1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
男「どうかしましたか、課長」
課長「男くんか、急に呼んで悪いね」
男「いえ、それで用件は何でしょう?」
課長「……実に言い難いんだが」
男「はぁ」
課長「最近、我が社の景気が芳しくないのは知っているな?」
男「はい、存じてます」
課長「それでな、人員の削減を上から指示されたんだ」
男「……リストラですか」
課長「……そうだ、嫌な役目を負ったもんだ」
男「心中お察します。それで、私に何の……」
課長「……残念だよ」
男「えっ……」
課長「君はクビになった。明日からは来なくていい」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:15:35.79 ID:VZ0k+I/n0
事業リストラは失業給付が即日だから好き
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:18:20.70 ID:o7X5cQTM0
男「人生これからだって時に、リストラだなんてな……」
男「高い競争率くぐりぬけて、会社に入社したってのに」
男「不景気だから『はい、サヨナラ』か……」
男「……は、ははっ」
男「どうすんだ……どうなるんだよ……」
男「これからまた、職探しか?」
男「こんな不景気に、あちこちに履歴書送って?」
男「馬鹿な、ふざけなんなよ……」
男「くそっ!」
男「……ああ」
男「もう……駄目だ……」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:19:05.32 ID:CmdsFO5l0
課長「だが尻を見せるというのであれば考えてやろう」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:20:49.77 ID:CghZfJXF0
男「そのクビ?ってやつ?になっても明日からも来てやりますよ。」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:21:38.51 ID:o7X5cQTM0
男「…………」
男「……いっそ、死のうか」
男「俺が死んでも、悲しむヤツなんて誰もいない」
男「両親は既に他界してるし、恋人だっていない」
男「友人はいるが、親友と呼べるヤツなんて皆無だ」
男「……悲しいな」
男「なんてつまらない人生なんだ」
男「…………」
男「……死ぬか」
男「もう、生きるのに疲れた」
男「…………」
男「……終わりだ」
男「俺は死ぬ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:24:18.45 ID:Hfeo0JeoO
終了
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:26:16.90 ID:o7X5cQTM0
──歩道橋
男「ははっ……ここから落ちれば、車に轢かれてお陀仏だ」
男「いくぞ……」
男「…………」
男「いざ死のうと思っても、足は震えるんだな」
男「死ぬのが怖いか」
男「でも……無様な生き恥を晒すのとどっちがいい?」
男「…………」
男「……よし」
男「これで終わりだっ」
たっ……。
男「……ッ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:29:02.43 ID:DvbcYF7UO
気持ちは分からんでもないが、迷惑な自殺の仕方だな…
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:33:23.36 ID:o7X5cQTM0
ガチっ……。
男「なっ」
老人「止めておけ」
男「は、離せよっ」
老人「そう簡単に命をお粗末にするな」
男「うるさいっ、あんたに関係ないだろっ」
老人「確かに君は私にとって他人だな」
男「だったら、離せっ」
老人「ただ、私の前で死なれるのは幾分、気持ちがいいものではない」
男「そんなこと知るもんかっ、俺は死ぬんだっ」
老人「だから、それが困ると言っている」
男「あんたに何が……」
老人「そんなもの知らん。ただ、私の気分が削がれる」
老人「死ぬのなら、私のいないところで死んで欲しいものだ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:36:02.54 ID:7oeRLgSxO
遅い遅いよ
書き貯めてから書こうよ
支援だよ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:40:32.61 ID:o7X5cQTM0
男「……くっ」
老人「そうだ、やめておけ」
男「…………」
老人「私に君の自殺したい理由は分からんが、想像なら出来るぞ?」
男「…………」
老人「恋人に振られた、会社に捨てられた、愛する者を失った」
男「……っ」
老人「人生、誰だって一度や二度、死にたいと思うことはある」
老人「だが、こんなジジイでも醜態を晒しながら生きているぞ」
老人「若い君が死ぬには、まだ早過ぎる気がするがな」
男「…………」
老人「どうだ、ここで死んでしまう前に……」
老人「独り身の寂しい老人の、話し相手にはなってくれんか? 」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:41:39.23 ID:Hfeo0JeoO
>>9 電車につっこまなかっただけまだマシ
電車で人身事故とかもはやテロだろふざけんな
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:47:08.79 ID:o7X5cQTM0
──夜道
老人「私が生まれたのは戦前だ」
老人「研究者だった父親は、いつも帰りが遅かった」
老人「でも、何の研究をしてるのかは聞けなかったよ」
老人「なぜなら、毎日、青ざめた顔で帰ってくるからな」
老人「戦争が終わっても、父親は魂が抜けたようだった」
老人「それを母親も私たち子供も心配してな。何度も励ました」
男「…………」
老人「だがな……ある日のことだった」
老人「父の書斎で、もの凄い大きな音が聞こえたんだ」
老人「急いで家族で駆けついてみると……父は死んでいた」
男「…………」
老人「拳銃を口に入れて、バンッとな……」
老人「後で分かった話だが、父は研究所で人体実験のようなものに携わっていたらしい」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:52:04.48 ID:o7X5cQTM0
老人「それからというのも、私は必死に勉強をした」
老人「幸いにも我が家は裕福な家系だった」
老人「良い大学に入って……そして、父と同じ研究者の道に進んだ」
老人「まあ、自分で言うのもなんだが、優秀だったよ」
男「…………」
老人「毎日、必死になって研究だ」
老人「そんな忙しい私に、恋人が出来るはずもない」
老人「人間関係を築くことを疎かにしていたからな」
老人「あの時は、面倒だったのだ。ただ、研究をし続けた」
男「…………」
老人「でも、この歳になって分かる」
老人「気が付けば、周りを見ると誰もいないことにな」
老人「もう死ぬかもしれないっていうのに、死を看取ってくれる人が一人もいない」
老人「寂しいことだろ? 今になってようやく気付けたんだ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:00:00.66 ID:o7X5cQTM0
老人「この生涯をかけて、全てを犠牲にしたもの」
老人「私の研究の話をしよう」
老人「君は1985年の出来事を覚えてるか?」
男「……1985年? いや、分かりません」
老人「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だよ、映画の」
男「ああ……」
老人「あれは腹が立った。なぜなら、私が研究していた時間軸の話だったからだ」
男「時間軸?」
老人「未来に行ったり、過去へ戻ったり……タイムトラベルだ」
老人「あんな映画のせいで、私は時間軸の研究をやめた」
男「どうして?」
老人「過去を変えたいと思う馬鹿な連中が多いことに気付いたんだ」
老人「もし、タイムマシンでも作ってみろ。アホな奴らが世界に混沌を引き起こす」
老人「美しい螺旋の時間軸を崩してしまうことになる。それは私の本意ではない」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:06:44.69 ID:o7X5cQTM0
男「タイムマシン? あなたはそれが作れるって?」
老人「そう難しくはないさ。私の理論上では可能だ」
男「で、でもアインシュタインが……」
老人「相対性理論なんて糞喰らえだ。核爆弾を作ったアホに何が分かる」
男「……アホって」
老人「その話はもういい」
老人「それで私は、複数世界の研究をすることにした」
男「複数世界?」
老人「このような世界が幾つもあるってことだ」
老人「螺旋のように幾つもが絡まっている。ただ、私たちはそれを認識することは出来ない」
男「はぁ……」
老人「こことは違う、異世界がある。こう言えば、分かり易いか?」
男「ああ……アニメとかにありますよね」
老人「そんなことは知らんが、これは事実だ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:10:01.62 ID:o7X5cQTM0
老人「……ん、着いたか」
男「えっ」
老人「ここが私の家だ。広いだろ?」
男「そうですね……大豪邸です」
老人「ははっ、大豪邸か。中に入れ」
男「でも……」
老人「死にたいなら、明日にしろ」
老人「今日は私に付き合ってもらう」
男「…………」
老人「ただ、『死にたい』と言っていられるのも今のうちだな」
男「どういうことですか……」
老人「詳しい話は中でする。とにかく入れ」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:11:17.44 ID:TmkZdHFa0
こういうのスキ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:14:09.84 ID:o7X5cQTM0
ガララララ……。
男「……うわぁ」
老人「ここが私の研究室だ」
男「見たことがない機械だらけですね」
老人「それはそうだ。なんせ私が作ったものだからな」
男「はぁ、凄い」
老人「こっちに来い」
男「あっ」
たたた……。
老人「さきほど、複数世界の話はしたな?」
男「こことは違う世界があるってことですよね?」
老人「そうだ。理解が早くて助かる」
男「それはどうも」
老人「で、だ」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:18:03.47 ID:HQjO9G1wO
家族持ってないリストラーマンは失業保険で遊んでから自殺するだろjk
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:19:01.43 ID:o7X5cQTM0
老人「君は死にたいらしい」
男「…………」
老人「心底、この人生に飽き飽きした」
老人「だから、あんな汚い歩道橋から落ちて、人の車に轢かれる」
男「…………」
老人「いい迷惑だな。死んでまでも人の迷惑となるか?」
男「……それは」
老人「だが、気持ちは分かる。私も、同じだからだ」
男「…………」
老人「孤独に苦しんで何度死のうと思ったか。数えることも出来ないほどだ」
老人「しかし、今までそうしなかった」
老人「どうしてか分かるか?」
男「……いえ」
老人「死のうと思った時、なぜか父の死に顔が浮かぶんだよ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:23:35.23 ID:FUZlbzxJ0
支援
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:25:10.05 ID:o7X5cQTM0
老人「穴の開いた口を大きく開けて、椅子に腰掛けている父がな」
男「…………」
老人「私はああなりたくはない。だから、くい留まる」
老人「君はどうだ?」
男「……俺は」
老人「君の体中があちこち曲がった醜い死体を見て、悲しむ者はいるか?」
男「…………」
老人「誰も悲しまないのなら寂しいことだ。君の死体を見て、轢いた男が言うだろう」
老人「『ああ、なんてことだ』」
男「…………」
老人「君を見て、呼ばれた救急隊員がこう言うだろう」
老人「『これはひどい』」
男「……っ」
老人「誰もが君の醜い死体に驚く。死んでまでも、恥を晒す」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:31:01.47 ID:o7X5cQTM0
老人「それで満足か? 君はこの世界から逃れたと言えるか?」
男「それでも……」
男「俺は、ここでは生きていたくない」
老人「恥を晒しても?」
男「誰も俺を必要としない世界で、何を生き甲斐に生きるんだ?」
男「愛する人もいない、死を悲しむ人もいない世界で……一体何を?」
老人「…………」
男「生きて明日から待ってるのは、職探しだ」
男「仮に職にありつけたとしても、上司に媚びへつらう毎日が始まるだけ」
男「疲れて帰ってきても、部屋には誰もいない」
男「あなたのような生き甲斐になる仕事もない」
男「俺がいなくても、代わりは幾らでもいる。俺だけしか出来ないことなんてないんだ」
老人「…………」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:33:31.51 ID:yldGvWsCO
支援だよ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:34:43.48 ID:o7X5cQTM0
男「この世界は……俺を必要としていない」
男「俺が生きる意味なんてないのさ……ただの無意味だ」
老人「だから、死ぬと?」
男「……そう、もう終わるんだ」
男「この無駄な時間を、一秒でも過ごさないために」
老人「……ふむ」
男「……分かってもらえますか」
老人「ああ、分かる。嫌というほどにな」
男「そうですか……」
老人「…………」
老人「『世界に必要とされていない』か」
男「…………」
老人「良い言葉だな。気に入った」
男「え……」
ドクじゃないか!
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:38:46.84 ID:FUZlbzxJ0
おもしろい
支援
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:39:38.04 ID:o7X5cQTM0
老人「この世界に必要とされない君に、聞こう」
男「……何を」
老人「仮に世界が君を必要とするなら?」
老人「もし、君が生きることで、何かを変えられるなら?」
男「……何を言ってるんです?」
老人「君の言う通りだ」
老人「この世界は君を必要としていない」
男「…………」
老人「犬の糞ぐらいに思っていることだろうな」
老人「なくても困らない。いや、逆に邪魔なくらいだ」
男「……犬の糞ね……」
老人「…………」
老人「……だが」
老人「他の世界だったらどうだ?」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:40:36.53 ID:skiuK1EY0
遅いが支援
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:40:48.99 ID:N/3AkRz7O
星新一を彷彿とさせるな、何故か
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:41:48.25 ID:SdQxw9Mb0
無能は何処行っても、無能です
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:42:58.90 ID:FUZlbzxJ0
>>32 たしかに。何かすごいどんでん返しがありそう。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:43:00.72 ID:TmkZdHFa0
いともたやすく行われるえげつない行為(D4C)
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:44:01.89 ID:o7X5cQTM0
男「ほかの、せかい?」
老人「そうだ、こことは違う世界だよ」
老人「可能性という可能性が数多と転がっている世界だっ」
男「そ、そんなの……」
老人「あるわけがないって?」
男「…………」
老人「ははっ、君は理解していないようだな」
老人「アインシュタインをアホだとぬかした老人」
老人「そんな、この私は誰だ?」
はやく
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:47:55.63 ID:o7X5cQTM0
男「……え……」
老人「天才だよ。人類が始まって以来の本当の天才だ」
男「はは……自分で言いますか?」
老人「細かいことを気にするな。私が言わなければ、誰が言う?」
老人「今まで論文を発表もしたことがない、無名のジジイだ」
老人「誰にも評価されたことがないのが自慢でね」
老人「研究したものも死ぬ前に全部処分するつもりだった」
老人「でも……」
老人「そんな時、君に出会った」
男「…………」
老人「歩道橋で死のうとしていた君を見つけたんだ」
老人「この世界に必要とされていない君をね」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:49:35.19 ID:o7X5cQTM0
男「…………」
老人「だから、私は決めた」
老人「そんな君を」
老人「この世界では、犬の糞と同等の価値の君を」
男「…………」
老人「この腐り切った世界とは違う、別に世界へ」
男「あ、ああ……」
男「……う、嘘だろ?」
老人「──送り出してやろう」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:50:19.92 ID:o7X5cQTM0
×別に世界へ
○別の世界へ
今後は脱字誤字は勘弁でお願い。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:52:19.27 ID:a92sD5RhO
おれも死ぬなら宇宙の果てに片道キップで飛ばしてほしいブラックホールに吸い込まれたら勝ち
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:56:11.23 ID:N/3AkRz7O
バットエンドな臭いがするぜぇ……?
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:03:20.57 ID:o7X5cQTM0
老人「これが複数世界を移動できる装置だ」
男「名前はあるんですか?」
老人「いや、何も考えていなかった」
老人「そもそも使う気など更々なかったからな」
男「……はは……本当に大丈夫ですか?」
老人「死にたいとぬかしてた者が何を心配がる」
老人「私の理論上は可能だ。だが、万が一もあるな」
男「……失敗したら?」
老人「おそらく焼けこげるか、まあ死ぬことには変わりない」
男「……は、はは」
老人「よし、用意はいいか?」
男「は、はい……」
老人「スイッチを入れるぞ。気を引き締めていけ」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:03:53.14 ID:ogkExb7SP
_____ _________
O
o
J('ー` )し メデタシメデタシ…
───φヽ ヽ)/
「「/~/
ソウウダネ
J( 'ー`)し
───φヽ ヽ)/ ヽ('∀`)ノ カーチャンオヤツニシヨー
「「/~/ (_ _ )
ワーイケーキダー
_、_
J( 'ー`)し('∀`)ノ ( ー` ) キョウノオヤツハケーキダゾ!
/っ旦o──、 △ノ)
(´ ) 〈〈
[i=======i]
アナタ ゲンコウアガッタワヨ
J( 'ー`)し('∀`) ._、_
/っ旦o─△、( ー` ) ソウカ ジャアオヤツタベオワッタラ
(´△ △ノ) インサツジョニモッテイクヨ オツカレサマ
[i=======i] ─
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:07:48.06 ID:o7X5cQTM0
──ザザザザザザッ
男「うぅ……」
老人「うるさいのは気にするな」
老人「それと成功しても、どの世界にいけるかは保証できない」
老人「何もない荒野にいくかもしれんし、ここと似たような世界かもしれん」
──ザザザザザザッ
男「行き当たりばったりですね……」
老人「君はこの世界で死ぬんだ。死人が余計な心配をするな」
老人「どんな世界だとしても、がむしゃらに生きろ」
老人「世界に必要とされるように、最善を尽くすんだ」
老人「なんせ君は、一度、死を覚悟した人間なんだからな」
男「はっ、そうりゃそうだ」
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:09:14.61 ID:JJRa+Ukd0
よし支援
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:11:02.72 ID:o7X5cQTM0
老人「最後に聞いておく」
老人「君の好きなファンタジー映画はなんだ?」
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
男「え……『ロード・オブ・ザ・リング』かな?」
老人「『指輪物語』か。洒落てるじゃないか」
男「エルフとか、ホビットとか、そんな人種がいる世界がいいですね」
老人「はは、夢は広がるばかりだな」
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
老人「そんな世界に行けると信じろ」
男「…………」
老人「幸運を祈ってる」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:13:26.44 ID:o7X5cQTM0
老人「さて、お別れの時間だ」
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
老人「いよいよ、この世界からおさばらだ」
老人「君の新たな人生が始まる」
男「……はい」
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
老人「頑張れ」
老人「世界に必要とされるように」
男「……………」
老人「諦めるな」
老人「世界に必要とされるように」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:13:31.11 ID:SdQxw9Mb0
で、けいおんSSになるわけか。 長い前置きだな
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:18:32.96 ID:o7X5cQTM0
老人「……この装置の名前を決めた」
老人「『FOTW』と名付けよう」
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
男「……ああ……ああああ」
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
男「……世界が……白く染まっていく……」
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ
──Fuck Off This World!!(この世界なんて糞喰らえ!)──
男「ははっ……最高だっ」
──ザザザザザザッ ──ザザザザザザッ
──ザザザザザザッ ──ザザザザ……
プツッ……。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:23:27.34 ID:o7X5cQTM0
老人「…………」
老人「……はは、成功だ」
老人「そうか、行ったか」
老人「……どんな世界なんだろうな」
老人「私では最早想像もつかん」
老人「……はは」
老人「ふふ、はははっ」
老人「…………」
老人「楽しめよ」
老人「今度は自らで死を選ぶなんて馬鹿な真似はするな」
男「…………」
老人「あの若者に、祝福あれっ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:24:29.33 ID:o7X5cQTM0
男「…………」
のところは
老人「…………」
で。
すみません。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:25:49.32 ID:5v2ssX0Q0
失敗オチかと思ったじゃないか
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:30:59.69 ID:J9AJfrKC0
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:35:21.56 ID:o7X5cQTM0
男「…………」
男「……ッ」
男「んん……」
男「……何だ、ここは……」
男「くっ、頭が痛い……」
男「どこだ……成功したのか?」
男「……森の中、だよな」
男「…………」
男「は、はは……」
男「成功だ……本当に、違う世界に来たんだ……」
男「やったっ、やったぞっ」
男「爺さんっ、あんたはやっぱり天才だっ!」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:35:30.46 ID:uKoN3vKe0
ちくしょう、眠いぜ!
保守は任せたぞお前ら!
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:38:21.95 ID:o7X5cQTM0
ざざっ……。
男「んっ……なんかいるのか?」
男「獣か? くそっ、何も分からん」
男「おーいっ」
男「…………」
男「……返事がない」
男「とりあえず、歩くか」
男「ここまで来て餓死なんかしたら、ただの馬鹿だ」
男「……ん?」
男「……月が二つ……?」
?「動くなっ!」
男「えっ……」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:41:43.39 ID:FDnUQOu80
支援
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:41:52.45 ID:HWFcqF8V0
まさかのクロス!?
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:44:00.92 ID:o7X5cQTM0
男「人の声……? まさか、言葉も通じるのか?」
男「あ、あのっ」
?「振り向くなっ! 貴様、どこから入ったっ?」
男「ええと、入ったていうか……」
?「くそっ、結界を敷いたはずなのに、一体どうやって……」
男「結界?」
?「とぼけるんじゃないっ! 人間めっ」
男「いや、本当に俺は知らない……って、人間?」
?「肌の色から分かるっ。貴様、今すぐ殺してやるからなっ!」
男「ちょ、ちょっと待てよっ」
くるっ……。
?「う、動くなと言ったは……」
男「──えっ」
男「……肌が緑……?」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:48:39.59 ID:o7X5cQTM0
女「……貴様っ、よほど死にたいようだな」
男「目も赤い……なんだ、これ……」
女「今更何を……」
ひょこひょこ……。
男「……し、しっぽ?」
女「み、見るなっ! あと、近づくなっ!」
男「いや、だって……珍しいから……」
女「くぅ……訳が分からない人間めっ……」
ひょこひょこ……。
男「ちょっとだけ触らしてくれないか? 一体、どうやって出来てるんだ?」
女「や、やめろっ! それ以上近づいたら、殺すっ!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:50:34.15 ID:pvcwrdpF0
名にこの言い放し
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:52:09.34 ID:o7X5cQTM0
男「さっきから殺す殺すと物騒だな」
女「当たり前だっ! この人間!」
男「こっちには敵意はないぞ?」
女「嘘をつけっ! そう言って、逆に襲う魂胆だなっ」
男「いやいや、手ぶらだし」
女「騙されないぞっ、貴様らはいつもそうだっ」
男「まあ、落ち着け」
女「だ、黙れっ! く、くそっ……こんな奥深くにやってくるなんて」
男「はぁ、埒があかないな……」
女「ここはもう殺すしか……」
ざざっ……。
?「……お姉ちゃん?」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:52:55.57 ID:CvsllLV10
しえ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:56:37.80 ID:o7X5cQTM0
男「えっ?」
女「メルっ、来るんじゃないっ!」
?「ん? なーに、どうしたのー?」
男「あ……」
メル「……ああ……」
女「め、メルっ! 駄目だろっ、隠れてろっ」
メル「に、人間……」
女「ほらっ、早く向こうに行ってっ!」
メル「……うぅ……うっ」
メル「あ、足が動かないよぉ……」
女「……くそっ、どうしたら……」
男「……この子も緑色だ、尻尾もある。妹さん?」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:00:43.16 ID:o7X5cQTM0
女「だ、黙れっ!」
男「可愛い子じゃないか。ほら、怖がらなくていいんだぞ?」
メル「……うぅ……」
女「め、メルに何かしたら、殺すっ!」
男「さっきからそればっかりだな」
男「しかも殺すって……その小さいナイフでか?」
女「……っ」
男「まあ、頑張れば出来ないこともないが、俺は抵抗するぞ?」
女「う、うるさいっ」
男「腕力にはある程度自信がある。昔、バレーボール部で鍛えたからな」
女「バレーボール?」
男「こっちの世界にはないのか」
男「簡単に説明すると、ボールを落とさないで相手チームと戦うゲームだ」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:05:52.66 ID:o7X5cQTM0
女「そんなもの初めて聞くぞ?」
男「そりゃ多分、世界観が違うんだろ」
女「また、訳がわからないことをっ」
メル「…………」
男「とにかく、こっちには争うつもりはないから」
女「そんなもの信じられるかっ」
男「どうすれば、分かってもらえるんだ……」
女「貴様が人間である時点で、もう話は終わりだっ」
男「はぁ……駄目だなこれは」
くるっ……。
女「ど、どこに行くっ!」
男「君達のいないところだよ。幸いにも、この世界には人間もいるらしいしな」
女「駄目だっ! ここの場所が知られるっ!」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:08:48.83 ID:o7X5cQTM0
男「じゃあ、一体どうしろって言うんだ」
女「ここにいろっ」
男「……殺すのか?」
女「そ、そうだっ」
男「ここまで来て、死ぬつもりはない」
男「やるっていうんなら、こっちも全力で自己防衛するぞ?」
女「くっ……」
メル「お、お姉ちゃん……」
女「メルっ、隠れてろって言ったろっ!」
メル「うん……」
女「こいつは人間だっ、何するか分からないっ」
メル「で、でも……この人」
男「ん?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:11:02.70 ID:o7X5cQTM0
メル「なんか、他の人間と違う気がする」
女「違うもんかっ、肌の色も一緒だっ」
メル「そういうことじゃなくて……」
メル「…………」
とことことこ……。
女「め、メルっ!」
男「……あ」
ぴとっ。
メル「ほら……触っても、何もしないよ?」
女「駄目だっ! 早くソイツから離れるんだっ!」
メル「……あの、人間さん……」
男「あ、うん」
超絶最強オッパイ支援
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:13:33.79 ID:o7X5cQTM0
メル「私に、何もしませんよね?」
男「そりゃ、君みたいな子に何かするはずないさ」
メル「……約束してくれますか?」
男「もちろん、そんなことは絶対にしない」
女「…………」
メル「……ね? 姉さん」
女「……っ」
メル「もうやめようよ。この人は悪い人間じゃない」
女「……分かった」
男「…………」
女「……殺すのはやめだ」
女「ついてこい」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:20:16.63 ID:Tk+us1IFP
凶器がナイフからおっぱいに変わったわけか
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:22:03.95 ID:Tk+us1IFP
おっぱいに変わったのか!!!
しかしこの男、冷静だな
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:23:59.83 ID:Tk+us1IFP
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:26:45.05 ID:f2oRqXqmO
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:30:32.01 ID:o7X5cQTM0
アバターもロード・オブ・ザ・リングも見ました。
ちょっと休憩します。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:48:27.17 ID:6DJXHcRv0
ほ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:49:28.20 ID:FDnUQOu80
し
が
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:51:32.35 ID:FDnUQOu80
き
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:52:12.39 ID:J9AJfrKC0
れ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:53:43.86 ID:vsEwcWvDO
い
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:59:42.48 ID:FDnUQOu80
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 04:00:04.90 ID:JXjyeEpjO
急に萎えた
これがγ世界線か
要はアレか
急に異世界にはいっちゃった!じゃ納得いかないから天才じいさんを用意してそれと関わる手段を自殺にしただけだな
いきなり神が現れて異世界におくってやろうギャーでも問題はない
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 04:19:44.54 ID:1k7M3XIIO
ばっかお前のちのちハイパーピンチタイムにジイサンがこっちに来てワケわからん機械でワケわからんことしてジイサンハーレムエンドに決まってんだろバーローじゃすとどぅいっと!
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 04:31:07.44 ID:sAm4lGuk0
いいえ、ケヒィアです
ほ
し
ち
ん
こ
全
部
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 05:23:34.85 ID:sHiLOuvh0
厨二病ってレベルじゃねーぞ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 05:49:33.15 ID:MYQmtceLO
あとどれくらい起きてればいいんだ…
俺が張り付いててもわりと堕ちるからな
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 06:29:02.96 ID:CmoSUum4O
やるからには最後まで書き切れよ
もう下ネタしかなかろう
ま
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 07:18:51.50 ID:xX2+SAB40
まだかな
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 08:33:32.23 ID:Uw6Qhcq10
保守リーな
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:07:04.42 ID:hUwfVCCc0
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:38:08.06 ID:XyuG2FtU0
え?肌が緑なの?
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:09:00.04 ID:Qzob6dKdO
ナメック星人か
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:16:49.59 ID:JjmpVkkQ0
おお…すげえどうでもいいスレだ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:22:50.56 ID:1OsWbNkW0
ほ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:01:57.26 ID:N/3AkRz7O
まじ保守あげ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:05:05.63 ID:KYe7WnK60
男「えっ……私のチクビですか?」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:09:20.50 ID:huf4Y/qD0
男の設定が高校生なら叩いてたな
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:14:59.53 ID:tb+vzTwg0
問題は言葉がいとも簡単に通じちゃってるとこだろ
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:23:22.73 ID:hUwfVCCc0
ほしゅ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:54:21.97 ID:hUwfVCCc0
もいちど
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:35:48.72 ID:zZcGsX8YO
ろ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:00:13.98 ID:zZcGsX8YO
う
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:05:39.63 ID:mQTwc6zI0
げ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:50:13.29 ID:G8nD5oxy0
し
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:29:02.45 ID:Qzob6dKdO
続きまだ?
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:47:00.55 ID:xOvZjkZR0
女の声が智代で自動再生される
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 15:22:20.20 ID:1k7M3XIIO
>>116 隣にある世界が
おっと誰かに会いに行きます
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 15:42:21.13 ID:FjQMg1HF0
消そうかと思ったけどやっぱ見ることにする
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 16:37:17.08 ID:8ETB3txHO
ほ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 17:05:53.52 ID:gOYzHYwv0
こういうの大好き
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 17:44:31.84 ID:8ETB3txHO
もう無理か…
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 17:59:21.64 ID:8ETB3txHO
最後の保守
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:11:44.07 ID:ZrGLgcyl0
──女の家
男「いいのか、俺を家に入れてしまって」
女「害がないというなら構わない、約束してくれるんだろう?」
男「ああ……そうだが」
女「座れ」
女「自己紹介をしておこう。私はローラ」
男「……ローラ」
ローラ「この子の名前は……」
男「メル、だったか」
ローラ「そうだ、私の妹だ」
ローラ「あと、もう一人紹介したい者がいるのだが」
ローラ「とりあえず、その前に、お前の話を聞かせてもらおう」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:15:52.41 ID:ZrGLgcyl0
ローラ「ふむ、異世界からやってきたということか」
男「信じて貰えるか?」
ローラ「信じるも何も、格好からして今まで見た事がないからな」
ローラ「他にそれを証明できる持ち物はないのか」
男「そうだな……これはどうだ?」
ローラ「なんだ、これは」
男「携帯って言うんだが、電源を入れると……」
ローラ「なっ……光ったぞっ!」
男「遠くの者と電話というか話が出来る物なんだが、生憎、今は使えない」
ローラ「どうやって出来てるんだ……中に火でも入ってるのか……」
ひょこひょこ……。
男(興味津々みたいだな、尻尾が横に揺れてる)
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:18:22.34 ID:CvsllLV10
きた!支援
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:20:36.30 ID:6jded2P/O
追いついた
ローラというとロランしか頭に浮かばん
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:22:22.19 ID:ZrGLgcyl0
ローラ「信じ難い事実だが、お前の話を信じよう」
男「そうか、ありがたい」
男「代わりと言っちゃなんだが、この携帯はあげるよ」
ローラ「ほ、ほんとかっ!」
男「ここじゃ充電出来ないから、起動時間は短いと思うがな」
ローラ「言ってることはよく分からないが、ありがたく頂戴するっ」
男「喜んでもらえて俺も嬉しい」
ローラ「……やはり、お前は他の人間とは違う」
男「前から気になっていたんだが、この世界にも人間はいるんだな?」
ローラ「我々の宿敵だ」
男「宿敵?」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:27:36.74 ID:ZrGLgcyl0
ローラ「奴らは森を越えた先の、川の向こうにいる」
男「そうか……」
ローラ「気になるんだな」
男「それはやっぱりな……」
ローラ「アイツらの元にいきたいか?」
男「でも、ここの場所の情報が漏れるから駄目なんだろう?」
ローラ「すまないな、こちらも生死がかかっているんだ」
男「生死……か」
ローラ「私は、奴らの元にいくことを薦めない」
ローラ「お前さえ良ければ、ここに住んでもらっても構わないぞ」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:28:25.36 ID:Uw6Qhcq10
さるよけ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:28:59.46 ID:skiuK1EY0
しえ
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:30:23.82 ID:Qzob6dKdO
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:32:32.32 ID:ZrGLgcyl0
男「いいのか?」
ローラ「女だけで暮らしているのでな、少々男手も必要なんだ」
ローラ「手伝ってもらえるか?」
男「もちろんだっ」
ローラ「ただ、問題が一つある」
男「なんだ?」
ローラ「どうやって、仲間たちにお前を信用させるか、だ」
ローラ「人間のお前を見たら、すぐさま殺されるのがオチだろう」
男「……そんな」
ローラ「それだけ、我々と奴らの因縁の根は深いのだよ」
ローラ「それにもう一つ、身近な問題もある」
男「ん?」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:36:39.35 ID:Uw6Qhcq10
しえん
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:38:15.44 ID:Dxo7WzqX0
精子が掛かっているのだ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:39:19.54 ID:ZrGLgcyl0
ローラ「メル、こっちにこいっ」
メル「うんっ」
ローラ「先ほど話した通り、私達は姉妹で暮らしている」
ローラ「だが、実は私にもう一人、妹がいてな」
ローラ「その子が少々……」
?『ただいまぁーっ! 今、帰ったぜーっ!』
?『今日も獲物とってきたっ! 晩飯は豪華だぞっ!』
ガチャ……。
女の子「あれ? どうしたんだ、そんな困った顔して」
女の子「……って、あれ? お、お前……」
男「ど、どうもっ」
女の子「うわぁぁぁぁっ、人間じゃねぇかぁぁぁっ!?」
ローラ「ちょっと、お転婆娘なんだ……」
長かった…
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:42:36.56 ID:VUw4HRdq0
支援
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:47:45.44 ID:ZrGLgcyl0
セヌ「話は分かったよっ、こいつは他の人間と違うってことだろっ」
セヌ「でも、だからといって、何で家に住まわせなきゃいけないんだっ!」
ローラ「それも説明しただろ?」
セヌ「男手が必要だから? そんなの理由になってないっ!」
ローラ「他に行くアテもないんだ。ほかっておくのは気の毒だろう」
セヌ「姉さんは忘れちまったのかよ……」
ローラ「…………」
メル「…………」
セヌ「こ、こいつらは……」
ローラ「セヌっ! やめろっ!」
セヌ「……っ」
セヌ「私は人間なんかと一緒に住む気はないっ!」
セヌ「それは絶対変わらないからなっ!」
ローラ「おいっ、セヌっ!」
ガチャン……。
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:53:24.53 ID:ZrGLgcyl0
ローラ「…………」
男「説明して貰えるのか?」
ローラ「……何の話だ」
男「俺を馬鹿にするな。それぐらい気付ける」
男「セヌやお前が人間を毛嫌いする理由は、他にもあるんだろ?」
ローラ「それは……」
男「……誰か親しい者が殺されたか」
ローラ「…………」
ローラ「あれは、数年前の話だ」
ローラ「村が突然、奴らに襲われたことがあってな」
ローラ「天は黒、地は赤」
ローラ「地獄のような有様だった。そして、多くの命が犠牲になった」
男「…………」
ローラ「私達の両親も、そこで死んだんだ」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 18:58:55.42 ID:ZrGLgcyl0
男「……やはり、俺はここでは暮らせないよ」
ローラ「ま、待て」
ローラ「セヌも、少し経てばきっと分かってくれるっ」
男「でも、根本は変わらない」
ローラ「…………」
男「お前たちが人間を怨むことを変えることは出来ないだろ?」
男「残念にも、俺はその人間の一人だからな」
男「この世界の者じゃないけど、仕方がないさ」
ローラ「……お前」
男「ローラ、約束しよう」
男「ここを離れても、俺はお前たちのことを誰にも話したりはしない」
男「保証しろと言われると困るけど、信じて欲しい」
ローラ「…………」
男「頼むよ、ローラ。俺はここにいるべきじゃない」
ローラ「……分かった」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:08:53.39 ID:BJR0Gq1C0
なんかSFになってきたなwwwwww
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:11:09.81 ID:ZrGLgcyl0
──森の中
たたたたっ。
セヌ「姉さんも何言ってんだよっ」
セヌ「人間を住まわせるなんて、アイツらは母さんたちを殺したんだぞっ!」
セヌ「うっ、くそっ!」
セヌ「……何でだ、何でだよっ」
セヌ「何でアイツの顔が浮かぶんだっ」
セヌ「……アイツ……」
セヌ「悲しそうな目、してたよな……」
グラッ……。
セヌ「し、しまった……」
セヌ「……ここ崖だったじゃないか……」
……ダダダダ……ガンッ。
セヌ「……ああ……」
セヌ「…………」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:14:25.66 ID:ZrGLgcyl0
──森の中
男「勢いで出てきてしまったが、どうしたものかな」
男「人間たちがいる場所に向かおうにも、方角が分からん……」
男「……最後にローラが言ってたな」
男「『村の者には絶対に会わないようにしろ』か」
男「ははっ……確実に殺されるってことだよな……」
男「……それに結界があるんじゃなかったけ」
男「んー……困った」
とことことこ。
グラッ……。
男「……おっ」
男「あぶねぇ……崖じゃねぇか」
男「後少しで落ちるとこだった……ふぅ……」
男「…………」
男「ん?」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:18:17.06 ID:ZrGLgcyl0
──ローラの家
ローラ「…………」
メル「お姉ちゃん?」
ローラ「ん、どうした?」
メル「良かったの、あの人返しちゃって」
ローラ「……仕方ないだろ。アイツがそう決めたんだから」
メル「で、でも……」
ローラ「この話はもう終わったんだ。ほら、ご飯にしよう」
メル「うん……」
ローラ「……そんな顔するな」
メル「でも、あの人……最後に別れる時、笑顔だったけど」
メル「なんか泣いてるように見えたんだ……」
ローラ「…………」
ローラ「……私もだ」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:18:19.23 ID:Qzob6dKdO
支援!
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:23:19.57 ID:ZrGLgcyl0
ローラ「しかし、セヌはどこに行ったんだ」
メル「……うん」
ローラ「セヌが帰ってくる前に、夕飯が冷めてしまう」
ローラ「しかし、もう少し大人になってくれるといいんだがな」
ローラ「……でも、あの子が一番、母さんに懐いてたか」
ローラ「うまくいかないものだな……」
コンコンッ!
メル「お、お姉ちゃんっ!」
ローラ「……もしかして、アイツか……?」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:26:41.05 ID:ZrGLgcyl0
ローラ「い、今、開けるっ!」
ガチャっ。
ドン「き、緊急事態だっ!」
ローラ「……何だ、ドンか」
ドン「何だとは何だっ! 折角、知らせに来てやったのにっ!」
ローラ「相変わらず、汗臭い奴だな。用件を言え」
ドン「くっ……相変わらず、毒舌な幼馴染だっ」
ドン「だが、今日は我慢してやるっ! 人間が見つかったんだっ!」
ローラ「……まさか」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:28:37.00 ID:ZrGLgcyl0
ローラ「どういうことだっ、まさか殺したのかっ!?」
ドン「いや、まだだが、時間の問題だろうな。今は牢にぶち込んでる」
ローラ「……捕まるなんて、あの馬鹿っ」
ドン「それにセヌが大変なんだっ」
ローラ「セヌ?」
ドン「大怪我してんだよっ! 崖から転がったみたいだっ」
ローラ「なっ……」
ドン「実は人間がセヌを運んできたんだ」
ローラ「…………」
ドン「『助けてくれ』って大声で叫んでな……訳が分からん奴だ」
ローラ「……あ、アイツ……」
試演
しえん
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:42:37.16 ID:ZrGLgcyl0
飯買ってこる。
C
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 19:47:30.79 ID:ErNteBfx0
ho
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:03:50.86 ID:9dmdCH80O
ほ
ふ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 20:19:05.44 ID:c/x3kSbx0
る
うんk
ほ
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:05:24.96 ID:ErNteBfx0
h
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:09:10.03 ID:xX2+SAB40
ほ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:30:11.83 ID:bqXafiRhP
まだ飯食ってるのか?
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 21:54:11.39 ID:Qzob6dKdO
まだ?
馬鹿、飯→オカズ→オナニーだ、察しろ
ほ
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:36:40.04 ID:Qzob6dKdO
お〜い
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:48:58.87 ID:kbrZKHIR0
お茶
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:52:12.91 ID:Cd6HdnX9O
濃い味
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 22:53:08.74 ID:N/3AkRz7O
面白いから待つぞ
いくらでも保守してやる
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 23:12:22.83 ID:kbrZKHIR0
ま
パラレルワールドですね。
わかります
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 23:41:02.63 ID:R5A34KPcO
もう寝ちゃうよ
全力でほしちんこ
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 23:47:08.12 ID:xX2+SAB40
保守
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 23:47:14.75 ID:Tk+us1IFP
保守はしないけどちんこならするよ!
おっπ
おい、誰か保守れよ、俺は寝るぞ
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 00:58:51.32 ID:2dgEYNmiO
寝ろ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 01:09:42.27 ID:eiQRncAN0
異世界まで買いに行ったのか
例の爺さんにあったんじゃね?
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 01:33:41.04 ID:Mjzh7h3PO
途中で何回もいなくなるぐらいなら最初からSS書こうとするなよな…
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 01:46:01.09 ID:BVcsFBPd0
こういうの好きやわー
世界観とかはこれから書いてくれるのかな?
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 01:47:42.56 ID:kzIPSHPhO
寝ます!
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 01:53:51.56 ID:M8dNnHgqO
ねるほ
いや俺が寝る!
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 01:58:45.63 ID:NBQz8QjSO
最初のほうを読んでる途中だが支援
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 02:09:14.45 ID:j93YZbIOO
支援
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 02:44:02.67 ID:qpSgw/2EO
もしもしの俺に保守されるようじゃこのスレもまだまだだな
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 03:08:06.40 ID:IuwlbHxH0
すいません、途中で寝てました
今から読みます
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 03:26:12.44 ID:Pi3x1/OO0
ほ
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 03:47:05.66 ID:HWPw+++60
ho
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 04:04:23.13 ID:pmU6IUbV0
ほ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 04:17:02.61 ID:fvdWIqySO
収集しきれなくなったか
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 04:33:01.88 ID:Dt6L8rD7O
ローラ「セヌ…!?」
セヌ「アパゥウ…」
ドン「残念じゃがセヌはもう…」
ローラ「マキシマムフランメンソール化が始まったか…アレを…使ったんだな…セヌは」
ドン「ああ…もはや記憶はない…こうなればあと数時間の命じゃ…」
スタスタスタスタ
男「…セヌは?」
ドン「こいつを今すぐ射殺しろォッ!!!!」
男「はい?」
ローラ「待てよドン!男、なにがあったか話を聞かせてくれ」
男「いいよ」
男「…セヌは?」
ドン「こいつを今すぐ射殺しろォッ!!!!」
世界観的には普通なんだけどワロタwwwww
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 04:41:48.77 ID:Dt6L8rD7O
ローラ「そうだったか…感謝する。男よ…」
男「いいんだ、それよりセヌは?」
ドン「射殺だァァァ!!!!」
ローラ「やめろ!ドン!…セヌはあと数時間で死ぬ」
男「崖から落ちたようだが…死ぬほどの怪我だったのか?」
ローラ「我々には…危機に陥ると解放される力がある…。それは自己の復元。マキシマムフランメンソール化というんだ」
男「?」
ローラ「我々は…人体実験の被害者なんだ…昔は人間だった…らしい。記憶はないが…。マキシマムフランメンソール化で自己の復元により記憶が人間の時のものになる…しかし死ぬんだ」
男「なぜ?」
ローラ「そういう仕組みになっている…人間は安楽死を求める。安楽死はマキシマムフランメンソール化なんだ…。記憶の復元は一時間で1年…最終的に幼児並にまで遡る」
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 04:53:04.09 ID:Dt6L8rD7O
男「それは止めるべきだ…セヌは死なせてはならない」
ローラ「方法はある…だから会いに来たのだ。男に。そうだろう?ドン?」
ドン「男くん、君は知っとるかね」
男「?」
ドン「我々は人ならざるもの。君は人だ。わかるね?」
男「意味がわからない」
ドン「乗り込むんだよォッ!!セヌを治療するには人間の力が必要だッ!!!」
男「理解した。川を超えていけばいいんだな」
ドン「…カチャッ」
ローラ「やめろドン!…そうだ!君は…責任を持つ必要はない…だから嫌なら断っていい…私の責任だ」
男「俺、やりますよ」
ドン「ニヤニヤ」
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 04:56:14.69 ID:gQB0Iw9qO
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 04:59:03.24 ID:ZS/ExPC90
書きたいんだったら、自分でスレ立てろ
乗っ取りほど見苦しいものはない
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 04:59:56.53 ID:Dt6L8rD7O
川を越えた人間がいた
人間「おや?なんだい?君は」
俺「人間か」
人間「はいそうです」
俺「治療を頼みたい。マキシマムフランメンソールの」
人間「え?あの豚共の?」
俺「え?」
人間「まぁいいですけど」
俺「すまない。金は払う」
人間「は…無料に決まってんでしょw」
俺「え?」
人間「さ、早く豚を出して」
俺「…ああ。彼女だ」
人間「メェェスブタぐぁぁあ!!!!」
俺「…。(なんだこれは?まるで…まるで…)」
人間「治療してやる!ほらよ!」
(スタンガンのようなものをセヌの背中にはめた)
人間「終わりだ」
男(こんなの!まるで…人形…ッ!)
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:01:08.75 ID:bYsR6OVBO
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:03:29.91 ID:1iaQXfzY0
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:04:15.18 ID:gQB0Iw9qO
こら別人だな
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:04:28.68 ID:Dt6L8rD7O
セヌ「フゥ・・・」
男「おはよう」
セヌ「ありがとう。」
男「治したのは彼さ」
人間「豚がぁ!!!」
セヌ「ありがとうブヒ」
男「フッ…一件落着だな…!」
ピュイイィン
男「タイムマシン!?そうか…この世界ですべきことをすればタイムマシンが現れるのか!」
セヌ「バイバイお兄ちゃん」
人間「じゃかましい豚ぐぁぁ!!!!!」
男「グッバイ!マイフレンドゥ!!」
ガシューン
ピュイイィン………
次の世界へ 男は旅ったのであった
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:08:51.95 ID:Dt6L8rD7O
セヌ「アンァァン!」
人間「フンッ!フンッ」」
セヌ「い…いやぁぁ!」
人間「フンンッ!!」
セヌ「もっと突いてえーーー!!!アーーーーン!!!!」
人間「ブダペストがああああー!!!!!!!!!!」
男「おっと…忘れ物忘れ物…。携帯返してもらわないとねッて貴様ァァアアア!!!!!!!!」
人間「なんだい?」
男「僕は君を許さない。僕はチェリーなんだ。」
人間「この豚にもう用はねェ!やるよ」
セヌ「ブヒブヒ」
男「…いらね!」
ピュイイィン…!!
男は行く 次の世界へ…
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:16:31.83 ID:Dt6L8rD7O
男「…という夢まで見るようになっちまったのさ」
ジョン「FUHAHA!!!お前ソレビョーキヨ!!ジャパニーズウツビョーネ!!!」
男「ジョンはいつも俺に厳しいな…だが当たりだぜ!」
ジョン「HATARAKEYO!!」
男「フッ…働きたいさ俺だって…あんな嫌だった職場が今はこんなに働きたいよ」
ジョン「HAHAHA!!!OMAE!YATOU、KAISHA!AHODATTA!」
男「ジョンが言うんだから間違いない」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:25:04.68 ID:Dt6L8rD7O
男「もしもし、母さん」
母さん「もしもし、なんだい?」
男「クビになった」
母さん「死ねよもう…なんですかあなたは?私を馬鹿にしてるんですか?」
男「会社クビになったんだ」
母さん「…父さんに変わるよ」
男「もしもし?父さん」
父さん「死ねよもう」
男「クビになった」
父さん「なんだよお前。まじで。それがなんだよ?」
男「仕送り…」
父さん「母さん!仕送りだそうだ!」
母さん「ねーよ!」
父さん「ないそうだ」
男「俺働くよ!やる気出たよサンキュー!」
父さん母さん「死ねっ!」
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:28:31.05 ID:Dt6L8rD7O
男「まずはバイトだ」
バイト「は?何歳よ?ちみ?」
男「25歳です」
バイト「バイトしてる場合かよ」
男「はい!クビです」
バイト「はいはいクビクビ!バイト舐めんな!バイトなら受かると思ったかクソ!」
男「…バイト29回連続不採用!正社員42社不採用!凄い時代だぜ」
時代「俺のせいかよ!クズ!!」
男「す…すいやせぇん…」
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:33:16.77 ID:Dt6L8rD7O
男は日々NEETを続けていた…
そんなある日…
コンコン
ノックだ
ドアを開けるとそこには…
老人「世界は………」
男「…え?」
老人「繋がった…」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:38:19.74 ID:Am0Z2jgVO
変なのが沸いたな
Dt6L8rD7O
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 05:55:36.19 ID:D9Ybif3D0
別人だと指摘されてからふざけた内容になったけど
その前から明らかに文章力が劣ってたから同じことだよ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 06:49:40.64 ID:GS7W00ZxO
綺麗星☆
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 07:45:52.19 ID:ecgHSuoi0
सुप्
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 07:53:45.08 ID:6/zP+ovJO
>>1の文章力落ちたとかどこみてんだ
>>1さん早く戻ってきて、書いてください
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 07:55:07.42 ID:6egQMpnZ0
終了
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 08:18:00.45 ID:din4lsHM0
再開
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 08:19:08.56 ID:sQ+x0ND4O
終了
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 08:31:35.97 ID:ejKeQ+u00
なんだエスカフローネスレじゃないのか
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 08:34:30.98 ID:D9Ybif3D0
>>1の文書力が落ちたなんて誰も言ってねぇよ!
もしもしはちゃんと「もしもし」「ガチャ」を言うようにしましょうねってんだ!
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 08:44:21.65 ID:RfVHTC17O
>>219は指摘される前の騙りの文章力も大した事無いって言いたいんだよな
>>222が読解力無さすぎ
気にするな
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 09:35:17.98 ID:Xc2P0JnmO
保
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 09:44:21.15 ID:Dt6L8rD7O
男「…」
老人「繋がったよ世界が」
男「やっぱりな…。あんたは未来の俺だったんだな?」
老人「そうじゃ…ッ!」
男「NEETになる俺を変えるために来たか」
老人「NEETでは過去に飛べんよ。お前は将来タイムマシンを発明し殺害される。」
男「じゃなんであんた生きてんだよ」
老人「わしはタイムマシンを開発し未完成のまますぐに過去へ飛んだ…完成すれば狙われるのはわかっていたからな…。過去で改良をし完成させた。このタイムマシンの意味はお前ならわかるはず」
男「童貞を…捨てるというのかッ!」
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 09:46:21.51 ID:p8/sSNVr0
ID:Dt6L8rD7Oはいらない子
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 09:53:28.97 ID:Dt6L8rD7O
老人「違う」
男「…」
老人「お前が…ワシがクビになった真相を知るためじゃ!!」
男「不景気なだけ…じゃないのか…?」
老人「ワシは聞かされた…当時の課長までクビになったんじゃ。あの会社はブラックでの…組員の出入りまで発覚し大問題じゃった。過去は変えられんが真相を知るべきじゃ」
男「そうだ。いってみよう!」
老人「やってみよう!」
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 10:00:06.03 ID:Dt6L8rD7O
男「2010 10/17(日) 1:14 にタイマーをセットと…」
老人「よし、よくできたの、飛ぶぞ」
男「ぐうううぅ!!」
ピュイイィン
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 10:17:14.24 ID:yDHpdXIp0
つまんね
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 10:30:03.57 ID:Xc2P0JnmO
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 11:13:27.79 ID:mgkSACjw0
し
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 11:15:19.57 ID:p8/sSNVr0
ゅ
ルイズまだ?
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 11:36:28.33 ID:xGL1COnw0
とりあえず乗っ取りには構わず支援&保守
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 12:08:13.90 ID:Xc2P0JnmO
嗚呼…それにしても腹が痛い
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 12:58:48.86 ID:n07L7tgvP
ほし
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 13:36:53.24 ID:VHHQHCZW0
ほしゅ
おまいらすごいな
文章力の違いとかぜんぜんわからんかったわ
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 13:38:57.44 ID:2dgEYNmiO
これは普通にわかるだろ
いきなり行開けずに書いてんだろ普通に分かれよwwwwwww
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 14:46:11.88 ID:Y58eRlqqO
死守
ho
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 15:10:56.80 ID:9FKlC4FJO
放出
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 15:32:56.34 ID:HWPw+++60
ho
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 16:30:35.74 ID:Xc2P0JnmO
守
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 16:59:37.70 ID:6S8FM2G1O
真面目に3レス読んでしまった
ID:Dt6L8rD7O失せろ
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 17:10:05.96 ID:DoCLnp5s0
かえってこい
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 18:23:47.58 ID:6qTBUw/O0
支援
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:02:42.31 ID:g45xk/0z0
>>1っス、保守さんくすっス。
今から書くですっ!
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:07:41.85 ID:RfVHTC17O
待ってたよぅぅ
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:08:49.53 ID:Mjzh7h3PO
既に偽者臭がするが…期待はしとこう
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:10:15.52 ID:coeo7EReO
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:16:39.21 ID:6kqnZPvyO
語尾にっスとつける奴がっスよ?
嘘つくわけないっス!
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:17:00.84 ID:g45xk/0z0
──牢
男「……はは、捕まっちまった」
男「これからどうなるんだろうな」
男「……俺、死んじまうのか」
男「だが、前の世界で自殺するよりかは幾分マシだ」
男「……少し意味のある死だもんな」
男「ん、これなら納得できる」
ガチャ……。
?「人間」
男「誰だ?」
長老「儂はこの村の長だ」
男「また、お偉いさんが来たもんだな」
長老「無駄口を叩くな、お前の生死は儂が握っておるのだぞ?」
男「はは、確かに言えてる」
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:30:40.49 ID:g45xk/0z0
長老「……どうやら、元気が有り余っている様だな、人間」
男「まあな」
長老「……この下衆がっ」
男「またひどい言われようだ」
長老「お前たちがやってきた所行を忘れたか?」
長老「罪のない女、子供を手にかけておいて、よくその口を開ける」
男「俺は、そんなこと……」
長老「──お前がしたかどうかなど問題ではないっ!」
男「……っ」
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:30:41.57 ID:/D4v2zAb0
本物か?
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:32:39.82 ID:g45xk/0z0
長老「これは、我々と人間との憎しみのぶつかり合いなのだっ!」
長老「長きに渡った、血で血を洗う争いの結末」
長老「……そして、お前は、その犠牲の生け贄となる」
男「……人間だから、殺すと?」
長老「そうだ、お前の死は決定された」
男「…………」
長老「明日の朝一、斬首刑に処する」
男「そうか……」
男(意外に早くきたもんだな……)
長老「…………」
長老「最後に一つだけ聞いておこう」
男「ん?」
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:34:33.56 ID:vQuPOgkHP
とにかく
>>1なら完結するまで休まず続けろ
中途半端にするな
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:36:50.91 ID:2riW1spu0
期待してるぞ
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:38:48.50 ID:g45xk/0z0
長老「どうして、娘を助けた?」
長老「人間でも、怪我人を前にして情が湧いたか?」
男「…………」
長老「それとも、人質として利用しようとでもしたのか?」
長老「死ぬ前に、答えるがいい」
男「……セヌは」
長老「ふむ?」
男「セヌは、大丈夫か?」
長老「……お前」
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:41:36.46 ID:g45xk/0z0
長老「何故、あの子の名を知っておる?」
男「…………」
長老「だんまりか」
男「…………」
長老「その目……答える気はないのだな」
男「理解が早くて助かるよ、爺さん」
長老「…………」
長老「……よく分からぬ男だ」
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:42:57.32 ID:IRb7kVDO0
エルフ娘のSS思い出した。
アレは食料って設定だったか
なにはともあれCする
頑張れ!!
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:44:48.57 ID:h3IW7Cnx0
きた
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:44:48.77 ID:g45xk/0z0
──『長老っ』
長老「……ふむ、もう行く」
長老「最後に、人間よ」
男「ん?」
長老「どんな意図があったのかは分からん」
長老「うまく利用してやろうと考えたのか、或いは……」
長老「助けたいという純粋な想いからだったのか」
男「…………」
長老「……しかし、どちらにせよ」
長老「おかげで、あの子セヌは、一命を取り留めた」
男「…………」
男「……そうか」
長老「…………」
長老「明日、また来るぞ」
ガチャ。
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:46:19.45 ID:Xc2P0Jnm0
しえん
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:48:04.64 ID:h8LSfgrgO
大人の事件簿
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:50:54.15 ID:coeo7EReO
紫煙
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:51:02.33 ID:Ck+xC4ys0
きてたあ
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 19:51:47.53 ID:g45xk/0z0
長老「急に呼び立てをして」
長老「儂はあの人間と話をしている最中だったのだぞ?」
村人「申し訳ありません……ですが」
長老「一体、どうした?」
村人「実は、長老に今すぐに会いたいという者がおりまして」
長老「ふむ」
長老「構わん、通せ」
村人「はっ」
村人「ローラを入れろっ」
長老「……ローラ?」
ガチャ。
ローラ「ちょ、長老っ!」
長老「どうした、すごい剣幕だな……」
長老「だが、妹のセヌのことなら安心せい」
長老「今日中にもきっと、目を覚ますことだろう」
続きが気になって気になって仕方がない・・・。
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:09:28.72 ID:hWAwFgrH0
ほ
追いついたけど面白いなw
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:15:18.92 ID:QfEmh9ti0
>>10 こういうのって羨ましいな…
俺のときは止めてくれる人なんていなかったから…
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:17:07.49 ID:IRb7kVDO0
>>279 幽霊が見に来るほどの良スレと言う事ジャマイカ
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:23:33.66 ID:g45xk/0z0
ローラ「いや、セヌの様子はさきほど見てきたから知っているっ」
長老「ふむ、ならば何をそう慌てる?」
ローラ「捕まえられた"人間"のことだっ!」
長老「……なに?」
ローラ「長老、あの者を殺すのかっ!」
長老「……ああ、殺す」
ローラ「……なっ」
長老「我らの村に入ったのだ」
長老「免れぬ客人、加えて人間であるならば殺すしかない」
長老「知っての通り、それが村の掟だ」
ローラ「し、しかしっ、セヌを助けてくれた恩人を……」
長老「それは断定できぬ」
長老「何を考えてそうしたのかは、ヤツしか分からない」
ローラ「ち、違う……」
長老「どう違うと言える? ヤツの思考が読めるのか?」
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:29:08.55 ID:g45xk/0z0
ローラ「あ、アイツは……」
長老「…………」
ローラ「自分の命が危ないと分かっていたのに」
ローラ「人間たちがいる所に向かうのをやめて……」
ローラ「わざわざセヌのためだけに、戻ってくれたんだっ」
ローラ「自分の命を投げ打ってまでも……死ぬ事を覚悟して……」
長老「……なぜ、そう言える」
ローラ「……彼がわたしの家を訪ねたから」
ローラ「そして、わたしが『村の者には会うな』と忠告したから」
長老「……ローラ?」
ローラ「聞いてくれ、長老」
ローラ「ヤツは人間だけど……でも、他の人間とは違うんだ」
長老「……どういう……」
ローラ「アイツは……」
ローラ「──違う世界から、来た」
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:30:49.52 ID:ds31NcKc0
支援しよう
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:31:05.82 ID:Wxj9xKd2O
おもしれー
期待しますぜ
面白いね
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:45:50.64 ID:tCZQe49WO
とりあえず日を跨ぐなら最初から酉をつけろ
支援
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:46:33.30 ID:V89aSR3d0
支援
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:47:30.83 ID:g45xk/0z0
──ゼド公国 首都アベル
リスト公「宰相、戦況はどうなっておる」
宰相「現在、我が軍は一時撤退しております」
リスト公「……何故だ?」
宰相「兵たちに疲労が多く溜っていました、国にとしてはここで休戦を」
リスト公「何を生温い事を言っておるのだっ!」
リスト公「『疲れた』とぬかす兵どもの尻を蹴り上げ、すぐさま向かわせろっ」
宰相「……お言葉ですが、既にこの国は長期の戦争で疲労しております」
リスト公「戦力では圧倒しているはずだ」
リスト公「原始的に戦うしか能がない、あやつらに負けるはずがない」
宰相「戦う場所があまりにも険しすぎるのです」
宰相「土地勘がない森の中を、いつ襲われるかもしれない恐怖に晒されれば」
宰相「次第と兵たちの精神が狂ってしまいます」
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:50:50.12 ID:g45xk/0z0
リスト公「……では、いつまで休戦せよと言うのだ」
宰相「最低でも、半年」
リスト公「は、半年だと? 貴様、それでも国の軍事指揮を携わる長かっ!」
宰相「これが我が国の限界なのです」
宰相「このまま続ければ、民たちの不満も今以上に膨れ上がり」
宰相「……反乱もありえますぞ?」
リスト公「くっ……」
宰相「ここはしばらく時をお待ちください」
リスト公「私に、待て、というのか……」
宰相「残念ですが、それしか方法はございません」
リスト公「…………」
宰相「リスト公?」
リスト公「……宰相、では、これならばどうだ?」
宰相「……ん?」
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 20:58:20.82 ID:g45xk/0z0
リスト公「……帝国ガザムの力を借りるのだ」
宰相「なっ……」
宰相「それは、決してなりませぬっ!」
リスト公「どうしてだ? 力を借りて何が悪いのだ?」
宰相「先代もおっしゃられたはずですっ」
宰相「『ガザムを信じるな』」
リスト公「……死にかけの老人の戯言だ」
宰相「そうではありませんっ、先代は分かっておられたのです」
宰相「あの国はどんな者よりも恐ろしいですぞ?」
宰相「最終的には、寝首を掻かれるのが目に見えております」
リスト公「……ならば、我々がその裏をいけば良い話ではないか」
リスト公「小国だと油断している奴らを、我が国が逆に利用してやるのだ」
宰相「……なりませぬ、それだけは認めませんぞ?」
リスト公「そう言っても、もう遅いのだ」
宰相「……ま、まさか」
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:03:50.43 ID:g45xk/0z0
リスト公「……これだ」
宰相「あ、ああ……」
『ゼド公国の申し出により、我がガザム帝国は』
『ナダ中立地区にて、第13回、四カ国会議を行うことを進言する』
リスト公「もう遅いのだよ、宰相」
宰相「な、なんてことを……」
リスト公「こうでもせねば、あの土地を私は永遠に手に入れることが出来ぬ」
宰相「……あんな未開発の地に、なぜそこまで執着を?」
宰相「彼らは自ら我々に害を与えることもありません」
宰相「それなのに……どうして?」
リスト公「…………」
リスト公「……答える必要はないな、宰相」
宰相「……リスト公」
リスト公「兵よっ、今直ぐ出立の準備をせよ」
リスト公「──向かう先は……ナダ地区だっ!」
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:15:43.86 ID:U7cFPRbzO
シエンタ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:17:18.11 ID:g45xk/0z0
──牢
ガチャ……。
男「……ん?」
長老「起きておるか?」
男「なんだ、殺すのは朝だったんじゃないのか?」
長老「…………」
男「予定変更か? 不穏分子は今直ぐ消すって?」
男「俺は構わない、いつでもいいぞ」
長老「……殺すのは止めだ」
男「え?」
長老「よい、この者を牢から出せ」
村人「はっ」
男「ちょ、ちょっと待てっ! 一体、どういうことだ?」
長老「……ただ、ローラに感謝せよ」
男「ローラ?」
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:22:48.62 ID:l9rgvePlO
おもしろいな
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:25:37.77 ID:g45xk/0z0
とことことこ……。
男「ローラに感謝しろってどういうことだ?」
長老「言葉通りだ」
男「……もし、ローラが何を言ったのかは知らないが」
男「それは全て嘘っぱちだぞ?」
長老「…………」
男「アイツの名前を知っているのだって」
男「森に迷ってしまった時に、偶然出会ったから……」
男「……妹の一人を人質にして、脅かしつけてやっただけだっ」
男「だからっ……」
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:27:31.20 ID:g45xk/0z0
とことことこ……。
長老「もう、いい」
男「な、何がだ……?」
長老「そんなに庇わなくても、あの子に罰を与えようなどとは考えておらぬ」
長老「我々は仲間を陥れたりはしない」
長老「我らは、信頼という輪の元で繋がっているのだ」
男「…………」
長老「それに……」
長老「普通の人間は、一人で森に迷い込むような馬鹿な真似はせんよ」
男「あっ……」
長老「ほら、入れ」
長老「お前の待ち人が待っておるぞ?」
ガチャ……。
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:29:14.76 ID:2riW1spu0
今後男の動向が気になるところだな
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:35:58.95 ID:6kqnZPvyO
爺さん「……来ちゃった♪」
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:37:59.43 ID:ds31NcKc0
これはじいさん来るな
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:38:28.50 ID:g45xk/0z0
しばし、休憩。
予定では、キリのいいところまで
今日のうちにいけると思われ。
頑張りますっス!
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:39:22.30 ID:y7PU7+0A0
うむ、苦しゅうない、よく休め
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:49:53.33 ID:coeo7EReO
支援します
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:57:02.81 ID:i9ZETEqcO
シエンタ
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 21:57:22.42 ID:hlu960m8O
面白いほ
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:00:10.26 ID:kzIPSHPhO
酉つけろやあああああ
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:13:46.65 ID:+lKGCzuR0
昨日の状態と同じじゃない・・・よな?
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:16:08.76 ID:YsT91CilO
面白い
楽しみにしてるから酉付けて無理せず進めてくれ
偽物が来るから酉付けてくれると有難い
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:18:17.39 ID:OdRstx/40
続きに期待
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:36:03.12 ID:vQuPOgkHP
また休憩かよw
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:36:43.91 ID:Mjzh7h3PO
あんまり進んでないのに休憩?
ネタ切れか…
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:44:00.07 ID:mLVZvkr1O
ほ
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:44:43.64 ID:HRfyum4CO
いっそ落ちてもいいから書き溜めて欲しいわ
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 22:54:08.64 ID:coeo7EReO
もうなんでもいいからまとーぜ
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:03:46.11 ID:Z671t0zhO
追いついたぜ
しかしおまえらよく落とさなかったな
もう保守するなよ
書き手が調子に乗るからな
317 :
◆F3/vexkffI :2010/10/18(月) 23:09:41.34 ID:g45xk/0z0
休憩終了っス、気分転換して充電完了っ!
酉はあまり付けたくないので、とりあえず確認の時だけ。
では再会しますね。
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:10:38.52 ID:g45xk/0z0
誤字すみません……先行き不安だ。
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:11:14.31 ID:yBLKBo2dO
支援
ッス!
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:14:37.25 ID:/D4v2zAb0
支援っス!
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:17:57.13 ID:V89aSR3d0
おっぱいッス!
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:19:21.22 ID:NII/mpciO
小生のおっぱいへのこだわりは誰にも負けたりしないッス!
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:20:31.07 ID:gw5KdBhgO
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:23:19.82 ID:g45xk/0z0
男「……ローラ」
ローラ「お、男っ」
たたたっ……だきっ。
男「お、おいっ」
ローラ「この馬鹿っ」
ローラ「お前、もう少しで死ぬところだったんだぞっ!」
男「……君に助けられたな」
ローラ「違う、セヌを救ってくれたんだろ?」
ローラ「自分の命が危ないって分かってたのに」
ローラ「……お前は……」
男「そりゃ、倒れてる女の子を見つけたら、誰でも助けるよ」
ローラ「ありがとう……本当に、ありがとうな」
男「ん」
ひょこひょこっ!
男(はは、尻尾も揺れてるじゃんか)
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:27:47.82 ID:coeo7EReO
支援
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:29:54.66 ID:g45xk/0z0
長老「こほんっ」
ローラ「あっ……」
長老「感動の再会はその辺にして貰えないだろうか」
ローラ「す、すまん……勢い余って抱きついてしまってた」
ローラ「気を悪くしてないか……?」
男「全然。逆に、嬉しいぞ」
ローラ「……も、もう、何なんだお前は……」
長老「ローラ、この男と話したいから席を外してくれ」
ローラ「だ、だけど……」
男「いいんだ」
男「俺からきちんと話さないと駄目だからな」
ローラ「……ん、分かった」
ローラ「外で待ってる。後で一緒にセヌに会いにいこう」
男「おう」
ガチャ……。
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:36:34.11 ID:g45xk/0z0
男「……さて」
男「俺に聞きたいことが山ほどあるようだ」
長老「ふむ、よく分かっている」
男「顔から見て取れるよ」
長老「……ローラから大体の話は聞いた」
男「……ああ」
長老「お主が他の人間とは違う事」
長老「初めから、敵意が全くなかった事」
長老「そして」
男「…………」
長老「この世界の住人ではない……そうだな?」
男「……どこから話せばいいか、難しいところだ」
男「でも、とりあえず、あれは……」
男「一人の老人と、出会ったことから始まったんだ」
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:41:27.02 ID:g45xk/0z0
ローラ「……話は終わったのか?」
男「今日のところはこれでいいってさ」
ローラ「ん、良かった」
男「明日の朝一でここにこないと駄目みたいだけどな」
ローラ「……村の仲間に説明するんだな?」
男「ああ、そう聞いてる」
ローラ「そうか、それは大変だ……」
男「…………」
ローラ「お前も薄々感じていると思うが」
ローラ「わたしたちにとって、人間は悪そのものなんだ」
ローラ「だから、幾らお前が他の人間とは違うと言っても……」
男「──見方はそう変わらない」
ローラ「……そうだ」
男「でも、頑張るよ」
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:46:32.18 ID:g45xk/0z0
男「時間はたっぷりあるんだ」
男「どれくらいかかるか分からないけど」
男「精一杯、理解してもらえるよう、努力する」
ローラ「……頑張れ」
ローラ「男」
男「ん?」
ローラ「他の仲間が、お前を毛嫌いしたとしても」
ローラ「必死に頑張っても、認められなくても」
男「…………」
ローラ「わたしは……」
ローラ「わたしだけは、いつまでもお前の味方だ」
男「ありがとうな……」
ローラ「その代わり、家事は手伝ってもらうぞ?」
男「ははは、これは一本取られたな。もちろん手伝うよ」
ローラ「ふふっ、期待してる」
しかし肌の色が緑って考えると心は萎えないけどおちんちんは萎え萎えでござる・・・
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:51:29.96 ID:22tLBgPnO
ふふっとか言ってるけどこいつ緑色なんだよな…
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:53:52.52 ID:2dgEYNmiO
つまり、色的には緑色のスライムみたいな感じか…
全然行けます!
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:56:45.55 ID:coeo7EReO
俺の想像では薄い緑みたいなエルフだから萎えない
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:58:13.69 ID:zZtOiyHN0
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/18(月) 23:59:08.07 ID:6+ztg/Yo0
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:00:39.26 ID:Nagk1OMn0
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:01:02.06 ID:LWWfR2bW0
はやく
341 :
固定ハンドルネーム ◆OAlbYGERv2 :2010/10/19(火) 00:05:10.10 ID:TX5hZzueO
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:05:26.06 ID:g45xk/0z0
セヌ「……あ、姉さん」
ローラ「セヌ、起きれたのか。大丈夫か?」
セヌ「うん……ちょっと頭は痛いけど、もう大丈夫」
ローラ「そうか、良かった……」
男「…………」
ローラ「それで、大体の経緯は聞いたか?」
セヌ「あ、ああ……こいつのおかげみたいだな……」
ローラ「そうだぞ? 感謝ないと駄目だ」
セヌ「くっ……」
セヌ「人間に助けられるなんてな……」
ローラ「おいっ、セヌっ!」
男「いいんだ」
セヌ「…………」
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:07:24.74 ID:rG4x408XO
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:15:11.89 ID:BgWAxbxw0
ローラ「しかしだな……」
男「無理に言わせる必要はない」
男「それに、助けたって言っても偶然なんだ」
男「そこまで大それたことをしたわけじゃ……」
ローラ「それは違うぞ、男」
ローラ「もし、お前がいなければ……」
ローラ「セヌとこうして会えなかったかもしれない」
男「でも、元はと言えば俺が原因だ」
ローラ「確かに、セヌが家を出たのはお前のせいかもしれない」
ローラ「それでもだ」
ローラ「わたしは、お前と会えたことを感謝している」
男「……照れるぞ」
ローラ「はは、顔が赤いな」
セヌ「……っ」
セヌ「お、おい、人間っ!」
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:20:13.12 ID:BgWAxbxw0
男「ん?」
セヌ「うまく姉さんは騙せたかもしれないけどなっ」
セヌ「わたしは、お前をまだ信用してないっ!」
男「…………」
ローラ「セヌ……」
セヌ「お前が、他の人間とは違うことはもう分かったさっ」
セヌ「普通だったら、わたしなんて見殺しにするはずだし」
セヌ「身の危険があるのに、救おうなんて考えたりしないっ」
男「…………」
セヌ「でもっ!」
セヌ「わたしは人間が嫌いだっ! 大ッ嫌いだっ!」
男「……ああ」
セヌ「だから、幾ら他とは違うからと言っても」
セヌ「お前を信用なんてしないっ! 絶対にっ!」
男「…………」
支援
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:24:45.43 ID:V4jNsrJt0
スレタイから全く想像つかない内容でびっくりした
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:26:12.55 ID:BgWAxbxw0
男(埒があかないな、こういう時はどうすればいいんだろう)
男(こういう年頃の子は、正論をぶつけても意味がないしな……)
セヌ「今回は助けられたけどっ、次は見てろよっ!」
ローラ「セヌ、もうやめてくれ……」
セヌ「わたしは負けないっ! 人間なんかに負けないからなっ!」
男(そうだ、うまくいかないんだったら……)
男「…………」
男「つまり、今回は俺の勝ちでいいのか?」
セヌ「……へ?」
男「あれ? 負けを認めたんだろ?」
セヌ「ち、違うっ、わたしは負けてないっ」
男「さっきと言ってることが違うぞ」
男「『次は見てろよっ』だっけ?」
セヌ「くっ……」
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:27:15.07 ID:oQAkaDEfO
後は頼んだ
俺は寝る
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:31:11.31 ID:aNhzu7L80
まかせろ俺も寝る
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:31:13.79 ID:BgWAxbxw0
男「ん、やっぱり俺の勝ちだな」
セヌ「この人間めっ! とうとう化けの皮が剥がれたなっ!」
男「負け犬の遠吠えほど見苦しいものはないなぁ」
ローラ「お、男……?」
セヌ「な、なんてやつっ! 少しでもいいヤツだと思ったわたしが馬鹿だったっ!」
男「まあ、今回は確実に俺の勝ちだが……」
男「これから、何度だってかかってこいよ」
セヌ「こ、このっ……って、ん?」
男「勝負はまだ終わってないんだろ? お前のいい分だとさ」
セヌ「えっ……終わってない?」
男「それともいいのか、俺の勝ち逃げで」
セヌ「だ、駄目だっ! わたしはお前になんて負けないんだからなっ!」
男「はは、だったら尚更、その傷を早く治すんだな」
男「優しい俺は、病人に対しては甘くなっちまう」
セヌ「うぅ、くそっ!」
痛すぎワロタ
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:35:22.43 ID:W11FWQX+O
俺はもう人間の姿でイメージしてる
とりあえず服は着てるだろ
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:39:27.75 ID:BgWAxbxw0
ローラ「…………」
セヌ「み、みてろっ! すぐに治してお前に挑んでやるっ!」
男「いつまでも待ってやるから、かかってこい」
男「綺麗なくらいに、返り討ちにしてやるさ」
セヌ「ぜぇぇったいっ! わたしが! 勝つっ!」
男「気合いの入ったいい声だ。期待してる」
男「よし、ローラ」
ローラ「……あ、ああ」
男「そろそろ、俺たちは帰ろう」
ローラ「……そうだな、それがいい」
ローラ「セヌ、また来るからな?」
セヌ「姉さん、そいつには十分気をつけろよっ!」
男「べぇーだ」
セヌ「うぅっ、覚悟してろっ!」
ガチャ……。
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:40:40.41 ID:BgWAxbxw0
んじゃ、今日はここまで。
明日、また来ますね。
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:44:32.11 ID:/G0bwkdG0
乙んこ
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:48:41.56 ID:/r01JAr10
乙
楽しみにしてる
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:49:03.64 ID:kRJbNCZ90
乙乙
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:51:07.34 ID:W11FWQX+O
乙名 沙汰人
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 00:55:17.78 ID:eeszrgnv0
乙
乙
ほす
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 01:09:19.84 ID:Kb9107XyO
平日の夜中に保守してくれる人なんているのか?
てか進まんね
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 01:22:09.29 ID:Cr+D+GLhO
>>364 ニート多いから大丈夫じゃね?
俺は寝る
俺テスト勉強で遅くまで起きてるから大丈夫
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 01:33:42.83 ID:rPZTxbeGO
間隔に注意とだけ前もって言っておく
俺も寝る
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 01:52:18.01 ID:Kb9107XyO
>>366じゃ、任せたよ
勉強はほどほどに保守頑張れよ!
ほ
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 02:25:33.84 ID:BXX0sh5NO
もしもしおいついたほ
ほほほしゅしゅしゅ
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 02:49:00.08 ID:ctb2/67PO
保守
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 02:52:59.66 ID:+IFj3Brz0
ほ
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:14:41.98 ID:/dXc8eCjO
ホシュリーナ
ほw
保守って、どれくらい間隔でやればいいの?
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:34:35.67 ID:GVY0HWqEO
この時間なら一時間づつでいいかもな
そっか・・・・
しかし、限界・・もう寝るww
最後の保守
よろしく頼むw
ほ
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:53:10.79 ID:0H1QMoRy0
ほ
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:55:42.97 ID:rISht1AeO
保
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:56:36.87 ID:9gFE2imFO
あがっ
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:56:38.20 ID:dmPhiSYIO
保守
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 03:58:49.12 ID:uI4Fj13jO
今北産業
特になんで保守必要なのかとか
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 04:08:13.86 ID:GRDJQbLBO
保守
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 04:27:59.78 ID:ZrceO44+0
保守
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 04:31:06.78 ID:0c9bVCLF0
アバターの緑色バージョンか
うぇえ・・・
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 05:19:10.75 ID:jX2n0So70
ほ
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 06:22:47.03 ID:rmlD4oy20
C
保守
キネンホシュ
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 07:26:31.74 ID:G+nI+FV00
ほす
うおおおおお先が気になる
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 07:51:54.01 ID:C8IsGcqI0
ho
あああ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 08:41:01.67 ID:oQAkaDEfO
なんだ全く進んでないじゃないか
ほすほす
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 08:53:43.22 ID:Ps6okvBrO
保守間が狭すぎる
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 08:55:21.99 ID:sNFLMN1TO
落とさない
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 09:32:11.75 ID:29QDXwz6O
ほ
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 09:40:04.51 ID:Psp7YsOg0
>>398 お前落とす気満々だろ
この時間なら2時間くらいの保守間隔で余裕
間隔の狭い保守は埋めて落とそうとしているのと同義
目安の時間がわからないのならスレが600まで落ちたことを確認してから保守しろよ
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 09:50:04.15 ID:b5h3WWm80
なんによせまずは保守だ
なんというか、空鐘を思い出した
まだ読んでる途中だけど
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 10:41:36.13 ID:bq9OzGG2O
保守時間の目安
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 10:43:52.66 ID:ojy9pj8jO
男「クビかぁ…」
キリン「キリーーーンッ!!」
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 10:49:58.11 ID:Kb9107XyO
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 11:14:14.52 ID:k9FHo/ey0
このスレはハム速に転載禁止だよな?
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 11:16:48.21 ID:k9FHo/ey0
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 12:00:54.78 ID:O9fQ+nJgO
保守
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 12:56:58.15 ID:PO9QcznR0
ぱしゅ
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 13:24:56.98 ID:kYFo1HOB0
ほす
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 13:32:54.97 ID:GRwNKdgO0
こんな行動力の有る男はリストラ対象にならん!
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 14:03:46.72 ID:It5xvQ36O
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 15:03:39.01 ID:oQAkaDEfO
ほす
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 15:06:13.56 ID:iwm+0rqpP
Nuruぽ
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 15:08:54.61 ID:YTopUfdJO
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 15:08:57.09 ID:GRDJQbLBO
Gaッ!
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 15:33:18.51 ID:QzpoMeA80
418 :
◆F3/vexkffI :2010/10/19(火) 16:28:38.14 ID:BgWAxbxw0
ちょっと投下。
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:29:32.17 ID:BgWAxbxw0
とことことこ……。
ローラ「男」
男「ん?」
ローラ「初めは分からなかったが、少し経って気付いた」
ローラ「あの子のために……わざと、言い合いをしたな?」
男「…………」
ローラ「お前は不思議な人間だ」
ローラ「セヌの心が分かっているように感じる」
ローラ「そして、わたしたちの心も」
男「……そんなことないさ」
ローラ「やれるはずだ」
ローラ「お前なら、もしかしたら……」
ローラ「何かを変えてくれる、そんな気がしてならない」
男「…………」
男「……そうだといいな」
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:30:22.77 ID:BgWAxbxw0
──ローラの家
男「…………」
男「んん……」
男「……朝か」
メル「起きた? おはようっ」
男「ああ、おはよう」
男「ローラは?」
メル「お姉ちゃんは今、ご飯の準備してる」
男「そうか、じゃあ、それまで暇だな」
メル「うん」
男「……………」
メル「どうしたの?」
男「……君は、俺のこと怖くないのか?」
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:31:00.26 ID:9kkENTE3O
北ーwwwwwwwwwwwwwww
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:31:12.30 ID:BgWAxbxw0
男「君たちが恐れる人間には、変わりないんだろ?」
メル「……うーん」
メル「ええとね、言葉にするのは難しいんだけど」
メル「男さんには、そんな感じは全くしないの」
メル「男さんの目、わたし、好きだな」
男「……目か?」
メル「うん、いつもは冷静で、時には泣いてるみたいで」
男「……………」
メル「でも、実はその奥に温かさがある」
メル「そんな人が、わたしたちに害を与えるわけないよ」
男「……そうか」
メル「ねっ、ご飯まで一緒に遊ぼっ」
トンっ……。
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:31:54.43 ID:BgWAxbxw0
男「おっ、膝の上……」
メル「ふふっ、なんかこうしてると兄妹みたいだね」
メル「実はわたし、お兄ちゃんが欲しかったんだ」
男「……お、お兄ちゃん?」
メル「手貸して」
男「ん? 何の遊びをするんだ」
メル「うんとね、まずはこうやって……」
ふぅ・・・
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:33:02.57 ID:BgWAxbxw0
ローラ「この飯が食べ終わったら、行くぞ」
男「おう」
ローラ「村の仲間にも、広場に集合しろとの連絡が回っている」
ローラ「恐らくそこで、お前のことを話すんだろう」
ローラ「一応、喋ることは考えておいたほうがいい」
男「そう、だな……」
男「さて、何を話したらいいか」
ローラ「深く考える必要はない」
ローラ「お前が思った事、感じた事を素直に話すんだ」
ローラ「そうすれば、きっと分かってもらえる」
男「そうだといいな……」
ローラ「気を落とすな。大丈夫だ、お前なら」
男「…………」
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:34:17.95 ID:BgWAxbxw0
──村 中央広場
男「……はぁ……」
男(分かっていたはずなのにな……)
男(ローラ……そんなにうまくはいかないんだ)
男(君たちが思う以上に、この根は深い)
村人1「…………」
村人2「…………」
男(見ろ、この周りの彼らを)
男(今にも、飛びかかろうとするのを必死に抑える形相だ)
男(目には、しっかりと殺意が刻まれている)
長老「……伝え聞いた話は以上だ」
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:35:05.93 ID:BgWAxbxw0
『別の世界だと……ふざけよって』
『長老はそんな戯言を信じたのか?』
『くっ、人間めっ』
男「…………」
男(分かる、痛いほど伝わってくる)
男(彼らの憎しみが、苦しみが……手に取るように分かる)
長老「静まれっ」
長老「お前たちに不満があるのも理解している」
長老「だが、人間だからといって殺すのは、意に反しないか?」
長老「この者は何も知らない」
長老「人間の国がどこにあるのか、我々が何のか」
長老「まるで、生まれたばかりの幼児のようだ」
長老「そんな者を手にかけてしまったら」
長老「我らも悪き人間と同じになってしまうっ」
『…………』
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:35:49.13 ID:BgWAxbxw0
長老「ゆえに」
長老「儂はこの者を殺すことをやめる」
『なっ……』
『ふざけるなっ! 身体は十分に大人ではないかっ!』
『目には目を歯に歯を……そうしなければ、我々が逆にやられるぞっ』
『人間は殺せっ! 人間は殺せっ!』
長老「…………」
長老「分かっていたが、これが現状だ」
男「…………」
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 16:51:17.69 ID:Ol1F2Sap0
まってました
432 :
◆F3/vexkffI :2010/10/19(火) 17:03:18.43 ID:9PLuEYc90
長老「愛する者を失った痛み、苦しみ、憎しみ」
長老「そう簡単に、お主はこの村に馴染むことは出来ぬ」
男「ああ、そうみたいだな」
長老「……何か、ここで話したいことはあるか」
男「…………」
長老「そうか、いや、余計なことをしないほうが正しい」
長老「下手に刺激してしまうよりかは……」
男「少し、喋らせてくれ」
長老「……お主」
男「俺から話があるっ!」
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:03:41.95 ID:rPZTxbeGO
さるったか投下終了か
いすれにせよ支援
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:04:29.58 ID:9PLuEYc90
『……なに、人間が話しだと……』
『いったい何を言うつもりだっ』
男「あなたたちが、今の話を信用出来ないのは分かるっ」
男「違う世界から来たなんて、俺からしても滑稽な話だ」
男「でも、本当だ。嘘じゃないっ」
男「俺はっ」
男「こことは異なる世界から、やってきたっ」
『…………』
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:05:19.79 ID:E4yXIsIh0
支援
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:05:42.97 ID:9PLuEYc90
男「前に俺が住んでいた国では、命をかける争いなんてなかった」
男(そんな世界で毎日をただ生きていた)
男(平和に呑まれながら、ただ生かされていた)
男「ここまでの憎しみを、苦しみを……見たことはなかった」
男(感情を表に出さない事が、時には出世するためには不可欠で)
男(馬鹿の一つ覚えみたいに、上司に媚びへつらった)
男「けれど、俺は……そんな世界で」
男「あなたたちからすれば、理想の世界で」
男「……全く必要とされなかった」
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:06:53.21 ID:9PLuEYc90
男(死のうとしても、悲しむ者はおらず)
男(俺の死では、何も変えることは出来なくて)
男「死人も当然だった、生きる意味なんてなかった」
男(……それを、そんな意味のない日々を、終わらせようとした時)
男(一人の老人に出会った)
男「だから」
『…………』
男「この世界では、意味もなく死ぬつもりはない」
男「同じ過ちを、二度と繰り返したくはない」
男「…………」
男「俺は、この世界に」
男「そして……初めて出会ったあなたたちに」
男「必要とされたい、ただそれだけなんだ──」
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:08:36.20 ID:9PLuEYc90
昨日の予定の部分まで投下終了。
途中、猿ちゃったんで一気に投下する時は、支援頼んます。
また後で来まふ。
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:09:26.26 ID:/Biz/Rmk0
しえん
乙
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:22:28.34 ID:b5h3WWm80
乙。
期待しているぞ
ではまた保守に戻ろう
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:24:53.41 ID:Nagk1OMn0
乙
支援っス!
待ってなんかなかったんだからな
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 17:36:24.11 ID:RgaK1whh0
h
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:06:32.66 ID:cqBexQzMO
しまった、みんなが乙乙言ってるから完結してると思って読んじゃったではないか。
この生殺しどうしてくれる
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:08:00.60 ID:/Biz/Rmk0
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:08:59.36 ID:44fECc0X0
乙
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:18:03.41 ID:g2I1PcpL0
サルよけには等間隔で他スレに書き込むといいとかなんとか
これ次スレいくんじゃね?
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:51:59.47 ID:9PLuEYc90
──ナダ中立地区
リスト「集まってもらったのは他でもない」
リスト「我が国ゼドは長年、森の民と戦をしている」
?「…………」
リスト「しかし、一向に戦況がよくならなくてな」
リスト「我が国も貴殿らに比べれば、圧倒的に小国である」
リスト「故に、兵たちの数に制限があって、未だ勝利には至っておらぬ」
?「……リスト公、一つよろしいですか」
リスト「ほう、これはセルドーヌの姫君ではないか」
リスト「父上の容態はまだ芳しくないのかね?」
レーラ「ご心配には及びませんわ、今も、父……いえ、王は元気にしております」
リスト「それは良かった。しかしならばこそ……」
リスト「どうして、第一王女のあなたがここに?」
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:52:45.75 ID:9PLuEYc90
レーラ「さきほど元気だとは申しましたが、王も既に高齢であります」
レーラ「万が一のことがあってはならぬ、そのため、代わりに私が向かったのです」
リスト「ふむ、そういうことか」
リスト「いい機会だ、未来の指導者として大いに学んでくれ」
レーラ「……リスト公、質問をさせて下さい」
レーラ「どうして、森の民と敵対する必要があるのですか」
リスト「…………」
レーラ「彼らは我らが何もしなければ、害を与えない大人しい種族たちです」
レーラ「それにもかからず、戦をしかけるゼドに我が国は不信感を頂いております」
リスト「ははっ、王に似て、はっきりともの申すな」
レーラ「お答えください」
リスト「……理由は二つある」
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:54:10.37 ID:9PLuEYc90
リスト「一つは、幾らあの連中が大人しいと言っても」
リスト「今後、脅威になるかもしれぬ日が来るかもわからないということ」
リスト「そんな不安を抱えていては、安定した政治は取れぬからな」
レーラ「……もう一つの理由は?」
リスト「気に入らぬのだよ」
レーラ「は?」
リスト「私はアイツらの存在が気に入らぬ」
リスト「我らと違う体格や、何やら、すべてが気に食わぬのだ」
レーラ「……そのために戦をしかけると?」
リスト「そうだ」
レーラ「なんて方……」
レーラ「私心で民と彼らの命を無意味に散らしているのですかっ」
リスト「姫も指導者になれば分かる。正論が全て正しいとは限らぬのだ」
レーラ「姫と呼ぶのはお止めくださいっ」
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:55:27.43 ID:9PLuEYc90
リスト「まあいい、本題に入ろう」
リスト「今回の議題である。我が国は貴殿たちの国々にお願いしたい」
リスト「森の民を倒すため、兵をお貸し願えないだろうか」
レーラ「……そういうことか」
リスト「我が一国では、こう苦戦してしまうが」
リスト「人が力を合わせれば、奴らなど一瞬で駆逐できることであろう」
レーラ「リスト公」
リスト「なんだね、姫」
レーラ「……っ」
レーラ「我が国セルドーヌは、その戦、絶対に許しません」
リスト「妙なことを言うな。もう、ゼドはセルドーヌの属国ではないぞ?」
レーラ「それでもです。自国内で勝手をやるうちは我慢しておりましたが」
レーラ「他国の力を借りて、その戦をするというなら……」
リスト「どうすると言う?」
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:56:18.43 ID:9PLuEYc90
レーラ「我が国は、ゼドと敵対します」
リスト「…………」
レーラ「私からの話は以上です。他の国の方々もお間違えのないことを」
レーラ「ゼドに協力する国は、同等にして許すことはありません」
レーラ「ではこれにて。無駄な時間を消費したくはないので」
サッ……。
リスト「……くっ、あの小娘め」
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:56:48.35 ID:b5h3WWm80
レーラに惚れた
ほ
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 18:59:38.62 ID:a2Em9AmnO
最初から敵対してるのに
今更何言ってんのこの勘違い貞子は
きもいからまじで
鳥ガラになっときゃ憐れっぽく見えるとか思っない?
容赦しないので履き違えんなブス
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 19:07:20.86 ID:9PLuEYc90
とことことこ……。
メイド「……姫様、退席してよろしかったのですか?」
レーラ「構わない、父の意向は以前と変わらないはずよ」
メイド「確かにそうです」
レーラ「急いで国に戻りましょう。父に報告しないと」
メイド「出立する時も、相当心配しておりましたからね」
レーラ「もう子供じゃないって言うのに……過保護な人なんだから」
メイド「それだけ、姫様のことを大事に思っているのですよ」
レーラ「……まあ、いいけど」
メイド「これで、戦が終わるといいですね」
メイド「森の民が無駄に虐げられるのは、とても可哀想です」
レーラ「残念だけど……戦は終わらないわ」
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 19:08:34.23 ID:9PLuEYc90
メイド「えっ……でも、あれだけ言ったのですから……」
レーラ「無理よ、だから、急いで父に報告しないといけないの」
メイド「そ、そんな……」
レーラ「あの会議は茶番なの。全てもう決まってる」
レーラ「雰囲気で感じなかった? リストは虎の威を借りた狐に過ぎない」
レーラ「裏で全部を操ってる国がいる」
メイド「……どこですか?」
レーラ「……ガザム帝国」
レーラ「何が企みかは分からないけどね」
レーラ「とても嫌な予感がするの。とにかく、国へ戻りましょう」
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 19:13:03.25 ID:699XuNYF0
しゅ
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 19:45:36.46 ID:SzsjJAr8O
おもしれえじゃねえか
支援すんよ
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:09:50.73 ID:oQAkaDEfO
これは完結までいってほしい
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:26:53.67 ID:9PLuEYc90
──ローラの家
男「はぁ……緊張した」
ローラ「とっても良かったぞ? なっ、メル」
メル「お兄ちゃん、かっこ良かったっ」
男「はは……お兄ちゃんって」
ローラ「もう懐かれてるのか。小さい子は、人の感情に敏感だからな」
ローラ「それだけ、男が温かいやつだって分かったんだろう」
メル「お兄ちゃん、遊ぼっ」
男「ん、そうだな」
ローラ「仲間たちもお前の話を聞いてからは、文句一つ言わなくなった」
ローラ「意外と、この村に馴染むのも早い気がするぞ」
男「どうだろうな……そればかりは分からない」
メル「早く、早くっ」
男「お、おい、引っ張るなって……」
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:27:20.78 ID:/Biz/Rmk0
ほしゅ
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:28:25.30 ID:9PLuEYc90
ローラ「はは、男が心配しなくても、多分」
ローラ「みんな気付いたはずだ、お前の本質にな」
メル「さっき教えたよっ、ほら、手をこうして……」
男「ええと、こうだっけ?」
メル「ううん、この指を……」
ローラ「…………」
タタタタタっ……。
男「ん? なんだこの音」
ローラ「あー、アイツだ……噂を嗅ぎ付けたな……」
男「え? アイツ?」
ガチャッ……。
ドン「おいっ! これは一体、どういうことだっ!」
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:29:38.06 ID:9PLuEYc90
ローラ「勝手にドアを開けて……何が不満だ」
ドン「ソイツがこの村にいることを、もう否定はしねぇよっ」
ドン「で、でもっ!」
ドン「なんでローラの家に住むことになってるんだっ!」
ローラ「初めに出会ったのが、わたしだからだ」
ドン「ここには女しかいないんだぞっ!?」
ローラ「何を心配してるのかは分からんが」
ローラ「男は、お前が思っているようなヤツではない」
ドン「そういうことじゃねぇんだよっ、男と女は……」
メル「んー?」
ドン「……ええと、メルは外にいてくれないか……?」
メル「なんで……わたしだけ除け者?」
ドン「そ、そういうことじゃね……って、泣きそうな顔するなっ」
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:30:24.24 ID:9PLuEYc90
ローラ「いいだろ、メルがいたって」
ドン「くぅー……こうなったら」
ドン「おい、お前っ!」
男「えっ?」
ドン「お前に話があるっ! 外に出ろっ!」
ローラ「おい、ドンっ」
ドン「ここからは男同士の話し合いだっ」
ドン「いいなっ! 女は口をはさむんじゃねぇぞっ!」
男「…………」
ローラ「気にするな男、こいつはわたしの幼馴染なんだが」
ローラ「少々頭が悪くてな……」
男「ああ、うん」
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:31:41.84 ID:9PLuEYc90
ドン「そこっ、余計なこと言うなっ!」
ローラ「お前こそ黙ったらどうだ。ここはわたしの家だぞ?」
ドン「うるせぇ、いいから出ろっ、人間」
男「……ふむ」
男(何となく想像がつくけど、どうしようか)
ローラ「無視していいからな。馬鹿に付き合うと移るぞ?」
男「いや……」
ガタっ……。
ドン「おっ」
男「たまには、男同士で話し合いっていうのもいいかもな」
ドン「へっ、人間の癖して、分かるじゃねぇか」
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:34:39.27 ID:GVY0HWqEO
わくわく
てかてか
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:43:23.75 ID:SzsjJAr8O
ぬるぬる
何回見ても私がチクビですか?にしか見えない
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:55:01.93 ID:L+W2KN/k0
支援なんだぜ
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:12:03.31 ID:AnVABogQ0
>>473 わらったけどまじなら脳外科行った方がいいぞ
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:12:26.20 ID:/Biz/Rmk0
ほしゅ
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:20:50.83 ID:Y2HwdUoIO
ドンはゴツいおっさんだと思ってた
>>429 >『ふざけるなっ! 身体は十分に大人ではないかっ!』
ふぅ…。
ん?また休憩?
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:53:17.38 ID:RgaK1whh0
h
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:16:24.09 ID:9PLuEYc90
──村
男「さて、話とは何だ?」
ドン「……その前に、ローラ」
ローラ「何だ?」
ドン「どうしてついてきたっ? 男同士の話って言っただろっ」
ローラ「それは聞いた。話に参加するつもりはないぞ」
ドン「ならば、なぜここにいるっ!」
ローラ「お前が男に何するかわからないからな」
ドン「……この人間のこと、えらく気に入ってるようじゃねぇか」
ローラ「…………」
ドン「まあいい、話に入らないなら、もう何もいわねぇ」
ドン「おい、人間っ」
男「ん?」
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:17:21.37 ID:9PLuEYc90
ドン「どこまで言っても、いかすかねぇヤツだ」
男「なんだ、少しは認めてくれてると思ったんだがな」
ドン「はっ、女に助けて貰って、何言ってやがる」
男「…………」
ドン「お前がどこから来たとか、そういうことは俺にはわからねぇ」
ドン「ただな、一つだけ許せねぇことがある」
男「聞こう」
ドン「どうして、ローラの家に住む?」
ドン「この村にいることは十歩譲ってよしとしようっ」
ローラ「百歩な」
ドン「そ、そうだ、百歩譲るっ!」
ドン「でも、だったら野宿やら何やらすればいいじゃねぇかっ」
男「確かにそうだ」
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:18:01.45 ID:9PLuEYc90
ドン「わざわざローラの面倒になるなっ」
ローラ「それは、わたしが……」
男「ローラ」
ローラ「…………」
ドン「どうだっ、返答を早く言えっ!」
男「お前のいい分は理解したよ。ローラの家に住むなってことだな」
ドン「そうだっ」
男「俺も出来るだけ彼女の面倒にはなりたくない」
ローラ「…………」
男「でも、そうして良いと善意を向けてくれているのならば」
男「それに応えることも、一つの形だと思う」
ドン「て、てめぇ……」
男「大体、お前は何なんだ」
男「ただのローラの幼馴染だろう? お前に指図される言われはないさ」
ドン「……言いてぇことはそれだけか?」
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:18:49.26 ID:9PLuEYc90
男「……それとも、ローラのことが好きなのか?」
ドン「……っ」
ドン「この野郎っ!」
たたた……ドスッ!
男「くっ」
ローラ「男っ! だ、大丈夫かっ」
男「……ああ、心配ない」
ローラ「なんてヤツだっ! 急に殴るなんて最低だぞっ!」
ドン「どけ、ローラっ! これは男同士の話し合いなんだっ」
ローラ「何が話し合いだっ! 殴ったじゃないかっ!」
ドン「うるせぇっ! お前には関係ねぇよっ!」
ローラ「関係してないだと? お前こそ何を……」
男「……そうか」
ローラ「え?」
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:20:09.53 ID:9PLuEYc90
男「そういうことか、分かったぞ」
ローラ「……どうした、何が分かったんだ?」
男「ローラ、どいてくれ」
ローラ「あっ……」
たたたたっ……。
男「こういうことだろっ! なあっ!」
ドン「……っ」
ひゅっ……。
男「ちっ、当たらねえ」
ローラ「な、何を……」
ドン「ははっ、分かってるじゃねえかっ」
ドン「しかし、そんな鈍らな拳じゃ俺には当てられねぇぞ?」
男「言ってろ、後で後悔すんなよっ」
ローラ「……なんてことだ」
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:22:05.26 ID:8rgJrpO1P
ど、鈍ら……
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:26:58.75 ID:9PLuEYc90
なまくら
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:28:19.73 ID:K/I1A+fo0
に、鈍ら……
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:30:55.89 ID:9PLuEYc90
ガチャっ……。
ローラ「長老っ!」
長老「……昨日も同じように乗り込んできたな」
長老「で、今度は一体なんだ?」
ローラ「お、男とドンがっ!」
長老「ふむ、人間か」
ローラ「殴り合いをしてて、大変なんだっ! 止めてくれっ!」
長老「周りの者はどうしてる?」
ローラ「どんどん見物の連中は集まってるが」
ローラ「はやし立てるだけで何もしてくれないっ」
長老「……ほう」
ローラ「わたしにも止められないんだっ。何とかしてくれっ!」
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:30:58.27 ID:V4jNsrJt0
男が異世界に移った途端に逞しくなったな
アンダーソン君ですら最初はオロオロした奴だったのに・・・
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:36:48.09 ID:qeHOuIoA0
アンダーソン?
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:38:03.94 ID:jNqBdj5h0
逞しいというか調子に乗ってるだけじゃね
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:38:34.87 ID:SzsjJAr8O
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:40:55.79 ID:V4jNsrJt0
>>493 俺が言いたかったのはマトリックs
なんでもないです
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:41:55.62 ID:kRJbNCZ90
ふふっ、お前らはいつでも馬鹿だなぁ
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:45:26.48 ID:oxDn8YsJ0
あ?やんべ?
アンダーソン君ってもともとパソコンオタクのヒキニートだったんじゃないの
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 22:55:56.23 ID:GVY0HWqEO
これは負けイベント
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:07:47.41 ID:rPZTxbeGO
保守の間隔の短さと話の内容の濃さ的に次スレあるならパー速か創作板行った方がいいと思うのは俺だけですか
そうですか
非常に面白いが
>>1のペースが遅いのでこのスレで終わる気がしないのは俺だけですか?
ドンは男なんだよな
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:21:23.53 ID:kYFo1HOB0
異世界 男 って単語だけで佐山が出てくる俺がいる
>>500 パー速死んでんじゃん
いつ復旧かも分からないって言うし
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:40:55.38 ID:/Biz/Rmk0
ほす
ホントだ、パー速死んでた…今知ったわwww
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:48:14.80 ID:L+W2KN/k0
続きまだー?
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:49:15.46 ID:rPZTxbeGO
>>504 マジかい
なら創作板か
次スレがvipだと荒れたりするしなぁ
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:49:31.10 ID:/Biz/Rmk0
>>507 あせるな
いいものはゆっくりと味わうのがいい
>>508 パートさえいれなきゃ大丈夫じゃね?
ずっと続いてるストパンスレもあるし
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:52:06.04 ID:EYfKTsxIO
面白ほっしゅ
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:54:35.74 ID:XXwJXrESP
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:56:52.47 ID:x9MUJxgX0
C
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:58:15.34 ID:L+W2KN/k0
このスレが気になって他のスレで時間が潰せない
515 :
自動保守:2010/10/20(水) 00:02:33.84 ID:8LkmyRS20
2時間毎に書き込むよ。
ぼくはねてるよ!
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:16:30.48 ID:Np3MyPU2O
パー速はSS御法度だ。パートでやるなら製速いけ
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:28:57.02 ID:3T6UWHqh0
ほしゅぬるんぽ
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:30:03.71 ID:aAndpqUi0
パー速と製速の鯖同じじゃなかったっけか
うん おかげさまで両方ぶっ飛んでるよ・・・
両方というか全部じゃね?
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:41:16.62 ID:21nSQTQkO
保守必要ならテスト勉強で徹夜必至の俺にまかせろ
>>522 自動保守起動しておいたけどどうする?
きったほうがいい?
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:43:44.61 ID:wL8TVHnQ0
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:44:37.79 ID:21nSQTQkO
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:45:18.31 ID:XltmEu9vO
>>523いや、つけておいてくれ
昨日もテスト勉強するから保守する言ってたやつは結局保守してなかったからなwww
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:46:39.70 ID:21nSQTQkO
いやお願いしますってのは切ることに対してではなく
そっちでも保守たのむよ的なあたふたあたふた
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:46:54.57 ID:QeLVScHR0
俺も保守支援したいけどペース配分どうすりゃいいの?
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:47:29.47 ID:8LkmyRS20
わかったつけておく
猿食らうかもしれないから止まったら猿ってことで
一応、保守間隔は1時間30分にしておく
俺は3時まで起きておくけど、それ以降は反応できんわ
起きるのはたぶん8時
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:48:21.42 ID:8LkmyRS20
>>528 ようわからんが1時間は早すぎるかも
2時間じゃ間開きすぎかなと思ったから
俺は1時間30分にしておく
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:50:46.93 ID:QeLVScHR0
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:51:20.30 ID:MbClIJn5P
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:53:45.44 ID:IPYZhRAiO
うーん…なにこの文章…
物書きとして許せないんだが
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:54:24.91 ID:8LkmyRS20
結構保守してくれる人いるみたいだから
3時になったら自動保守駆け出すわ
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 00:59:31.91 ID:QeLVScHR0
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:10:11.68 ID:3T6UWHqh0
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:11:35.57 ID:eYUIREiH0
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:24:56.64 ID:OLVEmEX8O
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:28:54.21 ID:imX4BIxt0
最近見ない気もするが一時期結構張られまくったコピペだ
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:44:18.45 ID:sJ4cc6ed0
『いけっ、ドンやっちまえっ』
『人間っ、そこだっ! 何、モタモタしてやがるっ!』
男「はぁ……はぁ……」
ドン「ははははっ、一発も当てられないとはなっ」
ドン「人間、やはりお前は口だけだっ、ほれ当ててみろっ」
男「くっ……」
……ひゅっ。
ドン「へ、当たるかよっ! おらっ!」
ドスンっ!
男「……うっ」
『うおおっ! 今のはいいのが決まったぞっ!』
……バタン。
男「……ふぅ……ふぅ……」
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:45:35.99 ID:sJ4cc6ed0
ドン「もう降参か? 人間にしては弱っちいやつだなっ」
『あははははははっ』
男「…………」
男(駄目だ……全く歯が立たない……)
男(向こうじゃ、格闘技すらやったことがないからな……)
男(どうする……どうすればいい……?)
男「……まだ、勝負は決まってないぞ」
『おおっ、人間が立ち上がったぞっ!』
『まだやるのかっ!』
『やめとけっ、いつまでやってもドンには勝てねぇよっ!』
ドン「はは、威勢だけは初めと変わらねぇじゃねぇか」
男「それだが取り柄でね」
ドン「……どうだ、ローラの家に泊まらないっていうなら止めてやる」
男「…………」
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:46:12.94 ID:8LkmyRS20
帰ってきたアアアアアアアアアアアアアア
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:46:36.36 ID:sJ4cc6ed0
ドン「野宿を心配してるなら安心しろ」
ドン「お前は嫌かもしれねぇが、俺の家に住まわせてやるよっ」
『おいおいドン、召使いとして雇うつもりかっ』
『ははっ、それはいい提案だっ。人間、さっさと諦めちゃえっ』
ドン「どうだ? それほど悪い提案でもねぇだろ?」
男「はは……悪いが断るよ」
ドン「……なぜだ?」
男「……そりゃあ」
『おぉぉぉっ? 人間が笑ってるぞっ?』
『どういうことだ? いったい何を言うつもりだっ』
男「むさ苦しい男と住むより……」
男「綺麗な三姉妹に囲まれた方がいいに決まってるだろ?」
ドン「……て、てめぇ」
男「なあ、みんな?」
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:47:21.23 ID:sJ4cc6ed0
『ははははっ! こりゃあ、ドン一本取られたなっ!』
『殴り合いは負けてるが、口では快勝だ、人間っ!』
ドン「てめぇら、うるせぇぞっ!」
ドン「こうなったら、痛い目見せてやるっ!」
男「既に随分痛い目合ってるけどな」
ドン「もっとだよっ! あとで後悔するんじゃねぇぞ!」
男「ははっ、俺の台詞ぱくりやがったな」
男(……と、強がりはこの辺にしておいて)
男(そろそろ、何とかしないとな)
男(……でも、俺に何が出来る? 相手は歴とした戦士だ)
男(勝てないことは分かってる……でも)
男(一発ぐらいは喰らわしてやりたい)
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:48:15.25 ID:sJ4cc6ed0
ドン「うおおおおおっ!」
たたたたたっ。
男「……っ」
『ドンの雄叫びが出たぞっ! これを食らったら今度こそ終わりだっ!』
『どうする人間っ! ピンチだぞっ!』
男「…………」
男(考えろっ、考えろっ!)
男(俺にできることなんて、たかが知れてるっ)
男(一回だけでいいっ、それだけでいいからこれを逃れないとっ)
男「……っ」
ドン「おらああぁぁぁっ! 食らいやがれぇぇぇっ!」
ヒュッ!
男「……いたっ」
がくっ……。
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:49:09.72 ID:sJ4cc6ed0
ドン「なっ……」
……すかっ。
『うおおっ! 人間が初めてダンの攻撃を躱したぞっ!』
『人間、チャンスだっ! 今なら背中ががら空きだぞっ!』
男(そんなの言われなくても分かってるっ!)
男(くそっ、一か八かだっ!)
男「……おらっ!」
ぎゅっ……。
ドン「あっ! て、てめぇ、離せっ!」
『尻尾を掴んだっ! 人間がドンの尻尾を掴んだっ!』
『あの人間、俺らの弱点知ってんのかよっ!』
ドン「やっ、やめろっ! さっさと離しやがれっ!」
男「やだねっ! 意地でも離してやるもんかっ!」
ドン「こ、この野郎……」
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:49:59.19 ID:FSuNefeG0
尻尾が弱点な奴らってなんで生えてるんだろう
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:49:59.50 ID:sJ4cc6ed0
男「……おい、ドン」
男「尻尾に気を取られて気が付いてないのか?」
ドン「えっ?」
男「今、お前……」
男「頭ががら空きだぞ?」
ドン「なっ……」
男「うおおぉぉぉっ!」
ドスッ!
ドン「……くっ」
『食らわしたっ! 人間がドンに一発見舞わしたぞっ!』
『あのドンに食らわせるなんて、やるじゃねぇかっ!』
男「……はぁ……はぁ」
がくっ……。
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:50:46.27 ID:sJ4cc6ed0
男「……もう、限界だ……」
ドン「…………」
ドン「……お前」
男「はは……情けないな……」
ドン「……ほら」
すっ……。
男「えっ?」
ドン「人間は知らねぇのか?」
ドン「手を差し伸ばされたら、それを掴むんだよ」
男「……あ、ああ」
ぎゅっ……。
ドン「しっかり、立て」
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:51:26.07 ID:sJ4cc6ed0
男「……どうしてだ? 手を差し伸ばすなんて……」
ドン「理由なんてねぇよ、ただそうしたかったんだ」
男「…………」
ドン「しかし……この俺に一発食らわせるなんてな」
ドン「お前、中々やるじゃねぇか」
男「……偶然うまくいっただけだ」
ドン「それでも誇れよ、胸を張れ」
男「だが……」
ドン「いいから周りを見てみろ」
男「え……」
『そうだっ! 人間、お前は良くやったぞっ!』
『名勝負だった! いい腕してんじゃねぇかっ!』
男「…………」
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:51:39.51 ID:ZeCeTDpX0
ドンッ
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:52:31.72 ID:sJ4cc6ed0
ドン「なっ? みんながお前を讃えてる」
ドン「今回の勝負は、どうやら俺の負けみてぇだな」
男「……お前」
ドン「俺は、ドン」
ドン「この村じゃ、喧嘩なら誰よりも強いって自負してる」
男「……あ、ああ」
ドン「ちげぇよ、今度はお前の番だ」
ドン「俺たちみんなに自己紹介してくれよ」
男「…………」
ドン「違い世界からやってきた、一人の人間」
ドン「お前にだって……名前があるんだろ?」
男「……当たり前だ」
男「俺は……──」
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:54:49.26 ID:3T6UWHqh0
完
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:55:08.22 ID:8LkmyRS20
---そして伝説へ...
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:55:45.62 ID:FSuNefeG0
TOSみたいな終わり方にするなwww
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:56:26.30 ID:2OK3cLn7P
名前を入力してください
姓_ 名
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:57:16.41 ID:8LkmyRS20
姓ああああ名あああああ [終了]
ここまでプロローグだと・・・?
ここからが本番か
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 01:59:44.29 ID:sJ4cc6ed0
ローラ「…………」
長老「あの石を投げたのが、機転となったな」
ローラ「なんのことやら」
長老「はは、とぼけるな。目の前で見ていたんだぞ?」
長老「……しかし、ローラよ」
ローラ「ん?」
長老「あれを見てみろ」
ローラ「言わずとも、見てる」
長老「あの忌み嫌った人間を、仲間たちが讃えているのだ」
長老「共にふざけあって、笑い合って」
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 02:00:53.62 ID:sJ4cc6ed0
長老「この光景が……今でも儂は信じられん」
ローラ「…………」
長老「……不思議な人間だな、ヤツは」
ローラ「ああ……」
長老「お前の信頼をまず得て」
長老「そして、既に仲間にも認められつつある」
長老「しかもこれが、昨日の今日の話だというから驚きだ」
ローラ「…………」
長老「何かが変わるかもしれんな」
長老「それが良きものであることを……儂は祈っておるよ」
ローラ「私も……」
ローラ「信じてる」
564 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 02:02:03.19 ID:MVus51XRO
尻尾が弱点ってドラゴンボールのサイヤ人みたいだな
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 02:13:14.70 ID:SjrrWsXB0
とらぶるのララだな
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 02:17:55.68 ID:kIhTdk6L0
.. /⌒i
_,,..、 .| /,..-、
l l | /´l,、_ノ _,,..、 ,..、
| i' '´_,,、 ヽ `ー、 / ア
.| し''´ 」 ヽ、 'l / /,,
.| ,,.-''´ `ー',/ / l |.l"| _,,.
| .| / /´ |,/ l/ ,/ ,;"
ヽ从, .l、_ノ 「 / //
Σ て __ `''" '-"
" ○\o、 | 警ノ
\:.\\__(・∀・..:;):...
/=/\\ /::|]⊂;;);;:::::::....
\\/ / ./:::/ / ;ヽ;;;;::::::::::....
/___/::::| | ◎;;|:;;;;;;;;;::::::::::::....
ヾ\== ヾ\;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::....
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 02:19:16.35 ID:kIhTdk6L0
.. /⌒i
_,,..、 .| /,..-、
l l | /´l,、_ノ _,,..、 ,..、
| i' '´_,,、 ヽ `ー、 / ア
.| し''´ 」 ヽ、 'l / /,,
.| ,,.-''´ `ー',/ / l |.l"| _,,.
| .| / /´ |,/ l/ ,/ ,;"
ヽ从, .l、_ノ 「 / //
Σ て `''" '-"
" ○\o、 lヽ,,lヽ|
\:.\\__(・ω・..:;):...
/=/\\ /::|]⊂;;);;:::::::....
\\/ / ./:::/ / ;ヽ;;;;::::::::::....
/___/::::| | ◎;;|:;;;;;;;;;::::::::::::....
ヾ\== ヾ\;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::....
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 02:29:40.30 ID:Fy0FpNc10
.. /⌒i
_,,..、 .| /,..-、
l l | /´l,、_ノ _,,..、 ,..、
| i' '´_,,、 ヽ `ー、 / ア
.| し''´ 」 ヽ、 'l / /,,
.| ,,.-''´ `ー',/ / l |.l"| _,,.
| .| / /´ |,/ l/ ,/ ,;"
.l、_ノ 「 / //
ヽ从, `''" '-"
○\o、 Σ て
\:.\\__... " ''' ,,,
/=/\\ /::|]⊂;;);;:::::::....
\\/ / ./:::/ / ;ヽ;;;;::::::::::....
/___/::::| | ◎;;|:;;;;;;;;;::::::::::::....
明日学校あるのに・・・
保守頼んだぞお前ら
保守するスレ多すぎww
保守しようとがんばったが目を開けたまま寝てしまった・・・
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (○) (○) \
| 、" ゙)(__人__)" .)| ___________
\ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | |
__/ \ |__| | | |
| | / , \n|| | | |
| | / / r. ( こ) | | |
| | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
まれによくある
会社都合の解雇なのに、いきなり自殺を考えるってw
元々メンヘラ臭いし、手帳貰ってのんびりできるレベルw
ほす
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 03:41:33.21 ID:PdbiEcZr0
これなんてアバターのパクリ?ww
超絶最強オッパイ支援保守しようと思ったけど寝る
>>549 お前なんでちんこ生えてんだよ
尻尾は前傾姿勢で走るときに前後のバランス取ったりするのに役立つから速く走れたりする
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:02:14.76 ID:OXB+NP1a0
支援
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:10:43.76 ID:f2zTO2pnO
男「俺は…俺の名前は…」
ピカァァアー!!!
男「…うっ…なんだ…え…ここは」
母「カーテン開けたわよ。遅刻なんて珍しいじゃない」
男「…ローラは?」
母「ハァ・・・またアニメ?もう社会人なんだからアニメの話はやめて」
男「そんな…夢だなんて…あれが夢だなんて…」
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:16:06.72 ID:f2zTO2pnO
課長「なにしにきた?」
男「し、仕事です」
課長「帰れ。君は社員ではない。」
男「俺は…働きたいんだ…もう誰も救えないなんて…嫌なんだ…大切な人を守りたいんだ」
課長「帰れっ!」
社長「きみ!そう言ってやるな」
課長「あぁん?…!! し、しゃちょ〜う!?」
社長「男くん、君の気持ちはよくわかったよ・・・話がある。来たまえ」
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:23:02.02 ID:f2zTO2pnO
俺は社長に従い社長室に向かった。
従うしかなかったんだ。
でも俺は後悔するんだ…あんなことになるとは思ってもいなかった…。
社長「まあ座りたまえ。月給20万。手取り16万が我が会社が君に与えられる給料だ」
男「働かしてくれるんですか?」
社長「残念だが君の能力に20万の価値は…ない」
男「ぐ・・・」
社長「しかし君の命には価値はある」
男「…え」
社長「君は命を賭けれるか?」
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:32:12.31 ID:f2zTO2pnO
男(命・・・?なにを言い出す?狂ったか?)
社長「金が欲しいだろう?金が欲しいならば命賭けのルールで働いてもらってかまわん」
男「無理です命なんて!俺は賭事が嫌いでねえ!人生の決断においてギャンブルはしない!真面目に生きてきたんだ!」
社長「知れている…君の真面目など秩序に見合っただけの依存だ。私は人生を真面目に生きている!博打をし命を賭け、生きてきた…男くん?社会のルールには表と裏があるのだよ」
男「あっそ。うさんくさい宗教信者の下で働きたくないからいいですサヨウナラ」
バタム!
スタスタスタ〜
社長「若さゆえに…か」
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:36:32.17 ID:xr81Iv4J0
あれだけ叩かれたのにまた来たのかお前
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:41:54.48 ID:f2zTO2pnO
俺はバイトをした…ダメだった…なにもかも…社会が俺を反発した……
社長の言葉が耳に残る…
わずらわしいあのオッサンの…
俺は…
俺は…
俺は…
俺は…
俺は…
俺は…
俺は…
俺は…
社長を………
暗殺することを決意したんだ…
社長が俺を反発するなら俺も反発する…
ここでのたれ死にはできん…
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:42:56.09 ID:L0yRAq12O
その執念・・・恐怖すら感じる・・・
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:44:02.89 ID:3gVRTWAqO
きっとこの子も
>>1みたいに褒められたいんだよ(´ω`)誰かに認めてほしいんだよ(´ω`)
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:46:14.14 ID:f2zTO2pnO
秘書「社長。手紙です」
社長「いい乳だ。Eカップかね?」
秘書「Fです(・_・;)」
社長「手紙をありがとうおっぱいモンスター。宛名がないな」
ビリビリ
『命を賭けろ。お前を暗殺する。』
社長「なんだ男からか。おい、あいつの家爆破しとけ」
FBI「イエッサァァアー!!!!!!」
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:49:02.49 ID:aB3vfAMKO
(・_・;)
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:54:31.95 ID:f2zTO2pnO
男「社長…あんた…大物ぶっているようだが…俺にはわかるぜ…あんたの悲鳴が聞こえるんだ…ククク」
バフウウゥン!!!
俺「なに…あれは俺の自宅!?なぜ爆発した!母さんは昨日田舎に帰った…俺を残して…父さんは海外だ。なにがあった…?まさか…………」
社長「そのまさかだ男くん」
男「キキキ、きさまぁ…ゆ…ゆるさない…ぞぉ…!」
社長「撃て」
FBI「イエッサー…。」
バババババ
男「ひぃぃ。」
社長「威嚇だよ男くん。私は心が広いのだが!命を賭けた勝負に手は抜けんよ!」
男「あっそ。はい降参降参」
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 04:59:43.42 ID:3gVRTWAqO
いいね〜君いいよ〜♪すべってるよ〜♪
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 05:03:26.25 ID:f2zTO2pnO
男「自分語りはいいんだよ。俺はキレてるぜェ!!テメェが爆破した家にはよぉ!!!山ほどのAVやプレミア付きのオタクグッズがあったんだ…ぜぇえ!!!」
ハイキックをした
社長「ぶるひゅ!…くぅ…!私はね…命賭けなんだハイキックごときなんてことはない…。」
男「どぅるぅぅらぁ!!」
FBI「GUFYUUU…GAMEOVER…DESUNE…」
バキ!ヒュュウウウウン…ボチャ…
社長「FBIの首が!吹っ飛んだ…ッ!」
男「許さないぞ…ぬあああああああ!!!!!!!!」
社長「私に食らわした蹴りとはまるで別物…怒りのパワーが男くんの覚醒を…」
男「シャァアアアアアラァァァ!!!!!」
秘書「おっぱいわたしのおっぱいがハセヨ」
社長「秘書のおっぱいが貧乳に…なんという力だ…」
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 05:04:51.47 ID:f2zTO2pnO
中国「日本汚い国。みんなでイジメよ」
男「いいぜえwwww」
ID:f2zTO2pnOは自分でスレ立ててやってろよ……
本物帰って来たのにまだやってんのかwwwwwwwwwwwwwwww
黙ってNG
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 06:20:32.13 ID:21nSQTQkO
さすがに寝てるだろ
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 06:24:19.07 ID:N2UvED+dO
アバター見てるからドンの志望フラグを感じる
寝る
保守よろ
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 07:22:17.13 ID:tiDB8r1d0
ho
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 08:28:18.70 ID:7GdScg+U0
ほいほい
保守するず
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 10:13:15.93 ID:elcNWZpcO
あげほ
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 10:39:00.62 ID:OLVEmEX8O
自動保守と考えればわりと荒らしも嫌いじゃなくなった。
ほ
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 12:11:20.25 ID:MVus51XRO
お昼
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 12:44:43.05 ID:wL8TVHnQ0
ほす
保守がてら引き立て約の噛ませなんだろう?
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 13:19:01.64 ID:+A8ziS1G0
ほす
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 13:40:30.43 ID:21nSQTQkO
作者は…仕事か
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 14:24:11.33 ID:T1QjzCeLO
ほ
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 15:46:09.10 ID:OXB+NP1a0
偽者はヘタクソだからすぐわかるな
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 15:46:14.63 ID:IW78EFZyP
私はベジータだ
保守
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 16:04:28.03 ID:44+MmGF80
ドン・ホッシユ
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 16:09:07.50 ID:kWp3zjIrO
一瞬ドンがダンになったよな?
まさに漢ってことだな
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 16:10:03.85 ID:XltmEu9vO
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 16:15:19.07 ID:8nqpbo/WO
まだおわらないか…続きが気になる
このスレでおわるよな?な?
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 16:26:55.78 ID:21nSQTQkO
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:16:21.86 ID:wL8TVHnQ0
ほす
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:29:09.95 ID:47lKyk5y0
ほしゅ
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 17:43:29.15 ID:OXB+NP1a0
ほ
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:05:36.04 ID:7RvVolsA0
し
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:18:39.63 ID:OXB+NP1a0
の
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:20:32.43 ID:Hg+4KA3HP
あ
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:23:28.75 ID:wm2uLiqI0
き
と
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:31:53.27 ID:r5vpWxmQ0
3p
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:45:25.45 ID:vEVpQxKL0
火星のアキトがルリルリと艦長と3Pか
いい展開だ
630 :
◆F3/vexkffI :2010/10/20(水) 18:47:52.89 ID:yxUfJB2T0
──セルドーヌ王国 首都ジューべル
『姫様がお帰りになったぞっ!』
『道を開けよっ!』
たったったった……。
レーラ「今、戻ったわ」
ライネ「姫様っ」
レーラ「どうしたの、ライネ。そんなに血相を変えて……」
ライネ「……早急にお聞かせならねばならない事があります」
レーラ「ごめんなさい。分かるのだけど、少し休んでから……」
ライネ「お父上が、王がっ」
レーラ「……えっ?」
ライネ「姫様が出立なさった翌日、病で倒れました……」
レーラ「……そ、そんな……」
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:49:29.36 ID:yxUfJB2T0
レーラ「い、今すぐ父の元に行くっ!」
……ぎゅっ!
ライネ「お待ちくださいっ」
レーラ「その手を離しなさいっ! いますぐにっ!」
ライネ「まだお話は終わっていないのです……」
レーラ「…………」
ライネ「実はさきほど、王は意識を取り戻しました」
レーラ「ほ、ほんと?」
ライネ「はい。あなたの名を呼んでばかりいますが」
ライネ「医師の話では今のところ、安心して良いとの事」
ライネ「……ただ」
ライネ「起きられた王は……」
ライネ「目が見えなくなってしまったのです……」
レーラ「……あ、ああ」
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 18:49:43.11 ID:T1QjzCeLO
wktk
ktkr!
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:20:03.41 ID:WmWhWiXi0
う
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:21:17.24 ID:yxUfJB2T0
──王の寝室
レーラ「失礼します」
ガチャ……。
国王「その声は……我が娘レーラだな」
レーラ「……お、お父様……」
国王「もっと近くに来てくれ……ほらっ」
レーラ「はい……」
国王「ふむ……協議から帰って来たのか」
国王「それなのに、お前の顔が見れないとはな……」
国王「……手を、握ってくれ」
レーラ「……っ」
ぎゅっ……。
レーラ「お、お父様っ」
国王「おぉ……肌の温もりが伝わるぞ……」
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:22:21.43 ID:yxUfJB2T0
国王「どうだ? 協議はうまくいったか?」
レーラ「…………」
国王「病人だと思って気を遣うな……」
国王「身体はガタが来ているが、頭はまだはっきりしている」
レーラ「……お父様、実は……」
国王「……ふむ、その様子だと、良い報せではないようだ」
レーラ「近いうちに、大きな戦が起こります」
レーラ「リスト公は援軍要請をし、ガザムはそれを受けるでしょう」
国王「森の民を今以上に虐げるつもりだな……」
国王「リストの小僧め……何も理解はしておらぬ」
国王「それでレーラ、お前はそれに何と言った?」
レーラ「……我が国は、この戦を絶対に認めないこと」
レーラ「行った場合、敵対する意志があるとのことを伝えました」
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:24:42.16 ID:yxUfJB2T0
国王「……そうだ、それで良い」
国王「お前を行かせて正解であった」
レーラ「……お父様」
レーラ「早く良くなってくださいっ……」
国王「……そうしたいのは山々だが、分かってしまうのだ……」
国王「我は……もう長くは生きられぬ」
レーラ「……そんなこと、そんなこと言わないで……」
国王「聞け……レーラ」
国王「我が国の意味を、引き継いだ命を」
国王「決して忘れてはならぬ。どんな時であってもな……」
レーラ「……はい」
国王「あの森を我らは冒してはならぬのだ」
国王「それが決まりだ、長きに伝え聞いた意志だ」
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:24:46.11 ID:mT5dKgRlO
国王「さあ、恐がらずにここも握ってごらん…」
レーラ「とても熱くて硬くて大きいです//」
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:25:32.77 ID:yxUfJB2T0
レーラ「……この戦、森の民は負けるでしょうか」
国王「……どうせ、リストは彼らを甘く見ているのだろう」
国王「だが実際のところ、人間たちは厳しい闘いを迫られるはずだ」
国王「ただ、それによって多くの犠牲が生まれてしまう……」
レーラ「……この事を、我が国の彼らに……伝えては?」
国王「それは無理だ……」
国王「交流が途絶えて久しい。我らを受け入れてはくれぬだろう……」
レーラ「……では、どうすれば……」
国王「兵の準備をせよ」
レーラ「…………」
国王「……しかる時に、備えてな」
国王「ガザムの動向が、少しばかり気にかかるのだ」
640 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:33:35.60 ID:8nqpbo/WO
さるよけしえん
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:39:16.98 ID:OmQVOfN70
来た!
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:44:45.32 ID:OXB+NP1a0
支援
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:45:59.11 ID:Z+D7QesGO
しえん
支援
王道ファンタジーっていいねぇ
種族が国やらコミュニティーを作っていて共闘するみたいな
映画だと何になるんだろう?SF入るが同盟とかそういうの多目だとスターウォーズもそんな感じだよね
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 20:17:21.80 ID:wL8TVHnQ0
ほす
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 20:40:51.80 ID:f2zTO2pnO
国王「兵は揃ったか。今から戦を始める!」
兵達「ワアー!!!」
レーラ「どうか…どうか我らに勝利を…」
バタム
男「邪魔するぜェ!」
レーラ「男!なにか用ですか?あなたはここに来るべきでは…」
男「黙れッ!!!勝利を求めたな!貴様!命を賭けている兵に対しお前はここで安心しながら見ているわけだ!人の死を望み見ているわけだ!わかるか!」
レーラ「な…なにを」
男「国王?聞け!」
国王「黙れ。黙れぇ!」
男「フルパワァ!!」
国王「フルパワァ!」
ぐおおお〜!!!
レーラ「地球が揺れているッ!!!!」
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 20:42:12.50 ID:BEhAc6XBO
おい、またかよ
なんかこいつ怖いぞ
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 20:43:36.95 ID:cXbnr13N0
狂気を感じるな
即興ちょっと面白いから放っとけよ
見たくないならngすりゃいい
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 20:48:36.42 ID:N944g0g7O
しかし文才は感じない不思議。
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 20:52:09.76 ID:8nqpbo/WO
不覚にもフルパワァでクスッとしてしまった…
嫌いじゃないんだがなぁ・・・
別のスレでやれば支援する
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:00:19.01 ID:8nqpbo/WO
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:03:34.34 ID:f2zTO2pnO
…揺れてなどいません
男国王レーラ「!?」
…揺れてなどいませんよ
国王「誰だ!?」
男「脳だ…脳に響く声だこれは」
レーラ「地球よ!地球だわ!」
そうだ…わたしは地球…地球とは貴様達が名付けた愚弄したような名前だがな…本当の名はメンフィス・ザ・モルガン・坂本・レイナァドだ…
男「こいつは…なにを?」
君たちはわたしを侮辱し過ぎた わたしもこのまま愚かな生物を生かしてはマスティン・ポルガレフ・ガムンザド・照美…そう、宇宙にしめしがつかんのでな…!
レーラ「意味がわからないわ!なんなの!」
ビッグバンだ!!!
ぬあああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
地球は滅びたのだ…
愚かな生物が生きることは許されないのである。
Fin
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:31:18.17 ID:kJfefhlqO
ほ
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:36:52.40 ID:kGRbEOD50
NGしたまった
658 :
◆F3/vexkffI :2010/10/20(水) 21:43:21.96 ID:yxUfJB2T0
──ローラの家
男「少し聞きたいことがあるんだが、今いいか?」
ローラ「構わない」
男「ありがとう」
男「この世界に人間がいることは前に聞いたんだが」
男「一体、どのような暮らしをしているんだ?」
ローラ「……何だ、気になるのか」
男「まだこっちに来たばかりだから、情報を得たいんだ」
ローラ「ふむ……」
メル「お兄ちゃん、いなくなるの……?」
男「はは……大丈夫だよ」
男「ここから離れる気は更々ないさ」
ローラ「……本当か?」
男「飯も住まいも提供してもらって……それに、君達の話を聞いてしまった今は」
男「同じ人間ではあるが、相容れないと思う」
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:44:15.74 ID:yxUfJB2T0
ローラ「なら、どうして聞きたい?」
男「この世界のことを少しでも知っておきたい」
男「……駄目か?」
ローラ「……ん」
ローラ「実のところ、わたしもよくは知らない」
ローラ「人間たちは森の先の川を越えて、やってくる」
男「……川」
ローラ「言葉を交わした事は一度もなかった」
ローラ「初めて間近で見たのは、男……お前が初めてだ」
男「……そうか」
ローラ「長老なら色々知っているかもしれないが」
ローラ「後は、言い伝えのことしか、わたしは知らないな」
男「言い伝え?」
ローラ「人間たちの土地は国という単位で分かれていて」
ローラ「時に同じ種族同士で争い、殺し合う」
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:45:24.45 ID:yxUfJB2T0
男「…………」
ローラ「わたしたちには理解できないがな」
男「……ああ」
ローラ「少しだけだが、役に立てたか?」
男「……ん、ありがとう」
ローラ「…………」
ローラ「……そうだ」
ローラ「言い忘れていたんだが、今日、セヌが家へ戻ってくる」
男「もう身体は大丈夫なのか?」
ローラ「元気が有り余ってるぞ」
ローラ「お前と勝負すんだと今から意気込んでいた」
男「はは、それは覚悟しないとな」
ローラ「…………」
ローラ「……なあ、男」
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:46:27.48 ID:yxUfJB2T0
男「ん?」
ローラ「お前は……」
ガチャっ……。
ドン「おいっ、話があるっ」
ローラ「……なんてタイミングの悪いやつだ」
男「ん? ドンか。酒の誘いなら今日は無理だぞ?」
ドン「そういうことじゃねぇ……まぁ、それもあったけどなっ」
男「セヌが今日は帰ってくるんだ。皆で歓迎してやらないといけない」
ドン「そうかっ、それは良い報せだっ」
ローラ「……話がそれだけなら、さっさと帰れ」
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:47:22.09 ID:yxUfJB2T0
ドン「相変わらず、きつい女だな、お前……」
ドン「よし、本題に入るぞっ」
ローラ「何だ?」
ドン「話はローラにじゃねぇ、男、お前だっ」
男「……おれ?」
ドン「師匠が呼んでるんだ!」
ドン「急がねぇと、二人ともぶっ飛ばされるぞっ?」
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:52:39.16 ID:DEaHdeCgO
支援
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:09:16.71 ID:yxUfJB2T0
──広場
たたたっ……。
ドン「し、師匠遅れてすんませんっ」
男「はぁ……はぁ……」
男(こんなに急いで、一体なんだって言うんだ)
男(……ん? ドンが敬語?)
ガダ「…………」
男「あの……」
ガダ「おい、私が言いつけた時間より三分も遅れているぞ」
ドン「す、すんま……」
ガダ「──お前はもう邪魔だっ! さっさと失せろっ!」
ドン「……っ」
ドン「は、はいっ!」
たたたたっ……。
男「……え……」
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:13:51.09 ID:yxUfJB2T0
ガダ「人間、受け取れ」
男「はっ……?」
……グサッ。
男「…………」
男(おいおい、あと少しずれたら俺に刺さってたぞ……?)
男(何だ……何なんだコイツ……)
ガダ「……聞こえなかったのか?」
ガダ「それとも私相手には、剣などいらぬと?」
男「……ち、違うっ」
ガダ「ならば、その剣を地面から抜き取れ」
男「…………」
男(仕方ない、ここは話に乗ろう)
ザッ……。
ガダ「うむ、それでいい」
ガダ「本題の前に、少し会話でも楽しもうぞ。人間よ」
C
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:21:03.68 ID:yxUfJB2T0
ガダ「まずは、私のこの腕を見よ」
……ドン。
男「……え」
男(う、腕が……外れた……?)
ガダ「勘違いするな、これは義手だ」
ガダ「私には、左手の肘から下が既にない」
ガダ「さてここで質問だ。どうしてだと考える?」
男「……それは」
ガダ「ある日のことだ」
ガダ「お前ら人間たちが川の向こうから、我が村を襲った」
ガダ「この村の男たちは皆、村を守る騎士である」
ガダ「もちろん例外なく、そこの頃の私も戦った」
男「…………」
支援するぞ
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:30:32.92 ID:yxUfJB2T0
ガダ「今思えば、自らのことを愚かだったと恥じる」
ガダ「戦闘中、若さ故の慢心のせいだったか」
ガダ「私は、前方の仲間に気を取られて、一瞬、油断してしまった」
ガダ「気が付けば、左手の部分に深い傷を負っていた」
ガダ「幸いにも利き腕ではなかったので、痛みを無視して戦ったが」
ガダ「……後になって傷は化膿し、切るしか助かる手段はなかった」
人間「…………」
ガダ「私はこの村の戦士を教育している」
ガダ「今現在、村にいる男どもは皆、私が一から教えたのだ」
ガダ「ならば私に聞け、人間」
ガダ「それ以外の他の者は……一体どうしたのかと?」
人間「……っ」
ガダ「死んだのだ」
ガダ「私の同期も友人も、みな既に故人となった」
ガダ「人間、お前ならば分かるだろう?」
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:31:43.20 ID:yxUfJB2T0
ああ……『男』のところが『人間』になってるよ……。
何だよっ、ふざけんなよっ!ううぅっ、もうやだっ!
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:32:20.73 ID:8WHEVkGrP
演出かと思ったから別に気にすんな
気にするなww
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:34:30.85 ID:7gjIHrKEO
敢えてだろ?気にすんな
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:38:06.22 ID:cKiY14/S0
なんでだろ
グランディア思い出した
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:40:23.88 ID:9zbs/oh50
リュウが娼婦館で働く話を書いた人に似てるな
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:40:26.20 ID:MQq4876Z0
あえてだと思って尊敬した
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:41:14.29 ID:yxUfJB2T0
ガダ「そうだっ」
ガダ「貴様たち人間に、我が同胞は殺されたっ」
男「…………」
ガダ「構えよ」
男「……俺を、殺すのか?」
ガダ「…………」
たたたっ……。
男「くっ……」
キィィィンッ……。
男「……あんた……」
ぐぐぐぐっ。
ガダ「どうだっ、我が剣の重みはっ!?」
男「うぅぅっ」
ガダ「一瞬も力を抜くなっ!」
ガダ「今貴様が持っているその剣は、自らの身を守る唯一の武器だっ!」
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:45:48.48 ID:f2zTO2pnO
男「俺は死なない!」
バキューン
ガダ「ククク!剣がなんだ?鉄砲で死んじまってよぉ!!!オラア!」
バキューンバキューンバキューンバキューン
男「ぐひぅぐはぁぐっ……」
ローラ「ガダ…わたしは貴様の憎しみがわかる…しかし貴様は男として最低だッ!!!!!!!」
ガダ「うるせぇなぁ!」
バキューン
ローラ「ぶふ…ぐはぁ…はぁはぁ」
ガダ「人間に抱かれたかァ!!貴様ァ!!!我がチンポを忘れたかァ!!!!!快楽地獄を…忘れたかァ!!!!!!」
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:48:22.77 ID:NDwSEBeTO
こいつ目立ちたがり屋な中学生?
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:48:23.26 ID:yxUfJB2T0
ぐぐぐぐッ!
男「……っ」
男「うおぉぉぉっ!」
キィィィンっ!
ザザザっ……。
ガダ「老輩の私とはいえ、まさか貴様が競り勝つとはな」
男「……はぁっ……はぁっ……」
ガダ「剣が重いか? 少しだけだったのに、疲れるであろう?」
男「……はっ……はっ」
ガダ「しかし、命を懸けた争いとはそれの無限である」
ガダ「一瞬が、全てを決める。そして、油断が貴様の命を殺すっ」
男「…………」
ガダ「その重みを一時も忘れるな」
ガダ「今日から、その剣は貴様のものとなる」
男「……え」
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 22:56:14.02 ID:yxUfJB2T0
ガダ「残念なことに、我が村では鉄を精製することは出来ぬ」
ガダ「故に、その剣は我らにとって希少なものだ」
ガダ「歴代の戦士たちが、その剣を持って戦った」
ガダ「心を込め、想いを託して……そして死んでいった」
ガダ「分かるだろう」
ガダ「それを貴様に授ける意味を」
ガダ「そこに込められた本当の心を」
男「……う、あ」
ガダ「人間……いや、男よ」
ガダ「私が村の長を代弁して、最後に貴様に問おう」
ガダ「我らのために、この村の民のために」
男「……あ……ああ」
ガダ「──貴様は命を捨てられるか?」
男「…………」
男「……はいっ!」
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:02:12.09 ID:8nqpbo/WO
あの中学生嫌いじゃないぜwwwwwwwwウザいけどな…
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:02:43.97 ID:yxUfJB2T0
男(どうしてだろう……思い出す)
男(前の世界の日々を……)
男(何もかもが薄らいで見えた、あの毎日を……)
ガダ「……ならば、もう私から言う事はない」
男「……っ」
ガダ「実は、長老にはもっと前から打診されていたが」
ガダ「お前を見極めるために……少々、数日間、時間をおいた」
ガダ「……しかし」
ガダ「その間のお前は、村の仲間と話し、心を分かち合い」
ガダ「共に住まう者からは大きな信頼を得ていた」
男「……うぅ……ああ……」
男(俺は何をしに来たんだろう……)
男(前の世界に嫌気がさして……死のうとして……)
ガダ「故に、問題は全くないと判断した」
ガダ「それが私の結論だ」
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:03:59.36 ID:09MBWKCsO
これドリフターズ見て書いてるだろ?
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:07:57.10 ID:yxUfJB2T0
男(本当の意味で親しい人間は一人もいなくて)
男(生きているのに……何故か、いつも死んでいる気がした)
ガダ「そして……今のお前の決意を聞いた」
男「ああ……あああ……」
男(だから、俺はこの世界にやってきた)
男(変えるため……自分自身の存在を変えるために……)
男(……それは)
ガダ「今日から、男。お前は……」
男「………あっ」
男(この世界に必要とされたい、その一心)
男(……でも)
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:11:52.24 ID:yxUfJB2T0
男(……分かる……今なら分かる)
男(世界なんて……大それたものじゃなくて……)
ガダ「──本当の意味で、村の仲間の一員となる」
ガダ「……村を、この村の仲間を、守ってくれ」
ガダ「我々には、お前が必要だ」
男「…………」
男(俺は……)
男「あああっ……あああっ……」
男(誰かに認められたい、必要とされたい)
男(……ただそれだけだったんだ)
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:12:25.18 ID:8nqpbo/WO
俺寝るんだけどおまいらしっかりと明日の朝まで保守してくれるよな?な?
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:14:40.78 ID:cAv12PR80
支援
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:21:32.56 ID:yxUfJB2T0
──ゼド公国 首都アベル
リスト「…………」
宰相「…………」
リスト「……くく」
リスト「くははははっ」
宰相「……決まったのですか」
リスト「そうだ、その通りだ、宰相」
リスト「帝国ガザムは我々に協力することが正式に決まった」
宰相「……では」
リスト「圧倒的な戦力が構築された」
宰相「…………」
リスト「一ヶ月後……」
リスト「──我が軍はっ、森の民を駆逐するっ!」
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:23:03.17 ID:SiiMGWNRO
C
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:23:07.21 ID:yxUfJB2T0
明日早いので今日はここまでだす。
ではまた来ますっ!
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:24:53.05 ID:cKiY14/S0
爺ちゃんが真剣に話してる最中に違うこと巡らせやがってwwwwww
超絶最強最終オッパイ支援保守
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:29:09.16 ID:0heFwh2H0
こういうのに出てくる人間はどうしてこんなばっかなんだろう
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:30:05.94 ID:ZeCeTDpX0
こんなんじゃないと話にならないから
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:31:27.23 ID:tiY1tjMO0
あれだ、レーラが鍵だ
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:48:38.18 ID:Z+D7QesGO
政治には戦争も必要だしな
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:49:41.33 ID:f2zTO2pnO
二時間前に遡る
ガザム王「よかろう」
リスト「本当か!ガザム!」
ガザム王「奴ら民の力は問題ではない。貴様が俺に協力を求め、借しを作っておくことが重要なのだ」
リスト「フッ、したたかだな…。ガザム…感謝するぜ」
ガザム「任せろ」
男「邪魔するぜェ!!!!!!!」
リスト「貴様は…」
男「俺は配達人さ!置いてくぜ。」ドサッ
男「ハンコはいらねェ!じゃあな!」
ガザム「なんだやつは?人間だが見慣れないやつだ」
リスト「爆弾かなにかか…くだらん真似を…おい!そこの兵!これを開けろ!」
兵「かしこまりました」 ビリビリビリビリ
リスト「!!」
ガザム「これは我が帝国軍兵のリーダー…ムッチの首だ…!おおお…ムッチィ…おおお…」
リスト「奴は…兵を壊滅させたのか…」
兵「そうだ…」ベリッベリッ!
男「兵じゃねぇぜ!俺はよォ!!!」
ガザム「きさまぁぁああああ!!!!!!!!」
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:54:29.45 ID:tiY1tjMO0
こいつが書き込む意味がわからない
荒らしたいってことなの?それとも読んで欲しいの?
残りレスも少ないんだがら、止めてもらいたいんだけど
その辺、ID: f2zTO2pnO は答えてくれよ
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:59:08.68 ID:f2zTO2pnO
リスト(おかしい…奴はたしかに配達人として外に出た…俺ならば気づくはずだ。兵は最初から存在した…変わる時間などないはず…)
ガザム「おおお…貴様があああああ!!!!!!」
男「そう怒りなさんなや!」
ガザム「黙れえええ!!!なぜもっと綺麗に殺害しなかった!!!」
リスト(なに?)
ガザム「ムッチはたいした兵ではなかった!!このザマはなんだ!俺ならばこうはいかん!」 ベリベリッ
???「そうだろう!俺!」
男「ぷ…ギャハハハハ!!!そうだな俺!!」
リスト「ガザムが…男?男が2人だと!?」
ガチャ
男「三人だぜいww」
リスト「!!!!」
男「俺はタイムマシンでここへ来た…そして今から違う世界の俺達がここへ集まるのだ!貴様に勝利などはない!!」
リスト「多世界解釈か…タイムマシンなどはくだらんが勝ち目はないようだな…降伏しよう…」
男「馬鹿か貴様はァ!!!!!!!俺達はあの村を襲うんだよォ!!!!!!!」
リスト「は…?」
男「あの村には俺がいるのさァ!タイムマシンを使用したがなにを間違ったか村側についた違う世界の俺がなァ!!!」
リスト(やつとは別人・・・なのか・・・)
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:02:28.19 ID:f2zTO2pnO
>>701 なんという超展開!
次週が気になります先生!!!!!!!
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:03:22.78 ID:qIhmfuuK0
俺らが書き込まなかったらコイツが保守してくれる上に無駄レスが無くなるという画期的なアイデア
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:04:45.97 ID:s3RsYvSx0
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:06:10.17 ID:4iVJFI2X0
あ、そういえば製作〜のほう復活したよ
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:11:48.44 ID:7QcXaHNX0
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:16:00.32 ID:B+hwqUsSO
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:32:20.42 ID:6xopMt6kO
キタコレ
熱い王道展開
完結お願いします…
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:33:02.18 ID:pagZ6cZeO
随分画期的な保守している奴がいるなwwwww
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:48:38.40 ID:6xopMt6kO
スレ進行的に展開急ぐ?
駆け足が無いなら…
次スレ確定ですな…
とりあえずがんがれー
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 00:57:58.41 ID:kAvA3om+0
おつ
移行保守の合間におちこんだおれをはげますスレ
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 01:27:37.46 ID:qIhmfuuK0
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 01:40:42.97 ID:+N4ztkcaO
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:08:35.05 ID:6xopMt6kO
流れワラタww
とりあえずがんがれ
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:09:42.38 ID:vckD4tto0
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:22:04.67 ID:bwC+svbc0
. // __,,.. .-‐ '''""~"'''-.\._`ヽ、
/ ./ _,. -'''" i、 `、、 `ヽ、ゝ
.l , -'" .i `、 ',`ヽ、 `、、ヽ
l ./ .i! /\ _,ィ ./`‐‐`、i---` 、 .i `ヽ
.l ./ /i ./ _,..\ / _, - .,_ \ .i
./ ./, i/" _,,.. 、 `' ' , -‐- 、ヽ i .トノ
..//i i / , - 、` .(:::::::::::,:、}_,-,.i .iノ、
/ `、 イ / /:::::::::::`, (,´-´-'ゝ ' `、 i .`、
. l /`、 i i ヽ (, -_,'、.) //// } i `、
..l. i. `、i .i ト-'` ´ J J./ i `、
/ .i \i .i , -、_, '"´`"ヽ _,イ i. `、
. .l .i .l u ( _,.、__,ィ'"´, -'"_ l i `、
. l .i l'‐-..,_ `゛´ _,,...‐'", i i.i `ヽ i `、
l i i´ `ヽ ヽ゛゛"´ .l.l ./ l i.i ', i `、
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:48:41.50 ID:yPxT48J4O
男「もぅ…戦いなんてやめろょ!戦ってなんになるんだょ…」
リスト「そうだ」
レーラ「そうよ」
ガダ「そうだな」
ビシュウウウン…
老人「おかえり坊や。異星人の世界を救えたようだね」
男「じじい…そりゃねえぜ…タイムマシンで飛んだつもりが…洗脳マシンで見てた幻覚なんてよ」
老人「導いたのだよ。君がするべきことを」
男「…ああ!俺働くよ!バイトでもなんでもやってみるよ!」
老人「低取得者がぁwwwwwwバイトしてろwフリーターがぁwwww」
男「…。」
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 02:52:37.84 ID:yPxT48J4O
男「いらっしゃいませ…はい…ハッピーセット…はい…かしこまり…ました…。どうぞ…」
客「ありがとう」
男「…ありがとうございました………」
店長「男くん?君…マクドナルドは明るい店なわけよ?君全然ダメ!クビだよ!」
クビだよ…クビだよ…クビだよ…
男「ローラ!!ローラァアアア!!!!」
店員「うえw男さんがまた叫んでるよwきめえwwww」
店長「さっさと帰れ」
男「…………はい」
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 03:06:41.33 ID:yPxT48J4O
2年後
男「…人生詰んだYO!」
母「男?たまには、外でなさいよ?」
男「あぁん?外?なんだよそりゃあ!!」
父「母さん…こいつはもう…」
母「父さん!いけません!やめてください!」
父「ダメだこいつは…うん…もうダメだ…」
母「諦めるのはまだ早いわよ!男はね!やればできる子なの!」
男「マクドナルドをクビになった俺だぜェ!?なめるんじゃねぇ!!!」
母「諦めちゃダメよ…未来は自分で決めるの…決まった未来なんてないのよ?今が未来になるの?一年後はわからなくても3分後、あなたがなにをするかは決めれるでしょう?諦めるのは一番ダメなのよ…」
男「だからなんなんだよぉボゲェ!!オラァなぁ!なにをやってもダメでよォ!!!いざってときに小便垂らしてェ!好きな女の前で指くわえて見てるだけでェ!!なにもできや…なにもできやしないんだよ………」
父「ムハハw思春期かwお前が自分を語るなんて珍しいじゃないかw」
母「やだぁ父さんも照れ屋で私をデートに誘う時なんてガチガチだったじゃない」
父「母さんw恥ずかしいじゃないかw」
男(そうか…わかったぞこの事件の犯人が!…あの時あの場所であんな発言をしたあの人に間違いない……ッ!)
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 03:14:28.89 ID:yPxT48J4O
男(そう…犯人は俺だ…間抜けなんだ俺は。自分語りしたらなごみやがってよ…)
母父「…大丈夫だ!未来は…自分で…」
バキューン バキューン
テル「ギャハハハハ!やったぜ!兄貴!夫婦は間抜けだ!さぁていきましょうぜ」
兄貴「金目のものを探せ。サイレンサーをつけろと言ったはずだぞ」
テル「かてぇこといいなさんな!」
兄貴「探せ」
テル「…へぇい」
男「…チンピラ…チンピラか…拳銃…え…?」
その時男の中に眠るグローブザインマイハンドの血が目覚めたのだ
男「力よーーーーーーー!!!!」
テル、兄貴「ぬああああああああ」
男「ありがとう…父さん、母さん。俺はなんか頭が良くて体力もある、人柄は穏やかで誰からも慕われるイケメンに生まれ変わったみたいだ!」
父母「おめでとう!ぐはっ」
兄貴、テル「おめでとう!引きこもり!ぐはっ」
男「俺!働くよ!」
働け!がんばりまん! 完
>>1さんの次回作にご期待下さい
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 03:18:46.20 ID:yPxT48J4O
ふむふむ
DBの迫力とジョジョ並の心理戦、ワンピース超えの感動がありましたね
特に父と母が死ぬシーンは涙なしには語れないね
あのチンピラの兄貴ってやつは男の父の中学時代の親友っていう設定らしいですね オフィシャルブックによると
とても素晴らしい作品でしたね
所々にエロがある点も読者を話さないポイントでしょうか?
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 03:23:07.28 ID:yPxT48J4O
そうですね
ですが私はジャンプ漫画は意識しませんでした。比較じゃないんですよ漫画って
もちろん私の作品が上質な漫画なのは確かですが
オフィシャルブックはアシスタントが書いたので知りません
エロに関しては僕は力を入れました 行為をしながら書きましたからね はい。
この作品の見所は私的に男のワイルドさです
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 03:27:16.08 ID:yPxT48J4O
ワイルドさ?
と言いますと?
アレですね
レーラを抱いたときに言った「どんな貝もいらねェ。お前のアワビが欲しいんだ」というセリフですね?
あれはシビレましたよ
その後のレーラが言った「それヴァギナヴァギナ!!!!」にはマスターベーションせざるおえませんでしたw
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 03:30:47.67 ID:yPxT48J4O
>>728 しますよね!わたしもあそこでマスターベーションしたね。(うわ…この記者マジキチじゃねえか…適当に合わせて流そう)
僕、次回作は「ハムナプトラ7 -遺跡の建築-」の脚本をするんだ
だから次回作は映画になっちゃんだよね
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 04:10:30.13 ID:QEFtUMJC0
ほ
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 04:16:53.53 ID:EA/Gu+5f0
>>729 別スレでやってくれwww
大胆な構文が嫌いじゃない
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 04:18:09.75 ID:Ix6FO9jCO
認めてほしくて必死なんだよ、俺は100年経っても認めないが
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 05:10:07.53 ID:8KiUcR1W0
ほ
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 05:17:05.89 ID:Uj5quiuM0
ちょww
<<1 文才ぎだろっww
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 06:09:18.97 ID:M4IUK++m0
ほ
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 06:55:11.41 ID:vckD4tto0
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 07:29:38.24 ID:wh5AQHyD0
ho
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 08:20:39.42 ID:Xu/Drz2mO
おし
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 08:26:20.02 ID:Xxy/EHbKO
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 08:38:56.72 ID:HCNHFzSq0
>>740は中二病の意味を理解できてないただのバカ
それでは保守
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 09:32:34.35 ID:ABPcQVKIP
ほ
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 10:24:41.07 ID:QMIaBrNxO
ほしゅ
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 11:30:31.24 ID:gSsiP4BmO
頑張れ
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 11:31:10.35 ID:VqLjjIVUO
ほ
これは次スレ確定だな
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 11:47:02.18 ID:U37GtX2hP
ほ
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 12:30:52.20 ID:IKeBuh5nO
ほし
さっき見始めたけどおもしろいなこれ
血沸き肉踊る支援
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 13:01:26.26 ID:krn3AaGhO
追い付いた
ほし
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 13:09:32.69 ID:W2Um00bDO
残り100きったら、誰かパー速に立てて誘導してくれ
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 13:47:15.33 ID:LLUN6DPNO
ほ
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 13:52:56.76 ID:bdrPZvBzO
次スレになるのか…
このスレで読むのやめよ待ち疲れる
とりあえず保守
パー速になったら今以上書かなくなりそう
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 14:13:56.46 ID:DiMdBnS40
SSはパー速じゃなくて製速だから覚えとけよ
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 14:47:11.12 ID:B+hwqUsSO
にしてもあのもしもし自演ひどいな
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 14:48:39.07 ID:aES5+P7zP
もしもしは全員黙ってろ
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 15:10:41.57 ID:p4tblh700
すーぱードラゴン保守
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 15:11:30.56 ID:p4tblh700
すいません誤爆しました
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 16:00:21.17 ID:QmFRhFLkO
ほし
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 16:42:55.41 ID:Wj4/4dsHO
ぬるぽ
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 16:43:40.04 ID:wB5/7zyN0
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 16:49:59.98 ID:MLaAGQPvO
壁]Å・)
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 17:02:53.10 ID:6a6L1Fmi0
追いついた…だと…?
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 17:16:42.60 ID:IKeBuh5nO
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 17:21:53.31 ID:qsAJ6C2nP
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 17:22:29.72 ID:6a6L1Fmi0
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 17:24:08.61 ID:VqLjjIVUO
くだらんことで消化すんなよ
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 17:25:10.07 ID:aES5+P7zP
うるせーよカタカタともしもし共
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 18:08:04.46 ID:Yv8HMoOv0
保守
保守
PSPはどうやって打ってるんですか?
pspじゃなくね
末尾pは別だろ
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 18:52:46.26 ID:toOFp0Ms0
PSPで参上!!
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 18:53:50.12 ID:qsAJ6C2nP
PSPですが、ポチポチとボタンをおして入力しています
ATOK搭載だし、慣れればそれなりに早い
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 18:57:51.36 ID:TnggdwSn0
無駄レスで埋めるな黙ってろ
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 19:06:36.94 ID:FZhhFI31O
埋めんなよ
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 19:34:41.29 ID:bdrPZvBzO
ふ
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 20:22:24.27 ID:NcjcJkXhO
ほ
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 21:11:14.96 ID:QEFtUMJC0
し
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 21:21:30.79 ID:kS0WbpkeO
ゅ
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 21:49:43.04 ID:yPxT48J4O
一時間後
ザザザ…こちらBチーム…ザザ…リストと…ガザムの軍が…ザザザ…ぐあああああ
村人A「クソッ!お前の話は本当のようだな…協定を結び、我らを襲うとは…」
村人B「へぃ」
ローラ「こうしてはいられない…。戦いは先手が有利なの…Bチームがやられた今は一番危険…。でも我らの村に伝わる伝説が本当ならば…」
男「伝説などというくだらん歴史に気を向けるなッ!!!!現実なんだよ今はッ!伝説などを語るうちに死ぬだけだッ!!!」
ローラ「そうだわ…ごめんなさい」
男「くたばれッ!!!」
ガチャ
リスト「おや?こんなところで会議かい?」
ローラ「リスト!?」
ガザム「貴様ら以外の村人は降伏したぞ。我が帝国の技術者はとんでもないものを作ったのでな」
ガシャン!!!ガシャン!!!
ローラ「な…なんだあれは!?」
男「M-PXI-88!!!かつて俺の時代を滅ぼしたと言われているあの悪魔のマシンが何故ここに!!!」
リスト「知っているのか?貴様?」
男「それはナチスドイツが作りあげた悪魔のマシンだ…。日本がこの悪魔を買収したのだ…!そのせいで…クッ!広島と長崎にこのマシンがあったためにッ!!!核が使われたのだよッ!!
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 21:56:52.74 ID:4OuQZ6Oj0
もう残り少ないんだから他所でやれって
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 21:56:54.24 ID:6cC7g3adO
またお前か
少し文章上手くなってるのが面白い
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 22:03:51.87 ID:yPxT48J4O
ガザム「ヒロシ…?ナガサキ?」
リスト「理解しがたいな!奴をとらえろ!デビルマン!」
デビルマン「うす」
男「ぐふっ…ぐは」
伝説が本当ならば…伝説が…伝説が…
男「伝説?ローラが言っていた伝説とはなんなんだ!!それを知るまで俺は死ねんよ!!」
リスト「デビルマン!悪魔のマシン!デビルロボットに乗り込め」
デビルマン「うす、ピコピコピコピコ♪」
ローラ「男!伝説を教えるわ!この村の伝説を!!!!」
男「…ああ!!」
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 22:14:47.50 ID:bdrPZvBzO
パー速にスレ建ててここはデビルマンフルパワァにあげちゃえば
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 22:25:44.74 ID:yPxT48J4O
ローラ「我が村に危機せまるとき!1人の愚者が村に参る!さぞ痛め!さぞ憎しめ!さぞ殺せ!!我が村の心晴れる時!愚者は賢者へ!賢者は勇者へ生まれ変わる!!」
男「俺は……勇者かッ!!!!!」
デビルマン「ピコピコピコピコ♪」
男「だっ…はぁああああああぁぁ…」
カパッ
デビルマン「任務完了です。彼は死にました。」
リスト「ご苦労」
ガザム「我が技術者が作り上げたロボットは最高だ!」
ローラ「伝説?あるわけないじゃない。そんなの。私達の村にさ」
男「バッドエンド…だ」
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 22:35:56.18 ID:yPxT48J4O
ローラ「ぺっ!くだらない!」
リスト「よく手伝ってくれたなローラ」
ローラ「こんなカスにつくわけないじゃない?
勇者?バカかこいつはよォ!!」
ガザム「ローラが私達に連絡を送っていたのだ」
男「…ぐは…なんだって」
デビルマン「まだ生きているか。やりましょう?」
ガザム「楽にしてやれ」
デビルマン「うす…」
ザザッ!!
村人A「死なせないさ」
村人B「そりゃそうだ!」
デビルマン「ゴミか…。むぅぅん!!」
シュパシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュパ!!!!!
村人A「そんなものかッ!いくぜ!フルパワァ!」
村人B「フルパワァ!」
デビルマン「なんだと!ぐはあああああああああ」
リスト「デビルマンが蒸発した・・・だと!?」
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 22:38:47.14 ID:yPxT48J4O
男「あれれー?僕の傷が回復してるよ?」
村人「フルパワァ!」
男「サンキュ」
リスト「ええい!核を落とせ!!」
政府「そうはいかない。君のこと、調べたよリストくん」
リスト「う…うひゃぁぁぁ…」
政府「死になさい」
ピカアアアアアア!
政府「君たちは家に帰りなさい。あとで表彰しよう」
男、村人「わぁい」
完
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 22:44:49.46 ID:CbwwlJ0R0
男「どうかしましたか、課長」
課長「男くんか、急に呼んで悪いね」
男「いえ、それで用件は何でしょう?」
課長「……実に言い難いんだが」
男「はぁ」
課長「最近、我が社の景気が芳しくないのは知っているな?」
男「はい、存じてます」
課長「それでな、人員の削減を上から指示されたんだ」
男「……リストラですか」
課長「……そうだ、嫌な役目を負ったもんだ」
男「心中お察します。それで、私に何の……」
課長「……残念だよ」
男「えっ……」
課長「君はクビになった。明日からは来なくていい」
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 22:45:01.77 ID:yPxT48J4O
男「…と。こんなことがあったんです」
面接官「今までの空白の二年間の話を聞いたのですが?」
男「だからローラが俺を…」
面接官「わかりました。はい。採用ですね…あなたは精神病院の患者さんに採用ですよきっと」
男「ですよね!」
面接官「残念ですが今回は我が社とは縁がなかったということで」
男「……はい。」
老人「どうじゃった?」
男「ダメだね。あの面接官は将来性がないよ。俺を採用しないなんてバカ極まりないね」
老人「そうじゃったか…タイムマシン使ってその面接官シバいてくるか?」
男「('-^*)/
もちろんさ!!」
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 22:56:27.31 ID:bdrPZvBzO
今日もフルパワァは健在か
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/21(木) 23:14:59.81 ID:eibGysXZ0
ガタガタとかどんだけ震えてんのwwwwwwwwwwwww
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 00:05:55.82 ID:fO6PwaGlO
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 00:41:50.96 ID:i9IGjb2FO
あ
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 01:06:14.67 ID:m5m1nvbyO
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 01:06:24.25 ID:RSD3JAEMO
い
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 01:37:30.13 ID:Rd3EqgqgO
なんだ、結局このパターンか
こんだけ荒らされたら書く気なくすだろ
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 02:20:13.60 ID:mot/5ElQ0
キチガイのせいで台無しになったな
>>1来てくれ
続きが気になってしかたない
保守!!!!
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 03:05:31.62 ID:m5m1nvbyO
ぶっちゃけ文才なかったな
続きいらね
男「えっ……私がチクビですか?」
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 04:32:02.09 ID:WO4iHFiV0
埋まるどころか落ちる
804 :
◆F3/vexkffI :2010/10/22(金) 04:40:56.49 ID:BzWCK0xz0
今から九時ちょいまで書きます。
終われるといいなぁ。無理だったら夜来ますね。
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 04:46:21.14 ID:/taMnkeZ0
残り200レスも無いけど終われるの?
無理ならどっかに次スレ建てろよ
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 04:50:17.96 ID:3tc5+q1hO
これは終われないだろwww
まぁどうでもいいけど
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:05:35.17 ID:BzWCK0xz0
──広場
キィィィン……。
ガダ「そこまで」
男「はぁ……はぁ……」
ダン「短期間だけど、中々様になるようになったじゃねぇか」
ダン「だが、俺に比べればまだまだだ」
男「はは……お褒めの言葉ありがとうな」
男「しかしこのままだと、いざってときにすぐ死んじまう……」
ガダ「戦いの時になったら、基本的には二人組だ」
ガダ「一対一で戦おうなどと思うな。だから、そこまで心配することはない」
男「そこまで、相手は強敵なのか?」
ガダ「その時になれば分かる。今は鍛錬に集中していればいい」
ドン「そうだ、男。人間では珍しく弱いんだからな」
男「……頑張るしかないか」
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:06:38.91 ID:BzWCK0xz0
ドン「まあ、その時になったら、死ぬ気で戦えばいい」
ドン「恐らくお前と組むことになるのは、俺だからな」
ガダ「……そのことなんだが」
ガダ「もしかしたら、ドンと男は組まないかもしれん」
ドン「えっ……師匠、前の話だと…」
ガダ「少し考えていることがあってな……男」
男「はい?」
ガダ「ちょっとこの後付き合ってくれ」
ガダ「お前に話しておきたいことがある」
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:25:14.34 ID:p1htataI0
ho
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:26:19.42 ID:BzWCK0xz0
──森
とことことこ……。
男「結構奥深くまで来てるけど、どこまで行くんだ?」
ガダ「……もう少しだ」
男「さっきからそればかりだな……」
ガダ「文句言わずについてこい」
男「……はぁ」
ガダ「退屈そうだな」
男「そりゃあ、こう何時間も歩きっぱなしだとな」
ガダ「ならば、少し話をしよう」
男「ん?」
ガダ「戦場での話だ。よく聞いておけ」
男「…………」
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:27:01.57 ID:BzWCK0xz0
ガダ「争いの時になると、村の男どもは広場へ集められ」
ガダ「身体に装飾などを施した後、六人ほどの隊を作る」
ガダ「だが、基本的には二人一組だ」
ガダ「なぜか、分かるか?」
男「……いや」
ガダ「ん……」
男「教えてくれないのか?」
ガダ「…………」
ガダ「……男、お前に聞きたいことがある」
ガサ……。
ガダ「お前は、これを見た事があるか?」
男「なんだ……これ」
男(黒い玉……?)
ガダ「……ふむ」
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:27:13.58 ID:Bt4BICjHO
おお、投下ktkr
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:28:09.63 ID:BzWCK0xz0
ガダ「そうか、そういうことか」
男「はっ? ちょっと待て、自己完結しないでくれ」
ガダ「……いや」
ガダ「もしかしたら、私は大きな誤解をしていたのかもしれぬ」
男「へ?」
ガダ「……話すと長くなるが」
ガダ「昔から、私には一つ気になることがあったのだ」
男「……気になること」
ガダ「お前が来てからというもの、それを考える機会も多くなった」
ガダ「だが……これまで、それに対する確証は持てなかった」
男「…………」
ガダ「本当は、今すぐにでもお前に話してやりたい」
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:29:36.51 ID:BzWCK0xz0
ガダ「しかし……間違えた不安を与えてしまうのは、私の意ではない」
ガダ「……それに、後少しで自然と分かる事だ」
男「……どういうことだ?」
ガダ「…………」
ガダ「この話は、また今度にしよう」
男「おい、待ってく……」
ガダ「ほら、聞こえてきただろ?」
ざざざざざ……。
男「ん……これは何の……?」
ガダ「そろそろ、着きそうだな」
男「着くって……」
ガダ「川だよ」
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:31:20.68 ID:Pr0azvFU0
さるよけ
∧_∧
( ´∀`)< ぬるぽ
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:58:04.81 ID:BzWCK0xz0
──ゼド公国 首都アベル
宰相「兵の準備が整いました、すぐにでも出立出来ます」
リスト「ふむ」
宰相「あとは、リスト公のみです」
リスト「よし」
リスト「兵の士気を高めてくるか」
宰相「はっ」
とことことこ……。
リスト「そうだ、ガザムの兵は到着したか?」
宰相「いえ、戦場に直接向かうようです」
リスト「ふむ……もう国境は越えたのだな?」
宰相「二日前に、そのように連絡が来ております」
リスト「ならばよい。向こうで合流しようではないか」
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 05:59:14.47 ID:BzWCK0xz0
宰相「……っ」
「おおおおおおおおぉぉっ!』
リスト「……ふむ」
宰相「兵の士気は既に十分のようですな」
リスト「はは、我が国の兵は頼もしいではないか」
宰相「みな、公のお言葉を待っております」
リスト「…………」
さっ……。
『…………』
宰相(手を翳しただけで、一瞬で静まり返ったか……)
リスト「我が国の強き猛者たちよ」
リスト「これから、我れらは憎き仇敵を倒しに行く」
リスト「長年にわたる闘争」
リスト「幾度も勝負を挑み、そして、多くの命が犠牲となった」
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 06:00:02.27 ID:BzWCK0xz0
リスト「しかし、未だ奴らを跪けるまでには至っておらぬ」
『…………』
リスト「……だが」
リスト「──それも、此度で終わりを迎えるっ!」
「うおおおおぉぉっ!』
リスト「ガザム帝国の兵たちと力を合わせ!」
リスト「奴らを一掃するのだっ!」
リスト「殺せっ! 異種族共をっ!」
リスト「殺せっ! 同胞の敵をっ!」
リスト「さすればっ、我が国はついにこの戦さに終止符を打つ事が出来ようっ!」
リスト「共に行こうではないかっ! 戦場の地へっ!」
「うおおおおおおおおぉぉっ!』
『リスト公万歳っ! リスト公万歳っ!』
リスト「ゼドに栄光あれっ!」
C
ほす
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 06:27:57.30 ID:BzWCK0xz0
──森
男「……流れが結構早いな」
ガザ「深くはないが、足を取られると流されるぞ」
男「……この向こうに人間が」
ガザ「……聞いた事はあるか?」
ガザ「川を越えた森の奥に結界がある」
男「……結界」
ガザ「今日は行きはせんが、石像が二つ立っておるのだ」
ガザ「その間を通った者がいると、我が村にある石が赤く光る」
男「どういった原理で?」
ガザ「私も知らぬ。ずっと昔からあるのでだな」
男「凄い技術だ……」
しえn
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 06:56:37.06 ID:BzWCK0xz0
ガザ「覚えておけ」
ガザ「この川が、戦の時は最後の防衛線だ」
ガザ「ここを奴らが越えそうになった場合、村を捨てねばならぬ」
ガザ「昔は……川の向こうの森に住んでいたのだ」
男「…………」
ガザ「そして今ではここまで来た」
ガザ「反対側には大きな崖があるのでな」
ガザ「今度、ここを越えられたら……終わりかもしれぬな」
男「……何としても、食い止めないと」
ガザ「ふむ、そうだな……」
ガザ「よし、そろそろ戻ろうか」
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 07:26:03.10 ID:ivPay2cAO
bad communicatioooooon
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 07:50:18.01 ID:EbeTfluX0
あれあれ
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 08:39:59.53 ID:+K7YeMzbO
また書き溜めてるんだよな?
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 09:22:20.16 ID:sFsU3K000
ほす
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 09:22:23.59 ID:aW9jGDCo0
h
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 10:23:37.20 ID:54gA7MBA0
完結させる気あるのか?
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 10:36:04.88 ID:ivPay2cAO
ねぇだろ
5日かかってまだ序盤だぞ?
あのフルパワァもしもしのが話進んでたし完結させたしな
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 11:10:56.52 ID:mLnHwQCFP
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 12:07:49.46 ID:lGJA1lG/P
ほ
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 13:02:41.12 ID:lGJA1lG/P
ほ
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 13:04:40.32 ID:+K7YeMzbO
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 13:43:12.71 ID:uZuIpqdG0
t
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 14:37:51.62 ID:Kr4IbehC0
ちょっと歩道橋から飛び降りてくる
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 15:37:03.92 ID:CjB3QXgdP
ほ
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 16:37:51.68 ID:sWQWm0A3O
な
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 17:01:40.46 ID:2htVvOKZO
男「…俺のこの新たな物語、ちゃんと完結させてくれよな
>>1!」
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 17:04:22.97 ID:cI4qXOpX0
, \从/ / ̄ ̄ ̄ ̄\ がーん
/ |! / U ヘ
/ |!、 |,へ.__, ,_ノヽ /ヘ
/ 、′|!| |(・) (・) |||||||!_,.-'^ー''ー'´ ̄'¬‐ 、_、,_
| ’ |!|. |⊂⌒◯-------9)´ / / } | |、
| / | | |||||||||_ U | ! / / / / l ヽ、_
| //|. \ |_| \ / | |/ /‐'´ ̄`マ_,.‐'¬ `'!
|/_ | /\___/_へ、| |‐'´ ヽ、r j
i `′ / | _`二k jl l LJ'´
_,ノレr'´ '′ | ̄`ヽ.´´  ̄「| / /
ー=;‐' 、 、 `ヽ. ,. ‐¬ j \ l ! ///
/ f'リ_,_'、nヽ>' _,ノ ヽ \ >〉// /
ノイ{'=i ´,、 リ>'゜,、-'゙/ ゙、 −- 、_\.イ{´/ /
} ハ、<r'ニ´ /´\( j、_ ー‐`ヽj_} _,. 〉
ノ' >lj'r'r/´ `ヽ, / `ー、 `< /
| 1´′ ! / ,_____,.>、'''"~´ ̄ ̄>'^' 、
i ! _,,、-¬ ! \ ー-、__,>、 // \,_
。 j ト、 ´"''−- 〉 /\ /`ー<_/ /'−- 、
へ へ|\ へ √ ̄| へ
( レ⌒) |\ ( |\)| |/~| ノ ,__√ /7 ∠、 \ . 丶\ _ __
|\_/ /へ_ \) | | | |∠ | |__ | / ! | | |_〜、 レ' レ'
\_./| |/ \ .| |( ̄ _) | ) | | i | へ_,/ ノ ,へ
/ / ̄~ヽ ヽ. | | フ ヽ、 ノ √| | ! レノ | !. \_ ー ̄_,ー~' )
/ /| | | | | |( ノ| |`、) i ノ | | \_ノ ノ / フ ! (~~_,,,,/ノ/
| | | | / / | | . し' ノ ノ | | / / | |  ̄
\\ノ | / / | |___∠-". | | ノ / ノ | /(
\_ノ_/ / (____) し' ノ/ / / | 〜-,,,__
∠-''~ ノ/ (_ノ 〜ー、、__)
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 17:21:13.45 ID:b3j1bs8B0
本物の
>>1はだれだ?
コテつけてる人?今書いてる人?
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 18:04:53.68 ID:WNiUFC4kO
ID
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 18:39:24.90 ID:9ljdkjJH0
845 :
◆F3/vexkffI :2010/10/22(金) 18:45:05.09 ID:BzWCK0xz0
帰宅したので、最後まで書き溜めてきます。
しばらくお待ちください。。
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 18:48:00.97 ID:fO6PwaGlO
来たか
スレの残り少ないけど大丈夫か?
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 18:50:27.92 ID:BzWCK0xz0
>>846 考えていることがあるので、今のところ大丈夫れす。
詳細は終わってから、話しますね。
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 18:53:54.13 ID:mot/5ElQ0
>>831 どうせお前が書いたんだろ?
他人のふんどし取った割には全然面白くなかったけどな
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 19:16:51.99 ID:xcWH/BcK0
中学生のパクリはうざいだけで本当に面白くなかった。
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 20:07:59.35 ID:eRaS59e00
ほ
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 20:42:18.79 ID:eRaS59e00
ほ
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 21:07:53.61 ID:eRaS59e00
ほ
ほ
だから愛していますご主人様の作者と同じ匂いを感じた
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 21:30:25.53 ID:eRaS59e00
ほ
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 21:44:03.50 ID:eRaS59e00
\ /
\ /
\ /
\ /
\ /
\∧∧∧∧/
< 俺 >
< 予 し >
< か >
─────────< 感 い >──────────
< な >
< !!! い >
/∨∨∨∨\
/ ∧_∧ \
/ ( ´_ゝ`) \
/ / \ \
/ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ \
/ __(__ニつ/ FMV /_ \
\/____/
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 21:59:17.33 ID:a0ls9W+d0
なんだみんないるのか
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 22:05:23.93 ID:/3m+Xk1SO
ほっほっほ
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 22:31:29.28 ID:4cM/m9HD0
ここでまたフルパワァが小説保守を始めるのか
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 22:31:43.80 ID:Rd3EqgqgO
ほーーしゅっ
ほ
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 22:50:46.27 ID:eRaS59e00
このAAが使いたかっただけなんだ。。。
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 23:00:02.35 ID:i9IGjb2FO
もしもし
残り150切ったんだから保守間隔考えろ
がちゃ
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 23:11:54.92 ID:pZYcOdwfO
フルパワァ
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/22(金) 23:15:56.56 ID:RW547Qwb0
>>1の話の合間にフルパワァの話があると、なんか緊張がほぐれて良かったんだがな
フルパワァスレ建てろよ。見に行くから
ほし
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:02:17.16 ID:fO6PwaGlO
まだ書きため中か?
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:17:17.95 ID:Nz1rxFAU0
そろそろの予感
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:18:26.38 ID:Fh1c56R10
フルパワァか
それとも1か
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:36:23.64 ID:f/GFW0xZO
書きため終わった
待たせてすまない
ガザ「そろそろ帰ろうか」
バキューン
リスト「ああ、帰れ。天へな!フハハハハハ!!!!!」
男「ガザァー!!!リストぉ!貴様ぁあああ!!」
リスト「おっと!動くな!こっちは拳銃だフハハ!!今の発砲で我が軍はいずれここに来るッ!!貴様を一度体を調べさせてもらう!」
男「村のみんなはどうなる…?」
バキューンバキューンバキューン!!
ガザ「ぐひぃぎゃひっぐはああ」
リスト「こうだ!フハハ!フハハハハハハハハ!!!」
バキューン バキューン バキューン バキューン カチ!カチ!
男「弾切れだ馬鹿めッ!!シャア!!!!」
ドゴンッ
リスト「ぐふぅ!勝負とはこうでなくてはなッ!もともと貴様と戦うつもりできたのだよッ!私は!」
男「スーッ…(落ちつけ…修行の成果を…見せるんだ…)」リスト「制限時間は我が軍が来るまでだ!始めようではないかッ!!!フハ…」
ピカアアアアア!!
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:39:03.91 ID:hBXOo1w10
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
何だかんだでこいつも認められてきてるのか?
まぁ皮肉なんだろうけど
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:39:49.19 ID:hBXOo1w10
と思ったらフルパワァか・・・
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:40:09.01 ID:f/GFW0xZO
男「ライトニングパワー!!!
フルチャージ!!!ライトハンドフラッシュ!!!」
リスト「うっ!目…目が…」
男「決めるぜ!!レフトハンド!マキシマムローリングパワーフルチャージ!!うおおおおお!!!!!ダブルハンドクラァァァシュ!!!!!」
リスト「なんだ…この力は…!!!!ぐああああああああ!!!!!!!!」
ピカアアアアア………ドガデガデガッガバガバガドハゥゥン!!!!!!!!
ローラ「うそ…あの悪しき人間共の都市が廃墟に…」
レーラ「なにがあったのですか!こ…これは!」
男「師匠の死が私に力をくれたのだレーラよ……奴らの街も軍も皆、破壊した…。俺は罪人だ。」
レーラ「ええ…あなたは…もう。。。
でも…」
男「む?」
レーラ「私がいます…。でもあなたのそばにずっと私がいますから!」
男「レーラ……結婚…しよう!!!」
レーラ「…幸せにしてください///」
875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:45:31.79 ID:LZe+3HsLO
嵐は運営に報告で永久規制
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:47:50.68 ID:f/GFW0xZO
男「ハハハ」
レーラ「ウフフ」
グサッ!!!!!
レーラ「…え?」
男「レエェェラァアアアアアア!!!!!!!!!!!」
ローラ「私だよッ!!私が刺したんだよぉ!幸せ?ふざけるんじゃあない!!!私を幸せにしなさい!私をぉぉお!!!」
男「ローラ…貴様がぁああ!!!!!!」
グサッ グサッ スパッ スパッ
ガザ「猿芝居じゃよう!男!腕はいただいたぞい!」
男「腕が…切り落とされた…だと」
ローラ「ガザには擬態能力があるのさ!やはり貴様は悪しき人間!都市滅ぼした化け物!レーラもそれを知り結婚?ふざけるんじゃあないよッ!!!!!!!」
ガザ「黙れローラ!貴様にもう用はない!」
グサッ
ローラ「うぎゃ」
ガザ「男よ?ワシに勝てるかな?能力を使えん貴様がこのワシに!」
男(む…無理だ…)
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 00:54:08.82 ID:f/GFW0xZO
諦めるなっ!!!
男!!!!!!
男「誰だ…?」
課長「私だ」
男「か、課長!」
ガザ「なんだあいつは?」
男「これは夢か…!なぜ課長が!!」
課長「私も会社をクビになってな!!すると老人にタイムマシンの話をされてつい3日ほど前この村へ着いたんだ!私は隠れて君を見ていたんだよ!君を!」
男「課長……!」
課長「やるときはやれ!君ならできる!!」
男「ああ…そうだ…!はいっ!課長!!」
課長「ニッコリ」
アホす
カオス
毎回NGすんのめんどくさいからどっかいってほしい
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:07:54.79 ID:H60AaLS1O
>>875 つまりもしもし全規制ですね、わかります
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:11:20.00 ID:5G148LcmO
>>881 それは困るそろそろフルパワァ死んでくれねぇかな…
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:15:27.81 ID:f/GFW0xZO
男「だああああ!!」
ビシ!ビシ!
ガザ「いい蹴りだ!まともに当たればたまったもんじゃない!だが…そい!」
ドゴン!バキィ!
男(アバラを…ぐふぅ…もってかれたか)
ガザ「上半身がガラ空きだ…腕なしでワシに勝てるかな!
おっと!!お前が来ても勝てる見込みはないぞ!!!」
課長「く…そうだろうな…わたしはもう40歳だ…」
ガザ「フン!なまけたやつめ!」
課長「しかし…このスーツの中にあったピアノ線ならば勝てる私は」
男「無駄だ!課長…素人が勝てる相手じゃない…」
ガザ「ピアノ線の殺傷能力は高い!しかしそれをワシに気づかせた時点でアウトだ!」
課長「なにを勘違いしている?ピアノ線はこう使うんだ…!!」
ピィィーン スパッ スパッ
ガザ「自らの両腕を!切り落とした!なにを考えて…」
課長「私は高校時代サッカー部でな!受け取れ!私の腕を!課長キック!!!!」
バシィ バシィ
男「課長…!あなたは…最高の上司ですよ!!リカバァー!!!」
ピピピピピピピピピピピピ スウー
男「課長の腕は今は俺の腕だ!」
ガザ「繋いだか!貴様の腕は私が処分したのに…意味がなかったようだな…まさかあんな人間がいるとは…」
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:20:23.08 ID:f/GFW0xZO
男「新・課長パンチ!」
ガザ「うぎゃ」
課長「死んだか」
男「はい。課長のおかげです…」
課長「君は強いな」
男「課長には負けますよ!」
課長「ハハハ!まるで会社にいた時のようだな!」
男「はい…。課長…腕のことなんですが…」
課長「あ…?ああ。かまわんさホラ!ビールだゴクゴク」
ズボッ ズボッ
課長「な?わたしの腕はビールを飲めば生やせる」
男「そうですか。良かった」
課長「帰ろう」
男「はい」
885 :
◆F3/vexkffI :2010/10/23(土) 01:24:29.51 ID:1Hz7kUDb0
ID: f/GFW0xZOさん。
すみません、本当に止めて頂けますか。
後少しなんでそれが終わったら、どうとでもしてよいので。
お願いします。
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:26:32.22 ID:f/GFW0xZO
老人「おかえり」
男「ただいま」
課長「3日ぶりだな爺さん」
老人「どうじゃった?」
男「いい人生経験になりました」
課長「私もです」
老人「良かったのう…良かった…良かったよ…」
男「お前は許さないがな」
課長「ああ。私の部下は何度も死にかけた。課長ヘッド!」
ゴツ…プシャアアアア
老人「いて」
男「死にましたか?」
課長「ああ」
男「俺たちの未来ずっと続く」
課長「終わらない終われない」
男「俺たち絶対幸せ掴む」
課長「女も金も俺のもの」
男「Oh」
課長「Ah」
完
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:26:55.31 ID:2HymVIOp0
本人ktkr。これは支援するしかない
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:30:31.42 ID:4UN2nj7N0
ここまで来たらこのスレでちゃんと完結させろよ
次スレ建てんなよ
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:35:07.37 ID:+TYxpppzP
>>885 お前がもっとキッチリ書いてりゃこんな事にはなってないんだがな
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:42:31.00 ID:f/GFW0xZO
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:55:52.91 ID:1Hz7kUDb0
>>890 ありがとうです。
猿もありそうなので、少し投下。
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:56:57.35 ID:1Hz7kUDb0
──ローラの家
男「ただいま」
ローラ「おっ、帰ったか」
ローラ「しかし、今日はいつもより帰りが遅かったな」
男「実は、ガザに連れられて川の方まで行ってきたんだ」
ローラ「……川か」
男「ああ、だから帰ってくるのに時間がかかった」
ローラ「ふむ……あの人にも何か考えがありそうだな」
男「それらしいことは言っていたが、最後まで教えてくれなかったよ」
ローラ「そうか……なら仕方ないな」
ローラ「気を取り直して、ご飯にしようか」
男「そうだな……ん、いい匂いがするぞ」
ローラ「はは、セヌが聞いたら喜ぶ」
男「えっ、セヌ?」
ローラ「今日は、あの子が初めて夕飯を作ったんだ」
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:57:44.33 ID:1Hz7kUDb0
セヌ『姉さんっ、男は帰ってきたのかーっ?』
ローラ「お前がいつもの時間に帰ってこないから」
ローラ「椅子に腰掛けて、ずっとそわそわし続けてる」
男「…………」
ローラ「男なら、今、帰って来たぞー」
セヌ『ほ、ホントかっ……ええと、準備、準備……』
メル『お姉ちゃんっ、まずは料理を温めないとっ』
セヌ『そうだっ、完全に忘れてたっ』
ローラ「なっ?」
男「……あいつ、珍しく慌ててるぞ」
ローラ「はは、やっぱりセヌは可愛らしいな」
男「……まあ、あの口を開かなければだけど」
ローラ「よし、行こうか」
ローラ「温かくて美味い料理がお前を待っている」
男「……期待してる」
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:58:27.09 ID:1Hz7kUDb0
もぐもぐ。
セヌ「……ど、どうだ……?」
セヌ「見た目は悪いかもしれないが……自信がない訳じゃないんだ」
男「……ん」
セヌ「……どう?」
男「……これを言うのは、なんか癪だけどなあ」
男「嘘は付けないからな、正直に言うか」
セヌ「ど、どういうことだっ、はっきりしろよっ!」
男「……美味しい」
セヌ「へ?」
男「お前の作った料理、おいしいぞ」
セヌ「ほ、本当……か?」
男「この味は俺の好みかもしれん」
男「前の世界でよく食べていたものに、味付けが似てるんだ」
男「セヌ、お前、料理の才能あるかもしれないな」
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:59:21.63 ID:1Hz7kUDb0
セヌ「……っ」
セヌ「やったあああぁぁぁっ!」
セヌ「ほらみろっ、わたしを見直せっ! 本当はやれば出来る子なんだっ!」
ローラ「はは、とっても嬉しそうだな」
メル「お兄ちゃんが帰ってくるまで、あんなにオドオドしてたのに」
セヌ「こらっ、そこ余計なこと言うなっ!」
男「今回は完全に俺の負けだな」
男「ここまで上手にやられたら、嘘も付けない」
セヌ「そ、そんなに褒めるなよぉ……」
男「いや本当にさ」
男「正直、お嫁さんに貰いたいくらいおいしいぞ」
ローラ「……ん?」
メル「およめさん?」
セヌ「え、えぇ……?」
男「……ん、うまいうまい」
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 01:59:29.44 ID:AqvwWau90
支援
朝まで残ってたら良いなあ
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:00:02.12 ID:1Hz7kUDb0
もぐもぐ……。
ローラ「……男、今のはどういうことだ」
メル「ええと、『およめさん』っていうのは、奥さんだっけ?」
セヌ「……わ、わたしがおよめさん……」
セヌ「……お、男の……」
ローラ「…………」
男「……どうしたんだローラ、そんな怖い顔して……」
ローラ「……失礼なやつだ」
ローラ「そんな顔は断じてしていない」
男「今にも、噛み付かんばかりの表情だけど……」
ローラ「気のせいだ」
男「……なんだこれ、今、なんか危機なの……?」
メル「お兄ちゃんっ」
男「どうした、メルまで……?」
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:01:27.11 ID:1Hz7kUDb0
メル「わたしもお兄ちゃんのおよめさんになるよっ!」
男「……へ?」
ローラ「……男」
男「……あのー、ローラさん……?」
ローラ「なんだ、その呼び方は」
ローラ「わたしは呼び捨てにする価値もないということか」
男「ええと……そう言う意味は全くないんですけど」
ローラ「ふんっ、もう知らんっ」
ローラ「さっさと飯を食えっ! 早くしないと片付けるぞっ!」
男「そ、そんな……まだ食べ始めたばかりなのに……」
ローラ「言い訳は聞きたくないっ。そもそもお前はな……」
男「……はい」
セヌ「……およめさんか……」
セヌ「……ちょっといいかな……なんて思ってみたり……」
セヌ「ふ、ふ……へへっ……」
猿避け支援セヌくれ
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:03:00.81 ID:1Hz7kUDb0
──長老の家
ガチャ……。
長老「……ガダか」
ガダ「長老、約束通り、男を川へ連れてったぞ」
長老「ふむ……で、どうだった?」
ガダ「あれは、何も知らないようだ」
長老「…………」
ガダ「あの玉のことも、人間のことも」
ガダ「アイツは知らない」
ガダ「やはり……」
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:03:45.04 ID:1Hz7kUDb0
長老「……よいのだ、ガダ」
ガダ「…………」
長老「結論を急ぐことはない。後で嫌でも分かる事だ」
長老「その時になったら、皆に伝えよう」
ガダ「……しかし、それでは遅いのではないか」
ガダ「のちに後悔するようなことは、あってはならない」
長老「……きっと大丈夫だろう」
長老「今はそう、祈るしかない」
ガダ「…………」
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:04:38.25 ID:1Hz7kUDb0
──ローラの家
ガチャ……。
ローラ「……ん」
男「ローラ、ここにいたのか」
ローラ「少し夜風に当たりたくなってな……」
男「俺もお邪魔してもいいか?」
ローラ「構わない……ほら、隣に座れ」
男「よいしょ……」
ローラ「ふむ……」
男「……ん、うおっ」
ローラ「どうした?」
男「いや……夜空が凄い綺麗だな。びっくりした」
ローラ「わたしにはよく分からないが、そう驚くことか?」
男「前の世界だと、こんな一面の星空は見た事なかったからなぁ」
ローラ「……そうか」
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:04:42.69 ID:Fxx0E8ZO0
脱腸!島耕作
904 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:05:24.39 ID:1Hz7kUDb0
男「月も二つあるし……不思議な世界だ、ここは」
ローラ「……男」
男「……ん?」
ローラ「一つ、聞いていいか?」
男「いいぞ、遠慮なく聞いてくれ」
ローラ「……お前は、この世界に来て幸せか?」
男「…………」
ローラ「肌も違い、身体も違う、そんなわたしたちに囲まれて」
ローラ「人を恋しく思う事はないのか?」
男「……ローラ」
ローラ「最近、感じているんだ」
ローラ「お前がこの村にますます馴染んでいって」
ローラ「殆どの村人たちは既にお前を仲間と認めている」
ローラ「もちろん……わたしの家だってそうだ」
男「…………」
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:06:32.31 ID:1Hz7kUDb0
ローラ「あんなに忌み嫌っていたセヌも、今ではああだし」
ローラ「……わたしに至っては、お前に対して……最大の信頼をおいている」
男「ありがとな……」
ローラ「だが、心配なんだ……」
ローラ「お前の存在が、今以上に、大切になっていった時」
ローラ「わたしたちにとって……かけがえのない存在になった時」
ローラ「男、お前は側にいてくれるのだろうか?」
男「…………」
ローラ「……行ってしまわないか?」
ローラ「ずっと側にはいてくれないのか?」
男「……それは……」
ローラ「今はただそれが不安なんだ」
ローラ「我ながら、恥ずかしい悩みだろう?」
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:07:55.44 ID:1Hz7kUDb0
男「……行かないよ」
ローラ「えっ……?」
男「俺はどこにも行かないさ」
男「ずっとこの村で……それこそ死ぬまで」
男「迷惑かもしれないけど、暮らし続けていたい」
ローラ「…………」
男「村の仲間に、本当の意味で必要とされたい」
男「だから、ここにいる」
ローラ「……そうか」
男「おう、しばらく世話になるぞ」
ローラ「うん……ずっといてくれ……」
ローラ「ずーっとだ……」
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:08:51.49 ID:1Hz7kUDb0
──ゼド公国
宰相「全軍準備が出来ました」
宰相「不意を狙い、朝方、進行します」
リスト「そうか、そうか」
宰相「捕虜の扱いはどうなさいますか」
リスト「……いらぬ」
宰相「は?」
リスト「『そんものはいらぬ』と申した」
宰相「し、しかし……それでは……」
リスト「人間ではないヤツに、何故道義などあろう」
リスト「殺せ。ただ、殺し尽くせばよい」
宰相「…………」
リスト「明日が楽しみだよ、宰相」
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:09:23.00 ID:3DSwntsj0
しえん
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:18:51.67 ID:1Hz7kUDb0
──早朝 ローラの家
男「……ん……」
?「男っ、起きてくれっ!」
男「え……」
ローラ「大変なんだっ! 早くっ!」
男「……っ」
ガバッ……。
ローラ「男……」
男「どうした? 何があった?」
ローラ「人間が……」
ローラ「人間が森に侵入したって……」
男「……そうか」
男(遂に来ちまったのか……)
男「行ってくる」
ローラ「お、男……」
C
気になる・・・
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 02:47:15.11 ID:JlE2liZaO
また放置かよ
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:04:59.58 ID:8682el6KO
フルパワァにもうすぐ終わるから止めろとか言っておきながら放置とかとんだクズだな
ksk
男「村の仲間を任せたぞ? お前が率いるんだ」
ローラ「あ、ああ……」
男「よし、これで安心だ」
男「少しばかり、みんなの役に立ってくるか」
ローラ「…………」
男「……セヌとミルは?」
ローラ「ミルはまだ寝ている……セヌは……」
ガチャ……。
セヌ「おい、男っ!」
男「……あ、セヌ」
セヌ「なに、ぼぉーっとしてんだよっ! 行くぞっ!」
ローラ「男……お前が何とか言ってくれ……」
ローラ「わたしが言っても、この子、聞いてくれないんだ……」
男「……どういうことだ、セヌ」
ksk
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:09:35.14 ID:1Hz7kUDb0
セヌ「な、なんだよ……」
男「その格好は、どういうことだと聞いているんだ」
セヌ「それは……みんなと一緒に戦う……」
男「いいかげんにしろっ!」
セヌ「……っ」
男「そんなに甘いもんじゃないんだっ!」
男「お前が行って何になる? 男連中だけが戦う意味を理解してるのか?」
セヌ「……だ、だって……」
男「……お前の気持ちは分かる」
男「だから、ここの皆を守ってやってくれ」
セヌ「……え」
男「お前の大事な姉さんを、妹を」
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:10:49.78 ID:1Hz7kUDb0
男「もう誰一人失いたくないだろ? なら、自分の手で守るんだ」
セヌ「…………」
男「俺が帰ってくる間、二人を任せたぞ?」
セヌ「お、おうっ」
男「よし……ローラ」
ローラ「……うん」
男「──行ってくる」
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:13:14.52 ID:8682el6KO
ksk
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:13:29.60 ID:1Hz7kUDb0
──広場
ドン「お、男」
男「遅くなったな……どうなってる?」
ドン「先ほど、隊が決まったところだ」
ドン「やはり、お前と俺は一緒になったぞ?」
男「……そうか、それは頼もしい」
ドン「後ろは任せとけ。死ぬ気で頑張れよ?」
男「おう、分かってる……」
ドン「ただ、引き際も肝心だ」
ドン「無理につっぱしって、死ぬのだけはやめてくれよ?」
男「ああ、大丈夫だ」
ドン「……なら、いいが」
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:14:27.44 ID:1Hz7kUDb0
ドン「今のお前は、少し……心配だ」
男「……どういうことだ?」
ドン「目が……違うんだよ」
男「ん?」
ドン「死を覚悟の戦を前にした目つきじゃねぇ……」
ドン「お前は……怖くねぇのか?」
男「……怖い、か」
男(どうなのだろう……でも)
男(やっと、この村の仲間のためになれる……)
男(そう考えると……胸が熱くなるのを止められない……)
長老『みなの者っ!』
ドン「……長老の話だ、いよいよだな」
男「ああ」
支援
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:15:11.71 ID:1Hz7kUDb0
──数時間後 ゼド軍司令部
リスト「……戦況はどうなっておる」
宰相「それが……」
リスト「どうした?」
宰相「芳しくありませぬ……」
宰相「まるで、この戦のタイミングを予期していたかのようで」
リスト「……っ」
宰相「……心の動揺を隠しなされ。兵の士気に影響しますぞ?」
リスト「わかっておる……わかっておるわ」
宰相「…………」
リスト「あやつらめ……ここまでしても、無理なのか……」
宰相「……想像以上の抵抗です」
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:15:21.85 ID:qkTp2YXZ0
支援
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:16:34.91 ID:1Hz7kUDb0
宰相「未だかつてないほどの全戦力で、向こうは戦ってきております」
リスト「…………」
リスト「……獣か」
宰相「…………」
リスト「……獣たちを味方について……そうだったな?」
宰相「はっ……」
リスト「『森の民』とは良く言ったものよ……」
リスト「それこそ……人ならずものではないか」
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:17:25.48 ID:1Hz7kUDb0
──森の中
グサッ……。
男「……はぁ……はぁ」
ドン「……大丈夫か……男」
ドン「今回は、かつてないほどの数だ……」
ドン「……もしかしたら、川を越えられるかもしれん……」
男「…………」
ドン「どうした……さきほどから、腑に落ちない顔だな?」
ドン「同族を殺してしまって……ショックが大きいのか?」
男「……なぁ……ドン」
男「……お前たちは、気付いていないのか?」
男(これはおかしい……おかしすぎる……)
ドン「えっ? 気付いてないって……何の事だ?」
男「……そうか」
男「ガダ……そういうことだったのか……」
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:18:10.69 ID:1Hz7kUDb0
──セルドーヌ王国 首都ジューべル
レーラ「リスト公率いるゼド軍が、戦闘を開始しました」
国王「そうか……始まってしまったか」
レーラ「ただし、苦戦しているようです」
国王「……そうであろう」
国王「あの男……森の民の中でも彼らが特に戦に強いことを知らぬのだ」
レーラ「……え、それは……」
国王「……お前も知っておるだろう」
国王「森の民というのは、文字通り、森に住まう者たちのことを言う」
国王「昔は多くの種族がいたようだが、今も残っているのは三種族のみ」
レーラ「……三種族」
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:18:14.54 ID:2nQHRf0A0
追い付いた支援
ここまでwktkさせたんだから何としても完結させなさいよね!
支援
私怨
支援
私怨
支援
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:25:27.09 ID:GduTtNK5O
投下間隔は5分以上開けないとすぐにさるくらうぞ
私怨
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:26:45.72 ID:8682el6KO
支援
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:28:00.51 ID:1Hz7kUDb0
国王「ゼドと面している森には、『キャター』という種族がいる」
国王「獣の尻尾と耳をつけた者たちで……」
国王「彼らは他の獣たちと言葉を交わすことができ」
国王「戦闘に特化した、強靭な身体が特徴である」
レーラ「次は……」
国王「我が国に住まう『エルフ』」
国王「長寿の生を持ち、人間の我々とは極力関係を持とうとしない」
国王「仮にあの深い森に進んだとしても、奥には辿り着けん」
レーラ「……では、あと一つは?」
国王「…………」
国王「──『オーク』だ」
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:28:56.41 ID:GduTtNK5O
8682el6KO
おいやめろ
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:29:58.41 ID:8682el6KO
支援
ksk
940 :
間を開けて投下します:2010/10/23(土) 03:31:33.72 ID:1Hz7kUDb0
──森の中
男「ドン……これを見ろ」
ドン「あ、おお……」
男「黒い玉」
男(前にアイツが見せてくれたもの……)
男(……それが今、戦場に数多と転がっている)
ドン「……それが、どうしたって……」
男「分からないんだよ」
男「なんで、殺した人間の死体が……」
ドン「……ん?」
男「──この玉に変わるんだ?」
ドン「何故って、それが当たり前で……」
男「違う」
ドン「は?」
男「人間は死んで、黒い玉だけ残るなんてことはない」
せやな
942 :
残り少ないので、支援なしで大丈夫です:2010/10/23(土) 03:34:43.33 ID:1Hz7kUDb0
ドン「ど、どういうことだ?」
男「戦いが始まってから、ずっとおかしいと思ってた」
男「二人組で人間を遅い、首を切断する」
男「何故、わざわざ……そんな手間をとらないといけない?」
ドン「そ、そうしないと、アイツらは死なないからだろ?」
男「……それがおかしい」
ドン「わかんねぇ、俺にはわかんねぇよ……」
男「人間には致命傷っていうのがあってな」
男「首を切らなくても、身体を深く傷つけられると出血大量などで死んでしまうんだ」
ドン「……しゅっけつたいりょう……」
男「……それに、死んで……こんな玉になんかならない」
男「死体が消えるなんて、ありえないことなんだ」
ドン「……ん? つまりどういうことだ?」
男「……ここで俺達が戦っている奴らは」
男「──人間じゃない」
支援
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:37:02.68 ID:1Hz7kUDb0
──セルドーヌ王国 首都ジューべル
国王「かくいう私も彼らを見た事はない」
国王「森の奥深く、人間が住まわない場所でひっそりと暮らしているという」
レーラ「……そんな民がいるんですか」
国王「書物に書かれているだけだが……」
国王「薄い緑色の肌、そして、細い尻尾」
国王「綺麗に輝く赤い瞳が……とても美しい、との記述がある」
レーラ「……それが『オーク』」
国王「どこに住んでおるのだろうな」
国王「……死ぬまでに、一度会ってみたかった……」
レーラ「……お父様」
1時間に無支援で投下できる量は9か10
それを超すと支援が必要
書き込み占有率は7割ぐらいだったか
投下量の半分の支援があれば止まらずに書き続けられる
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:40:45.65 ID:1Hz7kUDb0
──数時間後 ローラの家
長老「駄目だ……用意をしろ」
ローラ「……えっ?」
長老「戦況は厳しい……もう多くの者が死んでしまった」
ローラ「そ、そんな……」
長老「もう少しで、川を越えられる」
長老「だが今も、仲間たちが懸命に戦っておるはずだ」
長老「我らが逃げる、その時間を稼ぐためにだけに……」
長老「……一刻も早く、逃げなければ」
ローラ「……村を捨てるんだな?」
長老「ああ」
長老「そうだ……」
続けて
誰か制作速報VIPにスレたててください
保守
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:44:14.41 ID:1Hz7kUDb0
ローラ「分かった……皆に伝えてくる」
長老「……お前が頼りだぞ、ローラ」
ローラ「任せておけ。男にも言われているんだ」
ローラ「わたしがしっかりしなければ、アイツに怒られてしまうからな」
長老「ふむ……そうか」
長老「あいつも……生きているといいのだが」
ローラ「…………」
セヌ『……っ』
たたたたっ……。
ローラ「ん? 今、誰か……」
3時台はもう無支援で大丈夫
ただし連続8投下いったら支援が必要
投下間隔は関係ない
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:45:19.75 ID:GduTtNK5O
o0u5tr6xO
お前埋める気か?
いや支援はひつようだ
あげ
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:48:21.97 ID:GduTtNK5O
o0u5tr6xO
お前の行為は支援じゃない
荒らしだ
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:50:22.88 ID:1Hz7kUDb0
──第一部『オーク』──
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:51:21.20 ID:1Hz7kUDb0
──森の中 川
ざばざばと、音がする。
俺たちは、何時間、戦い続けたのだろうか。
今では利き腕の感覚が無いに等しかった。
倒れたい。
もう諦めたい。
でも。
「うおおおおおぉぉぉぉっ!」
……剣を振るった。
ただ、がむしゃらに。教えてもらった技術の欠片もなかった。
そんな一刀に、渾身の力を振り絞り続ける。
ダン「男っ! そっちに一人行ったぞっ!?」
「ああっ、任せろっ!」
でも、俺には仲間がいた。
肌が薄緑の、俺とは全く違う仲間たち。
初めて、心のそこから信頼できる、そんな彼らが。
960 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:51:40.72 ID:8u4Yjzk0O
え…
1乙?
これだから携帯は
第二部はどこいっただよ
965 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:54:36.66 ID:4cftxrXjO
もう制速建ったしそっち行けよ
ここじゃアホなもしもしが多すぎる
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 03:58:09.00 ID:1Hz7kUDb0
だから。振るう。
「ああああぁぁぁっ!」
大切な人を守るために。
「うおおおおおおおぉぉぉっ!」
自分が今、必要とされている瞬間だから。
「はぁ……はぁ……」
目の前に、また一つ屍が出来る。
話すことが出来ない、人間。
気が付けば、その死体は消え、漆黒の玉になる。
分からない。
この敵が何なのか。
そもそも人間は本当にいるのだろうか。
「…………」
でも、やる事は決まっている。
守るため。
大切な人たちのためだけに。
ほ
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:02:03.31 ID:EoggkuqLP
携帯は永久規制されるべきゴミクズだな
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:02:35.29 ID:cDi1JdNX0
老人の機械で飛ぶところまでは面白かったのになあ…
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:03:40.32 ID:qiZmyQzrO
「私がビグザムですか」に見えた
974 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:06:12.47 ID:1Hz7kUDb0
力尽きて死ぬ最後の瞬間まで、俺は剣を振るう。
「……ん?」
そう心に決意したときだった。
視界の奥で……何かが見えた。
あれは……。
「……せ、セヌ……?」
一瞬のうちに、理解してしまった。
お転婆な彼女のことだ。
少しでもみんなの力になろうと、ここへやってきたのだろう。
だが。
「……くっ」
走る。走る。
予想以上の死闘を前に、ただ棒立ちになっている彼女の元へ。
そこへ忍びようとしている……一人の敵が見えたから。
そして。
セヌ「え……えっ」
────。
>そこへ忍びようとしている……一人の敵が見えたから。
忍び寄ろうじゃね?
976 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:08:22.73 ID:1Hz7kUDb0
「……ああ……良かった……」
ドン「……男っ!」
後ろで……ドンが敵を倒しているのだろう。
俺は震えるセヌの顔をそっと撫でた。
セヌ「……お、お前……それ……」
「良かった……良かった……」
大切な者を守れた。
守れたんだ。
やっと……。
セヌ「川が……赤い……う、嘘だろ……」
「……はは、みんなに……」
セヌ「……お、男っ」
──よろしくな……。
そう言って……俺の身体は力尽きた。
誰かの叫び声が、呼ぶ声が聞こえた気がした。
けれども、力を失った俺の身体は川に流されて……
そこからは、記憶がなかった。
なぁ
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:11:17.19 ID:1Hz7kUDb0
──???
?「ん、何だこれ」
男「…………」
?「……人間? 何故、この川に?」
?「分からんが……少し気になるな」
?「カルはどう思う?」
くーくー。
?「うん、俺と同じ意見だな」
?「今日は気分がいい。よし救ってやるか」
男「…………」
?「しかしなー……この上は、人間いないはずなんだがなぁ」
?「よくわかんねえやっ、ははっ」
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:11:26.58 ID:0lTuffSq0
おとこしぼう
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:12:23.71 ID:0lTuffSq0
風呂敷広げすぎて収拾つかなくなってるぞよ
そうか?
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:14:39.34 ID:1Hz7kUDb0
-第一部『オーク』 END-
この後のことを説明します。
続きは既に考えているので、
また書き終わったらVIPにスレ立てを行います。
その間、避難所に製作状況などを書き込んでおきますので、
目安にしてください。スレを立てるときは事前に連絡します。
では長らくお付き合い下さり、ありがとうございました。
保守支援をしてくださった方、読んで下さった方、本当に感謝です。
ではこれにて、失礼します。
おつ!
984 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:15:42.99 ID:/gd1HQsZ0
大層乙であった
製速に建てた奴がいるけどそこで投下とかはなし?
さんそー
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:17:46.35 ID:KgA/e7RFO
988 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:18:57.94 ID:NifgtFToO
>>1乙
なんか再開から急ぎ足で、別人かと思うくらい構成が崩れたかと思ったが…
まぁ最後まで頑張ってくれ
989 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:22:20.23 ID:1Hz7kUDb0
言い忘れてました。
>>962の製作のほうを避難所に使わせて貰います。
おつ
乙
梅
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:29:30.22 ID:qkTp2YXZ0
993 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 04:33:49.87 ID:4cftxrXjO
乙
時間かかっていいから次回はしっかり書き溜めてからきてくれ
とりあえず客観的な指標の1つとして、書き終えた後の反応で
(具体的になればなるほど良い)〜が面白かった
面白かった
乙
駄目だし
反応無し
上ほど高評価
豆な
とりあえず
>>1の態度と投下スピードがうんこだった
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 05:09:07.92 ID:9Wy8sVb00
くそつまらなかった。
>>1はもう何も書かなくていいよ^^
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 05:14:54.82 ID:BIF2pb310
最高に面白かった。2部期待してるよ
1000なら歩道橋から飛び降りる
999 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 05:38:55.62 ID:/gd1HQsZ0
999
1000 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/23(土) 05:39:37.41 ID:YKOQ6UYDO
1000!
1001 :
1001:
16歳♀暇だから全レスします☆ こちらスネーク 1990年生まれ集まれ〜☆ 安価でお絵描き
中学生 遊戯王 新ジャンル VIPで本格的にRPG作ろうぜ XBOX360
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こ さみしい・・・誰かかまって 425はどこも変えてなかった ピカ厨 自 す
う 時代の流れ デブきめぇんだよ 捨てアド晒してメル友 メンヘラ 殺 た
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き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール VIPでMMO ネタにマジレスの嵐 す
く 隠れオタ skype パートスレ Skype mp3垂れ流し
な 住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン 二番煎じ
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>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
| | | / /| / レ \`ー ' | | / サーセンwwwwwwwwwwwwwww フ |
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