeNO
美琴「高校に行くことより、やってみたいことがあってね……」
禁書「そのお仕事?」
美琴「……ちがうよ」
禁書「?」
美琴「……今度、同性婚姻法ができるかもしれないって今朝TVでやってたんだよ…」
禁書「えっ?」
美琴「通るのは来年になるみたいなんだ……」
美琴「その法案が通ったら、一番に結婚しよう」
禁書「み、みこと……」
禁書「うれしいんだよ……」ギュッ
美琴「幸せにするからね、インデックス……」
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 06:15:00.82 ID:+BNGyAeNO
そして一年後の、学園都市のとある教会で
わたしたちは結婚したんだよ……
ねぇみこと、わたしいいお嫁さんになるね
だからわたしとずっと一緒に居てね、みこと………
大好きだよ……
完結
(?)
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 06:33:54.61 ID:vfHjj2hKO
乙
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 06:46:33.44 ID:+BNGyAeNO
おまけ編、予定通り結婚ENDで完結できました
当初は適当に始めて、美琴がインデックスをぶち殺して精神崩壊〜、それを看過してしまった黒子も精神崩壊〜という鬱展開を予定してました
美琴の手料理ぐらいから二人を結婚させようと決め、ルートも思い付いたのですが、いかんせん遅筆に加え冗長な展開が好きなもので、時間がかかりすぎてしまい、睡眠の兼ね合いもあり、このあと初春を出す予定でしたが、黒子の暴走で無理やり〆ました。
〆てみたらみたで、やっぱりコイツらの結婚が見てえええ!!!と思ったので、当初と違う展開で「同性婚を世間に認めさせるキーとしての初春」をただ出してなんとなく続けてみました。
いや、しんどかった。
途中自分でも、これ話繋がらないんじゃ?と心配になる場面多々でした
読み手の皆さん、そんな駄文を拝読させてすみませんでした
保守、さるよけ支援してくれた方、マジでありがとうです。お陰で書けました。書ききれました。
ですが、最後のおしまいに(?)を付けたのは、やっぱり何か思い付いたからで、書きたいんだけど、書きたいんだけど…、眠いんです
睡眠があるかぎり、人は完璧にはなれんのです。恥も外聞も無く保守をお願いします。保守して頂ければ、三時までには帰還する筈です……
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 06:58:34.26 ID:oBcJjDtn0
お前はもう書かなくていいんだよ...
美琴なら電極とかわかるようなわからないような
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 08:18:42.51 ID:l1jssFh1O
乙ほ
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 08:26:37.47 ID:l1jssFh1O
黒子の乙女思考改竄は許せん救いがあるようでない
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 11:34:23.85 ID:8VVtPHxiO
保守しかない
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/06(土) 12:41:22.91 ID:tPM4qFV3O
レズものはやっぱ気持ち悪いな
二次レズは正義だ