1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:18:27.27 ID:oQvBQ4Sy0
※
その夜、俺は池袋で飲んだ。
胃を裏返してスポンジで洗いたくなるほどに飲んだ。
酒場では傍若無人にふるまうサラリーマンの三人組と険悪な雰囲気になりかけたが、
マスターが間に入っておさめてくれた。
マスターは俺の背中を押しながら低い声でいった。
ひと月くらいは顔を見せないでくれよな、
今夜のあんたは態度がいいとは全然いえないぜ。
(*^ω^)
俺は駅前にのビルの地下にある駐車場のほうへ歩いていった。
二人連れの男女が、
百メートルも先から俺を避ける様子がありありとわかった。
風邪がぶり返しそうな予感がした。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:19:16.93 ID:oQvBQ4Sy0
俺は地下駐車場に続く長い通路をゆっくり降りていった。
景気づけにどういう歌を歌おうかと考えていた。
大きな声で、春の日の花と輝く、と歌いはじめたが、
あとが続かなかった。
酔っていようがいまいが記憶力に差はないはずなのだが、
俺はアルコールのせいにした。
実際に春の日が花と輝くとすれば、
そんな些細なことを気にする必要もなくなるだろう。
俺は奇妙なまでに楽観的だった。
近づきつつある寒さと頭痛の季節のことを、
無意識のうちに忘れようと努力していた。
駐車場の奥、
何十本かのコンクリートの柱を通り過ぎたどんづまりに赤電話があるのを知っていた。
だらしない部屋からではなく、
ちゃんと服を着たままで電話をしたい女がいるときには、
よくここを利用する。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:21:13.44 ID:oQvBQ4Sy0
腕時計に眼をやると、
午前一時三十分を少しまわっていた。
なに、構うものか。
思い立ったときがいちばん実りの多いときだ。
またそうするべきだ。
受話器をとりあげコインを落としこんでダイヤルをまわした。
ひょっとしたら、と俺は考えた。
彼女は一人でいるかもしれない。
ベルの鳴る音を数えているとき、
ひょっとしたら、と再び考えた。
彼女は俺からの電話を待っているかも知れない。
フランスとじの本のページをペーパーナイフで切り裂きながら。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:22:23.04 ID:oQvBQ4Sy0
十回までベルが鳴り、
また一から数えなおした。
ゆっくりと七つまで数えたとき受話器のはずれる音がした。
深い息に続いて、兎尊の声がした。
( ^ω^)「俺ですお。
こんな夜遅く電話して済まないと思うお。
聞いて欲しい話があるんだお」
俺は一気にそれだけ喋った。
電話線の向こう側の端からは、
しかし、
なんの反応もなかった。
( ^ω^)「聞いているのかお?
もしもし、聞いてますかお。
話してるのは俺ですお」
兎尊の声が、わかります、
聞こえていますといった。
あたりをはばかっている低い声だった。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:23:14.90 ID:oQvBQ4Sy0
( ^ω^)「提案があるんだお」
と俺はいった。
明日にしてくださいと彼女がいった。
( ^ω^)「明日にはなりませんお。
いまでなきゃ駄目ですお。
いま返事をして欲しいんだお。
飲みながら考えていたんだお。
君と別れてから、ずっと。
ずっとだお、あなた」
明日にしてくださいと、
彼女は繰り返した。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:24:10.56 ID:7BbBLFTmI
支援
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:25:32.60 ID:oQvBQ4Sy0
構わずに続けた。
( ^ω^)「酔ってるなんて思わないでくれお。
酔ってはいるけど、酔っているせいだなんて思わないで欲しいんだお。
俺はもう東京がいやになったお。
この街もこの街の人間も、この街のネコもみんないやになったお。
どこかへ行きたい、この街以外のどこかで暮らしてみたいと痛切に思ってるお。
そしてお、あなたと一緒に行きたいとやはり痛切に思っているんだお」
俺は息を継いだ。
彼女の反応を待った。
長い間があって、彼女はいった。
あなた正気?
( ^ω^)「正気だお。いやいい直す。
いまは正気じゃないかも知れないお。
正気じゃないからこそ、こんなことがいえるんだと思って欲しいお。
なおかつですお、正気じゃないからこそ俺は本気だし、
俺の言葉は信用できるんだお。
できたら、と俺は思うんだお、
できたらあなたと南の日差しの明るい国へ行きたい。
そこでうまいオレンジを食べたい。
ぬるいワインを飲みたい」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:26:27.03 ID:oQvBQ4Sy0
(#^ω^)「……主人が起きる?
どうしようと構わないお。
もしよかったらご主人を電話に出してくれお、俺が説得するお。
俺には自信があるんだお。
飲んだせいじゃないお。
飲んだせいかも知れないがこの自信は本物だお。
叩けばいい音がはね返るお。
貯金箱を叩き壊すお、俺。
それにここだけの話だが、
最後の砦にと思っていくらか貯えもあるんだお。
国債を売り払っちまえば……そりゃ百にもならないかも知れないが、
あなたの費用ぐらいは出せるお。
ネコには家を出てもらって、アパートは引き払うお。
もううんざりしたんだお、
球屋の二階の床のきしきしと鳴る部屋にも、
池袋の猥雑な夜にも……カプリだお。カプリ島。
イタリアのほくろみたいな島。
そこで俺はタイプライターを買って。
打てやしないけど、たいした問題じゃないお。
ユリシーズを主人公にした小説を書くんだお。
君は泳いでりゃいいお。
そうするとアメリカの映画プロデューサーがやっくる。
君はそいつをちっとも好きじゃないくせに、俺に別れを告げて出ていく。
俺は理由もわからずひたすら悲しみ続け、
地中海の海の青さが眼にしみるってわけだお。
どうだお? 悪くないだろうお」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:27:36.06 ID:oQvBQ4Sy0
俺は三日熱のマラリア患者のように一気にまくしたてた。
息が切れ、
脈搏が早くなっていることに気付いた。
彼女は黙ったままだが、
まだ電話線は死んではいなかった。
俺は待った。
そして哀願した。
そうするうちに少しずつ本気になっていった。
どうでもいい与太話がが現実になり得る気がした。
じりじりとしつつ、
なにもかもが原色のイタリアのイメージを膨らませ、
もてあました。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:28:07.19 ID:oQvBQ4Sy0
俺は三日熱のマラリア患者のように一気にまくしたてた。
息が切れ、
脈搏が早くなっていることに気付いた。
彼女は黙ったままだが、
まだ電話線は死んではいなかった。
俺は待った。
そして哀願した。
そうするうちに少しずつ本気になっていった。
どうでもいい与太話がが現実になり得る気がした。
じりじりとしつつ、
なにもかもが原色のイタリアのイメージを膨らませ、
もてあました。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:29:01.46 ID:oQvBQ4Sy0
彼女がぽつりといった。
あの人の相手に、
といいかけて言葉を切り、
いくつもの季節がとおりすぎイタリアも冬になったと思えるほどの長い沈黙のあとで、
ようやく言葉を継いだ。
あの人の相手には子供がいるの?
それは、あの人の子供?
俺は黙り込んだ。
どういえばいいのかわからなかった。
受話器を逆の手に持ちかえ、
姿勢をかえた。
横向きになり打ちっ放しのコンクリートの壁に体をもたせかけた。
片方の手のひらで顔を強くこすった。
静まり返った広い駐車場で、
俺は孤独という言葉を実感した。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:30:07.30 ID:oQvBQ4Sy0
俺はこんなふうに話した。
そうするためにはかなりの自制心が必要だった。
( ^ω^)「確かに女の人がいますお。都村さんには。
つきあいもだいぶ長いようだお。
嘘をついて悪かったと思っていますお。
俺は心からそのほうがあなたのためにはいいと。
だからあんなふうにいったんだお」
俺は続けた。
( ^ω^)「しかし、相手の人には子供はいないお。
役所へ行ったりいろんな方法で確かめてみたお。
都村さんには子供はいないんだお」
海溝の底から湧きあがるような深い溜息が、
電話線を伝わって俺の耳に届いた。
それが安堵を示すのか、
それとも絶望を示すのか俺にはわからなかった。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:30:42.74 ID:oQvBQ4Sy0
彼女が俺の名を呼んだ。
かすれた声だった。
強く受話器を耳に押しつけるために持ちかえようとしたときだった。
受話器の上辺が爆発して、
弾け飛んだ。
ついに世界の終わりのときがきたのかと思った。
受話器が弾けただけにしてはあまりにも巨大な音が響き、
駐車場の全体を揺るがせた。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:31:45.02 ID:oQvBQ4Sy0
( ^ω^)
俺は砕けた受話器を茫然と眺め、凍った。
なにがなんだかわからなかった。
わずか正気に返り、
入口のある方角へ向き直ってみて、
はじめてそれが銃声だとわかった。
( )
三つ目の柱の蔭に、
半ば身を隠した男が立っていた。
男は右手で拳銃のグリップを握り、
左手は、
真っすぐに前に突き出した右の手首をしっかりと掴んでいた。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:32:30.05 ID:oQvBQ4Sy0
男の顔に見覚えがあった。
しかし、
この状況で思い出せというのは無理な注文だ。
無意識にあとずさろうとしたが壁がぴたりと背中に触れただけだった。
手の中に残っていた、
かつて受話器だったプラスチックの残骸を捨てた。
どうするべきかを考えたが、
まるでいいアイディアが浮かばない。
神に祈ることさえ思いつかなかった。
彼の手の中で拳銃の回転弾倉がまわるのが不思議によく見えた。
眼を閉じるべきかどうか迷った。
銃声がキーになって、
狂気の男と以前どこで会ったか思い出した。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:33:03.91 ID:oQvBQ4Sy0
彡⌒ミ
( @_ゝ@)
最初に都村を張りにいった日に溜池で俺をしげしげと眺めていた男だった。
あの小柄な、
貧相なジャン=リュック・ゴダールをさらにひとランク貧相にした初老の男だった。
弾着の衝撃を待つごく短い時間のうち、
それだけのことを考えた。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:33:26.57 ID:1KNXqrOu0
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:34:13.54 ID:oQvBQ4Sy0
俺はつぎの瞬間、
胸に強烈な圧迫を受けた。
地球の全重量を受けとめたようだった。
同時に後頭部にも激しい衝撃があった。
頭をいやというほどコンクリートの壁にぶつけたのだ。
世界が暗転した。
さよならをいわず、
これまでの人生の非を悔いることもできないのがとても残念だと思いながら、
さらに二度、銃声を聞いた、そんな気がした。
音は月世界から聞こえてくるように遠く、
俺のあわれな頭蓋の中でうつろにこだましていた。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:35:18.23 ID:oQvBQ4Sy0
※
地獄の番人が、
ここは三百パーセントの満員だからよそへ行ってくれないかといった。
俺は駄々をこねた。
ここは電車の形をした地獄じゃないのかお。
だったら俺はここへくるということになっているんだお。
まだ一人くらいなら入る余地があるだろうお。
なんとかしてくれお。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:35:52.24 ID:oQvBQ4Sy0
地獄の番をしている中年の男が、
いきなり俺の頬をたたき始めた。
最初は撫でるように弱く、
次第に強く。
彼は無抵抗な俺をたたきながら大声で叫んでいた。
満員なんだ。
満員だといったら満員なんだ。
最後は石原裕次郎がキャバレーでドラムをたたくくらいに荒っぽいやりかたになった。
そして耳の中に思い切りでかい声を吹き込みやがった。
起きろ! 探偵。
さっさと起きねえと二度と目のさめないようにしてやるぞ。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:36:50.18 ID:oQvBQ4Sy0
※
眼をあけると二人の男の顔が見えた。
しゃがみこんでいるやつと、
立ったままで薄笑いを浮かべたやつだ。
地獄の番人よりも、
二人とももっとも散文的な顔をくっつけていた。
( ´ー`)「なんだ生きてるのか」
刑事の白根だった。
( ´_ゝ`)「お前を殺しそこなった男だがね」
ともう一人がいった。
立ちあがると白根よりも頭ひとつだけ背が高い。
夏になると人よりも早く日焼けする、
というのがその男、
流石刑事の貧しい冗談のひとつだった。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:37:47.91 ID:oQvBQ4Sy0
( ´_ゝ`)「やつはあそこにいるよ。
俺たちが射った。
救急車はじきにくるが、死にかけてる」
柱の根元に狙撃者が倒れていた。
厚い眼鏡のレンズの片方にひびが入り、
霧のおりたみたいに真っ白になっているのが見てとれた。
太腿と肩のしたあたりが赤く染まっていた。
( ´_ゝ`)「それからお前の心臓だがね」
と流石がいった。
( ´_ゝ`)「毛が生えてるだけじゃなかったんだな」
俺は自分の胸を見た。
上着が裂けていた。
胸ポケットに手を入れ、
聖書をとりだしてみた。
表紙に丸い穴があいている。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:38:30.80 ID:oQvBQ4Sy0
弾丸は不規則にひしゃげた形で、
ヨハネの第一の手紙の部分からこぼれ落ちてきた。
あとわずかで裏表紙に達しようというところで慣性の力を失い、
ヨハネの言葉の中に埋もれてしまっていた。
<神を愛するとは、すなわち、神との約束を守ることだ。
そしてその約束を守ることは決して重荷ではない>
そういう意味の文句が英語で記されている場所の近くに、
弾丸の旋転がもたらした最後の焼け焦げがあった。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:39:21.96 ID:oQvBQ4Sy0
( ´ー`)「なぜお前が狙われたか教えてやろうか」
と白根がいった。
立ちあがっても胸と頭が激しく痛んだ。
( ´ー`)「その男だがな、お前に恨みがあるんだと。
お前、覚えがあるか?
満員電車の中ででかいくしゃみをしただろう。
そんときにひっかけられたんだそうだ、しこたましぶきを」
俺は横たわっている男をふり返った。
彼は苦しげに喉を鳴らしていた。
救急車のサイレンが近づいてきた。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:40:38.51 ID:oQvBQ4Sy0
流石が、
自分の銃をホルスターにしまいながらいった。
( ´_ゝ`)「いい年をしているくせにガンマニアでね。
これも改造ガンだ」
と白根のコートのポケットからはみだしている銃を指さした。
それはすでに透明のビニール袋に入れてあった。
( ´ー`)「ずっとあんたのことを張ってたらしいぜ」
と白根がいった。
( ´ー`)「会社員ていうのはよほど人生の目的が足りねえんだなぁ」
( ´_ゝ`)「おれたちもな」
と流石がいった。
( ´_ゝ`)「スーパーの前で狙われたのはお前以外にはないと思ってな、
これでもお守りしてやってたんだぜ。
なんだよ人の気も知らないで、
明るいうちからラブホテルへ人妻なんて連れ込んでよ」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:41:10.84 ID:oQvBQ4Sy0
俺はいった
( ^ω^)「連れ込んだわけじゃないお。
自慢じゃないが連れ込まれんだお」
救急車が駐車場に入ってきた。
二人の刑事の顔に赤い回転灯が映えた。
こいつらこそ地獄の番人にふさわしい。
( ´_ゝ`)「で、どうにかなるのかよ」
と流石がいった。
( ^ω^)「なにがだお」
と俺は問い返した。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:43:29.27 ID:oQvBQ4Sy0
( ´_ゝ`)「その恋がだよ」
( ^ω^)「どうにもならないお」
( ´_ゝ`)「おしまいか」
( ^ω^)「ああ、そうだお。
おしまいだお」
( ´ー`)「だろうな」
と白根がいった。
( ´ー`)「満員電車の中でくしゃみして、
誰かの恨みを買うようなやつに本気で惚れる女はいねえよ。
経験上よくわかる」
俺は痛みをこらえながらいった。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:45:16.25 ID:oQvBQ4Sy0
( ^ω^)「余計なお世話だお。
こう見えても一人前に傷ついているんだお。
そっとしていてくれないかお」
それからゆっくりと両手でズボンの埃を払い落した。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:48:36.62 ID:oQvBQ4Sy0
Fin
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:56:01.51 ID:oQvBQ4Sy0
ありがとうございました。
次回作もお楽しみに。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/23(木) 23:58:39.85 ID:VCzAJVWe0
乙〜
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 00:01:42.65 ID:TcW8xtZd0
乙ー
ちなみに次回作のジャンルは?
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/24(金) 00:22:06.00 ID:+vDIMurmP
終わりか
短編小説集の一部みたいな話だった
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>33 まだ構想中です
>>34 あまり長くならずにさくっと読めるような作品にしました