スレが立ったらひっそりまったりと書いてみよう…
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 02:31:12.24 ID:rjPJhqzW0
期待
〜部室〜
唯「あ〜ずにゃん!」ダキッ
梓「ふにゃ!」
梓「も、もう!止めて下さいよ!唯先輩!」
律「とか言ってる割に、梓も満更じゃない様に見えますなあ〜」ニヤニヤ
梓「なっ!」
澪「確かにな…」フフフ
梓「澪先輩まで!」
唯「も〜、あずにゃんったら素直じゃないんだから〜///」
梓「素直に嫌って言ってるじゃないですか!」
梓(最後の良心、ムギ先輩は…)チラッ
紬「今日も良いものを見れて幸せ〜」ニコニコ
梓(ですよね…)トホホ
澪(本心はバレバレなんだが、このままじゃ梓も可哀想か…)
澪「唯、一応嫌って言ってるんだから離してやれよ」
梓「む、ちょっと引っかかる言い方ですが…感謝します」
唯「え〜、あずにゃん絶対に嫌がってないと思うんだけどなあ〜」
唯「でも分かった!今日のあずにゃん分は補給出来たからまた明日ね♪」
梓「全力でお断りします」
唯「ガーン!」
紬「あらあら」
紬(うふふ、梓ちゃんも本当は嫌がってないのが見え見えなのに〜)
紬(でも、そういう素直になれない所も梓ちゃんの魅力かしら)
紬(唯ちゃんに抱き付かれてる時の梓ちゃんって本当に可愛いわ〜)
紬(でも、たまには他の誰かと…そう、例えば私と梓ちゃんはどうかしら?)
紬(私が梓ちゃんにギュ〜ってしてる所…)
紬(…!)
紬(見てみたい!それ凄く見てみたいわ!!)
紬(梓ちゃんに抱き付いてる私…)
紬(ううん、抱き締めてる方がもっと良いかも…)ウットリ
紬(…あれ?でも見てみたいのが梓ちゃんと『私』なの?)
紬(それってどういう…)
律「…ム……ギ…ム…ギ…」
律「ムギ〜」
律「お〜い、帰って来〜い!」
紬「…はっ!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 02:37:21.64 ID:EbKqzjQXP
何故この時間に…
俺はもう寝るぞ、誰か唯憂支援を頼む…
紬「ご、ごめんなさい!私ちょっと考え事を…」
律「あはは、ムギは相変わらずだな〜」
澪「まあこの流れも軽音部の恒例行事か…」
梓「恒例行事って…そんな月に1度のイベントの様に言わないで下さい!」
唯「そうだよ〜澪ちゃん、あずにゃんは毎日して欲しいんだよね〜?」
梓「もう、帰っても良いですか…」
紬「まあまあまあまあまあ、とりあえずお茶にしましょ?」
…
紬(相変わらず…ううん、りっちゃんそれは違うのよ)
紬(女の子同士って良いなあ…って、確かに前にはそう言ったわ)
紬(でもね、私と誰かがとは一度も思った事は無かったの)
紬(こんな気持ちになったのは初めてなのよ…)
紬(もしかして、私は梓ちゃんの事が…?)
紬(確かめてみたい…でも一体どうすれば良いのかしら…)
〜翌日放課後・教室〜
律「ムギ、ちょっと良いか?」
紬「ええ、何かしら」
律「今日の部活をどうするかは梓と2人で決めてくれ」
紬「え?」
…
…
…
律「…というわけで、あたし達3人は行けないんだ」
律「突然で悪いな」
紬「ううん、そういう事なら仕方無いと思う。でも梓ちゃんには?」
律「まだ言ってないんだ」
律「あと、今日練習するはずだった分は明日朝練をやって埋め合わせようと思う」
律「梓はもう部室に行ってるだろうから、それもムギから伝えといてくれないか?」
紬「ええ、分かったわ」
〜部室〜
ガチャッ
紬「こんにちは〜」
梓「お疲れ様です…あれ?今日はムギ先輩1人だけですか?」
紬「ええ、実は今日の部活はね、梓ちゃんと2人だけになっちゃったの」
梓「…それはまた突然ですね」
紬「他の3人はみんな用事が出来ちゃって…」
梓「どんな用事ですか?」
紬「りっちゃんと澪ちゃんはね、中学校の同窓会に行ってるの」
梓「へ〜、そう言えばあのお二人は同じ中学出身でしたね」
梓(え?でも、それなら前から分かってた事じゃ…)
紬「唯ちゃんはね、久しぶりにお父さんとお母さんが帰って来るからお食事会ですって」
梓「あ、そう言えばさっき憂が唯先輩とメールしてましたね…」
梓(それも前から…いやでも、今日急に決まったのかもしれないし…)
紬「でね、今日練習するはずだった分は明日朝練をやって埋め合わせる事になったの」
梓「はい、分かりました」
紬「今日どうするかは2人で決めてって言われたんだけど…どうしましょうか?」
梓「えっと…」
梓「私は家に帰って自主練にしたいです」
紬「え?」
紬(もう少しお話してたいのに…)
紬「あの…折角だから、少しだけお茶にしましょ?」
梓「あ、はい…」
梓「…」
梓「そうですね、じゃあ少しだけ頂きます」
紬(良かった!)
紬「待っててね〜、今日はとびっきりのお茶を淹れちゃうから〜♪」ルンルン
梓「…」
梓「一緒に練習しましょう…って、どうして言えなかったんだろ…」
梓(私、ムギ先輩の事だけは未だに良く分からない気がする)
梓(だから良く考えないで避けちゃったのかも…)
梓(…)
梓(この前、部室で2人きりになった時は楽しかったんだけどな…)クスッ
梓(ムギ先輩の面白い所…可愛い所…本当はもっと見てみたいのに)
梓(私、本当に素直じゃないよ…)
…
…
…
紬「お待たせ〜、梓ちゃん」
梓「いえ…じゃあ、頂きますね」
〜帰り道〜
澪「なあ律」
律「ん〜、何だ?」
澪「今日になって急に同窓会は無理があり過ぎないか?」
律「まあ確かにそうなんだが、他に何も思い付かなくってな〜」
律「それに比べて、唯の食事会ってのは上手い言い訳だ」アハハ
澪「…」
律「澪、言いたい事は分かってる」
律「だから、まずはその振り上げた手を引っ込めてくれ」
澪「…分かってるならきちんと説明して欲しいな」
澪「私達の間にこんな嘘はあっちゃいけないと思うぞ」
澪「もちろん、律は何の考えも無しにこんな事はしないはずだが…」
律(はは、微妙に照れる言い方だな…)
律「ムギと梓を2人きりにしたかった理由だろ?」
律「そりゃ、正直あたしにも良く分からん」
澪「何だと?私の信頼をあっさり裏切るのか!?」
律(まただよ…)
律「まあ分からないっていう言い方は良くなかったな」
律「何て言うかその、自然とそうしてやりたくなったんだよ」
澪「…どういう事だ?」
律「この前ムギと一緒に遊んだ話はしたよな」
澪「ああ(私も一緒に遊びたかった…)」
澪「どうして私も呼んでくれなかったんだ…って、言ってちゃ話が進まないな」
澪「それで?」
律(一番に誘ったのは澪だったじゃんかよ…)
律「ああ、それでな」
律「何時もの軽音部は、あたしや唯が暴走してそれを止めるのが澪と梓」
律「ムギはそれを見守ってる感じだ」
澪「分かってるなら少しは自重しろよ」
律「あはは…」
律「まあとにかく、ムギはそんなに積極的に動くタイプじゃない…そう思うだろ?」
澪「まあ確かにそうだな」
律「でもな、あたしと2人で遊んでた時には結構〜振り回されたんだぞ〜」
澪(ムギに振り回される律か…見てみたいな)フフッ
律「それに、はしゃいでるムギは唯以上に天然な所もあってな」
律「普段は見せない面白い所、可愛い所が沢山あったよ」フフフ
澪「!」
澪(今少しだけ…ムギに嫉妬したかもしれない…)
澪「…まあ、何を言いたいかは分かって来たよ」
澪「ムギのそういう積極的な所は、みんなが集まってると見れないって事だろ?」
律「ああ、その通りだ」
澪「それは分かるんだが、どうしてそれを梓に見せたくなったんだ?」
律「昨日のムギはな…何時もと違ってたんだよ」
澪「何時もと違う?あのボ〜っとしてた時の事か?」
律「そうだ」
律「相変わらずって言ったけど…あの時のムギの目は何時もと違う」
律「そう、あれは恋する乙女の目だったよ」キッパリ
澪「恋する乙女って…ぷぷっ」
律「…」
澪(しまった!律は真面目に話をしてるのに…)
澪「ご、ごめんな…」
律「いや、良いんだよ」
澪(つい条件反射で笑ってしまったけど…律なら分かってくれるよな?)チラッ
律(澪は今、馬鹿にして笑ったんじゃない…それは分かってるよ)ニコッ
澪「…」
澪「そ、それでだな…ムギは梓の事が好きって事か?」
律「ああ、間違いない」
律「ただな…ムギ自身はそれにはっきりと気付いてないかもしれない」
律「あたしも恋する乙女だから…そういうのが良く分かるんだよ」
澪「そうだな、律は正真正銘の恋する乙女だ」
律「…」
澪「…」
律「ば、バカ!そういう風に反応されるのも困るんだぞ…///」
澪「じゃあどう反応すれば良いんだ?」
律「し、知るか!///」タッタッタッタッ…
澪(そんなに照れるなよ…可愛過ぎるぞ?)
…
澪「つまりはムギの背中を押してやりたいって事か…」
澪「2人きりになれば普段は遠慮するムギも積極的になれる」
澪「魅力的な所も引き出せる…」
澪「律は凄いよな、どんな時でも部員全員の事を考えていてくれるから」
澪「…」
澪「私も…私も背中を押されたいな…」
澪「いや、そうじゃない」
澪「律だって誰かに背中を押されたいって思ってるはずだ」
澪「それを…それを私がやらなくてどうする!」
…
律「遅いぞ〜澪」
澪「ははっ、何も家の前で待ってなくても良いじゃないか」
律「だってよ…また明日なって言ってなかったし…」
澪(律…お前本当に可愛いぞ)
律「じゃ、じゃあまた明日な、澪」
澪「待て律、今日は家に寄って行かないか?」
澪「その…何だ、今日はもう少し律と一緒に居たい気分なんだ…」
律「え!?」
澪「律と一緒に居たいんだ…」
律「…う、うん///」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 02:48:45.28 ID:6jWtGIi6O
もしかしてスレタイ詐欺?
〜再び部室〜
梓「」ズズー
紬「」ジー
梓「」コクコク
紬「」ジー
梓「あの…」
紬「な、何?梓ちゃん」アセ
梓「いえ…」
梓「あ、今日のお茶は何時もと違った感じで美味しいですね」
紬「あら、お口に合ったみたいで良かったわ〜」
紬「今日のお茶はね、梓ちゃんをイメージしてブレンドしてみたのよ〜」ニコッ
梓「私をイメージですか…はは、何だかちょっと照れますね///」
紬「うふふ」
紬(照れてる梓ちゃん…可愛いわ♪)
梓「」ズズー
紬「」ジー
梓「」コクコク
紬「」ジー
梓「あの…」
紬「な、何?梓ちゃん」アセ
紬「…」
紬「そうそう、お菓子を出すの忘れてたわね!」
梓「いえ、そうじゃなくてですね」
梓「さっきからずっと見られてる気がするんですけど、気のせいでしょうか…」
紬「あ!ご、ごめんなさい!」アセアセ
梓「?」
梓「まあ、別に良いんですけど…」
紬(いけないわ、ちょっと意気込みすぎよ…)
これはいい心があったかあったかだ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 02:51:07.53 ID:O0HYeSE/0
紬「OH、YES!」
紬(何時もの私なら…このまま何もしないんでしょうね)
紬(みんなと一緒に居ると、どうしても一歩引いた立場から見守ってしまうから…)
紬(でも…りっちゃん、ありがとう。今やっと気付いたの)
紬(私の事を分かってくれて、梓ちゃんと2人きりになれる様にしてくれたのね)
紬(この一歩…今日は進めそうな気がするわ)
紬「ねえ、梓ちゃん」
梓「はい、何でしょう」
紬「私ね、梓ちゃんにお願いしたい事があるの」
梓「お願いですか…」
梓(ムギ先輩のお願いって…何だろう?)
梓(でも、何故か嫌な予感がする…)
紬「唯ちゃ…」
梓「ごめんなさい、嫌です」
紬「んが良くやって…って、あれ?」
梓「大体想像は付きますが、それは私も迷惑している事なのでお断りします」
紬「…」
梓「…」
紬「やっぱり…唯ちゃんじゃなきゃ嫌なのね…」ショボーン
梓「ち〜が〜い〜ま〜す〜!」
梓「唯先輩にも嫌だって何回も言ってるじゃないですか!」
紬(ううん、梓ちゃんが嫌がってないのはみんなが知ってる事…)
紬(という事は…私、梓ちゃんに嫌われてるのかしら…)ガーン
梓「でも、全然聞いてくれなくて…って」
紬「」グッスン
梓「そんな事位で泣かないで下さいよぉ…」アセアセ
梓(私のバカ!また条件反射的に避けちゃった…)
梓(そもそも、唯先輩に抱き付かれるのだってそんなに嫌じゃ無いし)
梓(ムギ先輩なら、むしろして欲しい位?…いやいやそれは言い過ぎでしょ///)
紬(梓ちゃん、ごめんなさい。ちょっとだけ演技しちゃったかも)テヘッ
紬(困ってる時の梓ちゃんって凄く可愛いから…)
紬(でも、私だけの都合でこれ以上困らせるのは可哀想よね)
紬(嫌って言われたんだから、残念だけど…凄く残念だけど諦めるわ)
紬「梓ちゃんごめんなさい、やっぱり今のは…」
梓「…分かりました」
紬「無かった事に…って、え?」
梓「抱き付いても良いって言ってるんです」
紬「良いの?ほんとに?」
梓「恥ずかしいんですから、何度も言わせないで下さい///」
紬「嬉しいわ、ありがと〜♪」
梓「ほんとにもう、1回だけですからね!」
紬「うん、約束するわ」
紬(一度で十分よ梓ちゃん)
紬(私の本当の気持ち、確かめたいだけだから…)
紬「じゃあ…行くわね」
梓「はい、何時でもどうぞ」
梓(そう言えば…)
梓(唯先輩は何時もいきなり抱き付いて来るからあまり感じないのかもしれないけど)
梓(こうやって予め宣言されてると結構恥ずかしいかも…)
梓(…って、ムギ先輩が何時の間にか目の前に!)
紬「梓ちゃん…」ムギュ
…
梓(あれ…これって抱き付いてるんじゃなくて抱き締めてる様な…)
紬(ごめんなさい梓ちゃん、1回だけだからしっかりと抱き締めさせてね…)
…
…
…
梓(あ、何だろうこの感覚…)
梓(唯先輩の時とは全然違う…)
梓(ずっと包まれていたい様な安心感…)
梓(それに…)
梓(ドキドキしてる…)
梓(私今、凄くドキドキしてるよ…)
梓(どうしよう…顔までドキドキしてきちゃった…)
梓(って、顔がドキドキする訳無いから!)
梓(私の顔の目の前にあるのはムギ先輩の…)
梓(…)
梓(あ、終わっちゃった…)
紬「ありがとう、梓ちゃん」
梓「いえ、どういたしまして…///」
紬(梓ちゃん…私の気持ち、分かっちゃった)
紬(でも…それを伝えた方が良いのかどうか分からないから…)
紬(この気持ちは今はまだ…胸に仕舞っておくわね)
紬「梓ちゃん」
紬(え?)
梓「は、はい!何でしょう!」
紬「梓ちゃんって…可愛いわね」
紬(嘘…私、何を言い出すの…)
梓「はぁ…って、ええっ!突然何を言ってるんですか!」
紬「今ね…梓ちゃんの事をずっと考えてたの」
紬「梓ちゃんって…とっても可愛いなって」
紬(駄目…梓ちゃんへの気持ちが抑えられない…)
梓「あの…そんなに何度も言われると何と言いますか///」
梓(あ…駄目…)
梓(ムギ先輩にそんな事を言われるとさっきのドキドキがまた…)
梓(…って、またムギ先輩が目の前に来てる!しかも目線も同じ!)
紬「お顔を…良く見てみたいの」ジー
梓「///」
紬「下を見ないで…私の方を見て欲しいな…」
梓「は、はい…///」
梓(うわ、こんなに間近でムギ先輩の顔を見たのは初めてだよ…)
梓(やっぱり…凄く綺麗…)
梓(綺麗で…でもとっても可愛い所がある先輩…)
梓(ムギ先輩は…私なんかよりもずっとずっと可愛いよ…)
梓「可愛い」
紬「え?」
梓「さっき…私の事を可愛いって言ってくれましたよね」
紬「ええ、梓ちゃんはとっても可愛いわよ」
梓「ムギ先輩も…その…可愛いと思います」
紬「え…///」
梓「あ、顔が真っ赤ですよ、照れてますね?」フフフ
梓「でも、ごめんなさい」
梓「ムギ先輩みたいに綺麗な人が『可愛い』って言われても嬉しくないですよね」
紬「ううん、そんな事は無いわよ」
紬「梓ちゃんに言われると…その…とっても嬉しいわ」ニコッ
紬「それに…梓ちゃんもさっきからお顔が真っ赤よ?」ウフフ
梓「!」
梓(どうしよう…良く考えたら私)
梓(とんでもなく恥ずかしい事を言ってしまったんじゃ…)
梓(顔が…凄く熱い…)
梓(ドキドキが…止まらない…)
梓(とにかくこの状態はマズイよ、目を逸らさないと…)
紬「ねえ、梓ちゃん」
梓「は、はい!何でしょう!?」
紬「良いわよね…」
梓「え?(何の事?)」
梓(あ、ムギ先輩の顔がどんどん近付いて来る…)
梓(目を瞑ってても…ほんとに綺麗だな…)ムギュ
梓(あれ?何時の間にか私、また抱き締められてる?)
梓(それにこの状況って、まるでこれからキスするみたいな…)
梓(って、えっ!)チュッ
梓「!!!」
ドンッ!・・・ドタッ!
梓(あっ!ビックリして突き飛ばしちゃった…ど、どうしよう…)
紬(…)
紬(はっ!私は今一体何をしてたの!?)
紬(私は梓ちゃんが好き…梓ちゃんも私が好き…)
紬(ううん、違うわ!梓ちゃんはそんな事一言も言ってない)
紬(それに、私はまだ梓ちゃんに『好き』って言ってない…)
紬(梓ちゃんの気持ちも確かめてない、自分の気持ちも抑えられないなんて…)
紬(私…やっぱり、この一歩は進んじゃいけなかったの?)
紬「梓ちゃん…」
梓「ご、ごめんなさい!」
紬「ううん、梓ちゃんが謝る事なんて何もないのよ」
紬「私、とんでもない勘違いをして…」
紬「梓ちゃんに酷い事をしちゃったのね」
紬「本当に…本当にごめんなさい」
梓「ムギ先輩、ち、違うんです!」
梓「私、今物凄く混乱してて何も言え…考え…出来…」
梓「あ〜〜〜〜!!!」
梓「と、とにかく!」
梓「私、ムギ先輩に酷いことをされたなんて全然思ってませんからね!」
紬「え?今何て…」
梓「ごめんなさい、今日はもう帰ります!」
ガチャッ!タッタッタッタッタッタッ・・・
紬「梓ちゃん…」
〜翌日朝・部室〜
ガチャッ
唯「おいっす〜」
紬「おはよう、唯ちゃん」
唯「あれ?ムギちゃんだけ?」
紬「ええ、まだみんな来てないみたいね…」
唯「そっか〜、今日は5人揃いそうだからお茶とお菓子…」
唯「じゃなくてえへへ、まずは昨日の分をちゃんと練習しないとね!」
紬「ええ、そうね…」
唯「あれ?あずにゃんのギターケースは置いてある…先に来てたのかな〜?」
紬「あ、それは…(昨日慌てて帰ったから…)」
ガチャッ
梓「おはようございます〜」
唯「あ、あずにゃん!おはよ〜!」
紬「!」
紬(梓ちゃん…昨日の事どう思ってるのかしら…)
紬(聞きたいのに…動けない…言葉が出ないわ…)
唯「あずにゃ〜ん、昨日はあずにゃん分が補給出来なくて寂しかったよ〜」ダキッ
梓「…」
梓(やっぱり違う、ムギ先輩の時と違って全然ドキドキしない…)
唯「あ〜ずにゃん、すりすり〜♪」
梓「…」
唯「あれ?(何時もと反応が違うよ?)」
梓「唯先輩」
唯「な〜に?あずにゃん」
梓「真面目にお願いします、少し離れて貰えませんか?」
唯「え?」
梓「お願いします」
唯「う、うん…分かったよ…」
唯「あずにゃん、もしかして私の事嫌いになったの?」ショボーン
梓「いえ…安心して下さい、唯先輩の事は大好きですよ」
唯「衝撃の告白!」
紬「!(そう…だったの?)」
唯「あ、あずにゃ〜ん///急にそんな事を言われても〜///」モジモジ
梓「あ…」
梓「すみません!違うんです!!」
唯「へ?」
梓「えっと…本当はこんな事を言うのは凄く恥ずかしいんですけど」
梓「今日だけは…今日だけは自分の気持ちに正直になりたいと思います!」
紬(梓ちゃん、何を…)
梓「唯先輩!」
唯「は、はい!」
梓「私、唯先輩の事は大好きです」
唯「も〜、あずにゃんったら〜///」テレテレ
梓「でも…」
唯「でも?」
梓「それは先輩として、軽音部の先輩として大好きなんです」
唯「あずにゃん…」
梓「唯先輩だけじゃありません」
梓「律先輩も澪先輩も大好きです」
紬「…」
唯「あれ?でもムギちゃんは?」
梓「ムギ先輩は…ムギ先輩だけは違うんです」
唯「あずにゃ〜ん、ムギちゃんはとっても良い子だよ?1人だけそんな…」
紬「…良いのよ、唯ちゃん」
紬「私はどんな風に言われても…仕方が無いの」
梓「違うんです、ムギ先輩」
紬「え?」
テクテクテク…
梓「ムギ先輩…お願いがあります」
紬「…何?梓ちゃん」
梓「昨日と…昨日と同じ事をして欲しいんです///」
紬「え…!?」
梓「昨日はあれから…そう、今この瞬間までずっとムギ先輩の事を考えてました」
梓「私にとって、ムギ先輩はどういう人なんだろう?って…」
紬「梓ちゃん…」
梓「昨日抱き締めて貰った時の事を思い出すと…凄くドキドキするんです」
梓「今はもっとドキドキしてます…ムギ先輩の傍に居るから…」
梓「胸の奥が締め付けられる様に苦しくって…でも暖かくて」
梓「さっき唯先輩に抱き付かれた時に確信出来ました」
梓「私がこんな気持ちになれるのはムギ先輩…ムギ先輩に対してだけなんです!」
紬「梓ちゃん…」グスッ
紬「私ね、今は嬉し過ぎて何も言えそうに無いわ…」
紬「だから…おいで、梓ちゃん」ニコッ
梓「はい、ムギ先輩…」
…
…
…
唯「はっ!?あまりの出来事に途中から固まってしまった…」
梓「あ…ムギ先輩、もうこの位で良いですから///」
紬「ええ」ニコッ
唯「あ、あずにゃん!今の出来事は一体!?」
梓「唯先輩」
唯「は、はい!」
梓「ごめんなさい、一度も素直に言えなかったんですけど」
梓「唯先輩に抱き付かれたりするのも…本当は嫌じゃなかったんです」
唯「…うん、分かってる」
唯「私はとってもおバカだけど、あずにゃんが本当に嫌だったらしてないよ」フンス
梓「…最初の頃は本当に嫌だったんですけどね」
唯「えっ!そうだったんだ…」ガーン
梓「でもそれは、本当に最初の内だけですよ」
梓「みんなで合宿をして、学祭ライブをやって…他にも色々とありましたけど」
梓「軽音部で活動する事が段々楽しくなって来て…」
梓「そしたら、唯先輩に抱き付かれたりするのも」
梓「私の事を軽音部の後輩として凄く可愛がってくれているんだな…って」
梓「そんな風に実感出来る様になったんです」
唯「うん、あずにゃんは大切な大切な可愛い後輩さんだからね!」
梓「ありがとうございます」
梓「でも今は…そう、唯先輩の事は大好きなんですけど」
梓「私がギュってして欲しいのはムギ先輩だけなんです」
梓「だからごめんなさい、これからは…抱き付かないで貰えますか?」
唯「あずにゃん…」
唯「うん、分かったよ!」
唯「あずにゃんに抱き付けなくなるのは凄く寂しいけど」
唯「これからはムギちゃんに一杯して貰ってね!」
唯「私、2人の事応援するから!」
紬「改めてそう言われると何だか照れるわね///」
梓「まったくです///」
紬「…」
梓「…」
梓「えっと…ムギ先輩、もう1回だけ良いですか?///」
紬「ええ、梓ちゃん…何度でも」ムギュ
…
…
…ポキッ
唯「…という衝撃的な出来事がついさっきあったのですよ!」
澪「そうか…律の言った通りだったな」
律「梓がどう受け止めるかまでは流石に分からなかったが…まあ良かったよ」
唯「へ?どういう事?」
律「昨日何か理由を考えて部活を欠席してくれって言っただろ?」
唯「う、うん。私じゃ思い付かなかったから憂に相談したけど…」
澪「全てはこの為って事さ」
唯「あっ!そうだったんだ…私全然気が付かなかったよ〜」
律「唯も悪かったな、何も説明しないで」
唯「ううん、ムギちゃんとあずにゃんの為だもん」
唯「それに、りっちゃんと澪ちゃんも2人の事は応援してくれるって事だよね?」
律「もちろんだ」
澪「どんな事があったって」
律「ムギはムギ」
澪「梓は梓だからな」
唯「おお〜、2人共息ピッタリだね!」
唯「も、し、か、し、て…2人もそういう関係だったりして〜?」
律澪「!!!」
律「じ、実は…///」
澪「そ、そうなんだ…///」
唯「衝撃の告白その2!」
唯(冗談で言ってみただけなのに、とんでもないものを釣り上げてしまいましたよ!)
律「今日遅くなったのも澪がなかなか起きなくてだな…」
澪「おい、律!」
律「あ…いやいやいや!そんな事よりもだな!」アセアセ
唯(これは…後でじっくりと聞かねば!)
律「か、肝心のムギと梓は何処に行ったんだ〜?」
澪「た、確かに、こういう話はまず本人達から聞きたかった所だな〜」
唯「それがね、今2人は病院に居るんだ」
律澪「病院?」
〜琴吹総合病院・整形外科〜
医者「レントゲン写真を見て貰えば分かると思いますが」
医者「胸部圧迫骨折、肋骨に何本かヒビが入っていますね」
医者「何か相当強い力で締め付けられた様な感じに見えますが…」
医者「まあ何にせよ、当分の間はあまり無理をしない様に」
〜待合室〜
紬「ご、ごめんなさい!」
梓「あはは…」
紬「」ショボーン
梓「ま、まあ…そう!これも愛の証という事で!私は凄く嬉しいですよ!」
梓(ムギ先輩が気にしない様にって思ったけど…私、恥ずかし過ぎる///)
紬「…まあ、梓ちゃんたら」ウフフ
梓(良かった、笑ってくれた)
梓「でも次からは…」
梓「優しく抱き締めて下さいね///」
〜平沢家・リビング〜
唯(今日は朝からいろんな事があったなぁ〜)
唯(私も…自分の気持ちに正直になってみようかな…)
憂「お姉ちゃん、どうしたの?さっきからお箸止まったままだけど…」
唯「憂、ちょっとお話があるんだ…聞いてくれる?」
憂「うん、何?お姉ちゃん」
唯「あ…ごめんね。食べ終わってからで良いよ」
憂「うん…?」
唯(今は食欲に正直に…じゃなくて!)
唯(憂が折角用意してくれた食事だもん、あったかい内に食べないとね!)ガツガツガツ…
憂「そんなに急いで食べなくても…」
唯「ぷは〜、ごちそうさま!今日のご飯もとっても美味しかったよ!」
憂「えへ〜、ありがと」ニコニコ
憂「とりあえず食器洗って…終わったらお茶淹れるね。お姉ちゃんは先にお風呂どう?」
唯「うん、じゃあそうするね〜」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:11:43.70 ID:O0HYeSE/0
ちゃんと書き溜めてるのがすごいな
貼らないと書いてるうちに恥ずかしくなってくるんだが
唯「」ズズー
憂「」ズズー
唯「さて…」
唯「今日はちょっと真剣なお話なのです」
唯「憂にも色々と聞いちゃうけど…」
唯「答えにくいかもしれないけど…嘘は言わないで欲しいんだ」
憂「え?う、うん…分かったよ(何を聞かれるのかな…)」
憂(でも滅多に見れない真剣な表情をしたお姉ちゃん…可愛い///)
唯「憂は今…付き合ってる人は居るの?」
憂「…え!?」
憂「ど、どうしたの急に?」
唯「」ジー
憂「えっと…い、居ないよ?」
唯「そうなんだ」ホッ
憂「う、うん…(あれ?今ちょっとだけ喜んだ?)」
唯「じゃあね」
唯「好きな人、この人と恋人になれたら良いなあ…っていう人は居るの?」
憂「…ええ!?」
唯「」ジー
憂「い…居な…」
唯「」ジー
憂(ううん、理由は分からないけどお姉ちゃんは真剣なお話だって言ってた)
憂(恥ずかしいけど…嘘は良くないよね)
憂「…くない。居るよ」
憂「とっても…とっても、大好きな人」
唯「そ、そうなんだ…」ガーン
憂(あれ?今度はちょっと悲しそう?)
唯「…憂は、その人に告白しないの?」
憂「え?」
憂「ええ〜!?」
憂(お、お姉ちゃんに告白…///)
憂(何時かはしたいって思ってるけど…でも、駄目だよね)
憂「出来ない…かな」
唯「出来ない?」
憂「うん」
憂「私の好きな人はね、本当は好きになっちゃいけない人なの」
憂「だから告白は…ずっと出来ないと思う」
唯「そうなんだ…」
唯(好きになっちゃいけない人…誰だろ?)
唯「でもその人に恋人が出来たとして…憂はそれでも良いの?」
憂(お姉ちゃんに恋人かぁ…)
憂(それはもうずっと前から覚悟してるから諦めてるかな…)
憂「うん…良いの」
唯(う〜ん、難しくて良く分からないや…)
唯(でも、憂に恋人が居ないって事だけは間違いないんだから…)
唯(私にも少しはチャンスがあるって事だよね?)
憂「…何だかさっきから聞かれてばっかりだね」
憂「お姉ちゃんのお話って?」
唯「あ…うん」
唯(うわ〜、いざとなると何だか凄く緊張して来た)アセ
唯(こういう時は…手の平にパイナップルを書いて食べるんだっけ?)アセアセ
唯「え、え、え、え〜と」アセアセアセ
憂(お姉ちゃんがこんなに緊張するなんて…)
憂(滅多に見れない緊張したお姉ちゃん…可愛い///)
憂(じゃなくって!)
憂「お姉ちゃん、落ち着いて」
憂「何のお話か分からないけど、私どんな事でもちゃんと真剣に聞くよ?」
憂「だから、ゆっくり…ね?」
唯「憂…ありがと」ニコッ
憂(でもやっぱり…笑顔のお姉ちゃんが一番可愛いよ///)
唯「でもね、憂」
唯「これを言っちゃったらね、私の事を姉として見てくれなくなるんじゃないかって」
唯「そういうお話なんだけど…言ってもいいのかな?」
憂「お姉ちゃん…うん、じゃあ約束するね」
憂「例えどんな事を言われても、お姉ちゃんが私の事を妹として見てくれるなら」
憂「お姉ちゃんは何時だって私の自慢のお姉ちゃんだよ」
唯「憂…ありがとう…」
唯「お姉ちゃん…もう…泣いちゃいそうだよ〜」グスッ
憂(一番は訂正、涙ぐんだお姉ちゃんも最高に可愛い///)
唯(憂にこんな風に優しくして貰えないかもしれない)
唯(姉として見てくれなくなるかもしれない)
唯(それが怖くてこの気持ちは言わないでおこうと思った事もあったけど…)
唯(憂がこの気持ちを受け止めてくれるかどうかは分からないけど…)
唯(私の事を変わらず姉として見てくれるって事だけは…信じたい)
唯(憂を信じてない私は…大嫌い!)
唯(憂を信じる私は…大好きだから!)
唯「じ、実はね…」
憂「うん」
唯「好きな人が出来ました」
唯「ううん、そうじゃないかな」
唯「その人の事はね…前から、ずっと前から好きだったの」
唯「その気持ちをね…今日伝えたいなって」
唯「お付き合いして下さい、恋人になって下さいって言おうかな…と?」
憂「」
唯「憂、聞いてる?」
憂「」
唯「お〜い、う〜い〜?」
憂「…ナニ?オネエチャン?」
…
…
…
憂「ごめんなさい、あまりにも突然だったから驚いちゃった」
憂(覚悟はしてたはずなのに…やっぱりショックだよ…)
唯「私がそんな事言うのってやっぱり変なのかな…」ショボーン
憂「ううん!そんな事無いよ!!」
憂「お姉ちゃんに告白される人って凄く幸せだと思う!!!」
唯「おおぅ…(何だか凄い勢いだ…)」
憂「でも今日って言っても、もう遅いよね…携帯で告白するの?」
唯「ううん、今から直接言うよ」
憂(今から直接って事は…これから出掛けるんだよね。じゃあ早く準備しなくちゃ!)
唯「憂、私はね…」
憂「お姉ちゃん、まずは着替えないと!」
唯「う…え?やっぱりこういう時は着替えた方が良いのかな?」
憂「え?う、うん…」
憂「流石にその格好ではちょっと…」
唯「う〜ん、分かった」
唯「じゃあ、憂は此処で待っててね!」
憂「え?私もお風呂に…」
唯「着替えて来る!」ドドドドド…
憂「行っちゃった…」
憂(あ、そうか…服が似合うかどうかチェックして欲しいんだね)
憂(お姉ちゃんはどんな服でも似合うからそんな必要無いのに…)
…
…
…
唯「お待たせ〜、憂」
憂「あれ?着替えるの早いね、お姉ちゃん」
憂「でも、もうこんな時間だから早く行かないと…え!?」
憂「か、可愛い!///」
唯「えへへ〜、さわちゃんに貰ったんだ〜」
唯「リボンとフリフリがこんなに付いてるのは初めて着るかも〜」
憂「凄く可愛い…けど、それパジャマでしょ?」
唯「え?うん、そうだよ?」
憂「お姉ちゃんその格好で出掛けるの?」
唯「ううん、出掛けないよ?何で?」
憂「え?だってお姉ちゃん、今から直接会って告白するって…」
唯「うん、するよ!」
唯「もう、覚悟は出来てるからね!」
憂(出掛けないって事は、まさか相手を家に呼ぶとか?)
憂(でもそんな様子は無かったし…今家にはお姉ちゃんと私しか居ないし…)
憂(…)
憂(お姉ちゃんと私しか居ない…)
憂(…)
憂(あっ!)
憂(どうして気が付かなかったんだろう、お姉ちゃんが告白する相手…)
憂(そんな…絶対に無いって思ってたから、考え付かなかったよ…)
憂(色々と問題はあるけど…でも嬉しい、凄く嬉しいよ!)
憂(お姉ちゃんが覚悟を決めたんだから…私も、私も言わなきゃ!)
唯「憂、私は憂の事が…」
唯(あれ?でも、何て言ったら良いんだろう?)
唯(普通に好きですって言って、それだけで伝わるのかな?)
唯(憂の事は好きだよ〜って普段から言ってたりするし…)
唯(うわ〜、どんな風に言ったら良いのか最初に決めておけば良かった…)
唯(ど、どうしよう…)アセアセ
憂「お姉ちゃん、ごめんなさい」
唯(…って、告白する前に断られたましたよ!)ガーン
憂「さっきの言葉訂正するね」
唯「え?う、うん…?」
憂「好きな人には告白出来ないって言っちゃったけど」
憂「やっぱり…私も告白するよ!」
唯「え!」
憂「それも今すぐに!」
唯「ええ〜!!」
唯(そんなぁ…憂に告白されたら、相手は100%OKしちゃうよ…)
唯(私からは何も言えなくなっちゃうよ…)ショボーン
憂(あ…お姉ちゃんまだ分からないんだ)
憂(私も相当鈍いけど…ふふっ、お姉ちゃんも相当だね)
憂「ねえ、お姉ちゃん」
唯「…」
唯「…」
唯「…何?」
憂「私ね、今すぐに告白したいんだ」
唯「うん…」
憂「今すぐなんだけどな〜」
唯「今すぐだね…」
憂「場所はね、此処が良いな〜って」
唯「此処だね…」
憂「相手は誰だと思う?」
唯「相手は…今此処に居る人だね…」
唯(へ?今此処に居るのは…私と憂だけだよ?)
唯(って事は…憂?)
憂「」ニコニコ
唯(じゃなくて!私しか居ないよ…)
憂「」ニコニコ
唯(私しか居ないよ〜〜〜!!!)
唯(衝撃の告白その3だよ〜〜〜!!!)ズキューン
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:21:56.03 ID:y8SQ/ohNP
C
憂「お姉ちゃん、やっと気が付いたんだね」
唯「う、うん!」
憂「ちゃんと言うね」
憂「お姉ちゃんに告白される人は凄く幸せだってさっき言ったけど…」
憂「私がね」
憂「私がその幸せな人になりたいんだ…」
憂「駄目かな?」テレッ
唯「うん!なれる…なれるよ!」
唯憂「だってね…」
唯憂「私は憂(お姉ちゃん)の事が」
唯憂「大好きだから!」
おしまい
(´'ω')日本に生まれてよかったわい
(´'ω')作者さんありがとうのう
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:32:31.03 ID:YM4xjH9y0
これ好きだ〜<br>楽しかったわ>>1乙
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 07:28:15.35 ID:gxdfpNkaO
今から読む
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 07:36:59.12 ID:T8YETWZ/0
面白かった!乙
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 07:46:44.93 ID:gxdfpNkaO
つGJ
唯憂最高だな
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 08:51:42.72 ID:Uig0aVxyP
乙
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 10:32:18.25 ID:1sa0+Zvg0
さて、カットされた律澪はいつ書いてくれるんだい?
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 10:41:02.72 ID:EbKqzjQXP
平沢姉妹かわいすぎ
おつ
唯憂、律澪、梓ムギ。どれもよかったよーでも、やっぱり唯憂は最高。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 10:45:54.54 ID:ue3Gn4QD0
ありがとう。とてもよかったよ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 11:15:50.78 ID:r9HvW4VNO
1です
今PC使えないので携帯から書いています
スレ立てもSSも初めてだったのですが
喜んで頂けた方が一人でもいらっしゃったら満足です
また近い内に投稿したいと思います
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 11:31:52.21 ID:k2U94HG+0
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 13:21:40.48 ID:I2WsQnWrO
このSSはできるだけ人前では読まない方がいいでしょう
ニヤニヤでわりと大変なことになります
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 14:17:19.59 ID:Mrf+r3Cl0
一粒で二度美味しいスレだった。
乙
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 14:58:10.35 ID:MLHW/VQoO
平沢姉妹が可愛すぎて胸が爆発しそうだ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 15:23:16.02 ID:PGdgAXfR0
唯憂かと思ったら半分以上唯を噛ませにした梓紬で唯憂ほんのちょっとしか無かった
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:37:01.68 ID:eVdZQOMH0
梓紬のオチにはワロタ
できれば1が書いた律澪が見たいなーと思うが何が言いたいかっていうと
>>1乙!
仕事から帰って来た1です
まだスレッド残ってたんですね…
タイトル詐欺っぽくなってしまったのはごめんなさいです
次から気を付けます
律澪はご要望とあらば
単独でも読める様な差分の形で書かせて貰います
ただ、私は物凄い遅筆なので今日中には書けないと思います
明日以降にまたスレを立て直します