梓「純なんて嫌い！！」

純「何！？全部私が悪いの！？」

梓「悪いに決まってるでしょ！？」

純「そりゃ借りた本売っちゃったのは悪かったけど...私のだと思って売ったの！間違っただけじゃん！！」

梓「なんで貸したものを自分のものと思うの！？ジャイアンなの？？？」

純「あ！ひっどーい！！」

純「あーもー！！買えばいいでしょ！買えば！」

梓「そう言う問題じゃないー！貸したもの売られたんだよ！？信用無くしたわよ！」

純「じゃあどうしろって言うの！？」

梓「何！？逆切れ！？」

純「あん！？こっちが下手に出てるのに梓が食って掛かってくるからでしょ！？」

ゴキにゃん！！

梓「前から純は駄目なとこ多いよね！私たちと遊んでるときも漫画読んでたりするし！」

純「それが何なの！？」

梓「何なのって何よ！？おかしいでしょ！？」

純「そんなのわかりませーん！」

梓「ほんっと信じられない....」

純「信じられないのは梓のほうよ！」

梓「何が？何なのよ言ってみなさいよ！」

純「軽音部でお茶やケーキ食べて練習してないんでしょ？それなのにその事ばっかり自慢するし！」

梓「自慢！？私がいつそんなこと自慢したのよ！？ていうか練習だってするし！！」

純「はいはい。軽音部はさぞ楽しいでしょーねー！自慢自慢じまーん！」

これは純が悪い

梓「なんで軽音部の事言うの！？関係ないでしょ！？」

純「うざったいのよ！部活楽しんでますって雰囲気が！！」

梓「ジャズ研は楽しくないんだね〜」

純「な....楽しいわよ！？」

梓「一年のときに一緒に入ってればよかったのに、うぷぷ！」

おいおいやめてくれよ純
後であずにゃんの愚痴聞くの俺なんだぜ？

純「は！入りたくなんか無いし！」

梓「嘘嘘！そんな事言って入りたかったんでしょ？」

純「く......」

梓「まあ純が入ってたら今の楽しい軽音部の雰囲気が台無しだけどね」

純「ちょ....ふざけないでよ....言っていい事と悪い事があるでしょ！？」うるうる

言い争ってる二人の頭同時にくしゃくしゃってしたい

ゴキにゃんｶｻｶｻ

純「なんで.....しょんな事言うのよぉぉ！！」ぽたぽたぽたぽた

梓「何泣いてるの？」

純「な......泣いてないわよ....訂正しなさいよぉ」

梓「何泣いてるの？ねえ？ねえ？」

純「......ろす」

梓「え？」

これはあずにゃんが悪い

バロスｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

純「馬鹿にするんじゃないわよぉぉ？」がさがさがさ

カチカチカチカチ

梓「な！？カッターなんて出してどうするつもりよ！？」

純「あんたが馬鹿にするからぁ....私の気持ちも知らないで....」

梓「叫ぶよ！？」

純「....うわああああああああ！！！！！」

ドン

ゴキにゃん刺された？

ttp://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1283110952/

梓「うぅ.....」

純「あんたが！！あんたが悪いんだからぁ」ぐぐ...

梓「ひ...ひぐぅ」じわぁ〜

純「私だって軽音部入りたかったのにぃ！！なのに！！あんたがそれを馬鹿にするからぁ！！」ずぷぷ

梓「やめて....痛いよぉ」

もし初版帯つきを売られたかと思うと……

純の発言は悪くない。発言すべてに於いて的を射ている。じゃあ何が悪いかというと純が全部悪い

>>19
貸したのは布教用だろうしそれはたいした問題じゃなくね

純「はぁ....はぁ....」

ズチャ....

梓「恨むからね....」どさ

純「う...なんで....なんで.....」

梓（痛いよぉ...お母さん....唯先輩....）

純「あんたが悪いんだから」たたたたたた

梓「................」

遠くの町の河原の橋の下

純「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・・」

純「うぇぇぇ.....どうしよう....どうしよぉ.....」

純「家に帰れないよぉ....学校にも行けないよぉ！」

純「梓....」

純「梓が悪いんだから....梓のせいでこんなことに....」

そのころ

和「ちょっと…ﾊｧﾊｧ、またやるの？」

俺「いいじゃん跨がれよ」

和「んもう、唯たちに見つかったらどうするのよ」ﾇﾌﾟ

俺「すでに今ﾄﾝちゃんに見つかってるけどな」ｽﾞﾎﾞｽﾞﾎﾞ

梓「はぁ.....はぁ......」

梓（死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない）

梓（痛い怖いやだやだやだやだ）

梓「いや....いやぁぁああああ」

カササササササ

梓「.......ゴキ.....ブリ.....」

G「・・・・・」

梓「　　　　　」

>>9からやり直せ

純「うぅ.....帰りたいよぉ....帰りたい.....」

警官「こら、君。何してんのそんな所で」

純「きゃ！？」あせあせ

警官「もうこんな時間だぞ？」

純「帰ります！帰りますから！」たたたたたたた

純（うわあああああ！！！！）たたたたたたたた

ひゅん！！

うわあああああああ

ぼしゃん！！

純「うえぷ！おええ！！」

がし！がし！！

純「なんでマンホールなんて開いてんのよ…死んじゃうかと思った・・・」

梓「よく来たわね純」

純「！？」

しえん

純「ゴキ・・・ブリ・・・」

梓「この姿でも驚かないんだね純」ひょこ

純「あはは・・・マンホールから落ちて頭おかしくなったんだ私・・・」

梓「これは現実よ！！！」ブーン！！

純「！？？ぎゃああああ！！」

梓「ここは満員だ・・・逃げることはできねーぜ・・・」

五分後☆

純「で....死ぬ間際にゴキブリがいて気づいたらゴキブリになってたの？」

梓「うん」

純「梓は死んだのね？」

梓「うん。純にね」

純「..........」

純「ごめんね？えへへ」

梓「許す訳無いでしょぉおおお！？私言ったでしょ！？絶対恨むって！！ああああああ！！！！！！」ブーン！

純「ぎゃああああ！？飛ばないでくださいぃぃ！！」

梓「はぁ・・はぁ・・・！空飛ぶの楽しい！」

純「楽しくてもやめて！」

しゃべり方おかしいにょん

純「ああああ！私もう帰れないよー！どうしよぉー！」

梓「私も帰れないし！ていうか帰っても潰されるだけだし！！」

純「帰ったら捕まっちゃうんだろーなー！ああああ！」

梓「それは心配ないよ」

純「へ？」

梓「私の死体は無くなってたから」

純「なんだって？」

梓「どうやら私は身体ごとゴキブリになってしまったようなの」

純「という事は！」

梓「そう、私と純が行方不明になっただけってことになる！」

純「やったああああ！！！！」

梓「よくなぁぁぁぁい！！」

純「じゃあ梓！私帰るから！」たたたた

梓「待てぇぇぇい！」ブゥゥゥゥン！

純「ぎゅぉええええ！？」

梓「私このままなのよ！？なんとかしなさいよ！？純のせいでしょーがああ！！」

純「あやまるから飛ぶのだけはやめて！」

梓「私といっしょに下水で暮らしなさい！！」

純「死ぬ！それ絶対死ぬ！！」

梓「責任取りなさいよ！！」

純「やだ！やだやだ！」

梓「だから純は嫌いなのよ！！」

純「へ？」

梓「人を刺しといて！おまけにこんな姿になった私を見捨てようとして！純は悪魔ね！」

純「ゴキブリにだけは言われたくない！」

梓「何をぉ！？」

梓「あーだこーだあーだこーだ！！」

純（今の梓は所詮ゴキブリ…一度刺した相手じゃない・・・）

梓「純！？聞いてるの！？このくせ毛馬鹿！！」

梓「なんでもいいからどうにかしなさいよこの状況を！」

純「うん。するね....」

梓「まーたそんなはぐらかそうと...」

ブチィ！！！

純「バイバイ梓」ぐりぐりぐりぐり

梓「　　　　　」ぐしゃあ

純「ただいまー」

純母「あら。遅かったじゃない。もう１２時よ？」

純「うん、ちょっとねー」

純父「・・・・」ばしぃぃぃん！

純「痛！」

純母「！！アナタ！手は出さないでって言ってるでしょ！？純は部屋へ行ってなさい！」

純「はーい」

ﾊｯ





夢か…

純「ふー。両親が馬鹿で助かったよ。ただの不良娘が門限やぶって帰ってきただけと思い込んでた。いしし！」

カサカサカサカサ

純「！？ひぃぃぃ！？」

G「・・・・・」ピタリ

純「なんだ・・・ゴキブリか・・ただの」

純「梓かと思っちゃったじゃない！こいつ！！」

ばしぃぃぃん！！

G「　　　」ぐしゃあ

純「もうゴキブリ怖くないもんね」

純「さて寝るか・・・」

純（・・・にしても今日は災難な一日だったなー）

純（危うく前科持ちになる所だったよ・・・）

純（・・・・・ていうか）

なんで梓はゴキブリに？・・・・うーん・・・

純「ああ！触覚か！！ツインテが触覚に見える！！あはははは！」ばたばたばたばた！

純「そこかよーw」じたばたじたばた

梓「そうだよ悪い？」ぶぅぅぅぅん

終わり

つまんね死ね