ブーンとツンの散策のようです

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 03:28:49.12 ID:uWjGX1EF0
ここはとある家の中
大きな大きな都市にある、小さな小さな家の中
ここには二人の男女が住んでいます
少し無口な男の人の名前は内藤ホライゾン
愛称はブーン
おしゃべりな女の人の名前はツンデレ
愛称はツン



ξ;゚听)ξ「…」
(;^ω^)「…」

ξ;゚听)ξ「…当たって…」
(;^ω^)「いるおね」



ξ;゚听)ξ「キャアアアアアアアアアア!!!!11111宝くじの一等よ!!!!!111111234」
(;^ω^)「…」
ξ;゚听)ξ「ちょっと!!!111アンタも喜びなさいよ!!!!!」
(;^ω^)「喜んではいるお…」
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 03:29:26.56 ID:LFtA/SHU0
        \  さいごのガラスをぶち破れ〜   /
          \ 乱れた景色を蹴散らして〜  /
     ( \/ /_∧   <./|   /|       /\___
     ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //
      / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//
      し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄
         i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::
     /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::
     i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::
     ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::
       \|  )  ̄  ./V       ___    ..|| |::
____  .ノ ./⌒)∧ /  ...____[__||__]___||___
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 03:31:54.03 ID:uWjGX1EF0
ξ;゚听)ξ「と、とととりあえずどうしようかしら!まままずは交換だけど」
(;^ω^)「う、うーん・・・まずは改築して豪華な屋敷でも立てて別荘建てて」
ξ;゚听)ξ「そんなことしてたらすぐなくなるわよ!」
(;^ω^)「…」
ξ;゚听)ξ「とりあえず交換して・・貯金よ、貯金!」
(;^ω^)「…そうするかお」
――――――――――――――

ブーンとツンの散策のようです
#1 アスキーアート街
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 03:38:35.39 ID:uWjGX1EF0
ξ゚听)ξ「ふう、ようやく落ち着いたわ・・」
( ^ω^)「・・・しかし、いきなりあんなお金が手に入るとは思わなかったお・・」
ξ゚听)ξ「そりゃそうよ、宝くじなんだもの。
       …でも、これでアナタが仕事を探す必要もなくなったわよ」
( ^ω^)「そうだおね。これからどうするお?」
ξ゚听)ξ「この街、アスキーアート街は色々不思議な場所が多いわ。
       まだヘンな遺跡が残ってたり、なんかヘンなローブ被ってる人達が歩いてたり…」
( ^ω^)「最近は不思議なロボットが道を掃除したりしているお」
ξ゚听)ξ「・・アナタも私も時間に余裕ができるから、その時間で…」
( ^ω^)「その時間で?」

ξ゚听)ξ「色々な場所を探検するのよ!!」


(;^ω^)(子供みたいな事を言うお…)
ξ#゚听)ξ「何か言った!?」
(;^ω^)「な、何も言ってないですお」
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 03:50:11.14 ID:uWjGX1EF0
――次の日の昼
ξ゚听)ξ「ねえねえ、あのレストラン見てよ!面白そうじゃない?」
(;^ω^)「・・ここはどこだお。どこまできてるんだお」
ξ゚听)ξ「ちょっと色々な乗り物に乗ってやってきただけじゃない!」
(;^ω^)「ちょっと、って量なのかお・・どうやったら家へ帰れるかも分からなくなってきたお」
ξ゚听)ξ「それよりほらほら、見てよ!あの看板!『ビロード・レストラン』だって!
       面白そうだし、あそこに行って何か食べてみましょうよ!」
( ^ω^)(…まあ、お腹も空いてるし入ることにするかお)

―――
( ><)「いらっしゃいませなんです!」
( ^ω^)(・・・自分とツン以外に誰も客がいないお)
ξ゚听)ξ「ねえ、この『ビロードスペシャル』って料理、どういう料理なの?」
( ><)「わかんないんです」
ξ゚听)ξ「えっ」
( ><)「わかんないんです」
( ^ω^)「…」
ξ゚听)ξ「…まあ、その料理をお願いするわ」
( ><)「かしこまりましたなんです!」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:02:14.37 ID:uWjGX1EF0
――
ξ゚听)ξ「…不思議な味だったわね」
( ^ω^)(思ったほどひどい味じゃなかったからよかったお…)

ξ゚听)ξ「・・あら?」
( ^ω^)「おっ?」
ξ゚听)ξ「あそこにいる人達…何か話しているみたいよ」

(;´∀`)「…お願いです!アナタはモララーとお知り合いなのでしょう!?」
  _
( ゚∀゚)「確かにモララーは知っているが…彼の『企み』なんてものは知らないよ』
(;´∀`)「じゃあ、せめて彼がどこへ行ったのか・・知ってることだけでも!」
  _
( ゚∀゚)「悪いが、今僕は急いでいるんだ。
      キミの質問にも答えたいが、それはもうしばらく後にして欲しい」
(;´∀`)「ちょっと、待って下さ・・うわっ!」
ズシャァァー

ξ゚听)ξ「大変、あの人転んじゃったわ!」
( ^ω^)(カバンから凄い量の紙がこぼれ落ちたお…)
ξ゚听)ξ「拾うのを手伝いに行きましょ!」
( ^ω^)「そうするお」

(;´∀`)「あっ…どうもすみません」
ξ゚听)ξ「気にしないで。それにしても凄い量ね」
(;´∀`)「ええ、本当に凄い量です。早くこれの謎を解き明かさなくては・・」
( ^ω^)「え?」
ξ゚听)ξ「?」
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:13:55.05 ID:uWjGX1EF0
( ´∀`)「…この書類は、兄が残したものなんです。」
ξ゚听)ξ「お兄さん?」
( ´∀`)「ええ。」
( ^ω^)「さっきのはただ事じゃない雰囲気だったお。良かったら事情を訊かせてもらえないかお?」
( ´∀`)「いいですとも。この話はできるだけ外(ほか)の人に知ってもらいたい」
( ^ω^)「…?」

―――
#2 モララーの書類
―――
( ´∀`)「申し遅れました、僕はモナーと申します。」
( ^ω^)「そういえば名前を名乗り忘れてたお。自分は内藤ホライゾン、ブーンと呼んで欲しいお」
ξ゚听)ξ「私はツンデレ。ツンと呼んで欲しいわ」
( ´∀`)「分かりました。では、この書類についてなのですが…
       これは兄が残した、どうやらとても重要な書類みたいなんです。」
( ^ω^)「設計図のようなものもありましたし、よく分からない単語がズラッと書かれているのも見えましたお」
( ´∀`)「ええ。主に機械や薬の事が書かれているみたいです」
ξ゚听)ξ「へぇ〜・・・」

( ´∀`)「…この書類の話をする前に、兄の話からしなくてはならないようです。
       少し長くなりますが、宜しいでしょうか?」
ξ゚听)ξ「ええ、大丈夫よ」
( ´∀`)「分かりました。」
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:16:19.34 ID:29kZxnqg0
なんつー時間に投下してんねん
規制で過疎っぷりも半端ないというのに

支援しとくぜ
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:24:56.06 ID:OdZPzLsPP
書きためしてるならあれだけど
AAのせりふは一行空けたほうがいいよ
読み辛いから
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:26:47.43 ID:uWjGX1EF0
>>9
把握です
書き溜めはしていません

( ´∀`)「…兄と僕とは、少し年が離れています。
       僕の両親は貧乏でしたので、僕と兄は二人で生活していました。」

『僕には友達が居ましたが、兄は友達が居なく・・小さい頃、いつも虐められていたそうです。』

( ^Д^) 「やーい、貧乏ー!乞食ぃー!」

(;・∀・)「や、やめてくれよ!」

(’e’) 「なんだよ、乞食のクセに抵抗するのかよ!」

( ^Д^)「お前ら、やっちまえ!」


『そのせいなのか、兄はあまり他人と喋ることは無く…僕に対しても殆ど話しかけることはありませんでした。』
( ´∀`)「ねえねえおにいちゃん、このおもちゃ…」

( ・∀・)「・・・」

『ある日、兄が用事で出かけ、友達も皆用事で遊べなかった時がありました。
 その時、僕は兄の部屋へ興味本位で入り…不思議な書類を見つけたのです。』
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:28:09.39 ID:v61B9bYe0
C
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:37:08.42 ID:uWjGX1EF0
『その時見つけた書類は、色々な絵や、難しい内容の文がかかれていました。…今あなた達が拾ってくれた、この書類の様に。』

『当時の僕はあまり内容が読めなかったのですが、兄がどんな事を書いているか気になったので…
 僕は兄の書類を少し取り、自分の部屋へ持って入ろうとしたのです。』

『その時、兄が帰ってきました。
 兄は、僕が持っていた書類を見つけた途端僕を強く叱りました。』

( ´∀`)「なにこれ、"バクダン"…なんだろう、それ?
       あれ、おにいちゃん?"バクダン"って…」

(#・∀・)「モナー…お前…何をしている…!!」

(;´д`)「え?」

(#・∀・)「返せ・・俺の書類!!」

『兄は無口でしたが、僕を叱るような事はありませんでした。
 ですが…その時、兄は確かに怒り、僕を睨み付けました。』

(#・∀・)「二度と…こんな事を…するんじゃ…ない…!!!」

(;´д`)「ご・・ごめんなさい・・」
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:50:24.28 ID:uWjGX1EF0
『兄は書類の枚数を一枚一枚数え、そのまま兄の部屋へ入りました。
 …それから数日後、昔兄を虐めていた人達がこの街へ帰って来て、しばらくここで過ごす事になったそうです。』

『兄が私事で出かけるとき、兄はいつも僕と一緒に出かけるようにしていました。
 その日、兄はまた僕を連れて買い物に行ったのですが…その帰り、僕たちは昔兄を虐めていた人たちとばったり会ったのです。』

( ^Д^)「よう、久しぶりだな。」

(;・∀・)「うっ…」

( ^Д^)「おう、なんだそのヘンな鞄は。ちょっと見せてみろよ」

(;・∀・)「やめ…」

( ^Д^)「この鞄の中身はっと… お、これは何だ?お前昔もこんな紙を持ち歩いていたな・・」

(;・∀・)「それは…」

( ^Д^)「…いい事思いついた。
      丁度ここは橋。下は川が流れている」

(;・∀・)「おい、やめろ!」

( ^Д^)「…この紙クズを捨てたら…お前はどんな反応をするんだろうな!ハハハ!」

(#・∀・)「やめろおおおおおおおおおおおおおおお!」

(;^Д^)「うおっ!?」
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 04:57:58.03 ID:uWjGX1EF0
『その時、僕は初めて他人に暴力を振るう兄を見ました。
 兄は、男を蹴り倒した後、凄い形相で紙を拾い…僕の手を引っ張り、家へ帰りました。』

『そしてそれから暫くして、僕が十五歳になった時に…』

( ・∀・)「…父さん達もお金を送ってくれる。もうお前は一人で過ごせるよな?」

(;´д`)「え?う、うん…」

( ・∀・)「これから俺は、この紙に書いた場所へ引っ越す。」

(;´д`)「え?」

( ・∀・)「父さん達とも話はつけ、俺も用意を済ませた。
       俺は俺の目標を果たしに行く」

―――

( ´∀`)「そう言い残し、兄は去りました。」

( ^ω^)「ふむ…」

( ´∀`)「それから長い月日が経ち、彼の居なくなった部屋を本格的に掃除しようとしたとき…この書類を見つけたのです。
       それがこの書類です」
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 05:10:02.09 ID:uWjGX1EF0
ξ゚听)ξ「その書類に、そんな過去があったのね…」

( ´∀`)「書類を見つけたとき、僕はこの書類をよく調べ、ここに書かれてあるものの正体をある程度見つけることができました。」

( ^ω^)「…その正体とは?」


(;´∀`)「この書類には、毒薬の作り方と爆弾の設計図が書かれています。」

ξ;゚听)ξ「!」

(;´∀`)「僕はすぐさま彼が書き残した場所へ向かいましたが…
        蛻(もぬけ)の殻でした。」

( ^ω^)「それは…」

(;´∀`)「僕は彼が辛い思いをしている所をよく見かけました。
       …今も、彼は行方不明です。」

ξ;゚听)ξ「…」

(;´∀`)「僕は、兄がこの街に復讐しようとしている気がするのです。
       …先ほど僕が話していた人は、兄の古い知り合いです。僕は、彼が兄の行方を知らないか訊きたかったのです」

( ^ω^)「…」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 05:17:41.83 ID:uWjGX1EF0
( ´∀`)「…日が暮れてきましたね。
        あなた達は遠くから来たようですし、僕の家で泊まられてみては?」

ξ゚听)ξ「え?どうして遠くから来たことを…」

( ´∀`)「あなた達から懐かしい匂いがします。昔兄と一緒に乗った、電車の匂いが・・。
        この近くの電車は、独特の匂いがしますからね」

( ^ω^)(すごい嗅覚だお・・)

ξ゚听)ξ「まあ、とにかく。
        私達が特に困るようなことは無いし・・いいでしょ、ブーン?」

( ^ω^)「お言葉に甘えますお」
       
( ´∀`)「では、僕の家まで案内しますね」



――その日の深夜
( ^ω^)(…)

ξ゚听)ξ「ねえ、ブーン。」

( ^ω^)「どうしたお?」

ξ゚听)ξ「モナーさんのお兄さん…モララーさんの事、どう思う?」

( ^ω^)「…」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 05:28:18.70 ID:uWjGX1EF0
ξ゚听)ξ「どうしたの?」

( ^ω^)「いや…まだよく分からないお。モララーさんに会って、真相を聞くまでは」

ξ゚听)ξ「…?」


―――

#3 調査

―――
( ´∀`)「おはようございます」

( ^ω^)「おはようお」

ξ゚听)ξ「おはようございます」


( ^ω^)「モナーさん…今日はどうする気だお?」

( ´∀`)「一応、念のために兄が書き残した場所へ
もう一度行くつもりです」

( ^ω^)「よければ、ご一緒しますお」

( ´∀`)「それは有難い。是非ともお願い致します」
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 05:39:51.56 ID:uWjGX1EF0
――――
( ´∀`)「ココが、兄が『引っ越す』といっていた場所なのですが」

( ^ω^)「玄関まで埃だらけだお…確かに、だれも居る様子はないお」

ξ゚听)ξ「でも、鍵は渡されたのよね…」

( ´∀`)「ええ。ここにある鍵は兄から渡されたものです」

( ^ω^)「…モナーさんがココへ来た時、家の奥までくまなく探索しましたかお?」

( ´∀`)「いえ。埃がたまっていて、靴のないこの家を見た途端『この家には誰も住んでいない』と思ったので…
        玄関と近くの数部屋だけ見て、そのまま帰りました。」

( ^ω^)「ちょっとこの家を捜索してみるのはどうですお」

( ´∀`)「えっ?」

( ^ω^)(もしも、モララーさんがモナーさんに『自分がココに住んでいる』と思い込ませようとする為だけに、この家を手に入れたのなら…
       こんな大きな家は選ばなかったはずだお)

( ^ω^)(それに、埃の量も…。
       確かに至る所に誇りはあるけれど、数年放置していたのならもっと酷くなっているハズだお)
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 05:52:56.69 ID:uWjGX1EF0
ξ゚听)ξ「あら…ここにあるのは何かしら?」

( ´∀`)「え?」

ξ゚听)ξ「ほら。何かの本と・・書類が沢山」

(;´∀`)「え!? 本当ですね。これは…
       兄の部屋にあった書類と似たようなことが書かれているみたいですね。薬の用法について色々書かれています」

ξ゚听)ξ「!」

( ´∀`)「ですが、これは…毒薬の作り方、というよりもそれぞれの草や薬の効果について書かれているようですね」

( ^ω^)(…)

ξ゚听)ξ「どうやら、モララーさんはここで暮らしていた事があるみたいね」

( ´∀`)「ええ、その様ですね…。」
        おや?この大きな紙は…この街の地図のようですね。…この家の近くにチェックが入っていますね」

( ^ω^)「そこに行ってみるのはどうだお?」

( ´∀`)「そうですね。何か手がかりが掴めるかもしれません」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 06:08:44.02 ID:uWjGX1EF0
―――
( ^ω^)「地図の示す場所はここら辺のようだお」

ξ゚听)ξ「ここは…広い森林ね」

( ´∀`)「ここには色々な噂があります。
       地下に遺跡があるだとか、何でも治す薬があるとか…」

ξ゚听)ξ「へえ〜…」

( ´∀`)「実際、ここに生えてる草はすごい効果のもあったみたいです。
        両親が元気だった頃、兄が怪我をしたときに父さんがここにある赤色の草を磨り潰して傷口に塗ったそうです。
        下手な薬より、よっぽど効果があったとか」

( ^ω^)「…」

( ´∀`)「…兄も、ここの草を摘みに来たのでしょうかね」




――――
( ´∀`)「あの森林では、詳しい情報は分かりませんでしたね…」

( ^ω^)「モララーさんの家の中にも、特にめぼしいものはこれ以上はないようだお」

ξ゚听)ξ「う〜ん…」

( ´∀`)「まあ、日も暮れてきましたし。
        また明日、頑張ってみようと思います」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 06:17:41.59 ID:uWjGX1EF0
―――その日の深夜
ξ゚听)ξ「うーん…今日も特に対した情報は無かったわね。」

( ^ω^)「…」

ξ゚听)ξ「どうしたの?」

( ^ω^)「この街は、色々な謎や不思議な場所が沢山あるんだお」

ξ゚听)ξ「え?」

( ^ω^)「ここの辺りには、地下の方に様々な遺跡があったといわれていて…
       中には、色々な情報が残されている遺跡もある、といわれているお」

ξ゚听)ξ「そういえば、そんな感じのことを聞いたことがあるわね。
       遺跡の上に街が作られた今、その遺跡を調査するのは中々難しいって…」

( ^ω^)「そして、この街には未解明の植物も沢山あるから、
       小さい子供は入っちゃいけない、という森林も沢山あるといわれてるお。
       今日行ったあの森林も、子供は奥のほうへ行っちゃ駄目といわれている場所だったお」

ξ゚听)ξ「…?」

( ^ω^)「…」
―――――

#4 家族

―――――
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 06:19:34.85 ID:29kZxnqg0
がんばれ
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 06:24:12.31 ID:uWjGX1EF0
( ´∀`)「おはようございます」

( ^ω^)「おはようお」

ξ゚听)ξ「おはようございます」

<ピンポーン

( ´∀`)「・・おや?誰だろう」
――――
( ´∀`)「あなたは!」
  _
( ゚∀゚)「この前は済まなかったね、どうしても急いでいたものだったから。」

( ´∀`)「…あなたは、兄の場所を知っているのですか」
  _
( ゚∀゚)「ああ、知っているとも。 だが、その前にこの前の話について聞かせて欲しいんだ。
      キミが"企み"といっていたことが凄く引っかかっているんだ」

( ´∀`)「分かりました。立ち話も何ですから、中へどうぞ…」
  _
( ゚∀゚)「失礼するよ」
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 06:30:12.76 ID:uWjGX1EF0
―――
  _
( ゚∀゚)「…そういう事だったのか。」

( ´∀`)「僕は…兄に会って、何をしようとしているのか知りたいのです」

( ^ω^)(…)
  _
( ゚∀゚)「私は、彼の旧い友達だ」

ξ゚听)ξ「…」
  _
( ゚∀゚)「彼とは、今でも付き合いのある友達だ」

( ´∀`)「…?」
  _
( ゚∀゚)「モナー君、そしてそこのお二方。キミ達をモララーの居る場所へ連れて行こう。」

( ^ω^)「!」
  _
( ゚∀゚)「…今、彼の本当の顔を見せるときが来たのだろう」

( ´∀`)「え?」
  _
( ゚∀゚)「…歩きがてら、彼の目的について話していこう」
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 06:37:56.06 ID:uWjGX1EF0
  _
( ゚∀゚)「…確かに、彼は小さい頃虐められていた。それは大きな心の傷になったのだろう」

( ´∀`)「…」
  _
( ゚∀゚)「だけど、彼は虐められるもっと前から、ずっと思い続けていたことがあった」

( ^ω^)(…やはり!)
  _
( ゚∀゚)「…彼は無口だったからな。あまりそういうことを言わなかったし、キミやご両親にもそういったことを伝えなかったのだろうな」

(;´∀`)「どういうことですか?」
  _
( ゚∀゚)「キミたち家族は元々貧乏というような家庭ではなかった。
      だが、キミが生まれてから少し経った頃…父親が途中で病気にかかってしまい、マトモにお金を稼ぐことができなくなってしまったんだ」

(;´∀`)「…」
  _
( ゚∀゚)「モララーが一番気にし続け、ずっと悩んでいたのは
        決して、虐められていたことなんかではなく…」

ξ゚听)ξ(そうか、ブーンが言っていたことは…)
  _
( ゚∀゚)「彼の父親と、ずっと貧しい思いをしていたキミのことだったんだよ。」

( ´∀`)「!!!」
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 06:44:19.11 ID:uWjGX1EF0
『彼はずっとキミとキミ達の父親のことを気にしていた』

( ・∀・)「なあジョルジュ…」
  _
( ゚∀゚)「どうした?」

( ・∀・)「俺の親父が病気にかかった…今じゃ治す術は無いんだとさ」
  _
(;゚∀゚)「!!」

( ・∀・)「これからは母さんが一人で働くことになるそうだ。」
  _
(;゚∀゚)「…」

( ・∀・)「母さんだけでは金を稼ぐのは難しい…
       俺は虐められようと貧しくなろうと平気だが、弟は辛い思いをすることになるのだろう」
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 06:58:23.37 ID:uWjGX1EF0
『だが、あいつは不屈の意思を持っていた。父親が病にかかってから数年経ち、モララーは言ったよ』
( ・∀・)「なあ、ジョルジュ。北の方にある森を知ってるか?」
  _
( ゚∀゚)「え?」

( ・∀・)「…あの森には遺跡があるという噂があっただろ」
  _
( ゚∀゚)「ああ、聞いたことがあるな」

( ・∀・)「見つけてきたよ、地下の遺跡を」
  _
(;゚∀゚)「!?」

( ・∀・)「だけどな…色々なものに埋まっていたり、壁に閉ざされていたりしているんだ。
       大分複雑な場所にあったから、外の人に助力を求めるのは難しいから…
       爆弾を作ってみることにしたよ」
  _
(;゚∀゚)「すごい行動力だな…」

( ・∀・)「何だってするさ…そして父さん達ともう一度一緒に暮らすんだ。不自由なく、ね」
  _
( ゚∀゚)「…」

( ・∀・)「不治の病といっても、まだ父さんは生きてる。
        それに、たとえ父さんが死んだとしても…タイムマシンでも作り出して、未来から助けに来てみせる」
  _
( ゚∀゚)「…     俺も手伝うよ。遺跡の探索」
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 07:03:45.94 ID:uWjGX1EF0
――
  _
( ゚∀゚)「見上げた根性だよ。子供の頃からずっとキミ達を救う方法を探していた。
       結局誰も探さなかった遺跡を、探し出してまでね」

ξ;凵G)ξ「…」

( ;∀;)「…」
  _
( ゚∀゚)「キミ達はモララーが家に帰っていないと言っていたね。それが何でだか分かるか?」

( ^ω^)「探索は、今…」
  _
( ゚∀゚)「終わりを告げようとしている」

( ;∀;)「!」
  _
( ゚∀゚)「さあ、付いたよ」

( ^ω^)(ここは、昨日来た森林だお…)
  _
( ゚∀゚)「ここの木の下から遺跡へ進む事が出来る」
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 07:05:08.57 ID:/rKk3Or/0
追いついた支援
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 07:09:24.71 ID:uWjGX1EF0
―――
  _
( ゚∀゚)「来客だ、モララー」

( ・∀・)「おや?君は・・」


( ;∀;)「にいさん…」


( ・∀・)「…見違えるほど成長したな、モナー」






――――
  _
( ゚∀゚)「さあ、二人だけにしておいてやろう」

( ^ω^)「…遺跡の中に、彼の父親を治す方法はかかれてありましたかお」
  _
( ゚∀゚)「ああ、あったとも。
       彼の父親が病気になった原因は、どうやらこの森林の特殊な植物によるものらしい。
       解毒する方法が書かれてあったとも。」

ξ;凵G)ξ「…」
  _
( ゚∀゚)「彼は間に合った。彼の父親が死ぬまでに、ね」
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 07:14:35.49 ID:uWjGX1EF0
――――夕方
( ・∀・)「…久しぶりだな、モナーや両親と暮らしたこの家に帰るのも」

( ^ω^)「モナーさんはどうしたんですお?」

( -∀-)「寝ているよ。この年になって、泣き疲れて眠るとはね」

ξ゚听)ξ「…」

( ・∀・)「遺跡の産物はそれだけではなく、外にも色々あったよ。財宝とかもね」

( ^ω^)「おっおっ」
  _
( ゚∀゚)「モナーくんは小さい頃に貧乏した分…贅沢が出来そうだよ」

( ^ω^)「…よかったですお」



―――その日の深夜
ξ゚听)ξ「…色々あったわね」

( ^ω^)「色々あったお」

ξ゚听)ξ「…散策できて、よかったわね」

( ^ω^)「ああ、よかったお」


#4 終わり
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 07:15:18.31 ID:uWjGX1EF0
小休止\(^o^)/ハッジマッルヨー
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 07:19:05.00 ID:uWjGX1EF0
もう暫くしたら次の話を書く予定です

本当は自作ゲームにこのストーリーを入れるつもりだったけど
自分に自作ゲームを作れるほどの能力はないからとりあえずキャラクターをブーン関連に代えてむりやりやってみますた
つまらなかったらすまんこ/(^o^)\
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:40:48.25 ID:uWjGX1EF0
―――モナー兄弟の話から暫くして
ξ゚听)ξ「さあ、今日も探検に行くわよ!」

(;^ω^)(ツンはいつも朝から元気いっぱいだお…何でだお)
―――
ξ゚听)ξ「そういえば、最近道に不思議な機械が動いてるのをよく見かけるわね」

( ^ω^)「この機械はいろんな場所に配置されてるようだお。そこそこ大きな建物には自動で掃除を行うロボットもいるらしいお」

ξ゚听)ξ「へえ〜…」

( ^ω^)「おっ、あそこの公園に誰かいるお」

ξ゚听)ξ「え?」



(=゚ω゚)「あ、シャキンおじちゃん!」

(`・ω・´)「やあ、ぃょぅ君」

(*゚ω゚)「あれ、その風船…」

(`・ω・´)「キミが欲しそうに見てたのを見てね。はい、どうぞ。風船はしっかり持つんだよ」

ヾ(*゚ω゚)ノ「わーい、バンザーイ!」パッ

(`・ω・´)「あっ」

ξ゚听)ξ(しっかり持てって言われてたじゃないっ!)
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 08:52:43.80 ID:uWjGX1EF0
( ^ω^)「とうっ」シュッ

(*゚ω゚)「わあ!」

( ^ω^)「はい、風船だお。手はグーで持つといいお」

(*゚ω゚)「わーい、バン・・  …ありがとう、おにいちゃん!」

ξ--)ξ(今度は大丈夫だったわね…よかった)

―――――

#5 シャキン博士

―――――

(`・ω・´)「やあ、どうもありがとう。」

( ^ω^)「どういたしまして、だお」

*「ウイーン…」

ξ゚听)ξ「あら?あのロボットは何かしら…公園の石やゴミを除けてる」

(`・ω・´)「あれは、公園のお掃除ロボだね。広場に子供が居ないとき、ああやって危ないものを除けていくんだ」

( ^ω^)(小学生の頃あんなことをやらされた記憶があるお…複雑な気分になるお)
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:05:11.63 ID:uWjGX1EF0
ξ゚听)ξ「よくご存知ですね」

(`・ω・´)「仕事の都合上、ロボットと触れる機会が多くてね。
       そういえばまだ名乗っていないね、私はシャキンだ。よろしく」

( ^ω^)「ブーンだお。よろしくだお」

ξ゚听)ξ「ツンです。よろしくお願いします」

――――
ξ゚听)ξ「…そういえば、道にあるロボットは最近になって急に増えたわよね」

( ^ω^)「そうだおね」

(`・ω・´)「掃除とか、手間のかかることは多いからね。そういう事をロボットに任せる人が大分増えたのさ」

ξ゚听)ξ「へー…そのうちどこかのSFみたいに心を持つロボットが現れるのかしら」

(`-ω-´)「多分それはまだじゃないかな。それに、掃除ロボットとかに心を持たせるわけにもいかない」

( ^ω^)「…」

(`・ω・´)「人は前へ進める、という能力を持っている・・それは、きっと何よりも、どんなものよりも優れているよ。
       今の技術じゃ、そう簡単に物真似はできないみたいだ」
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:17:38.59 ID:uWjGX1EF0
―――ブーン家 その日の深夜
ξ゚听)ξ「シャキンさん、いい人だったわね」

( ^ω^)「だお」

ξ゚听)ξ「ロボットと触れる機会が多い・・か。
        どんな仕事なのかしら」

( ^ω^)「ああいう人が実はエラい人なのかもしれないお」

ξ゚听)ξ「そうね…」

――――次の日の昼
( ^ω^)「昨日の公園へ、またやってきたお。」

ξ゚听)ξ「今回はシャキンさん居ないみたいね…仕事かしら」

( ^ω^)「おや、昨日の子はここに居るみたいだお」


(*゚ω゚)「あ!きのうのおにいちゃんとおねえちゃん!」

( ^ω^)「こんにちはだお」

ξ゚听)ξ「こんにちは!」
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:25:48.54 ID:uWjGX1EF0
(=゚ω゚)「ねえねえ、これみてみて!」

( ^ω^)「おっ?」

ξ゚听)ξ「キレイな機械ね…」

(=゚ω゚)「これね、シャキンおじちゃんが作ってくれたんだよ!
       スイッチをおしたら、すっごくキレイにひかるんだ!」

( ^ω^)(子供時代って、こういうのを持ってると大体アイドルになれるんだおね…)

(=゚ω゚)「シャキンおじちゃんはすごいんだよ!おかあさんたちがいってたけど、
       ここにすんでるひとたち、みんなシャキンさんにおせわになってるんだって!」

ξ゚听)ξ「へえ…やっぱりシャキンさんはエラい人なのかしら」

(=゚ω゚)「ぼく、お父さんよりシャキンおじちゃんの方が好き!」

ξ゚-゚)ξ「」

( ^ω^)(子供は時として残酷だお・・)

ξ゚听)ξ(この子の後ろの方で頭を抱えているおじさんがいるけど…この子のお父さんなのかしら)
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:30:32.78 ID:uWjGX1EF0
―――――次の日の昼
( ^ω^)「またこの前の公園だお」

ξ゚听)ξ「ここに居ると落ち着くわね…」

( ^ω^)「おや、あっちの方で何かやってる人達がいるお」



(,,゚Д゚)「ここに、『機械に心を持たせるプログラム』というものがある。私が作ったものだ」

( ´_ゝ`)「へえ…」

(,,゚Д゚)「ここに丁度、掃除ロボットがいる。これにこのプログラムをつけるとどうなるのか…やってみようではないか」


ξ゚听)ξ「ねえちょっと、ブーン!シャキンさんは、『掃除ロボットとかに心を持たせるわけにもいかない』って言ってなかった!?」

( ^ω^)「言ってたお…だけど、今回は手遅れだお」

*「ギイィィ…」

(;゚Д゚)「うわ、何だ!この掃除ロボット、襲い掛かってきたぞ!」

(;´_ゝ`)「人が近くに居れば、動き出すことは無いはずなのに!」


ξ;゚听)ξ「ちょっと・・あれ、危ないんじゃないの!?」

( ^ω^)「…!」
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 09:55:06.46 ID:uWjGX1EF0
―――

ξ;゚听)ξ「ブーン、大丈夫!?」

(;^ω^)「…危ないから、掃除ロボットを壊してしまったけど・・罪悪感を感じるお」



(;゚Д゚)「な、何だよこのロボット…なんで心を取り付けた途端襲い掛かって来るんだよ」


(;`・ω・´)「キミたち、一体どうしたんだ!何があったんだ!?」

ξ;゚听)ξ「あ、シャキンさん!」
―――――
(;`・ω・´)「何て事を!そんなに簡単に心は作れるわけ無いし、
        このロボットに心を持たせようとはしてはいけにあんだ!」

(#゚Д゚)「…心を持たせたらこんな凶暴なロボットになるなんて。
      あなたの作ったロボットは信用できない!」

(;`・ω・´)「ちょっと!」

( ^ω^)「…行ってしまった」(というか『そんな簡単に心は作れるわけ無い』ってシャキンさんがいったのに…それは無視なのかお)

(`・ω・´)「…しかし、この事件が広まれば…
       皆ロボットに心を持たせようとはしなくなるだろう。それならそれでいいのかもしれない…」
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 10:09:06.71 ID:uWjGX1EF0
(`-ω-´)「そうだ…これでいいんだ、きっと」


(=゚ω゚)「…ねえ、ねえ!どうしたの、おじさん」

(`・ω・´)「…ぃょぅ君か。いや、何でもないよ。大丈夫だ」

ξ゚听)ξ「そういえば…さっきの人、『あなたの作ったロボット』っていってたわね」

(`・ω・´)「ああ…ここら辺にあるロボットは殆ど、私が考案したものだ。私自身が作ったのも沢山ある」

( ^ω^)「!」

ξ;゚听)ξ「そこまで凄い人だったなんて…」

(=゚ω゚)「そうだ、おにいちゃんたちもおじさんのおやしきへつれていってもらったら?
      すっごくおもしろいきかいが、たくさんあるんだよ!」

(`・ω・´)「ああ、キミたちは暴走した機械をちゃんと止めてくれたそうだね。
       その御礼も含めて、どうだろうか?」

ξ゚听)ξ「わあ…すごいチャンスよ、これ!」

( ^ω^)「是非とも、お願いしますお!」

――――シャキン宅へ
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:03:52.47 ID:uWjGX1EF0
―――――

#6 機械と心

―――――

ξ゚听)ξ「わあ…沢山機械があるわ」

( ^ω^)「見事な数だお…」

(`・ω・´)「どうもありがとう。機械のお礼といっては何だが…
       食べ物をいくらか作ってきた。良かったら食べて欲しい」

ξ゚听)ξ「わあ、すごいご馳走ね!」

(`・ω・´)「いや、ハハ…」

( ^ω^)「おっ…この写真に写ってるのは、シャキンさんかお?」

(`・ω・´)「ああ、それは私だね。」

( ^ω^)「一緒に写っている子は…?」

(`・ω・´)「昔近所に居た子さ。その子は私が機械を広めるきっかけとなった」

ξ゚听)ξ「へ〜…可愛らしい子ですね」

(`・ω・´)「ああ、そしていい子だった…。今は別の場所へ引っ越したそうだがね」

( ^ω^)「…」
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:30:19.81 ID:uWjGX1EF0
――――次の日の朝
ξ゚听)ξ「うーん、おはよ、ブーン・・」

( ・ω・)「…」


ξ;゚听)ξ「きゃっ!」

( ^ω^)「おっと…おはようだお、ツン」

ξ;゚听)ξ「…考え事してたの?」

( ^ω^)「昨日の事件と…シャキンさんの家をみて、少し考え込んじゃったお」

ξ゚听)ξ「…昨日の事件で、シャキンさんに何か問題が起こったりしないか、なんて?」

( ^ω^)「だお」

ξ゚听)ξ「…」

( -ω-)「…」

ξ゚听)ξ「何も問題が起こらなければいいわね。
       シャキンさんはいい人だから」

( ^ω^)「…だお!」
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/24(火) 11:59:04.43 ID:uWjGX1EF0
―――その日の昼

( ^ω^)「また、公園で何か人だかりができてるお」

ξ゚听)ξ「本当ね。今度はどうしたのかしら…」



(,,゚Д゚)「我々は―」

( ´_ゝ`)「シャキン氏が考案したロボットを駆逐する!!」



ξ;゚听)ξ「!!」

(;^ω^)「!!」
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
…キリがいいのか悪いのかよく分からない所ですが
大分眠たくなってきて目も赤くなってきたので本編はここで中止、もう暫くしたら寝ようと思います
結末は既に決めておりますので
明日の深夜〜早朝ごろにこのスレが残っていればこのスレで、
落ちていたら落ちていたらで残りの分を新しいスレにて書こうと思います

ねむたい ねむたい ブーンしょうせつ
ほとんどやったことないんで ざんね
ひどいのば   です

かゆ
うま