澪「最近、私の存在感が薄い気がする」

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
代理
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:24:10.17 ID:SpAIaMMuO
唯「それでね、憂は私がそーめんを食べるときは必ず麺つゆを温めてくれるんだよ」

律「本当に憂ちゃんは気がきくな。ていうかそんな知識があるっていうのがすごいよな」

梓「唯先輩も少しは見習ったほうがいいですよ」

紬「ところで私、そーめんっていうものを食べたことがないから、そーめんがなにがなんだかわからないのだけど」

律「……さすがだな、ムギ」

梓「そーめんっていうのは……」

キャッキャッアハハ

澪「…………」ズズズ

澪(……あれ?私なんか忘れられてないか?)
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:27:07.88 ID:WIuZm76C0
どっかの下ネタ会長のマネでもしてみればいいよ
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:28:18.61 ID:SpAIaMMuO
律「クーラーつけっぱなしにして出かけたら聡に怒られてさあ」

梓「ああ、ありますよね。ついついクーラーを消し忘れてしまうの。唯先輩はしませんか?」

唯「ほら、私の場合クーラー苦手だから。あんまり関係ないんだよね」

紬「そういえば憂ちゃんはこんなに暑いのにクーラー無くて平気なの?」

唯「よくわかんないけど、憂はクーラーのことで文句言ったことないよ」

律「姉思いな妹だよな」

紬「憂ちゃんは本当に優しいわね」

唯「いやあ、えへへ」

梓「……なんで唯先輩が照れるてんですか」

キャッキャッアハハ

澪「…………」モグモグ

澪(……あれ?私には誰も話題をふらないのか?)
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:28:40.17 ID:4Luk4+gf0
               __
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        l::::::::::|::::| |/     | ヾ::N:::::|:::::|        설렘 니다
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        |:::|::::|〈{.んハ      代ハ }〉::l:::l::|          중요한 당신에게 가무사하무니다
        |:::|::ハ  Vソ       Vソ´リノ:::|::l
        |:(lヾヘ ,,,,   '   ,,,, ム:イ:::!       고츄쟌 에 김치 찌개
        |::::|::::ハ    、_ _,.    ノ::::::|:::|
    | ̄ ̄ ― --  .、   ,. -- ―    ̄ ̄ 7   윳케비빈바탓코무탄
.    V           `|´               l
     l                           l    당신을 위해서 가무사하무니다
                  |               /
     V           |              ,     나의 하트도 가무사하무니다
      r―   ―  .、 | __   .  ----  /
    /ハ          |          /ハ     아주 조금 눌어붙어도
.   /   ハ __                 __ /  .l
  |   /  ヽ       |      / \  !    당신의 불기운으로 가루비촌마루마싯타!
  |  〈 ー―¬.j _     |     _,r'―‐‐ .〉 |
  |/ (   ――x.!    ̄ |  ̄  ├―‐  ) 、|
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6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:32:04.37 ID:SpAIaMMuO
梓「私、お父さんが運転する車に乗るのはあまり好きじゃないんですよね」

唯「私もお父さんの運転が苦手でね。やたら揺れて酔うから好きじゃないんだあ」

律「そういや、ムギはさわちゃんの車乗ったけど、どうだった?」

紬「実は私、初めて先生の車に乗ってすごく興奮してたからよく覚えてないの」

唯「さわちゃんは案外、安全運転だったよ!」

梓「てっきり一般道路で八十キロとか出す人かと思ってました」

律「いやいや。さわちゃんも仮にも先生だからな」

キャッキャッアハハ

澪「…………」カチカチ

澪(……そういえば私って部室に来てから一度でもしゃべったか?)
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:32:48.20 ID:WEX2pfo30
顔さえよければぼっちでも異常な存在感放てるだろ
甘えんな

実際イケメン/美女ぼっちの存在感は異常
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:36:14.11 ID:SpAIaMMuO
澪(というか本当に本気で私の存在忘れてるんじゃないのか?)

澪(あはは……まさかな)

紬「私、今まで一度も映画館で映画を見たことがないから一度行ってみたいの」

律「それまたすごいな。でも、映画館って結構マナーの悪い客のせいで映画に集中できないこととかもあったりするんだぜ」

紬「そうなの?」

梓「そうですね。最近は赤ん坊を連れて映画館に来る親が増えてきてますからね」

律「あれやめてほしいよな。綾波を返せってシーンで赤ちゃんに泣かれたときはホントにその親にカチーンときたよ」

キャッキャッアハハ

澪「…………」ポリポリ

澪(あ、唯も今の会話には入ってないぞ♪)

梓「唯先輩も映画館でそういう不満を感じたことないですか?」

唯「私、あんまり気にしないんだよね。映画も雰囲気で見るから頭に入らないし」

律「唯らしいな」

紬「ふふふ」

澪(なんで唯にはきっちり話題ふってるんだよ!!)
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:37:05.36 ID:rhqp3TM0P
存在より髪の薄さをだな
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:41:35.69 ID:SpAIaMMuO
唯「夏と言えばやっぱり怪談に限るよね!」

澪(これだあ!これなら怖がればみんなが私に注目してくれる!)ピコーン!

梓「夏っていうかもうほとんど秋ですけどね」

律「ほほう、唯くん。なにか怖い話でもあるのかね?」

唯「ふっふっふ。あるんですぜりっちゃん隊員。とっておきのが」

紬「唯ちゃんの怖い話楽しみね。どんな話なのかしら?」ワクワク

梓「けど、唯先輩が怖い話をしても怖くならないんじゃ……」

唯「あずにゃん、ナメてもらっちゃ困るよ!私は怖い話はすごく得意なんだよ!」

澪(そ、そんなに怖いのか……?)

唯「それじゃあ話すよっ。あるところにシュウマイが大好きなおじいさんがいました。
おじいさんは毎日シュウマイを食べ続けました。しかし、ある日おじさんは亡くなってしまいました……」

澪「」パクパク

紬「それでそれで?」

唯「それでね……」
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:43:46.44 ID:j/v1vYS+0
.  |___
. /    (^p^ )  朝だよご飯できたよ髪の毛寝癖ってるよどうしてかな可愛くてほっとけない
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   //   //
   (Ξ´  ‘ミ)


.   |^ω^ )ういーアイs・・・・・・
.   と ノ
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. /    (^  )彡  すっきすっきだいすk・・・・・・!?
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     / |    , / ))
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     ̄(⌒__/
       ̄

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.  |彡サッ
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 /  (    )  おっ姉っちゃんだっいっすっきwwwwwwwwww
/    γ⌒\
7``)  / /  \
.`ヽヽ / X  ミ ヽ
  ヽ___ノミ\   \  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:44:28.40 ID:D6MsIOQ10
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   i::::::!::::|:::::ムイ| l:::!l::::`..トi::::::l::::::::!::::::|
   l:::::|:::::|::,′!_;! !  ヽ!ヽr_、!_ヽ_:|:::::::|::::::|
    |:::::!:::::|::i‐r=ミ、     ,ィ==rァ}:::::::}、:::!
   lハf、:::::!::!弋zぅ}    cヒz.ぅ' /:::, イ !::::| Ленин!Сталин!Ура!
      l:::`丶! ////  .    ////ィ::::::|ノ:::::l     Ураааааааа!
     |i:::::::ハ     __      !:::::::|::::::::l
      ハ:::::::::丶    i/´ ヽ    /l::::::::l、:::::l
    i, ヘ::_:::__l` 、 ` ー '  ,/ / _:::::!:.丶 l
  ,.イ:.:.// )_):.| i. ー--‐ ブ  i久 ヽ!:.:.:.:.:丶、
   !:.:!:.〈 ′/ ,ノY! 丶  /  (^ヽ  〉:.:.:.:/:.:i
  l:.:ヽ:.ヽ   ′{:l.  ×   ( `   /:.:., ':.:.:.:.:.|

      秋山澪(мио・Акиямов)さん(17)
人気アニメ「けいおん!!」の登場人物。在日ロシア人3世。
作中バンド、『放課後ティータイム』のベース担当。
砲兵運用の点で同じバンドのドラム担当・律とよく喧嘩になる。
ヲッカが足りなくなると暴力をふるうこともしばしば。

在日ロシア人という設定は当初から明らかにされていたものではなかったが、
美しく白い肌、日本人女性としては高めの身長、この作品の登場人物としては珍しい
労働に対する勤勉な姿勢、そして極めて赤軍的な気質から、
ロシアのファンからも「同志ではないか」という声が挙がっていた。

――「本当の意味での日露交流が未だなされていないと感じていた」

原作者のかきふらい(本名・飯島茂)氏は学生時代にマルクスの「資本論」を研究。
”音楽に階級はない”という言葉に魅せられ、作品の題材にバンドを選んだという。
若者の右傾化が世界規模で起こっている中、若者文化からこうした作品が出てくるのは大変興味深いところ。
この春、アニメ「けいおん!!」に注目だ。
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:44:48.86 ID:SpAIaMMuO
唯「……開いた棺桶のフタのほうにおじさんが張り付いていたんだよ」

梓「……終わりですか?」

唯「うん、終わりだよ。どうどう?怖かった?」

律「びみょー。ていうかその話どっかで聞いたことあるしな」

梓「ていうか全然怖くないです」

唯「えー、けっこうお気に入りの話なのに」

紬「すごく面白かった唯ちゃん!もっと聞かせて!」

唯「やっぱりー!だよねっ。りっちゃんやあずにゃんと違ってムギちゃんはよくわかってるね」

律「ほほー、なら今度は私がとっておきの怖い話を披露するぜ」

キャッキャッアハハ

澪「…………っは!」

澪(怖がるどころか気絶して、あげく誰にも気づかれなかっただと……!)
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:45:32.43 ID:D6MsIOQ10
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        |:::|::::lレ'≦、     ,,≧、|::::l:::|::!
        |:::|::::|〈{.んハ      代ハ }〉::l:::l::|          大切なあなたに オブイェクト
        |:::|::ハ  Vソ       Vソ´リノ:::|::l
        |:(lヾヘ ,,,,   '   ,,,, ム:イ:::!       IS-2に KV-1
        |::::|::::ハ    、_ _,.    ノ::::::|:::|
    | ̄ ̄ ― --  .、   ,. -- ―    ̄ ̄ 7   T-34 IS-3 BT-7
.    V           `|´               l
     l                           l   あなたのために オブイェクト
                  |               /
     V           |              ,    私のハートも オブイェクト
      r―   ―  .、 | __   .  ----  /
    /ハ          |          /ハ    ちょっぴり焦げついちゃっても
.   /   ハ __                 __ /  .l
  |   /  ヽ       |      / \  !    あなたの 火加減で SU-76 SU-122 SU-152!
  |  〈 ー―¬.j _     |     _,r'―‐‐ .〉 |
  |/ (   ――x.!    ̄ |  ̄  ├―‐  ) 、|
  /  |   ――}     |     ├―   .|  |

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:46:32.26 ID:D6MsIOQ10
               __
            ,....:::::::::::::::::::::::::....、
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        /:::::::::::::;イ::.:;' ハ:::::::ハ::ヽ:::::::ヽ
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        l::::::::::|::::| |/     | ヾ::N:::::|:::::|       учащённо биться Ура!
        |:::|::::lレ'≦、     ,,≧、|::::l:::|::!
        |:::|::::|〈{.んハ      代ハ }〉::l:::l::|         Значительные Вы Объект
        |:::|::ハ  Vソ       Vソ´リノ:::|::l
        |:(lヾヘ ,,,,   '   ,,,, ム:イ:::!       ИС-2и КВ-1
        |::::|::::ハ    、_ _,.    ノ::::::|:::|
    | ̄ ̄ ― --  .、   ,. -- ―    ̄ ̄ 7   ИС-34 ИС-3 БТ-7
.    V           `|´               l
     l                           l   для вас Объект
                  |               /
     V           |              ,    Мой разум тоже Объект
      r―   ―  .、 | __   .  ----  /
    /ハ          |          /ハ    пустъ маленький сожжен
.   /   ハ __                 __ /  .l
  |   /  ヽ       |      / \  !    с Ваш сила СУ-76 СУ-122 СУ-152!
  |  〈 ー―¬.j _     |     _,r'―‐‐ .〉 |
  |/ (   ――x.!    ̄ |  ̄  ├―‐  ) 、|
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16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:47:39.26 ID:+SO610JKP
死んでるに100ペソ
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:48:17.10 ID:6c/fDqOT0
>>9か・・・いまいちだな
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:48:23.47 ID:SpAIaMMuO
律「ところでずっと気になってたんだけどさ。ほら、お茶漬けなんだけどさ」

澪「…………」

澪(こうなったら、律がどこかでかますであろうボケに全力でツッコミを入れるしかないっ!)

梓「お茶漬けがどうかしたんですか?」

唯「私はお茶漬け大好きだよ」

律「みんなはお茶漬けにかけるお茶はなんにしてるのかなあって思ったんだよ」

唯「うーん、なんだろ?緑茶なのかな?」

梓「先輩、夏に緑茶飲むんですか?」

唯「飲むよ。憂が緑茶好きなんだ」

律「ぶっちゃけると私は湯をかける派なんだけどね」

キャッキャッアハハ
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:51:24.05 ID:SpAIaMMuO
澪「……!」ピコーン!

澪(こ、これはツッコミどころじゃないか?ボケとしては大したことはないが、やるなら今だ!)

澪(よしっ!思いっきりツッコムぞ!)

澪「すーはー」

澪(拳を握って準備万端!くらえっ!澪パーン……)


梓「……じゃあなんで聞いたんですか?」

澪「……!?」

澪(梓!?……ツッコミというよりも律に質問をして私の出番をつぶしただと!?)

律「いやー、ずっと気になってたから」

唯「それって湯漬けじゃん」

律「まさか唯にツッコミをくらうとは。成長したな」

キャッキャッアハハ

澪「…………」パキッ

澪(チクショー!!)
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:55:17.31 ID:SpAIaMMuO
澪(いや、待てよ。この話題に関してはムギも一切触れていないし、触れられてもいない)

澪(そうか、ムギの家ははお金持ちだからお茶漬けなんて食べないもんな)

澪(わかる。わかるよムギ。本当は会話に入りたいけど入れない……)

澪(悲しいよな。なあムギ……)

唯「ムギちゃんはお茶漬けにはなに茶かけるの?」

澪(なに!?ムギにお茶漬けについて質問しただと!?)

紬「麦茶かな?」

唯「ムギちゃんなだけに?」

澪(しかもダジャレかよ!)

律「唯くん、座布団二枚追加だ」

唯「はいよー」

梓「なんの寸劇ですかそれ」

キャッキャッアハハ

澪「…………」

澪(私の足、透けたりしてないよな?)
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 22:59:44.08 ID:SpAIaMMuO
澪「…………」ズズ……ズ……

澪(あ、紅茶全部飲んじゃった)

澪(やることがないから、ずっと紅茶ちびちび飲んでたら……)

澪(いや、これはチャンスだ)

澪(ムギにおかわりを頼めば、自然に会話に入ることが可能のはずだ)

澪(よーし!)

唯「あ、ムギちゃん、紅茶のおかわりー」

梓「私もお願いします」

律「私もたのむー」

紬「ちょうどタイミングがいいからみんなの分いれちゃうわね」

澪(なっ……よりによってムギと席が近いせいで、私がなにか言う前にムギが紅茶をいれてしまった!)

キャッキャッアハハ

澪「…………」ズズズ

澪(……沈黙ティータイム……ふふ)
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:01:36.99 ID:mHCP8yzP0
沈黙ティータイムwww
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:02:45.18 ID:u0DmiIoe0
澪ちゃんかわいいなあ
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:03:51.96 ID:mHCP8yzP0
TTT

沈黙ティータイム
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:05:55.29 ID:SpAIaMMuO
唯「気づいたらもう一時間くらい経ってるね」

紬「おしゃべりしていると時間を忘れちゃうわよね」

律「はは、ついついな」

澪「…………!」ピコーン!

澪(こ、これだ!これこそが私の出番じゃないか!)

澪(練習しなきゃダメだろって言えば……)

澪(律がもうちょっとあとにしようとか言ってごねるはず)

澪(そして私が必殺のグーでツッコミを決めれば……ふふふ、完璧!)

澪(これなら私の存在を存分にアピールできるぞ!)

澪(よし、今度こそ……)


梓「最近ミーティングばかりで練習していないからそろそろしっかり練習しましょう!」


澪(なかのおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっあずさああああああああああああああああっっっっ!!!!)
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:06:45.96 ID:tUTuz7IL0
髪も薄くなってきてるぞ
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:09:34.94 ID:SpAIaMMuO
澪(いや、まだだ!まだ終わっていない!)

澪(ここで、そうだなと私が梓に同調すればいいんだ!)

澪(よし、やってやる!やってやるんだ!あきやまああああ!)

澪「す〜は〜」

唯「あずにゃん〜もう少し、もう少し、お待ちくだせえ〜」

梓「ゆ、唯先輩抱き着かないでください!暑いです!」

澪(……って、またかよおおおおお!)

唯「またまた照れちゃって〜あずにゃんの照れ屋さん〜」

梓「て、照れてません!」

紬「ふふふ、本当に二人は仲いいわね」

律「なんかこのやりとりもお約束だよなー」

キャッキャッアハハ

澪「…………」ポリポリ

澪(なんでそのお約束に私のセリフがないんだ?誰か理由を教えて……)
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:11:03.91 ID:m6SZRXQuO
ストレスがたまっちゃうよ
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:13:44.11 ID:SpAIaMMuO
紬「練習の前に少し確認しときたいことがあるの」

唯「なになに?なにかあった?」

紬「ううん、大したことじゃないの。ただ、この歌詞のところなんだけどね」

澪「…………!」ピコーン!

澪(ふ、これだ。歌詞の話題になれば必然的に私の話題になるじゃないか!)

澪(よし。今のうちに心の準備をしておこう)

律「U&Iだな。唯のこの歌詞は本当にいいよな」

澪(そんな曲もあったなあ……じゃなくて!違うぞ!違うぞ律!)

梓「はい、私もそう思います」

唯「もうやめてよー、二人とも。えへへへ」

キャッキャッアハハ

澪「…………」うるうる

澪(……私をさらってマンドリル……私の彼はマンドリル似……マンドリルダリルハンナ……)

澪(そういえばダリル・ハンナってマンドリルに似てるかも……ふふふ)
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:18:10.93 ID:SpAIaMMuO
律「よっしゃあ!そんじゃ今度こそ練習するぞ!パーティーの準備はいいかー!?」

唯「あいあいまむ!」

紬「どんと来いですっ」

梓「やってやるです!」

澪「…………」

澪「…………!」ピコーン!

澪(これだあ!今度こそこれだ!)

澪(私がここで完璧に演奏すれば、私の存在感をアピールできる上に、真面目に練習していることまでアピールできるぞっ!)

澪(よし、集中だ!集中するぞ!)

澪「す〜は〜」

律「よし、やるぞ!」

律「ワン、ツー、スリー!」


るーるーるーるるーるるーるる〜るるるる〜♪
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:21:33.04 ID:yzgUOQNg0
ゴキのせいでマジで役割減ったよな
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:23:01.97 ID:SpAIaMMuO
るーるーるーるるーるるーるる〜るるるる〜♪

ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!ズド〜ン〜♪

澪(今の演奏は我ながら完璧だ!よしよし、どうだ!どうだ!?)

唯「今のけっこうよかったんじゃんないかな?」

律「おう!なかなかイイ演奏ができたな!」

紬「うん。息も合ってたしね」

梓「うーん、でも律先輩は先走るクセがまた出てますし、唯先輩もソロはよかったんですけどリズムキープがちょっと……」

律「相変わらず梓は厳しいな」

梓「すみません。でも律先輩ならもっとよくなるはずですよ」

紬「私もそう思う。りっちゃん、一緒にガンバリましょ」

唯「よーし!私もガンバルよ!」

梓「まああとは全然問題ないですし、もう一回やりましょう」

澪「…………」ブンブン、ブン、ブン

澪(……ふふ、完璧に演奏できたらツッコミどころがなくて完璧にスルーされちゃった……)
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:27:54.29 ID:UnrM3tHq0
薄いのは存在じゃなくて髪だろ
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:28:04.31 ID:SpAIaMMuO
梓「部活終了時刻になりましたね」

唯「今日はいっぱい練習できたね!」

律「おうよ!……おかげですごいしんどいけど」

紬「りっちゃん大丈夫?」

キャッキャッアハハ

澪「…………」

澪(結局私、一言もしゃべらなかったな……)

キャッキャッアハハ

律「よし、お腹も減ったし帰るぞー」

唯「お腹が鳴ったらか〜えろ〜」

梓「それを言うならカラスです、先輩」

紬「私はお腹もなかなか素敵だと思うわ」

澪「…………」

澪(このまま帰っていいかな?ていうか還りたい)
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:31:59.45 ID:SpAIaMMuO
澪(このままでは私の存在は消えてしまうんじゃないか?)

澪(いや、たとえそうじゃなくてもこのままではモブ扱い)

澪(いやいや、もしかしたら背景かもしれない)

澪(いやいやいや、もう弁当に入っているバランみたいなものかもしれない)

澪(ベースとバランって扱い的には似てるかも……ふふ、似てないか)

澪(私、今までエンディング歌ってから目立たなくなったと思ってた)

澪(でもこれは逆なのかもしれない)

澪(出番が無いから、存在感が希薄だから、エンディングだけでも歌わせてもらってるのかも)

澪(……いや、私はなにをエンディングとか意味不明なことを言ってるんだ)

澪(アニメじゃあるまいし)

澪(現実逃避……あはは……モグラになれたら穴に入りたい……コウノトリさん私を連れてって……)

律「電気消したし、戸締まりオッケー。さあ帰るぞー」

澪(……逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!)

澪(なにか言わなきゃ!自分を、存在を主張しなきゃ!このままじゃダメだ!)

澪「す〜は〜」
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:33:49.72 ID:SpAIaMMuO
澪「み、みんな!」

















唯律紬梓「え?」
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:34:45.64 ID:rhqp3TM0P
え?
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:37:15.26 ID:SpAIaMMuO
澪「わ、私、その……」

律「……………………………どうしたんだよ澪?なにかあったか?」

唯「澪ちゃん、顔赤いよ?」

澪「違う、そうじゃなくて……」

紬「澪ちゃんもしかして体調悪いの?大丈夫?」

澪「い、いや、えーと……」

梓「りんご病みたいに顔がなってますよ?」

澪「あ、あの……」

律「もしかして本当に体調が悪いのか!?」

澪「り、律……」

澪(みんな、私のことこんなにも心配してくれて……てっきりみんな私のことなんて忘れているのかと思ってた……)

唯「澪ちゃん泣いてるの?」

紬「どうしたの澪ちゃん?」

梓「保険の先生呼んできたほうがいいですか?」

澪「ううん、なんでもない……なんでもないんだ」
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:41:04.51 ID:SpAIaMMuO
澪(こんなに優しいみんなに囲まれておいて、私ったら馬鹿だなあ……)

澪「……ごめん、ちょっと五月病が遅れてやってきただけなんだ」

律「遅れて来すぎだろ」

澪「ふふふ、そうだな」

紬「よかった、澪ちゃんに笑顔が戻って」

澪「私……」

梓「?」

澪「私、ここにいてもいいのかな?」

唯「当たり前だよ。澪ちゃんは私たち軽音部のメンバーだよ」

梓「そうですよ。澪先輩は私たちの演奏をしっかり支えてくれる縁の下の力持ちなんですから」

紬「私の曲に歌詞を初めてつけてくれたのは澪ちゃんなのよ」

律「だいたい澪がいなかったら誰が私にツッコミを入れるんだよ?」

澪「ありがとう……ありがとうみんな!」
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:44:42.45 ID:SpAIaMMuO
紬「澪ちゃん、なにか吹っ切れたみたいね」

澪「うん。もう大丈夫」

律「澪、おめでとう」

唯「おめでとう」

紬「おめでとう」

梓「おめでとうございます」

澪「ありがとうみんな!」

澪(おめでとう!私!)
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:48:28.04 ID:SpAIaMMuO
澪「ウミガメの目に浮かぶ涙!」

澪「次の曲のタイトルはこれにするよ」

律「そ、そうか……楽しみにしてるよ、ハハハハ」

唯「楽しみにしてるよ澪ちゃん!」

紬「私もまた新しい曲作ってくるわね」

梓「明日からまた練習ガンバリしましょうね!」


唯律紬梓「おー!!!!」

澪「おー!」
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:53:09.68 ID:SpAIaMMuO
次の日

唯「やっぱりプリクラ取るときは美白だよね?」

梓「私は目パッチリにしますけど」

律「それよりみんなこれを見るんだ、みんな!」

紬「わあ!すごーい、女の人の黄色い水着の中にりっちゃんが入っちゃってる!」

唯「ほほー、これはなかなか」

梓「隣は弟さんですか?」

律「うん、前に聡と一緒にとったんだよ」

紬「二人とも仲がいいのね」

キャッキャッアハハ

澪「…………」ズズズ
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:57:52.93 ID:SpAIaMMuO
澪(ふふ、みんな楽しそうだな。楽しそうなみんなを見てると私まで楽しいなあ)

澪(…………楽しいなあ)

澪(みんなは私にここに居ていいって言ってくれた)

澪(ここに居ていい、か。よく考えたら、私空気だから居ても居なくても……いやいや、なにを考えてるんだか)

澪(ふふふふ、みんな楽しそうだなあ…………)

キャッキャッアハハ フフフフ

キャッキャッアハハ フフフ

キャッキャッアハハ フフフ
キャッキャッアハハ フフ

キャッキャッアハハ フ

キャッキャッアハハ ……

キャッキャッアハハ …

キャッキャッアハハ



44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:59:16.28 ID:7AYi6N5O0
俺がいるよ澪
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/04(水) 23:59:40.17 ID:UoW3Jara0
すべてのチルドレンオチかと思った
乙w
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/05(木) 00:07:43.78 ID:rhqp3TM0P
実は気を失ったままで目が覚めたらだれもいない落ちかと思ったら違ったでござる
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/05(木) 00:07:54.01 ID:OB+zGJihO
おわりだ
見てくれた人ありがと
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/05(木) 00:08:33.75 ID:BroSJSgnP
乙です!
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/05(木) 00:11:53.79 ID:2goC3+Ys0
そういや梓と聡ってほとんど接点ないんだな
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/05(木) 01:11:19.62 ID:8TkgmyJWI

まるで俺のような澪だった
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/05(木) 01:18:13.65 ID:G/JznIj0P
陰口オチということもなく普通に空気として終わるのが恐ろしい
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
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