1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
某日、一人の女の子が事故にあった。
それはありふれた交通事故だったがそこから物語は始まる。
唯「・・・・ううう・・・ここどこだろう・・・」
気がつくと少女は何もない荒野をふわふわ漂っていた。
そこは殺風景で無限に広がる空間だけが存在していた。
唯「私・・・シンだのかな・・・?」
すると少女の目の前に光が現れた。やさしいが強い光。
唯「もうしかしてここから出られるかも・・・」
少女は光に向かって進みだした。
???「ぃ・・・ちゃ・・・ゅ・・・・ちゃ・・ん」
???「唯ちゃん!!」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 15:36:53.24 ID:i9besDW70
でっていう
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 15:37:27.54 ID:GIDAXie90
只今
>>1が黒歴史を鋭意製作中でございます。
皆様で
>>1が途中で飽きないように励ましの言葉をかけていきましょう。
作品が完結した暁には、「
>>1乙!」等の言葉をかけ、次回作を作る意欲を持たせてあげましょう。
それでは、引き続き
>>1の作品をお楽しみください。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 15:42:12.57 ID:RQhu17TT0
唯「う・・・ううん・・」
???「唯ちゃんが目を覚ました!」
???「よかったぁ!死んじゃうかと思ったよ・・・」
???「本当に・・・紬ちゃん家の力がなかったら今頃・・・」
唯「・・・・・!?」
???「どうしたの唯?」
唯「あなたたち・・・・誰!?」
???「ええぇ!?」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 15:47:50.36 ID:RQhu17TT0
唯「っていうか・・・ば・・・化物!?」
土人形「どうしたってんだよ!?」
土人形「もう!冗談はやめろよな!」
土人形「唯ちゃん・・・お・・・落ち着こうね・・・」
唯「な・・・なんなのよ!ここは何星なの!?あんた達何者!!??」
土人形「・・・ドクター、これはどういうこと?」
土人形「ちょっとした精神錯乱でしょう、すぐに収まりますよ。」
唯「いやぁ!!助けて!!律っちゃん!紬ちゃん!澪ちゃん!!!」
土人形「私たちの名前を叫んでる・・・」
土人形「唯ちゃん・・・」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 15:53:30.58 ID:RQhu17TT0
唯「(そうだ・・・私はさらわれたんだ・・・きっと別の星につれてかれて・・・)」ダッ!
土人形「あ・・・逃げた」
土人形「動く元気はあるみたいね」
土人形「それよりはやく追いかけないと!」
土人形「まてぇー!!」
唯「・・・・追ってきた・・・早く外に・・・」バン!
少女が扉を開けると・・・そこはいつもの風景があった。
車は地面を走り、建築物は空に向かってそびえていた。
唯「嘘・・・ここは・・・地球なの・・・ね・・・」
土人形「見つけた!病室に帰るぞ!」
土人形「なんだろう?スゴク落ち込んでるみたい・・・」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 15:59:18.01 ID:RQhu17TT0
ー病室ー
唯「・・・・」
土人形「どうしたの?いきなり飛び出して・・・」
土人形「心配したんだから!」
土人形「まったく・・・唯はいつもそうだよな〜何すっかわかんないし」
唯「・・・・・」
土人形「きょ・・・今日は帰りましょうか!」
土人形「そうね!・・・ゆ・・唯?・・・早く元気になってね!」
けいおん部の面々は病室を後にした。
唯「あなたが私を手術したの?」
土人形「いかにも、私は琴吹家専属の医師です。お嬢様がどうしてもというので私が手術しました。」
唯「あなた・・・私の体に何をしたの?」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 16:04:26.60 ID:RQhu17TT0
土人形「どうかしましたか!?」
唯「・・・・私・・・さっきの人たちが誰か分からなかった。」
土人形「ああ!それは一時的な記憶喪」
唯「ちがうの!・・・人の形に見えなかったの・・・」
土人形「そんなまさか・・・それも一時的な」
唯「私の体をどうしちゃったの!?」
土人形「・・・・・・あなたは正直いまの医学では助からないはずでした。」
唯「??」
土人形「しかし、琴吹家専属医師団の独自に研究した方法により貴方を死の淵から救ったのです。」
唯「つまり?」
土人形「それはですね」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 16:10:23.37 ID:RQhu17TT0
土人形「体と脳の大部分を人工臓器に取り替えることです!」
唯「ええ・・・?」
土人形「その方法しか貴方を救う方法はありませんでした。」
土人形「動物実験ではなんとか成功していたのですが人間での成功ケースは初めてです!」
唯「そ・・そんな!何でそんなことを!?」
土人形「先ほど申し上げたように、これはお嬢様の願いなのです。」
土人形「最初は私も反対だったのですが、お嬢様に言われると・・・逆らえませんからな!」
土人形「しかし本当に成功するとは・・・いまでも信じられません!!」
唯「・・・・どういうこと・・・なの?」
土人形「まだわかりませんか?」
唯「???」
土人形「あなたは生き返ったのです!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 16:21:24.69 ID:RQhu17TT0
唯「あのー・・・」
土人形「はい?」
唯「いつになったら退院できますか?」
土人形「あっと・・・興奮し過ぎて大切なことを・・・」
土人形「一週間もあれば退院できますよ」
土人形「それまで病室でゆっくりしててください」
唯「・・・はい・・・」
唯「(私・・・一体どうしちゃったんだろ・・・)」
唯「今日は寝よう・・・」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 16:32:10.47 ID:RQhu17TT0
ー数日後ー
土塊「ご家族の方がお見えです。」
土塊「おねぇちゃん!!大丈夫だった!?」
唯「・・・憂?なの・・・?」
土塊「ほんとうに・・・おねぇちゃんが車に轢かれたって聞いて心配で眠れなかったよ!」
唯「そ・・・そうなんだ・・・」
土塊「本当はすぐにでも駆けつけたかったんだけど・・・遠い病院だったから・・・」
唯「ううん・・・いいんだよ・・・」
土塊「今日はね!お土産があるんだよ!」ジャーン
唯「なにこれ?」
土塊「何言ってるの?おねぇちゃんの大好きなアイスだよ!お医者さんに許可は取ってあるからいっぱい食べてね!」
唯「いらない・・・(泥か何かにしか見えない・・・)」
土塊「そう・・・じゃぁ冷蔵庫に入れておくね!」
唯「(どんどん症状がひどくなっていく・・・)」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 16:45:55.09 ID:RQhu17TT0
土塊「平沢さんのお友達がご面会でごんす」
土塊「おーっす!調子はどうだー?」
土塊「ちょ・・・あんまり大きい声出すとみんなに迷惑が・・・」
土塊「今日は唯ちゃんに元気を出してもらうためにいいものを持ってきたのよ〜!」
唯「そう・・・」
土塊「そ〜れ紬まんぼ〜」ヒラヒラ
唯「(うわぁ・・・すごい不気味・・・)」
土塊「そうじゃなくて!コレだよ!ギー太持ってきたんだ!」
唯「!!!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 16:53:29.65 ID:RQhu17TT0
そういって土塊がギターケースから取り出して見せたのは人間にように見えた。
唯「ちょ・・・それって!」
土塊「そうそう・・・お医者さん説得するの大変でさ!」
土塊「大きな音出さないって条件で持ってこれたの♪」
土塊「唯には元気出してもらいたいしさ・・・ちょっと演奏してみるからね」
土塊達「ウォォォォォ・・・ゴォォォォォォ・・・ヒュウゥゥゥ・・・」
唯「(コレが歌!?)」
ギー太「キミを見てるといつもハートドキドキ!」
唯「!?」
ギー太「ゆれる思いはマシュマロみたいにふっわふわ♪」
唯「ギー太から歌が聞こえる・・・」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 16:59:33.75 ID:RQhu17TT0
〜演奏終了〜
土塊「どうだった?あんまり大きな音は出せなかったけど・・・」
唯「・・・う・・うん!みんな上手だったよ!」
土塊「それじゃぁ・・・また来るね!もうすぐ退院みたいだけど・・・」
唯「あ・・・待って!・・・ギー太・・・置いてってくれる・・?」
土塊「??・・・うん、たぶん大丈夫かな?」
土塊「唯ちゃんがああ言ってるんだし・・・まぁ・・・置いてきましょう」
唯「ありがとう!それじゃあ・・・またね!」
土塊「(まだ本調子じゃないみたいだな・・・)」
土塊「はやくよくなってね!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 17:13:27.52 ID:VzGeZAXA0
しえん
これちゃんと完結してるならとてもおもしろそう。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 17:35:03.28 ID:RQhu17TT0
ーその夜ー
唯「・・・さっきギー太から歌が聞こえた・・・どういうこと・・・?」
唯「ねぇ!ギー太!お話しようよ!」
ギー太「・・・・・」
唯「・・・ギー太?・・・やっぱ気のせいか・・・」
そう思ってイタズラにギー太を弾いてみる。
ギー太「やぁ唯ちゃん」ジャンジャカ
唯「ギー太が喋った!?」
ギー太「お話できてうれしいよ!」ジャーン
唯「・・・グスッ・・・」
ギー太「どうしたの唯ちゃん?悲しいことでもあったの?」ジャカジャンジャン
唯「ううん・・・なんでもない!もっとお話しよ!」
ギー太「そうだね、ボクも寂しかったよ」キュキュキュィーン
土塊「すいません平沢さん、夜間の演奏は他の患者様のご迷惑となるのでお控え下さい」
唯「ごめんなさい・・・」
ギー太「・・・・・・・」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 17:38:19.36 ID:fVfIYi050
これ復活編だっけ?
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:19:58.82 ID:TozmDcrCO
これは面白くなりそう
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:24:02.51 ID:ejwL5ZPY0
頼むぞ
男ボスとマッドサイティストでてくれよ・・・・そして・・・・
唯とギー太が一つになるの?
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:34:12.94 ID:HY6xQURD0
ギターの集団自殺
最終的に唯の体がどうなるのか
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:53:09.55 ID:RQhu17TT0
唯「(ちいさな声でお話しようね!)」
ギー太「そうだね」ピィン
ギー太の姿は、唯の目には少年とも少女ともつかないが整った顔立ちの人物に見えていた。
それでも変わった所は、ギターのように体に弦が張ってあるのだ。
唯「どうしてギー太はお話できるの?」
ギー太「さぁ?・・・でも唯ちゃんが話しかけてくれたからボクはお話できるんだよ!」
唯「(ボクっ娘?・・・いや普通に男?よく分からないや)」
ギー太「もっとお話しようよ!」
唯「うん!」
少女とギターの話は朝まで続いた。自分が入院してることや、友達や病院の人、周りの人がすべて土くれに見えること
など色々話した。はたから見ればそれは少女が弾き語りの練習でもしてるかのように見えただろう。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:57:02.09 ID:RQhu17TT0
ーそれから日にちは経ってー
土塊「タイインオメデトウゴザイマス!」
土塊「マァ!スッカリオゲンキデ!」
土塊「おめでとうでごんす」
唯「お・・・おせわになりました・・・(前よりひどくなってる・・・)」
土塊「オネェチャン!ウチニカエルヨ!!」
唯「え・・・あ・・・憂か・・・帰ろうね・・・」
土塊「モウ!タイインシタンダカラシッカリシテヨネ!」
土塊「ソレト!センセイにイワレタコト、シッカリマモルンダヨ!」
唯「う・・・うん」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:57:08.12 ID:yyygyZQUO
期待
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 18:58:06.10 ID:g7pdyuR30
復活編か!
復活編?前スレあったの?読んだほうがいいかな?
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:05:59.45 ID:RQhu17TT0
ー唯とセンセイの会話ー
土塊「うーん・・・これは・・・原因がわかりませんね・・・」
唯「そんな!どうにかなりませんか!?」
土塊「とりあえず行く末を見守るしかないでしょう」
唯「そんな・・・」
土塊「そして、貴方がどんな風に世界が見えているか、それは秘密にしておきましょう」
土塊「貴方は、蘇生医療患者第一号なのですから、貴方の不具合のことを公にされると困るのです。」
唯「そ・・・そんなむちゃくちゃだよ!」
土塊「蘇生医療代・・・一億と1270万とんで7千2百円・・・払えますかな?」
唯「そ・・・そんなに?」
土塊「医療費は研究費と紬お嬢様のお小遣いから捻出、そして情報をなるべく外部に漏らさない」
土塊「これが手術の条件だったのです。」
唯「そうだったの・・・・」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:10:28.97 ID:RQhu17TT0
火の鳥とけいおんのからみは見たことないな・・・あったら俺が知りたい。
土塊「おわかりいただけたでしょうか?」
唯「わかった・・・でもどうして今朝の新聞に私のことが書いてあったんです?」
土塊「新聞読むんですか・・・なんかイメージ崩れました。」
唯「そんなこといいから!なんで!?」
土塊「都合のいいところだけをマスコミにリークしたのですよ、コレで来年の研究費並びに私のサラリーは鰻上りですな」
唯「よくそんなこと話せますね。」
土塊「心で言ったつもりでしたが聞こえてましたか。」
唯「・・・・・」
土塊「とにかく!分かっていただけましたかな・・・唯さん・・・」
ーー
土塊「オネェチャン!」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:13:27.54 ID:g7pdyuR30
>>28 そうじゃなくて「火の鳥 復活編」って話が元ネタになってるんじゃないかなって
支援
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:16:27.75 ID:RQhu17TT0
唯「ふぇ!?」
土塊「ボーットスルノハカマワナイケドオウチニカエッテカラニシテヨネ!」
唯「うん・・・」
土塊「オネエチャンハオッチョコチョイナンダカラ・・・///」ギュッ
土塊「オネエチャンヤワラカーイ///」スリスリ
唯「い・・・痛い・・痛いよ憂(割と本気でッ・・・)」
土塊「ゴメンネー!バンゴハンナニニシヨウカ?」
唯「なんでもいいよ・・・」
土塊「オネェチャンゲンキナイネ・・・」
唯「・・・・・・・・・」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:23:55.51 ID:RQhu17TT0
ーその夜ー
唯「な・・・なにこれ・・・」
土塊「オネェチャンダイコウブツ!冷ヤシカレーハンバーグヨ!」
唯「(泥の中に石ころが浮いているようにしか見えない・・・)」
土塊「サァ!ハヤクタベテ!オイシイヨ!!」
唯「いやぁ・・・遠慮しておくよ・・・まだ胃がおちついてな」
土塊「タベテ!ワタシオネェチャンノコトシンパイシテルノヨ!!」
唯「うん・・・食べるよ・・・」
ー唯の部屋ー
唯「なんとか・・・完食した・・・いくらあんなのとは言っても憂だもん・・・」
唯「さーてと・・・ギー太♪」
ギー太「やっとお話できたね唯ちゃん」ジャンジャカ
憂「(おねえちゃんったら・・・こんなに遅くまで練習して・・・フフ・・カワイイ///)」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:49:40.59 ID:RQhu17TT0
唯「〜♪」
ギー太「ジャンジャカジャン」
唯「〜!♪」
憂「何してるんだろ?」トットット
憂「おねぇちゃん?おねえちゃんってば」ドンドン
土塊「オネェチャン!」ガチャ!
唯「キャァァァ!!・・・なんだ憂か・・・ビックリした・・・」
土塊「レンシュウスルノハイイケド、モウオソイヨ?ハヤクネタホウガイイヨォ!」
唯「でも・・・もうちょっとだけ・・・」
土塊「オネェチャン!ダレガオコストオモッテルノ!?」
唯「はぁい・・・おやすみギー太♪」チュッ
土塊「アー!アタシニモシテー♪」
唯「・・・・・・うん・・」チュ
土塊「ウフフフ///」
唯「(土の味・・・)」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 19:53:47.99 ID:RQhu17TT0
コノスレは俺の妄想と火の鳥と沙耶の唄で出来ています。あとけいおん
ー次の日ー
土塊「オネェチャン!アサダヨ!」
唯「うん・・・(最悪の目覚め・・・)」
土塊「アーヒトリデオキラレルヨウニナッタンダ!エライネ!(ちょっと寂しいな・・・)」
唯「学校いくよ・・・」
土塊「アサゴハンハ?」
唯「うげ・・・チョット食欲が・・・」
土塊「オネェチャン!」
唯「はい・・・食べます・・・」
唯「(みんなどうしてるかな・・・)」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 20:01:55.95 ID:RQhu17TT0
ーハイスクールー
石礫「オイ!アレガサイセンタンカガクノチカラデヨミガエッタトイウ・・・」
土屑「アア・・ワダイノスーパージョシコウセイヒラサワユイチャンデス!」
木炭「ゼヒオチガヅキニナリタイモノデスネ・・・」
唯「ううう〜・・・スゴク見られてるよ〜」
土塊「見セモンジャネーゾ!オマエラァ!」
石礫「ヒィーニゲロ!」
唯「律っちゃん・・・だよね?」
土塊「アア!・・・マッタクコマッタモンダヨナ!部活デアオウゼ!」
唯「(かっこいい・・・あんなんになっても律っちゃんは律っちゃんだ・・・)」
土塊「??」
支援
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 20:08:17.82 ID:RQhu17TT0
=HTT=
土塊「ウーン!紬チャンノオカシハテンカイッピンデゴザイマスナァ!」
土塊「ウフフ・・・アワレナキギョウカガナゲテヨコシタオカシガソレヨ!」
土塊「アハハ・・・レンシュウハジメヨウカ?」
土塊「イヤー・・・モウチョットコノコウキュウケーキヲタンノウシタイ・・・」
土塊「トコロデ梓ニャンハ?サイキン学校ニキテナイミタイダケド・・・」
唯「(だめだ・・・見分けがつかない)」
土塊「オカシタベナイノ?」
唯「いやぁ・・・ダイエット中?みたいな?」
土塊「ソンナノカラダニワルイゼェ?ヨォシ!ムリヤリナガシコメ!!」
唯「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 20:11:51.51 ID:RQhu17TT0
土塊「ヨッシ!レンシュウハジメルカ!」
土塊「ア〜ラアラメズラシイ・・・アンタガジブンカラ練習シヨウトスルナンテ」
土塊「ナニオゥ?ウリウリ!!」コチョコチョ
土塊「ヒャァァン・・・」
唯「(もう・・・誰が得するのよこのシーン・・・)」
土塊「ソレジャア!ミンナ!ガッキダシテ!」
唯「 !? 」
支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 20:20:21.83 ID:RQhu17TT0
ドラム「もっと強く叩いてもいいんだよ・・・?」
ベース「澪ちゃんの手・・・とぉってもやわらかい///」
キーボ「おふぅ・・・紬ちゃん・・・スゴク・・・テクニシャン・・・」
唯「ええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
土塊「ドウシタンダ?唯?オマエモエンソウシナヨ!」
土塊「ソウダヨ!サワチャン先生モドッカイッチャウシ・・・」
土塊「コモンノセンセイガイナイト活動時間ガミジカクナッテシマウンデス。」
土塊「ソレニ・・・梓ニャンモ学校休ンデルシ」
唯「そ・・そーだね!ちょっとゴキブリ見ちゃって・・・」
土塊「イヤー!ドコドコー!?キモチワリー!」
土塊「ゴキブリコワイゴキブリコワイゴキブリコワイゴキブリコワイゴキブリコワイ」ガタガタ
土塊「マッタク・・・ココニ梓ニャ・・・梓チャンガイタラドウナッテイタカ・・・」
唯「・・・・・は・・・始めようか!」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 20:24:07.17 ID:HOPzoSRMO
原作の火の鳥が気になってきた だいたい同じ内容?
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 20:44:15.64 ID:RQhu17TT0
そうね・・・原作ほどすばらしい展開には出来ないだろうけど・・・
ー帰り道ー
唯「あー・・・恥ずかしかった・・・」
土塊「ヒサシブリニ演奏シテキンチョウシタデショ?」
唯「うひゃぁ!・・・えーと、紬ちゃんか・・・」
土塊「人ノ顔ワスレチャッタノ?唯チャンッタラ!」
唯「(顔ありませんけどね・・・)」
土塊「ワタシ・・・唯チャンガジコニアッタトキ・・・ドウシヨウカトオモッタワ・・」
土塊「デモ!ナントカタスカッテクレタカラワタシウレシクッテ・・!」
唯「紬ちゃん・・・ありがとう・・・でも・・・すごい大金を・・」
土塊「イーノヨ!治療費ノコトナラシンパイシナクテイイワ!」
土塊「ワタシ唯チャンノタメナラブラックジャックニダッテタノンダワヨ!」
唯「・・・うう・・グスッ・・ありがとう・・・」
土塊「出世払イデイイワヨ」
唯「鬼!・・・この人鬼だわ・・・」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 20:54:19.54 ID:RQhu17TT0
土塊「ソレジャアネ!」ブロロロロロロ
唯「・・・ベンツ乗って帰っていった・・・」
唯「あれ・・・?家の方が騒がしいな・・・?」
土塊「ア!オネエチャン!!ハヤク!」
唯「憂・・・だよね?多分」
土塊「親戚ノヒトタチガキテルノ!オネェチャンノ退院パーティーヲスルンデスッテ!」
唯「(あったことのない人ばっかりだ・・・)」
砂屑「ヤァ!キミガユイチャンカ!カワイイコダナァ!」
石礫「ソレニシテモアノボウケンカノムスメサンガコンナニカワイイコダッタトハ!」
ヒョウタンツギ「ジツニフシギナモノデスナ!ハハハハ!」
唯「(お父さんのことをよく知ってるみたい・・・)」
>>42 火の鳥は何作もあって、これはたしか復活編。
原作では人に見えるのはロボット。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:11:20.01 ID:RQhu17TT0
親石「ソノ・・・ソレデ・・・アレハアルノカイ?」
唯「え・・?何のことですか?」
親石「アレダヨ!アレ!」
唯「一体何のことですか?」
親石「ジレッテェナァ!!フェニックスノ血ハドコニアルカッテキイテ」
親石「コラ!・・・・イヤ・・・ナンデモナインダヨ唯チャン・・・」
唯「・・・・・!?」
唯「思い出した・・・私・・あの時誰かに押されて・・・」
親石「・・・・・!」
唯「・・・ワタシは殺されたのね!事故じゃない!」
親石「イヤイヤ・・・ソンナコトハ・・・」
唯「憂!私ちょっと出かけてくる!」ダッ
憂「お・・おねぇちゃん!?」
唯「(ごめんね憂・・・どれが憂か分からないけど・・・)」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:15:23.65 ID:HOPzoSRMO
>>45 何作もあるのは知ってる
アニメの火の鳥は見たことあるんだ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:15:59.04 ID:RQhu17TT0
親戚「バカヤロォ!」ドゴッ!
親戚「す・・・スイマセン・・・」
親戚「あのガキの部屋を調べな」
憂「ええ!?ちょ・・ま・・待ってください!」
親戚「どけェ!このシースコンバット6解放のお姉ちゃんがッ!」バシン!
憂「痛いっ」ドサッ・・・
ー公道ー
唯「いきなり呼び出しちゃってゴメンね・・・」
土塊「イイノヨ・・・我ガ琴吹グループハ唯チャンヘノ支援ヲスルワ」
唯「紬ちゃん・・・」
土塊「唯ちゃん・・・」ギュッ
唯「硬てぇ」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:28:47.25 ID:RQhu17TT0
アニメなら多分黎明編だろう。
唯「うわー・・・ヘリコプターに乗ったの初めて!」
紬モニタ{そうでしょう?}
唯「うわぁ!どうして人間の姿で見えるの!?」
紬モニタ{?・・・何のことかしら?}
唯「いや・・・なんでもないよ紬ちゃん・・・」
唯「映像を通してみれば普通に見えたんだ・・・」
紬{それより一体どこまで飛べばいいの?}
唯「・・・えと、かなり遠いんだけど・・・超高山の山頂近くまで・・・」
紬{Ok!飛ばすわよ!}
唯「ところでコレ・・誰が操縦してるの?」
紬「ウフフ・・・自動制御+私のゲームパッドよ♪」
唯「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:33:11.76 ID:SeXF9cySO
火の鳥復活みたことない俺には新鮮だ支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:36:07.17 ID:RQhu17TT0
ー超高山山頂付近ー
唯「ついたー・・・あれ、あの小屋は・・・」
唯「!?」
???「ダメですよ!山の守り神の血を飲むなんて!」
唯「いいんだよ???にゃん・・・コレを飲めば不老・・・」
???「ダメです!そんなことしようとしたら・・・!!」
唯「分かってるって・・・私も実は怖いのよ・・・不老不死ってどんなのか・・・ね?」
???「ならいいんですけど・・・」
唯「フフフ・・・」
ーー
唯「ハッ・・・一瞬気が・・」
唯「中に入ってみよう・・・」
今日のクトゥルフ神話スレ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:42:33.81 ID:RQhu17TT0
復活編読めって!色々捗るぞ
ー小屋の中ー
唯「・・・これは・・・羽根?」
そこには黄金に光り輝く羽根が大事そうに飾ってあった。
唯「前に動物園で見たくじゃくの羽に似てる・・・」
唯「・・・・うっ」
ーー
唯「だぁかぁらぁ!血なんて舐めないっての!」
???「約束破ったらセンパイ・・・!」
唯「も〜ぅ怒った顔もキャワィィ!よーしよし!」ナデナデ
???「にゃぁん・・・」
唯「ってことで私一時帰国するね!、ほとぼりがさめたらかえってきんしゃい」
???「はい・・・」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 21:50:44.75 ID:RQhu17TT0
唯「ふんふーん♪だーれにもーなーいしょでーおーでーかゲェハッ」
ブロロロロロロロ ドーン ガシャアン・・・・
唯「・・・誰が・・・まさか??ずにゃん・・・なんで・・・」
梓「・・・・血は飲んでなかったみたいね」
梓「・・・・ハイ・・・唯・・・飲んでません・・・無事です・・・」
唯「(そ・・・そんな・・・あずにゃん・・・どうして・・・)」
ーーー
唯「ああああ!思い出した!私はあの時あの触覚頭に突き飛ばされて・・・」
唯「・・・?これは・・・日記?」
日記「あずにゃん愛の日記第一章」
唯「・・・・読んでみるか・・・」ペラ・・・
ところどころギャグなのね
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:01:04.82 ID:RQhu17TT0
日記「先輩と二人で登山デート!かなり遠くまで来ちゃったけど大丈夫かナ!?
あずにゃんドキドキしちゃうお!」
唯「ヘドが出らぁ・・・どれどれ・・・」
日記「唯センパイの雲行きが怪しい、いつものセンパイじゃない、センパイはこう・・・
もっとダメ人間じゃなきゃだめなんだ・・・ワガママで身勝手で・・」
唯「消え去れ!」ビリビリ!
日記はばらばらになった!
唯「お・・・都合よく目当てのページが・・・」
日記「センパイの言う火の鳥とかを探し続けて数週間・・・もう限界・・
センパイを殺して私も死ぬ・・・」
唯「物騒な子だな・・・」
ところどころセリフが手塚的だなww
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:13:19.41 ID:RQhu17TT0
日記「なんと火の鳥と思われる足跡を発見!やったねあずにゃん!」
唯「・・・近づいてきてるな・・・」
日記「なかなか見つからない、もういっそセンパイごと火口に飛びこんでしまおうか」
唯「・・・なんて子だ・・・最近の子は何するか分からないや・・・」
日記「なんと火の鳥の尾羽と見られる羽根を発見!一層火の鳥に近づく
その晩センパイにあんな所やこんなところを羽根でくすぐられた。気持ちよかったです。」
唯「私も何してるんだよ・・・・情けない・・・」
唯「最後のページね・・・」
日記「センパイがボロボロになりながら帰ってきた。なんと!火の鳥から血を分けてもらったらしい!
しかし、血は帰ってくる途中で隠してしまったらしい。」
唯「そうか・・・隠し場所は・・・あれ?書いてない?」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:23:46.63 ID:RQhu17TT0
唯「ムム!」
ヒョウタンツギ「プスー」
唯「お前は関係ないんだよ!」
メモ「血のありかは最後まで教えてくれなかった・・・隠し事はしないって約束だったのに・・・フフフ・・・
そうだね・・・きっとセンパイは火の鳥に騙されちゃったんだ・・・フフフコロシテヤルゥ・・・
でも、きっと自分の日記に書くと思う、私先輩のことはなんでも知ってるんだから・・・っっ」
唯「なんで私はコイツをお供に選んだんだろう・・・?」
唯「・・・私の日記か・・・フフフ・・・取りに帰る必要もあるまい・・」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:32:38.00 ID:RQhu17TT0
ー山頂でごんすー
親戚「おい!まだ見つからんのか!?」
親戚「そんなァ・・探してますよ!」
親戚「一刻も早く不老不死を・・・永遠の命を!!」
唯「おやおやおじさん達、何してるの?」
親石「アア!キミハ唯チャン!」
親石「ソノ・・・ハイキングダヨ・・」
唯「とぼけないで」チャキ
親石「ウワー!物騒なものを取り出すな!」
唯「私を殺しておいて何を言うの?」
親石「・・・・・」
唯「さぁ、私の日記を渡して!」
親石「・・・・・ハイ」
唯「はい、よく出来ました。」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:39:05.61 ID:ylDRdTX50
しえん
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:40:02.44 ID:RQhu17TT0
唯「そーかーここに埋めてあるのか・・・ねぇ」
親石「・・・はいぃ!」
唯「そこ掘って」
ザックザック
親石「はい・・・これですね」
唯「こっちに渡して、」
唯「火の鳥は火の中に自ら入り身を焼くらしいね、それは血もおんなじなんじゃないかなー」シュボッ!
ボウボウボォォォ
親石「ああ・・・血が・・・不老不死が・・・」
唯「あんた達みたいなクズを人間として認識できないみたいだね、よく見えるよ、超え太った豚共が」
親石「ブヒィー!何だと!?」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:45:55.37 ID:RQhu17TT0
親石「お前は人類の希望を捨てたんだぞ!悪魔め!」
唯「何を言ってるの?火の鳥なんかもう必要ないんだよ?」
親石「??・・・・!!!」
唯「そう・・・火の鳥なんかいなくたって人類は延命できるの!!!」
唯「ハハハ!!血なんて飲まなくたってここに生きてる私がいる!!」
唯「それが証明なの!!・・・不老不死が欲しいなら紬ちゃんにたのんだらいいわ!!」
唯「・・・わかったらさっさと消えて!!殺されない前に!!」
唯「ああ!殺されたら私みたいにしてもらえばいいね!!ハハハハハハ!!」
唯「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
唯「・・・うううぅぅぅっ・・・・」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:47:04.33 ID:urxc5/PD0
シンセキってそういうことか今更気付いた
復活編っぽくなって来た。
期待。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 22:57:31.05 ID:RQhu17TT0
唯「火の鳥ーーー!!!私を・・・私を人間にしてくれ・・・」
???「あら・・・もうソノ必要はないじゃない・・・」
唯「あ・・・お前は・・・」
???「あなたは私の血なんか飲まなくたって不老不死よ?なにを嫌がることがあるの?」
唯「私は・・・人間なのか?それとも・・・」
火の鳥「どうだっていいじゃない?面白おかしく余生を過ごせば?」
唯「私は・・・そんな苦しみを抱えたまま生きるのはいやだ・・・殺してくれ・・・」
火の鳥「あら?それは出来ないわよ?」
火の鳥「あなたは蘇生実験第一号、死のうが何度でも蘇生されるわ・・・そして、」
火の鳥「その度に違う生き物になっていく・・・」
唯「イヤだ・・・あ・・・あずにゃん・・・澪ちゃん・・・律っちゃん・・・」
火の鳥「あなたは永遠に死ねないの、いい?ずっといき続けるのよ・・・アハハ」
唯「うわぁぁぁ!・・・夢?ここは・・・さっきの山小屋・・・」
ああ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:05:16.63 ID:RQhu17TT0
唯「・・・・紬ちゃんのところへ行こう・・・」
紬モニター{ハァィ!どうしたの?丸三日もヘリを離れて!}
唯「いまから私を手術した病院に行きたいの、できる?」
紬モニター{いいわよ!さぁ乗って!}
ー病院ー
唯{先生!先生!ああもうドレが誰だか分からないよ・・・}
土塊「なにかね?唯さん」
唯「私を人間に戻して!」
土塊「それは出来ませんな、」
唯「どうしてよ!?私を元に戻してよ!!!」
土塊「だからですね・・・無理なんです。」
唯「なんでよ!?」
土塊「あなたはモウ人間なんです!」
土塊「それに・・・すこし症状も和らいでいるようでは?」
医者のセリフは全く片仮名になってないのな
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:10:05.22 ID:RQhu17TT0
唯「さっきの羽根・・・」
土塊「とにかく!貴方は人間でおかしい所はどこもない平沢 唯さんそのものです。」
唯「待って!・・・私の体の何割ぐらいが人口臓器なの?」
土塊「小脳の大部分・・・そして臓器・・・ひっくるめると6割方人工物ですな」
唯「ねぇ!例えば事故車があったとしてその車を治すのに6割新品を使って直したとしたら
それは元の車なのかしら!?」
土塊「・・・・・・」
唯「ちがうでしょう?、中途半端はイヤなの!!!」
土塊「ではどうすれば!?」
唯「私を人間に・・・でなければ・・・ロボットにして・・・っっっ」
土塊「・・・ッッッッ」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:13:52.64 ID:RQhu17TT0
火の鳥の羽根で症状が一時的に和らいだとでも思ってくだせぇ
ー平沢ハウスー
唯「・・・・・・ただいま」
憂「おねぇちゃんお帰り!」
唯「憂!?」
土塊「ドウシタノ?オネェチャン?」
唯「なんでもない・・・」
土塊「ゴハンハ?」
唯「要らない・・・」
土塊「デモ・・・」
唯「要らない!!!」
土塊「オネェチャン・・・」
唯「・・・・・・・」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:19:56.39 ID:RQhu17TT0
ー唯ルームー
唯「・・・どうしよっか・・・ギー太ぁ・・・」
ギー太「唯ちゃん・・・」ギャン
唯「私もう・・・人間でもロボットでもない・・・」
ギー太「そんな・・・唯ちゃんは素敵だよ・・・」ギャギャン
唯「もう・・・死んじゃおっかなぁ・・・それも出来ないか・・」
ギー太「もう!いつもの元気で能天気な唯ちゃんはどうしたの!?」ウィンウィン
唯「ギー太・・・」
ギー太「太陽みたいに笑う君はどこだい♪」ベベベンベン
唯「うふふ・・・そうだよね・・・気楽に行こうかな・・・」
ギー太「そうだよ!こんどどっか遠くに行こうよ!二人でさ!」ヴゥゥン
唯「それだぁ!!!!!!」ドン!
憂「!!?!地震!?」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:24:05.20 ID:RQhu17TT0
唯「二人で逃げるんだよ!遠くに!誰も居ないところに!」
ギー太「ええ・・・大丈夫かな・・・」キキャン
唯「大丈夫!方法はあるよ!」
ー平沢ガーデンー
唯「憂・・・寝てるみたいだね・・・」
ギー太「大丈夫なのかな!?」ギュィィン!
唯「しっ・・・声が大きい!」
唯「紬ちゃん?」
紬モニター「オジョウサマはゲンザイオフライン状態デス。ヘリ飛行フリー状態デス。」
唯「よし!いける!」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:26:26.30 ID:ylDRdTX50
ギー太勇気100%かよw
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:31:15.90 ID:RQhu17TT0
唯「発車ー進行ー!(憂・・・ごめんね・・・)」
ギー太「うわぁ・・・もうこんなところに」ギャン!
唯「えへへ・・・自動操縦でなんとかいけそうだよ!」
ギー太「うん・・・きっと上手くいくよね!」ギュィン
ーーー
ーー
ー
唯「ギー太!?ギー太!?返事して!?・・・弦が切れてる・・・」
ギー太「・・・・・」
唯「・・・こんな雪山に・・・よりによって・・・」
紬モニター「えまーーじぇんしーえまーじぇんしー!乗組員ノ命ノキケンヲカンチ!
スタートボタンヲ押シテスリープモードニハイッテクダダイ!」
唯「仕方ない・・・ポチっとな!」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:38:26.18 ID:RQhu17TT0
それから何ヶ月たったろう・・・雪山の雪の下に閉じ込められた少女とレスポール
もう永遠に棺おけのふたは開かないと思われたが。それをこじ開ける者が居た。
???「おや?こんなところに品物が埋まってるじゃないか!」
???「ボス・・・とりあえず回収していきますかい?」
???「あたぼうよ、売れるのなら親だって売る、それがあたいらだろう?」
???「へへへ・・・違ぇねぇや・・・」
唯「・・・・ここは・・・?」
???「お目覚めかい?お嬢ちゃん・・・」
唯「ええ・・・嘘・・・なんで・・・」
???「どうしたんだい?あたいの顔がそんなに珍しいかい?」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:44:36.83 ID:RQhu17TT0
唯「さ・・・・・さわちゃん先生!?」
さわ子「あらあら・・・アンタ・・・唯だったの・・・」
唯「何してるんですかこんなところで!?」
唯「(・・・おかしい・・・私には人間の姿は見えないはず・・でもなんで?)」
さわ子「あらぁ!何年たっても変わらないあたいの美貌に見とれないでよね!」
唯「・・・・?喋り方変ですよ?」
さわ子「ウフフ・・・けいおん部の顧問やってた私は仮の姿よ・・・」
唯「?」
さわ子「今ね・・・臓器密売やってんのよ・・・ダルゥ・・ハァ・・・」
唯「そんな・・・さわちゃん先生・・・」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:50:05.32 ID:RQhu17TT0
さわ子「その名であたいを呼ぶんじゃないよ!」
唯「!?」
さわ子「あたいのことは"ボス"って言いな・・・フゥ・・・」
さわ子「久しぶりに大声出したら疲れちゃった・・・ハァ・・・」
さわ子「おい掘込!」
土塊「ヘイボス・・・」
唯「え・・・掘込先生!?(こっちは普通に土塊に見える・・・どういうこと?)」
さわ子「薬持ってきて・・・ハァ・・・和んとこにあるでしょ?」
唯「和ちゃん!?」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 23:55:31.36 ID:RQhu17TT0
うぉぉ・・・眠い・・・あと数レス書いたら寝る・・・
唯「え!?どういうこと!?」
さわ子「っさいわねぇ・・・ちょっとは静かにしたら?」
唯「でも和ちゃんって・・・」
さわ子「細かいことはどうでもいいでしょう?・・・ハァ・・・シンドイ・・・」
唯「・・・!そうだ!ギー太!ギー太はどこ!?」
さわ子「え・・・?あのオンボロギター?必要はパーツだけとってその辺に捨てようと思ってたんだけど・・」
唯「ギー太はどこ!?」
さわ子「・・・・あージャンクルームにあるわよ・・・ハァ・・・」
唯「ギー太!!!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:00:22.86 ID:1rjRmD1t0
ギー太は案外早く見つかった。がかなり分解されておりかろうじてそれがギターであったと思える代物に成り果てていた。
唯「ギー太!?!?!!ギー太ァ・・・うう・・・」
土塊「どうしたのよ?騒がしいわね・・・」
唯「アンタがギー太を殺したのね!許さない!」
唯は近くにあった鉄パイプで土塊に殴りかかる
土塊「ちぃ・・・やめなさい!」
あっけなくかわされ地面に組み伏せられる
土塊「どう?まいった?」
唯「・・・(この人・・・声だけ普通だ・・・)」
土塊「ん・・・あんた・・・唯!?」
唯「え・・・和ちゃん!?」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:04:54.46 ID:1rjRmD1t0
土塊「あんた・・・たしか事故にあったって・・・」
唯「うん・・・でも紬ちゃんのおかげで生き返れたんだよ!」
土塊「へぇ・・・そうなの、知らなかったわ」
唯「どうして?結構話題になってたのに・・・」
土塊「ちょうどあんたが事故にあった時位に悪事がばれてね、隠遁生活をしてたのよ」
唯「そうだったんだ・・・だからお見舞いも来てくれなかったのね!」
土塊「ゴメンね・・・」
唯「もしかして・・・昔からこんなことしてたの!?」
土塊「ああ・・・隠しててごめん・・・」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:08:36.51 ID:1rjRmD1t0
唯「ひどい!隠し事は無しって約束だったのに!」
土塊「ハハハ・・・本当にお前は変わらないな・・・」
唯「えへへ・・・うう・・・ぐっ・・・うぇぇ・・・」
土塊「どうした?」
唯「ギー太しんじゃった・・・」
土塊「バカ言え、機械が死ぬわけないだろ!」
唯「え?」
土塊「私が直してやる、貸してみろ」
唯「よかった!ギー太♪ギー太♪」
土塊「???変わったやつだよアンタは・・・」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:09:41.66 ID:1rjRmD1t0
もーねむい・・・明日の夜までにスレ残ってたら書きます・・・おやすみなさい・・・
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:11:36.73 ID:9A5OSXdx0
こういうの始めといて途中で眠いねるとかマジ死ね
思ったよりもおもしろかったから気になっていたというのに
もう書かなくていいです
えええええええええ
一人で保守は無理だな
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
Wikipediaで調べたらオレが見たアニメは鳳凰編だった 保守