1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 14:47:46.19 ID:acFkXspX0
佐々木「ロミオとジュリエットみたいなラブロマンスを期待して来たのかい? 」
佐々木「すまないが
>>1には甘々な物語を書くだけの力がないのだよ」
佐々木「読みたければ自分で書くといい。頼んだよ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:29:50.40 ID:3xIKqwSF0
なんだとこのやろう
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 16:38:41.78 ID:Y2sBXIiS0
では私が書こう
その言葉が聞きたかった
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:19:49.70 ID:qVw8Xth+0
佐々木「キョン、演劇に興味はないかい?」
キョン「いや、まったく」
佐々木「」
おわり
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:25:55.62 ID:kavydzYp0
佐々木「キョン、お花摘みに行きたいんだが」
キョン「ああ、そこの用水路渡ったところにある」
佐々木「ありがとう」
キョン「大のほうか?」
佐々木「君という人は本当にデリカシーがないね。人間性を疑うよ」
キョン「すまない」
佐々木「仕方ないね。まぁさっきのは、聞かなかったことにするよ」
キョン「お詫びに俺も一緒に行っていいか?」
佐々木「なんでやねん」
〜END〜
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 17:29:03.21 ID:Y2sBXIiS0
佐々木「ねえキョン」
キョン「すきだ!!!」
チュー
佐々木「ハアハア、ぼ、僕もだよ」
キョン「ふーん、すごいね」
缶
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 18:10:40.04 ID:kavydzYp0
キョン「佐々木!イカ娘がアニメ化するらしいぞ!」
佐々木「いつになく騒がしいな君は。そんなことだれだって知っているよ」
キョン「そ、そうか。すまない」
佐々木「しかしこの時間帯はどうなのかね。僕はお茶の間アニメを目指して欲しかったんだが」
キョン「まぁ所謂大人の事情ってやつだろ。俺達にはどうすることも出来んさ」
佐々木「まぁ結局のところイカちゃんが可愛ければどうでも良いんだけどね」
キョン「当然でゲソ」
佐々木「?」
〜END〜
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 18:24:24.23 ID:facszIMH0
佐々木「実は先日演劇部に入ってね、今度やる舞台の練習がしたいんだ」
キョン「お、そうなのか。俺でよかったら手伝うぞ」
佐々木「くっくっくっ、君ならそう言ってくれると思っていたよ。では早速僕の部屋に行こうか」
キョン「おぅ、ちなみに何の劇をやるんだ?」
佐々木「それはヤってみてからのお楽しみだよ、ただ”激しい”とだけ言っておこう」
キョン「?、まぁお手柔らかに頼むぜ」
佐々木「では行こうか、くっくっく」テクテク
ハルヒ「……」
こうですか?わかりません><
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 18:30:40.71 ID:M+/XN19j0
ハルヒより佐々木だろうな
ハルヒ「キョン、なにそのビデオ」
キョン「ああ、俺中学の時演劇部入ってたんだよ。それをみんなに見てもらおうと思ってな」
キョン『お前が好きだからだ!』
古泉「あなたが主演で…このヒロインは…」
キョン「ああ、佐々木だ。この辺すごい恥ずかしかったんだぜ?」
ハルヒ「…」
わくわく
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 19:41:37.34 ID:facszIMH0
支援
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 20:09:15.46 ID:9WrhZ5Az0
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 20:36:44.00 ID:qVw8Xth+0
佐々木「キョン、演劇に興味はないかい?」
キョン「…ないな」
佐々木「じゃ、じゃあ映画なんてどうだい?トイストーリー3を観たがってたじゃないか」
キョン「それなら先週ハルヒと観に行ったな」
佐々木「な、ならバイオハザード4はどうだい?」
キョン「それもハルヒと観たな」
佐々木「…他に観たい映画はあるかな?」
キョン「んー、今のとこはないな」
佐々木「…そうか。…久しぶりに○○ランドに行ってみたくないかい?」
キョン「○○ランドは閉鎖したぞ」
佐々木「そうなのか…。水族館はどうだろう?」
キョン「この前朝比奈さんと行ったばかりだからなぁ…」
佐々木「…先月できた××動物園に行ってみたくないかい?」
キョン「ああ、そこなら周防と行ったぞ。内臓がどうたらとよくわからんこと言ってたな」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 20:37:55.63 ID:qVw8Xth+0
佐々木「と、図書館でゆっくり読書とか」
キョン「長門とよく行くから少し飽きたな」
佐々木「え、えーと…じゃあ…」
キョン「ていうか、何の話しをしてるんだ?」
佐々木「いや、その…日曜日に暇なら」
キョン「あ、スマン。その日は古泉とデートだわ」
佐々木「」
おわり
古泉ィィィィィィィ!?
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 21:29:49.81 ID:NMCp1jUz0
ワッフルワッフル
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:09:14.64 ID:vH+coKERP
佐々木「キョン、演劇に興味はないかい?」
キョン「演じる方か観る方か、どっちの話だ?」
佐々木「そうだね、あえて言うなら演じる方かな」
キョン「なら全然ナシだ。いや、正直観る方もわざわざって感じだな」
佐々木「そう堅苦しく考えずに、子供の頃テレビアニメのヒーローになってみたいと憧れたことは無いかい?」
キョン「おい、それを言えと………ああ、分かったよ、そんなこと考えてたこともあったかな。
ありもしないことによく考えを巡らせていたもんだ」
佐々木「ありもしない、か。本当にそう思っている?」
キョン「おいおい」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:13:44.99 ID:vH+coKERP
佐々木「…ふふ、僕はただ、キミは「その状況」に巻き込まれさえすればそれを受け入れる人なんじゃないかと思ってね」
キョン「お前、今日は随分面白いことを言うな。…やれやれ、それにしても受験が迫ってるってのにこういう会話をしてるなんてな」
佐々木「なに、頭と体さえちゃんと働いていれば、心まで忙しくする必要はないだろう?」
キョン「お前は俺とは違う境地にいるからそう言えるんだろうが、俺は人生で一番忙しくしてなきゃ、とは、思うぜ。
それにしたって、他の連中にこういう話題は振るなよ。国木田ならふんふん聞いてるだろうが、普通は変な目で見られるからな、お前だけに」
佐々木「あはは、それは褒めてくれてると思っていいのかい。いや、愉快な話だが、僕だって相手により話題は選ぶよ」
キョン「まあ、分かってるけどな」
佐々木「それはそうと、キョン、先ほどの演劇についての話だが」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:16:19.40 ID:facszIMH0
支援してみる
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:18:43.36 ID:vH+coKERP
キョン「まだあるのか?」
佐々木「それは僕ら世の中の人間全てについて当てはまることだとは思わないかい?演じる方と観る方は」
キョン「何か演劇論の著作にでも書かれてるようなテーマだな」
佐々木「僕らは皆それぞれの人生を生きる役者でもあり、同時に他者の人生の観客でもある……」
キョン「思いっきりズームアウトすりゃそう見えるもんかな」
佐々木「ところでね、キョン。演技するのに、一番難しいことって、何だと思う」
キョン「泣くことじゃねえか?」
佐々木「僕は演劇部にいたわけでもないから実際のところは分からないけどね、多分演技は全て難しいんだろうけど、
きっと何もしないことが一番難しいのだと思う」
キョン「演技する必要ねえじゃねえか」
佐々木「まさにそこだよ。あらすじに関わらない、つまり脚本として描く必然性が無ければ、
時間も限られているのに、何もしない演技する必要がない。当然省かれるわけだ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:19:49.99 ID:d3hIoSvf0
><
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:22:31.72 ID:jEh6oxPBQ
佐々木さん…日本語でお願いします…
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:25:37.33 ID:vH+coKERP
キョン「難しいっていうより、そもそもその演技が存在しないと言った方が早いんじゃねえのか」
佐々木「ああ、うまく整理できてなくて済まないね。話が逸れてしまった。いや、何もしないという演技が必要な場面はあるはずさ。
しかし例えば素人がそれをしろ、となったところで、ただ阿呆のような顔をして突っ立ってるだけになるだろう。
大根だろうと、まだ台詞なり動作なり指示があった方が場を紛らせられるのじゃないかな。
しかし役者なら何もしないで、なおかつその場を作れるはずなんだ」
キョン「それならまだ分かるような気がするぜ」
佐々木「しかし僕が一番言いたかったのはね、その演技として難しいって意味じゃなく、さっきの人生を演劇に例えた時の話なんだ」
佐々木「たとえば生まれてから死ぬまでを描くとしよう。受験、就職、結婚、出産等がメインイベントとなるだろう。
サブイベントが他にいくらあったとしても、それにすら当てはまらない、無為に過ごした時間というものはあらすじから省かれるだろう?
いわば人生の目的の実現に貢献しない、無駄なものとして」
キョン「すまん、話は聞いてるんだが、俺の頭の中で意味を成すものとして変換できない」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:32:03.69 ID:vH+coKERP
佐々木「キョンは今、例えば受験勉強をしてないとして、そのことを一番正しいと胸を張って言えるかい?」
キョン「できねえな」
佐々木「それはキョンが進学という目的を持っていて、それに合致しない無為な行為だからだ」
キョン「それなら、俺は無為な時間が多いと言えるね」
佐々木「だとすると、僕はそれが羨ましい」
キョン「羨ましい?」
佐々木「僕の考えではね、キョン、無為の中にこそ自分というものがあるんだ」
キョン「……」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:40:23.60 ID:vH+coKERP
佐々木「逆に何もしない、という状態でないと、ものを考えることなんてできないだろう?
目的を抜きにして自分を確認する以外のどこに自分自身であることができるんだい?」
キョン「……」
佐々木「個人の人生の話だけじゃない。世の中にだって、本当は無為である人が存在する必要があるはずなんだ。
世界がどこに向かおうとも、世の中のあるがままをただ傍観してくれている存在が。
僕はキョンはそれに近いと思う」
キョン「おいおい、俺はあまりおふくろに迷惑掛け続けたくないぜ」
佐々木「いや、純粋にそういう存在であるって意味じゃないよ。今までだって普通にやってきてるじゃないか。
常識人と観察者の両方の要素を持ってね。そういう人はきっと誰よりも間違えない……。僕はキョンにいてほしいな」
キョン「そうかい、ありがとよ。お、バスちょうど来てるじゃねえか」
佐々木「そのようだ」
佐々木「じゃあ、キョン。また明日、学校で」
キョン「おう、じゃあな」
おわり
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:47:58.99 ID:acFkXspX0
佐々木「ラブラブ成分が足りないじゃないか。僕はキョンといちゃいちゃしたいんだ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:51:28.89 ID:jEh6oxPBQ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/14(火) 22:53:06.74 ID:facszIMH0
>>28 キョン「まぁ俺も同意だがお前にも自分で書こうという努力が足りないんじゃないか?」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>29 佐々木「暴力はいけないよ、暴力は」
>>30 佐々木「そうか、それはすまなかった。少し考えてみるとしよう」