1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:55:13.45 ID:nhXnbuMuO
>>1 代理ありがとうございます
処女作なので稚拙ですがお手柔らかに
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:55:55.38 ID:NPHcPlmL0
―――始めに、人外の力を持つもの達がいた。
彼らの力は、最初こそ重宝され人々から羨望の目を向けられたが
そのうち、人間の常識を崩すものとして迫害されるようになった。
後の時代、彼らにつけられる二つ名が他者の異常なバッシングに使われ始める事から
彼らは、『叩かれ者』と呼ばれた。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:57:17.10 ID:87/wngIqO
様子見
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:57:30.41 ID:xn1oLpRp0
俺「きんたまw」
俺「ワロツw」
〜VIP市、VIPビル8階〜
『文部科学省人外異能専門部 第六会議室』
ドアにそう書かれた、真っ白な部屋があった。
从 ゚∀从「いいぞ。お前ら入ってこい」
その中に、6人の人間が入ってくる
( ^ω^)('A`)(´・ω・`)ξ゚听)ξ (*゚ー゚)川 ゚ -゚)
(*゚ー゚)「せんせー、今から何するの?今日は実験は、もうないの?」
最初に口を開いたのはしぃだった。
彼女のつぶらな瞳がその「先生」…ハインを見つめる
从 ゚∀从「あぁ、その『実験』な、もしかしたら今日で終わるかも知れないよ」
(*゚ー゚)「え?」
从 ゚∀从「さて、そろそろ君たちをここに集めた理由を話そうか、なぁ『叩かれ者』達よ?」
( ^ω^)「……」
(´・ω・`)「…嫌みな呼び方だねそれ。ホントに」
('A`)「……」
从 ゚∀从「単刀直入に言おう。今から君らには」
―――その人外の力の力を以て、殺し合いをして欲しいんだ。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:59:01.33 ID:87/wngIqO
厨ニバトルなのかな
( ^ω^)「っ!」
('A`)「ほぅ……」
(;´・ω・`)「え!?」
ξ;゚听)ξ「なんですって……?」
(;*゚ー゚)「………」
川;゚ -゚)「嘘だろ……?」
それぞれが反応を見せる。
しかし、ハインの声のトーンは変わらずに続いた。
从 ゚∀从「まぁそういうこった。あ、フィールドはだいたいこのVIP市内な。時間制限は今んとこ無いけど、長引くようなら付けるかもしれん」
ξ;゚听)ξ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!勝手に話を続けてくれてんじゃないわよ!!」
川 ゚ -゚)「そうだぞ先生。それに、まず私達がそんな事すると思っているのか?それも、なんのメリットもない状態で」
それでも変わらずハインは続けていく。
从 ゚∀从「…で、だ。この戦いで優勝した人間には『リア充』になれる措置を置かせてもらう事にした」
(*゚ー゚)「え!!!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:00:24.62 ID:F3HvoCmv0
あ、これはつまんないわ
リア充。
「リアルが充実した人間」という意味の、この時代における支配階級の一つ。
伴侶の半自由選択など、彼らに与えられる特権は数知れない。
(;´・ω・`)「人間の最底辺だとも言われる『叩かれ者』の僕らが、『リア充』になれるんですか…?」
从 ゚∀从「俺らを誰だと思ってんだ。お国屈指の部隊様だぜ?それくらいわけねーっての。おぉ、権力ってこえぇなw」
(;´・ω・`)「………」
静寂。思惑はそれぞれだろうが、その場にいる誰もが黙らざるを得ない状況になっていた。
( ^ω^)「…あほらし」
その沈黙を崩したのは、このブーンという男だった。
彼は気だるそうに頭を書きながら、この会議室の扉を開けようとした。
从 ゚∀从「おいブーン、どこに行くんだ?」
( ^ω^)「散歩。腹が減ったお。つーか僕はこの戦いにゃのらん」
(*゚ー゚)「……」
从 ゚∀从「…ほぅ?リア充になれるとしても?」
( ^ω^)「叩かれ者どうしで叩き合いして、何が楽しいんだお?正直に言えお。どうせ『リア充』達が誰が勝つかの賭けでもしてるんだお?」
从 ゚∀从「…」
( ^ω^)「とにかく、僕はやらない。ま、誰もそれを止めないとは思うけどな」
「いや、待てよブーン。」
( ^ω^)
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:05:44.68 ID:87/wngIqO
しえん
その声の主は、ドクオだった。
静かな重みのある空気がその場を支配する。
('A`)「俺もな、ブーン」
そのまま彼はブーンに歩みより始める。
('A`)「リア充なんざにゃ興味はねぇよ。ただし」
言いながら、歩む。その距離は、もう既に5mと無くなっていた。
('A`)「お前と戦えるなら話は別だ」
言い終わると共に、『左手』を前に出す。
('A`)「『エターナルフォースブリザード』!!!!」
瞬間、ブーンの眼前は狂気を持った氷に包まれた。
从;゚∀从「ちょっ…!!!」
ちょっと待てよ。そう言おうとする前に既に目の前は巨大な氷で埋め尽くされていた。
轟音。
氷が壁をぶち破り、その場にあるものを軒並み破壊していく。
('∀`)
次にハインの目に移ったのが、異様な笑顔を浮かべるドクオだ。
よーいドンも無しに必殺技をぶっぱなすところからして充分に狂っているが、この笑顔はそれをさらに色濃く映し出す。
しかしその実、技は強力。
これがドクオ。
これが…
从;゚∀从「これが【厨二病】の叩かれ者の能力、『発現の左手』か…」
('A`)「そうだよハインさん。いいだろ?」
('A`)「『完璧に妄想したものなら何でも左手からだせる』」
('A`)「自分でも素晴らしい能力だと思うよ」
从 ゚∀从「あぁ、その痛々しい技名さえなけりゃあな。」
('A`)「いやぁ、仕方ないんだよ。時間ロスにはなるけど、名前呼んだ方が的確に妄想出来るし……」
('∀`)b「何より、カッコイイだろ!?」
川;゚ -゚)(;*゚ー゚)ξ;゚听)ξ「…………」
そのビシッ!という効果音がつきそうなほど勢い良く決まったガッツポーズは、虚しくも女性陣をドン引きさせる効果しかなかった。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:08:30.03 ID:D2EfxpcV0
ふむ 支援
('A`)「さて、と。それよりブーンだ」
('A`)「おいブーン!出てこいよ!どうせちっとも効いてねーのは知ってんだよ!」
その声に反応するように、砂ぼこりから影が動く。
(; ^ω^)「おぉ……お前馬鹿か?いきなりぶっぱなしてんじゃねーおハゲ。」
無傷。今のブーンの姿を形容するならその言葉がふさわしい。
あれほどの攻撃を受け無傷なのも驚異と呼べるが、何より不可思議なのはその位置である。
『動いていない』。ブーンは一歩もその場を動いてなかった。
ドクオの技を、ブーンは左に避けるわけでも右に避けるわけでもなく、真正面から受けたのだ。
从;゚∀从「あらら、やっぱブーンもブーンか…」
目の前にしていつも思わせられる。
ホントに、ばけもんだよこいつら。
('A`)「はっ…『ビッグバンアタック』!!」
次に、ドクオの左手からは球体のエネルギー波が生み出され、凄まじいスピードでブーンへ向かう。
( ^ω^)「………ッ!」
対しブーンは、右手を前に出した。
ただ、それだけだった。
それだけで、ドクオの放った球体は
ブーンの右手に触れたと同時に『消滅』した。
('A`)「何度見ても、素晴らしい。惚れ惚れするよブーン」
('A`)「【ゆとり】の、『拒絶の右手』。」
从;゚∀从「『ブーンが拒んだ物は全て消滅する』……か。こいつも相当なチート能力だよな……」
('∀`)「だから!楽しいんだよ!」
('∀`)「俺の『有』を司る力と!お前の『無』を司る力!」
('∀`)「どちらが強いかなんか、考えただけでもゾクゾクするだろう!?」
ドクオは大声でそう言う。
未知のおもちゃを目の前にした子供のように、満面の笑みを浮かべながら。
(; ^ω^)「えらい厨二臭い事言うなお前……聞いててむずがゆいお」
('A`)「カッコイイだろ?」
(; ^ω^)「それはないししかも僕は戦う気もないし、つーか…あぁもうまどろっこしい!!」
( ^ω^)「逃げさせてもらうお!!」
そう言いブーンはくるっと180度反転し、そのままダッシュで逃走する。
一本道の廊下を、そのまま階段へ一直線に駆け出した。
('A`)「逃がすかよ。『ハートオブボンバー』!!」
川 ゚ -゚)(…さっきからそのネーミングセンス、どうにかならないかなぁ…)
そんなクーの思いを他所に、それを追うように爆発の渦がブーンを追う
壁が砕け、ガラスは割れ、道が侵食されてゆく。
その先は、既に見えなくなっていた。
(´・ω・`)「……行っちゃったね」
川 ゚ -゚)「………だな」
他の四人を残したこの部屋に、また静寂が戻る。
たまに爆音がするが気にしない。
ξ゚听)ξ「つーかホンっトにアイツら馬鹿みたいね」
(*゚ー゚)「特にドクオ」
川 ゚ -゚)「あぁ、ドクオはキモい」
从 ゚∀从「…………」
(´・ω・`)「で、どうする?僕は今から彼らを見に行くけど」
ξ゚听)ξ「あ、ショボンが行くなら私も行こうかな」
川 ゚ -゚)「………私はパスだな。」
(*゚ー゚)「………私も」
从;゚∀从「まったくお前ら、ルールくらい最後まで聞いていけよ」
川 ゚ -゚)「いや、私達まずルールとかあっても守らんと思うし。」
从;-∀从「…………あー、もう」
川 ゚ -゚)「それに、ウキウキなんだよ。実際、私も実験はもう飽き飽きしてたころだからな」
川 ゚ -゚)「だからさ、先生。『見逃してやってくれ』」
从;゚∀从「…!!!?」
クーの発言と同時に、ハインはとてつもない恐怖に襲われた。
背筋がゾクッとするなんてもんじゃない。桁違いの、なんの混じりけもない文字通りの恐怖。
从;゚∀从(…怖い!!なんだこれ、怖すぎる!!)
川 ゚ -゚)「あ、ごめん先生。私いつの間にか【メンヘラ】の叩かれ者としての能力、使っちゃってたみたいだな」
解除するよ、とクーが一言。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:18:04.20 ID:viNfLzm50
ハートオブボンバーワロタ
それだけでハインの体から恐怖は去った。
いきなりの事にハインはまるで純金で出来た鎧を脱ぎ捨てたような感覚に襲われた。
少しの虚脱感さえ感じてしまう。
从;゚∀从「…お前の能力、こんな事も出来るんだな…」
川 ゚ー゚)「……」
フッ、と笑い、クーはその場を去っていった。
(*゚ー゚)「じゃ、私も…」
次いで、しぃも部屋を出た。
(´・ω・`)「さ、僕らも行こっか」
ξ゚听)ξ 「ええ。」
そして最後に、このコンビが出る。
こうして、この『叩き合い』はスタートした。
〜VIPビル屋上〜
一言で言うなら、ひどい光景だった。
(; ^ω^)「ハァ……ハァ……!」
(;'∀`)「ゼェ……ゼェッ……!」
貯水タンクは割れて水を吹き出し大破。
安全用につけられた柵は既にその役割を果たせぬ形になっていた。
(; ^ω^)「あー鬱陶しい!素直に言うと、お前嫌いだお!」
(;'∀`)「そうかい!俺は大好きだがね!なんならこのままランデブーしちまうか!?」
ふと、その会話に割り込むように屋上の半壊したドアが開く音が響く。
(;´・ω・`)「うっわ、凄い事になってんじゃん」
ξ゚听)ξ 「ひどいわねホントに」
出てきたのは、この二人だった。
(; ^ω^)「お、いいとこに来たおショボン!ちょっち身代わりになってくれんかね!?」
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ。ごめんだけど、やだよ」
('A`)「そうだブーン。つーかまず、俺が逃がすとでも?」
(; ^ω^)「いや、お前らの思惑なんかしらねーお。とにかく、僕は逃げさせてもらうお!!」
('A`)「だから逃がすかっつってんだよ!『邪王炎殺』………」
ドクオの左手に黒い炎が灯る。
それは肥大し、龍を形どっていく。
('A`)「………『黒龍波』!!」
そして龍は走り出す。狙うは、もちろんブーン。
(; ^ω^)「ちょwwwwまじかよwwwwwwwwww」
それに対しブーンは、右手を降りかざして、龍から溢れる地獄の灼熱を掻き消して行く。
そしてダッシュ。
その方向は、ドクオの方向でもなくショボンの方向でもなく
先ほど潰れた安全柵。
それを飛び越えてそのままジャンプする。
ブーンは、空中に身を投げ出した。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:25:52.06 ID:anMKSVgOP
もうこういうのいいから
(;´・ω・`)「え、自殺?」
(;'A`)「な、ブーン!!!あいつ、馬鹿か!?死ぬ気……」
(;'A`)「いや、違う!しまった!」
死なないのだ!ブーンには、それが出来る!
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:26:39.37 ID:LKaJtwPHO
支援
空中に身を投げたブーンは、一つの事を忠実にやっていた。
『右手を下にして落下していく。』
それを守り、そして
( ^ω^)「空気抵抗を、『拒む』……」
垂直に落下するブーンの体は、重力の影響しか受けずにそのまま落下する。
科学の教科書にしか載ってないような状態を体現し、どんどん速度があがってゆく
地面は、驚くほど早く近くなる。
( ^ω^)「そして………着地の瞬間に……!」
( ^ω^)「手に伝わる衝撃を、全て『拒む』!!」
―――!!!
( ^ω^)「ふいー…」
( ^ω^)「逃走、完了〜」
ビルの屋上からの即興スカイダイビング。
着地の瞬間の音は、その迫力に似合わない
トン、という
ただそれだけの音だった。
第一話『会合と始動』完
以上です
ありがとうございました。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:32:32.28 ID:GTlIXdNVO
乙
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:33:38.59 ID:3HdrdKVMO
乙
色々と酷い
面白味も何もない
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:46:05.23 ID:d70lD4tP0
厨二っぽい感じはよかった
各人のドラマがみえてくるといいかな
とにかく乙。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:49:43.24 ID:0kNT6g840
これ面白いとか言ってる奴頭わいてんじゃねーのか?
まじ糞ゴミwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:55:05.56 ID:LKaJtwPHO
乙であります
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:56:36.92 ID:viNfLzm50
どうせ完結しないから読まない
うーん・・・まあ頑張れ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:12:42.23 ID:DGpy+wN60
とりあえず全員の能力が出るまでは読む。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:12:45.20 ID:D2EfxpcV0
設定的には良いと思うんだが
ただでさえ、ありふれた厨二物はどう展開させるかで、面白いかどうかが決まるとおもうんだ
>>39の言うように各キャラにもっと個性やドラマ、背景を持たせた方がいいかもしれんね
1話目だからなんともいえないが、淡々と進んでいるというかテンポがちょっと軽いかなという気はする
話を作るのは妄想が第一歩目だと思うが、その妄想をそのまま文字にしてるだけみたいな印象を受けるね
これから良作になるように祈ってる
某作品も最初はこんな感じで淡々としてたけど、読み手の意見を参考に段々面白くなっていって
最後の頃はそれなりに読者が多く付いたからあきらめず完結まで頑張ってくれ
乙でした
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:18:17.52 ID:viNfLzm50
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:20:39.43 ID:d70lD4tP0
うざくない
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
そりゃ読んでおいて完結しないから読まないと言って更に粘着する奴よりはウザくないわ
>>1 とりあえずもっと長くしてほしい