1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
科学の発展によって築かれた現代社会
しかしその現代社会にも百鬼夜行は存在した……
今宵から百鬼夜行の主決めが始まる さあ腕に覚えある者たちよ、王座を求め戦い合え!
人も妖も大歓迎、祭の時を楽しむが良い!
そしてパソコンを買いましょう
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:07:03.10 ID:yQCZXHw0P
ワガナハ妖怪メカロボット
ロケット腕ヲクラウガイイ!!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:07:16.81 ID:QG6L5d5QO
急に水木が流行りだしたな
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:07:24.75 ID:3d73a6Sk0
はやく人間になりたーーーーーい
げげげ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:08:45.10 ID:Sd6vA0QpO
そもそもなんで妖怪同士争う必要があるんだ?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:12:22.81 ID:olzIRXjAP
まだ頭が戦国時代なんだろ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:16:57.02 ID:BQiuHc7g0
街中にいる一人の人影。
「今宵は妖気が多いわね…」
巫女の装束を纏った少女が、腰に刀を帯びている。
(こんな感じ?)
「やはり、秋は夜が良い……」
黒い髪、色眼鏡、黒い上着、黒いジーンズに黒いブーツ
全て黒で固めた少年が彷徨く
「最近はあまり時給も良くない……世知辛い世の中になったものだ」
肩ほどまでに伸ばした髪を掻き上げ、はぁとため息をつく
ハンバーガーを貪りぶつくさと
柳の木の下。
少女が幹に寄りかかり、座り込んでいた。
青白く細い腕に、白い布に包まれた何かを抱いて。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:22:06.82 ID:BQiuHc7g0
>>11 「そこのあんた、こんな夜中にどうしたの? 危ないわよ」
巫女装束の少女が尋ねる
>>10 「そこのもの、何を食べておる?」
年齢的には二十代前半といった感じの、美しい金色の髪をした容姿端麗な女性が少年に話しかけた。
服装は和服に帽子をかぶっているという少しおかしなものだ。
「妾はお腹が空いている。なにかないかえ?」
右手でお腹をさすりながら、少年を見る。
>>12 「……いえ。何も」
長い黒髪がざあっと生温い風に流される、その様は、どこか不安を呼び起こす。
抱いた白い布を時折軽く揺らす、そのたびに、微かに『腐臭』が空気に混ざってこびり付いた。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:29:38.37 ID:BQiuHc7g0
>>14 「お前…!人間じゃないわね」
少女が警戒しながら刀に手をかける。
>>13 「…………」
咀嚼する口を止め、訝しげに女を見つめる
(けったいなナリだ……胡散臭い)
彼女が美人である事は解るが、素直に認めたくない性分の模様
眉間の皺は消えない
「……何って……見りゃ解るだろう」
「まさか頭が春な方か? え?」
絶対にやるものか、という目付き
ハンバーガーは半分まで減っている
>>14 「そこの巫女さん、あまり小さな女の子を虐めてはいけないよ」
黒いコートを羽織った、初老の男性が近づいてきた。
穏やかそうな表情に丸眼がねをかけて、白髪交じりの髪を綺麗に整えている。
外見だけ見ればただの気のいい老人だが・・・強力な妖気が、コートから溢れていた。
>>15 「……何故、そう思うのです?」
そちらを見やる。
真っ暗なそれは澱み濁った虚ろな瞳。
「わたしは、わたしの赤ちゃんと一緒に居るだけですよ?
ほら、そんな物騒なもの仕舞ってくださいな、赤ちゃんが泣いてしまう……」
ふっと力なく笑いながら、白い塊を揺する。
布の隙間から見えたのは――赤黒い、腐った肉だった。
>>16 「酷い言い様じゃのぉ……。
最近の食べ物はよくわからないのじゃ」
食べ物を見つめている。
よく見ると帽子の中がピクピクと動いていた。
「ちょっとだけ、ちょっとだけでいいから……」
相手の目つきをみて懇願する。
よっぽどお腹がすいているらしい。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:36:17.43 ID:BQiuHc7g0
>>17 「…私のこと?」
こちらに対しても警戒の色が
>>18 思わず鼻を抑える。
「残念だけど、もう死んでるわよ、その赤ん坊」
きつく睨み、告げる
>>19 「最近の……?」
『最近』という女の言葉に引っ掛かる
しばし、考えるように女とその帽子を見つめ
「……一口だけだぞ」
ずい、とぶっきらぼうに女へハンバーガーを差し出した
トマトは食うな、と一言添えて
>>20 「……ふふふ」
聞いているのか、いないのか。
少女は嬰児の死体を揺らして、薄く笑うばかり。
時折おおよしよし、と柔らかな声をかける。……抱いた、肉塊に。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:42:28.75 ID:BQiuHc7g0
>>22 「あんたが人間なら、それをすぐに手放しなさい。
腐肉の臭いに釣られて、妖怪が来るわ」
鯉口を切って、刃を出した。
「あるいは、人に在らざる者ならば立ち去れ。
ここはお前たちの住む世界ではない」
>>21 「お、おお!ありがとう!」
ハンバーガーを受け取るとかぶりつく。
とはいえ、小さな口なのであまりたくさんは食べれなかったが。
「んー!美味しいのう……」
小さい口いっぱいに頬張ったあと、幸せそうにつぶやく。
帽子の中が激しく動いている。
>>23 刃とともに突きつけられるその言葉に、ぴくりと動きを止める。
「……嫌です。わたしは、わたしは、旦那様を待って居るのです……
此処でまた会おう、と、約束して居るのです……」
ぎゅう、と肉塊を抱いて、俯いた。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:47:58.99 ID:BQiuHc7g0
>>25 「馬鹿、死にたいの? 今日はこんなに妖気が強いって言うのに」
刃を下げると、近づいて赤ん坊を取り上げるようとした。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:49:22.23 ID:Ad1JnZiRO
>>24 「…………」
見ている、じっと見ている
女の帽子も気になるのだが、ハンバーガーも気になる
おいおいもうそこらで止めてくれ
俺の労働の結晶なんだぞそれは……じゃなくて
「……お前」
ぽつりと呟く
もう視線はハンバーガーではなく女の帽子へ
「妖怪、もしくはその類……だろ」
無表情に投げ掛けた
まなざしに若干呆れたようなものが混ざっているのは何故か
>>26 巫女の指先が、肉塊に触れるか触れないか、ギリギリの境界線上に到達した。その瞬間、
「……………………触れるなッ!!!」
目を見開き、般若と呼ばれるそれのような形相で顔を上げる。
肉塊を抱いていない右の腕を物凄い勢いで前へ押し出し、巫女を突き飛ばそうとする。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:53:00.88 ID:BQiuHc7g0
>>28 「なんて力なの…」
突き飛ばされて尻餅を付くと、女を睨む。
「お前は、やはり…」
>>27 「……お?すまんのう、つい食べ過ぎてしまった。
ありがとう、とてもおいしかった」
ハンバーガーを相手に返し、もう一度お礼を言う。
「ん、そうじゃが?
なにか?そなたは退魔師か何かだったかの?」
別段隠す様子もなく、帽子を取る。
ヒョコりと現れる黄色い狐の耳。
警戒心が感じられないのは、己の力に自信があるか、それともただの間抜けなのかは定かではない。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 21:57:50.36 ID:gbhGjIB00
「ちょwwwwwこの牛乳超うめぇwwwwwマジパネェwwwwwwww」
夜中のコンビニの前で骨が座り込んで牛乳をパックで直飲みしている。
骨は白いキャップを被り、グレーのスウェットを着ている。
>>29 「……やっぱりそうかぁ。お前、旦那様とわたしの邪魔をする女でしょ?
ねえ、そうなんでしょ? 何で邪魔するの? ねえ? わたしたち、こんなに幸せなのに。
この子も生まれて、やっと三人で仲良く過ごせるのに。なのに。なのに。なのに。
なんでお前は邪魔するのよぉ…………要らない、お前なんか要らない……要らない要らない!」
ゆらり、肉塊を抱いたまま立ち上がる。
見開いた目は淵が赤く染まり、長い黒髪が一筋唇に噛み締められる。
「お前なんか! お前なんかお前なんかお前なんか!
死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね死ね死ね死ね死んでしまえェーッ!!」
絶叫。それは、周囲の空気をびりびりと波打たせる。
なんだこのスレ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:00:15.80 ID:eQZ+9oBN0
いや〜やっぱり首都のほうは賑わってるなー
もうあたりも暗いのにこんなに人がいるんだねー
【長身の男が夜の街をうろついている】
さて、そろそろご飯にしましょうかね〜
【人目のつかない路地裏でパックから赤い液体をストローで飲み始める】
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:01:32.51 ID:Ad1JnZiRO
>>30 「…………」
トマトかじってるじゃねえかこの野郎
恨めしそうに一瞥をくれた
「なッ……!」
まさかあっさりと認められるとは思っていなかったので唖然とする
「ふ、ふふ……やはり東洋の奴等は間抜けなものだ……」
「ふん、ならば良いさ、聞くが良い!」
バサ、と上着をマントの如く翻し
「俺、いや我は誉れ高き吸血鬼、ドラキュラ一族の末裔よ!」
「貴様ら東洋妖怪どもとは生まれが違う! ひれ伏すが良い!」
本人的には大げさな効果音でも欲しい所だが
悲しいかな、普通の上着では微塵の迫力も無い
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:01:36.11 ID:IXeW5DEN0
>>31 目の前で狐耳の娘を見てもまだ牛乳に見入られている
>>32 「妖怪め…覚悟!」
袖から退魔のお札を投げつける
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:05:02.70 ID:eQZ+9oBN0
>>35 ・・・おや?
この匂いは・・・懐かしい匂いがしますね・・・
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:05:22.80 ID:IXeW5DEN0
>>36 しかし、少女が己の正体を明かした時、ちらとそちらの方を見た
「ちょwwwwwこの牛乳超うめぇwwwwwマジパネェwwwwwwww」
興味は再び牛乳へ・・・
>>35 「……」
目の前の少年の、突然の奇行に、眼を丸くする。
そして、じーっと相手を見て。
「……あぁーはっはっは!なんじゃそれは!
愉快愉快!西洋妖怪ごときがそんなことをこの地でのたまうなど笑止千万!」
大爆笑しながらお腹を抱えている。
何がそんなにおかしいのだろうか。
「で、なんじゃ?妾をひれ伏させたいと?
残念ながらそなたごときにひれ伏す体は持ちあわせていないのじゃ」
すっ、と目を細める。
不思議な威圧感が生まれ、わずかながらに周りにある草木が騒ぎ出す。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:08:11.38 ID:Ad1JnZiRO
>>38 狐耳の和装の女の前で、何故か上着をマントの如く翻す黒づくめの少年
夜だと言うのに黒が入った眼鏡を掛けている
日光を避けてきた者の如く、その肌は魚の腹のように白い
>>37 「……ああ、可愛い子……良い子だね」
そろりと肉塊の上の白い布を、外す。
「ほおら、美味しそうな夕餉が手に入った……ふふふ、ふふふふふ……!」
赤黒い腐った屍がぼごりと脈打って――ぐじゅ、と音を立てて蠢き立つ。
頭だったのであろう部分から肉塊が伸びて、べぢゃりと札を叩き落とし、そのまま、巫女を掴み取ろうと伸びる。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:12:01.65 ID:eQZ+9oBN0
>>41 急に匂いが強くなったと思ったら、こんな近くにいたとは思いませんでしたよ・・・
んー、何やら穏やかじゃないみたいですねー
争いごとはよくありませんってばー
【非難はするものの直接二人を止める気はないようだ】
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:12:50.71 ID:BQiuHc7g0
>>42 「…子を思う気持ちを否定する気はないけど、
ここはお前達の世界じゃない!」
刀で攻撃を弾くと、返す刀で斬りかかる
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:15:54.57 ID:IXeW5DEN0
>>39 少年の正体に興味を骨だが、少女の只ならぬ威圧感に思わず
牛乳から意識を外した。
「・・・」
「ちょwwwwwこのコーヒーミルクも超うめぇwwwwwマジパネェwwwwwwww」
・・・。新たな乳製品に心奪われた。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:16:10.24 ID:Ad1JnZiRO
>>40 「……〜〜っ!!」
やってから、流石に自分でもどうかと思ったのだ
白い顔が急激に赤くなっていく
「う、五月蝿い! 確かにひい爺様の代に見世物として日本に売られて以来……」
「ってそんな事はどうでも良い、笑うな!」
ぎゃあぎゃあとわめきたてる
少年の言葉から察するに、どうやらこの落ちぶれた吸血鬼は現代人に紛れて暮らしているようだ
「…………!」
「ふん、西洋妖怪が調子に乗って」
その変化に冷静さを取り戻す
受けてたつぞ、と言わんばかりに彼からも妖力じみたものが溢れてくる
>>44 「浅はかなニンゲン……夜は、わたしたちの時間だよ……!
さっさと……」
後ろに跳んで刀を避ける。
それと同時、弾かれたはずの肉塊がぐるっと方向を変え……巫女を、背後から襲う。
「寝なさい!」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:17:27.69 ID:IXeW5DEN0
>>45 正体に興味を骨だが(?)→正体に興味のない骨だが
>>47 「なっ…背後から!」
避けたはずの肉塊に襲われ、傷を負う
「ええい!」
負けじと退魔用のお札を投げつける
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:20:49.78 ID:Ad1JnZiRO
>>43 「……この匂い」
先ほどは大騒ぎをしていたが、冷静になって気づいた
「同胞か?」
疑問を投げ掛けると言うよりは、念を押すように言った
黒眼鏡を通してちらと男を見る
>>45 「……さっきから五月蝿いぞそこの骨」
そして、牛乳を飲み漁る骨にも気づいた
「そんなにカルシウムが恋しいなら、自分の骨でも齧れば良いだろう……」
聞き入れる入れないはともかく、独り言のように骨に言う
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:21:36.72 ID:ZuUYgy5uP
【闇の中から、黒い和服の女が現れる】
ちょっと、遅れたようだね……まだ、間に合うかい?
【長い黒髪は後ろで等間隔で束ねられ、節のようになっている】
【その髪は後ろに垂れ下がった後で右手に掛けられているが、その先端は百足の顎のようになっていた】
>>43 「なんじゃ、そやつの仲間かえ?
別に妾は戦うきなど微塵もないが……」
いかんせん相手が戦闘状態のため、そうもいかないだろう。
>>46 「なんじゃ、やるのかえ?
なら、ちと遊んでやるとしよう」
妖気、と言うにはあまりにも化物じみたモノが溢れ出す。
「妾とて伊達に3000年生きてきたわけじゃないぞえ?
辞めるなら今のうちじゃが」
にぃ、と口元を笑みの形に変える。
本来、笑いとは威嚇に使われるもので、この笑顔も顔は笑顔だが、恐ろしい何かが秘められているように感じた。
>>49 「……ぐ……」
左腕で受け止める、じゅうと焼け焦げる音がして、少女の青白い腕が爛れて腐り落ちる。
「しぶとい……さっさと、死ね!!」
それでも憎悪の瞳は沈めずに。
肉塊が三本の腕を作り上げ、上から右から左から、巫女を押し潰そうと迫る。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:25:37.43 ID:gbhGjIB00
>>51 「おっ、姉ちゃん発見wwwwwww」
骨が牛乳を飲みながら和服の女に近づく。
「姉ちゃん暇?二人で散歩しない?」
骨が和服の女に話しかける。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:26:40.17 ID:BQiuHc7g0
>>53 「逃げられない…ならば!」
お札を地面に叩きつけると、発動時間は短いが強力な結界が巫女の周囲に張られた。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:28:02.95 ID:eQZ+9oBN0
>>50 ええ、私も、おそらくは同胞ですね
・・・貴方ほどひどい境遇にはいませんけど
【同情するかのように苦笑いを浮かべている】
>>52 まあ、仲間というほどではありませんが
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:29:02.76 ID:Ad1JnZiRO
>>52 「俺だって無駄に動く趣味はない……」
「が、ずっと生温い人間の中に居たんだ、少しの準備運動だ」
それに臆する事もなく、線のような口をニィと釣り上げる
腐っても高尚な血筋はあるようだ
「ふん、俺の準備体操を手伝えるんだ……有り難く思え」
そう言うと上着の前をきちんと開け、襟元や髪を整える
準備が整ったのか、嵌めていた手袋を女の足下へ投げる
やはり腐ってもそれなりの血筋、西洋のものだが作法はわきまえているようだ
女の出方を見る
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:29:07.33 ID:IXeW5DEN0
>>50 「・・・。なんか何処かで骨的に聞き捨てならぬ事言われた気がしたっていうwww、見つけたらシバくっていうwww。」
「そんなことより今はカルシウムだっていうwww。」
>>55 「いいんですかぁ? それ、」
にやりと、赤い口を三日月のかたちに歪めて嗤う。
「どうせ、時間稼ぎでしょう?」
ぎちぎちぎちぎち、
腕たちは決壊を破ることは敵わない、しかし外から圧迫を続ける。
ぎちぎちぎちぎち、
腕をどうにかしないと、危険だろう。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:29:33.44 ID:ZuUYgy5uP
>>54 馴れ馴れしいもんだね、今日は何の晩だか知って言ってるのかい?
それよりお兄さん、さっきから飲んだものが骨の隙間から零れてるじゃあないか
尤も、ただの骨よりは味がしみて美味そうだ
【右手の上の百足の頭が、顎を大きく開いて威嚇する】
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:32:59.68 ID:IXeW5DEN0
>>60 一方、骨はその威嚇もろくに気に掛けずへらへらと笑っている。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:33:39.06 ID:BQiuHc7g0
>>59 「わかっているわよ、それぐらい」
巫女は刀を片手に持つと、お札を取り出して女に向けた。
刹那、お札を結界の外に投げると、お札は紫電を帯びて、前方に雷を放つ。
「これは発動にラグがあるからね」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:33:46.02 ID:gbhGjIB00
>>60 「マジで!?」
骨は自分の姿を確認する。
しかし零れていない。寧ろ骨はスウェットを着ている。
「零れて無いじゃん。つーか何?記念日だっけ?」
骨は飲み干した牛乳をゴミ箱に投げ捨てる。
「つーかさぁ、俺の偽物が居るっぽいんだけど姉ちゃん見てない?」
>>56 「ふむ、そうか。
ま、妾にはどうでもいい話じゃが」
視線を、少年に戻す。
>>57 「口だけは達者なようじゃな?」
着物の袖で口元を隠しながら、くすくすと笑う。
久しぶりの戦い、濃密な妖気に胸を踊らせながら、目を細め
「まずは、お手並み拝見……といこうかの」
周囲に落ちている数個の石ころが、神通力によって持ち上げられる。
そして、それを少年に向かって結構な早さで飛ばす。
石自体は小さく、数も余り多くないため交わすのは難しくない。
/場所設定してくれるとありがたいです
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:35:18.79 ID:eQZ+9oBN0
>>60 >>64 ありゃりゃりゃりゃ
そこかしこで荒っぽいことがおきてますねー
日本ってこんな物騒なところだったんですかー
それとも今日は何かあるんでしょうかねー?
【一触即発?の状況を眺めのんきに構えている】
赤いコートにパンタロン、マスクをした長い黒髪の女が、電柱の影に立っている。
どう見ても、「あれ」である
>>62 「!?」
雷をまともに喰らう。
肉の弾ける音がして、少女の身体が痙攣、引き攣って――倒れ伏す。
しかし――三本の腕が力を弱めることは無い。結界がもう消えてしまうならば――相討ちになるだろう。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:38:49.02 ID:Ad1JnZiRO
>>56 「ふん……そうか」
「余計なお世話だ。こんな所に居ること自体、お前も似たようなものなんじゃないか?」
同情の視線を突き放すように言う
「……今から体操だ、身体が鈍ってかなわない」
首を回し、女と向かい合う
同胞に会った喜びは少なからず有ろうものを、全く匂わせないように
>>58 「…………」
ちらりとだけそちらを見た
もう好きに牛乳でもなんでも飲むが良い
ちなみに俺はイチゴ牛乳が好きだ、とどうでも良いことを考えながら
ミスった
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:41:09.88 ID:ZuUYgy5uP
>>63 あたしの夫になろうって妖怪なら、百鬼夜行の主になるくらいの男であって欲しいところだね
こんなカマかけに引っかかるようじゃあねぇ……
ほうら、
>>61あそこにあんたの偽者がいるよ
さあ、あんたの男気を見せておくれ
【百足の頭が、顎をカチカチと鳴り合わせる】
さあて、あたしも、参加してこようかねぇ?
【にやり、と口を左右に大きく開くと、百足の顎のような形の牙が覗く】
>>65 とりあえず、そこのからでいいかねぇ?
【百足の体が伸び、顎を大きく広げて
>>65へと迫る】
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:44:15.83 ID:Ad1JnZiRO
>>64 「……こんな物」
向かってくる小石に、慌てもせず無防備に立っている
が、既に少年の姿はない
「……ふむ、鈍っているとはいえこれぐらいはいけるな」
少年の手には小石
消えた、というよりは動きが速かったと言うのが妥当か
女がそれほど力を入れていないのは少年にも解ったようで、手中の石を弄んでいる
「どうした……俺も見くびられたものだな」
フフンと笑う
/街中、電灯の有る通り道、で
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:44:59.47 ID:BQiuHc7g0
>>67 「しぶとい…」
結界が切れる頃合を計って、刀を上の腕に投げつけると同時に猛然と後方に逃げ出した。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:45:36.46 ID:ZuUYgy5uP
>>66 誰だか知らないが、そんなところで立ってると風邪を引くよ
百鬼夜行の主決めはもう始まってるんだ、襲って来るなら来たらどうだい?
【髪が途中から百足になった和服の女が、百足で攻撃をしながら声を掛ける】
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:46:29.53 ID:ZuUYgy5uP
>>73 刀を受けた腕が、ぐずりと崩れる。
それに伴って、左右の腕もぐずぐずと音を立て崩れ――肉塊は形を失った。
倒れ伏していた少女の姿は、いつの間にか消えていた。
夜の闇に溶けて、消え失せてしまったのだろう。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:47:28.79 ID:gbhGjIB00
>>71 「結婚とか興味ないんでwwwwwwww遊びたいジャンwwwwwww」
そう言いながら
>>61の方向を見る。
「お、居るじゃん。サンキュー姉ちゃん」
そう言い残し
>>61の下へ向かう。
>>61 「よう骨の兄ちゃん。何で俺と同じ格好してるわけ?」
同じ姿をした骨に話しかける。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:48:18.04 ID:eQZ+9oBN0
>>71 【巨大な顎が頭を粉砕する、砕かれた頭はまるで霧のように粉々になった】
うわっと、危ないじゃないですかー!
ヒャッキヤコウ?何の話ですか?
日本にはまだまだ私の知らないことがいっぱいありますねー
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:48:36.03 ID:IXeW5DEN0
>>71 (えっ、俺何時の間に偽物扱い?)
さすがにカルシウム異常摂取者の彼でも少しムッときたが、戦いがあちらこちらで勃発し、ようやく骨も牛乳から興味を離した。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:49:11.00 ID:eQZ+9oBN0
>>78 【男の頭が霧の中から撒き戻しのように現れる】
>>65 「ふん、お主のお仲間がお怒りだからこんなことになっておるのだろう。
すなわち物騒なのは日本ではなく西洋妖怪じゃ。
今回の場合はどうみてもそうであろうが……」
鋭い視線を相手に送る。
別に西洋妖怪に恨みがあるわけではないが、自らが昔から住んでいる場所を悪く言われていい気はしない。
>>72 「言ったであろう?ほんの小手調べじゃ」
近くにある電灯が、異常なほどの光を発し始める。
妖気に当てられたらしく、点滅を繰り返している。
「ほれ、いくぞ?」
電柱についている電灯部分だけを幾つか神通力で電柱から剥がす。
そして、その電灯を先ほどとは比べものにならない早さで相手に向かって放つ。
吸血鬼の身体能力を以てすればかわせるだろうが、当たればそれなりのダメージには成るだろう。
>>74 「ねェ……私、キレイ?」
髪が百足に変化しているのも気にせず、女に尋ねる。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:51:17.24 ID:IXeW5DEN0
>>77 (うわ、こっちも俺を偽物扱いwww)
近づく骨に警戒もせず又へらへらと笑いだした。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:52:58.93 ID:BQiuHc7g0
>>76 「恐ろしい妖怪だった…子を思う親の執念の力、ね」
刀は投げた時に折れてしまったので拾う必要はない
それに、傷の手当てもしなければいけない
「まだ妖気が残ってるのは気になるけど…退くしかないか」
巫女は逃げるように立ち去った
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:54:28.65 ID:ZuUYgy5uP
>>77 フン、そんな奴があたしに声をかけるとは、あたしもナメられたもんだ
【去っていくのを見送る】
>>78 チッ
仕留めたと思ったら、霧になって避けるとはねぇ……
なかなかやるじゃあないか、西洋妖怪
今宵は、最も強く、栄誉ある妖怪を決める晩なのさ
知らなかったなら、突然噛み付いたりして悪かったねぇ
降参して脱落するってなら、これ以上は何もする気はないよ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:54:58.55 ID:Ad1JnZiRO
>>81 「ふふん、それを聞いて安心した」
「見かけ倒しではつまらないからな」
女の動きを呼んでいたかの如く、地を蹴った
その跳躍は人間の比ではない
いや、跳躍というよりも飛翔がしっくりくるのか
少年が居た場所には砕けた電灯の残骸
そして今度こそ、宙に舞ったはずの少年の姿はない
恐らく吸血鬼の能力の一種と思われる――霧化である
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:57:17.86 ID:gbhGjIB00
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:57:43.16 ID:BLiLGRtOO
「―――あらあらあら、ここはどこかしらぁ?」
【腰まで伸びた漆色の髪を秋風に靡かせ】
「えぇと…………確か私はいつもの仕事を終えてぇ……」
【電柱に備え付けられた外灯の下。赤い着物を着た、尻狐のように目尻の垂れた目を細め】
「いつもの帰り道を歩いてぇ」
【両手を胸の前で握り。キョロキョロ、と辺りを不安げに見渡し】
「私のお家に帰ろうとしてたのだけどぉ……」
【見渡す度に振り袖を揺らし、間延びした口調で一人呟き】
「……ここはどこかしらぁ?」
【理解が追い付いていないのか、困ったように首を傾げ、外灯の明かりの下に立ち尽くしている】
【この女、石妖という名の妖怪で、人間の肩を揉み眠りに誘い、その背を痛みもなく石で削る妖怪である】
【戦闘力? そんなものない】
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 22:57:51.54 ID:ZuUYgy5uP
>>82 ほう……噂の“都市伝説”ってことかい
今宵は、強い者こそが美しく、敗者こそが醜い夜だよ
さて、こんな答えをされた時、あんたはどう答える?
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:00:16.10 ID:IXeW5DEN0
>>87 さっきまで女と話していた骨は坐っていた骨に相当な威圧感を放ちながら接近してきた
「目的なんて知るかwww俺に追っかけなんて出来てたなんて初耳www。俺ってば人気者すぐるwww。」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:00:35.52 ID:eQZ+9oBN0
>>89 ようは何か大きな祭りをやってるってことですね?
【勝手にひとりで納得している】
そういうことでしたら私も参加しましょうか
そこのコートのお嬢さんか百足のお嬢さん
どちらか私とお相手してもらえますか?
【ひざまずき恭しく手を差し出す】
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:01:47.92 ID:BLiLGRtOO
>>86 「消えるとは面妖じゃのぉ……。
ほれ、どこへ行った?」
神通力による念力で風を操作し風の斬撃を周囲に飛ばす。
無論、霧化しているなどとは知りもしないための行動である。
「ふむ、手応えなしとな……
じゃあ、これはどうかの」
何かが砕け散るような音が響く。
近くにあった電柱の一本が、根元から強引に折られ、狐女の上に移動する。
そして、その場で回転し始めた。
相手が出てきた瞬間に回転力が付加されたコレをぶつけてやろうという算段だ。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:04:53.43 ID:gbhGjIB00
>>90 「追っかけとか知らねぇけどさ、俺と一緒の姿で好き勝手しないでくれる?」
骨は妖気を剥き出しにする。
「容赦しないんでヨロシク。」
骨は妖気で刀を作り出した。
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:06:33.18 ID:ZuUYgy5uP
>>91 そういうことさ
あたしは、2人がかりでも構わないがねぇ?
西洋妖怪と新参者、どちらにも負けるとは思っていないものねぇ
>>88 この辺は危ないよ、百鬼夜行の主になるつもりがないのならどこかへお行き
くっ、何て所に迷い込んでしまったんだッ!
ちくしょう、誰か!誰かまともな人間はいるのか!?
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:08:28.83 ID:IXeW5DEN0
>>94 「そんなことより、牛乳でも飲みながら
>>91の戦いでも観戦してようゼ☆」
坐っていた骨(以降[骨坐])は又新たに牛乳を取り出しへらへらと笑った、
まるで
>>91を出し物であるかのように。刃物を向けられた自分に興味なんてないように。
【ゆらゆら】
【白い煙が、浮かんでいる】
【ここには、火なんて立っていない筈なのに】
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:11:59.29 ID:Ad1JnZiRO
>>93 霧化により、斬撃を受ける事は無かった
まだだ、まだ戻るな、戻るな……
「!」
女が一度だけ電柱に興味を移したその刹那
「……そこッ!」
女の正面、潜り込むようにしゃがんだ体勢から姿を現す
実体化した身体、女の顎目掛け蹴りを繰り出す
女が電柱をぶつけるのが速いか、少年が一発くれてやるのが速いか
この至近距離では霧化も難しい
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:12:27.18 ID:6ESTei2K0
>>96 んー?いないんじゃない♪
だって今日は妖しい月が出てるからっ
―背後に立っていたのは金に染めた髪を頭の上でパイナップルの葉の様に結った女子高生
短いスカートを揺らしながらゆっくり近づいてくる
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:13:29.25 ID:BLiLGRtOO
>>91 【どうするか悩んでいると、どこかからか声を掛けられ】
「? 百鬼夜行ぉ? なぁにそれぇ」
【何かをする宛も無く、間の抜けた女は声のした方へ後ろ髪を振りながら、顔を向け】
「あれぇ……どこかで聞いたようなぁ……」
【顔を上げ、振り袖の裾を口を隠すように持ち上げ。うーん、と悩んでいる】
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:14:22.18 ID:gbhGjIB00
>>97 「チッ、マジさめるんですけど・・・」
骨は妖気を抑える。
>>98 「お、妖怪か何かかな?可愛い女の子の妖怪だったら良いな」
骨から立ち去り、白い煙の下へ向かう。
>>89 「……ノリが悪いなぁ、全く。そこはさぁ、『キレイだと思います』じゃん?普通」
マスクを一気に外す。
口元は、何故か裂けてなく、普通だった。
>>102 【ゆらめいていた煙は、徐々にかたちを成して】
……んあー、久々にニンゲンの街来たわぁ……なんやよう解らんわ
【白い着流しを羽織った、白髪の男の姿になった】
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:17:22.91 ID:BLiLGRtOO
>>99 「……む!」
突然現れた少年に、驚きの声を漏らす。
そして目を見開き、回避行動を取る。
「ふおぉっ!あぶなぁっ!」
間一髪でかわすが、気がそれたため電柱があさっての方向に飛んでいってしまう。
建物に激突しないようにすぐさま操作を取り戻すが、かなり離れてしまったためすぐにぶつけることは不可能だ。
「面白いのぉ、とても愉快じゃぞ。
なかなかやるではないか、西洋妖怪」
けりを放った直後の隙をついてバックステップで数メートル距離を取る。
その様子はどこか楽しそうで、自然と笑みがこぼれている。
バキバキと地面を砕き、適当な塊を相手に飛ばす。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:19:10.08 ID:ZuUYgy5uP
>>101 主になる気がないのなら、その辺で見てな
もちろん、百鬼夜行の時に加わるだけなら、戦っていない妖怪でもできるけどねぇ
>>103 この歳になると、若いのをからかうのが楽しくてねぇ
……おや、口裂け女とやらとは違ったのかい?
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:21:55.69 ID:IXeW5DEN0
>>102 (・・・。カルシウム好きにあんな短気がいるとは思わなかったていうwww、
冷めたのはこっちだっていう、こんなに面白い見世物が目の前にあるのに)
骨から牛乳を零しながら骨坐は目の前の状況を楽しんだ。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:22:06.74 ID:gU8HgTYg0
>>107 「いや、裂けてねぇしwwwwwwこれやると、結構ビビってくれるんだよねwwwwwwww」
「っつか、アタシはこっちだしwwwwwwww」
後ろ髪をかき上げると、うなじにもう一つ、口があった。
口裂けじゃなく、二口女だったらしい。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:22:43.02 ID:gbhGjIB00
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:25:47.28 ID:IXeW5DEN0
>>111 (あっちもあっちでおもしろい場面だっていうwww、俺もあれ女とおもってたっいうアブねーwww。)
骨坐の体中と口から牛乳が噴出した。
>>111 ……なんやの、ぶっさいくな骨に笑われるて……
今宵はツイとらんわ……
【嫌悪感たっぷりに眉間に皺を寄せ】
【踵を返して、浮遊する】
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:27:03.84 ID:ZuUYgy5uP
>>110 髪を自在に動かす、と言う点では、あたしと同類だねぇ
髪がそのまま動くか、百足になっているかの違いはあるけれど
まあ、どっちでもいいさ
あんたも“主”を目指すのかい? だったらお互い、タダじゃ済みそうにないねぇ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:27:10.31 ID:Ad1JnZiRO
>>106 「……かわしたか」
チ、と舌打ちはしてみせるものの、電柱が降ってこなかった事には内心安堵している
たんっ、と立ち上がると、こちらも2、3歩バックステップ
「ふん……気が合うな、東洋の」
こちらにも笑みが溢れている
生意気な笑みではあるが、やっと外見年齢相応に見える
「…………そうだ、せっかくの運動だ、あっちの練習台にもなって貰おうか」
何か思い付いたらしく、黒眼鏡をついと整える
その間、地面がバキバキとせり上がって来て――
「いくぞ!」
塊を目隠しに利用しながら、女へと駆けて行く
その途中、何度か掠めて白い肌が多少破れているが減速の理由にはならないようだ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:28:39.82 ID:BLiLGRtOO
>>107 【虚空を見上げ、声が届いていないのか。あーでもないこーでもない、と振り袖の向こうで呟いて】
「…………あ、思い出しましたぁ。確か妖怪さんの大行列ですよねぇ」
【ようやく思い至ったのか、嬉しそうに笑顔になり、笑顔のまま声の主へ顔を向け、ぽんっ、と手打ちすると】
「はぁい、開店したら教えてくださいねぇ〜」
【しかし何か勘違いしたようで、子供のような無垢な笑みのまま、首の高さで両手を握り】
【声の主に小さくお辞儀をすると、下駄を鳴らしながら小走りに去り】
「―――あいたっ」
【数m離れた位置で足が絡まったのか、顔から転け。バツが悪そうに声の主に振り返り、素早く立ち上がり、そそくさとその場を離れて往く】
>>114 「いやwwwwwアタシ、特にそういうの興味ないしwwwwww」
顔についた普通の口で言う。
『でも、お前の弱点は何となく分かるぞ』
こっちは、うなじ側の口で、静かに呟く。
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:33:38.63 ID:eQZ+9oBN0
なにやら無視されちゃってるみたいですねー・・・
悲しい限りです・・・
さて、どうやらお二人同士で始まっちゃうみたいですし・・・
これからどうしましょうか・・・
【にらみ合う二人を眺めつつ一人ごちる】
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:33:39.48 ID:ZuUYgy5uP
>>117 まさか、殺虫剤、なんて言うんじゃなかろうねぇ?
確かにアレは酷い毒さ、のた打ち回って苦しんで、動けないところを叩き潰される
まったく人間様というものは、恐ろしいものを作るものだよ
…今日は一段と活気がある、つうか…うるせえなァ
もっと慎ましく生きられねえのか?
【ひた、ひた、と薄気味悪い音を鳴らしながら】
【路地を歩く一人の男】
ま、こんな日だから仕方ねえのかも知れねえけどよ
>>115 「いくらでも来るが良いぞえ。
そっちの方が妾も楽しい」
再び自らの頭上に電柱を移動させ、回転させ始める。
「ほれ、何か試すのであろう?
やってみ、防ぐ準備はしといてやるからの」
電柱を投擲し、地面を剥がし始める。
しかし、それは飛ばすことなく彼女の周りに漂っている。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:34:47.32 ID:IXeW5DEN0
>>113 (それにしても、えらいのが出て来たっていう・・・。)
骨坐はニヤと口をゆがめ男の目的を考えた。
(あの吸血鬼らに誘われたかwww?)
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:35:04.80 ID:gbhGjIB00
>>113 「いやさぁ、今日何か妖怪が多いって言うじゃん。可愛いコとか探してたわけ。」
骨が白髪の男に話しかける。
「何か今日記念日らしいよ。何か知らないけど妖怪同士で争ってるし。」
>>118 「いやいや、アタシは特にケンカする気はないよ、お兄さんwwwwwwwww安心してwwwwww」
普通の口で、もとい、くそウザい口調で男に向かい。
>>119 『……百足なら、”唾液”かと思ったがな。そっちも効くとはな』
うなじ側、落ち着いた喋り方で。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:38:11.51 ID:IXeW5DEN0
>>123 (あの男に話しかける命知らず発見www!!・・・でもないかっていう。)
3本目の牛乳に取り掛かる骨坐。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:38:14.23 ID:ZuUYgy5uP
>>118 おっと悪かったねぇ
けれどあたしは、三つ巴でも一向に構わないよ?
さすがに相手が二口女とわかったら、2対1ってわけにもいかなくなったけれどねぇ
>>123 そら残念やったな。まーそん前に女の子逃げると思うで、あんさん骨やし。
【振り向いて、空中で答える】
あー、輪入道のおっちゃんに聞いたわ。
百鬼夜行の主を決めるんやて。
まーウチは弱小妖怪やからどーでもえーけどな。
【ふあ、と欠伸】
【口から煙が出る】
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:39:33.11 ID:IXeW5DEN0
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:41:30.99 ID:Ad1JnZiRO
>>121 「……っ!」
足止め
しかしその場に立ち尽くす前に二度目の跳躍
そしてその場に浮遊
「……便利そうで羨ましい限りだ」
女と、その周囲に漂うものを見て吐き捨てる
さて、どうしたものか
ずっと空中に居ては格好の的だろう
「…………」
何か策は出来たのか
今度は霧化もせず、浮遊のまま
何かを見計らっているようだ
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:41:51.68 ID:eQZ+9oBN0
>>126 三つ巴ですかー
たまには変則ルールってのも面白そうですねー
私はどちらでも、お嬢さん方の意見を尊重しますよ?
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:43:37.95 ID:oY4XLSS6O
「我を呼ぶはこの妖気か」ビルの屋上に何処からともなく現れた狐面をつけた女が呟く
「ふむ。
百鬼夜行なんぞ興味もないが中々におもしろいことをしておるではないか
お帰りくださいと言われても折角の酒のつまみじゃ、NOと答えようぞ」
先ずは酒を手に入れねばな、と付け足して女は煙のように何処かへ消えた
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:44:11.85 ID:gbhGjIB00
>>127 「百鬼夜行。そう言えば俺がナンパした姉ちゃんも言ってたわ」
男と話しこみ、
「自販機行かね?牛乳飲みてぇ。」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:44:35.92 ID:ZuUYgy5uP
>>124 おお、怖い怖い
そんな事まで知られてるとはねぇ
けれど、あたしを傷つけることができなければ、意味無いよ!
>>130 今戦わなくてもどうせ後で戦うんだ、なら先に潰しておいた方が楽ってもんだろう?
>>132 ねーちゃんも気の毒にな……
【ふよふよ、気を許したのかそちらに降下】
行ってもええけど、ウチ煙やからモノ飲めへんで?
【ほれ、と、骨の頭部分に手を伸ばす】
【ぼんやりした白い腕は頭蓋骨を突き抜けた】
……ちゅーか、飲めへんのはあんさんも同じと違うん?
>>129 「ふむ、何か練習するのではなかったのか?」
残念そうに頭上の耳を動かしながら、周りのコンクリートの標的を定める。
強度自体は高くないが、なにぶん数が多い。
「ほれ、いくぞよ」
周りにあるコンクリートの半分ほどを相手に飛ばす。
残りの半分はまだ漂ったままだ。
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:49:25.41 ID:eQZ+9oBN0
>>133 では意見は三者一致ということで・・・
よろしくお願いしますね
【二人に深々と礼をする】
(・・・とは言ったもの私あまり戦闘経験とかないんですよねー)
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:51:20.36 ID:ZuUYgy5uP
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:51:31.87 ID:gbhGjIB00
>>134 「いや、何か牛乳だけは飲めるっぽい。骨だからじゃね?」
骨は自販機に向かい、パックの牛乳を購入。
「そう言えば俺思うんだけどさぁ。人間とのコミュニケーションって大切だと思わね?」
何か急に語りだした。
>>130>>133 「あらー……どうもマズそうな雰囲気だから、アタシはトンズラするわwwwww主とかいうのも興味ないしwwwww」
「つか、アタシ戦いとか無理だしwwwww死にたくないしwwwwwww」
『口が二つあるだけじゃ、この先生きのこれんだろうしな』
好き勝手に言って、その場を逃げるように立ち去った。
どっちの口も声は同じだが、口調がまるで違う。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:52:39.62 ID:eQZ+9oBN0
>>138 自分、おもろい身体しとんのお……
【しげしげと見つめる】
……ん? なんやて?
ヒトとの? コミュニケーション?
【いきなりすぎる問いに、答えられず】
【問い返してしまった】
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:55:40.24 ID:Ad1JnZiRO
>>135 「……いや、まだ続行中だぞッ……!」
来るコンクリートを対応しきれる分は拳で粉砕、残りは避けて
見た目は人間の少年であるが、これくらいの強度なら拳は傷付かないようだ
「…………正面から行くぞ!」
そう言うと、さらに空高くへ飛ぶ
飛んだかと思うと、顔の前で腕をクロスさせ、あろうことか急降下
漂うコンクリートもろとも砕くつもりか、加速して女に突っ込んでいく
防御を取れば完全に避けきることは難しいであろう速さである
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:55:45.51 ID:aGOTjTuuO
霊夢が来たぞー逃げろーってキモい東方厨ネタだしておこうと思ったらよりキモいことしてた
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:56:15.27 ID:X8gzYgsR0
>>139 ダメだどうしても「この先生」「きのこれない」って読んでしなうwwww
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:56:19.40 ID:ZuUYgy5uP
>>139 そうかい
>>136 なら、1:1、かねぇ? 途中で乱入があるかもしれないが、ね
さあて、あんたの霧化をどうやって防ぐか、それが問題だ
【髪が変化した百足の頭が、再び顎を大きく開いて威嚇する】
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:57:58.71 ID:gbhGjIB00
>>141 「ほら、人間って凄い技術持ってんジャン。パソコンとか携帯とか。」
骨は牛乳を飲みながら
「そう言うパネェ技術も、俺等妖怪にも必要だと思うわけ。それに、仲良くしたいじゃんwwwwww」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/02(土) 23:59:50.45 ID:IXeW5DEN0
>>146 ……あー、成る程なー……
ウチもiPad持っとるわ、便利やし
【懐からそれを取り出した】
【どこから手に入れたんだろう】
せやったら、自分が主になってニンゲンと共存できる世界、作ればええんと違う?
【半ば冗談混じりに】
【笑いながら、言った】
>>142 「自らどう行動すると叫ぶとは、バカ……
いや、愚直な男よの」
コンクリートで巨大な壁を形成していく。
完全に、自分の姿を見えなくするかのように。
「さあくるがよいぞ」
と、言いながら見えないように移動し始める。
コレで、狙いからは外れただろう。
ただし、突っ込んできた時の余波は予測できないため、完全に無傷というわけにはいかないだろうがそこは耐えるしかない。
回避行動をとりおえると、密かに近くにある電柱の根元を次々に折っていく。
だが、神通力で倒れないようにしているため、音が耳に届かない限りは気づかれないだろう。
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:02:51.32 ID:v2S2S2I20
>>146 (なんだ?近代妖怪かっていう?その成りでどうやって共存するんだっていう、妖怪は覇を見せつけるもんだっていう。)
聞き耳を立てていた骨坐はコンクリート片をくらっていた。
「流れ弾とかかっこ悪すぐるwww」
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:05:40.87 ID:e9DigNUr0
>>148 「そうそう、妖怪が人間を襲う時代も古いと思うわけ。戦争ももう終わったし」
骨もipodを取り出し、
「俺も人間と仲良くする為にお化け屋敷でバイトしてるわけよ。」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:08:05.29 ID:XbuRDXCR0
>>145 みたいですねー
では、よろしくお願いしますね
【敬意をもって深々と礼をする】
では、不意打ちの分のお返しといたしましょうか!
【トレンチコートの中から無数の蝙蝠が飛び出し襲い掛かる】
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:08:40.28 ID:m1dn6aaD0
幻想郷からきました
>>151 えーマジマジ? 何の曲入っとるん?
西野カナ? 加藤ミリヤ?
【チョイスがスイーツ(笑)すぎる】
へー……えーなあ、がしゃどくろとかの解りやすい妖怪は……
ウチなんて煙やで? ただの。何せえっちゅうねん。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:10:03.46 ID:fd9WRL6YO
東方最高
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:10:09.67 ID:WEMgrQg2P
>>152 おおっと! こいつは驚きだねぇ
【蝙蝠たちを追い払うべく、百足の姿の髪を鞭のように振り回す】
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:13:00.87 ID:wS2adzFzO
>>149 「……!」
狙いを変更、クロスした手を解き前に出す
コンクリートの壁と頭を合わせる事になるかと思いきや、両手で壁を突き放し、宙返り
支えにされたコンクリート壁は砕けていく
もし女がそのまま下に居れば、瓦礫の餌食になっていたかもしれない
女が壁を形成したのが吉と出たか、少年が狙いを変えたのが吉と出たか
「俺は一族の中でも勘が良い方だ……」
次々と女が電柱を折る中、次の一本に手を掛ければ
「……同胞以外の者を目にする事が多かったからか?」
瓦礫の砂埃に紛れたのか、女の背後の、既に折られた電柱に手をつき、悠々と立っている
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:13:17.91 ID:c4YCMeJw0
「いやー人間って本当すごいわ…
特に携帯電話。こんなに薄くてコンパクトで、どこからでも掛けられる…
しかもメール、ネット、カメラまでついてるなんて…
本当関心するわ…」
携帯電話を持った人形が歩いている
その口ぶりからして、人間には敬意があるようだ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:14:12.07 ID:e9DigNUr0
>>154 「色々入ってる。ほら、遊助とか。ミツバチって何か聞いてて面白いじゃん。あとは湘南乃風とか。」
ipodをしまう。
「まぁ俺等人生長いし、気楽に待てば来るんじゃね?その人間との共存って言うの?」
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:16:46.89 ID:XbuRDXCR0
>>156 【蝙蝠に視界がふさがっているうちに背後に忍びよろうとする】
おっと・・・これでは迂闊に近づけませんね・・・
戦法を変えるとしましょうか
【コートのなかから黒い煙のようなものが現れ相手に向かっていく】
>>159 「人生って…ああ、あんた元は人間か…」
>>159 あーはいはい、ブンシャカのあれとか大貧民でパスタなお前マジギレのやつな。
【どうでもいい情報は沢山知っているらしい】
せやなー……いつになったら来るんやろ。
ウチ、その時が来るまで生きときたいわ。
【こくりと一回頷いた】
>>157 「さあ、妾にはわからんのぅ」
ニヤリと笑いながら、ゆっくりと振り返る。
そして神通力によって折られた電柱達が、女の背後に漂い始めた。
数の多さからか、回転させようとはしない。
「一本が当たらないとなれば、数で勝負じゃ。
そなたの動きの良さからして頑丈にできて折るのだろう?
なら死ぬことはないだろうから安心するのじゃ」
電柱が、少年に向けられる。
そして、投げやりのごとく複数の電柱が少年に向けて投擲された。
>>158 「……
あの人、22秒後携帯電話を手に取りうなだれる。
そこの人、15秒後財布を落とす。
あそこの人、7秒後心臓発作で倒れる」
次々と変なことを呟く者が壁際に立っている。
容貌は少女と言い切れなくもない。
「ここ、2秒後に人形が目の前を通る」
……勿論人形とは
>>158の事である
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:22:29.99 ID:e9DigNUr0
>>161 「いや、妖怪の街で生まれて妖怪の街で育ったけど。」
>>162 「まぁ、今日みたいに争ってる奴等が居るから果てしなく長いけどね。」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:22:46.55 ID:WEMgrQg2P
>>160 おっと、目くらましにしてる間に移動しようとして失敗した、って感じだねぇ
あたしも伊達に700年も生きちゃいないよ
……っと、瘴気の類かい?
こっちも負けちゃあいられないねぇ
【百足の口から吐き出した瘴気で、煙を受け止める】
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:26:23.94 ID:wS2adzFzO
>>163 「ふん、解っているみたいじゃないか」
「安心しろ、その程度でくたばる俺ではないさ」
そう言うと棒立ちのまま、女からの電柱を喰らう
といっても、素直にそのまま喰らう訳ではない
向かってくる電柱を、ひとつふたつと、砕きながら
しかし数が数である
少年による電柱の粉砕と、電柱そのものから起きた辺りに立ち込める砂埃
それは視界を奪うほどである
沈黙。砂埃は中々晴れそうにない
>>165 しんどいこっちゃ……ま、ぼちぼち見といたろ。
【欠伸をもうひとつ】
……眠いわ、ウチ帰るわな。
またなー骨、煙々羅一族をよろしゅうに。
【ひらりと手を振ると、男の姿は煙となって】
【夜の空気に溶けて、消え失せた】
【絡みサンクス】
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:28:23.36 ID:v2S2S2I20
「なんかわらわらと増えてきた、コンクリートも痛いし、今のうちに見晴らしのいい物陰にでも隠れておくか。」
ミルク牛乳のパックを空けた骨坐は腰を上げた。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:28:34.10 ID:e9DigNUr0
>>168 「お疲れさん。」
骨は煙を見送る。
//ありがとうございました。
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:29:23.19 ID:c4YCMeJw0
>>164 (何をブツブツいってるのかしら、あの人?…)
そのまま歩いていると…
二秒後、何故か彼女は少女の目の前を通っていた
(あれ、おかしいわね…。私、こっちを通った覚えはないのだけれど…)
>>167 「ふむ、ちとやりすぎたかの……
おーい、大丈夫かえー?」
砂埃の中に声をかける。
その顔は少し冷や汗が浮かんでいた。
「はぁ……力をしばらく使ってなかったせいかの。
すごく疲れたのじゃ……。
思ったよりそなたがやるせいで、つい熱くなってしまったの……」
力は強いが体力はないらしく、はぁと溜息をつく。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:30:59.24 ID:XbuRDXCR0
>>166 【瘴気にあてられた蚊の大群が次々と地面におちてゆく】
むむむ、物理的な攻撃だけかと思ってましたが
やはり毒虫、ということですか・・・
さてさて、次はどうしましょうか・・・
【手を考えるために動きがとまる】
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:33:32.96 ID:WEMgrQg2P
>>173 あたしだって、年齢だけのことはあるさ
次は、こっちからだよ!
【正面から真っ直ぐに、百足の姿の髪を伸ばす】
【顎は大きく開き、毒汁が滴っている】
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:36:56.19 ID:wS2adzFzO
>>172 「安心しろと言った筈だ」
砂埃の中、突如女の前に姿を現す
電柱を避けもしなかったのはこれが目的だったようだ
砂埃を起こし、相手の視界を奪う事
逃がさんぞ、と女の背中に手を回す
「ゼロ距離という奴だ……逃げられまい?」
そう言うと、黒眼鏡を投げ捨て女に視線を合わせる
黒眼鏡を通さない、煌々とした紅い瞳
催眠術の類らしい。人間であれば人目で眠りに落ちる
妖力を持つものであれば、良くて動きを鈍らせ、そうでなければせいぜい一度隙を作る程度か
>>171 【あれ?言ったことが現実になる能力じゃないのに……】
「ブツブツ言って悪いか、人形。
覚えが無くても現に起こっていることだ」
人形に向け、少女改め天邪鬼は言葉を吐き捨てる。
どうも妖怪には見えないので人間の形をしているのか。
しかし、突っ込みどころは言葉に出していないのにそれを言い返された事だろう。
さらには天邪鬼が先ほど呟いた言葉が次々と現実になっている。
……心臓発作のおっちゃああああああああああん!
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:40:52.64 ID:XbuRDXCR0
(振り回しての範囲攻撃は厄介・・・ならカウンターを仕掛けるか)
【百足の顎が胴を真っ二つに噛み千切る】
【が、男の姿は黒い影となり無数の蝙蝠となって散らばっていく】
(髪が伸びきってる今なら!)
【霧の状態から後ろに回り込み実体化 首筋に牙をつきたてようとする】
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:42:30.30 ID:XbuRDXCR0
>>175 「はぁ……そんなことせんでもどちらにしろ妾は動けないのじゃ。
とはいえ――――」
にたりと、妖艶な笑みを浮かべて、相手の目を直視する。
「そなたのような若造に負ける妾でもないぞえ?
ほれ、何かするのであろう?早くしないと反撃してしまうぞ?」
とはいえ、催眠術のせいで体は今は動かない。
しかし、3000年生きたこの妖怪の力は、一撃で死ぬようなものではない。
それに、多少であれ神通力で防御すれば威力もおさえられる。
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:48:09.31 ID:WEMgrQg2P
>>177 心臓あたりであれば霧にはなれぬ核があるかと思ったが、そうでもない、ということかい
……! こやつめ、疾い……!
まさかここで姿を現すことになろうとは……
【髪の百足がそのまま巨大化し、人間だった部分を取り込んで、大百足の姿になる】
【牙は、外骨格に阻まれる】
おのれぇ!!
【口から毒霧を噴射する】
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:51:22.17 ID:c4YCMeJw0
>>176 【ごめん。今天邪鬼ググってきた。これでいけるハズ】
「え、私何も言ってないのに…。読心術かしら?」
不思議そうな表情をしている…つもりの人形
「…!! 言ったことが次々に現実に…。予知能力まであるの!?」
素直に驚く。
目を丸くしている…つもり
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:52:14.67 ID:wS2adzFzO
>>179 「む……」
自分の想像よりも効いた、というよりも相手が消耗しているのが意外だった
よく見れば少年も所々出血や、白い肌に目立つ痣が出来ている
「……案ずるな、無駄な殺生は好まないのが俺の一族」
「それに……身体も動かしたし、そろそろ練習台になって貰うだけだ」
そう言うと
動かぬ女に止めを刺そう等とはせず
がぶり
吸血鬼らしく、女の首元に噛みついた
吸血行為である
既に催眠術は解いているため、引き剥がそうと思えば可能である
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 00:56:24.64 ID:v2S2S2I20
>>182 「吸血鬼ってうらやましいなっていう・・・」
>>182 「そういえばそなたは吸血鬼だったかの。
妾の血を吸うとは、ずいぶんと豪勢な食事じゃないかえ?」
血には濃厚な妖力が詰まっている。
伊達に長生きはしていないということだ。
「ま、血を吸うぐらいなら殺気食べた奴のお礼に許すが……」
何か異常が起きた瞬間、神通力で吹き飛ばすつもりだ。
>>181 「ああ。
天邪鬼だからな」
人形相手になら言っても構わないだろうとそう答える。
「どうせお前にも特別なモンがあるんだろ?
人形」
別に珍しくもねぇと唾を吐き捨てる。
性悪かもしれない。
【以下周りで起きていること】
『かっ……株が大暴落……。
終わった……』
『あっ財布落としましたよ』
『ああありがとうございます』
『うっ……心臓が……』
『あれ?お爺ちゃん大丈夫?
何か苦しそうだよ?
どこか痛いところでもあるの?
……ねぇなんとか言ってよ。お爺ちゃん』
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:01:44.11 ID:XbuRDXCR0
>>180 うおあっと!
【咄嗟に飛び退くが毒霧を体の右半身にあびる】
・・・まずいな半分くらい消耗しちゃったか?
【状況を把握するため距離をとる、がその体に腰から下はない】
【コートを羽織った上半身が宙に浮いている】
うわー、なんていうかいかにも妖怪って感じですね・・・
(ちょっと失礼かもしんないけど虫の体液を飲むのは勘弁かな・・・)
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:04:24.79 ID:wS2adzFzO
>>184 「……ぷはっ」
吸血を終え、直ぐに顔を離す
彼女の血液は申し分無いものであった
貴族だとふん反りかえっているような吸血鬼でさえ、涎を垂らして欲しがる逸品であろう
が、
「う…………」
直ぐに両手で口を押さえ下を向く
ぷるぷると小刻みに肩を震わせ
「うぇぇぇぇぇ!!」
ちゃんと飲み込んだため、吐き出しはしないものの喉を押さえて何やら苦しんでいる
勝手に血を頂き勝手に苦しむ、あまりにも好き勝手すぎやしないか
「クソ……やはり慣れん!」
「どうしてこんな生臭く鉄臭いものを……理解できん!」
一人葛藤しながら悶えている少年
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:05:02.61 ID:v2S2S2I20
(百足の方の戦局は硬直し始めたっていう・・・少しちょっかい掛けてみようかっていう・・・www)
〜♪
動き始めた骨坐の携帯がなり骨は舌打ちしながら出た。
「何ですかっていう」
ー帰って来い狂骨
>>187 「……」
相手が苦しんでいる様子を見て、じとーっとした目で見る。
「……そなた、本当に吸血鬼かえ?」
思わず出てきた疑問を口にしてしまう。
血の嫌いな吸血鬼など、長く生きてきた彼女にとっても珍しい存在だったからだ。
「せっかく吸わせてやったのにその態度とは……
あきれ返って言葉もでないのじゃ」
溜息と共に頭上の耳がふにゃんと垂れ下がる。
感情に連動して動くらしい。
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:08:49.04 ID:c4YCMeJw0
>>185 「へぇ、天邪鬼…。名前は少し知っていたけど本物に会うなんて初めてだわ…」
目を輝かせている…つもり
「うーん、そうね…。妖怪なら能力の一つや二つあるわよね…」
納得したような、してないような表情をしようとする
「ところで、さっきから人形、人形って…
私にはメリーっていうれっきとした名前があるのよ?」
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:09:05.66 ID:v2S2S2I20
「吸血鬼が血を飲んで吐いてるなんてそう見れないっていうwww」
ー前回のカチコミを遅刻したお前に拒否権はない
「そんなん言われたら帰るしかないっていうwww」
この場を名残惜しそうに狂骨は帰る支度を済ませた。
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:09:38.43 ID:WEMgrQg2P
>>186 変化、と言うがいい
我は七百の歳経た百足、大蜈姫
貴様など、一捻りにしてくれるわ!
【巨大な頭部で、再び突撃してくる】
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:14:42.63 ID:v2S2S2I20
「今宵の奴らはイキが良すぎるっていうwwwwwww」
「マグネシウムが足りなくなってきたっていうwww」
狂骨は街の闇に溶けて行った
/スレを汚してすいませんでした
>>190 「……」
さっきから何かがこの人形には欠けているように感じる。
しかしそれが分からない。
「へえそうかい人形メリー。
でも間違ってはいないだろうに。
あと5秒後にお前の頭上に鉢植えが落ちてくるから気をつけろ」
言い終わると立ち去ろうとする。
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:17:41.93 ID:wS2adzFzO
>>189 「げほっ……ほ、本当だ!」
「由緒正しい誉れ高き吸血鬼一族の……」
と言い掛けたが、血生臭さが込み上げてきて言葉に詰まった
「……チッ、貴様ほどの妖力のある血だったらいけるかと思ったんだが……」
「……あまり認めたくないが、御覧の通り俺はまだ若造で半人前だ」
しかめっ面ではあるがバツが悪そうに、ごにょごにょと自分の未熟さを語る
人間社会に紛れていたのも有るだろう
当初に述べていた彼の言葉を借りれば全く持って世知辛い
「あ、いや多分良かった……美味い方なんだと思うぞ、多分」
流石の少年も気を遣ってか、フォローになっているのか解らないフォロー
しかし彼女の妖力はあらたかで、血を頂いた少年の傷はいつのまにか回復している
回復力の高い吸血鬼とはいえ、やはり彼女の血の影響が強いのだろう
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:23:16.29 ID:XbuRDXCR0
>>192 【咄嗟に横に飛んでかわす】
【大百足はブロック塀に激突するが粉々になった塀とは対照的にその身には傷ひとつない】
その強度も恐ろしいですが、何よりも厄介なのはその加速力のようですね・・・
(霧になってよけてもあのでかさじゃ巻き込まれて体の大半が殺されるね・・・)
(巻き込まれる・・・・・・!、試して見る価値はあるかもしれないな)
【挑発でもしているのか急に相手に背を向ける】
>>195 「……怪しいのぅ」
戦闘力の高さは吸血鬼に恥のないものだった。
だが、それでも血が飲めないというのは疑うには十分すぎる材料だ。
そのため、まだ少し疑っている。
「ま、べつにいいか……。
でも、血の飲めない吸血鬼なんて半人前どころじゃない気もするのじゃが……。
たとえ、力が強くても、じゃ」
神通力を使えばすべてを見通す千里眼で心を読むことも可能だが、基本的には使わないためここでも使用しない。
「別に血の味なんぞほめられても嬉しくないのじゃ」
相手の傷は回復したのに自分の体力は回復しないのが悲しいところである。
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:27:38.21 ID:c4YCMeJw0
>>194 「さんをつけなさい、さんを」
メリーさんと言う呼び方にこだわりがあるようだ
「鉢植え? …それは危ないわね…ご忠告ありがとーね」
まあ、別に止めることなく見送る
一秒経って天邪鬼が離れたところで携帯のボタンを高速で押す。この間僅か一秒
【トゥルルルルル…】
持っていないはずなのに、天邪鬼のポケットから着信音が鳴り響く
それに出ようが出なかろうが勝手にボタンは押され…
『もしもし、私メリーさん』
『今』
『あなたの後ろにいるの…』
彼女は天邪鬼の真後ろに瞬間移動していた
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:27:58.94 ID:WEMgrQg2P
>>196 ほほう、流石に我が巨体は霧や蝙蝠になっては避けきれぬと踏んだか
……何を考えている?
まあよい、その企みごと、貴様を潰してやろうぞ!
【立っている場所を目がけ、尻尾を真横からなぎ払う】
>>198 「なんだ、都市伝説のあのメリーか。
あとこっちくんな。
うざいから」
まるで瞬間移動するのが分かっていたかのように後方に足を蹴り上げる。
その蹴りは軽く吹っ飛ぶくらいの威力だろう。
瞬間移動については未来予知をしただけなのだが。
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:38:38.01 ID:wS2adzFzO
>>197 「本当だ!」
「父様もじい様も歴とした吸血鬼だ!」
がぁと大声でわめきたてる
こうして直ぐにカッとなるのも半人前である所以か
「ぐっ……返す言葉も無い……」
「が、その、なんだ……礼は言う。それが一族の作法だ」
そう言うと、少し気取ったような仕草で頭を下げた
彼の言う『一族として』の誇りは一人前に有るようだ
「……まぁ、そうだろうな」
言って、ポケットから財布を取り出し何やらごそごそとして
つかつかと女に歩み寄る
「……ここで金貨や宝石でも渡せれば示しがつくのだが……我ながら情けない」
「少ないが何か食べるといい、人間の通貨だ」
「……帽子を被っていても、その耳は動かさないようにしないと感付かれるぞ」
照れ隠しのように早口で告げると、女に二枚の紙幣とクーポン券を押し付けた
そうすると、直ぐ様くるりと後ろを向いてしまう
「……じゃ、世話になったな……去らば」
言葉と同時に少年は跳躍
霧化したのかしていないのかは定かでないが、少年の姿は闇夜に消えた
/落ち、です
/絡みありがとうございました、楽しかった!
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:40:00.00 ID:XbuRDXCR0
>>199 (かかった!)
【尻尾の一撃は見事なクリーンヒットを果たした】
【そのコートの下に男の体があったならばの話だが】
強固な外骨格は確かに厄介だが、そのむき出しの間接には小さな粒子くらいは入り込めます!
【振り返った男にはもはや肩から下がなく、コートがかろうじて引っかかっている程度だ】
どうですか、動けないんじゃないですか?
>>201 「まあ、一応信じておくが……」
言葉ではそう言っているが、眼はジトっと相手をみている。
「おお、いいのか!
これでしばらくは食いつなげるぞえ……」
大妖怪の割に苦労しているらしい。
「楽しかったのじゃ!ありがとう!」
手を振って開いてを見送ると、もらった紙幣を片手に食べ物を買いに出かけた。
/絡み乙です!こちらこそ楽しかったです!
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:46:20.37 ID:WEMgrQg2P
>>202 ほほう……なかなか面白い方法で毒を使うものだな
しかし、叩きつけるのが尾で正解だった、頭から突っ込んでいたと思うと恐ろしいわい
【上半身を向けて、再び毒霧を吹く】
生憎、百足は下等生物よ
体の一部がダメになったとしても、残りは何事もなかったかのように動くのでな
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:48:47.07 ID:c4YCMeJw0
>>200 「だからさんを付け…」
蹴りが入り吹っ飛ばされる
が、体勢はすぐに整える
上を見上げ、落ちてくる鉢植えを避ける
「何なのよ、いきなり蹴るなんて…!」
少し怒っているようだ
>>205 「背後をとられるのは嫌いなもんで。
そんじゃな」
起こっているメリーさんを無視して去っていった。
【寝ますお疲れ様】
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:57:19.04 ID:c4YCMeJw0
「あ、ちょ、一言謝るとかないの!?」
去っていく天邪鬼に向かって叫ぶ
【乙でしたー】
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 01:59:57.87 ID:XbuRDXCR0
【残っていた頭部にまともに毒を食らう】
【コートが音もなく地面へと落ちる】
・・・・・・・・・・一部が、ダメになったとしても、ですか
それは、私にも言えることですけど、ね
【大百足の背後、男はそこにいた】
【毒霧を避けたのでは無い、確かに毒霧を食らったモノ『たち』は死んだ】
種明かしいちゃいますとね、私というのは「個体」じゃないんですよ、小さな小さな粒子の集まりが
高度な「群体」という姿をもって行動しているのが、私という存在なんです
流石にここまで消耗すれば、自分の意識というものは、とぎれそうにはなりますけど、ね
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 02:07:12.46 ID:WEMgrQg2P
>>208 やれやれ、ならばここは、痛み分け、としよう
今日は雌雄を決するのが目的で、相手を殺すのが目的ではない
……尤も、弱った妖怪を喰おうという輩がいないわけではないが、な
【見る間に、元の人間の姿へと戻る】
足が痺れるが、何とか、動けないわけではないねぇ
さて、他の妖怪に襲われないうちに、少し休む場所を探すとするかい
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 02:17:14.03 ID:XbuRDXCR0
>>209 そうですね
あ、足の痺れは冷水につけておけば1時間くらいで流れ出ると思います
とりあえずホテルに帰って血を補給しないと
流石に、やばいなー
全く、とんだ観光旅行になっちゃったよ
【散っているまだ生きている粒子を集めなんとか人型に戻る】
【口では文句を言っているが表情は笑っている】
では、また機会があったらその時はよろしくお願いしますねー
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 04:00:21.98 ID:2QIgk6Y30
ほしゅ
保守
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 08:38:37.59 ID:v2S2S2I20
ほっしゅ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 08:43:55.94 ID:c4YCMeJw0
ほしゅー
☆ゅ
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 10:47:08.82 ID:WEMgrQg2P
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 11:20:25.73 ID:v2S2S2I20
>>216 まだだ…俺が倒れても、次のスレ保守が…きっと…ぐ、がぁぁ――
はいはい保守
保守の必要性は無いのでもう落としてください
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 15:17:04.91 ID:TqsHxEqB0
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 16:04:50.12 ID:i+v4ScmfO
なにこれ
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: