自分の書いた小説を晒すスレ

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:15:10.37 ID:s4ZEcRXb0
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:15:46.92 ID:Bsfmara00
興味がない
ニュー速でやれ
鯖落ち?
知るか
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:15:55.81 ID:WJXFJV4t0
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:18:02.64 ID:s4ZEcRXb0
お前らに是非読んでほしい・・
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:18:39.64 ID:s4ZEcRXb0
フヒヒ・・・
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:21:13.10 ID:aIi7aIry0
長いし小説じゃないじゃん
今何か書いて
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:25:57.30 ID:CCsBBllW0
晒しスレでやれ
鯖落ち?
知るか
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:33:57.19 ID:s4ZEcRXb0
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 17:40:56.16 ID:s4ZEcRXb0
俺「奴を殺そう。あんな奴殺されても仕方がないさ。奴が俺達にしてきたことを考えれば、どこもやり過ぎじゃない」

僕「そうだな。僕もそれには賛成だ。早く殺してしまおう」

私「いや、私は反対。確かに私達は奴に酷いことをされ続けてきたわ。でも、いくら何でも殺すことはないんじゃないの?」

俺「私は甘いんだよ。このままだと俺達が先に殺されちゃうぜ?」

僕「こういう時は僕等、多数決って決まりだっただろ?諦めるんだな、私」

私「・・」

俺「じゃあ、殺すぞ?」

私「・・うん」



自分「なんだ急に・・おい、何するんだ」




警官「おい君、そこで何してるんだ?死ぬ気か?」
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 18:00:34.19 ID:ipQS/weE0
地の文が無い
セリフの前に僕とか私とか

これ小説なの?
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 18:16:37.12 ID:w7LG4MJ40
歌へただな
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 19:46:49.53 ID:s4ZEcRXb0
俺は今、疲れている。
前にも増して残業が多いからだ。でもこの御時世、やりたい仕事に就けているだけでも幸せだと思わなければいけない。
今日も帰る頃には日付が変わってしまった。
(タクシーを拾って帰ろう)
そんな事を考えながらボーっとして歩いていると突然、見知らぬ男に腕を掴まれた。
「え・・・なんですか?」
訳が分からず放心状態になっていると車からもう2人男が出てきて、3人がかりで俺を車に乗せてしまった。一瞬のことだった。

俺は今、突かれている。
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 19:51:19.56 ID:ty3yZN9j0
とりあえず>>1のは小説じゃなかった
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:08:18.17 ID:s4ZEcRXb0
「ねぇ・・私達死ぬまで夫婦だよね?」
「当たり前さ。なんでそんなこと聞くの?」
「実はね・・できちゃったの」
「本当?」
「でも、あなたとの子じゃないの」
「・・誰との子?」
「なんでそんなこと言わなくちゃいけないの?」
「ごめんよ、確かに君にもプライバシーはある。でも分かってほしい・・僕は悲しい」
「分かってる」
妻は夫をナイフで刺した
「・・僕は君に殺されても構わないよ。でもやっぱり・・・悲しい」
「うん、でも養育費はもらっていくね」
「いいよ・・僕が死んだら保険金が入るだろうし・・・」

「・・あなたって本当に草食系男子ね」
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:09:32.25 ID:GBjCEAce0
セリフばっかりのも小説っていうのか
台本じゃないの
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:09:37.05 ID:s4ZEcRXb0
「お前の事は好きだ。確かに好きだ。でもな、こんな関係はいつまでも続けられないと思うんだ。見てみろ、俺達の同世代の奴らはみんな結婚だ出産だって大騒ぎしてる。
でも、俺達はいつまで経っても夜に身を隠してこそこそと逢わなければならない。このままじゃ二人して不幸になってしまう。今ならまだ間に合う、二人ともそれぞれの道を進まないか?俺達は出逢ってはいけない運命だったんだ・・・」

「・・いや!」

「うわ!ダッチワイフが喋った!!」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:11:23.53 ID:s4ZEcRXb0
「突然こんな所に呼び出して悪かったな。君にここに来てもらったのには訳があるんだ。まぁ好きなものを頼んでくれ。」

「・・・」

「・・じゃあいつものウイスキーでいいか?マスター、いつものやつを。で、本題に入るが、僕達ももうこの年だし、そろそろ結婚というものを考え始めてもいいはずだ。もし君さえ良ければ・・・僕と結婚してくれないか?」

「・・・」

「君の気持ちはわかる。いきなりそんなことを言われても戸惑うだろう。答えはいつだっていい、君の気持ちが固まるまで僕は待ち続ける。嫌なら嫌とはっきり言ってくれても構わないよ。」

「・・いや!」

「うわ!ダッチワイフが喋った!!」
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:11:54.82 ID:tEJ2tiK4P
俺も小説書きたい
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:13:00.09 ID:s4ZEcRXb0
「月は君に片想いをしているんだよ。だからたまに流れ星の涙が出ちゃうんだ。悲しいね。
俺はね、そんな月を見ていると、いてもたってもいられなくなるんだ。もしかしたら俺は狼男なのかもしれないね。でもほら、男は皆狼だって言うだろ。今夜はとても綺麗な満月だね・・・うちに来ないか?」

「帰る」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:18:36.20 ID:s4ZEcRXb0
二人で逃げよう

駆け落ちってやつだよ。みんな最低だ。人間の皮を被った悪魔だ。二人でこんな村からおいとまするのさ。なに、心配はいらないよ。二人で支え合えばきっと上手くいく。きっとだ。
俺は君と一緒にいれるだけで幸せだ。え?駆け落ちはしたくないだって?それは困ったな・・じゃあこうしよう。二人で心中するっていうのはどう?
・・え?やだ?そっか・・じゃあ俺一人で自殺するよ。君と一緒になれない人生なんて終わらせた方がましさ・・それならいいってなんだよ?もう怒ったぞ、お前なんか大っ嫌いだ。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:20:19.24 ID:ty3yZN9j0
小説を読んだことのない人間が小説を書くとこうなる
少なくとも古典1000冊くらいは読もうな・・・
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:21:51.10 ID:IsovVUnm0
>>21
それはそれで、見当外れな意見かと。
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:34:17.10 ID:s4ZEcRXb0
あばばばば
ボロクソwwww

おまえらも晒してよ!!読みたいからさ!!
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:42:51.21 ID:TGRs+XKB0
文才ないのに小説書くひとって…
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1283262832/

ここでお題もらって書くか、
週末品評会の課題で書けば感想もらえる。

テンプレ
・数字は算用数字を使う(普通横書きでは半角アラビア数字だけどここは違う)例: ×100m  ○百メートル 
・「・・・(中黒)」を「……(三点リーダ2個)」にする       例:「犯人は……お前だ!」
・「ーー」でなく「――(ダッシュ2個)」を使う             例:その言葉で場は凍りついた――彼女を除いて。
・閉じ括弧の前の句読点は省略する          例:×「ええ。」 ○文子は才蔵を睨みながら続ける。「私も彼だと思う」
・「!」「?」の後が括弧以外の場合は空白を作る        例:「何だって! じゃあ、彼のアリバイはどうなるんだ?」
・ヤマなし、オチなし、イミなしにならないよう気をつけて 悪い例:「ま、自白させれば良いか。よし逮捕だ!」
 
 
・主題を置くと話がグッと引き締まります。
・作品に愛情注ぐ事と、読者、文のテンポ、話の流れを意識してみてください
 
注、擬音や三点リーダやダッシュを多用すると、全体的に幼稚に見えるのでお勧めできません。
  会話文や擬音を多用すると文体が軽くなります。使い方によっては効果的です。
  雰囲気小説や、ラノベ形式は好き嫌いが分かれます。理解されなくても泣かないで(その代わり品評会には強いです)
(字下げや、重複語、おかしい日本語にも注意)
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:44:39.63 ID:RuuaKMreP
何ていい人
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 20:50:18.81 ID:s4ZEcRXb0
>>24
ありがとう!!いい人ね!!
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 21:00:38.98 ID:s4ZEcRXb0
時は昭和中期、戦後の日本を担う子供達を育てる為に巨大施設(木造、ボロボロ)で英才教育が行われていた。そこはベビーブームであったこともあり、どこもかしこも子供達で溢れかえっていた。

私はある資料を盗み出した友達を追って、そこの屋上近くにある立ち入り禁止の所に来ていた。

そこには幅の狭い階段があった。降りてみると大部屋に出て、なぜか葬式の準備が行われていた。
さらにそのまま降りていったら、ついには暗くて何も見えなくなった。
これ以上進んではいけない、何か変だ。そう思い戻ろうとした瞬間、体が言うことを聞かなくなった。金縛りにあったのだ。

しかし、しばらくしてこれが夢だということに気が付いた。そして起きようと思ったが、いくらもがこうと夢の世界からから出られない。目が覚めてくれないのだ。

どれくらいの時間が経ったのだろう、徐々にではあるが辺りが明るくなってきた。
目の前には女がいた。私は彼女と二人でその巨大施設の上の方の階の窓際にいた。
彼女は教師で、どうやら全校集会を無断欠席した為、居場所がないらしい。私はそんな話を彼女としていた。そこには少し親密な雰囲気があった。

その瞬間、私はハッチポッチステーションのメロディーによって起こされたのだ。ただいま、現実。
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 21:17:11.23 ID:RuuaKMreP
これは即興?
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 21:50:44.87 ID:s4ZEcRXb0
>>28
ちがうよー\(^o^)/
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 22:44:20.83 ID:s4ZEcRXb0
あれ・・もりあがらない・・だと
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 22:58:19.72 ID:tEJ2tiK4P
俺も書けるようになりたい
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 23:02:47.60 ID:RuuaKMreP
>>29
ナンテ\(^o^)/コッタイ

>>30
これはネタ?
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 23:27:58.97 ID:s4ZEcRXb0
>>32
あばばばば
またもやボロクソwwww
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 23:30:37.33 ID:s4ZEcRXb0
>>31
書いてみたらいいじゃない!何か書いてみてよ!
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/08(水) 23:52:04.67 ID:TUiGd29y0
 その畑の脇には、魅力的な土管が横たわっている。アスファルトと土の境界から一メートルほど踏み入った場所にあって、
大きさはだいたい男が寝そべっても十分に余りあるくらい。色はくすんだ灰色で、表面がざらざらしている。
 私はその上に仰向けで寝転んだ。手を頭の後ろにまわし、夕暮れの空と動きのない雲を眺めていると、童心が蘇ってきて、
あの雲はサメに見える、あっちのはキノコだ、などと、子供じみた連想にふけってみたりする。だがもう、私は子供ではな
い。土管が魅力的にうつるのは、いまのような理由からではないのだ。
 さきほどからずっと遠目に眺めていたが、小学生くらいの女の子二人が、土管の上でおしゃべりをしていた。私は少女た
ちに憧れの心を抱くと同時に、臆病な気持ちをも持ちあわせていたため、近づいて傍を通ることすらままならなかった。無
垢な少女たちに自分の姿を見られたくない、というより、そのきれいな瞳に私の姿をうつさないでほしいという願いがあっ
た。だから彼女らが去るのを待ってから、その存在の痕跡を求めて土管の元までやってきた。
 少女たちが座っていた跡とおぼしき汗のしみを見つけて、それがちょうど後頭部に当たるように寝ていたが、今度はうつ
ぶせになってみる。鼻をすりつけて残り香を追ったが、土くれと苔のにおいばかりが強い。私はまた仰向けになって、目を
閉じた。心地よい静けさをうけて、自然と脳裏に音楽が流れてくる。聴きなれた旋律を丁寧になぞっていけば、鼻歌がもれ
ていい気分だ。私はそのまま、うとうとしてしまった。

 夢を見る間もない短い眠りから醒めると、あたりは薄暗くなっていた。土管の上でそのまま眠ってしまうなんて、どうか
していると、自分に対して嘲笑した。そうして身動きもせず、ただ目だけを見開いてぼんやりしていると、ごく近くで物音
がたった。私は彫像のようにぐっと硬直して、音だけで気配を探った。草をかき分けるかすかな音と押し殺した声。
「ねえ、見つかった?」
「ううん」
「もう明日にしようよ」
 あの少女たちだ。それを意識した途端ひどく息苦しくなって、心臓がまるで火事を知らせる半鐘のように、めちゃくちゃ
に鳴った。何かを探そうとする少女と、断念させようとする少女。それからひと悶着があって、彼女らは静かに去っていっ
た。私はやっと、生きた心地を取り戻した。
 土管から降りて、光の魔法で小さな灯を指先にともす。明るい光のもとで見ると瞭然だったが、アニメキャラクターのロ
ゴが入った、おもちゃのルージュがそこに落ちている。拾いあげて、そっとポケットにしのばせた。塗れば――キャップを
外して塗りさえすれば、私はきっと王者になれるだろう。しかし楽しみはあとにとっておく。次に私は掌の上で、まったく
同じ新品のおもちゃを生成して、一度自分の唇に塗ってから、土管の傍に置いておいた。身を焼くはげしい全能感に打たれ
た。思わぬ出来事に鼻息を荒くしながら、そろそろ帰ろうと決意する。西の空はすでに紫を越えて、透明感のある薄い翡翠
色になっていた。それは闇を迎える半歩手前の色。私は栄光に包まれながら、凱旋を始めた。
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 00:16:28.79 ID:8xklyBKb0
>>35
クソワロタwww
これが本物の変態ってやつか・・
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/09(木) 00:46:55.48 ID:smGLLoEQ0
 猫を殺そうと思った。うちの庭にやってくるあの不貞不貞しいトラ模様だ。いや、この言い方だと今思いついて殺そうとしているように
聞こえるかもしれない。実はずっと前から準備だけはしていたのだ。
 毒を鶏肉に丹念に仕込む。切れ込みを入れた鶏胸肉の中心に濃縮したフグの肝を丁寧に詰め込む。象でも一発で倒れるくらいの量だ。
 毒餌の仕込みが終わったら、次は罠だ。国内で全面禁止になる以前から使用が禁止されていた直径十二センチを超え、
ノコギリ状の歯の付いた代物。それを庭のそこかしこに仕掛ける。もし人間が掛かったら足首切断は免れないだろう。
 玄関先で息を潜め、私はじっと待つ。遠くで鳴き声が聞こえた気がした。口元が緩む。私は少しだけ残忍な笑を浮かべていた。
 塀を乗り越えて、彼が来た。立派な尻尾を優雅に打ち振っている。
 食べろ! 食べろ! 食べろ!
 毒餌を鼻先でつつき、口にする。よし! そのまま一気に飲み込め!
 彼はいくつかの切れ端を飲み込んだが、まったく平気な様子でこちらへ歩いてくる。
 仕方ない。こうなったら罠に期待するしかない。私はネズミの鳴き声のような、チチチチチという音を舌先で奏でる。猫はこちらを向いた
けれど、私に気付いた様子はない。そのまま、そのまま。
 猫が走る。一つめのトラバサミが彼の前足を挟んだ。だが疾走は止まらない。何故?
 塀から玄関までの間のトラバサミのほとんどが彼の脚にがっちりと食らい込んでも、彼はそれをものともせずに走り続ける。どうして?
 私と彼の距離は三十メートル。私は最後の武器を使うことにした。
 イズマッシュ・サイガ十二。ベルト給弾かつフルオートに改造してある。亡き父の遺言に従ってセイフティは掛けていない。
 変則的な構えだが、半分仰向けに寝転ぶように肩付けし、銃身の上に左足を上からかぶせる姿勢をとった。ちょうどヒートガードに
膝の裏側が密着する。
 引き金を絞った。銃口から火花を散らしながら00バックの散弾が猫に向かって吐き出されていく。だが、彼は私という獲物に向かって
走り続ける。50発を叩き込んだあたりから反動が変わる。3インチマグナムスラッグ弾だ。熊でも一撃で倒す口径一八・三ミリの巨大な弾が
次々に猫の心臓に吸い込まてゆく。
 彼の体が揺らいだ。トラバサミを腕輪のようにぶら下げた脚がもつれ始め、そして動きが止まった。
 地響き。サイガの銃口の、ほんの二メートル前で彼が倒れこむ。噴出した血が私の頬を濡らした。
「さよなら。旧市街の王様」
 私の母を喰らい、妹を丸飲みにし、隣人たちをことごとく喰らった”猫”の、私の握り拳よりも大きな緑色の瞳は、今は獲物ではなく、暮れかかる夏の空を見つめていた。
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
>>34
ぬこでかあああああああああああwwww

幽々白書に出てくる白虎の子分(?)を思い出した