1 :
◆YW8tTr3Ies :
2 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 18:44:10.51 ID:M6WutKbjO
ジョルジュ達が去った後、僕らは中央に帰還する事になった。
200名の騎士をテデベイアの街の警備に当たらせると、領主子飼いの兵達の武装を解除させる。
そして残り300の騎士の内200を使い、先に中央の留置施設へと送っていた。
そして最後に残った100と共に、首都に向かうために移動術式で首都に一番近い街。
−−トゥチャネラ−−へと向かった。
本当に色々な事があったが、意外とすんなりと状況の変化に対応出来ている。
理由は魔族のことは気掛かりだが、どこか僕にとっては他人事であるためだろう。
僕は基本的には、非戦闘員である内政部の所属だ。
それに旅を行うのが、僕に与えられた仕事とも言える。
僕は首都ニュクスへと向かう馬車の中、旅に出るまでの事を思い出していた。
−−ブーン・ホライズン−−
僕が落ちこぼれとして、国の中を旅するきっかけを与えた彼女は、小さく寝息を立てている。
外は曇天、雨音が馬車の子窓を叩くまではそう時間が掛からないだろう。
雨音で彼女が起きない事を祈り、僕は物思いに耽るのだった。
( ^ω^)は落ちこぼれのようです
−−番外編−−
( ^ω^)が旅立つようです
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:44:44.96 ID:MkD7bFo2O
支援しちゃおう
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:45:29.23 ID:kGjL7IiL0
ブーンとやるお見なくなって悲しいわ
>>1がんばって
5 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 18:47:32.18 ID:M6WutKbjO
彼女、クーと出会った頃と言うと、軍靴の足音が近付いて来た16年も前になる。
魔族の王、モララーが西の人間側国家に宣戦布告し、大軍を率いてVIP国内に侵入して来た時だ。
この事態に、警察的な役割を持つ武官の騎士団、普段は司法を司る魔法使い。
更には、文官たる政務省の一部の軍略に明るい人物。
救護兵としての神官達。
これら国の中枢の機関全てが、戦へと駆り出され東へと向かって行った。
6 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 18:50:09.96 ID:M6WutKbjO
その為、中枢の守りが薄くなり、貴族の子弟達は城へと集められたのだった。
余りに突然の出来事で困惑してはいたが、父の“負けはしない”と言う言葉を信じ僕は住み慣れた我が屋敷を離れて、父の帰りを妹と待っていた。
ただ、この頃から僕には放浪癖があり、度々同じ貴族の子供達と離れ、一人で城をさ迷う事があった。
そんな時だ。
城の中を探険しようと、中庭の薔薇園に踏み入れたのは……。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:51:05.37 ID:sakRLBsk0
落ちこぼれキターー!
8 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 18:54:31.51 ID:M6WutKbjO
赤に始まり、黄や紫、白い薔薇が咲き誇る庭園には、円形の噴水があった。
そのほとりで、誰かが佇んでいる。
僕は身構え、城の兵士や、召し使いではないかを確認する。
城の中を好き勝手に動くと、怒られる為だ。
よぉく見ると、歳の近そうな少女である事が解り、少し安心する。
恐らく、僕と同じ貴族の子弟なのだろう。
長い黒髪に、くりくりした目、白いドレスを纏う姿は妙に大人びた雰囲気と言うか、神々しさを漂わせていた。
余程、大事に育てられている様だ。
手を伸ばし、花の匂いを嗅ぐ動作の一つ、一つですら触れる事すら禁忌と思えた。
9 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 18:57:50.73 ID:M6WutKbjO
僕はその時、完全に彼女に見惚れており、ずっと見つめていた。
すると、彼女は僕に気付いたのだろう。
手招きをして僕に呼びかける。
川゚-゚)「こっち来なよ? ちょっとお話しようよ?」
僕は気付かれた事の焦りと、現実に引き戻された気恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
( //ω/)「良いのかお?」
川゚-゚)「構わないよ? どうせ暇だったし」
僕は駆け寄り、彼女の前に立った。
恥ずかしい気持ちよりも、好奇心の方が勝つのは昔からの性格だった。
( ^ω^)「そうかお? 僕も暇だからお城の中を探険してたんだお〜」
10 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:03:50.13 ID:M6WutKbjO
川゚-゚)「? 探険なんかして楽しい?」
( ^ω^)「楽しいお? 君も探険してたんじゃ無いのかお?」
川゚-゚)「別に? 自分の家を探険しても面白くはないよ」
( ^ω^)「自分の家?」
川゚-゚)「そう。 生まれた時から住んでるんだから、殆どの場所は知ってるもん」
( ^ω^)「もしかして君は王族なのかお?」
川゚-゚)「そうだよ? 君はその左手を見るに、落ちこぼれで有名なブーン・ホライズンじゃないかい?」
彼女は想像していたよりも、ずぅと毒舌なようだ。
この頃の僕は落ちこぼれのレッテルに、コンプレックスを持っていたのだ。
そんな状態だから、見ず知らずの少女に‘落ちこぼれ’と言われてしまい、僕は悲しさと恥ずかしさで涙を流してしまったのを覚えている。
11 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:07:22.57 ID:M6WutKbjO
( ;ω;)「そうだけど、あんまり言わないで欲しいんだお」
川゚-゚)「ごめん」
( ;ω;)「うっうわぁぁん!」
彼女は困ったようで、頬を掻き、何か言おうと考えている様だった。
そして何か閃いたのか−−
−−そうだ!と一言言い僕にある提案をして来た。
その提案と言うのは−−
川゚-゚)「しょうがないな、泣き止んだらキスしてあげるよ」
( ;ω;)「キス?」
川゚-゚)「そうだよ? 五秒以内だ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:08:41.32 ID:Cv8iPQApO
Ktkr支援
13 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:11:01.07 ID:M6WutKbjO
−−すると彼女は、5から順に一つずつ数字を数えて行く。
川゚-゚)「3……2……1……」
僕は先程の言ったように、好奇心が何より勝る性格だ。
もちろん、この一件も予想通りとは思うが、すぐに泣き止んだ。
( ^ω^)「泣き止んだお!」
川゚ー゚)「現金なやつw」
彼女は盛大に吹き出し、顔をくしゃくしゃにして笑っていた。
僕は口を尖らせ、ぶーたれる。
(#^ω^)「だって……仕方ないお」
川゚ー゚)「何が仕方ないんだ?」
意地悪い笑みを浮かべながら、聞いてくる。
( //ω/)「キスして、欲しかったんだお……」
僕は恥ずかしさに耐えて、言葉を搾り出す。
川゚ー゚)「随分、かわいいな君は、仕方ない。
そのまま眼をつぶっているんだ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:15:01.13 ID:DMouTWML0
おらわくわくすっぞ
15 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:15:10.72 ID:M6WutKbjO
( -ω-)「こうかお?」
川゚-゚)「そうだ。 そのままだよ?」
僕は眼を閉じ、緊張で胸がばくばくと鳴り響いていた。
彼女の足音が、一歩ずつ近付いて来る。
その足音が近付く度に、びくんと心臓の脈打つ音が聞こえて来た。
あと三歩、二歩、そして一歩。
目の前に彼女がいる。
薔薇の華やかな薫りに混ざり、彼女の匂いだろうか優しい石鹸の薫りがふわりと香る。
川゚-゚)「準備は良い?」
( //ω/)「良いお」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:17:45.83 ID:d+F6B3dL0
クーにゃん ペロペロ
支援
18 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:20:22.48 ID:M6WutKbjO
僕は頷き彼女の行動を待った。
川゚-゚)「じゃあ歯を食いしばれ!」
−−え? 歯を?
ゴスッと鈍い音と、強烈な顔面の痛みが僕を襲う。
僕のファーストキッスは、血の生臭い味と、土のざらざらとした感触だった。
僕が四歳、クーが六歳。
初めての出会いは中々に刺激的で、この時から、僕の彼女に振り回される人生が始まった。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:22:57.60 ID:sakRLBsk0
支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:24:26.81 ID:6o2I+13X0
クーにゃん ペロペロ
21 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:27:09.96 ID:M6WutKbjO
あの時、彼女に出会わ無ければ、僕は未だに首都で燻っていたのかも知れない。
そう考えると、感謝しようかとも思うが、やはり気恥ずかしさが先に来てしまうけれども。
それからと言うもの、彼女と行動を共にする事が増えた。
あの後すぐに、お姫様だと聞いて、逆らえない相手だと知ったのもあるにはあるが……。
個人的には嫌だった記憶しかないのに、着いて廻ったのには他の理由がある。
鉄拳を武器にした恐怖政治の為に、逃げ出したりする勇気も無かった事も確かにあるのだ。
ただ少し憧れを抱いて、一緒に居られる事を嬉しく感じていた部分も事実ではあったのだ。
でもそのせいで最初こそあんな理不尽な出会いだったが、やっぱりその後も理不尽極まり無い、傍若無人な振る舞いを僕は経験した。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:28:02.24 ID:6o2I+13X0
クーにゃん ペロペロ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:28:49.06 ID:6o2I+13X0
クーにゃん ペロペロ
24 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:29:32.29 ID:M6WutKbjO
例えば黒雲拡がる大雨の中で、雷の魔法の練習をさせられて風邪を引いたし。
またある時は、武器庫に忍び込み大楯を持たされ、クーの持った槍でひたすら突かれもした。
こんな事ばかりだが、僕にとって姉の様な存在になっていったのは間違い無かった。
僕は小さい頃に母を亡くしている。
妹のミセリを産んで、すぐ後の事だった。
物心ついたばかりの僕は、まだまだ幼稚でどこかミセリを避けている節があった。
母を奪い、落ちこぼれではないミセリを憎む事すらあったのだ。
だがそんな僕に対して、クーは説き伏せる様に、僕の憎しみや嫉妬を理解してくれた。
馬鹿らしいの一言を口にするが、結局は真っ向から僕の気持ちを受け止め、愚痴を聞いてくれたのだった。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:30:02.60 ID:6o2I+13X0
クーにゃん ペロペロ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:30:18.49 ID:beLHcYST0
マジ文章力ヤバいわ
まとめて電撃文庫にでも送ったら?
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:31:20.10 ID:6o2I+13X0
クーにゃん ペロペロ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:32:25.46 ID:6o2I+13X0
クーにゃん ペロペロ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:32:38.36 ID:sTy4HnmSO
支援
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:34:09.12 ID:6o2I+13X0
クーにゃん ペロペロ
31 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:35:29.16 ID:M6WutKbjO
そしてようやくクーと半年ほど過ごした頃には、兄と妹として普通に接する事が出来るまで、心の折り合いが付けられる様になっていた。
これは本当に感謝している。
彼女がいなければ、いじけたままだったのは間違いない事だ。
彼女が居なければ落ちこぼれの劣等感に、押し潰されていただろう。
今考えると、僕の性格や居場所は彼女に作って貰ったのかも知れない。
釈然としないが、やはり感謝の気持ちは少なからず浮かぶ。
そう言えば、本当の姉の様な存在と感じた出来事がまだある。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:35:48.62 ID:RkZvnZnf0
クーにゃん ペロペロ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:37:08.27 ID:RkZvnZnf0
クーにゃん ペロペロ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:38:27.35 ID:RkZvnZnf0
クーにゃん ペロペロ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:39:29.36 ID:RkZvnZnf0
クーにゃん ペロペロ
36 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:39:30.70 ID:M6WutKbjO
やはりくだらない事なのかも知れないが、当時は田畑が荒れてしまった事により、出回る食べ物が少なくなって来ていた。
流石に平民とは違い、貴族の家柄の僕達が飢える事は無かったのだが、食事が少しずつ質素になっていくのは明らかだった。
そんな中で、僕ら貴族の子供達は、質素な料理を残す事など 日常茶飯事だったのだ。
僕も例に漏れず、多少残す事が多かった。
というのも、保存の効く根菜類が食卓を彩る事が多かった為だ。
ゴボウや人参、ラディッシュ、こう言った癖の強い食材が食卓に並び、僕は嫌気がさしてしまったのだ。
(#^ω^)「なんでこう僕の嫌いな物ばかりなんだお!」
僕は最近の料理についての愚痴をクーに零した。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:40:33.76 ID:RkZvnZnf0
クーにゃん…
ぺろ、ぺろ…
普通に支援しろよ・・・
作者も良い感じはしないだろうし
39 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:43:55.87 ID:M6WutKbjO
すると−−
川#゚-゚)「また残したのかい? そんなブーンきらいだ」
( ;ω;)「なんで嫌いなんて言うんだお!」
川#゚-゚)「嫌いだ嫌いだ嫌いだ! ブーンなんかどっかいっちゃえ!」
( ;ω;)「そんな事言わないで欲しいおー」
この時の僕は、クーが怒った理由など全く解ら無かった。
今思うと本当にお坊ちゃんだったのだなと、しみじみと感じる。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:44:22.41 ID:sakRLBsk0
クーにゃんぺろぺろの奴、もっと書き込み内容変えないと永久規制されるぞ
41 :
>>38気にしてないから構わなくて良いよ〜 ◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:48:41.03 ID:M6WutKbjO
川#゚-゚)「じゃあ、もうご飯残したりしない?」
( ;ω;)「しないお〜だから、嫌いなんて言わないでお〜」
川゚-゚)「なら解った。 ほら? こっちきな?」
そういうと彼女は、僕の頭をぽんぽんと撫でてくれたのだった。
いつも彼女は僕が悪い事をしたら叱り、反省すれば慰めてくれたのだった。
そんな事が度々あり、この関係は上手く続いて行ったのだ。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:52:46.45 ID:kNY4oLrR0
お 来てたか
支援す
43 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:54:15.12 ID:M6WutKbjO
その後、戦争が終わり僕とミセリは自分達の屋敷へと戻ったが、交友は続いていた。
やはり酷い弄りを受けたが、大分慣れて来てたし、たまに見せる優しさで完全に飼い馴らされていた。
ただ僕が14歳になった夏、貴族達の学院が夏の長期休暇に入った頃だろうか。
久しぶりにクーの妹、シューが首都に戻って来た時の事だった。
シューは戦争当時から、魔術の盛んな南で留学しており、タイミングが合わず今までそれほど会う事は無かったのだが−−
−−この時の彼女達の洒落にならない悪戯が、僕が旅に対しての憧れを強くする出来事となった。
本当に洒落にならなかったけれど……。
川 ゚ -゚)「おいブーン! 明日シューと街の外へ遊び行くから、テントやらなにやら持って来てくれ」
lw´‐ _‐ノv「あと米も」
(;^ω^)「おい待てつーか米? てか抜け出すつもりかお? ペニサスにぶっ殺されんぞ?」
44 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 19:59:08.34 ID:M6WutKbjO
この頃からペニサスは、クーの世話役だった。
クーより二つ上の彼女だが、この頃からクーの相手とは正直心労が絶えない事だろう。
久しぶりに会ったら、目尻のこじわが増えてたようだし。
超が付く堅物集団の神官連の中でも、話しの解る方だが、自分に被害の出る行動は基本的にしないのがペニサスだ。
到底街の外に出るなど、許すとは思えない。
lw´‐ _‐ノv「大丈V! その辺は許可取ってある!」
( ^ω^)(嘘くせー)
だが逆らえる筈も無く、僕は彼女達に言われるがままに、荷物をまとめたのだった。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:00:03.80 ID:kNY4oLrR0
支援す
46 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:02:30.02 ID:M6WutKbjO
次の日−−
外は快晴で、澄み渡っている。
僕は嫌な予感を腹の中で堪えつつ、街の小高にある一本杉へと向かった。
彼女達は僕が着くよりも早く来ていた。
川 ゚ -゚)「なんだ遅いじゃないか?」
( ^ω^)「どうせ、抜け出すんだろうから、準備して来たんだお」
川 ゚ -゚)「準備?」
( ^ω^)「ミセリに頼んで、親父には学校の友達の所に居ると伝えて貰う事にしといたお」
川 ゚ー゚)「用意が良いじゃないか?」
( ^ω^)「だろ?」
多分クーの事だ二、三日は戻らないつもりだろう。
これで僕は知らぬ存ぜぬを通せば良い。
47 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:05:19.68 ID:M6WutKbjO
一緒には行っていないと言い張れば、お咎めが降る事は無いだろう。
シューは解らないが、クーがわざわざ僕に責任を押し付けたりはしない筈だ。
まぁ真っ向から開き直るから、そのままバレかねないが……。
その時はその時だ。
ただ先程から気になる事がある。
二人の恰好が普段と変わらない事だ。
(;^ω^)「つーかその恰好で行くつもりかお?」
クーは純白のゴシックドレス、シューは薄紫の物を着ている。
lw´‐ _‐ノv「気にせずとも、良いよ。
どうせ行くのは君一人だから」
(^ω^)「え?」
川 ゚ー゚)「ペニサスに怒られる心配はないだろう?」
48 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:09:10.51 ID:M6WutKbjO
ニヤニヤとクーが笑いながら、僕に問い掛ける。
(;^ω^)「いや、シューと一緒に行くって……」
lw´‐ _‐ノv「投影魔法で見るから大丈V!」
( ^ω^)(それ気にいったのかお)
川 ゚ -゚)「と言う訳だ! 期待してるからな!」
( ゚ω゚)「ちょっと待て!」
川 ゚ -゚)「待たん!」
その言葉を合図に、シューが呪文の詠唱を始める。
僕は身を翻し逃げようとするが、クーに腕を捕まれ身動きがとれない。
(;^ω^)(オワタ\(^o^)/)
僕の身体が転移魔法の光に溶けていく。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:10:24.15 ID:5IQMga0bO
しーえーん
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:10:43.26 ID:sakRLBsk0
しえんぬ
51 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:14:00.28 ID:M6WutKbjO
その時見た勝ち誇った笑みを浮かべたクーを、僕は一生涯忘れはしないだろう。
(゚ω゚)「マッジッで覚えてろよ!」
川 ゚∀゚)「wwwwww」
−−南の小さな村まで飛ばされた僕は、休暇をほとんど使い自力で、首都まで戻った。
道中の先々で会う人々、動植物や建造物、文化は僕に新しい価値観を植え付けて行く。
優しい人も居れば、厳しい人、嫌な人。
悪い人も中には居る。
動植物も、綺麗な物、汚い物、怖い物もある。
そんな僕の知らない世界は僕に新しい刺激を与えてくれていた。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:15:17.15 ID:kNY4oLrR0
鬼姉妹だなww
支援す
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:17:11.83 ID:5IQMga0bO
なんてこったい
支援
54 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:20:01.70 ID:M6WutKbjO
こうやって新しい出会いや発見を繰り返しながら、最初は戻る為の旅から、いつのまにか新しい事を探す旅へと変わっていた。
首都へ近付く度に、もう終わりが近くなって行く事が、物寂しさを感じさせた。
結局、旅が終わりに差し掛かり、トゥチャネラの街に着く頃には、帰りたくないとさえ思い始めていたのだった。
トゥチャネラは、ギーコ・ルナファスの生誕の地として有名で、古来よりルナファス家の領地として、独立した地域となっている。
VIP王家や、神官連にはあまり干渉せず、騎士団の棟梁として、長年国を支えて来た名家としてルナファス家は存在していた。
55 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:23:32.85 ID:M6WutKbjO
ごめ書き直した部分が保存されてなかった……
30分程書き直しで消えます。
すいませんが保守しといて貰えると助かります。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:27:13.56 ID:sakRLBsk0
( ゚д゚ )
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:37:04.67 ID:kNY4oLrR0
おk 保守しようじゃないか
58 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:47:14.59 ID:M6WutKbjO
すいません再開します
59 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:49:36.30 ID:M6WutKbjO
神話に語られる英雄像とは違い、一騎士の一族として国を支えるのには、どのような経緯があったのかは神学者の間では永遠の謎と言われている。
そう言えば、この時にルナファス家の馬鹿息子と言われるフーサに出会った。
まぁ出会いの経緯は、機会があればとして−−
60 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:53:43.83 ID:M6WutKbjO
−−結局一月半かけて首都に戻ると、親父に盛大に怒られた。
なんでもクーの戴冠式があったらしく、それに参加しなかった事が大きな問題であったらしい。
クーの事だから帰って来た僕の事を、びっくりさせようとして悪戯を仕掛けたのだろうが、実害がありすぎるだろう。
親父は僕に、陛下からだと言い僕に手紙を渡して来た。
僕は最初陛下と言われ頭を傾げたが、よくよく考えればクーはもう我が国の王になったのだ。
大事な姉が急に遠くへ行ってしまった様な、不思議な気持ちになった事を覚えている。
手紙には、城の中に入る為の通行書と、夜にあの薔薇園で待っている、とだけ書かれていた。
投影魔法で見ているのだろうが、あまりに計画性のない文章に、変わらない彼女を想像して少し嬉しくなった。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:54:32.79 ID:EWYx1rTDO
支援
62 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 20:58:01.66 ID:M6WutKbjO
この日の夜遅く僕は家から抜け出し、城へと赴いた。
通行書を門兵に見せ、城の大理石で敷き詰められた廊下をかつかつと踏み鳴らし歩く。
数年前に来た時は、とても大きく感じられた天井も、少し窮屈に感じながら薔薇園に向け歩く。
( ^ω^)「あん時は随分おっかなびっくり歩いてたんだおね〜」
歩幅は大分変わったが、それでも以前来た時に比べると短い時間で薔薇園に辿り着いた。
時の流れを感じられた道程だったが、美しい薔薇達はあの時を切り取ったかの様に、華やかに咲き誇っていた。
変わりある事と言えば、薄く輝る月明かりと、大人に近付いて行く僕達だけだった。
63 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:00:47.51 ID:M6WutKbjO
クーはあの時と同じ様に、薔薇の薫りを楽しんでいる。
その姿は色褪せず、大人に近付く事で更に美しく映えていた。
その姿に見惚れる僕はやはり変わらず、ただじっと見つめていたのだ。
そして待たしても彼女は気付き、僕に話しかけて来る。
川 ゚ -゚)「どうした? そんな所に突っ立て……こっちに来れば良い」
(;^ω^)「女王になっても、やっぱり変わらんおね」
クーの第一声は相変わらず、ぶしつけで女王と言う立場を忘れさせる。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:04:02.76 ID:Snyxk7Aj0
てす
65 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:04:20.19 ID:M6WutKbjO
川 ゚ー゚)「当たり前だろう? 友人の前で権威を振りかざすなど、愚昧な事はしないよ」
( ^ω^)「そうかお。 少し安心したお」
川 - -)「やはり、変わって行く物なのだろうけどな」
彼女は目を閉じ、少し前までと違う二人の立場を、納得しようとしているのだろう。
僕も、覚悟はしていた。
二人の関係は友人から、王と臣下へと変わったのだ。
僕は戴冠式から遠ざけた理由を、彼女に問いただした。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:07:01.10 ID:f8IoLq0KO
しえん
67 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:07:29.88 ID:M6WutKbjO
( ^ω^)「何故? あんな風に僕を遠ざけたんだお?」
川 ゚ -゚)「友人が、敬う存在に変わる瞬間など見せたくはないだろう?」
( ^ω^)「そんなもんかお?」
僕は噴水の縁に腰かけながら、聞き返す。
川 ゚ -゚)「そんなもんさ」
その言葉にクーは寂しそうに振り返りもせず呟いた。
( ^ω^)「しかし、こんなおめでたい事に呼ばないなんてね」
川 ゚ -゚)「別にめでたくなんか無いさ。 もう気軽に街を出歩くのでさえ、難しいかもしれない」
( ^ω^)「確かにそうかもしれないおね……」
68 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:09:57.17 ID:M6WutKbjO
僕は少しだけ、クーが何故あんな事をしたか解ってきた。
( ^ω^)「クー、君は僕の目で他の場所を見ておきたかったんだおね?」
クーは振り返りながら答える。
川 ゚ -゚)「そうさ。 私はもうあまり出歩けないから」
振り返ったクーの瞳は少し潤んでいた。
髪の色と同じ吸い込まれる様な黒い瞳は普段とは違い、弱さを秘めた色合いを映し出す。
69 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:13:09.40 ID:M6WutKbjO
( ^ω^)「立場が変わっても、僕らは友達だお」
川 ゚ -゚)「それはそうさ、でも君と同じ景色や出来事を感じる事はもう出来ないだろう?」
( ^ω^)「なら僕が君の目や耳になって、全てを伝えてあげればいいお」
僕はこの時、彼女が見れない物全てを感じて、彼女に伝えようと思った。
彼女の友人として、僕に出来る事はそれだけだ。
川 ; -;)「約束してくれるかい?」
彼女の瞳から溜まった雫がこぼれる。
( ^ω^)「もちろんだお。 僕は王の目、王の耳として付き従うのだお」
70 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:16:23.87 ID:M6WutKbjO
川 ; -;)「それは臣下としてかい?」
( ^ω^)「良いや違うお! 愛する友のためだお」
クーは少し俯き、そっと顔を上げる。
川 ゚ -゚)「そうか君の気持ちは、友人のまま変わらないのだろうね……」
クーの顔は曇り、雫は乾いていた。
あの時の変わらないとは、どういう意味だったのだろうか?
今でも考える。
彼女はそのままありがとう、とだけ呟き薔薇園を去って行った。
月明かりの下、あの時の僕はただただ義務を負った様な気持ちで、高揚とした気分を味わっていた。
71 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:19:55.55 ID:M6WutKbjO
その夜から二年が過ぎた。
僕は16歳になり成人を迎えていた。
家督は妹が継ぐため、僕は自由気ままな身になる事が決定していたのだ。
そんな折に、正式に僕に陛下から役職を戴いた。
−−政務省内政部所属査察管理官−−
大仰な名前の役職だ。
ようは国を見て廻ってこいって事だ。
二年前の約束を果たす時が来た。
この時から僕は、国内を廻っている。
今はあまり報告等を入れてないが、新しい街や、出来事は忘れずに報告する様にしている。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:21:28.39 ID:n4WThxS/0
wktk
73 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:22:04.91 ID:M6WutKbjO
その時の彼女はただ無邪気に笑い、その出来事を楽しんでくれるのだ。
そしてまた新しい出来事を探しながら、僕は旅を続けるんだ。
これからもきっと、そうあれば一番なんだ。
あの日のまま変わらずに、友人のまま過ごして行く事が一番なんだ。
( ^ω^)は落ちこぼれのようです
番外編
( ^ω^)は旅立つようです
完
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:24:52.07 ID:d0DSyN5L0
乙
携帯でこの早さとクオリティは半端無いw
75 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:26:31.16 ID:M6WutKbjO
今日の投下分はあっさりと終わりです。
まぁとりあえず、第一章のチラ裏など一人事的な物を
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:28:04.08 ID:fMRGeEahO
乙
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:29:40.61 ID:M6WutKbjO
作者の第一章の後書き的な物
(//‰ ゚) 投下方法に関しては初投下で手慣れてない感じが度々見られますね
まぁその辺は仕方ないとして−−
(//‰ ゚) ギャグシーンやおまけの滑り方、作者の厨二センスの無さがあまりに酷いwww
(//‰ ゚) 茶番劇が大好きなだけに、無反応だったのには泣きたくなったのはここだけの話しダ
黒歴史になりますた。
(//‰ ゚) まぁ自虐はこの辺にして、ここからは各キャラごとの楽屋裏的な物を紹介します。
78 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:31:37.04 ID:M6WutKbjO
( ^ω^)←主人公
(//‰ ゚) こいつについては、二章で掘り下げて行きます。
(//‰ ゚) ツンがヒロインなので、相手役は王道としてブーンを使っただけだったり……
ξ゚听)ξ←ヒロイン?
(//‰ ゚) ヒロインはツンにゃんにしようと決めてたので特に語る所はありません
若干子供っぽいこの娘を主軸に、三章以降は話を展開させて行くと思います
川 ゚ -゚)←変な女王さん
(//‰ ゚) 若い破天荒系女王となると、AAはこいつしかないでしょ?
散々言われてるヒートじゃねーかこれ! って言う反応については、二章で違和感が消えれば良いなぁと……
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:32:30.39 ID:Ffv6aKVC0
消えろニーイチ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:33:07.57 ID:M6WutKbjO
('、`*川←世話役
(//‰ ゚) 単純に付き人役はクーに引っ掻き廻されるのが確定してるので、ブーンと被ら無いように、女キャラを使っただけだったり。
lw´‐ _‐ノv←米
(//‰ ゚) ネタバレすると影が薄いけど、実は話しを繋げる為に居る娘。
(‘_L’)←団長さん
(//‰ ゚) こいつは一発キャラになるかな〜
(//‰ ゚) 敵側については、ネタバレしか無いので放置で
(//‰ ゚) 作品全体の設定等は次章以降で描写を明確にしていこうと思います。
(//‰ ゚) あとは全体的な話しの構成ですが……。
(//‰ ゚) 第二章は世界観や人物関係の設定メインとなります。
(//‰ ゚) それ以降は、ストーリーを追う様になると思いますのでお付き合い願います。
(//‰ ゚) まぁそんな感じで一人事でした。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:38:18.79 ID:kNY4oLrR0
おまけのあの滑りっぷりはむしろ気持ち良かったw
しかし本編のwktk具合は実に素晴らしい
次回も期待してます
乙でした
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:40:32.26 ID:M6WutKbjO
>>79まぁ読み返して、気になった所を上げないと改善しようがないのでスマンな
イマイチ反響が掴めないのよ
83 :
◆YW8tTr3Ies :2010/10/17(日) 21:55:39.90 ID:M6WutKbjO
そんな所で今日は終わりたいと思います。
次回は本編を進めます。
質問や改善点などを指摘して戴けるとありがたいです。
正直、自演で持ち上げられてるのは解ってたんですけど、煽られるぐらいが一番やり甲斐を感じます。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:01:43.50 ID:fMRGeEahO
女率が高いのは主人公ハーレムにするため?
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:07:04.59 ID:2lTOOlIK0
>>83 酷い…
俺は純粋に面白いと思って総合とかで落ちこぼれの名前出してたのに…
全部自演に決めつけるのかよ…
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:18:02.86 ID:M6WutKbjO
>>84 たまたまですね〜
素直姉妹に関しては行動の理由に絡んで来ますが、ペニサス辺りは後書きの通り単純にブーンとの差別化です。
>>85 いやスマン。
単純にはしゃぎ過ぎてるのが居るから、どういう風に受け止めりゃ良いのか分からないんだよね。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:22:27.51 ID:fMRGeEahO
わかった
これから男キャラも増えていくって感じか
>>87 完全にクーをシリアスブレイカーにした弊害ですね。
メインの登場人物は、大体次章で増えます。
では乙や支援ありがとうございました。
なんとか、折り合い付けてやっていこうと思います。
ではでは
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:56:45.65 ID:imh5lQJ80
保守ー!
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 23:09:45.06 ID:oiYBvXzY0
あ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 23:31:08.27 ID:xsIyvB2Z0
あ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 23:44:53.65 ID:BdeLzCYz0
あああああ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 00:06:40.92 ID:H8BcBqYf0
いまきた
自分もいまきた