1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :
2010/10/29(金) 00:03:02.44 ID:cPlhOqn20
乙 書こうかな
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 00:10:31.07 ID:5+1XkDPa0
>>1 乙
乙 投下してもよさそうかな
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 00:12:15.66 ID:Fy0bYeje0
さて、いないなら投下しちゃうよ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 00:12:26.62 ID:5sFxf7cF0
>>6 0.2秒差かw…30分くらいで全部投下できそうだから先に投下しちゃってもいいかい?
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 00:17:08.49 ID:Fy0bYeje0
それからネウロイとも何度か戦って2ヶ月くらい経ったある日の午後― 俺「あ、いたいた!おーいサーニャ」 サーニャ「俺さん…どうしたんですか?」 俺「結構前の約束なんだけど、俺の機体のコクピットに置いてあった消臭ハーブをペリーヌのところに取りに行くの今から付き合ってもらえないかと思って…だめ?」 サーニャ「ううん、大丈夫」 エイラ「おい、お前サーニャと二人で何話してんだヨ!」 俺「かくかくしかじか」 エイラ「なるほどナー確かにあのツンツンメガネの相手は難しいからな。よし、私も付いてってやるゾ!」 ペリーヌハーブ園にて― 俺「こういうわけで頼む」 サーニャ「ペリーヌさん私からもお願いします」 ペリーヌ「なるほど…わかりましたわ。そんなに言うなら分けてあげましてよ」 俺(結構あっさり分けてくれたな…)
俺「それにしてもこんなハーブ園作ってるなんて、いい趣味してるよなペリーヌって…」キラキラ ペリーヌ「あら?あなたみたいな野蛮な傭兵さんにもこの園のすばらしさがわかるの?以外だわ」 ペリーヌ(すごい目がキラキラしてるわね…) 俺「…いや、正直銘柄とか効用とか全然わかんないんだけど、なんかこういうのっていいなーと思ってて。素直にペリーヌのこと尊敬するよ」キラキラ ペリーヌ「…ふん。せっかく出向いてもらったんですから、お、お茶くらい出してあげてもよくってよ」///(ちょっとうれしいかも…) ペリーヌ園でお茶を飲みながら― エイラ「そういえばお前って、傭兵として稼いだ金は生活費以外じゃ何に使ってたんダ?」 俺「うーん。ほとんど使わずに貯めてた」 ペリーヌ「貯めてどうするつもりでしたの?」 俺「…笑うなよ…?…絶対笑うなよ?」 サーニャ「…コクン」
12 :
マーチ :2010/10/29(金) 00:24:12.86 ID:0G2HAnRMO
早っもう次スレかよw
とりあえず
>>1 乙
レイブンさんにも支援
アシナガオジサンッ
俺「将来はどこかコジマ粒子で汚染されてない水辺の綺麗な土地でも買って、そこでのんびり暮らそうかと…出来れば農園とかつくって」 エイラ「…ぶっ」 ペリーヌ「…なんというか…と、年寄り臭い夢ですわね…ぷっ」 俺「…わ、笑うなよ!」 サーニャ(ふるふる…) 俺「サーニャにまで馬鹿にされるとは…orz」 ペリーヌ「だ、だって、以外過ぎる答えでしたから…ぷぷぷ」 俺「しょ、しょうがないだろ!俺の世界はほとんど砂漠と瓦礫しか無くて、自然は貴重品なんだぞ!?」 エイラ「それにしても戦闘中のお前勇猛さを知ってる分、本当に似合わないナ…ぷぷぷ」 俺「でも、だからペリーヌの趣味がいいなって思ったんだよ!でもそれならペリーヌのハーブ栽培だって年寄り臭くならないか?」 サーニャ「ペリーヌさんの方は、そんなにおかしいと思わない」 エイラ「そのへんは男と女のギャップだろうナ」 ペリーヌ「そうですわ、私の崇高な趣味をあなたのような年寄り臭い妄想と一緒にしないでくれます」 俺「ぐぅ…」 エイラ「お前…もしかして実は小動物とかもすきカ?」 ペリーヌ「ぶっ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 00:29:34.70 ID:zHXh95naO
新スレ乙 このスレタイは御大将を彷彿とさせるな
フラグたてやがったぞこの俺…
俺「な、何故それを…。だって俺の世界じゃ野生動物も貴重で…こっちにはそこらじゅうに動物がたくさんいるから…」 エイラ「朝方にお前が基地の裏で猫とか鳥にエサをやってるのを何回か見かけたからな。なんとなくカマをかけてみたんダ」 サーニャ「…ぷるぷるぷる」 俺「サーニャ…もう我慢しないで笑っていいよ…むしろ無理に我慢されると余計傷つく」 ペリーヌ「でもそれなら貴方、もとの世界に帰りたくはならないの?今まで貴方がその夢(笑)のために築いてきたものは向こうに残してるんでしょ?」 俺「別に向こうでも『ココに住みたい!」て土地もまだ見つかってなかったし…むしろこっちの方が自然がいっぱいあって俺の望みにあいそうな場所は多そうなんだよな」 俺「金もどうなってるかわかんないし…それに正直あの砂漠と瓦礫の世界に戻るなら俺はこっちの世界にいたいよ。それに…」 サーニャ「それに…?」 ミーナ「あら?みんなでお茶してるの?」 エイラ「中佐!」 ペリーヌ「中佐もお飲みになられます?」 ミーナ「そうね、いただきましょうか」 エイラ「中佐〜ちょっと聞いてくれよ…実はこいつの夢がナ…」 俺「ちょ!これ以上みんなに馬鹿にされたら立ち直れそうにないからやめて!」 エイラ&ペリーヌ「実は俺にはこんな年寄り臭い夢が…」 ミーナ「そうね…私は別に嫌じゃないわよそういうの」
かっこわらいつけんなwww
俺「ほ、本当ですか!」キラキラ ミーナ(すごく輝いた目をしているわね…) ミーナ「…でも確かに少し若さが足りないかもしれないわね」 俺「…」 ペリーヌ「ほら、やっぱり中佐も年寄り臭いって思ってるんじゃない。残念だったわね俺さん」 俺「…俺は…俺が年寄り臭いならペリーヌだって同じだと思う…ボソッ」 ペリーヌ「何ですって!?」 俺「だってそうだろ!どこが違うんだー!不公平だー!」 俺&ペリーヌ「ギャーギャー」 ミーナ(本当に変な人ね…ふふっ。でも…同時にとてもやさしい人…) 坂本「お、やっと見つけたぞ俺!」 ペリーヌ「しょ、少佐!」/// 坂本「何やっとるんだお前らは…」 俺「ちょ、ちょっとお互いの夢について、どつき合いながら話し合ってたんですよ、ははは」 坂本「?」「まぁいい。お前今日の夜ハンガーに来てくれ、やってもらいたいことがある」 俺「何するんです?」 坂本「来てから話す。遅れるなよ」 俺「…りょーかい」 その後俺は、少佐に恥ずかしいところを見られただなんだの言うペリーヌに、散々電気ショックを食らわせられました
深夜ハンガーにて― 俺「少佐はまだか。早く来すぎたな…ちょっと機体に残ってるデータで音楽でも聴きながら待ってるか…」 〜♪ サーニャ「俺さん?」 俺「うわっ!さ、サーニャか?どうしたのさ?」 サーニャ「私、これから夜間哨戒…でもハンガーに来たらここから音楽が聞こえて…」 サーニャ「素敵な曲ですね…それにどこか懐かしい感じがする」 俺「この機体に残ってた俺の世界の曲だよ。他にも色々あるよ」 サーニャ「ううん、これでいい。少し聴いていっていい?」 俺「どうぞどうぞ」 ―そのまましばらく経って… 少佐「俺ードコだー?」 俺「あっ、少佐来たみたいだからここまでだ」 サーニャ「うん、聞かせてくれてありがとう」 少佐「そこにいたのか」 俺「一体何なんですか?こんな深夜に呼び出して」 少佐「前にお前が、この機体のせいで寝込んだときに重要な事を隠してたから罰をうけてもらうといったこと、覚えてるか?」 俺「…た、たぶん」 坂本「…まぁいい。その罰をこれから受けてもらおうと思ってな。これからしばらくお前にはサーニャと一緒に夜間哨戒をしてもらう」
俺「…え」 坂本「…お前、この前武装の扱いにもだいぶ慣れてきたから、次はこの辺の地形データが欲しいといっていたよな?」 俺「あ、はい」 坂本「だが、お前とお前の機体は上に秘匿しているから、真昼間から堂々とお前を地形データ採取のために飛ばすことは出来んのだ」 坂本「そいつはでかいからな、民間人に目撃されて通報でもされたらかなわん」 俺「だから俺を罰として夜間哨戒させるついでに、地形データの収集もさせれば一石二鳥じゃないか…と」 坂本「その通りだ。はっはっは」 坂本「返事は?」 俺「…行ってきます」 夜間哨戒上空― 俺(なんかサーニャがさっきから後ろの俺の機体の方をチラチラ見てくるな…何だ?) サーニャ(チラッ…) 俺(もしかして後ろにこんなデカブツが付いてると怖いのかな…ルッキーニなんて最初ネウロイと見間違えたらしいし…) バシュン 俺『おーい大丈夫かサーニャ?』 サーニャ(ビクッ) サーニャ「あっ…」 俺『こうやってコクピット開けて、顔が見えてればこの機体と一緒でも怖くないかと思って…違った?』
江田島平八「ストライクウィッチーズである」
サーニャ「ううん…ありがとう」ニコッ サーニャ「…あの、俺さん」 俺『なに?』 サーニャ「俺さんって、ミーナ中佐のことどう思ってるの?」 俺『ぶはっ』 サーニャ「ねえ?」 俺『…り、理想的な上司というか雇い主ってとこでしょうかね!!何不自由なく生活させてもらってますしっ!!』 サーニャ「…本当のこと教えてくれたら、ミーナ中佐が喜びそうなこと教えてあげるのに…」 俺「…」 俺(サーニャ…なんて怖い子!ハルトマンといい、天然っぽい子の方が色々怖いよ) サーニャ「どうなの?」 俺「…た、大切な人…だと思ってるよ…いなくなったりしたら困るくらい…」/// サーニャ「ふふっ」 サーニャ「ミーナ中佐ね…歌が好きなの。だからさっきハンガーでかけてた曲聴かせてあげればきっと喜ぶと思う」 俺「そうなんだ…その、ありがとうサーニャ」/// サーニャ「うまくいくといいね」 以上です。待ってくれた人ありがとう
おつんつん 特定の人とフラグ立っててもそのキャラとばっか絡ませないって難しいけど大事なことだよね
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 00:54:12.03 ID:5sFxf7cF0
乙! レイヴンさんへたれっすなあww
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 00:55:08.70 ID:DyiQCTQ9O
乙
付かず離れずすなぁ
ミーナが多忙な人というのもあるんだろうがw
今待機あと一人?
>>6 終わったら俺もいよいよ投下するぜよ
29 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 00:55:47.29 ID:Fy0bYeje0
乙 さて、投下してもいいかな?
ゴウッ
31 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 00:58:45.41 ID:Fy0bYeje0
〜Semper Fidelis Pt.2〜 まずは大筋の復習を 〜ここまでの粗筋〜 突如501に下った地中海掃討作戦命令。 その為に派遣されたリベリオン海兵隊ウィッチ、グレース・ボイントン少佐(24歳)。 到着早々ルッキーニに乳を揉まれ投げ技からサブミッションで固めちゃったり。 歓迎パーティでは芋攻めに辟易。かと思えば酒盛り始めて大混乱。 挙句の果てにはもっさんとレスリング勝負。スープレックスで投げちゃったり。 そんなこんなで501に新メンバー加入。 だが深夜、一人通信室で何者かと更新する彼女を宮藤は見たのだった。 果たして彼女は一体何者なのか・・・? 続いて設定〜
32 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:01:02.72 ID:Fy0bYeje0
名前 グレース・ボイントン 年齢 25歳 身長 178cm 誕生日 12月4日 階級 少佐 使い魔 黒羊 パーソナルマーク 火を吹く羊の頭蓋骨にぶっちがい 所属 リベリオン海兵隊 第214海兵攻撃飛行隊「ブラック・シープ]隊長 通称 「マミー」 その豪放な性格と年齢から部隊の母親的存在として慕われる 「グランマ」 こっちの通称で呼ぶと切れる 容赦なくカールスラント・スープレックス
33 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:02:53.08 ID:Fy0bYeje0
ストライカーユニット ヴォールF4Uコルセア 速度は遅く機動性も低いが、タフで使いやすい 使用火器 4連装M2ブラウニー重機関銃、通称「ミートチョッパー」 片手に二基ずつ装備、弾薬は背中のバックパックから給弾 +ソードオフしたM1ガーランドライフル +マチェット(鉈) +USMC KA-BARナイフ 固有魔法 怪力、基本的にはバルクホルンとほぼ同じ ただストライカーの性能とあいまってより強力 その他の魔法技術 宮藤家と同じく魔力の衰えにくい家系の出身 魔力の発現も異常に早く、なんと6歳で箒による初飛行に成功した その他 アイダホの田舎町出身でレスリングが得意 豪快な性格で大酒飲み、葉巻も好き 酔うと物理的な意味で「絡む」 撃墜数は24、リベリオン海兵隊ではトップ 目標のウィッチは第一次大戦リベリオントップエースのリッケンバッカー 扶桑海事変にも義勇軍「フライングタイガース」として参加したベテランウィッチ 一度リバウ付近で撃墜されて扶桑の潜水艦に救助された時の経験から扶桑贔屓 モデル アメリカ合衆国海兵隊、グレゴリー・ボイントン少佐
34 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:04:34.06 ID:Fy0bYeje0
それでは本編をどうぞ ―――――――――――――――――――――――――――――― 〜翌朝、早朝〜 坂本「いい朝だな。今日も朝練に・・・ん?」 タッタッタッタッ 坂本「ほう、誰かもう走ってるじゃないか。感心だな」 グレース「♪〜I love working for Uncle Sam, Let me know just who I am 1,2,3,4, United States Marine Corps! 1,2,3,4, I love the Marine Corps!〜♪」 坂本「早いな、グレース少佐」 グレース「おお、坂本少佐か。おはよう」 坂本「こんな時間から朝練とはよくやるな」 グレース「俺ももう25だ。魔力は問題なくとも体は衰えてくる」 坂本「25歳だと・・・(う、羨ましい) ゴホン・・・確かに体はウィッチの資本だな。 時にグレース少佐、その歌はなんだ?」
おっと
36 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:10:10.61 ID:Fy0bYeje0
グレース「これかい? これはランニング・カデンスって言って、いわゆる行進歌さ。 リベリオン海兵隊の伝統なんだぜ。 マリーンはみんな知ってる」 坂本「ほう、そういうものなのか。 なんだかこう、走りやすいリズムだな。 よかったら私にも教えてくれんか?」 ニヤリ グレース(こりゃおもしろうそうだ・・・・) グレース「フフフ、いいぞ。 もともとみんなで歌う歌だしな、少佐も歌えたら面白いだろう。 それじゃぁ私が歌うから復唱してみてくれ」
37 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:12:06.98 ID:Fy0bYeje0
※参考動画 君も一緒に歌ってみよう
(
http://www.youtube.com/watch?v=qgd0-qw4jYI )!
グレース「♪〜Mama & Papa were Laing in bed 」
坂本「♪〜まーまあんぱーぱわー、らいいんべー(ママとパパはベッドでゴロゴロ )」
グレース「♪〜Mama rolled over and this is what's she said」
坂本「♪〜まーまろーるどおーばあんでぃすずわっしっせ(ママが転がり こう言った)」
グレース「♪〜Oh, Give me some Oh, Give me some」
坂本「♪〜お、ぎっみさむ!お、ぎっみさむ!(「お願い 欲しいの」)」
グレース「♪〜P.T.! P.T.!」
坂本「♪〜ぴーてぃ!ぴーてぃ!(「しごいて」)
グレース「♪〜Good for you」
坂本「♪〜ぐっふぉゆ(お前によし)」
グレース「♪〜Good for me」
坂本「♪〜ぐっふぉみ(俺によし)」
グレース「♪〜Mmm good」
坂本「♪〜んーっぐ(うん よし)」
さすがにもっさんブリタニア語わかるだろwwww
海兵隊でもしやと思ったがやっぱこれかよwww
γ⌒丶 I don't know, but I've been told / =O=ヽ Eskimo pussy is mighty cold!  ̄(,,゚Д゚) ̄ Mmm good! Feels good! /”つ C′ Is good! Real good! 人 Y Tastes good! Mighty good! (( (( (__(__) Good for you! Good for me! ____ ____ ____ ______o L__o__|_ L__o__|_ L__o__|_. / / Haa Haa Haa (,, ´∀`) (,, ´∀`) (,, ´∀`) /____/ ____ _( つΥ⊂_( つΥ⊂_( つΥ⊂ ____ ./ L__o__|_ L__o__|_ L__o__|_ L__o__|_ L__o__|__/ 〜 ( ;´3`) (( (((,, ´∀`) (,, ´∀`) (,, ´∀`) (,, ´∀`)./ 〜( つ ⌒ つ _( つΥ⊂_( つΥ⊂_( つΥ⊂ ( つ つ 〜 人 Y L__o__|_ L__o__|_ L__o__|_ 人 Y (__(_) (( (((,, ´∀`) (,, ´∀`) (,, ´∀`) (( (__(_) ( つΥ⊂ ( つΥ⊂ ( つΥ⊂ 人 Y 人 Y 人 Y (( (( (__(_) (__(_) (__(_) ZUM! ZUM! ZUM!
41 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:15:23.00 ID:Fy0bYeje0
グレース「ははは、上出来上出来! うまく歌えてるぞ」 坂本「おお、なんだか楽しいな! 歌詞の意味は良く解らんが・・・」 グレース「まぁそれは気にするな(ニヤ それじゃ二番も歌ってみるか? 坂本「望むところだ。」 グレース「よし、それじゃぁまた続けて歌ってくれ ♪〜Up in the morning to the rising sun 」 坂本「♪〜あっぷいなもーにんとぅざらんじーんさん(日の出と共に起き出して)」 ・ ・ ・ ・ ・ ・
42 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:17:47.16 ID:Fy0bYeje0
〜シャーリー自室〜 シャーリー「ふぁ〜、良く寝たー!!」 タッタッタッタッ 「♪〜・・・・」 シャーリー「んー、外から歌が・・・何だ?」 ガチャ グレース「♪〜God damn Neurioi's son of a bitch」 坂本「ごっだーむねうろいーいずさのばびーいっち(クソッタレのネウロイはろくでなし)」 グレース「♪〜Got the blueballs, crabs and seven-year itch」 坂本「♪〜ごったざぶるーぼーすくらーぶあんせぶんやーいっち(梅毒 毛ジラミ ばらまく浮気)」 シャーリー「ブハッ!!! あ、朝からなんつう歌を・・・///」 坂本「はっはっは! なんだか精が出るなぁ!!」 グレース(ニヤニヤ)
43 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:21:07.25 ID:Fy0bYeje0
〜食堂〜 ガヤガヤ 坂本「ふぅ・・・いい運動になったな、グレース少佐」 グレース「いやいや、坂本少佐こそ(ニヤニヤ)」 シャーリー「///・・・・」 ルッキーニ「どしたの、シャーリー?」 シャーリー「な、なんでもない!」 ルッキーニ「?」 ガチャ テクテクテク リーネ「・・・・でね、そんな夢でね・・・・」 芳佳「変な夢だねー、リーネちゃん」 芳佳(あ、グレースさん・・・ どうしよう、昨日のこと言ったほうがいいのかな・・・・) グレース「ん、宮藤とリーネじゃないか。昨日は済まなかったな」
44 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:23:31.56 ID:Fy0bYeje0
芳佳「あ、いいえ。グレースさんこそ手伝ってくれてありがとうございます」 グレース「ああ、気にすんな」 芳佳(やっぱりただの思い過ごしかな・・・) リーネ「グレースさんはよく眠れましたか?」 グレース「ああ、ベッドで寝たのは久しぶりだ」 芳佳「ええ、普段はお布団なんですか?!」 グレース「ハハハ、違うよ。野戦コットさ」 芳佳「野菜コック?」 グレース「や・せ・ん・こ・っ・とだ。ほら、担架みたいな折りたたみベッドだ」 芳佳「へー、そんな大変なとこだったんですかぁー」 グレース「まぁ一応最前線だったしな。だからここはいいところだと思う」 リーネ「お姉ちゃんも言ってました。『リベリオンの海兵隊はどのウィッチよりもタフだ』って」 ゲルト(お姉ちゃんだと!) グレース「そのとおり。誇り高き少数精鋭、それが合衆国海兵隊だ」
45 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:25:44.16 ID:Fy0bYeje0
グレース「まぁそんな事はともかく、朝飯にしようぜ」 芳佳「あ、そうですね。えーと今日の朝ごはんは・・・」 ゲルト「私が作った」 ドン グレース「おお!コイツはウマそうな・・・芋・・・・・・だ・・・・・・・・な・・・・・・・・・・・」 目の前にあるのは圧倒的な量の蒸かし芋だった。 エーリカ「わ〜い!お芋〜!!」 グレース「お前ら・・・そんなに芋が好きか?」 ルッキーニ「好き〜!!」 グレース「・・・まぁDレーションよりゃましか・・・」 シャーリー「あ、あれはひどいな・・・・」 ミーナ「あら、そうそう。 今日はネウロイ襲撃の予測日時までしばらくありますから、折角グレースさんも来たことだし模擬戦闘訓練をしようと思ってるの」 グレース「そりゃぁ俺も楽しみだ。」 ミーナ「じゃあ0100時にハンガーに集合してください」 全員「了解!」
46 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:29:04.63 ID:Fy0bYeje0
〜基地上空〜 ミーナ「みんな用意できたみたいね。 それでは模擬戦闘訓練を始めます。 まずはハルトマン中尉とバルクホルン大尉のロッテ対、シャーリーさんとルッキーニさんのロッテで行ないます。 ルールは同位戦、すれ違いで戦闘開始です。 勝敗はペイント弾の着弾で決めます。 それでは、始め!」 ブァ―――ッ!! 同高度からそれぞれロッテが互いを目指して進み、すれ違うと同時にスロットルを開き戦いが始まった。 セオリー通りに互いをカバーしあうフォーメーションのカールスラントペア。 定石だがそれだけに隙がない。 一方シャーリー=ルッキーニ組は一旦散開した。 速度に長けるシャーリーが幾方向からも一撃離脱を繰り返し、火線を引きつける。 その間に正確な射撃を得意とするルッキーニが遠距離から射撃を叩き込む。 スタンドプレーの様だが、その実互いのタイミング把握が重要な高度な連携攻撃だ。
支援
48 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:37:32.20 ID:Fy0bYeje0
だが、やはり人類トップエース達にはそう通用するものでは無かった。 一撃離脱で火線を引きつけるにも、二人の機動にはなかなか決まったラインがなく下手をすれば自ら射線に飛び込んでしまうような状態だ。 シャーリー『くっ・・・こりゃキツいな・・・ルッキーニ!早く当ててくれ!』 ルッキーニ『む、無理だよ〜シャーリ〜』 言葉通り、バルクホルンがシャーリーを牽制する傍ら手の空いたハルトマンからの射撃がしっかりとルッキーニにも撃ち込まれる。 お陰でシールドを張りつつの射撃になって安定しない。 ゲルト『そろそろ行くか、エーリカ』 エーリカ『いいよ!』 そのまま高度を上げた二人はブレイク、丁度突っ込んできていたシャーリーは追随できずに下方へ。 ゲルト「今だっ!」 上昇から背面下降で一気後ろに付いた。 一方エーリカは急なブレイクで目標が定まらないルッキーニに迫る。 両機とも絶好のポジションに付き―――ダララララララララララララ! MG42Sが7.92mmペイント弾を毎分1500発の勢いで吐き出し、二人のストライカーをほぼ同時に染め上げた シャーリー=ルッキーニペアの完敗だ。
49 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:41:34.33 ID:Fy0bYeje0
シャーリー「うわー、やられちったー!」 ゲルト「まだまだ甘いな、リベリアン」 ルッキーニ「ヴェー、つまんなーい!」 エーリカ「にっししー、計画通り」 シンプルが故に実力のはっきり出る勝利だった。固有魔法に頼らず、派手などんでん返しも小細工も無し。 機動と射撃、そして戦術の空戦基本要素の三位一体が綺麗に現れた模擬戦だった。 正に人類連合軍トップエース二人組の実力を見せつけた形になる。 ミーナ(さて、これが私達の実力よ。 あなたはどうなのかしらね、グレース少佐?) グレース「ほぉ・・・噂にゃ聞いていたが流石だな。 カールスラントのダブルエースは伊達じゃない、か」 ミーナ「次はグレースさんにも参加してもらいましょうかしら 誰とロッテがいいかしら・・・・」 グレース「俺の僚機はいらないよ」 ミーナ「え?」
戦闘をちゃんと書ける人がうらやましい
51 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:47:08.76 ID:Fy0bYeje0
グレース「だから、俺に僚機はいらんと言ったんだ」 ミーナ「それはどういう・・・」 グレース「僚機は足手纏いなだけだ、だからいらんと言ってるんだ」 ミーナ「そ、そういう訳には・・・」 グレース「私がいらんと言ったらいらん、これだけは譲る気はない」 ミーナ「いいえ、ダメです!あなたがこの隊にいる限り上官は私です。 そしてロッテも組んでもらいます!これは命令です! 宮藤さん!」 芳佳「は、はいぃ!」 ミーナ「グレース少佐の僚機を!」 グレース「・・・フン」 芳佳(うう・・・気まずい・・・) 「宜しくお願いしますね、グレースさん」 グレース「いいか、私の僚機をするなら、私の言うことは聞け。いいな?」 芳佳「は、はい・・・」
52 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:51:42.15 ID:Fy0bYeje0
ミーナ「リーネさん、ペリーヌさん。相手をお願い」 ペリーヌ「わかりましたわ、青の一番の実力をしっかりと目に焼き付けてくださいまし」 リーネ(芳佳ちゃんが相手かぁ・・・) 「りょ、了解です・・・」 ミーナ「ルールは先程と同じ同位戦。すれ違いで開始。いいわね?」 グレース「構わん」 ペリーヌ「よろしくってよ」 グレース「幸運を祈る。行くぞ、宮藤軍曹」 芳佳「あ、はい!」 グレース『おい、いいかよく聞け宮藤軍曹。 お前は後方で当たらないように逃げまわってればいい。 絶対に俺の前に出るんじゃない。 俺の邪魔はするな、分かったか?』 芳佳『は、はい。わかりました!』 (なんだろう・・・いままでとは全然違う人みたい・・・)
53 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:54:07.32 ID:Fy0bYeje0
先程と同じように両ロッテがすれ違って模擬戦が始まった。 ペリーヌ『リーネさん、そのまま遠距離まで引いて援護を』 リーネ『わかりました!』 リーネがすれ違ったまま直進して距離を稼ぐのに対して、ペリーヌはそのまま反転して巴戦に持ち込む構えだ。 ペリーヌ「さぁ、お手並み拝見でしてよ」 一方、グレース=芳佳ペアも機動に移った。言われたとおり芳佳は距離を稼いで逃げに入った。 その間にグレースはインメルマンターンで反転、相手に向かい合った。 リーネ「この距離からなら向こうの射撃も届かないし落ち着いて狙え・・・え?」 キラッ 遠方に何か光が見えたかと思うと、その数は瞬く間に増えリーネに向かってきた。 曳光弾だ。それもものすごい数の リーネ「え、ちょ・・・いやぁ―――!!」 ドスドスドスドスドスドスドスドス! あっという間に弾幕にがリーネを捉えて大量のペイント弾がヒットした。 ミーナ「リーネさん、撃墜!」
大魔神はどうなってしまったん?
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 01:56:37.16 ID:DyiQCTQ9O
規制食らってるらしい
56 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:57:11.49 ID:Fy0bYeje0
シャーリー「おおー、流石.50キャリバー。射程もリーネの対装甲ライフルに負けてない!」 リベリオンが誇るブラウニーM2重機関銃。 リーネのボーイズ対装甲ライフルとほぼ同口径の重機関銃で、その有効射程は1000mを超える。 しかもその重機関銃が4連装、とてつもない火力になる。 正にミートチョッパー(挽肉製造機)の異名を取るに相応しい兵器だ。 ペリーヌ「リ、リーネさん! ・・・全く、なんて野蛮な武器なんですの。 でも・・・当たらなければどうということありませんわ!」 言葉通りペリーヌは放たれる弾幕をシザーズとバレルロールの組み合わせでで軽々と避ける。 その傍ら横滑りを入れつつオーバーシュートを誘う。 基本に忠実ながら実に滑らかで優雅な機動がさすがはガリアのトップエースといったところだ。 片や後ろから喰らいつくグレースも負けてはいない。 武装の重量のせいで機動性の低いコルセアを、両足を揃えて操舵するという変則的な動かし方で振り回して追随している。 ペリーヌ(・・・この程度当りませんわね。 でも火線がだいぶ近づいてますわ。早くケリを付けないと・・・)
57 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 01:58:37.97 ID:Fy0bYeje0
ペリーヌが焦ったその一瞬、火線が二つに割れた。 ペリーヌ「えっ・・・」 今まで集中して避けてきた射線が一気に二つに増えた。 グレース「さぁ、避けてみろ!」 ドドドドドドドドドドドド! 撃ち込まれた至近弾をなんとかジンキングで外したペリーヌだったが、飛び込んだ先が悪かった。 そこには光の筋が二本走っていた。グレースのM2二基から吐き出された.50口径の弾筋だ。 ドスドスドス! ミーナ「命中!ペリーヌさん撃墜!」 二つの射線に見事に挟まれてしまい、逃げた先を読まれてそこを撃たれてしまった。 ペリーヌ「や、やりますわね・・・私の負けですわ」 グレース「流石青の一番、噂に違わぬ実力だ」 ミーナ「・・・グレースさんと宮藤さんの勝ちね」 芳佳(わ、わたしほんとに何もしてない・・・) グレース「言っただろう、中佐。俺に僚機はいらない、って」
58 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:01:05.97 ID:Fy0bYeje0
ミーナ「ハァ・・・ グレースさん、そういうわけにはいかないのよ・・・ 第一あなたは―――」 坂本「おい、ミーナ。ちょっと待ってくれ。 グレース少佐、そこまで単機がいいというなら私が相手をしよう。 ただし、もし私に負けたら言うことは聞いてもらうぞ、いいな?」 グレース「へぇ、坂本少佐が・・・ 俺はそれで構わないぞ」 坂本「なら決まりだ」 ミーナ「ちょっと美緒―――」 坂本「なに、任せてくれ、ミーナ。 私も久しぶりにいい戦いができそうだ。 よし、それじゃぁルールは簡単。お前は私に一発でも当てれば勝ち、私は―――」 シュルッ、スチャ 坂本「―――この烈風丸でお前を叩けば勝ち。いいか?」
59 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:03:37.07 ID:Fy0bYeje0
グレース「ダメだね。おい、バルクホルン大尉、こっちへ」 ゲルト「なんだ、少佐?」 グレース「私の銃を頼む」 ガチャガチャッ、シュルッ、ズシリ ゲルト「な、なんだこの重さは・・・!」 グレース「大丈夫だ、お前なら持っても浮かんでることぐらいは出来るだろう? さて―――」 パチッ、シュル、カチャッ、スチャ グレース「―――いっちょやったろうじゃないか」 その右手には刃渡り60cmはあるマチェット――カバー付きだが――が握られていた。 左手には同じくシースに入ったままのUSMC KA-BARナイフ。 グレース「久しぶりの格闘戦、ハンデなんて勿体無いじゃないか、なぁ坂本少佐?」 坂本「ハッハッハッハッ!いい心構えだな。 例のごとく同位戦、すれ違いで開始だ」 グレース「望むところ!」
60 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:07:04.91 ID:Fy0bYeje0
距離を開けた両機がすれ違い―――戦いの火蓋が切って落とされた。 坂本「さぁっ、付いてこられるか?!」 互いに反転して向き合ったまま直進、接触寸前に両者が巴戦に入った。 まずはグレースが坂本の背後をとった。 武装がない分先程よりも遥かに軽く、運動も軽快だ。 グレース「いよっとぉ!」 そのまま左手のナイフで斬りかかるグレース、だが坂本にかわされた。 坂本「太刀筋が甘いぞ!」 そのまま速度を上げ、距離を取る坂本。 坂本「今度は私の番だ」 ヒュガッ それまで前方に捉えていた蛇行する坂本の姿が消えた。 グレース「なっ・・・!」 焦るグレース、だが前方に坂本は見えない。 坂本「もらった!」
いつの間にか坂本が後ろに回りこんでいた。 扶桑の零式使いのお家芸、木の葉落としだ。 低速蛇行から一気に上昇を掛けて横滑りで敵機の背後を取る。 あまりの素早さに敵は簡単に見失ってしまう。 そしてそのヒラリと軽やかに回る様がまるで落ち葉のように見えるから木の葉落としと言われる。 坂本「そこだっ!」 ヒュッ グレース「ツッ!」 かろうじて坂本の一太刀をかわすグレース。 だがその反動でバランスを崩した 坂本「あまいっ!」 返す刀でもう一振り、坂本が斬り込む。 ガンッ 辛うじてマチェットで受け止めた。 坂本「なかなかやるな」
そらよっ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:13:26.27 ID:DyiQCTQ9O
しえんぬ
グレース「そっちこそ」 ドンッ 坂本を突き放したグレースが今度は逃げに回る。 グレース(ジョージ相手に旋回戦は勝てない・・・ 引き離して一気にカタを付けてやる) そう決めると、今度は蛇行とバレルロールの組み合わせに移った。 坂本(やるな・・・安定してるが不規則なパターン。 さっきとは違って今度は軸足を残して制御してる。 どちらの制御法も使えるのか) 緩旋回とバレルロールで追随を外したグレースはそのままスロットルを開けて坂本を振り切った。 グレース「距離は稼いだ、一気にヘッドオンといこうじゃないか」 上昇から背面降下に移ったグレースは、一気に追ってくる坂本めがけて降下しはじめた。 坂本「あいつ・・・やる気か。 いいだろう付き合ってやる」 そうつぶやくと坂本も烈風丸を正眼に構えて対峙した。
グレース「ウォォォォ―――!!!」 坂本「まそっぷ!・・・じゃなくて、とぉ――――!!」 ガンッ!! 速度を乗せた両雄がぶつかった――― 横合いから速度を乗せて斬りつけたグレースに対し坂本は大きく斬り上げた。 結果――― ヒュンッ! マチェットはグレースの手を離れ空中に舞い上がった。 坂本(勝った―――!) 坂本は勝利を確信した。 だが次の瞬間、 ―――ペチペチ 不意に首筋に何かを感じた。 眼をやると、グレースのKA-BARナイフのシースが首に当てられていた。 グレース「少佐、アンタの負けだ」
坂本「・・・フフフフフ、ハハハハハ、ハッハッハッハッハッ! やるじゃないか!」 グレース「いやいや、坂本少佐こそ。 さすがはリバウの三羽烏!」 坂本「ハッハッハッハッハッ!」 グレース「ダハハハハハハハハ!」 シャーリー「なんだあの二人?」 ゲルト「わ、分からん・・・」 ミーナ『美緒、結局―――』 坂本『私の負けだ、ミーナ』 ミーナ『―――! そ、それじゃぁ・・・』 坂本『心配するな、アイツは単機でもなんとかなるだろう』 ミーナ『・・・はぁ・・・・。わかりました』 ミーナ「それではコレで今日の訓練は終りにします。 全機、帰還します」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:19:57.18 ID:N0hBUEw+0
まそっぷw
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:20:33.92 ID:DyiQCTQ9O
支援
69 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:21:25.22 ID:Fy0bYeje0
〜ラウンジ〜 グレース「うーん、よく動いたな・・・ お、ユーティライネン中尉にリトヴャク中尉か。 お前たち訓練には参加しなかったのか?」 エイラ「ナンダ、グレース少佐か」 グレース「何だとは随分ご挨拶じゃないか」 サーニャ「そうよエイラ、失礼よ」 エイラ「うー、ゴメンゴメン」 グレース「それで、お前たちどうして訓練にはいなかったんだ?」 エイラ「ワタシ達は夜間専従班ナンダ」 グレース「ナイトウィッチか。 珍しいな。 今は何をやってるんだ?」 サーニャ「エイラにタロットで占ってもらってたところです」 グレース「ほー、占いか。一つ俺も頼んでいいか?」
70 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:23:49.34 ID:Fy0bYeje0
エイラ「任せてクレ。ワタシの占いはよく当たるンダ サッサッサ、ト。 どれどれ〜・・・コレダ!」 エイラが引いたカード、それは二匹の犬が池の畔で天体を見上げている構図だった。 エイラ「月の正位置、かー・・・ 意味は『不安定、幻惑、現実逃避、親友の裏切り』ダナ・・・」 サーニャ「不吉・・・ね・・・」 グレース「・・・・・・」 エイラ「ま、まぁ占いはアクマで予測ナンダナ。 自分の意志で変えることもできるから心配スンナ!」 グレース「あ、ああ・・・別に気にしてないさ。 それに俺ぁ昔から運がいいって言われてんだ。 占いなんかひっくり返ちまうさ、ダハハハハ!」 サーニャ「そうだといいですね(ニコッ」 エイラ(サーニャが笑ってるう〜!!)
グレース「そうだ、夜間専従班ならこれから任務か?」 サーニャ「はい。 もうすぐ出発して早朝まで哨戒任務です」 グレース「ふん、そうか・・・ 大体何時くらいに帰ってくるんだ?」 エイラ「いつもは6時くらいダナ。 どうしてだ、少佐?」 グレース「いや、なんでもない。 それじゃぁ任務頑張ってくれ」 サーニャ「ありがとうございます」 ガチャ、バタン エイラ「なんだか本当に嫌な予感がするナ・・・・」 サーニャ「わたしも、エイラ・・・・・」 〜なにやら不穏な空気が漂いつつも、今日も501の夜は更ける〜
72 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:26:30.19 ID:Fy0bYeje0
〜同日、深夜〜 トボトボ・・・・ リーネ(はぁ・・・今日の訓練で疲れて眠れなくなっちゃった・・・ ホットミルクでも入れてこようかな) 暗い廊下を重い体を引きずって歩いていると、何か明かりが見えた。 なにやら遠くの廊下の窓で明かりがひょこひょこと動いていた リーネ(―――? なんだろう? ハンガーの方へ行ったのかな?) 気にはなったがとにかく疲れているので、リーネは気にせず調理場に向かうことにした。 リーネ(あったあった、ミルクとお砂糖。 それちょこっとジンジャーパウダーを入れて、と。 すこしハチミツもいれるといいな・・・) ――――――――――――――――――――――――
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:28:29.88 ID:DyiQCTQ9O
えん
74 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:28:42.74 ID:Fy0bYeje0
―――――――――――――――――――――――― リーネ(ふぅ・・・・体があったまってよく寝れそう。) 部屋に戻ろうと調理場をでた時、ふと先程の光が頭をよぎった。 リーネ(あれ、なんだったんだろう・・・? ちょっと確かめに行ってみようかな) なぜだか好奇心に釣られて帰る前にちょっとハンガーに寄ってみよう、と思った。 てくてく・・・ リーネ(あれ? ハンガーの方から音がする・・・ やっぱりだれかいるのかな?) カチャカチャ、カチ・・・ なにやら機械をいじっているような音がする。 リーネ(何・・・?) 恐る恐るハンガーの端から覗き込むと、誰かが一基のストライカーユニットの前にしゃがんでいる。 リーネ(あれは・・・シャーリーさんのユニット?)
75 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:29:49.22 ID:Fy0bYeje0
確かにそれはノースリベリオンP-51Dマスタング、ブリタニア製マーリンエンジンを搭載したシャーリーの愛機だった。 しかし、その前の人影はいつもの人物では無かった。 リーネ(グレース・・・少佐・・・?) そこにしゃがみこんでいたのはグレースだった。 懐中電灯を咥えて片端のクリップボードをチェックしつつ、シャーリーのストライカーユニットの中をいじっている。 リーネ(―――なぜ?) よく分からなかったが、あまりよくないものを見た気がした。 リーネ(・・・とりあえず部屋に戻ろう) そう決めたリーネはそおっと後退りしてハンガーを後にした。 リーネ(なんだったんだろう・・・あれは・・・ なんでグレースさんが? こんな真夜中に? シャーリーさんのユニットを?) 一度はホットミルクで軽くなった体が今度は疑問の山で重くなった。 部屋に帰る道の足取りも重い。
76 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:30:35.55 ID:Fy0bYeje0
リーネ(私、どうしたらいいのかなぁ・・・) 部屋にもどるなりベッドに倒れ込んだリーネは困惑していた。 一体この出来事を誰に報告すべきか、あるいはそもそも報告すべきか否かを。 リーネ(こんな時芳佳ちゃんならどうするんだろう・・・相談してみようか・・・・ それともミーナ中佐に報告すべき・・・? ユニットの持ち主のシャーリーさんに教えてあげたほうがいいのかな・・・? ああ、もうわかんないよ〜) そんな思案に更けるうちに夜も遅くなりいつの間にか眠りに落ちていた。 またも大きな疑問を残し、501の一日は終を告げた。 Semper Fidelis Pt.2 End ・・・To Be Continued
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:32:34.42 ID:lNaFIES10
乙
78 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:32:59.49 ID:Fy0bYeje0
今日はここまで
投下ペースが難しいです
これからのリーネの行動を、お前らに決めてもらいたいと思います
とあえず、誰にこのことを報告するのか、若しくはしないのか、を安価
>>82 当りで決めたいと思うのだがいいかな?
79 :
マーチ :2010/10/29(金) 02:35:51.58 ID:N0hBUEw+0
乙 じゃぁ俺はその安価のあとに投下することにしよう。
80 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:37:44.15 ID:Fy0bYeje0
とか思ったけど人いねぇから誰でもいいから決めてくれ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:39:06.57 ID:DyiQCTQ9O
ミーナに報告√希望 ところで主人公な俺の人は寝たのかな? 今夜投下するとか前スレで言ってたけど……
シャーリーに報告してほしいなっと
83 :
Semper Fidelis Pt.2 :2010/10/29(金) 02:42:25.88 ID:Fy0bYeje0
>>82 よし、それじゃぁ一応安価通りにシャーリーに報告で行ってみる
お 空いたかな
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:45:03.54 ID:Fy0bYeje0
86 :
マーチ :2010/10/29(金) 02:45:18.04 ID:N0hBUEw+0
>>84 すまないが先に逝かせてくれ。
10スレ目:俺「ストライクウィッチーズだってさ」
>>81 続き
このお話はストパン世界の1492年あたりを想定しています。
そのため設定にいくらか原作との矛盾や、私のオリジナル設定が含まれます。
ダメな人はスルーで、おkというひとは温かい心で読んでいただけたら幸いです。
前回までのあらすじ
ある日の昼、
司令部でジェーン・T・ゴットフリー中尉とドミニカ・S・ジェンタイル中尉が
基地指令に説教された帰りの途中、
ドミニカ中尉の気まぐれで放ったストレートが出会い頭の俺に炸裂した。
医務室で気を取り戻した俺はふたりと自己紹介を交わしたのだった。
ちょっとまて1492年っていつの時代だ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:46:26.37 ID:DyiQCTQ9O
1492www
>>86 おkkkkkk
終わってまだ起きてたら投下する
90 :
間違えた1942年ですすみません :2010/10/29(金) 02:47:01.96 ID:N0hBUEw+0
「統合戦闘航空団?」 「世界中のエースたちを集めたドリームチームな部隊のことですよ。」 「そう、今度創設されるそれの4番目の部隊。 504JFWに私とジェーンが行くことになったんだ。」 聞き覚えのない単語に首を傾げる俺に、ジェーン・ゴットフリー中尉が説明し、 ドミニカ・ジェンタイル中尉がそこに出向命令を受けたと言った。 いつかの“出会い頭にストレート事件”(俺の友人命名)の折からふたりと縁が出来た 俺は、俺たちが今現在所属しているブリタニアの基地の近くにある町のバーに一緒に飲みに来ていた。 「そりゃぁすごいことじゃないですか。つまりふたりともそんなエースのひとりとして 選ばれたってことでしょう?」 「ありがとうございます、ですよ。」 俺の賛辞にジェーンが答える。ちなみに彼女が飲んでいるのはミルクだ。 彼女、飲めないわけじゃないそうだがドミニカ曰く、 飲ませると大変なことになる、とのことらしい。
本能寺の魔女より前だぞw
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:52:35.34 ID:N0hBUEw+0
「でもそうなるとふたりともこの基地からいなくなっちゃうんですよね。寂しくなるなぁ。」 そういって俺はふたりとあってからの出来事を思い出す。 ジェーン中尉がすっころんで割った基地司令の酒瓶の弁償のためにあやまりに行ったり。 ドミニカ中尉が基地司令の部屋に嫌がらせで仕掛けたチェリーボム (さくらんぼの形をしたおもちゃの爆弾で爆発するとあたりにペンキとさくらんぼの匂いを撒き散らす) が炸裂してジェーン中尉と一緒にあやまりに行ったり。 飲みに行く途中で絡んできたチンピラをドミニカ中尉が吹っ飛ばしたらそれが町長の息子だったために、 直接町長の家にあやまりに行ってジャパニーズドゲザ(友人が教えてくれた)したり。 いろんなことがあったなぁ……あれ?俺、謝ってばっかりじゃね?
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:55:33.92 ID:N0hBUEw+0
とりあえずそんなんだったら今日の飲み代は全額奢るかなと考える。だが、 「なに言ってるんだ、お前も一緒に来るんだよ。」 「はい?」 さらりと言われた爆弾発言に思わず、なんですと?といってしまった。 「だから、俺も私たちと一緒に504に出向だ。聞いてないのか?」 「いやいやいや、聞いてませんよそんなこと!?」 「おかしいですね? 俺さんと一緒に行く予定の友さんのところに命令書が回ってるはずですけど?」 ふははは、どうだ俺、驚いたろう! とこちらを嘲笑する友の声が聞こえる。いかん飲みすぎたか。 「あ、あのヤロォ……!まぁそれは置いといて、なぜ俺たちなんです?」 とりあえず後で友を一発ぶん殴ることを心に誓いながらなぜ自分たちが 彼女達と一緒に行くことになった理由を尋ねる。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 02:59:20.10 ID:N0hBUEw+0
「それは俺さんが、 私と大将のストライカーをいちばん上手にマッチングさせられるからなのですよ。 それに輸送機も操縦できますしね。」 友さんはそのサポートです。とジェーンがいった。 「はぁ、そりゃ、お褒めに預かり光栄です。ところで何時出発なんですか?」 「明日。」 「明日ぁ!?」 いくらなんでも早すぎだろ!?と驚く俺。 「そう、明日の昼。俺の輸送機で行くから遅れるなよ。」 「でも、輸送機の準備だけでも明日の昼には間に合わないですよ?」 「あ、大丈夫です。友さんがいつでもいけるようにしときましたっていってたです! 俺さんの荷物とか、食料とかいろいろ積み込んでたですよ?」 「あ、そうなんですか……あはは。」 とりあえず、明日の飛行に差し支えない程度に自棄酒を飲んでやる。 そう決めた俺だった。
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:01:29.38 ID:UUU+zIGf0
ドムジェンは素晴らしいな
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:01:29.47 ID:pQ9I6dBtO
ハリーハリー この時間で予約割り込みだし巻いていこうず
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:03:02.56 ID:N0hBUEw+0
今回はここまで 続きは考えてありますが投下はちょっと後になります。 それと今別に書いてるアフリカ物、書き進めてたら最終話のような展開に なってしまったので最終話として投下する予定です。 以上、身勝手な自分ですが、これからもよろしくお願いします。
乙〜!
今まさに寝ようとしてたのに終わりおったw 仕事あるけどあと一時間くらいで投下おわるかなー
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:05:30.09 ID:UUU+zIGf0
乙お 501 以外も楽しいな
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:08:28.74 ID:pQ9I6dBtO
ハリーハリー!
それじゃとりあえず新章予告! 1946年、アフリカにその男は居た! 俺「この時俺は男として戦いを恐れる訳にはいかなかった!!」 マルセイユ「何やってんだお前?」 俺「俺を主役にしたストーリーが投下されるらしいから、予告をな」 マルセイユ「(今のが予告……?)てことはアフリカが舞台か。私の活躍がメインになりそうだな?」 俺「いや、舞台はアニメ二期当時の501、つまりロマーニャらしい」 マルセイユ「1946年でもアフリカでもないな。おい、その話を書いたのはどこのどいつだ。書き直させる」 俺「でもメインヒロインはティナ、お前らしい」 マルセイユ「あ、そうなの? ……てか第十話にしか出てないだろ。それでメインとかありえないだろ常識的に考えて」 中の人「ガンダムOOのサントラいいよね。この作品も音楽は川井憲次さんにお願いしたい」 マルセイユ「何か出てきた!?」 俺「川井節中毒!?」 マルセイユ「とにかく書き直せ! 同人誌『アフリカの魔女』『砂漠の虎 前・後編』『スフィンクスの魔女シリーズ』もよろしく!」 俺「えーと、第一話『スターゲイザー』これから投下します。全六話予定、ごゆるりとお付き合い下さいませ」
ていうかごめん、こんな時間じゃ支援入らないよな さるったら確実に仕事に差し支えるから投下夜まで待った方がいい? 人いるなら今投下するが
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:12:51.85 ID:UUU+zIGf0
俺が全力で支援する アフ魔!アフ魔!
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:13:14.34 ID:DyiQCTQ9O
いるよ〜
ロマーニャに新たなネウロイの巣が現れてからしばらく経つ。 ここ、最前線である第501統合戦闘航空団ロマーニャ基地は連日襲来するネウロイの迎撃で大わらわ…… なんてことはなく、不定期に現れるネウロイを迎撃して日々を過ごしていた。 規模にもよるが、一つの統合戦闘航空団に出来ることなんてたかが知れている。 要は、最後の敵となるネウロイの巣の本体に対する有効な攻撃手段がないのだ。 巣を守る大量のネウロイと戦うだけの戦力もない。ないない尽くしだ。 今は連合本部がそれらの手段を用意するためしゃかりきになっている頃だろう。 つまり、人類の存亡を懸けた戦いの最前線……の一つではあるのだが、実にのんびりと毎日を過ごしていたのだった。 坂本「ようやく見つけたぞ……フランチェスカ・ルッキーニ、そして、俺!」 ……これさえなければ。 ルッキーニ「お、俺……」 俺「あちゃー。バレちまった。こりゃ腹を括るしかねぇなぁ」 ルッキーニ「にににに逃げ、逃げよ?」 俺「やめとけ。逃げれば逃げた分、オシオキが増えるだけだ。今なら最安値で済むぜ」 坂本「ごちゃごちゃ言っとらんで、さっさと降りて来いっ!!」 俺とルッキーニは声に押されるようにして、木陰に吊られたハンモックから降り立った。 俺「ほらルッキーニ、坂本少佐にごめんなさいだ」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:15:09.87 ID:UUU+zIGf0
支援
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:15:17.41 ID:DyiQCTQ9O
支援
ルッキーニ「ごめんなさいー」 坂本「それで済むなら軍規など要らん。私の訓練をサボタージュした申し開きはあるか?」 俺「強いて言うなら、眠かったからですかね。ほら、今日はすげぇ良い天気だし」 ルッキーニ「良い天気〜」 坂本「……おい俺、私をおちょくっているのか?」 俺「まさか。俺は逃げも隠れもしますが、嘘は言いません。死神みたいな台詞ですがね」 坂本「お前が私を怒らせたいのはよーく分かった。そこに直れ、烈風丸の錆にしてくれる!」 少佐が鞘走る一刀を縦一線に叩き付ける。 真横に居たルッキーニは、少佐のあまりの気迫に完全に顔面蒼白だ。 が、刀は俺に当たらず地面を抉るだけ。その俺は少佐の背後から後頭部に拳銃を突きつけている。 俺「そちらこそ、狙撃手の目を舐めないでいただきたいね」 刀を抜く動作など、最初から見えていた。 だからいつでも避けられるようにしていたし、回り込んで拳銃を抜く用意もバッチリだった。 坂本「……フン、その実力があればこそ、問題が表沙汰にならずに済んでいるんだぞ」 俺「褒めるのか怒るのか、どっちかにしてもらえませんかね」 お互いに武器を納める。茶番は終わりだ。
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:16:19.42 ID:DyiQCTQ9O
しえん
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:16:21.35 ID:UUU+zIGf0
もっさんそこまで無茶苦茶じゃねぇwww
坂本「全く……『STRIKE WITCHES』が再結成されるまでの半年間で、お前の身、いや、脳に一体何があった? ブリタニア基地に居た頃はこんなじゃなかったのに」 強いて言うなら、大人になった。 ただ素直でいればいいだけのガキでいる時代は、とっくに過ぎ去った。 俺「まあ、死に掛けましたからね。人格に影響が出ても不思議じゃないでしょう」 坂本「ふう……プライベートなことは話せとは言わんが、それを理由にいつまでもこんな真似が許されると思うなよ。 今回の件だって、私がミーナに報告書を出せば、これまでの積み重ねと併せて即査問会だ」 俺「最低限の仕事くらいはこなしてます。俺如きに多くを求めないで欲しいですね」 坂本「お前は態度こそ不真面目だが優秀なウィッチだ。それに加えて、技術者としても非凡なものを持っている。 『STRIKE WITCHES』を再結成する時、ガランド少将とは別のルートでお前が色々と手を尽くしてくれたことも感謝している。 だからこそ、戦闘面でも兵站面でも中核になれる未来の佐官と思って期待しているんだぞ」 俺「重荷ですね。そんなのは俺の担当じゃあない」 と、捨て台詞を残して去ろうとする俺の襟首を、少佐はがっちりと掴んで離さなかった。 くそ、それっぽい雰囲気作って逃げようと思ったのに。 坂本「最安値のオシオキがまだだ。……ルッキーニ、逃げたら値上がりだぞ?」 そろりそろりと近くの木の裏に回り込もうとしていたルッキーニが、ビクリと身体を震わせて振り向いた。 あーあ、健康的で可愛らしい顔が涙と鼻水でぐちゃぐちゃだ。 坂本「……楽に死ねると思うなよ?」 少佐の邪悪な嬌声と共に、俺とルッキーニはこの世の地獄へと叩き落とされた。
支援
―――――――――――――――――――――――――――――― シャーリー「いやぁ俺、悪かったなぁ。ルッキーニの分まで頑張ってくれたんだって?」 俺「ガラにもねぇことしちまった。おおシャーリー、501の女神。哀れな俺を癒してくれ」 シャーリー「はっはっは、風呂にでも入れ。筋肉痛はそれで随分良くなるらしいぞ」 俺「つれねぇなぁ」 シャーリー「ま、あたしは俺となら別に良いんだけどな。でもほら、今はルッキーニと相部屋だし?」 俺「俺は個室だぜ?」 シャーリー「あたしらが入ると中佐がすっ飛んで来るからなー。あそこは無理だわ」 俺「違ぇねぇ」 はっはっはと俺も笑う。シャーリーはこの部隊がブリタニアの基地に駐屯していた頃から、こんな軽口を叩き合う仲だ。 女神という形容もあながち間違いではない。話しているだけで気が楽になる。 シャーリー「……しっかし、お前は変わったよなぁ」 俺「変わっちまったなぁ。撃墜報告書なんてまともに書かなくなったし」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:21:36.39 ID:DyiQCTQ9O
支援
シャーリー「いいのか? カールスラントの撃墜報告は世界一厳しいって聞いてるけど?」 俺「厳しいぜ? いつどこで撃墜したか、証人は誰か、何発使ったか……覚え切れるかっつうの。 面倒だから中佐が把握してそうな分しか出してないなぁ」 シャーリー「……で、実際の数字は?」 俺「えーっと、数え漏れがなければ242。公式戦果は138だったかな」 シャーリー「スーパーエースじゃんか」 俺「性に合わねぇ。ついでだから公式と非公式の差をどれだけ広げられるか挑戦中」 シャーリー「……やっぱお前、変わったよ。多分、良くない方向にさ」 俺「だよなぁ。みんながそう言うよ……あぁやばい。シャーリーはもう行きな。お小言の時間だ」 バルクホルン大尉が廊下の角から姿を現したのを見て、俺はげんなりとした。エーリカが一緒なのが救いか。 二人とも顔が少し赤い。おそらく風呂上がりなんだろう。 シャーリー「あいよ。そいじゃあたしも風呂入るかなー」 バルクホルン「なら急げよ。もうじき男性が入浴する時間だ」
申告漏れ三桁いってんのかよw
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:24:13.21 ID:UUU+zIGf0
化け物だなぁ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:25:39.57 ID:YRpH6dZCO
支援あぁっす
シャーリーはひらひらと手を振って、バルクホルン大尉がやってきた角を曲がって行った。 それは同じ大尉である彼女にか、それともこれからお叱りを受ける俺にか。 バルクホルン「さて、俺。私が何を言いたいか、分かっているな?」 俺「イエッサー」 バルクホルン「はぁ……いつからお前はこんな問題児になった。 ガリア戦の頃はここまでじゃなかったし、空軍に居た頃はマルセイユを庇うくらいだったのに……あ」 マルセイユ。その名を聞いて、俺も口に出した当の大尉も表情を陰らせた。 ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ。それが、俺と大尉を繋ぐ人物の名だ。 かつてカールスラント空軍に所属していた俺は、大尉、エーリカ、そしてティナ……マルセイユのことだが、 彼女らと同じ隊に所属していた。言わば、バルクホルン大尉は様々な意味において上司なのだ。 俺「……あいつ、元気にしてますかね? アフリカの情報って最新の手に入りにくいから」 バルクホルン「まあ、元気にやってるだろう。あいつにはアフリカの空気の方が合っているはずだ。 どの部隊よりも、当然、ここよりも……。というか、それはどうでもいい」 俺「どうでもいいのかよ」 バルクホルン「せっかくハルトマンが珍しく頑張ったというのにお前、連絡取ってないそうだな? ガリア解放後はアフリカまで行ったそうじゃないか。それなのに……」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:27:55.63 ID:UUU+zIGf0
wktk
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:28:11.91 ID:DyiQCTQ9O
ティナちゃん
俺「あいつはアフリカで、俺はノイエの兵器開発省に転属して。自然消滅してもおかしくないでしょう。 ダメ元で会いに行ったら、なんか復縁出来たってとこですよ。でも、あいつの横には、もう俺の居場所なんかありませんでした」 そう、居場所を確保することさえ、既に困難になっていた。 バルクホルン「その結果が、この体たらくか? マルセイユが見たら泣くぞ」 俺「怒り狂うんじゃないですかね。それでも私を抱いた男かー!って」 おや、大尉が顔を真っ赤にしている。……そうだ、大尉はこの手の話題に免疫がないのだった。 お小言に耐えられんと思ったら取りあえず下ネタを振る。大抵はそれであっさり崩せる。 俺「じゃ、俺もそろそろ風呂の支度します。お休み、我が愛しのトゥルーデ」 バルクホルン「〜〜〜〜!! ……ああ、もう、行ってしまったか。 ……はっ、結局昼間のことを何一つ言えてないじゃないか!」 エーリカ「やっと終わった。毎回このパターンなのに必ず引っ掛かるんだよねートゥルーデはさぁ」 バルクホルン「ぬ! ハルトマンに馬鹿にされた気がする……!」 エーリカ「目と鼻の先に居るっつーの」
復縁…だと…!?
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:31:11.19 ID:pQ9I6dBtO
既成事実…だと…
―――――――――――――――――――――――――――――― 風呂上がりの俺は、すぐには部屋に戻らず、部屋からそう遠くない場所にある庭園に来ていた。 ここで毎晩星空を眺めてぼーっとするのが俺の日課だった。 俺の部屋には必要最低限のものしか置いてない。 以前は自室に愛用の対戦車ライフルを飾っていたが、アフリカに置いてきてしまって今は手元にない。 どのみち、そんな殺風景な部屋に居ても思い出のライフルを見ていても、あいつのことを思い出した今日は気が滅入るだけだ。 俺「星が綺麗だねぇ……」 アフリカの星。彼女は今そう呼ばれている。あのティナが、今やアフリカ戦線の希望の星だと言うのだ。 一瞬、柄でもないと笑いそうになるが…… 俺「……いや。あいつには、そういうのこそ似合ってるのかもしれないな」 俺とハンナ・ユスティーナ・マルセイユの出会いは、実に十五年程前に遡る。 実家がお隣さんだったんだ。歳は一つしか違わない。俺の両親は純粋培養の扶桑人だが、仕事の都合でカールスラントに住んでいた。 一時期は疎遠になったりもした。が、俺にウィッチの適性が見つかり、ウィッチ養成校の門を叩いてみたら、入学式でばったり再会してしまった。 男女比1:数百のハーレムを期待していたのに、入学初日でその目論見が木っ端微塵に打ち砕かれたわけさ。 実際に軍に配置されたら、今度は(愛しの)トゥルーデの部下となったお陰で、浮ついた話の無さにはちょっとした自信があった。 俺「ガキん頃はお兄ちゃん、お兄ちゃんって可愛かったんだがなぁ」 エーリカ「おにーちゃん、しょーらいはティナをおヨメさんにしてぇ〜」 いつの間にか隣にエーリカが座っていた。一応、こいつには感謝している。 俺とティナが付き合うことになったのは、七割ほどこいつのお陰だからだ。
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:33:27.83 ID:DyiQCTQ9O
お兄……ちゃんだと……!?
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:33:39.29 ID:UUU+zIGf0
ちょっとおケイさん呼んで来い
俺「ようキューピッド・フラウ。夜更かしはお肌の天敵だぜ」 エーリカ「いいもん、睡眠時間はちゃんと確保してるから」 以前、どうして俺とティナの仲を取り持ってくれたのか聞いたことがある。 曰く、何かと勝負を挑んでくるティナが鬱陶しくて仕方ないので、オトコの一人でも出来れば矛先が変わるのではと思ったそうだ。 しょうもない理由だが、その結果として俺とティナはくっついたわけで、それはそれで感謝するべきだろう。 ちなみに、エーリカ自身の目的は達成されなかった。配属先が分かれるまでティナに付き纏われていた。 エーリカ「どうして連絡取ってないの?」 俺「いきなり踏み込んで来んな」 エーリカ「私功労者だよ? もし俺がこんなんになったの、ハンナとのことが原因なら、ちょっとは責任あるわけじゃん?」 俺「お前までこんなん扱いかよ」 エーリカ「こんなんで充分。で、どうなの」 俺「……あいつはさぁ、ウルトラスターなんだよ。ウルトラスターになっちまった。 俺みてーについてくだけでやっとの野郎が傍に居ていい存在じゃなくなっちまったのさ」 エーリカ「……それだけ?」 俺「おうともよ。実際にアフリカ行ってそれが良く分かったよ。だから欧州に戻って来たんだ」 エーリカ「どうだかー。そんな理由だったらハンナが離さないと思うなー。俺のことテッテー的に鍛えそう」
支援
俺「ばれたか。……まぁ、エーリカならいいか。俺な、アフリカじゃ死んだことになってんだよ」 エーリカ「えっ……?」 俺「知っての通り、向こうじゃティナは超・ウルトラ・スーパー・スゴイ・人気っぷりだ。 そんな女神に男が居るなんて分かったらどうなる? それも、とんでもなく身近にだ。 ウィッチと男性兵士は必要以上の接触禁止なの、加味して考えてな」 エーリカ「あー……何となく分かった」 俺「……ケイが報せてくれてなかったらマジで死んでたよ。あ、ケイってのは統合戦闘飛行隊アフリカのボスな。 それで、ケイのコネ使って俺を本当に死んだことにして、こっちに帰ってきたところをミーナ中佐に拾われたのさ。 中佐にはその時に事情を全部話してある。あの人は情報の流れに敏感だし、信用出来るからな。 兵器開発省に所属してたのも幸いした。あそこは機密を取り扱うことが多いから、話さえ通せば公式に身分を偽れるんだ」 ちなみに俺の場合は、俺が基礎設計を担当した試作ストライカー・エーヴィヒシュテルンに組み込まれたある機能と、 魔導技術研究班が鋭意開発中の新型魔導兵器のテスト運用という名目で話を通してある。 どちらも完成前に表に出すには危険すぎる代物なので、機密性は充分だった。 エーリカ「ナルホドねー。ハンナはそのこと知ってんの?」 俺「知らないよ。ケイにも開発省で噛んでる連中にも堅く口止めした。悪いとは思ったけど、知ってればどうしても態度に出るからな。 向こうの陸軍には非公開情報に精通した佐官も多い。知らせず、一切の連絡を絶つしか選択肢がないと思った」 エーリカ「じゃあ、不真面目だったり書類出さなかったりするのは、わざと露出を控えてるってこと?」 俺「メディアに出ることだけは絶対に避けないといけないからな。最初はそのつもりで…… 今は半分がそうだ。いつの間にか、色んなことがどうでも良くなっちまった」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:39:52.54 ID:UUU+zIGf0
シュミットとフレデリカとか公然とイチャイチャしててロマーニャ兵に殺されねぇのか
とんでもないことになってきた
そりゃあ不真面目にもなる。……腐ってるだけ、とも言うか。 エーリカ「ハンナのことも?」 俺「んなわけねぇだろ。今でも一番大事に思ってるさ。俺がアフリカの情報集めてるの、知ってるだろ?」 エーリカ「だったら死んだことになんかしなくてもいいじゃん。こんなやり方、おかしいよ」 エーリカの口調が徐々に熱を帯びてくる。こいつは何を必死になっているんだ? 俺「おかしかろうが何だろうが、死んだら元も子もねぇだろ。ティナに危害が行かねぇとも限らねぇし」 エーリカ「違うよ……。俺はハンナを理由にしてるだけだよ」 その一言は、俺のド真ん中を遠慮なく貫いた。 エーリカ「最初に言った理由、嘘じゃないんでしょ。そっちのが本当の問題なんじゃないの?」 ……あらら。そう言えばトゥルーデに聞かれた時もこいつ居たっけ。 あれを聞いてたら類推出来なくもないかもしれない。 エーリカ「俺はさ、もっと自信持っていいと思うよ。銃の腕とかストライカーの知識とか凄いじゃん。 自分のストライカー自分で作ったりさ、ここに居る誰にも真似出来ないよ」 俺「……そうやって自信持って、頑張ってもさ。あいつには届かねんだよ。届かねぇってこと、気付いちまったんだよ」 そんな状態で一体何をどう頑張ると言うのか。やればやるだけ、決して並べないという事実が重なるだけなのに。 それほど、アフリカで見たあいつは輝きに満ち満ちていた。その分、出来る影も濃くなるってもんさ。
支援
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:44:43.13 ID:UUU+zIGf0
こんちくしょうこんちくしょう 平然とウィッチと恋愛しやがって うらやましいってレベルじゃ
エーリカ「ねぇ俺?」 俺「何だ?」 エーリカ「そんなにさ、自分のこと悪く言わなくてもいいじゃん……」 普段のエーリカらしからぬ言葉に彼女を見ると、その双眸が潤んでいた。 エーリカ「自分のことそんな風に言ったらさ。俺に期待したり俺を信じてる人たちはもっと馬鹿みたいじゃん」 ふと、昼間の坂本少佐の言葉が浮かんできた。501再結成以後、散々迷惑を掛けっぱなしだが、それでも目を掛けてくれている。 ……そうだな。エーリカの言う通りだ。普段も普段だが、今日の俺はどうかし過ぎだ。 俺「……悪かった。今言ったことは全部忘れろ。それじゃ俺、もう寝るわ」 でも、こうやってお茶を濁すことしか出来ないあたり、俺はやっぱりダメな奴なんだと思うのさ。 そして。 エーリカ「忘れないよ。俺とのこと、一つだって忘れない。忘れてあげない……」 溜まった涙が零れ落ちたことを知る者は、彼女以外には居なかった。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:47:05.81 ID:pQ9I6dBtO
エーリカフラグが成立済みだと…
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:47:28.91 ID:UUU+zIGf0
なんでこう一人称の独白ってのは読んでて恥ずかしいんだーーー! もっとやれ
―――――――――――――――――――――――――――――― 翌朝―― エーリカはいつも通りだった。いつも通りに寝坊して、いつも通りに一番最後に食堂に現れて、 いつも通りにゆっくりと飯を食って、いつも通りに二度寝に戻った……いや、最後のだけはバルクホルン大尉に阻止された。 結局、朝のブリーフィングの席で爆睡していたが。 ルッキーニ「俺ー、身体大丈夫?」 俺「ん? ああ。流石に逆エビはきつかったけどな。痛い所はねぇよ。もう気にすんな」 ミーナ「今日の午前中の哨戒任務は……俺くん、ペリーヌさんのロッテね」 ペリーヌ「俺さん……ですの」 ペリーヌ・クロステルマン中尉。この部隊の中では俺を毛嫌いしている、マイノリティさんだ。 いや、本来なら毛嫌いされて当然のことをしてきているわけだが、どいつもこいつも俺への態度を変えたがらない。 それこそが異常なんだ。 俺「まぁ、気楽にやろうや。そういやお前と組むのはガリアん時以来だな」 ペリーヌ「そうなりますわね。あれからさらに男を下げたようですこと」 ああ、下がりまくってるだろうな。昨晩も最安値を更新したばかりだ。
逆エビwwwもっさん何したんだwww
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:50:11.26 ID:zl1BUvgk0
壁を殴ろうとしたけど筋肉がたりなかった
坂本「そう邪険にしてやるな。我々が素早く再結集出来たのは俺の力による所も大きいんだぞ」 俺「たまたま人脈があればこそですよ」 ペリーヌ「〜〜〜っ」 俺が少佐に評価されているのが気に喰わないのか、押し黙ってしまった。 この子はガリア貴族の出で、ガリア解放までは精神的に余裕がなかったのか、非常にツンケンとしていた。 ここロマーニャに移ってからは少しは柔らかくなったように見えたのだが、俺に対してだけは態度を硬化させる一方だった。 まあ、その理由は俺自身にあるんだけど。 俺「そう睨むなよ。仕事は果たすさ。そうでなきゃここに居る意味がないからな」 ペリーヌ「フン……せいぜい、わたくしの背中をお守りなさいな」 俺「へぇ、前に出なくていいのか。そりゃ楽だ。尻を眺めてりゃいいだけだなんて何て素晴らしい仕事なんだ」 ペリーヌ「……『トネール』ッ!!」 雷鳴、もしくはコノヤロウという意味だ。これが彼女の固有魔法。俺もこっそり固有魔法で対抗したため無傷で済んだが たまたま近くに居たフランチェスカ・ルッキーニとエイラ・イルマタル・ユーティライネンが巻き添えを食った。
エイラー!!
ルッキーニ「びぇぇ〜〜〜っ」 シャーリー「お〜よしよしルッキーニ。おいペリーヌ、いきなりトネールはないだろう」 エイラ「ナニすんだヨこのツンツンメガネ!!」 サーニャ「エイラ、髪ぼさぼさ……」 ペリーヌ「ええい、おだまりなさいな!」 俺「大人気ねぇなぁ。小皺が増えるぞ」 ペリーヌ「ムッキー!!」 大人気がないのは俺も同じだがな。ははは。 やがてミーナ中佐のインディグネイションが落下し、トネールなど取るに足らないレベルのそれは、問題を強制的に終息させた。 俺もこっぴどく叱られたことは言うまでもない。ジョークの通じない奴らだ。
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:55:47.82 ID:pQ9I6dBtO
巻き添えww
―――――――――――――――――――――――――――――― まあ、こんな出来事があればギクシャクするのは当然なわけで。 空に上がっても、ペリーヌは一言も口をきいてくれなかった。 俺「お前はさぁ、カタ過ぎんだよ。あのくらいツーンとすまして受け流しゃいいんだ」 ペリーヌ「お願いだから口を開かないで下さる? うっかり殺してしまいそうですから」 俺「やれるもんならやってみな。俺に当てられないことは分かってんだろ」 ペリーヌ「〜〜〜っ」 俺「やれやれ。……ん? 今、上に何か居たぞ」 ペリーヌ「口を開くなと、言いましたのよ」 俺「あれは……ネウロイじゃないか?」 ペリーヌ「そんなこと言って気を引こうとしても無駄ですわ」 俺「スコープで確認するか……ってやっぱりネウロイじゃねえか。あ、スコープの反射でこっちに気付きやがった。 ペリーヌ、バカやってる場合じゃねぇぞ。司令室、こちら哨戒任務中のフェンサー2。ネウロイ発見。方位320、高度約20000」 ミーナ『こちら基地司令室。ケファラス型一体確認。中型爆撃タイプが単独行動というのが気になるけど……周りに敵影がないのも確かね。 接近して情報を収集してもらえるかしら。すぐに増援を上げるわ』 ペリーヌ「この声はミーナ中佐? ということは……本当にネウロイ?」
俺「……だから言ってんだろうが。フェンサー2了解。ただし陽動の可能性を考慮し、エース連中を中心に半分は基地待機にしてくれ。 迎撃行動に移る。先行くぞ」 ペリーヌ「ふぇ、フェンサー1了解。ちょっと、先任指揮官はわたくしですわよ! お待ちなさいな!」 ミーナ『……ふう。大丈夫かしら……』 俺「フェンサー2よりフェンサー1、及び基地司令室へ。目標確認。速度約15ノットで真っ直ぐ基地に向かってる」 ペリーヌ「お待ちなさいってば! もう!」 ミーナ『基地司令室了解。交戦を許可します。威力偵察及び足止めをお願い』 ペリーヌ「とにかくこちらの指示に従いなさい! フェンサー1、エンゲージ!」 俺「へいへい。フェンサー2、交戦」 いくら爆撃型のネウロイだからと言って、対空砲を持っていないわけではない。 敵の射程内に入るなり、ビームの応酬が俺たちを襲った。 ペリーヌ「まずは一撃入れて様子を見ますわ。撃ちなさい」 俺「……俺の方が軍歴長いんだけどなぁ」 ペリーヌ「ぼやく暇があったらさっさと撃ちなさい!」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:58:32.90 ID:UUU+zIGf0
なにこのぶん殴りてぇやり取りは
これ以上怒らせたら本当に小皺が増えそうだ。 俺は得物のシモノフを構え……ネウロイのド真ん中目掛けて引鉄を引き絞った。 俺「さて、当たったは当たったが……」 ペリーヌ「もう修復されてしまっていますわ」 俺「単独行動の理由はこれか」 食らっても即再生して耐える。目標を破壊するまで。とてもタチが悪い。 俺「どうする? あれより速く撃ち続けるのはちょいと厳しいぞ」 ペリーヌ「攻めるなら頭数が必要ですわね。増援を待ちましょう。それまで足止めに仕掛けますわ」 俺「了解。フェンサー2、敵翼部に攻撃を集中する」 ペリーヌ「ええ。バランスを崩せば速度も落ちるはずですものね。良い着眼点でしてよ」 俺「……威張ることかよ。まるっきり教本通りだぜ」 ペリーヌ「何か言いまして?」 俺「フェンサー2、攻撃開始」 ペリーヌ「誤魔化しましたわね……」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 03:59:33.94 ID:DyiQCTQ9O
支援
―――――――――――――――――――――――――――――― シャーリー「俺! あとペリーヌ! 無事か!」 エイラ「ったく、ナンで私までツンツンメガネの方なんだヨ」 ルッキーニ「うじゅービリビリイヤー」 サーニャ「ダメよみんな。真面目にやりましょう」 ペリーヌ「な、何でこの人選なんですの……。それと、ついでみたいに言わないで下さいまし!」 坂本『コアの位置が見えた。機体の中央やや後部だ。装甲が一番厚い部位になる。手が足りなければすぐに援護要請しろ』 俺「フェンサー2了解。引き続き対空監視頼む。……どうでもいいから前衛はさっさと行け。 とにかく一点集中で装甲を削れ。サーニャはエイラが撃った所に撃ち込んでダメージを稼げ」 シャーリー「ラビット1了解。行くぞルッキーニ、撃て撃て撃て!」 ルッキーニ「ラビット2りょうかーい」 エイラ「リンクス1了解。サーニャ、ラビットに合わせて行くゾ」 サーニャ「リンクス2了解。リンクス1に追従」 ペリーヌ「ちょっと、先任はわたくしでしてよ!」 俺「敵を前にして、どうでもいいこと喚いてる奴になんか任せておけるか。命が掛かってんだぞ」 ペリーヌ「〜〜〜っ!! 何でこんな時だけ真面目になるんですの!」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:04:06.82 ID:DyiQCTQ9O
久しぶりのうざ犬
俺「死にたくねぇからだ。訓練サボっても書類出さなくても死なねぇが、敵の前で遊んでたら死ぬんだよ。 ……フェンサー2、射線を確保する。敵の上部に出るぞ。フェンサー1、近接防御は任せた」 ペリーヌ「……フェンサー1、了解ですわ。前に出ます」 ネウロイが噴く黒煙に紛れ、ビームを掻い潜って高度を上げる。 煙を噴いているということはサーニャのフリーガーハマーが着弾したんだろう。 俺「コアはまだ見えないか……」 ペリーヌ「だいぶ撃ち込んでいるようですけど、皆さんの残弾が心配ですわ」 俺とペリーヌは牽制射撃しかしていないし、哨戒中の会敵に備えて多めに弾を持ってきている分、まだ余裕がある。 だが、スクランブルで基地からすっ飛んできたシャーリーたちはそうも行かないだろう。特にサーニャは九発撃ったらおしまいだ。 サーニャ「これで最後……!」 言った傍から最後の一発が着弾し、ネウロイは爆炎と共に揺らいだ。 俺「リンクス2、安全位置まで後退しろ。各員も残弾知らせ」 シャーリー「こちらラビット1、あとマガジン一個。ラビット2も同じく。BARは弾かれてダメだ」 エイラ「リンクス1、弾切れダ。サーニャと一緒に下がるゾ。ナンだってこんなカタいんだよコイツ……」 俺「ラビット隊は斉射後後退。フェンサー1、今再生されると勝ち目がなくなる。行ってくれ」 ペリーヌ「仕方ありませんわね……貴方の機関銃もお借りしますわよ」 俺「ああ、俺はシモノフだけでいい。リンクス隊、基地に援護と補給の要請だ。手が足りない」
殺伐としてるな
俺が割とベテランっぽいな 冷静だ
サーニャ「了解です」 エイラ「任せロ〜」 ペリーヌが抱える二門の機関銃から弾丸が湯水の如く吐き出されている。 シャーリーたちが傷つけた部分に正確に撃ち込まれているが、コアの露出には及ばない。 シャーリー「あの大きさからするとあと一歩ってとこなんだが……」 俺「そうだな。どれ、援護くらいはするか」 坂本『各員、聞け。サーニャから援護の要請を受けたが、今回せる戦力はない。 小型のネウロイがそちらとは反対側に多数出現し、ミーナと私もその迎撃に出ている状態だ。 何とか持たせろ。こちらを片付け次第、すぐ救援に……しまった! うおおっ!』 俺「少佐!? 少佐、応答しろ!」 ミーナ『少佐なら大丈夫です。フェンサー2、そちらの状況はどうなの?』 俺「良くない。再生速度が速すぎてコアを露出させられない」 ミーナ『してやられたわね……』 俺「あと一押しって感じなんだけどな」 ペリーヌ「心配は要りませんわ。中佐、そちらは迎撃に専念して下さいまし。こちらはじきに片が付きますわ」 ミーナ『ペリーヌさん? どういうこと? 状況を正確に……』 ペリーヌの持つ二丁の機関銃が同時に沈黙する。弾が切れたようだ。 それと同時に、彼女はシールドを張りつつ腰のレイピアを抜いた。
ケファラスかてぇ
俺「おい、そんなもんでどうにかなる相手じゃねぇだろ。援護すっから後退しろ!」 ペリーヌ「わたくしにだって……意地というものがありましてよ!」 俺「ペリーヌ! 無茶だ!」 シャーリー「ペリーヌ戻れ!」 サーニャ「危ない……!」 エイラ「ツンツンメガネ!」 ルッキーニ「ビリビリー!」 ペリーヌ「そう……! 弾が切れたって、わたくしにはコレがありますのよ! 『トネール』ッ!!」 彼女の一声と共に強烈な放電が発生する。青白く光るそれは、手にしたレイピアに帯電し…… ペリーヌ「坂本少佐が危ないかもしれないというのに……これ以上時間は掛けられませんわ!!」 ネウロイの被弾部、コアへの最後の防壁にと、投擲された。 正確に突き刺さったレイピアは帯電した電気を一気にネウロイへと流し込む。再生中の装甲が爆ぜ、その向こうにコアが見えた。 これに乗らない限り、勝機はないだろう。 ペリーヌ「俺さんッ!」
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:11:09.17 ID:UUU+zIGf0
ヤッチマエー!!
俺「あぁもう。仕方ねぇな!」 俺は、ペリーヌのレイピアのさらに奥を狙い、続けざまに二発の弾丸を撃ち出した。 一発目がこの瞬間にも再生しようとする装甲を吹き飛ばし、二発目が隠れ損ねたコアを食い破る。 次の瞬間、ネウロイは粉々に砕け散った。 シャーリー「おお! やったぞ!」 ルッキーニ「やたー!!」 ミーナ『えーと。誰か、正確に報告してくれる?』 サーニャ「あ……こちらリンクス2。ネウロイを撃破しました」 ペリーヌ「ふう。さて、レイピアを回収して……あら?」 ネウロイの破片をシールドで防ぎながら上昇しようとするペリーヌだが、急に推力を失い、ガクンとその身体を揺らした。 サーニャ「あっ、ペリーヌさん、ストライカーが……!」 見れば、ネウロイの破片が直撃したのか、ペリーヌのストライカーの片方が煙を噴いている。 機能不全に陥っていることは誰の目にも明白だった。 ペリーヌ「落ちるっ……!? きゃあああっ!」 だが、ペリーヌは落ちなかった。俺が回り込んで抱きかかえたからな。 俺「手の掛かる奴だな、ったく」
ペリーヌ「あ、お、俺……さん」 ちょうどお姫様抱っこの体勢になり、状況を把握したペリーヌは見る見るうちに赤面した。 あれ。こいつこんなに可愛かったっけ? エイラ「剣は私が拾っといてやったゾ。ホラヨ」 ペリーヌ「あ、ど、どうも……俺さんもエイラさんも、あ、ありが、とう……」 俺「仲間だろうが。お前が俺のことどう思ってるかは……大体知ってるが、俺はお前を仲間だと思ってるぜ。ガリアん時からずっとな」 ペリーヌ「俺さん……」 俺「そうでなきゃ二番機なんてやらねぇよ。……その、なんだ。今回は俺も悪ふざけが過ぎた。許せ」 ルッキーニ「やったー! ペリーヌすごーい!」 満面の笑みを浮かべたルッキーニが突撃してきた。そのまま体当たりよろしくペリーヌに抱き付く。 ブリーフィングの時のしがらみはもう綺麗さっぱり忘れているようだ。 ペリーヌ「ちょ、ちょっと! こんな状態で抱き付かないで下さいまし!」 俺「馬鹿野郎、重てぇよ! スキンシップは基地に帰ってからにしやがれ!」 シャーリー「いやー見事だった。トネールってああいう使い方もあるんだなぁ」 サーニャ「仲直り出来たみたいね。良かった……」 エイラ「あーデレるメガネなんか見てらんネ。先に帰るかんナ」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:14:24.40 ID:UUU+zIGf0
サルよけ
>エイラ「あーデレるメガネなんか見てらんネ。先に帰るかんナ」 まったくだwww
―――――――――――――――――――――――――――――― その夜、俺はいつも通りにいつもの庭園で星空を眺めていた。 この星空の下に俺が居て、あいつも居て……なのに今はこんなに離れている。 たまったもんじゃないね。全く。 ペリーヌ「ここでしたの。お部屋に居ないから探しましたわよ」 声の方を振り返ると、寝間着姿のペリーヌが立っていた。 俺「よう。夜更かしはお肌の天敵だぞ」 昨日も同じ台詞を言った気がする。 俺「で、何か用か?」 ペリーヌ「一つ……お聞きしたいことがありますの。貴方が、何故普段は戦闘中のやる気を見せないのか。 ずっとお話ししてませんでしたから……知っておきたくて」 ……昨日も丸一日そんな話題と付き合ってた気がする。 俺「昼間も言ったろ。訓練をサボろうが書類を出さなかろうが、死なねぇってな。命懸かってりゃ誰だって真剣になるさ」 エーリカ「嘘ー。実は、ただの失恋だったりしてー」 ああ、キューピッド・フラウ。お前はどうしてタイミング悪く出てくるのか。
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:16:24.68 ID:DyiQCTQ9O
ニヤニヤ
ペリーヌ「し、失恋!? 恋人がいらしたの?」 そして、どうしてそっちに食い付くのか。 エーリカ「遠く離れた砂漠にね」 俺「その辺にしとけよ。とっくに終わった話なんだからよ」 死んだことにして出てきたのだから、強制終了以外ありえないわけで。 エーリカ「……ごめん」 ペリーヌ「そう……でしたの」 居たたまれない空気が流れる。エーリカには後で落とし前を付けてもらおう。利子付けてな。 俺「ペリーヌが悪いわけじゃねーよ。そんな顔すんな」 フォローを入れつつ、エーリカを追い払うようしっしっと手を振ってやった。 エーリカは流石にばつが悪かったのか、ひらひらと手を振って素直にこの場を後にした。 ペリーヌ「でも……」 俺「生きてりゃ色んなことがあるさ。良いことも、良くないことも……。 取りあえずだな、お前はもっと胸張っていいと思うぞ。昼間のMVPはお前だからな」 無い胸を張れというのも酷な話だな、とは思っても口に出すほど間抜けじゃない。
ナイチチひでぇwww
ペリーヌ「仕留めたのは貴方でしょう?」 俺「俺は横から掻っ攫っただけ。実質お前が決めたようなもんだろうが。 ……カッコ良かったぜ。ちょっと羨ましいよ」 ペリーヌ「え?」 俺「俺は、あんな風には出来ないから。あんな風にがむしゃらになれたらって……思うよ。時々」 そうなれたら、少しは違った今を過ごしていただろうか。 もしかしたら、今でも彼女の隣に居られただろうか。 ペリーヌ「わたくしは……そんなやり方しか出来ませんもの」 俺「それも強みだと思うがなぁ」 夜風が冷たい。そろそろ室内に入るべきだろうか……。 そう思って腰を上げると、いつの間にやらペリーヌが傍に来ていた。 ペリーヌ「出来ますわよ」 俺「え?」 ペリーヌ「貴方にも出来ます。わたくし如きに出来るんですから、貴方にだって出来ますわ」 俺「……ありがとうよ。優しいんだな」
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:19:47.46 ID:UUU+zIGf0
なんでだろうか ウィッチに上から目線の奴を見ると壁殴りたくなる これがコンプレックスって奴か
ペリーヌ「あ……えっと。あ、貴方が、普段からもっと真面目にやっていれば、その、もっと、その……」 俺「自分から余計なもん背負い込みに行くのはちょっとなぁ。俺はラクな方がいいや」 ペリーヌ「もうっ! そんなだから貴方は……!」 俺は肩をすくめて、ペリーヌは吊り上げた眉を落として、お互いに笑った。 俺「前向きに検討しとくよ。いつまでもこのままで居られるわけじゃないからな」 ペリーヌ「では、貴方が前を向く日を楽しみにしていますわ。……お休みなさいませ」 一際美しく微笑むと、ペリーヌは庭園を後にした。 まあ……これまで見られなかった彼女の一面が見られたのだから、今日はそんなに悪くない一日だっただろう。 俺「前を向く日……。そんな日、来るのかね。なあ、お前はどう思う? ……ティナ」 俺は星空を見上げる。 星は、何も答えない。 <つづく>
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:22:31.80 ID:UUU+zIGf0
続きかよぉー!! ツンデレメガネだったな 乙
次回予告! バルクホルン「かたい!」 シャーリー「はやい!」 俺「……ものすご〜い。くそっ、こんな茶番やってられっか!」 ミーナ「持ち場を離れちゃダメよ俺くん。任務を果たしなさい!」 坂本「わっはっはっはっは」 リーネ「芳佳ちゃん、私たち出番なかったね……。ペリーヌさんはすごくクローズアップされてたのに……」 芳佳「私たちアニメの主人公なのにねー。ペリーヌさんアニメでもここでも目立ってて羨ましいなぁ」 ペリーヌ「人徳の差ですわ。おーっほっほっほ」 エイラ「ナニやってんだアイツラ?」 サーニャ「さあ?」 エーリカ「次回、『真紅の流星』〜」 俺「心の炎が燃え上がるぜ! ……ちくしょう! 台本書いた奴覚えてろよ!」 エーリカ「にししし」 俺「お前かよ!」
予告wwwwwなんだこのテンションwwwww
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:24:31.30 ID:p4ogYuz+P
割と普通に嫌なやつだなこいつ……
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:25:07.40 ID:UUU+zIGf0
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:25:38.20 ID:DyiQCTQ9O
乙!面白かった
はい、第一話以上です。かなり手探りで書いたので描写がしっちゃかめっちゃかな感じ
割と優等生というか精神的に前向きでイケメンな俺が多いので、逆に不真面目で後ろ向きで読者から反感買うような奴にしてみました。
相手ティナだし。というわけで
>>175 の反応は我が意を得たりであります。
いろいろあってネガティブで諦め状態ですが、501の真っ直ぐな面々と触れ合って徐々に更生していく物語になるかもしれません。
俺のプロフィール等は第二話投下前に。一応ちゃんと書いたプロフィールあるんだけど長すぎる上にネタバレ満載なので。
一週間で書き上げられればいいけど。
それと支援どうもでした 一度もさるさん来なかった!助かりました
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:35:20.46 ID:UUU+zIGf0
乙 続き楽しみにしてるぜ それにしてもPTRSか ユニットが気になるな
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:37:46.80 ID:p4ogYuz+P
更生というか、成長が欲しいな ネガティブなのは構わないが、傲慢なのは我慢ならん それなのに強いというならなおさら 強さは設定次第でなんとでもできるところだから、余計に腹が立つ ガキが無双するだけか、と
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:41:08.02 ID:UUU+zIGf0
>>181 そこはアレだろ
チョーシ乗ってるとある時勝てない相手が出て来て、自暴自棄になるけど仲間に助けられて的なお約束展開が
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:44:48.21 ID:p4ogYuz+P
あればいいな、そういうの これほどイライラさせられるのは、ある意味できっちり「つかまれた」ってことだし 今後に期待だ
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:46:25.59 ID:UUU+zIGf0
よし、じゃぁ俺は弱っちい俺を書くか
〜ウィッチーズチャンネルからのお知らせ〜 ―番組告知― 「チョコボーイ山口のウィッチとビンビン!with 501♪」シリーズの放送について 日頃の御視聴ありがとうございます。 「チョコボーイ山口のウィッチとビンビン!with 501♪」シリーズ、記念すべき第1回は「チョコボーイ山口のお料理ビンビン!」に決定!! 小さくてかわいい期待の新人! 怒りで目覚める最強の潜在能力! 守りたいから私は飛ぶ! 本日空き次第放送予定 乞う御期待!! ―ウィッチーズチャンネル―
六話しか尺取ってないからなぁ 一応、四話にそういうシーンが入る予定でありますよ 乞うご期待……とハードル上げたところでお休みなさいませ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:51:11.39 ID:UUU+zIGf0
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 04:58:31.92 ID:p4ogYuz+P
>>184 強い弱いはあんまり関係ない
まぁあまり強くない方が好みだけども
>>185 今なら空いてるんじゃないか?
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:01:30.85 ID:UUU+zIGf0
>>188 弱いのは俺の趣味だぜ
キ84とか結構燃えた
軍医とか整備士の非戦闘員√も好きだな
というわけでなんか考える
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:01:41.88 ID:YRpH6dZCO
>>187 前の告知に書いたけど、オレ本家じゃないんだ
俺は前に途中で本編に加筆した奴だから、本編は本家に任せている
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:08:23.65 ID:ZN6XHdzs0
・・・ちょっと真面目に書くわ・・・・
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:13:51.53 ID:p4ogYuz+P
>>190 ちょっと意味が分からないんだが、つまり本編は別のやつが書いてる予定、ということか?
そういう話がついてるのか?
もしかして、勝手に告知だけしてるのか?
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:18:50.03 ID:ZN6XHdzs0
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:25:22.90 ID:YRpH6dZCO
>>192 本編の途中に「ここから書き手変わります」って書いてある
で、「ここから書き手変わります」から坂本、リーネ、エイラが逃げ出す所までは俺が書いた
その後、本家が帰って来たから、俺は本編から手を引いたという訳だ
そして番外編を制作した
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:27:33.52 ID:YRpH6dZCO
>>193 ごっちゃになったな
ごめん
期待しているよ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:40:27.94 ID:ZN6XHdzs0
期待しちゃいや///
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:43:12.64 ID:YRpH6dZCO
不覚にもちょっと萌えた
198 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 05:45:32.38 ID:IXzS6N2b0
すこしだけ書き溜めたの投下して良いかな?
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:46:12.48 ID:UUU+zIGf0
どんと来い
200 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 05:49:46.10 ID:IXzS6N2b0
前スレ
>>256 より
ミーナ「それでは、明日の訓練での訓練内容及び組み分けを発表します
明日の訓練は前半、編隊飛行及び仮想敵を相手にした全体行動
後半は組み分けごとの対抗戦を行います
なお、組み分けは俺くんを加えた12人をランダムでケッテ(3人組)を組んでもらいます
対抗戦は総当りで行い、最下位の組には・・・お風呂掃除でもやってもらおうかしら?」
坂本「対抗戦は面白そうだな」
ミーナ「ココにクジが入っていますので、ひとりずつ取りに来て」
ガサガサ・・・ガサゴソ・・・
ミーナ「皆さん、クジを引き終わりましたね
では、中を確認してみて」
201 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 05:51:35.72 ID:IXzS6N2b0
ミーナ「私はDね」 坂本「Cか」 バルクホルン「Bだ」 エーリカ「Dかぁ」 シャーリー「Cだな」 ルッキーニ「やったーAだー」 ペリーヌ「Aですわ」 サーニャ「Bです」 エイラ「当然Bなんダナ」フフン リーネ「・・・Cですね」 芳佳「D・・・」 俺「Aですね」 ミーナ「ではA班はルッキーニさん、ペリーヌさん、俺くん B班はトゥルーデ、サーニャさん、エイラさん C班は美緒、シャーリーさん、リーネさん D班は私、フラウ、芳佳さん ・・・かなり偏ってしまったけど、こんな状況も訓練の内ということね」 バルクホルン「D班が強敵だな」 ミーナ「明朝10時より訓練開始とします それでは、解散」 いまだにバイさるの間隔がわかんない・・・
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 05:52:00.90 ID:YRpH6dZCO
支援
203 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 05:53:11.89 ID:IXzS6N2b0
ペリーヌ「俺さんちょっとよろしいですか?」 俺「はい」 ペリーヌ「わたくしは俺さんの実力など知らないことばかりです これでは明日の対抗戦に支障が出てしまいます ですから、この後、お話でもしませんこと?」 俺「いいですよ、それなら装備や固有魔法などを含めて ガレージに行きましょうか?」 ペリーヌ「それがよろしいですわね ルッキーニさんもガレージに行きますわよ」 ルッキーニ「えぇー、つまーんなーい」 ペリーヌ「後でお菓子を差し上げますから来なさい」 ルッキーニ「んー・・・お菓子・・・うじゅー・・・行く」 ペリーヌ「では、早速参りましょうか」 俺「えぇ」 ルッキーニ「絶対絶対、お菓子、忘れないでよー」 ペリーヌ「わかっております、わたくしは嘘は言いませんわ」
204 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 05:55:06.56 ID:IXzS6N2b0
主任「あら、俺くんどうしたの?」 俺「明日の訓練で対抗戦をやることになったので その作戦会議と、俺の戦力確認ですね」 ペリーヌ「ということですので、ストライカー及び武装を見せてもらえますか?」 ルッキーニ「俺のストライカー見たーい」 主任「訓練で使う武器はこっちね」 ペリーヌ「・・・えーと、これは大型の拳銃ですわよね・・・」 主任「重さや大きさがあうのがこれしかなかったのよねー」 ペリーヌ「いったい、あなたの武装は何なんですの? 拳銃じゃネウロイは落とせませんわよ!」 俺「いやー、俺に言われても・・・たしかにこの位の重さですよね 俺の武装するビームライフル、大きさはちょっと違うけど」 ペリーヌ「ビームライフル?なんですのそれ?」 主任「俺くんの使用するビームライフルとは 簡単に言えば魔力を攻撃性の有るエネルギーに変換して撃ち出す銃の事ね 詳しくはこれ見て」スッ ペリーヌ「ふむふむ・・・なるほどなるほど・・・グリップから魔力を・・・」
205 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 05:56:49.96 ID:IXzS6N2b0
ルッキーニ「ねぇねぇ、俺のストライカーまだー?」 主任「あっと、そうだったわね 第一コンテナハッチ開いてるから見て行っても良いわよ」 俺「俺が案内するよ」 ルッキーニ「わーい、楽しみだなー」ワクワク ペリーヌ「・・・ふむふむ・・でも俺さん、これってかなりの魔力を消耗するのではなくって? 俺さん?・・・って何処に行ってしまいましたの?」キョロキョロ 主任「俺くんなら、ストライカーの方に行ったわよ」 ペリーヌ「・・・まったく、わたくしを置いてきぼりにするなんて! ちょっと、待ってくださいまし−」バタバタ
206 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 05:57:57.47 ID:IXzS6N2b0
俺「ルッキーニさん、これが俺のストライカーだよ」 ルッキーニ「うわー、変なの付いてるー」 俺「プッ」 ルッキーニ「ん?どうしたの俺ー?」 俺「いえ、イエーガー大尉も同じ事を言ってたんで」 ルッキーニ「あははー、シャーリーも変だと思ったんだよ」 俺「まぁ、普通のストライカーには付いてないですからねーあんなの」 ペリーヌ「で、あれはどんな役目をする物なのですの?」ヌッ 俺「うぉ、びっくりした、いきなり後ろから声を掛けないでくださいよ」 ペリーヌ「それは、失礼しましたわ、で?」 俺「あれは追加の推進装置です、ある程度可動することが出来 急旋回や、急制動などの特殊な飛行も可能です」
207 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 05:59:27.27 ID:IXzS6N2b0
ペリーヌ「小回りが利くのですね」 俺「まあ、普通に飛んでいてもレシプロ式ストライカーより旋回能力は高いですね」 ペリーヌ「ふむふむ・・・って、そうですわ あなたの、ビームライフルという武器についてなのですけれど 魔力消費が高いのではないですの?」 俺「まぁ、試作武器なので相当の能力の応じた消費はしますよ ですが、改良を重ねることで普通のウィッチの方にも扱えるものに出来ると思います あのストライカーもね」 ペリーヌ「あなたはそれでよろしいのですの?] 俺「俺には生まれ持った体質の所為でいろいろな人達に迷惑をかけてきました その恩返しになればと、新兵器の実験部隊に志願したんです 幸い、主任さんは昔からの知り合いでしたので、無理難題は吹っかけてこないので助かってます」 ペリーヌ「まったく、しょうがない方ですわね でも、危険だと感じたら無理にでも止めますわよ」 俺「ぷはっ」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 06:00:03.94 ID:YRpH6dZCO
支援ぺろん
209 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 06:00:13.19 ID:IXzS6N2b0
ペリーヌ「どうかいたしました?」 俺「それ、まったく同じ事バルクホルン大尉にも言われました」 ペリーヌ「当たり前ですわ、あなたは仲間なのですから」 俺「それも、あははは」 ペリーヌ「もうっ、笑うの禁止ですわっ(折角良い事を言いましたのに、二番目では締まりませんわ・・・)」 ルッキーニ「みぎゃーーーー」 ペリーヌ「ルッキーニ、勝手にストライカー穿くなんて行儀が悪いですわよ」
210 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 06:01:44.18 ID:IXzS6N2b0
ルッキーニ「なんかね、なんかね、前に穿いたバルクホルンのと同じ感じがした・・・」ビクビク 俺「あー、俺のもジェット式だからねー」 ルッキーニ「うじゅーーージェット怖い、ジェット怖い・・・・」ガタガタブルブル ペリーヌ「そろそろ、解散いたしましょうか?」 俺「そうですね、では、明日は頑張りましょう」 ルッキーニ「ジェットコワイジェットコワイ・・・」ガクブル ペリーヌ「さぁさぁ、行きますわよ」ズリズリズリ
211 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 06:03:28.05 ID:IXzS6N2b0
芳佳「俺さん、メイドさん、おはようございます」 リーネ「おはようございます」 俺「おはようございます、宮藤さん、ビショップさん」 メイド「おはようございます、芳佳様、リネット様」 シャーリー「おはよー」 ルッキーニ「おーはーよー」 坂本「おはよう」 ミーナ「みなさん、おはよう」 エイラ「おはヨーなンダナ」 バルクホルン「おはよう・・・さっさとこいハルトマンっ」グイッ ズルズル エーリカ「んー・・・おー・・・はー・・・よー・・・」ゴシゴシ ミーナ「サーニャさんは?」 エイラ「まだ寝てルヨ」 坂本「朝食が終わったら、編隊飛行の概要を説明するぞ」
212 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 06:05:11.51 ID:IXzS6N2b0
ミーナ「サーニャさんも来たことですし、編隊飛行の概要を説明しますね 昨晩、クジで決めたケッテでの編隊飛行及び連携の訓練 その後、全員が合流して仮想の大型ネウロイを攻撃、撃破するプログラムとします」 坂本「シャーリーとリーネとか、ふむ」 ミーナ「前半の編隊飛行で、対抗戦の連携を深めておいてくださいね」 エーリカ「私とミーナと芳佳だから、楽勝かなー」ニシシッ バルクホルン「ふん、火力じゃこっちだって負けてないぞ」 ペリーヌ「ルッキーニ、俺さん、頑張りますわよ」 ミーナ「では、ガレージに集合、各々ストライカーの準備を」
213 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 06:06:42.01 ID:IXzS6N2b0
俺「主任さん、調整は出来てますか?」 主任「ばっちり完璧よー」 エーリカ「なになに、俺のストライカー変なの付いてるねー 飛ぶ時、邪魔じゃないの?それ」 俺「あー・・・やっぱりそんな反応なんですね 皆、変なのっていう・・・」 主任「変とはなによ、これのおかげで機動性凄い高いんだからー 一緒に飛んでみて驚かないでよねー」 エイラ「それは、楽しみナンダナ」 ミーナ「それでは、編隊飛行訓練の前に俺くんのストライカーの機動性を見せてもらいましょうか」 俺「了解です」 ミーナ「んーとフラウ、相手をしてあげて」 エーリカ「いいよー、楽しみだなー」
214 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 06:09:12.24 ID:IXzS6N2b0
ミーナ「では、フラウの後に俺くんは従ってね」 俺「はい」 エーリカ「じゃぁー、いっくよー」 ブロロロロロロローーーー・・・ 俺「離陸します」 ヒュゴォォォォーーーー・・・・ バルクホルン「やはりジェット式・・・加速が段違いだな・・・」 芳佳「俺さん凄い、ハルトマンさんの後に離れずについって行ってます」 坂本「なかなかやるではないか」 シャーリー「なるほど、あの変な鰭はあーゆー風に使うのか」 エイラ「なかなかヤルナ」 ペリーヌ「正直驚きましたわ・・・」
215 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 06:10:06.03 ID:IXzS6N2b0
エーリカ「結構やるじゃん でも、これならどうかなー」 ギュルルーーーーーン 俺「まだまだー」 ゴゴォォォォーーーー ミーナ「二人ともそれぐらいで戻ってきなさい 機動性に関しては十分把握できました」 エーリカ「えー、もーおー?」 俺「了解しました」 ミーナ「それじゃ、皆さん、各班ルートに従って編隊飛行の後 合流地点に集合してください」 皆「「「「了解」」」」
216 :
魔力の泉 :2010/10/29(金) 06:14:31.11 ID:IXzS6N2b0
今回はこの辺で、またしばらく書き溜めて・・・ 俺、プロットとか全然考えずに書いてるから、話の進行がグダグダになる 戦闘部分も俺無双であっさりぎみだし、ちょっと考え直すべきかな・・・ とりあえず、寝よう
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 06:16:12.64 ID:UUU+zIGf0
乙 続き期待してるんだな
漏れ「最近寒いね」 シャーリー「超高高度のネウロイの時の服が必要だな」 漏れ「流石にそれじゃ寒そうだしね」 漏れ「あ、まさかミーナさんはこのことを知って服を変えたんじゃ」 シャーリー「まさか〜、隊長でも天気はわからないだろ」 漏れ「だよなー」
漏れ「カルスラにもシャーロットがいるね」 シャーリー「アフリカに居るんだっけ?」 漏れ「うん」 漏れ「後、オーランドにはウルスラがいるよ」 シャーリー「オーランド?」 漏れ「うん。でもそれは漫画の話」 漏れ「それと、扶桑にはみ〜なさんがいる」 シャーリー「隊長が?それも漫画か?」 漏れ「いや、マジで」 シャーリー「へぇー、会ってみたいな」 漏れ「でもミーナじゃなくてみ〜なだから注意してね」 シャーリー「違いがわからないぞ…?」 漏れ「ミーナとみ〜なだって」 シャーリー「みーな?」 漏れ「いやだからみ〜な!」 シャーリー「待て、私には同じにしか聞こえないんだ!」 漏れ「み〜なだ!違うだろ常識的に考えて!!」 シャーリー「分かるかよ!お前の常識で言われても!!」 漏れ「あぁ?やんのかゴルァ!?」 シャーリー「やってやるよ!!」
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:07:46.11 ID:+8cfbxTe0
登校前の支援
漏れ「おいゴルァ!金玉はなs」 シャーリー「ハァ!?やったもん勝ちだ!!」 シャーリー「おい、ごめんなさいが聞こえないぞ」 漏れ「…サーセンした」 シャーリー「…まぁこれで許してやる」 漏れ「畜生…み〜なとミーナの違いが分からないなんて…」 漏れ「あっ」 シャーリー「なんだ?」 漏れ「字なら」 シャーリー「なんだ、こういう事だったのか…」 漏れ「熱くなってごめん」 シャーリー「いや、こっちは先に手出したしな。ごめん」 漏れ「気にしないでくれ、こっちが悪いんだし」 シャーリー「でも」 漏れ「じゃあ膝枕してくれ。それで水に流す」 シャーリー「…あぁ、早速しよう!」 このあとルッキーニに見つかり、金玉を蹴り潰され漏れは絶命した
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:19:43.03 ID:p4ogYuz+P
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:20:26.76 ID:ylct2+vL0
愛だけはあるがAAってなんだよ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:23:14.64 ID:p4ogYuz+P
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:24:14.95 ID:p4ogYuz+P
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:25:05.73 ID:ylct2+vL0
>>224 Anti-Air gun対空砲(ry
SSの打ち間違いだ
あいぽんなんだ、勘弁してくれ
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:33:27.11 ID:ptWFnDM+0
萌えアニメなのに中途半端なミリタリ要素を入れるからくそになるんだよな しかも最近で一番ミリタリ色強いアニメがこれっていう
>>24 続き
やっと到達したいちゃいちゃシーンを夜に投下したいんで戦闘パートだけ今のうちに投下
2週間後基地―
ウウウウウウウゥゥゥゥゥゥ
坂本「管制!ネウロイはどこに出現したんだ!?」
管制『南東約50kmの海上です…いきなり大量の小型ネウロイと思われる影が出現しました!』
ミーナ「何体いるの?」
管制『そ、それが…南の空域一面を埋め尽くすように一気に増えて…とても数え切れません!!』
全員現地到着―
バルクホルン「な、なんて数だ…空がネウロイに覆い尽くされているぞ…」
シャーリー「数百…もしかしたら千匹以上いるかもしれない…」
ペリーヌ「でも、どこかにコアを持った親機がいるはずですわ…そいつさえ倒してしまえば」
坂本「その通りだペリーヌ…これだけの数がいても敵のコアは一つだけのようだ」
坂本「ご丁寧に、こいつらの一番奥に鎮座しているぞ。さながら大群を率いる将軍か」
ミーナ「しかも変な形状ね…四角い枠状の形(□見たいな形)をしてその角にコアがあるわ」
ルッキーニ「早くやっつけちゃおうよ!さすがに多すぎて不気味だよ!」
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:43:08.89 ID:p4ogYuz+P
>>228 逆ならよく聞くが、萌えメインにミリタリー足したからクソになった、って意見は初めて見た
ミーナ「そうね…基地に近づく前に倒しましょう。私と坂本少佐の二手に隊を分けて、左右からこの大群を回り込む形でコアを持つネウロイを狙いましょう。 俺さんは私のほうについてきて」 俺「了解」 ブウゥゥゥゥゥゥゥン シャーリー「げ!やばいぞ、この小型ネウロイむちゃくちゃ機動性が高いぞ!」 坂本「くっ…ほとんど我々と同じスピードで移動できるのか…しかもこんなに大量に」 ハルトマン「これじゃ、いつまでもネウロイがついてきて回りこむ隙が無いよ!」 エイラ「まずいゾ!しかもこいつら私たちを包囲する気ダ!」 ミーナ「少佐!ひとまず包囲されないように小型ネウロイを誘導しつつ回避して!くれぐれもバラバラにならないように!分断されて包囲されたらおしまいよ!」 俺「…ミーナ!俺は逆にいったんみんなから離れようと思う」 ミーナ「何ですって!?」 俺「俺は機体がでかいんで、ただでさえ小型ネウロイは苦手で小回りが効かず包囲されやすいんだ」 俺「これまでのみんなと一緒に戦った時も、小型だけはどうにもならなかったし」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:47:33.83 ID:p4ogYuz+P
AA炸裂か? アスキーアートでも対空機銃でもなく やっちゃうのか?
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:47:50.06 ID:YRpH6dZCO
支援あぁっす
芳佳「みなさん!映画が決まりましたよ!」 坂本「なに!?それは本当か!」 ゲルト(大スクリーンで宮藤が!///) エイラ「ウヘへ…サーニャぁ」 ペリーヌ「あ、あなた達何をそんなに浮かれてますの!」ニッコニコ ミーナ「あら?みんなここに居たの」 一同「あ!」 (綺麗…) (どうしたんだミーナのやつ…) (お化粧までして…) (映画よ映画♪) (目立つ気満々ですわ…) 俺「え?おまえらでるの?」 一同「えっ」 おわり
>>232 今はまだだが、絶対に使わせるぞ…AAは
俺「ただ、クイックブーストを使えば単機でもそう簡単には包囲されずに逃げまわれる。
でも、みんなとこんなに接近した状態でクイックブーストを使ったらみんなに体当たりする可能性が高い」
俺「全力で逃げるだけなら、一人のほうが何とかなると思う!それに上手くいけば今包囲しようとしている敵の半分くらいを俺のほうに引きつけられる!」
俺「その間に攻撃の隙を見つけてくれ!今はもう擬似シールドも使えるし大丈夫だ!」
ミーナ(確かに彼の機体は機動性の高い大量の小型ネウロイを相手にするのは不利だわ…)
ミーナ「わかったわ…ただしシールドの張れない後方からの攻撃には充分気をつけて!」
俺「了解。ついでに敵を射線軸にとらえたら攻撃もしてみる」
―
キイィィィィィン
俺「さぁ〜こっちだぞネウロイ達〜俺についてこい!」
俺「うわ!きたきた!大量!」
俺(…でも、クイックブースト使えばそれなりにあしらえるな…思い切って本体を狙ってみるか)
バシュン バシュン バシュン
俺「…よし…的への射線軸を確保…」
俺「魔法力電磁収束砲発射!」
バシューン…ドカァン
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 07:51:38.32 ID:p4ogYuz+P
俺「なっ!」 ミーナ「小型ネウロイが大量に集まって自分を犠牲にして本体を守った…?」 バルクホルン「これでどうだー」ババッバババ ハルトマン「シュトゥルム!」 ドカーン 坂本「だめだ!また小型ネウロイが自分を盾にして守ったぞ」 ミーナ「急いでそこから離脱して!包囲されるわ!」 シャーリー「少しずつ敵の密度を減らして隙を作るしかないのか…」 サーニャ「…そうもいかないみたい…」 坂本「なっ!敵の中心の空洞になった部分から大量の小型ネウロイが新たに出現したぞ!」 バルクホルン「減った分は補給というわけか…たちが悪い」 俺「くっそー…ん?敵が突っ込んでくる!?」 俺「擬似シールド展開!」 ドカーン 俺「あ、あぶねー…どうやらあいつらの中には機雷の役割をする奴もいるみたいだぞ…最悪だ」
―15分後 ペリーヌ「トネール!!」バチバチ ペリーヌ「はぁ、はぁ…敵が減らないどころか増えて…いませんこと」 宮藤「さっきより明らかに密度があがってますよ!」 リーネ「このままじゃ弾がなくなっちゃう…」 バルクホルン「うおおおおおおおおおおおお!回りこむ隙が無いなら本体の前まで敵をシールドで押しのけてやる!」 ハルトマン「無理だよトゥルーデ!」 ドカーン バルクホルン「うわぁ!…くそ…機雷化した奴に邪魔される上に、質量が違いすぎて敵を押しのけられん」 俺「はぁはぁ…さすがにこれだけクイックブースト連続で使うときついな…魔法力貯蔵ユニットもあと2個しか残ってないし」 俺(…ただ、トゥルーデの考え方はアリかも知れない) 俺「トゥルーデ!お前の考え方借りるぞ!回り込めないなら敵の所まで砲撃を使ってトンネルを作ってみる!」 シャーリー「出来るのか?」 俺「わからん!でも穴が開いたらリーネ!敵のコアを狙撃してくれ!」 リーネ「わ、わかりました!」
ネウロイにも穴を作れるんだよな…
俺「発射範囲を最小に絞って、貫通力を上げて…3、2、1…発射!」 ドカーン リーネ「見えた!」 バーン…チュイン 宮藤「ま、また敵が身代わりに…」 俺「くっそ!」 シャーリー「しかもあいつかなりお怒り見たいだぞ…どんどん門みたいなとこからネウロイを生み出してる…」 ルッキーニ「も、もうだめー…」 エイラ「今度こそ包囲されちまうゾ!」 ミーナ「みんな!ひとまず全力で後退して包囲から…」 俺(トゥルーデは回りこむ隙が無いなら本体の前まで敵をシールドで押しのけて…っていってたんだよな…) 俺(貯蔵ユニットはあと一つ…5分はシールドが張れる…やってみる…か) 俺「ミーナ…最後の賭けに出てみたいんだが…」 ミーナ「…何をする気なの?」 俺「さっきのトゥルーデがやろうとしたことと同じ事をこいつで…」 ミーナ「…駄目よ」 俺「こいつの質量と推進出力なら敵を弾き飛ばして突破できるかもしれない…」
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 08:07:29.96 ID:D1YjxLNo0
ミーナ「シールドの無い後ろから狙われたらひとたまりも無いわ…機雷化した敵の体当たりにシールドが耐えられる保障も無いじゃない!ほとんど死にに行くようなものよ!」 俺「でも、このまま逃げたって迎撃する余裕なんてみんな無いじゃないか!!」 坂本「確かにそうだ…迎撃する余裕はもう私たちには無い…ミーナ賭けてみないか?」 俺「後ろからの攻撃はみんなが後ろから撃って援護してくれればいい。サーニャの攻撃でもなければこの機体はいきなり壊れたりしないはずだから、俺に当たっても気にせず撃ってくれ」 ミーナ(そんな…貴方を後ろから私に撃てっていうの…) ミーナ(今の貴方の姿は死んでしまったあの人に似ている…ウィッチでもないのに前線に出てきて…命をかけて…) ミーナ(もう、あんなことは繰り返したくないの…巻き込んで…貴方を死なせたくないの) ミーナ「…許可できません。危険すぎるわ…」 バルクホルン「ミーナ!どうしたんだ!お前は今までだって戦場で一か八かの選択をしてきたじゃないか!」 ハルトマン「そうだよ!危険な賭けをしたこともあった。それでも、いつもは危険でも生き残るほうに賭けて行動してきたじゃないか! 今、俺はみんなが生き残るほうに賭けようとしてるんだよ。それを拒否するなんてミーナらしくないよ」 坂本「ミーナ…お前…」
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 08:15:22.13 ID:p4ogYuz+P
私情と軍事的判断の葛藤は王道
俺「…もう包囲まで時間がない…俺は…行きます。援護と奴へのとどめはみんなに任せるよ」 ミーナ「駄目よ!戻りなさい!これは命令よ!」 俺「みんな!後ろは頼んだ!」 ミーナ「やめなさい!やめて!」 ミーナ(貴方にとって戦いは生きるためのものなんでしょ…どうしてそこまでして戦うのよ!死んでしまったら何にもならないのよ!) 俺「シールド展開!いっけええぇぇぇ」 坂本「もう俺は止められん!全力で俺を援護しろ!奴の後ろに敵を一匹も近づけるな!」 坂本「お前も撃つんだミーナ!あいつを守ってやれるのは私たちだけなんだ!」 ミーナ「…わかってるわ」 バババッババババババ 俺「くそっ重いな…でもいける!うおおおおおおぉぉぉ」 俺(機雷化したネウロイの爆発も耐えられてるし、後ろもみんなが守ってくれてる!) 俺「!」「よし!抜けた!みんな全力で撃ってくれー!」 シャーリー「まかせろー!」 バババババババババババババ
坂本「よし!装甲が取れて奴のコアが見えた!リーネ仕留めろ!」 リーネ「はいっ!」 バァン 宮藤「やった!当たったよリーネちゃん!」 バルクホルン「ま、まだだ!小型ネウロイの数が多すぎてコアが消えても全部消えるまで時間がかかるぞ!油断するな」 サーニャ「消えかけの残ったほとんどのネウロイが俺さんだけを狙って包囲しようとしています!」 ペリーヌ「ま、まさか道ずれにする気ですの?!」 俺「ヤバイ…こんなに多いんじゃ包囲から逃げられない!シールドがあっても後ろからやられたら…」 ミーナ「俺さん!逃げて!」 俺(だめだ…クイックブーストだけじゃ逃げ切れない…包囲される…クソッ) ハルトマン「だめ、囲まれちゃうよ…」 俺(し、死ぬくらいだったら…) 俺「いっけぇ!オーバーブーストだ!」 キイィィィィィィン
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 08:22:29.66 ID:p4ogYuz+P
∧_∧ ( ゚ω゚ ) まかせろー バババババC□l丶l丶 シャーリー→/ ( ) やめて! (ノ ̄と、 i しーJ←ミーナ
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 08:23:57.03 ID:TCOkgKiMO
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 08:24:57.45 ID:D1YjxLNo0
バリバリ財布はエイラだな シャーリーはマネークリップ
ルッキーニ「あ、俺がネウロイの固まり中から出てきたよ!」 シャーリー「すげえ…衝撃波が見えたぞ…あいつあの機体で音速を超えたんだ」 バルクホルン「すごい…あの機動性を持ったネウロイが完全においていかれている」 坂本「よし…残りのネウロイもほとんど消えてきた…これなら…大丈夫そうだ」 ― 俺「なんとか…助かった。でも、やっちまった…」 俺『みんな、俺を置いて今すぐこの空域から離れてくれ』 ミーナ「どうして!どうしてそんな事を言うの俺さん」 俺『そこからでも見えるだろ、少し青みがかった光る雪みたいなものが』 エイラ「ああ、見えてるゾ。なんだあれ?」 俺『あれが、前に言った有毒性のあるコジマ粒子だ。敵から逃げるのに特殊なブーストを使ったからあれが散布されたんだ』 サーニャ「あんなに綺麗なのに…」 俺『出来るだけ抑えたから近づかなきゃ大丈夫だと思う。でも危険な事にかわりは無いんだ。だからみんな先に基地に帰ってくれ』 坂本「お前はどうするんだ」
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 08:28:42.74 ID:p4ogYuz+P
コジマは、まずい……
俺『機体に付いた粒子を海に潜って洗い流していく。大丈夫、ちゃんと帰るから心配しないでくれ』 ―基地に帰還後全員食堂に集合 俺「ただいま…」 ルッキーニ「あ、俺だー!」 シャーリー「お疲れさん!」 ハルトマン「大丈夫?怪我とかして無い?」 俺「ああ、大丈夫…」 ミーナ「…大丈夫じゃないわっ!」 俺「えっ?」 ミーナ「あなたは私の命令を無視して敵に突っ込んで行ったのよ!いくら結果が良くても許されることじゃないわ!」 ミーナ「…後で話があります。坂本少佐と一緒に私の部屋まで来なさい!」 バタン! 俺「…」 バルクホルン「ま、確かに命令無視はいかんな」 シャーリー「でもまぁ、ミーナなら大丈夫だろ。私たちも散々無視してきたけどいつも穏便に済ませてくれたしな。なぁ宮藤?」 宮藤「わ、私はそんなにいつも命令無視なんてしてませんよ!」 みんな「ははははは」
―その後…俺、少佐、大尉の三人で バルクホルン「それにしてもあの時のミーナの様子は明らかにおかしかったな」 坂本「やはり、お前もそう思うか?おい、俺」 俺「はい?」 坂本「お前今までミーナと一緒にいてあいつの様子がおかしかった時とか心当たりは無いか?」 俺「うーんと…かくかくしかじかで、最初に俺が倒れたときに、俺の…こういう過去を話したり、俺の…こういう戦う理由を話したんですが、そのときになぜか泣いて事とか…」 坂本「他には?たとえばおが最初に入隊する時はミーナとどんな事を話したんだ?」 俺「かくかくしかじかで、他に行くところも無いし俺は傭兵だから、俺を雇ってくださいって俺が言いました」 バルクホルン&坂本「…」 バルクホルン「なぁ、少佐…もしかしてミーナの奴、俺とパド・カレーで死んでしまった彼を重ね合わせてるんじゃないのか?」 坂本「おそらくそうだろうな…それならあのためらいも納得がいく。しかも俺の場合を考えると、俺の弱みにつけ込んで勧誘して、結果戦いに巻き込んだとでも思ってるんだろう」
バルクホルン「その上、俺もウィッチでもないのにミーナと戦うっていって前線にいるんだからな…状況が似ているしミーナが俺を彼に重ねて見てしまうのも無理は無いか…」 俺「あの…どういう事です?」 その後俺は、彼女には以前大切な人がいたが、その人が自分を追って前線に来たことで死んでしまった事をひどく後悔していた事や、少し境遇の似ている俺をその死なせてしまった大切な人に重ねて見ていたのではという事。 また、本来無関係な俺を戦いに引き入れた事で彼女自身の強い責任感や義務感が彼女自身を苦しめていたであろう事を二人から聞いた。 俺(以前、ハルトマンがミーナにも色々あったって言ってたのは、こういうことだったのか…) 基地職員「俺軍曹、坂本少佐。ミーナ中佐がお呼びです」 よっしゃー!後は2.3回くらいちゃつかせてラストバトルだー
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 08:40:46.59 ID:p4ogYuz+P
乙乙 お前さんのいちゃいちゃは楽しみにしてる
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 08:53:39.54 ID:jpLRJySBO
本家に続き俺団も映画化決定! その名も 『俺団オールスターズDX 希望の光俺たちの嫁を守れ!』 ストライクウィッチーズの危機に歴代の俺が駆け付ける! EDは3Dの代行が壁を破壊する特別版! とここまで妄想したけど俺には無理だ きっと前1さんがやってくれると期待している
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 09:24:27.18 ID:e3BlO6l+0
嫁が足らない
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 09:44:18.66 ID:TCOkgKiMO
俺団でこれ以上カップリングが増えたら死んでしまう やめろよ!絶対やめろよ!
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 09:46:18.85 ID:p4ogYuz+P
漢の絆マキシマムな俺団にすればいい 501なんか忘れてさ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 09:47:11.06 ID:D1YjxLNo0
そりゃもうSWじゃなくていいってはなしに・・・
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 10:10:47.45 ID:A7VhbH4J0
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 10:12:41.66 ID:ifntroj7P
要するに、もっとやれって事さ 言わせんな恥ずかしい
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:04:29.04 ID:e3BlO6l+0
イチャイチャは書きたいがエロは書きたくない病
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:07:16.67 ID:CUD3sHCJO
もう書くな しかも お前はなにも分かってない
264 :
変身俺 :2010/10/29(金) 11:19:08.66 ID:jpLRJySBO
少し投下していいかな?
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:19:30.29 ID:D1YjxLNo0
来い
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:19:59.38 ID:vEWUgW3xO
さすがに それは 言い過ぎだと思う
267 :
Part3 プロローグ (1/3) :2010/10/29(金) 11:24:39.83 ID:jpLRJySBO
前スレ
>>491 から
今日はこの小さな村でショーを披露する日。
2日前に着いて、村長に交渉してやっと許可が貰えた。
拙いブリタニア語だったけど通じて良かったと思う。
開始は夜。もうすぐだ。本当は明るいうちがよかったけどまあ気にしない。
皆を笑顔にする為に頑張ろう。
さぁ、最初はジャグリングから。
次は手品を。その次はパントマイム。それから――
アハハ オォー キャッキャ パチパチ
聞こえる。皆の笑い声が。
見える。皆の笑顔が。
嬉しいな。楽しいな。幸せだな。
あれ?
なんだろう?
空に何かいる。飛行機?
あっ、光った。赤い光だ。
268 :
Part3 プロローグ (2/3) :2010/10/29(金) 11:26:16.28 ID:jpLRJySBO
ウワァァ コウゲキダ イヤァァァ ネウロイダ イタイヨ… オカーサンオキテ、オキテヨー ソイツハモウダメダ ニゲロ! なんだよコレ?さっきまで皆笑ってたじゃないか。なんで…… オイッアンタモハヤクニゲルンダ! アッコッチニクルゾ ビュイイィィィィン ズキュゥゥゥゥゥン ビシュゥゥン ズキュゥゥゥン キュイイィィィィン ビュイイィィィィン! なんで皆泣いてるんだ。なんでなんだよォォォオ!! タスケテ ダレカタスケテ… そうだ助けなくちゃ。シールドでなんとか。 ビュイイィィィィン ビュシィイイィン ・・・ ・・ ・
269 :
Part3 プロローグ (3/3) :2010/10/29(金) 11:27:50.22 ID:jpLRJySBO
駄目だ……1人じゃ守れない。俺には皆を守れないのか…… 頼む、止めてくれ。もう誰かが泣くのは見たくないんだ…… モウヤメロオォォォオ!!! キィィィン! キュイイィ…ィン…… あ、れ、止まった。なんで? グググッ いや、動いてる。ん?こっちを向いた。俺を狙っているのか…… ビシュゥゥン うわぁぁあ! ビュシィイイィン ――俺の幸せな時間は一瞬にして地獄へと変わった。 ――逃げ惑う人々を嘲笑うかのような激しい攻撃。誰にも成す術はない。 ――それは、俺の心さえも焼き尽くしていった。
270 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-1) :2010/10/29(金) 11:31:49.28 ID:jpLRJySBO
俺が501部隊に入隊してから2週間が経った。 最初の2日間は色々大変だったけど、以降はネウロイも現れず平穏な日々が続いている。 軍に入って間もない無知な俺に、隊の仲間は親切丁寧に指導してくれた。 いまではそれなりに皆と打ち解けていると実感している。 俺「ハァハァ……もうダメ、死ぬ」 坂本「コラッ!まだ半分を過ぎたところだ。気合い入れろ!」 芳佳「ヒィヒィ、まだ半分ですか……頑張りましょう俺さん」 俺「2人ともいつもこんなことしてるの?すごいね」 リーネ「苦しいですけど訓練は大事ですから……」 俺「やっぱり凄いや皆」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 坂本「よし、今日は終了だ。しかし俺よ。男の癖に情けない」 俺「す、すいません。お恥ずかしい限りです」 坂本「明日は今日より厳しくやるからな、しっかり休んでおけ」 俺「\(^o^)/」
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:32:54.09 ID:D1YjxLNo0
支援
272 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-2) :2010/10/29(金) 11:33:06.22 ID:jpLRJySBO
‐基地内露天風呂‐ 俺「ふう……やっぱり訓練後はお風呂だよなぁ。疲れがとれる。 でもこんなに広いのに1人じゃ勿体ないね。男は俺だけだから仕方ないけど」 ???「寂しいなら言えよ。あたしが一緒に入ってやるのに」 俺「あ、そうですか。ではお願いしm……ってシャーリー!?何やってんの」 シャーリー「訓練お疲れ。いやー風呂は気持ちがいいなぁ」チャポン 俺「いやだからなんで……表に俺入浴中の看板出してたでしょ!」 シャーリー「男の癖に細かいこと気にすんなよ。美女と入浴なんて光栄だろ」 俺「確かに眼福で幸せ。ってちがぁう!こんなの他の人に見られたら」 シャーリー「看板あるから誰も入ってこないって。それに裸くらいで慌てるな」 俺「……いや普通逆でしょ。はぁ、もういい観念する」
273 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-3) :2010/10/29(金) 11:34:35.55 ID:jpLRJySBO
シャーリー「と言ってなんでこっち向かないんだ?」ニヤッ 俺「せめてその一線だけは守らせて下さい///」 シャーリー「しゃーない、ヘタレめ。それよりここにはもう慣れたかい?」 俺「うーん、慣れたのかな?皆良くしてくれるし。訓練はキツイけど不満は無いね」 シャーリー「そっか。それは良かった」 俺「そういえばまだお礼言ってなかったね」 シャーリー「お礼?なんかやったかあたし?」 俺「拘束された時のこと。俺を家族だって言ってくれてありがとう。嬉しかった」 シャーリー「!!/// いや、あれはだからミーナの言葉で……///」アセアセ
274 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-4) :2010/10/29(金) 11:36:19.79 ID:jpLRJySBO
俺「それでも嬉しかったったんだ。俺、今まで1人だったし」 シャーリー「うぅ///とにかく気にすんな!そんなことより背中洗ってやるよ!出ろ」 俺「はあっ!?いや待って。そんなのいいから自分で出来るから」 シャーリー「うっせぇ、上官命令だ。あ〜んもしてやっただろ。素直に喜べ!」 俺「横暴だ〜!分かったからせめてタオル巻いてくれぇ」 ・ ・ ・ シャーリー「よし、じゃあ洗うぞ」 俺「お、お願いします。(緊張する……)」 シャーリー「あんま緊張するなよ。こっちが恥ずかしくなる」ゴシゴシ
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:37:10.22 ID:D1YjxLNo0
支援
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:39:04.33 ID:PK/DmxV0O
ストライクウィッチーズのストライクウィッてなんなの
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:40:27.61 ID:TCOkgKiMO
この変身俺はいいやつだな 俺が書き溜めてる変身系はまだ嫌な奴だ……どうしよう
278 :
Part3 〜星空Dancing〜 (3-5) :2010/10/29(金) 11:41:12.54 ID:jpLRJySBO
シャーリー(うん、やっぱり男なんだな。背中が広いや。でもこれって傷痕?) 俺「あはは、驚いた?傷だらけでしょ俺の体。ネウロイ化で治りは早い方だけど、 戦い方は素人だから怪我が多くて。前にいた所では失敗ばかりだったから」 シャーリー「あんな無茶な戦いしてたらそうなるわな。ん、右側なんか変だぞ」 俺「あー右胸に装置埋め込んでるからね。これのおかげでこうしていられるんだ。 これが無くなると左手以外動かなくなるし。ここが俺の弱点かな?」 シャーリー「あたしこれ嫌いだ。機械は好きだけど、これのせいで俺が傷つくから」 俺「そうかな、俺は感謝してるけど。これがあったから皆に会えたんだよ。 もちろんシャーリーにも出会えたし」 シャーリー「……だからなんでお前は急にそんなこと言うんだよ/// カッコつけたがりにはこうしてやる!」 むにゅんっ
279 :
(3-6) 風呂シーン難しいお… :2010/10/29(金) 11:43:50.60 ID:jpLRJySBO
俺「ぬおッ!(この背中に当たるマシュマロ以上に柔らかいものは……)」 シャーリー「ほれほれ〜」ムニュムニュ 俺「シャーロットさん、なにか当たっているんですががが」 シャーリー「当ててんだよ」ムニュリ 俺(うおォオオ、これは無理耐えきれない)プツン ガクリ シャーリー「あれ?お、おい俺!なんだよ免疫なさすぎだろ!?」 気が付いたら自分の部屋で寝ていた。正直何があったか記憶がない。 ただ何故かしばらくの間シャーリーが口を聞いてくれなかった……。 俺「うーん?なんか幸せな出来事があった気がするけど」 シャーリー「……ばーか」
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:57:27.35 ID:A7VhbH4J0
>>277 好きにやればいいと思うぞ
チャレンジだチャレンジ!
人のと比較してもしょうがないし、何より失敗は成功のもとだからね。
あまりに「ダメ」って意見が多ければ、ちょっと修正すればいいと思う。
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 11:58:07.45 ID:D1YjxLNo0
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 12:02:11.70 ID:A7VhbH4J0
>>281 気付かなかった
突撃戦車だっけ、詳しくしらないけど
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 12:03:32.52 ID:zHXh95naO
誰かウィッチーズの一人称、二人称一覧みたいなの知らないか もっさんの二人称とエーリカの一人称が分からん……
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 12:04:31.57 ID:D1YjxLNo0
285 :
変身俺 :2010/10/29(金) 12:07:52.82 ID:jpLRJySBO
ごめんなさいさるってました きりがいいのでとりあえずここまで シャーリールートの予定です ただ想定以上に長くなっている…頑張ろう
>>277 上で嫌な奴批判されてるけど嫌な奴でもいいじゃん
聖人君子の方が人間味ないぜ
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 12:21:58.20 ID:p4ogYuz+P
>>286 多分俺のことだろうが、
嫌なやつっていうか、傲慢なガキが嫌いなんだ
大人で傲慢なら構わんさ
説得力ある背景が描けるなら
まぁ、嫌なら見るなって話でもあるんだけどさ
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 12:35:22.32 ID:pQ9I6dBtO
まぁまぁ 素人のSSにあまり注文つけられてもな 最初は我慢ならんヤな奴でも最後はどうなってるかわからんし マルセイユルートの俺は4話で変わるそうだからそれまで気長に待てばいいだろう
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 12:35:21.59 ID:TCOkgKiMO
ああなんか変な流れにしてすまん 要はデレさせるタイミングに難儀してるだけなのよ そして乙
たとえ批判でもなんにも言われないよりは嬉しいと思うな 俺だけかもしれないけど
まぁ妄想スレだから自由でいいんだよ
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 12:39:07.90 ID:D1YjxLNo0
そうだ、ここはお前らのオナニーを垂れ流すスレだったはずだ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 12:43:38.26 ID:p4ogYuz+P
俺もムキになってすまんかった あくまで俺はキャラの好き嫌いを言ってるだけであり、SSの好き嫌いには必ずしも直結しないことを申し添えておく TOAのルークみたいに、成長を見つめられる俺も悪くない
てs
よかった書きこめた マルセイユ×俺の人ですが やっぱり無反応なのがいちばんきついですよ なんでもいいから言ってもらえてるうちが華です、ハイ
漏れ「パ・ド・カレー美味しかったです」 宮藤「なんですかそれ?」 漏れ「パスタに・どうでしょう?・カレーの略」 宮藤「パスタにカレーって美味しそうですね」 漏れ「えっ?」 宮藤「えっ?」 漏れ「美味しかったです」 宮藤「あ、そうですか」 漏れ「…」 宮藤「…」 漏れ「映画、やるんだってね」 宮藤「らしいですね。扶桑海の閃光みたいなのかなぁ」 漏れ「でもなんか嬉しくないんだなぁ」 宮藤「えー?私達が映画になるんですよぉ?」 漏れ「その辺まだ知らないんだ」 漏れ「何にせよあっしは出られないんだけどね…」 宮藤「私も魔力ないし…」 漏れ「とりあえず眠いや」 宮藤「後四時間は寝られますよ」 漏れ「うん。じゃあエーリカよろしくゴロゴロしてるわ」 宮藤「はーい」
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 13:23:55.45 ID:0bskHfD6O
まぁ皆気にせずオナニーしてりゃいいのさ まぁ色々言ってもらえた方が嬉しいけどね
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 13:25:25.50 ID:0lvoJZ5ZO
エイラとフラグ立てるけど、エイラーニャのために身を引く切ない系の俺って需要あるかな? やっぱイチャイチャじゃないとダメかな?
>>298 上に書いたように自由にやれ
つまり投下汁
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 13:27:06.01 ID:D1YjxLNo0
アリじゃね 全然アリじゃね
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 13:31:25.52 ID:0lvoJZ5ZO
よかった、エイラーニャを引き裂くのは俺には無理だったから 書き終わり次第投下させていただきます
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 13:48:37.51 ID:ifntroj7P
むしろそういうの好物 バッドみたいなハッピーエンドとか好きよ
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:07:05.15 ID:zHXh95naO
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:08:59.37 ID:A7VhbH4J0
>>301 はまだかな?
まだだったら投下してもいいですか
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:21:01.94 ID:zHXh95naO
どうぞどうぞ
>>304 あ、すいません
全然書き溜め終わってないのでどうぞ
なんかイチャラブ以外の需要があるか心配になったので質問しただけだから
307 :
魔法使い :2010/10/29(金) 14:22:19.97 ID:A7VhbH4J0
前スレ
>>834 から続き
第5話「魔女達の危機」
その日、ストライクウィッチーズにある報せが届いた。
ミーナ「ウィッチが撃墜された…?しかもたった1機のネウロイにですって!?」
坂本「上層部の話では、おそらくネウロイが強くなったらしい。
今までより装甲も硬く、速度も上がっていたそうだ。」
ミーナ「そんな…」
坂本「そしてその噂のネウロイの撃墜命令が、我々に下された。」
―――――――――――――――――――――
全員に集合がかけられ、ある作戦について説明があった。
ミーナ「…以上が作戦内容よ、ちなみに日時は2日後よ。何か質問はある?」
ゲルト「そのネウロイは本当に1機だけなのか?」
ミーナ「そうよ。その大型が1機以外、周辺には何も観測されてないわ」
308 :
魔法使い :2010/10/29(金) 14:27:29.87 ID:A7VhbH4J0
エイラ「勝てるノカ?」 ペリーヌ「勝てるか?ではなく、わたくしたちは勝つのですわ!」 エイラ「なんだとこのツンツンメガネー」 坂本「いや、ペリーヌの言うとおりだ。力を合わせれば勝てるはずだ」 ミーナ「だって、私達ストライクウィッチーズは…12人だから!」 エーリカ「俺もすっかり馴染んできたなー」ニシシ 宮藤「みなさん、お菓子作ったので食べませんか?」 リーネ「じゃあ私は紅茶いれるね、芳佳ちゃん」 ゲルト「もう少し緊張感をだな…」 シャーリー「それがこの隊のいいところなんだから、バルクホルンも嫌いじゃないだろ?」 ゲルト「ま、まあそうだが…」 ルッキーニ「おやつーおやつー!」 こうして、俺たちは2日後に向けて英気を養うことになった。 何故かそのネウロイは例のウィッチを撃墜して以降、動く気配がないらしい。 どこか嫌な予感がする。 そんなことを考えながらブラブラしていると、エイラとサーニャが何かしていた。
309 :
魔法使い[エイラの口調難しい…] :2010/10/29(金) 14:32:44.29 ID:A7VhbH4J0
俺「おー、2人とも。何してるんだ?」 エイラ「なんだ俺カ…サーニャを占ってるンダ」 サーニャ「エイラのタロット占いはよく当たるんです」 俺「すごいな!折角だから俺も占ってくれないか?」 エイラ「しょうがナイナ…」 そう言って、エイラはカードをシャッフルし始めた。 そして、カードを並べていく。 最終的に六芒星の形が出来上がった。 俺「なんで7枚も並べるんだ?1枚引くだけじゃ駄目なのか?」 エイラ「これには、ちゃんと意味があるンダ。置いた順番を覚えているカ? 1枚目から順に、過去、現在、未来、置かれている環境、願望、取るべき行動、結果 になってイル。これは、形にちなんでヘキサグラム法と呼ばれてル。」 俺「詳しいんだな…全然知らなかったよ」 エイラ「そして、これがお前のカードの結果。一番重視するのは、中心の7枚目ダ。 …太陽の正位置ダゾ!よかったナ!」
310 :
魔法使い :2010/10/29(金) 14:37:35.22 ID:A7VhbH4J0
俺「どんな意味があるんだ?」 エイラ「主には満足や幸福。結婚という意味もあるんだゾ」 結婚…か、この戦いが終わったら俺はどうするのだろうか。 俺「そうか、まあ悪い結果じゃなくてホッとしたよ、ありがとうな! 他のは見ちゃいけないのか?」 エイラ「あ、ああ…他はワタシ以外は見たらいけないンダ」 俺「そうか…じゃあそろそろ行くよ、例の作戦。頑張ろうな!」 ――――――――――――――――――――― サーニャ「ねえエイラ、何故他のカードを隠したの?私の時は見せてくれるのに…」 そう、エイラは嘘をついた。 本来なら全てのカードから占うべきだった。
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:39:21.64 ID:Qz36DvFPO
キモオタの夢小説スレと聞いて
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:40:35.49 ID:D1YjxLNo0
313 :
魔法使い :2010/10/29(金) 14:42:44.08 ID:A7VhbH4J0
だが、できなかった。なぜなら示されたカードは… 1枚目:恋人の逆位置。その意味は、嫉妬や裏切り。 2枚目:星の正位置。希望、明るい見通し。 3枚目:戦車の正位置。勝利、前進。 4、5は特に問題はなかった。そして、 6枚目:吊るし人の正位置。忍耐や自己犠牲。 この占いはよく当たることを、エイラ自身がよく知っている。 だからこそ、この結果は信じたくなかった。 彼は今まで辛い人生を歩んできたのか? この部隊に希望を感じているのか? そして最後には勝利するのだろうか? しかし、そこに彼の姿はないのかもしれない… エイラ「言えなかったンダ…本当にそうなるのが恐くて」 サーニャ「こんな事を言ったら悪いかも知れないけど、占いは占い。絶対じゃないわ。気にしちゃだめよ、エイラ」 エイラ「そうダナ…サーニャ、サウナに行かないカ?」 サーニャ「うん、行こう、エイラ。」 少しでも気分を晴らすために、2人はサウナへ向かった。
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:42:47.83 ID:p4ogYuz+P
そっとしといてくれ
315 :
魔法使い :2010/10/29(金) 14:48:11.56 ID:A7VhbH4J0
そんなことは露知らず、俺は中庭に来ていた。 意識したわけではないが、なんとなく歩いてたらここにたどり着いた。 そこには、花に水をやるペリーヌ、宮藤、リーネの3人が居た。 俺「水をやってるのか?」 ペリーヌ「きゃあ!いきなり後ろから声をかけないでくださる!?」 宮藤「そうですよー、今の内にあげとけばしばらくは大丈夫なので」 リーネ「俺さんも一緒にどうですか?」 アクア 俺「そうだな…じゃあ手伝わせてもらうよ。降り注げ、――水」 すると、俺たちを避けて雨のように水が降ってきた。 俺「よし、これでいいかな」 3人はポカーンとしていた。 俺「おーい、どうしたー?」 ペリーヌ「どうしたもこうしたもありませんわ!一体何を…」 宮藤「魔法…ですよね?」 俺「そうだよ、なかなか便利だろう?」
316 :
魔法使い :2010/10/29(金) 14:53:08.65 ID:A7VhbH4J0
リーネ「すごいですねー、あっという間に終わっちゃった」 ペリーヌ「そういうことでしたの…しょうがないですわね、あなたも来なさい!」 俺「え?何?連れてかれるの?」 宮藤「このあとお茶にしようって話だったんですよ、俺さんもどうですか?」 というか、もう連れていかれてるんだが… 俺も吝かではなかったので、一緒にお茶を頂くことにした。 リーネ「明後日の作戦、大丈夫かなぁ…」 宮藤「きっと大丈夫だよリーネちゃん!」 ペリーヌ「そうですわ!弱気になってては勝てるものも勝てませんわよ!」 俺「すごい気合だな…」 ペリーヌ「ちょっと、あなたのヘンテコな魔法も一応は頼りにしてますのよ!もっと気合を入れてくださいまし!」 俺「はいはーい、頑張りまーす」 ふざけながらも、俺はこの雰囲気に助けられていた。 1人で考えているとどうしても悪い方に考えてしまう。 それぐらいなら、こうして皆と騒いでる方がいいに決まってる。 一頻り喋ったあと、俺は3人と別れてまた歩きだした。
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:57:36.42 ID:0G2HAnRMO
支援 誰かストパン世界のポルトガルってなんて名前になってるか分かる?
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:58:24.20 ID:YRpH6dZCO
支援あぁっす
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 14:58:50.95 ID:D1YjxLNo0
320 :
魔法使い :2010/10/29(金) 14:58:53.35 ID:A7VhbH4J0
ハンガーに寄ると、そこにはシャーリーとルッキーニが居た。 ルッキーニは寝ているようだが… 俺「よっ、ストライカーの整備か?」 シャーリー「俺か…ちょっと、魔力の分配を変えようと思ってな」 俺「今まではやっぱり速さ重視だったのか?」 シャーリー「そうだ、だが次の戦いは速さよりも他が重要になるだろうからな」 俺「まあ落とされたらたまらないもんなぁ…」 シャーリー「それよりハルトマンとはあれからどうなんだ?何か進展あったのか?」ニヤニヤ そう、実は前に買い物に行った日の、ハルトマンに手当てしてもらった辺りの出来事。 一部始終見られていたのだ。シャーリーだけだったらしいから、まだマシだが… そのせいか、しつこく聞いてくる。 俺「何もないよ、それどころか避けられてるぐらいだ」 シャーリー「ハルトマンが?」 そう、なぜかハルトマンは俺を避けていた。 避けている…というほどではないかも知れないが、逃げるかはぐらかされてばかりいるのだ。
321 :
魔法使い :2010/10/29(金) 15:03:06.66 ID:A7VhbH4J0
俺「そうなんだよ…原因がわからないからどうしようもないんだ」 シャーリー「照れてるだけじゃないのか?1回スバッと聞いてみたらどうだ、案外簡単に解決するかも知れないぞ?」 俺「そうかなぁ…ま、機会があればそうするよ。ありがとうな」 シャーリー「いいってことよ!それじゃああたしは整備の続きに戻るよ」 そう言って、シャーリーはまた整備し出したので 俺もハンガーを出てまた歩き出した。 ――――――――――――――――――――― 食堂に行こうとしたところで、ハルトマンとばったり出会った。 さっきあんなことを言われたせいか…いや、それは言い訳にすぎない。 シャーリーや皆に言われる内に、本当は自分の気持ち気付いていた。 そう、俺は…ハルトマンが好きなんだ。 もやもやし出したのはもっと前からだ。言われないと気付けないなんて、つくづく情けないと思う。 でも、もう覚悟は決まった。
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 15:07:13.36 ID:0G2HAnRMO
323 :
魔法使い :2010/10/29(金) 15:08:05.96 ID:A7VhbH4J0
エーリカ「そういえばトゥルーデに呼ばれてたんだった、それじゃあ…」 俺「待ってくれ!」 走り出すハルトマンを呼び止める。ハルトマンは背を向けたままだ。 俺「1つ聞きたいことがある」 エーリカ「…何?」 俺「あの時のキスは…どういう意味だったんだ?」 ハルトマンは、何も答えない。 俺「答えたくなければそれでいい、もう1つ聞いてほしいことがあるんだ」 俺「俺は…お前のことが…」 好きだ!と言おうと思った瞬間。 ゲルト「お、いたなハルトマン?って俺もいるのか、何してるんだこんな所で?」 エーリカ「…いや、今日の晩御飯は何かなーって話をしてただけだよ。それじゃあね!」タッタッタッ タイミング悪いよバルクホルン… ゲルト「お前ハルトマンに何かしたのか?」 俺「え?」
324 :
魔法使い :2010/10/29(金) 15:13:17.46 ID:A7VhbH4J0
ゲルト「なんだか様子がおかしいみたいだったから…」 俺「いや、別になにもしてないよ」 咄嗟にそう答えてしまったが、あれは間違いなく俺のせいだろう。 それを察知できるバルクホルンはやはりすごい。 付き合いが長いのは、伊達じゃないということか… ゲルト「そうか、ならいい。明後日までゆっくり休めよ」 そう言い残してバルクホルンも去っていった。 覚悟を決めたと思ったのに、とんだ災難だった。 今から探すのもなんだし…今日は諦めるか。 そうして俺は部屋に戻った。 ――――――――――――――――――――― 2日後。 ついに出陣の時がやってきた。 結局言う機会がなかったなぁ…避けられてたし。 まあ生きて帰ればチャンスはいくらでもあるか。 そう思って俺はハンガーに向かった。
325 :
魔法使い :2010/10/29(金) 15:17:26.85 ID:A7VhbH4J0
ハンガーには、ストライクウィッチーズ全員が揃っていた。 不思議と高揚感に包まれている。 ミーナ「みなさん、いよいよ出撃です!」 ミーナ「誰1人欠けずに帰還すること、それが命令です!」 坂本「準備はいいか?」 ミーナ「ストライクウィッチーズ、出撃します!」 全員「「「「了解!!」」」」 戦いが、始まる。 次回予告 ハルトマンに何も言えないまま、とうとう出撃してしまった俺。 全員で帰還することを目標に、ストライクウィッチーズは戦う。 果たして無事勝利できるのか? 「俺は…俺は”救世主”だ!!」 次回、第6話「守りたいもの」 魔法と魔法が交わる時、世界は変わり始める―――
326 :
魔法使い :2010/10/29(金) 15:19:01.29 ID:A7VhbH4J0
今回の投下はここまで。 あと数話で終わると思うので、もうしばらくお付き合いください。
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 15:19:27.27 ID:p4ogYuz+P
準死亡フラグといったところだな…… 乙
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 15:19:31.77 ID:D1YjxLNo0
乙 先が気になるな
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 15:34:19.18 ID:S6WK9TnSO
乙
330 :
ウィッチーズチャンネル :2010/10/29(金) 15:38:54.27 ID:YRpH6dZCO
乙あぁっす お料理ビンビン今夜放送してもいい?
wikiに俺早見表みたいなのを作ってほしい 俺設定集みたいに詳しいのじゃなくてパッと見てわかる感じの 例 サンダーヘッド 性格:真面目 必殺技:MECM 詳細へ こんな簡単な感じの
俺を死なせるかどうか妄想中
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 15:55:00.71 ID:90y1xXq50
今夜放送期待してます 俺はフラグあげれなくて死にそうです
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 16:00:32.38 ID:ifntroj7P
今まで死んだのは喉と人工だけだっけ?
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 16:05:46.07 ID:DyiQCTQ9O
>>331 新・進行表があるじゃん。
ほとんど更新されてないけど……
>>335 とりあえず俺の名前と能力が知りたいだけなんだ
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 16:47:30.65 ID:p4ogYuz+P
>>304 俺はいちゃラブの方がいいよ、いいよ。
引き裂くのが嫌なら、「ふたりいっしょじゃダメですか?」展開で行けば良いじゃない。
というか、エイラーニャって恋愛関係とは違うと思う。
だから「俺」と恋愛させても、引き裂く云々の問題はないんだぜ。
339 :
異世界のウィッチ :2010/10/29(金) 16:51:14.76 ID:QeEmFuKu0
ああああやべえイチャイチャ書こうと思ってたらどんどんストーリーが頭に浮かんできた 続編の最初のほうだけ投下おk?
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 17:05:17.56 ID:MD/C5mX7O
―――――あれから後の出来事 この世界で生きていく決心をした俺は、基地に戻った後、 満面の笑顔のストライクウィッチーズに迎え入れられた。 ミーナいわく「俺さん、ようこそこの世界へ。そして、これからもよろしくね」とのことだ。 ・・・上空でのサーニャとのやりとりはばっちり聞かれていたようで、 ハルトマンにニヤニヤされながら肘で横っ腹をつつかれたがそんなことはどうでもいい。 この出来事のあと、ミーナが、上層部に俺の真実を話したらしい。 すぐに何か偉そうな人がロマーニャ基地に飛んできて、色々質問された。 それに関連して、『喋るネウロイ』と、ネウロイの『異世界への扉を開くらしい技術』の存在についても話した。 ・・・まあ、これも大したことではないな。別に何か言われたわけじゃなかったし。 それよりも。 この世界で生きる意味と戦う意味を見つけた俺は、 ネウロイとの戦いに身を投じていくことに恐怖を抱くことはなかった。 宮藤。リーネ。ペリーヌ。シャーリー。ルッキーニ。ハルトマン。バルクホルン。 坂本。ミーナ。エイラ。・・・サーニャ。 ・・・俺の周りには、こんなにもたくさん、頼れる、いい仲間がいるんだから。 自分と、仲間を信じて、この空を駆け抜けていこう。 そう思った。
342 :
異世界のウィッチ :2010/10/29(金) 17:09:33.46 ID:QeEmFuKu0
―――――休暇日・午前 コンコン シャーリー「おーい俺ー」 俺「ん?」 ある日の休暇にて、部屋で本を読んでいた俺にシャーリーの声が届いた。 ドアを開いて、声の主に尋ねる。 俺「なんだ?」 シャーリー「あたしと宮藤で、街まで買い物に行こうと思ってたんだが・・・」 シャーリーの言葉が終わるのに合わせたように、宮藤がシャーリーの背後から飛び出てきた。 宮藤「俺さんも行きませんか?」 ・・・買い物か。
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 17:09:53.14 ID:p4ogYuz+P
>>338 サンダーヘッドも、別に引き裂かずにいちゃいちゃしてたしな
まぁ健気系俺も見たいから、どちらでもおいしいです
俺「行く」 買いたいものがあるしな。 シャーリー「即答だな」 宮藤「良かった!じゃあ、サーニャちゃんも呼びますね!」ダッ え? 俺が次の言葉を出そうとする暇すらなしに、宮藤が駆けていった。 タッタッタッタッ・・・ 俺「お、おいちょっと・・・」 焦る俺を見つつ、 シャーリー「くっくっく・・・」ニヤッ シャーリーがほくそ笑んだ。 俺「・・・」 いや、もちろん悪い気はしないんだけど。
345 :
異世界のウィッチ :2010/10/29(金) 17:13:39.10 ID:QeEmFuKu0
―――――――街・午前11時 到着・・・。 ・・・車に乗るってだけでこんなに疲れるなんて初めての経験かもしれない。 俺「シャーリー・・・」 シャーリー「ん?」 俺「お前いつか事故起こすぞ」 シャーリー「ハハハ、気をつけるさ」 気をつけてどうにかなるレベルじゃねえ。荒っぽすぎるだろ。 宮藤はなんかニッコニコしてやがる。『私慣れてますんで〜』ってか?腹立つ。 ・・・まあ、シャーリーの荒っぽい運転、疲れはしたけど、 俺はどっかのアトラクションにでも乗ってる気分で嫌いではなかった。だが・・・
346 :
異世界のウィッチ :2010/10/29(金) 17:15:30.24 ID:QeEmFuKu0
サーニャ「・・・」グッタリ 俺「お、おいサーニャ、平気か?」 サーニャ「・・・なんとか」 サーニャには少しばかり辛かったようだ。 運転中、俺にしがみつき、肩に寄りかかってきていた。 ・・・そのときの俺は、いい香りのするサーニャの髪を撫でていた。 でもガタガタうるさくて全然癒されなかった。 宮藤「じゃあ、お二人とも4時にはここまで戻ってきてくださいね」 シャーリー「私は宮藤と適当に買い物してくるから、お前たちも街をまわってこい」 俺「ぅい・・・」 サーニャ「了解です」 歩いていく二人の後姿を見届けてから、俺は車の中の時計を確認した。 今は午前11時。5時間か。充分すぎるな。 俺「んじゃ、サーニャ、行くか」 サーニャ「はい」
347 :
異世界のウィッチ :2010/10/29(金) 17:18:02.23 ID:QeEmFuKu0
一旦ここまで 本当は全部新しく作ろうと思ったのに全然思い浮かばないで おしまいにしたはずのこっちに使えるようなストーリーばっかり思い浮かぶもんだから困る
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 17:26:18.01 ID:p4ogYuz+P
乙 よくあることだ
乙
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 18:10:59.02 ID:p4ogYuz+P
金曜のこの時間に投下がないとは珍しいな
351 :
前1 :2010/10/29(金) 18:11:02.74 ID:S6WK9TnSO
乙 もうちょいしたら本気だす
>>350 普段のペースが異常だと思うぞ
良いことだが
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 18:24:32.71 ID:QeEmFuKu0
深夜から早朝にかけて投下頻度増えるのはおかしいと思う
ひたすらoverskyで帰宅ちう かゆ うま
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 18:37:00.24 ID:IXzS6N2b0
平日休みだから仕方無し
投下していい?
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 18:46:51.09 ID:DyiQCTQ9O
大丈夫だ問題ない
いいんじゃね?
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 18:47:32.12 ID:vEWUgW3xO
>>253 の続き
―ミーナの部屋
ミーナ「俺軍曹…単刀直入に言うわ。貴方の命令無視は目に余るものがあったわ…これを看過すれば隊全体を危険にさらす危険がある」
俺「…」
ミーナ「…本日現時点をもって貴方との雇用関係を解除するわ。明日にでもこの隊から出ていきなさい」
坂本「お、おい!ミーナいくらなんでもそれは無茶苦茶だ。俺は今まで命令無視なんてしていないし、これまでもその対応だったらなら、この隊のほとんどがとっくにこの隊を去っているはずだ!」
坂本「それに命令無視だったら私だって例外じゃないんだぞ!今日のお前はどうかしてるぞ!」
ミーナ「少佐…これは私と俺さんとの間で交わされた契約なの、あなたが口を出せることではないわ。…少佐を呼んだのは間違いだったわね…あなたも出て行って頂戴、坂本少佐」
坂本「俺…さっきの話は覚えているな?今、ミーナは混乱しているんだ」ボソッ
坂本「既にお前がこの世界で、自分が生きるためだけに戦っていない事を私は知っている…そうじゃなければ、あんなふうに命をかけて戦うことなどできん。
今のお前の戦う本当の理由をミーナに話してやってくれ…」ボソッ
俺「坂本少佐…」
坂本「頼んだぞ」
ガチャ…バタン
ミーナ「…」
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 18:48:02.21 ID:90y1xXq50
俺「あの…」 ミーナ「…これからの生活の方は心配しなくてもいいわ。これまでのネウロイ撃破に見合うだけの報酬はこちらでしっかり用意します」 俺「ちょっと…」 ミーナ「これからの仕事の方もこちらで斡旋するわ、あなたなら充分やっていけるでしょう。あと、あの機体の」 俺「ちょっと待ってくれ!」 ミーナ「まだ、話の途中よ…」 俺「雇用関係がなくなったっていうんなら、もうミーナに従うこともないだろ!だったら先に俺の話を聞いてくれ!」 ミーナ「…」 俺「確かに俺は自分が生きるために傭兵として戦ってきた。それが俺にとって一番適効率のいい生きる糧を得る手段だったからだ」 ミーナ「だから、もう戦う必要はないわ。報酬も…」 俺「だけど!今の俺の戦う理由はそれだけじゃないんだ!!」 ミーナ「…えっ?」
俺「最初の頃はまだ漠然としてたから自分でもわからなかったんだ…だけど今ならはっきりわかる。俺はここにいるみんなを守りたいんだ!」 俺「それが今ここで俺が戦ってる理由なんだ!」 ミーナ「…う、嘘よ…だってあなたは私が無理矢理引き入れたようなものなのよ…行くところの無いあなたの弱みにつけ込んで…」 ミーナ「しかも、あなた私に言ったじゃない!俺の戦ってる理由は生きるためで、今もそれは変わらないって!」 俺「俺が、あの時に自分の気持に気付いてはっきり言うべきだったんだ…。今の、今日ここにいる俺の戦う理由はもうあの時とは違うんだ!俺は…みんなを…そしてミーナ!あんたを守りたからここにいるんだ!」 ミーナ「…うそ…うそよ!」 俺「俺はずっと一人で戦場で戦ってから…初めてここにきた夜にみんなに迎えてもらって…お礼を言われて…本当にびっくりして…でも同時に嬉しかったんだ」 俺「それに、信頼できる仲間と一緒に戦うのも嬉しくて…今まで結構仲間だと思ってた奴に裏切られたりしたからさ」 俺「だからこれまでは出来るだけリスクを回避して、戦いに参加しても生き残る戦い方をしてた…そうじゃなきゃ意味がなかったから。 だけど今は違う!みんなを守るためだから全力で命をかけて戦えるんだ!」 ミーナ「…」
俺「だから俺、感謝してるんだよ。ここでミーナに雇ってもらえたこと」 俺「最初に会ったとき、気難しそうで責任感の強そうな人だと思ったんだ… でも歳も俺より1こ上なだけだし、本来関係のない俺が戦う事に変に気を使わせないようにしようと思って、傭兵として雇ってくれっていったんだ。 本当に他の生き方を知らなかったんだ…今までの雇い主とはそうした関係しか持たなかったし、それでお互い割り切って上手くいってたから」 ミーナ「…」 俺「でも、この行動が今までミーナに勘違いをさせて、悩ましてたんだよな。ボタンかけ間違えちゃたんだよな…最初のところで」 俺「今まで、俺を雇って…利用して使い捨てにする事に罪悪感を感じる人なんていなくてさ、俺も報酬もらってるからそれが当然だとおもってて…」 俺「だから、ミーナがそんなふうに悩むような優しい人だなんて思わなかったんだ…」 ミーナ「でも、あなたはあの機体に乗ってあんなに苦しそうにしてたわ…私はやっぱりあなたのそんな姿見たくない…」 俺「それは…俺も同じ気持ちだよ」 俺「苦しめてた原因だった俺が言うのもなんだけど…俺もミーナが悲しんだり、怪我してるところなんてもう絶対見たくない…」 ミーナ「…」
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:06:46.91 ID:p4ogYuz+P
なんだこいつらシリアスなフリしていちゃいちゃしやがって イラ壁
俺「さっき少佐やトゥルーデに聞いたんだ、昔ミーナに大切な人がいたけど死んでしまったって。それでミーナが自分を責めていたって」 俺「だから、俺がそうならないようにしようとして、今日も俺の行動に対して判断を躊躇したんじゃないかって」 ミーナ「…そうよ。私は貴方を死なせたくなかった!あの人と同じようにウィッチでもない貴方を巻き込みたくなかった!」 ミーナ「でもあなたは強かった…あなたの力が必要だった…だから罪悪感で一杯だった…」 ミーナ「でも…それだけじゃないわ…」 俺「…」 ミーナ「あなたの存在が…私の中でどんどん大きくなってた…みんなのために命がけで戦ってくれて…私の事を心配してくれて…」 ミーナ「みんなと一緒に笑ってるあなたが好きだった…だから、余計失うのが怖かったのよ…」 ぎゅ(俺、ミーナを抱きしめる) ミーナ「えっ…」/// 俺「俺は確かにミーナの大切だった人のようにウィッチじゃない…けど、俺にはみんなと戦える力があるんだ」 ミーナ「…」
俺「だから、どっちかがどっちかを守らなきゃいけないなんて脅迫観念みたいなものを持たなくてもいいと思うんだ」 ミーナ「どういう…こと?」 俺「俺はミーナを守りたい…ミーナは…俺を守り…たい?」 ミーナ「…ま、守りたいわ」/// 俺「だったら、お互いがお互いの背中を守ればいいんだ。お互いが信頼しあった上でさ」 俺「ミーナもひとりよがりだったけど、俺もひとりよがりだったんだ…もっとはやくこうして話ができればよかったんだけど…」 ミーナ「でも、私があなたの弱みにつけ込んだことはかわらないわ…」 俺「さっきも言ったけど、俺はここで戦ってきたことを後悔したことなんて一度も無い…俺がそう思ってるのに、ミーナがそれに罪悪感もつ理由なんてこれっぽちもないだろ…?」 俺「俺は今、自分の意志でここにいてみんなと一緒に戦ってるんだ…だからミーナがそれに罪悪感持ってると俺が困るんだ… ミーナに罪悪感がある限り、ミーナから見た俺の戦ってる理由はいつまでも昔の傭兵としての俺のままなんだ…俺は今の俺の戦ってる理由をちゃんとミーナにわかって欲しい…だからミーナはもう罪悪感なんて感じなくていいんだ」 ミーナ「…」 ミーナ「…ご…めんなさい…わた…し、あなたの…気持なんて…全然考えて…なかった」グスッ 俺「俺こそ、今まで苦しめててごめん…」
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:17:12.06 ID:YRpH6dZCO
ミーナ「いいえ…あなたは今までも私を救ってくれたわ…それに今も私を救ってくれた…」 ミーナ「…もう少しこのままでいさせて…泣いてる顔、見られたくないの…」 俺「わかった…」 ミーナ「グスッ…」 俺「…俺、まだここにいていいか…?ここにいたいんだ…」 ミーナ「いいわ…」 ミーナ「ううん…私は…あなたにここにいて欲しい…ずっと私のそばにいて欲しい」ニコッ ミーナ「そして私はあなたの背中を守って、あなたは私の背中を守ってくれる…」 俺「ああ、ミーナの背中は俺が守る…」 ミーナ「ふふふふ…なんでこんな事に気付けなかったのかしら」 俺「本当になんでだろう…見事にすれ違ってた気がするよ」 ミーナ「私達…馬鹿ね」 俺「まったくだ…」 ちゅ… ミーナ「…どさくさに紛れてキスしないでよ…ばか…」/// 俺「い、嫌だった…?」/// ミーナ「…今度はちゃんとして」/// 俺「…」 ちゅ…
壁ェ・・・
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:21:30.18 ID:vEWUgW3xO
壁!壁は何処だ! そういえば壁殴りの元ネタって何?
ミーナ自室前―相変わらずみんな聞き耳立ててます 宮藤「な、なんかすごい展開になってるみたいですよ…」/// エイラ「…へ、変な気分になってきた…さ、さーにゃ私も…」ハァハァ/// サーニャ「エイラ…気持ち悪い…」/// バルクホルン「こ、これは…聞いてはいけないものを聞いたような…」/// ハルトマン「トゥルーデ興奮しちゃった?」/// バルクホルン「ば、ばか言うな!カールスラント軍人たるものこの程度では…」/// シャーリー「その割には顔が赤いぞ?」/// バルクホルン「お、お前もずいぶんと顔が赤いじゃないか…酒でも飲んでるんじゃないかリベリアン?」/// ペリーヌ「ででででももももまささかちゅちゅちゅうさとお、俺ささんとがああああ」/// リーネ「ぺ、ペリーヌさん…お、落ち着いて下さい」/// ルッキーニ「おなかすいた…」 坂本「お前ら…本当にデリカシーってものがないやつら…」 全員『だから魔眼使って覗いてるお前がゆーなっての!!』 サーニャ「…まずいです…」 エイラ「ど、どうしたサーニャ?」 サーニャ「ミーナ中佐に…私達がここにいることばれてるみたいです…」 全員『な、なんだってー!?』
★壁殴り代行疲れました★ :::::::: :: :: ::::: :: ::: :::::: :: ____ ::::: :::: ::: ムカついたけど壁を殴る筋肉が無いから… 壁を殴りたいけど殴る壁が無いから… :::::: :::: / ::: \ ::: ::: :: :::: ::::/ :: \:: ::: :: 壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴りました :::: /::: ─ ─ \ :: :: 壁を用意する必要もありませんでした ::: | :: .(_) (_) | : :::: スタッフがあなたの家の近くの壁を無差別に殴りまくりました …もう疲れました ::: \ (__人__) ,/ : ::: :: ノ ` ⌒´ \ : ::: 壁殴り代行では引き続きスタッフを募集しています /´ ヽ ::: 筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか? | l \::: 壁を殴るだけの簡単なお仕事です! ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、. ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
/ / / / . / . ./ . / / 壁殴り代行だったよ ______ ゙" "''" "゙" ゙"/::ヽ_____ ヾ" あらゆる壁を ゙" ゙" " ゙"'' ゙" |ヽ/:: ヾ''" 殴るすごい奴だったよ ゙" ゙'" "゙" ゙" .|:: |::: Kabe-naguri | ゙ " ゙" ゙ ゙" ゙"'' |:: l: Dai-Koh | ゙" ゙ ゙" ゙"'' |:: l: | ゙" ゙" "゙" ゙"|: :|: Death by | ''゙" ゙" ゙" ゙""'"Wv,_|:: l: overwork |、w"゙" ゙" ゙"''" ".wWWlヽ::'ヽ|::::::_::_______:::.|\W/ ゙"゙''" "'' ゙"''"゙" V/Wヽ`―――――――――lV/W "' ゙""' ゙"''" "゙"w''―――――――w' ゙"゙''"
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:26:58.23 ID:vEWUgW3xO
だいこーーーーーー!!!
全員の心の声(ヤバイ…後で殺される) 逃げろー シャーリー「まぁそれはさておき…今日の夕食はお祝いに七面鳥にしないか?」 宮藤「いいえ!お赤飯にしましょう!!」 シャーリー「七面鳥!」 宮藤「お赤飯です!!」 ルッキーニ「両方たべる!!」 ― ミーナ「それにしても…なんか不公平だわ」 俺「なにが?」 ミーナ「私だけあなたに好きっていっちゃたのよ…それなのに、私はまだあなたの本心を聞いてないわ」/// 俺「…」/// ミーナ「さっきの流れで言っておけばよかったって顔…してるわね」 俺「な、何故わかった…」/// ミーナ「もう私はあなたを心から信頼してるからよ…きっと」 ミーナ「ねぇ、ちゃんと聞かせて…」じ〜
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:27:39.61 ID:p4ogYuz+P
代行ー!
代行おおおおおおお!!
>>371 くそ、また壁殴っちまった……
とかいうコピペ、だと思う
俺「…俺は、ミーナが好きだ。これからは背中はまかせとけ、むぅ…」/// ちゅ…ぎゅ… 俺「…ぷはっ」/// ミーナ「…ありがとう」/// ミーナ(あなたは死なないでね…) ミーナ(さて…外で聞き耳たててた悪い娘たちはどう料理しようかしら…ふふふ) 以上。俺の中でなんか中佐がツンデレになってきた… 代行、お疲れ様でしたw
代行ー!
代行ェ
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:36:37.43 ID:p4ogYuz+P
乙乙
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:41:55.71 ID:2N4dpdSjO
乙 壁なんてなかった
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:43:42.06 ID:YRpH6dZCO
代行ーー!
ついに代行が犠牲に・・・
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:48:37.61 ID:QeEmFuKu0
お前ら代行を酷使しすぎなんだよ
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:50:15.54 ID:A7VhbH4J0
投下していい? 待機の人居たら待ちます
我々は偉大なる漢を失った しかし、我々が嫉妬心を持つ限り第2、第3の代行が現れるだろう
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:52:13.41 ID:DyiQCTQ9O
390 :
魔法使い :2010/10/29(金) 19:53:05.17 ID:A7VhbH4J0
>>325 から続き
第6話「守りたいもの」
しばらく飛んでいると、ようやくネウロイが見えてきた。
ゲルト「なんだあれは…」
シャーリー「でかいなー」
ミーナ「美緒、コアは?」
坂本「中心部分にある、それとこちらに気付いたようだ」
エーリカ「何か出てきたよ!」
ペリーヌ「小型機…ですわね」
宮藤「たくさんいますね…」
ミーナ「全機攻撃開始!」
全員「了解!!」
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:53:55.93 ID:S6WK9TnSO
俺壁殴り代稼ぐ為に代行のバイトするわ
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:54:40.56 ID:90y1xXq50
代行が・・・ くそ!耐えるしかないのか・・・! てか一つの一つのSSで容量ってどれくらいになるんだ? ワードパッドで書いてたんだけど、250kbいってるんだけど普通かな?
393 :
魔法使い[>>392テキストファイルで45kbしかないわ…] :2010/10/29(金) 19:58:54.04 ID:A7VhbH4J0
こうして俺たちの戦いの火蓋は切って落とされた。 出てきた小型のネウロイは、それほど数も多くない。 自爆する様子もないし、時々ビームを撃ってくる程度だ。 ゲルト「うおおおおおおおおおおおおお」ダダダダダダ ペリーヌ「ええいちょこまかと!トネール!!」バリバリ グラビティハンマー 俺「食らえ!重力の鎚!」ドゴォン ミーナ「やけにあっさり終わったわね…本体への攻撃を開始します!」 エーリカ「くらええええええええええ」ダダダダダダ シャーリー「硬いけど、そろそろコアが見えてくるはずだ!」 ネウロイ「オオォオォオォォォオオォォオォォン」シュンシュン 宮藤「ぐっ、確かにビームも強くなってる…」 ミーナ「コアが見えたわ!美緒!」 坂本「れっぷううううざあああああああああああん」ズドーン パリィン キラキラキラキラ
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 19:59:25.70 ID:p4ogYuz+P
>>392 地の文ありなら、多めだけど多分普通
地の文無しならかなりの長編
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 20:01:27.34 ID:90y1xXq50
>>394 空を飛ぶときだけ地の文入れてる
戦闘とか模擬戦とか・・・
でもおおいか・・・
減らすか・・・
396 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:03:51.34 ID:A7VhbH4J0
坂本「ふぅ…案外あっさりだったな」 サーニャ「ネウロイの反応、完全に消滅しました」 エイラ「(何も起きなくてよかった…)」 本当に、あっけなく終わってしまった。 これぐらいなら、今までもっと苦戦した戦いもあっただろう。 それゆえに、何か違和感を感じる。 フレイムシュート 俺「なんだこの気配は…!!!――炎の弾丸!」ゴオッ ミーナ「俺さん、一体…あれは!?」 俺が背後に良からぬ気配を感じ、魔法を唱える。 すると、そこには今まで姿を隠していたであろうネウロイの巣が突如現れた。 ゲルト「ネウロイの巣だと…どうしてこんなものがここに!」 サーニャ「完全に反応はなかったのに…」 シャーリー「姿を隠していたのか!」 坂本「つまり我々は…まんまと誘き寄せられたということだ…」
ちなみに俺の一話が30KBほど 250てどんだけ書いてるんだw
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 20:08:12.43 ID:QeEmFuKu0
俺の三倍は書いてるのかよwwww
399 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:08:42.32 ID:A7VhbH4J0
これは坂本少佐の言うとおり、おそらく罠だったのだろう。 あのネウロイが弱かったのも頷ける。最初から削り要員だったのだ。 そうこうしている間に、先ほどより少し小さいネウロイが出現する。 ルッキーニ「なんかでてきた!」 ミーナ「みんなまだ戦える!?」 エーリカ「もちろん!」 ゲルト「大丈夫だ!」 ミーナ「今の魔法力だと、逃げてる途中に後ろから狙われて撃たれるでしょう。 あのネウロイを撃墜後、すぐさま反転し全速力で退避します!」 全員「了解!」 ストライクウィッチーズは少ない魔力を振り絞り戦った。 そんな中、俺はある程度抑えて戦っていた。 おそらく、あいつらは逃げる隙を与えない。 折角誘き寄せたのだ、戦力を総動員してでも我らを攻撃してくるだろう。 今まで何回も腹を括ってきたが、死ぬかも知れない覚悟というのは初体験だ。
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 20:10:10.26 ID:90y1xXq50
くだらん話もあるから消すか・・・ ここに書き込まず適当に書いてたらかなり溜まってた
401 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:13:46.93 ID:A7VhbH4J0
リーネ「当たった!」 パリィン キラキラキラキラ ミーナ「みなさん、今のうちに…!?また出てきたわ!!」 ゲルト「くっ…このままではジリ貧だぞ!」 坂本「もはやこれまでなのか…」 俺「なあ、アレはこの世界で最後のネウロイの巣なんだろう?」 ミーナ「そうよ、あなた何を考えているの!?」 俺「だったらどうにかしなくちゃいけないな…」 坂本「まさかお前…1人で行くつもりか!」 俺「ああ…そのために、一応セーブして戦ってきたんだ」 シャーリー「お前1人に行かせられるか!行くなら私たちもだ」 宮藤「そうですよ!1人になんてさせません!」 俺「もう魔力が残ってないんだろ?無茶を言うな」
自分でもくそ長いと思ってる俺が200kbいかなそうなのにすごいな250って…
403 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:18:08.06 ID:A7VhbH4J0
ゲルト「お前こそなぜそんな無茶を言う!!今はどうにかして逃げる方法を…」 俺「ここで逃げる方法は誰かが足止めするしかないんだよ!!!」 俺「ただ1人の好きな女も…この世界も…俺が守るんだ!!」 俺「俺は…俺は”救世主”だ!!」 そう言い切ると、俺はハルトマンに声を向けた。 最後に言うべきことがあるからだ。 俺「ハルトマン、あの時言い損ねたけど…俺はお前のことが好きだ。今までありがとう」 それだけ言って、ネウロイの巣に向かおうとすると 俺は呼び止められた。まるであの時の逆だ。 エーリカ「待ってよ!!どうしてそんな勝手なことをするの!?」 俺「言ったろ?好きな女もこの世界も守る。それが”救世主”なんだよ」 エーリカ「置いていかないでよ…わたしだって…わたしだって好きなんだから!!!」 ハルトマンが叫んだ。 俺は予想外の出来事に少し面食らった。 避けていたことからして、何か悪い理由があると思ったのだが…
404 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:23:08.43 ID:A7VhbH4J0
俺「じゃあ何で避けてたんだ?」 エーリカ「そんなの俺が鈍いからに決まってるじゃん、ばかぁ…」グスッ そうか、そうだったのか… 俺「両思いってことでいいんだな?うれしいよ」 エーリカ「だったらわたしも連れていってよ!」 俺「それはだめだ。再三言わせてもらうが、俺は守りたいんだ。全てを。」 俺「これ以上は時間がない。バルクホルン、ハルトマンを頼む。」 ゲルト「…わかった。基地まで必ず連れて帰ろう」 エーリカ「なに勝手なこと言ってんの!?そんなの駄目だよ絶対!!」 ミーナ「俺さん。必ず生きて帰ると誓ってちょうだい」 俺「ああ、約束する。指きりしてもいいぜ?」 ミーナ「フフ…ありがとう。俺さんが足止めしてくれてる間に退避します!トゥルーデ、シャーリーさん、フラウをよろしく」
校正するためにメモ帳のファイルをワードに突っ込んだら140kbくらいだったわ 200ってどんだけ
406 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:28:14.82 ID:A7VhbH4J0
エーリカ「やめて!俺!!行かないで!!」 ゲルト「すまんな…」ガシッ シャーリー「許せハルトマン」ガシッ エーリカ「いやだ!はなしてよ!俺ー!!俺ぇ…」ポロポロ 俺は涙ながらに叫ぶハルトマンの声を聞きながら、決意した。 できる限りの努力をして、生きて帰ろう。 愛する人の下へ。 俺「さぁ、いっちょやりますか!」 リミッターオフ フィジカルブーストシールド 俺「制限解除!身体強化&防御!」キィィィィン 俺「まずはお前らからだ!」ドゴッ さきほど出てきたネウロイを撃墜する。 ここからは持久戦の可能性もあるため、なるべく消耗を抑えなければならない。 そして、俺はついにネウロイの巣内部に侵入した…
だめだ壁壊し過ぎて寒い PCの傍に置いてある温度計が19℃ってどういうことなの…
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 20:29:33.44 ID:90y1xXq50
俺のまとめる能力のなさが露出してしまったな だれ√にいくかなやんでてならハーレでいいじゃん!てことにしようとしたら 死んだ
409 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:33:11.64 ID:A7VhbH4J0
俺「まるで迷路だな…」 おそらくコアは中心にあるので、とりあえず中心の方角を目指す。 ネウロイ「オオオォォォオォオォン」シュン 俺「ちっ」バシッ 小さくしたシールドで、ビームを弾き飛ばした俺はすかさず懐に飛び込み攻撃。 さきほどから、もう数えるのが嫌になるぐらいのネウロイを倒してきた。 狭い通路のせいか、大型が出てこなかったのは不幸中の幸いだ。 そうして進んでいると、ある部屋に辿り着いた。 俺「ここは…中心か」 かなり広い部屋で、奥の方に微かだが大きいコアが見える。 そして、その前には巨大なのが1体とそれを守るように数十体のネウロイが待ち構えていた。 俺「歓迎されてるみたいだな…もうちょっと優しくしてほしかったぜ」
410 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:38:28.18 ID:A7VhbH4J0
ネウロイも気付いたようで、こちらに向かって飛んでくる。 先手を取るために、俺は呪文を唱え始めた。 ホーリージャベリン 俺「――天を裂く光よ、その力を我が手に…聖なる槍!」ドシュン 巨大な光の槍がネウロイに向かって飛んでいく ドォンという豪快な音と共に、ネウロイに当たった。 俺「やったか!?」 しかし、護衛のネウロイが3体ほど盾になって守ったようで 巨大なネウロイは無傷だった。 俺「おいおい、あれでも上級呪文なんだぜ…?」 ネウロイが俺を攻撃射程圏内にとらえた。 刹那、何本ものビームが飛んでくる。 俺「これじゃあ避けるのに精一杯で呪文が唱えれない!」 このままではやられてしまう。 あの親玉を倒すしか方法はないが…一か八かやるしかないか。 隠れて近づき、全力で撃ち込む。ただそれだけだ。
支援
412 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:42:21.70 ID:A7VhbH4J0
ステルス 俺「――隠密」スウッ 突然俺の姿が消え、ネウロイたちは混乱している。 やるなら今しかない。 一気に近づき、そして巨大ネウロイの真上についた。 ブラックホール 俺「全てを支配する闇よ、その姿を現せ…黒の闇!」ズズズズズ 俺「これで最後だあああああああああああ」ギュゥゥゥン これは、威力うんぬんではなくその空間を消滅させるものだ。 つまりネウロイがいくら硬かろうと消え去るはずだ。 案の定、巨大ネウロイは消え去っていた… 俺「ふぅ…あとは残りのネウロイだけか」 ビー、ビー、ビー、ビー セイメイハン…ショウメ…、…モードニ…コウセヨ クリカエス、セイ…ハンノウ…… 俺「なんだ!?」 安心しきった瞬間、突如警報が鳴り響いた。 そして残ったネウロイが突撃してきた。
413 :
魔法使い :2010/10/29(金) 20:47:10.04 ID:A7VhbH4J0
シールド 俺「一体なんなんだ!――防御」 シールドを張った俺に、ネウロイは構わず激突する。 俺「ぐあああああああああああああ」ズドォォォォン ネウロイが…大爆発した。 シールドのおかげで、ダメージは少なかったもののこれはまずい。 壁から次々にネウロイが出てくる。 今頃、巣の至るところでネウロイが生み出されているだろう。 俺「そうか…親玉がやられたら巣ごと自爆ってか…」 俺「上等だ、どっちが生き残るか勝負だな」 アイギス 俺「大いなる女神よ、その加護を受けさせ給え。――大盾」キィン そして、ネウロイが一斉に爆発した。 ズドォォォォォォォォォォォンドカァァァンドォォン ―――――――――――――――――――――
しえん
415 :
魔法使い :2010/10/29(金) 21:00:45.38 ID:A7VhbH4J0
__,,:::========:::,,__ ...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐... ..‐´ ゙ `‐.. / \ .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;................. .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;...... ;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;; ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙ ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙ `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙ ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´ その爆発は無事に基地に帰還した隊員からもよく見えるほど、美しい爆発だった。 そこで、俺との連絡は途絶えた。 ミーナ「当該空域に、俺さんの反応は…ありません。」 次回予告 無謀にも、たった1人でネウロイの巣に突っ込んだ俺 大爆発のあと、俺の反応も消えてしまった。 世界に平穏が訪れたが、ウィッチーズは失意の中にあった。 「帰って来てよ…俺…」 次回、第7話「2 hundred over〜あの空を越えて〜」 魔法と魔法が交わる時、世界は変わり始める―――
416 :
魔法使い :2010/10/29(金) 21:02:17.31 ID:A7VhbH4J0
今回の投下はここまで。 読み返したら、相変わらず厨二すぎてどうしようかと思う
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 21:05:48.83 ID:DyiQCTQ9O
乙
爆発AAは反則だと思うのw
俺なんかよりマシさ! 乙
いい爆発だ
漏れ「さくらんぼキッス〜爆発だもん〜」 シャーリー「はっ?」 漏れ「なんか聞いたことがあるので」 シャーリー「なんだそりゃ」 漏れ「宮藤に言わせたいよね」 シャーリー「言いそうな感じではあるなー」 漏れ「…」 シャーリー「…」 漏れ「メチャア!クチャア!」 シャーリー「褒めてっねーっ!」 シャーリー「って馬鹿、歌わせるな!」 漏れ「計画通り…!」 宮藤「笑いながら がんばったと〜」 漏れ「喉乾いたな」 シャーリー「コーヒー飲みに行くか?」 漏れ「黒砂糖でいいわ」 シャーリー「んー、あるかな〜?」 宮藤「ごめんなさいまってくださーい!!」
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 21:29:32.56 ID:TCOkgKiMO
今夜は前1が本気出すらしいからな どうなってしまうんだ……
俺も爆破AA使おうかなw
壁が無いと精神崩壊しそう・・・
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 21:49:37.59 ID:YRpH6dZCO
支援あぁっす 代行早く復活してくれ―!
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 21:50:42.46 ID:ZN6XHdzs0
★壁殴り代行始めました★ ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに! 壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます! モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります! 1時間\1200〜 24時間営業 年中無休! ___ 壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています /___\ 筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか? / |´・ω・`| \ 壁を殴るだけの簡単なお仕事です! __ /  ̄ ̄ ̄ \ __ / | l  ̄`ヾ / ,ィ . ヽ ;/ ` ヘ { / ヽ / --- 、 〃 ハ ィ┤f ii ヽ、 / ,. l ヘ ト、 / ,!/ ,.ィ  ̄ \! イ\_,.イ ム-‐-=ド、 〃ハ ii/ } _ _ イf / ‐-f ィ-‐=- `v'´ }  ̄ `ヽイ 、ト, _イ´ `´ } r‐ラヘfヘ { iイf´ | ヾ 、 { 〃 / | i〃ィ `ハ ヘ {_ }_二´_ } { _二`Y¨}Y } 、ヾヽ { `ト // Λ Λ ,iハ_{_イ__ _ リ く _.. ィ'}リ } | ii /i\ | / / ト、if ,イ / {、 - ,.イ! ト、 _,イイ 〃ー- /ハ 丶 __ ,.ィ{ヽ、 / Λヘ / { ハ、__,イイ ヽ、 ̄/ヾ r'¨ ヽ, __,r‐--'ト=- 、`ー--‐ ´ ,.イ \` if >、 _ イ  ̄ `ー -=イ __{ Λ__{、__ >- ─ v´ `ヘ、 ´、、 / `>‐ト-‐ム、r、,.!r-vイヘ、_,.ィ、メ-ュ_ _ ` ー-彳 _r−、∠_,.ィ rヘ 、 f´ー,/,.イ`ー‐=‐ 、 ,.ィ´ ̄イ/ /f‘7ァ ,rヘ_/メ、ヾ、rヘ_rヘノ`ー`イ´,イ/ ,ィ へ ,.ィ´ ̄ 〃ィ´/ / // {イ‘-‐'′/,イ `! { /,ィ/ 、 / 〃 \ ´ fi / _...-- ─-ィ´/ { } ヘ/ イ/,イ ,.ィ¨  ̄ / / / ! ィ´ ̄ム、 ィ-‐--‐イ、 ハ,リ } / く ,.ィ / ,.-= ,イ if V´,.ィ ─‐ ----イ_、_リ=- ──-- = 、イ ,ィ/イ
代行、代行殿!
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 21:57:29.53 ID:p4ogYuz+P
____/ ̄ ̄ / │ ̄\__ ゴゴゴ・・・ / .. 、 ,_  ̄\_/ ̄ ̄\/ ̄ ゴゴゴゴゴゴ・・・ ___/ ̄へ√⌒l⌒´ ̄ ̄\_ ´ / \ ★復活壁殴り代行始めました★ ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに! 壁殴りで過労死したスタッフたちが復活し一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます! モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります! 1時間\1200〜 24時間営業 年中無休! / jjjj _ / タ {!!! _ ヽ、 ,/ ノ `、 \ `、 `ヽ. , ‐'` ノ ボコッ! \ `ヽ(´・ω・`)" .ノ/ `、ヽ. ``Y" r ' / __>-へ i. 、 ¥ ノ/ ̄/ `、.` -‐´;`ー イノ :.\_ _::ノ :ノ` ⌒Y⌒´:: \ .::┘ :│
代行様!
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:05:11.49 ID:AWiAxer60
代行に頼む奴はにわか あいつらたまに人殴るからな
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:07:33.70 ID:ifntroj7P
それより昨夜のアレは本気じゃ無かった事の方が恐ろしいわ
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:15:54.07 ID:p4ogYuz+P
>>431 そんなあなたに今夜は全自動壁叩き機をご紹介します!
使い方は簡単、タイマーをセットしスイッチを入れるだけ!
あなたの代わりに壁を叩いてくれます。
そしてそして!今夜だけ!今夜だけ!
ご注文いただいたお客様に、壁をセットでご提供します!
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:19:48.63 ID:R2VL8WXcO
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:23:50.39 ID:TCOkgKiMO
★壁破壊代行始めました★ ムカついたけど壁を殴る程度じゃ足らない、壁を破壊したいけど破壊する壁が無い、壁殴りが高すぎる、そんなときに! 第二次世界大戦で鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殲滅してくれます! モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に破壊しまくります! 1時間100銭〜 24時間営業 年中無休! ,.'', . ,'. , ,' .i ,' i .__i .l __ __,,,,.....、-i __,,, r'ヽー、 ._,,,,, -,- ー‐'"゙゙ ̄ ̄~fニ', ,' ,.'ヽ~゙゙゙゙" ̄ l _'-y/'マ、.i, - ''`' ̄ ュ' =;;;ェ....,,,_ f'-゙--'- ,_ . ,, -ー''"゙゙゙ ゙゙̄"'''''''''''ー ┴- .入,,,,,,___ |./'゙/,,'亠''"゙~ ヨ ゙゙"''ー-.二) ゙,- ,,_ ゙-..,,_ ~ ゙゙̄'''''ー ---゙゙,,,, __ .ヨ ',', _,,、'.,__゙) ~゙゙"'''‐- ,,,,,_ ._, -‐ン-, -'''" . ゙゙̄"''''― - ,, ' .┌i iニ;'ェェェ===-ー‐‐;;;;ニソ ___  ゙̄''''' ユ/゙/''' ‐‐-,,, -‐'''"゙゙ ,,,厂',i ,- ''ヽ、" .`.、 l |.,' j /ニ''"ー ''''゙ ̄ .゙- ...,,,___  ̄ ̄ ゙゙゙゙゙゙゙̄'''>'--.,(___,,,, -‐"゙ ', ',i __,,,. -ー '',' _, --'' ツ. _`|.!'"、  ゙゙̄'''''''‐'/"゙゙ ゙"‐- ...,,,,__.', ','i ''" __, ,..., , -ー''''"゙゙~ ,', ` ‐ェ;」.,-,-――――― ''''''''!i||ゝ ,..! '''' ''""゙゙ ̄ ,' i.'.,.i.l,, 、゙, @' |゙゙゙!..,,,,.,' _,,, - ‐ ''゙ ゙ l.(@)l .! . ,' `i゙,ヽ‐- - '''""゙ ̄ .`‐-‐.' . !_, ェ'',' `''" ゙
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:38:16.21 ID:YRpH6dZCO
代行様ぁ!代行様ぁ!
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:43:09.47 ID:zHXh95naO
前1学園物(エーリカが病む奴)の続きはもう書かないの?
今って投下できますか? 投下待ちの方がいるなら今日はあきらめますが・・・
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:59:31.17 ID:aVj/j7bTO
来いよォ!
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 22:59:47.14 ID:DyiQCTQ9O
今なら行けるぞ
では失礼します
前スレ
>>985 のつづき
---基地内医務室---
俺「う・・・ん・・・」
芳佳「あ、俺さんおきましたか?」
俺「宮・・・藤さん?ここは・・・?」
芳佳「基地の医務室ですよ。俺さん、戦いの後気を失っちゃったんです。」
俺「そうだったんスか・・・ご迷惑をおかけしたっス。」
俺「ん?」
窓際にはサーニャとエイラがソファで寄り添って眠っていた。
芳佳「サーニャちゃんとエイラさん、俺さんを心配してずっとここにいたんですよ。」ニコ
俺「リトヴャク中尉とユーティライネン中尉が?」
サーニャ「ん・・・・あ、俺さん・・・よかった起きたんですね。」 俺「はいっス。ご迷惑をおかけしたっス。」 エイラ「ナンダ、どうしタ・・・って俺、起きたのか。」 俺「はい、おかげさまで。」 俺「お二人には心配かけましたっス。」 エイラ「べ・・・別にワタシは心配してないゾ!ワタシはただサーニャの付き添いで・・・」 サーニャ「エイラ、いじわる言っちゃダメよ。」 エイラ「サーニャ・・・」 俺「はは・・・お2人とも、ありがとうっス。」 サーニャ「いいえ。」 エイラ「だからワタシは・・・」 芳佳「そろそろ夕飯の時間ですね。俺さん、歩けますか?」 俺「はい、おかげさまで大丈夫そうっス。」 芳佳「じゃあ、4人で食堂に向かいましょうか。」
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 23:07:20.40 ID:DyiQCTQ9O
支援
---食堂--- シャーリー「おお、俺!もう大丈夫なのか?」 ルッキーニ「おれー!」 俺「はい。ご心配をおかけしたっス。」 坂本「お前の活躍聞かせてもらったぞ。まぁ少し無茶が過ぎたようだがな。はっはっは。」 ミーナ「そうね、次からは無茶しすぎないようにね。」 俺「ははは・・・面目ないっス・・・」 ゲルトの向かい側に腰をかける俺。 ゲルト「ところで俺。先ほどの戦いで使ってた銃だが・・・」 ペリーヌ「そうですわ、あんな小型なのにあの威力は・・・」 シャーリー「あれってあたしらの国の銃に似てたんだよなアレはどういう・・・」 俺「ああ、アレはリベリオン製のM16アサルトライフルってのをカスタマイズしてもらったものっス。」 リーネ「あれも、俺さん専用なんですか?」 俺「そうっス。俺は基本近接戦闘型っスから片手で扱える銃のほうが都合がいいんス。」
支援
俺「それでもって威力も必要だからって、アサルトライフルの銃身を切り詰めたらあんな感じになったっス。」 ゲルト「しかしあれではリコイル(反動)も並みではないだろう。」 俺「そうっスね。アレに慣れるのに3年はかかったっス。」 エーリカ「付き合い長いんだね〜」 俺「はい、もはや俺には欠かせない相棒っス。」 坂本「聞いた話だと、お前は扶桑刀を使っていたそうじゃないか。」 俺「はい、刀が俺のメインの戦い方っス。」 坂本「どういう戦い方をするんだ?」 俺「自分の場合、銃で牽制しながら隙が出来たところで能力を開放して斬る・・・って感じですかね。」 坂本「ほう・・・それで剣術はどういう経緯で身に付けたんだ?」 俺「あれは親父に教えてもらって身に付けました。」 俺「親父は扶桑で剣術の師範やってましたから、俺もよく稽古をつけられてたんです。」 坂本「そうか。では刀はお父上の・・・」
俺「はい、親父から餞別にもらいました。」 俺(親父・・・元気にしてるかな・・・) 坂本「どうした?俺?」 俺「あ、いやなんでもないっス!あはははは・・・」 坂本「?」 サーニャ「俺さん、あの・・・早く食べないと・・・」 エイラ「冷めちまうゾ。」 俺「ああ、つい話し込んでしまいましたっス。いただきます!」 このあともしばらく雑談が続いた。
数時間後・・・ ---ブリーフィングルーム--- デブリーフィングのために皆が集まっていた。 ミーナ「みなさん、今日はお疲れ様でした。」 ミーナ「久々の戦闘だったのによく戦ってくれたと思います。」 ミーナ「それに、俺さんもここでははじめてなのによく戦ってくれました。」 ミーナ「あなたがいなければもしかしたら負けていたかもしれませんね。」 俺「いや〜、それはちょっと褒めすぎっス・・・///」 ゲルト「謙遜することは無いぞ。むしろ一等兵のままにしておくのが惜しいくらいだ。カールスラント軍人ならもっと誇りををもって・・・」 エーリカ「俺はカールスラント軍人じゃないでしょって・・・」 ミーナ「フフフ。そうね一等兵にしておくのはもったいないわ。ただ、あまり無茶はしすぎないでね。」 俺「はい・・・了解っス。」
ミーナ「予報では、しばらくの間はネウロイはこないそうです。」 ミーナ「なので明日は一日休暇としたいと思います。」 芳佳「やったー!」 リーネ「芳佳ちゃん明日はどうする?」 芳佳「えっとねー・・・」 エイラ「サーニャはどうしたい?」 サーニャ「わたしは・・・」 皆が一様に明日の休暇について話している。 俺(俺はどうすっかな・・・) サーニャ「あ・・・あの俺さん・・・」 俺「え?あ、はい、なんでしょうリトヴャク中尉?」 サーニャ「よかったら・・・明日、私たちと一緒に買い物に行きませんか・・・?」 俺「え?」
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 23:30:03.86 ID:90y1xXq50
いかん、これは壁殴の予感 壁を用意しとかないと・・・
エイラ「お前、サーニャが誘ってるんだゾ。もし断ったら・・・」 俺「は、はい!よろこんで!」 サーニャ「よかった・・・それじゃあまた明日。」 俺「はいっス!」 俺(それなら便箋でも探しにいこうか・・・) ミーナ「それで、宮藤さんと坂本少佐。」 芳佳「はい?」 坂本「なんだ?」 ミーナ「あとで私とハンガーへ来てもらえるかしら?」 宮藤と坂本が顔を見合わせて首をかしげた。
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/29(金) 23:34:44.85 ID:B30YQ4cS0
エイラ「」
---俺の自室--- 同日深夜 0:00 なぜか俺は目が覚めてしまった。 俺「ん・・・んん?」 ?「やぁ、こんばんは。」 目を開けるとベッドの近くに見慣れない少年がたっていた。 俺「!?誰だお前!どこから入ってきた!?」 ?「そんな大声出さなくても・・・」 ?「長い間僕は君を待ってたっていうのに・・・」 俺「・・・?」 ?「それよりも、もうすぐ『満月』だね。」 窓を指差す少年。たしかに外の月は後3日ほどで満月になりそうだ。 俺「それが・・・どうしたんだ・・・」
最近のやつがwikiに追加されなくてつらい スレに張り付いときたいが、時間がなあ
wikiにSSまとめるのは作者がやってほしいって言ってた気がする
?「いや?ただ君にはもうすぐ試練が降りかかるかもしれない。」 俺「どういう意味だ・・・?」 ?「そのままの意味だよ。ま、その日になれば分かることだよ。」 俺「?」 ?「じゃあ僕はもう行くよ。またね。」 俺「ちょ、まて!お前の名前は!?」 少年の姿が次第に消えていく。 ?「そうだなーじゃあ、」 ?「アニマってことで。」 俺「アニマ・・・」 アニマ「じゃあね。」スー… そういって少年は消えていった。 俺「一体なんだったんだ・・・」
Persona
ペルソナ3やりたくなった
CV:石田彰
どうでもいい〜
区切りでさるった・・・ 今日はここまでです。 また明日、投下スペースがあれば投下させていただきたいと思います。 今日はどうもありがとうございました。
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:06:25.81 ID:GcsZojRp0
乙
アサルトライフルでM16って…… せめて二次大戦以前の銃選ぼうよ
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:09:35.93 ID:zSkBo+3l0
M16はベトナムからだったと思うよ
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:16:32.15 ID:Hms2R4vs0
こまけえこたぁ
だな SSを書こうという気持ちが素晴らしいことだよ
469 :
前1 :2010/10/30(土) 00:20:06.44 ID:koJTHm8HO
最近の俺表がほしい ちょっとごっちゃになって誰が誰だったかわからなくなっちゃって… うろ覚えで出して能力ごっちゃになってたら悪いし
名前を言えば能力いってくれるんじゃないか
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:24:54.96 ID:lWjR1CGM0
M16のソードオフ……メタルギアのパトリオットがモデルかな?
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:25:08.97 ID:ThjRTQKOO
473 :
前1 :2010/10/30(土) 00:27:04.61 ID:koJTHm8HO
>>470 誰が出るかはギリギリまで秘密にしておきたいっていうのもあるからなぁ
過去3スレだとこんな感じ ウィッチ 技術系 グレース ネウ太郎 一等兵 悪運 人見知り 能力系 未知 異世界 魔力の泉 変身 非ウィッチ 戦闘員 魔法使い レイブン 非戦闘員 衛生兵 ロリコン 飛べない俺 学者
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:33:37.20 ID:seAp0LVO0
250kbから140までへらした
つかれた
>>473 今日投下するんだったら、楽しみにおきてるぜ・・・
476 :
前1 :2010/10/30(土) 00:38:20.94 ID:koJTHm8HO
>>474 ありがとう
参考にさせてもらう
あと俺が登場したときにも能力とか教えてくれたら助かる
1時位から書かせてもらう
477 :
学者僕 :2010/10/30(土) 00:40:21.91 ID:eUSPDPFl0
>>474 すまん自分が書いてるのはウィッチって設定だ
あと一応戦闘もできる
wikiまとめてなくてわかりずらくてすまない
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:42:24.34 ID:Hms2R4vs0
サンダーヘッド:MEMC 喉:フェルマータ デコイ:分身 士魂:士魂号 三角:魔力識別 トビウオ:水流操作 純愛:? 幼なじみ:身体強化 学者:? メガネ:能力共有 吸収:吸収 キ84:なし ナイト:コアジャック 異世界:異世界魔力 記憶喪失:幻影波動砲 男の娘:? ネウ太郎:? 悪運:? リフレク:反射 人工:フルドライブ 槍:突撃 リンクス:ネクスト 弟:? ショタ:? 整備:マッサージ 大魔神・? マグロ:魔力増幅 拙者:剣技 ロボ子:ミサイルとか チョコ:セクハラ 魔法使:魔法 変身:変身 魔力の泉:魔力量異常 ここまでしか覚えてなかった
並べて見ると壮観だなぁ
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:54:35.95 ID:Js9j22kFO
前1って全部読んでるの?
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 00:55:38.38 ID:B38Vrz3JO
ジェントルマンがこんなに集まるとは、壮観だな
学者は腐食能力使ってなかったっけ?
483 :
前1 :2010/10/30(土) 00:59:49.01 ID:koJTHm8HO
シャーリールートビンビンなのにお姉ちゃんと浮気させてしまうな・・・・ そうかさんp あぁ~すぅ~~
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 01:01:04.77 ID:Hms2R4vs0
すまん、俺が曖昧な記憶で上げただけなんで間違いもあるかもしらん あと書ききれてない俺もいると思うし 覚えてる奴らで補完してくれw
486 :
前1 :2010/10/30(土) 01:09:32.55 ID:koJTHm8HO
前スレ
>>231 から
―異世界(ナイト)―
ナイト「なるほど。この世界の事は大体わかった」
リーダー「ついたぞ」
ナイト(ただの洞窟じゃねーか)
リーダー「入れ」
仲間「こいつどうするんだ?」
リーダー「牢にでも入れておけ」
仲間B「来い」
ドンッ
ナイト「ッ…歓迎ありがとよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
487 :
学者僕 :2010/10/30(土) 01:10:41.57 ID:eUSPDPFl0
重ね重ねすまない
自分が書いてるのは固有魔法は「腐敗」で
使い魔の力で空を飛ぶって設定です。
詳しくは 俺「ストライクウィッチーズだってさ」
の
>>106 に書いてあります。
>>478 一応追加
未知:BYDO改
すごいな良く皆覚えてるもんだ……自分の覚えるだけで精一杯だわ
WIKIちょっと弄り倒してくる
支援
>>478 こうしてみるとwikiは、かなり抜けてるんだな
490 :
前1 :2010/10/30(土) 01:20:27.09 ID:koJTHm8HO
―異世界(喉)― 喉「と、とりあえずどこかに行くか」 ババッ 喉「ひぃぃッ!」 カァーカァーカァーッ バッサバッサ 喉「お、脅かすなよ…」 喉「それにしてもいかにもな雰囲気だよな…」 喉「廃墟だらけ…」 喉「ゴーストとか出るなよ絶対…」 喉「いや、それよりネウロイなんて出たら俺本当に死ぬな…」 喉「絶対出るなよ…」 ガクガク ブルブル
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 01:21:07.93 ID:Hms2R4vs0
職人がいるわけでもなく作者が自分で編集してるらしいからな その気のない作者は追加とかしてないんじゃないか?
異世界×だいたいわかったは世界が破壊されるフラグ
493 :
前1 :2010/10/30(土) 01:28:32.20 ID:koJTHm8HO
俺全部まとめてやんよとか調子こいてリフから俺団2までやったけどかなり大変だった すまんが諦めた
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 01:32:25.56 ID:9KTrorJZP
俺の投下した奴は当日の夕方にはwikiに入っててびっくりしたぜ
495 :
学者僕 :2010/10/30(土) 01:34:25.18 ID:eUSPDPFl0
wikiの編集のやり方がよくわからなくて後でやろうと思ったら 誰かが一番最初のまとめてくれてた。 まとめてくれた人感謝します
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 01:35:43.39 ID:5m73vKHp0
エロいのがきた時はまとめてる
497 :
マーチ :2010/10/30(土) 01:35:49.83 ID:lWjR1CGM0
自分のはパソのOSがいくつかぶっ飛んでるせいで 別のところで編集してるからあんまちゃんと出来てない
498 :
前1 :2010/10/30(土) 01:38:17.06 ID:koJTHm8HO
ピッ ドカアアアアアアアン 喉「へ?」クルッ 喉「」 ピッ ピッ 喉「出たあああああああッ」 ドカアアアアアアアン ドカアアアアアアアン 喉「うわあああああ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー タタタタタタタタタタ! 喉「しぬうぅぅぅぅぅぅ!」 ドカアアアアアアアン ドカアアアアアアアン 喉「たーすーけーてー!」
ごめんね、最初の方はやってたけど最近全くまとめてなくてごめんね
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 01:40:09.35 ID:LO+aKRJY0
おまいら、ここはVIPだぜ なんの義務も責任もない やるとしたらそりゃやってくれるのはありがたいが無理してまでやる必要はないんだぜ とWiki言いだしっぺの俺が言ってみる
ネクスト+列車砲=某社長
502 :
前1 :2010/10/30(土) 01:50:22.73 ID:koJTHm8HO
喉「もうだめ!しぬ!ルッキーニちゃん!」 ???「こっちでござる」 ヒョイ 喉「おわっ!」 ドンッ 喉「いってぇ」 ???「しっ!」 喉「……」 ???「行った様でござるな」 ???「大丈夫でござったか?」 喉「な、なんだお前そのカッコ…」 ???「お主お洒落がわからぬのか?」 喉「オシャレって…」 ???「まあ、いいでござる」
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 01:56:07.41 ID:XZmnK5XKO
このペースだと朝までかかりそう……
504 :
前1 :2010/10/30(土) 01:57:42.55 ID:koJTHm8HO
???「お主名は?してなぜこのような場所で走り回っておった?」 喉「喉だ。助けてくれてありがとな…」 喉「で、お前は?」 ???「申し遅れた。拙者、拙者と申す者でござる」 拙者「この区域をパトロールしておった所、お主を見つけた」 拙者「喉殿と申されたか?何故このような場所に?」 喉「仲間とはぐれたんだ」
505 :
前1 :2010/10/30(土) 02:03:27.42 ID:koJTHm8HO
拙者「なるほど。迷子でござったか」 喉「ちがう!」 拙者「そういう事なら保護させてもらうでござる」 拙者「喉殿、着いてきてほしい」 喉(まあ、1人でいるよりは安全だな) ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 喉「まだなのか?」 拙者「もうすぐ着くでござるよ」 ピッ ドカアアアアアアアン 喉・拙者「!」
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 02:04:16.79 ID:uViaabFwP
支援
507 :
前1 :2010/10/30(土) 02:10:08.85 ID:koJTHm8HO
喉「さっきのネウロイ!」 拙者「見つかったでござるか」 喉「おい!逃げるぞ!」 拙者「いや、ここは拙者に任せてくだされ」 喉「おい!無理だ!やめろ!」 拙者「拙者これでもうぃっちの端くれ。喉殿はそこで隠れていてくだされ」 チャカッ スッ 喉「ストライカーも無しにどうする気だッ!」 拙者「ふぅー」
508 :
前1 :2010/10/30(土) 02:16:31.36 ID:koJTHm8HO
拙者「破ッ!」 拙者『烈・風・斬・ッ・!』 ブンッ ズガガガガガガガガガガガッ ドガアアアアアアアアン パリィン 喉「な……」 チャキン 拙者「ふぅ」 拙者「ほら、大丈夫でござったであろう?」 喉「そ、そうだけど…」 喉「いまのはなんだッ!?」
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 02:23:41.66 ID:Hms2R4vs0
まだか
510 :
前1 :2010/10/30(土) 02:23:58.32 ID:koJTHm8HO
拙者「あの技でござるか?」 拙者「あれは烈風斬と言って」 喉「知っている!なんでお前が使えるんだと聞いているんだ!」 拙者「この技は我が師から教わったものでござる」 喉「もしかして坂本美緒少佐か!?」 拙者「そうでござるがお主師匠を知っているのでござるか?」 喉「少佐は今どこに!?」 拙者「……」 拙者「亡くなられたでござる」 喉「え…」
511 :
前1 :2010/10/30(土) 02:30:59.55 ID:koJTHm8HO
―道中俺は少佐の事、この世界で起きた事、今この世界が置かれている状況を知った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ―基地― 拙者「着いたでござるよ」 仲間1「拙者さんお帰りなさい!」 仲間2「ご苦労様です!」 子供1「拙者お兄ちゃんあそぼー」 仲間3「そちらの方は?」 拙者「ただいまでござる。こっちは喉殿でござる」 拙者「迷子ということなので拙者が保護した」
512 :
前1 :2010/10/30(土) 02:37:44.03 ID:koJTHm8HO
仲間3「そうでしたか。さあこちらへどうぞ」 仲間1「ご飯の用意をしてきます」 喉「あ、いや…お構い無く…」 拙者「疲れたでござろう?体を休めるといい」 子供1「いいなーご飯」 子供2「俺も食べたい食べたい食べたーい」 民間人1「こら、お客様なんだからいいのよ」 喉「……」 子供「昨日も食べてないんだよー」 民間人「しっ!」
喉いまこのスレみてんのかねー
514 :
前1 :2010/10/30(土) 02:44:58.77 ID:koJTHm8HO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 仲間1「こんな物しかございませんが…」 喉「い、いえ…とても美味しそうです」 仲間1「どうぞ召し上がってください」 喉「いただきます」 カチャカチャ… 子供1「じーっ」 子供2「じーっ」 喉(うっ…) 子供1・2「じーっ」 喉「…食べるか?」 子供1「ほんと!」キラキラ 子供2「いいの!」キラキラ 喉「あ、ああ、そのかわり仲良く食えよ」 子供「やったー!」
515 :
前1 :2010/10/30(土) 02:55:40.54 ID:koJTHm8HO
子供「いただきまーす」 カチャカチャ パクパク 喉(ふふ、うまそうに食べるなぁ) 喉(しかしこれからどうしようか…) 喉(ここに居座るのも気がひけるしな…) 拙者「おお、喉殿」 拙者「子供達に食事を分けていただいたようでかたじけない」 喉「別にいいさ」 喉「ところで相談なんだが」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー
516 :
前1 :2010/10/30(土) 03:03:51.80 ID:koJTHm8HO
拙者「いや、そんなこと気になさらずとも」 喉「いや、しかし」 拙者「では喉殿も一緒に戦ってはくれぬか」 喉「今の俺は何の役にもたたないぜ」 拙者「大丈夫でござる。訓練さえすれば喉殿だって!」 喉「訓練か…」 仲間2「拙者さん!例の物が出来ました!」 拙者「本当でござるか!」 喉「例の物?」 拙者「喉殿も一緒に見に行こうでござるよ!」
517 :
前1 :2010/10/30(土) 03:11:27.88 ID:koJTHm8HO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 仲間4「これです!」 バッ 拙者「おお!」 喉「!」 仲間4「修復するの大変でしたよ」 喉「…ストライカー」 拙者「師匠が昔使っていたものでござる」 拙者「これでネウロイとの戦いも少しは楽に」 喉「これ俺に使わせてくれ!」 仲間4「なにいってんだ!ウィッチでも無いのに」 喉「まだ言ってなかったが俺もウィッチだ!」
518 :
前1 :2010/10/30(土) 03:17:42.59 ID:koJTHm8HO
喉「拙者!これなら俺も戦える!」 拙者「そうでござるか!」 拙者「ではこれは喉殿に預けたでござる!」 仲間4「いいんですか?」 拙者「かまわんよ。烈風斬があれば下からでもネウロイは倒せるでござるからな!」 拙者「では喉殿の部屋を用意せねばな!」 拙者「はっはっはっ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー
支援
520 :
前1 :2010/10/30(土) 03:24:30.83 ID:koJTHm8HO
―翌日― ウゥゥゥゥゥゥゥ 仲間1「ネウロイだー!」 仲間2「女子供は地下へ!」 わー わー 拙者「喉殿!出番でござるよ!」 喉「ああ!いつでも行ける!」 ブォオオオオオ 拙者「おお!これがすとらいかぁ!」 喉「喉、出撃する!」 ブォーーーーーーン 拙者「拙者も急がねば」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー
521 :
前1 :2010/10/30(土) 03:31:25.73 ID:koJTHm8HO
―外― 拙者「待ってくだされ喉殿ー!」 喉「ああ、すまないつい」 拙者「お待たせしたでござる」 拙者「ではいきましょうぞ」 喉「え?他のやつらは?」 拙者「ちゃんと避難したでござるよ?」 喉「いや、戦わないのか?」 拙者「彼等は民間人でござる」 喉「まさかお前今まで1人で…」 拙者「そうでござる。か弱き彼等を守るのが拙者のつとめ」
522 :
前1 :2010/10/30(土) 03:39:50.37 ID:koJTHm8HO
喉「無茶なやつだな」 拙者「拙者戦友が出来て嬉しいでござるよ」 喉「お喋りは終わりだな」 拙者「来たでござるな」チャキ 拙者「喉殿、これを使うでござる」 喉「ああ」 拙者「小型の群れの様でござるな」 拙者「どう攻めるでござるか?」 喉「俺が動きを止める。その間に烈風斬で一掃してくれ」 拙者「わかったでござる」
523 :
前1 :2010/10/30(土) 03:44:10.14 ID:koJTHm8HO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ブォーーーーーーン 喉「フェルマータ!」 喉「いまだ!」 拙者「烈風斬!」 ズガガガガガガガガッ 喉「どんどんいくぞ!」 喉「フェルマータ!」 拙者「烈風斬!」 ドカドカドカドカドカドカ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ーーーーーー 喉「はぁはぁ」 拙者「終わったでござるな…」
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 03:47:46.67 ID:ThjRTQKOO
支援
525 :
前1 :2010/10/30(土) 03:48:08.45 ID:koJTHm8HO
拙者「しかし喉殿は凄いでござるな。あれほどとは…」 喉「いや、俺1人じゃ勝てなかったよ」 拙者「そんなことないでござるよ」 喉「そ、そうか?///」 拙者「さあ、帰るでござる」 喉「ああ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ーーーーーー
526 :
前1 :2010/10/30(土) 03:49:53.57 ID:koJTHm8HO
キリがいいからここまで おやすみ 続きは明日
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 03:54:29.68 ID:OtTXzisv0
乙 Wktkして待ってる
なんか音波系の固有魔法で 銃の代わりにアンプとエレキギターを装備して 銃なんて馬鹿らしいぜとか言いながら、 ネウロイに俺の歌をきけー!とかいう俺を思いついたんだが… 俺には荷が重過ぎるぜ
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 04:08:25.69 ID:jHcgStsoP
乙乙
なんか世界各国がネウロイ技術で作ったロボットがネウロイ化して 唯一ネウロイ化しなかったロボットの俺がそいつらと戦う話思いついた
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 04:19:01.56 ID:jHcgStsoP
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 04:27:10.33 ID:9KTrorJZP
そのロボットは人間の許可がないと武装を完全展開できない設定にして ウィッチーズの誰かと契約して戦う話にしようぜ
なんという舞乙っぽい展開でしょうか
534 :
マーチ :2010/10/30(土) 05:00:18.70 ID:lWjR1CGM0
だれもいなくなったかな? ではアフリカ戦線ものを投下するとしよう。
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:00:38.38 ID:2weW4VZ30
ktkr
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:04:03.07 ID:lWjR1CGM0
〜???〜 砂漠とは全て砂だけで構成された大地に見えるが実はそうではない。 砂の下にはところどころに固い岩盤があったり、地下水脈が流れていたりする。 そのなかには、その地下水に何万年もかけて侵食されて出来た大洞窟なども存在するのだ。 「ぅん……ゲホッ、ゴホッ、ゴホッ」 薄暗い空間の中でマルセイユが目を覚ます。 それと同時に口の中に溜まった砂を吐き出した。 「ゴホ……ここは、どこ?」 あたりを見回すと、そこは洞窟の中のようだった。 天井はかなり高いらしく、どこか黴臭い臭いがする。 「私は……たしかネウロイに捕まったんだっけ。」 少しづつ前後の記憶を取り戻す。 最後に敵に捕まり電撃を喰らわせられたことも思い出した。
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:06:16.25 ID:2weW4VZ30
マルちゃんが怖い目に会うと聞いて
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:09:43.11 ID:lWjR1CGM0
「私、よく生きてるな、ウィッチ様々か……くっ!」 体を起こし、立ち上がろうとするが電撃のダメージが残っているらしく。 体中に痺れが残っていて上手く動けない。 「痛ぅ……しばらくまともに動けそうにないな…… それにしてもここほんとどこだ?」 砂漠にこんなところがあるなんて、 そうつぶやいてあたりを見回す彼女の視界に何かが映る。 「ん?あれは……っ!!」 もぞもぞと動く触手に全体的に丸い体。 さっきまで戦っていたあのネウロイだった。 ネウロイは彼女に背を向け触手を使って何かをやっているようだ。 すると突然誰かの叫び声が聞こえた。
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:13:17.73 ID:lWjR1CGM0
「くそ離せ、離しやがれ!……おい、やめろよ!やめろ、やめてくれ!!ぐぁっ、あがぁアアアア!!」 洞窟の中に響く絶叫。その声は耳を塞いでもなお聞こえてくるほどの音量だ。 その時、触手が蠢いて向こう側の様子が見えるようになった。 「いったいなにを……うっ!」 そこには体に触手を突き刺された男がいた。 その突き刺さった触手は何かを吸い上げるように脈動し、そのたびに彼の体が干上がっていく。 「アガ、アァ、い、いやだ、こんな死にかた…… ネウロイに、喰われるなんて…ぁ、たすけて、かぁ、さん……」 そういいのこして彼は二度と動かなくなった。 「なに……これ……ネウロイがこんなことするなんて聞いたことないぞ」 目の前の光景に顔を青ざめるマルセイユ、想像したくないが、いまここに自分がいる理由、 そしてアレがつぎにとる行動は……
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:15:18.86 ID:2weW4VZ30
職種プレイなのかっ!
541 :
触手プレイ……なのかなぁ? :2010/10/30(土) 05:18:04.04 ID:lWjR1CGM0
やっと、ダメージを回復するだけのマナが補充できた。 ストックしたニンゲンがこんなに早く消費されてしまうのは残念だが、背に腹は変えられない。 そういえばストックしたニンゲンを食べるとき、 そのまま食べるよりも食事用に改造した触手を突き刺してマナを吸い上げたほうが、 雑味がなく、死なない程度に弄ってみて恐怖を与えてやると、マナの味がよりよくなることに気づいた。 これはいい発見をした。さて、あらかた回復したことだし、 そろそろあのウィッチを頂こうか、ちょうど、目を覚ましたようだし。 ああ、楽しみだ。いったいどんな味なんだろう。
支援
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:20:04.87 ID:2weW4VZ30
今頃アフリカの全将兵がマルちゃんを奪還せんと集結しているに違いない
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:22:33.06 ID:lWjR1CGM0
「やっぱりきた……」 ゆっくりと振り返ったソレはまたもやゆっくりとした速度でマルセイユに近づいてくる。 マルセイユは痛む体を無理矢理にでも動かして後ろに下がり、距離をとろうとする。 「っ!!」 しかし、すぐにその行動は聳え立つ壁によって阻まれ、追い詰められた。 ネウロイの触手が伸び、彼女の手足を拘束し、掴みあげる。 ゆっくりと、針状になった触手が彼女に近づいてくる。 「は、離せっ、離して!」 普段、大胆不敵な態度のマルセイユだが、実際のところ、彼女は14の少女だ。 生物が本能的にもっている捕食者への恐怖の前では、 いつもの態度を保てなくなってしまうのも無理はなかった。 対抗しようにも彼女の手元に銃はなく、 なけなしで張った増幅されていないシールドは容易く貫通されてしまった。 針はすぐ近くまできている。
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:26:19.51 ID:lWjR1CGM0
「っ……?」 襲いかかる死の恐怖に目を瞑ったが、針はそのまますぐにマルセイユに刺さらなかった。 「な、何を……ひっ!」 針はゆっくりと下へさがり、針を服に引っ掛けると、薄皮を剥ぐように彼女の服を引き裂いた。 すると今度は別の触手があらわれる。 ソレは細かくいくつもの触手に分かれた形に変形すると、あらわになった彼女の肌に絡みついた。 「うぅ!モゾモゾして気持ち悪い……んむぅ!」 ネウロイはいつの間にか別の触手を取り出していたらしく。 それがマルセイユの口の中へと突きこまれた。 「んんっ!んぅ〜〜〜!!」 入ってきた触手をなんとか舌で押し戻そうとするがまるでダメだ。 それだけじゃない。 「(力が……抜ける!?)」 口の中の触手に自身の生命力が吸い取られていく。 とたんに体が重くなり、だるさが増していった。 ふとネウロイのほうを見ると、気のせいか顔に当たる部分の紋様がニヤニヤと笑っているようにみえた。
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:31:10.30 ID:lWjR1CGM0
うん、いい感じだ。ニンゲンの知識によると、ウィッチのようなやつに恐怖を与えるには リョウジョクというやつを行えばいいとあったが、確かに上手くいってる。 味見の為に用意した触手から伝わるマナのなんて味の濃くて芳醇なことか! さらに恐怖を与えればさらにおいしくなるのだろうか?そのための知識は……あった。 次はこれを試そう。 ところで、リョウジョクってどういう意味? 「うぇ!ゴホ、ゴホッ!……ぅ…ぁ……」 ようやく口の中から触手が出ていくが、それに反応することも億劫なほど疲れていた。 そんな彼女のことなど知ったことではないネウロイは、 彼女の手足を拘束している触手を動かして股を開かせる。
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:34:29.29 ID:2weW4VZ30
なんという触手プレイ・・・! ところでニンゲンって書くと娘タイプで扶桑海漫画やってるにんげんさんみたいだよね
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:34:54.45 ID:vtLFU4jpO
「こ、こんどはなんだ……!」 さっきまで口の中に入っていた触手がどこかグロテスクな形に変形していく。 その形は実物は見たことはないけれども、昔上官だったグンドュラ・ラルに 聞いた男性器の形にそっくりだ。 それといまネウロイに強いられている態勢から 想像されるのは…… 「うそでしょ……やめろ、そんなこと……ネウロイに犯されるなんて、そんなのいやぁ!!」 マルセイユは残された力を振り絞って逃げようとするが、 手足から電流を流しこまれてそれもままならない。 触手が彼女の股に押し当てられた。 「(誰か、誰か助けて!)」 来るであろう痛みに耐えるために目を瞑って口を噛み締めながら、 一縷の望みを賭けてそう願った。
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:36:34.68 ID:2weW4VZ30
ラルさん何教えてんすか・・・ せめてそっち方面はすでに伯爵が・・・
よくも俺のティナを 許すまじ
551 :
触手プレイ、俺には無理だったよ・・・ :2010/10/30(土) 05:39:38.80 ID:vtLFU4jpO
すると…… 「うおおおおりぃやぁあああああああああああ!!」 ドッガアアアァァアアアン!! 雄たけびと共に振り下ろされたハンマーがネウロイの体に叩き込まれる。 予想外もしてなかったダメージにネウロイはマルセイユを拘束していた触手の力を 緩ませ、彼女を取り落とす。そのまま地面へと落下していく彼女をネウロイを吹き飛ばした影が受け止めた。 「ティナさん!大丈夫ですか!!」 「俺……?助けに、来てくれたのか?」 「はい!遅くなってごめんなさい!」 そういいながら、俺は裸にされたマルセイユに自身のマントを被せてやる。 「KYSYAAAAAAA!!!」 「!……跳びます、しっかりつかまっててくださいね!」
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:40:55.72 ID:2weW4VZ30
GJ俺!なような残念なような
支援するよあぁっす 前1が偉大過ぎてびびって逃げてしまった… もし待っててくれた人がいたらごめんなさい 今日にでも空いてたら投下するつもり
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:44:37.18 ID:lWjR1CGM0
俺はマルセイユを抱えて跳躍し、ネウロイの触手を避ける。 そしてその足元を潜り抜けると、一目散に逃げ出した。 ご馳走を楽しんでいたネウロイは当然ながらこれに怒り、俺からマルセイユを取り返そうと追ってくる。 「追ってくるぞ!」 マルセイユは体勢を姫抱きから背中に背負われる形に変えた状態から後ろをみて叫ぶ。 「やっぱり逃がしてはくれませんか……ちょっと狭いとこ通りますから頭に気をつけて!」 そういうと俺は人がやっと通ることができそうな狭さの脇道にとびこむ。 マルセイユの体を傷つけないように慎重に、かつ迅速に通り抜ける。 しばらく行くと再び大きな通路にでた。俺はまた加速する。 「どこに向かってるんだ?」 「出口です!ティナさんを探してる間に見つけました。そこから出ます!!」 普段の方向音痴っぷりが嘘の様に洞窟の中を出口を目指して走り回る俺。
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:49:27.63 ID:lWjR1CGM0
しかし、 ドガァァアアアン!! 出口までもう少しというところまで来た俺たちの目の前に壁を突き破ってネウロイが姿を現す。 「KysyaAAAA!」 「うえ、まずい。」 あわててきた道を戻り、迂回路を探す。 しかしそれは見つからず俺たちはとうとう大きな崖のあるフロアに追い詰められてしまった。崖の下には大きな地底湖が見える。 「しまった、もう道がない!」 振り向けばすぐそこまでネウロイがきている。 「そんな……せっかく助かったとおもったのに……」 再び絶望がマルセイユの心を襲い、俺にしがみつく力が増す。 俺の背中に彼女の形のよい胸が押し付けられ、ちょっと気持ちよかった。 ネウロイはあとすこしのところまで来ると、追跡の速度を緩め、触手をうごめかしながらじりじりと獲物に迫って行く。
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:54:40.28 ID:vtLFU4jpO
「くっ……そうだ、もしかしたら!……うん、それに賭けてみよう。 ティナさん、ちょっとすみませんやってみたいことがあります。」 何事かを考え付いた俺がマルセイユに言う。 「何をする気?」 「崖に飛び込みます。」 「無理だ!いくら下が水でもこの高さじゃ……」 「ええ、確かに。でも僕に考えがあるんです。 映画みたいに上手く行くかわからないけど…… だけどティナさんだけは絶対に守りますから、僕を信じてください。」 真剣な表情で言う俺にマルセイユは、 どうせつかまってさっきのような目にあうくらいなら、 自分の命を預けてみようという気になった。 「……わかった。俺に賭けてみる。ただし、ふたりで生き残るんだ。」 そんなふたりのやりとりの間にもネウロイは迫ってきており、 とうとう触手の射程に俺たちを捕えた。
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:57:21.65 ID:2weW4VZ30
支援
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:58:00.36 ID:lWjR1CGM0
「了解です。いきますよ!!」 触手が打ち出されると同時に俺たちは崖に飛び込んだ。 みるみるうちに水面が迫ってくる。 「オオオォォォオオオオ!!!」 DON!DON!!DON!!! 雄叫びとともに俺が陸戦ウィッチ用の銃を構えると、 それを水面に向かってひたすらに連射した。 なにをしているかというと、落下のスピードを射撃の反動で低下させようというのだ。 以前、俺がパットン将軍に見せてもらった映画で、4人のリベリアン軍人が、 (そのうちひとりは気絶してたけど)空から落下する自分達がのる戦車を、 戦車砲の反動で見事に湖に着水させたことから考えた策である。
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:59:54.37 ID:2weW4VZ30
どこのA-チームだよwww
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 05:59:54.87 ID:lWjR1CGM0
現実的には無謀としか言いようがなかったが、 実際に俺たちの落下スピードはだいぶ減速していた。 しかしいまだかなりの速度だ。 「くそ!ダメか!!」 ついに砲弾が着き、これ以上減速できそうにない。 俺はマルセイユだけでも助けようと、 彼女を抱きかかえ、これから来る衝撃から守ろうとする。 バッシャアアアァァンン!! 轟音を立てて、俺たちは地底湖に着水した。
561 :
マーチ :2010/10/30(土) 06:04:02.95 ID:lWjR1CGM0
今回はここまで、続きを鋭意執筆中。 支援、ありがとうございました。
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 06:05:33.61 ID:2weW4VZ30
乙続き楽しみにしてる
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 06:59:58.14 ID:jHcgStsoP
乙乙
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 07:10:49.89 ID:SssRQAxy0
登校前の支援
目覚ましもかけないのにこの時間にぱっと目が覚めてしまう恐怖・・・PCからはろうかな
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 07:46:14.97 ID:B38Vrz3JO
新しい俺の話しが全然進まん保守
前すれ
>>902 から
芳佳「おはようございます。」
シャーリー「おはよう。」
俺「おはようございます。」
バルクホルン(なんだ……着替えちゃったのか)
エーリカ「おはよう俺!あれ?昨日のかっこじゃないの?」
俺「(……これは)……なんのことですか?」シラー
エーリカ「えー!?いやいや、そのごまかしはないって。」
エイラ「ソウダゾ、正直に言えー。」
俺「し、しりません。」アセ
芳佳「どうしたんですか?」
エーリカ「あー宮藤、昨夜俺がさあ。」
俺「なな、なにいってるんですか!」
ミーナ「どうしたのそんなに騒いで?あれ、俺さんいつもの格好ね。」
芳佳「あ!もしかして、またあの服着てたんですか!?どうして見せてくれなかったんですか?お揃いじゃないですか!いいじゃないですか見せてくれても。どうして除け者にするんですか!?」
リーネ「芳佳ちゃん……。」 ミーナ「いいのよ俺さん、べつに軍服がどうこうを気にしなくたって。」 俺「い、いや知りません。」 エーリカ「もう、男らしくないぞ。はっきり認めなよ、隊のみんなにもう見られてるんだからさあ。それであれなに?趣味?」 芳佳「趣味なんですか!?」 エイラ「そ、そういう人もイルンダナ。」 ミーナ「もうみなさん、そんな偏見の眼で見ないであげて頂戴。」 バルクホルン「いや私はむしろ歓迎するが。」 俺「違いますって!すべてはシャーリーの仕業です!」 シャーリー「ん、なんだ?私のせいってか?そもそもお前が部屋でめいd」 俺「わああーー!!」ガバ エーリカ「え?なになに?」 俺「シャ、シャーリーそれは!」 シャーリー「あーそうだったな悪い悪い。なんでもないよハルトマン。」 エーリカ「ちぇーなんだよー。」
569 :
人見知り :2010/10/30(土) 07:53:22.06 ID:MkumQNZe0
俺「そそ、そんなことより早く朝飯食べましょうよ!」 芳佳「なんでそんな慌ててるんですか?」 俺「し、しりません。」 芳佳「むー……。」 その後平和な朝食をとった 坂本「さあ、訓練だ!」 バルクホルン「よしやるぞ!」 エーリカ「なんでそんなに元気なのかなあ。」 芳佳「あはは。」 俺「……はあ。」 バルクホルン「俺!ため息をつくな!軍人たるもの訓練は基本中の基本だぞ!志願したのならそれこそ軍人の。」 シャーリー「あーはいはい長い。」 坂本「しかし自ら軍に志願するとはなかなか立派なものだぞ。そもそも学生だったのだろう?」 俺「まあ……そうですね。」
570 :
人見知り :2010/10/30(土) 07:54:37.24 ID:MkumQNZe0
芳佳「なんでやめちゃったんですか?」 俺「それは……色々考えて、ね。」 シャーリー「でもあんなに工学が好きだったのにな。」 俺「いーじゃん、色々あんだよ。それに軍もなかなか好きだし。」 バルクホルン「ならばなおさら、しっかり鍛えんとな。」 俺「はあ……了解です。」 俺「はあ……はあ……だめだ、ギブ。」バタ バルクホルン「こらそこ!なにを休んでいるんだ!」 俺「む、無理です。もう走れません。」 坂本「まったく扶桑男児が情けない。宮藤だってまだ平気だぞ。」 芳佳「平気じゃ……ぜえ、ぜえ……ありません……。」ヘロヘロ シャーリー「まあ結構やったんじゃないか?」 坂本「うむ……そうだな、いったん休憩にしよう。」 俺「助かった……。」
571 :
人見知り :2010/10/30(土) 07:56:12.83 ID:MkumQNZe0
芳佳「はああ……。」バタ 俺「うわ!宮藤さんなんで俺に倒れ掛かってくるんですか!?」 芳佳「いーじゃないですかー。」 シャーリー「むぅ……。」 バルクホルン「あぁ……いい。」 坂本「はっはっは。」 訓練後 シャーリー「ふう、疲れたな。」 俺「ほんと……もう寝たい。」 シャーリー「最初からそんなんで大丈夫かよ。」 俺「最初だからだよ……ん、あれは?」 シャーリー「ん?……ああ、カールスラントからきた技官だよ、ストライカーユニットの調整に来てるんだ。」 俺「技官……か。」
572 :
人見知り :2010/10/30(土) 07:57:23.93 ID:MkumQNZe0
シャーリー「どうした?」 俺「いえ、なんでもないです。」 シャーリー「……そうか。(なにか隠してる)」 俺「俺、もう寝るわ。」トコトコ シャーリー「あ、ああ……。」 ──自室 俺「……はあ。」ドサ 俺「…………技官……技術者……。俺も、ああなれたのかな。」 俺「……。」ムク 俺「……もってきた教科書……やるか。」ドサ カキカキカキカキ……
573 :
人見知り :2010/10/30(土) 07:58:32.00 ID:MkumQNZe0
トントンガラ シャーリー「俺、起きてるか?」 シャーリー「ん……?机で寝てるのか。」 シャーリー「ったく……おい俺、起きろ。ちゃんとベッドで寝ろ。」ユサユサ 俺「ん……シャーリー?」 シャーリー「寝ぼけてるのか?ほら起きろ。風邪引くぞ。」 俺「大丈夫だ……。」ムク シャーリー「なにしてたんだ?……なんだこれ、材料?」 俺「あ……うん、まあ趣味だよ。」 シャーリー「……なあ俺、隠してるんだろ。」 俺「なにも隠してないよ。」 シャーリー「なあ、わたしに嘘はつくな。」ガシ 俺「……シャーリー……。」 シャーリー「つらいことがあったら、頼ってくれ。」ダキ
574 :
人見知り :2010/10/30(土) 08:00:05.35 ID:MkumQNZe0
俺「……ありがとう。」ギュ シャーリー「ん……。」ギュウ チュッ…… 俺「…………シャーリー。俺さ、大学やめてないんだよ。」 シャーリー「やめてない?」 俺「ああ、休学なんだ。俺、この戦争が終わったら大学に戻って、ちゃんと卒業まで勉強するつもりなんだ。」 シャーリー「そうだったのか。でもなんで志願したんだ?」 俺「それは……。」 <ウーー> 俺「!?」 シャーリー「ネウロイか!」 俺「行くか。」 シャーリー「ああ。続き、ちゃんと聞かせろよ?」タタ 俺「……わかった。」タタ
575 :
人見知り :2010/10/30(土) 08:02:41.72 ID:MkumQNZe0
坂本「ネウロイだ、ちょっと数が多い。ミーナとサーニャ、あとペリーヌルッキーニは基地で待機。それ以外は出撃。」 「「了解」」 坂本「俺、この前は長距離戦だったが、今回はそうも行かない。行ってみれば今回が本当の意味での初戦闘だ。無理はせず、生き残ることだけを考えろ。」 俺「わかりました。」 坂本「武装も軽く行け。機関銃2丁だけで構わん。」 俺「了解です。」 坂本「シャーリー、俺を見ておけ。」 シャーリー「りょーかい。」 俺「……格闘戦か。」 シャーリー「もう基地に近づかれてるからな。まあ、ビームには気をつけるんだぞ。」 俺「わかってる。」 シャーリー(緊張してるな) バルクホルン「油断するなよ。」 俺「はい。」 坂本「よし、全機出撃。」ブロロロロ
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 08:03:14.35 ID:2weW4VZ30
sien
577 :
人見知り :2010/10/30(土) 08:07:13.40 ID:MkumQNZe0
──上空 坂本「コアを持ってるのは……2体か、あとは子機といった所か。」 バルクホルン「数は……全部で30くらいだな。」 エーリカ「一人頭はたいしたことないじゃん、さっさと終わらせよう。」 坂本「よし、各機エレメントを崩さず攻撃を開始せよ。」 「「了解」」 俺「あれが……ネウロイ。」 シャーリー「そんな震えんなって、ちゃんと見てるから。」 俺「そ、そうか。」 シャーリー(んー言い返してこないな。) 俺「ハルトマンさんたちはもう落としてる……すごいな……うわ!!」ヒュン シャーリー「って、よそ見するな!」 俺「今の、ビームか……、当たったら……死ぬ。」ゾッ シャーリー「く……大丈夫かよ!」バババ
578 :
人見知り :2010/10/30(土) 08:08:54.29 ID:MkumQNZe0
俺「こんなに……攻撃が。」 俺「く……ま、前!?」ガシャ ネウロイ「」 俺「!?ち、ちかい!」 坂本「!あれは母機!?」 俺「撃たなきゃ……くそ。」ガシャ シャーリー「おい俺!」 ネウロイ「」 俺「っ!……動かない……。」ガタガタ ネウロイ「」 俺「ビーム!?こ、殺される!」ガバッ ブロロロ シャーリー「馬鹿!ちゃんと避けろ!」 俺「……シャーリー。」
579 :
人見知り :2010/10/30(土) 08:10:52.80 ID:MkumQNZe0
坂本「れっぷうざん!」 俺「あ……。」 坂本「ふう……俺、何をしているんだ、死にたいのか!?」 俺「……っ!」 坂本「……帰ったら話がある。」 俺「わかりました。」 坂本「なぜ撃たなかった?」 俺「撃てなかったんです……体が震えて、うまく動かなくて。」 坂本「ネウロイが怖かったのか?」 俺「……はい。」 坂本「はあ……それでも貴様は志願して軍人になったのだろう?」 ミーナ「美緒、そんなに厳しく言わなくても。俺さんはまだ新人なのよ?」 坂本「だがな、ここは戦場なんだ。あんなザマでは人々どころか自分さえ守れない。」 ミーナ「それはそうだけど。」
580 :
人見知り :2010/10/30(土) 08:11:58.10 ID:MkumQNZe0
坂本「俺、敵を撃てないなら今からでも軍を辞めて大学に戻れ。」 俺「……それができたら。」 坂本「なんだ?」 俺「いえ。」 ミーナ「もういいわ、俺さんも今日は休みなさい。」 俺「はい。」 シャーリー「大丈夫だったか?」 俺「ああ、それでも志願兵かって言われたよ。」 シャーリー「そうか……。それで、話の続きを聞かせてくれないか。」 俺「……そうだな。」
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 08:11:57.97 ID:IBYqKUm2O
さるよけ
582 :
人見知り :2010/10/30(土) 08:13:51.94 ID:MkumQNZe0
──1年前 俺「総長、話って何でしょうか。」 平賀「ああ、君が俺くんか。まあ話というのは、わたしも今から聞くところでね。」 俺「はあ……。」 偉「私は偉大佐だ。」 俺「なんで海軍の方が?総長のお知り合いですか。」 平賀「まあ、そうではあるんだが。それで偉、なんの用だね。」 偉「なに、スカウトですよ。」 平賀「スカウト?」 偉「ええ、そこにいる俺君、魔力の素質があるそうじゃないか。それもなかなかの。」 俺「まあ、そういう計測は出ましたが。」 平賀「それで……大学にずかずかと入ってきたのか。」 偉「人聞きの悪い、別に強制じゃないですよ。今のところはね。」 平賀「それはつまり、断れば強制的に徴兵するということだろう?」 偉「話が早くて助かります。」 俺「え、それって……。」
さるよけ
584 :
人見知り :2010/10/30(土) 08:16:01.42 ID:MkumQNZe0
偉「俺君、いま人類は重大な危機にある。その力を人類のために使わないか?」 俺「それは……でも自分は。」 平賀「偉、この大学に来たものはみなそれぞれに夢を持ち、学んでいる。その邪魔をするつもりか。」 偉「今は非常時です。」 平賀「非常時なればこそ、学問を重んじるべきではないのか!?」 偉「それは普通の人間のことです。だが彼はウィッチの素質がある。彼ほどの能力があれば、戦局は変わるのです。」 平賀「それは一介の技官であっても言えることだ!」 偉「平賀先生、事は一刻を争うのです。」 平賀「貴様!」 偉「俺君、君はどう思う?」 俺「それは……。」 偉「なるほど、決められないか。だがもう君の意思は関係ない。ともかく、話はこれだけだ。いい返事を期待する。」バタン 平賀「偉め……。」 俺「総長……。」 平賀「すまぬ俺君、もはやどうにも出来る状況ではない。無論私も最善を尽くす!だが……。」
さるよけ
さるった、はんぱだなあ
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 08:48:49.87 ID:2weW4VZ30
こう元ネタを出せるのはストパンSSの醍醐味だな
俺「…………わかりました。」 平賀「私の無力を、許さないで欲しい。……俺君、君の夢は何だ。」 俺「……工学を学び、技官となり皇国、そして世界の発展に寄与することです。」 平賀「それを、忘れるな。君は無期限休学扱いとする。十年後でも、二十年後でもいい。生きていれば、いやたとえ死んでいても、ここに帰って来い。」 俺「はい。」 平賀「君が帰ってくるべき場所は、他でもない、ここだ。この大学だ。」 俺「……はい。」 ── シャーリー「そうか、志願って言うのは形だけだったんだな。」 俺「まあ、な。」 シャーリー「じゃあ、やっぱり夢は諦めてないんだな。」 俺「当たり前だ……諦めれるわけ、捨てられるわけないだろ。子供のころからの夢に、もうすぐ手が届くところだったんだ。」 シャーリー「そうか……うん、そうだよな。お前はそういう、意志が強いやつだからな。」 俺「だから、絶対あそこに帰る。死ぬつもりはない。」 シャーリー「いいと思うぞ?」
590 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:01:47.21 ID:MkumQNZe0
俺「だから俺には軍人としての覚悟も何もない。それは多分、間違っている。」 シャーリー「それはでもしょうがないんじゃないか?」 俺「事実として今あるのは、俺が軍人として最前線にいるってことだけだ。そして俺に軍人としての覚悟、気概がない。命をかける勇気も何もない。」 シャーリー「俺……。」 バルクホルン「ほう、やはりその程度の覚悟だったのか。」ツカツカ シャーリー「バルクホルン!」 バルクホルン「その程度の覚悟で志願したとはな。そんなものでは、何も守れん。扶桑に帰って学生に戻ればいいんじゃないか?」 俺「…………大尉に……分かるわけ。」ボソ バルクホルン「なんだ?」 シャーリー「お、おい俺。」 俺「大尉に分かるわけないでしょうが!何も知らないで!」ドンッ|壁| シャーリー「俺!」 バルクホルン「っ!?貴様!そこに直れ!」バキッ 俺「ぐふっ。」 シャーリー「おいバルクホルン!」
591 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:02:58.69 ID:MkumQNZe0
バルクホルン「あ……。」 俺「く……。」タタタ シャーリー「お、おい待て俺……はあ。」 バルクホルン「あ……どうしよう。」 シャーリー「はあ……お前もお前だぞ。」 バルクホルン「すまん……だが俺はなんであんなに?」 シャーリー「あーそれはな……。うーん、私も今聞いたとこなんだが、どうしよう。まあ、お前には言っておいたほうがいいか。」 バルクホルン「頼む。」 ─── 俺「……言い過ぎたな。それにこれじゃあ、甘えてるだけじゃないか。同情が欲しいのか俺は。」 シャーリー「おい俺、入るぞ。」ガチャ 俺「ああ。」 シャーリー「なに腐ってんだよ。」 俺「いや……大人気なかったなと。」 シャーリー「まあ、あいつも悪かったしな。それで俺、あいつに全部話した。」 俺「は!?なんでだよ。」
592 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:04:05.12 ID:MkumQNZe0
シャーリー「このままじゃ勘違いされたままになるだろうしな。」 俺「だからって……。」 シャーリー「いいんだよ。弱みを見せたっていいじゃないか。それは別に、甘えることじゃない。」 俺「そうかな……。」 シャーリー「ああ。とにかく、あいつと話して来い。」 俺「そうだな……謝ってくるよ。」 シャーリー「うむ。あ、そうだ。」 俺「なんだ?」 シャーリー「あいつに効果的な謝罪法があるんだが。」 俺「そんなものがあるのか。教えてくれ。」 シャーリー「ああ、ただし。」ニヤリ 俺「ん……?」 シャーリー「聞いたら、実行するんだぞ?」ニヤニヤ 俺「あ、ああ……(あの軍人に効果的……)」ゴクリ
593 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:05:30.83 ID:MkumQNZe0
俺「け、結局このセーラー服かよ……///なんでだよ。」モジモジ シャーリー「いやああいつに効果的なのはそれかなっと。」ニヤニヤ 俺「そんなわけないって……。」 シャーリー「ほらほら、はやくいってこい。」トン 俺「うわっ。」タタガチャ バルクホルン「ん?」 俺「あ……あの、大尉(大尉だけか。まだよかった。)」 バルクホルン「あ……俺、さっきは……って……あ。」 俺「あの大尉、さっきはその……。」モジ バルクホルン(顔を赤らめて……モジモジと。これは、)ハアハア シャーリー「おい俺、さっき言ったように。」ボソボソ 俺「え///無理だって」ボソボソ シャーリー「いいから!」 俺「(く…)あ、あの!」 バルクホルン「あ、ああ……。」ハアハア
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 09:05:47.54 ID:2weW4VZ30
支援
支援
596 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:06:24.07 ID:MkumQNZe0
俺「お……。」 バルクホルン「お?」 俺「お姉ちゃん!ごめんなさい!」カアアッ バルクホルン「んなっ……!」 俺「ッ……!」プルプル バルクホルン「…………。」 俺「あ、あの……?」 バルクホルン「……うん、お姉ちゃんも悪かった!すまん!」ガバッダキッ 俺「うわ。」 バルクホルン「許してくれ。痛かったか?ここか、ここか?」ハアハア 俺「ちょ……そこ…やあっ///」 バルクホルン「どうだどうだ?」 俺「はぁぁ……んん……っ!」
597 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:07:13.66 ID:MkumQNZe0
シャーリー「そこまでだ変態シスコン。」ガシッ バルクホルン「な、リベリアン!なにをする!?」 俺「はあ……。」 シャーリー「まさかここまでやるとは……想像以上の変態だったか。」 バルクホルン「ひ、ひとを変態呼ばわりするな!」 シャーリー「事実じゃねーか、まったく。」 俺「な、なんだったんだ。」 シャーリー「ま、仲直りできたからよしとするか。」 俺「うーん、まあそういうことにしますか。」 バルクホルン「俺……。うん、今日は一緒に寝ようか。」 俺「な、なんでですか!?」 バルクホルン「いや、仲直りと、あと姉妹になった記念にだな。」 シャーリー「おい変態。」 俺「し、姉妹ってのは……えっと。」 バルクホルン「いいじゃないか。」
598 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:08:11.30 ID:MkumQNZe0
シャーリー「はあ……。ま、仲直りってのはいいことだし。それにもっと親密にはなれただろ?こんなに俺も話せてるんだし。」 俺「ほんとですね……。」 バルクホルン「そりゃ姉妹だからな。」 シャーリー「まだ暴走してるのか。」 バルクホルン「これは暴走ではない。」 シャーリー「じゃあそれが普通なのか変態。ま、いいさ。今日は一緒に寝たらいいさ。」 俺「お、おいシャーリー!それは色々……大体、俺が他の人と寝てもいいのかよ。」ムス シャーリー「俺はいつも他の女と抱き合ってるじゃないか。」ムス
599 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:09:55.21 ID:MkumQNZe0
俺「あ、あれは不可抗力だ!」 シャーリー「ふーん、どうだか。」プイ 俺「なにをう!?」 バルクホルン「ま、まてお前ら落ち着け。お前らが喧嘩してどうする、そうだ今日は三人で寝ればいいじゃないか。」 俺「な、何を言うんですか!?」 シャーリー「ま、最初からそのつもりだったが。」 俺「なっ…………はあ。」 バルクホルン「うむ、それでよし。」 俺「わかりましたよ。」 シャーリー「当然その格好だぞ。」 俺「な、なんでだよ!」 バルクホルン「当然だろ。」 俺「……わかりましたよ。」 /書き溜めはここで終わっている……/
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 09:10:31.49 ID:2weW4VZ30
乙
乙乙
602 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:13:08.72 ID:uktc36uy0
乙なんだな
603 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:21:56.78 ID:uktc36uy0
誰もいなさそうだから書き貯めた分書いとく
前前スレ
>>755 から
ミーナ「恐らくあの試作機のせいね」
バルクホルン「確か、魔力をあらかじめ蓄えておき飛行時にウィッチへ魔力を供給するというシステムだったな」
シャーリー「そいつは凄いな!」
エーリカ「でもいくら試作機でもそんな凄い機体を放り出して避難しちゃうもんかなあ」
ミーナ「実は、あの研究所は1ヶ月前に閉鎖されたのよ」
俺「そういえば最近はあの辺であまり人を見かけませんでした」
坂本「研究の頓挫か?」
ミーナ「ええ。アイディアはよかったし実験でも問題無かったのだけれど、テストパイロットをしたウィッチ達が口を揃えて実戦では使えないと言ったの」
宮藤「何でですか?」
ミーナ「一度体外へ出た魔力が体内に戻る感覚が気持ち悪い。体内の魔力と混ざるとムラになり、出力が安定しない、という話だそうよ」
坂本「固有魔法は精神の影響を多かれ少なかれ受ける。僅かな違和感でも戦闘に支障をきたすことだってある。出力が安定しないなど論外だ」
604 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:22:40.00 ID:uktc36uy0
ミーナ「そういうわけで、研究は打ち切り、研究所は閉鎖されたの」 宮藤「そうだったんですか。研究って大変なんですね」 シャーリー「おいおい、さっきから研究がどうとかで俺が飛べた理由の説明が放り出されたままになってるぞ?」 エーリカ「つまり、体内に魔力を持つウィッチでは駄目だったけど、ほとんど0に近い魔力しかない俺なら問題無かったってことじゃないの?」 ミーナ「恐らくそんなところじゃないかと思うわ」 俺「そういえば……」 ストライカーユニットを履いた時のことを話した。 坂本「ふむ、どうやら本来魔力の無い体に無理やり魔力を流し込もうとして、いわば魔力の導線ができてしまったようだな。だから最低限の魔力の流れしか無いんだ」 俺「それじゃあ俺が感じた電気が走ったような痛みは……」 坂本「恐らく魔力が体を走ったんだろう。その後の脚が無くなった感覚というのも魔力の影響で一時的に神経が麻痺したんだろうな」
605 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:24:10.52 ID:uktc36uy0
エイラ「ようするにアノ機体は俺にしか履けないってことかー」 バルクホルン「もっとも、再びあの機体を履く機会は無いがな」 宮藤「え!どうしてですか?あれは俺さんにしか使えないんですよ?」 確かにあれは俺にしか履けないようだけど、 俺の翼だけど、 俺「やっぱり軍の物を民間人が履けるわけないですよね……」 所詮俺は一般人で、兵士でもなんでもない人間に兵器を与えるなんてありえないことだろう。 バルクホルン「まあ、それもあるが」 それ"も"? 宮藤「他にも何かあるんですか?」
606 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:25:23.00 ID:uktc36uy0
バルクホルン「ミーナが言っただろう。これは研究途中で放り出された言わば"廃棄された機体"なんだ。今回は偶然履けたが魔力の無い者に無理やり魔力を流し込むなんて一歩間違えればどうなっていたことか」 ミーナ「宮藤さんのように適性がある民間人を軍にスカウトすることも多いし、もし俺くんが望めば一緒に戦ってもらうことも結構簡単にできるのよ」 俺「え、そうなんですか?」 以外だった。軍といっても結構緩い部分もあるらしい。 宮藤「そっか、そういえば私も普通の学生だったけど坂本さんにスカウトされて軍に入ったんですよね」 俺「へー。スカウトされる凄いですね」 宮藤「えへへ。そんな凄いってほどじゃ……」 近くで見る照れてはにかむ女の子の笑顔ほど破壊力のあるものは無いんじゃないかと思った。 少しドキドキした。
二期では、芳佳、リーネ、ペリーヌはセットなのに なんでペリーヌだけ訓練ハブられてんの?
608 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:26:15.63 ID:uktc36uy0
ミーナ「むしろ飛行実験をした機体とはいえ、まだ完全ではない機体を使うことのほうが大きな問題ね」 シャーリー「いくら飛べると言ったって所詮は未完成品だからなー」 俺「なるほど、そういえばそうですよね」 シャーリー「むしろロクにメンテナンスもしてなかった機体が飛べたことのほうが驚きだよ。蓄えられた魔力がちゃんと機能したことも驚きだけどな」 ミーナ「というわけで、残念だけど俺君。あなたとはお別れね。いろいろ大変だったでしょう、ごめんなさいね」 俺「いえ、俺のほうこそ勝手に軍の物を使ってしまったわけで……」 ミーナ「その件については非常事態のとっさの防衛行動ということで大したお咎めは無いと思うわ。明日の朝、あなたの街の住民が避難しているキャンプまで送るとして、今夜はゆっくりしていってちょうだい」 俺「はい。あの、ありがとうございました」 エイラ「気にすんなよー」 宮藤「そうですよ、あ!もうすぐ夕食の時間ですしせっかくだから一緒に食べませんか?」
609 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:27:04.31 ID:uktc36uy0
俺「え、大丈夫なんですか?」 坂本「かまわんだろう。食堂に機密にするようなものもないし、せっかく知り合った縁だ」 バルクホルン「まあ、部外者を基地に入れること自体いいことではないが。今更だろう」 エーリカ「へー、てっきりトゥルーデは反対すると思ってたんだけどびっくりだよ」 バルクホルン「俺がここに来ることになったのも、大本の原因は街を守り切れなかった我々軍にあると言える。あまり強くは言えないだろ」 ミーナ「そうね、危険を顧みずネウロイを倒してくれたに対するお礼もしないといけないし、みんなで俺君を労ってあげましょ?」 宮藤「はい!私、キッチンのリーネちゃんとペリーヌさんに伝えてきます!」 そう言うがはやいか、彼女はあっという間に部屋から駆けて行った。 バルクホルン「あ、こら宮藤!廊下は走るなー!」 そう言って、いかにも軍人といった感じの女の人も出て行った。
611 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:27:55.75 ID:uktc36uy0
ミーナ「それじゃ、私は俺君とあの機体について報告してくるわね」 シャーリー「私はあの機体を少し見せてもらうとするかー。そのうち回収にきちまうだろうしなー」 坂本「ん、私も興味があるな。夕食までまだあることだ、構造を見せてもらおう」 エイラ「私はサーニャ起こしに行かないと。そんじゃ俺、マタ後でなー」 あっという間に部屋が静かになってしまった。 俺「ふぅ……」 なんというか、状況を整理するので精いっぱいだ。 少しだけ体験した戦場。 偶然だけど初めての戦果。 日常にはない刺激の数々。
612 :
主人公な俺 :2010/10/30(土) 09:29:26.52 ID:uktc36uy0
>>610 把握です。
エーリカ「ガッカリした?」
俺「うわっ!ま、まだいたんですか!?」
エーリカ「へへーん、背中ががら空きだよ少年」
俺「ベッドの下から出てきながら何言ってんすか……」
エーリカ「で、手に入れたと思った翼を無くしてガッカリしてる?」
俺「えっ」
言われてはっきりわかった、自分の未練。
小説や劇のような刺激的な世界を知ってしまった。
その世界に入るための鍵がストライカーユニットだった。
613 :
人見知り :2010/10/30(土) 09:29:41.70 ID:MkumQNZe0
>>610 あ、おれか
うん、俺の好みじゃないかな
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 09:38:11.15 ID:tpP704FB0
このスレにおける俺の独断と偏見によるウィッチ別キャラ考察 異論は認めます。 宮藤 立場上俺の最初の話し相手になることが多く、淫獣モードにさえならなければ 持ち前の積極性でそのままヒロインになることも。 リーネ 育ってきた環境や性格からか自分から接触することがほとんどない。 関係を発展させるにはイベント等で急接近させる必要がある。 ルッキーニ まだ性格的に子供な為、ヒロインに選ばれることがほとんどない。 おそらく全ウィッチ中最難関。今後に期待。 ペリーヌ プライドが高く、警戒心が強いためあまり俺との接点が多くない。 数少ない接点をどう生かすかが鍵になってくる。 エイラ 警戒心が強いため、俺との接点も多くない。 先駆者の影響もあって、書き手も遠慮しがち。今後に期待。 サーニャ エイラの事もあって大抵は自分から接しようとはしないが、いざと言うときの行動力は高い。 強面や無愛想な俺の内に秘める優しさみたいなものに弱いのか?
エーリカ 自然体なキャラなので自分の感性に合った俺に興味を持って近づいてくることが多い。 また他のウィッチとのキューピッド役もするなどマジ天使。 シャーリー 風呂にまで押しかけてくるその行動力は恐らく全ウィッチ中ナンバー1だろう。 しかしここぞというときに詰めが甘く、2番手に甘んじることも。 バルクホルン 大抵俺とは一線を引いて接してくるがその一線を越えたときの 急加速っぷりがハンパない。ヒロイン回数最多。 坂本 ポジション的にはミーナとバルクホルンの中間あたりに位置するため、 前設定のある俺としかヒロインになったことがない。今後に期待。 ミーナ 他のウィッチと俺の関係を見守るポジションが多かったが ここ最近ヒロインに抜擢されることが増えてきた。今後に期待。 ここまでです。 お目汚し失礼しました。
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 09:50:09.66 ID:9KTrorJZP
とりあえずお前がエーリカ好きなことはわかった
大体あってる
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 09:52:37.62 ID:2weW4VZ30
SSのウィッチエンブレム作ってたら数時間あっという間に・・・
ほんとにだいたいあってるな ルッキーニを落とす俺はいつ出てくるやら
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 09:58:19.14 ID:1WI3c3SgO
ルッキーニが一番少なくて、次にもっさんかな? もっさん書いてる人少ない気がするし
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 10:00:17.09 ID:9KTrorJZP
個人的にはサンダーヘッド抜きにエイラが難しい キャラの個性がサーニャありきなのがネック
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 10:16:01.04 ID:g3IwhZhpO
エイラは逆にサーニャ繋がりで近づけやすい気もする 俺的にはどうもペリーヌと親しくするのが難しい
ペリーヌ、正統派ツンデレに一番近いキャラかと思ってたから 戦闘でカッコいいとこ見せて危ないとこかばったりすれば最初のとっかかりになって後は徐々にって感じでいけね?
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 10:34:36.74 ID:tpP704FB0
>>624 少し前にあったマルセイユの(一応)元彼な俺がそんな感じだったな。
ただツンデレペリーヌでやるとどうしても朴念仁俺がことごとくフラグスルーするような展開になって なんか書いててイライラしてくるという
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 10:56:15.78 ID:aBUuo9QG0
アマゾンのレビューみたいだなw
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 10:57:12.00 ID:g3IwhZhpO
UWAAAAAA!!! 純愛書いてた筈なのになんで気づいたらレイプしてんだよおおおおお!?
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 11:22:08.98 ID:BMU+G5j40
空いてるようだけど、投下してもいいかなー?
630 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 11:24:03.14 ID:2weW4VZ30
シャーリー「いいともー!」
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 11:24:06.89 ID:g3IwhZhpO
かまわん
いいんじゃないかな
633 :
魔法使い :2010/10/30(土) 11:25:20.33 ID:BMU+G5j40
>>415 から続き
第7話「2 hundred over〜あの空を越えて〜」
あの日から数日経ったが、ストライクウィッチーズは未だ落ち込んでいた。
世界から脅威は去ったが、まだ何があるかわからないということで
ウィッチーズは現在も残っている。
エーリカ「俺、帰ってくるよね…?約束したもんね」ザザーン ザザーン
わたしは、毎日海辺に通っていた。
俺が帰ってきたら、いつでも迎えられるように。朝から晩までずっと…
ゲルト「ほら、ハルトマンこれを着ておけ。風邪を引いたら元も子もないぞ?」
そう言って、トゥルーデはストールを持ってきてくれる。
シャーリー「腹減ってないかー?」
ルッキーニ「お菓子あげるよー!」
そう言って、シャーリーとルッキーニは食べ物を持ってきてくれる。
634 :
魔法使い :2010/10/30(土) 11:30:46.63 ID:BMU+G5j40
ペリーヌ「ハーブティーを持ってきましたわ!体が温まりますのよ」 宮藤「一緒に、クッキーも作ってきました!」 リーネ「わたしも一緒に作ったんですよ?」 そう言って、ミヤフジとリーネとペリーヌはお茶やお菓子を持ってきてくれる。 エイラ「占いの結果は死神の逆位置ダ!きっと大丈夫ダゾ!」 サーニャ「いい歌だから、聴いてください…」 そう言って、エイラは占いを、サーニャは歌を歌ってくれる。 ミーナ「今日はこんなことがあったのよ?それでね…」 坂本「宮藤が訓練でな…あとルッキーニの奴が…」 そう言って、ミーナと坂本少佐は色々話してくれる。 でもそこに、俺はいない。 あれから3日も経つのに、ミーナも発見できないし 捜索隊も、何の成果もない。
635 :
魔法使い :2010/10/30(土) 11:35:10.88 ID:BMU+G5j40
エーリカ「俺…まだ帰ってこないの…?」グスッ そうして夜が来ると、部屋に戻って寝る。 そんな日が続いていた。 そして今日も、手早く朝食を済ませるとわたしは海に向かった。 エーリカ「俺…」 エーリカ「帰って来るって言ったじゃん!」 エーリカ「俺のバカー!嘘つきー!!」 エーリカ「はぁ、はぁ、はぁ…」 ザバァッ 「ふー。おいおい、その言い草は酷くないか?」 そこには、聞こえないはずの声が。 「大変だったんだぜ…魔力も無くて必死で泳いで」 ありえないはず姿が。 俺「ただいま、ハルトマン」
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 11:35:17.22 ID:2weW4VZ30
支援
わかめをかぶった俺
638 :
魔法使い :2010/10/30(土) 11:40:54.46 ID:BMU+G5j40
エーリカ「…おかえり、俺!」ダキッ 俺「うおっと、よしよし」ポンポン エーリカ「もう遅いよ!あれから何日経ったと思ってるの!?もう…バカ…」グスグス 俺「無事帰って来ただろ?良いじゃないかそれで」 エーリカ「良くないよ!どれだけ心配したと…っむぐっ」 エーリカ「ぷはぁ、ななななんでいきなりキスなんだよ!///」 俺「したかったから…じゃ駄目か?ずっと会いたかった」 エーリカ「そりゃわたしだって…じゃあもう1回、ね?んー」 ハルトマンが目を瞑り、こちらに唇を向けてキスしようとした瞬間。 岩陰からたくさん人がでてきた。 シャーリー「はいはい、イチャつくのはそこまでにしろー」 ルッキーニ「しろー!」 俺・エ「!?」
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 11:40:56.58 ID:WuKUO6WJ0
どこのペリーヌだよ
唯「ねうろい!」とか来る悪寒
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 11:41:49.03 ID:2weW4VZ30
642 :
魔法使い :2010/10/30(土) 11:45:20.76 ID:BMU+G5j40
ミーナ「近くに来た俺さんがレーダーに映ったから、皆で迎えにきたんだけど…//」 エイラ「お邪魔だったカ?」 サーニャ「からかっちゃだめよエイラ…」 ゲルト「お前らという奴はまったく不健全というか帰って早々キスなど…//」 坂本「ハッハッハ、若いなぁ2人とも!」 ペリーヌ「少佐も十分お若いですわ!!」 宮藤「あわわ、キスしてたよリーネちゃん!生で見ちゃったよ生で!//」 リーネ「芳佳ちゃん?ちょっと落ち着こう?」 みんな笑っていた。 そう、これが俺の守りたかった世界なんだ。 ミーナ「私達も心配してたのよ?とりあえずこれだけは言わせて頂戴。せーのっ」 全員「「「「「おかえりなさい!」」」」」 こうして、俺はストライクウィッチーズに帰ってくることができた。
643 :
魔法使い :2010/10/30(土) 11:50:07.61 ID:BMU+G5j40
坂本「ところで、なぜ帰ってくるのにこれだけ時間が掛かったんだ?」 俺「実はですね…」 そう、俺はあの時死を覚悟した。 この爆発では生き残れないだろうと思った。 しかし、中心に居たのが幸いしたのか爆発の勢いで海に投げ出された。 魔力の残ってなかった俺は、船に見つけてもらうか泳ぐしか手段がないわけだが 魔力の自然回復量は微々たるもので、生命維持以外に充てるほど余裕はなかった。 俺「というわけだ」 宮藤「お腹は減らなかったんですか?」 俺「いや、魚を捕って焼いて食べたよ。それぐらいの小さな火なら出せたしね。」 ペリーヌ「そんな環境でよく生き残れましたわね…」 俺「まあ時期が良かったかもね。真冬の凍るような海だったら確実に死んでたと思う」 エーリカ「何にせよ、帰って来れてよかったね!俺!」ダキッ もうお構いなしに腕に抱きついてくる。 周りの目も少しは考えてほしいところだ。
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 11:50:47.52 ID:2weW4VZ30
なんというタフな魔法使い
645 :
魔法使い :2010/10/30(土) 11:55:28.04 ID:BMU+G5j40
エイラ「昨日まで、まるで死んだかのようだったクセニ…」 宮藤「愛ですね!これが愛の力ですよ!」 ゲルト「まったくこいつらには世話を焼かされるな…」 そういうバルクホルンもなぜか嬉しそうな顔をしていた。 そして、盛大なパーティが開かれた。 その日は酒も振舞われ、思い思いに騒いだ。 そんな中俺は、この世界に来た頃について考えていた。 ようやく見つけることができたのだ、一番大切な人…愛する人を。 だから俺は、”救世主”を廃業にすることを決意していた。 それと同時にもう1つ、言うべきことがあった。 ――――――――――――――――――――― 俺「なあハルトマン」 エーリカ「なに?」 2人で夜空を見上げながら、話す。 ここは俺の部屋だ。 俺「1つ聞いてほしいことがあるんだ」 エーリカ「いいよ、もう途中で止めたりしないでね?」
646 :
魔法使い :2010/10/30(土) 11:59:07.74 ID:BMU+G5j40
俺「今すぐにとはいかないだろうし、こんな俺だから困難も待ち受けてるかもしれない」 俺「だけど、俺はお前が好きだ。そして愛してる。だから…」 俺「結婚してください!」 俺「プレゼントも無しでちょっとかっこ悪いけど…絶対に幸せにしてみせる」 何か用意しようかと思ったが、決意が薄れてしまうのが恐かった。 プロポーズ、生まれて初めての言葉だ。 ドキドキしながら返答を待つ。 エーリカ「駄目なわけないじゃん!こちらこそよろしくね!」ニコッ ハルトマンは笑ってそう言ってくれた。 エーリカ「でももうネウロイもいないよー?わたしは医者になるけど、俺はどうするの? 仕事探さなきゃいけないね」 俺「くっ、痛いとこを突いてくる。頑張って仕事探します…」 エーリカ「ま、わたしが養ってあげてもいいんだけどねー」 それだけは男として面子が丸つぶれなので、やめてください。 俺の人生初プロポーズは、成功に終わった。
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 11:59:58.57 ID:2weW4VZ30
ちょwwwwおまwwww 結婚wwwwww
648 :
魔法使い[そういや今まで結婚って無かったな…まずいのかな?] :2010/10/30(土) 12:04:03.22 ID:BMU+G5j40
俺「誓いの言葉って知ってるか?」 エーリカ「知ってるよ、健やかなる時も〜って奴でしょ?」 俺「なら簡単に結婚式を挙げたいんだが…どうだろう」 エーリカ「なに?もしかして浮気とかの心配してるの?」ニヤニヤ 俺「ちがっ、そういうわけじゃねーよ!その、初めてだから形だけでもと思って…」 エーリカ「よぉし!じゃあやろうか!」 こうして2人だけの結婚式が始まる。 俺「私は、エーリカ・ハルトマンを生涯の妻と定め、 健やかな時も病める時も彼女を愛し、彼女を助け、 生涯変わず彼女を愛し続ける事を誓います。」 エーリカ「私は、俺を生涯の夫と定め、 健やかな時も病める時も彼を愛し、彼を助け、 生涯変わらず彼を愛し続ける事を誓います。」 俺「ハルトマン…」 エーリカ「俺…」 2人は誓いのキスを交わす。
649 :
魔法使い :2010/10/30(土) 12:07:20.72 ID:BMU+G5j40
エーリカ「終わったね…」 俺「ああ、でも2人だけだから今度ちゃんと式を挙げないとな」 エーリカ「大丈夫だよ、ほら」 ハルトマンが指差した先には、丸い綺麗な月があった。 エーリカ「きっとお月様が証人になってくれるよ!」 俺「ふふっ、なんだよそれ。黒い悪魔はロマンチストだったのか?」 エーリカ「その名前で呼ぶな!いいだろー別に…」 俺「2人の時は素直でいてくれよ?俺しか知らない悪魔の裏側は、俺だけのものだ」 エーリカ「俺…」 俺「悪魔の反対だから…天使?いややっぱり小悪魔かな」 エーリカ「それは褒めてないだろー!」プンプン 俺「そう怒るなって…」 俺達は無事に結ばれた。 今日1日の出来事を、俺は生涯忘れないだろう。 後に、ストライクウィッチーズは解散し 皆はそれぞれの国へ帰っていった。
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 12:08:57.42 ID:2weW4VZ30
なんだと・・・・
651 :
魔法使い :2010/10/30(土) 12:10:09.30 ID:BMU+G5j40
次回予告 めでたく結ばれた俺とハルトマン。 ストライクウィッチーズも解散になり、世界は平和に満たされていた。 そんなある日、皆に1通の手紙が届いた。 「…招待状、届いてるかな?」 次回、最終話「永遠なる絆」 魔法と魔法が交わる時、世界は変わり始める――― 今回の投下はここまで。 ようやく最終話に辿り着いた・・・ そういえば確かに結婚は見たことないよね、話が膨らませにくいからかな? それではまた。
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 12:10:52.05 ID:2weW4VZ30
乙 半径10kmの壁が消えた
まだ最終回のイチャイチャを残しているとでも言うのか‥‥!
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 12:27:26.74 ID:vtLFU4jpO
結婚後の話を書こうにも 結婚したことないからなぁww
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 12:33:21.88 ID:BMU+G5j40
>>654 俺もねえよ
妄想力をフル活用するんだ!
656 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:13:22.59 ID:Y8YHOQsg0
さぁそろそろ忘れ去られてる俺が投下だよ! SS書くのムズ過ぎて啼きそうだよ!
657 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:23:25.79 ID:Y8YHOQsg0
―― 第501統合戦闘航空団基地内 ハンガー―― 俺「よし!これで午前のユニットへのアクセス訓練を終了する! 午後は訓練で使用されたストライカーの整備と輸送機の改修作業だ。……それでは全員解散」 整備班一同「「「「了解!」」」」 ガヤガヤ 俺「さてと、飯の前にこいつを取り付けちまうか……そろそろいろいろ頼まれる時間だしな」 ガチャガチャ エーリカ「俺ー!おつかれー」 ペリーヌ「俺さん、お疲れ様ですわ」 芳佳「俺さんおつかれさまー」 リーネ「おつかれさまです。俺さん」 俺「おう、エース様と複隊へっぽこ3人組ちゃんじゃねぇか。訓練見てたぜ?まさか三人仲良く海にドボンたぁな ……っとちょいと待ってくれもう少しで終わるんだ」 ペリーヌ「な!なんですってぇ!」 芳佳「い、言い返せません……」 リーネ「あうぅ……」
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 13:24:42.35 ID:B38Vrz3JO
後日談!そういうのもあるのか
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 13:24:51.86 ID:2weW4VZ30
支援
660 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:25:45.43 ID:Y8YHOQsg0
エーリカ「おお、俺けっこーからくちだねぇ」 俺「ったく、ストライカーを出撃したわけでもないのにああされりゃ一言でも二言でもいいたくならぁな! いったいぜんたい誰が整備すんのだれだとおもってんのさ!!」 へっぽこ3人組ちゃん「う、うぅ……」 エーリカ「まーまーおれ。それくらいにしてあげてよー。そんなことよりなにしてんの?」 ペリーヌ「なんですのこれ?珍妙な機械ですわね」 リーネ「見たことない機械ですね」 ガチャガチャギーーーー キュインンンンガキン 俺「珍妙言うな……ついさっきアフリカに置き去りにしてきた装置がやっと届いたのさ。そのチェックと試運転だよ。 ……よし、全ユニット接続完了っとあとは動作前チェック……問題なしとそんじゃ、ぽちっとな」 ギュイイイイイイイイィィィィィィシィィィィィィィィンンンン! 芳佳「うわぁ!動いた!」 エーリカ「で、このへっぽこぴーな装置はなんなのさ」 俺「……確かに外見はポンコツのガラクタの寄せ集めに見えるけどよぉ。コイツはなカールスラントで一緒に機械いじってて 仲良しになったお嬢ちゃんと一緒に趣味で作った便利装置なんだぞ!その名も『残留魔法力貯蔵装置』だ!」 リーネ「『残留魔法力貯蔵装置』……ですか?」
661 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:27:36.27 ID:Y8YHOQsg0
ペリーヌ「なんですの?それ」 俺「こいつはな、ストライカーユニット内に残留している魔法力を回収、圧縮、結晶化させて保存し、 再度ウィッチに魔法力を返還するってことができる装置だ」 芳佳「へぇー!すごーい」 俺「まぁ、試作品第一号な上にジャンク品とよせ集めのパーツで作ってるから効率は悪いくて時間がかかるのが難点だな」 リーネ「ドレくらいかかるんですか?」 俺「11機すべての機体から吸出、圧縮、結晶化の三工程やると大体丸1日はかかるな。 それと、結晶化にロスが多くて純度も低いから、1機分じゃ3分飛行出来ればいい回復量だろうな」 エーリカ「ん〜……そんなのが役に立つの?」 俺「そう馬鹿にもできんぞ?ちりも積もればってヤツさ。実際、コイツのおかげで命拾いしたこともあるんだぜ? こいつをもってりゃ魔法力が切れて不時着したとしてもまた飛び立てるとかな!っな!ハルトマン中尉殿?」 エーリカ「な、なんでそこで私に振るのさ〜」 俺「何でってお前……今でも覚えてるぞ?初陣のときにやらかしたことだからなぁ中尉?」 エーリカ「そ、そのときのことはもういいじゃないかーおーれー!」 俺「いやー絶対にわすれんぞぉ。その後始末のために俺がドンだけの地獄をみたかを今も鮮明にな? ……ま、その様子だと誰にも言ってないみたいだから言わないでおいてやるけどなハルトマン中尉」 エーリカ「むうううう(…あれ?名前で呼んでくれないや……)」
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 13:29:03.08 ID:2weW4VZ30
なにそのもっさん復活専用装置は
663 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:31:42.09 ID:Y8YHOQsg0
俺「まぁそんなことどうでもよろしい。ってもう飯の時間か」 エーリカ「あれ?俺まだ食べてなかったの?」 俺「おうよ!……って、げぇ!!この時間だとAセットもBセットも売りきれじゃねぇーか……残るは地獄のHセット 俺はまた……地獄への門をたたく日が来たのか……」 ペリーヌ「じ、地獄のHセット!?なんですのそれ」 俺「地獄のHセット。正式名称はCセットなんだが、整備班の面子はそうよんでるな」 芳佳「ど、どんなセットなんですか?……すごくおいしくないとか」 俺「…基本的には他のセットとかは変わらないんだが……おかずが……」
664 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:33:08.58 ID:Y8YHOQsg0
エーリカ「おかずが?」 俺「ハゼのフライ……一本……終わりだ」 4人「……え?」 エーリカ「そ、それだけ??」 俺「……それだけだ。だから、おいしいおいしくない以前の問題なんだ」 4人「……」 俺「……行って来る」 4人「……」 リーネ「っは!あ、あの俺さん。ストライカーのことのお詫びといったらなんですが、 その、俺さんも私達と一緒にご飯たべませんか?」 俺「なん……だ……と?」 ペリーヌ「ま、まぁ。そんな貧相なランチで整備中に倒れてもらっても迷惑なだけですもの。 致し方なく!ご一緒して差し上げますわ」 芳佳「それじゃあ行きましょうか!」 俺「かたじけねぇ……!かたじけねぇ……!」 エーリカ「んじゃいこー!!」
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 13:33:58.95 ID:2weW4VZ30
ハゼの干物じゃないのか・・・・
666 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:36:52.89 ID:Y8YHOQsg0
―― ウィッチ宿舎 食堂―― 俺「かー!うまかったぜぇ」 ペリーヌ「ちょ、ちょっと!俺さん!?すこし品がなくてよ?」 俺「うめぇんだからいいだろつんつん娘」 俺「はぁうまかったー毎日でも食いに着たいところだぜー」 芳佳「そんなに喜んでもらえると作ってるほうもうれしいです!」 リーネ「はい、俺さん。食後のお茶ですよ」 俺「お!さんきゅ!さて、メインは食ったしあとは、お返しにデザートでも作るかね」 芳佳「え、俺さんって料理作れるんですか?」 ペリーヌ「意外ですわね」 俺「おう、まぁ、作れるっていってもそんなにレパートリーはないがな。ちょいと待ってろ 軽く作るわ。……ハルトマン中尉は俺の後ろで見学するように」 リーネ「じゃあ、私はお茶の準備をしてきますね」 エーリカ「ぐぬぬぬぬぅ。みてやろうじゃない!俺の腕前ってのをさ!」
667 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:39:38.02 ID:Y8YHOQsg0
チャーチャーチャーッティン 俺「でけたぜブラマンジュだ、くってみりゃれ」 ペリーヌ「へぇー、見た目はちゃんとしてますわね」 芳佳「いただきまーす」パク リーネ「……」モグムグ エーリカ「ムグムグ」 俺「どーよ」 リーネ「お、おいしい」 芳佳「おいしーですよこれ!」 エーリカ「おかわり!」ムグムグ 俺「ほいほい…こぼすなよ?」 ペリーヌ「……俺さん。どこでコレを覚えたのですの?」 俺「ん?どこで覚えたって。転戦した先々のウィッチの方々に叩き込まれたんよ デザートだけは今まで行った場所ならたいていのもんはつくれるぜい?」
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 13:41:39.20 ID:2weW4VZ30
支援だ
669 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:42:15.03 ID:Y8YHOQsg0
リーネ「お、おかわりお願いします」 芳佳「おかわり!」 俺「はいよ…お気に召していただけて光栄だぜ」 エーリカ「俺!おかわり!」ムグムグ 俺「……」 エーリカ「おーかーわーり!」ブンブン 俺「……さっきリーネ嬢ちゃんと芳佳嬢ちゃんにだした分で最後だ。もうない」 エーリカ「ぐぬぬぬぅぅ……」チラチラ 俺「俺のはあげませんよ」 エーリカ「うぅ……」ダキ 俺「ぐぬぅ……俺の食いかけでよければどーぞ」 エーリカ「さすが俺ー!ありがとー!(昔からかわんないなー)」ムグムグ 3人(押しに弱い人だ……) 俺「?ちょ!(おい!それ俺が使ったスプーン!)」 エーリカ「?どうしたの?」ペロペロ
エーリカペロペロ(^ω^)
671 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 13:46:35.27 ID:Y8YHOQsg0
俺「い、いやなんでもない(気づいてないならいいか)」 俺「さて、そろそろいい時間だなそろそろハンガーn「ちょっとまったぁ!!」……しかし回り込まれた」 エーリカ「逃がさないよ俺?今日もちゃーんとお願いきいてもらうからねー?」 俺「oh...」 エーリカ「じゃあ私から、さっき作ったお菓子とクッキーをもっと食べたいからつくって!」 リーネ「わ、私はお洗濯と今日の夕食の仕込みのお手伝いおねがいします!」 芳佳「リーネちゃんとおなじです!」 ペリーヌ「私は今日は特にありませんわ」 4人「「「「今日もお願いしますね?俺整備班長!!」」」」 俺「…はい。んじゃハンガー行くわ。午後の訓練もがんばってなー」
しえん
673 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:00:46.30 ID:Y8YHOQsg0
―― 第501統合戦闘航空団基地内 ハンガー―― 俺「それでは、午後の作業を開始する!A班はストライカーの通常整備だ B・C班は俺と一緒に配備された輸送機の改修作業に入る!A班は整備が完了しだい合流せよ、以上だ!」 整備班一同「「「「了解!」」」」 俺「よぉぉぉし!かかれぇぇぇぇぇ!!だらだらしてるヤツは海に叩きこんでくれるぞ!!」 整備員一同「「「「「うぉぉぉぉぉ!」」」」」 整備B「俺班長、先ほどは食堂に居られなかったそうですが。どちらで食事を?」 俺「ちょいと御呼ばれされてウィッチの食堂でな」 整備A「ほぉ!さすが俺班長手が早いですな」 俺「そんなんじゃねぇよ……何言ってんだこの不良中年め」 整備C「で、誰と飯食ったんです俺班長?返答によっては俺的に八つ裂きになってもらうぜ?」 俺「…ウチのエース様と午前の訓練でストライカー海に落っことしたへっぽこ三人組みだ」 整備C・B「「俺班長は後でハンガー詰め所に来るように」」
674 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:05:11.13 ID:Y8YHOQsg0
俺「ちょ、ちょっとおおお!いつものことだが落ちは付いてるから安心してくれよ!!」 整備C・B「「それならよし」」 俺「ぬ、ぬう。くだらねぇこといってさっさと作業にか!か!れ!」 俺「あぁ、あと毎度すまねぇが。自分の作業が終わったらお嬢様方に頼まれた作業してくるから後頼むわ」 3人「「「「りょーかーい」」」 坂本「俺、ちょっといいか」 俺「あれ、ミーナ中佐、美緒…じゃなかった坂本少佐もどうしたんです?」
675 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:08:33.18 ID:Y8YHOQsg0
俺「へ?復帰へっぽこ3人組+αの随伴整備員として訓練にに同行しろ?」 ミーナ「そう。3人と向かってもらう場所の付近はネウロイの侵攻予想ルートに重なっています 訓練は長期化する可能性もあるので。その間のストライカーユニットの整備をお願いしたいの」 坂本「さすがに、整備なしでネウロイとの戦闘はまずいからなそこでお前に白羽の矢があたったわけだ」 俺「…長期化?ってことは泊り込みなのか!?えぇ!?すごく面倒ごとのにおいがする!」 ミーナ「夜間にもネウロイの出現報告が出ているためエイラさん、サーニャさん、ハルトマン中尉も同行します」 俺「ん?ハルトマン中尉は夜戦むきじゃないいような気が、あと戦力過多なきがするんですが…」 ミーナ「今回、訓練に参加する3人は戦力としては計算に入れてないのよ。それで、ハルトマン中尉も参加と いうことになったの」 俺「…ちゅうことは今回の本命さんはなかなか手ごわいってことか」 坂本「そう。不定期に出現している上にとんでもなく装甲が強固な大物だそうだ。やっかいな相手になりそうだ」 ミーナ「さすがに基地を空にするわけにいかない。そこで今回の遠征となったわけ」 俺「ん〜じゃあ別に俺以外の整備員でもいいわけなんじゃ…Aとかどうです?」
676 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:13:26.92 ID:Y8YHOQsg0
ミーナ「あんな不良中年には任せられません却下」 俺「Bなんてどうでしょ?」 坂本「……あの巨体だ。サーニャとリーネが苦手なんだ却下」 俺「Cは…」 ミーナ・坂本「「却下です(だ)」」 俺(あのばかどもどんな印象受けてんだ。腕はたしかなんだが……) 坂本「私の知っている限り6機のストライカーを一人で完璧に整備できるのはお前しか知らないからな。後は…」 ミーナ・坂本「「一番暇そうにしてたからです(だ)」」 俺「」 坂本「まぁ、交友を深めるいい機会だと思っていってこい!」 ミーナ「俺さん、サーニャさん、エイラさん、ハルトマン中尉は先発隊として明日の朝 サーニャさんのストライカーを輸送機に積み込み次第出発してもらいます。後発には向こうで合流してください」 俺「……面倒ごとになりそうだ。こりゃ他にもいろいろ輸送機につまなきゃならんな」
677 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:15:44.28 ID:Y8YHOQsg0
――島へ移動中―― エイラ「ミーナ中佐も人使いがあらいゾ、サーニャが帰ってすぐ出発とかもう少し考えてほしいんダナ」 俺「そうぼやくないたずら娘。サーニャちゃんはちゃんと俺の輸送機の中でねてられるからいいじゃないか それに荷物を降ろす時間を考えたら妥当だと思うぞ?(つか美緒ねぇさん交友深めたらダメだって言う立場だろ…)」 エイラ「そうだけど、お前の輸送機ってのが信用できないんダ。サーニャをおこしたら承知しないゾ!」 俺「ひでぇな。こいつは昨日改修した特別製だぞ?中に乗ってる物に振動なんてあたえねーよ」 エーリカ「えー!サーニャいいなー!俺!後ろのハッチ空けてよ〜あたしもねたいー!」ガンガン 俺「おいばかやめろ!今あけたらサーニャ嬢ちゃんがお空へダイブだ!ついでに俺の輸送機もおじゃんだ!」 エイラ「やめてくれヨ中尉!俺は別にいいけどサーニャになにかあったらどうするんダ!」 エーリカ「え〜しょうがないな〜」
678 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:19:32.74 ID:Y8YHOQsg0
俺「……向こうについたらすぐに寝床用意してやるからソレまで我慢してくれ中尉。間違ってもあけないでね!」 エーリカ「はーい」 俺「ったく。ほんとに恐ろしい人だこと。……お、見えてきたぞ2時の方向」 俺「さっさと着陸して荷物降ろすぞ。中尉も寝たいだろ?エイラ。荷物降ろすときサーニャ嬢を頼む」 エイラ「わかってるっテ!」 エーリカ「ねーむーいー」 俺「ストライカーユニットを格納したらすぐにでも荷物を降ろしてテント設営するから 二人ともあとは好きなようにしてな」 2人「了解」 サーニャ「zzz」
支援
680 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:22:30.94 ID:Y8YHOQsg0
//さるったら消えるね// ――フェラーラの島 民家―― 俺「っと、ここのはずだが…」 ペリーヌ「あるのは民家が一軒だけ……人影はないようですわね」 リーネ「そうですね。だけど人が住んでる痕跡はあります」 芳佳「ん〜お出かけ中なのかな〜」 ヒューン 俺「だろうな。少し外で待たせてもらうことに…ん?ヒューン?……っ!!上方警戒!!避けろ!」ドン! ペリーヌ「きゃ!」 リーネ「きゃあああ!」 芳佳「な、なにするんですか!俺さん(ゴーン)ってえええええ!?」 俺「」ドサン
681 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:26:45.44 ID:Y8YHOQsg0
――フェラーラの島 テント設営地点―― 俺「ん……ん?ここは…テントじゃねぇか…おれはいったい…」 エーリカ「あ、俺!やっと目が覚めた?」 俺「あれ?中尉?なんでおれここにいるのよ」 エーリカ「ん〜箒にのったばあちゃんが現れて「このぐずを見てやんな」って俺を落っことして飛んでったよ」 俺「あぁ?ばあちゃん?箒?なんだそりゃ……」 エーリカ「そんなことより俺!もう夕食の時間だよ!サーニャもエイラもおきて夜間哨戒の準備してるよ?」 俺「もうそんな時間か、って俺そんなに寝てたのか……んじゃ飯の準備するか」 エーリカ「おー!私も手伝うよ!」 俺「やめて!」
682 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:28:07.37 ID:Y8YHOQsg0
サーニャ「あ、俺さん。おはようございます」 エイラ「やっと目覚めたか俺。相変わらずよわっちいナー」 俺「うるせぇ!俺は不意打ちをくらっただけでぇ!」 サーニャ「エイラ。そんなこといっちゃだめでしょ」 俺「ったく…ストライカーの整備はお前らが寝てる間に終わってるからいつでも出られるぞ。後、飯はどうした?」 サーニャ「自分達の分は作って持ってきたのでソレをいただきました」 エイラ「お前が寝てたからな、きょうだけだゾ」 俺「……面目ない…明日は期待してくれ」 サーニャ「はい」 エイラ「頼んだぞ!じゃ、行こうかサーニャ」 サーニャ「うん」 俺「いってらっさーい……んじゃ俺と中尉の飯だな。中尉なに食べたい?」 エーリカ「そうだね〜。オムライス!」 俺「へーい。ちょいとまってな」
683 :
パシリな俺 :2010/10/30(土) 14:33:19.43 ID:1HNg7J0aO
さるった 支援ありがとね
乙
乙
オツオツ 特徴が出てうらやましいお… 投下しても大丈夫かな?
687 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:00:28.80 ID:FGwFziFT0
医務室 岩で出来たような頑丈な壁の部屋で、宮藤は青い治癒魔法の光でガレージで倒れ、今は白いベットに横たわる俺に治療を続けていた 俺「…ぐぁ…うぅ…」 俺は苦しみながら手を動かす 宮藤「俺さん?ダメです、今は動かないで安静に…」 動かした俺の腕は両手をかざしていた宮藤の右手を捕まえ、自分の胸へと持っていった 俺「すま…す…まない…すまな…い、すまない…」 宮藤「…謝るのは私のほうです、私が深追いしたばっかりに 俺さん?」 意識は回復していないのに 宮藤の手を掴んだままうわごとのようにずっと『すまない』と繰り返している俺に 宮藤は右手を俺の胸に当てたまま黙々と治癒魔法を続ける 宮藤(この感じ…俺さんはやっぱり何処かで…) 傷がふさがった俺の体に左手も当て、宮藤は何かを探すようにさすり 続けていた治癒魔法による魔法力の消費による疲れで眠りについた
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 15:00:44.69 ID:2weW4VZ30
コイコイ
689 :
マーチ :2010/10/30(土) 15:02:27.45 ID:vtLFU4jpO
乙 個人もち輸送機ネタ被ったw
690 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:03:07.66 ID:FGwFziFT0
前スレ
>>788 から続き
事務室
コンコン…
ミーナ「入って頂戴」
ウルスラ「失礼します…」
ミーナ「ごめんなさいね、こんな時に戦闘解析なんてやらせて」
ウルスラ「これも任務ですから…」
浮かない顔を浮かべているウルスラに対してミーナが申し訳無さそうに左手をソファーへ向けたが
ウルスラは首を横に振り、その場を微動だにせず 持っていた書類に目を通し話し始めた
ウルスラ「先のロケット型ネウロイとの戦闘の際、俺中尉は固有魔法によって姿を隠し加速
宮藤軍曹を守ったとされます」
ミーナ「固有魔法は『虚偽』じゃなかったかしら?」
ウルスラ「そうなります、『虚偽』によって存在を消し、全ての抵抗を減らしてロータリーストライカー
の全快出力を行ったと考えられます」
ミーナ「そう…続けて」
ウルスラ「宮藤軍曹の所に付いた際、全快飛行、固有魔法によって魔力を消費していたためネウロイの
攻撃が俺中尉のシールドを貫通 被弾 持っていた武器をその時に失ったと考えられます
その後、俺中尉は『虚偽』によって自身の痛みと血液含む外傷を隠し作戦続行
坂本少佐と共に存在を消し、隠れてロケット型ネウロイを迎撃したと考えられます」
691 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:05:15.35 ID:FGwFziFT0
ミーナ「かなりの魔法力を消費したみたいね」 ウルスラ「はい、『虚偽』は俺中尉曰く魔法力消費が激しい事、そして試作型のロータリーストライカーが 従来のレシプロストライカーよりも若干多くの魔力を消費する仕様です」 ミーナ「…」 ウルスラ「続けます、俺中尉は作戦終了後も固有魔法によって外傷を隠すもガレージにて魔法力切れで 『虚偽』が弱まり、外傷と痛みが戻り 倒れました その際宮藤軍曹が治癒魔法をかけましたが、本能で痛みを抑えるために『虚偽』が少なからず 俺中尉に作用していたため これが干渉して治癒魔法の効果が薄かったため……」 ミーナ「どうしたの?」 ウルスラ「…俺中尉の指示の下、ストライカーを強制排出 ストライカーの魔力補助の切れた俺中尉は痛みのショックで気を失いました」 ミーナ「そう…」 ウルスラ「現在は治癒魔法も効いて傷自体はふさがっている様子です あとは回復を待つだけでしょう」 ミーナ「わかったわ、ありがとうウルスラ中尉」 ウルスラ「いえ…」 報告を終えると、暗い表情のウルスラは持っていた薄い報告書を机の上に置く ミーナ「俺さんの所に行きたいのに申し訳ないのだけど… ウルスラ中尉にノイエ・カールスラントから伝令が届いています」
692 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:07:25.53 ID:FGwFziFT0
数日後 夜 医務室 俺(んー…体が重い…ここ何処だ?) ブロックで出来たような天井が視界に入り、首を動かす エーリカ「あ、起きた?気分は悪くない?」 視線を下に向けて視界に入ったのはエーリカと バルクホルン「…」スースー… 腕を枕にしてベットに寄り掛かり寝ているバルクホルンだった エーリカ「起きた所悪いけど静かにしてあげてね…お水でも持ってこようか?」 俺「ああ…よろしく頼む」 エーリカ「了解〜、ちょっとまってね」 小声で話していたエーリカは音を立てずにそーっと医務室を出た 俺(暗いな…今は夜か?) 部屋が暗く、窓から月明かりが伸び、バルクホルンの寝顔を丁度良く写している 少し疲れてるような彼女の頭を優しく撫でる バルクホルン「んん…んぅ…」スースー… 寝ている所を邪魔されたくは無かったのか、顔の位置を反対側にされて見えなくなる
693 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:09:17.05 ID:FGwFziFT0
エーリカ「ごめんね、最近ネウロイの攻撃が激しくてトゥルーデも疲れてるんだ」 静かに戻ってきたエーリカが俺に水を渡し、バルクホルンとは反対側に座る 俺「ネウロイが?」 エーリカ「うん、最近予報が外れてたのは知ってたでしょ? 俺が倒れてからネウロイの攻撃も激しくなってね…トゥルーデが出撃が一番多いんだ」 俺「…こいつは偉い立場にもいるしな」 エーリカ「それだけじゃ無いと思うけど…でもずっと夜は俺の看病してたんだからね?」 俺「そっか…」 エーリカ「私もついでに看病してたんだからほめてよ…」 俺「はいよ、ありがとうな エーリカ」 笑顔を見せたエーリカの顔は少しだけ元気が無い エーリカ「本当はウルスラが看病してあげれば良いんだけどさ、今501に居ないから」 俺「どっか出かけてるのか?」
694 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:11:10.02 ID:FGwFziFT0
エーリカ「ノイエ・カールスラントからの伝令で扶桑に行ったよ 多分扶桑艦大和の実験事故の関係で呼ばれたんだろうってミーナがいってた あ、俺が倒れてから後の話ね」 俺「そっか…開発者も大変だな」 エーリカ「そうだねぇ…でもあっちでの仕事が終わればまた501に帰ってくるみたいだからそれまでに ちゃんと回復するんだよ 私も診てあげるからさ」 俺「そいつはちょっと不安だな…」 エーリカ「なにおー、私はこれでも医者の卵なんだぞー!」 俺「そいつは初耳だw まあ動かない体だ トドメを刺さない程度に頼むよ」 エーリカ「態度しだいだねぇ〜」 夜の医務室小声で笑いあいながら、二人はバルクホルンと共に眠りに落ちた
695 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:12:47.56 ID:FGwFziFT0
俺が回復して1週間後 夕方のガレージ 俺「あー…しんどい…」カチャカチャ 俺はガレージで肩を落としながらロータリーストライカーの整備をしている ここ最近からネウロイの攻撃が激化しており、ほぼ毎日迎撃している 501メンバーも態度には出さないが疲れが顔に出始めていた ミーナ「ここに居たのね、俺さんちょっと良いかしら?」 俺「はい?」 珍しくガレージに現れたミーナに呼ばれ俺は彼女に誘われるままについて行く ミーナ「ごめんなさいね、本来ならもう少し休暇をとって休ませてあげたいんですが」 俺「いえ、ネウロイの攻撃が激化してる中で一人だけ動けるのに休むわけにも行かないですから 治癒魔法のおかげで傷もとっくにふさがりましたからね」 ミーナ「そういってもらえると助かるわ」 俺「ところでこれから何処に行くんですか?」 ミーナ「今日、ウルスラさんが帰ってくるの 彼女が出かけた時貴方は倒れてたから元気になった 所見せてあげたいと思ってね」 俺「そういえばそうでしたっけか…」
696 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:15:42.14 ID:FGwFziFT0
廊下を渡り、飛行船発着場へとたどり着いた 丁度、輸送機が視認できる位置まで近くに来ており、俺とミーナ中佐はその様子を着陸に 邪魔にならない場所で待機して待っている 着陸した輸送機はプロペラによって風を強く吹きながら着陸し、ハッチを開ける ミーナ「おかえりなさい、ウルスラさん」 俺「おかえりウーシュ」 ウルスラ「俺…さん…」 俺「おわ…!?」 よろよろと出てきたウルスラは俺の目の前で倒れそうになるのを抱きとめた ミーナ「どうしたの!?」 ウルスラ「…」スースー… 俺「寝て…ますね」 ミーナ「びっくりさせないで…とりあえず医務室へ運んでもらって良いですか?」 俺「了解、それじゃあ…よっと、軽いな」 ウルスラをお姫様だっこで抱えて医務室へ運んだ
697 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:17:16.57 ID:FGwFziFT0
医務室 軍医「寝不足ですね、疲労も重なって倒れたのでしょうね 休養を取れば治るでしょう」 ミーナ「そうですか、分かりました」 ベットに寝ているウルスラを囲むように軍医、俺、ミーナ中佐が並んでいる ウルスラ「…俺…さん、俺さん…」 寝ている彼女は俺の名前を呼びながら顔を歪めている ミーナ「…俺さん、今日はもう戦闘待機から外れてください」 俺「え、でも変わりは…」 ミーナ「代わりは私が用意しますので、今日はウルスラさんの傍に居てあげて」 少し暗い表情をするミーナ中佐 俺「…了解、ありがとうございますミーナ中佐」
698 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:18:55.96 ID:FGwFziFT0
軍医「あなたも度重なる出撃で寝てないでしょう…眠れるお薬出すから眠れなかったら飲んでね」 俺「すいません、助かります」 軍医から液体状の薬が入った手のひらに収まるほど小さい茶瓶を3つほど渡される ミーナ「ごめんなさいね、ウルスラさんをお願いね」 そういってミーナ中佐は医務室を後にした 軍医も部屋から出て行き、残された俺はウルスラの眠るベットの隣に簡易的な丸い椅子を出して座る ウルスラ「…行かないで、俺さん…行かないで」 俺「…ここに居るぞウーシュ」ギュッ うなされる様に呟く彼女の右手を両手で握ると、顔の歪みは取れて静かに眠っているように感じた
699 :
悪運な俺 :2010/10/30(土) 15:23:40.95 ID:kWhsgRIVO
サルさん限界なのでここで終了デスorz 失礼しました〜
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 15:50:15.39 ID:XZmnK5XKO
乙!
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 15:59:07.95 ID:USLX+XJ0P
乙 俺団学園とか妄想したけど前1には適わないから挫折した あとこれどうやっても逆ハーレ状態にしかならん
出すキャラを限定しないともう難しいだろうなあ
704 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:19:19.77 ID:WuKUO6WJ0
投下する
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 16:20:02.38 ID:ThjRTQKOO
GO-
706 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:23:10.81 ID:WuKUO6WJ0
>>346 から
――――――――
サーニャ「俺さん、なにか買いたいものあるんですか?」
俺「ああ」
サーニャ「何です?」
俺「本」
サーニャ「本?」
サーニャが意外そうな顔をする。
俺「ああ」
サーニャ「・・・なんでそんなものを?」
俺「サーニャと話しててわかるんだけど、俺はまだこの世界のことはよく知らないんだ」
サーニャ「・・・だから、本を?」
俺「ああ」
707 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:27:06.82 ID:WuKUO6WJ0
サーニャ「・・・あの、俺さん」 俺「ん?」 サーニャ「俺さんが知りたいことは、出来る限り私が教えてあげますよ?」 俺「・・・それはありがたいんだが、」 サーニャ「・・・ひょっとして、私との話、つまらないですか?」 あ゛? 俺「違う」 サーニャ「・・・そうですか?」 俺「つまんねーわけないだろ。そんな理由じゃない。 ・・・俺達は一緒に生活してるとはいえ、常に一緒にいるわけじゃない。特にサーニャは夜間哨戒があるからな」 サーニャ「・・・はい」 俺「他の奴らに聞く気にもなれないから、サーニャと話せないときは本でも読んで暇潰そうと思って買おうとしてるだけさ」 サーニャ「・・・そうですか」ニコッ
708 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:31:22.74 ID:WuKUO6WJ0
―――――― サーニャ「随分買いましたね」 俺「良さそうなの結構あったからな」 サーニャ「・・・読書、好きなんですか?」 俺「別に好きってわけじゃないけど」 サーニャ「・・・大丈夫なんですか?」 俺「何がだ」 サーニャ「結構文章量多そうですし・・・私だったら全部読む前に飽きちゃいそうです」 俺「興味あることだったらいくらでも読める」 サーニャ「・・・なるほど」 俺「興味なかったらこんなもん絶対買わねえ」 サーニャ「・・・ふふふっ」 俺「・・・」
709 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:36:18.52 ID:WuKUO6WJ0
サーニャ「・・・俺さん」 俺「ん?」 サーニャ「俺さん・・・この世界、好きですか?」 ・・・突然何言ってんだ。 俺「・・・ああ。・・・好きじゃなかったら興味なんて持たない」 サーニャ「俺さんは・・・本当に、この世界で生きていくんですか?」 俺「・・・わかりきったこと聞くな。もう決めたんだからな」 俺のその答えに、サーニャは嬉しそうに サーニャ「・・・はい!」 と言った。
710 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:39:09.16 ID:WuKUO6WJ0
――――――――12時30分 二人で色々な店を見てまわっているうちに、いつのまにか正午を過ぎていた。 俺「昼飯にするか」 サーニャ「はい」 ロマーニャ・・・世界地図だとイタリア辺りだったよな。イタリアって言ったら・・・ 俺「スパゲッティかピザってところか?」 サーニャ「ですね」 俺「どっちがいい?」 サーニャ「俺さんが食べたいほうで」ニコッ 俺「あー・・・」
真六武衆−シエン
712 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:43:24.32 ID:WuKUO6WJ0
――――――13時 スパゲッティ美味かった。トマトとチーズってホント合うな。 イタリア人・・・じゃなくてロマーニャ人は天才だな。 サーニャも食べ終えたみたいだ。さて・・・ 俺「サーニャ」 サーニャ「はい」 俺「お前は欲しいものないのか?」 サーニャ「私は・・・パジャマを買いたいなって思ったんですが・・・」 俺「んじゃ服屋か」 サーニャ「いえ、その・・・服屋さんはさっき見つけたんですが・・・」 ・・・が? 俺「どうしたんだ?」
713 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:47:06.62 ID:WuKUO6WJ0
サーニャ「・・・」スッ ある方向を指差すサーニャ。それに釣られてその方向を見ると・・・ ガヤガヤ サーニャ「人ごみ」 俺「だな・・・」 サーニャ「やめておきましょうか」 俺「なんでだよ?欲しいんだろ、パジャマ」 サーニャ「・・・はい」 俺「だったら、行こう。人ごみくらいどうってことないだろ」 何を心配してるんだろうか。
714 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:51:09.30 ID:WuKUO6WJ0
サーニャ「じゃあ・・・はぐれないように・・・」 なんだ、そんなことか。 俺「もしはぐれたらこのパスタ屋で・・・」 サーニャは待っててくれ、と言おうとしたのだが、 ギュッ 俺「!?///」 サーニャが、俺の手を握ってきた。 サーニャ「・・・はぐれないように、こうしておきましょう///」ポッ 俺「あ、ああ・・・///」カァ
お
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 16:53:09.35 ID:ThjRTQKOO
くそう…
代行おおおおおおおおおお
半径3km内にある壁がぶっ壊れた。 まだまだこれからだ
719 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 16:55:12.26 ID:WuKUO6WJ0
――――――――街・15時50分 一通り街を周って買い物を済ませた俺達は、言われたとおりの時間までに車まで戻ってきた。 俺「ふぅ、結構歩いたな・・・」 サーニャ「疲れた・・・」 ・・・あ! 俺「・・・よく考えたらさ」 サーニャ「はい?」 俺「帰りもシャーリーの運転だよな・・・」 サーニャ「・・・あ」 ・・・
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 16:58:58.58 ID:seAp0LVO0
俺の周りの壁が一瞬にして吹き飛んだ 今日も寒いな・・・。
721 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 17:00:15.67 ID:WuKUO6WJ0
シャーリー「よおお前ら、楽しんできたか?」 噂をすれば、か。 俺「まあ、な」 シャーリー「おーそうか、良かった良かった。・・・お?」 俺「なんだよ?」 シャーリー「・・・気付いてないのか?」ニヤニヤ 俺「は?」 宮藤「・・・ねえ、サーニャちゃん」 サーニャ「なあに、芳佳ちゃん?」 宮藤「ずっと俺さんと手繋いでたの?」 言われて気付いた。そういえばそうだった。 俺・サーニャ「「あ・・・」」 気付いた瞬間、俺達は手を離した。
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:01:31.88 ID:ThjRTQKOO
チクショウ
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:02:53.78 ID:XZmnK5XKO
台風のせいで壁がありません
724 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 17:05:07.12 ID:WuKUO6WJ0
シャーリー「ほぉ〜・・・」ニヤニヤ 俺「・・・んだよ!?///」 宮藤「・・・本当、仲良いですよねー」ニヤニヤ 俺「あぁっうるせえ黙れ、斬り殺すぞ!///」チャキッ 腰の刀を抜こうとした。 サーニャ「きゃっ」 宮藤「わわっ!?お、俺さん落ち着いて!」 シャーリー「お前今まで刀持ち歩いてたのか!?」 俺「持ってないとサーニャに何かあったとき守れないだろうが!」 サーニャ「お、俺さん・・・///」ポッ シャーリー「お、おお・・・」 宮藤「・・・ふ、ふふっ、あははははははははは!」 ・・・なんかとんでもないこと言っちまった気がするけど気にしない。 そのまま俺達は車に乗って基地に戻った。・・・シャーリーの運転はやっぱり荒っぽかった。
725 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 17:08:15.09 ID:WuKUO6WJ0
―――――――――夜・俺の部屋 買ったばかりの本をめくりながら、俺は今日の出来事を振り返った。 シャーリーと宮藤についていって正解だった。目当てのものを買えたし、なにより、 ・・・サーニャと手を繋ぐことができた。 小さく、細く、柔らかく、暖かい感触だった。 あの時、俺はどんな顔をしていたっけ。照れくさくて顔を逸らしてしまったが・・・ 頬がゆるんでいた気がする。 サーニャは少し顔を赤くして微笑んでいたと思う。 とにかく、俺は幸せな気分だった。 ・・・サーニャも幸せに感じたならいいな、と思いながら、本を閉じた。 明日からはいつもどおりの毎日だ。ちょっと早いけど電気消してもう寝よう。 そう思った。
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:09:29.47 ID:ThjRTQKOO
なんでこんな仕打ちを…
727 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 17:09:33.42 ID:WuKUO6WJ0
―――――― エーリカ「にゃっほ〜さ〜にゃん」 サーニャ「ハルトマンさん・・・こんばんは」 エーリカ「うん、こんばんは。ところで、最近俺とはどうなの?」 サーニャ「え?///」 エーリカ「だ・か・らぁ、俺との関係だよ!進んだ?」 サーニャ「えーっと・・・今日、俺さんと買い物に行って・・・」 エーリカ「ほぉ」 サーニャ「そのときに・・・その、手を繋ぎました///」 エーリカ「おぉ〜・・・で?」 サーニャ「で・・・って?」
728 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 17:10:57.84 ID:WuKUO6WJ0
エーリカ「それからは?」 サーニャ「え・・・特にありませんよ?」 エーリカ「えぇ〜?つまんな〜い」 サーニャ「・・・私は・・・」 エーリカ「ん?」 サーニャ「俺さんと手を繋ぐだけでも・・・幸せなんですが・・・」 エーリカ「ふ〜ん・・・」 サーニャ「・・・」
729 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 17:12:23.88 ID:WuKUO6WJ0
エーリカ「さーにゃんさ、俺のこと、好きなんでしょ?」 サーニャ「・・・はい」 エーリカ「いつも一緒にいたいでしょ?」 サーニャ「はい。・・・でも、私は夜間哨戒がありますし、そんなに都合よく一緒になれるわけじゃ・・・」 エーリカ「そんなさーにゃんに、いい方法があるんだけどなぁ〜・・・」 サーニャ「!・・・なんですか?」 エーリカ「簡単だよ。あのね、さーにゃん、・・・」 ・・・ ・・ ・
730 :
異世界のウィッチ :2010/10/30(土) 17:13:28.07 ID:WuKUO6WJ0
ここまで 『異世界』が関わってくるのはまだ先・・・
外見たら周りは荒野だらけなんだがどういうことだよ・・・
⊂(`・ω・´)⊃俺め、ここから先は通さないお!
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:15:14.52 ID:ThjRTQKOO
乙 続き待ってる
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:19:43.76 ID:BMU+G5j40
待機の方ー? 居たら返事をお願いしますー 居ないようなら投下するよ!
735 :
前1 :2010/10/30(土) 17:20:38.11 ID:koJTHm8HO
>>701 なにそれ面白そう
キャラが多くて困ってるならメイン俺を一新したり学園物に向いてそうな俺をチョイスしたらどうだろう?666や9994だけが俺団って訳じゃないから。
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:20:49.94 ID:XZmnK5XKO
ゴウッ
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:23:29.08 ID:USLX+XJ0P
私立俺団学園をシめる為に編入してきた喉とリフ そして立ちふさがる歴戦の俺 情報戦ならお手のもの、彼女は占い好き!ECM番長サンダーヘッド ちっちゃいけれどやたらつええ!ちびっこ番長ショタ 催眠術で操るぞ、脳波ジャックが必殺技!遠隔番長ナイトさん 鳥人間コンテスト常連、レシプロ最高!飛行機番長キ84 可愛い見た目に騙されるな!中身は男だ男の娘 給食室の眠れる獅子、キレたらやばいぞ!料理番長メモ メガネだからって甘く見るな!雷ビリビリ番長メガネくん こいつもチビだが猛犬だ、魚どころじゃねえ!水流番長トビウオ 双子かと思ったら分身だ、いや、残像だ……!分身番長デコイ オーパーツみたいな機械ばっか開発する危ない奴ら、ロボット研究部の三羽烏!ロボ娘、士翼、レイヴン 俺はネウロイから生まれた……、お前大丈夫か!邪気眼番長ネウ太郎 はたして喉とリフの運命やいかに! 後は任せた
738 :
魔法使い :2010/10/30(土) 17:23:38.25 ID:BMU+G5j40
>>651 から続き
最終話「永遠なる絆」
リーン、ゴーン
鐘が鳴り響いている。
今日は結婚式だ。
そう、俺とハルトマンの。
―――――――――――――――――――――
ストライクウィッチーズが解散してから半年経ち、俺達は診療所を開いた。
ハルトマンは医師の資格をとり、俺はその助手だ。
開業以来、診療所の人気はうなぎ上りだ。
なんせ、こんなに可愛い子に診てもらえるのだ。
診療代ぐらい安いものだろう。
そして、診療所の方も落ち着いてきたある日。
ハルトマンがこんなことを言いだした。
エーリカ「ねえ、結婚式をしようよ!」
俺「そうだな…まあ落ち着いてきたし、いいんじゃないか?」
そして、元ストライクウィッチーズの面々に招待状を出し
現在に至る、というわけである。
初っ端から壁がなくなってしまった
あれ、カールスラント解放したっけ?
741 :
魔法使い :2010/10/30(土) 17:28:19.92 ID:BMU+G5j40
エーリカ「まさか本当にここで出来るとは思わなかったよ…」 式場には、俺達が過ごした基地を選んだ。 軍事基地で結婚式、なんて願いが通るとは俺も思っていなかったが… 俺達にはこれぐらいの方が、分相応というものだ。 ただ、ハルトマンの拘りなのか鐘が鳴ってないと嫌。 という意見より、鐘の音だけ用意した。 俺「懐かしいな…」 エーリカ「もう半年も前になるんだねー」 俺「後悔してるか?」 エーリカ「してたらここまで来てないよ、そっちこそどうなの?医学の知識なんてまったくないのに助手になるなんて…」 俺「俺は2人でいれたら十分だよ、お前さえいてくれたら。」 エーリカ「わたしだけじゃなくて、子供達も愛してくれないと困るよ」 俺「そうだなぁ、2人ぐらいほしいな」 別に身籠ったわけではないが、家族計画というのは大事である。 エーリカ「いよいよ式は明日だね」 俺「緊張するよ…ああ、失敗したらどうしよう」 エーリカ「はぁ、あのかっこいい俺はどこにいったんだろう」
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:28:36.16 ID:B38Vrz3JO
こまけえこたぁ
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:29:53.42 ID:koJTHm8HO
支援
>>737 半分くらいもっさんにしめられる展開が頭をよぎった
744 :
魔法使い[>>740最後ネウロイの巣だった、という設定です。すいません] :2010/10/30(土) 17:33:37.14 ID:BMU+G5j40
そして、結婚式が始まった。 親しい人だけの、小規模な結婚式。 司会や披露宴など、皆が手伝ってくれた。 ミーナ「ただいまより、俺さんとエーリカ・ハルトマンさんの結婚式を執り行います。」 ミーナ「新郎新婦より、誓いの言葉をお願いします。」 あの時の焼き直しだな… もう100回は練習したから、大丈夫なはずだ。 俺「私は、エーリカ・ハルトマンを生涯の妻と定め、 健やかな時も病める時も彼女を愛し、彼女を助け、 生涯変わず彼女を愛し続ける事を誓います。」 エーリカ「私は、俺を生涯の夫と定め、 健やかな時も病める時も彼を愛し、彼を助け、 生涯変わらず彼を愛し続ける事を誓います。」 パチパチパチパチ ミーナ「それでは、指輪の交換です」 俺はハルトマンの薬指に、指輪をつけてやる。 同じように、ハルトマンは俺に。 俺「似合ってるぞ」 エーリカ「俺もね」
745 :
魔法使い :2010/10/30(土) 17:38:11.61 ID:BMU+G5j40
そして、世界を救ったウルトラエースには たくさんの祝辞などがあったのだが、それは省略しておこう。 ミーナ「それでは、誓いのキスをどうぞ」 向かい合って、見つめ合う。 衆人環境でのキスというのは初めてだから、なおさら緊張する。 2人の距離は近づいていき、あと数cmというところで いきなりハルトマンが抱きついて、そしてキスをしてきた。 突然のことに俺は固まったままだった。 10秒ほどたっただろうか、そっと口を離して エーリカ「緊張はほぐれた?」ニシシ いつものように笑うハルトマン。 俺「ああ…ありがとう。ばっちりだよ」 お礼の意味を込めて、こちらからもう1度キスすると 客席から拍手とからかいの言葉が飛んできた。 俺「本日は、このような所に御足労頂き本当にありがとうございます。 思う存分、楽しんでいって下さい。それでは、――乾杯!」 「「「「「「乾杯!」」」」」」
746 :
魔法使い :2010/10/30(土) 17:42:05.74 ID:BMU+G5j40
ミーナ「これをもちまして、両人の婚儀が無事整いましたので 引き続き披露宴に移りたいと思います。」 披露宴といっても、立食形式のパーティのようなものにした。 あまり堅苦しくしても仕方が無い。 ゲルト「久しぶりだな、ハルトマン。元気そうでなによりだ!」 エーリカ「トゥルーデこそ、クリスの調子はとう?」 ゲルト「あれから体調も良くなって、先々月あたりに退院したよ。」 シャーリー「ほー、やっぱりウェディングドレスは綺麗だなー」 俺「それもあるが、綺麗なのはハルトマンだ。」 シャーリー「こんなとこまで惚気なくていいよ…わたしも着てみたいなぁ」 ルッキーニ「あたしもー!」 エーリカ「ルッキーニはまだまだ先だね。シャーリーも早く相手を見つけなよ?あ、俺は駄目だからね」 シャーリー「こいつら…揃いも揃ってまったく」 サーニャ「おめでとうございます」 エイラ「おめでとう、よかったナ」 俺「ありがとう2人とも、楽しんでくれよ」
747 :
魔法使い :2010/10/30(土) 17:48:28.11 ID:BMU+G5j40
宮藤「おめでとうございます!俺さん、ハルトマンさん!」 エーリカ「ミヤフジ…今日はありがとう、この料理も作ってくれたんだよね?」 宮藤「リーネちゃんやペリーヌさんも手伝ってくれましたから、全然平気ですよ!」 リーネ「味はどうですか?」 俺「ああ、うまいよ。本当にありがとう」 ペリーヌ「仲間を祝うぐらい当然ですわ!」 ミーナ「本当におめでとう、先を越されちゃったわね」 俺・エ「(どう返せばいいんだ…)」 坂本「まさか結婚するとはな、幸せになれよ。ハッハッハ!」 披露宴も終盤に近づき、料理もほとんどなくなった。 そして、別れの挨拶だ。 俺「皆さん、本日はお集まり頂きありがとうございました。 これにて式は閉幕とさせて頂きます。」 こうして、俺達の結婚式は幕を閉じた。 ストライクウィッチーズは、1週間ぐらい基地に留まるらしい。 一緒に買い物に行くんだと、嬉しそうに話していた。
かってにやれよ
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:52:12.12 ID:ThjRTQKOO
支援
750 :
魔法使い[ここから下手糞なエロ入ります、嫌な方は直ちに回避を] :2010/10/30(土) 17:52:41.88 ID:BMU+G5j40
その日の夜、部屋に来客があった。 コンコン 俺「どうぞー…ってハルトマン、その格好は…」 エーリカ「あのね、プレゼントがあるんだ。」 俺「そうか…昼に渡してくれればよかったのに」 エーリカ「いや、それは…その…」 俺「どうした?見たところ手ぶらのようだが…」 エーリカ「プ、プレゼントはわたしだから!あげる!」 ウェディングドレスを身に纏い、そう言ったハルトマンに驚いた。 が、意味はなんとなく理解できた。 俺「いいのか?」 エーリカ「新婚初夜だしそれに…このドレス俺が選んでくれたんでしょ?だから…///」 俺「そうだ、式の時言い忘れてたな。似合ってるよ、そのドレス」 そう言って、ハルトマンを抱き寄せる。 ちなみに、俺だって初めてだ。…笑うなよ?
朝チュンするなよ!絶対にするなよ!!
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 17:55:04.07 ID:USLX+XJ0P
アパム、壁の準備を
753 :
魔法使い[>>751何回気付いたら朝でしたってやろうと思ったか…] :2010/10/30(土) 17:57:21.64 ID:BMU+G5j40
エーリカ「あの、わたしだって知らないわけじゃないけど…優しくしてね?」 俺「ああ、わかった。優しくする」 脱がせきるのは勿体無いので、とりあえずドレスをはだけさせる。 エーリカ「こ、これでいいの…?」 ああ、それでいいんだ。 その方がなんというかいい。 まずは、胸から。 エーリカ「小さくてごめんね…」 馬鹿、俺は胸じゃなくてお前が好きなんだ。そんなこと気にするな。 弄りながら、時々乳首を摘む。 エーリカ「やぁっ、そこなんか…ピリピリする…///」 徐に下の方に手を伸ばすと、そこはすでに濡れていた。 もうこんなになってるじゃないか… ハルトマンはやらしいなぁ… エーリカ「やぁ、そんなこと、だって俺が…弄るから…」ハァハァ だんだん顔が紅潮してきて、息も荒くなってきた。 そうこうしている間に、俺も準備万端なわけだが。
754 :
魔法使い[>>751何回気付いたら朝でしたってやろうと思ったか…] :2010/10/30(土) 18:01:27.90 ID:BMU+G5j40
エーリカ「これが…俺の…」 エーリカ「大きいね…触ってみていい?」 ああ、いいぞ。 すると、初めはツンツンとつつくような動作だったが 慣れてきたのか、次第に扱くような動きになった。 これは気持ちいい…が、このままではまずい。 ハルトマン、ちょっと待ってくれ。 エーリカ「どうしたの?」 いや、そのまま続けられるとイってしまうから… そろそろいいか? エーリカ「うん、いいよ。きて…」 そして、俺はエーリカの秘所に向かって腰を進めた。 くっ、気持ち良すぎて…我慢だ我慢 エーリカ「入ってくる…痛っ!痛いよぉ…」 す、すまんハルトマン。 無理しすぎたか? なんなら止めても…
★壁破壊代行始めました★ ムカついたけど壁を殴る程度じゃ足らない、壁を破壊したいけど破壊する壁が無い、壁殴りが高すぎる、そんなときに! 第二次世界大戦で鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殲滅してくれます! モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に破壊しまくります! 1時間100銭〜 24時間営業 年中無休! ,.. , ' `' , ' .,' . ,' .,.' . __ ,' ,.'__,,,,,,,,,,,,,,,,,,__ i― ,,,,,__ '、"゙'' -、 _,,,∠' , ' ",゙゙''';ー-- ,,,..y '/~!゙v-.、_ |  ゙゙̄"'''ー- ..,,,,,__ ヽ , , '`" `i''','i ', .ュ ~゙゙゙゙゙\'., ヽヽ.-!、 ./゙ .`, `.、 j .i.j l _ `- ,,';-' , ',-,,_ / ', ゙.>ー,(,,,`'< | 'ー ゙"'''--' "''-,_ / |___,,,,,......,,,,,,,,,,,,,,,,,,..,_ /., 'ヽミ`ヾ:;、 ,' ュ' _ __,,,,,,,.... --`─''''''""゙゙工.. -─‐''''''''''''"""゙゙ 冫 ェ;;;‐- :;;,,,.',.'...,,,,,,,,_`ヽ,, ` 、 ,' ,.' ._,,,,,,,,..... -ー''''''''''"゙゙゙゙~ __,,,,...... -- '''''""゙゙゙゙~ _,,,... -ー '''' ゙゙" ~゙゙'''',.',.'- ..,,,,__ ~゙゙゙人三ノ` '- 、 , ' ., ' r '"゙~ .__,,,,,.... -ー,'''''"゙゙゙゙~ __,_,,. ___,,,.. --,':::::;;=======- .. ,.',.' ~"フzu''ー-- ....ノ...,,,,__' ,t..''"゙゙゙~ ',/ i`-`,, -ー ''''""゙ ヽ、. ', '" , '''jj', '...,,,,,,__ , ー '!.! !_''''─----z' l弋 __,,,... -ー '' .,,,,...、.,-;'ー゙ ,.'., -',)) ゙゙゙゙゙゙゙゙'''''-', __/ | `ー '''"゙~  ̄ ̄ ̄ `@ '-,' .,.' '/, ,' / | '.,,__'', ' .l 弋;;,,_ | ' ,..,,. ' ~゙゙
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 18:01:57.47 ID:seAp0LVO0
目から血の涙が出てきた
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 18:04:22.46 ID:PAlwryCEP
イラ壁
758 :
魔法使い :2010/10/30(土) 18:05:15.45 ID:BMU+G5j40
エーリカ「大丈夫、大丈夫だよ。痛いけど、すごく幸せなんだわたし。だから続けて?」 涙目で訴えるハルトマンに根負けした俺は続けることにした。 ゆっくり行くからな… それでも痛いようで、辛そうなそぶりを見せる。 その度に、俺の心も締めつけられる。そしてようやく全て納まった。 エーリカ「全部入ったの…?」 ああ、入ったぞハルトマン。 エーリカ「そうか、嬉しいな」ポロポロ な、なんで泣くんだ! エーリカ「だって、こんなに満たされたのは初めてだもん。痛いのに嬉しいってほんとなんだろうね…」 エーリカ「俺も辛いでしょ?わたしは大丈夫だから動いていいよ」 わかった。動くぞ… そう言って、俺はなるべくゆっくり動き出した。 室内に、粘膜が擦れ合う卑猥な音が響く。 エーリカ「あぁ、あっ、そこ、だめっ!」 エーリカ「いやぁ、あっ、もうだめ」 エーリカ「イク、イッちゃう、いやああああああああああああ」 ―――――――――――――――――――――
759 :
魔法使い :2010/10/30(土) 18:07:59.26 ID:BMU+G5j40
翌日、ハルトマンは少し歩き辛そうだった。 しかし約束していた買い物に行くらしく、俺も同伴することにした。 ゲルト「どうしたハルトマン、何か歩き辛そうだが…?」 シャーリー「まぁ新婚初夜だからなー」ニヤニヤ 坂本「ほどほどにしておけよ!ハッハッハ!」 エーリカ「やめてよもう///」 ゲルト「なんだ???」 ルッキーニ「なにー?なんかいいことー?」 シャーリー「もう少し大人になったら教えてあげるからな」 ミーナ「さ、それじゃあ行きましょうか」 宮藤「みんなで買い物なんて久しぶりですね!」 リーネ「楽しみだねー」 ペリーヌ「まったく騒がしい人達ですこと、まあ…それも悪くないですわね」
何も知らないお姉ちゃんに優しく教えてあげる俺はまだか
761 :
魔法使い :2010/10/30(土) 18:10:25.80 ID:BMU+G5j40
エイラ「(わたしもサーニャト…)」 サーニャ「どうしたの?エイラ?」 エイラ「いや、なんでもないンダ。大丈夫ダ」 俺「大丈夫か?」 俺が支えてやりながらも、一応確認する。 エーリカ「大丈夫だよ、だって…俺が支えてくれてるから」 エーリカ「これからも…2人で支えあっていこうね!俺!」チュッ 俺「ああ、そうだな。これからも、何があってもだ」 シャーリー「ほらイチャついてないで早く乗れよ、置いてくぞー?」 俺「いまいくよー!」
762 :
魔法使い :2010/10/30(土) 18:12:19.89 ID:BMU+G5j40
そう言って俺達は車に乗り込んだ。
俺達はこれからも、寄り添い合っていけるだろうか?いや、心配ないか。
なぜなら、俺達の絆は…永遠だから!
http://www.youtube.com/watch?v=hUif4iFvYwA ♪Over Sky♪
一人じゃ泣きそうな 広い空でも
逃げないよまっすぐ立ち向かう
仲間と一緒に Over Sky
手のひらに風を感じたのなら もう大丈夫
信じてJumpしよう
遠く浮かぶ雲 ひとっ飛びできるよ
そんなドキドキ 想像できなかった
みんなの明日の夢守るんだ 勇気ありったけ
さあ握りしめ飛び立て
一人じゃ泣きそうな 大きい空でも
仲間がいれば笑顔になれる ほら奇跡じゃないんだ
約束したから 心に決めたから
逃げないよまっすぐ立ち向かう
もっともっと素敵な世界のために
Over Sky
エーリカ「ずっとずっと、一緒だよ!」
〜Fin〜
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 18:15:30.44 ID:koJTHm8HO
乙
764 :
魔法使い :2010/10/30(土) 18:15:40.73 ID:BMU+G5j40
ようやく全話終了です。 お付き合い頂いたみなさん、支援して頂いた方々 ありがとうございました! またどこかでお会いしましょう。 それでは失礼します
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 18:15:42.21 ID:seAp0LVO0
乙! 壁がなくなって寒かったけど、楽しかったぞ!
乙 壁ェ・・・
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 18:53:15.57 ID:BMU+G5j40
wikiの編集ちょっとしてみたけど、大変だなぁ・・・ 今までやった人の苦労がわかったわ
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 19:07:02.89 ID:ThjRTQKOO
クソッ
壁がなくなったぜ
>>760 想像したら濡れた
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 19:08:47.04 ID:+uyiIDk70
___ /___\ / |´・ω・`| \ 遅かったか・・・・・・ __ /  ̄ ̄ ̄ \ __ / | l  ̄`ヾ / ,ィ . ヽ ;/ ` ヘ { / ヽ / --- 、 〃 ハ ィ┤f ii ヽ、 / ,. l ヘ ト、 / ,!/ ,.ィ  ̄ \! イ\_,.イ ム-‐-=ド、 〃ハ ii/ } _ _ イf / ‐-f ィ-‐=- `v'´ }  ̄ `ヽイ 、ト, _イ´ `´ } r‐ラヘfヘ { iイf´ | ヾ 、 { 〃 / | i〃ィ `ハ ヘ {_ }_二´_ } { _二`Y¨}Y } 、ヾヽ { `ト // Λ Λ ,iハ_{_イ__ _ リ く _.. ィ'}リ } | ii /i\ | / / ト、if ,イ / {、 - ,.イ! ト、 _,イイ 〃ー- /ハ 丶 __ ,.ィ{ヽ、 / Λヘ / { ハ、__,イイ ヽ、 ̄/ヾ r'¨ ヽ, __,r‐--'ト=- 、`ー--‐ ´ ,.イ \` if >、 _ イ  ̄ `ー -=イ __{ Λ__{、__ >- ─ v´ `ヘ、 ´、、 / `>‐ト-‐ム、r、,.!r-vイヘ、_,.ィ、メ-ュ_ _ ` ー-彳 _r−、∠_,.ィ rヘ 、 f´ー,/,.イ`ー‐=‐ 、 ,.ィ´ ̄イ/ /f‘7ァ ,rヘ_/メ、ヾ、rヘ_rヘノ`ー`イ´,イ/ ,ィ へ ,.ィ´ ̄ 〃ィ´/ / // {イ‘-‐'′/,イ `! { /,ィ/ 、 / 〃 \ ´ fi / _...-- ─-ィ´/ { } ヘ/ イ/,イ ,.ィ¨  ̄ / / / ! ィ´ ̄ム、 ィ-‐--‐イ、 ハ,リ } / く ,.ィ / ,.-= ,イ if V´,.ィ ─‐ ----イ_、_リ=- ──-- = 、イ ,ィ/イ  ̄  ̄,.イ ̄ }イ ’ へ イ {
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 19:14:47.66 ID:ThjRTQKOO
代行様ぁ!代行様ぁ―!
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 19:17:20.10 ID:9KTrorJZP
戦闘機の空戦知識がないため俺の能力もあいまってドラゴンボールみたいな空中戦をシコシコ書きながら このスレ読んでたら死にたくなった
安心しろ俺もひどい
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 19:28:38.20 ID:ThjRTQKOO
安心しろ俺はさらにひどい
もう壁がなくなると寒い時期だな
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 19:37:12.64 ID:e32UQDLB0
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 19:39:23.77 ID:ThjRTQKOO
やめて―!
誠は親父等にくらべれば・・・ 誠氏ね
>>775 で思い出したけど前に誠っぽい俺書くって言ってた人いたじゃん
その人じゃないの?
いたな
南の島で紅の豚みたいな飛行機にウィッチの誰か乗せて飛びたい ところで飛行機の免許ってどこで取れるの?
ggrks
保守替わりにで実験作を投下したいと思う
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 20:18:30.98 ID:B38Vrz3JO
俺の後日談ちょろっと書いてみたけど なんだこりゃヤマなしオチなし意味なしだ
786 :
インク :2010/10/30(土) 20:19:01.52 ID:cbI9HXND0
トラヤヌス作戦。 ガリア開放戦線で501の宮藤芳佳が接触した"らしい"人型ネウロイとの再度の接触を試みる‥‥。 こんな作戦はじめから成功するわけはない。 私の中でのこの作戦に対する素直な感想だ。 結果から言えばこの作戦は失敗した。人とネウロイの対話など土台無理な話だったのだ。 その宮藤とかいうウィッチもデタラメを言ったんじゃないか?とさえ思っていた。 作戦当日の朝から504、アルダーウィッチーズの面々は緊張していた。 赤ズボン隊の3人も珍しく口数が少ない。ジェンタイルとゴッドフリーも普段より落ち着きがないように見える。 竹井もいつもより笑顔が少ない。 この作戦の結果によっては人とネウロイの戦いに終止符がうてるかもしれない。 そんなことを言われれば緊張するなという方が無理な話だろう。 かくいう私も緊張していた。敵を倒すのではなく、説得する任務など初めてだったから。 もっとも、その説得をするのは竹井なのだが‥‥
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 20:19:27.25 ID:ThjRTQKOO
504だっけ
789 :
インク :2010/10/30(土) 20:23:45.87 ID:cbI9HXND0
しばらくすると発進の合図が来る。 わたしはバックアップとして後ろに待機することになっている。 各々が決意の面持ちで発進していく。 そして数刻後... 私「おい、おい! 大丈夫なのか!! 」 一体何が起こったのだ。接触は失敗したのか? 竹井「‥‥ちら、竹井‥‥っぱいした。くりかえ‥‥作戦‥失敗‥‥」 私「くそっ! ふざけるなよ!! 」 ドッリオ「おい、どこへ――」 私「助けに行くに決まっているだろう!! 」
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 20:26:27.00 ID:ThjRTQKOO
支援
791 :
インク :2010/10/30(土) 20:28:30.99 ID:cbI9HXND0
その時の私は感情を爆発させていた。 何年ぶりか、怒り、焦り、そんなものがぐちゃぐちゃに混ざった感情だった。 駆けつけた私の目の前には、見るも無残な光景が広がっていた。 ウィッチの姿などどこにもない。多分あの戦艦に避難しているのだろうが‥‥ そんな中私の目に止まったのは、あの人型のネウロイだった。 私「貴様‥‥! 」 私は我を忘れ、そのネウロイに向かっていった。 しかし、そいつはこちらを向いて動かない。と、おもむろにそいつは胸部分の装甲を開き、 紅く光る宝石のような物体、"コア"を見せてきた。 私「なんだ、貴様。そいつを見せてどうするというのだ。」 ネウロイ「―――」 やつは何も答えない。 と、いうより伝達手段をもっていないのかもしれない。
792 :
インク :2010/10/30(土) 20:33:19.75 ID:cbI9HXND0
そいつは装甲を開いたまま動かない。 私はそいつのすぐ近くまできていた。 私は無意識のまま右手をその宝石へと伸ばしていた。 この時、すでに私は魅入られていたのかもしれない。 ――触れた。私の手の先に温かいような冷たいようなものがある。 私「ふざけるな!!」 右手を力の限り握る。 ネウロイ「―――!」 私「なにが対話だ! 私たちの仲間を何千何万と殺しておいて、いまさら対話だと‥‥? 聞き入れてくれるとでも思ったのか? そうだとしたら、ネウロイというのも相当な馬鹿なんだな! 」 ネウロイ「―――!!――!」 苦しがっている、ようにみえる。心臓を握られるとこんな感じになるのだろうか。 しかし所詮こいつは人の形をした何か。人にはそんなことはできない。 私「貴様はわざわざ弱点をさらけ出し、こちらに抵抗の意志はないとしたかったのかもしれない。 だが、無意味だ。それは降伏でもなければ囮でもない。ただの自殺行為だ!」 『ならばどうする。』 私「‥‥! 」
793 :
インク :2010/10/30(土) 20:38:30.14 ID:cbI9HXND0
突如声が聴こえる。その声はネウロイから聞こえたようでもあるし、私の頭の中から聞こえたのかもしれない。 『憎いか?』 私「‥‥ああ、憎いね。お前らを皆殺しにしてやりたい。」 『ならば、叶えてやろう』 突如右手が熱くなる。離せない。なにかが私の中に入り込んでくる。 私の意識はそこで途絶えた。
ついにネウロイの核心にせまる俺があらわれたか
795 :
インク :2010/10/30(土) 20:43:53.61 ID:cbI9HXND0
修羅。まさにその言葉が似合う。 先程までウィッチが掴んでいた紅い宝石は、その右肩に光り輝いている。 全身をまるでインクでもこぼしたように漆黒で染め上げた人型の『何か』。 ネウロイとウィッチ、両方の力を得た『何か』はすべてを『壊す』ために動き始めた。 『全テヲ壊す』 まずは、眼下に広がる鉄の塊を破壊しよう。『何か』は左手をかざす。 すると、その左手が紅く光り始め、超音波のような音を発し始める。 同時に紅い光が収束し始め、光の玉を形成しはじめた。 光の玉は一瞬で人の頭ほどに大きくなった。直後、その光は無数の槍となり海に浮かぶ鉄の塊に降り注ぐ。 まるでケーキに刺すフォークのように、その槍が鉄に穴をあけていく。その光景はまるで血の雨が降り注ぐようでもあった。 あっというまに辺り一帯の船を沈めると、『何か』は頭上の雲を見つめる。 『壊しテヤる』 途端、猛スピードで黒い塊――『何か』は雲に突撃していった。
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 20:45:33.65 ID:ThjRTQKOO
支援致す
797 :
インク :2010/10/30(土) 20:48:54.30 ID:cbI9HXND0
雲の中には別の黒い塊たちがひしめき合っていた。 その黒い塊たちは一斉に『何か』のほうを向く。 それよりも一瞬早く、『何か』は紅い槍を飛ばす。 こちらも、いとも簡単に穴をあけていくが、先程の鉄とは違い、そのまま落ちたりはしない。 その穴を急速に塞いでいく黒。同時に幾十もの黒たちは一斉に雄叫びを上げる。 一瞬の静寂のあと、その黒たちは紅い槍を飛ばしてくる。 それは『何か』の発した槍よりも長く太い槍だった。 その槍と同時に『何か』は猛スピードでひとつの黒に近づく。 先ほどと同じように赤い光を集め始める『何か』。違うのはその形が丸ではなく、剣の形だったこと。 黒の目の前まで――その黒に目があるかは定かではないが――来ると、おもむろに右手をはらう。 いつの間にか身長の3〜4倍にまで伸びた赤い光が黒を通りすぎる。 一つが二つに、二つが四つに。右手を振るうごとに黒は増えていく。 その黒が幾十にもなったとき、他の黒たちが新しい紅い槍を飛ばしてくる。 その紅が貫いたのは先程まで仲間だったであろう黒の破片だけだった。 その破片はやがて、白い雪のような物に変わっていった。 では、黒たちが敵とみなした『何か』はどこへ行ったのか。 その答えは考えるまでもなく、そこにあった黒たちが何十も増えたといえばわかる。 辺りには、雪化粧をし始めた山のような光景が広がっていた。
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 20:49:25.20 ID:Js9j22kFO
支援
799 :
インク :2010/10/30(土) 20:53:44.01 ID:cbI9HXND0
『壊シ足りなイ』 『何か』のその願いに答えるように、雲からあたらしく黒たちが降りてくる。 今度は先程までと違い大型から小型にまで様々な形をしている。 だがその形を説明する暇など無い。その黒たちはその形をどんどん変えているのだ。 紅き剣によって。 まるで弾丸のようなスピードで縦横無尽に動き回り、剣を振るう『何か』。 動く暇さえ与えられない黒たちが無残にも海へ落ちていく。 黒が紅を持って黒を切る。 それが淡々と雲の中で起きていた。 やがて紅い光を持った黒い弾丸は動きを止めた。 辺りにはもはや黒は居ない。 いつの間にか空を埋め尽くしていた雲も姿を消し、遠くの方に見えるだけだった。 先程より幾分か小さく見える。
800 :
インク :2010/10/30(土) 20:58:17.68 ID:cbI9HXND0
『はハハハはハッハはっハハはっはははハッハははッハハははっハ ヨわイヨわいよワスギる!! コンナもノなノカ!!』 その咆哮は誰にも届かない。内に眠る"私"にも。 『――コワシたリナイ』 『何か』の願いはまだ潤っていなかった。 だが回りにはもう黒は居ない―― 『―――』 左手に光を集める。 その光は丸とも、剣とも言えない形を形成した。 その光は左手に導かれ、右肩へ行き着いた。
これはいい中2
自分が書いた文がクソみたいに思えてきた
803 :
インク :2010/10/30(土) 21:03:36.74 ID:cbI9HXND0
私は落ちていた。 一体何が起こったんだ? この痛みは? 何も理解出来ないまま私は無限の青に落ちていった。 トラヤヌス作戦は、失敗した。
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:06:04.96 ID:seAp0LVO0
>>802 心配するな。私もだ
書き終わったら投下したいけどね
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:06:16.84 ID:ThjRTQKOO
セリフの工夫いいな 支援
806 :
インク :2010/10/30(土) 21:08:09.73 ID:cbI9HXND0
数日後、私は保護された。近くの海岸に打ち上げていたらしい。 一体何があったのかは定かではないが、 ヴェネツィア上空に出現したネウロイの巣は、急速に収縮しはじめ、オストマルクへ移動していった。 ネウロイとの対話、という点で見れば今回の作戦は失敗したが、ヴェネツィアを奪還できたことに変わりはない。 504、アルダーウィッチーズは多大な被害を受けた。私を始めとする多くの隊員が負傷。 しばらくの間は療養になるとのこと。その間のヴェネツィア防衛は、501など周辺の航空団に協力を仰ぐらしい。 私は魔法力を大量に消費していた。「上がり」手前ではあったとはいえまだまだ現役、だと思っていたのだが、 もはやそうも言ってられないほど魔力を消耗してしまった。 これから先は今まで以上に文官として働くことになるのだろう。
807 :
インク :2010/10/30(土) 21:09:55.58 ID:cbI9HXND0
あのとき、私の身に何が起こったのか。本脳が拒否しているのだろうか。 思い出そうとしても思い出せない。 私はいったい――何をしたのだろうか。
808 :
インク :2010/10/30(土) 21:11:28.37 ID:cbI9HXND0
数ヵ月後、501も壊滅的な被害を受けたと報告があった。 "501の悪夢"。 ウィッチの姿や能力をコピーするネウロイが現れたとか何とか。 その事件自体は二人のウィッチによって解決したと聞いた。 その数日後。 私は本部へ収集された。 私「ストライクウィッチーズ?」 −インクの弾丸− 終わり
809 :
インク :2010/10/30(土) 21:12:47.99 ID:cbI9HXND0
実験と称して短編を書いてみました。 このあとトビウオUに続きます。 地の文難しすぎワロタ
乙です 文章稚拙な上に二次大戦時代に無いものだしちゃったんだけど投下しても大丈夫だろうか
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:14:21.54 ID:ThjRTQKOO
乙
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:15:33.65 ID:Js9j22kFO
ガンガン逝こうぜ!!
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:15:40.94 ID:XZmnK5XKO
とりあえずプロローグ部分だけ投下してみる ――――――――――― 1945年 某日 アドリア海 上空 ミーナ「右80、左30、中央70、結構な数ね」 バルクホルン「勲章が飛んでいるようなものだな」 エーリカ「久々にスコアが稼げるね!」 ミーナ「バルクホルン隊は左を、ペリーヌ隊は右、私と少佐はコアを探します、宮藤さんは援護に回ってください」 「「「「了解」」」」 ―――――――――― ―――――――― ――――――
バルクホルン「20!」 エーリカ「こっちも20!」 次々とネウロイが撃墜されていく。その時だった ミーナ「何か来るわ」 宮藤「まさか、敵の増援!?」 坂本「いや、違う。あれは……」 俺「戦闘なんてバカらしいぜ!俺の歌を聞けぇぇ!!」 ペリーヌ「なんですのあれは!」 声のした方向を見ると、そこには銃ではなくギターを持ち、アンプを装備したストライカーをはいた青年がいた バルクホルン「どこのアホだあいつは!」 リーネ「あ!あの人狙われてます!」
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:20:11.60 ID:seAp0LVO0
これは・・・支援!
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:20:28.85 ID:XZmnK5XKO
バサラキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
これは期待
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:21:47.91 ID:ThjRTQKOO
おお今朝の言ってたやつか 支援
複数のネウロイからビームが放たれる。しかし青年はその弾幕をものともせず、すべて回避する 宮藤「す…すごい」 俺「うぉぉぉぉ!!いくぜ!!」 そう叫ぶと青年はロックを歌いだした バルクホルン「いいかげんにしろ!貴様の行為は軍務の妨げになっている!速やかに退去しなければ撃ち落とすぞ!」 エーリカ「ちょっと!トゥルーデ!」 俺「〜〜♪」
一応言っとくと今朝言ってた人とは別人。勝手にネタ借りてごめんなさい ――――――――――― しばらくすると、急にネウロイが撤退を始めた ミーナ「急にネウロイが撤退するなんて…どうして……」 坂本「この距離なら追撃できるが…どうする?」 ミーナ「やめておきましょう。陽動かもしれないわ」 坂本「了解。全機に通達。一度基地へ帰塔する」 俺「待てよ!俺の歌はまだ終わってないぜ?!」 俺「なんだよ…俺の歌が聞けねぇってのか?」 バルクホルン「待て。そのまま動くな。貴様を拘束する。基地まで来てもらおうか」 青年が去ろうとしたところに、バルクホルンは銃を向ける
ビームがサーカスっぽいとは思っていた
問題は誰がヒロイン木崎かだ やっぱりお姉ちゃんか
俺「おいおい、民間人に銃を向けるのか?」 バルクホルン「黙れ!貴様の行為は軍務を妨げた。あと、それについて聞かなければならない。この距離では逃げられないだろう。観念しろ」 青年の妙なストライカーを見ながら言い放つ 俺「それはどうかな?」 そう言うと青年はバルクホルンに背を向け、急加速していった。 バルクホルン「待て!」 ダダダダダダダダ 弾を放つが青年は軽々と全ての弾を回避していく バルクホルン「クソッ!」 ミーナ「やめなさい!バルクホルン大尉!」 追い掛けようとしたところを止められる バルクホルン「しかし!」 ミーナ「隊長命令よ…」 バルクホルン「クッ……了解…」 青年の姿は見えなくなっていた
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:30:12.64 ID:Y8YHOQsg0
もうひとつの問題は誰が柿崎扱いになるかだ……
とりあえずプロローグ終了。こんなんでもよければ続ける 俺の脳内でお姉ちゃんがぴったりすぎてヤバい
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:31:16.32 ID:ThjRTQKOO
アンプはオレンジと見た
俺が書いてるのもお姉ちゃん√なんだが大丈夫か?
需要があるから供給も多くなるのさ!
続けてくだちい お姉ちゃん人気すぎだろ……まあ問題ないと思うよ
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:34:03.07 ID:ThjRTQKOO
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:35:07.03 ID:seAp0LVO0
えっ俺のもトゥルーデなんだが・・・ 人気だな・・・
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:37:21.56 ID:BMU+G5j40
お姉ちゃん人気過ぎwww 供給が多いのはそれだけ需要があるということだ でもたまには芳佳も見てあげてください
誰の√にするか悩んでる。今のところはお姉ちゃん√が最有力候補だけど この俺501基地に行かせても大丈夫か?
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:41:53.25 ID:Js9j22kFO
お姉ちゃん多すぎワロタwww 俺もなんだけどね
>>835 芳佳お姉ちゃんの次に多いと思うよ
なんだかんだで可愛いし
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:43:54.50 ID:ThjRTQKOO
もちろんみんな好きだけど僕はお姉ちゃんが一番好きです
もちろん俺もお姉ちゃん√です。 今日の夜には投下できそう
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:47:45.79 ID:9KTrorJZP
>>840 エロ耐性ゼロのお姉ちゃんか
胸が熱くなるな
エロに耐性のあるお姉ちゃんなんかいないよ
>>841 エロ耐性というか、恋愛耐性が低い感じかな
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 21:54:47.80 ID:ThjRTQKOO
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 22:02:50.06 ID:9KTrorJZP
そういうのって耐性の低さがマイナスまで振り切っちゃうと、 乳尻太もも撫で回しても「なんだそんなとこ触りだして。面白いのか?」とか残念なことに いやそれもありか
そんなお姉ちゃんを開発していく ゴクリ
マグロ・・・・・・
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 22:07:36.79 ID:ThjRTQKOO
>>845 それをし続けると、「なんか変な気分になってきたよぅ何これ」という展開になる所まで想像したよ アリダナ
まてじゃあ俺の変態お姉ちゃんはどうなるんだ
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 22:15:52.25 ID:Js9j22kFO
しっかしペース早いな、今晩中に1000行くんじゃね?これは早い方なのか?
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 22:16:25.55 ID:9KTrorJZP
丸二日で埋まっちまうなこりゃw
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 22:19:14.00 ID:jHcgStsoP
42時間でこれだな
誰もいなけりゃ投下します
よし、行くんだ
基地内の自室(いや部屋というにはいささか物が多過ぎる。 なにせそのせいで床というものが一切見えない)の机でエーリカ-ハルトマン中尉は何かを書いていた。 その表情は普段の茫洋とした彼女の様子しか知らないものにとっては、驚くほどに真剣なものであった。 「んーっと。こんなもんかなー」 万年筆を放り投げると同時に大きく伸びをすると、ハルトマンは机の上の紙を掲げそう独りごちた。 「ハルトマン!物を投げっぱなしにするなといつも言っているだろうっ!!」 そう言って注意するのは同室のバルクホルン大尉だ。 髪と同色のブラウンの瞳を鋭角に釣り上げた彼女は、自らをハルトマンの保護者役に任じている節があり、 常日頃からハルトマンのいい加減な生活態度を矯正しようと努力を続けていた。 「イイだろ別にー。書きやすいけど、変な名前が彫ってあってかっこわるいし」 「それは皇帝のサインだっ!!」 もっともその努力はまるで実っていないようだったが。
「いいかハルトマン。だいたいお前にはカールスラント軍人としての心構えといものがだな……」 そのまま説教に移行したバルクホルンの言葉を遮ってハルトマンが叫んだ。 「あー!!もうこんな時間だ。そろそろ朝ごはんに行かないとなー。トゥルーデも今日は出掛けるんでしょ?」 その口調はいささかわざとらしいものだったが、バルクホルンの意識をそらすことには成功していた。 「むっ。もうこんな時間か。行くぞハルトマン!説教はまた後でだ」 「うぇー。忘れろよーもう」 そう呻くように返したハルトマンにまた眉尻を釣り上げたバルクホルンだったが、 「そういえば何故私が出掛けるのを知っているんだ?」 と怪訝そうに尋ねた。
「んー……なんとなくかな?」 ハルトマンの返答に一瞬何かを言い返そうとしたバルクホルンだったが、軽いため息をつくと扉に向かった。 「あっ!私はちょっと部屋を片付けてからいくよー」 その言葉に驚いたバルクホルンが振り返った。 「なっ!?そうかハルトマン……ついに分かってくれたか。思えばお前がJG52に入隊して来た時から私は……」 「あーはいはい。分かったから。先行っててくれよな」 涙を流さんばかりのバルクホルンの感動の言葉を適当に遮りハルトマンは退室を促す。 「うむ。それでは私は行くが、無理はするんじゃないぞ」 「無理って……。私をなんだと思ってるのさ」 バルクホルンが出ていくとハルトマンはその幼なさの残る容貌に似合わない複雑な表情を浮かべた。 (いつもより三時間も早く起きて準備してさ、何度も鏡で確認してればいくら私でも気づくっつーの) しばらくそのまま立っていたハルトマンが歩き始めたのは食堂とは正反対の方向だった。 机に置かれた紙に書かれた文字は「俺お義兄ちゃん考課表」。初夏の基地に、季節外れの嵐が吹き荒れようとしていた。 俺とバルクホルンの物語 第二話「おにいちゃんだーい好き!」
しえん
宮藤芳佳はハンガーに向けて走っていた。 朝食の時間にもかかわらず姿を見せないハルトマンがそちらに向かっていたと聞いいたためだ。 (おかしいな。バルクホルンさんに訊いたら部屋にいるって言ってたのに。でもなんであんなに嬉しそうだったんだろう?) 芳佳が同室のバルクホルンに所在を尋ねたとき彼女はふむそろそろ呼んでやってくれないかと満足気に微笑んでいた。 芳佳がハンガーに着いたとき、ハルトマンは一人の整備員と離しているようだった。何を話してるんだろ? 二人とも楽しそう。芳佳が駆け寄ってくるのに気付いたハルトマンはそちらに振り返る 「ハルトマンさーん、なにしてるんですか?」 「んー。ちょっと兄妹の親睦を深めてたんだ」 兄妹?芳佳は疑問を覚えた。 「紹介するよ。私のおにいちゃんの俺曹長」 そう言って指差した先には金髪碧眼の一人の整備員。芳佳は知らなかったがその制服はカールスラントのものである。 「…………俺曹長です。よろしく!」 「え!?兄妹?えええええぇぇぇっっ〜!!!」 にこにこと笑うハルトマンに、静かに微笑む俺。 衝撃的な発言から未だ回復していない芳佳が気づくことはなかったが、俺の笑顔はいささか以上に引き攣ったものであった。
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 22:55:25.20 ID:Js9j22kFO
さるよけ
基地の正門前、軍用トラックにもたれかかるようにして、俺とハルトマンは人を待っていた。 突然首筋に刃物を突きつけられたような悪寒が走る。 慌てて、その発生源にふりかえるとそこには待ち人、バルクホルンが立っていた。 「……どういうことか説明しろハルトマン!!」 バルクホルンが興奮状態であることをしめすようにその頭には彼女がウィッチである証、使い魔の耳が発現している。 「だから言ってるじゃん。娯楽が欲しいってミーナに言ったら今日の買い出しについてけって言われたって。ほら命令書〜」 対するハルトマンはいつも通りの自然体だ。その言葉に嘘も無く、命令書は正式な手続きのもとに発行されたものである。 かつての男女接触禁止令は解除されていたが、隊の風紀には強い関心を持っている司令官は男女二人の外出を懸念しており、 ハルトマンの上申をこれ幸いと同行命令をだしていた。 「そうではない!!何故お前と俺が兄妹などと触れて回ってるのかと聞いてるんだ!」 「俺と私で魂のブラザー。ソウルの兄妹ってことだよ。ねっおにいちゃん!」 「……ええ」 気の抜けたものであったが確かな肯定の言葉に、さらにバルクホルンは激昂した。 「俺っ!!だいたい貴様はなんだ。腕など組んでデレデレして!それでもカールスラントの男か!!」 その言葉の通り、二人は腕を組んでいた。 もっとも身長差が大きいので、俺の腕にぶら下がっているようにも見えたが、密着していることは確かだ。 ただし神に誓ってデレデレなどしていないと言い切れる。……当たってないし。
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 22:58:59.07 ID:jHcgStsoP
続ききたか 待たせたじゃないか 支援
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 22:59:31.77 ID:BMU+G5j40
それぐらいがいいんじゃないか 当たらないけど無理する姿。 もう可愛すぎてどうしよう
「申し訳ありません。大尉」 「くぅ〜っっ!!もういい!行くぞ」 バルクホルンがトラックに乗り込む。俺はそれを見たまま視線を向けずにハルトマンに声をかける。 「……すっごい怒ってますけど」 「だね〜♪こりゃ本気かな?」 ハルトマンの不可解な言葉に疑問を覚え、俺は聞き返した。 「ん〜?ほんとに分からない?それとも分からないふりをしてるのかな?」 「なにを言って……?」 「ま、とにかく。ミーナの命令書もある。今日は俺が私のおにいちゃんだよ」
俺が一番疑問に思っているのはそこだった。突然ハンガーに現れたハルトマンが持っていた、 「今日一日ハルトマンの指示に従うこと」と書かれた中佐の命令書だった。そして兄妹宣言。 何故こんな悪ふざけに中佐は許可を出したんだ? いや、案外中佐も騙されてるのかもな、この黒い悪魔に。 「何をもたもたしているっ!行くぞハルトマン!俺!」 いつまでも来ない俺とハルトマンにバルクホルンが怒鳴った。その声に追い立てられるように運転席に乗り込む。 腕に絡み付いていたはずのハルトマンは、どういうわけか既に助手席に乗り込んでいた。 私くらいになるとトゥルーデの怒るタイミングわかるんだよね〜。とのことだ。 なにが目的かは読めないが、中尉にはいろいろ恩もある。一日くらい悪ふざけに付き合ってあげよう。 俺はそう思いながら愛用のトラックのエンジンをかけた。 「俺軍曹!フィアット626。発進します!」 「なんだそれは……」 「あはは〜。いっけぇー!」
食料品店 「おいも〜」 「芋だな」 「芋ですね」 本屋 「これにそれにあれに〜あとこれもっと」 「そんなに買って大丈夫ですか?」 「何言ってんのさ。頑張ってね!おにいちゃん!」 「はいはい」 「…………」 服屋 「おにいちゃ〜ん。後ろしめて♪」 「えっ!?」 「………………」 レストラン 「それ、美味しそうだね〜。わたしにもちょうだい!」 「はいはい、今切り分けます」 「直接でいーよぅ、ほら!」 「……あーん」 「あ〜ん♪おいしー!!おにいちゃんだーい好き!」 「…………っ!!!ハルトマンっ!!!!」 バルクホルンの怒声が店内に響き渡る。歴戦の士官の裂帛の怒声に、店内にいた他の客は縮み上がっていた。 まずいな、あれは本気で怒ってるぞ。 しかし何故いきなり?と俺は疑問に思った。
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:12:12.52 ID:jHcgStsoP
ニヤニヤ
「なぁに?トゥルーデ」 流石に黒い悪魔は冷静だ。なにを怒られているか分からない、といった表情だ。 しかしその言葉と態度に、さらにバルクホルンは眉尻を吊り上げた。 「なぁに……だと……。今日のお前はなんだっ!男とべたべたベタベタしてっ! カールスラントのウィッチとしてあるまじき姿だ!!」 「兄妹だから普通だよ〜」 「だから!貴様と俺は兄妹なんかじゃないだろうっ!!」 二人の言い争いが激しさを増していくにつれて、店内から人気がなくなっていく。 出来る事なら脱出したいと俺は思っていたが、二人からの無言のプレッシャーによりそれも出来ない。 すでに二人とも使い魔の耳が発現している。二人の周りに溢れでる魔力がスパークし、青白い光を発する。 おいおい、中尉まで怒っているじゃないかどうなってんだ。とにかく止めないと。 俺はそう思って静止の声をあげるが、 「まあまあ、二人共落ち着いて……」 「「おにいちゃん(貴様)は黙ってろっ!!」」 二人の一喝に阻まれそれ以上の発言は不可能だった。
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:16:28.50 ID:ThjRTQKOO
支援
誰か壁運んできてくれ、足りないんだ
「だいたい何怒ってんの?トゥルーデは」 ひとつ大きくため息をついてハルトマンが言った。 「何を言ってるかわからないな、フラウ。私は怒ってなどいない。 ただカールスラント軍人としてあるべき姿について言っているだけだ」 こちらも呆れたように言い返す。 「嘘だよっ!羨ましいならそういえばいいじゃん!」 ハルトマンの叫びがそのまま風になったように、店内を吹き荒れる。 無意識に魔法を行使とは……さすがに天才と言ったところか。 と俺はあまりの事態の急展開に冷静な思考を放棄しつつ思った。 「なっ!?私は……別に羨ましくなんかない!」 そう言い返すバルクホルン。 当たり前だ。大尉が恋愛ごとに羨望を抱くはずなんかない。中尉はなにを考えてるんだ? 「ふ〜ん。じゃあこうしてもトゥルーデは何も思わないんだ」 そう言ってハルトマンは俺の腕を抱え込み、まるで恋人同士がするかのように指を絡ませる。
「中尉!?何を……」 「っハルトマン!!!!!」 バルクホルンが再び怒鳴った。 「……なにさ。どうも思わないんでしょ」 「……っ」 ハルトマンの言葉にバルクホルンは言い淀む。俺はあまりの展開に口を出せなかった。それなりに付き合いの長い俺にも、 二人が本気で喧嘩しているなんて事態は初めての経験だったからだ。バルクホルンは一瞬悲しげに表情を歪めると早口で告げた。 「……そうだな。すまなかった。私はどうやらお邪魔だったようだな」 「あの……大尉?」 「っ!気が利かなくて悪かった!!あとは二人でよろしくやってくれっ!!!」 そう言ってバルクホルンは席を立ち、出口に向かい歩き始めた。乱暴に戻された椅子がぎしぎしと音を立てた。 「大尉!待って下さいよ!!大尉っ!」 慌てて後を追おうとする俺だったが、その動きは、右手を握った黒い悪魔が許さなかった。俺は必死で声をかけるが、バルクホルンは振り向かずに、立ち去って行った。 「中尉!離して下さい!」 「離さないっ!!!」 あくまで追おうとする俺の言葉に返ってきたのは、常ならぬ強い口調のハルトマンの言葉だった。 「中尉?」 「離さないよ……」
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:22:02.22 ID:ThjRTQKOO
代行ぉ!代行ぉ―!
そろそろ壁を作る仕事を始める輩が出てくるな
ハルトマンの様子がいつもと違うことに俺は気付いた。 「中尉。いったいなんだってこんなことを? 俺には、もうなにがなんだか分かりません」 俺の言葉にハルトマンは表情を暗くする。 「本当に?本当になんでこうなってるかわからないの? なんでトゥルーデが怒ったのか。なんで私がこうしてるか」 「ええ。俺には何も分かりません。でも!今何をしなければならないかは分かっているつもりです」 俺はその言葉と共にハルトマンに強い眼差しを向ける。そうだ、俺は行かなければいけない。 しかしハルトマンは更に悲しげに微笑むだけだった。 「俺……。俺は本当にひどい人だよ。……いや違う、優しいんだね。昔からそうだったもんね。 一度思ったら変わんない頑固さも。昔からだもんね」 「……中尉?」 「やっぱり俺は、気づいてるんだよ。でも優しいから、気付いてないんだ……なら私は……」 ハルトマンの独白に、俺は首を傾げる。 どういう意味だ?
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:28:02.26 ID:jHcgStsoP
突然ハルトマンが腕の拘束を解いた。引っ張り合っていた力の片方が急に消えたことで、俺はバランスを崩して尻餅をついた。 それを見下ろしてハルトマンは笑った。 「あははっ。おっかしー。ちょっとからかっただけなのにさ〜。 二人共マジなんだもん。笑っちゃうね」 「中尉っ……」 ハルトマンの言葉に、俺は気色ばむ。冗談でやっていいことと悪いことがある。 「まま、そう怒らないでよ。私だって、今回はやりすぎたかな〜って思ってるんだから」 怒りを隠さないまま俺はハルトマンに言った。 「わかりました。じゃあ、これから二人で謝りに行きましょう」 「あ〜それはパス。まだ料理あるしもったいないじゃん?」 「っ!?」 だから一人で行ってね〜。とひらひら銀食器を振るハルトマン。 その姿に激昂しかけた俺だったが、今二人をまた合わせるのは逆効果かもしれないと思い直した。 無言でハルトマンに背を向けると、すっかり人気のなくなった店内を外に向かって走り始めた。 急がないと、大尉は今泣いてるんだ。この混沌の状況の中で、何故かそのことだけは、俺にははっきりと分かった。
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:40:49.76 ID:BMU+G5j40
エーリカが健気すぎるマジ天使
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:48:05.91 ID:ThjRTQKOO
支援
「いってら〜。って。振り向きもしないし。馬鹿なことしちゃったかな〜。多分俺にも嫌われちゃったよね」 残されたただ一人の客ハルトマンは、もそもそと食事を再開する。 「……あ〜おいし。独り占め〜って。……あれっ」 「嘘っ……なんで…わたしっ……泣いてっ」 ハルトマンの視界が滲む。一度ハルトマンが自分の涙を自覚してしまったことにより、彼女の中で何かが決壊した。 「っ……わたし……振られっ…ちゃったんだ……。まだなんにもっ……っしてない……のに」 ぽろぽろと涙が零れ落ちる 「おかしいよッ……あきらめてた……はずっ……なのに」 事実だった。実際彼女の今日の目的は僚機のアシストのはずだった。 「知ってたのに……、俺はっ……トゥルーデしかっ……見てないってッ!なのに……」 遠い昔の初恋。彼の気持ちを知り諦めたはずの想い。それらに区切りをつけるための行動だったはずだ。 「好きなんだよ!分からないなんて!!言わないでよぉ……」 そう言って号泣し始めるハルトマンに、しかし声を返せるものは既にいなかった。彼は彼女ではない女のために、今どこかを必死で走っているはずだ。 ハルトマンにはそれが分かっていた。当然だ。彼女が描いた絵図面の通りに事態は進んでいる。ただひとつ彼女の感情以外は。 「……行かないでよぅっ!俺……」 虚空に向けて伸ばす彼女の手を、やはり握るものはいなかった。
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:51:10.78 ID:Hms2R4vs0
なんかこういう恋愛要素主観なのも新鮮だな
エーリカ・・・
「何を話せばいいのかなんて分からない。どうすれば正解なんて分からない。しかし大尉! 貴女が悲しんでいるのが俺には我慢ならない。すぐに、行きます!」 「次回俺とバルクホルンの物語第三話『私は貴様が嫌いだ』」 今回はこれで終わりです。 エーリカとお姉ちゃんの喧嘩は書いてて辛かった SSを書くたびに女の子を泣かせてしまう 隠されてた性癖が見つかった心持ちだ
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:57:56.43 ID:Js9j22kFO
乙
乙
887 :
前1 :2010/10/30(土) 23:59:00.42 ID:koJTHm8HO
乙 もう少ししたら書く
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/30(土) 23:59:44.42 ID:Hms2R4vs0
奴が来たぞ!!
また壁を殴る作業が始まる…
壁を作る能力の俺書いてくるわ!
ある日次元の壁を破壊した俺は、501隊に転がりこむことになったのである
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 00:10:57.32 ID:6q+yPVqr0
あ、名部皮建設会社さんですね お待ちしていました。 今日は、壁の補強をお願いします
壁の補強…それもしとくか
894 :
前1 :2010/10/31(日) 00:26:02.75 ID:gIwa0ym9O
>>525 から
―異世界(ナイト)一
ガシャン
ナイト(ん?)
仲間1「出ろ」
リーダー「お前もついてこい」
テクテク・・・
ナイト「どこへいくんだ?」
リーダー「食料調達だ」
ナイト「完全武装じゃないか。ネウロイでも焼いて食うのか?」
リーダー「ふん、敵はネウロイだけじゃないんだよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
誰が出るか楽しみでならない
896 :
マーチ :2010/10/31(日) 00:34:04.43 ID:kgn1WJnsO
毎度ながらに前1の投下速度には驚かされるな。
いつか壁に関わりのある能力を持った俺を書く奴だでるんじゃないか それだけを思っている
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 00:35:02.87 ID:fwssbQlh0
前1のに俺が出てるとすごく嬉しい あんま出番無いけど
899 :
前1 :2010/10/31(日) 00:35:31.79 ID:gIwa0ym9O
リーダー「この穴だ。やれ」 仲間1「了解」 カチン ゴロゴロ・・・ ドカアアアン ナイト「!?」 民間人1「なんだ!?」 民間人2「敵襲だーッ!」 民間人3「負傷者を奥へ!」 民間人4「戦える者は武器を取れッ!」 ワー ワーッ! 仲間2「やつらわらわら出てきやがったぜwww」 リーダー「やれッ!」 仲間3「ひゃっはーッ!」
お前ら悲しみ背負いすぎだろwww
皆大丈夫、俺の『俺』が一番空気だと思うから
904 :
前1 :2010/10/31(日) 00:46:59.02 ID:gIwa0ym9O
ワー ワー! バラララ バラララ ドォン ドォン ドォン ヒュン バキッ パラパラ… ナイト「おおっと…」 ドォンドォン ナイト「おい!あいつらは味方じゃないのか!?」 ナイト「どうしてこんなことを!」 リーダー「なんだって?俺達は食料分けてもらいに来ただけだぜ」バラララ リーダー「おい、突撃するッ!援護しろッ!」 仲間1「ああ!」 リーダー「邪魔だッ」 ナイト「くっ…」
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 00:47:46.30 ID:Xjfnk+zG0
俺の俺はかなり幸せな方だと思えてきた
906 :
前1 :2010/10/31(日) 00:50:02.06 ID:gIwa0ym9O
お前らの俺はどれだ? なんか申し訳なくなってきた…
取り敢えず書いてる俺は誰も読みたがらないような出来だった……
御大将「ストライクウィッチーズである!!我が世の春が来たぁぁぁぁ!!」ってスレかと思った
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 00:53:21.06 ID:hNlqPQOS0
>>906 気にしなくてもいいぞ。
本編じゃ幸せになってやがるんだから・・・。
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 00:53:48.63 ID:fwssbQlh0
>>906 書きたい用に書いてくれ
本編じゃ幸せになってるはずなんだ
>>906 もう40人近くいるんだから前1の動かし易い俺だけでいいと思うぜ
無理してつぶれるようなことになったら俺が悲しむ
913 :
前1 :2010/10/31(日) 00:56:20.27 ID:gIwa0ym9O
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 仲間2「片付いたぞ」 リーダー「お前らよくやった」 仲間3「いや、まだだぜ」 民間人「ぐっ…うっ…」ハァハァ 仲間3「あばよ」 バラララ 民間人「」 ドサッ ナイト「……」 リーダー「さて、食料を分けてもらいにいくか」 リーダー「どうした?」 ナイト「……」 リーダー「弱肉強食ってやつだ。気にするな」
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 01:00:19.22 ID:YfOOH83RO
>>906 俺のは投下した数も少ないから空気なのは仕方ないさ。
前一が動かしやすい『俺達』を気にせず自由に書いて下さいな
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 01:03:14.26 ID:vzwyF5tFO
支援
916 :
前1 :2010/10/31(日) 01:04:20.50 ID:gIwa0ym9O
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 仲間1「こいつら結構溜め込んでやがるぜwww」 リーダー「武器も補充しておけ!」 仲間2「おい!女とガキが居るぞ!www」 リーダー「ほう」 仲間3「どうする?」 リーダー「女共は連れていく。ガキは要らん、殺せ」 仲間4「ハッハーッ!」 バララララララララララ ビチャビチャビチャビチャ ナイト(くそったれ共めッ!)
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 01:06:03.80 ID:hNlqPQOS0
喉が無双転生を覚えてこの世界で救世主になる妄想ひらめいた
しえん
919 :
前1 :2010/10/31(日) 01:14:38.07 ID:gIwa0ym9O
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ―根城― 仲間1「今夜はお楽しみだぜwww」 リーダー「お前にも1人やろう」 ナイト「いや、俺は…」 リーダー「遠慮するな」 リーダー「おい、こいつとあの女を牢に連れていけ」 仲間2「こい」グイッ 女「きゃっ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ガシャン 仲間2「安心しろ、邪魔はしてやらねぇよwww」
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 01:16:19.75 ID:vzwyF5tFO
支援
★壁運送業始めました★ ムカついたけど殴る壁が無い、壁を破壊したいけど破壊する壁が無い、冬場が近くて風が吹き込む、そんなときに! 第二次世界大戦で鍛えたスタッフたちが一生懸命頑丈な壁をお届けします! モチロン運送料金無料!スタッフがあなたの家の近くまで設置しに行きます! 1枚1000円〜 24時間営業 年中無休! ||;,|/i /:/| ||;,|/i/://| ||;,|/;/;//| ||;,|/;/;//| _ r=、 ||;,|/;/;^'i:/| ;'、===ョ ゙iヽ\ ||;,|/;/;i ヽ | ! '゙i;:;:;;!/ /` i),,;);;.:/;/ヾ ` ̄`⌒゙ `,ノ 壁運送業では同時にスタッフも募集しています ||;,|/;/;/ ゙|'ー-、,, ,;. 、,f 筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか? ||;,|/;/;//| | '" i ゙| 壁を運ぶだけの簡単なお仕事です! ||;,|///i:/| |,、 !, ! ||;,|// i:/| f,;==;'゙=i、 ||;,|/i /:/| /´ ,!! ,! ||;,|/i/://|/ ,;-'' `ヽ ゙; ||;,|/;/;//i i ヽ ヽ、 ||;,|/;/;//i i ヽ ヽ
922 :
前1 :2010/10/31(日) 01:24:11.80 ID:gIwa0ym9O
アアッ ホラモットダッ! アアンッ オイ、ミロヨ、ヨガッテヤガルゼ! ハッハッハッハッ ―牢屋― ナイト「……」ジッ 女「ひっ」ブルブル ナイト「怯えてるのか?」 女「いやっ!こないで!」 ナイト「おいおい、勘違いしないでくれよ」 ナイト「俺は何もしない。安心してくれ」 女「……」ブルブル ナイト「はぁ…」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー
前1のSSではつくづく女運のないナイト
924 :
前1 :2010/10/31(日) 01:33:27.42 ID:gIwa0ym9O
女「……」 女「どうして…」 ナイト「ん?」 女「どうして私達を襲ったの」 女「あなたはあいつらの仲間じゃないんでしょ」 ナイト「ああ、仲間じゃない。だがな…」 ナイト「俺が生きる為には今はあいつらに従うしかないんだよ」 女「だから私の仲間を殺したの!」 女「私達の敵はネウロイよ!」 女「あなたはあいつらと同じよ!」 ナイト「ああ…そのとうりだな…」
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 01:38:27.10 ID:yPtYqj4hP
人類が滅ぶなら、それはネウロイに殺されて滅ぶのではない! 人間同士の殺し合いで滅ぶことになる だから諸君、この壁の後ろで死んではならん どうかここで、ここで死んでくれ!
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 01:44:27.75 ID:vzwyF5tFO
927 :
前1 :2010/10/31(日) 01:46:23.24 ID:gIwa0ym9O
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー リーダー「いい声だ」 女a「ああっ///」 ヌチャヌチャ リーダー「ほらどうだ?」 ヌチャヌチャヌチャ 女a「んんっ///はぁはぁ」 女b「ああんっ///」 仲間1「あぁっす、こっちもいいぜ」 ―牢屋― ナイト「……」 ナイト「!」 ガバッ 女「きゃっ!」 女「っ…あなた私を押し倒して…」
おいチョコボーイ出たぞwww
あぁっすじゃねーよwwwwww
930 :
前1 :2010/10/31(日) 01:50:38.83 ID:gIwa0ym9O
30分ほど休憩する
乙 俺も投下していい?とか言えたらどんなにカッコいいことか……
932 :
ウィッチーズチャンネル :2010/10/31(日) 01:53:10.78 ID:vzwyF5tFO
あぁっす! 前1終わったら放送しちゃおうかな?
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 01:54:23.00 ID:vzwyF5tFO
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 01:55:18.94 ID:yPtYqj4hP
チョコボーイ オリジナルもきたか
>>933 いやあの、全然書けないから将来的な「俺書きためてきたぜ!投下していい?」って言う自分を夢想しただけです
どうぞ投下してください
久しぶりに来たがまだあったのかww
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:05:23.48 ID:hNlqPQOS0
かき終わった・・・ 初めてだけど次スレから投下していいかな・・・?
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:06:23.44 ID:vzwyF5tFO
>>935 そうかすまん
君のSSを待ってるよ
とりあえず前1支援
939 :
マーチ :2010/10/31(日) 02:11:00.13 ID:C3jso2pq0
>>937 かなり長いやつだったりするならそうしたほうがいいんじゃないかな?
次スレに投下するなら俺はその後につづくよ
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:14:04.56 ID:hNlqPQOS0
>>939 次スレにします・・・。
ちょっと長いかも。
なんか怖いぜ・・・
>>940 俺が勇気を出して投下出来るかはお前に掛かっている!
まだ書き終わってないけどネ!
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:19:21.09 ID:hNlqPQOS0
>>941 俺のみんなに比べてるとレベル低いから心配するな
それより今のうちに壁直さないと・・・
>>939 今更ですが、怪力線及び「と号」の件有難う御座いました
我侭言って申し訳ない。新作楽しみにしています
・・・にしてもなかなか話が収束出来んw次くらいは投下したいけども
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:20:41.67 ID:vzwyF5tFO
じゃあボクも次スレでいくよ! みんなのをいっぱい見てから投下するね!
945 :
マーチ :2010/10/31(日) 02:25:12.99 ID:C3jso2pq0
>>943 いやこちらこそネタを提供してくれて感謝しています。
アフリカ物、もうすぐ完結しますのでお楽しみに
あとドムジェン物も書き溜めすすんでます。こっちもそれなりになったら投下予定
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:27:51.04 ID:6q+yPVqr0
レス残り あと55か・・・
947 :
パシリな俺 :2010/10/31(日) 02:30:53.61 ID:SxguWMd10
俺もちょっと次スレでやらせてもらうぜ! 実験的に最低野郎INアフリカでな! 次スレでも俺と地獄に付き合ってもらう
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:31:48.40 ID:6q+yPVqr0
よろこんで付き合う
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:32:58.80 ID:hNlqPQOS0
よろこんでいきますよ。 俺もつきそいます
アフリカ人気杉ワロタw あああ早く次の話投下したいけど書き上がらない アニメの話に俺を紛れ込ませるのって苦労するわぁ
俺団見て、荒廃し切った未来を変えるために過去にやってきたターミネーター的な俺をかきたくなってきた
イチャイチャが・・・かけません
エロしか・・・かけません
>>951 遊戯王の映画でもいたなそんなの
まあその設定だと普通にウィッチーズと敵対しそうだな……それも面白そうだ
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:48:49.70 ID:vzwyF5tFO
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:49:54.61 ID:JVN98FYA0
前1は寝オチか?
958 :
前1 :2010/10/31(日) 02:50:06.35 ID:gIwa0ym9O
すまんちょっと遅れた バレー延長とか聞いてねぇ… 今から書く
959 :
主人公な俺 :2010/10/31(日) 02:55:48.76 ID:QaWqKSS60
酒の勢いで主人公な俺を描いてみた 貼っちゃっていいかな
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 02:56:08.87 ID:0+AJafF0O
俺も次スレ新作組だぜ だからもうねる支援
961 :
主人公な俺 :2010/10/31(日) 02:57:50.99 ID:QaWqKSS60
962 :
前1 :2010/10/31(日) 02:58:57.77 ID:gIwa0ym9O
>>927 から
女「まさか!」
ドカアアアアアン
女「!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仲間3「ネウロイだー!」
リーダー「武器を持てーッ!」
仲間5「仲間1がやられた!」
ドカアアアン グラグラ!
仲間6〜8「ぐぁ」
仲間7「足をやられた!た、助けてくれーッ」
仲間2「うるさい!はなせ!」
リーダー「外へ出ろ!動けないやつは捨てて行けッ!」
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 03:00:58.96 ID:YfOOH83RO
チョコいきなりの退場www
964 :
前1 :2010/10/31(日) 03:07:07.95 ID:gIwa0ym9O
ワー!ワー! ―牢屋― ナイト「まだ伏せてろ!」 ドカアアアン グラグラグラ〜 パラパラ… 女「え、ええ(私てっきり襲われるかと思った…)」 ナイト「大丈夫か?」 女「ええ…」 パラララ ドカン! ギャーギャー ナイト「少し離れたようだな」 ムクッ ナイト「俺は様子を見てくる。お前はここにいろ」 女「え!ちょっと…」
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 03:07:41.87 ID:yPtYqj4hP
新規が増えそうだな次スレ
966 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 03:09:06.53 ID:yPtYqj4hP
ナイトさん別世界でフラグ立ててる……
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 03:09:11.81 ID:hNlqPQOS0
>>965 増えすぎたら前1が死にそうだな・・・
ちょっと寝る
968 :
前1 :2010/10/31(日) 03:16:08.75 ID:gIwa0ym9O
ドカアアアン ドカアアアン バラララララ バララララララ 仲間2「このゴキブリ野郎がッ!」 カチッ ブンッ ドカアアアアアン 仲間2「ざまぁみ」 グシャ リーダー「撤退だ!撤退だーッ!」 仲間5「仲間1の仇だ!くたばれーっ!」 バララララララララララ…… 仲間5「うおおおおおお」 バララララララララララ ピッ 仲間5「おおお」 ドガアアアアアン
さるよけ
970 :
前1 :2010/10/31(日) 03:24:13.94 ID:gIwa0ym9O
仲間達「ぐわあああ」 リーダー「くそうッ!」 リーダー「ハッ!」 リーダー「く、来るな!来るなああああ」 ダララララララララララララララ リーダー「うわおおおおお」カチカチッ リーダー「なっ!」 ピッ リーダー「う、うわあああああ!」 ダダダ パリィン リーダー「ぐががっ…」 ドサッ リーダー「はぁ…はぁ…」
971 :
もっさんと幼馴染みの俺 :2010/10/31(日) 03:25:43.18 ID:YfOOH83RO
漸く、漸く書き溜めが終わったぁ!! でも次スレは投下する人が沢山いそうだから、投下は少し控えておこうかな
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 03:26:48.27 ID:lctrxk3C0
支援
支援 アイデアは浮かんでくるけどそれを繋ぎ合わせれない
974 :
前1 :2010/10/31(日) 03:34:00.44 ID:gIwa0ym9O
リーダー「よ、よくやった…」ハァハァ リーダー「助かったぜ…」ハァハァ ナイト「……」 リーダー「ははっ、起こしてくれないか?」ハァハァ リーダー「腰が抜けちまってな…」ハァ…ハァ… ナイト「……」ザッザッ リーダー「へへ、すまないな…」 チャキッ リーダー「お、おい!何の真似だ!?」 ナイト「……」 リーダー「お、落ち着け!な、やめ」 ダァーン・・・ リーダー「」 ドサッ ナイト「……」
975 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 03:35:01.72 ID:v/Wg9ddK0
やっちまったー 源文展開くるか
あれ、なんで撃ったの 支援
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 03:39:20.86 ID:JVN98FYA0
助けた女がオリーブとかという胸熱な展開はあるのか?
978 :
前1 :2010/10/31(日) 03:43:18.68 ID:gIwa0ym9O
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ―壊れた牢屋― 女「どうだったの!?」 ナイト「ネウロイは倒した」 ナイト「それにあいつらは全員ネウロイにやられたよ」 女「そう…」 ナイト「俺はこれからここを発つ。お前はどうする?」 女「あなたに着いていくのは駄目かしら?」 女「もう私は帰る場所も仲間も失ったの…」 ナイト「……」 ナイト「一緒に来てくれれば助かる。俺はこの辺りをよく知らないしな」
こういうのみてると 俺達が住んでる世界がどれほどつまらないか考えちゃう
違う 幸せなんだ
981 :
前1 :2010/10/31(日) 03:49:44.80 ID:gIwa0ym9O
女「ありがとう…」 女「私はオリーブ。あなたは?」 ナイト「ナイトだ」 オリーブ「よろしくね」 ナイト「ああ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ーーーーーー ナイト「どこに向かってるんだ?」 オリーブ「ここから少し行った所に基地があるの」 オリーブ「2人くらいなら入れてくれるはずよ」
毎日を退屈に過ごしていた
>>979 は、突如ストライクウィッチーズの世界に飛ばされてしまうのだった
983 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 03:54:15.27 ID:yPtYqj4hP
オリーブは「俺」の一人か 確かお姉ちゃん√だったな
984 :
前1 :2010/10/31(日) 03:56:23.93 ID:gIwa0ym9O
>>977 もう少し待ってて欲しかった…
まあ、いいんだけどね
ナイトが撃ったのは子供とか殺しちゃうこいつにムカついてたから
ナイトは正義の為なら殺しもするヒーローみたいな感じで書いてる
俺団1の主人公サンダーヘッドが正統派ヒーローなら俺団2の主人公ナイトは逆っぽくしてみようとか思った
ダークヒーローみたいなもんっすな
987 :
前1 :2010/10/31(日) 04:04:38.78 ID:gIwa0ym9O
オリーブ「それにね…」 オリーブ「私ウィッチなの。あなたは信じる?」 ナイト「ウィッチは絶滅したと聞いたが?」 オリーブ「そう言われているわ…」 オリーブ「でもあなたの目の前には確かに存在するのよ?」 オリーブ「確実にこの世界にウィッチは1人いる」 オリーブ「絶滅なんかしてないわ」 ナイト「いや、2人だ。俺もウィッチだ」 オリーブ「ええ!」
988 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 04:06:20.12 ID:vzwyF5tFO
989 :
前1 :2010/10/31(日) 04:11:50.48 ID:gIwa0ym9O
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー オリーブ「ここよ」 民間人「んん?誰だあんたら」 オリーブ「あ!」 オリーブ「私達をここに置いてくれないかしら?」 民間人「ええ!そんなこと俺に言われてもなぁ」 ???「ん?どうした?」 民間人「あ!ボス」 民間人「実はかくかくしかじかで…」
990 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 04:13:40.84 ID:yPtYqj4hP
>>979 気持ちは分かる
SFとか読むと、「なんで俺は読む側なんだ」ってなる
檸檬でも主人公が似たようなこと言ってたな
現実のあまりの凡庸さに云々みたいな
991 :
前1 :2010/10/31(日) 04:18:58.12 ID:gIwa0ym9O
ボス「なるほどな…」 オリーブ「お願い!」 ボス「しかし、タダで飯を食わせるわけには…」 オリーブ「私達役にたちます!私達ウィッチです!」 ボス「ウィッチだって?」 ナイト「ああ、本当だ」 ボス「それなら…」 オリーブ「ありがとう!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 04:21:01.79 ID:2WVCOcY30
支援
993 :
前1 :2010/10/31(日) 04:34:25.69 ID:gIwa0ym9O
―食堂― オリーブ「よかったわね」パクパク ナイト「ああ」パクパク 民間人A「おまえらが新入りかい?」 民間人B「カップルか?」 オリーブ「///」 ナイト「いや、違う」 オリーブ「え」 民間人B「なんだつまんねぇ」 民間人C「おまえらウィッチなんだろ?」 民間人C「火とか吹けるのか?」 ナイト「いや、そういう類いのウィッチじゃないんだ」 民間人A「へぇー、俺達漫画とかとは違うんだな」
いつもかなり間隔あくけど、書きながら投下してるの?これ。
995 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 04:37:45.68 ID:lctrxk3C0
支援
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 04:39:57.28 ID:yPtYqj4hP
漫画? 誰か次スレ頼む 規制されてた
997 :
前1 :2010/10/31(日) 04:40:15.37 ID:gIwa0ym9O
ナイト「でもそういう固有魔法をもったやつも中にはいるんじゃないか?」 民間人A「へぇー」 オリーブ「ご馳走さまー!」 オリーブ「おいしかったわ!」 民間人B「そりゃよかった」 ボス「おい、お前達」 ナイト「ん?」 ボス「話があるんだがちょっといいか?」 オリーブ「ええ、いいわよ?」
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/31(日) 04:40:24.26 ID:epMpApVEO
誰か、次スレ立ててケロ トライしたが駄目だった
999 :
前1 :2010/10/31(日) 04:44:26.12 ID:gIwa0ym9O
―食堂― オリーブ「よかったわね」パクパク ナイト「ああ」パクパク 民間人A「おまえらが新入りかい?」 民間人B「カップルか?」 オリーブ「///」 ナイト「いや、違う」 オリーブ「え」 民間人B「なんだつまんねぇ」 民間人C「おまえらウィッチなんだろ?」 民間人C「火とか吹けるのか?」 ナイト「いや、そういう類いのウィッチじゃないんだ」 民間人A「へぇー、漫画とかとは違うんだな」
1000 :
前1 :2010/10/31(日) 04:45:33.22 ID:gIwa0ym9O
ナイト「でもそういう固有魔法をもったやつも中にはいるんじゃないか?」 民間人A「へぇー」 オリーブ「ご馳走さまー!」 オリーブ「おいしかったわ!」 民間人B「そりゃよかった」 ボス「おい、お前達」 ナイト「ん?」 ボス「話があるんだがちょっといいか?」 オリーブ「ええ、いいわよ?」
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread 16歳♀暇だから全レスします☆ こちらスネーク 1990年生まれ集まれ〜☆ 安価でお絵描き
中学生 遊戯王 新ジャンル VIPで本格的にRPG作ろうぜ XBOX360
全力で釣られるのがVIPPERだろ!w ポケモン コテデビューする ら
が カレシと別れそう・・・ 初心者 鬱病♀だけど 彼氏/彼女いないVIPPERちょっとこぃ♪ き
っ 唇スレ mixi招待するお 釣った厨房に安価でメールwwwww ☆
こ さみしい・・・誰かかまって 425はどこも変えてなかった ピカ厨 自 す
う 時代の流れ デブきめぇんだよ 捨てアド晒してメル友 メンヘラ 殺 た
い VIPヌクモリティ 顔晒し 馴れ合いスレ 「〜だお」 コテ雑 し
き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール VIPでMMO ネタにマジレスの嵐 す
く 隠れオタ skype パートスレ Skype mp3垂れ流し
な 住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン 二番煎じ
い 空気読め リア充 ニコニコ動画
>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
| | | / /| / レ \`ー ' | | / サーセンwwwwwwwwwwwwwww フ |
ニュー速VIP
http://yuzuru.2ch.net/news4vip/