1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ってやつはここで書けよ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:16:18.53 ID:ZTDGyu2EO
なによ!!!!!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:17:53.40 ID:lkSSvxA6O
なんなのよ!!!!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:20:15.82 ID:Pbnncmhc0
「三番線、電車が入ります」
俺は自由になりたかったんだ。
「黄色い線のうちがはに下がってお待ちください」
でも、そんな物は手に入らなかった
女子高生A「ねえねえあのおっさん、飛び込みでもすんのかな」
女子高生B「えー、グロいのいやだなー」
女子高生A「こないだ一組のカナちゃんが飛び込み見ちゃったんだって
凄いキモかったらしいよ」
好きなだけ貶せよ。もう悔いはないんだ
車掌「危ないです!退避してくださアアアアアイ」
女子高生A「え?」
女子高生B「マジかよ」
グモッチュイーン 俺は死んだ 人生(核爆)
ん・・・・おいおい、俺の人生は終わったんだよ
何でまだ意識があるんだおかしいだろ
死んだら脳細胞が死んで意識なんて消えちまうだろ常識的に考えて
と言う事はなんだ、ここはあの世か?あの世なんてあったのかよ・・・
???「なあ少年、こんな所で何をしている」
男「ん、お嬢ちゃん、この世界の住人かい?ここは何処なのか教えてくれないか?」
???「お嬢ちゃんとは失礼な!貴様は死人か!ここはかんけいしゃ以外立ち入り禁止だぞ!」
男「・・・・ここ、何処なんですか?」
???「ここは天界だ。問題は何故貴様がここに居るかだ・・・」
???「死んだらまず、裁きの門にて地獄に行くか天国に行くかが決まる」
男「・・・・」
???「裁決が下されたらどちらかの門へ進み、そこの世界の住人として迎えられる」
男「・・・・」
???「はずなんだが・・・ なあ少年、何故運営局の局長室に居るんだ?」
男「そんな事言われても何がなんだかさっぱりで・・・」
???「ふむ、嘘をついてるようでもなさそうだな。」
男「とりあえず裁きの門とやらに案内してもらえませんかね」
???「・・・・面倒だ、私は面倒が嫌いだ」
男「え?」
???「説明するので疲れたし、特異な奴を門まで届けて手続きをすんのは面倒だ」
???「お前面倒だから生まれ変わって人生やり直して来いよ」
男「・・・・・嫌だ」
???「・・・・・」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:39:36.46 ID:lkSSvxA6O
女「やあ」
男「よう」
女「いい天気だね」
男「うす曇りだけどな」
女「なに、散歩にはちょうどいい」
男「誘われてるのかな?」
女「うむ。くるかい?」
男「いこう」
???「君さー、私も暇じゃないんだよねー、処理しなきゃいけない書類がいっぱいあってさ
それに今から局長室から追い出して、運営局内をぶらつかれると物凄く面倒なんだよね?
各所に監視カメラが設置してあって局員の出入りを随時監視しててね。少しでも以上があると警報がなるんだ
局長室からいきなり部外者が出てきたら局内全部に警戒態勢がしかれる訳。わかる?
セキュリティー上の観点から後で警備室の人間から怒られて書類書かされる羽目になるかもしれないでしょ?」
男「なに言ってんだよ子供が・・・」
???「また馬鹿にした!とにかく!この部屋から一歩でも出られると面倒だから、とっとと地上界に帰りなさい!」
男「ふざけんなよ!俺は人生にうんざりして死んだんだ!働いても働いても自由なんかなくて、
食うにやっとでさ!そんな糞みたいな仕事も首になって・・・」
???「はいはいわかったわかった。あんた底辺で辛かったのねー、同情してあげますよー」
男「人を馬鹿にしやがって!」
???「じゃあ今度は底辺じゃなくて王家にでも転生させてあげましょうかね」
男「おい!何言って・・・」
???「それじゃあ新しい人生楽しんでねー!ばいばーい」
男「・・・・ここは」
メイド「おはようございます、王子」
男「・・・・あんた誰?」
メイド「誰?と言われても、メイドでございます、王子」
男「・・・・・そう・・・・・て!ええええええええ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:50:13.95 ID:lkSSvxA6O
男「おまえは毎日この辺歩いてるよな」
女「ああ、散歩が趣味なんだ」
男「ふーん、変わってるな」
女「普通さ。それにたまにいいこともある」
男「たとえば?」
女「今日とかはそうだな」
男「散歩日和ってことか?」
女「キミがつかまえられた」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:50:58.32 ID:8DVoq50V0
女「がっし、ぼかあたしは死んだ。クリリーーーン!!!!」
メイド「階段でつまづき、頭を打たれ、三日ほど寝込んでおられましたが・・・・」
男「(夢ではなさそうだな、死んだら王子とかありえねー)」
メイド「まさか記憶喪失とは・・・医局の者を呼んでまいります」
死んだと思ったら天界に飛ばされ、天界に飛ばされたと思ったら天国にも地獄にも行けず
自称局長のちびっ子に馬鹿にされて、望んでもないのに転生させられた
目覚めてみればメイドと名乗る女に哀れな目で見られ、医者を呼んでくると告げられる始末
ああ、俺の人生はなんて不幸なのだろう
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:00:08.42 ID:lkSSvxA6O
男「それがいいことに入るのか?」
女「私にとってはね」
男「わからんやつだ」
女「ふむ、たまにはキミの爪先をふむのもよかろう」
男「なにゆえ」
女「そういい気分なんだ」
医者「・・・・・どうやら転んで頭を打ったショックで一時的に記憶を失っているようですな」
男「(もともと王子様の記憶なんてないけどな)はい」
医者「まあ、死ななかったのが不幸中の幸いってワケですな、ハハハッ」
男「(ちくしょう・・・)ありがとうございました」
医者「養生なさってくださいよ王子殿、貴方はこの国の次期領主になられるお方だ
そんな王子が階段でずっこけて死んだなんて事になったら、国中の笑いものとして末永く語られますぞ!」
メイド「医局長殿、あまり王子を馬鹿になさっては可愛そうですよ」プークスクス
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:06:26.74 ID:lkSSvxA6O
男「うわっ」
女「ちっ、逃げ足のはやい」
男「本当に踏むなよな」
女「おお、これはほんとの逃げ足だな」
男「上手くないぞ」
女「百も承知さ」
男「いい空気だなーここは・・・」
夕暮れ時、城から眺める城下は日本のそれとは違っていた
石段が積み上げられて作られた建物
人や馬車が行き交う町に、賑い溢れる店先
彼らは異国の衣装を身に纏い、日本人の童顔とは違う彫りの深い顔をしていた
男「と言う事は俺の顔も変わっているわけだよな」
無駄に広い部屋を歩き回って姿見を探し出す
姿見の前に立つとそこには自分とは違う別人が立っていた
男「ウホッ!テライケメン!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:19:29.43 ID:lkSSvxA6O
男「今日はいつおしまいにしようか」
女「キミが決めてくれ」
男「じゃあ、夕飯にちょうどいい腹具合になるまでとか?」
女「ふむ、それぐらい歩けば馴染みの喫茶店につくな」
男「おごれ、と?」
女「深読みしすぎだ。一緒に食べないか?」
男「わるくない」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:50:24.36 ID:lkSSvxA6O
女「食事のあとは、腹ごなしに散歩だな」
男「またか」
女「なに、続きみたいなものだ」
男「いつまで?」
女「任せるよ」
男「じゃあ、どっちかが寝たくなるまで」
女「郊外まで歩けばホテルがあるぞ」
男「はあっ?」
女「いや、冗談だ……忘れてくれ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:14:16.44 ID:lkSSvxA6O
もすこうみゅーる
魔王幼女「絶対魔法防御!!」
勇者「!?……」
魔王幼女「この魔法はあらゆる魔法を無効化する!」
勇者「と、いうことはだ。打撃は?」
魔王幼女「効く!」
ポカッ
魔王幼女「痛い」
ポカッ、ポカッ、
魔王幼女「……痛い」ポロポロ
勇者「……帰るか」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
まーがれっと