1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
梓「だよね?」
純「うん」
梓「ということなんですけどムギ先輩…なんでこんなこと聞いたんですか?」
梓「昼休みに呼び出してまで」
梓「……え?最近私たちの仲が良い?」
梓「そうかな…」
純「別に普通だよね」
梓「だよね」
純「あっ、すいません紬先輩。お昼食べてもいいですか?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:20:39.26 ID:TnpYJZ38O
つまんね
イチャイチャしまくってるのに本人達は友達って言い張る展開なら心底がっかりする
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:23:20.69 ID:8GTgjg/0O
超期待
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:26:37.62 ID:Q1ITfqwcO
純「お腹すいたー」
純「梓はお弁当?」
梓「うん」
純「ちょっとおかずちょうだい」
梓「だったら純のサンドイッチも…」
梓「あれ?ムギ先輩は食べないんですか?」
梓「……そうなんですか?」
梓「なんかすいません、私たちだけ食べちゃって」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:37:02.55 ID:Q1ITfqwcO
純「……」モグモグ
純「あ、その卵焼きほしいなー」
梓「じゃあその菓子パン半分ちょうだい」
純「うー…しかたない」
純「どうぞ」
梓「じゃあ私も…はい」
純「どれどれ…」モグモグ
純「あっ、おいしい」
梓「本当!?実は私が作ったんだよ!」
純「へぇ…料理上手じゃん」
梓「えへへ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:40:45.44 ID:8GTgjg/0O
あ、これたまんね
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:42:44.25 ID:Q1ITfqwcO
純「私も明日作ってこようかな…」モグモグ
梓「……あの、ムギ先輩」
梓「さっきからなんでニヤニヤしてるんですか?」
梓「………いや、気になりますって」
純「……」モグモグ
梓「そんな、空気みたいに思っていいって言われても…」
純「卵いただき!」
梓「あっ!?こら純!!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:49:45.75 ID:Q1ITfqwcO
純「口の中に入れちゃった」
梓「もー!」
純「ごめんごめん」
純「お詫びにフルーツオレ飲んでもいいよ」
梓「まったく、純は…」チューチュー
純「ちょっ!全部飲んじゃダメだって!?」
梓「お返しだもん」
純「あ〜…ほとんどなくなってる」チューチュー
純「まぁ二つあるからいいけどさ」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:52:42.06 ID:vuGuIn7QO
どんな顔で書いてるのかな
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:52:57.06 ID:8GTgjg/0O
あーホントこういうの大好き
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 01:57:08.18 ID:Q1ITfqwcO
純「……」チューチュー
純「…ん?どうしたんですか紬先輩」
純「………フルーツオレ?」
純「あぁ、梓に飲まれちゃいましたね」
純「けどまだ少し残ってるから…」チューチュー
純「え?おいしいですけど…」
純「?」
梓「ムギ先輩さっきからおかしいですよ…」
はいはいしえんしえん
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:07:39.73 ID:Q1ITfqwcO
梓「………このまま続けてと言われても」
純「紬先輩もよかったら食べますか?」
純「やっぱり私たちだけじゃ悪いんで」
純「このパンどうぞ。食べかけですけど」
純「…………え?どこからでも食べていいですよ」
純「いや……別に私がかじったところでも」
梓「ムギ先輩、顔真っ赤ですけど大丈夫ですか?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:14:32.67 ID:Q1ITfqwcO
純「……おいしかったですか?よかった」
梓「変なムギ先輩…」
純「それより梓、口の周り汚れてる」
梓「へ?」
純「とってあげるよ、こっち向いて」
梓「あ…ごめん。ありがとう」
純「どういたしまして」
純「梓はまだまだ子どもだね〜」
梓「!?」
梓「こ、子どもじゃない!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:17:19.99 ID:zlEmQWisO
俺得スレ発見
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:20:57.87 ID:Q1ITfqwcO
純「はいはい、よしよし」ナデナデ
梓「ナデナデしない!!」
純「そうやってムキになるから子どもなんだって」
梓「む〜〜…」
純「そうですよね?紬先輩」
純「………なんですごい嬉しそうな顔してるんですか?」
純「……」
純「考えごと?」
純「はあ…そうですか」
純「?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:31:04.83 ID:Q1ITfqwcO
純「ふー…食べたー」
梓「……」
梓「あの、ムギ先輩。私たち、まだここにいなきゃいけないんですか?」
梓「…………まぁ、確かに暇ですけど」
純「いいじゃん、紬先輩がいいって言ってるんだしここにいようよ」
梓「それは別にいいんだけど……何をしてればいいんですか?」
梓「……」
梓「いつも通り?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:39:58.12 ID:Q1ITfqwcO
純「いつも通りか…」
梓「そんなこと言われても…困ったなぁ」
純「いつも何してるっけ?」
梓「喋ったりとか」
純「だよねぇ…特別なことはしてないんだけど」
梓「見ててもきっと退屈ですよ?」
梓「……」
梓「まぁムギ先輩がそれで構わないならいいんですけど…」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:44:23.87 ID:HVU+hETiO
視点が斬新だな
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:46:14.84 ID:Q1ITfqwcO
純「んー…なに話す?」
梓「なに話すって言われても…」
純「…コイバナとかは?」
梓「……そんな話題あるの?純に」
純「いやないけどさー」
梓「だよねー純だもん」
純「だもんってなに、だもんって」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:48:54.87 ID:BbIqsgOFO
GTOでこういう描き方やってたよな
面白い
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:52:19.60 ID:Cv7VO7WPP
俺がムギ先輩だ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:54:17.00 ID:mmvqrPILO
>>22 それだ
なんか見たことある感じだと思った
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:56:46.22 ID:Q1ITfqwcO
純「でも私、憧れの人はいるんだよねー」
梓「だれ!?」
梓「…って、うわっ!!急に身を乗り出さないでくださいよムギ先輩!」
純「それはもちろん――」
梓「も、もちろん…?」
純「澪先輩!」
梓「あぁ…そういう憧れか」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 02:57:26.93 ID:ZbNOM1R3O
C
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:00:17.04 ID:Q1ITfqwcO
純「なんだと思ってたの?」
梓「……男の人だと」
純「あはは、ないない」
純「…え?なんですか紬先輩」
純「……」
純「いや、確かに憧れてますけど……」
純「……」
純「まぁ好きって言えば好きかなー…ベーシストとして」
純「………なんでがっかりした表情してるんですか?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:07:16.67 ID:Q1ITfqwcO
純「梓は唯先輩が好きなんだよね?」
梓「な、なんで!?」
純「だっていつもベタベタしてるし」
梓「それは向こうが抱きついたりしてくるから…」
純「聞いてくださいよ紬先輩」
純「梓ったらいつも私に唯先輩のこと話してくるんですよ?」
純「口を開けば唯先輩唯先輩…」
梓「でたらめ言うなー!!」
梓「嘘ですからねムギ先輩!」
梓「そんなニコニコしないでください〜!!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:13:28.53 ID:Q1ITfqwcO
純「でもほとんどノンフィクションだしー…」
梓「やめてよ、ムギ先輩が変な誤解しちゃうじゃん」
梓「あの、ムギ先輩。純が言ったことはホント気にしないでくださいね?」
梓「………うんって」
梓「ちゃんと私の目を見て言ってください!」
純「やめなよ梓、紬先輩困ってるよ」
梓「ていうか上の空なんだけど…」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:22:22.43 ID:Q1ITfqwcO
純「そんなおもいっきり否定しなくてもいいのに。唯先輩がかわいそうじゃん」
梓「否定とかじゃなくてー…」
梓「別に唯先輩が特別とかそんなんじゃないのっ」
梓「私は…ムギ先輩も澪先輩も、一応律先輩も尊敬してるんだから」
梓「つまり、軽音部の先輩は全員好きなの!」
純「…それはそれで大胆な告白だね」
梓「にゃっ!?」
純「あっ、紬先輩すごい喜んでる」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:23:35.31 ID:8GTgjg/0O
支援
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:24:25.63 ID:Cv7VO7WPP
俺もすごい喜んでるよ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:29:06.60 ID:Q1ITfqwcO
梓「ね、念のため言っておくけど好きってのはそうじゃなくて…」
純「え?嫌いなの?」
梓「ち、ちがっ…」
純「あ〜ぁ、紬先輩落ち込んじゃった」
梓「違いますよムギ先輩!ムギ先輩のことは大好きです!!」
梓「ホント大好きなんです!!」
純「うわー、梓ったらまた大胆」
梓「もー純!!ややこしくしないで!!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:36:22.57 ID:Q1ITfqwcO
純「はいはい、ごめんごめん」
梓「むぅ〜…」
純「これでも飲んで落ち着きなよ」
梓「……」チューチュー
純「よかったね良い先輩がいっぱいいて」
梓「……これ以上話をややこしくしないでよ」
純「しないって」チューチュー
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 03:41:57.23 ID:nntV71K90
支援
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 04:02:00.71 ID:UzmlIP4d0
まぁ純梓ですよね正しい選択は
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 04:10:24.55 ID:4DqYAqrPO
しかし珍しい組み合わせだ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 04:15:37.66 ID:IEcg2N6M0
なんだかんだで澪梓と同じくらいある気がする
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 04:16:51.97 ID:qKKTgLEXP
それって少ないよね
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 04:20:33.05 ID:8GTgjg/0O
もっと増えないかな
とっても魅力的な組み合わせだと思うんだけど
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 05:48:00.57 ID:8GTgjg/0O
保守
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 06:00:59.82 ID:rUyN8pZFi
いいよいいよー
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 06:48:39.43 ID:MrIaGEMSO
いいね
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 07:01:42.08 ID:u4QrfpZt0
純梓は正義
他のカプも正義
だから対立する事もあるね
でも純梓は正義
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 07:04:49.46 ID:Q7sm36ep0
純ちゃん天使すぎる
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 08:17:29.11 ID:MrIaGEMSO
あ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 08:41:06.87 ID:dqFsFddMO
>>45 国宝にすべき1枚だよな
25話の純ちゃんは全体的にかわいすぎてやばい
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 08:47:31.68 ID:Pc049OxbO
卵焼き1個と菓子パン半分って等価じゃないだろ
>>45 気が合うな
俺もそのシーン何十回と見直した
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 09:57:42.70 ID:Cv7VO7WPP
>>49 手作りの卵焼きだぞ、俺らならいくら泣き叫んでも菓子パンじゃ足りないだろ
この二人の間だからこそこのディールが成立するんだよ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 10:02:00.33 ID:RPsiRoTNO
純梓と律梓が好き
梓は明るい子が似合う
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 10:04:04.30 ID:1I1ipAzWP
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 10:10:49.97 ID:gvigcUlc0
>>45 俺この間それ模写した
純ちゃんマジ可愛いわ・・・
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 10:19:57.84 ID:UZMVBQK3O
モップとかないわ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 10:20:17.38 ID:Cv7VO7WPP
>>52 りっちゃんだとあずにゃんがかなりわかりやすいツンデレになるよね
澪ムギ以外には純にも憂にももちろん唯にもかなりわかりやすいツンデレだと思う。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 12:16:32.79 ID:Q1ITfqwcO
純「……へ?」
純「……」
純「そ、そんなことないですよ。梓に特別優しいなんて…」
梓「なに言ってるんですか…ムギ先輩」
純「まぁ…ほっとけないってのはありますね」
純「梓って一人にさせておけないっていうか…見守ってあげないと不安で」
梓「なっ、なにそれ!?」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 12:23:40.84 ID:Q1ITfqwcO
梓「また子どもみたいな扱いして!」
純「そんなつもりじゃないんだけど…」
純「ムギ先輩も分かりますよね?」
純「………ですよね!」
純「ほら、先輩もそうだって」
梓「もームギ先輩まで!」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 12:31:42.37 ID:Q1ITfqwcO
純「怒らない怒らない」
梓「怒ってない!」
梓「……」
梓「そ、そうですか…?そう言われると嬉しい…です」
純「うん、たしかに梓は可愛いよ」
梓「純に言われてもなぁ…」
純「なに、ほめたのに」
純「………え?どこら辺が可愛いかですか?」
純「そうですねぇ〜…まっすぐな髪とか!」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 12:38:37.70 ID:Q1ITfqwcO
梓「えぇ〜?」
純「不満?」
梓「不満というか…この髪のどこがいいの?」
純「まっすぐ!きれい!!」
純「それがうらやましい!」
梓「そうかなぁ……」
純「ムギ先輩もそうって言ってるよ」
梓「ムギ先輩の髪の方が素敵ですよ」
梓「……」
梓「ホントですって。上品で綺麗です」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 12:46:27.60 ID:sLqVdT4rO
なぜ顔がにやけてしまうのだろう…
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 12:46:58.55 ID:Q1ITfqwcO
純「そうだよねー、同じ癖毛の私とは全然違うもん」
純「ムギ先輩の髪もうらやましいな〜」
純「………モフモフしてる?私の髪が?」
純「そ、そこが可愛い?」
純「や…やや、そんな〜」
梓「なに照れてるの」
純「だってほめられたんだから嬉しいに決まってるじゃん」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 12:51:07.67 ID:Q1ITfqwcO
純「しかもムギ先輩にだよ!」
梓「…いつの間にか紬先輩じゃなくてムギ先輩って言ってる」
純「あっ」
純「す、すいません!失礼しました!」
純「……」
純「…いいんですか?」
純「じゃ…じゃあムギ先輩って呼ばさせてもらいます」
純「やったよ梓ー認めてもらえた!」
梓「よかったね」
いいなあいなあ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:01:48.88 ID:Q1ITfqwcO
純「やっぱりムギ先輩は優しいな〜」
梓「うん、ムギ先輩は軽音部で一番優しいよ」
梓「……」
梓「えへへ、だって本当のことなんですもん」
純「梓ってムギ先輩にいつも甘えてるの?」
梓「そ、そんなことないよ!」
純「どうだか〜」ニヤニヤ
梓「むっ…」
梓「あっ、そうだムギ先輩!あの話してもいいですか?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:10:47.17 ID:Q1ITfqwcO
梓「ほら、あれですよ」
梓「ケーキをこっそりと……」
梓「……」
梓「えーダメですか?」
純「なになに?気になる」
梓「実は……」
梓「あはは、大丈夫ですよムギ先輩。ちゃんと秘密にしますから」
純「ねー気になるー」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:17:43.55 ID:Q1ITfqwcO
梓「だめだめ、私とムギ先輩二人だけの秘密なんだもん」
梓「ですよね?えへへ」
純「おやおや、見せつけてくれますなー」
梓「ちょっ、なに言ってるの!」
純「ムギ先輩はまんざらでもなさそうだけど」
梓「ム、ムギ先輩ぃ〜〜」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:26:43.55 ID:Q1ITfqwcO
純「うーん、軽音部はおもしろい人が多いなぁ…」
純「でもムギ先輩ってどうして軽音部に入部したんですか?合唱部とかに似合いそうなのに」
純「……」
梓「……」
純「へぇ〜…律先輩たちが」
梓「一年のときからそんな感じだったんですか…」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:33:26.67 ID:Q1ITfqwcO
純「……」
梓「……」
純「あははっ」
梓「唯先輩も変わらないな〜」
純「……」
梓「……」
純「へー」
梓「軽音部って、一年のころから相変わらずだったんですね…」
純「けど楽しかったです、先輩たちの話が聞けて」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:42:23.07 ID:Q1ITfqwcO
梓「まったく…私が先輩たちと同学年だったらよかったのに」
梓「そうすれば軽音部も今みたいにだらだらさせないで…」
純「変わらないって」
純「梓が一年早く入部しても今と同じだと思うよ?」
梓「そ、そんなことないよ」
純「ムギ先輩はどう思いますか?」
梓「……」
純「……」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:49:36.33 ID:Q1ITfqwcO
梓「……ムギ先輩」
梓「……」
梓「はい、私もそう思います」
梓「…あ〜ぁ、あと一年早く生まれてたらなぁ」
梓「そうだったら先輩たちともっと……」
純「なに感傷にひたってるのよ」
梓「……むぅ」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:51:41.45 ID:hjpdfJPTO
鈴木純(無料)
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 13:56:03.25 ID:Q1ITfqwcO
純「…私は梓と一緒の学年でよかったと思うんだけどな〜」
梓「え?」
純「だってこうやっていつも梓とお昼食べれるんだし」
梓「純……」
純「私は梓と一緒に過ごせて嬉しいよ?」
梓「な、なに突然」
純「梓、なんか寂しそうだったから」
梓「寂しくなんか…」
純「でも先輩たちはもうすぐ卒業だし」
梓「……」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:00:21.72 ID:Q1ITfqwcO
純「来年の軽音部は梓だけになるけど……どうするの?」
梓「…純には関係ないじゃん」
純「関係あるよ!」
純「さっきも言ったけど梓はほっとけないの!」
梓「だ、だったら…」
純「なに?」
梓「……なんでもない」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:04:23.16 ID:Q1ITfqwcO
純「はっきり言ってよ」
梓「別に…」
純「あーもーこれなんだから!」
純「梓!!」
梓「な、なに…?」
純「私…軽音部入るよ!」
梓「え……えぇ!?」
純「一人でも部員が必要なんでしょ?」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:04:27.42 ID:g246EPmKO
支援
純ちゃんええこや
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:07:30.21 ID:Q1ITfqwcO
梓「でも…いいの?」
純「なにが?」
梓「だって純はジャズ研だし…」
純「かまわないよ。なんとかしてみせる」
純「私は梓が困ってる時に何もできないことが一番つらいんだから」
梓「純……」
純「それに私、梓ともっと一緒にいたいの」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:11:45.00 ID:Q1ITfqwcO
純「梓の側で、梓と一緒に同じ時間を共有したい」
純「だって私は梓が大好きなんだから!」
梓「え…」
純「好きな人と一緒にいたいのは当然でしょ?」
梓「そんな急に言われても…」
純「私じゃ……ダメ?」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:15:09.62 ID:Q1ITfqwcO
梓「……」
純「確かに私は軽音部の先輩たちより……」
梓「ううん」
純「え?」
梓「嬉しい…私も純と一緒にいたい」
純「……」
梓「純、私も大好きだよ」
梓「ただの友達だなんて言ったけど、本当はもっと大切な存在……」
梓「愛してます、純」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:20:05.15 ID:Cv7VO7WPP
いいなァ…この二人はいいなァ…
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:20:07.27 ID:Q1ITfqwcO
純「あ、梓…」
梓「これからも、ずっと一緒にいようね」
純「……私なんかでいいの?」
梓「純じゃなきゃダメなの」
純「梓…私も愛してる」
梓「うん……ねぇ純」
梓「キス…してもいい?」
純「ここで?ムギ先輩が見てるよ…」
梓「お願い」
純「もう…しょうがないなー梓は」
――――――――
―――――
―――
―
梓「あのー…ムギ先輩?」
純「もしもーし」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:25:19.44 ID:Q1ITfqwcO
梓「……」
純「…夢の中にいるみたいだね」
梓「うん…」
キーンコーンカーンコーン
純「あ…チャイム鳴っちゃった」
梓「…どうする?」
純「……教室もどろっか」
梓「そうだね」
梓「じゃあ私たちはこれで失礼します、ムギ先輩」
純「聞いてないみたい」
梓「ムギせんぱーい、私たち戻りますからねー?」
純「なんか顔赤くしてニヤニヤしてる…」
梓「……はぁ」
おわり
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:25:54.98 ID:o4D7mnt/O
おっとよだれか
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:41:14.57 ID:VZgP8Uv2O
乙
面白かったよ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:44:59.82 ID:Cv7VO7WPP
二人が付き合うことになったのはムギちゃんの夢の中で?それとも現実?
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:49:01.42 ID:1I1ipAzWP
和んだわ。乙!
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 14:53:44.82 ID:8eP1kk+Q0
和ちゃんと聞いて
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 15:17:34.66 ID:Cv7VO7WPP
>>89 ありがとう。好きなように取らせてもらいます
百合は良いね。
お疲れ様。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 15:37:17.61 ID:8GTgjg/0O
乙乙
う〜んどっちに想像しよう……
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
かわいい