避難所より
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745 :Classical名無しさん :2010/10/18(月) 12:44 ID:hnsBODQQ
発信箱:平和賞の夜に=笠原敏彦(欧州総局)
今年のノーベル平和賞が獄中の中国人人権活動家、劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏に決まり、波紋が広がっている。(中略)
その賞に、勝手に絶大な権威を与えてきたのは他でもない国際社会自身なのだから。
被爆国・日本は平和賞への思い入れがひときわ強い。しかし、地元での同委員会の評判は必ずしも芳しくはない。(中略)
平和賞の是非論は悩ましい。それでも、この賞が最善の輝きを放つとき、世界を動かすことは事実だ。「平和賞って何ですか?」。
10年ほど前、ノーベル賞委員会の委員長に話を聞いたとき、委員長はこう答えた。
「平和の理想に向け、良心の象徴となる存在を作ることだ」 その意味で、劉暁波氏への授賞はピントの定まった平和賞だ。
重要なことは、この賞の意義は、日本を含む国際社会がどう中国に民主化を働きかけていくか次第で決まるということではないか。
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20101018k0000m070098000c.html