次スレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
なかったので立てました
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 02:50:45.56 ID:M5F7rvej0
パート化すんなグズ
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 02:51:42.10 ID:nfANgpTf0
つぎスレスレ
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 02:54:01.36 ID:Lxl9PJu1O
おつおつ
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 02:58:09.50 ID:ylF6P+sS0
何この潔さすぎるスレタイは
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 02:59:16.84 ID:Gy763IeYO
前スレから来ました
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 02:59:19.18 ID:rTM7REzHO
ちょwww前スレ>>1000wwwww
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 02:59:45.22 ID:3H0bhAY6O

じゃテンプレ貼ってくね
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 02:59:46.32 ID:EbU50lk5O
>>1おつ
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 03:00:46.31 ID:JqnzeHPD0
>>1おつ前スレの偵察部隊はどうした?
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 03:01:01.81 ID:wuXIojweO
テンプレまで待てカスども
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 03:01:36.18 ID:Ps1P/9v00
え?
うちの前スレはまだ>>1000までいってないんだけどw
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 03:01:45.52 ID:zwTJ7VA10

1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 02:51:23.85 ID:DvSqpngK0 [13/13]
ボロスwwwwwww
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 03:02:20.04 ID:VoF4ct3BO
以下無限ループ

最近じゃこの板そのものが(ある意味)ループ世界になっちまったけどねぇ…


…っと、そういえばあたし以外はスクリプトだから当然か…
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 03:04:26.36 ID:ylF6P+sS0
前スレ>>952より

彼女はいつもページを捲る時、小首を傾げるようにして次のページを覗きこむ癖があった。

 ありがとう、と私は呟いた。ドアが外に弾け飛び、屋根はぱらぱらと捲れ上がって空へと舞い上がった。窓も座席も、一旦宙に浮かんだかと思えば弾け飛んで後ろへと流れていった。
 そうして、床も後ろへ吹き飛んでいく。辺りは一面光に包まれていて、視界は次第に白くなっていく。
 そうだ。好きだった。あの木漏れ日の差す美術室で、頬杖をつきながらそっとページを捲っている彼女が。鴨川で皆さんと男女逆にして等間隔の法則を乱しましょうという彼女が。好物の大学芋をそっとつまんで顔をほころばせている彼女が。
 棺の中でも微笑んでいた彼女が。
 もっと彼女を知りたかった。彼女を覚えておきたかった。彼女の気持ちは僕には向いていなかったけど、それは関係がない。そうじゃないんだ。彼女が好きだったんだ。
 ついさっきまでの僕は馬鹿だったから、彼女を喪うのが世界の終わりだと思っていた。

 それは間違いだった。
 私が彼女を記憶する事で、彼女を覚えておくことで少しでも彼女はあの世界に生き続けられていたのではなかったか。
 飛び込む前に、そう気付いておけばよかった。

 最後にもう一度、私は呟く。

 ありがとう、ごめんなさい、と。
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 03:04:38.05 ID:0+XlMW0r0
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 03:05:48.96 ID:ylF6P+sS0
 目を開けると、列車は四条大橋を走っていた。

 妄想も現実も、ぼくの脳が生み出すリアリティだと誰かが云っていた。

 両手首に繋がれたチューブの感覚が、少し戻ってくる。

 人工呼吸器の伝える、微かな振動を感じる。

 遠くで甲高く、悲鳴のように、パルス音が鳴り響いている。

 胸に少しぴりりとした感じがして、体が一瞬持ち上がる。

 列車は大学構内を走り行く。
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
前スレ>>946

僕が定時制の高校に通ってたときの、友人の話。

彼女は授業の途中で手を挙げた。
「先生、トイレに行ってきます。」
そう伝えると、彼女はその足でトイレに向かった。

……

遠くから猫の鳴き声が聞こえた。
彼女はまだ戻ってこない。

……

しばらくして、何事もなかったかのように彼女は教室に戻ってきた。
僕は次の休み時間、彼女に問いかけた。
「帰ってくるの遅かったけど大丈夫?」
僕の質問に、彼女は数秒の間をおいて答えた。
「……うん、私は大丈夫。トイレに行けてよかったわ。もし教室にいたら大騒ぎになっただろうからね。」