1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
立ったら書きます
幼稚な文章ですが是非読んでいってください
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:52:35.36 ID:UNvf+nl/0
−憂SIDE−
憂「それじゃあお買い物行ってくるね、お姉ちゃん」
唯「・・・」
お姉ちゃんが引きこもってからもう3ヶ月経つ
ある日突然学校に行きたくないと言い出して、家に篭り始めた
お姉ちゃんのクラスの人やけいおん部の皆さんに話を聞いたが
みんな口を揃えて「知らない」と答えた
憂「はぁ・・・・」
最近は溜息ばかり出ている
お姉ちゃんは私と話をしてくれなくなったし
それどころか私がいるときは部屋から一歩も出てこない
今日もこうして一人で買出しに出ている
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:54:09.38 ID:UNvf+nl/0
憂「今日は何を作ろうかな・・・あ」
けいおん部のみなさんが歩いている
声をかけようか迷っているうちにこちらに気付いたみたいだ
律「あ、憂ちゃん」
憂「どうも、みなさんこんにちは
お出かけですか?」
澪「あぁ、たまにはけいおん部だけで遊ぼうかなって思ってな」
律「お、おい澪・・・」
澪「ぁ・・・ゴメン」
憂「・・・・」
梓「う・・・憂・・・?」
憂「あ、大丈夫です」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:55:50.67 ID:UNvf+nl/0
けいおん部のみなさんは最初はずっと家にお姉ちゃんを迎えに来てくれていたけど
1ヶ月くらいてってからだんだん来なくなって
最近は全然来てくれなくなった
梓「それで、唯先輩の調子はどう?」
憂「前と変わらないよ、でも最近は喋ってもくれないんだ」
紬「唯ちゃん、どうしちゃったのかしら・・・」
澪「唯が学校来ないからけいおん部もまともに活動できないし」
梓「澪先輩!」
澪「あ、ゴメン・・・そういうつもりじゃ・・・」
憂「大丈夫ですよ、お姉ちゃんがみなさんに迷惑かけてるのは事実ですし・・・」
紬「迷惑だなんてそんな・・・」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:57:10.95 ID:UNvf+nl/0
憂「・・・それじゃあ私、お買い物に行くので」
律「唯に、いつでも来てくれって言っておいてくれ
けいおん部には唯が必要だって・・・」
紬「お茶もお菓子も用意して待ってるからね!」
憂「みなさん・・・ありがとうございます
お姉ちゃんに伝えておきます」
梓「憂も、いつでも私たちに相談してね」
憂「ありがとう梓ちゃん」
澪「憂ちゃん、がんばって」
憂「はい、それではこれで」
けいおん部のみなさんはやっぱり優しい人ばかりだ
少し、気が楽になった
憂「今日はカレーを作ろうかな」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:58:23.26 ID:UNvf+nl/0
−唯SIDE−
憂が買い物に出かけたみたい
私は憂に返事もできなかった
ダメなお姉ちゃんだね・・・
唯「お風呂入ろう」
私は憂がいない間にお風呂を済ましている
憂がいると外に出られなくて・・・
唯「なんで、こうなっちゃったんだろう」
私が引きこもった理由は私にもわからない
ただ、なんとなく行きたくなくて
あんなに楽しい学校だったのに
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:59:38.74 ID:UNvf+nl/0
唯「ふぅ、サッパリした」
2日ぶりにお風呂に入った
ベタベタして気持ち悪かったからすごくすっきりしたなぁ
けいおん部のみんなとはもう何ヶ月も顔を合わせてない
迷惑かけちゃってみんな呆れてるだろうな
もう合わせる顔がないや
唯「・・・・・・
スレでも建てよう」
パソコンを開いてVIPを開く
なんてスレタイにしよう
久しぶりに構ってもらいたいな
「ひきこもりのJKだけど質問ある?」
これにしよう
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:00:53.59 ID:UNvf+nl/0
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]ID:kjWcXnpj0
質問ある?
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]ID:hFWhi0/q0
ネーヨks
構ってちゃんしね
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]ID:yBOiOLSFO
クソスレたてんな
唯「最初はこんなもんだよね」
っチラ裏
せめてsageな
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]ID:c/vQmdggO
何があったの?
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]ID:8xYMzI5P0
俺が聞いてやろうおっぱいうp
唯「ふふふッ」
久しぶりに構ってもらうとやっぱり楽しいな
………
唯「飽きた」
澪なら納得できた
唯はひきこもりからは程遠い
−憂SIDE−
憂「よしっ、終わった」
買い物を済ませて帰路に着く
これから家に帰ってご飯作ってお掃除して・・・
大変だけど頑張ろう
考えているうちに家についた
憂「ただいまー」
唯「・・・・」
憂「・・・はぁ」
お姉ちゃんからの返事はやっぱり無かった
・・・ご飯作ろ
憂「〜♪〜♪」
ご飯を作ってる時は自然と気分が良くなる
やっぱりこういうの向いてるのかな
憂「出来た・・・」
出来たてのカレーをご飯にかける
他のおかずもお皿に置いてラップを掛け
お盆に乗せる
憂「はぁ・・・」
この時が一番嫌だ
お姉ちゃんの部屋の前にお盆を置く
憂「お姉ちゃん、ご飯できたから置いておくね」
唯「・・・・・」
憂「・・・今日けいおん部のみなさんに会ったよ」
唯「エ・・・・」
消え入るような声だったけど
確かにお姉ちゃんの声が聞こえた
少し、嬉しかった
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:07:03.23 ID:58ThfiE00
期待
憂「みんな、お姉ちゃんのこと待ってるって
お菓子もお茶も用意してるって
・・・お姉ちゃんがいないとダメだって」
唯「・・・グスッ」
憂「私もがんばるから、ね?」
唯「・・・・」
憂「じゃあ、ご飯食べ終わったらここに置いておいてね」
唯「・・・・・」
憂「じゃあね」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:07:58.66 ID:CPiddzrw0
,....:::::::::::::::::::::::::....、
/::::/::::/::∧::::::、::::::::::\
/:::::::::::::;イ::.:;' ハ:::::::ハ::ヽ:::::::ヽ 「戦争」
. /:/::::/:::/-:::/ ハ:|‐::ハ::::|:::、:::ハ
l::::::::::|::::| |/ | ヾ::N:::::|:::::| 戦争が起こればいい、この曇った空から雨ではなく爆弾が降ってくればいい。
|:::|::::lレ'≦、 ,,≧、|::::l:::|::!
|:::|::::|〈{.んハ 代ハ }〉::l:::l::| すべて燃えてしまえばいいんだ。最近講義でよく見るいつも一人でいる気持ちの悪いあいつも
|:::|::ハ Vソ Vソ´リノ:::|::l
|:(lヾヘ ,,,, ' ,,,, ム:イ:::! このパソコンのハードディスクも、僕の汚い腕も、千切れてしまえばいい
|::::|::::ハ 、_ _,. ノ::::::|:::|
| ̄ ̄ ― -- .、 ,. -- ―  ̄ ̄ 7 その千切れた腕から血が出るかどうかはそんなに問題ではない。
. V `|´ l
l | l なぜなら戦争は暇ではないから、そんなことを考える必要はない。
r― ― .、 | __ . ---- /
/ハ | /ハ
. / ハ __ __ / .l
| / ヽ | / \ !
| 〈 ー―¬.j _ | _,r'―‐‐ .〉 |
|/ ( ――x.!  ̄ |  ̄ ├―‐ ) 、|
/ | ――} | ├― .| |
−唯SIDE−
唯「暇だなぁ」
パソコンをいじりながらぼーっと考える
なんでこうなったんだろう
これからどうすればいいんだろう
唯「考えても何も分かんないや・・・」
憂「ただいまー」
憂が帰ってきた
唯「ぁ・・・・」
返事が、出来なかった
声もまともに出せないのかな
しばらく経つと
カレーの香りが漂ってきた
そういえばお昼食べて無いや
お腹すいたな・・・
憂「お姉ちゃん、ご飯できたから置いておくね」
憂がご飯を持ってきてくれた
唯「・・・・」
返事はできなかった
憂「今日けいおん部のみなさんに会ったよ」
唯「ェ・・・」
驚いて声を出した
けいおん部のみんなに・・・
気まずかっただろうな・・・
憂「みんな、お姉ちゃんのこと待ってるって
お菓子もお茶も用意してるって
・・・お姉ちゃんがいないとダメだって」
唯「・・・グスッ」
なぜか涙が出てきた
多分みんなは憂を安心させるために言ったんだろうけど
心の奥底では
本心だって思っているのかもしれない
憂「私もがんばるから、ね?」
憂は本当に優しい子だな
私みたいなのがお姉ちゃんで
申し訳ないや・・・・
憂「じゃあ、ご飯食べ終わったらここに置いておいてね」
声が出ない、何も話せない
申し訳ない気持ちでいっぱいなのに
謝ることも出来ない
憂「じゃあね」
このままじゃ行っちゃう
声を出さなきゃ
唯「・・・・・」
声が出せなかった
憂は行ってしまった、ごめんね
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:15:01.21 ID:M1WpuSh+0
−憂SIDE−
憂「私もご飯食べよう」
カレーをご飯にかけて食べた
憂「美味しい・・・」
自慢じゃないが私は自分でも料理が上手いと思ってる
いつもお姉ちゃんに作ってあげてるからかな
憂「ふぅ、ごちそうさまでした」
お姉ちゃんはご飯を食べ終わっただろうか
ちょっと様子を見に行ってみよう
憂「全部食べ終わってる」
結構多めに入れたはずなのに・・・
そんなにお腹がすいてたのかな
憂「じゃあお姉ちゃん、これ持って行くね」
唯「・・・・」
空になった茶碗が乗っているお盆を持っていく
全部食べてくれるのは嬉しい
これで前みたいに美味しいよって言ってくれたらな・・・
憂「もっと、頑張らなきゃ!」
−唯SIDE−
お盆を部屋に運んでラップを取った
部屋にカレーの香りが充満する
唯「美味しそう・・・」
私の妹はとても料理が上手
自慢の妹なんだ
こんな料理を毎日食べることができる私はすごく幸せものなんだろうなぁ
なのに・・・
唯「私は憂に迷惑かけてばっかで・・・」
悪いとは思ってる、でも、もう後戻りができないんだ
どうにかしなきゃいけないのは分かってる
でもどうにも出来ないんだ・・・
そんなことを思っているうちに食べ終わってしまった
全然味わって食べれなかったや
唯「ごめんね、ごちそうさまでした」
食器を自室の扉の前に置いておく
・・・後で憂が取りに来てくれる
憂「じゃあお姉ちゃん、これ持って行くね」
憂の声が聞こえる
おいしかったよって、ありがとうって言わなきゃ
唯「・・・」
言えない、なんで、なんで声が出ないんだろう
ちょっと前まであんなに楽しくおしゃべりしてたのに・・・・
唯「ネットでもして気を紛らわそう」
−憂SIDE−
憂「掃除も終わったし、あとはお風呂に入って寝ようかな」
お風呂場に行くと
シャワーを使ったあとがあった
お姉ちゃんが私のいないうちに入ったのかな
まあいいや、私も入ろう
憂「ふー、気持ちいい」
湯船を見ながら考えてみる
今私がここで自殺をしたら、どうなる?
学校は、まぁいいとして
お姉ちゃんはどうなるんだろう
自分で生きて行けるのかな・・・
憂「無理だよね、多分」
やっぱり、お姉ちゃんが生きているうちは死ねない、絶対に
憂「気持ちよかったー」
お風呂から上がってパジャマに着替え歯を磨く
あとは寝るだけ
寝る前に、お姉ちゃんの部屋の前で聞き耳を立ててみる
カタカタとパソコンのキーボードを叩く音だけが聞こえる・・・
憂「・・・・」
色々言いたいことはある、私だって人間だ
でも、今言ったらお姉ちゃんはおかしくなっちゃうと思う
私が、頑張らなきゃ
なんだか疲れた・・・
今日はぐっすり寝れそう
−−2ヵ月後−−
−憂SIDE−
憂「・・・・」
私は何も言わないで学校に行くため家を出る
学校行きたくないな・・・
憂「はぁ・・・」
教室に入る
チラホラとこちらを見つめる人がいる
「平沢さんのお姉ちゃんって学校来てないんでしょ?」
「そうそう、もう何ヶ月も来てないらしいよ」
こっそり話しているつもりなのだろうか
全部聞こえている
・・・もっとも、もう慣れたことだけど
梓「あ、憂、おはよー」
純「おはよー!憂!」
この2人が私が学校に来れる理由
2人共すごく優しい私の友達
憂「おはよう、梓ちゃん、純ちゃん」
純「ねえねえ昨日のテレビ見た?あれすっごい面白かったよね!」
梓「あ、見たよ。そんなに面白かったかな」
純「面白かったよね?憂」
憂「あ、ごめんね、昨日は忙しくてテレビ見れなかったんだ」
純「そうなの?じゃあ違う話にしようか!」
梓「そうだね」
2人共お姉ちゃんの話はしない
して欲しくないって分かってるから
とても気を使ってくれている
なんだか申し訳ないな・・・
梓「じゃあ、また明日ね、憂」
純「じゃあねー!」
放課後になると2人は部活に行く
私はお姉ちゃんの世話があるから入っていない
憂「今日はオムライス作ろう」
買い物に行って、帰路に着く
憂「・・・」
ただいまも、もう言わなくなった
誰も返事をしてくれないから
ただご飯を作って、置くだけ
憂「ご飯おいておくね」
返事はない
いつものこと
自分もご飯を食べて
後片付けをして、お風呂に入り、寝る
そんな生活
1人で住んでいるのにふたり分のご飯を作っている気分
憂「おやすみなさい」
−唯SIDE−
ガチャンとドアが閉まる音がする
いつからか憂は、挨拶をしてくれなくなった
それもそうだよね、返事が来ないんだもん
私だって、そうするよ
唯「今日も暇な1日が始まるな」
とりあえず憂がいない間にお風呂を済まし
お昼ごはんを食べ、部屋に戻る
何ヶ月経つだろう
唯「もう、元には戻れないな・・・」
努力をしなかった結果
学校に行かなかった結果
人との接触を拒んだ結果
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:37:01.96 ID:uXLuSw5X0
支援
唯「おかしいな・・・」
考えるのをやめ、パソコンの方を向く
2chをやって、アニメを見て
これの繰り返し
ふと、携帯を見つめる
唯「最後に友達からメールが来たのっていつだろう」
携帯を開いてみる
最後のメールは・・・2ヶ月前、りっちゃんからだ
「私たちはみんな唯を待ってるから」
この1文だけ
返事は送らなかった
送れなかった
唯「もう・・・だめだよ・・・」
なんども自殺を考えた、でも実行ができなかった
弱虫、臆病、自分はダメな人間だ
こんな考えばかりが浮かんでくる・・・
唯「はぁ、寝よう」
−憂SIDE−
今日もいつもの繰り返し
変わりのない、独り暮らしのような生活
憂「もう、疲れてきちゃったな」
気を使うのに疲れた
なんで私はこんな事をやってるんだろう
分からない、何も分からない
私はなんで生きてるの?
何のために存在してるの?
憂「お姉ちゃんの世話をするため?
お姉ちゃんを学校に行かせるため?
お姉ちゃんのための存在なの?」
分からないわからない分からない
憂「もう、いいよ」
私は玄関を開けた
−唯SIDE−
ガチャ
扉の音が聞こえる、憂が出たみたい
唯「お風呂はいろ・・・」
お風呂場に行き、服を脱ぐ
唯「だいぶ痩せちゃったな・・・」
学校に行かなくなってから
痩せた、というより、やつれた
お風呂から出て、リビングに向かう
ふむ
唯「・・・・!!」
なんで
憂「お風呂、気持ちよかった?」
なんで憂がいるの?
学校に行ったんじゃ・・・
憂「なんでいるの?って顔してるね」
唯「う・・・憂、どうし−「疲れちゃったんだ」
私が言い切る前に憂ははっきりと言った
唯「え・・・」
憂「もう、疲れたの
学校にいくことも
ご飯作ることも
お姉ちゃんのお世話することも」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:48:05.91 ID:uXLuSw5X0
平沢家崩壊のお知らせwww
そう言って笑う憂の手には
唯「う、憂それ・・・」
包丁が握られていた
憂「ごめんね、お姉ちゃん
私、お姉ちゃんを、殺す」
私はとっさに逃げた
玄関に向かって
でも、それは憂によって難なく止められた
憂「ごめんね」
その瞬間、腹部に激しい痛みが走った
唯「あ・・・あああっぁああぁあぁ!」
憂「ごめんね、ごめんね」
そう言いながらも憂は、笑っていた
涙を流しながら、笑ってた
−あぁ、私が妹をこんな風にしちゃったんだな
激痛が走る中そんなことを考えてた
ごめんね、私の憂―
−憂SIDE−
お姉ちゃんは泣きながら息を引き取った
私が、やった
私がお姉ちゃんを・・・
憂「あ・・・あは、あはははっ!ははははは!!」
私は笑いながら、包丁を自分の胸に振り下ろした
−梓SIDE−
今日は珍しく憂が休んだ
何があっても休まなかったし
無断だったから心配で家にきてみたんだけど
梓「もう遅いのに家の電気がついてない
どうしたんだろ」
チャイムを押してみても応答がない
鍵は−
梓「・・・開いてる」
中に入ると、なんともいえない臭いが鼻をついた
臭い、すごい臭い
梓「〜〜!!うぇっ」
吐き気を我慢して中に入る
なぜだか、電気をつけたくない
梓「う、憂?唯先輩?」
私は、意を決して電気をつけた―
終わりです
最後まで見てくれた人いないかもしれませんが
いたならどうもありがとうございます
支援もありがとうございます
もっと長く書きたかったのですが
私の能力ではこれが精一杯でした
ちなみに私はムギちゃんが好きです
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:58:42.00 ID:0jIQrOI60
乙
オチが弱かった気もしたけど面白かった
てか救いがねえwww
見てたよ
乙!
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:59:13.24 ID:O70nJcJa0
なんでそこで諦めるんだよ!もっと頑張ってみろって!できるできる、絶対できるからもっと頑張ってみろって!
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:59:13.63 ID:WPstblGrO
乙
なかなか怖かった
もうちょっとひねりが欲しかった
おつ!!
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:00:40.34 ID:uXLuSw5X0
>>47 お疲れさまw
ペース早いし話も良いしで
最高だった!!
次回作に大期待!!
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:04:19.14 ID:ixiEOg3zO
見てくれてた人一杯いて嬉しいです
ありがとうございます
またSS作ってみようと思います!
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:08:16.87 ID:JarZ3P/v0
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:09:31.73 ID:XxDbXwFkO
支援
むしろもう今からハッピーエンドで作ります
即席に近いしベタだと思うけど
ヤッテヤルデス
やめたほうが良かったら言ってください
−唯SIDE−
フワフワターイム
携帯がなってる
誰かからメールがきたみたい
唯「誰だろうこんな時間に」
迷惑メールか何かだろうと思って携帯を開いた
唯「―あ」
メールをしてきたのはりっちゃんだった
「私たちはみんな唯を待ってるから」
この、1文だけ
でも、私にはとても嬉しいものだった
唯「返事・・・してみよ・・・」
私はりっちゃんに返事をすることを決意した
「ありがとう、でも私なんか、みんなに迷惑かけてばっかりだし」
送信ボタンを押そうとすると指が震える
やっぱりやめようか・・・
唯「いや、ここでやめちゃだめだよ・・・」
思い切って送信ボタンを押した
やっぱりやめればよかったと、後悔した
押してからずっと全身の震えが止まらない
フワフワターイム
唯「ひっ」
驚いて小さな悲鳴を上げてしまった
それと同時に少し震えもおさまった
唯「スー、ハー」
深呼吸をしながら恐る恐る携帯を開く
りっちゃんからだ
「何言ってるんだ!私たちは全然迷惑だなんて思ってないぞ!むしろ来てくれない方が困る(笑)」
メールの内容を見た瞬間に安堵の溜息が出た
それと同時に目に涙が浮かんできた
唯「グスッ・・・でも、みんなに迷惑かけて・・・」
その先の返事は、出来なかった
−憂SIDE−
今日も1日が始まった
憂「まだ、大丈夫、頑張れるよ」
自分に自信をつけ、お姉ちゃんのところに行く
憂「お姉ちゃん、朝だよ」
どうせ返事はないのだろうけど、少しでも期待をして話しかける
唯「・・・・」
やっぱり、返事は無かった
朝ごはんは1人分でいい
お姉ちゃんは朝起きていないから
1人で黙々と食べ、歯磨き、着替を済ませる
全部終わったらお姉ちゃんの部屋の前に行く
憂「行ってきます、お姉ちゃん」
これも毎日の日課
返事のないあいさつ
唯「・・・・・い」
憂「え・・・・」
唯「・・・いって、らっしゃい・・・」
目頭が熱くなった
何ヶ月ぶりだろう、お姉ちゃんが、返事をしてくれた
憂「お姉ちゃん!返事してくれたね、ありがとう!」
私はかばんを放り投げた
憂「お姉ちゃん!今からお姉ちゃんのご飯つくるからね!」
遅刻なんてどうでもいい、お姉ちゃんが久しぶりに話してくれた
お姉ちゃんに比べたら、学校なんてなんとも無い
唯「!・・・で、でも、学校が・・・」
憂「そんなのどうでもいいの!」
私は慌ててご飯を作り始めた
−唯SIDE−
なんだかすごく早く起きてしまった
唯「まだ朝の5時半だよ・・・」
部屋でしばらくぼーっとしていた
憂「お姉ちゃん、朝だよ」
憂が起こしに来てくれた
返事をしなきゃ
第一歩を踏み出さなきゃ・・・!
唯「・・・・」
声が出ない、どうして・・・
そんなことをしているうちに憂は行ってしまった
憂がご飯を作っている音がする
この音を聞いてるのは大好きなんだ
心地良くて、学校に行っていた楽しい時期を思い出す・・・
次、憂が話しかけてきたら、絶対返事をしよう
そう考えると、動悸が激しくなってくる
唯「落ち着いて、大丈夫、私ならできる」
自己暗示をかけるようにそう言い聞かせる
そんなことをしているうちに憂が来た
憂「行ってきます、お姉ちゃん」
憂は返事もしない私にいつもあいさつしてくれる
私より憂のほうが絶対に辛いはずだよ・・・
お姉ちゃんが頑張れなくてどうするの?
声を出せ!私!
唯「・・・・・い」
声がぜんぜん出なかった、それでも憂には聞こえてたみたい
もう少し、声を大きく・・・
唯「・・・行って、らっしゃい・・・」
これなら、聞こえるかな・・・?
憂「お姉ちゃん!返事してくれたね、ありがとう!」
憂が突然大声でそう言った
私は少しびっくりしたけど、憂に聞こえてたことを理解して
自分も嬉しくなった
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:56:57.86 ID:mE9cEH6+O
支援しておこうかな(・∀・)
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:00:45.92 ID:uXLuSw5X0
保守
扉の向こうから何かを投げる音がする
憂「お姉ちゃん!今からお姉ちゃんのご飯つくるからね!」
唯「ぇ」
憂がいきなりとんでもないことを言い出した
今からご飯を作ってたら遅刻しちゃう
慌てて言い返す
唯「!・・・で、でも、学校が・・・」
憂「そんなのどうでもいいの!」
憂はバタバタと走っていった
唯「どうしよう、なんか凄いことになっちゃった」
言葉ではそう言いながらも、私の顔は少し笑っていた
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:03:46.06 ID:Ta7kc9py0
支援
−憂SIDE−
お姉ちゃんの声を聞けた
お姉ちゃんと話が出来た
嬉しい!
憂「何作ろうかなっ!」
久しぶりにお姉ちゃんに朝ごはんを作る
美味しく作ってあげなくちゃ
憂「よし、出来た!」
栄養のバランスを考えて、お姉ちゃんの嫌いな物は入れないで
味見したけど美味しかった
憂「お姉ちゃん美味しいって言ってくれるかな」
食器をお姉ちゃんの部屋まで運ぶ
憂「お姉ちゃん、出来たよ?」
唯「え・・・あ、ありがとう」
お礼を言ってくれた
少しぎこちないけれどとても嬉しかった
憂「じゃあ、ここに置いておくから、冷めちゃう前に食べてね」
部屋の前に食器を置いて、とりあえず私はどいた
−唯SIDE−
今日2回目の朝ごはんを作っている音が聞こえる
さっきと違うのは、私に作ってくれているってこと
唯「憂の朝ごはん、久しぶりだな」
夕飯はいつも食べてたけど、やっぱり朝と夜は違うもんね
不思議と憂の作り方も明るい気がしてくる
なんて考えてるうちに憂が来た
もう一回喋れるかな・・・
憂「お姉ちゃん、出来たよ?」
憂がそう言っているが、扉を開けられない
でも、返事くらいはしなきゃ・・・
唯「え・・・あ、ありがとう」
憂「じゃあ、此処に置いておくから、冷めちゃう前に食べてね」
憂は何かを察してくれたのか、ご飯を置いて歩いていった
これなら、取れるかな
−憂SIDE−
お姉ちゃんが部屋の前からご飯をとっている音を確認して私はそこへ向かった
もう部屋の中まで持っていったようでそこに食器はなかった
話しかけてみようかな
憂「お姉ちゃん、どう?美味しいかな」
唯「むぐっ!・・・」
どうやら口の中に食べ物を入れていたままのようだ
唯「ゴクッ・・・あ、えっと、うん!凄い美味しいよ」
飲み込んだあとにそう返事をしてくれた
お姉ちゃんの美味しいよって久しぶりに聞いたな
憂「そっか!良かった・・・グスッ・・・」
あまりの嬉しさについ泣いてしまった
唯「!!う、憂?・・・ど、どうしたの?」
お姉ちゃんが心配してくれている
何か言わなきゃ
憂「ヒック・・・ううん・・・大丈夫
ただ、お姉ちゃんが美味しいって言ってくれて嬉しくてつい・・・」
正直に私の気持ちを伝えた
お姉ちゃんはどんな反応をするだろう
唯「ほ・・・ホント?」
ふふっ、予想通りの反応だった
憂「本当だよ、私はお姉ちゃんに嘘つかないもん」
唯「憂・・・グスッ・・・」
なんとお姉ちゃんまで泣き出してしまった
憂「お、お姉ちゃん?大丈夫?」
唯「うん、大丈夫、憂ありがとうね・・・
私・・・私・・・」
お姉ちゃんは本心でそう言っているみたいだ
久しぶりの会話だし、このままずっと話していたいとも思った
憂「お姉ちゃん―「憂」
私の話をお姉ちゃんが途中で遮った
唯「・・・学校、行かなきゃだめだよ
食器は、私が洗っておくね
・・・あと、私も、学校行けるようにがんばるから・・・」
そうだ、学校は行かなきゃね
憂「分かった、学校行ってくるね
お姉ちゃんも無理しないでね?」
唯「・・・うん、行ってらっしゃい」
憂「行ってきます」
私は家を出た
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:33:23.52 ID:uXLuSw5X0
支援
−唯SIDE−
憂がいないのを確認してご飯をとった
唯「おぉ、美味しそう・・・」
私はすぐにそれを食べ始めた
思い切りほおばっていると急に憂が来た
私はびっくりして変な声を出してしまった
飲み込んで、美味しいよと答えたら、憂が泣き出した
私なにか悪いこと言ったのかな・・・・
唯「う、憂・・・どうしたの?」
私が憂を泣かせちゃったのかな
憂「ヒック・・・ううん・・・大丈夫
ただ、お姉ちゃんが美味しいって言ってくれて嬉しくてつい・・・」
この言葉を聞いたときすごく驚いた
私が美味しいって言っただけで、憂はこんなに喜んでくれるんだ・・・
唯「ほ・・・ホント?」
私がそう確認をしてみると憂は本当だよと言ってくれた
その時なんだかすごく嬉しくて、嬉しくて
私まで涙が出てきた
唯「憂・・・グスッ・・・」
私が泣き始めると、憂が心配してくれた
私にも、心配してくれる人がいるんだな
支えてくれる人がいるんだな
憂「お姉ちゃん―「憂」
あえて私は憂の言葉を遮った
だってこれ以上話してたら、憂が学校休むことになっちゃう
唯「・・・学校、行かなきゃだめだよ
食器は、私が洗っておくね
・・・あと、私も、学校行けるようにがんばるから・・・」
これは本心だった
憂のためにも、けいおん部のみんなのためにも
私は学校に行かなくちゃ
憂「分かった、学校行ってくるね
お姉ちゃんも無理しないでね?」
憂は本当に優しい子だ
いつでも私の心配をしてくれる
憂が学校に行った
−憂SIDE−
完全に遅刻だ、でも全然気にして無い
お姉ちゃんと話せた、それだけで今日は幸せな日だ
遅れて教室に入った
クラス中の視線が私に集まる
「平沢さん、どうしたんですかこんなに遅く来て」
担任が問いかけてきた
ここでお姉ちゃんのことを言うのはやめておこう
憂「すみません、寝坊しちゃって」
これが一番妥当かな
休み時間になり、梓ちゃんと純ちゃんが話しかけてきた
梓「おはよう、憂」
純「おはよー!」
憂「おはよう」
梓「憂、なんかあったの?凄いうれしそうな顔してる」
憂「えっ」
驚いた、まさか表情に出てたなんて
この2人には言っておいたほうがいいかな
私は今日あったことを2人に話した
純「そうなんだ!良かったね憂!」
梓「唯先輩・・・良かった・・・」
2人とも本気で喜んでくれているようで
私も更に嬉しくなった
憂「だから、今日は帰ったらお姉ちゃんとたくさんお話するんだ」
梓「あ、でも帰る前にけいおん部の先輩にも言っておいたほうが良いんじゃない?」
それもそうかな・・・いや、やめておこう
憂「お姉ちゃんなら、きっと自分で言えるよ」
梓「そっか、そうだね、唯先輩なら大丈夫」
そう、お姉ちゃんならきっと大丈夫
−唯SIDE−
とは言ったものの、学校本当に行けるかな
・・・・いや、行くんだ!絶対!
唯「もうみんなにこんな思いしてほしくないから・・・」
洗い終わった食器を食器棚にしまいながらそんなことを考えていた
唯「明日、うん、明日から行こう!決定!今日は憂とちゃんと顔をあわせて話そう」
あとでけいおん部のみんなにも伝えておこう
これは大事なことだから自分で言わなきゃ
部屋も掃除して、髪も切って、お風呂入って
明日の準備をしよう
唯「そしたらあとは憂を待つだけだね」
リビングで待ってよう
−憂SIDE−
リビングの電気が付いてる
お姉ちゃんがいるのかな
憂「ただいまー」
返事がない
憂「お姉ちゃん?いるの・・・あっ」
お姉ちゃんはリビングで寝ていた
久しぶりに顔を見たなぁ
憂「くすつ」
お姉ちゃんの寝顔を見ていたら自然と笑みが漏れていた
本当にこの人がいると安心する
憂「よし、お姉ちゃんが寝てる間にご飯作っちゃおう」
今日は、ハンバーグを作ろう
−唯SIDE−
唯「うーん・・・ハッ」
つい寝てたみたい
憂にちゃんとお帰りなさいするはずだったのに・・・
唯「今何時・・・いい匂いがする」
台所を見ると憂が料理をしていた
もう帰ってきちゃってたみたい
憂「あ、お姉ちゃん起きたんだ、よく寝れた?」
可愛い笑顔で聞いてくる
唯「う、うん、起きたよ・・・
あ、えっと・・・おかえりなさい!」
勇気を振り絞って憂に返事をした
目も見ていった
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 05:13:14.06 ID:uXLuSw5X0
支援
憂「うん!ただいまお姉ちゃん!」
憂はあとてもうれしそうに言ってくれた
私もすごくうれしくなった
唯「えへへ・・・」
なんだか照れくさくなってしまった
憂「今日は、ハンバーグ作るからね
あとちょっとでできるから待ってて」
唯「うん、じゃあ、その間私ちょっとやることあるから」
けいおん部のみんなに電話しなきゃ
憂「分かった、できたら呼ぶね」
私は自室へ向かった
−憂SIDE−
私がハンバーグを作っている間にお姉ちゃんが起きた
私がよく寝れたかと尋ねると、少し驚いた表情をしていた
唯「う、うん、起きたよ・・・
あ、えっと・・・おかえりなさい!」
お姉ちゃんが自分からおかえりと言ってくれた
ほんとに嬉しい
憂「うん!ただいまお姉ちゃん!」
私が笑ってそう言うと
お姉ちゃんは少し照れたような顔をしていた
私がご飯できるまで待っててねと言ったら
何かやることがあると言っていた
けいおん部のみなさんに報告しに行くのかな
お姉ちゃんは自分の部屋に行った
ご飯、作っちゃおう
−唯SIDE−
よし、電話しよう、うん
唯「なんて言えばいいかな
まず謝って、その後明日行くって報告すればいいかな」
それで行こう
まずは、りっちゃんから
電話のコールがなるたびに心拍数が上がっていく
律「もしもし!唯?!」
唯「ぅあ・・・、も、もしもしりっちゃん・・・?」
律「久しぶりだなー、どうしたんだ?」
唯「えっと、その、色々ごめんね・・・」
まずは謝る、よし、大丈夫
律「何いってんだよ!私たち全然怒ってないからさ、大丈夫!」
唯「あ、ありがとう・・・それでね
私、明日から学校に行こうと思うんだけど・・・」
律「ホントか!?久しぶりに会えるな!楽しみだ!」
唯「うん、明日はいくから、じゃあ、明日ね」
律「おぅ!待ってる」
りっちゃんは喜んでくれたみたい
他の人にも連絡しなきゃ
次は、澪ちゃん
澪「唯、久しぶりだな、どうしたんだ?」
唯「えっと、色々ごめんね
あと、明日学校行くから!」
澪「全然怒ってなんかないぞ、唯学校来るのか!
また一緒に部活やろうな!」
唯「!うん、ありがとう!じゃあまた明日ね!」
次は、ムギちゃん
紬「あら、唯ちゃんどうしたの?」
唯「ムギちゃん久しぶり、あの、迷惑かけちゃってごめんね
明日からは学校ちゃんと行くから」
紬「迷惑だなんて思ってないわ!唯ちゃん学校に来てくれるの待ってたの
明日はおいしいお菓子用意しておくね」
唯「うん、ありがとうムギちゃん、じゃあ明日ね」
あとは、あずにゃん
梓「もしもし唯先輩!どうしたんですか?!」
唯「あっあずにゃんえっと、私、先輩なのに迷惑かけちゃってごめんね」
梓「迷惑だなんてとんでもない!
ずっと、待ってましたよ」
唯「ありがとう・・・それでね、明日からは、学校ちゃんと行くから
部活も参加するから」
梓「唯先輩・・・分かりました!
明日からはしっかり練習しますからね!」
唯「ありがとう、あずにゃん・・・」
梓「はい!じゃあ明日、楽しみにしてますね!」
唯「うん、じゃあ明日!」
唯「・・・・ふぅ」
とりあえず全員電話し終わった
みんな、すごく優しかった
唯「ごめんね、みんな、ありがとう」
私はリビングに向かった
−憂SIDE−
ちょうど作り終わったときにお姉ちゃんが帰ってきた
なんだかすっとした表情だった
ちゃんと言えたんだね
憂「お姉ちゃん、ちょうどご飯出来たところだから
一緒に食べよう?」
唯「うん、一緒に食べよー」
お姉ちゃんはもう迷いを捨てたみたいだった
憂「いただきます」
唯「いただきます!」
お姉ちゃんは美味しそうに食べてくれた
憂「どう?おいしい?」
唯「すっごく美味しいよ、憂
ありがとうね」
憂「良かった、私も、ありがとう」
お姉ちゃんと一緒にいると明るくなれる
やっぱり私にはお姉ちゃんが必要なんだ
唯「ねぇ、憂?」
お姉ちゃんが話しかけてきた
憂「ん?何お姉ちゃん」
唯「私、明日から学校行こうと思うんだ
憂、一緒に登校してくれる?」
なんだ、そんなことかと思ってしまった
憂「あたりまえだよ、一緒に学校行こうね」
唯「!!うん・・・うん!ありがとう!憂!」
お姉ちゃんがすごく明るい表情になった
私はお姉ちゃんのこの顔が大好きなんだ
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 05:45:22.00 ID:VsNQUwGbO
支援
−唯SIDE−
憂の作ったご飯はすごく美味しかった
美味しいといった時の憂の表情もとっても明るかった
一緒にいて痛感する
私には憂が必要なんだなって
一緒に登校もしてくれるって
嬉しかった
唯「憂、今日は一緒に寝てもいいかな」
意を決して言ってみた
憂「いいよ!一緒に寝よう」
憂は笑っていってくれた
憂「一緒に寝ると暖かいね」
唯「だねー、あったかあったか」
2人で話をしているうちに、いつの間にか眠ってしまった
−憂SIDE−
昨夜お姉ちゃんと一緒に寝て
朝起きたら布団を全部取られていた
お姉ちゃんらしいなぁ
憂「朝ごはんも、お弁当も、2人分」
うれしいな
久しぶりにお姉ちゃんと登校できるんだ
そろそろお姉ちゃんを起こしに行かなきゃ
−唯SIDE−
憂「お姉ちゃん、朝だよ!」
唯「うー、もうちょっと・・・」
憂「今日は一緒に登校するんでしょ?
起きよう」
唯「ハッ!そっか!そうだね!
起きよう!」
憂「お姉ちゃん、準備終わった?」
憂が時計を見ながら聞いてきた
唯「うん!終わったよ!
学校行こう!」
まだ多少の不安はある
でも、みんながいるから
大丈夫だと思う
憂「じゃあ、行こうか!」
唯「うん!」
唯・憂「「行ってきます!」」
ありがとう、私の憂
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 05:58:23.14 ID:uXLuSw5X0
神
終わりです
ベッタベタな展開と
つまらない終わり方ですみません
見てくださった方、支援してくださった方
どうもありがとうございました!
って書き込もうと思ったら丁度さるさんくらいました
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 06:08:34.87 ID:uXLuSw5X0
>>113 お疲れさまw
この時間まで寝ないで見てきて良かったわ
感動をありがとう
>>114 ずっと支援してくれてありがとうございます
こんな駄作をそんなにほめてくれるなんて
こちらこそありがとうございます
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 06:16:06.85 ID:uXLuSw5X0
>>115 今日見てきたスレの中で一番良かったw
特に視点別に簡潔に書いてたからバカな俺でも理解できたわ
あとはゆっくりと休んでください!
次回作に大いに期待
>>116 まさかそんなに褒めてもらえるとは
ありがとうございます!
じゃあお言葉に甘えて私はもう寝ます
支援ありがとうございました!
では
投下ペースだけは異常に良かったけど中身はまあうん
乙
>>113 乙!
楽しませてもらいました!
鬱ENDは無かったことにしよう。うん。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 08:10:27.24 ID:eKZH8zVX0
これからみる
121 :
22:2010/10/16(土) 08:13:12.25 ID:M1WpuSh+0
5年後の唯と憂姉妹である。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 09:29:10.20 ID:5jxt1ORcP
おつでした
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 10:30:36.49 ID:H/23SqxwO
おっつん
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
おつ!憂の性格の良さがにじみ出てたな