1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:36:45.82 ID:ET/zcI0z0
ブーン系初めてだけど暇な人は読んでくれ。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:39:11.30 ID:ET/zcI0z0
俺は、透明な鏡の上にいた――
光はない。 暗い暗い闇に俺はいた。
――バリンッ!突然、透明な鏡が崩れていく
――俺は闇に落ちていった――
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:41:56.83 ID:ET/zcI0z0
鏡の破片が散りばめていく
暗い暗い闇に堕ちていった光はない。
手を伸ばしても届かない闇に光は届かない。
――大丈夫 闇を恐れないで
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:43:46.99 ID:ET/zcI0z0
――大丈夫 闇を恐れないで
え……?
――光は 君だから。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:46:00.21 ID:ET/zcI0z0
闇が恐い
光が……
ほしい――
大丈夫 闇を恐れないで
え?――
君は 光だから。
俺が光?
――光が君を 選んだから。
バリンッ!
バリンッ!
バリンッ!
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:49:25.86 ID:ET/zcI0z0
気づくと俺は、真っ白な終わりのない空間にいた。
ここは……?
目の前には、透き通るような白く長い髪をした少女がにこりと笑っていた。
君は?――
あたしはシィナ。
シィナ?
――そう 君は光。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:51:55.19 ID:ET/zcI0z0
俺が光?
――闇が 君を襲ってくる。
――君は たった一つの……
シィナの言葉は途切れ、シィナの体が透けていった。
おいっ! たった一つのってなんだよ!?
――大丈夫 心配ないよ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:54:04.89 ID:ET/zcI0z0
シィナはもう消えかけていた。
待ってくれよ!
たった一つのってなんだよ!?
するとシィナは、にっこり笑って口パクで話した。
――また 会えるから。
シィナは小さな光の粉となり、俺の目の前から消えた。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:57:02.60 ID:ET/zcI0z0
すると同時に頭に激痛が走った!
ぐっ……ぅ!
頭の中でテレビのような雑音がするその雑音の中に黒く邪悪な声がした。
闇に――堕ちろ
うわぁぁぁぁああ!
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:01:55.61 ID:ET/zcI0z0
(,,:゚Д゚)「うわぁ!」
俺は思い切り体を起こした。
いつの間にか、頬に冷や汗が伝っていた。(,,゚Д゚)「またあの変な夢だ……」
透明な鏡の床暗い闇
真っ白な空間
不思議な女の子
そして――あの邪悪な声。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:06:24.92 ID:ET/zcI0z0
この銀髪で真っ直ぐと青い瞳をした彼の名前は
如月 擬古(キサラギ ギコ)
ギコはだるそうに重い体を起こし鍵を開け、窓を開けた。
鳥の囁く声が聴こえ、光りの差す青い空が零を迎えた。
眠い目をこすり下にいた少年を覗く。
「おーい! ギコ! おはようさん!」その少年の声にギコは目を覚ます。
「長岡!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:11:55.69 ID:ET/zcI0z0
長岡 ジョルジュ
ギコの幼なじみであり、 唯一の理解者。
ギコは部屋に散らかっていた本やゲームセットを足でどかしながら急いで着替え
下にいた長岡のもとへ駆けていった。
(,,゚Д゚)「長岡! まだ学校の行く時間じゃないだろ?」
( ゚∀゚)「あぁ ちょっとおもしろいところ見つけてよ お前にみせてぇんだ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:15:17.50 ID:ET/zcI0z0
長岡はギコの手を取りニヤニヤとした表情をし、弾んだ声で話す。
「俺達の新しい秘密基地にぴったりな場所を見つけたんだぜ!」
「秘密基地!?」
ギコは長岡の行くがままに連れられ、
背丈よりも高い草むらを抜け、
やがて小さな防空壕(ボウクウゴウ)のような穴のとこへ着いた。
15 :
訂正:2010/08/25(水) 01:17:59.13 ID:ET/zcI0z0
長岡はギコの手を取りニヤニヤとした表情をし、弾んだ声で話す。
( ゚∀゚)「俺達の新しい秘密基地にぴったりな場所を見つけたんだぜ!」
(,;,゚Д゚)「秘密基地!?」
ギコは長岡の行くがままに連れられ、
背丈よりも高い草むらを抜け、
やがて小さな防空壕(ボウクウゴウ)のような穴のとこへ着いた。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:23:05.49 ID:ET/zcI0z0
暗くジメジメとした秘密基地の中には、机やお菓子などがあった。
おそらく長岡が用意してくれていたのだろう。
( ゚∀゚)「どうだ!? すげぇだろ!?」
(,,゚Д゚)「でもなんか汚くないか?」
(# ゚∀゚)「うせやい!」
長岡は頬をふくらまし、ギコの頭を軽く叩いた。
叩かれたギコは頭をさする。
穴の中に入り、ギコは机の上に腰かけた。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:24:42.43 ID:ET/zcI0z0
うはっ人いねえ。。。。w
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:28:49.65 ID:ET/zcI0z0
外の光がないときっとここは、真っ暗な闇になるだろう。
外は眩しいくらいの光で溢れているのにこの洞窟は、薄暗い。
ギコはゆっくりと穴の中を見渡し、毎晩見るあの奇妙な夢を思い出した。
(,,゚Д゚)「なんかここ俺の見た怖い夢の場所に似てんな〜……」
長岡は、お菓子の袋を開けた。
( ゚∀゚)「怖い夢? なんじゃそら」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:34:53.03 ID:ET/zcI0z0
(,,ーДー)「なんかよ? 真っ暗でさ……いつの間にか俺は、鏡の上にいて、鏡が崩れて堕ちていくんだそれから女の子がでてきて……」
ギコは外の光を見つめながら、毎度見る夢を話した。
( ゚∀゚)「ふ〜ん……まぁ夢なんだから気にすんなよっ」
話よりお菓子に夢中な長岡を見てひとつため息をついた。
一番の親友である長岡だから、真剣な話をしても相手にしてくれないとわかっていたからだ。
( ゚∀゚)「なぁ……ギコ、今何時?」
(,,゚Д゚)「……え?」
ギコは腕時計を見て、立ち上がり慌てた。
学校に行く時間は8時00分。その8時00分から10分も遅刻している。
( ´_ゝ`)支援
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:38:55.80 ID:poVOGbSz0
しえん!!
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:41:15.04 ID:ET/zcI0z0
(,,;゚Д゚)「やべぇぞ!学校遅れんぞ!」
( ゚∀゚)「大丈夫大丈夫〜俺達まだ中2なんだしさ」
(,,゚Д゚)「……いいからいくぞっ!」
ギコは、長岡からお菓子の袋を取り上げ、机の上に乱暴においた。
( ゚∀゚)「わかったわかった……んじゃ学校まで競走だっ!」
長岡は、ギコよりも先に秘密基地を走り出ていった。
(,;,゚Д゚)「ちょっ!待てよ!」
ギコも急いで長岡の後を追いかけると、ポケットから何かが転げ落ちた。
カシャン――
(,,゚Д゚)「……ん?」
その音にギコは、不思議に感じ後ろを振り返った。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:44:51.88 ID:ET/zcI0z0
足元に小さな丸い縁の鏡が落ちていた。
キラリと綺麗な光りが反射するその鏡にギコは近づく。
鏡を手にとり、首を傾げた。
全く覚えがないましてや男が鏡なんて持ち歩くはずもない。
(,,゚Д゚)「俺……こんなん持ってたっけ?」
――光を導く 鏡
穴の奥から聞き覚えのある声にギコは、顔をあげた。
毎晩見る夢の女の子の声……
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:48:13.75 ID:ET/zcI0z0
穴の奥に透き通った白く長い髪の女の子が、ギコに優しく微笑みかけている。
(,;,゚Д゚)「き……君は!」
あの子は、あの夢の
女の子の紫の瞳は、ギコを見つめている。何故か見つめられると動こうとしても体が動かなかった。
(*゚ー゚)
――ほらね また会えた
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:51:37.22 ID:a2h6kUedO
ちょいちょい日本語が残念
空行あるのに眉なしジョルジュだと・・・?
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:53:17.13 ID:ET/zcI0z0
(,;,゚Д゚)「君はシィナ……だよな?」
(*゚ー゚)「――うん」
(,;,゚Д゚)「君はいったい何者なんだ!? どうして毎回俺の夢に出て来る!?」
ギコは、次々に浮かぶ疑問をシィナにぶつけた。
洞窟に響くギコの声が自分に跳ね返ってくる。
――あたしは 光と闇の守護者だから
シィナは、寂しそうに答える。何故そんなに寂しそうに話すのか
――何もわからない少年には知るよしもなかった。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:57:35.12 ID:poVOGbSz0
sien
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:59:08.16 ID:ET/zcI0z0
彼女の綺麗な紫の瞳からは、今にも涙がこぼれ落ちそうだった。
しかし実際に涙なんてこぼれていない。だが、彼女の表情があまりにも悲しそうだから……
(,;,゚Д゚)「闇? 光? 守護者?」
(*゚ ゚)「――その鏡はブリアンスミラー」
(,,゚Д゚)「ブリアンスミラー?」
(*゚ ゚)「――光輝の鏡 闇を打ち返す鏡」
(*゚ ゚)「―――きっと君を闇から守ってくれる」 (,;,゚Д゚)「ちょっ! ちょっと待ってくれよ!? 俺は闇なんて知らない! 俺にそんな力ないし……」
(*゚ ゚)「――君はこっちの世界でたった一つのブリアンスだから」
世界?
30 :
訂正:2010/08/25(水) 02:02:02.75 ID:ET/zcI0z0
彼女の綺麗な紫の瞳からは、今にも涙がこぼれ落ちそうだった。
しかし実際に涙なんてこぼれていない。だが、彼女の表情があまりにも悲しそうだから……
(,;,゚Д゚)「闇? 光? 守護者?」
(*゚ ゚)「――その鏡はブリアンスミラー」
(,,゚Д゚)「ブリアンスミラー?」
(*゚ ゚)「――光輝の鏡 闇を打ち返す鏡」
(*゚ ゚)「―――きっと君を闇から守ってくれる」
(,;,゚Д゚)「ちょっ! ちょっと待ってくれよ!? 俺は闇なんて知らない! 俺にそんな力ないし……」
(*゚ ゚)「――君はこっちの世界でたった一つのブリアンスだから」
世界?
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:05:11.08 ID:ET/zcI0z0
(,#,゚Д゚)「待てよ……世界ってなんだよ?」
―――闇はもう来てるよ ギコ
(,#,゚Д゚)「ふざけんなっ! 知るかよ! 俺は関係ねぇ!」
「おいっ! 零!」
突然ギコを呼ぶ声に我にかえる。
その声の方へと振り返った。
( ゚∀゚)「学校遅刻だぞ。お前が後ろにいなくて戻って来てみたら……お前いったい誰に、怒鳴ってたんだ?」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:11:04.70 ID:ET/zcI0z0
長岡の言葉に動揺した。それもそのはず。
そこにシィナがいるというのに長岡が『誰と?』というもんだから……
(,#,゚Д゚)「は? だってほら! 穴の奥に俺の言ってた夢の中の女の子が……」
ギコがもう一度女の子のいた穴の中を指差すと、もう女の子の姿はなかった。
洞窟の中は何も変わっていない
(,;,゚Д゚)「……え? シィナは?」
穴の奥に出口なんてないこの穴の出口はここだけ……消えるなんてことはまずあり得ない話だと言うこと。
出口は俺の後ろにある。姿そのものを消さない限り洞窟を出ることは不可能なはず――
33 :
いろいろとずれたり誤字ったりすまん。。。:2010/08/25(水) 02:16:17.50 ID:ET/zcI0z0
(; ゚∀゚)「げっ! ギコまさか幽霊見たんじゃ……」
(,#,゚Д゚)「馬鹿いうなよ!マジなんだ!」
( ゚∀゚)「はいはい」
長岡はギコの話を全く聞かず、背を向け洞窟の外へ出た。
長岡の呆れた顔が零ギコ話なんて信じていないとすぐにわかる。
相変わらず真剣な話になると聞かない親友にギコは、また一つため息をついた。
( ゚∀゚)「おら!今日はサボるぜなんかおごれよ!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:20:34.45 ID:poVOGbSz0
しえんん
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:21:43.27 ID:ET/zcI0z0
「な、なんだよそれぇ〜……」
ふざけて笑いかけ長岡の肩を組むギコ。
その仲の良さがどれだけ二人の絆が深いか物語っている。ギコのポケットにはあの鏡があった。
キラリと光り、綺麗な鏡の反射を見逃さなかった者がいた。
遠くのマンションの屋上から、ギコ達を見つめている男が一人 。
男はあぐらをかき、ふざけている零達を睨みつけた。
第一話 「鏡」
終わり
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:22:42.37 ID:poVOGbSz0
乙!!
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:22:52.66 ID:ET/zcI0z0
スレタイからこれは作者の練習スレってことがわかりますね
できればアドバイスくれるとありがたい
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:26:44.86 ID:poVOGbSz0
それまで台詞行はだいたい前後一行が空白だったのに、
>>32だけ詰まってるのは何故?
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:28:00.47 ID:ET/zcI0z0
やっぱ誤字脱字だな、見直した結果。
これは練習スレですのでここで終わりです
駄文スマソ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:30:49.47 ID:ET/zcI0z0
>>38 自分が昔書いた厨ノートをブーン系にしてるだけなので、文章の空白に安定がないんです
やはりコピペにするべきですね
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:39:24.10 ID:QANSdjo+P
冒頭の導入部分に魅力が大いに足りない
むしろスイーツ(笑)臭がしてくるくらい。一昔前のコバルトとかを読んでいる印象があって寒い
なぜかというと、ありがちな場面を光とか闇とか鏡とか透明とか落ちていったとか
手垢のついて凡庸になりまくった言葉と表現で書いてるから
あと夢幻の中で会った重要人物にまず最初に導かれるってのも手垢がつきまくった手法
もっと工夫して書かないと面白くない
>バリンッ!突然、透明な鏡が崩れていく
バリンッ!って要らねえだろjk
つか漫画でもないのにバリンッとか普通使わねーよ
文脈に沿わない擬音語は興ざめする一因になる
防空壕とか誰でも読めるのに振り仮名いらない
読者なめてんのかよ
あとどうでもいいことだけど
>練習スレってことがわかりますね
素直に練習スレですと言わないのは作者の印象を大いに損ねてるなあと思った
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:45:51.22 ID:ET/zcI0z0
>>41 素直に練習スレってスレタイにしとくべきでしたね
一昔前のありふれた手法か。。。うーむ、ボキャブラリーやオリジナリティの問題かぁ
なんにせよ救いようがありませんね。次は頑張ります。
アドバイスありがとうございました
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 03:00:42.30 ID:QANSdjo+P
短編かつ30res以内の短い練習をするなら総合使っとけ
総合は無駄にようですスレが立たないための機能もあるから
まあこれが長編の一話目ならそれには該当しないけど
頑張れ、乙