今更ですが
報道機関として当たり前のことをしただけだなのに、この浮かれ様
いったいだれに褒めてほしいのだろう
村木元局長無罪:本紙報道検証…容疑者側への取材さらに
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100914k0000m040129000c.html 厚生労働省の村木厚子元局長(54)が大阪地検特捜部に逮捕され、
無罪判決を受けた事件について、毎日新聞は大阪本社社会部の司法担当記者らが中心になって取材した。
毎日新聞はどんな論議をし、どう報道したのか。その検証の中で、再認識したのは容疑者側への取材の重要さだった。
(中略)
象徴的なのが村木元局長逮捕翌日の社会面だ。「やってない/全面否定」と大見出しで扱った(大阪本社紙面)。
村木元局長と旧知だった記者が、逮捕前に何度も連絡を取り、その取材をまとめたものだ。
社内で議論はあったものの、結局、紙面化できたのには、こうした背景がある。捜査当局からの情報に比べて、
容疑者側からの情報は取りにくいのが実情だが、その努力は怠ってはならないことを痛感した。
今回は特捜部が供述調書を「作文」したり、取り調べのメモをすべて廃棄したりするなど、
検察の暴走とも言える局面が次々に明るみに出た。捜査に肉薄し、その動きを取材することは、
事件の構図を報道し、権力を監視する上で不可欠だ。
ただし、その取材で得られた情報の分析、評価、報じ方はこれまで以上に厳密にすべきだ、というのが実感だ。
裁判員裁判が始まり、毎日新聞の事件・事故報道に関するガイドラインでは改めて、
犯人視報道は避ける▽情報出所の明示を心がける−−などと定めている。
こうした指針に沿って、今後、より一層、真実に迫る努力を続けていきたい。