唯「にーいーと」
このスレは伸びる
sageてんのに伸びるのか
これは伸びる
伸びるわけないだろ
唯「というわけでニートになることにしました!」
和「ちょっと唯、あんた本当にニートになるつもりなの?」
唯「だって思いつかないんだもーん…」
唯「ところで和ちゃん、ニートってどういう意味?何する人?」
和「言葉の意味がわからないのにショック受けてたのね、あんたって子は…」
和「簡単に言うとね、学校に行ったり就職したりしない人のことよ。無職よ無職」
唯「へえー。それで、その人たちは普段何をしてるの?」
和「知らないわよそんな事。私には関わりない人種なんだから。それぐらい自分で考えなさい」
唯「じゃあ私が和ちゃんの人生で初ニートになれるんだねっ!」
和「誇らしげに言わないの」ポカッ
唯「あいたっ」
…
唯「うんまーい!憂のご飯はホントにおいしいねー。きっといいお嫁さんになれるよお」
憂「ありがとう、おかわりしたかったら言ってね?」
唯「うん!…ねえ憂ー、私の事、これからもずーっと養ってくれる?」
憂(まさかの私に永久就職宣言っ!?)
憂「嬉しい…じゃなくて、ダメだよお姉ちゃん。いつかは自分のことを全部できるようにならなくちゃ」
唯「そんなあ、憂が手伝ってくれないと私ニートになれない…」
憂「お姉ちゃんニートになっちゃうの!?」
唯「目指せ一人前のニートです!」フンス
な?伸びるだろ?
支援せざるをえない
唯「――それで、りっちゃん達とギロンした結果」
憂「一日ニート体験をすることになったんだね」
唯「そう、だから憂も手伝ってよ、私のニートライフ」
憂「うーん、ニートにはなってほしくないけど、一日だけなら…」
唯「ホント!?やったあ!憂大好きー!!」
憂「うふふ、ありがとう。それで、私は何をしたらいいの?お姉ちゃん」
唯「掃除したり、私にご飯を作ってくれたり、かなあ」
憂(それっていつもと変わらないんじゃ…)
唯「やるぞー、おーー!!」
唯「憂ー、お風呂も上がったし私もう寝るね」
憂「お姉ちゃんもう寝ちゃうの?まだ8時なのに」
唯「これもニートには必要なことなんだよっ」
憂「そっかあ。じゃあおやすみなさい、お姉ちゃん」
唯「うん、おやすみー」
唯「まずは昼夜逆転生活。今から寝たら夜中ずっと起きてられるよね?」
唯「夜中って何すればいいんだろ。テレビはやってるのかな」
唯「まあいいや、起きてから考えよっと。おやすみなさーい…ぐう」
1日で昼夜逆転させるとはやりおる
…
チュンチュン チュンチュン
唯「…………はっ!」
唯「今何時!?…6時だ。うう、寝坊しちゃったあ…」
唯「…起きよ」
憂「おはようお姉ちゃん。今日はお休みなのに早いんだね?」
唯「憂おはよー…。ホントは夜中に起きたかったのにー」
憂「そうなんだ。あ、今から朝ごはんの準備するから顔洗ってきなよ」
唯「はーい」
伸ばさないためにスピード上げる
唯「ごちそうさまでした!」
憂「はい、お粗末様。今日はお姉ちゃん一日ニートなんだよね。何するの?」
唯「ニートの人がしそうなことをみんなで考えて、紙に書いてあるんだあ。ほら」
憂「えっと…?」
・昼夜逆転生活
・引きこもり
・一日中遊んでいる
・ネットで買い物
・自宅警備員
・2ちゃんねるを見ている
・ちんちん シュッ!シュッ!シュッ!
憂(ニートというより…最後の何!?)
唯「だから今日は一日中遊ぶよ、憂もいっぱい遊ぼう!」
憂「そうだね、遊ぼっか。じゃあせっかく早起きしたんだし、お散歩しない?」
唯「おっ、いいねー!」
唯「うーん、朝の空気って気持ちいい!」
憂「だね。…お姉ちゃん、どこに行く?」
唯「適当でいいよー」
憂「そっか、うん、そうだね!」
とみ「あら。唯ちゃんに憂ちゃん、おはよう。今日は二人でお出かけ?」
憂「おはようございます。ちょっと近所をお散歩しようと思って」
唯「あ、おばあちゃん!私、今日はニートするんだあ!」
とみ「まあ!なんだかかっこいいわねえ。頑張ってね、唯ちゃん」
唯「頑張りますっ!」
憂「それじゃあいってきます」
とみ「はい、いってらっしゃい」
唯「…ねー聞いた?カッコイイだって、えへへ」
憂「あはは…あんまり格好よくはないけどね、ニートだし」
唯「それにしても、お店が全然開いてないね」
憂「まだ早いから。コンビニぐらいしか開いてないかも」
唯「お寝坊さんだねえ。だらしないよっ!」
憂「ふふ、今日はお姉ちゃん早起きだったもんね?」
唯「あっ公園!ここに寄ろうよ」
憂「うん!」
唯「ワンちゃんの散歩してる人がいっぱい!みんな毎日早起きなんだよね、大変だなあ」
憂「そうかもね。でも、その子のことが好きならお世話も辛くないよ、きっと」
唯「そうなのかな…?あっ!あの子フリスビーやってるー!」
憂「ダメだよお姉ちゃーん!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/15(日) 17:30:50.96 ID:t/vf1kme0
…
唯「ただいまー!はーっ、楽しかったあ!」
憂「いっぱい遊んだもんねー。いい飼い主さんで良かったね、お姉ちゃん?」
唯「うん。たまには朝の散歩もいいね!次は何しよっかなー…はっ!」
憂「どうしたのお姉ちゃん?」
唯「ダメだよ憂!私はニートなんだから外に出ちゃダメなのにっ!すっかり忘れてた…」
憂「ゴメンね、気づかなくて…」
唯「憂は悪くないよー。よし、次は家で遊ぼう!」
唯「憂ー!一緒にゲームしよ!」
憂「うん、いいよ!」
憂「やったあ♪」
唯「あーん、憂つーよーいー!もう一回、もう一回勝負!」
憂「ダーメ、お姉ちゃんやりすぎだもの。それに私お掃除とお洗濯しなくちゃ」
唯「ちぇー。じゃあギー太弾いてよっと」
唯「ふふふふーんふふふん♪」ジャジャジャン
唯「……」
唯「…ねえギー太、ニートって難しいねー。うまくできるかなあ?」
唯「ダイジョウブダヨ、ユイチャンナラデキルヨ!」
唯「そうかなー?」
唯「ソウダヨ、ダッテユイチャンダモン!」
唯「そうかそうか、嬉しいこと言ってくれるねえ。可愛いやつめ!」
唯「そんな可愛いギー太のために一曲弾いてあげよう!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/15(日) 17:41:11.18 ID:5xlTwP3qO
可愛い
唯「じゃあーーん、っと。上出来っ!」
唯「あ、ニートをテーマにした歌詞とかどうかな!今度澪ちゃんに言ってみよっと」
唯「サスガユイチャン!コンドノシンキョクハキマリダネ!」
唯「でへへー、褒めるでない褒めるでない」
憂(お昼の用意が出来たのにいくら呼んでも来ないから、見に来たけど…)
憂(自画自賛しちゃうお姉ちゃんも可愛い!)
唯「ごちそうさまー。うーん、お昼からは何しようかな」
憂「今日は朝早かったんだからお昼寝でもしたら?」
唯「やだよお、それはやることリストに書いてないからニートの仕事じゃないもん」
唯「だから憂ー、また一緒に何かしようよー」
憂「でも、私お買い物行かなくちゃいけないし…」
唯「そっかあ…あっ!買い物!憂、私がネットで買ってあげるよ!」
憂「気持ちは嬉しいけどお姉ちゃん…うち、パソコンないよ?」
唯「そうでしたっ!じゃあ、どうしたらいいんだろ…?」
うんうん
唯と憂だけでSS作ってれば質は自然と高くなるんだようんうん
ごめん
憂「…普通にお買い物、とか?」
唯「うーん、それじゃあ引きこもれないよ…」
憂「仕方ないよ。それに、私と一緒に行けばついでに遊べるからその分帳消しだよ?」
唯「なるほどっ、憂は頭いいねー。じゃあ一緒に買い物行こうよ!」
憂「うん!(お姉ちゃんとお買い物っ♪)」
唯「今日はちょっと暑いねー」
憂「うん、もうすぐ夏だもん。暑いよ」
唯「プール。プール行きたい。早く夏にならないかなあ…あ、でも暑いのはやだなあ」
憂「ふふ、そうだね」
唯「あっ、見て憂ー、揚げたい焼きだって!食べていこうよ!」
憂「お姉ちゃん、お昼ご飯食べたばっかりなのに…もう」
唯「水着売ってないね…」
憂「ちょっと早かったかもね。代わりに服見ていこう?」
唯「そだね。じゃあ服買おう服!ほら、このピンクのシャツなんかいいかも!」
唯「『やすうり』だって!灯台みたいなマークもついてて可愛いねー!」
憂「へー。見せて?……!!」
憂「ちょっと…これは、やめた方が…いい、かな…」
唯「可愛いけどなー。憂、なんで赤くなってるの?」
憂「晩御飯も買ったし、もう帰る?」
唯「うん。久しぶりに二人でお買い物だったけど、なんだか楽しかったね!」
憂「……うんっ!」
憂「…たまには、ニートなお姉ちゃんも悪くない、かな」
唯「憂、何か言った?」
憂「ううん、何も!お姉ちゃん…手、繋ご?」
唯「いいよ!……えへへー」
唯「さあ、気分を切り替えてニート頑張るよ!」フンス
唯「次はー…自宅警備、かな?」
唯「憂ー!私、家を警備するねーっ!」
憂「そうなんだ、頑張ってねお姉ちゃん!」
唯「では早速、泥棒が入ってこないように入り口を見張ろう!」
唯「…」
唯「……ふわーぁ…む」
唯「暇だなあ。自宅警備員も根気の要る仕事なんだねえ」
憂「お姉ちゃーん、お仕事頑張ってるー?」
唯「暇だよ憂ー。…うちに泥棒入ってこないかなあ?」
憂「あはは、入ってきたら警備してる場合じゃなくなっちゃうよ?」
唯「そっか。じゃあ、何をしたらいいんだろう?」
憂「うーん、それじゃあお姉ちゃんにはお鍋を見てもらおうかな。ちょっと別のことをしたいから」
唯「オッケーだよ憂!しっかりお姉ちゃんが見張っててあげるからね!」
唯「…あ、でも自宅警備ができないよ…」
憂「お鍋が吹きこぼれたら危ないから、それを防ぐのも立派な警備だよ。それに…」
憂「…ほら、鍵を閉めたら誰も入ってこないよ?お姉ちゃん」
唯「おおー。これで心置きなくお鍋を警備できる!さすがであります憂隊員!」
憂「いえいえ。ふふっ」
唯「にっえたっかどっうだっかたっべてっみよー♪」
憂「お姉ちゃーん、お肉柔らかくしてるだけだから、食べたっておいしくないよー?」
唯「わかってるってばー。…お肉お肉のジ・カ・ン♪お野菜はも少しまっててねー♪」
唯「あっ、ピンがあがった!憂ー!!」
憂「はーい。ちょっとごめんね…弱めて、タイマーっと」
憂「後は私がやっておくからゆっくりしててね。お姉ちゃん、警備ご苦労様でした!」
唯「お疲れ様ですっ!びしっ!」
唯「うんうん、自宅警備員も完璧じゃないかな。順調順調!」
唯「あとは『2ちゃんねるを見ている』と『ちんちん シュッ!シュッ!シュッ!』かあ」
唯「2チャンネルはわかるけど、もう一つ…って、やっぱり…、だよね」
唯「でも私にも憂にもついてないし…」
憂「ふんふんふふん♪」
唯「ういーー!!ちんちんしゅっしゅしたーい!」
ガシャーン
唯「憂大丈夫ー!?」
唯「憂がお皿割るなんて珍しいねー?」
憂「ごめんね、お姉ちゃん…でもさすがにちょっとさっきのはビックリするよ」
唯「さっきの?あ、ちんちんシュッシュのことか、略してチンシュ!!」
憂「お姉ちゃんっ!その、あんまり連呼しないで、恥ずかしい…」
唯「んー、わかった!それでさ、憂。シュッシュするものがないから困っているのです!」
憂「できればあってもしてほしくないんだけど…代わりのものを使うとかはどうかな?」
唯「代わり、かあ…何かないかなあ?うーん………あっ!」
憂「どうしたの、お姉ちゃん?」
唯「ニンジン!!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/15(日) 18:26:56.80 ID:gcH2xV95O
しえ
唯「にんじんにんじんしゅっしゅっしゅー♪剥いても剥いても赤いよにんじん♪」
憂「手を切らないように気をつけてね、お姉ちゃん」
唯「大丈ブイっ!はいっ、出来たよ憂ー!」
憂「ありがとうお姉ちゃん」
唯「…ねえ憂」
憂「何?お姉ちゃん」
唯「ホントだったら、ニートの人は、ニンジンじゃなくて…」
唯「…おちんちんの皮を剥いていたのかな」
ガシャーン
憂「はいっ、あとは待つだけ!お姉ちゃん、手伝ってくれてありがとう♪」
唯「いえいえ、仕事ですからっ!」
憂「偉い偉い。じゃあテレビでも見て待ってようよ」
唯「あ、私2チャンネル見たい!」
憂「あれ、いつものクイズ番組じゃなくていいの?」
唯「うん。ニートは2チャンネルを見るんだってさ」
憂「そうなんだ…結構真面目なんだねー。じゃあNHKにするね?」
唯「あ、恐竜!って、いきなり滅んじゃった!?」
憂「えーっと、テレビ欄によると、恐竜が滅んだ後の地球についてらしいよ?」
唯「へー。あんなに大きくて強そうな恐竜は、みんなもういないんだよね。古今東西だねえ」
憂「…栄枯盛衰?」
唯「面白かったー!2チャンネルってニュースとお相撲しかやってないと思ってたよお」
憂「でも勉強になるよね。…そろそろ出来たかな?ちょっと見てくるね」
唯「あーい」
唯「…うん、今日の私は完璧なニートだった!」
ピンポーン
唯「あれ?誰だろう」
憂「お姉ちゃん出てー!」
唯「はいはーい。どちらさまですかー」
律「おばんどすー!」
唯「りっちゃん!」
律「唯ー、ちゃんとニート出来てるか見に来てやったぞー」
唯「ふっふっふ、嘗めてもらっちゃ困りますなあ?今日の私はこれ以上ないほどニートだったよ!」
律「おっ、自信満々だなー?」
憂「律さんこんばんは!良かったら晩御飯食べていきませんか?」
律「えっ、いいの?いやー実は今日家に誰もいないし冷蔵庫空っぽだしで困ってたんだよね!」
憂(うちに食べに来たんだ…)
唯「よかったね、りっちゃん!」
唯「これが、ニートですっ!」フンスッ
律「…カレーじゃん」
支援sage
唯「そうじゃなくて、これは私の一日ニート活動によって生まれたカレーなの!」
憂「お姉ちゃん頑張ったもんね?」
律「へー。んで、唯は何やったわけ?…うまいなコレ」
唯「昼夜逆転…はちょっと寝坊しちゃったけど、憂と散歩行って、ゲームして、ギー太も弾いたよ!」
律「ふんふん」
唯「それから憂とスーパーでお買い物したでしょ、あとお鍋を警備して、にんじんシュッシュッてした!」
唯「あ、さっきまで2チャンネルも見てたよ!」
律「ほーそりゃ立派なニートですなーって、ただの仲良し姉妹の一日じゃんっ!」
唯「ニートだってば、りっちゃん」
唯「うん、大変だったけど楽しかったなー。本当にニートになろうかなあ」
律「おいおい唯ー、そりゃ働かずに一日遊んでるのは楽しいかも知れないけどさ…」
唯「それに、憂とずっと一緒にいられるもんね!」
憂「お姉ちゃん…」
律「あーはいはい、ご馳走様ご馳走様」
唯「あっ、美味しかったでしょ?カレー!」
律「カレーはおかわり!」
唯「ごちそうさまって言ったじゃん!変なりっちゃーん」
…
和「それで、様子見てきたんでしょ。どうだったの?」
律「憂ちゃんと二人でカレー作ってた。それでニートになるんだーって」
和「何よそれ。憂も何やってるんだか…」
律「本人がよければいーんじゃねーのー?」
和「もう…ところで唯は?」
律「ラスボスと戦闘中でーす」
…
唯「私、大学とか就職とか全然考えたことなくて、ずっと先のことだって思ってた」
唯「でも昨日一日過ごしてみて、ある思いが生まれてきたのですっ」
唯「私は、ニートになるために生まれてきたんだって」
唯「憂のお疲れ様って言葉を聞いて、確信しました!」
唯「そういうわけでニートって書きました!どうですかさわちゃん!?」
さわ子「却下」
唯「しょ、しょんな…」
END
よし落ちろ
落とす前に一言
見てたぞ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/15(日) 19:51:14.10 ID:JLYKVCteO
唯のニート適性は憂に育てられた物なんだな
一乙
このままこんなひっそりと
落ちてもいいのかよ
いちおつ!いい出来だぞ!
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/15(日) 20:37:01.69 ID:8VRz5CoeO
おつ
50以下で落とすのが夢だったのにお前らは
おもしろかった