1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
昨日、同じSSを投稿したんですが
保守しとけといわれたのに寝てしまいました…
それに加え
話の上で大事な箇所がごっそり抜けてたのと
もっとアドバイスが欲しいのもありまして再び修正版を投稿です。
結末とかは一緒なのでクソスレになると思いますが
厳しいアドバイスもらえたら嬉しいです。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:33:13.32 ID:rGgQkx8RO
パー速でやりなよ
安藤ってカイジの?
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:34:00.64 ID:C887e40d0
ちゃんと最初からやるの?
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:34:29.47 ID:hm4/NTtT0
カイジの安藤かと思った
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:34:57.30 ID:96FBRzaI0
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:36:49.11 ID:mnZBPSYo0
すごいMなんだな
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:37:57.22 ID:96FBRzaI0
>>3 >>5 こんどはスレタイにちゃんと書いたのに…
>>2 よし、パー速でやってくるよ!
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:38:45.11 ID:qi6WnlcgO
魔王の安藤とか俺得
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:42:13.75 ID:96FBRzaI0
こっちでやることにする
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:42:42.40 ID:GXo7dvZhO
たてたんだから
さくさくと黙々とはじめろ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:42:52.73 ID:96FBRzaI0
――― 東京、某所
渋井丸拓男「トラックにひかれた」
ライト「!! デスノート…本物だっ!」
ライト「しかし僕は人殺しか? …いや、いつも思ってたことじゃないか。世の中腐っている! これがあれば理想世界に創り変えれるんだ!」
ライト「そして僕は、新世界の神となるっ」
リューク「人間っておもしれ」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:43:51.50 ID:96FBRzaI0
――― 数週間後、アッシュフォード学園クラブハウス
C.C.「…そう、絶対遵守の力だ。いかなる命令でも対象に実行させることができる、私には効かないがな」
ルルーシュ「ギアス…罪な力だな。…ナナリーの幸せは俺の願いだ。この能力で運命をナナリーの望む未来に変えてみせる」
C.C.(願い…か。私の願いは…)
ルルーシュ「ナナリーはとても優しい子なんだ。本気で誰も傷つかない、優しい世界を望んでいる」
ルルーシュ「だから俺は兄として、愛する者として、どんな犠牲を払ってでも理想世界を創ってみせる!」
C.C.「運命を変えるなど、神を冒涜するに他ならないぞ。神にでもなるつもりか?」
ルルーシュ「フッ、神か。この新聞記事を見てみろ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:44:39.50 ID:96FBRzaI0
C.C.「『犯罪者に神の制裁か?心臓麻痺で不審死相次ぐ』『正義の裁き!救世主"キラ"伝説?』…何だコレは?」
ルルーシュ「このところ犯罪者の不審死が絶えず続いている。死因は心臓麻痺だが、これは明らかにおかしい、人為的なものだ」
ルルーシュ「動機は容易に想像できるが、それより殺しの手法だ。まさかほかにもギアスを使える奴が…?」
C.C.「…あぁ、いるかもしれない。心臓麻痺で大量殺人など普通の人間にはできないからな」
ルルーシュ「…そうか、俺だけでは無いのだな。今はテレビでもその"キラ"の話題でもちきりだぞ。多分ニュースでやってる」ピッ
テレビ『〜番組の途中ですが全世界同時…』
C.C.「?」
ルルーシュ「?…緊急特番か。何があったんだ?」
C.C.「…コボちゃんは面白いな」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:45:46.01 ID:96FBRzaI0
テレビ『〜通称「L」です…絶対に許せない史上最大の凶悪犯罪…』
ルルーシュ「タイムリーだな。キラに対する呼びかけらしい。…"L"か、聞いたことないな」
テレビ『〜馬鹿げている。もうやめッ―』
C.C.「!?…おい、コイツ急に胸を押さえて…キラのギアスか?」
ルルーシュ「…いや、ギアスではないっ。ギアスならその情報を光として相手に与えなければ効果はないはずだ」
C.C.「…あぁ、お前と同じように相手の脳に情報の書き込みや書き換えをするギアスはな」
ルルーシュ「こいつはカメラのレンズだけを見ていた、…ギアス以外に人を超越する能力があるというのか!?」
テレビ『〜信じられない、お前は直接手を下さずに人を殺せるのか…だが"L"なる私は存在する! …さぁ私を殺してみろ!!』
ルルーシュ「!?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:46:29.80 ID:96FBRzaI0
テレビ『〜殺せないみたいだな、いいヒントだ。最後にいいことを教えてやろう。…お前は今、日本の関東にいる!! この中継は…』
C.C.「…やるな、"L"という輩。キラが一歩越されたみたいだw」
C.C.「ルルーシュ、お前がやろうとしていることはキラの思考に少なからず一致しているだろう?」
ルルーシュ「あぁ、キラがやっていることは確実に俺の夢に向かっている。こいつは敵ではない」
C.C.「それじゃ、お前はこれからどうするんだ? "L"を始末するのか?」
ルルーシュ「無論、そのつもりだ! こいつには害しかない。キラの邪魔物は俺が消す」
ルルーシュ「まずやるべきことはキラとコンタクトを取り、同志であることを伝え協力させ、ともにLを潰すことだ!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:47:09.77 ID:96FBRzaI0
C.C.「そうか、ルルーシュとキラ、2人で理想世界を創るってことだな」
ルルーシュ「あぁ、だが利用するだけだ。最後にはキラも始末する。ナナリーの望む優しい世界に大量殺人犯がいては話しにならないだろう」
C.C.「それなら、お前も大量殺人犯になるだろう? お前は死ななくて良いのか? まぁ死なれては困るのだが」
ルルーシュ「心配するなC.C.。俺は死んではならない。俺無しでナナリーは生きていけないだろ」
ルルーシュ「なんたってナナリーの中では俺は世界一優しいお兄様なんだからな」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:47:43.95 ID:96FBRzaI0
――― 翌日、猫田東高校
島「昨日の中継みたかよ、安藤!! Lってすげー奴なんだな!」
安藤「あぁ、あれは凄かったよな」
島「キラって超能力使える日本人かもな! でも俺は断然キラ派だぜ! お前は? キラ? L?」
安藤「俺は…」
島「キラは正義の味方、ヒーローだぜ!? 悪い奴らをやっつけてくれるんだ」
安藤「でも殺すっていうのは…」ボソ
島「何だよ、ハッキリしないなァ…皆はキラ派だよなぁ!?」
A「キラ派!」B「おれもおれも!!」C「犯罪者殺してくって格好いいじゃん」D「アタシもキラ派ァー」
E「キラ派だよねぇ」F「じゃあ、俺もキラ派!!」G「じゃあ、って何だよ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:48:20.82 ID:MYBbYyXq0
C.C.「(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/」
ルルーシュ「\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/
\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/
\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/
\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/」
ライト「ヴァッカやろう!!!!!!!!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:48:25.39 ID:96FBRzaI0
安藤(何で? 皆ちゃんと考えてるのか? この雰囲気に流されてるだけじゃないのか?)
安藤(確かにキラのやりたいことは分かるが、人を殺せる能力を持ってるんだぞ!? 皆、表面ばかりを見すぎなんじゃ…)
アンダーソン「ん? 安藤サンどーかしましたか?」
安藤「!? え、いや別に何もないよ、ハハ」
アンダーソン「ところで安藤サンはどこの大学志望なのですか? 僕もそろそろ決めないとヤバイので教えてクダサイ」
安藤「あ、俺は、その一応、、東大…なんだ」
島「っえー!? 初耳だよ! オマエあの日本一の東応大受けるの!? 勉強そんなにできたっけ!?」
安藤「昔から頭使うことは好きなんだよ、弟からも考察魔って言われてるしな」
島「マジかよっ。猫田東から東大とはなァ。まぁ頑張れよ安藤!」
アンダーソン「頑張ってクダサイ! 安藤サン!!」
安藤「まぁ確率低いと思うけど、頑張ってみるよ」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:49:10.68 ID:96FBRzaI0
――― アッシュフォード学園校舎屋上
C.C.「どうした、ルルーシュ。授業さぼって屋上で昼寝か?」
ルルーシュ「授業はどうせ寝るからな。どうせ寝るなら屋上がいいだろう?」
C.C.「何か策は練ったのか? …まぁちょっと練るには材料が足りないか」
ルルーシュ「あぁ情報が少なすぎる。それに今はギアスのテスト中だ」
C.C.「そうか、結果がでたら教えてくれよ。私も細かいところは分からん」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:50:04.12 ID:MYBbYyXq0
マオ「オーストリアに白くて綺麗な精子かったんだ」
C.C.「マオ、できるじゃないか」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:50:06.79 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「C.C.。何故キラはLを殺せなかったか分かるか? あそこは殺しておいた方が良かったはずだ」
C.C.「さぁな」
ルルーシュ「リンド・L・テイラーと本物のLの一番の相違点は顔が出ているかどうか、だろう?」
C.C.「じゃあ殺すのには顔情報が必要ってことか? お前のギアスと少し似ているなw」
ルルーシュ「あぁ、確証はないが会う時には気をつけないとな。..さて、俺はやることがある」
C.C.「ん? ルルーシュ、どこへ行くんだ?」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:50:47.77 ID:96FBRzaI0
――― 猫田東高校〜安藤家、帰り道
安藤(潤也は詩織ちゃんと帰るだろうな。さて、帰るか)テクテク
安藤(キラとL…か)
安藤(たとえ犯罪者でも人殺しを平気でするんだキラは。しかも得体の知れない能力…)
安藤(みんな、まわりと合わせてるだけなんだ)
電話中のリーマン「キラマジサイコーだよなぁ!」
安藤(まったく… 『キラなんてただの大量殺人犯だ!!!』)
電話中のリーマン「『キラなんてただの大量殺人犯だ!!!』」
街の空気『...』
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:51:19.84 ID:MYBbYyXq0
\(●)/合衆国ニッポンポン \(●)/
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:51:32.76 ID:96FBRzaI0
電話中のリーマン「..え? 皆さんどうしたんですか..? 僕何かしましたか?」
街の人A「あんた、いま何て言ったよ?」B「キラ様は正義なんだよっ!」
C「よくそんなこと大声で言えたよなぁ!!」D「犯罪者を裁いて何が悪いんだ!!」ボコボコキャンキャン
安藤(…ま、まただ。またこの偶然…偶然なのか?)
安藤(とりあえずここから離れなきゃっ)タタタ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:52:06.52 ID:96FBRzaI0
――― 安藤家
安藤「ただいまぁ…って潤也はまだだったな」
安藤(あの熱狂的な崇拝心は何なんだ。皆おかしいよ!)
安藤(ただの一意見じゃないか。何がだめなんだ)
安藤(少数意見は間違いってことか? …そんなの違う!!)
安藤(大事なのは考えたかどうかだろ?)
安藤(それに、またあの能力…あの腹話術みたいな能力…もうこれは必然だ!)ガチャ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:52:47.33 ID:96FBRzaI0
潤也「おっ兄貴帰ってたの? 外で凄いリンチやってた…ってまた例の考察癖かよ」
安藤(俺は今まで皆と合わせることで安心してたんだ…でも、このままじゃ…)
安藤(…戦おう。たとえ一人でも、皆を振り切ってでも、俺はキラと戦う!この小さな能力で!!)
安藤「俺は、クラレッタのスカートを直しに行く!!」
潤也「え?」
安藤(この能力をもっと知る必要がある。腹話術のテスト、しに行くか)
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:52:48.65 ID:JBdX/jHK0
安藤に頑張ってほしいな
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:53:28.18 ID:96FBRzaI0
――― 数週間後、夜神家
粧裕「お兄ちゃん、醤油とってぇ」
ライト「ハイ、粧裕。かけ過ぎるなよ」
母「ねぇライト、キラ特集なんて消してバラエティ見ない?」
ライト「あ、あぁゴメン母さん。気が利かなくて。今変えるよ。リモコンどこ?」
テレビ『番組の途中ですが、臨時放送です』
ライト「?」
テレビ『我々サクラTVは"ゼロ"なる人物に脅迫され、演説の放送を強要されております』
テレビ『TV局社員が人質となっておりますので、ご静聴お願い申し上げます』
ライト(…ゼロって誰だ? 何だこれは?)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:54:09.73 ID:96FBRzaI0
テレビ『…我が名はゼロ。既に人質は確保している。無駄な抵抗はやめてもらいたい』
ライト(何だこの仮面男? Lの回し者か?)
テレビ『キラ、私はあなたと話がしたくてこの場を開いた。素性が分からないゆえ、この手段をとるしかなかった。理解していただきたい』
テレビ『では、結論から言おう、ゼロと同盟を結んでほしい!!』
ライト(何言ってるんだコイツ…)
テレビ『私はあなたの考えに賛同している。互いの利害が一致する』
テレビ『我々のユートピアを実現させるには、最大であり唯一の壁がある。それはキラ、あなたも理解していることだろう』
ライト(エル…か)
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:54:46.96 ID:96FBRzaI0
テレビ『我々が協力すれば、その壁を容易に壊すことも乗り越えることもできる』
テレビ『キラは罪な人間に制裁を下せる大きな力をもっているのだ』
テレビ『神にもなりうるこの力で誰も傷つかない優しい世界を創ろうではないか! 良い返事を待っている』
テレビ『録画ではなく、局に直接出向いての危険な演説。私が歩み寄れる限界のラインだ。私を信じて欲しい。以上だ』ブツ
テレビ『...視聴者の皆様ご静聴ありがとうございました。これで人質が解放されます』
テレビ『えーと私、キラ特集を企画、制作致しました、ディレクターの本間充と申します。ちょっとキラに言いたいことが』ギッ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:55:09.36 ID:7SRUPWd10
俺もカイジの安藤だと思ったw
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:55:59.88 ID:96FBRzaI0
テレビ『おい、キラ!お前なんかもう神じゃねぇ!! 新であり真の神はゼロ様だ!! 俺はこれからゼロ様について行くぜ!!!』
テレビ『てめぇはもう神ヅラするんじゃねぇ! 必要ねぇんだよ! 明日俺がぶっ殺す! 局前の大学、東応大に来い!!!』
テレビ『まぁ来られるだけの度胸と知恵がなけりゃ殺す必要もないがな!』
テレビ『クククク…来なけりゃ未来を背負っていく有望な学生たちを皆殺しにして…』
テレビ『お前の創る未来をぶっ壊してや…うっ…』バタ
粧裕「えっ!? なんかスゴイことになってるよ、お兄ちゃん!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:56:57.52 ID:96FBRzaI0
ライト「1人で考えたい。...部屋に戻るよ」ダッ
粧裕「お兄ちゃん?」
ライト「…リューク」
リューク「何だァ? ライト」
ライト「あれは一体どういうことだ。他にもノートを持つ人間がいるのか?」
リューク「さぁな。いてもおかしくないんじゃないか」
ライト(ゼロは1人、もしくは仲間が少々、これは間違いない)
ライト(大人数では足がつきやすいし、それほどの危険を冒してまでキラとコンタクトをとる必要性がない)
ライト(少数で局を麻痺させるとなると、必要となるのは人間離れした力…)
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:58:35.94 ID:96FBRzaI0
ライト(しかし、デスノートは脅しの道具に向かない。それに殺しの方法はバラしたくないのが普通だ)
ライト(本当にデスノートなのか? …それにテストによると、キラ信者のディレクターにあの言動を取らせるのは無理なはずだ…)
ライト「リューク、最後に発狂したディレクターだが、胸を押さえて倒れたよな?…あれはもちろん僕じゃない」
リューク「だが、世間にはキラに暴挙した人間がキラによって消されたとしか見えていない、だろ?」ケケ
ライト「あぁ、するとキラである僕へのメッセージと考えていい。ゼロは死の前の行動を操り、喋らせた」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:59:43.42 ID:96FBRzaI0
リューク「明日、東応大に行くのか?」
ライト「バカリューク。ディレクターが死んだとしても、明日東応大には念のため警察が来るだろ」
ライト「それに明日殺すといったが、明日大学に来いとは言っていない、言葉遊びだけどね」
ライト「あと、来るなら度胸と知恵が必要」
ライト「つまり、この僕に東応大に入学しろと言っているんだ。しかし、幸運なことに、最初から僕の進学先は東応大だからね」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 19:59:56.36 ID:2Ai8sEKhO
安東って誰だ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:01:00.16 ID:96FBRzaI0
リューク「しかし、ゼロのやつもライトの学力が低いって線は考えてなかったのかよ」
ライト「リューク、キラの能力があれば"学力"がなくとも"知恵"で入学できる。まぁ僕は"学力"で入るけどね」
リューク「なるほど、脅迫ってかww」
ライト「もし僕が年齢不足ならゼロには待ってもらわなきゃいけなかったけどね、天は僕の味方のようだ」
リューク「え、じゃあゼロと組むんだな?」
ライト「あぁ、たっぷり利用させてもらうさ」フフ
二番煎じのSS
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:01:50.88 ID:96FBRzaI0
――― 翌日、アッシュフォード学園クラブハウス
ルルーシュ「ギアス…凄いな、TV局をのっとるのがこうも簡単とは」
C.C.「あぁ、正面入口から堂々と入って、主調整室に赴き、演説させろ、だもんな」
C.C.「…メッセージに気づいてくれただろうか?」
ルルーシュ「あぁ、それは多分大丈夫だ。キラの頭脳は並以上。それは盗んだ警察のデータから分かるだろう」
ルルーシュ「次の春に会えるかどうか、それとメッセージに気づいたLが手先を学校に送り込んでくるかもしれない」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:03:02.53 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「不安要素はこれぐらいだが、Lが近づいてくるということは、こっちもLに近づくということだ!」
C.C.(深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいてる…か)
ルルーシュ「キラにはこっちが1人であること、ゼロにはどうしてもキラが必要なこと、これらが伝わっていれば良い」
ルルーシュ「キラは必ず手を組みにくる。…そうだ、C.C.。お前に頼みがある」
C.C.「え?」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:03:36.83 ID:96FBRzaI0
――― さらに数週間後、キラ事件捜査本部
L(キラ…それにゼロ)
L(キラは夜神月、確証はないが、ただの勘だが、多分そうだ。奴は完璧すぎる。…だが、ゼロは…)
L(ゼロはキラと繋がりたいだろう。もちろんキラも…)
L(まず、間違いないことはゼロは何かしらのふざけた能力を持っていること)
L(キラと同様の力を持っているとすれば、死の直前を操れるゼロは、ディレクターに話させた可能性がある
L(するとアレはゼロからキラへのメッセージとなるが…。となると、ゼロは東応大学に居る、もしくは来るというのか?)
L(確か夜神月も東応大へ進学希望だった…)
L(私が動くしかないか…!)
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:05:10.56 ID:96FBRzaI0
――― 月日は流れ、春。東応大学入学式
学生A「今年はトップ合格が2人だって! どっちも満点らしい」
学生B「凄いな。1人はいかにも秀才って感じだな。もう1人は…何あの格好?」
学生C「貧乏なんだろ、いわゆる天才肌ってあーいうのなのかなー」
安藤(俺が本当に東応大に入っちゃうなんて…まぁ確かに勉強は頑張ったけど…)
C.C.「ルルーシュ、お前はトップじゃなかったのか?」ボソボソ
ルルーシュ「あぁ無駄に体力は使わない、合格ラインを超えたら昼寝だ」
ルルーシュ(C.C.の偽名はミシェル・リーフにしたが、それはランペルージと50音順で近くするためだ)
ルルーシュ(だから入学式ではC.C.と隣かと思っていたが、1人分空席がある。それに俺の前も1人分空いている…ってことは)
ルルーシュ(俺はTOP2のやつらに挟まれるのか…やれやれ)ガタ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:06:01.11 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「スピーチお疲れ様です。俺はルルーシュ・ランペルージ。君たちは?」
L「…流河旱樹です。で、そちらが夜神月クン。ね? 夜神クン? どうしましたか? 真剣な顔して…」
ライト「…あ、あぁ、僕は夜神月。ルルーシュだね。よろしく。(…くそ、今はそれどころじゃないのに!)」
ルルーシュ(コイツ、震えは隠せてるが、かなり動揺してる…さっき流河と前で話してたが、何かあったのか?)
C.C.「ミシェル・リーフっていいます。ルルーシュは日本で知り合った友達です。流河旱樹ってアイドルと同じ名前なんですね」
L「ハイ、たまたま。ルルーシュ君の彼女ですか、羨ましいです」
C.C.「え!? 違うよ!! やだなぁ〜流河クン」
ルルーシュ(この2人、おかしい。こっちは流河旱樹なんて、あからさまな偽名を使って…まさか……一応やっとくか)
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:06:15.92 ID:EYGa6xIrO
安藤って誰だよ
知らねーよボケ
安藤ジャンル大幅に違くね?
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:06:54.37 ID:qi6WnlcgO
この安藤は漫画のか
昨日の人か支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:07:35.97 ID:XXz11ujWO
読んでないけど安藤がいることに感動した
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:07:42.00 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「夜神君、流河君、東応大を満点合格なんてやろうと思ってもできることじゃない。俺なんてギリギリだったのに」
ルルーシュ「2人ともっと話がしたいんだが、学校終わってから一緒にランチを食べにいかないか?」
L「ランチですかぁ…いいですね。夜神君が行くなら行きますよ」
ルルーシュ「どう、夜神君?」
ライト(普通なら断る理由がない。ここで余裕を見せといた方がいいか…くそッ、余計なことを)
ライト「うん。行くよ。こんなに早く友達ができるなんて、楽しいキャンパスライフが送れそうだ!」
ルルーシュ「男だけってのも何だから、ミシェルも来てくれよ」
C.C.「ルルーシュが行くなら、私も行くよ!」
ルルーシュ「(何だ、コイツ?)じゃ、詳細はまた後で」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:07:41.61 ID:Np6ibkVYO
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:08:13.13 ID:49cUFZSB0
この場で二人ともギアスで奴隷化して完
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:08:42.21 ID:96FBRzaI0
――― 入学式終了、構内某所
C.C.「いいのか?ルルーシュ。名前を名乗ったりして。…キラの殺人には顔と"名前"が必要って学園時代に分かってたことだろう?」
C.C.「一応、あの2人を僅かでも疑っているのだろう?」
ルルーシュ「同じ大学にいて、名前を隠すなど不自然・無意味だ。まぁそれに関係なくキラに俺は殺せない」
ルルーシュ「ルルーシュ=ゼロがバレない限り、ゼロには仮面があるからな。第一キラとゼロは仲間だ」
ルルーシュ「それに、確証はないが、俺の本名"ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア"を知らなければ殺せないと考えている」
C.C.(…私には関係ないか。本名をキラに大声で伝えたって不老不死だ…)
ルルーシュ「…そういえば、お前の本名をまだ教えてもらってなかったな…何ていう…」
C.C.「あ、2人が来た」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:10:16.72 ID:EYGa6xIrO
セレナ、だっけ?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:10:28.74 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「ふぅ。…そうだ、C.C.。お前大学をあのキャラで通すのか?ちょっと俺にベタつきすぎじゃ…」ボソボソ
C.C.「…」
ルルーシュ「あぁ、流河君、夜神君、とっておきの穴場があるんだ。そこに行こう。俺がごちそうするよ」
ライト「僕はライトでいいよ」
L「流河で結構です」
ルルーシュ「そうか。ライトに流河だな。これから大学で、ともに勉強するんだ。よろしく頼むよ」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:12:07.21 ID:96FBRzaI0
――― イタリアン料理店
ライト「ふぅ、おいしい料理だった。いいところだ、ありがとうルルーシュ」
L「ハイ、美味でした。ミシェルさんはピザがお好きなようですね」
C.C.「世界一大きなピザを食べるのが夢なんです」
店内の女子大生A「〜そうそう、キラのおかげで犯罪が7割も減ったらしいしー」
B「そういえばさぁ、ゼロってどうなったんだろー」
C「一回テレビ出てそれっきりだよね。もしかしたら今の裁きって2人でやってるのかも!」
A「そうかも、だったら神2人じゃん!」
B「神が2人ってw 人じゃないんだし、何人っておかしいよw」
C「えっ、じゃあ何体? 何匹? …な訳ないね」
A「やっぱ神って唯一なものなんじゃない?」
B「じゃあ偽物はどっちだろね」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:12:51.25 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「…ライトや流河はキラについてどう思ってるんだ?」
流河「私も気になります。ライト君の意見を聞かせて下さい」ガタッ!
ライト「(コイツ…)キラは大量殺人犯だ。許してはいけない」
流河「ですよね。私もそう思います」
C.C.「流河君とライト君って仲良いね」
ライト「うん。みんながみんなキラ信仰のなかで僕と流河は同意見だからね」
ルルーシュ「そうだな。入学式の後も構内でキラ信仰の話をしている人たちが目立っていた」
流河「1人いました…」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:13:27.44 ID:96FBRzaI0
C.C.「流河君?」
流河「1人だけ、名前は分かりませんが、"こんなのおかしい"とひたすらに呟いている学生がいましたよ。彼は立派です」
ライト(そいつは犯罪者だろーな。正義ある人間なら犯罪が減少しているこの事実、キラを絶賛するはずだよ!!)
ライト「そろそろ帰るとするよ。家族が入学祝いのパーティーを開くそうなんだ、恥ずかしいけどね」
流河「…私も帰るとします。楽しい食事ができました」
ルルーシュ「そうかい? それは良かった。それじゃ、ここで解散しようか」
C.C.「ライト君、流河君、また学校で」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:14:21.81 ID:96FBRzaI0
――― アッシュフォード学園クラブハウス
C.C.「あの2人どうだ?」
ルルーシュ「"警察関係者にキラの疑いあり"、これは警察からハッキングして得たキラの殺人データから推測できることだ」
C.C.「そうだったな、"リンド・L・テイラー"の件以降、キラの殺人は警察を引っかき回し、Lを挑発しているようにみえたからな」
ルルーシュ「今調べてみたが夜神月の父親は警察庁刑事局局長らしい。その仮説が正しければ、あの2人はますます怪しくなる」
C.C.「すると、あの2人の様子からして、夜神月がキラで流河がLの手先…かもしれないな」
ルルーシュ「あぁ、確率は低いが、あたってみる価値は十分にある。まぁ、いきなりあんな近くで出会えるとも思えないがな」
C.C.「これからどうするんだ?」
ルルーシュ「そんなこと、決まっているだろう?」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:15:38.81 ID:96FBRzaI0
――― 夜神家
ライト「クソ!! やられた!!!」ガッ
ライト「まさかこの僕に自分が"L"だと名乗ってくるなんてな…」
ライト「流河旱樹なんて偽名じゃ、奴は殺せない。それに殺せたとしても、他の連中に自分がキラだと教えるようなものだ」
ライト「…第一、奴がLである保証なんてどこにもないんだ…やられたよ」
リューク(相当キテるな、こんなライト初めてだ)
ライト「流河に注意しつつ、ゼロを探し、コンタクトをとる…」
リューク「ただでさえ難題だったのに、超難題だなこりゃ」
さるっちゃうぞ。支援
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:16:10.32 ID:96FBRzaI0
――― キラ事件捜査本部
L(こちらが先手を打つことができた…)
L(すると次はゼロ関連だが、東応大に来てるとみていいのか…)
L(ゼロに関しては奴が動かない限り何もできないな。…しばらく様子見だ)
L(次の段階に移るか…。夜神月に"テスト"をし、合格したならば捜査本部に歓迎してやろうじゃないか)
L「(一応…)ワタリ。念のためだ、ルルーシュ・ランペルージとミシェル・リーフについて調べておいてくれ」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:17:48.58 ID:BvNvtaNJ0
サンデー漫画のマイナーっぷりに絶望した
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:18:30.00 ID:96FBRzaI0
――― 明後日、東応大学
ルルーシュ「流河ー!」
L「…どうしたんです、ルルーシュ君」
ライト「ルルーシュ…。流河に用かい? …それなら僕は用事があるから失礼するよ」
ルルーシュ「あぁ、すまないライト」
L「…で、何ですかルルーシュ君」ムスッ
ルルーシュ「実は少し相談したいことがあって…」
L「そうですか。私も用事があるので、手短にお願いします」ムスッ
ルルーシュ「実は俺、ミシェルのことが好きなんだ。まだ、入学して2、3日なのにミシェルには男友達が結構いるみたいで…」
L「??」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:19:04.34 ID:deuNW5W5O
むしろ潤也のほうが合ってる
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:19:35.70 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「…だから、ミシェルが他の男にとられる前に、自分の気持ちをミシェルに伝えたいんだ!」
L「そうですか。しかし、そんなことならライト君の方が詳しそうですが」
ルルーシュ「ちょっと失礼だけど、ライトって勉強ばっかりで、そっち方面には疎いかなぁって」
L「私にはそうは見えませんが…」
ルルーシュ「流河にはミステリアスな雰囲気、大人を感じるんだよ。だから、ライトの知識恋愛のアドバイスより、流河の方が…」
L「他にも聞ける人はいるでしょーが」ムスッ
ルルーシュ「他の男は、ミシェルに気があるかもしれないだろ? だけど流河にはそんな気がないのは明らかだ」
L「何か話が強引ですが…まぁいいでしょう。ルルーシュ君とミシェルさんの今の関係を詳しくお願いします」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:19:46.07 ID:DXj0wECk0
ロイド(安藤)
はでないの?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:21:17.01 ID:96FBRzaI0
魔王がここまで知られてないとは思わなかった…
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:22:00.02 ID:JBdX/jHK0
魔王面白かったのにね
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:22:29.12 ID:C887e40d0
魔王は蜂ぐらいしか覚えてない
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:22:38.99 ID:Gtu1dALR0
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:23:25.05 ID:49cUFZSB0
蝉のスピンオフ結構面白いな
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:23:32.19 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「…実は俺、ミシェルと同居してるんだ。彼女が記憶喪失で彷徨ってたのを、俺が見つけてな…」
ルルーシュ「医者によると"未知"の原因らしくて…だから俺の家からまた新しい人生を、と思ってね」
ルルーシュ「それ以来ずっと一緒に暮らしてる。ミシェル・リーフって名前も俺が付けたんだ…」
ルルーシュ「法務省のお偉いさんに知り合いがいてね。悪いことだけど、ミシェルのためを思って…」
L(ワタリからの報告で、身元不詳だったのはこういう訳か? 嘘をついてる?)
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:23:39.39 ID:EYGa6xIrO
G線上の魔王なら知ってる
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:25:06.39 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ「同居してまだ1年もたってないんだ。他の男に奪われるかもしれない…」
L「じれったいですね。もう本音を言っちゃえばいいじゃないですか(私は何でこんな奴と話しているんだ)」ムスッ
ルルーシュ「…本音か、そうだね。(キョロキョロ)じゃあ本音を言うからしっかり聞いてくれよ」
ルルーシュ『ルルーシュ・ランペルージが命じる!』ギラ
L「!?...」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:26:42.65 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ『偽名を使うお前は誰か、何のためにここに来たか、せいぜい俺に話し、その後話し中の一切の記憶を抹消せよ!!』ギラ
L「…私の名前はエル=ローライト (L. Lawliet)、通称"L"。世界一の探偵だ。間違いない。(!?)」ペラペラ
ルルーシュ(!!!…フフ、お前があの"L"!!!…フフフフフッ…何て俺は幸運なんだ!!)
L「私はこの一連の俗にいうキラ事件において、1人の青年が怪しいとみている。それは夜神月」ペラペラ
L「捜査本部にいる5名には、彼がキラである可能性を5%未満といっているが、本心ではかなり高い、探偵の勘というやつです」ペラペラ
L「それゆえ私は自らを夜神月の監視役に抜擢し、彼に"自分はL"と名乗ることによる揺さぶりを試みました」ペラペラ
L「そして夜神月を捜査本部に入れさせ、今後も警戒を強めていく…(私は何故?)」ペラペラ
L「もう一つの理由はゼロです。彼もまたこの東応大にいるとみています」ペラペラ
L「彼に関しては何も分かっていない。だから彼の調査もまたここに来た理由です」ペラペラ
L(何故?…まさか、お前が…"ゼロ"…か!!)
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:27:22.22 ID:96FBRzaI0
L「…」
L「…あ、ボーッとしてました。すみません、何のお話でしたっけ?」
ルルーシュ「ひどいじゃないか。ミシェルのことだよ。…でもやっぱり告白はやめておくよ、まだ早いよね」
L「…はい、そうでした。…私は成功すると思いますが。それでは、相談はもういいですね?(何なんだこの違和感は…)」
ルルーシュ「あぁ、ありがとう流河。付き合ってくれて。それじゃあ、また明日」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:28:43.09 ID:96FBRzaI0
――― アッシュフォード学園クラブハウス
C.C.「じゃあ流河がLだったのか? …まさかこんないきなりで当たるなんてな」
ルルーシュ「フフフフフッ…、Lは天を敵に回したようだ」
C.C.「しかし、これでLにはギアスが使えないな」
ルルーシュ「あぁ、俺のギアスはテストによると1人に対して1度きりしか効果がない…」
C.C.「どうやってLを始末するんだ?」
ルルーシュ「最初に言っただろ? "キラと協力し、ともにLを倒す"と」
ルルーシュ「"エル=ローライト"、そして"流河の顔"これさえあれば、"L"はこの世から消える」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:30:06.60 ID:96FBRzaI0
C.C.「じゃあ、もし夜神月が本当にキラなら…」
ルルーシュ「あぁ、だとするとLは明日にでも消えるが。もちろん、夜神月がキラである確率もLの妙な主観を除けば疑いはかなり低い…」
ルルーシュ「だが、ここは自称世界一の探偵の勘に頼ってみようじゃないか」
C.C.「私の出番か?」
ルルーシュ「あぁ、このためにお前を東応大に入れさせたんだからな」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:31:11.99 ID:96FBRzaI0
――― 安藤家
安藤(…ゼロは東応大に必ずいる!!)
安藤(キラ、ゼロについて調べたこの半年間、そしてあの放送…)
安藤(ゼロ、お前は隠したつもりかもしれないが、あのディレクターの件…)
安藤(キラ信者でなければ少し考えれば分かることだ)
安藤(キラ信者なら天誅が下ったと喜んで終わりだが、俺は違う!)
安藤(あんな放送を流させたんだ…、ゼロにもキラのように超能力があるに違いない)
安藤(あれはゼロが言わせた言葉。つまり東応大にゼロはいるんだ)
安藤(ゼロに勝てば、キラも出てくるだろう。..そして最後にはキラにも勝つ!!)
安藤(ゼロ…明日楽しみに待ってろ…)
潤也「兄貴〜…はぁ、またかよぉ……(やっぱり兄貴は…)」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:32:28.11 ID:96FBRzaI0
――― 翌朝、東応大学第一体育館
学生A「着任式って、大学でもやんのかよ。んなもん始業式と同時に済ませとけよなァ…メンドクセ」
安藤(やはり1年は体育館の端に並ばされるか…しかし、これも予定通りだ)
安藤(腹話術の有効範囲は"30歩"しかないが、幸いにも俺は"アンドウ"なんでね、最前列なんだ。ぎりぎり届く、これも予定通り)
学長「学生の諸君おはよう〜」
安藤(…さぁ、始まった。覚悟を決めろ!!)
学長「〜任する先生方にそれぞれご挨拶をいただ『…その前に諸君に言っておかなくてはならないことがある』」
学生達「???」
学長「『…』」
学長「『…俺の名は"アンゼラ"。たった今、この学長を乗っ取ってみたが、最近調子はどうだい、"ゼロ""キラ"?』」
学長「『俺は、お前ら洪水の元を決して許さない。ただの大量殺人鬼のお前らに、俺は裁きを下す!!』」
シエスタ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:34:04.87 ID:96FBRzaI0
学生A「えっ、何いってんだ、あのハゲ豚…ゼロ、キラって?」
学長「『ゼロ、今この体育館にいるのだろう? "キラ"は見つけることができたかな?』」
ライト(…今度は何だ? …くそっ、ふざけるな!! そんなことをこの場で言ったら…)
ルルーシュ(…何だ? 次から次へと!!)
L("アンゼラ"。「ゼ」ロとキ「ラ」に「アン」は「opposite」の意味? …今度は味方か? …!?)
副学長「ちょっと学長!! 何をおっしゃられ『…入学式からまだ数日、たとえ運よくキラが東応大に来ていても…』」
学長「…ちょ、おい副学長!! 何をやってるんだ!! 台から降りろっ!!!」
副学長「『黙れハゲ豚!! 今はゼロと話しているんだ!! …ゼロ、まだキラとは接触できていないみたいだな?』」
学長「な、何たる無礼!!!あとで理事長へ報告してやる、お前はどこかへ消えていろ!」グーパンチ
副学長「ブッッ、何するんですか?学長!!私はただ、学長が妙なことをおっしゃられたから来ただけですよ!」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:34:58.69 ID:96FBRzaI0
学長「『…妙なことは何もいってないよ、副学長。…さて、ゼロ、キラ俺が人を乗っ取ることができるのは分かっただろう?』」
学長「『いいことを教えてやろう。"キラ"はこの東応大に来ている!!!』」
生徒達「ザワザワ」
学長「『何故ならこの数日、俺はこの大学の新規学生、教師、全てを片っ端から乗っ移り、そいつらの脳内情報を全て得たからだ!』」
学長「『ゆえに、私は"キラ"が誰であるか、もちろん"ゼロ"も誰であるか、もう知り得ている!!!』」
副学長「お、おい! 誰か学長を止めるんだ!!」
学長「『といっても、ゼロにキラ、お前らは乗っ取られたことに気づいていない。それは学長と副学長を見ても分かるだろう?』」
学長「『俺が対象の脳に介入している間、そいつに残るはずの記憶は俺に残る。つまり、彼らは乗っ取りを自覚できないんだよ!!』」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:35:19.78 ID:C887e40d0
oppositeってなんぞ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:36:34.65 ID:96FBRzaI0
学長「『…ゼロにキラお前らに"猶予"をやる。詳細は来週の月曜、大学の某所にて掲示する』」
学長「『お前らを殺すのは簡単だ。自殺の方法の希望なら聞いてやってもいいんだぞ?』」
学長「『もし、そこに書いてあるとおりの懺悔をしなければ、俺がお前らに"制裁"を下す!!』」
若い助教授「学長! しっかりしてください!!」
学長「『巨乳大好き!!』」
学生A「うわぁぁぁ!!どうなってるんだよぉぉ!!!!」ドカドカ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:37:17.03 ID:EYGa6xIrO
アンチのほうがわかりやすい……はず
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:39:01.31 ID:qi6WnlcgO
>>87 向かい合った、反対(側)の、逆の、正反対のもの
ってジーニアス先生が言ってた
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:39:11.44 ID:96FBRzaI0
学生B「やべー奴がいるんだろ!! キラ様ゼロ様、ここにいるのなら助けてください!!!」バタバタ
安藤「(ハァハァ、もうひと頑張りだ!!)みんな! ここにいてはいけない、奴に乗っ取られるぞ!!!」ダッ
学生C「『そうだそうだ!! 早くここから逃げよう!!!』」
学生D「『キラ信者は奴に殺されてしまうぞ!!!!』」
学生E「え!? そんなぁ!! みんな逃げるぞ!!!」バタバタ
式進行係の先生「み、みなさん、落ち着いてください!! 東応大学の学生としての気品…」
式進行係の先生「『なんて気にせず、迅速に避難してください!!』」
学生F「先生も早く逃げなよ!!!」ダダダ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:40:19.55 ID:96FBRzaI0
主任「『皆さん、今週は全ての講義を臨時休講及び休校とすると学長からの判断がなされました!!!』」
学生G「キラ様ぁ、ゼロ様ぁ、アンゼラをやっつけてー!!」ダダダ
ライト(…この状況はマズい。一度家に戻って…)
L「ライト君、このまま"アンゼラ"に"キラ"と"ゼロ"を殺ってもらいましょう。一気に解決ですね。」
ライト「(だまれ愚民!!!)…あぁ、そうだな。それより今はここから出た方がいいな…」
ルルーシュ「(ふざけるな、何が"アンゼラ"だ!)おい、C.C.。家に戻るぞ!!!」ボソッ
C.C.「あぁ、この状況、尋常じゃない発狂っぷりだ」ボソッ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:41:34.41 ID:96FBRzaI0
――― 夜神家
ライト「…」
リューク「…どした、ライトー?」
ライト「…何かしらのトリックを使ったハッタリ、という線もある…」
ライト(いや、超人的な能力を使える人間が分かっているだけで今2人もいるんだ)
ライト「…今はそんな甘えたことを言っている場合ではないか」
ライト(今日は4月10日の水曜日)
ライト「月曜までに"アンゼラ"を学内から見つけ出し、始末するしかない!」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:42:59.03 ID:96FBRzaI0
リューク「すごいなライト! もう学内にいるって分かったのか?」
ライト「リューク。あんな小芝居は見える、聞こえる位置からじゃないとできないに決まってるだろ」
ライト「すると、体育館に集まった全学生、全教職員、この中に必ずいるはずだ」
ライト「しかしそれが分かったところで奴の計算内だろう」
リューク「しかし、入学早々、正体をつかまれるとはなぁ。すげぇ能力だよな」
ライト(能力はもちろん気になるが…ん?)
ライト(月曜の意味…ってこれか!?)
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:43:11.07 ID:deuNW5W5O
面白くなってまいりました?
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:44:20.99 ID:96FBRzaI0
――― アッシュフォード学園クラブハウス
ルルーシュ「まさか学内にまだ敵がいたとはな」
C.C.「Lの仲間ではないのか?」
ルルーシュ「いや、少なくとも現時点では違うはずだ。それならLは学内にいるキラも俺も拘束しているだろう」
C.C.「まぁ、そうなるな…。そろそろいくか?」
ルルーシュ「あぁ。始めよう。タイムリミットは月曜だ」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:44:58.51 ID:96FBRzaI0
――― 同日夜、安藤家
安藤(さすがにあんだけ腹話術を連続使用するとキツいな…)ケホケホッ
安藤(しかし、これでゼロは動くはずだ。もし本当にいたならキラも…)
呼び鈴『ピーンポーン♪』
潤也「兄貴ぃー、人来たみたいだぜ!」
安藤「ハイハイ、たまには潤也が出ろよなぁ…!?」
安藤(コイツって…確か、流河?)ジー
L「どーも、流河旱樹です」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:46:18.90 ID:96FBRzaI0
安藤「は、初めまして…。えっと、何で流河が俺の家に?(まさか、こいつがゼロ? いや、ここは自然に)」
安藤「とりあえず、家入る?」
L「はい、ではお言葉に甘えて」
安藤「流河とは喋ったこともないのに、最初に家に招くことになるなんて思わなかったよ」
L「…私は最初からあなたに何かを感じていました。…探偵の勘です」
安藤「え!? 何? …流河は探偵なの?(探偵? 何言ってるの?)」
L「私は通称"L"という探偵です。昨年、キラとの対決をテレビでお見せしましたあの"L"です」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:48:11.68 ID:96FBRzaI0
安藤「!? あんたが、あの"L"? 嘘つくなよ。そんな証拠ないだろ? あったとしても俺に何の用だよ…」
L「安藤君って"アンゼラ"ですよね? …いや、間違いないはずです。そして私も"L"です。これも間違いないです」
安藤「!!! えっ? 何言ってるんだよ、そんなわけ――」
L「私と一緒にキラ、そしてゼロを捕まえましょう。あなたがいれば私たちは勝つことができます」
安藤「…だから、なんで…」
L「私は夜神月をキラとみて、大学にまで入り調査しています。いい加減信じてください。終いには怒りますよ?」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:49:31.79 ID:96FBRzaI0
安藤「………夜神月ってことは、キラは本当に東応大に来ていたの!?」
L「はい?安藤君、あなたはキラが誰なのか知っているのでは?」
安藤「…ごめん、あれハッタリなんだ。でも俺が"アンゼラ"なのは間違いないよ、どうして気づいたの?」
L「夜神月がキラ、しかし可能性は低いです。だからあなたのところへ答え合わせに来たのですが…まぁ期待してなかったけど」ムスッ
安藤「いや、どうして気づいたの!? 何か穴があった? …それじゃあキラとゼロにも安藤がアンゼラってバレてるんじゃ…」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:50:18.29 ID:96FBRzaI0
L「心配いりません。それはありえません。私はあなたのある呟きが無性に気になっただけです」
L「だから、キラ・ゼロに反対するアンゼラが出てきたとき、私はあなたの行動をずっと監視していました」
L「いわゆる"乗り移った"と言われる人間が発言しているとき、あなたはほとんど口を手で押さえていた。不自然でしたよ?」
L「学生をパニック状態にさせ、外に追い出すとともに、休校にさせる。…全てあなたが絡んでるように見えました」
L「私の予想ですが、あなたの能力は自分の思うことを対象に喋らせることができる、そんなところでしょうか?」
支援
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:51:31.44 ID:96FBRzaI0
L「だから乗り移ったなど信じず、同志で安全だと思ったから直接来たんですよ」
L「まぁ少し期待していましたが…」ムスッ
安藤「…す、すごい。大体正解だよ! Lって本当に名探偵なんだ…」
L「しかしその力は使えますよ。喋らせている間は記憶が残らないのが大きいです。私と今から作戦を立てましょう」
安藤「…うん、協力してくれるなら大歓迎さ。2人でキラとゼロに勝とう!」
L「ところで、次の月曜まで休校にした理由を教えてください」
安藤「あぁ、月曜にあるイベントが東応大であって、それまでは接触を避けたくって…」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:52:10.93 ID:HzkumkT1O
ギアス使う時はヴィ・ブリタニアの方を使ってた気がするが
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 20:56:14.65 ID:49cUFZSB0
>>104 本名ばれると不味いからだと解釈してた。どっかにキラがいたら困るし。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:02:49.58 ID:JBdX/jHK0
投下速度が落ちてきたな
さるったんじゃない?
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:05:47.44 ID:xk7qLkmR0
ここまで読んだがキラとゼロの目的は全く違うんじゃ?
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:06:40.61 ID:96FBRzaI0
――― 同日夜・夜神家
呼び鈴『ピーンポーン♪』
母親「ライトー。大学のお友達がいらっしゃったわよー」
ライト(まさか…"L"か?)
C.C.「ライト君、ちょっとお話があって来たんだけど、邪魔かな?」
ライト「ミシェル1人?全然構わないよ、さぁ上がって…(何しに来たんだ?)」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:08:02.73 ID:EYGa6xIrO
ログ速で見てきた
とりあえず月の殺し方がひどすぎる
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:08:39.66 ID:96FBRzaI0
ドア『ガチャン』
C.C.「……夜神月。おまえ、"キラ"だろ?」
ライト「!!!? ミシェル? 何をいって…」
C.C.「教えてやろう私が"ゼロ"だ」バラッ
ライト「…これは"ゼロ"の仮面と変装道具…それにサクラTVの…バイトのタイムカードか?」
C.C.「あの"演説"の時から更新がないだろ? まぁいくらでも細工はできるからな。信じる信じないは勝手だが?」
ライト「いや、この時期に僕に接触してくる時点でお前がゼロである可能性は十分高い」
ライト「そうだ、僕が"キラ"だよ…」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:09:41.53 ID:96FBRzaI0
C.C.「私がLの回し者だったら、今お前はアウトだぞ?」
ライト「それはない。"L"は助手に2人のことを調べさせてたみたいだからな」
ライト「...で、ルルーシュはどうなんだ? 同棲してるんだろ?」
C.C.「あの童貞小僧か? あいつはただの宿代わりだ。こちらとしても寝所はキープしておきたいからな。関係ない」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:11:04.84 ID:96FBRzaI0
ライト「…じゃあゼロの"能力"は何だ?」
C.C.「絶対遵守の命令を下せる。相手の脳に非科学な光情報を与えることにより実現可能だ。死ねといえばそれまで」
ライト「…なるほど。まぁ在っても不思議じゃない…。(その能力じゃ逆に利用される…!!)」
C.C.「お前のはどうなんだ?」
ライト「デスノート、顔の認識がある対象の名前を書くと、そいつは死ぬ。死神の力でね。…これに触れてみろ」スッ
リューク「ノートの切れ端を触ったのか? こんにちわ」
C.C「…しにがみ…か」フフフ
ライト「コイツはノートに触れた人間にしか見えない。…よく驚かないな」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:11:16.26 ID:y1BjBmp+O
安藤かっこよかったよな
何て事ない能力だけど最後まで立ち向かったのがよかった
弟はけっこうチートだけど
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:13:08.65 ID:96FBRzaI0
C.C.「…やはり、殺すには"顔"と"名前"が必要なのか。ルルーシュの読み通りだな」
ライト「ルルーシュだと!? 関係あるんじゃないか!!」
ドア『ガチャ』
ルルーシュ「すまなかった、ライト…。いや、"キラ"。……俺が本当の"ゼロ"だ!」
ライト「…どういうつもりだ?」
ルルーシュ「一応念のためだよ。C.C.を使ってお前がキラか、どういう能力なのか知りたかっただけだ」
C.C.「すまなかった。私は"ゼロ"ではない。そして、ミシェル・リーフは偽名。これからはC.C.って呼んでくれ」
ライト「(何がC.C.だ)おい、どうやってここに入った?」
ルルーシュ「もちろんC.C.と2人で来たさ、母親と妹には"ギアス"をかけて俺のことだけは無視してもらったがな」ペタ
ライト「ギアスだと?」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:14:08.86 ID:96FBRzaI0
C.C.「さっき説明しただろ?絶対遵守の命令を下せる力だって」
ライト「そうか、何でもアリの能力だな、ギアスは…(くそ、どうする)」
ルルーシュ「…これが、しにがみか…」
リューク「おう、お前も切れ端に触ったのか」
ルルーシュ『ルルーシュ・ランペルージが命じる!』ギラ
リューク「なんだぁ?」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:15:00.76 ID:96FBRzaI0
ルルーシュ『死神よ、俺に一生服従するがいい!』
リューク「…はい?何で俺がそんなこと…てか俺、所有権のあるライトに憑いとかなきゃいけないから無理だわ」
ルルーシュ「…フッ。死神には効かないか。死神を従えるなんてまさに神だと思ったんだが…まぁいいさ」
ライト(死神には…効かない?)
ドア『コンコン、ガチャ』
粧裕「お兄ちゃんと彼女さん。お茶持ってきたよー♪」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:16:03.76 ID:96FBRzaI0
ライト「あぁ、ルルーシュの分は? ほら、そこに男がいるだろ?」
粧裕「? 何言ってるの? 誰もいないじゃん。変なの。……それじゃ、お二人さん♪ごゆっくり♪」ガチャン
ライト「……ルルーシュ、お前の能力は最強じゃないか。僕と組む必要なんてないだろ?」
ルルーシュ「キラの能力、そのデスノートにはギアスにない最大の強みがある」
ルルーシュ「遠隔殺人が可能な点。それゆえ大量の裁きに適している。まさに一番必要な力だ」
ルルーシュ「そして多様性に富んだ小技の効く俺のギアスと合わされば最強だ。夢を実現できる」
ライト「…それで、僕を殺してノートだけ持って行くのか?」
ルルーシュ「あぁ、必要なのがお前でなく、ノートと分かった今、そうするつもりだが…肝心のノートはどこだ?」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:16:46.87 ID:96FBRzaI0
ライト「切れ端ならここにあるよ。2人に触れさせた後、2人の名前を書いたノート切れ端がね」
ルルーシュ「ふっ、やはりな。本名じゃなきゃ殺せないんだろ?」
ライト「(40秒は過ぎてるか)まさか2人揃って偽名とはな…。だが、ノートの場所は教えないよ!」
ルルーシュ「そうか! ならばギアスをかけて、出してもらうしかあるまい」
ライト(やはりこう来るか! …くそっ、こんなところで!! …だが、これしかない!!)
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:17:43.54 ID:96FBRzaI0
ライト「リューク!!! 取引だ!!!!!」
ルルーシュ『ルルーシュ・ランペルージが命じる!』ギラ
リューク「(お?プライドを捨てたか?)オッケーだ、ライト」
ルルーシュ『ノートとその所有権を俺に渡せ!!』
ライト「…」
ライト「……ハッハッハ!!! バカめ!! ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア!!!!」
ルルーシュ「な!? どうなっている!!?」
C.C.(ギアスが効かない…。それに本名まで…)
ライト「…形勢逆転だ。ルルーシュ! お前のギアスは俺には効かない、そして俺はお前の"本名"を知ることができた」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:19:54.99 ID:49cUFZSB0
それはちょっと設定違うんじゃないだろうか
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:26:34.07 ID:6GzVg210O
こまけぇことはいいんだよ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 21:32:41.83 ID:HzkumkT1O
ルルーシュって実は「俺の命令を聞け」みたいなのも出来ちゃうんだよね
リューク「死神の目をもつと、顔を見るだけで本名が分かる」
リューク「なにより"死神"の俺に"ギアス"が通用しなかったことをとっさに利用したわけだ!」
リューク「死神の目はギアスの光を通さない。死神の力の方が上だったってわけだなw」
ルルーシュ「それが"取引"か…早く言え、この死神!!!」
リューク「何で俺がそんなこと言わなきゃいけないんだ?」
ライト「相手の能力より自分の方が有利だからといって、勝利を確信したのがお前の甘さだ!」
ライト(しかし、寿命が半分に…。くそ!! こいつは必ず殺してやる!!)
ルルーシュ「…だが、ライト。お前は俺を殺さないだろう?」
ライト「…あぁ、ギアスを使えるのはお前だけだからな。とりあえずはお前の言う同盟を結ぼうじゃないか」
ライト(さて、明日は休校だし、捜査本部にでも行くかな)
――― 翌日、木曜日、キラ事件捜査本部
ライト「おはよう、竜崎」チラ
L「はい、ライト君。ん? どうしましたか?」
ライト(フフフフフ!! どうもしないよ...、エル=ローライト!!)
ライト「キラによる殺人はまだ続いている」
ライト「アンゼラは本当にキラに猶予を与えたようだね」
L「はい、早く制裁してほしいのですが、アンゼラは何を考えているのでしょうね?」
ライト「これは予想だが、キラ信者たちの前で"教主"自らによって過ちを認め、死をもってその罪を償わそうとしているんじゃないかな」
L「教主が消えれば、信者は目を覚まし、犯罪者なら殺しても良い、という考えはなくなるというわけですか…」
ライト「アンゼラも東応大の者に間違いはない。学校に行ければ、いろいろ調べることができるのだが…」
L「…ところでですねライト君、実は私、昨日アンゼラと会ってきたんですよ」
ライト(!?)
松田「えっ、えぇーーーー!? それじゃあ竜崎はキラとゼロの正体を教えてもらったのかいっ!?」
L「はい、キラは確かに、間違いなく、…"夜神月"。あなたでしたよ!!」ギロッ
ライト「なっ!? 何を言ってるんだ!! 冗談はよせ!! 第一アンゼラは昨日でてきたばっか―――」
L「もちろん冗談です…ライト君、驚きすぎですよ」ニヤッ
ライト「ふざけるなっ!! 大量殺人犯なんだぞ!? 冗談でそんなこと言うな!!」
ライト父親「そうだぞ竜崎!! 言っていいことと悪いことが…」
L(70…いや80%だな)
L「大丈夫ですよ、ライト君がキラなはずありません、せいぜい5%くらいですよ」
ライト「何が5%だ!少しでも疑われてる身になってみろよ!!!」
L「…最悪な気持ちになりました」
ライト(せいぜいほざいてろっ!! どーせ死ぬんだからな!!)
支援
――― 土曜日夜・アッシュフォード学園クラブハウス
C.C.「ギアスを使いすぎるといずれ制御できなくなり、コードを受け取ることによりそれは収まるんだ」
ルルーシュ「いずれ限界がくるだろうが、俺はやめるわけにはいかない。ナナリーのためにも」
ライト「すると、次に不老不死になるのはルルーシュか」
ルルーシュ「あぁ。C.C.は死にたがってるが、俺には理解できないな」
ライト「僕も同感だよ。不老不死なんて素晴らしいじゃないか!」
ルルーシュ「さて、ちょっとナナリーのところへ行ってくるよ。C.C.とアンゼラに勝つ策略でも考えててくれ」ガチャ
ライト「不老不死か…それで、僕のところへ最初君が来たのか(フフ、この時を待っていた)」
C.C.「お前は死なないから、大きく出ても大丈夫だ、探ってこい、ってルルーシュに言われてな…」
ライト「……好きなんだろ、ルルーシュが」
C.C.「……」
ライト「この前君はギアスで嘘の愛情ばかり受けてきたって言ってたよね」
ライト「最初はそれでよかったが、やがて本当の愛だけが欲しくなった。でも、信じてたコード保有者も偽りの愛だった…」
ライト「…ルルーシュに愛されたいんだろ、だから君は必死に従う」
C.C.「……そうだ。…でも、だめだ。…アイツはナナリーばっかりで」
C.C.「愛されたいから愛そうとした…でも愛し方がわかんなくてな……私は…もう…」
世界観が分からないんだが、ここは日本なの?
ブリタニアはどうなってるの?
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 22:27:08.92 ID:ZxXKLzwU0
>>133 デスノートの世界がベース
だからブリタニアとかの国はない方向で…
ごめん
遅いのはさるのせい
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアはただの変な名字ってことか。
ライト(強がってたのが急に崩れた感じだな。ここまでこればもう大丈夫だ。)
ライト「ルルーシュが何だっていうんだ!!!(こんなに強く抱きしめられたことはないだろ)」ギュ
C.C.「!」
ライト「僕は…最初に目があったその時から…」
ライト(ルルーシュからは、"C.C."なんて温度のない名でいつも呼ばれてるんだよな。ならばここは…)
ライト「こんなにも ・・・ を愛していたのに...」ギュ
C.C.(……抱擁とはこんなにも……あったかいのだな…)
C.C.「…私は………生きててよかった………」
ライト「・・・、僕のお願いを一つ聞いてくれ」
C.C.「ライトの言うことなら……言ってみてくれ」
ライト「僕にもギアスを発現させてくれ。不老不死の呪縛を解けるのは僕しかいない」
ライト「僕は・・・に普通の女の子に戻って欲しい。無事に戻れたら…そしたら結婚しよう」ギュ
C.C.「!!」
ライト「これは2人だけの秘密。だからルルーシュには言わないで」
C.C.「…あぁ…分かった………だからもう少しだけ……」
ドア『ガチャ』
ルルーシュ「どうだ、ライト、C.C.。何かいい策は思いついたか?」
C.C.「……ルルーシュ、お前という奴は……」ボソ
ルルーシュ「?」
ライト「月曜に掲示される詳細が分からないことにはな……まあ多分アレだろうが」
ルルーシュ「あぁ、俺たちがまだ繋がってないと考えているアンゼラなら、アレしかないな」
――― 時は流れ、日曜日、キラ事件捜査本部
松田「え? 竜崎、どこへ行くんだい?」
L「外に気分転換へいってきます」
ライト父親「うむ。そうだな。ここのところ、竜崎は調子悪そうだからな。気分転換した方がいい」
L「はい、1人がいいので誰もついてこないでください」
ライト「分かってるよ。…じゃあ父さん、そっちの資料を…」
松田「なーんか、最近竜崎ってピリっとしないですよねぇー。言葉数も少ないし。せっかくキラとゼロが東応大にいるって分かったのにー」
ライト「アンゼラに先を越されたからスネてるだけですよ」
支援ヌ
ライト父親「しかし、東応大となると、ライトも容疑者になってしまうな」
ライト「全く、父さんまで。父さん達は僕を数日間監視して、キラは僕ではないと結論がでたって言ってたじゃないか!」
ライト父親「あぁ、そうだ。だから私は全く疑ってない。むしろ今はこの教授が…」
ライト(ぬるい。Lさえ消えれば楽勝だな)
松田「えぇえぇぇぇぇぇえええぇえ!? 何だって!!!」
ライト「(きたか!!)どうしたんですか。松田さん?」
松田「ワタリから…り、竜崎が事故で死んだって…」
ライト・ライト父「!!!!!」
ワタリ「はい、竜崎は大型車にひかれ、救急車が到着したころにはもう…」
ワタリ「救急車を呼んだ目撃者によると、竜崎が赤信号にもかかわらずフラフラと道路を横切り、そこにトラックが…」
ライト父「くそっ、キラもまだ捕まえてないのに…こんな不運な事故で…本人も死にきれんだろうに」
ライト「竜崎がこうなったのも全てキラのせいだ!! 殺してやる!! キラ!!」
松田「ライト君落ち着いて! キラは心臓麻痺でしか人を殺せないから、これは事故だよ」
松田「でも竜崎を苦しめたのはキラのせいだ…僕たちがキラの首を竜崎の墓に供えてやるんだよ!!」
ライト(少しは疑えよ。ほんとにカスばかりだな)
■デスノート■
エル=ローライト 4月12日(金)より、鬱病のごとくふるまい続け、
4月14日(日)本部の人間に"外に1人で行く"ことを伝え、最も自然な事故死で自らの一生を終える
――― 4月14日、日曜日夜、安藤家
安藤("L"から通知が入らない)
安藤(…すると、流河は…死んだ…のか)
安藤(…何があったんだ! まさか、キラに!?)
安藤(俺1人でやるのか? そんな…)
安藤(くそ、何言ってるんだ! やるって決めたじゃないか!)
安藤(キラにゼロ、……絶対に負けないからな!!!)
潤也「…兄貴はどこにも行かないよな?」
安藤「!? あぁ、潤也か」
潤也「俺は行かないよ! 兄貴を置いてどこにもいかない! 賭けてもいい! だから!」
安藤「どうしたんだよ? 潤也…」
潤也「最近の兄貴の様子見てたら、心配になってよ…」
安藤「バカだな、『賭けてもいい』っていうのは、よほどの確信が持てるときでなきゃ、いったら駄目なんだ」
安藤「…大丈夫。どこにも行かない。約束しよう…。賭けてもいい。」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 23:22:05.54 ID:C887e40d0
ありゃーエルしんじゃったかー
――― アッシュフォード学園クラブハウス
ライト「ルルーシュ、君と僕はやはり似ているかもしれない」
ライト「ギアスはその人間の欲望の表れである。やはりお前も神になりたいのか」
ルルーシュ「何を言っている? ……まさか!? お前!!!」
ライト「あぁ、君と同じ"絶対遵守の命令"を下せるギアスが僕にも発現したからな!!」
ルルーシュ「……おい!! C.C.!! こいつにもギアスを発現させたのか!?」
C.C.「そうだ、ルルーシュ。お前よりライトの方がふさわしい」
ルルーシュ「くっ…、だが!! お前の目は死神のものだ!! 自らの目によってギアスは遮断され、命令を下せないはずだ!!!」
ライト「あぁ、その通りだ。だが、それを逆に利用させてもらったよ」
ライト「随時ギアスを最大限に発動させ続け、急速に力を増大させた!! 普通なら人間が耐えられる負担どころではない!」
ライト「だが、死神の目に刻印がある以上、僕自身には何の痛みも負担もない!!死神の力によりそれらは抑えられるからだ!」
ライト「そして、遂に時はやってきた」
C.C.「"ギアスが一定以上まで増大した者には「コード」を譲り受ける資格を得る"」
ルルーシュ「ま、まさか…C.C.。……嘘だろ?」
なんかよく分からなくなってきた
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/30(木) 23:52:16.16 ID:6MHWcnLvO
見てるぞ
支援
C.C.「私はライトに愛され、死ぬことができるのだ。 これが私の"願い"だったんだからな」
ルルーシュ「お前ら、いつのまに…。おい、C.C.! そんなのは愛じゃない、利用されてるだけだ!!!」
ライト「残念だったな、ルルーシュ。やがてお前はギアスを暴発させ死ぬだろう。僕はコードを渡さないからね」
ライト「いつかの女子大生が言ってたな、"神は唯一"だと! 偽物はお前だったようだな!!」
ライト("死神の目"、"デスノート"、"不老不死"、"力を与える力"を手に入れた………僕は"神"になった!!!)
――― 時は流れ、4月15日、月曜日! 正午、東応大学第二体育館
テレビ『猫田市にある東応大学では毎年4月15日には市内の高校生が全て集まり〜』
テレビ『文武両道である東応大学各サークルのレベルの高いみせもの〜』
テレビ『尚、この伝統ある"丸祭"は、東応大学1年生におくるサークル紹介も兼ねており〜』
安藤(去年も思ったが、すごい人数だな。テレビ生放送も完璧。準備は整った!!)
木村「〜始まりました!! 私、この度司会・進行を努めさせて頂く東応大学4期生、木村と申します」
安藤(開祭式が始まった。この第二体育館、第一体育館の倍以上は広いな…だが、)
安藤(高校生が来た分だけ1年生は中央によることができる。腹話術が使えるんだ)
安藤(さて、大学側の欠席は教職員、学生合わせて10名ほど…。忠告が効いたようで、思ったより来てるな)
安藤(これでゼロ、キラが絞れる!)
安藤(この欠席リストが出回ってるということは、キラ、ゼロにも上手く指示が回ってるだろう...)
■掲示物■-------------------------------------------------------------
丸祭の注目イベント、奇術クラブ伝統の「イリュージョン」の舞台が始まり、
TV視聴率も最大になる午後1時、ステージに2人で上がれ。
「イリュージョン」のスタッフは"アンゼラ"に操られた顧問の頼みだけあって
快く主役を2人に譲ってくれた。だから問題はない。
ステージにあがると、幕が開かれ、スポットライトが2人を照らすだろう。
それを合図に、今までやってきたことの過ちを2人とも認め、
キラ、ゼロの思考は間違っていたと強く主張しろ。気を抜いたら殺す。
本物である証明と懺悔を兼ねて
その不幸な能力で「どちらか」が「どちらか」を殺せ。
さすれば「残った方」の裁きは見送ることにする。
だが、殺人が再開すれば「残った方」も命はない。
死にたくなければ、2人で舞台にあがり、相手を殺せ。
お前らが生き残る道はそれしかない。
上記以外の行動を取れば殺す。
また、この邪魔をするものも容赦なく殺す。
さて、最後に大学側にもひとつ指示を出そう。
大学側の学生、教職員は12時までに"全員"が第二体育館に集まれ。
欠席者がいれば、強引にも連れてくるべし、死なせたくなければな。
だが、どうしても拒むものがいれば、この限りではない。
その場合、その欠席者リストを学生全員に行き渡るよう回させろ。
これをしない場合、体育館で学生同士の殺し合いが始まる。
俺はクラレッタのスカートを直しにきた。
観衆の罵声が歓声に変わるまで、負けるわけにはいかない。
アンゼラ
------------------------------------------------------------------------
とりあえず支援
学生A「なぁ、お前はアンゼラの掲示みた?」
学生B「みたみた。大学側がやけに静かなのはこのせいだよなw」
学生C「逆らったら終わりだもんな。でも、テレビ来てるんだぜ?」
学生D「あぁ、13時が怖い」
学生E「なぁ、コピーが高校生の方にも出回ってるらしいぜ」
学生A「ガキじゃあるまいし、さすがに騒がないだろ」
学生B「ひゃー、キラ、ゼロ、なんとかしてー」
学生C「おい、やめとけ。近くにアンゼラがいるかもしれないだろ?」
高校生A「おい、潤也…これ見ろよ..」
潤也「アンゼラって先週ここをパニックにさせた奴だよな...」
潤也(おいおい、こんなことやるのか?…ん?)
潤也(クラレッタのスカート? どっかで聞いたような…)
――― 時間は刻々と進み、12時50分、舞台裏
奇術クラブ顧問「君たちが…例の…」
ライト「フフフ、私がキラだ」
ルルーシュ「私がゼロだ」
奇術クラブ顧問「わ、私はゼラ派です、…どうにかしてくれませんか? これが放送されれば大学のイメージが…」ボソ
ルルーシュ「我々の命が握られている。指示通り動くしかない」
奇術クラブ顧問(学生か? 教職員か? 2人とも仮面をかぶってて分からない…)
木村「13時になりました。幕の向こうには神秘的なイリュージョンの世界が待っていることでしょう。」
木村「それでは皆さんをお連れ致します。誰も見たことのない、新世界へ…」
安藤(さぁ、姿を現せ!! キラ、ゼロ!!!)
ライト「新世界...それは誰もが傷つかない、やさしい世界…」
ゼロ「そのために、犯罪者を裁くことは当然必要なことだ」
安藤(な!? なんで? こいつら死ぬのが怖くないのか? もしかして、ハッタリがバレたか!?)
ライト「さて、アンゼラ、お前の言うとおり、キラがゼロを殺してやろう!」
ルルーシュ「うっ…く、ナナ…リ」バタ
高校生達「うわぁぁ!! 何だよコレ!!」ザワザワ
ライト「皆、騒がないでくれ。これはアンゼラに命令されてることなんだ。逆らうと殺される」
ライト(どうせ殺せないんだ。ここで洗脳を強めておくか。)
ライト「だが、私は自分のやってきたことは正しいと確信している!!!」
ライト「死ぬのを覚悟で、皆に伝えよう! 犯罪者は制裁すべきだ!! そうすることで世界は必ず理想に近づく!!!」
ライト(さぁ、殺してみろアンゼラ!! 殺せないとわかり、出てこれば貴様は終わりだ!!!)
ライト「アンゼラ!! 出てこい!! 犯罪者を野放しにするお前が間違っているんだ!!!」
さる?
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 00:58:51.68 ID:N/GVvwr80
ライトとC.C.のキャラ崩壊が酷かったあれか
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 01:03:50.64 ID:v3MvYGjmO
起きろ
ライト「『…全員目を覚ませ!! キラはただの大量殺人犯だ!!!!』」
ライト「『このままだと、世界はキラの独裁状態になる!! キラの操り人形なんかになるな!!』」
ライト「『目を覚ましてよく考えろ!! 考えろ!! 考えろ!!!』」
学生A「アンゼラが言わせてるんだな? キラだって死を恐れずに戦ったんだ!! 俺たちも死なんて恐れるな!!!」
安藤(何!?)ゲホゲホ
学生B「ひっこめアンゼラ!! キラがやることは全て正しいんだ!!」
学生C「神を冒涜する気か!? 早くキラの体から出やがれってんだよ!!」
学生D「何が考えろだ!! キラ様のおっしゃることは絶対なんだよ!!」
安藤(…そ、そんな)ケホケホ
ライト「『ちがう!!! ゲホゲホ…何も考えずに ケホ 辿り着いた結論が …正しいはずがない!!』」
ライト「『キラがやってることは… ケホ 優しい世界のためじゃない…ただの理想、自己満足だ!!』」
ライト「『ゲホゲホ… 奴は… …魔王… なんだ…』」
学生F「おい、安藤! どうした?」
潤也「あれは…兄貴!? 何で倒れてるんだ!?」ダッ
潤也「兄貴! おい、しっかりしろよ!!!」
安藤(ごめん、潤也。もう限界だ…。最後に息を止めて、奴を道連れにするんだ…)
安藤(でも、俺はどこにもいかない…)
安藤(…賭けてもいい…よ…)ポロ
潤也「おい、おい兄貴? なんで? 息しろよ!! ...!?」
潤也(この紙は…?)
■欠席リスト■---------------------
・〜・〜
・〜・〜
・〜・〜
・〜・〜
・〜・〜
-メモ-
キラ、ゼロはこの中にいます。
俺が死んだら、参考にしてください。
安藤(アンゼラ)
-----------------------------------
潤也「嫌だよ、死ぬなんて…どこにも行かないって約束したじゃないかっ…」
学生C「アンゼラって安藤だったのかよ!!」
学生D「お、おい、みんな!! 安藤が…アンゼラが死んだぞ!!!!」
潤也「……兄貴がアンゼラ…。……キラ、ゼロが…兄貴を殺した」ギロ
潤也「キラはこの中に……」ギロ
潤也(何故か分かる……キラはコイツだ!!)
学生G「おい、誰かキラに近づいてるぞ?」
ライト(? はぁ、はぁ、何でこんなに息が切れてるんだ? まぁいい)
ライト「…アンゼラ、どうやら私は殺せないようだな!? 残念だが俺は不老不…ん?」
潤也「夜神月…」
ライト(!?)
潤也「そこで死んでるゼロはルルーシュ・ランペルージだな…」
ライト(!? 何なんだこいつは? 何でバレてるんだ?)
潤也「…俺は"アンゼラ"、最初にいっただろ? 俺はお前らの正体を知ってるとな」
ライト(…こいつが…"アンゼラ"!!!)
潤也「…お前は法の裁きをうけるべきだ。だから俺はここでお前の名前を叫んでやる…」
ライト「はっ、そんなことをしてみろ、ここにいる奴らは皆殺しだ…(どうする?)」
潤也「構わないさ!! 殺せばいいじゃないか!!!」ククク
潤也「そして俺も殺せばいい! 俺は兄貴にどこにも行かないと約束した!! 兄貴の場所にいけるなら…」
学生達「何2人で喋ってるんだ?」ザワザワ
ライト(駄目だ、目が逝ってる。こいつは…"安藤潤也"か。ふっ、馬鹿な奴めっ)スッ
リューク「おい、ライト…ノートを使うな」
ライト「何だリューク、こんな時に…」ボソ
リューク「テレビカメラがズームしている。ノートの存在が人間界に広く知られることは重大な掟違反なんだよ」
リューク「面白い物は見たいが、死にたい程ではないんでな」
ライト「知ったことか! 死神に構ってられるほど…」ボソ
リューク「そうか、残念だ…」
ライト「はっ、不老不死になった僕に脅しが聞くとでも思って………(!!)」
リューク「お? ライトほどの奴が今頃気づいたのか」
ライト「まさか、もうノートに名前を……嘘だよな?」
リューク「わるいな、ライト。なかなか人間界を楽しめたよ」
ライト「おい!! 取り消せ!!! リューク!!!」
潤也(誰と話してるんだ…)
リューク「コードの力より死神の力の方が勝ることはお前も分かってて利用してたじゃないか」
リューク「だからコードによる不老不死は、デスノートの前では何の意味すらない」
リューク「…まさか本当に"神"にでもなったつもりだったか?」
ライト「おい! アンゼラ!! お前の能力でなんとかしろ!!!」
潤也「(この焦りっぷり…普通じゃない…)ここで、アンゼラに屈し、自分の思考を否定しろ!! そしたら助けてやる!」
マイク『ON』ブチ
ライト「僕が間違っていた!! 犯罪者を裁いていっても待っているのは不幸しかない!! アンゼラ!! 僕の負けだ!!!!」
潤也(…兄貴…アンゼラは…キラに勝ったよ…)グッ
潤也(!? なんで体育館に鷹が…)
ライト「助けてくれアンゼラ!! 僕が間違っていた!! だから…だから早く助けろ!!!」
学生A「おいおい、キラがあんなこと言ってるよ」
学生B「かっこわる…見ろよあの命乞い」
学生C「自分であんだけやっといて、間違ってたはねーよ!」
学生D「どーせまたアンゼラが言わせてるんだろ?…ってアンゼラはもう死んだんだったな」
学生E「…アンゼラが正しかったんだ…アンゼラの言うとおり、流されず考えるべきだったんだ」
学生F「キラ死ねよ!! このインチキ教祖が!!!」
ライト「この愚民ども! …神に向かって…殺す…殺す…ころ……」バタ
戻ってた支援
学生G「…キラが死んだ? アンゼラだ!! 最後にアンゼラがやってくれたんだ!!!」
学生達「アンゼラ!! アンゼラ!! アンゼラ!!」
潤也(あの鷹は....兄貴なのかもな...)
潤也(聞こえてるか? この歓声。罵声には聞こえないだろ? 兄貴は...世界を変えたんだ!!)
〜完〜
ありがとうございました。
あぁ…この時間じゃ書き直した意味ないな
次はもっとたくさんの人に見てもらえるよう頑張るよ!!
乙
C.Cは何処いったの?
>>176 あ、書き忘れてた
ライトの指示で体育館には来てなくって
ライトのピンチをテレビでみて駆けつけたけど
ちょうどライトが死んだときに到着
で、絶望して自殺って感じで…
>>177 わざわざd次回作も楽しみにしてる
これ以外に書いた話ってある?
>>178 これが初SSです
だからアドバイスもらおうと思ったんだけど…
猿がね……
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 02:17:42.32 ID:McSIEjhJO
初にしては面白いな。とりあえず上げとくわ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/01(金) 02:21:13.14 ID:KGIOn0Vc0
>>180 いや、ほんとありがと
ちょっと寂しいけどもう限界なんで…
おやすみ
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
これがヘイト創作って奴か
市ねばいいのに