1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
あれは、とても温かい日のことだった思う。
父親に玄関先に連れて行かれ、そこにいたのは見知らぬ人。
帽子を被った、割と落ち着いた女性だった。
こちらを視界に入れると、柔らかな笑みを浮かべてきて、
そんな大人の女性に、何となく気恥ずかしかった。
父親「ほら、挨拶しなさい」
男「……うん」
彼女の視線を真っ向から受け止めることが出来ず、
ただただ赤くなっていたような気がする。
少し経って、何となしに気が付いた。
彼女の背から、
小さな何かがこちらをちらちらと伺っていたことに。
男「ん?」
女性「……ほら、隠れてないで」
?「……ん〜っ」
女性の服を握りしめた状態で、一人の女の子が前へと現れる。
今にも泣きそうな顔で、それでも一生懸命……
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:38:48.25 ID:o4CGM6cq0
少女「……よ、よろしくお願い、します……」
男「……?」
その意味を、その訳を、後になって理解する。
それでもその頃の自分は、よく分かっていなかった。
少女「うぅ……」
目の前にいた少女は、今にも泣きそうな様子で、
そんな彼女を励ましたい、それだけだった。
男「……ん」
自分の右の手を、彼女の面前へと差し出した。
少し乱暴だったのは、照れくささのせいか。
少女「えっ、……えっ?」
けれど、少女には伝わらなかったようで、
さらに困らせてしまった状況に焦った。
だから──
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:40:04.96 ID:o4CGM6cq0
ぎゅ。
少女「……っ」
男「ねっ?」
少女「……う、うん」
強引に、彼女の小さな手を握った。
とても柔らかくて……でも、
今にも折れそうなくらいの脆さを感じた記憶がある。
その時……確かに、その時だった。
男「こちらこそよろしくっ」
少女「……っ!」
満面の笑みに変わった彼女を、
絶対に守ってやるって、自分に誓った。
今ではもう、その頃の記憶は薄れかけているけれど、
あの日の少女の表情を、これからも忘れることはないだろう。
なにせ、あの日、自分に初めての妹が……
守るべき家族が出来たのだから。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:40:40.77 ID:ZDecLplz0
きたい
つまんね
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:41:10.80 ID:l3hO8+8F0
──刹那、妹の拳が兄の腹を貫く
その姿はまさに現代に生きる龍。龍拳と呼ぶに相応しい突きだった
可憐な突きは肉片を飛び散らせることなく兄の腹を貫いていた
兄「強くなったな・・・妹・・・」
最愛の妹に笑顔を見せるがもう兄の生命力は殆ど残されていない
そんな状況でも尚彼が笑顔を見せるのは妹の成長を心から喜んでいるからだろう
兄「・・・もっと強く・・・な・・・、れ」
妹「・・・!!」
兄の身体から力が抜け、後ろに倒れる。
彼の顔に未練は残っておらず、最高の笑顔を最後に見せた。
妹は己の犯した罪の重さと兄という最も大切な存在を失ったことに気付く
妹「わ、わたし・・・お兄ちゃんを・・・!!」
言葉と共に彼女の目からダイヤモンドが零れ落ちていく
屍と化した兄の身体を抱きしめただ泣くことしかできない
もう兄は戻らない、彼女は孤独の道を歩まなければならないのだ・・・──
終幕
祝!
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:45:42.46 ID:jdyY5o3rO
(';ω;)イイハナシダナー
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:49:56.22 ID:ravtByIAO
壁|ω・`)みてるよ
ツンデレでもヤンデレでもドンとこい
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:53:55.66 ID:qSgDbPgf0
妹「お兄ちゃんには夢が無いね」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:18:25.57 ID:o4CGM6cq0
男「…………」
女「何? さっきからぼぉーっとしちゃって」
男「ああ、そうだな……」
女「あらま、気のない返事。それで?」
男「それで、とは?」
女「何考えてたのかぐらい教えてよ。今、暇だし」
目の前の黒板には大きく『自習』とだけが書かれている。
男「ちょっと昔のことだよ。思い出に浸ってた」
女「へぇー、いつも無気力なあんたが思い出ねー、ふーん」
男「何だ、失礼な奴だな」
女「もう、怒んないでよー。別に、ただ感心しただけ」
男「感心ってな、女……」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:19:58.16 ID:o4CGM6cq0
女「でも、なんだぁ、そんな良い思い出あるんだ?」
男「良い思い出っていうか……なあ、お前、そろそろ前向いた
ら?」
女「いやー、今、絶賛暇中だしー」
男「はぁー……」
奥さんの出産がそろそろ、という電話のせいで、
この時間を担当する数学の教師は、急遽、学校を早退。
女「……あー、ほんと暇ね。なんかやることないかなぁ」
男「授業あったほうが良かった、てか?」
女「それは、勿論、嫌」
男「文句が多いやつだな。暇なら、グランドでも走ってこいよ」
女「彼氏でも出来たら楽しいのになあー」
男「聞けよ」
夏もそろそろ終わりが近づいてきて、
秋の訪れを感じさせる、そんな涼しい一日だった。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:24:22.88 ID:o4CGM6cq0
目の前の同級生は、椅子の背に体重をかけながら、
椅子をガタンガタン鳴らし続けている。
そういえば、こいつ……。
男「……女、一つだけ、いいか?」
女「んーなにー?」
男「お前って、確か、弟か妹いたよな?」
女「えっ、私? 何、私のことが気になる?」
男「いいから、もったいぶらず教えろよ」
女「何よ、少しぐらいのってよー。てか、私、妹だし」
男「は?」
一瞬、耳を疑った。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:28:21.39 ID:Y8neePHv0
/:,::::‐:'´/::::::,イ::::::∧:`:、`:、=:ミ、`::.、
.::'::/::,:イ,イ:/::::::/i|::::::':::: ヽ:::ヽ:::ヽ:::ヽ::::\
. /:::/::::::'::::///:i:i:::': !|i:::i:::i:i::i::\:`::、::\:\::::::、
/:::/::::/::::/,イ':::i:l:::::::/!|:::|::l l::|:::、:::\::\:::ヽ::ヽ: 丶
:::/::::/i::://::l::::l:!:::::/::ハ:|::!:|::ト、:::\:::',::、:丶::丶::、: ヽ
/::: /::l:::'/:i::|:::l::::::;':::i:::::l:|::::|::|小ト、::ヾト、:ヽ: ',:::i、::i::::i
:::::/::::l::i::::;斗、!::::,i:::l::::::; |::::|:l/:::|、 ` 、!:::i:: i:ハ l::i |ヽ!
::::'::::::l::l::::' r 、!: /:|::l::::/:l:|::::!!: /|!=≧、ヾl::::l':::!|:::!:|:::| バトルものかと思えば恋愛ものか…
:::::::::::|:|:i::i { !:/:/l:l: /: ハ!:: Y:八 {{ }!ヾ!::/i::: |:::: !: !
:::::::: i|:|:|::l y/:/:/l| ' / i∧::l {′ ヾ }ハ. |::::|: /}:/ つまらないな…
::::::!|:!:|::|V/l/ '. |::/ /' ヾ!. ' 、::::!/::::'
::::::!:::|::l::i: ' !' V,'/ シュールwwwwで終わらせるかと思えば続けてるし…
:::::::l:il:l:' i , ノ´
:::::|| |!. 、 r ´ 君のような才能の無い人間は新世界には不要さ
::ll {. \ −=ニr‐'
:!. ヽ _ノ
、 /
、. , -‐丶 _ ′
\イ \  ̄
\. ヽ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:28:28.90 ID:Y8neePHv0
,. --── 、
////イl!lヽ:ヽ.\
:./:/.:.:/:l.:|:.|l.:.:lヽトl.:ヽ
.:/.:.:./.:./ハ:ト.:.|.:ヽ!l.:ii.:',
/l|.:.:|.:レハ.:メ.ヽ|.:l/.|.:.i:l:.|
.:!ll.:.:|.:lィZミヽ.:l|〉、!l.:トN:|
.:.|lトl.:.|ゞ┴ l/ k::仆|:l/リ
.:.|lハ:! ,¨´/l./
.:|N 、__' ′/レ′
小! ヽ ` ー'`, '|/! __ __ _ __
Nト! ヽ、___/ ┌─────┤ ll ll lL」────┐
、``''‐- 、」 | ─────‐しl|,. K_ソー'────│
、`ヽ、 │ |DEATH NOTE `‐' │
、\ \ |、 |─────── : ────── |
\\ | \ | ID:o4CGM6cq0 :街中で「お兄ちゃん!」と呼び止められ振り返ったら
そいつに首を掻き切られて死亡
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:30:03.57 ID:l3hO8+8F0
俺が言うのもなんだけど期待してる
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:30:27.54 ID:vEIp8cgiO
リアリティが感じられないです
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:47:57.40 ID:o4CGM6cq0
女「だからー、兄がいんの、三個上の」
男「あー、そいうことか……紛らわしいな」
女「他に、どんな意味があるっていうだか……」
男「とにかく、大事にしろよ、お兄さん」
女「……え? なんなの、急に」
男「別に深い意味はねぇよ。ただ、そう思っただけ」
女「……大事に、ねぇー」
目の前の女は、深いため息をついた。
女「そんなにいいもんじゃないよ、兄弟とか姉妹ってさ」
男「……おいおい、それは」
女「小さい頃は、よく遊んだり話したりしたけど、だんだん歳取ってくれば鬱陶しいだけ」
男「…………」
女「ウチなんて事務的な会話しかしないし、顔を合わせない日だって多いよ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:49:07.99 ID:o4CGM6cq0
男「……そんなもんか」
女「ん、そんなもん。もう少し経てば、変わるのかもしれないけどさ」
男「…………」
女「一人っ子の男には、わかんないかもねー」
男「……まあ、な」
確かに分からない。
血のつながった肉親で、幼少の頃を共に過ごして……
そんな経験を、自分はしたことがないから。
男「……おっと、でも、少しだけ訂正させてくれ」
女「え?」
男「実は、俺にもいるんだよ」
女「いるって……」
男「……妹が、さ」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 21:56:07.32 ID:OEQMgXU50
続きはまだかね?
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:00:34.03 ID:ravtByIAO
もしかして書き溜めない?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:21:40.41 ID:o4CGM6cq0
それは昨日のことだった。
父親「……久しぶりだな、一緒に食事するのは」
男「確かに、最近は時間が合わないな。仕事忙しいのか?」
父親「ああ、今抱えてるプロジェクトが、ちょうど山場でな」
男「身体壊さない程度に、頑張れよ」
父親「はは、まさか、お前に心配されるとはな」
男「たった一人の肉親だろ? それは、嫌でも心配するさ」
父親「……そう、だな」
男「辛気くせえ空気になっただろっ、もっと明るく明るくっ」
父親「……ああ、うん」
男「……なんだよ、どうしたんだ一体」
父親「…………」
男「今日、帰って来てからなんか変だぞ? なんかあったのか?」
父親「……気付いてたか」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:22:17.71 ID:o4CGM6cq0
男「そんな神妙な顔つきじゃ誰でも分かるさ。もしや、リストラで
もされたか?」
父親「それは、されとらん」
男「別に『実は今日、一日中、公園で過ごしてんだ……』ぐらい覚
悟してるぞ」
父親「そんな覚悟いらんわっ」
男「だったら、早く言ってくれ。気を遣ってんのも疲れるぞ」
父親「……そうだな」
男「…………」
父親「なあ、お前、前妻のこと覚えてるか?」
男「……そりゃあ、忘れることなんて出来ねぇよ……」
父親「……そうか、そうだよな」
男「なんだ、別れたのに、また再婚するとか言うなよ?」
父親「…………」
男「……おいおい、そこは否定してくん……」
父親「──死んだよ」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:22:58.45 ID:o4CGM6cq0
男「……はっ?」
父親「先週のことだったらしい。突然、倒れてな……」
男「……心臓発作か何か、か?」
父親「……詳しくはあまり聞ける状況じゃなかった」
男「……そうか、優しい人だったのにな……」
父親「ん……残念だ……」
男「…………」
父親「…………」
男「……それだけか?」
父親「……いや、まだある……」
男「…………」
父親「……お前の妹のことだ」
男「……分かってる」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:23:43.48 ID:o4CGM6cq0
父親「そうだよな……お前は、一番可愛がってたからな……」
男「誰が引き取るんだ? 親戚は?」
父親「……生憎、めぼしい人はいないらしい」
男「ってことはっ! まさかっ、施設に預けるんじゃねぇよ
なっ!?」
父親「分かってる……だが……」
男「何だよっ! 親戚ぐらいたくさんいるだろっ!?」
父親「……そういう問題じゃなくてな……」
男「だったらどういう問題だよっ! きちんと説明しろっ!」
父親「……あの子に、少々問題があるんだ……」
男「アイツに?」
父親「……かなり、荒れてるらしい」
男「ちょ、ちょっと、待てよ……アイツがか?」
父親「俺も初めは聞いて驚いたが……会って分かった」
男「……会ったのか」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:24:25.80 ID:o4CGM6cq0
父親「何年ぶりだろうな……背も大きくなってたよ」
男「…………」
父親「ただ……少し、暴れん坊でな……」
男「……う、嘘だろ。あの弱気なアイツがか?」
父親「確かに、親戚連中が渋るのも頷けた……」
男「おいおい……ってことはっ!」
父親「落ち着けっ、俺も施設に預けるのは良しと思ってないっ」
男「でもっ! それじゃ……」
父親「──だからっ、家で引き取ることにしたっ!」
男「……え?」
父親「そういうことで話はまとまった。今日は、その報告だ」
男「あ、アイツが……また家に、くんのか……?」
父親「……そうだ、そうなる」
男「……そ、そうか。で、何時からなんだっ?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:25:22.51 ID:o4CGM6cq0
父親「明後日から、こっちで住むことになっている」
男「……明後日……」
父親「恐らく、俺はその日も帰りが遅くなると思う」
男「ああ、分かった……」
父親「……かなり心配だが、お前だけに任せていいか?」
男「……任せとけ。アイツは俺の妹だぜ?」
父親「……だが」
男「大丈夫、安心しろ」
父親「……分かった、なら、もう何も言わん」
男「ん、そうか、そうか……アイツが……」
父親「…………」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:52:03.53 ID:l3hO8+8F0
さる?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 22:53:59.19 ID:bahJFwEN0
支援
とりあえず☆
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 23:21:27.67 ID:o4CGM6cq0
男『ほら、お願いだから、きちんと言い直して』
妹『わかんないよ、兄ちゃん』
男『だから、兄ちゃんじゃなくて、“お兄ちゃん”って呼んでよ』
妹『兄ちゃんのほうが言い易いもんっ』
男『言い易いって……とにかく、“お兄ちゃん”なっ?』
妹『兄ちゃんは兄ちゃんだもん』
男『はぁ……もう、何度言ってもわかってくれないなあ』
妹『……うぅ……だ、だってぇ』
男『……もういいよ』
妹『お、怒らないでよぉ〜……ご、ごめんってっ』
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 23:22:04.71 ID:o4CGM6cq0
男『怒ってない』
妹『それ怒ってるもんっ、絶対だもんっ』
男『あーもううるさいなぁ……』
妹『……うぅ……ひっ……ひっく……』
男『な、泣くなよ、そんなことで……』
妹『や、やだ……嫌われたくないもん……』
男『…………』
男『……いいよ』
妹『……え?』
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 23:23:54.56 ID:o4CGM6cq0
男『……“お兄ちゃん”じゃなくて、兄ちゃんで』
妹『ほ、ホントに……?』
男『ホントホント、もう、怒ってないから』
妹『……うぅ……兄ちゃん』
ギュ。
男『うわあっ、抱きつくなってっ!』
妹『兄ちゃん……兄ちゃんっ』
男『こらっ、誰かに見られるかも……』
妹『──私、兄ちゃんのこと、だーい好きっ!』
男『……も、もう、コイツったら……』
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 23:41:10.63 ID:o4CGM6cq0
男「……兄ちゃん、か」
温かくて懐かしい記憶が、蘇ってくる。
やはり、久しぶりの再会を待ち望んでいる自分がいるのだろう。
男「しかし、親父の話だとここで会うことになってるはずだが」
駅前の辺りを見渡しても、それらしい待ち人はいなかった。
男「もしかして、迷ったかな……」
おっちょこちょいのアイツのことだ。十分に考えられる。
男「変わったと聞いていたが、本質は変わらんもんだな」
小さかった頃の彼女を思い出して、口元に笑みが出る。
しかし、待ち合わせの時間からもうそろそろ三十分か。
男「……少し心配になってきた。連絡先ぐらい聞いとけば良かったな」
男「とりあえず……」
あと少しぐらいはここにいよう。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 23:48:42.00 ID:o4CGM6cq0
男「……遅い」
約束の時間から既に一時間が経った。
男「もしかして、違うとこで待ってたりするのか?」
そろそろ動いても良い時間かもしれない。
駅前を一週回ってみることにする。
男「……いないなぁ……」
それらしき人物は見当たらない。
そもそも最後に会った日からもう何年も経過している。
男「……いたとしても、見分けがつかないか……?」
女子は数年経つだけでも、かなり印象が変わると言う。
確かに、小学校の頃の同級生に偶然会ったりしても、
こちらは気付かないことがたびたびだ。
男「……仕方ない、戻るか」
あまり動いていても意味はない。
それなら、待ち合わせの場所でじっとしていた方が得策か。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 23:50:11.05 ID:+HEX1Pw60
しえん
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:03:01.31 ID:8Pi0Dvqj0
日が落ちて、外はすっかり暗くなっていた。
人の流れも、学生から仕事帰りの社会人に様変わりしている。
男「……なんかあったのか……」
時刻を確認出来ないほど、胸の中は不安で渦巻いていた。
嫌な予感が頭の中から離れてくれない。
男「……ッ」
急いで、右ポケットから携帯を取り出す。
父親『おう、男。どうだ、会えたか?』
男「それがまだ会えないんだ」
父親『ん? 一体、どういうことだ?』
男「言われた待ち合わせの場所に今もいるが、一向に現れない」
父親『もしかして、お前が場所を間違えてるだけじゃないのか?』
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:08:12.92 ID:8Pi0Dvqj0
約束の場所を再度確認するが、同じだった。
父親『……ふむ、連絡は来ていないから、何かあったという訳でないと思うが……』
男「そうだ、親父、連絡先知ってんだろ?」
父親『ああ、そうか。伝え忘れてたみたいだな。今、言う』
父親との電話を切った後、
すぐさま教えてもらった番号にかけてみる。
男「……出ないな」
何度も電話を鳴らすが、出る気配はない。
男「……くそっ、どういうことだ?」
時間が経つにつれ、焦りが出てくる。
何かあったのかもしれない……そう考えずにはいられない。
その後、父親と連絡を取った結果、
家の住所は伝えてあるので、家で待機しろとのことだった。
まだ駅前にいたい気持ちもあったが、
もしかしたら既に家の前で待っている可能性も拭いきれない。
渋々、家へと向かうことにする。
wktk
いいぞ続けろ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:12:51.94 ID:3F0EhX8pO
読んでるぜ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:21:09.59 ID:v4xwcaxz0
どんどん続けて
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:22:30.84 ID:8Pi0Dvqj0
翌日。
女「……あれ、なんか元気ない?」
男「……そんなことはないさ」
女「いやいや、その顔で言う台詞じゃないでしょ。鏡見た?」
男「生まれつきこういう顔なんだよ。文句あんのか?」
女「そういうことじゃなくてさ、ほら、目の下、クマ出来てる」
男「……昨日はなかなか寝付けなくてな」
女「ふーん、でも、この時期に体調崩したらただの馬鹿だよ?」
男「言われなくても分かってる……」
女「もしや、妹さんが久しぶりに帰って来て、テンション上がっ
ちゃった?」
男「…………」
結局、昨日、妹は家に帰ってこなかった。
夜遅く、父親の元に電話が一本だけ。
『今日は、友達の家に泊まる』
そうとだけ言って、電話は切れたそうだ。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:33:09.57 ID:8Pi0Dvqj0
女「はぁ……帰ってこなかったわけ……」
男「向こうにも事情があんだろ……急に、違うとこで住むっていってもな」
女「まあそりゃそうだけどさ、私にはちょっと考えつかないなー」
男「…………」
女「ほら普通は、迷惑かかるとかそういうこと考えるじゃん」
男「そういう気遣いで来るに来れなかったんだろ?」
女「でも、深夜に電話が一本でさ、あんまり相手のこと考えて
るとは言えないよね」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:34:12.30 ID:8Pi0Dvqj0
男「そう悪く言うなよ……」
女「それで、男のほうには後で謝罪の電話あったの?」
男「……ないけど」
女「ありゃりゃ、これはちょっと大変だー」
男「…………」
女「昔とはかなり変わっちゃったかも、妹さん」
男「……そう、だな……」
今ではもう、どんな成長を遂げているか全く想像がつかない。
頭の中にいるのは、何年も前の彼女の姿でしかなかった。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:36:06.71 ID:yuTVl/R80
サル
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:38:06.99 ID:ubftXfug0
sien
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:45:00.23 ID:8Pi0Dvqj0
授業後のことだった。
女「あー男っ」
男「……ん? どうした」
女「今日、この後みんなでカラオケ行こうって話してんだけど、どう?」
男「みんなって、誰だよ」
女「私の仲いいメンバー。男が知らない子もいると思うけどさ」
男「メンバーって……他に男子はいんのか?」
女「ナッシング」
男「無理」
即答だった。
女「なんだよー、ハーレムいいじゃん。遠慮しないでおいでよー」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:46:17.73 ID:8Pi0Dvqj0
男「そんな中で歌うとか、ある意味、地獄だわ」
女「そう言わずにさ、あんたの好きな胸大きい子もいるから」
男「……そういう問題じゃねぇ」
しかし、この女は、なぜ隠している性癖を知っているんだ……。
女「もう、つれないなー。楽しいぞー?」
どうせ女のことだ。落ち込んでいるのを見越して、
慰め会でも開いてやろうと思ったのだろう。
その好意は有り難いが、なんせ今日は。
男「誘いはありがたいが、お察しの通り、今日は眠いんでな」
女「……そう言われると、返す言葉がないけど」
男「また、誘ってくれよ。その時は行くから……多分」
女「絶対ね?」
男「……分かったよ、絶対だ」
女「確約頂きましたっ。んじゃ、また明日ねー」
しえん
男「そう言えば最近オナニーしてないな…」
>>51 俺はエロ方向を期待してないぞ
ツンな妹を希望してる
ちょっと素行が悪くてもいいや
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:21:22.30 ID:XuqKqSOyO
はやく!
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:28:51.27 ID:tvX36Ej00
値落ちか
干す
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:33:10.42 ID:8Pi0Dvqj0
駅の改札を抜けて、ホームへ向かう。
ちょうど学生たちの帰宅時間も重なって、入った電車内は混雑しているようだった。
人ごみをかき分けて、中へと進む。
電車が二駅ほど通過した頃だったろうか、ドアのほうで怒鳴り声が聞こえた。
周りが小さな声でぼそぼそと様子を語り合っている。
『どうやら痴漢らしい』『女子高生が怒っている』
ここからでは様子は伺えなかった。
また、人の声が遮って、向こうの状況も把握出来ない。
喧騒とした中、列車は次の駅で止まった。
男「すみません、降りるんで通して下さいっ」
人をかき分けて、扉の方へと向かう。
?「だから、てめぇが触ったんだろうがっ」
?「手が偶然当たっただけだろうっ! 言いがかりはよしてくれっ」
男「ちょっ……」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:34:02.17 ID:8Pi0Dvqj0
抗議の声も虚しく、ドアの手前で言い合いをしている二人に遮られる。
そうしているうちに、発車を知らせる電子音が鳴り、
慌てて二人の間を通り抜けようとした時……
男「あっ」
?「ちょっ」
言い争いをしていた一人を巻き込んで、外に出てしまった。
ガチャン……。
?「なっ……」
彼女の声も虚しく、電車の扉は閉まり……。
男「……わ、わりぃ……」
女子高生「て、てめぇ……」
目の前には憤怒の表情をした女子高生がいた。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:42:07.53 ID:lODS2x8xO
久しぶりの妹SS 支援する
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:01:57.79 ID:8Pi0Dvqj0
女子高生「目を閉じ〜れば、幾千の星〜♪」
女子高生「一番、光るお前がいるぅ〜♪」
女子高生「初めて一途になれたよぉ〜お〜♪」
女子高生「夜空へ、響けぇっ、愛の歌ぁ〜♪」
男「…………」
……状況を整理しよう。
女子高生「お兄さん、乗ってないぞ〜ぉっ!」
男「お、おおっ!」
女子高生「イェイっ!」
目の前で楽しそうに歌っているのは、金髪の女子高生。
短いスカートに、誰もが見ても整った綺麗な顔立ち。
そして、見るからに膨らんだ胸元は……って。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:02:59.25 ID:8Pi0Dvqj0
女子高生「〜♪」
男「……なんだ、この状況は……」
駅で出会った女子高生に間違いない。
女子高生「お兄さん、次の曲いれたー?」
男「いや……まだだけど」
女子高生「んじゃ、私が代わりに入れたあげっから!」
男「お、おい……」
怒りの剣幕だった彼女を宥めるために、
喫茶店で飲み物をご馳走して……
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:04:18.19 ID:8Pi0Dvqj0
男『そういうわけで今回はホント悪かった』
女子高生『まあ、飲み物も奢ってもらったし、もういいよ』
男『そうか、それは良かった。本当に悪いことしたな』
女子高生『…………』
男『よし、とりあえず、会計済ましてくるよ』
女子高生『……ねぇ』
男『ん、どうかしたか?』
女子高生『お兄さん、このあと暇?』
男『……へ?』
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:09:36.22 ID:ubftXfug0
C
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:19:31.71 ID:8Pi0Dvqj0
と、まあこんな感じで、なし崩し的に事は運んでいる。
男「しかし、まあ……」
女子高生「ん〜?」
どこからどう見ても、ヤンキー崩れだよな……。
話を聞いたところによれば、年齢は二個下らしい。
女子高生「よし、終わりっとっ。ごめん、この曲長いから退屈したでしょ?」
男「いや、聞き入ってた。ホント歌上手いな」
女子高生「そ、そんな褒めんなよっ。でも、今日は気分のってから
なあ〜」
男「ストレス解消にはうってつけだよな」
女子高生「そうそう、お兄さん、話が早くていいっ!」
男「……っと、次は俺の番か」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:20:16.96 ID:8Pi0Dvqj0
女子高生「ガツンと来るやつ入れといたからさっ」
男「……ホントはバラードが俺の持ち味なんだがな……」
女子高生「ほらほら前奏始まったぞっ!」
男「ふぅ……気合い入れてくか……」
女子高生「よぉし、いったれぇー!」
男「……う、うおおおぉぉぉぉっ!」
女子高生「イェーイっ!」
とりあえず、今を楽しむことにする。
時刻は、五時半。飯時までにはまだ時間があった。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 02:26:39.12 ID:HtutW8swO
妹まだあぁぁぁぁぁ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:06:57.83 ID:Tv/RyaztO
まだまだ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:06:59.98 ID:8Pi0Dvqj0
うわああああ
とれないよおおおおおおお
たれがあああああああああああ
うぅ…………あああああああああああああああああ
-まさかの作者発狂END-
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:13:21.57 ID:Tv/RyaztO
いいから続き書けよ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:24:28.51 ID:8Pi0Dvqj0
悪い、もう寝るんだ、すまん……
保守は任せな
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:57:24.45 ID:He781HF7O
頑張れほ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 03:59:44.98 ID:bEuFNnie0
今日はいいSSが多いな
ほしゅ
ほ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 06:28:49.60 ID:ehgcHSGh0
続き書け保守
ぽぅ。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 08:45:22.48 ID:JIGrDtbIO
ほしゅ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 09:13:19.52 ID:Vq7nwXP80
ほしゅ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 10:12:48.47 ID:lODS2x8xO
( ´・ω・)おはお
保守
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 11:04:10.11 ID:DM89XTXT0
今起きたほしゅ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 11:25:58.85 ID:0wBq0Tm7O
書くの遅すぎ死ね チンタラするなら荒らしタワーで潰すから
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 11:30:28.41 ID:0wBq0Tm7O
早く書けや
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 11:32:38.10 ID:/P/sHjdYO
少しの間静かに待つこともできんのか
ほすほす
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 11:51:48.16 ID:Vq7nwXP80
ほしゅ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 12:33:34.80 ID:yuTVl/R80
払子
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 12:39:54.55 ID:2Uw/qC1A0
この女子高生が妹なんじゃないの?
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 12:48:45.22 ID:yuTVl/R80
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 13:20:02.05 ID:2Uw/qC1A0
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 13:33:06.16 ID:UZqvJyKL0
ほす
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 13:49:24.67 ID:w2110tLm0
ほ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 14:17:24.95 ID:cmjjbZcgO
男と女が二人きりでカラオケボックス…
ワッフルワッフル
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 14:19:30.61 ID:q3A5teHe0
エッチした後、自宅で再会ってシチュだったら燃えるわw
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 14:29:35.95 ID:QNzTOrsH0
支援
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 15:17:51.22 ID:v4xwcaxz0
そろそろsろそ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 15:18:10.77 ID:ZTusXFe3O
保守
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 15:37:18.20 ID:FzD3sZ+j0
義妹とか超俺得保守
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 15:54:20.20 ID:Vq7nwXP80
ほしゅ
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 16:25:52.11 ID:ubftXfug0
ほっしゅ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 17:19:18.82 ID:TPoE/F8kO
ほしゅ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 18:13:23.21 ID:Yvo/+/8HO
ほ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 18:49:56.92 ID:GZNC7nr00
これがヤンデレ…
ヤン(キー)デレじゃねーの?
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 19:01:57.21 ID:8iD6nbSH0
ガンガンの漫画にそんなのがあったな
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 19:10:22.47 ID:NuMmcr4Q0
サンデーのオニデレか?
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 19:43:05.59 ID:DM89XTXT0
もう来ないかな
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 19:50:56.35 ID:GaGYCvzT0
ほ
ほしゅ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 21:03:12.04 ID:Tv/RyaztO
まだかよ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 21:21:03.65 ID:lODS2x8xO
ちんこ
捕手
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 22:27:13.96 ID:ku1PYQLx0
ほ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 22:34:21.20 ID:vHawMRgb0
wktk
おいまだか
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
保守