1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
誰よりも先に支援
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:33:17.77 ID:QnhQFpVi0
その次に支援
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:35:41.76 ID:Ala15IRhI
その次の次に支援
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:36:36.57 ID:p4EAUR/d0
その次の次の次に支援
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:37:04.89 ID:jFyjGcAJO
代理ありがとうございます
のったり投下させていただきます
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:38:22.95 ID:jFyjGcAJO
川 ゚ -゚) 「ここは……」
知らない所で目が覚めた。
一体何がどうなっているのか。
辺りを見回せば一面に広がる、木、木、木―――
川 ゚ -゚) 「木が3つで森、か……。確かにな」
とりあえず現在地は森――しかもかなり深い場所にいるのだろう。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:39:48.39 ID:jFyjGcAJO
川 ゚ -゚) 「状況を整理しようか」
私がいるのは、深い森。
先に目が覚めたと言うことは、寝ていたのだろう。
川 ゚ー゚) 「こんな場所で寝ているとは、不用心な」
我が身のことながら、少しおかしくて口角が上がる。
こんな森の深部で眠るなど、図太い等というレベルではない。
川 ゚ -゚) 「そして、私」
身に纏ったドレスはボロボロになり、土に汚れそれはそれは悲惨な物だ。
そもそも何故私はドレス等を着ているのだろう。
いや、違う。
問題はそこではない。
そもそも――
川 ゚ -゚) 「私は誰なのだろうか」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:41:14.37 ID:jFyjGcAJO
川 ゚ -゚) 約束を抱いて眠るようです
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:42:38.07 ID:+mTLY22RO
しえんしてみる
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:42:53.17 ID:QnhQFpVi0
しえん
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:43:08.44 ID:jFyjGcAJO
記憶がぼんやりとしている。
浮かびはするのだが、もやがかっていてさっぱり分からない。
川 ゚ -゚) 「自身のことすら分からないとは」
こんな所で寝ているような女だ。
真っ当な人生を送ってはいなかっただろう。
等と自分に対し少しの憐れみを持った。
川 ゚ -゚) 「まぁ記憶がない以上、以前の自分なんて他人の様な物か」
wktk
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:45:12.29 ID:jFyjGcAJO
川 ゚ -゚) 「とは言っても」
どうしたものか。
せめてここが森等ではなく、街の中や城の中であればまだ手掛かりが掴めたのだが――。
川 ゚ -゚) 「森だしな、動物とかと会話なんて出来るハズもない」
いや、むしろ動物なんているのだろうか。
私が今無事――かは分からないが、目を覚ました時点で、動物の存在は否定されたのではないか。
記憶がない時点で、私の存在も否定されたような物ではあるが。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:47:07.78 ID:jFyjGcAJO
川 ゚ -゚) 「まさかあの世か?確かに落ち着いていて素晴らしい場所だが…」
川 ゚ -゚) 「何にせよ、動いてみるか」
このような場所で無闇に動くのは危険だ。
なんて誰かは言うのだろうが、仕方がないだろう。
ヒントが何もない状態であるのだから、ひとまずは行動を起こさなければ。
あれ―――
―――誰かって、誰だ?
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:48:06.68 ID:1gxj9/wi0
ふむ
支援
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:50:33.33 ID:jFyjGcAJO
何か、重要なことの気がするのだが、脳がそれを探すことを許さない。
記憶にかかっていた霧は濃くなり、頭痛へと姿を変えて私へ襲いかかる。
川; - )
"私"も、私の邪魔をしているようだ。
頭の中から鈍い痛みが響く。
川;゚ -゚) 「とりあえず、歩き回ってみるか…」
痛む頭を押さえながら、覚束ない足取りで歩を進め始めた。
記憶がない。
それは自分の中身が空っぽだと言うこと。
生きていく理由もなくなってしまっているのだろう。
川 ゚ -゚) 「なのに何故、生きるために行動しているのだろう」
つまり、生にしがみついているのだ。
生きていく理由も、なくなってしまっているのに。
川 ゚ -゚) 「それでも生きたいのだろうな、不思議なことに」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:51:09.38 ID:QnhQFpVi0
しえん
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:52:38.40 ID:jFyjGcAJO
土に汚れ所々裂けたボロボロのドレスを身に纏い、独り言を呟きながら宛もなくフラフラと深い森の中を歩く。
川*゚ -゚) 「ちょっと魔女っぽいな」
(川; - )) 「!?」
ズキッ
他とは違う特別な人であったのか。
そんな期待を持った瞬間に、先ほどとは比べ物にならない程の痛みが、私を襲う。
川;゚ -゚) 「さっきから何なんだ、全く……」
私が記憶を覗こうとすれば、"私"が記憶を覗かないように阻害する。
何というツンデレ、素直になれ私。
川 ゚ -゚) 「お?」
目が覚めた場所から少し歩いた所で、一冊の本が無造作に落ちているのが見えた。
川 ゚ -゚) 「何で森の中に本があるんだよ……」
無造作に置かれていても、地面の上。
しかも森の中であれば、怪しさは増すばかりである。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:55:04.69 ID:jFyjGcAJO
川 ゚ -゚) 「私は攻略本を手に入れた、テッテレー」
怪しくは思ったが、今の私は何一つとして手掛かりがない状態である。
藁にも縋りたい所で流れてきたパンドラの箱、開けないワケにはいかないだろう。
川 ゚ -゚) 「まぁ、私に選択の余地なんてないんだがな」
怪しくても、とにかく進むしかないのだ。
自分すらない私には、失う物もないのだから。
川 ゚ -゚) 「ご開帳ッ」
勢いよく言い放ち、私は表紙を捲る。
薄汚れて、題名もないが、大それた外装の本。
そして、こんな森の中に不自然に転がっていた。
川 ゚ -゚) (これで何の役にも立たなかったら、どうしようか)
そんな後ろ向きな思考を、左右に首を振り捨てる。
そうしてから、私は視線を本の上に落とした。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:55:43.61 ID:1gxj9/wi0
気になるじゃないの
支援。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:57:15.88 ID:jFyjGcAJO
――――――――――――――――――――――
ある国の話を、
只ここに記す。
――――――――――――――――――――――
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:59:49.28 ID:jFyjGcAJO
あるところにvipと言う国がありました。
平和を体現したかの様な国で、住民達ははそれはそれは幸せに暮らしていました。
王様は真面目で、非常に民想い。
王女は昔に病気を患い、亡くなってしまいました。
しかし、代わりに王様と王女の娘が、王女として過ごしていました。
――――――――――――――――――――――
25 :
日付変わる前に一応酉付けようと思ったら変わっちった!支援感謝です:2010/10/31(日) 00:02:54.43 ID:EI116sqdO
川; - )
頭が警報を鳴らす、鈍器で殴りつけられたかのような痛みが、止まらない。
心臓はバクバクと破裂してしまいそうな勢いで脈打ち、皮膚からは垂れ流すように汗が出る。
しかし、しかし、
読むことを止められそうにない。
これは、この本は、何だ――?
止めようとする"私"を振り払い、ページをまた捲り進める。
支援
27 :
日付変わる前に一応酉付けようと思ったら変わっちった!支援感謝です:2010/10/31(日) 00:06:11.79 ID:EI116sqdO
――――――――――――――――――――――
ある日、城へ一人の女性が訪ねてきました。
(゚、゚トソン 「はじめまして、優しい優しい国王様」
黒のローブを身に纏い、フードまでスッポリと被った女性。
右手に持った杖をつきながら、深々とお辞儀をしました。
( ・∀・) 「ようこそ、時の人よ」
王様はにこやかに笑いながら、客人の女性を迎え入れます。
( ・∀・) 「数々の悪事を働いて、世間を騒がしている魔女。そんな貴女が私に何の用だろうか」
(゚、゚トソン 「単刀直入に申し上げます」
(゚、゚トソン 「私に、この国をください」
( ・∀・) 「ははは、何の冗談だい?」
(゚、゚トソン 「私は基本的に、真面目ですよ」
軽い口調で言い合う2人。
ですが、お互いに警戒は解かずに腹を探り合っている様でした。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:08:28.10 ID:EI116sqdO
(゚、゚トソン 「しかし、私の所業を知っておきながらここまで通した」
(゚、゚トソン 「貴方のその自信には、頭が上がりませんよ」
そう魔女が言うと、王様は笑っていた顔を更にイタズラっぽく歪めます。
( ・∀・) 「自信なんかないよ。今だって貴方が暴れないかとヒヤヒヤしている」
(゚、゚トソン 「では、何故」
( ・∀・) 「止めても、無理に入って来るだろう?」
王様の言葉を聞くと、魔女は溜め息を1つ。
(-、-トソン 「でしたら、分かるでしょう?諦めて国を――」
( ・∀・) 「嫌だね」
初めて放つ、王としての言葉。
低く威厳のある声は、まるで魔女を威嚇している様でした。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:10:49.81 ID:EI116sqdO
( ・∀・) 「諦めないよ、私はこの国の王だ」
(゚、゚トソン 「では、モララーとしてでしたら諦めましたか?」
( ・∀・) 「それもないな、私は人を大切にする性質でね」
カラカラと笑いながら王様は返しました。
それにイライラした様子を隠そうともせずに、魔女は答えます。
(゚、゚トソン 「では、仕方がありませんね」
( ・∀・) 「魔法なんて使わないでくれよ、対抗できん」
(゚、゚トソン 「危害は加えませんよ」
それだけ言い放つと、地面に杖を踊らせます。
それは見る者全てを魅了してしまいそうな、美しい舞の様でした。
(゚、゚トソン 「ご覧ください」
支援!
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:11:58.88 ID:hMp9gskAO
しえーん
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:13:40.97 ID:EI116sqdO
杖の頭で地面に描いた光る模様を小突くと、怪しい光が室内を満たしました。
思わず魔女以外の全員が目を閉じてしまいましたが、光はすぐに治まりました。
そして―――
川 ゚ -゚)
美しいドレスを身に纏った少女が、そこに立っていました。
(;・∀・) 「クー!!」
(゚、゚トソン 「交換条件ですよ」
(゚、゚トソン 「国と引き換えに、王女を返します」
(;・∀・) 「な……ッ!」
(゚、゚トソン 「私の住処は、知っていますよね?」
(゚、゚トソン 「勿論いきなりとは言いませんよ、三日程待ちましょう」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:15:41.60 ID:EI116sqdO
川 ゚ -゚) 「国王」
少女の呼び掛けに、ビクッと身を跳ねさせる王様。
川 ゚ -゚) 「私が犠牲になって国が守られるのだ」
川 ゚ -゚) 「王であるならば、そう判断してほしい」
(;・∀・) 「しかし……」
川 ゚ -゚) 「私は、前王女の代わりであり、いまだにただのマスコットの様な存在だ」
川 ゚ー゚) 「そんな私が漸く国の為になることが出来るのだ、止めてくれるなよ?父上」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:17:49.07 ID:EI116sqdO
それは、強く、強く、少女が初めて、王女として発した言葉でした。
(゚、゚トソン 「私としては、貴女なんかいらないのですが…」
川 ゚ -゚) 「私を交渉の材料なんかにするからだろう」
( ∀ )
放心状態の王様と、困った顔の魔女と、呆れた様な王女。
三者三様の室内に、また怪しげな光が満ちました。
(;・∀・) 「!?」
(゚、゚トソン 「では、条件なので、とりあえずは王女を頂きますね…はぁ」
川 ゚ -゚) 「おい、溜め息吐くなよ。傷付く」
(;・∀・) 「お、おい!待て!」
(゚、゚トソン 「いいですね?三日です。それ以降は、知りませんよ……国も、王女も」
王様が気づいて慌てた時には既に遅く、魔女と王女は光に包まれていました。
そして、姿を消しました――。
支援
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:19:38.26 ID:hMp9gskAO
しえしえ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:21:38.72 ID:EI116sqdO
――――――――――――――――――――――
川; - ) 「うぅ…ぐ……私…は、クー……」
そうだ、思い出して来た。
コレは、間違いなく私の記憶だ。
川;゚ -゚) 「しかし、なんなのだこの本は」
私は、クー。
VIPの王女で、ある日訪ねてきた魔女に連れ去られた。
国の代わりとして、私は自らを贄にした。
川 ゚ -゚) 「では、ここは魔女の住処のある森か」
しかし何故私は無事なのか、尚更におかしくはないか。
川 ゚ -゚) 「魔女に連れて行かれたのだぞ?」
この記憶は本から与えられた物だから、もしかしたら間違っているかも知れない。
なのだが、私は"コレ"が私の記憶であるのだと、確信していた。
根拠等、ない。
自身の記憶なんて、そんなものだ。
川 ゚ -゚) 「何にせよ、読み進めるか」
一人で呟きながら本を読むなんて寂しいヤツだ、等と思いながら、またページを捲り始めた。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:24:23.50 ID:EI116sqdO
――――――――――――――――――――――
(゚、゚トソン 「いらっしゃい」
光が眩しくて目を閉じていた王女。
光が治まり、目を開けてみれば、そこは知らない部屋でした。
川 ゚ -゚) 「ここは…」
(゚、゚トソン 「私の部屋です。貴女を引き寄せる際に使った魔法陣を、転送用にして私の部屋まで送りました」
川 ゚ -゚) 「ふーん、よくわからんが、魔法ってのは便利なものだな」
興味はないのですが、なんとなく沈黙が嫌な王女はひたすらに話を続けます。
川 ゚ -゚) 「で、私をどうするつもりなんだ?」
(゚、゚トソン 「どうもしませんよ?逃げなければ、好きに暮らして頂いて構いません」
川;゚ -゚) 「は?」
(゚、゚トソン 「貴女は人質ですよ、生きていて貰わなければ価値がありません」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:26:40.43 ID:EI116sqdO
どうやら魔女にとっての王女は、交渉の為の道具でしかない様です。
王女は不思議で仕方がありませんでした。
自分は"国の代わりに"連れられたのだと、記憶している王女。
既に終わった交渉に対しての道具など、何の意味もないのですから。
川 ゚ -゚) 「何を言っているんだ?」
(゚、゚トソン 「何がです?」
川 ゚ -゚) 「その交渉なら終わっただろう?だから私がここにいるのだ」
(゚、゚トソン 「終わってませんよ?これが私の計画です」
川 ゚ -゚) 「負け惜しみか」
(゚、゚トソン 「ふふ、王女様には、まだ分かりませんか?」
嘲る様な魔女の声や言い方は、段々と王女を苛立たせます。
川 ゚ -゚) 「何が分からないと言うのだ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:28:16.62 ID:EI116sqdO
(゚、゚トソン 「この世で一番強い力はですね、王女様」
川 ゚ -゚) 「はぐらかすな」
(゚、゚トソン 「はぐらかしてなどいません、解答の提示です」
王女の折った話の腰を戻すと、すぐさま話を続けます。
そして凡そ魔女とは思えない様な解答を提示しました。
(゚、゚トソン 「それは腕力や筋力は当然ながら、権力や魔力でもありません」
川 ゚ -゚) 「人望か」
(゚、゚トソン 「信頼の力ですね、性質的には非常に近いのですが違います」
川 ゚ -゚) 「では何だ、目に見えない神等を信仰する力か?下らない」
(゚、゚トソン 「いえいえ、そんな幻は必要ありませんよ」
(゚、゚トソン 「この世で一番強い力は、"人を想う力"です」
支援
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:30:21.39 ID:EI116sqdO
川 ゚ -゚)
(゚、゚トソン
川 ゚ -゚)
(゚、゚トソン
川 ゚ -゚) 「は?」
川 ゚ -゚) 「魔女だよな?」
(゚、゚トソン 「魔女ですよ」
川 ゚ -゚) 「極悪非道の」
(゚、゚トソン 「面と向かって言われると、若干ヘコみますね」
噂と言うのは尾鰭が付く物ですよ。
そう言いながら立ち上がる魔女が、王女には普通の女性に見えました。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:32:04.17 ID:EI116sqdO
(゚、゚トソン 「ましてや親が子を想う力等は、凄まじい物です」
しばらく台所に姿を隠しながら話していた魔女は、トレイを持った状態で帰ってきました。
(゚、゚トソン 「粗茶ですが」
トレイに乗ったカップを差し出し、魔女は椅子に腰をかけます。
川 ゚ -゚) 「仮にも王女に粗茶とはな」
(゚、゚トソン 「社交辞令なのですが……」
出されたお茶に何の疑いも持たずに、王女は口に運びます。
(゚、゚;トソン 「毒が入っているかもとか、警戒くらいしたらどうですか…王女として」
川 ゚ -゚) 「んな失礼なことするか。それに冷めたら不味いだろ」
あまりにも単純な理由に、呆れて思わず魔女は笑ってしまいました。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:34:35.57 ID:EI116sqdO
川 ゚ -゚) 「しかし強い力ってのはわかったが、それがお前の計画とやらにどう関わるのだ」
(゚、゚トソン 「分かりませんか?」
川 ゚ -゚) 「全く」
(゚、゚トソン 「貴女のお父上は、必ずここに来るってことですよ」
川 ゚ -゚) 「そんなワケ、ないだろう」
(゚、゚トソン 「それがあるのですよ」
あの聡明で民想いの王様が、魔女の住処に来ると。
魔女は自信に満ちた様子で断言しました。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:35:00.39 ID:Ai78rqgN0
しえー
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:36:33.68 ID:EI116sqdO
川 ゚ -゚) 「いやいやいや、お前は何を言っているんだ?」
(゚、゚トソン 「この世で一番強い力は…王女様、"人を想う力"です」
(゚、゚トソン 「その中でも"親が子を想う力"等は凄まじい物です」
(゚、゚トソン 「それともう一つ」
(゚、゚トソン 「"愛する人を想う力"です」
(゚、゚トソン 「貴女は自身を軽く見すぎです」
(゚、゚トソン 「王女様」
(゚、゚トソン 「貴女は国王の娘です」
(゚、゚トソン 「そして更に、前王女様の忘れ形見です」
(゚、゚トソン 「愛する人の、忘れ形見で、愛する人との間に産まれた、愛する娘」
(゚、゚トソン 「分かりますね?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:39:49.66 ID:EI116sqdO
(゚、゚トソン 「それに、私は王様に三日は待つと言っています」
川 - ) 「つまり、父上は…」
(゚、゚トソン 「貴女を取り戻しにきますね、間違いなく」
矢継ぎ早に言葉を発し続けた魔女。
魔女が矢を撃ち終えた時、王女が全て理解した時、部屋には沈黙が流れていました。
(゚、゚トソン 「国も渡さない、娘も渡さない」
(゚、゚トソン 「自分が犠牲になる?それこそ民が混乱に陥る」
(゚、゚トソン 「恐らく、何らかの手段での力ずく」
(゚、゚トソン 「王様側の勝算は低い、ですが、間違いなくコレでしょう」
(゚、゚トソン 「そして、圧倒的力で私がねじ伏せて国を頂き王様に貴女を返す」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:40:05.24 ID:hMp9gskAO
支援支援
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:43:02.38 ID:EI116sqdO
魔女はニヤニヤと口角を上げながら、幸せそうな声を流しています。
川 - ) 「何故、そんなに楽しそうなのだ」
(゚ー゚トソン 「楽しいですよ」
(゚ー゚トソン 「民全員と娘一人を助ける打開策は脆い一つしかなく」
(゚ー゚*トソン 「更にそれを打ち崩せば残るは絶望、ふふ」
楽しそうな魔女とは対照的に、王女はうんざりとした顔をしています。
川 ゚ -゚) 「お前は極悪非道等ではないが、最低だ」
(゚、゚*トソン 「その通り、私は只の最低な魔女ですよ」
噂とは尾鰭が付く物なんですよ。
二度目の言葉は、何故か王女の頭の中で響き続けました。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:44:28.36 ID:Ai78rqgN0
支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:45:50.18 ID:hMp9gskAO
しえん
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:46:04.38 ID:EI116sqdO
一方、場所は変わって城内。
王女が連れ去られたことで、事情を知っている部屋にいた者達はざわめいています。
(;-@∀@) 「どうなさるのですか、国王様」
( ∀ ) 「……」
(;´_ゝ`) 「このままでは、王女様は…」
(´<_`;) 「何かしらの対策を練らねばなりませんッ!」
勿論、家臣が言わずとも王様は分かっていました。
何とかしなければ。
しかし、どうすればいいのか。
魔女に対して武力で対抗等、恐らくは無駄。
下手に動けばこちらの被害を拡大しかねない。
どうしたら、そう何度も何度も。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:48:38.53 ID:EI116sqdO
( ∀ ) 「魔女は、3日程は待つ、と」
( ・∀・) 「そう言っていたな、逆に考えれば」
(-@∀@) 「3日は、王女様の安全が確保されている…と」
( ・∀・) 「そうだ、そしてそれまでに策を立てねばならない」
( ´_ゝ`) 「しかし…どの様な…」
(´<_` ) 「それを考えると言っているのだろう、落ち着け兄者」
( ・∀・) 「まず、あまり国の者に知られるワケにはいかない」
( ・∀・) 「そして、国を渡す等は、ありえない」
( ´_ゝ`) 「魔女なんぞに、国を渡すワケにはいきませんよね」
( ・∀・) 「当然だ、民を捨てる等は絶対にありえん」
( ・∀・) 「ましてやクーを見殺しするなんてことは、更にありえん」
(´<_` ) 「ならば、少数精鋭での対抗」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:51:22.15 ID:EI116sqdO
( ・∀・) 「あぁ、ここは1つ」
( ・∀・) 「英雄」
( ・∀・) 「5年前、魔族が侵攻してきた時、その身を挺してこの国を守った英雄を、呼ぼうと思う」
(;´_ゝ`) 「しかし彼は……」
(;@∀@) 「王女様と恋仲になりかけた為に、縁を切ったハズでは」
( ・∀・) 「切った、しかし、あの時は仕方がなかった」
( ・∀・) 「まだ娘が王女としての自覚が足りなかったからだ」
( ´_ゝ`) 「更に今回は利害も一致していると…」
( ・∀・) 「そうだ、彼は愛した女を簡単に切れるほど腐った男ではない」
( ・∀・) 「彼は純粋で、真っ直ぐだ」
( ・∀・) 「私は男として愛した妻との間に産まれた、父として愛した娘を、彼は愛した女を」
( ・∀・) 「助け出さねばならない、必ず」
( ・∀・) 「彼ならば……いや、彼でしか…救えない」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:53:15.71 ID:EI116sqdO
――――――――――――――――――――――
相も変わらず、読んでいる最中の頭痛は治まらない。
適度にこうして休まなければ、気絶してしまいそうで、だから私は本を閉じた。
川; - ) 「英雄……」
恐らく、この本に載っているよりも前の記憶。
その凍結していた全てが少しずつだが、溶けてきている。
川;゚ -゚) 「私は、今、こうして生きている」
川;゚ -゚) 「きっと、父上と、英雄のおかげだろう」
ならば、ならば―――
―――英雄は何処だ?
その答えを見つけるべく、弱まりつつあるが未だ鈍痛が治まらない頭を押さえ、本を開く。
川;゚ -゚) 「糞、しかし、頭痛は何とかならんものか…」
――――――――――――――――――――――
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:53:25.03 ID:Ai78rqgN0
支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:55:13.01 ID:EI116sqdO
(゚、゚トソン 「まぁ、貴女は人質ですから」
川 ゚ -゚) 「あぁ」
(゚、゚トソン 「連れ戻しに来るまでは、家から出ないでくださいね」
川 ゚ -゚) 「善処はする」
(゚、゚トソン 「まぁ出ようとしても出れませんが」
魔法によって結界を張っていますので、なんて説明をして、魔女は王女に与えた部屋から出て行きました。
狭くはないけど、広くもない木で作られた簡素な部屋。
ベッドと小さな机とイス、一枚の小さな窓の横にはびっしりと本が詰められた棚、あとは小さなタンスが1つ。
暮らしていくのに必要なだけの家具が配置された部屋で、ベッドに腰掛けた王女が1人。
それだけで一枚の絵になりそうな空間で、王女は思考を巡らせていました。
58 :
一だったり1だったりしてるのに気づいた…:2010/10/31(日) 00:58:19.91 ID:EI116sqdO
川 ゚ -゚) (父上が直接、は来ないかも知れないが、手の者は来るだろうな)
正直に言えば、来てほしくないのが王女の意見です。
今まで、王女らしいことは何一つ出来ず、いるだけの置物――まさにマスコットの様な存在でした。
川 ゚ -゚) 「やぁっと国の為に何か出来たのになぁ」
国の為に自らを犠牲にする。
それが難なく出来るほどには、王女は国を愛していました。
川 ゚ -゚) 「しかし、まぁ、父上からしたら、そうだろうなぁ」
川 ゚ -゚) 「昔の家出のフリとはワケが違う、誘拐みたいな物だし」
フーッと長い溜息を一つ、腕を大きく上げながらベッドに倒れ込みました。
川 - -) 「結局、何も出来ずに護られるだけ、か」
今も、昔も、なんて過去と現在を見比べ、王女は成長しない自分を鼻で笑いました。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:01:24.72 ID:4u7YPw8z0
寝る前支援
60 :
一だったり1だったりしてるのに気づいた…:2010/10/31(日) 01:01:41.11 ID:EI116sqdO
トントン、と。
思考の渦に飲まれていた王女は、木の扉を叩く音でゆっくりと上半身を持ち上げました。
川 ゚ -゚) 「何だ」
「ご飯ですよー美味しいですよー」
川 ゚ -゚) 「私は警戒して出てこない猫か何かか」
(゚、゚トソン 「失礼しますね」
川 ゚ -゚) 「いやんエッチィ」
(゚、゚トソン 「否定はしません」
川 ゚ -゚) (なんだろう、身の危険を感じる)
(゚、゚*トソン 「王女様…ハァハァ」
川 ゚ -゚) 「あ、ゴメン本当に止めて」
(゚、゚トソン 「冗談ですよ、夕飯の支度が済んだので呼びに来ました」
川 ゚ -゚) 「む…」
そこでやっと空腹感に気づいた王女。
いったいどれだけの時間を思考に当ててたのかと思いながら、ベッドから降りて溜め息を吐きました。
61 :
一だったり1だったりしてるのに気づいた…:2010/10/31(日) 01:04:35.00 ID:EI116sqdO
川 ゚ -゚) 「頂こうかな」
(゚、゚トソン 「キチンと貴女の分も作ったので、是非食べてください」
(゚、゚トソン 「食後のデザートはわたsh川 ゚ -゚) 「デザートはいらないかな」
(゚、゚トソン 「食後の運動は私の上d川 ゚ -゚) 「本当にお願いだからもう止めてお願い」
(゚、゚トソン 「冗談ですよ」
川 ゚ -゚) 「元々ない信頼を失わせるなんて……」
部屋から出てみれば、食欲をそそる匂いが王女の鼻腔を刺激します。
(゚、゚トソン 「上等な料理ではないので、王女様のお口に合うかはわかりませんが…」
魔女は不安げにそう言って、イスに座るよう促しました。
小さな食卓の上に立てられたろうそくは、すっかり暗くなった部屋の中をぼんやりと照らしています。
川 ゚ -゚) 「なんだか幻想的な雰囲気だな」
(゚、゚トソン 「そうですか?あまり明るいのが好きではないだけですよ」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:05:40.69 ID:hMp9gskAO
ついさっきノモとホモの違いのコピペよんだから
英雄で野茂の顔が
63 :
名前欄の消し忘れとかね:2010/10/31(日) 01:08:09.24 ID:EI116sqdO
鮭のムニエルとコーンスープ、サラダにライスとワインがそれぞれ二つずつ置かれた食卓。
ワイングラスがろうそくに照らされ、反射する光がそれは美しく見えました。
(゚、゚トソン 「あ、お酒飲めますか?」
川 ゚ -゚) 「問題ない」
(゚ー゚トソン 「そうですか、よかった」
最低ではあるけど、やはり魔女というよりは普通の女性だな、と王女は思いました。
川 ゚ -゚) 「しかし、上等ではないと言ってた割には随分とちゃんとした食事だな」
(゚、゚トソン 「貴女は一応客人ですからね、普段は基本三食カレーです」
川 ゚ -゚) 「お前の栄養偏り過ぎだろ…」
(゚、゚トソン 「ちなみに面倒くさいので明日からまた三食カレーです」
川;゚ -゚) (早く来てくれ父上……ッ!)
64 :
>>62 たぶんこの英雄はフォークとか投げないから大丈夫:2010/10/31(日) 01:11:45.46 ID:EI116sqdO
場面は、また城内へ。
( ・∀・) 「久しぶりだね」
部屋には、王様と見知らぬ青年の二人きり。
しかしその場に流れる雰囲気は、穏やかな物ではありませんでした。
( ・∀・) 「頼むから、そんなに畏まらないでくれ」
( ・∀・) 「それと、あまり恐い目で睨まないで欲しい」
雰囲気に関わらず、王様は緊張感のない顔で苦笑い。
それに対して、青年は片膝をつき、頭を下げている体勢なのですが、下を向いた顔は何かを堪える様にしかめています。
(,,゚Д゚) 「……」
ゆっくりと、顔を上げる青年。
肌は薄黒く日焼けしていて、目つきは鋭くギラギラと輝いています。
(,,゚Д゚) 「随分と前に、私は貴方から縁を切られた様な気がするのですが」
恨めしげに、そして今にも爆発しそうな何かを抑えつけながら、口から言葉を漏らします。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:13:28.33 ID:EI116sqdO
( ・∀・) 「あぁ、そうだ」
( ・∀・) 「あの時の判断は誤っていたかも知れないが、仕方がなかった」
(,,゚Д゚) 「何が、でしょうか」
( ・∀・) 「3年前だったか、あれは」
( ・∀・) 「君とクーが、相思相愛になった」
( ・∀・) 「正直、私は嬉しかったんだ」
(,#゚Д゚) 「では何故……ッ!」
握り拳を作り、グッと身を乗り出す青年。
いや、英雄と呼ばれた男――ギコ。
( ・∀・) 「まだ、クーは幼かった」
(,#゚Д゚) 「18年も生きた女性が、ですか?」
( ・∀・) 「すまなかった。しかし、当時はまだ世間を知らぬ箱入り娘」
( ・∀・) 「国の未来を守るために、王女としての自覚が薄いまま君との関係を認めるワケにはいかなかった」
( ∀ ) 「本当に……すまなかった」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:16:33.21 ID:EI116sqdO
暗い色を含んだ声と共に、王様は頭を下げました。
それを見た英雄は呆れた様に一息。
(,,゚Д゚) 「止めろ。貴方は、国王だ」
(,,゚Д゚) 「英雄と持て囃されど、一般人の俺なんかに頭を下げるな」
(,,゚Д゚) 「堂々と、堂々としていてくれ」
王様を叱咤するかの様な口振りの英雄。
遥かに王様より下の身分である英雄ですが、何やら奇妙な関係の様です。
( ・∀・) 「君……いや、ギコと話すと、安心するよ」
英雄の倍は生きていそうな、王様。
(,,゚Д゚) 「おう、縁切られてから会ってなかったしな」
王様の半分程しか生きていなさそうな、英雄。
気づけば、二人の間には先ほどまでの重苦しい空気はなく、旧友同士の間に流れるそれに変わっていました。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:18:46.04 ID:EI116sqdO
――――――――――――――――――――――
川;゚ -゚) 「これは……」
おかしい。
何故もっと早くに気づけなかったのか。
川;゚ -゚) 「これは……私の記憶だ」
訴えかける様な頭痛は、更に酷くなる。
違和感に気づいた時から、今までよりもずっとずっと強く。
川;゚ -゚) 「だが、有り得ない」
そう、絶対的に有り得ないのだ。
魔女の元にいた私が、この時の父上達の
会話などを知っている等、そんなハズがない。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:21:53.54 ID:Ai78rqgN0
支援
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:24:02.61 ID:EI116sqdO
川;゚ -゚) 「糞、頭痛で頭が回らない」
最初に綴ってあった室内のシーン。
あれだって、私が来る前の様子等、魔女が現れた時のこと等、知る由もないハズだ。
何故本に書いてある?
何故、私の記憶の中に存在している?
その答えは簡単に見つけられる。
読み進めれば、分かることだ。
しかし"私"は読むことを拒んでいるかの様に暴れ続ける。
川;゚ -゚) 「じゃあ……」
叫ぶ、喚く、ひたすらに止めろと、妨害してくる。
じゃあ―――この本は何だ?
そう思った時に、風が吹き木々がざわめいた気がした。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:27:55.04 ID:hMp9gskAO
しえん
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:29:54.10 ID:EI116sqdO
これにて今回の投下は終わりでございます
結構書いたと思ってたのに投下してみたらこんなもんか!
数字の表記がバラバラだったりとかいろいろ気になる点が出てきたよ精進するよ
とりあえず計算したら21歳のクーが初期で少女とか書いてて吹いた
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:32:55.89 ID:hMp9gskAO
乙
野茂はスマンかった
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:33:41.51 ID:EI116sqdO
あ、もし質問などございましたらお願いします
そしてたくさんの支援ありがとうございました!
本当に愛してるこの世で一番強い力はオレがみんなを想う力だよ!!
乙。
続き気になるな…
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:38:31.87 ID:Ai78rqgN0
乙!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ないみたいなので他の現行追っ掛けてくる!支援も乙も代理の方も超感謝です、乙でした!
>>72 まさか"ひでお"読みされると思わず吹いたwww
>>74 スゲー嬉しいお言葉!早ければ来週、遅くても11月の前半には投下できればと思っています
ではっ!