唯・律「大学落ちた…」

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149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
幕が…開く
観客の視線が、私たちに集中する
さっきまでの私なら、この状況でもう参っていただろう。けれど、今はもう違う
後ろに…居てくれている
安心を…くれる人がいる。だから…もう大丈夫

唯「…あー…コホン」

唯「ここに来るまで、とても長い道のりでした」

唯「楽しい事や嬉しい事。もちろん、辛い事や苦しい事もありました。もうダメだと、何度か諦めかける時もありました」

唯「けど、私はこうして、ここに、立っています」

唯「それは…みんなが……仲間が支えてくれたおかげです」

唯「こんな…こんな喜びを皆さんにも知ってほしい…そんな気持ちを込めて、歌います」
澪ちゃんを見る。ニコッと、頷いてくれた
あずにゃんとムギちゃんの方を見る。ニコッと、頷いてくれた
最後に、後ろに振り向く。ニコッと、頷いてくれた

唯「…」

唯「聴いてください。放課後ティータイム、曲は―――――――