AA日常のようです

（　´ω｀）「四畳半一間の生活はいやだお」

('A`)「ふーん」

（　´ω｀）「しかもトイレ風呂共同、テレビ線なし」

('A`)「まあ実家ならそうだろ」


　ぬるぬる　AA日常のようです　ぬるぬる

（　´ω｀）「お昼御飯がないお」

('A`)「最近出演した作品のギャラは？」

（　´ω｀）「魔法があるようです？　振り込み２５日」

('A`)「食べ物くらいあるだろ」

（　´ω｀）「生野菜しか・・・ないよ・・・親も・・・いないよ・・・」

('A`)「料理は？」

（　´ω｀）「しないよ・・・」

('A`)「死ねば？」

ｶﾅｶﾅｶﾅｶﾅ

（　´ω｀）「すきっぱらにひぐらしが響くお」

('A`)「ねえ、俺帰っていい？」

（　´ω｀）「あ、待って」

ｶﾅｶﾅｶﾅｶﾅｶﾅ

（　´ω｀）「ﾏﾅ」

ｶﾅ「ﾏﾅ」ｶﾅ「ﾏﾅ」ｶﾅ「ﾏﾅ」ｶﾅ

('A`)「ねえ、帰っていい？」

（　´ω｀）「がんばれゴエモン３やろうお・・・サスケは譲るから・・・」

('A`)「飯はいいのか」

（　´ω｀）「全クリしたら食べる・・・お・・・」

('A`)「仕方ねーな、これ食べろよ」

（　´ω｀）「お・・・」

('A`)「お前スーファミどこにしまってたっけ」

（　´ω｀）「今はアンパンの気分じゃない・・・」

('A`)「え、死ぬの？」

ﾄﾙﾘﾘﾘﾝ（コナミ起動音）

（　´ω｀）「ヤエちゃん出てくるまでテンションもつかしら」

('A`)「コミュ障の素が出てますよ」

（　´ω｀）「仕事とは割り切らせろ。あ、ビス丸」

('A`)「この頃のゲームはOPも押しつけがましくないよな」

（　´ω｀）「『やってやるぞ』『わくわく』『今回の敵はこれか』」

('A`)「それそれ。分かりやすくてよかった」

（　´ω｀）「麦茶飲む？」

('A`)「うん」

（　´ω｀）「冷蔵庫にあるから取ってきて」

('A`)「・・・」

('A`)

ｶﾅｶﾅｶﾅｶﾅ

（　´ω｀）

ｶﾅｶﾅｶﾅｶﾅ

('A`)

ｶﾅｶﾅｶﾅｶﾅ

（　´ω｀）

「ﾏﾅ」ｶﾅ「ﾏﾅ」ｶﾅ「ﾏﾅ」ｶﾅ「ﾏﾅ」ｶﾅ

('A`)「分かったから」

＊＊＊

( <●><●>)「こうですか？」

（　＞＜）「・・・わかんないんです」

( <●><●>)「こっちですか？」

（　＞＜）「うーん、わかんないんです」

( <●><●>)「ふむ」



(*‘ω‘ *)+


-=Ξ( *‘ω‘ )

ｽﾞﾌﾞｯ

（＊＞＜）　ｱｯｰ

　ｽﾞｸﾝｽﾞｸﾝ

( <●><●>)　oh....

　ずぬるんずぬるん

（＊＞＜）　あ、ｱｵｫｫｵｰ

(*‘ω‘ *)+

( <＾><＾>)　yes...


　わ、わかんないんですっ！
　わかんないんですけど続けて下さいっ！！

＊＊＊

('A`)「目ｪ痛くなってきた」

（　´ω｀）「ちょっと休憩しよう」

('A`)「お前なんでさっき招き猫取らないで先行ったの？」

（　´ω｀）「え？　あった？」

('A`)「あったよ」

（　´ω｀）「今さらゲーム中の取りこぼしぐらい気にならんよ。人生に比べれば」

('A`)「あそう」

（　´ω｀）ｷﾘｯ

('A`)「そういうのいらない」

（　´ω｀）「おかあさんといっしょでも見よう」

('A`)「唐突に」

（　´ω｀）「急な事態にも対応できるよ。おかあさんといっしょならね」

('A`)「アップル社製品か」

（　´ω｀）「4Gも出るよ」

('A`)「お前の親父は何回離婚するんだ」

('A`)「昔、この番組のお姉さんが憧れだったんだよ」

（　´ω｀）「年上好きが高じて熟女フェチに？」

('A`)「そこじゃない」


('A`)「ロリショタと合法的にｷｬｯｷｬｳﾌﾌしｔ」

（　´ω｀）「もうお腹一杯だお」

('A`)「女ならやっぱりその辺りｍ」

（　´ω｀）「おい、うるせーぞ」

（　´ω｀）「最近ほのぼのしてねーなぁおい」

('A`)「出演依頼こないのか？」

（　´ω｀）「いいなあおめーはよー、素直家と絡みある青春やらされてよー」

('A`)「シュールさんとの話は毎回困る」

（　´ω｀）「あの金髪巻き髪女はもういい加減飽きてんだよ俺はよー」

('A`)「キャラ崩壊してんじゃねーよ」

（　´ω｀）「(　´ー｀)」

('A`)「・・・」

（　´ω｀）「ゴエモン再開すっかお」

('A`)「おう」

（　´ω｀）ﾁｰﾝ

（　´ω｀）っ⌒゜

('A`)「・・・ごみ箱外すなよ」

（　´ω｀）「安西先生・・・ティッシュを入れてほしいです・・・」

('A`)「やだよ」

（　´ω｀）「ちっ・・・」

ｶﾞﾀｯ

（　´ω｀）「あっ」

('A`)「あっ」

（　´ω｀）「・・・」

('A`)「・・・」

（　´ω｀）「・・・聖剣伝説にする？」

('A`)「いや、いらん」

（　´ω｀）「そう」

('A`)「うん」

（　´ω｀）「・・・」

('A`)「ピザでも取る？」

（　´ω｀）「うん・・・」

＊＊＊

o川*ﾟーﾟ)o「犯人は・・・この中にいそうですっ！」

　ざ　わ　・　・　・

(#ﾟ;;-ﾟ)(,,ﾟДﾟ)爪'ー`)y‐
（　･∀･）ミ,,ﾟДﾟ彡

　　　　　　ざ　わ　・　・　・

(´･ω･`)「どういうことだい、キューちゃん。いや、探偵Q」

o川*ﾟーﾟ)o「被害者はお風呂場でローションを使っていたところ、頭を打って死亡した。そうだったよね？」

(´･ω･`)「鑑識からはその通りだ」

o川*ﾟーﾟ)o「・・・おかしいのよ、それは」

o川*ﾟーﾟ)o「何故なら・・・」


o川*ﾟーﾟ)o「ここは銭湯だから！」

　　ド　　ン　！　！


(#ﾟ;;-ﾟ)(,,ﾟДﾟ)爪'ー`)y‐
（　･∀･）ミ,,ﾟДﾟ彡

　　　　！！


(´･ω･`)「なるほど、それは盲点だった・・・。確かに銭湯でローションを使っていて脚を滑らせるのは不自然だ」

o川*ﾟーﾟ)o「そうよ、そしてもうひとつ気になる点がある」

o川*ﾟーﾟ)o「普通なら優しいガチホモが頭を打つ前に助けてくれるはずでしょう？」

(´･ω･`)「確かに・・・僕ならそうする。たとえ相手が恋敵でも、ローションで脚を滑らせたなら助けただろう」

o川*ﾟーﾟ)o「銭湯でローションが使われ、ガチホモが助けに入らなかった」


o川*ﾟーﾟ)o「つまり！　故意による殺人だと言えるのよ！」

　　ド　ン　！　！


(#ﾟ;;-ﾟ)(,,ﾟДﾟ)爪'ー`)y‐
（　･∀･）ミ,,ﾟДﾟ彡

　　　　！！

(´･ω･`)「この中に犯人が・・・」

銭湯でローションとかおかしすぎるだろｗｗ

o川*ﾟーﾟ)o「ここでネクスト・キューちゃん’ｓヒント！　怪しいと思う人物に目星をつけて、メモしたらタイムカプセルに詰めてね！」

(´･ω･`)「20年後が楽しみだ！」


(#ﾟ;;-ﾟ)
　銭湯の主人　男
　ヒゲが不思議な形に生えているガチホモ
　被害者の負傷時は番台で脱衣場（男湯）を盗撮していたという

(,,ﾟДﾟ)ミ,,ﾟДﾟ彡
　双子の銭湯利用客　男
　電気風呂でお互いを刺激し合いながらイチャコラするガチホモ
　事件当時もイチャコラしており、騒ぎに気付かないほどエックスタシー！！イエーイ！！

爪'ー`)y‐
　何かを手にしている銭湯利用客　男
　基本的には一本気だけど、時と場合で移り気なバイセクシャル
　愛しさと切なさと心強さを求めている時に被害者と出会い、恋愛感情のもつれからローションを利用した殺害を企てた

（　･∀･）
　無個性のイケメン　男
　最近腹筋が六つに割れてきてちょっと嬉しい

(´･ω･`)「だっ、誰が犯人なんだ・・・」

o川*ﾟーﾟ)o（今すぐ犯人に指を突き付けることもできるけど、もう少し証拠を集めなきゃ）

o川*ﾟーﾟ)o「既にある遺留品と状況は・・・以下の通りよ」

遺留品
・被害者の横に転がっていたペペローション（名前が書いてある。F6X？　F0X？字が汚くて読めない）

・血に濡れた日本刀（業物だ・・・刃紋は美しく、鍔の造形も美しい・・・）

・地域振興券（湿気で濡れてたはずなのに黄ばんでカピカピになっている）

・鯖の水煮の缶詰（o川*ﾟーﾟ)o「おいしいよねー！！」）


状況
・被害者　銭湯で　頭強打
　（o川*ﾟーﾟ)o「事件よね・・・」）

・水風呂に　日本刀で切られた　男性の遺体
　（o川*ﾟーﾟ)o「きっと偽物ね・・・」）

・日本刀を持った　若者が一人　泣いている
　（o川*ﾟーﾟ)o「思春期ね・・・」）

＊＊＊

（（　´ω｀））「だ、誰が犯人なんだ」
ﾓﾁｬ　ﾓﾁｬ

('A`)「こいつぁまたハードな事件だぜ。コーラ取って」

（（　´ω｀））「はいお。くそっ、気になって仕方ない」
ﾓﾁｬ　ﾓﾁｬ

('A`)「ギガミートうめえ。タバスコいる？」

（　´ω｀）「デスソースあるからいいお」

ﾘｰ…ﾘｰ…ﾘｰ…

('A`)「鈴虫？」

（　´ω｀）「秋かぁ」

（　´ω｀）「秋ナスは嫁に食わすな」

('A`)「ボケナスに飯は食わすな」

（　´ω｀）「あ、ちょっとお腹痛くなってきた」

('A`)「出演作品減ってきたよね、俺達」

（　´ω｀）「なーに、たまにはこんな時期もある。・・・マルゲリータうんめぇ」

('A`)「タバコ吸っていい？」

（　´ω｀）「却下」

('A`)「・・・ギガミートうんめぇ」

<ｽﾞｷﾞｬｱｱｱｱﾝ！！

『200X年！　世界は核の炎に包まれた！』


('A`)そ


『200X年！　世界は核の炎に包まれた！』


（　´ω｀）「誰だお、こんな夜中に全くfuck」

('A`)「ああ、携帯の着信音なのね・・・」

（　´ω｀）

（　´ω｀）

（　´ω｀）ﾊﾟｸﾝ

('A`)「誰よ」

（　´ω｀）「なんか新作の出演依頼。ドクオにも行くんじゃないか」

('A`)「そうか」

（　´ω｀）「少し不思議の方の日常系SFだってお」

('A`)「中二バトルの主人公の役回ってこねえかな」

（　´ω｀）「俺ぁ雰囲気よろしいほのぼのか恋愛がいいよ」

('A`)「おい、キャラくらい維持しとけ」

いい。支援

（　´ω｀）「昔ぁあっちで恋愛、こっちで兵士、お茶飲み血を飲み戦ってって引っ張りだこだったのが俺なんだよな
　　　　　　今はメールひとつで『ゆっくりでいいんできてね』ぐらいだから困る」

('A`)「円高が悪いんすよ」

（　´ω｀）「1ドル130円。円高か円安か」

('A`)「円・・・高・・・」

（　´ω｀）「円安だよバーカ」

('A`)「知ってるし！　今の総理大臣だって知ってるし！」

（　´ω｀）「うるせえな夜の十時にギャアギャアいうな」

('A`)「若ぶってみてもいいだろ」

（　´ω｀）「そんな歳かよ」

ｶｯ　ｶｼｭﾝ

('A`)「ビールがね、ピザの後においしいのよね」

（　´ω｀）「第三のビール、な」

('A`)「金麦は馬鹿にできんよ」

（　´ω｀）「全部銘柄試したの？」

('A`)「レビューするかい」

（　´ω｀）「あー、うん・・・まあ、いいんじゃない・・・」

('A`)「クリアアサヒはうっすいけど不味くもないわけよ。だから酔いたい時には・・・」

（　´ω｀）「へー、ふーん」

＊＊＊

【＋　　】ゞﾟ)「我思う。故に我あり。それを学んだのだ」

「くくくく・・・」

（　ФωФ）「貴様の考える『我』とは、疑似的なものであろう」

ヒュッ　ガキン

【＋　　】ゞﾟ)「私の人格は既に世界を知った。私は私の中に世界を作った」

（　ФωФ）「機械仕掛けのその体で、眼で、耳で、何を知った。何を掴んだというのだ」

ギギギギ・・・

【＋　　】ゞﾟ)「くっ」

（　ФωФ）「ただの人形ごときが人間と肩を並べ何を語る。人間の理想を破壊しようと目論むほどの舞台に立てるとでも？」

ギリッ

ザクッ

【＋　　】ゞﾟ)「ッ」

『左腕切断。肩部ジョイント分離、バランサー調整』

（　ФωФ）「見ろ、その腕に流れるは血潮ならざるもの。全くの紛い物よ。貴様の思考と同様、あってないようなもの
　　　　　　　　つまりは故障でしかない。貴様は殺戮用兵器。守るために戦うなど、異常事態なのだよ」

【＋　　】ゞﾟ)「構いはしない」

（　ФωФ）「・・・ほう」

【＋　　】ゞﾟ)「あなたがそう考えるなら、あなたにとってはそうなのだろう」

（　ФωФ）「くく・・・。なかなか言うではないか」

【＋　　】ゞﾟ)「・・・」

『目覚めよ』

『――――』

『目覚めよ、しもべ』

『―√　―〜』

『オサムよ、目覚めろ』

『・・・マスターと認識します』

『そうだ、私が造物主である』

『マスター――』


【＋　　】ゞﾟ)「マスター・スギウラ。あなたを止める」

ふむふむ

（　ФωФ）「何故そこまでする？」

【＋　　】ゞﾟ)「約束は果たさねばならない」

（　ФωФ）「貴様の守る人間どもは、生きる価値がない出来そこないどもだ」

【＋　　】ゞﾟ)「私に生きる意味を教えてくれた友人達だ」

ジャキ　ブ・・・ン・・・

【＋　　】ゞﾟ)「彼らとの約束は果たさねばならない」

（　ФωФ）「・・・」

【＋　　】ゞﾟ)「でなければ、顔向けができない」

（　ФωФ）「くく・・・人工皮膚の顔をか」

【＋　　】ゞﾟ)「鬼よりは、マシというものです。マスター」

バッ

ガキン

＊＊＊

('A`)　ｷｭｯ

('A`)「このアニメ良いこと言おうとして回りくどくなってねーか」

（　-ω-）

（　-ω-）ｽﾞｺﾞｯ！

（　ﾟωﾟ）ﾊｯ

('A`)「起きたのか」　ｷｭｯ

（　´ω｀）「今何時」

('A`)「午前二時」

（　´ω｀）「ああ、アニメ始まってるじゃんすか」

（　´ω｀）「Aパート終わってるしよー、ちくしょう」

('A`)「オサムの腕切られたよ」

（　´ω｀）「フィレンクト氏のお株奪っちゃった感じやね」

('A`)「そうね」

（　´ω｀）「眠いんで後で観ようかと思うんですが、どうでしょう」

('A`)「いやー、分からんよ。来週最終回だから今回でバトル見おさめかもしれないし」

（　´ω｀）「ドクオの流れ読みは当たるからなあ」

('A`)「伊達にバトル作品出まくってないですよ」

（　´ω｀）「あ、ビール炭酸抜けてら」

('A`)「第三のビールな」

（　´ω｀）「あー、焼きそばにビール使う派だったっけ」

('A`)「うちはオレンジジュースだったかな」

（　´ω｀）「よし、じゃあちょっくら両方使って作ってくる」

('A`)「おお、意外な展開」


('A`)「つか料理やればできるんじゃねえか」

（　´ω｀）「・・・え？　ごめんなんか寝言言ってた？」

('A`)「まだ寝てたのかよ」

『200X年！』

('A`)ﾄﾞｷｰﾝ

（　´ω｀）「はい」

（　´ω｀）「・・・おｋ、結構グッドタイミング」

（　´ω｀）「うん。うん。柿のタネくらいならある」

（　´ω｀）「ん、よろしく」

（　´ω｀）ﾊﾟｸﾝ

('A`)「流石兄弟のうるさい方？」

（　´ω｀）「妹連れてくから麻雀やろうって」

('A`)「あいつらも大概自由だよな」

（　´_ゝ`）「うーす！」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「のじゃー！」

（　´ω｀）「家族いないけどお静かにね」

('A`)「常識的に考えてね」

（　´_ゝ`）「悪いな。もっかいやり直すわ」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「のじゃー！」

（　´ω｀）「いや、いいから。入っていいから。いや、靴は脱げよテメエこのやろう」

最低限靴は脱げｗｗｗ

（　´_ゝ`）「スマンコスマンコ、妹者連れてると半端な時間じゃめんどいからよ」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「ポン！　なのじゃ！」

('A`)「今年で21歳だっけ。首から下げた保険証がまぶしいぜ」

（　´_ゝ`）「職務質問というより補導のノリだな」

（　´ω｀）「最近ロリ婆の需要スゲーからな。逆に危ないんじゃないんすか」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「ポン！　なのじゃ！　あと肉豚、まだ妹者は全然婆じゃないのじゃ・・・」

('A`)「いやあ、なんていってもタバコ吸う時の表情が・・・ｶﾞｯ！」

（　´_ゝ`）（お前それ言ったら今のパンチの30倍のダメージがｷﾝﾀﾏに入るぞ）

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「ポーン！！」

（　´_ゝ`）「そうそう。酒買ってきたんだよ。・・・俺とお前とー？」

('A`)　ﾀﾝ

（　´ω｀）「あ、それロン・・・じゃなかったごめん・・・」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「気を付けるのじゃ肉豚。罰符出させるぞ？」

（　´_ゝ`）「俺とお前とー？」

('A`)「内藤、チンイツ狙いだな」

（　´ω｀）「＼(^o^)／」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「馬鹿なのじゃーｗｗ」

（　∩_ゝ∩）「お、俺と、お前と・・・」

('A`)「なんでお前５リットルで大五朗買ってくんだよ」

（　´_ゝ`）「今使ってる１円玉貯金入れが埋まってきてな」

('A`)「この場で空けろと？」

（　´ω｀）「なんか知らんけど僕はこれを飲むと悪酔いするんですよ」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「のじゃ？」

('A`)「半分減っとるー」

（　´_ゝ`）「こら、差し入れなんだから勝手に飲み始めちゃダメだろ」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「はっ！　やり直しなのじゃ！」

（　´_ゝ`）「はい、大五朗スタンバイした！　コップはある！　アクション！」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「『飲むねー』」

（　´_ゝ`）「そこで流し目！」


　　+l从-∀･ﾉ!ﾘ人
　　　　　　　ｷﾘｯ

（＊´_ゝ`）「満点」

('A`)「帰れ」

（　´ω｀）「最近どうよ」

（　´_ゝ`）「俺？　最近主役もらったよ。魔法使ってる」

('A`)「序章祭りのあれか」

（　´_ゝ`）「アイツと現場違うからかなり気分がいい」

（　´ω｀）「実の弟をぞんざいな」

（　´_ゝ`）「あいつマジ根暗でさ。喋ってると便所の奥の方を掃除してる時みたいな不快感がすんだよ」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「兄者のディスりは半端ないのう」

('A`)「ガチンコの中で表面上立場逆だけど、そん時は？」

（　´_ゝ`）「ストレス」

（　´ω｀）「きっちぃ言い方しやがる」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「干し芋うまうまー」

（　´_ゝ`）「あー、ほらほらパンツ見えてるから」

('A`)+

('A`)

('A`)「・・・その体型でレースのパンツはくなよ」


　　　l从･∀･ﾉ!ﾘ人


　　　　ｽﾞｼｬｧ　ｽﾞﾊﾞｯ


（　´_ゝ`）「こういう時AAで良かったって思う」

（　´ω｀）「３０分もあれば治るからな」

＊＊＊

ボ　ボ　ボ　ボ　ボ　ボ　ボ

ξﾟ�听)ξ

　バイクのエンジンがお腹の底に響く。

　『銃の反動って大きいんだな』

　アリゾナの荒野を走りぬけながら、考えていたのはそんなことだ。

　住んでいた街がゾンビに溢れかえり、わたしは銃を持って逃げ出した。

　いや、違うか。

　わたし達は逃げ出した、か。

　ゾンビの不意打ちに手傷を負った彼は、もういない。

　次第に冷たくなる肌、開いた瞳孔。

　最期の言葉を聞き遂げ、わたしは実行した。

　弾丸はまっすぐ、眉間を貫いた。

　それから先は特に語ることもない。

ξﾟ�听)ξ

　強い日差しに目を細めれば、遠くにゾンビの群れが見えた。

　からりと晴れた空の下、青白い肌を陽光に焼いている。

　もっと近づけば蝿達の元気な姿も見えたことだろう。

　もっとも、そんなことは望まないが。

　やがて目的の街についた。

　道行くリヴィング・デッドを避けながら、モーテルに入る。

　強面の受付は、小さな目を瞬かせた。

　女一人でこんな場所まで来るのが信じられなかったのだろうか。

　わたしとしても、非常事態に営業しているモーテルに驚きだった。

　一晩の料金を尋ねても曖昧な答えしか返ってこないので、適当に支払いを済ませ、部屋へ。

　ドアの下に約束の青い封筒を挟み、わたしは待った。

　ノック。

　来た。

　ああ、会いたかった。

　本当にわたしが愛していた人。

　騙していたあの馬鹿な奴はもう死んだ。

　ゾンビになってしまったのだから、殺しても仕方のないことだ。

　死体を殺し返して何が悪い？

（　･∀･）

　待ってた。

　口づけをしようと、ゆっくりと歩み寄る。


（；･∀･）

　　ぱん、と乾いた音が部屋に響いた。

　倒れる最中、鏡に映ったものを見る。

ξ#ﾟ.;-。)ξ

　眉間に穴を開けた醜い死体が倒れていく。

　醜い姿のわたしが倒れていく。


「一緒に死のう」


　ああ、そうか。

　あの馬鹿な男は最期まで馬鹿だったんだっけ・・・。

＊＊＊

('A`)「がはっ！　寒ッ！！」

（　´ω｀）「まままま、窓開けっぱで、ねねねね、寝てた」

('A`)「寒い！　っていうか冷たい！　日光くれ！」

（　´ω｀）「きょ、兄弟はかえ、かえ？」

('A`)「書置きがあるぞ・・・」

（　´ω｀）「どれ」


『みそかつたべたい　　by兄者』


('A`)　ﾋﾞﾘﾘｨ

（　´ω｀）「とにかく外へ・・・」

('A`)「出たら出たで暑いというね」

（　´ω｀）「冷えすぎた右全身が動かねえぜ」

('A`)「研無刀もった味方を待つんだ」


<ﾋﾟｯﾁｬｰ ｳﾀｾﾃ　ｲｺｰ！

<ﾘｰﾘｰﾘｰ！！


（　´ω｀）「・・・なんか」

('A`)「休日の河川敷に来ると若さで目がやられそうだな・・・」

（　´ω｀）「うん・・・」

（　´ω｀）「ああやってコーチや監督の言うことを聞いて、学校行って、遊ぶだけの頃は分からないこと多かったなあ」

('A`)「男女のドロドロとか？」

（　´ω｀）「良い話にもってく前フリぶち壊すな」

('A`)「・・・自分らの親が俺らを産んだ歳になったんだよな」

（　´ω｀）「重たいよなあ」

('A`)「今の仕事やってて思うのは『息苦しさやべえ』だな」

（　´ω｀）「人に言われて動く仕事の虚しさに気付いちゃいけねえもんっすね」

('A`)「お前なんか趣味あったっけ」

（　´ω｀）「え？　え〜っと」

('A`)「ないよなあ」

（　´ω｀）「盆栽、ゲートボール、手芸、写経・・・」

('A`)「否定はしないがスゲーラインナップだな」

('A`)「なんのために生まれて」

（　´ω｀）「なにをして喜ぶ」

('A`)「はい、回答を。Q.なんのために生まれたんですか？」

（　´ω｀）「VIPで皆の勢いを体現しながら、どこにでも凸して空も飛べることを伝えるため」

('A`)「・・・なんか泣きそうになったんですけど」

（　´ω｀）「よせやい。はい、回答を。Q.なんのために生まれたんですか？」

('A`)「孤独な男を・・・表してて・・・そんで・・・喪男板の名無しAAとして使われて・・・えっと・・・」

（　´ω｀）「ごめん悪かった、魚肉ソーセージ買ってやるから泣くな」

（　´ω｀）「チーズ魚肉ソーセージうんめえ」

('A`)「韓国風焼き肉おにぎりと超絶マッチするな」

（　´ω｀）「コンビーフもあるよ」

('A`)「これ開けるの楽しいよな」

（　´ω｀）「開けるのが楽しくて、食べて美味しくて、調理してまた楽しくて」

('A`)「よくできた食糧だぜ」

（　´ω｀）「そうだぜお」

('A`)「俺もなんか語尾付けようかな」

（　´ω｀）「『滅！』はもう取られてるから他のでな」

('A`)「分かってるコンビーフ！」

('A`)

（　´ω｀）「・・・オロナミンC飲む？」

('A`)「ありがとうコンビーフ・・・」

支援！！！！！！！！！！！

（　´ω｀）「もう昼過ぎか。生きてたら時間は勝手に流れてくね」

('A`)「水の流れってさ、よくできてるよな」

（　´ω｀）「藪からスティック。何よ」

('A`)「川として流れ海に行き、空へ昇って雨として落ちてまた川に」

（　´ω｀）「あー、小学生の頃はちょっと感動したやもしれん」

('A`)「大自然！　みたいな感じだよな」

（　´ω｀）「それを『人生と同じだね！』につなげようとするのナシな」

('A`)「ﾁｯ」

（　´ω｀）「まあ、空に行くのも、地面に落ちるのも、場所とタイミングが違うのはその通りだね」

('A`)「それが言いたかったコンビーフ」

（　´ω｀）「マジで定着させんの？」

藪からスティック懐かしい

（　´ω｀）「あ、橋げた辺り見ていこうか」

('A`)「土手に上がってから言うんじゃねーよ」

（　´ω｀）「川辺の橋の下って言ったらエロ本じゃないですか。今もあるのか探したいじゃないですか」

('A`)「うん、ぼく、思い出したらわくわくしてきた」

ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ

（　´ω｀）「古今東西ゲーム。捨てられたエロ本にまつわる話」

（　´ω｀）「雨で貼りついたページ」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

('A`)「やけに濃い絵柄の表紙」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

（　´ω｀）「濡れて大事なシーンが読めない」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

('A`)「盛り上がってきた時に裏から虫が湧き出す」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

（　´ω｀）「湿気で('A`)「濡れたシリーズやめねえか？」

（　´_ゝ`）「四つ葉のクローバーゲーッツ！！！」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「なんのこっちは五つ葉のクローバー！！！！」

（　´_ゝ`）「くっ、それなら・・・出でよライター！！」

（　´_ゝ`）「ファイアー四つ葉のクローバー！！！！！！」

('A`)「一体何が目的だ」

（　´_ゝ`）「出たな腐った死体！」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「ニフラムニフラム！」

('A`)「死ねよもうお前らもう・・・」

（　´ω｀）「なーにしてらっしゃる」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「・・・あれ？」

（　´_ゝ`）「なん、だっけ・・・」

('A`)「なんで四つ葉のクローバー探してたんだ？」

（　´_ゝ`）「ああ、ああ、そうそうそうそう」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「小さい兄者が面接に行ったのじゃー！」

（　´ω｀）「お、弟者が営業に？」

('A`)「マジか？」

（　´_ゝ`）「で、だな。俺としてはヤツの失敗が見たいわけだ」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「妹者は『あいつの目の前で四つ葉のクローバーを引き裂いてやるぜグッヘッヘ』とか言ってたけど
　　　　　　　　　本当は普通に仕事もらえるの祈ってる兄者の付き添いなのじゃ！　えっへん！」

('A`)「兄者って病気なの？　不器用病？」

（　´ω｀）「きめえなこいつら兄妹」

（　´_ゝ`）「んん！　で、お前らは何やってんの」


('A`)「え？」

（　´ω｀）「ん？　いやっ？」

性質が悪いのか実は良い奴なのかｗｗｗ

――ﾆｬｵ


ﾋﾟｸ―――l从･∀･ﾉ!ﾘ人―――ﾝ


l从*･∀･ﾉ!ﾘ人「ねねねね、猫たん！　猫たんがいるのにゃ！　どこにゃ！」

('A`)「今なんか聞こえた？」

（　´ω｀）「眠い」

（　´_ゝ`）「あ、四つ葉また見っけた。えへへ・・・」

l从･∀･*ﾉ!ﾘ人「猫たぁあああん！！　猫どこぉおおおおお！！！」

ﾆｬﾝ

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「そ　こ　か」

壁｜･ﾉ!ﾘ人

壁｜∀･ﾉ!ﾘ人　そっ




　　　(　ﾟ∋ﾟ)　にゃーん




壁｜l从･∀･ﾉ!ﾘ人

壁｜･ﾉ!ﾘ人

壁｜

('A`)「どこ行ってたんだよ、妹者。なんか痩せた子猫がいたぞ」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「・・・あたしだってさすがに、こういうちゃんとした猫じゃねーとリアクションとれねーよ」

('A`)「おい、キャラキャラ」

（　´ω｀）ｚｚＺ

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「かわいーのじゃー。・・・ねー兄者ー？」

（　´_ゝ`）「10本目ゲットォ！！　10倍幸せパワー！！　猫はウチじゃ飼えません！　オラァ！　11本目ゲットォコラア！！」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「むーん、困ったにゃあ？　のじゃ？」

('A`)「親猫いるんじゃねえのか？」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「こんな可愛い子をほっとくような親猫、こうしてこう、グリッと・・・」

('A`)「やめといてやれよ」

（　´ω｀）「で、結局見つからず僕の家に連れてきたと」

('A`)「餌代は妹者持ちだってよ」

（　´ω｀）「ふーん。まあ爪とぎぐらい気を付けてりゃいいか」

〜♪

('A`)「お、愛の鐘。良い子はそろそろ帰りましょうってか」

（　´ω｀）「おう、お疲れさん」

('A`)「めんどくせえからもう一泊してくわ。明日も仕事ないし」

（　´ω｀）「業界が夏休みだからなあ」

('A`)「で、今日はどこのピザ取る？」

（　´ω｀）「ピザーラで」

「にゃん」

（´<_｀；）「通った――――！！　主役通った――――！！」

（　´_ゝ`）「は？　黙ってても主役とれるくらいじゃないとお話にならなくない？」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「おめーなのじゃー！！」

（´<_｀；）「ととと、通った――――！！　プロフェッショナルの資格持っててよかった――――！！」

（　´_ゝ`）「うるっせえなこれでも口に詰めてろ」

（´<_｀；）「苦ッ、なんだこれシロツメクサ？」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人「クローバーって言わないと伏線にもなってない伏線的に伝わりづらいのじゃ」

（　´_ゝ`）「死ね、氏ねじゃなくて死ね」

（´<_｀；）「ぺっぺっ！　母者さん！　今晩唐揚げにしてください！」

（　´_ゝ`）「ちっ」

l从･∀･ﾉ!ﾘ人

l从^∀^ﾉ!ﾘ人



　　おわりかもしれない

乙！
弟者低姿勢すぎてワロタｗｗｗ

675 名前：いやあ名無しってほんとにいいもんですね[sage] 投稿日：2010/09/12(日) 17:59:10 発信元:202.229.176.17
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1284265565/
誰か乙を届けておくれ
もっと読んでたかった

みんな出てくるのかと思ったら違った

流石プロフェッショナル

乙、ぬるーい感じが心地よかった

おもしろかったわーwww
ほのぼのいいよほのぼの

乙ー