1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:25:21.08 ID:R10QlIwLP
支援
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:25:39.53 ID:75ow04D+0
( ´_ゝ`)「よーし。歩くか」
( ;^ω^)「弟者、大丈夫かお? ボクばっかり眠ってしまって……」
( ´_ゝ`)「いいって」
眠るブーンに代わり兄者は見張りをしていた。
自分の眠気が頂点に達したとき、申し訳ないと思いながらもブーンを起こそうとはした。
( ´_ゝ`)「ちゃんと仮眠もとったし」
しかし、ブーンは目を覚まさなかった。
彼が起きたのは兄者の頭が眠気で朦朧とし始めたときだった。
結局、兄者は一時間程度の仮眠を取っただけだ。
申し訳なさそうにしているブーンの肩を叩く。
( ´_ゝ`)「本当に大丈夫だぞ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:28:09.63 ID:75ow04D+0
弟者と比べると兄者は体が弱い。
見た目からも貧弱さが伝わってくるのか、ブーンは相変わらず心配そうな目を向けている。
( ´_ゝ`)「そんなに心配される方が傷つくんだが……」
兄者も男だ。
この程度でこうも心配そうな目をされては、あまりいい気がしない。
( ^ω^)「おっ……。ますますごめんだお」
( ´_ゝ`)「ま、いいけどさ」
自分が弱いことは自覚している。
せめて足手まといにならぬよう、余計な心配をさせぬようと思う。
( ^ω^)「そうだお!」
ブーンが目を輝かせた。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:31:32.72 ID:75ow04D+0
( ^ω^)「弟者はここで待ってるお! ボク、木の実を探してくるお!」
兄者の返事も聞かず、ブーンは走って行く。その手には兄者のローブが握られている。
あの体形であれほどの早さを出す秘訣を今度教えてもらおうと思った。
( ´_ゝ`)「うーん。どうも役に立ってない気がするな」
精神を安定させるという意味では、自分の存在は必要かもしれない。
だが、使える魔法は一つしかない。体力もあるとはいえない。サバイバルの知識もない。
手ごろな岩に腰を降ろし、ため息をついた。
見上げた風景は、やはり変わらない電気と鉄がある。
どこかに監視カメラがあるのだろうが、それを見つけることはできなかった。
自分の体に生死を判別するような器具がつけられていないところをみると、
どこにいても監視できるような配置でカメラがしかけられているのは間違いない。
( ´_ゝ`)「オレとブーンが手を組んでるのはばれてるだろうな。
スパイとやらがきそうだし、ブーンが帰ってきたら移動するか」
一人で考えごとをしていると、眠気が襲ってくる。
欠伸を噛み殺しながら、じっとブーンを待つ。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:32:13.93 ID:1Ld7uZiuP
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
この作者は最低最悪ゴミ作者
総合に自演宣伝
ここまであからさまで気づかれないと思ったか?
死ね
二度とブーン系に来るな
支援
お前じゃないんだから・・・
支援
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:34:29.36 ID:75ow04D+0
一方、ブーンは少し離れたところまで木の実を探しにきていた。
ここにある木の実は一部地域のものではなく、様々な場所から集められていた。
( ^ω^)「おっ。これとこれが一緒のところにあるなんて、すごいお」
嬉々とするあまり、時間を忘れて木の実を集める。
袋を持ってくるのを忘れたので、持ってきてしまった兄者のローブにそれらを溜めていく。
これ以上溜めると、木の実達はローブから転がり落ちてしまうだろうほど集めた。
( ^ω^)「お?」
草木で向こう側は見えないが、言い争うような声が聞こえてきた。
ここにいる人間だ。敵である可能性は高い。
本来ならば、すぐにでも逃げ出すべき状況だが、どのような人物が言葉を交わしているのかが気になった
。
戦いの音ではなく、言い争う声なのだから二人はある程度親しい仲なのだろう。
( ^ω^)「もしかしたら、王様が言ってたスパイかもしれないお」
スパイの顔を知っていれば、今後の役に立つかもしえない。
気配を消し、足音をたてないように静かに近づいた。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:35:39.72 ID:2yeE5vIg0
来た来た支援
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:37:49.69 ID:75ow04D+0
「ここどこだよ」
「オレが知ってるわけないだろ」
「もっと焦るなり、考えるなりしろよ!」
「焦ったところでどうこうなるもんでもないだろ」
言い争うというよりは、片方が一方的に怒っているように感じた。
落ち着いた声には何故か引っかかりを覚えた。
顔を見ようと、草木をかきわける。
('A`)「ここにはどんな奴がいるかわからないんだぞ?」
(´<_` )「それがどうした。自分の身は自分で守ればいいだけだろ」
( ^ω^)「……弟者?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:40:23.66 ID:75ow04D+0
そこにあったのは先ほどまで一緒にいた顔だった。
小さい方の顔は見覚えがないが、今のブーンには弟者しか見えていない。
声に引っかかりを覚えたのは、聞いたことがあったからだ。
すぐに気づくことができなかったのは、口調のためだった。
ブーンの知る弟者は穏やかで柔らかい口調だが、今見ている男の口調は棘がある。
( ^ω^)「…………」
ブーンは思わず後ずさりをする。
向こう側に見える彼は、ブーンの知っている弟者ではない。
得体の知れないものから逃げるように足を動かそうとした。
(´<_` )「……誰だ」
足元にあった小枝が派手な音を立てた。
向こうにいた二人が近づいてくる。
( ^ω^)「逃げるが勝ちだお!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:42:42.89 ID:1Ld7uZiuP
おい自演作者
投下を 今 す ぐ や め ろ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:43:40.55 ID:75ow04D+0
自慢の足を使えば二人くらい簡単に引き離せると自信があった。
木の実をばら撒きながら走って行く。
('A`)「はあ……はあ。弟者、たの、む……」
ドクオはすぐに体力がつき、その場に膝をついた。
返事もせず、振り向くこともなかった弟者は着実にブーンとの距離を縮めていく。
純粋な速さならばブーンの方が弟者を上回る。
だが、弟者は風を使い自分のスピードをかさ上げしていた。
( ;^ω^)「うおおおおお」
(´<_` )「よっと」
トドメと言わんばかりにブーン側の風を向かい風にしてやれば、弟者の手がブーンの方をあっさりと掴む。
そのまま首に腕を回し、締め上げる。
( ;^ω^)「し、死ぬ! 死んじゃうお!」
解放を求めて手を叩くが、弟者は無反応で返す。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:46:13.61 ID:75ow04D+0
(;'A`)「ストーップ! ストップ!」
歩いてきていたドクオが再び走り出す。
(´<_` )「死なないって」
そのくらいの手加減はしていると返されたが、ブーンの必死な表情を見ていると、とてもそうは思えないところだ。
('A`)「とりあえず、解放してやれよ」
(´<_` )「また逃げるだろ」
('A`)「じゃあ、とりあえず緩めてやれよ」
そのままではろくに話を聞くこともできないと言えば、盛大な舌打ちと共に力が緩められる。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:48:12.07 ID:1Ld7uZiuP
自演だけは許せない
あまりにも唐突すぎる宣伝書き込み
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1284284877/ 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:49:12.40 ID:75ow04D+0
( ;^ω^)「助かりましたお」
('A`)「いや、ツレが悪い」
(´<_` )「誰が誰のツレだ」
再び腕に力が込められ、ドクオが慌てて謝罪をする。
二人の上下関係が垣間見えた。
('A`)「あんたって、王に騙された人だよな?」
( ^ω^)「そうだお。キミ達もそうじゃないのかお?」
ドクオは違うと首を振る。
ここへきたのは自分達の意思であり、とある人物を探しているのだと告げた。
( ^ω^)「友達をさがして、こんなところまで……。ドクオは優しいおね」
('A`)「…………いや、そうでもないよ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:51:52.83 ID:n0ximfcN0
自演とかどうでもいいよ
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:52:26.85 ID:75ow04D+0
こんなところにきたくなどなかった。
どう頑張っても、弟者を止められなかったため、ここまできたにすぎない。
優しい人間などではない。
(´<_` )「んで、オレと同じ顔したクズ知らね?」
( ;^ω^)「見えませんお」
背後で己の首を絞めている人間の顔が見えるわけがない。
捕まる前に見た弟者の顔をブーンは知っていたが、何かの間違いだろうと思うことにしていた。
第一、こんな怪しさの塊を仲間のもとへ連れて行くなどできるはずがない。
('A`)「離してやれよ弟者」
代わりに俺が掴むからと、ドクオはブーンの手を掴む。
ドクオに腕力を期待することはできないが、このまま首を絞めていてもしかたないと判断し、弟者はブーンを解放した。
( ^ω^)「……弟者って言うのかお」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:54:59.14 ID:fCldqRZv0
自演は違うと思うけどあんまり面白くない
世界魔法とか色々読んだ方がいいよ
物語の世界観がまるで駄目だから
採点するとすれば大甘で40点ってとこかな?
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:55:15.63 ID:75ow04D+0
ドクオの言葉にブーンが疑問を口にする。
(´<_` )「ああ、そうだ。で、オレの顔知ってるか」
( ^ω^)
再び弟者の顔を見る。
見れば見るほど兄者と瓜二つだ。
('A`)「オレ達、弟者の双子の兄を探してるんだ」
双子という言葉に、ブーンは少し納得する。
それならば顔が似ているのも当然だろう。だが、やはり信用できないのも事実だ。
これが自分だけのことならば、ブーンはすぐにでも信用しただろう。
けれど、目の前にいる二人が敵だったとすれば、自分だけの問題ではすまない。
頑なに口を閉ざすブーンに、ドクオは困ったような顔をする。
ちらりと見た弟者の顔には苛立ちが浮かんでいる。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 21:58:22.03 ID:75ow04D+0
('A`)「こいつは兄者のこと知らないんじゃないか?」
(´<_` )「お前の目は節穴か」
ブーンを指差す。
いや、正確にはブーンが持っていたローブを指差した。
(´<_` )「アレは兄者のものだろう」
('A`)「あ、本当だ」
特別製というわけではないが、兄者のローブは少々変わっている。
具体的に言うならば、その色だ。
魔術師の殆どが黒を好むのに対して、兄者は濃紺を好んだ。
昔、青色が好きだと言っていたことをドクオは思い出す。
(´<_` )「で、何で隠す」
直接口にはしなかったが、その言葉の裏には殺したのかという疑問が隠れていた。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:01:28.26 ID:75ow04D+0
( ^ω^)「ボクも濃紺が好きだってだけの話だお」
あくまでもしらをきる。
本当のことを吐こうとしないことに腹を立てたのか、弟者は右の拳で彼の腹を殴った。
母者の息子だ。弟者の拳は魔術師にしては強い。
膝をつき、苦しそうに咳き込む。
(´<_` )「手加減はしたぞ」
何をするんだと睨みつけたドクオへ返す。
手加減をすれば許されるというものでもない。
今までは周りが弟者に逆らうことがなかったためにわからなかったが、こうしてみると弟者の危険さがよくわかる。
('A`)「暴君……」
小さく呟いた言葉を聞き取ったのか、軽く小突かれる。
力いっぱい殴られなかったのは、ブーンを掴んでいる手があるからだろう。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:02:24.69 ID:eWolA0T00
しえん
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:04:13.37 ID:75ow04D+0
(´<_` )「早く言え。兄者はどこだ。殺したのか?」
細い目から見える鋭い眼光は、返答によってはお前を殺すと告げていた。
目に涙をためながら弟者を見上げる。
やはり、彼らが兄弟だとは思えない。
ブーンは弟者を危険な人物と判断した。連れて行くことはできない。
ここで殺されるのは嫌だと、心の中で思う。
愛しい彼女に会いたい。姉と、その婚約者のことを両親に伝えたい。
したいことばかりが頭の中を駆け巡る。
('A`)「その辺でやめとけよ」
止めに入ったのはドクオだった。
(´<_` )「あ?」
('A`)「そのローブだって、もしかしたらそいつのものかもしれない」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:06:33.21 ID:BSNRvKWD0
れっとーせーは荒れてるシベリアを裏切った作品^^
作者は荒らし以上の悪党だね^^
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:07:23.58 ID:75ow04D+0
(´<_` )「今さら何言ってんだ」
('A`)「だって、放っておいたらお前本当に殺しそうだし」
頭に血が上りすぎだと諭す。
兄者の身を案じているのではなく、自分の代わりに兄者がなっていると事実が気に入らないのはわかっている。
('A`)「誰かを殺すほどではないだろ」
ドクオはブーンを掴んでいた手を離した。
すかさず、ブーンは走りだす。
(´<_` )「あっ!」
('A`)「弟者」
追いかけようとした弟者を引き止める。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:07:58.83 ID:BSNRvKWD0
あと、つまらないです^^
盛り上がりに欠けるというか序盤だってことを言い訳にできないほどの単調さ^^
もう飽き飽きです^^
死人のようですを見習ってね^^^
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:11:07.47 ID:75ow04D+0
( ;^ω^)「もう追いかけてきてないおね?」
少し遠回りをしながら、兄者の待つ場所まで走る。
( ´_ゝ`)「おかえり。お前さ、木の実とりに行くなら袋くらい持っていけよ」
( ^ω^)「それどころじゃないんだお!」
木の実らしきものを一つも持たず、ただただ焦るブーンを兄者は怪訝そうに見る。
何があったのかを尋ねる前に、腕を掴まれた。
( ^ω^)「弟者にも聞きたいことはたくさんあるお。
でも、今はここから逃げることが先決だお!」
( ´_ゝ`)「お、おい……」
腰を上げ、引かれるままに足を進める。
('A`)「やっぱり、兄者のローブだったのか」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:12:41.91 ID:eWolA0T00
支援
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:14:23.34 ID:75ow04D+0
二人の前に立ちふさがったのは、ドクオと弟者だった。
(´<_` )「デブの服に氷をつけといて正解だったな」
弟者の言葉に、ブーンは自分の服を見る。
裾に薄緑の氷が付いていた。小さな氷はキラキラと光の筋を作っている。
これのおかげで、二人はブーンを追うことができたのだろう。
青ざめているブーンを視界の端に捕らえながら、弟者は真っ直ぐに歩いていく。
握られた拳はそのまま兄者の顔面にぶつけられた。
( ´_ゝ`)「――――っ」
地面に倒れ、立っている弟者を見る。
見えるのは怒りだった。
(´<_` )「オレの身代わりとか、ふざけてんの?」
兄者は無言で立ち上がる。
口の端からは血が流れていた。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:16:28.00 ID:DmgQoBfS0
緊張感がないな
構成が甘い、煮詰まってない
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:17:11.58 ID:75ow04D+0
('A`)「あ、兄者。弟者はこれでもお前のことを心配してだな」
嘘だ。
ここまでの道中で、弟者は兄者の身を案じたことはない。
案じていたのは自分自信がつちかってきたプライドが傷つくことばかりだ。
( ´_ゝ`)「弟者」
血を拭い、自分がされたように弟者の顔面を殴る。
ひ弱な兄者の拳ではあったが、殴られたという事実に弟者は驚きを隠すことができない。
(´<_` )「あ、に……」
( ´_ゝ`)「馬鹿か! お前は!」
殴られた頬を抑えている弟者へ怒声を浴びせる。
ドクオも驚いた。この兄弟を知ってから七年間の月日があったがその時間の中で、兄者が怒鳴ったことなどなかった。
それも弟者に対して。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:18:24.02 ID:eWolA0T00
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:19:45.62 ID:1Ld7uZiuP
ちょっと怒りが収まってきたわ
けどな、おい
>>1 自演宣伝は創作者として最低の行為だぞ
これにこりて猛反省しろ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
それまで全く話題もなかったのに唐突にこんなこと書いてバレないと思ったのか?
少しは考えろ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:20:22.05 ID:75ow04D+0
( ´_ゝ`)「お前もオレも死んだら、母者に何て言うんだ」
(´<_` )「あんたが死んだなんて言ったら、オレが殺されるわけだが」
( ´_ゝ`)「本気では殺されないさ」
鏡あわせのような顔が向かい合う。
どちらも怒りを持ち、相手を睨みつけている。
( ´_ゝ`)「お前が生きていた方がいい。
そんなことは考える間でもないだろ」
薄い笑みを浮かべた。
( ´_ゝ`)「それとも、命の大切さでも説くのか?
似合わないことはやめておけよ」
(´<_` )「言わせておけば!」
呪文を唱え、炎を呼ぶ。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:21:50.06 ID:HOfBpIfR0
うっほしえーん
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:23:15.20 ID:75ow04D+0
(;'A`)「もうやめろよ!」
二人の間に立つ。
ここまできてしまったのだ。もう、戻ることはできない。
争うことは無意味だ。
('A`)「兄者、すまん。
お前に弟者のことを任されたのに、ここまで連れてきちまった」
( #´_ゝ`)
口が開かれる。
どのような罵声も受け取る覚悟はできていた。
( ´_ゝ`)「……いや。すまんな」
不安そうなドクオの顔を見て、冷静さを取り戻したのか謝罪の言葉が出た。
(´<_` )「おい。オレが連れてきてもらったんじゃなくて、お前がついてきたんだろ」
('A`)「歩いて行くとか正気の沙汰じゃないだろ」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:23:23.61 ID:KcyzjjL70
キャラクターに魅力を感じない作品に哀れみ支援をしないといけないせいで他の良作が読めない;;
もう投下しないでください;;
ブーン系を盛り上げるためにはあなたの作品は邪魔です;;
うえーん;;
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:23:52.46 ID:eWolA0T00
支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:26:20.20 ID:75ow04D+0
( ^ω^)「……そろそろいいかお?」
( ´_ゝ`)「あ、すまん」
すっかり蚊帳の外となっていたブーンが話に入ってくる。
兄者にローブを返しながら現状について尋ねる。
( ^ω^)「弟者は、弟者じゃないのかお?」
(´<_` )「何言ってんだこのデブ」
再度拳を握った弟者をドクオと兄者が止める。
( ´_ゝ`)「オレの本当の名前は兄者だ。そこにいるのが本当の弟者」
同じ顔を指差す。
不快そうに眉間にしわがよるが、殴りかかろうとはしていない。
冗談ではないようだ。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:29:24.82 ID:75ow04D+0
兄者は自分がここに来ることになった経緯を話した。
( ^ω^)「それじゃあ、おと……兄者は本当に死ぬ気でここにきたのかお」
( ´_ゝ`)「そうなるな」
ここへ連れてこられるまでは、心のどこかでドクオの勘違いなのではないかと思っていた。そうあればいいと願っていた。
しかし現実はこの通りだ。
( ´_ゝ`)「ブーンに会えてよかった」
( ^ω^)「お?」
( ´_ゝ`)「お前に会ってなかったら、死んでただろうし」
死んでいたら、二人に会えなかった。
とんだ無駄足を踏ませるところだった。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:29:43.61 ID:eWolA0T00
支援
末尾Pの基地外湧いてるけど気にするな、頑張れ支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:32:25.42 ID:zdBGaQku0
微妙だな
まだ終わらないの?
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:32:27.92 ID:75ow04D+0
(´<_` )「んで、これからどうするんだよ」
弟者も単独行動を取るつもりはないらしい。
元々、兄者が己の代わりになるのが嫌だっただけで、死にたくてきたわけではない。
王側の人間がいるということも聞かされ、生きて戻るためには今そろっている面子で行動したほうが得策なのは日を見るよりも明らかだ。
( ´_ゝ`)「とりあえず、壁まで行ってみよう」
('A`)「そうだな」
( ´_ゝ`)「あ、そうだ」
兄者はドクオにいつごろこちらにきたのかを尋ねる。
質問の意図がわからず、首を傾げたが、つい先ほどだと応えた。
( ´_ゝ`)「何時ごろだった?」
('A`)「えっと……昼過ぎ。二時か三時くらいだったと思う」
( ´_ゝ`)「ありがとう」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:35:15.64 ID:75ow04D+0
兄者の体内時計はすでに狂いつつあった。
寝起きの体は今を朝だと認識している。
( ^ω^)「そうだ。兄者、何も食べてないけど大丈夫かお?」
(´<_` )「お前が食べたいだけじゃねーの」
( #^ω^)「そういうところはそっくりだお」
木の実には詳しいと言ったときの兄者の反応を思い出す。
似ているのは顔だけかと思っていたが、案外考え方も似ているらしい。
(´<_`# )「ふざけるな」
弟者の方は考え方が似ていると思われたことは不快でしかたがないようだ。
本日、何度目かの拳をドクオが止め、四人は歩き出した。
道中、適当な木の実をブーンが取り、三人に渡していく。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:35:21.82 ID:eWolA0T00
支援
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:38:17.77 ID:75ow04D+0
('A`)「口大丈夫か?」
( ´_ゝ`)「ちょっと切れただけだ」
前を歩くのは兄者とドクオだ。
ここまでどうやってきたのかなどを話ながら、ひたすら前へ進んでいく。
すっかりいつも通りの雰囲気で、今の現状を忘れているようにも見える。
( ^ω^)「これも食べれるお」
(´<_` )「ふーん」
一方、少し後ろの方を歩いている弟者とブーンの雰囲気は悪い。
ブーンは木の実を取っているため、弟者は兄者と並びたくないがためにこの配置となっているが、会話もなりたたない。
( ^ω^)「…………」
(´<_` )「…………」
すぐにでも前の二人に合流したいとブーンは思う。
けれど、一人だけが取り残されてしまうような状況を作りたくない。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:39:55.34 ID:eWolA0T00
支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:41:03.70 ID:1Ld7uZiuP
俺をきちがい扱いするのはいいが、
おい作者よ、お前だけは真実がわかってるよなぁ?
自分で自演したんだもんな?
他の奴が何を言おうとちゃんと反省しろよ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:41:34.07 ID:75ow04D+0
( ^ω^)「弟者は死んでも良かったのかお?」
(´<_` )「んなわけねーだろ」
劣等性が優秀な自分の代わりになるのが嫌だっただけだ。
死にたくない。だが、プライドのもっとも大きな部分を傷つけられるのだけは我慢できなかった。
(´<_` )「あいつにだけは借りを作りたくねぇ」
( ^ω^)「兄弟だお?」
(´<_` )「虫唾が走る」
再び無言の時間が始まる。
土を踏みしめる音と、前方での会話の端々だけが聞こえる。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:44:15.98 ID:75ow04D+0
( ^ω^)「ボクには姉さんがいたお」
(´<_` )「いた?」
過去形で言葉を紡いだことに違和感を感じる。
( ^ω^)「以前、ここに集められたんだお」
(´<_` )「……それは、すまない」
彼が謝罪の言葉を口にするとは思っていなかった。
出会ってまだ一時間も経っていないが、かなり横暴な人間であるということしか知らない。
弟者は兄者を思い出させる劣等性が嫌いなだけだ。
ごく普通の魔術師には、ごく普通の対応ができる。
( ^ω^)「ボクは言えなかった言葉があるお。
だから、弟者にはそんな思いして欲しくないお」
(´<_` )「オレにはそんなものない」
罵倒の言葉なら限りなくあると笑う。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:45:00.46 ID:bqmLT4LS0
総合の宣伝は確かに自演臭かった
別にいいけどさ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:46:28.79 ID:2+I8Wlrq0
ブーン芸にまとめられてるからって調子に乗っちまったみたいだな
自演野郎
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:47:13.27 ID:75ow04D+0
壁際には思っていたよりも時間がかかったものの、なんとかたどりつくことができた。
鈍い光沢を持ったそれは、一見すると極一般的な金属に見える。
試しに触れて見るが、冷たさを感じることができるだけで、特別な風には感じられなかった。
(´<_` )「邪魔だ」
弟者が炎を壁にぶつける。
近くにいるだけで熱さを感じることができるほどの温度が出ていた。
('A`)「変わらないな」
炎が消えた後も、壁は変わらずそこにあった。
色も変わらず、熱も変わらない。ブーンが触れてみても、先ほどと同じ冷たさがあるだけだ。
特殊だと言われるだけあって、並大抵のものではないようだ。
壁を壊すことはまず無理だろう。
それがわかっただけでも、一つ収穫があった。
( ´_ゝ`)「壁に沿って歩いてみるか?」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:48:35.54 ID:/jtoYfur0
お前の書く話はブーン芸に相応しくないよ
辞退しろよ
数々の名作に申し訳ないと思わないの?
芸さんの手間を取らせるな
わかったな?
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:50:18.79 ID:75ow04D+0
この空間は広いが、一周できないほどの広さではない。
一周してみれば出入り口のようなものが見つかるかもしれない。
たとえ、そのようなものが見つからなくとも、ほころびの一つでも見つけられればいい。
( ^ω^)「賛成だお」
('A`)「オレも」
(´<_` )「……それしかないか」
兄者の案に反対する者はいなかった。
「無理無理。諦めた方がいいよ」
聞こえてきた声に、四人は同じ方向へ視線を向けた。
意識をそちらへ向けた瞬間、鉄の匂いを感じる。
( ´_ゝ`)「誰だ」
第五話 完
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:53:22.68 ID:75ow04D+0
第五話はこれにて終了です。
少し休憩してから第六話を投下する予定です。
世界観に関しては新しい話を書くときの参考にさせてもらいます。
今から世界観を練り直すと不安定な作品になりそうなので、今回はこのまま書いていきます。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:54:11.80 ID:HOfBpIfR0
おつおつ期待
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:54:38.37 ID:uq0LyAip0
乙 キチガイ湧いてるけど気にすんなよ
乙乙
ようやく敵さんかな
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 22:55:35.88 ID:1Ld7uZiuP
>>59 自演したおかげで人が来て良かったですね
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 21:29:50.02 ID:R10QlIwLP
俺は読んでないからよく知らないけど劣等生?きてるよ
「俺は読んでないからよく知らないけど」
よく知らない人がどうして突然宣伝をするのですか?
自演バレバレですよ?
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:00:18.81 ID:Vdb0ieCA0
乙だけど一話目が一番面白かった
なんでだろう? 祭りだったから?
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:00:48.20 ID:wyHRwGZh0
追いついたと思ったら終わってた、乙
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:01:39.47 ID:segFQ9Td0
やっと駄作が終わったか
これで死人のようですの支援ができるよ
やったあ^^
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:11:46.07 ID:75ow04D+0
投下再開します。
長編はどこか一箇所でも面白いと感じてもらえれば嬉しいです。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:13:27.15 ID:I7TgKjj/0
再開しなくていいです
キャラが全部うざい
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:14:42.39 ID:75ow04D+0
しげみの向こう側から現れたのは、一人の女だった。
(゚、゚トソン「あなた方が不穏な動きをするから、あたしが働かないといけなくなったじゃないですか」
現れた女の手には、胴体と切り離された首があった。女は首の髪を掴んでいるが、そこにも血がついている。
先ほどから感じる鉄の匂いはそれが原因だろう。
( ;^ω^)「うっ……」
ブーンは思わず口を抑えた。
本物の死体を見るのは始めてだ。
他の三人は青ざめてはいるものの、ブーンのような反応は示さない。
(゚、゚トソン「死んでくださいね」
首を地面に落とし、切先を四人へ向ける。
兄者はブーンの腕を掴み、素早く後ろへさがる。
逆に、弟者は前へ踊り出た。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:15:41.75 ID:PJvUnqq+0
>>67 面白いとこか、
そうだな、「。」や「、」が付いてるのが面白いよ
他の文字は全部いらないや、つまらないし
ぼろくそに言いながら猿にならないように支援し続けるとかまじツンデレすぎるだろ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:18:54.00 ID:75ow04D+0
(゚、゚トソン「ほう。勇気がありますね。それとも無謀?」
振られた剣をしゃがんで避ける。
そのまま開いた腰に向かって地を蹴った。
地面に押し倒してやろうかと思っていたが、相手も馬鹿ではない。
後ろへさがり、突くように剣を前へ出す。
弟者は顔をそらせ、何とか避けるが、目の前にまできた切先に冷汗を流す。
一息つきたいところではあったが、相手がそれを許してくれるとは思えない。
すぐさま後ろに手をつき、真上にある女の顎を蹴り上げる。
(゚、゚トソン「あなた、本当に魔術師ですか? 格闘家じゃなくて?」
(´<_` )「うちの母者はもっと強いからな」
女は口元の血を拭う。
そこで始めて気がついた。
先ほどまでいた三人がいない。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:21:19.52 ID:75ow04D+0
女の魔法が発動する。
ドクオが作り出した氷を炎が覆い、ただの水へと変えていく。
再び自由の身になった女は、地面に転がっているブーンを標的にした。
( ^ω^)「やめるお! ボクはただ生きて帰りたいだけなんだお!」
剣筋を何とか避け、言葉を発する。
こんなことを言っても無駄だということはわかっていたが、言わずにはいられなかった。
(゚、゚トソン「そうですか。あたしも生きたかったです」
剣が振られる。避けきれないと、ブーンは覚悟を決める。もはや、指を動かす時間さえない。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:22:14.83 ID:Fp7HupFd0
支援
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:24:18.88 ID:75ow04D+0
自分の死ぬ瞬間をしっかり目に収めようと、必死にまぶたを開けていたブーンには見えた。
女の剣に向かって、拳ほどの大きさを持った石が飛んでいくのが。その石は女の剣を弾き、ブーンの命を助けた。
それだけではない。弾かれ、女の手が緩んだ隙を狙ったかのように、剣は宙へ浮かんだのだ。
( ´_ゝ`)「大丈夫か?」
兄者の魔法だということはすぐにわかった。
( ^ω^)「ありがとうだお!」
礼を言っている隣を弟者が駆ける。
己の持っていた剣が宙へ浮かぶという異常事態に、呆然としている女を狙っているのだ。
一撃目は鳩尾に。
思わず腹を抱えた女の顔面を容赦なく殴る。
後ろに吹き飛ばされ、地面に背中を預けることとなった女の腕を踏みつける。
(´<_` )「魔法は手が使えないと発動できない。知ってたか?」
まさに悪人面だ。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:25:34.09 ID:Jjptgp4K0
死人様が低レベル作者をわざわざ気遣ってくれた有難いお言葉だ!
仕方が無いから今日はこれくらいで勘弁してやるぜ!
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:09:12.91 ID:TzBnG8IpP
今日はこれで終了です。
しばらく家を空けるので、次回は月をまたぐかもしれません。
間は開きますが、絶対に完結させます。
少なくとも年内には終わらせるつもりです。
それでは、読んでくださった方、支援してくださった方、
まとめのエスカルゴさん、ありがとうございました。
他スレの方、迷惑がかかっているようでごめんなさい。
ではまた。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:26:17.44 ID:Jjptgp4K0
おらおら支援だ!
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:26:57.37 ID:Jjptgp4K0
支援奴隷ども!
しゃかりきこいて支援しろや!!
そんなんじゃどうしようもねーぞ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:27:23.79 ID:75ow04D+0
(゚、゚トソン「知ってるさ」
今、女の両腕は弟者に踏みつけられている。
これでは魔法は使えない。
('A`)「なあ、どうやったらここから出れるんだ?」
それだけ答えてくれれば、解放するとドクオは言う。
しかし女は薄ら笑いを浮かべるだけで、答えようとはしない。
(´<_` )「殺してやろうか」
足を乗せている腕に、タバコの火を消す要領で負荷を与える。
(´<_` )「お前は王側の人間なんだろ? なら、ここの地図くらいは持ってるんじゃないのか?」
身ぐるみを剥がしてやると告げる。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:28:36.13 ID:zKSPwp1N0
支援だっつってんだろ!?
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:29:31.82 ID:zKSPwp1N0
ひゃははははは!!
支援!
支援だ!!
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:29:41.89 ID:1Ld7uZiuP
外野が何を言っても自演の事実は消えないよね
そのことは自分自身が一番よくわかってるよね
>>1さん
今晩は眠れそうにないね
どうして自演なんてしてしまったんだと後悔して一晩中ベッドの中で悶えてね
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:30:55.01 ID:75ow04D+0
弟者は良い人間とはいいがたい。
しかし、極悪非道というには普通の人間だった。
劣等性を嫌い、無視をする程度で、他人へ殺すなどと簡単に言う人間ではないはずだ。
('A`)(……ああ、わかった)
今のドクオには他の人と同じものしか見えていない。だが、ここへくる前に見たあの黒さが忘れられない。
あの黒さは人の心にも影響するのだろう。
人が平気で人を殺せるように。
弟者だけがその影響を受けているのは、彼が一番普通の人間だったというだけの話だ。
死を受け入れてここへきた兄者と、他人を傷つけることを強く否定するブーン。彼らの心には他人を傷つ
ける種がないのだろう。
ドクオの場合は、家系的にも呪いや心への干渉に対する耐性がついている。
( ^ω^)「弟者やめるお」
( ´_ゝ`)「殺す必要はないだろ」
二人が女を庇う。
そのことが弟者の心をさらに波をたてる。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:31:18.98 ID:zKSPwp1N0
それじゃあな
支援奴隷は自演作者をイッショケンメー支援ししろや
85 :
>>83 変な改行入った 気にしないで欲しい:2010/09/12(日) 23:33:31.89 ID:75ow04D+0
( ´_ゝ`)「それよりも、あんたはさっき「生きたかった」と言ったな?」
女は確かに「あたしも生きたかったです」と言っていた。
その言葉の意味するところは、王側の人間とて安全を保障されているわけではないということだ。
(゚、゚トソン「……そうですよ。生きたかった。生きて、妹に会いたかった」
薄ら笑いを浮かべていた顔は、目を伏せ寂しそうな表情へと変わる。
(゚、゚トソン「あたしもあなた方と同じ。この出入り口もない、密室に閉じ込められた人間なんですよ」
出入り口もない密室。聞きたくない言葉だった。
移動用の魔法陣によって連れてこられたので、頭の隅ではその可能性も考えていた。
考えているだけで、口にしなかったのは認めたくなかったからにすぎない。
( ^ω^)「か、帰るための魔法陣は?!」
(゚、゚トソン「最後の一人になったとき、王の使いが持ってきますよ。
精々殺し合ってください。あたしもそうしてきました」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:33:35.89 ID:bqmLT4LS0
なんか騒がしいけどそのおかげで支援も乙も普段より増えてるじゃねーかwww
これが同情支援か
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:36:29.58 ID:75ow04D+0
この空間にいる誰もが、命を保障されていない。
生き延びたければ殺さなければいけない。
王側の人間も、最後まで生き残るしかここを抜ける術がないようだ。
( ´_ゝ`)「なんで、こんなところに……」
拒否権はなかったのだろうか。
ただの殺人鬼という可能性も否めないが、殺人鬼が生きたいや妹となどという言葉を口にするとは思えない。
(;、;トソン「あなたに何がわかると言うのです!
私が死ねば、私が殺せば、妹は助かるというのに!
どうしてこれを拒否しなければならないのですか!」
吐き気がした。
この国は腐っている。
身内を人質に、死んで欲しいと頼む王がどこにいるというのだ。
(;、;トソン「さあ殺してくださいよ! もうこんな場所ごめんです!」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:39:21.96 ID:75ow04D+0
涙を流し、懇願するように叫ぶ。
生きたいのではないのか。そんな言葉を口にする気にもなれない。
( ´_ゝ`)「……弟者」
(´<_` )「指示すんな」
女の胸倉を掴み上げる。未だに女は殺せと言い続けていた。
言葉がやんだのは弟者が手刀を女の首に入れたときだった。
('A`)「……流石」
( ^ω^)「弟者怖いお」
伊達に母者の息子ではない。女を一人気絶させるていど、朝飯前のことだ。
sienn
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:42:29.98 ID:75ow04D+0
女をその場に寝かせ、四人は移動することにした。
先ほどの騒ぎを聞きつけた人間と鉢合わせるのは遠慮したい。
森の中へ入り、人の気配がないところで腰を降ろす。
体力のない兄者はすでに息が上がっている。
('A`)「で、これからどうするよ」
壁を一周してみれば何かが見つかるかもしれない。そんな案はあの女の口から聞かされた言葉によって消え去った。
( ^ω^)「うーん。壁は特殊金属。出入り口なし」
( ´_ゝ`)「……絶望的だな」
移動用魔法陣があればともらすと、弟者が殺気のこもった目を向けてくる。
(´<_` )「ここに来るまでに、移動用魔法陣を回収する時間があったわけねーだろうが」
クズ。と最後につけて顔を背ける。
言葉を投げられた兄者は少し困ったような顔をしたものの、何も言い返さない。
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:45:12.02 ID:dc/P23900
支援
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:45:28.50 ID:75ow04D+0
('A`)「ま、あと少しでここへの魔法陣が消されるところだったしな」
何かのフォローになればいいと思い言ってみたが、場の雰囲気は改善されない。
弟者と兄者からすれば、いつも通りの空気なのだろうが、ドクオやブーンからしてみれば重すぎる空気だ。
('A`)「あ、そういえば、ブーンはどんな魔法を使うんだ?」
ドクオや弟者の魔法については兄者が説明していたが、ブーンの魔法については何も聞かされていない。
今の戦力を考えるのと同時に、空気も変えることができるのではないかという期待も込められている。
( ^ω^)「ボクは土系と吸収、放出系が使えるお」
('A`)「また珍しい魔法だな」
暇つぶしにと読んでいた本にそんな魔法が記されていたと、記憶を掘り起こす。
('A`)「魔法を混ぜてることもできるらしいな」
( ^ω^)「よく知ってるおね」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:47:11.08 ID:bqmLT4LS0
なんかこいつギャング臭い
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:48:26.85 ID:75ow04D+0
ブーン自身、自分の力を完璧に使いこなせているわけではないらしく、魔法の合成は不得意らしい。
二人の会話を聞いていたのか、弟者が立ち上がりブーンの方へ近づく。
( ;^ω^)「な、な、何だお?」
先ほどの戦いで、弟者の強さも非道さも見せつけられた。
出会ってわずかな時間しか経っていないブーンからすれば、弟者は恐怖の塊だ。
(´<_` )「合成、できないわけじゃないんだな」
( ^ω^)「……お、でも、問題があるお」
(´<_` )「問題?」
力を使いこなせていないブーンには制限があった。
( ^ω^)「同じ波長の魔力しか合成できないんだお」
魔力の波長は人によって大きく変わる。
まれに同じ波長を持つ人間がいるが、そういった人物と出会える可能性は0に等しい。
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:51:28.32 ID:75ow04D+0
(´<_` )「……まあ、問題ない」
苦虫を噛み潰したような口調だった。
問題ないと言いつつも、魔力の波長が同じでない合成できないというデメリットは大きい。
目の前でブツブツと何かを呟いている弟者に、ブーンはすぐにでも逃げ出したい気持ちでいっぱいだ。
不安と恐怖から兄者の方へ視線を向けるが、助けの手は伸びてこない。
兄者は一度だけ弟者の方を見て、大丈夫だと言いたげな瞳を向けてきた。
現時点で大丈夫でないのはブーンの心だ。このまま真っ二つに裂けてしまうような気さえする。
一刻も早く弟者の中で結論が出るようにと、冷汗を出しきってしまったブーンは神に祈る。
いくら何でもこの状態は酷い。酷く恐ろしい。
神に祈りが通じたのか、弟者はようやく口を開いた。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:54:35.79 ID:75ow04D+0
(´<_` )「逆行用移動魔法陣なら、作れるかもしれない」
('A`)
( ´_ゝ`)
( ^ω^)
しかし、誰も賞賛の声を上げない。
むしろ首を傾げている。
(´<_`# )
弟者の眉間にしわが入ったところで、ブーンが落ち着いてその言葉の意味を説明して欲しいと述べる。
ひたすらに低姿勢を心がけたかいがあったのか、弟者は落ち着きを取り戻し、説明に移ってくれた。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:56:34.92 ID:1Ld7uZiuP
>>93 劣等性=ギャングか
それは自演宣伝したり面の皮が厚かったりなわけだ、納得
お前さっさとギャング完結させろや
逃亡しておいてしれっと新作書いてんじゃねーよ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/12(日) 23:57:31.95 ID:75ow04D+0
移動用の魔法陣は二つの魔法を合成した魔力を使っている。
具体的に言うならば、浮遊系と電気系だ。
この二つの魔力を合成用の機械に投入すれば、移動用の魔力が作られる。
そのため、魔法を合成する人間がいれば移動用の魔力は作ることができる。
どちらの魔法も珍しいものではなく、お手軽に作ることができる。
問題を上げるならば、合成するための機械の値が張ることと、浮遊系の魔力を放出するのが難しいという点だ。
('A`)「五大元素とかは外への力だけど、浮遊系は内への力だからな」
(´<_` )「でも、できるんだろ」
( ´_ゝ`)「できるよ」
幸運なことに、兄者は浮遊系が得意だった。
内へ向ける力を外へ向けることができる。
( ^ω^)「でも、兄者は浮遊系しか使えないお」
同じ波長の魔力が必要だ。
都合よく、同じ波長の人物がいるとは思えない。
いるんだなそれが
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:00:18.08 ID:ox/57IeC0
(´<_` )「魔力の波長が同じ双子ってのはかなり多い」
特に一卵性の双子ならば魔力の波長が同じ確率は上がる。
兄者と弟者はそっくりな顔から見てもわかるように、一卵性の双子だ。
('A`)「なるほど」
魔力の波長が合っているかわからないための不快感。兄者と協力しなければならない嫌悪感。
眉間にしわがよるわけだ。
(´<_` )「逆行用なら場所指定の小難しい陣もいらない」
( ^ω^)「逆行用ってなんだお」
(´<_` )「簡単に言うと、前の場所に戻れる」
移動用魔法陣を使うと、一週間ほどは移動前の場所と自分を魔力の欠片が繋いでいる。
逆行用はそれをさかのぼるためのものだ。
戻ることしかできないので、使い道はあまりないが、陣を組むのは簡単だ。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:03:27.21 ID:ox/57IeC0
('A`)「いける。これならいける!」
希望の光が見えてきた。
戻ったところで、城の内部であることに変わりはないが、ずっとここにいるよりは未来があるだろう。
( ´_ゝ`)「ブーン。すぐできるか?」
( ;^ω^)「うーん。たぶんできると思うお」
(´<_` )「ならオレが先に電気系を使うぞ」
手をブーンにむけて呪文を唱える。
(´<_` )「電流よ彼者へ向かって進め」
電気が音をたてながらブーンへと向かう。
まともにくらえば火傷ではすまないだろう威力に、避けたい気持ちに襲われる。
( ^ω^)「…………」
しかしやらなければいけない。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:06:36.32 ID:ox/57IeC0
( ^ω^)「魔法よ、我が身へ吸収されよ」
弟者の魔法がブーンに吸収される。
光が収まり、辺りには静けさが戻る。
('A`)「本当に吸収した……」
小さく呟く。
いくら吸収、放出系について知っていたとしても、所詮は文章で見ただけだ。
実際に見たときの感動とは天と地ほどの差がある。
( ^ω^)「次は兄者の番だお」
( ´_ゝ`)「おう」
兄者が手を伸ばす。
浮遊系の魔力が外へ放出されても人の目には見えない。
発動している本人がそれを感じる程度にしかならないのだ。
支援
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:09:21.71 ID:ox/57IeC0
どのタイミングで呪文を唱えればいいのか迷っていると兄者が今だと言ってくれた。
( ^ω^)「魔法よ、我が身へ――」
( <●><●>) 「生き残るのは私です」
兄者の後ろに誰かがいた。
手には炎をまとわせた剣を握っている。
声に気づいて兄者が振り返るがもう遅い。
('A`)「兄者!」
ドクオが駆けた。
しかし、あの速度では間に合わない。
呪文すらもう間に合わないだろう。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:09:39.47 ID:9EIi6/7w0
うん
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:12:21.10 ID:ox/57IeC0
( ´_ゝ`)「あ…………」
肉の焼ける匂いと、赤い血が地面に落ちる音がした。
( <_ )
( ´_ゝ`)「あ、あ……」
地面から見上げる。
そこに見えるのはよく似た顔の死にそうな姿。
('A`)「う、そ……だろ」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:15:30.83 ID:ox/57IeC0
( ´_ゝ`)「弟者…………」
目を見開き、その姿を視界に収める。
どれだけ見ても変わらない。
( ´_ゝ`)「弟者!」
( <_ )
第六話 完
え、弟者・・・?
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:17:59.34 ID:ox/57IeC0
以上で第六話も無事終了しました。
来月辺りにまた投下すると思います。
第五話終了時の乙と二話通しての支援ありがとうございました。
乙
他作品があれば教えてほしい
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:20:19.52 ID:YglT6Em0P
>>109 自演の謝罪は一言も無しか
さすがはギャングだな
前作のときもあれだけバレバレ自演だったのに絶対認めなかったもんな……
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:26:22.44 ID:ox/57IeC0
末尾Pでまともなヤツを一度も見たことない
s
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:43:45.98 ID:wM1tKXHD0
終わってた・・・
ツンデレ支援多すぎだろw
乙
構うと泣いて喜ぶから徹底的に無視したほうがいいよ
皆分かってるから
乙