唯「金太負けるな♪」

唯「金太まけ〜るな〜♪」

憂「お姉ちゃん、もうやめてよ……下品だよ」

唯「下品じゃないよ、金太を応援してるんだよ！」

唯「悪人は金太におそいかかる〜♪」

憂「おねがいだからさ」

唯「♪」

憂「……もう」

翌日
唯「金太負けが多い 金太負けが多い♪」

律「もういいだろ、唯」

唯「金太負けが多い〜♪」

唯「いい曲だね」

律「あのなあ……」

澪「律、お前が変な歌教えるからいけないんだぞ」

律「まさかここまで食いつくとは思わなかったんだよ」

唯「えへへ……あずにゃんも歌う？金太の大冒険〜」

梓「私は遠慮します」

金太マスカットナイフで切る

金太しらないゆとり向け
http://douga-mania.com/mf0007.htm

唯「ムギちゃんどう？」

紬「私、前から…夢じゃなかったからやめておくわ」

澪「唯、もういい加減にしろよ……」

唯「だって耳から離れないんだもん」

唯「金太守って〜金太守って〜♪」

梓「中学生みたいです」

律「あのね、唯ちゃん。女子高生が恥ずかしげもなくキンタマキンタマ言うのはよくないですからね」

唯「キンタマ？これは金太の歌だよ！」

律「いや、そうだけどさ……キンタマって聴こえるようにわざとそういう歌詞になってるんだから」

唯「キンタマもって……ほんとだ！」

澪「分かってなかったのかよ」

金太マカオにつく

唯ちゃんにやさしく金玉蹴ってほしい

梓「だからこれはものすごく下品な歌なんです。だから歌うのやめてください！」

唯「キンタマもって〜キンタマもって〜♪」

紬「あらあら」

唯「キンタマも〜って〜〜〜♪」

律「意味分かったらより一層気に入っちゃったみたいだな」

唯「ねえねえ、みんな！これ学園祭でやろうよ！」

律「やれるか！」

唯「え？いいじゃん、金太の大冒険。コピーして放課後ティータイムでやろうよ」

澪「さすがにこれは無理だ。弾いたらドン引きされるし、だいたい私たちのカラーじゃない」

唯「私たちのカラーに合ってると思うんだけどな」

紬「それは違うと思うわ」

唯「だって、『ふでぺんフッフー♪』とか『カレー ちょっぴり ライス たっぷり』とか」

唯「なんか私たちコミックバンドみたいじゃん」

律紬梓「！！」

澪「……コミックバンド？」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

律「おい！唯……お前なんてことを……」

唯「だって、私たちの歌だって十分歌詞ふざけてるよ？金太といっしょじゃん」

澪「……金太と一緒？」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

紬「唯ちゃんもういいから、やめて！」

梓「そうです！唯先輩、口を慎んでください！」

唯「慎むも何もホントのことだよ」

澪「……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

澪「うわぁあああああああん！！！！」

澪「わだしっ……ぐすっ、まじめに歌詞書いてるんだぞぉおおおお！！！！」

律「そうだぞ！ちょっとメルヘンだけど澪はちゃんと歌詞書いてるんだぞ！」

唯「え？ふざけて書いてると思ってたんだけど」

澪「ふざげでないっ！！！！」

紬「澪ちゃん落ち着いて」

唯「『私の恋に 白黒つけてよ パンダみたいに』」

唯「ふざけてるじゃん」

梓「澪先輩っぽくて可愛らしいじゃないですか！」

唯「どこが可愛いの？私、てっきしウケ狙いだと」

澪「ウケなんでねらっでないぃ！！！！」ｸﾞｽｯ

唯「そのくせ面白くないしさ。金太の方がよっぽどかユーモラスな歌詞だよ」

>>10

この後、澪は怒りに狂ってシモネタ歌詞つくるんだろ？　>>1のセンスに期待

お万こけるな

おっさんが歌ったバージョンしか聞いたことないんだが

澪「ゆっ……ユーモアだと……？」

唯「うん。金太は『金太負けるな』にも『キンタマ蹴るな』にも聞こえるように凝った詞になってるじゃん」

梓「さっきまで気づいてなかったじゃないですか」

唯「それに比べてパンダとかマントヒヒとかフッフーとか」

唯「澪ちゃんの詞はコミックバンドとして徹底してないよ」

律「唯、いい加減にしろ！」

澪「律……私の書く詞はコミックバンドみたいか？」

律「……」

律「いや、恋に恋する女の子の詞だ」

澪「間が合ったぞ！！」

律「……すまん」

唯「恋する女の子がパンダとかペンギンさんとかネタじゃないの？」

澪「私は、自分の想いを素直に……!!!!」

澪「みんな、私の詞……おかしくないよな？」

律「……澪らしくていいと思うぞ」

紬「……個性的でいいと思う」

梓「……独創的で素敵だと……」

唯「みんな正直だね。澪ちゃんらしい、個性的、独創的……」

唯「世間とずれてるってことを、柔らかく言い変えただけじゃん」

澪「……!!!!」ｸﾞｽｯ

唯「泣かないでよ、もう」

２ちゃんねるはほんとつぼいノリオの歌大好きだよな
名古屋はええよやっとかめとか

>>16
それは名古屋名古屋言ってるけど三河人が作詞作曲してるというオチがついてるのが傑作だったな。

律「じゃあお前は世間とずれてない詞を書けるっていうのか！？」

唯「会いたくて 会いたくて 震える」

梓「パクリじゃないですか！しかも、すっごいありきたりですよ」

唯「ありきたりだけど何か問題ある？」

紬「ありきたりじゃつまらないわ」

唯「でも、『揺れる想いはマシュマロみたいにふわふわ』なんて頭が湧いたような歌詞より」

唯「恋する女の子の気持ちをリアルに伝えてると思うんだけどな」

律「唯！！」

澪「やめてくれ、律！！もういいんだ」

律「澪……」

澪「……いいんだ」

なんで金太の大冒険口ずさむようなやつに頭湧いてるって言われなきゃいけねえんだよ・・・
頭湧いてるけど・・・

マンコ・カパックはまだですか？

これは気持ちいい
もっといじめて

友愛の酷さも大概だがな
お前何時まで憂に寄生するつもりだよ

>>20
先に「極め付けお万の方」だろ

澪「どうせ私なんか……私なんか……」

唯「澪ちゃん、そうやって自分を卑下しないでよ」

澪「全否定したのはお前じゃないか！！」

唯「なにも澪ちゃんを全否定したわけじゃないよ。ただ詞にダメだししただけじゃん」

澪「本当に、『会いたくて 会いたくて 震える』の方が私の死よりいいのか？」

唯「下手な個性は受け入れられないよ」

澪「もっとありきたりな詞を書けってことか？」

唯「……下手な個性よりはそっちの方がいいと思うよ」

澪「私の個性……」

唯「だから今こそ澪ちゃんの個性を再構築するべきときなんだよ！」

なんか女が歌ってる
http://www.youtube.com/watch?v=XkTaM8N3VNk

もっと澪をいじめて欲しかった

澪「……個性を、再構築……」

唯「そうゆーことだよ。変わるんだよ」

律「待て、そんな個性嘘っぱちだ！」

唯「嘘っぱち？」

紬「そうよ。澪ちゃんにはすでに澪ちゃんの個性があるのよ。それを捨てて新しい個性を得ようなんて変よ」

梓「そうです！個性はツボの中身みたいに入れ替えれるものじゃないです！」

律「そんなコロコロ変えれるような個性、嘘っぱちに決まってるじゃないか！」

唯「……自分を変えようという努力、それって嘘っぱちなの？」

律「……でも澪は澪だ。ありのままの澪でいいんだ……」

唯「『ありのままでいい』……なんでりっちゃんが澪ちゃんの在り方を決めるの？」

唯の口から再構築なんて言葉は裂けても出てこない

律「おまえが言う……」

唯「澪ちゃん、澪ちゃんはこれから新しい個性をつかむんだよ！新しい澪ちゃんになるんだよ！」

澪「……新しい……私！」

唯「澪ちゃん。幸い澪ちゃんは美人でスタイルがいい。人の9割は見た目だもん、すでにアドバンテージを得てるんだよ」

唯「そのアドバンテージを生かさないと！」

澪「アドバンテージを生かす……？」

唯「そうだよ。今から説明するね。」

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.　／　　　 (^p^ )　　朝だよご飯できたよ髪の毛寝癖ってるよどうしてかな可愛くてほっとけない
／ 　　　／　憂　 ＼
　　　　　|　|　　　|　|
＿＿＿/ /＿＿.|　|＿＿＿
　　　／／　　 ／／
　　 （Ξ´　　‘ミ）



. 　 |＾ω＾ ）ういーアイｓ･･････
. 　 と ノ
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.　／　　　 （^　　)彡　　すっきすっきだいすｋ･･････！？
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　　　　 / |　　　 ,　/　))
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　／　 （　　　 ）　　おっ姉っちゃんだっいっすっきｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
/　　　　γ⌒＼
７``） 　/　/　　＼
.`ヽヽ /　Ｘ　　ミ　ヽ
　　ヽ___ノミ＼　　　＼　　
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

この唯いいわーマジで
スカッとする

唯「澪ちゃん『ギャップ萌え』って言葉聞いたことがある？」

澪「あるけど……その人のイメージと実際のギャップに萌えるってやつだろ？」

律「澪にはすでにあるじゃないか！クールな見た目なのに極度な怖がりで……」

唯「黙れデコ八！それじゃだけもう通用しないんだよ！」

唯「その程度のギャップじゃ世間の注目は浴びないよ」

澪「注目浴びたくないんだけどな」

唯「もっとビックリするようなギャップがないと」

澪「おーい、唯さーん」

唯「見た目クールで美人な子が『キンタマ♪』とか歌い出したら」

唯「それはすごいギャップだよね？」

お通ちゃんですね

澪「キンタマとか、嫌だぞ……」

唯「別にキンタマだけにこだわる必要はないよ。」

律「なあ、唯……もういいだろ？」

唯「あとは自分のことなんだから自分で考えてね、澪ちゃん」

澪「考えなきゃダメなのか？」

唯「と言っても、アイデンティティーの模索は難しいから参考資料あげるからね」

澪「アイデンティティーとか大げさだし……CD？」

唯「それが導いてくれるよ」

澪はキンタマなんていわないだろｗｗｗ

>>35
生徒会長になれば下ネタオンリーだけどな

中の人だろ・・・

なんのCDか気になる・・・
ロマンポルシェとかグループ魂とかか？

その夜

澪 (唯がくれたCD……ただのCDみたいだけど……)

澪 (とりあえず聞いてみるか)

『吉田松陰は〜♪夜更けまで〜勉強をしました〜♪』

澪 (なんだこの歌は！！吉田松陰……幕末の人だっけ！？)

『人それぞれに癖はつきもので〜鉛筆の芯を舐める癖〜♪』

澪 (そんな癖があったのか……)

『吉田松陰〜芯舐めた♪松陰芯舐めた〜♪』

澪 (これは……吉田松陰みたいな偉人にだって恥ずかしい癖があったってことか！？)

>>4
ゆとり世代どんぴしゃだと思うんだが

『鎖国の日本で松陰が〜東南アジアに夢をはせる〜♪』

澪 (そんな時代から世界を見ていたのか！？)

『その中でも松陰は〜シンガポールを恋しがる〜♪』

澪 (そうか、唯！もっと広く世界を見て、過去の偉人から学べということか！)

『吉田松陰シンガポール恋しがる〜♪』

澪 (よし、いい詞を書くぞ！)

『松陰シンガポール恋しがる〜♪』

翌日

澪「どう……ですか？」

律「なになに、タイトル……」

律「安重根」

澪「どうだ？自信作なんだけど……」

紬「澪ちゃん……なんだか政治的というか左翼的というか……」

澪「『李成桂』っていうのも書いてきたんだ！」

唯「……」

梓「唯先輩？」

澪「唯、これだよ見てくれ！」

唯「」ﾋﾞﾘｯ

澪「！！」

唯「こんなできそこない、よく人に見せる気になったね」

コミックシンガーの最高峰は"Weird Al"

澪「……ひどいじゃないか、せっかく一生懸命」

唯「ひどいのは澪ちゃんだよ！せっかく私がCD貸してあげたのに、何一つ学べてない！」

澪「何言ってるんだ、ちゃんと学んだぞ！」

唯「学んだなら、どうしてこんな特亜臭い詞になるの！！」

澪「アジアに夢をはせたんだろ！！」

律「何を聴かせたんだ」

唯「吉田松陰物語。りっちゃんにつぼイさん教えてもらって帰って速攻でCDをアマゾンで取り寄せたんだ。」

律「あちゃー」

劇的につまらなくなった

もっと唯がいじめてみんながフォローする感じがいいなぁ

１のありのままが一番だよ

どうでもいいがつボイノリオだぞ

律「あれは……ちょっと分かりにくいだろ。キンタマみたいなくだけた言葉じゃないし」

唯「小陰唇くらいわかるじゃん」

澪「しょういんしん……？」

唯「まさか知らないの？」

紬「澪ちゃん、女の人の……よ」

澪「///」

唯「顔赤くしちゃって、恥ずかしいのはこっちだよ……まったく」

澪「そんな卑猥な……」

唯「澪ちゃんにだって小陰唇くらいあるでしょ？自分にもついてるものなのに」

澪「だって……///」

唯「男の子がチンチンついてるからって恥ずかしがったりしないでしょ」

唯「まったく、恥ずかしがり屋っていうより一種の精神疾患だよ」

キンタマすら分かってなかったお前が

澪「精神疾患だなんて……私は異常なのか？」

唯「うん」

律「唯！小陰唇だなんて生々しい言葉、恥ずかしいのも無理ないって！」

唯「どこが？私たちの一部だよ」

律「だけどさ、澪なら仕方ないじゃないか……免疫ないんだし」

唯「りっちゃん、そうやって澪ちゃん甘やかしてきたの？」

律「わ、わたしは別に……」

唯「ねえ、このままでいいの？大学生になってコンパで下ネタでせっかく盛り上がってるのに」

唯「『私、下ネタはちょっと……』とか言ってせっかくの空気を台無しにする子になっちゃうんだよ！澪ちゃん！」

律「……」

唯「それでも親友？」

なんで夏になると
キャラに代弁でもさせないと、真っ向から反論されるのが怖くて主張の一つも言えないような腰抜けが
わざわざ手間隙かけてでも、もはやそのキャラの設定を無視してでも
自分を見て知ってもらいたいっていう浅い衝動に駆られるようなのが湧くんだろうな

別に面白けりゃいいけど、揃いも揃って悉く浅くてありきたりでつまんないし・・・
そりゃ数年前に自殺した民主議員じゃないが
自分だけそれにが気付けてるんだと思い込めなけりゃ
わざわざ何かを創作することなんて出来ないってのはわかるから否定はしないけど
だったらまだそこらの立て逃げスレの方がマシ

律「……それでも別にいいだろ！」

唯「もうりっちゃんはいいよ。こうやってまわりがダメにしてくんだよ、澪ちゃん？」

澪「……律を悪く言わないでくれよ……」

唯「そうだね、ごめんね。りっちゃんは悪くないもんね。ただ過保護なだけだもんね」

唯「澪ちゃんがあまりにも社会に適応できそうもないから」

澪「……」ｸﾞｽｯ

唯「泣かない、泣かない。それとも泣いたら解決するって学んだの？」

澪「もおいいだろぉ……」

梓「唯先輩、もうやめてください！」

唯「ほらね、泣いたらこうやってかばってもらえるもんね」

これは唯が死ぬべき

いいやつだな唯

唯「もう泣かないでよ……」

澪「グスッ……」

唯「泣く暇があったら勉強しなきゃ、はい新しいＣＤ！今から聴こ♪」

澪「……嫌だ」

唯「聴こうよ……」ポチッ

『夜のとばりのその中に〜この世を〜はかなんだ女がいました〜♪』

澪「……もういいだろ！」

『その名は〜お万〜お万の方〜♪』

唯もっとやれ

つぼイノリオか