こんな作文も来てますたよ
-------
【毎日新聞・発信箱】ニッポンの世間体…国にとって「正しい選択」さえもはかりにかけてしまう文化的土壌
ttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1286882483/ 日本人はなぜ愛情表現が苦手か。アメリカ人の友人と先日、この話題になった。彼がおどけて、日本人カップル
の空港での再会風景を模写する。「あ、久しぶり」。そう言うと、出迎えた男は女の荷物を持ってさっさと歩き
始める。周囲では、欧米人も他のアジアの人も、自然にハグ(抱擁)して再会を喜び合っているのに……。
どうして? 日本人に聞くと、「人前でして良いこと、悪いことの分別」「恥の文化」と異口同音の答えが返ってくる。
分かりやすく言えば、「世間体」ということか。個人の勝手ではあるが、これが国レベルの話になると、少々、
事情は異なる。
特派員は、日本で総選挙や大事件があるたびに「海外の反応」を求められる。諸外国ではあまり見ない傾向で、
知人のイギリス人は、外国の圧力で日本の状況を変えようとする「ガイアツ」の一種と分析してみせる。釈然と
しないが、外国の「目」を気にする体質があって初めて成り立つ報道であることは間違いない。そんなことを
思う中で、あるエピソードに出合った。内閣官房副長官、古川元久氏のメールレターに出ていた話。先の民主党
代表選は、首相と党首の任期のズレがいかに「政治の空白」を生み、国益を損なうかを示したが、この点に
かかわることだ。
古川氏は昨春、当時の鳩山由紀夫代表に対し、代表の任期を首相任期に合わせる党規約の改正を進言していた
のだという。安定した政治環境には不可欠な是正だが、それを拒んだ鳩山氏の理由がこうだ。「お手盛りとそしり
を受けかねないからできない」「世間体」と、国にとって「正しい選択」さえもはかりにかけてしまう文化的土壌。
先の友人はこう言った。「日本は好きだけど、いつも周囲の目を気にする日本人になったら息が詰まりそうだ」
ソース:毎日新聞
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20101011k0000m070091000c.html