( ・∀・)悪魔の実を食べたようです

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ふりーだむっ!
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:24:47.69 ID:Y7eFh01L0
前回
( ・∀・)悪魔の実を食べたようです
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288445063/

あらすじ

( ・∀・)「効かないねえ・・・ドムだから!」

 ドムドムの実の能力者、モララー・D・ルフィは一週間に一回歯を磨くか磨かないか。
 村八分受けてたので海に出たヘタレモララーは成り行きで海軍のいる島に行くらしいよ。


うらすじ

( ;∀;)「ちょっ、やめ――――やっぱ続けて!!」

 敏感。
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:26:05.78 ID:Y7eFh01L0
( ´∀`)「俺の財宝か? 欲しけりゃくれてやる・・・」


( ´∀`)「探せ! この世の全t」



<なんか宝が見つかりましたー!

( ´∀`)


(´∀` )


( ´∀`)


(´∀`;)「!?」

 この世に存在しないのではないかと疑われ始めている財宝。
 どこにあるかヒントすらないという、「どこにもない宝『ノンピース』」を求めて
 海に出たことを後悔し始めた海賊もちらほら!

 そう、世はまさに大後悔時代!
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:27:30.37 ID:Y7eFh01L0
OP

*前奏*

             / ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ./ / |  ありったけーのゆーめをー♪
           / /  \_          / ̄ ̄ ̄
           / /⌒`⌒ヽ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄|  かきあーつーめー♪
         ./ /((`')从ノ   , -つ     \
         / / ,ゝ´Д`)i ./__ノ        ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
        /    \ / /   ⊂_ヽ、    '⌒`⌒ヽ


(中略)



  『   ノ   ン   ピ   ー   ス   』

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:27:50.54 ID:vUzqFtYf0
中略w
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:29:03.70 ID:Y7eFh01L0

 第三話 三人だけど三刀流ストリームアタック

           行くぞ

       マッシュ! オルテガ!
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:29:25.96 ID:wD779XtGO
良いなこれw
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:30:12.15 ID:OXua+TvZ0
この間呼んで大爆笑した支援
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:30:49.23 ID:vUzqFtYf0
三人だけど三刀流w そりゃそうだwww
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:33:28.22 ID:Y7eFh01L0
 肌の汚いかけだし海賊モララーは、海軍にはいりたいという不細工なチャラ男とともにある島へ上陸していた。


(-_-)「ここが海軍のいる港町なんっす。あの塔が海軍のアレっすわ」


 ウザい口調の若者はコビーと名乗っていた。

 日課はへそのゴマを取ろうとして「ヒャンッ」ってなること。


( ・∀・)「ほう コビーが海軍のいるところまで連れて行ってもらって、あわよくば入れてもらおうというあさはかな
      そして荒唐無稽かつ実現不可能に近いような願望をかなえようと、俺の船に乗った末に辿り着いた町は
      なるほど、海軍が巣食う俺ピンチな土地だということを皆には理解しておいてほしいね」

(-_-)「長セリフパネェ――。っつか、そんな喋ってお腹すきません? 調子いいラーメン屋あるんすけど」

( ・∀・)ピクリ

( ・∀・)「俺は大食いキャラだよ?」



(  ∀ )「大豚ダブル・ヤサイマシマシカラメとかなんだよアレ。卑怯だろ、食いもんじゃねえよ」

(-_-)=3 ガフゥ
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:35:58.74 ID:6y2h6/iA0
おぉ続きか!!

紫煙
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:36:21.27 ID:xMtN0uy/0
待ってた!
しえん
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:37:25.49 ID:Y7eFh01L0

,,,,( ∵)
    トトトト

( ・∀・)「あっ、ちっちゃな女の子って外野が説明しないと分かりづらい女の子が歩いてる」

(-_-)「アレもしかして・・・」


,,,,( ∵)っ▲
    トトトト


(-_-)「おにぎり? おにぎりを持って周囲の気配を窺ってるっすね。・・・あ、転んだ」

( ・∀・)「手からこぼれたおにぎりが宙に舞ったな」


 ごく自然に状況説明をこなす二人。

 ――しかし、この後、予想だにしない出来事が! 〜ガチンコファイトクラブ〜
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:38:04.14 ID:vUzqFtYf0
wktkしとくか。
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:40:32.69 ID:Y7eFh01L0
(-_-)「おや」

( ・∀・)「不自然なくらい空に舞ってるぞ」

(-_-)「これはなかなかいい投球!」


(-_-)「高い! 高い! 高い! 伸びるか、伸びるか!!」

( ・∀・)「場外まで飛んでー・・・!!」


                おにぎり
                 ↓
                 ▲ミ

       (,,゚Д゚)


          ど    ん


 なんと少女の投げてしまったおにぎりは、磔にされている男の元へ飛んで行った!

 横に回転のかかったおにぎり!

 球種はスライダーだ!
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:42:24.98 ID:Y7eFh01L0

    ど ん

             ▲ミ
       (,,゚Д゚)


             ど    ん

       (,,゚Д゚) パクン


    ど     ど     ん

       (,,゚Д゚) モシャリモシャリ


( ・∀・)「入ったァ――!!」

(-_-)「入った! 入りました! 先制点!」

( ・∀・)「あれ、おにぎりが口に入った奴、縛られてるけど剣士っぽくね? 仲間にしよう」

(-_-)「いいっすね! それ、いいんじゃないっすか!? 絶対いいっすって!!」


 運命の出会い。

 モララーにはそうとしか考えられなかった。
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:44:03.47 ID:dOUmMB5gO
お、待ってたよ
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:48:30.86 ID:Y7eFh01L0
 磔の剣士はどうやら傷だらけで、プチ断食ダイエット中だった。

 少なくとも流行りを追いかけるスイーツ脳ではないと判断して、モララーは声をかけた。


( ・∀・)「と、いうわけなんだけど。お前仲間になれよ」


(,, Д )「みず、ぐれ・・・」(飲まず食わずで突然焼きたらこおにぎりとか勘弁しろよ)



( ・∀・)「!?」





( ・∀・)「水、くせえ!?」

(-_-)「仲間になれとか言う前に抱き締めろってことじゃないんっすか!? 友情っすか! 友情っすね!?」
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:51:00.31 ID:Y7eFh01L0
(,, Д )「くる、しい」(焼きたらこ以外にもガムが入ってやがった! あのクソ娘!)



(;;・∀・)「!?!?」




(;;・∀・)「cool shit? おいおい、こいつバイリンガルかよサイコーじゃん!!」

(;-_-)「パネェっすね! こりゃあ英国騎士団のお声がかかるってもんだ!」


(,, Д )(あのクソメスガキぜってーシメる、きゅってシメる、即シメる)


( ・∀・)「じゃあ縄解くから待ってろ」


 モララーは持ち前の強引さで剣士の縄を解こうとした。

 その時! 予想だにできなかった出来事が!! 〜ガチンコファイトクラブ〜
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:53:16.29 ID:xMtN0uy/0
しえん
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:54:10.67 ID:Y7eFh01L0
(*‘ω‘ *)「ぽーぽっぽっぽっぽ! お前ら何してるっぽ!」

◎                               ◎

  (*‘ω‘ *) ヘルメッポチンポ

    特徴 モララーとタメ張るくらいウザい

◎                               ◎


( ・∀・)

(-_-)

( ・∀・)「『ドムドムのバズーカ』」


「ガボッ!!」


 基本的にモララーは、生理的に無理な相手に容赦がなかった。
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:57:01.32 ID:vUzqFtYf0
特徴w
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:58:01.04 ID:Y7eFh01L0
(;;。ω ゚*)「お前ら、ごぼっ、何してるっぼ・・・おげえ!!」


 血反吐を吐き散らしながら、ヘルメッポチンポは叫んだ。

 血を吐きながら、時々セリフも吐いているような状態だった。


(;;。ω ゚*)「ぞいつは犯罪者なんだっぼ! だから縄をほどいたら」


( ・∀・)「『ドムドムのバズーカ』」


「ガボッシュア!!」


 基本的にモララーは、一度見下した相手の話を聞く気がなかった。
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 23:59:40.76 ID:vUzqFtYf0
鬼畜だw
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:03:09.35 ID:YtUWYN6Q0
(;;。ω #*)「lうぃぱぁまままあなまらわいああじゃ」

(-_-)「え、マジっすか?」

( ・∀・)「あ?」

(-_-)「なんかそこの剣士さん、マジでなんかやらかしてマジで犯罪者らしいっす」

(;;。ω #*)「gkぇをあぽmm;えおいっぽ」


 コビーだかヒッキーだかよくわからない青年は、優しく親身になって、時に厳しくヘルメッポチンポの話を聞いた。

 頷く顔は真剣そのものだが、腹の底では「障害者相手に優しい俺カコイイ」とか考えてた。

 こいつもクズだった。


(-_-)「特赦の代わりに一週間磔にされるって自分でいいだしたらしいっすよ、その人」

( ・∀・)「へえ。つか、お前よくあんな謎の言語聞きとれるな」

(-_-)「ああ、実は僕」


(-_-)+「漢検三級持ってるんす」


 薔薇という漢字は書けないらしかった。
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:04:21.05 ID:Ip8fDL6u0
そうか、俺は2級だ
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:04:43.82 ID:xOLF1Rfu0
だれかまとめてくんねぇかな
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:06:15.31 ID:AFgGnWC40
漢検すげぇ!
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:08:26.62 ID:YtUWYN6Q0
 状況をまとめると以下の通りである。


 海軍の偉い人「俺偉い」

 (*‘ω‘ *)+「だからその子供のウチも偉いっぽ」

 【何らかの事件】

 (,,゚Д゚)「甘んじて罰は受けよう」

 ( ∵)「カッタラプトポッポルンガ」

 (,,゚Д゚)「いいって、差し入れとかすんなよ、やめろってw」

 ( ∵)「・・・」

 (,,゚Д゚)「いいってwww やめろって・・・やめろ! うぜえ止めろ! 俺化粧とかしねーから! 触んな!」


( ・∀・)「えー、じゃあこいつ助けたら俺らも立場悪くなるの?」

(-_-)「そっすね」

( ・∀・)「じゃあいいや。先行こうか」


 モララーは自己紹介欄に「頭の切り替えが早い」と書く。

 実際は面倒事が嫌いなだけだ。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:11:29.02 ID:YtUWYN6Q0
(,,゚Д゚)「な゛あ」


 その時、剣士はカラッカラに渇いた喉で声を押し出した。

 風邪っぴきさんが出すような掠れた声。

 喉を癒してくれるヴィックスは、ここにはなかった・・・!


(・∀・ )「・・・どうしたんだ?」


 それをかっこつけて背中で聞くモララー。


(;;。ω #*)


 虫の息のヘルメッポチンポ。


(,,゚Д゚)「俺は、世界一の剣士になる」


 そして、突拍子もない剣士。

 ぶっちゃけ話の展開を考えるのが面倒なのは否めない。
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:14:50.23 ID:YtUWYN6Q0
 唐突にカットインする回想シーン。

 時は十年前、イーストブルーのとある島。

***

(,,゚Д゚)「おい、しぃな! しぃな!」

(*゚ー゚)「・・・あ」

(,,゚Д゚)「しぃな! あのな、あのな・・・」

(* - )「う、うん・・・」


 若かりし頃の剣士には可愛らしい幼馴染がいた。
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:17:19.72 ID:YtUWYN6Q0
 剣士は常に彼女とともにいようとした


(,,゚Д゚)「しぃな!」

(*゚ー゚)「あ、おはよう」


 朝から晩まで、いつでも


(,,゚Д゚)「しぃな!」

(* ー )「う、うん」


 トイレでも風呂でも、布団の中でも


(,,゚Д゚)「し・ぃ・な」

(;; - )


 ノイローゼになるまで付きまとっていた。
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:18:06.91 ID:sey6EhP00
酷すぎるwwwww
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:19:54.53 ID:AFgGnWC40
ロクなヤツいねぇw
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:20:05.94 ID:YtUWYN6Q0
 ある時、少女が亡くなった。

 少女の両親は「階段から落ちて死んだ」と言った。

 嘘だった。

 ノイローゼで自殺したのだ。

 しかし――


(,,;Д;)「俺がもっと強ければァァア・・・!!」


 馬鹿は予想外の結論に達した。

***

 それから十年。


(,,゚Д゚)「俺は強くなった。でも磔一週間はやっぱり無理っぽいから助けて」


 馬鹿に磨きがかかっていた。
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:25:25.16 ID:YtUWYN6Q0
 同じKUZU(オトコ)のニオイを感じ取ったモララーは、ため息をついた。


( ・∀・)「俺が助けるメリットは」

(,,゚Д゚)「世界一の剣豪になった俺を助けたことのあるお前は、俺よりちょっと偉いかもしれない」

( ・∀・)「・・・」


       ど               ん

          ( ・∀・)「乗った!!」




 KUZUの「自分ら的にはかっこいい」会話が理解できただろうか。

 もしもできたなら、あなたはKUZUである――。



( ^ω^)+

 ところでブーンシャカ村の酒場の女は今日も忙しく海王類を素手で狩っていた。

 その横には、怪力の幼女が。

 彼女の武器は・・・どこかで見たことがあるような金棒だった。
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:29:37.81 ID:YtUWYN6Q0
 剣士の縄をほどいてやると、モララーはふと疑問に思って尋ねた。


( ・∀・)「ところでお前なんで捕まってたんだ」

(,,゚Д゚)「女湯に全裸で入ったら怒られた」

( ・∀・)

(-_-)

(;;。ω #*)



( ・∀・)「あれ・・・なんで怒られるんだろうな・・・」

(,,゚Д゚)「ちっちゃい頃は余裕だったのにな・・・」


 経験を思い返しながら下半身をギンギンにする二人。

 残念ながらページの都合で回想シーンは入らない。
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:34:29.19 ID:YtUWYN6Q0
( ・∀・)「じゃあ没収された剣取り返しに行くか」

(,,゚Д゚)「悪いな」

( ・∀・)「いいってことよ未来の剣豪っ♪」

(,,゚Д゚)「照れるじゃねーか海賊王☆」

(-_-)「海軍将校志望の俺も忘れないでくださいよぉ〜〜♪」


    (-_-)  (・∀・ )(゚Д゚,,)


    (-_-)  ( ・∀・)(,,゚Д゚)「剣はこっちだ」
           「そうか」


    (-_-)「・・・」    (((( ・∀・)(,,゚Д゚)


※新しい友達ができた途端に、それまでのツレがくすんで見える現象。
  進級直後、頻繁に見られる。
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:35:47.52 ID:hXvFu12sO
支援
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:36:17.50 ID:AFgGnWC40
KUZU!
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:36:19.82 ID:OKuV7nkFO
お前のギャグセンスは天をも穿つ!支援
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:38:40.63 ID:YtUWYN6Q0
 迫りくる海軍をちぎっては投げ、ちぎっては投げ、基地の中枢までたどり着いた二人。

 『奥手のモーガン』ことモーガン中尉の引っ込み思案な攻撃を、なんとかしのぐ二人。


( ・∀・)「効かないねえ・・・ドムだから!」

(,,゚Д゚)「効かないねえ・・・俺には攻撃が届いてないから!」


 モララーが斧に対して盾になり、モララーが銃弾からの盾になり、モララーが剣への盾になったりした。

 そして、芽生える、不思議な感情。


(;・∀・)(なんだろう、こいつが後ろにいると凄く安心する・・・)

(,,゚Д゚)(今まで感じたことのない、この感情・・・。前にこいつがいて、俺が後ろにいて・・・)


 言葉にせずとも通じる心。

 揺れて、さざめいて、ときめいて――。
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:39:39.92 ID:ZG402Vs3O
まさかのウホッ
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:41:51.59 ID:YtUWYN6Q0
(,,゚Д゚)「あれだ!」


 基地最奥で、ついに剣士は剣を発見する。

 刀身に反りを持つカタナが三本。


( ・∀・)「あれってどれだ? 三本あるぞ」

(,,゚Д゚)「・・・全部さ」

「いたぞ! あそこだ撃て!」

(;・∀・)「やべっ、盾間に合わねえ」

(,,゚Д゚)「俺は三本持ってるんだ・・・」


すぅぅうっ


 すらりと、剣士はカタナを抜いた。


(,,゚Д゚)「何故なら俺は」
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:43:48.29 ID:OKuV7nkFO
一体、どうなってしまうのか!!〜ガチンコファイトクラブ〜
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:45:28.51 ID:YtUWYN6Q0


        ど        ど       ど       ん


         (,,゚Д゚)「ラッキーナンバーが3なんだ!」



 剣士は一本だけ刀を抜いて、他のはとりあえず床に放置しっぱなしで戦い始めた!

 そして銃弾を弾く弾く! バトルドームさながらに、元気にエキサンティンッ!

 モララーは一瞬、動きが早くてまるで刀が三本あるように見えたが気のせいだった!


( ・∀・)「あ、っていうか使わないなら俺も一本借りんね」


 そして、もう一人のKUZUも刀を拾った!
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:46:31.70 ID:AFgGnWC40
気のせいかっ!
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:47:50.01 ID:OKuV7nkFO
けーゆーぜっとゆーwwwwwwwwwwwwww
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:50:54.51 ID:YtUWYN6Q0
(;・∀・)「うおおお、数が多い」


 また一人海兵の胴を真っ二つに切り裂き、臓腑を撒き散らしながら返り血を浴びるモララー。

 修羅の如く赤々と染まりし体はまるでシャア専用。

 だが、いくら性能が高いところで疲労は隠せない。

 当たらなければどうということはない、という心持で戦う剣士も次第に息が上がってきた。


(;;゚Д゚)「世界一の剣豪にならなければ、しぃなが浮かばれないんだよっ!!」


 かっこつけてはいるが所詮ストーカー、動きが鈍っていく。



 そんな絶体絶命の事態に、予期せぬ人物が――!!
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:53:53.15 ID:AFgGnWC40
K.U.Z.U クズッ!
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:56:07.57 ID:YtUWYN6Q0
 突如、天井が崩落した。

 瓦礫に紛れて、何かの影。


(;・∀・)「!?」

(;;゚Д゚)「!?」


 舞い上がる砂煙の中から立ちあがる、そのシルエットは――


(    )

(    )



( ^ω^)+


 酒場の、女。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 00:57:04.11 ID:ZG402Vs3O
本気で予想外だよwwwwww
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:01:20.28 ID:YtUWYN6Q0
 沈黙したまま酒場の女はカタナを取り上げると、顎で退路を示した。

 静かに頷き、モララーが、次に剣士がそちらへ駆けていく。

 三人がそれぞれに刀を手に、隊列を組んで進む。

 (腹が)黒い三人。

 ホバージェットで進むモララーの後ろに付いた二人は、スリップストリーム効果により高速移動が可能となっていた。


――===( ^ω^) (,,゚Д゚) ( ・∀・)っ|
           

 さあ、走ろうぜ!

 夕日に向かってさ!!
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:05:19.66 ID:YtUWYN6Q0
( ・∀・)(分かった、俺はパートナーを待っていたんだ。だから、二人の時にあれだけ高揚したんだ・・・)

(,,゚Д゚)「今なら分かる。俺が刀を三本持っていたのは、こういう時のためなんだって。神様がそうしろって言ってたんだ」

( ^ω^)

( ^ω^)+

(,,゚Д゚)「三人だけど、1つのチーム。三人だけど、三刀流!」

( ・∀・)「さあ、脱出だ!」


      ど  ど  ど  ど  ど ん 


     ( ^ω^)  (,,゚Д゚)  ( ・∀・)


     俺達の航海はまだまだこれからだ!




( ^ω^)+

 酒場の女は一緒に猟をしていた幼女の金棒に殴り飛ばされてここに来ただけだった。
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:08:30.97 ID:YtUWYN6Q0

 海軍の町脱出編〜エピローグ


(-_-)「あ、僕海軍になるんでこれで」

(,,゚Д゚)「おっけー、またなー」

( ・∀・)「そういえばお前に2千円貸してなかった?」

(-_-)「マジっすか?」

( ・∀・)「マジマジ」

(-_-)「うーわ、メンゴメンゴ。すぐ返すっすわ」

( ・∀・)「今度から気をつけてなー」

(,,゚Д゚)「金の貸し借りは慎重にな」
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:12:12.24 ID:AFgGnWC40
ゆるーい
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:12:18.31 ID:YtUWYN6Q0
(;;。ω #*)

( ・∀・)「こいつも可哀想なヤツだったよな」

(,,゚Д゚)「ああ、力におぼれた末路がこれとはな・・・」

( ・∀・)「カオスに落ちるとは・・・」

(,,゚Д゚)「砂でもかけといてやろうか」

( ・∀・)「あー、それはちょっとめんどい」

(,,゚Д゚)「じゃあいいか」


( ^ω^)+

(,,゚Д゚)「あ、帰る? 送ってく?」

( ^ω^)+

(,,゚Д゚)「海面走ってく? そう」



( ・∀・)「色々あったな・・・」

(,,゚Д゚)「ありすぎたさ・・・」
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:16:08.33 ID:YtUWYN6Q0
( ・∀・)「そろそろ次の島へ行こうぜ・・・ギコ」

◎                                     ◎

  (,,゚Д゚)
    刀三本持ち流剣士 ロロノア・ギコ 
     特徴 しつこい 思い込みが激しい 話が面白くない

◎                                     ◎

(,,゚Д゚)「・・・ああ!!」

( ・∀・)「さあ、出航だ!」



     〜EDテーマ『君をのせて』〜
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:16:51.95 ID:YtUWYN6Q0

    第三話 三人だけど三刀流ストリームアタック

                 を

              踏み台にした!
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:22:38.24 ID:AFgGnWC40
おぉう、乙?
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:24:27.64 ID:ghHWl1cW0
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:27:43.73 ID:/gE1i63K0
全然全くこれっぽっちも踏み台にしてない件

だが乙
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:29:05.30 ID:y46CTMvoO
面白かった乙
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:30:48.89 ID:YtUWYN6Q0

  第四話 We can ストリームアタック

            を 

         仕掛けるぞ!

    行くぞ! マッシュ! オルテガ!
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:34:57.59 ID:YtUWYN6Q0
 海軍のいる島からしばらく。

 ギコとモララーは閑散とした町のある島に来ていた。

 人の気配がほとんどしない町には、何故か星条旗が掲げられていた。


( ・∀・)「どうなってんだこりゃ」

(,,゚Д゚)「お前俺が寝てる間に肉食ったろ」

( ・∀・)「悪かったよ、悪かった。それで人見当たらなくね?」

(,,゚Д゚)「マジふざけんなよ・・・俺の金で買った肉だぞ・・・」


 ギコはしつこかった。

 話の大筋に関係ないレベルの小言をしょっちゅう言った。

 ペンを勝手に使おうものなら二時間は言い続けるし、結婚式の二次会でも突然その話を持ち出すぐらい根に持つ男だった。
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:38:49.83 ID:YtUWYN6Q0
 せめて食糧を買い与えて黙らせようと、食料品店を訪れたモララー。

 しかし、人影は見えない。


( ・∀・)「なーんかおっかしくねーか」

(,,゚Д゚)「早く肉買って返せよ・・・」


「きゃあああああ!!」


( ・∀・)「!」

(,,゚Д゚)「女の声!」


 すぅと目を細めて声のした方に顔を向ける二人。

 まあ、目つきがレイプ魔のそれになっていたのは、船旅の後だし御愛嬌ってことで(笑)
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:45:28.04 ID:hXvFu12sO
続いて四話か
支援
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:47:00.12 ID:YtUWYN6Q0
 ――一見して普通の(とはいっても海賊風だが)男が、女ににじり寄っていた。


「なんでできないんだテメェは! お前はYESとだけ言ってればいいんだよォ!!」

ミセ;゚A゚)リ「ちょ、近寄らないで!!」

「NOは求めてねーんだよォ!! 海図を書けって言ってるだけだろうが!」

ミセ;゚ー゚)リ「ね、落ち着いて、クールダウン、シットダウン、プリーズ?」


 男が、ぶち切れた。
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:50:29.04 ID:ghHWl1cW0
支援なんだよ
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:50:31.30 ID:YtUWYN6Q0
「黒男shitだ、ウン、プリーズだぁ!?」


 男の肌は黒く、というか茶色く、油にテカり・・・

 そう、まるで


●「俺がうんこメーカーだっていうのか? アァン!?」


 松崎しげるのようなカラーと顔立ちだった――


ミセ;゚ー゚)リ「お願い、それ以上近寄らないで、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

「ここか?」

「この辺りだな」


( ・∀・)「大丈夫か女!(中古的な意味で)」(,,゚Д゚)

●「誰だ!」


( ・∀・)(,,゚Д゚)


 二人のリアクションは、一致していた。
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:51:16.57 ID:YtUWYN6Q0


   ( ・∀・)「脂取り紙いります?」(,,゚Д゚)

          ど    ん   ?

72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:53:01.49 ID:OKuV7nkFO
ミセリビッチ期待支援
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 01:56:32.56 ID:YtUWYN6Q0
ミセ;゚ー゚)リ「ばっ・・・そんなこと言ったら!」

●「・・・」


           ど ん

     ●「・・・いただいていいですか」



ミセ;゚д゚)リ「ちょっと気にしてたのか!!」


 珍しくツッコミが来て、モララーはむしろそちらに驚いていた。
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:01:21.55 ID:OKuV7nkFO
ミセリの立ち位置ツッコミポジションか
おいしいな
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:01:33.06 ID:YtUWYN6Q0
●「俺はニガー! ニガー海賊団の船長だ! てめえらは何モンだ!」

( ・∀・)「俺は・・・。俺は名を捨てた男だ・・・」

(,,゚Д゚)「じゃあ、俺は記憶喪失・・・」


 二人の厨二ブームでは名前を言わないことが絶対条件だった。

 それからしばらく、いい二つ名が思いつかないのでとりあえず黙ってた。


●「え、えっと、俺はバラバラの実を食べた能力者だ! その俺の邪魔をするつもりか?」

(,,゚Д゚)「・・・」

( ・∀・)「・・・」


 モララーが「黒い星」、ギコが「ラッキー3」と名乗るまで、たっぷり十分はかかった。
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:03:34.20 ID:YtUWYN6Q0
 ちなみに女はというと


ミセ*゚ー゚)リ


 ツッコミどころが多すぎて処理が追い付かずにいた。


ミセ*゚ー゚)リ=3 ボシュウ
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:09:04.59 ID:YtUWYN6Q0
●「お前らただの通りすがりなわけ?」

( ・∀・)「ああ・・・そうだな? 『ラッキー3』」

(,,゚Д゚)「我々は食糧を調達しに立ち寄っただけだ。そこで女を声がしたから、気になってな」

●「じゃあとっとといなくなっちまってくれねえか」

( ・∀・)「・・・」

ミセ*゚ー゚)リ

ミセ*゚д゚)リ ハッ

ミセ;゚д゚)リ「助けて!」

( ・∀・)

( ・∀・)ニタリ


 女の前でええかっこしいになりたがる無能を何と呼ぶか、既に諸兄方はおわかりだろう。

 そうだね、KUZUだね。
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:13:22.93 ID:YtUWYN6Q0
( ・∀・)「おい、そこの黒いヤツ。女の尻に当てている肉棒を離せ」

ミセ;゚д゚)リ「いやっ、そこまではやられてねーよ!」

●「チッ」

ミセ;゚д゚)リ「やってたの!?」


 しげるはいそいそと下半身の露出を控えると、笑って拳を握った。


●「使いたくはなかったが・・・お前らがそう出るなら仕方ないな」


 そして、「見えない壇上で演説を始めた」。


●「『我々の穴兄弟はその女を求めている』」

ミセ;゚д゚)リ「ちょ、マジ止めろその表現」


( ・∀・)チッ(,,゚Д゚)


 中古か、と二人は思った。
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:14:33.07 ID:OKuV7nkFO
K・U・Z・U!!
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:20:47.94 ID:YtUWYN6Q0
ミセ;゚д゚)リ「違う違う!! 別の人で穴兄弟になって、っていうか言わせんな!」

●「『そいつの書く海図はかなりのクォリティだからだ。しかし、あなた方は邪魔をする』」

ミセ;゚д゚)リ「ちょっとあんたら早くどうにかしなさいよ、これ最後まで聞くと――!」

( ・∀・)「んあ?」


 まったくもって興味を失ってしまったモララーは鼻くそをほじくっては食べていた。

 彼が塩味を堪能する間に「演説」は佳境を迎えた。


●「『海図の作成を、女の連行を。だから私はあなたがたの考えを変えたい』」


 そして、一際強く握られる拳。
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:21:52.19 ID:2f/cn8db0
支援
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:23:27.16 ID:YtUWYN6Q0
           __,,,,,,,,,,,,,,,,,,___
        _,.-'": : : : : : : : : : : `ヽ、
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ,
.     /: : : : : : : : : :彡 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     /: : : : : : : : : : : : ≧.        !
     {: : : : : : : : : : : 〃´        ',
     i: : : : : : : : : /    _,.-─‐ァ  ィ‐i、
     レ'" ̄ヾヽ、{   ___'"ィ二tォ¨ 〈五ソ
.    《 il r'"1、`゙    r',゙´`¨¨´ 〉  ヾ゙、
     ヽ、r‐''      ' ,.   イ⌒ヽ ヽ`i     「人間は変われる、変えられる」
      ヾゝ-イ     ', r'  / `¨¨ンイ ノ
       } i      ', !, i 弋ニニニテ〃
        { l       '', ', l `ーニニ〉/        「We can change!!」
       ハ        ' ヽヽ  ー'/
     /{  \        `、`ー- 〉
    /::::ハ    \      ̄¨ーj──'"
_,.-'"i::::::::::::ハ    `ヽ、   r'ノ〈、_
:::::::::l::::::::::::::::ハ      >=イ、 iヽ::::`ー-、__
:::::::::l::::::::::::::::::∧    ,イ※※∧ !::ヽ:::::::::::::::` ー、__
:::::::::ト、::::::::/:::∧,/  `゙i::※l ヾ:::::::\:::::::::::::::::::::`ー、
:::::::::::::::>':::::::::::::∧    }::=┤  i::::::::::::〉::::::::::::::::::::::i:::',



 モララー達の視界ブラックアウトした。

 相手がニガーだけに。
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:27:16.56 ID:YtUWYN6Q0
●                                        ●

  ●
    しげる バラバラの実の能力者 全身バラク・オバマ人間
      特徴 皮脂の分泌が過剰でギトつく


●                                        ●


( ゚∀。)「〜〜〜〜!!??」

(,,#Д゛)「〜〜〜〜〜〜〜」

ミセ;゚д゚)リ「『演説上手』モロに食らうから、て遅かった!!」


 モララーとギコは現実世界から意識が乖離した。

 彼らには理想の世界のみが見えていた。
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:31:36.02 ID:YtUWYN6Q0
(,,゚Д゚)の場合


(,,゚Д゚)「ここは?」

(*゚ー゚)「ギッコくーん」

(,,゚Д゚)「しぃな!?」

(*^ー^)「えへへ〜〜、ギコ君大好き〜〜〜」

(,,゚Д゚)「しぃな・・・」

(*^ー^)「ずっと一緒にいようねー」

(,, Д )「しぃな・・・」




(,, Д )「ごめん、ちょっとパンツ替えてきていい?」
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:32:45.13 ID:OKuV7nkFO
まさかのオバマwwwwww
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:32:47.11 ID:hXvFu12sO
変な演説は実の能力だったのか…
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:33:41.70 ID:YtUWYN6Q0
( ・∀・)の場合


( ・∀・)「すっげ、味噌カツタワーだ」

ζ(゚ー゚*ζ「どこから食べてもいいですよ。こちらには味噌煮込みうどんのプールがあります」

( ・∀・)「やべええええ、どっちから行こう」

ζ(゚ー゚*ζ「海老フライはこちらです」

(*・∀・)「選択肢増やしすぎるなよー! 迷うだろー!」

***


(,, Д )「ウッ」ビクンビクン

(  ∀ )「ドムドムの風船なう・・・」


ミセ;゚д゚)リ「ああ、なんかどっちもろくでもねえ夢見せられてるっぽい!」
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:37:24.98 ID:OKuV7nkFO
中の人ネタわろたwwwwwwww
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:38:29.02 ID:YtUWYN6Q0
         _,.-─---- 、__            |
         ∠三三三三三三゙ヽ、        |
        /三ニニー''¨¨¨¨¨¨¨¨ヽ:ヽ、      .|
.    //            ヽ: :ヽ       .|   わたしにかかればざっとこんなものだ
    /:彡              ミ: :゙i      |
   i゙: 彡               ヾ::}      .|
   l: : /   _,,.-、   ニニニヽ  ゙ill     .|   アメリカ合衆国に比べれば俗物など。
   l: :ノ   /ニニ'き   ,ィ弋ラ¨ヽヽ リr‐、 _ノ
   ヽ:i   /込='¨´ 〉 i  ̄¨ ̄    i/ i ゙i  ̄|
  r‐-、!   ー''" ,.ノ j トヽ、     }i._V/  .|   いくらでも夢を見せようじゃないか。いくらでも。
  l i`ヽl        r'__,,、__,r‐‐ \    }L /   |
  ヽ i《     ノ  ゙゙´___ `i  lLノ   |
   ヽ.r人   〈 _,,.-'"ニーt‐',ア .l  l      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ヽ-'゙i   ! ¨ー'ー'‐'¨ ̄,.  ノ  イ
       ゙i     `ー‐‐'´    i  l
.        ゙iヽ、   ー─    / .ト、
         ゙i ヽ   ー──''     / .1ヽ
         }       r''"   /  .l::::::\
        ,イト、          /   j:::::::::::
        /:l \       /    /:::: :: ::



ミセ*゚ー゚)リ(ドヤ顔うぜー)
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:42:00.83 ID:YtUWYN6Q0
***

(*・∀・)「味噌煮込みうどんがちゃんと固めに茹でられてて美味しいぞ、これ」

ζ(゚ー゚*ζ「生煮えとか言われるぐらいが一番ですよね」

(*・∀・)「分かってるねえ」

ζ(゚ー゚*ζ「こちらもどうぞ」

(*・∀・)「この海老フライも美味いなあ」

ζ(゚ー゚*ζ「尻尾捨てる時はこちらへー」




( ・∀・)「おい、お前今なんつった」
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:46:28.61 ID:YtUWYN6Q0
ζ(゚ー゚*ζ「? 尻尾を捨てる時はこちらへ」

( ・∀・)

(#・∀・)「尻尾だって美味いのに捨てるとは何言ってんだテメエ!」

ζ(゚ー゚;ζ「で、ですが口内に刺さったり、喉に引っ掛かったりして・・・」

(#・∀・)「そんなリスクも負えない人間が魚介類、甲殻類を食べるな!」

ζ(゚A゚;ζ「ひっ」

(#・∀・)「貴様のような食を侮辱する人間に、海老フライを語る資格などない!! この――」




           ど   ど   ど   ど   ん   !

   (#・∀・)「衣ばっかり巨大なスッカスカのアメリカンドッグ野郎!」

92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:47:53.80 ID:YtUWYN6Q0
***

(,,゚Д゚)「・・・」

(*゚ー゚)「どうしたの? 難しい顔して」

(,,゚Д゚)「ん、いや。幸せだなって」

(*゚ー゚)「えへへー」

(*^ー^)「わたしもー」

(,,゚Д゚)「・・・」




(,,゚Д゚)「あれ?」
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:50:47.11 ID:YtUWYN6Q0
(,,゚Д゚)「何故お前は俺に優しいんだ」

(*゚ー゚)「え?」

(,,゚Д゚)「だって、しぃなは」


(,,゚Д゚)「しぃなは・・・」


(,,゚Д゚)「もっと俺に微妙に迷惑そうな顔をしてくれたじゃないか」


(,,゚Д゚)「俺のMッ気を満足させてくれるような、絶妙な迷惑顔を・・・」

(*゚ー゚)「そんなことわたししないよ?」


(,,゚Д゚)「お前は本物のしぃなじゃないよ」



           ど   ど   ど   ど   ど           ぴゅ

  (,,゚Д゚)「本物のしぃなだったら、隣にいるだけで五秒に一回は出ちゃってるはずだからな」




(,,゚Д゚)「・・・いや、まあ今出ちゃったけどね」
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:52:40.01 ID:YtUWYN6Q0
すんません、眠気限界。
いったん落ちます。
スレが落ちてたら、まあそん時はそん時で。
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:53:00.66 ID:n8KN5NVlO
コンクリは現行持ち過ぎだろ
一つ一つ完結させていってくれよ
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:53:04.73 ID:ALctWtBD0
追いついたタイミングで中断だと・・・?
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:54:33.25 ID:hXvFu12sO
なにぃ…
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 02:57:08.23 ID:OKuV7nkFO
保守しきってみせる
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 03:05:55.78 ID:hjqIgs1b0
追いついたら飯食べに行って戻ってきてからまた読むっていう俺の計画をかえせ!!!!
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 03:09:31.11 ID:KFM41DBkO
飯食べに行って戻って……?
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 04:41:28.58 ID:SVwf1GJxO
これ大好き
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 08:09:01.50 ID:b+AJUIXM0
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 10:08:22.09 ID:MpqCiW5oO
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 10:27:34.80 ID:+KUxzj3C0
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 11:51:36.15 ID:0r6LTAXK0
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 12:14:06.53 ID:DJL+vYgp0
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 12:36:31.18 ID:MpqCiW5oO
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 13:16:38.33 ID:OKuV7nkFO
保守
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 13:33:19.10 ID:Pn4xR3oe0
ほしゅすんな
ほしゅすんなよ
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 13:48:16.27 ID:OKuV7nkFO
保守にございます
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/03(水) 14:40:50.57 ID:MpqCiW5oO
>>110
おさかなくわえた〜
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします