川 ゚ -゚)TRIcK-トリック-のようです "夏の死神編"

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
代理
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:08:13.41 ID:BhXrJ71D0
きたい
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:11:37.56 ID:pr0K3rwy0
>>1
代理に感謝。中編を予定しています。
頑張ります。
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:14:03.32 ID:pr0K3rwy0
狂おしいほどに 愛おしいなら
壊してしまおう この心もろとも

嗚呼 神を殺す術があるのなら
嗚呼 私にその術を与えてくれ


川;゚ -゚) 「…………」

(-_-)「さあ、早くトリガーを引きたまえ」

川;゚ -゚) 「うっ……ぐっ……」

(-_-)「さあ、早く。早く。早く。はやく。はやく。はやくはやくはやくはやくはやく」

川 - ) 「う、うううう゛う゛う゛う゛う゛あああああああああああああああああ!!!!!」

(;゜ω゜)「やめろおおおおおおおおおおおおおおお!!
       スナオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」





        川 ゚ -゚) TRIcK-トリック-のようです 〜夏の死神編〜
 



5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:17:21.46 ID:OQMKBIt10
支援
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:17:58.75 ID:pr0K3rwy0
第一部:出会い

                  〜壱〜


川 ゚ -゚)「えっ。ちょっと待って下さいよ。今月分はもう払いましたよ?」

突然の来訪者の発言に、ティーカップに入った氷入り麦茶を手に持ったまま私は玄関先で棒立ちになった。

从゚×ナ从「だーかーら。今月から家賃が上がったんねん。素直は二階だから、あと一万円たりんね」

相変わらず化粧の濃い大家が人差し指をぴんと私の前に突き出してくる。

从゚×ナ从「いっちまんえん」

突如として襲来したこの化粧魔人いわく、昨今の不景気に煽られた為に家賃をいたしかたなく引き上げるのだという。
"いたしかたなく" と言うわりに態度が横暴過ぎやしないだろうか。
いくら私―――素直ケイコ―――が家賃滞納の常習犯だとしてもだ。
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:20:12.60 ID:pr0K3rwy0
川 ゚ -゚)「そんな無茶な。あと一人諭吉を用意しろだなんて……いくらなんでも急過ぎる!」

从゚×ナ从「急じゃないわ。ひと月前から告知してたやろーが」

川 ゚ -゚)「えっ」

割烹着のポケットに手を突っ込みながら、大家は玄関の扉に付いた郵便ポストを顎でしゃくる。
錆ついたその蓋を慌てて開けると、長い間放置されいたであろうボロボロになった紙切れが一枚出てきた。

川 ゚ -゚)「…………」

从゚×ナ从「…………」

川 ゚ -゚)「…………」

从゚×ナ从「…………」

川 ゚ -゚)「…………」

从゚×ナ从「……いちまん」

ヽ川;゚ -゚)ノ「う、うわあああああああ!」

从;゚×ナ从「「あっ!こら、おい!」
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:21:16.70 ID:ngtZItNR0
文体で特定余裕でした
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:22:57.15 ID:pr0K3rwy0
大家を突き飛ばし、私は部屋の外へ飛び出す。

背中越しに大家のどなり声がぶつかるが、そんなことは気にしない。
放り投げたティーカップの中身が大家にブチ当たったようだが気にしない。気にしてはいけない。

川 ; -;)「びええええええええんッ!!」

夏の熱波が私の頬を容赦なく舐める。

川 ; -;)「不景気のばかやろう! 諭吉のばかやろう!」

行く宛てもなくひたすら走り続け、気がつけば私は馴染みのある商店街に辿り着いていた。
立ち止まると蒸し暑さが襲ってくる。そのまま雑踏に足を踏み入れた。

川 ゚ -゚)「くそっ。暫らくはアパートに帰れないな……ここで時間を潰すか」

三時のおやつから夜の夕飯まで、こと食に関してこの商店街はかなり充実している。

最近では珍しくなった地域密着型の商いをしているせいか、ここの人たちは随分と人情に溢れており、
私も金がなくていよいよ首が回らなくなったときはよく食糧を恵んでもらっている。

ゲラゲラと笑われながら、だが。
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:23:33.57 ID:Qbmrmr1zP
素直さんかわいい
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:25:59.86 ID:pr0K3rwy0
( ^ω^)「そんな人間の尊厳のかけらもないことをするから、いつまでたってもyouの胸は貧相なのだよ」

川#゚ -゚)「失敬な。金と胸は関係な……あれ、内藤さん?」

背後から低い声をかけてきた人物。怒りと共に振りかえるとそこには私の見知った人物が立っていた。

内藤ユウジ。
東京物理大学の准教授にして、淑女に非常に無礼な態度をとる変態奇態変顔男だ。

いつものくたびれた背広にラフなシャツを着こんだ内藤はニヤニヤと笑いなながら私を見降ろしている。
相変わらずの巨人だ。背丈はゆうに百九十センチを超えているだろう。

( ^ω^)「こんなところで何をしているんだ素直。
       またアパートを追い出されたのか、それとも飯を漁りに来たのか?
       今日は生ごみの日じゃないぞ」

川;゚ -゚)「わ、私は野良犬じゃない!」

( ^ω^)「たいして変わらんさ。私はときどき君が商店街の方々から食糧を恵んでもらっている様子を見かけるがね。
       彼らが君に向ける視線は、ふふっwww。まさに雨に打たれた野良犬のそれと同じだよ」
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:31:01.31 ID:pr0K3rwy0
この男のまるで人をいたぶるような言葉の暴力だけは、もはや呆れを通り越して関心すら持ってしまう。
ここで私がなにをどう反論したところで内藤には通用しないことは今までの経験則からして目に見えている。

川 ゚ -゚)「ちいっ」

( ^ω^)「あっ」

だから、私は目の前で如意棒のような長さのフランスパンをかじっているこの男を無視することにした。
つまらぬ争いごとに見栄を張る必要はない。
品格のある大人は自ら進んで一歩下がるものなのです。

( ^ω^)「おい素直、待ちたまえ」

川 ゚ -゚)「放っておいてください。内藤さんには関係ないでしょう」

懐から取り出したジャムをフランスパンに塗りたくる内藤の声を振りはらい、私は商店街の奥に進んでいく。

別に何か買うものがあるわけでもなかっが、ただでさえ今日は朝食・昼食のお預けを喰らっている身で、
これ以上あの男の手にある物を見ることは耐えられなかった。
それに何より、私が用事もなく商店街をうろついていることを知られたくなかった。
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:33:10.84 ID:pr0K3rwy0
( ^ω^)=3「なんだ。本が売れて小金が入ったから美味い飯でも御馳走してやろうかと思っていたのに」

川*゚ -゚)「内藤大先生!!」

( ^ω^)「欲望に忠実な奴だな、君は」

懐からマーガリンを取り出しながら内藤は呆れたように言った。



             〜弐〜



『内藤ユウジが素直ケイコにタダ(無償)で何かをすることはない』

とある事件以降、数少ない私の教訓の中で確かにそのような戒めがあったはずなのだが、
誘惑が目の前にぶら下がるとどうにも人は盲目になるらしい。

時刻は変わって夕方。食事どき。
単調な日常から少しばかり背のびした家族やカップルが集う洋食店に私と内藤はいた。
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:34:09.48 ID:pr0K3rwy0
( ^ω^)「美味かったか?」

川*゚ -゚)「うまかった」

( ^ω^)「満足したか?」

川*゚ -゚)「もう文句なしだ」

( ^ω^)「そうか、ならさっそく仕事の話なんだが――――」

川;゚ -゚)「!!。御馳走様でした。御機嫌よう」

( ^ω^)「待てい」

食事後。これから先の未来を感じ取って逃亡しようとした私の腕を内藤ががっしりと掴んだ。
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:34:27.94 ID:FXRFsE/U0
しえんしえん!
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:37:53.86 ID:pr0K3rwy0



( ゜゜ω゜゜)



「帰るのなら飯代を置いていけ」
内藤の目は無言で私にそう語りかけてくる。
無論、形だけの私の財布の中には先ほどたいらげたイタリアン料理を払う金はない。
内藤の策にまんまと嵌まった私は渋々もとの席に座りなおすこととなった。

( ^ω^)「聞き分けがよくて助かるよ」

川;゚ -゚)「鬼。悪魔。人でなし」

( ^ω^)「何とでも言いたまえ。拒否権ならば一万で売るぞ?」

川#゚ -゚)「ぐぎぎぎぎぎ」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:38:33.87 ID:FXRFsE/U0
内藤きめぇw
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:40:29.40 ID:Qbmrmr1zP
この掛け合いいいな
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:41:57.09 ID:pr0K3rwy0
先にも述べたように内藤は東京物理大学の准教授だ。
専門は機械工学。つまり計算や物理的な現象の解析のプロだと言ってもいい。

このような大雑把過ぎる説明を内藤が聞けば「知性がない」と怒り出すかもしれないが、
高卒の私には科学の世界の複雑さなんて把握できるわけがないので容赦してほしい。

( ^ω^)『リンゴの逸話と共に万有引力を発見し、古典物理学の偉書『プリンキピア』を書いた学者は?』

川 ゚ -゚)『ノートン』

( ^ω^)『死ね』

はっきりと言えること。
それは内藤は学者であり、学者である内藤のもとには公私問わず様々な調査の依頼が舞い降りてくるということだ。

現場至上主義の内藤は興味のある依頼や羽振りのよい依頼があると率先して現場に飛び出していき、
嬉々として問題の解決にあたっている。
海外に飛び出すこともしばしばあるようだ。

川 ゚ -゚)「前から思っていたんですけど、どうして内藤さんはいつも私を巻き込みたがるんですか
     あれですか。好きな子には意地悪したくなるってヤツ? キモッ」

( ^ω^)「口を慎みたまえ貧乳の権化よ。
       "たがる" ではない。 "いたしかたなく" 巻き込むんだ。不本意ながらな」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:42:59.68 ID:FXRFsE/U0
ノートン先生…
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:43:19.37 ID:OVxn86pf0
トリック本編をそのままブーン系にしただけ
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:44:02.62 ID:HYagjoGM0
なぜベストを尽くさないのか
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:44:15.49 ID:pr0K3rwy0
大量の砂糖をコーヒーに投入しながら内藤は私を見つめる。
目を合わせると落ち着かないので、私は内藤の鼻を見つめることにした。

本人は自覚してないだろうが、内藤は存外に目力があるのだ。
見つめあうと素直におしゃべりできないと桑田ケースケも言っている。

( ^ω^)「私の元に舞い込む依頼は超常現象の解決と解明だ。しかし悲しいかな、
       私の天才的な頭脳をもってしても、世の中には紐解けぬ謎があるのだよ。」

川 ゚ -゚)「『世界の真理は単純だが、現実は複雑怪奇だ』ですか?」

( −ω−)「うむ。世間の物理現象は教科書のように壱から拾まで全ての条件を並べてくれるわけではない。


( ^ω^)「それが人が行ったことなら尚更だ。
      あらゆる不純物が混ざってしまい明快性が無くなってしまう。
      殺人事件やマネーロンダリングが良い例だ」
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:45:48.30 ID:MjWcfoTJ0
他に書いた奴があるんなら読みたいんだが
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:48:35.35 ID:pr0K3rwy0
ずずずとコーヒーカップを上に押し上げ、内藤は続ける。

( ^ω^)「誰かに見られたくない何かを人が行うとき、そいつは必ず "何か" を "隠蔽" しようとする。
       口惜しいことだが、私はその "何か" の正体が判っても、"隠蔽" を見抜く眼を持っていない」

( ^ω^)「なぜなら五感に関して言えば私はそこらの庶民と変わりないからな。だから――――」

川 ゚ -゚)「だから、トリックや誘導心理に長けた超一流マジシャンである私の力が必要なんですね」

( ^ω^)「その通り。皆が見逃すような、どうでもいいことにしか気づかない
      超三流マジシャンである君の力が必要なんだ」

川 ゚ -゚)「帰ります」

( ^ω^)「なら金を払って行きたまえ。ちょうど諭吉一人分だ」

三度、私はもといた席に座りなおす。
満足気な声を出した内藤はいよいよ今回の本題について語りだした。
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:48:57.59 ID:FXRFsE/U0
しえんぬ
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:49:53.37 ID:SHSHP5lqP
トリックそのまんますぎて面白くもなんともないな
こんなの読むなら本物見た方が良い
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:50:38.97 ID:FXRFsE/U0
トリック見たことないから普通に楽しめる
文の書き方も結構好き
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:50:44.62 ID:pr0K3rwy0
ここまでの会話でだいたいの察しはついたと思うが、
内藤は自分の抱えた依頼に手詰まりの予感を感じたとき、私を連れ出すことが間々あった。

当然ながら私はそれを拒否するのだが今回のようにお決まりのパターンに嵌ることが殆んどで
結局は嫌々ながらに参加する破目となっている。

今回の件を含めてもう何回こいつとつるんでいるのだろうか……。
持ち前の腐った性格が引き寄せるのか、内藤が背負ってくる依頼はろくでもない内容であることが殆どだ。


一緒に死にかけたこともあったし、私だけが死にかけたこともある。
一緒に笑われたこともあったし、私だけが笑われたこともある。
一緒に行って、私だけが帰って来れなかったこともある。


あれ、なんか私ばかり損な役回りが多くないか?
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:52:32.83 ID:pr0K3rwy0
( ^ω^)「おい。聞いてるのか貧乳」

ぼう、と考え事をしていた私の眼を内藤が覗き込んでくる。
自分の懇切丁寧な説明をまんま無視されたことに怒っているようだ。
顔が近い。あと貧乳って言うな。

川 ゚ -゚)「私は着痩せするタイプなんです。失礼なことを言わないでさい」

( ^ω^)「有りもしない威勢を張るのは私以外の者にしたまえ。それより、今話した内容をどう思う」

川 ゚ -゚)「……えー……っと?」

( ^ω^)「どうやら君の場合は胸だけでなく頭の中身まで無いようだな」

大袈裟な溜息を吐く内藤。
通りぎわ、内藤の毒舌を耳にしたウェイトレスがくすりと笑った。
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:54:40.63 ID:FXRFsE/U0
しえしえ
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:54:42.62 ID:pr0K3rwy0
( ^ω^)「いいか。私が今回受けた依頼は死神の調査だ」

川 ゚ -゚)「へえ。ついに地獄に堕ちるんですか。ざまぁねぇな」

( ^ω^)「ものの例えだバカモノ。ここから数十キロ北上した夕頭町という場所で、
      最近妙な集団がでうろつきはじめたそうでな。
      その素性を洗って欲しいと頼まれたのだよ」

川 ゚ -゚)「ゆうがしら町?」

聞き覚えのない町だ。
ここから北上ということは恐らくA県にある町なのだろうと、私の中のグーグルアースが教えてくれる。

( ^ω^)「町起こしに失敗した廃村ならぬ廃町だ。
      依頼主はそこの町長で、その妙な集団の正体を暴き、
       出来ることなら追い出してほしいとのことだ」

川 ゚ -゚)「妙な集団って。いつかの宗教団体みたいなものですか」

( ^ω^)「そんなところだ。こそこそと人を集めては死について語っているらしい。
       自分こそが人の死を操ることが出来る唯一の存在だ、と」
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:58:11.83 ID:pr0K3rwy0
ああ……それで話は見えてきた。
命だとか何たらだとかを語りつつ信者が程よく増えところでゴロッと金を集めてスラッと消えうせる。
詐欺集団によくあるパターンだ。

川 ゚ -゚) 「内藤さん。そいうの本当に好きなんですね」

( ^ω^)「と言うよりかは君に話す依頼がこういった手合いの内容が多勢を占めるだけだ」

だろうな。
引っ張り試験や放射線測定を学者に依頼する民間人がどこにいる。

実際、内藤の元にはいかにも科学らしい依頼がどこかの企業やら組織やらから舞い込むことがあるようだが、
一流とはいえ一介のマジシャンである私には到底縁がないので、そういった件に関わったことはない。

内藤という男は本当に用があるときにしか私を呼ばないのだ。
人を道具のようにしか使わないとことん腐った男である。

まあ、私も必要以上にこの性格破綻者とつるむつもりは毛頭ないのだが……。
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 23:59:37.09 ID:FXRFsE/U0
sien
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:00:25.81 ID:Tb5sXHM00
川 ゚ -゚) 「大体の内容は分かりました。で、いつ出発なんです?」

( ^ω^)「おや、随分と乗り気だな。もう少し無駄な抵抗を惨めに続けるかと思ったが」

川 ゚ -゚) =3「無駄って自分で言ってるじゃないですか。
       毎度のことだし、しゃーねーから付き合ってやるんですよ」

( ^ω^)「宜しい。やはりペットは主人に従順であることが一番だな。
      では早速出発だ」

川*゚ -゚) 「その前にデザート!!」

( ^ω^)「さっきケーキをワンホール喰っただろうが」
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:04:04.45 ID:Tb5sXHM00


             〜参〜


内藤に捕まったその翌日。
私と内藤はA県の夕頭町へとやって来た。

蒸し暑い気候は以前として続いおり、天気のほうも生憎の曇天である。

駐車場に内藤のフォルクスワーゲン(中古。事故車ではない)を停め、
今回の『目標』の本拠地である五階建ての赤茶けたビルへと私達は向かった。

川 ゚ -゚)「あの廃車。よく車検に通りましたよね」

( ^ω^)「やかましい」

ビルは賃貸を専門に建てられた物件のようで、外壁に取り付けられたインフォメーションボードには
今回の調査対象となる組織の名前が全てのフロアを占有していることを教えてくれる。

物件的には駅にも近いことから決して安くない賃貸条件だと思うが、それを占有ということは連中にはかなりの資産があるに違いない。

( ^ω^)「おや」

中に入ると質素で小さなエントランスホールが私と内藤を出迎えた。

年代ものの建物らしく全体的に少し痛んでいるような印象を受ける。それに少し暗い。
私の住むボロアパートに比べたら帝国ホテル並のつくりではあるが、そんなことはどうでもいい。
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:05:24.24 ID:I34YadYsP
キャラクターの設定も性格もやりとりもそのまんま
ブーンとクーでやる必要がないとかそんなレベルじゃない

トリック元ネタというよりパクりだね
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:05:36.87 ID:Tb5sXHM00
無人の受付カウンターに置かれた『押してね!!』と書かれたベル鈴を押すと、
奥の事務室らしき扉から男がそそくさと出てきた。

胸には『死神事務四号』とかかれたカードがIDタグのようにぶら下げている。

何だよ死神事務四号って。ハッキリ言ってもの凄く胡散臭い。
"四" ということはこんなんが最低でもあと三人いるということか。

(四・ー・)「入信希望の方ですか」

初見の訪問者の殆どがそうなのだろう。
死神事務四号は慣れた口調で私と内藤に話しかけてきた。

( ^ω^)「ええ。こちらの建物が『エターナルライフ友の会』の本部だと聴きまして」

(四・ー・)「はいその通りでございます。失礼ですが……ご夫婦でいらっしゃいますか?」

( ^ω^)「ええ。こちらは家内……とは言ってもまだ籍は入れてませんがね。既婚未婚は入信に影響しますか」

(四・ー・)「いえいえ。当会にはカップルで入信される方も沢山いらっしゃいますので何ら問題はありませんよ」

( ^ω^)「それは良かった。ああ、紹介が遅れました。私は内藤でこっちのメスのホモ・サピエンスは素直と言います」
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:07:00.68 ID:8BbnjMuF0
悪い意味でラノベっぽい
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:08:57.93 ID:Tb5sXHM00
持ち前のにこやかな笑みを浮かべつつ、内藤はでっち上げた大嘘をさらさらと並べていく。

潜入捜査は私と内藤の十八番である。
こういった宗教地味た組織というのは外側からのアプローチに対してかなり硬いレスポンスしか返さないことが多い。
大概の活動内容がペテン行為であるため、保守的にならざるを得ないのだ。

( ^ω^)『だったら内側からぶっ壊す。自民党をぶっ壊す』

川 ゚ -゚)『ときどき思うんですけど、内藤さんって脳みそが十年ぐらい前から止まってますよね』

ブルース=ウィルスが核爆弾と引きこもって巨大隕石を木端微塵にしたように、
目標とする組織の内部に喰い込んで調査することがこの手の依頼を消化する一番手っ取り早い方法だ。

即ち、信者になりすますこと。
一匹オオカミでやってくれば不審がられる可能性もあるが、
こうやって恋人や夫婦を演じて門を叩く方が相手を油断させやすい。

しかも私という絶世の美女が内藤の伴侶を演じるてやるのだから成功率は100パー超えである。むふふ。

( ^ω^)「『立てば豚足。座れば大亀。歩く姿はビックフット』とはコイツのことを言いましてね。
       図々しい女ですがよろしくお願いします」

(四・ー・)「はははは。未来の旦那様がこれほどしっかりしてらっしゃるのですから。素直様もさぞ安心でしょう」

川#゚ -゚) 「…………」
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:08:39.86 ID:8BbnjMuF0
あんまりこういう事は言いたくないけど原作レイプすぎる
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:12:42.63 ID:eYB3D4rmP
いくらなんでもこれは酷い

パクリで有名作者になって嬉しいか?
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:13:07.47 ID:Tb5sXHM00
死神事務4号の名札に書かれた『エターナルライフ友の会』という文字は会社の名前ではない。
どこぞの製薬企業ような名を持つこの組織こそが、今回の依頼人が調査してほしいと頼まれた新興宗教団体なのだ。

( ><)『あいつらをこの町から追い出したいんです。
      金ならいくらでも(町内予算から)払うんです。お願いなんです!』

( ^ω^)『サンキュー♪承りましたっ☆』

依頼人の町長によれば『エターナルライフ友の会』は不思議な奇跡と業によって
この小さな町の人々をメキメキと破竹の勢いで信者にしまくっているらしい。
お年寄りから尻の青いスイーツまでこぞってこの団体の教主様を信奉し財産を献上しているのだとか。

まだはっきりとは言えないが、『友の会』の目的は信仰ではなく前述の金銭のほうだろう。
「お金はまやかしであり心の毒でうんちゃらかんちゃら〜」とそれらしいことをのたまって金を寄付させる。

公式に認められた宗教法人は基本的に課税優遇がうけられるのでブラックストマックな連中にとっては、
うひょっひょ〜な稼ぎ口となるわけだ。

(四・ー・)「今日は当会の見学ということで、いらっしゃったのですね?」

( ^ω^)「ええ。一応『エターナルライフ友の会』さんがどのような活動をされているのか
       見学させて頂きたいと思いまして」

(四・ー・)「それはそうでしょう。きっとお帰り頂く頃には
      当団体の素晴らしさを実感していただけるものと確信しております」
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:13:49.42 ID:a2h6kUedO
ふふっ支援です
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:14:02.80 ID:jTNOdQDmO
まるまるの差し換えじゃ意味ないんだよ
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:15:46.73 ID:QANSdjo+P
なに丸パクリなの?

剽窃は創作者として一番やったらいかんことだろjk
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:15:48.16 ID:Tb5sXHM00
きらりと下手な笑みを浮かべた死神事務四号は、ぱんぱんと両手を叩いて合図を出した。
すると奥から音もなくスタッフらしき人間が一人やってきた。

(四・ー・)「紹介させて頂きます。こちら死神14号の椎名です。
      施設の案内は彼女が致しますので、不明な点があれば何なりと彼女に訊ねてください」

(*゚ー゚) 「椎名 ゆいです。よろしくお願いします」

この辛気臭い建物には似合わない可愛らしい少女だ。

見た目を裏切らない声をだしてペコリと小さくお辞儀をする椎名さん。
色素の薄いセミロングの髪が垂れ、露わになった小さなうなじを見た内藤が鼻を伸ばす。

( ^ω^)「内藤です。こんな美しいお嬢様とご一緒できるとは光栄です」

(*゚ー゚) 「そんな……素直さんに比べたら私なんて……」

川 ゚ -゚) 「そうですよ。確かに背も小さくて顔も小さいですが、プロポーションは私の方が上です。圧倒的に」

( ^ω^)「―――――なんと、まだ18歳でしたか。
      いやぁ。随分と落ち着きがあるのでてっきり成人かと……ささ、行きましょう」

(;゚ー゚)「は、はい……」

川#゚ -゚)「おい! 無視するな!!」
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:16:39.61 ID:lp59n6m/0
フルボッコすぎワロタ
実際つまんないけどな
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:17:26.06 ID:fVqvQtbX0
酉無しってことは様子見なのかな
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:17:55.00 ID:a2h6kUedO
エターナルライフ友の会ってホントにあるんだ……
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:18:15.83 ID:eYB3D4rmP
おい>>1

お前に作者としてのプライドが少しでもあるなら今すぐ投下を止めろ


パクリで褒められて嬉しいか?
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:18:45.51 ID:Tb5sXHM00


       〜四〜


(*゚ー゚) 「えっ。大学の先生なんですか」

( ^ω^)「ええ。今は准教授ですが、来年には教授になる予定です。
      私のような年齢で教授になるなんてことは滅多にないのですがね、私の専門のひとつである
      制御理論の新しい見解が―――――」

川 ゚ -゚)「(……やけに饒舌だな。こいつロリコンだったのか)」

死神14号である椎名さんは受付にいた4号と違って好印象を受ける少女だった。
物腰が柔らかく笑顔がとても素敵で、女の私からみても魅力的な存在である。
いわゆる五年後に会いたくなるような存在だ。

諸事情で一年前に親元を離れた椎名さんは両親の薦めで『エターナルライフ友の会』に入会し、
そのまま住みこみという形でここで暮らしているらしい。
彼女のような会員は多いらしくビルの半分は会員らの居住スペースになっているとのことだった。

(*゚ー゚)「こちらが大集会室兼稽古部屋になります。当施設の中で一番大きな部屋で会員達が一堂に会するときはここに集まります」

( ^ω^)「全面が畳になっていますね。しかもこれは良いイ草を使っている。
       ああ、実は私とある畳製造会社からオリンピックで使用する畳に
       なんとか本物のイ草を使えないかと依頼されたことがありましてね。
       そのさい全国のイ草の調査と品種の―――――――」

川 ゚ -゚)「椎名さん。あの壁に掛けられている写真は何ですか?」
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:19:23.41 ID:P0Br9blU0
支援
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:20:42.77 ID:Tb5sXHM00
延々と自慢話をブチ上げるバカを無視して、私は立派な額縁に納められた油絵で描かれた男の肖像画を指差す。

絵そのものは見事な技術と才能で描かれているが、いかんせんモデルが悪い。
男の目は細く、ヒキガエルのような顔をした男だ。正直、幸の薄そうな容姿である。

それでも恰幅のある男として多少の威厳が絵画から見え隠れしている辺り、
依頼された画家のプライドと能力の抵抗を感じられる。

(*゚ー゚)「あちらは当会の会長であり、教主であらせられる悲喜様です」

川 ゚ -゚)「ひき様?」

( ^ω^)「『エターナルライフ友の会』のトップだ。東大出身で元官僚の超エリート。
       まあMITを首席で卒業している私に比べたら何てことのない経歴だがね」

(*゚ー゚)「まあ、経歴なんて関係ありませんわ。悲喜様はどのような出自であろうと救いを求める者には
    必ず手を差し伸べてくださる優しい御方です」

両手を胸に手を当ててそう語る椎名さんは心の底からあの悲喜とかいう男を信頼しているようだった。

悲喜を語るときの彼女の目はキラキラと輝き、その小さな口からはとめどなくあのカエル顔への賛辞や称賛が溢れだす。
そんな椎名さんの姿は彼女と同い年の少女たちがトップアイドルに向けるそれと何ら変わりはしない。

遊びたい盛りの年頃なのにこんな質素な袴のようなものを着させられて、案内人のようなことをさせられて彼女は楽しいのだろか。
それとなく彼女のプライベートに触れてみたところ意外な答えが返ってきた。

(*゚ー゚)「私、友達がいないんです。だからあまり外で遊ぶとか、そういうのは……」

(*^ω^)「ここにいるじゃないか!! いや、将来的には恋人でももちろんd川 ゚ -゚)「友達……学校で何かあったの?」
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:22:50.27 ID:Tb5sXHM00
訂正:男の目は細く、ヒキガエルのような顔をしている。正直、幸の薄そうな容姿だ。


内藤の口に拳を突っ込んで黙らせながら私は椎名さんの顔を見る。
視線を床に落とした椎名さんは自嘲気味な笑みを浮かべていた。

(*゚ー゚)「学校には行っていません。昔いろいろあって……辞めてしまいました」

川 ゚ -゚)、「そっか……ごめんね」

(*゚ー゚)「いいんです。だって今の私はとても充実しているんですから」

( ^ω^)「ここでの生活に満足しているのかね?」

(*^ー^)「はい!!」

内藤の質問に対して椎名さんは途端に顔を輝かせた。

(*゚ー゚)「悲喜様と出会ってから私は気づいたんです。
    自分が今まで抱えていた悩みはなんてちっぽけなものだったんだろうって」

川 ゚ -゚)「悩み……」

(*゚ー゚)「はい。内藤さんも素直さんも何か悩みや不安があってここにいらしたのでしょう?
    今日の夕方、悲喜様が凱旋先から戻られます。
    そこであの方とお会いすれば途端に今までの考え方が変わると思います!」
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:23:49.97 ID:a2h6kUedO
シエスタ
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:25:24.20 ID:Tb5sXHM00

―――――――――――
―――――――
――――

( ^ω^)「どう思う?」

川 ゚ -゚)「ええ。もっと貧相な内容かと思ってましたが、けっこう美味かったですね」

( ^ω^)「夕食のことじゃない。この施設のセキュリティについてだ」

再び夕方。
ぜひ泊まってくれと薦める椎名さんの熱意に圧され、私と内藤は客人用の寝室で作戦会議を開いていた。

当初は一通りの見学を終えたあと今回の調査の依頼主に簡単な報告をする予定だったのだが、
少しでも『友の会』の信頼を得た方がよいだろうという内藤の意見で、
(恩を返すつもりはさらさらないが)急きょ一宿一飯の恩を受けることとなったのだ。

( ^ω^)「暑い。エアコンをつけたまえ」

川 ゚ -゚)「自分でやれよ。目の前にあるじゃねーか」

室内は十畳ほどの広さがあり、一面に畳が敷かれえいる。
太陽も完全に沈み、窓から見える夜空には丸い月がのんびりの浮かんでいた。
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:26:55.23 ID:a2h6kUedO
結構それっぽい
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:27:44.96 ID:Tb5sXHM00

( ^ω^)「客人用とはいうが、住み込みの信者達の部屋とたいして変わらんな」

川 ゚ -゚)「個室バスルームとトイレ。テレビ付き……私のアパートより豪華だ……」

( ^ω^)「ふっ」

川 ゚ -゚)「なんですかその顔。それよりさっきの話の続きをしてくださいよ」

( ^ω^)「ああ。それなんだが……このビルは随分とカメラが多いと思ってな」

カメラ?
私が首を傾げると「君は何の目的があってここに来たんだ?」と、
内藤は小馬鹿にした表情を隠しもせずに懐のメモ帳を取り出し、このビルの簡単な見取り図を描いた。

( ^ω^)「いいか。セキュリティにはレベルというものがある」

川 ゚ -゚)「レベル?」

( ^ω^)「そうだ。知性の欠片もない君に分かりやすく簡潔的に言うとだな。
       この施設は身分以上のセキュリティが敷かれているようだ」

川 ゚ -゚)「?」

( ^ω^)「つまりだな。銀行でも研究施設でもない一介の宗教団体にしては
      警備が厳重過ぎるのだよ。その証拠がこれだ」
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:28:13.35 ID:RFJrp6rf0
Trickよう知らんけどそんなにパクリなの?
もしそうならソース出した方が話が早い。
違うなら失礼な話だし。
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:29:08.52 ID:Tb5sXHM00
そう言いながら内藤は先ほどの見取り図に赤ペンで小さな丸を書き込んでいく。

廊下。会議室。食堂。団欒室。
赤い丸はそれらの隅や角に重点的に描かれている。

内藤の手が止まったとき、赤い丸の数は三十を超えていた。

川 ゚ -゚)「これって……全部、監視カメラですか?」

( ^ω^)「そうだ。もちろん椎名さんに案内されたところしか分からなかったがね。
       一つの部屋に最低でも二つは取り付けてある。大集会場なんて四つもあるんだぞ。
       いくらなんでも異常だ」

っていうか、内藤の奴これを全部覚えたのかよ。
椎名さんに案内されているとき、やたらキョロキョロしていたのはこの為だったのか。
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:32:27.70 ID:Tb5sXHM00
川 ゚ -゚)「ダミーとかじゃないんですか? よくホームセンターに売ってますよ」

( ^ω^)「かもしれん。だが、それはあくまで予想の一つだ」

川 ゚ -゚)「じゃあ内藤さんの予想は?」

( ^ω^)「ふん。よく考えろ。そもそもカメラは何のためにあると思う?」

川 ゚ -゚)「監視するため?」

( ^ω^)「誰を」

川 ゚ -゚)「外から……来る人を?」

( ^ω^)「だったらロビーや廊下に設置するだけで十分だろう。カメラは身内しか使わない部屋にもある」

川 ゚ -゚)「ってことは……」

にやり、と内藤は笑う。

( ^ω^)「そうだ。ここの信者達も監視の対象ってわけだ」
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:34:58.36 ID:Tb5sXHM00
でもなんで?

( ^ω^)「見張る理由はただ一つ。不審な動きをしないかどうか」

川 ゚ -゚)「ん〜? 信者全員が泥棒ってわけじゃないでしょう」

( ^ω^)「だがその可能性があるとしたら?」

川 ゚ -゚)「へ?」

鈍い奴だな、と内藤は言うと棚から御茶っ葉を取り出し湯のみとセットで私に突きだしてきた。

茶を汲めと言いたいらしい。
ボケが。私はお前のメイドじゃないんだぞ。

( ^ω^)「なら真相はここまでだ。市長の情報は正しかったわけだな。
      そして財宝は私が頂く」

川 ゚ -゚)「ざ、財宝!?」

( ゜ω゜)「…………」

川 ゚ -゚)「ちょっと、無視しないで下さいよ。私聴いてないですよそんな話!!」

( °ω°)~゜「…………」

川 ゚ -゚)「……分かりましたよ。やりゃいいんだろ」

( ^ω^)「濃いめでヨロ」
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:35:16.57 ID:I34YadYsP
丸パクりとは言わん
物語は自分で考えてるっぽいけど、キャラクターの設定が性格もやりとりも関係も完全にそのまま
ブーン系でやる必要がないとしか言いようがない
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:36:15.76 ID:Tb5sXHM00
くそう。あのロリコン野郎に何とかひと泡吹かせることが出来ないものか。
居間に隣接する小さな台所で水を入れた鍋に火をかけながら私は自分の要領の悪さを呪った。

川 ゚ -゚)「うう……。私も頭が良ければなあ」

内藤は人格破端者だが口惜しいことに頭がキレるのは確かだ。
そういえばいつだかの天才物理学者に私が監禁されたときも内藤だけが異変に気づいて私を助けたんだっけ。

あいつの頭脳がなければ、たぶん私は今ここに立っていることはなかっだろう。
まあ、だからといって人をゴミ虫のように扱う資格はないと思うが……

川 ゚ -゚)σ「悔しいから鼻くそ入れたろ」

ばれないようにお茶の葉を少し浮かせてリベンジ(報復)茶の完成。
もちろん自分の飲む分は普通に淹れる。
素知らぬ顔をしつつ湯気が立つ二つの湯のみを盆に載せて居間に戻った。

( ^ω^)「おお。不器用にしては上手く淹れたじゃないか」

尊大な態度で湯気の立つ湯のみを手に取る内藤。
正直に礼も言えないのか、この金玉巨人は。

川 ゚ -゚)「ささ。冷めないうちに早く飲んじゃってください。
     この部屋はクーラーが強いですからね」

( ^ω^)「……うむ」

ぐえへへへへ。
日ごろの恨みを思い知るがいい。
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:37:54.51 ID:Tb5sXHM00
( ^ω^)「では早速飲ませてもらおう」

川 ゚ -゚)ニヤニヤ

(#゜ω°)「貴様がなっ!!」

川;゚ -゚)「ぐべぁ!? な、何するんですかっ。
     うわっ、口にちょっと入った!! 汚ねぇ!!」

(#°ω°)「Youの考えることぐらいお見通しなんじゃボケカスがっ!!
       私の茶に何か仕込んだろ!?」

川;゚ -゚)「くっそたれが!! 何故バレた!? ちゃんと葉っぱで隠蔽工作したのに……ゲホッゲホッ!!」

(#°ω°)「かたっぽうの湯のみだけに、こんだけ大量の茶の葉が浮いてりゃ誰だって怪しいと思うわ!!
       増えるワカメじゃねーんだぞ。バカかねキミは!? 受精卵からやり直してきたまえよ!!」

川;゚ -゚)「ち、ちくしょー!!」

嗚呼、何で私はこんなにどんくさいのだろう……
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:39:03.69 ID:Tb5sXHM00
―――――――――――
―――――――
――――

(-_-)「内藤さんと素直さんですか」

( ^ω^)「よろしくお願いします」

川 ゚ -゚)「ます」

夜九時過ぎ。
畳が敷き詰められた大集会室で私と内藤は『友の会』のトップと相対していた。
部屋には私達の他に椎名さんや他の信者達が大勢集まっており、皆順序よく整列して正座をしている。

(*゚ー゚)『今日は定期的に開かれる悲喜様の説教がある日なんです。
    そのときに皆さんの前で御二方を紹介させて頂きますね!!』

こんな案配で私と内藤は計らずとも『友の会』の信者達の注目を集めることとなってしまったのだ。
集会室には木製の壇上があり、教主であつ悲喜と私達の二人が立って信者達の視線を一手に集めている。

(-_-)「御二方は将来を約束しあった恋人だそうですね」
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:42:35.38 ID:Tb5sXHM00
悲喜は肖像画で受けた印象通りの男だった。

歳はもう五十を過ぎているだろう。
目は殆ど瞑っているんじゃないかと思えるほそに細く、身体はやせている。
ピシリと着こんだ黒のスーツ姿は何だか葬儀屋のようにも見え、骨ばった手には古びた杖があった。

( ^ω^)「ええ。ただ、このまま結婚して果たして将来は大丈夫なのかと
      私も彼女も不安になって……」

川 ゚ -゚)「…………」

三文芝居は内藤の十八番だ。
私が演技をするとあまりの演技力の高さに周囲からいらぬ注目力を集めるので、
ここは黙って内藤の『設定』に従うことにした。

(-_-)「その不安とは?」

感情の籠もっていない声で悲喜は私と内藤を交互に見つめる。
実際は目が細いので何処を見ているのかよく分からないが……。

( ^ω^)「ズバリ、結婚の障害」

(-_-)「ほう……」

悲喜の目が少し見開かれた。
オーディエンスの信者達も少し騒がしくなる。
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:43:45.83 ID:Tb5sXHM00
(-_-)「随分とまあ単刀直入ですね」

( ^ω^)「まだ私は何も言っていませんが」

(-_-)「ふふふ。わかりますとも、その若さで救いを求めるのです。
    おおかた御両親のどちらかが強く結婚に反対しているのでしょう。
    貴方がたはどうしてもその障害を排除したい。
    この世にいてほしくない。いなくなって欲しい人間が……」

川 ゚ -゚)「貴方がそれを取り除いてくださると?」

(-_-)「イエス。私は死神。死神は死を司る。ゆえに私は人間の死を操ることが出来る」

死神。悲喜マサル。

『エターナルライフ友の会』創立から僅か半年で五百人近い信者を集めた男。
人の死を自由に操ることのできる男。
何かよからぬ事をするのではと夕頭町の町長が恐れる謎の男。
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:45:20.00 ID:Tb5sXHM00
( ^ω^)「では、今ここで誰かを殺すことも?」

(-_-)「命は神に与えられしもの。肉体と魂は強く結び付き、それを人為的に引き剥がすのは難しい。
    ナイフで人を刺すのとはわけが違う。おいそれとやれることではない」

( ^ω^)「噂に寄れば貴方は死の操作だけでなく、不思議な奇跡を使うことができるそうですね」

(-_-)「奇跡とは大袈裟ですが、人ではない身ですので
    人間にできないような事なら多少は出来ますよ」

( ^ω^)「それを今ここで出来ますか?」

(-_-)「何だか尋問みたいになってきましたね。貴方は警察官か何かですか?」

( ^ω^)「…………」

(-_-)「ふふふ。冗談ですよ……そうですね。
    最近は説法ばかりで会員の皆様にも私の力をお見せしてしませんでしたし……
    くだらぬことですが、たまにはパフォーマンスも必要でしょう」

おおお。と、信者達がざわめく。
端で神妙な顔をして内藤と悲喜のやり取りを見守っていた椎名さんは顔を輝かせ、
その隣にいた中年女性は一心に手を合わせ始めた。
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:48:43.81 ID:Tb5sXHM00
(-_-)「私は遠隔からでも人を死に至らしめることができるのですが、
    そのさいには必ず千里眼を使います。殺す相手が見えないと業は使えませんからね」

その千里眼をここでお披露目しましょう、ってことか。
胡散臭そうな顔をする私をよそに、悲喜は信者達に『奇跡』を行うための舞台を準備させる。

何枚もの大きなプラスチック製のパーテンションが会議場に運び込まれ、それが悲喜の周りをグルリと囲んでいく。

(-_-)「私が皆さんを見ることができないようにしてください
     ちょっとした密室ですね」

やがて高さ二メートル強の壁が悲喜を前後左右に閉じ込めた。
天井にあたる部分は遮られていないので、悲喜の姿が見えなくなっても彼の声はよく聞こえる。

(-_-)「さて、これで私は皆さんの近くにいながら外部の情報が一切遮断されている状況となりました」

(-_-)「内藤さん。素直さん。配布された色紙に好きな記号を書いて下さい
    それを当てて見せましょう」

川 ゚ -゚)「(記号? ふん、怪しいな)」

( ^ω^)「(トリックか。種は分かるか?)」

着々と準備される様子を見ながら内藤は私に小声で話しかける。

川 ゚ -゚)「(ある程度は。まあ今は見ておきましょう)」
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:52:54.59 ID:Tb5sXHM00
(-_-)「千里眼を開きました。いつでもどうぞ」

川 ゚ -゚)「(内藤さん。なるべく複雑な……そうですね、言葉では形容しにくい図形を描いて下さい)」

( ^ω^)「(わかった)」

もし、悲喜の言う千里眼が手品のトリックならここは私の出番だ。

内藤の言葉を借りるなら『何かを隠蔽する』瞬間はまさにこの時。
さすがの目立ちたがり屋の内藤も今はレンタルしたキャットのように私に従順だ。

川 ゚ -゚)「(全ての、とは言いませんが、私の予想では
     信者達の中にはサクラが紛れ込んでいるはずです)」

( ^ω^)「(そいつが悲喜に何らかの方法で我々が描いた図形を教えると?)」

川 ゚ -゚)「(ええ。恐らく奴は私達が描いた色紙を他のサクラを含む信者たちにも一度見せるように
     支持するはず。そしてサクラのメッセージを確認するために、
     図形言い当てるときにあの壁を取り払い、姿を現すでしょう)」

つまり、私のすべきことは『悲喜』の注視ではなく『信者』への注視だ。
マジシャンとしての全神経を研ぎ澄ませ、私は『狩り』に備える。

( ^ω^)「(ふっ。なるほど、だいたい私の予想通りだよ)」

川 ゚ -゚)「…………」

(-_-)「御両人、そろそろよいですか?」
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:56:16.94 ID:Tb5sXHM00
悲喜の言葉を受けて私達は準備が整った旨の返答をする。
「結構」そう悲喜は言うと、

(-_-)「では、まず素直さんから "周りの人には見えないように" 記号を描いた面を天井に高く向けて下さい』」

川 ゚ -゚)「!!」

(;^ω^)「(む? そんなことをしたらサクラにも見えなくなるぞ……?)」

(-_-)「時折、私の能力をインチキ手品の類と怪しむ輩がいましてね。
    彼らはこともあろうか私の大切な会員をサクラとして潜り込ませてると
    言うことがありまして。でも、こうすれば記号を知っているのは貴方がただけ
    何ら問題はないでしょう?」

それに、

(-_-)「千里眼はちょうど衛星のように上から下を見下ろすので
    このほうが私も見やすいんですよ……ああ、ありがとうございます。
    素直さんは『円』を描いてくれましたね」

川;゚ -゚)「…………」

速い!!
私が色紙を天井に向けて五秒も立たずに悲喜は『千里眼』を使う。

(-_-)「では素直さん。会員の方々に貴女の色紙を見せて上げてください」

川;゚ -゚)「…………」
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 00:58:35.02 ID:Tb5sXHM00
(*゚ー゚)「わぁ!!」

白い紙に描いたそれは黒い円。
どよどよと信者達が沸き立つ。

馬鹿なっ。こいつ―――――

( ^ω^)「次は私ですね」

(-_-)「ふうむ……随分と複雑な形だ。これは……立方体の中に球を入れているのですかな?」

( ^ω^)「Oh....」

―――――こいつ、サクラを使うどころか壁から出ずに当てやがった!?

川 ゚ -゚)「(私の……知らないトリック……)」

動揺する私をよそに、内藤が見せた色紙によって会議場内に拍手が巻き起こる。

( ^ω^)「(素直、どういうことだ?)」

川;゚ -゚)「…………」

(-_-)「どうでしょう。これが千里眼。これが死神の力。
    ようこそ。エターナルライフ友の会へ」

プラスチックの牢獄に幽閉された悲喜が私の心を見透かすようにして笑った。

つづく
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:03:29.77 ID:P0Br9blU0
76 ◆18jD4qgdnU :2010/08/25(水) 01:07:01.89 ID:Tb5sXHM00
たくさんの支援ありがとうございました。
一応、この物語が処女作になります。過去作品はありません。

タイトルでもお分かり頂ける通り、この作品は
堤 幸彦監督の作品『トリック』シリーズの世界観を元に作ったオマージュ作品です。

原作を知っているかたにも、トリックを知らない方にも楽しんで頂けるよう頑張ります。
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:10:45.85 ID:a2h6kUedO
おっつ!!
78 ◆18jD4qgdnU :2010/08/25(水) 01:11:17.28 ID:Tb5sXHM00
一応、指摘があったので誤解がないように注釈を付けますと
物語自体は完全にオリジナルのものとして描きました。

私の手元にある愛書「トリック・オフィシャルブック」様も保障してくれていますので御安心を!!
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:19:25.62 ID:QANSdjo+P
丸々パクリではないんだ
映画しかしらないけど


導入部分がまずかったんだろうね
食いものにつられて謎解きに出るという物語の導入部分の筋とそれに関する人物のやり取りが
原作と酷似していたからパクリのような嫌な既視感を覚えた
だからキャラの性格が同じ、主人公の視点が同じ、人物のやり取りが同じという
オマージュ作品としての設定が全て裏目に出てしまった感じがする

(世界観を壊さない程度の)プラスαとかつけてもよかったかもね
ストーリーがあるなら完全オリジナルにしてもよかったような気はするけど
今度オマージュ作品をかくなら導入を頑張ったらいいんでない
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:32:54.53 ID:07ERIvrRQ
普通におもしろかった>>1乙!
あと批判するくらいなら書き込むなよ
これがパクリなら禁書SSけいおんSSもモロパクリだろカスが
そっちも批判しろよ
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:35:24.15 ID:poVOGbSz0
乙乙
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:37:37.17 ID:RFJrp6rf0

パクリじゃなくてよかった

荒れてんのは、やっぱりキャラじゃないのかな?
見た感じ性格とか、やり取りや口調なんかが原作と酷似?
なら、ブーン系キャラでやる意味がないなんて意見が出るのはよくあることだし


>>80
批判も含めて反応
書き込むなというレスは、書き込まれたくないなら2chに投下すんなで終わる話
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:38:56.76 ID:QANSdjo+P
>>80
おまえの頭の中身がガスだよ
SSはただの二次創作だから、
作者オリジナルの色を出さないといけないブーン系とは全然土俵が違うっつの
オマージュ作品と二次創作は違うから勉強してくれば
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 01:40:17.57 ID:FXv26qKJ0
毒畑みたいなパロと思ったらぜんぜん違った
正直クーとブーンである必要が
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:21:36.94 ID:cTqw03+1O
lw´‐ _‐ノv

シューって確か、TRICKの仲間由紀恵みたいな性格なんだっけか
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 02:38:12.27 ID:xDU0iqR70
キャラ的に阿部寛役をドクオにしときゃここまで荒れなかったのでは?
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 04:02:04.89 ID:TUs1nfOr0
普通にトリックSSの形で投下すれば良かったんじゃね?
川 ゚ -゚)と( ^ω^)の顔文字を
奈緒子 「」 次郎 「」 に置き換えてさ
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 04:29:26.86 ID:nNsI7o5b0
作者オリジナルの色を出さないといけないブーン系()
おまえらブーン系を崇高なものかなんかにしたいとでも思ってるの?
もっともこんな連中がいる時点でそんなことは叶わないわけだが
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 05:13:24.43 ID:EnPAwoHn0
パクリではないがオリジナルティ皆無
むしろ原作キャラAAキャラどっちつかずで崩壊しすぎ
そして致命的につまらない以上
もう投下しなくていいです
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/25(水) 05:15:49.64 ID:u787U4VL0
原作面白いんだから汚すなよ……
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
オツ