ストライクウィッチーズの坂本美緒を嫁にして

温泉に行きたい。
そして二人っきりでゆっくり酒を呑みたい。

よかったね

ちょっと飲み過ぎたか。そう思いながら脚を投げだして後ろに両手を突き上体を支えていた。

「フフっ、女房酔わせてどうするつもりだ？」
隣に座っていた美緒がもたれ掛かってきて、胸に頬を擦り寄せながらそう言った。


左手で頭を撫でてやると顔をこちらに向ける。
魔力を失い、眼帯を着ける必要がなくなった美緒の両の眼が上目でこちらを見つめる。
酔ってとろんとした目つきと、結わえていた髪を解いているせいか、いつもより色香がある。

しかしそれでも眼からは芯の強さは見て取れる。
体は甘える様な姿勢だが、豪放磊落で気の強い性格が滲み出ていた。

「んー……ふふっ、どうしようっかなぁ？」
もっさんかわいいまじかわいいもっさん。くんかくんかｽｰﾊｰｽｰﾊｰ
もっさんは俺が独り占め。もうもっさんじゃないけど。
そんな事を考えながら頭を撫でていた左手を耳へ、そして紅潮した頬へと撫でながら滑らしていく。
すると上目使いの美緒が顔をこちらに向ける。


美緒が屈託の無い笑顔で笑う「あははっ」
さっきまであった鬼教官の面影はもう無い。


思わず唸ってしまった。「うーんっ」この可愛らしい嫁をこの後どうしてくれようか。
この可愛らしい元鬼教官をどうやってもっとふにゃふにゃにしてやろうか。

「んっ」美緒が顔を更に近づけ瞳を閉じた。
体向きを変えながら両腕で美緒の体を支える。
眼を閉じ、軽く息を吸いながら唇同士を近づける。


「ﾋｸｯ」美緒がしゃっくりをした。
「！」あっと思い目を開け顔を離したその瞬間。
美緒は飛び跳ねながら叫ぶ。「ワッショーーーイ！！」

顔面にに頭突きを食らう。「んぐわぁっ！」

「わっはっはっはっはっ！！」
高らかに笑ったあとまた叫びながら窓から外へ飛び出して行った。「ワシャーーーーーイ！！！！」

遠ざかってゆく美緒の笑い声が夜空に響き渡る。
「うぅぅぅわっはっはっはっはっはっはっはっはっ！！！！」


「み……美緒！美緒ぉぉぉぉぉ！！」
俺は鼻血を垂らし涙を滲ませながら美緒を必死で追う。

探し疲れて体力が限界になったところで人集りを見つける。
何だと思ったら嫁が大の字で道に横たわりいびきをかいて寝ていた。
どうやら大騒ぎをして走り回っていたところ、倒れてそのまま寝てしまった様だ。
「大丈夫です、いつもの事なんです。お騒がせして申し訳ありません」

そう言いながら美緒を背負って旅館へ向かった。

出血は鼻血だけじゃなく唇を切っていたという事に気付いたのは、美緒を布団へ寝かせた後洗面所で乾いた鼻血を洗い流そうとした時だった。


翌朝
「はっはっはっ、なんだその顔は！？酔っ払って喧嘩でもしたのか？」
「わたしが鍛えてやろうか？はっはっはっはっはっはっ！」

こいつ、何にも覚えてねえな。
ふぅ……つづく



ってなりたい！

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もっさんは多分、独身で終わる

＞「フフっ、女房酔わせてどうするつもりだ？」

わかってるな

わっふるわっふる

>>8
某やる夫スレでグラハム・エーカーさんと結婚を前提にお付き合いしてたよ

>>11
もっさんはガンダムじゃないからグラハムさんのタイプじゃないだろ

>>12
グラハムさん武士道好きだからそこは分からんぞ

もっさんは退役したら俺と結婚するのが決まっている。

続きは？

ちょ…待てよ
まさかこれで終わりじゃないダロナ！

続きはまだ無い。
新しい妄想ができたら作る。

あぁ…もっさんマジもっさん。