真鍋和の母「和ちゃん!もうあの子と仲良くしちゃいけません!」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
お風呂をザリガニで一杯にするなんて、どうかしてます!
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:42:11.29 ID:2eiXxg2g0
子供に敬語の母親かよ・・・
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:43:28.90 ID:zgA27TUTO
和「よろしい、ならば戦争だ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:43:49.51 ID:ke2bl2hkO
あんな大量のザリガニどこにいるんだよ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:43:52.76 ID:lrFda8By0
和「そんな…でもお母様、唯ちゃんはとても優しくて良い子なのです!」
和母「優しくて良い子なら掃いて捨てるほどいるわ。いかもザリガニを集めない子がね」
和「そ、それは…」
和母「和ちゃん、あなたは頭の良い子でしょう?将来に大きな希望を持つ子なのでしょう?」
和「…はい」
和母「ならば、あの子と付き合うのはもうお止しなさい。百害あって一利もないわ!」
和「………」
ピンポーン
唯「のーどーかーちゃん!おはなのみつすいにいこ〜♪」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:45:02.19 ID:l7Q2zhHxO
和「そうなんだ、じゃあ私唯と遊んでくるね」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:45:15.10 ID:zFzP53ZMO
和「そうなんだ、じゃ私憂の家行ってくるね」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:45:26.25 ID:CMVaOZMxO
あのシーンは澪じゃなくてもビビる
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:47:46.43 ID:KWl9YiEZ0
あのあとお風呂沸かしてザリガニ茹でて食べたんだって
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 22:48:05.23 ID:ccBL7qQy0
てんすとは仲良くしろよ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:01:33.64 ID:lmK0+onBO
唯母「うちの唯が、いつもご迷惑をかけてすみません……」
和母「こんな事を言いたくありませんけど、唯ちゃんみたいな子が集まる学校へ行かせた方が」
唯母「それは、駄目です。普通の学校に通って、みんなと友達になってほしくて」
和母「それは、そちらの都合でしょう。振り回されているのは、和だけじゃないんですよ?」
唯母「どうか、そんな事を言わず、唯と仲良くしてあげてください。お願いします」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:03:31.51 ID:tmvum4Tq0
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:11:29.18 ID:lyyebxhX0
マラソン回はやばい
それまでは唯の事を池沼扱いは酷過ぎだろと思って見てたけどこれ見て考えが変わった
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:13:27.29 ID:hGK+ChRNO
マジレスするとわちゃんちは貧乏
>>12 いや食えねぇよ
寄生虫いるかもだし、何より臭い
その辺で採れるようなザリガニは食えんよ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:23:13.20 ID:lmK0+onBO
「あんな知恵遅れの子と遊んじゃダメよ」
母は確かに、そう言っていた。
「唯ちゃんと仲良くしてあげなさいね」
母はいつの間にか、そう言うようになった。
母の態度が180度変わったきっかけは、おそらくあの日だろう。
私は物陰に隠れて、二人のやり取りをこっそり聞いていたのだ。
唯母「どうか和ちゃんには、唯の友達として遊び相手になってあげてほしいんです」
和母「何ですか、これは?」
唯母「いつも仲良くして頂いているお礼です。受け取ってください」
封筒の中身を確認したとき、母の表情は一変した。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:23:55.98 ID:xL/dhKzlP
ザリガニってクセなくて美味しいよ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:28:28.21 ID:lyyebxhX0
子供銀行券
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:34:49.99 ID:bbdQcDSY0
続き続き!!
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:35:59.22 ID:E64vl3Pb0
確かに、軽音部員はみんな家が金持ちっぽいよな
でも和ちゃんの家は庶民的っていうか、普通の家っぽい
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:36:34.70 ID:nu50fbbZ0
律の家と和の家は逆だろ
キャラ的に
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:37:58.05 ID:lmK0+onBO
唯「のーどーかーちゃーん!」
和「あっ、ゆいちゃんだ」
和母「あら、唯ちゃん。いらっしゃい」ニッコリ
これが大人。
これが金の力。
幼心に私は、母の態度から薄汚いものを感じていた。
私自身は、唯についてどう感じていたのだろう。
ちょっと変わり者だな、という程度の反応だったと思う。
別に、多少の発達障害があっても、悪い子ではない訳だし。
どうやら、そんな私の考えは、大人同士の「契約」を成立させるために都合が良かったらしい。
私が唯と仲良くする事で、母は定期的に「礼金」を貰い続けた。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/30(土) 23:42:57.37 ID:CsseniFeO
もういっぱいだー
かわいい
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:08:25.62 ID:DvVdpZfk0
クレヨン食おうとしてるのもやりすぎな気がする
幼稚園とはいえそういうことする奴は頭が少し残念な子しかいなかったような
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:16:27.38 ID:b8gdxUEI0
>>24 小学校で鉛筆やら消しゴムをかじってた奴がいたぞ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:22:00.96 ID:5YJ0sjtB0
30にもなって親の脛かじってる奴もいるしな
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:24:25.33 ID:FGcUVGdOO
>>20 和が軽音部にいないのは家庭の事情だよな。楽器なんて金持ちしか持てない
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:25:40.58 ID:5YJ0sjtB0
和ちゃんの家遊びに行ったら高確率でおかきとせんべいが出てきそうだよな
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:27:50.67 ID:paEvcPaVO
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:31:27.05 ID:pTn9VvpE0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:33:02.94 ID:NYVsAw1X0
唯ちゃん係り
絵がキモい
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:35:48.89 ID:U4rdczch0
唯「あうあう」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:44:49.22 ID:m7+Lrf4XO
>>25 高校生でも鉛筆食うやついるよな
クロマティ高校とか
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:47:21.29 ID:9m9n2uAb0
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:49:23.91 ID:6pubnOIt0
興味本位でアリなどいろいろチャレンジしていた奴ならいたなあ
女子では流石に変なの食う奴はいなかったと思うけど
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:52:11.42 ID:H2276Eny0
ボリボリバリバリ・・・
和「唯・・・?一体何を食べているの?」
唯「あうあー!」 唯の口からセミの翅がのぞく
和「ひいっ!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:55:55.26 ID:uh//rbCz0
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:57:05.33 ID:D/qp703n0
唯「(^p^)ムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャ」
和「こら唯!あおむし食べちゃだめでしょ!」
唯「(^p^)ムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャ」
和「ちょっ、セミはたべちゃだめ!きいてるの!」
唯「(^p^)ムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャ」
和「…」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:57:48.11 ID:tT+JIUp50
>>38 和「(あ、あれはココナッツのスジか何かよ……)」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:58:19.77 ID:b54ZesprO
一期は普通だったのに二期で唯が心底嫌いになった
京アニの陰謀だね
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 00:59:33.71 ID:xh576f3HO
虫食べる唯ちゃん可愛すぎ!
こういう自由な発想は天才の証
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:01:04.68 ID:U4rdczch0
池沼回の唯って生き生きしてるよな
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:01:23.14 ID:FbA/j6l2O
発想も糞もねえ・・・
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:10:02.94 ID:2JTjLjUqO
唯ちゃんが池沼とか…
これだからなんにもわかってないシロウトは困る
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:15:06.45 ID:Maw0YifJO
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:15:43.49 ID:H2276Eny0
唯「あうあうあー!うーーあーーー!む!」 洗面所をうろつく唯
唯「う?むーーーーっ!」 ガタンガラガラ! そして洗濯機の中に誤って転落、そのまま洗濯機は動き出し・・・・
平沢母「唯ちゃんどこ行ったのかしら・・・確かに家にいるはずなんだけど・・・」 ガタッ
平沢母「いひっ!?うひぃぃぃぃぃぃぃ・・・ ぐお・・・おえええええええええええええええ!!!!」
平沢父「おい!どうしたんだ!・・・・ うわああああああああああああああああ!!唯いいいいいいいいいいいいいい!ごぼああああああああ!」
憂「おとうさん、おかあさん、どうしたの!?」
平沢父「ぐげっ・・ 来るなああああああああああああああああああ!憂!来るなああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:16:31.51 ID:b7d10mmeO
>>46 そうそう
正確には発達障害の症状
素人はこまる
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 01:18:04.71 ID:FbA/j6l2O
洗濯機じゃミンチにはならんしそもそも回らなくね
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 02:02:09.55 ID:D4ETL7kwO
何も考えてなさそうな親がムカつく
憂ちゃんに押し付けてんじゃねぇぞ糞ネグレクターが
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 02:08:38.13 ID:wewtLKPI0
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 02:10:49.99 ID:wewtLKPI0
あうあうあー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄\
l(itノヽヽl
ノリ(l|^ q^ノi
⊂__つ
(ヽ ゚゚ ノ
∪∪
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 03:24:28.41 ID:rhplLjqVO
貴重な和ちゃんスレ落としてなるものか
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 05:58:26.56 ID:yDhpRhm80
なるものかー
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 05:59:13.10 ID:8WpDTpTwO
和→秀才
唯→天才
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 06:46:42.60 ID:hqTpWGlT0
紙一重でバカ側だろ唯は
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 08:07:01.94 ID:R9SOL2Ln0
お風呂をザリガニで一杯にするって唯何かしたの?
マラソンの時も?
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:01:46.32 ID:b8gdxUEI0
「あぁーっ」
澪の叫び声は、部室内に居た他の三人の耳目を集めた。
「あうっ?('p')」
叫び声に驚いたように唯は奇声を発すると、興味津々といった様子で澪を見つめた。
「澪、どうしたんだ?」
「何があったの?」
対して律と紬の反応は澪を気遣うものであった。
決して唯が冷たい人間というわけではない。尤も優しい人間でもない。
知性が無い為に想像力が働かず、状況に応じた行動を取れないだけなのだ。
知性の無い者に、優しい・冷たいといった人格評価は適さない。
「無い……」
澪の発言は主語が欠けていた。
「え?」
「何が?」
澪の発言の意図を確かめるべく、律と紬は澪に近づいていった。
その後ろを唯が「だーだー(^p^)」と間の抜けた奇声を発しながら続く。
辿り着いた三人の目には、空になったクッキーの缶が映った。
「クッキーが無くなってるのね……」
澪に代わって現状を確かめるように、紬が呟いた。
「本当だ……。こーらっ、唯っ」
律は反射的に唯を怒鳴りつけた。
「う?うーうー("p")」
何故自分が怒鳴られているのか理解できないのか、
唯は威嚇するような唸り声を上げる。
「惚けるなっ。お前、勝手にクッキー食っただろっ?しかも全部っ」
「あうっ。ゆい、くっきーたべてない("p")」
「そんな事言ったって、お前以外に誰がこんな事するんだよ……」
律の言葉は尻すぼみになった。律が唯を犯人として推理した理由など、
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:04:54.99 ID:b8gdxUEI0
消去法的選択と、唯の普段の行動を参考にしたものでしかない。
証拠の不在故に強く出られないのだ。
「違うんだ……」
唯の潔白を晴らしたのは、意外なことに澪だった。
「クッキーなんて最初から無かった。これは空の缶だったんだから。
その缶に……封印しておいたのに。封印して、隠しておいたのに」
「澪ちゃん、何を隠してたの?
って、それ訊いちゃったら隠してる意味無くなっちゃうか。
ごめんね、変な事訊いちゃって」
紬は赤い舌を出して自分の頭を小突いた。
「いや、いいんだ、このメンバーなら。
皆知ってる事だから。去年撮って没った新勧ビデオのディスクが無くなってるんだよ。
やはり割ってしまえば良かったか……」
「あー、あれかー。懐かしい話持ち出すよなー」
律は得心言ったように呟くと、唯を見て済まなそうに謝った。
「ごめんな、唯」
「う?うーっ、うーっ(`p´)」
唯の顔には一瞬怪訝が浮かんだが、すぐに怒りを露わにした表情へと転じた。
その反応を見るに、謝らなければすっかり忘れていたであろう。
だが律は律儀な質であった。
「ホントゴメン、唯」
両手を合わせて謝りこむ律の隣で、澪が言った。
「あんま謝らない方がいいよ、律。下手に出るとすぐ調子に乗るから。
それにいつもの唯の行動も悪いんだから。
しっかし不味いなー。
どうして無くなったんだろ。ここのメンバーに知られても問題ないけど、
梓に見つかりでもしたら」
その言葉に反応するように、ドアの開く音と共に
「何を私に見つかったら不味いんですか?」
と訝しげに問う後輩の声が室内に響いた。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:08:07.11 ID:b8gdxUEI0
驚いたように首を急転させた澪達の目には、
ディスクをケース越しに持つ梓の姿が映っていた。
その横には、最近頻りに軽音部を訪れるようになった憂の姿も見える。
「梓、お前それ……見たのかっ?」
澪が甲高い声で問いかけると、梓はあっさりと肯定した。
「はい、見ましたけど……。何ですか、コレ?
部室の掃除してたら出てきたんですけど」
「ああっ、封印してあったのに……」
返事を聞いた途端、澪は顔を両手で覆って伏せった。
「それ、新入生勧誘の為に作ったビデオよ。梓ちゃんが入る前の話ね。
澪ちゃんが恥ずかしがったから、結局お蔵入りしちゃったの」
「あー、あーあー。そりゃ恥ずかしいですよね……」
「うう、言うな。言うなっ」
澪が拒絶するのも無理は無い。
扇情的なコスチュームを来て、蠱惑的な台詞で勧誘する澪の映像が納められているのだから。
そのコスチュームも台詞も、顧問である山中の要望で為された事だった。
「私も見ましたけど、まぁまぁ良かったですよ。
ところでお姉ちゃん、どうしたの?」
憂は澪から唯に視線を転じながら言った。
その先には、
「むひーっ、りったぜったいゆるたない(`p´)」
と語気荒く糾す唯と、
「ごめん、二度と疑わないから。本当にごめん」
と謝罪を繰り返す律の姿があった。
「うーい、りったがゆいうたがったっ。
りったがゆい、くっきーたべた、いった('p')」
「ん?つまりどういう事?」
唯とのコミュニケーションに慣れている憂であっても、これは難解であったらしい。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:16:36.23 ID:b8gdxUEI0
無理も無い、唯の知能で説明するには複雑過ぎる事情なのだから。
憂は説明を求めるように、澪達に視線を送った。
その際に鋭い一瞥を律に放つ事も忘れない。
事情は飲み込めないが、律が唯を不快にした原因である事くらいは分かったから。
そしてそれさえ分かれば、事情を問わずに憂にとっての敵視対象となる。
「梓ちゃんが持ってるディスクね、このクッキーの缶の中に隠しておいたの。
でもね、澪ちゃんが無くなっている物がディスクである事を省略したまま、
中身が無くなっている、という発言をしたの。
それで中身のクッキーが無くなっていると、りっちゃんが勘違いしちゃった。
それでりっちゃんがつい、唯ちゃんを疑っちゃったの」
説明の役を請けたのは紬であった。
「はぁ、つまり無くなったのは今梓ちゃんが持っているディスクであって、
クッキーでは無かったと」
「そうね。クッキーの空き缶を利用して隠してたみたいだから」
「ではその錯誤を前提にして、律さん。
どうしてお姉ちゃんが犯人だと思ったんですか?」
「あ、いや……。叫んだ澪本人が食ったわけ無いし、私でも無い。
紬や梓がやるとも思えないし、唯しか居ないかなーって……」
「何ですってっ?」
憂のヒステリックな金切り声が部室を劈く。
「うーうー、うーい、りったおこって(^p^)」
憂の加勢を得た唯は勢いづいて煽る。
「当たり前よっ。消去法的選択でお姉ちゃんを盗人だと決め付けただなんて……。
許せないわ、絶対」
眦を決した憂に睥睨されて、律はたじろいだ。
「ほ……ほんとゴメンっ。謝るから……」
「謝れば済むって問題じゃありませんっ。大体その謝る態度にしたって何ですか?
スカート汚れるのが嫌だからって、誠意を態度で表そうともしないんですか?」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:19:21.03 ID:b8gdxUEI0
土下座の要求に見かねたのか、梓が横槍を入れる。
「ちょっ、ちょっと憂。言い過ぎだって」
「言い過ぎてないよ。実際にまだまだまだまだ、言い足りない」
横槍も虚しく空ぶった。
梓は呆れたように溜息を吐き頭を振る。
いい加減着いていけない、とでも言いたげな仕草だ。
「分かったよ……。誠意、見せるよ」
「お、おい律」
「いいんだよ、実際に悪いのは私なんだし」
制止に入った澪を手で制すると、
律は床に膝と掌をついて頭を下げた。
「申し訳ございませんでした」
声が震えているのは、屈辱故であろうか。
「だってさ。どうする?お姉ちゃん。コレ許しちゃう?」
コレ、まるで物を扱うような指示代名詞で以って形容しつつ、
憂は律を顎で示した。
「あうー(`p´)ゆるたないっ。
あいすいっぱいくれないと、ゆるたない(^p^)」
知的障害を持つ唯の頭でも流石に優勢を感じているのか、
調子に乗ってアイスを強請りだした。
「らしいですよ?でも一度に食べさせないで下さいね?
お姉ちゃんがお腹壊しちゃったら、その時は私も許しませんから」
唯を宥める事なく加勢した憂に、澪が反発を示した。
「ちょっと待てよ。律は要求通りに土下座しただろ。
その要求にしたって理不尽で、従う必要なんて無いはずだけどな。
それでもそちらの要求に従ったんだ。なのに何でこれ以上せびろうとするんだ?
目的は達した。ならもう唯を疑った事はチャラで水に流すのが筋ってものだろ?」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:20:29.45 ID:b8gdxUEI0
「許す許さないは私が決める事ではありません。
被害を受けたお姉ちゃんが決める事です」
「なら、そもそも憂ちゃんが土下座を要求する事自体がおかしいじゃないか」
「土下座の要求なんてしてませんよ」
「直接言って無いってだけの話だ。
あの言い回しは土下座の要求と同義だ」
「要求、って部分がおかしいんですよ。
私は誠意の一例を紹介しただけ。その一例通りに勝手に律さんが行動しただけの話です」
「ふざけるなっ。
おい唯、お前もいい加減にしろ。
そろそろ許してやれ」
澪は憂から視線を唯に転じて、低い声で言った。
唯は未だに「あいすー、あいすぅー('p')」と強請っていたが、
澪に威嚇された途端強請りを止め、怯えたように憂の後ろに回った。
「澪さん、何て事するんですかっ?
脅かすからお姉ちゃんが怯えちゃったじゃないですかっ。
加害側を擁護して被害者を恫喝するなんて、まともな神経しているとは思えません」
憂は唯を抱きしめると、澪を睥睨した。
二人の間に流れる不穏な空気に耐え切れなくなったのが、
紬が割って入った。
「二人とも落ち着いて、ね?唯ちゃん、おかしあげるから、それで許して?ね?」
「あう?(゚q゚)おかし?やたー、おかしー(^p^)」
あっさりと別の食べ物に釣られて喜びを露わにする即物的な態度を見れば、
疑われた事を根に持っているわけでは無いのだろう。
機に乗じてアイスを得たいという欲望故の強請りでしかなかった。
「待って、お姉ちゃん。紬さんは無関係だよ。
無関係な人の行為によって、律さんが免罪されるわけじゃない。
紬さんからお菓子貰って、律さんにもアイス貰えばいいんじゃないかな」
それでも憂は拘った。
彼女にしてみれば、唯を根拠も無しに疑った律に制裁を加えたい思いがあるのだろう。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:22:42.96 ID:b8gdxUEI0
つかれた
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:22:59.55 ID:tiVaFtRu0
和ちゃんの家って生活保護もらうレベルの貧乏さなんじゃなかったけ?
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:24:37.94 ID:dLo+EGPP0
>>15 食ったことある俺はどうなってんだ?あ?
寄生虫()
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:41:39.58 ID:6rqOHax8P
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 09:56:37.40 ID:b8gdxUEI0
「唯がいいって言ったのなら、そこまでだろう。
赦す赦さないの権利は唯が持ってるんだろ?
それはさっき憂ちゃん自身が言った事だ」
澪が畳み掛けるように口にした。
「お姉ちゃんはまだ許すとは言ってません。
それに何ですか?」
憂は澪から律に視線を転じ、言葉を続ける。
「お姉ちゃんが知的障害者である事に乗じて、
自身の贖罪を他者の行為によって補完して終わらせる心算ですか?
悪いのは貴女、紬さんの行為と貴女の贖罪は独立してますよね?」
「憂ちゃん、これ以上続けるなら──」
「いいんだ、澪」
澪の言葉を遮ると、律は憂に向かって言葉を放つ。
「確かに悪いのは、私なんだからさ。
ムギがお菓子やってそれで終わり、っていうのは確かに唯をバカにした行為だよな。
私自身で償うよ」
だが澪は引き下がらなかった。
「何大袈裟な事言ってるんだよ、小さい事をネチネチ言ってるのは向こうだ。
こんなのは、一言謝ればそれで終わる問題だったはずなんだ。
普段の唯の行動もあるしな」
憂の瞳に鋭い光が宿り、憤怒の篭った声が漏れ出る。
「澪さぁん……小さい事ってぇ、どおいう意味ですかぁ?
普段のお姉ちゃんのこぉーどーってぇ、今はかんけえないでしょお?」
だがそれに臆する事なく、澪は続けた。
「それでもさ、お前が唯を疑った負い目故に強く出られないのなら、私が守るよ。
お前が自分を悪い子だと責めても、良心故に律自身ですらが律の敵になったとしても、
私だけは律の味方だ」
「ちょっ、澪……何言ってんだよぉ……」
律は顔を背けた。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:07:27.39 ID:b8gdxUEI0
拒絶故ではなく喜びの羞恥故である事は、
背ける前に見せた潤んだ瞳と、朱が差した頬が証している。
「大きい事言いますねぇ、澪さん。怖いものが嫌いな臆病な澪さん。
お姫様の前だからってかっこつけちゃって、
後でヘタれてみっともない思いするのが楽しみですよ」
脅すように低い声で憂が言う。
だが応ずる澪の態度は毅然としたものだ。
「確かに苦手さ、怖いものは。
だが憂ちゃんと唯は怖い者じゃない、醜い物だ。
恐れる必要なんて何処にある?」
憂の柔和な表情は崩れ、憎悪のこもった瞳が澪を見据えた。
客観的に見れば、その表情が伝えてくるものは醜悪ではない。
恐怖だ。
だが澪はそれでも退かなかった。
「それにな、怖いものが苦手って言っても、律の為なら我慢するさ。
律の為なら私は強くなれる。
ベタな言葉だと笑うか?」
「笑いませんよ?忘れてもらっては困りますが、私だって同じですから。
お姉ちゃんの為に強くなりました」
二人の間に流れる険悪な空気は、最早一触即発の風を呈していた。
だが当事者の唯は呑気なもので、紬が与えた菓子を頬張って
「うまうま(^p^)」などと涎をたらして満悦を表情に漲らせている。
紬はそんな唯の世話をしつつも、不安に篭った眼差しで二人を見つめている。
梓は相変わらず呆れた面持ちで唯を眺めていた。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:10:08.37 ID:b8gdxUEI0
続きが気になる方は
_______ __
// ̄~`i ゝ `l |
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| | ___ // ̄ヽヽ // ̄ヽヽ (( ̄)) | | // ̄_>>
\ヽ、 |l | | | | | | | | ``( (. .| | | | ~~
`、二===-' ` ===' ' ` ===' ' // ̄ヽヽ |__ゝ ヽ二=''
ヽヽ___// 日本
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ちゅ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:12:50.32 ID:kHc1AZo50
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:14:20.87 ID:b8gdxUEI0
>>74 いや、池沼唯のSSのwikiがでてくるから。
そこにぜんぶあるし、他にもたくさんあるよ。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:18:32.41 ID:b8gdxUEI0
続きどうする?
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:27:38.97 ID:6rqOHax8P
早く続きを
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:31:40.15 ID:ieR55YQz0
ザリガニは火を通せば問題ない
あと生の状態で調理に使ったものはちゃんと洗うこと
泥抜きをすると臭みが消えるが共食いに注意
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:38:57.92 ID:U4rdczch0
続きを所望致す
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:41:16.90 ID:b8gdxUEI0
険悪な均衡を崩したのは、新たに部室を訪れた者であった。
「あら?どうしたの?」
顧問の山中さわ子の登場である。
睨みあっていた澪と憂のうち、最初に視線を逸らしたのは憂であった。
「いえ、何でもありません」
先ほどまでの怒気露わにしていた表情と打って変わって、
爽やかな笑みを浮かべて憂が言い放つ。
その豹変振りを見るに、己でも無茶な問責をしていた自覚はあるらしかった。
もし正当な問責だと信じているのなら、
教師の前でも正々堂々と主張すれば良いのだから。
「そうですね、瑣末で矮小な事です」
澪も憂に合わせたが、毒を含む事を怠っていなかった。
──お前の姉の事など、瑣末で矮小な事だ──
含められた毒を敏感に感じ取ったのか、憂は澪に鋭い一瞥を投げた。
だが教師の手前で論戦するわけにもいかず、
憂はそれ以上の挙動を取らずに目を逸らした。
「そう?ならいいんだけど」
山中が椅子に座ると、紬が紅茶を淹れたティーカップを差し出した。
「懐かしい話をしていたんですよ。
先生は憶えていますか?去年撮った新入部員勧誘用のビデオの事ですけど」
「ああ、それで澪ちゃん怖い顔してたんだ。
憶えてるわよ、衣装作ったの私だし。それにさっき、梓ちゃんと見たのよ。
来年度のはやらないの?」
「どうする?梓ちゃん」
紬は梓に振った。
来年度の新入部員勧誘は梓が行う。
ならばその決定権限は梓にある、という考え故だろう。
「あー、どうしましょうかねー。
あんま変な衣装着たくは無いんですけど」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:42:18.52 ID:yfl3hQM8P
唯は俺の嫁。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:43:35.37 ID:b8gdxUEI0
「今撮ればね、私達も協力できるの。卒業後だと中々そうもいかない。
できればフォローが効く内に手伝わせて?」
「そうですね……。では、撮りますか。
このまま一人で勧誘、っていうのもアレですし」
梓は首を縦に振った。
「衣装は任せて」
「そーいうのいいから」
律も唯に疑惑をかけた話が逸れて気力が回復したのか、
山中に対して半畳を打つ余裕も戻っていた。
「あう?ゆいもいっしょにあそぶーっ(^p^)」
そういったやり取りを見て、遊戯か何かだと唯は勘違いしたらしい。
唐突に大声を上げて、話に入ってきた。
「遊びじゃなくって、撮影よ。部の活動なの。
要はね、来年度新しい部員を誘う為のビデオ撮影をしよう、って話なの」
「うー?(゚q゚)」
紬の説明では理解できずに、唯は唸り声を発して首を傾げた。
「お姉ちゃん、ビデオ撮影するんだって」
紬に代わって憂が説明するが、目的が省略されていた。
その次元まで話を単純化させない限り、唯の理解は望めない。
「うー、ゆいもビデオでるー(^p^)」
「遊びじゃないんだぞ、唯」
「いや、お姉ちゃんも部員じゃないですか。
ビデオに出る権利は当然あります」
唯を窘めた澪に対して、憂が論難の弁を提出した。
「ああ、部員だな。だから部の方針には従ってもらう。
例えばビデオに出る事で悪影響が生じそうな場合は、
当然出演を自重して頂くっていう措置もとらないとな」
知能に深刻な障害を持つ唯に対して、
与えられた役割を演じる能力を期待する事は無謀だった。
軽音部の新勧ビデオは用途を為さなくなるだろう。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:45:28.55 ID:b8gdxUEI0
しかし憂にとっては、軽音部の来年の事よりも唯の満足の方が大切だった。
それは今までの憂の行動を省みれば、容易に推知できる事だ。
姉の為という名目で犠牲を強いられた者など、枚挙に暇が無い。
「お姉ちゃんを仲間外れにする気ですか?
とは言っても、澪さんだけで決められる問題でも無いでしょう。
律さんはどう思われます?果たして知的障害者というだけで、
ビデオに悪影響が生じそうなどと大した根拠もなしに
う た が わ れ た り
してしまうのって、仕方が無い事だと思いますか?」
”疑われたり”の部分に強いアクセントを込めて、
憂は律に微笑を投げた。
先ほど唯に猜疑をかけ、その罪悪感に苛まれた律に対する
一種の指示の意味が込められている。
「あー、そうだな。唯も出してあげないとな。
部員一人だけ除け者にするわけには、流石にいかないし……」
後ろめたさの残る律は、唯の出演に賛意を示した。
「待てよ。部員云々の話を持ち出すなら、憂ちゃんは部外者じゃないか。
なのに何で話に口を出すんだ?
そもそも何で部室に来てるんだ?
前から言いたかったけど、ここは軽音部の部活動の場だぞ?」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:47:31.98 ID:b8gdxUEI0
澪が慌てたように話を割り込ませた。
このままでは唯参加の方向で話が進んでしまう。
その危惧があるのだろう。
この機に部活動から憂を排除したい、その思いも多分にあった。
「いつでも遊びに来ていい、そう言っていたじゃないですか。
それは他の部員だけじゃない、澪さんも言っていた事ですよ?
それにお姉ちゃんには保護者の役割を果たす人間が必要なんですよ。
更に言えば、虐められないか監視する必要もありますし」
「聞き捨てならないな。私達の中に虐めを行う人間が居るとでも?」
言葉尻を捉えて、澪は言い放つ。
苦し紛れの反駁だ。憂の部活動参加の是非に直接影響しない論点なのだから。
実際、憂の部活見学を許した一人には澪も入っていた。
当時はまだ憂の危険性を認識しておらず、逆に唯の保護者役ができたと喜んでいた。
今は勿論、考え方は変わっている。それでも一回言った事は確かだ。
故にその部分に対する反論はできず、言葉尻に非難を加える事が精一杯だった。
「実際に今、仲間外れにされかけている現場を目撃しましたが。
虐めの怖い点って、虐めている本人に自覚が無いケースがあるって点だと思うんですよ。
特にお姉ちゃんのようにハンデを抱えている人間が相手の場合、
そのボーダーラインはシビアです。差別を区別と換言する事による、
正当を擬した簡単な排除が可能となりますから」
「現実問題として、唯が台本通りの役割を演じられると思うか?」
「台本がどうして必要なんですか?普段通りの姿を見せればいいじゃないですか。
それとも何ですか、偽りに満ちた映像で以って新入部員を騙して
入部させようって考えでもあるんですか?」
過熱する論戦に、山中が割り込んできた。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:48:58.64 ID:b8gdxUEI0
「まぁ、確かに唯ちゃんだけ省くわけにはいかないわね。
だからと言って、新入生を勧誘するという目的を忘れるわけにもいかない。
折衷案として、唯ちゃんの普段の姿を撮って、
その中でビデオに使用しても差し支えないものだけ抽出していく、
といったやり方なんてどうかしら?」
「いいですね、私はそれに賛成しまーす」
紬が手を挙げながら、賛意を示す。
「それしか無さそうですね」
梓も便乗して、
「うん、いいんじゃね?」
律も同調した。
「憂もそれでいいよね?」
梓が憂に問うと、憂は首肯した。
渋々といった感じではあるが、口元には薄い笑みが浮かんでいる。
一応の主張は通っているので、妥協ラインとしては悪くないのだろう。
「分かったよ……」
澪も妥協した。憂が引き下がった以上、
これ以上一人で続けても孤立して立場が不利になるだけだ。
そういった判断を行うだけの冷静さがまだ、残されてはいた。
「きゃきゃきゃっ(^p^)
ビデオビデオ、ばきゅーんばきゅーん(^p^)」
部室内で行われていた駆け引きの当事者である唯は、
吹き荒んだ暴風など何処吹く風、銃を模した手を四方八方に向けて一人はしゃいでいた。
その姿は、前途の多難を予期させるものとして澪達に映った。
これで四分の一・・・
しんどい・・・
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 10:57:20.41 ID:b8gdxUEI0
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:22:13.35 ID:T9kV3BIL0
のどたたんに出入り禁止!?
-────- 、
. : ´: : : : : : : : :l: : : : : : : : : : :\
. /: /: : :/|: : : :|: : : : : : : l : : : : ヽ
/: : / \/ |: : : :|、 : : : : : |: : : : : :ヽ
/: : : :/ \/ __ノ|: : :.|∧ ゝ:_:_:_: : |: : : : : : : : .
/:/: :.{: : :/ 八: : | ヽ \: : : | : : :|: : : : : :i
{:/: :/: :|: :/ /⌒ヽ \| /⌒ヽヽ:.:|: : : }: : :} : : |
. /: :/ : 八/ / } / O } 〉|: :/: : /: : .〈
/: :/: : : : / {_O ノ {_ ノ∧人:/: : /: : : :∧
| :/: : : : / しノ (O O) しし'/: : : : :/ :/ヽ: : : : |
|/: : : : :.{ r-〜く /: : : : :/:./ ノ : : |: :|
|: : : :/ :丶 |/ ', /: : : : :/: /Y: : : : :|: :|
| : : ∧: : : \ {/ } /: : : : :/: /: :|: : : : ハノ
\/ \: : : :>─r ァ t─ァ/: : : /: /: :/: :ノ/
\:_:_|.:.:.:/./厶ヾ" /|_/|_:/:.:ヽ/
/YYY.:.:.:.:./.:ィ7ト、V.: /YYヽ.:.:.:.:.:.}
/\ /.:.:.:.:く〃 // }}'.:.:.{ /∨.:.:./
. /:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.{{i // ノノ.:.:. ∨.:.:.:.:}.:.:/
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:27:26.77 ID:kHc1AZo50
この文は頭いい奴が書いてる
俺にはわかる
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:28:20.12 ID:b8gdxUEI0
池沼豚ちゃん最萌トーナメントで負けてしまいました
1位 911票 千石撫子@化物語
2位 727票 平沢唯@けいおん!!
3位 96票 ニンフ@そらのおとしもの
放送中かつその最終回直後の投票で
放送終了した作品のキャラに200近く大差をつけられ敗北した池沼唯ちゃん
澪「主人公のくせに恥かしくないのか?」
律「池沼だから負けるんだよ」
紬「クズね・・・ギター代早く返して」
梓「けいおんの恥ですね・・・」
憂「妹として情けないわ・・・お姉ちゃんたっぷりお仕置きね!」
唯「う゛ーう゛ー("q")」
うぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!
-────- 、
. : ´: : : : : : : : :l: : : : : : : : : : :\
. /: /: : :/|: : : :|: : : : : : : l : : : : ヽ
/: : / \/ |: : : :|、 : : : : : |: : : : : :ヽ
/: : : :/ \/ __ノ|: : :.|∧ ゝ:_:_:_: : |: : : : : : : : .
/:/: :.{: : :/ 八: : | ヽ \: : : | : : :|: : : : : :i
ー三 二ニ ―一三 ― ィ´\| /⌒ヽヽ:.:|: : : }: : :} : : | 二 / ̄ ̄ヽ
ー三二 ー三:;三 ―――‐ 彡' :/ O } 〉|: :/: : /: : .〈 三_ /´` \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ {_ ノ∧人:/: : /: : : :∧ ̄ ,  ̄',--ハ
{___. しし'/: : : : :/ :/ヽ: : : : | ト, |... {
{ /: : : : :/:./ ノ : : |: :| |_ 」<Lノ‐一{
------------------一---- V ._i';/|/: : : : :/: /Y: : : : :|: :| {``‐‐--V
―――‐ ==`--一`ゝ:::‐''´:' ノ L-/: : : : :/: /: :|: : : : ハノ ``--一`ゝ:::‐''´
\/ \: : : :>─r ァ t─ァ/: : : /: /: :/: :ノ/
\:_:_|.:.:.:/./厶ヾ" /|_/|_:/:.:ヽ/
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:29:20.42 ID:b8gdxUEI0
837 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/10/30(土) 16:53:02 ID:TKOr2QwE0
/ ̄\
l(itノヽヽl
ノリ(l|^ q^ノi <うーい、ゆいのおむつ、きたないきたない!!
⊂__つ
(ヽ ゚゚ ノ
∪∪
838 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/10/30(土) 17:21:55 ID:0NJvIlnB0
>>837 蹴飛ばしたくなるな
839 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/10/30(土) 19:06:14 ID:sXgNBDtv0
>>838 / ̄\
l(itノヽヽl
ノリ(l|" q"ノi <ビ―――――――――――!!いじめた!!
⊂__つ
(ヽ ゚゚ ノ
∪∪
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:29:50.30 ID:T9kV3BIL0
∧/ソ
ヾ ノ: :/ソ
,OO/
. ,/": ~: : :ヽ~` ヽ,
/: : i : : : : : : : : : : : : ヽ,
もうゆいのうんちが ,ノ: : : : /i、: ヽ: : : : : i: : : : : ハ
いっぱいだ〜 ' ∧: : :,' i \:.`;ヽ: : :.l : : : : : ',
i: : : : :l ヽ ゞ \: | : i : ハ:.l
のどたたんちに } : :i :,i 、 ∠、 ソ: iV::::N
運ばなきゃ! l: :.ハ:{ ,行ト r心V: : : i:::::::::ゝ
∬ ∬ ∬ソ ゞノ {: : : :l:::::::::|
|i: ,.ノヽ.''' (O O),、''' f: : :iハ/`
∬ ,.(_::::: ) ,.、 ' 〉;ノ ' ヽ'
,(__:::::::: _)─┬─/ f ',
/.:.:.:.:.:.: ̄.:.:`ヽ-t-'~" , l
r'" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{ニ__) ,./、}
f| l ソ ̄ ̄ヽ }
t| .::|:.: { `, V, }
| ..::::|: : :l } |:Vj
| ..::::::::|、: :ト---.イ j::::l
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:30:16.99 ID:b8gdxUEI0
840 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/10/30(土) 19:15:29 ID:n8bPoCFw0
>>839 アイス上げるから泣き止んで
つ うんち
841 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/10/30(土) 19:19:39 ID:uQK2P1400
/ ̄\ ぺチャぺチャ
l(itノヽヽl
ノリ(l|^ q^ノi <わーい!!あいす!!おいちいれす
つ●⊂
(ヽ ゚゚ ノ
∪∪
842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/10/30(土) 19:25:46 ID:WsLzmIWlO
>>841 それはホントにアイスか?
うんこのようにしか見えない
843 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/10/30(土) 19:27:11 ID:AHEEe+0H0
/ ̄\ ブブブー!!
l(itノヽヽl
ノリ(l|^ q^ノi <ゆいのおしりからあいすでたー!!
|~~~~ iつ
|_____」
(_(_ i
● | | 1
844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/10/30(土) 20:16:25 ID:g5B8F/2X0
>>843 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:30:41.89 ID:kFXGi9sDO
スレタイに関係ない文を何で長々と垂れ流してんの
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:32:30.66 ID:b8gdxUEI0
>>93 / ̄\
l(itノヽヽl
ノリ(l|" q"ノi <ビ―――――――――――!!いじめた!!
⊂__つ
(ヽ ゚゚ ノ
∪∪
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:44:21.69 ID:b54ZesprO
おはようの唯の首もげろ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 11:58:32.73 ID:R9SOL2Ln0
それでザリガニってどんなことがあったの?
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:12:46.35 ID:b8gdxUEI0
唯は未熟児でした。
その影響で脳に障害が残ってしまったようで、でも今より軽度のものでした。
それを聞いた両親は、毎日喧嘩を繰り返すようになり、父は「池沼を産むような女は知らん」と家を出てってしまいました。
母が落ち込んでいたとき、一人の男が母に近付いてきました、それが憂の父親です。
母も子供を産んだばかりで体力的に余り芳しくありませんでしたが、この男の人の母がバツイチだと知っても慕ってくれる誠実さに唯を受け入れてくれるはずだ、と心を許していきました。
母が憂を妊娠した頃、母は男に子供がいることと、その子が障害を持つと言うことを正直に話しました。
はじめは男も母の言葉を頷きながら聞いていたのですが、障害を持つと聞いたとたんに顔を歪ませたのでした。
それ以降その男とは音信不通となり、やはり母は幸せにはなれませんでした。
でも自分を不幸のどん底に陥れた憎むべき相手なのに、無邪気に笑う唯の顔を見て、この子には私しかいないんだと深く思い、捨てることが出来ませんでした。
憂の出産が近付いてきて、軽い人間不信に陥っていた母は、もしかしたら唯が障害を持っていることがばれてしまうのではないか?、もしばれてしまったらおしまいだと心配になりましたが、背に腹はかえられず仕方なく、唯を祖母祖父に預けることに決めました。
憂の出産が終わった後祖母祖父が病室にお見舞いに来て、こう言いました。
「唯ちゃんが、まだ立つことができんのじゃけども」
同い年の子供はヨタヨタと歩いたりハイハイをしている中、唯は置かれた場所から動こうとしません。
祖母祖父は夫と離婚したこともあって、何か事情があるのではないか、と愛しい娘のことを心配し、力になろうと努めようとしたのです。
ですが母は、祖母祖父に唯のことがばれてしまったとヒステリックを起こし、祖母祖父を病室から追い出してしまったのでした。
そしてそれ以降祖母祖父と連絡をとることはなく、母は心の中で孤独となってしまったのでした。
その時投げやりになった母は生まれた赤ちゃんに憂とつけたのです。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:16:48.27 ID:lzkCSbQaO
唯ちゃん池沼扱いすんなボケ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:21:23.99 ID:08xvG7gR0
唯は1期は可愛かったが2期は見ていてイライラした
しまいにはOPのイントロの唯のダブルピースさえムカッとするようになった
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:21:33.74 ID:dMh/x2Ew0
池沼なんだから仕方ねぇだろボケ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:25:31.18 ID:b8gdxUEI0
月日が経ちまして、唯が三才になった時のことです。
絵本を読み聞かすような耳から入った情報は、ある程度理解は出来るのですが、目からは難しいらしく文字を読むことが出来ませんでした。
母は仕事から帰ってくる八時から唯が寝る十時までの少ない時間を費やして、頑張って小学校入学までに日本語の読み書きが出来るまで覚えさせることができました。
無事に小学校に入学してから一ヶ月学校から呼び出しを受けました。
母は唯が怪我したのかと思い飛んできましたが、そこには先生と唯が机とにらめっこしていたのでした。
「どうも唯ちゃんは漢字と計算ができないようなのですが、ご家庭ではどのような教育をされているのでしょうか」
ほっとしたのもつかのま、先生から厳しい一言を言われました。
先生は忙しいのもわかりますがと二の句を踏んで、ご家庭でも学習のお手伝いをお願いします、と母に念をおすのでした。
でも、そんな暇はありません。
唯は大脳が未発達らしく、自己管理能力と記憶力が大変乏しく、毎日母が帰ってくるまで我が儘を自分より幼い憂に言って困らせ、毎日書き取りをさせないとひらがなを忘れてしまうのでした。
それでも合間合間に漢字や計算をさせましたが、一向に覚えずとうとう小学二年生で特別支援学級に入れられてしまうのでした。
一方憂は教えずとも日本語を覚え、漢字や計算を簡単にこなしていきました。
だんだん母は憂に愛情を注ぐようになり、唯の時に出来なかった、一緒に料理したり、ショッピングしたりと女の子を産んだらやりたいことを思いつく限りいっぱいやりました。
その代わり母は唯に無感心になり放っておくようになりました。
急に構われなくなった唯は戸惑い、気を引かせるために同級生の男の子を殴ってしまって、母は監督責任を問われるのでした。
その頃からです、母は唯を殴るようになったのは。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:30:32.72 ID:IC2f8zWH0
いつもさぁお前ら池沼唯とか書いてるけどさぁ?
実際自閉だったら喋んねーよ。
あーとかうーだけではねーけど人外語喋ってるから。
やるんなら徹底的にやれよ。
唯は障害から言うとアスペルガーの類だから。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:39:15.88 ID:b8gdxUEI0
母は憂を可愛いといった分だけ、唯を殴りました。
頭を掴み水に沈めたり、背中にタバコを押し付けたり、泣き叫べばお腹を思い切り蹴る、毎日唯の体には生傷が増えていきます。
唯は今まで頼ってきた存在からの暴力でおった心の傷から幼児退化し、暴力によって脳に衝撃をうけ障害がより重度のものへと変わっていきました。
憂は、ある日母になぜ唯を殴るのかと尋ねました。
「唯は私たちを不幸にするからよ」
親愛する母がそう言うので、憂はそうなのかと思いましたが、唯を気の毒に思い二人きりの時にはうんと甘やかすようになりました。
でもそんな毎日に転機が訪れます。
母の虐待が学校にばれてしまったのです。
母はノイローゼのため精神治療を受けることとなりました。
まともに食事を与えられなかった為にガリガリにやせて空腹から道端に落ちている物を口に入れ、しつけのなっていない犬猫と同じようにそこら辺で糞尿漏らすような唯を、老体で体力のない祖母祖父には手に負えず施設に預けることになりました。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:41:04.18 ID:b8gdxUEI0
しかし憂が一緒でないといやだと駄々をこねたので、親戚で話し合い、引き取る位なら一軒家を借りてそこに住まわせる方が良いと決まり、唯と憂の二人暮らしが始まりました。
はじめは唯も母がいない生活に戸惑ってはいましたが、あの恐ろしい暴力と母の存在を、体のアザがゆっくりと消えるように少しずつ忘れていきました。
ある日、唯が学校に行きたくないと我が儘を言っていた時のことです。
ついつい憂は手をあげてしまいました。
そして我に戻った憂は泣き叫ぶ唯に謝り、罪悪感から欲しいもの(アイス)をあげてしまいました。
そして唯はさらに我が儘を言うようになりました。
痛がればアイスが貰えると大袈裟に泣き叫び、落ちているものを拾っては口に入れることとお漏らしは癖にっていて治らず、そして太っているのであちこちと歩き回る唯を憂には制止することができませんでした。
もともと自己管理能力がないので本能にしたがって、物事の分別も毎日のように口をうるさくしないと覚えない。
憂もついつい甘やかしてしまって、唯は益々我が儘になり、憂の手からどんどん離れていくのでした。
こうして今の池沼唯はここにいます。
めでたくない
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:46:20.45 ID:b8gdxUEI0
憂「じゃあお姉ちゃん、行ってくるねー!」
唯「ゆいも行くー!! (^p^)」
憂「無理言わないで!これは私の高校のお勉強なのよ!」
「お姉ちゃん、一緒に行っても楽しくないでしょ?」
唯「あーう ("p")」
憂「お姉ちゃん、しっかりお留守番したら、アイス買って来てあげるから!」
唯「はーい!(^p^)/゜ゆい、おるすばんするー!」
アイスで釣られるとは、何とも現金な池沼である。
憂「知らない人が来ても、ドアは絶対開けちゃダメだからね!」
唯「あーう!」
憂「じゃあ行ってくるからね!」
唯「ばいばーい」
日曜日の朝9時過ぎ。
通常なら唯は憂と遊べる日であったが、憂は唯の介護にストレスを感じていたので、リフレッシュのため友人と遊びに出かけることにした。
もちろん、遊びに行くと言ったら唯は言うことを聞かないので、「高校のお勉強」と嘘を付いた。それでも唯を説得するのは無理に等しいから、いつもアイスで釣っている。
アイスを与えるのは簡単なことだが、たったアイス一つで言うことを聞いてしまうマヌケさに、憂は逆に不安を感じるのである。
悪い人に物で釣られて、付いていって仕舞わないか……
でも、憂は敢えて姉のことは考えないようにした。
そうしないと、折角のリフレッシュの日に姉のことを考えてしまうと、リフレッシュどころでは無くなってしまう。
遊ぶ日はパーっと遊ばないと、池沼の介護疲れで自分が潰れちゃう!
憂は友達と遊ぶのにも苦労する。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:50:55.03 ID:b8gdxUEI0
保守頼む
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 12:51:48.92 ID:rhplLjqVO
貴重な和ちゃんスレが…
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 13:00:10.07 ID:b7d10mmeO
わちゃんスレと思いきや池沼唯ちゃんスレに
>>86 全話見ててスレチェックまでしちゃうとか余程けいおん好きなんだなぁコイツ。
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>109 そうだよ
池沼唯スレに行けば分かるが、連中はけいおん大好きだよ
その愛が歪んじゃってるけどな