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185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
 フェースブック:実名サービスのよさ強調 日本代表が会見
ttp://mainichi.jp/select/biz/it/news/20100928mog00m300016000c.html

 インターネットの会員制交流サイト「フェースブック」を運営するフェースブック(米カリフォルニア州)は28日、
東京都内で日本支部代表の児玉太郎氏(33)が初めて会見し、日本での事業展開を説明した。

原則として実名登録が必要なフェースブックは、匿名で利用できる国内交流サイトに比べて不利とも指摘されてきたが、
児玉氏は「匿名利用の予定はない。実名ベースのネットワークサービスのよさをフェースブックで体験してほしい」と話し、
今後も実名で運営する方針を示した。同社は日本を「最重要な国」と位置づけ、
スマートフォン向けサービスを強化して先行するミクシィやグリーなど国内交流サイトを追い上げる。

 フェースブックは、米国で大学生の交流サイトとして04年にスタートし、06年には学生以外にも公開。
現在は70カ国以上の言語に対応し、今年7月には米国を中心に5億人の月間利用者を達成するなど、
世界最大級の交流サイトに成長した。

ただ、日本ではミクシィなどがユーザーを囲い込んでおり、フェースブックは08年から日本語利用が可能だったものの
浸透は今ひとつだった。このため、今年2月に日本オフィスを開設して米本社の技術スタッフを日本に常駐させ、
携帯電話のネット利用など日本の特殊性を把握しながら新サービスの開発を進めている。

 児玉氏は「(通販の)コマースサイトは実名と住所を登録して品物を届けてもらっており、
実名登録するネットサービスは日本で可能だ。社会的な自分を示して、
インターネットも実生活に近いところにあるべきだ」と説明した。

フェースブックには企業が顧客と交流する「公式ファンページ」があり、
海外展開を強化するユニクロ(ファーストリテイリング)などが設けていることを挙げて、
こうした利用方法で企業と協業していく考えも示した。

積極的な広告宣伝などは当面予定せず「利用者が利用者を呼ぶかたちで増やしていきたい」としたが、
獲得会員目標などを明らかにしなかった。【小島昇】