1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
唯「ういぃ〜〜〜っ!!!」バタバタバタ!
憂「キャッ! ど、どうしたのお姉ちゃんっ」
唯「うわ〜んうわああ〜ん…ういぃ〜〜〜!」
憂「よしよし…はは〜ん、さてはまた律先輩に苛められたんだね?」
唯「ぞうなの〜〜! り、りっちゃんったら酷いんだよぉ〜。私のケーキを……」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:48:24.04 ID:4iAbC5jy0
ぽわ〜ん
ぽわ〜ん
ぽわわ〜〜〜ん
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:49:07.53 ID:4iAbC5jy0
梓「いつも先輩方にはお世話になっているので、今日は私がお菓子を持ってきました」
唯「うわぁい! おいしそうな苺ケーキ!」
梓「ふふふ、頑張って作りました。みなさん食べてください」
唯律澪紬「「いっただきまーす!」」パクッ
律「モグモグ…うひょーうめぇ〜〜っ!」ムシャムシャ
唯(う〜ん…イチゴを最初に食べようかなぁ……。それとも最後まで取っておくべきか)
唯(悩んじゃう……)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:50:49.19 ID:GnzA+5x90
期待age
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:51:07.28 ID:4iAbC5jy0
律「ゲップ……ふー、うまかったぜ……ん?」ジー
唯「よしっ! イチゴを口に含んだままケーキを食べよう!」
律「なんでぇ唯! いらねぇなら俺が食ってやる!」パクッ
唯「……え」
律「ムシャムシャ」
唯「り…りっちゃん……?」
律「おーうめぇ〜」
唯「 ヒドイッ!! 」
ケーキ(苺)盗ったのはわちゃんじゃん
りっちゃんを貶めるな
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:54:15.15 ID:4iAbC5jy0
唯「りっちゃんなんてことするの!? それは私のケーキなんだよっ!?」
律「ああん? お前がさっさと食べないからだろう」
唯「りっちゃんの食いしん坊! オニッ! このデコ助!」
律「なぁにぃ〜…唯のくせに生意気な!」ゴチンッ
唯「いたひ……」
律「いいか唯、よく聞け! お前の物は俺の物、俺の物は俺の物だーーっ!!」
最近唯憂は暗いのしか見かけないから明るいの頼んだぞ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:56:34.71 ID:4iAbC5jy0
憂「……ということがあったのね」
唯「ウンウン、そうなんだよ。酷いよねりっちゃん」
唯「ういぃ〜悔しいよぉ〜私もあずにゃんのケーキ食べたかったよぉ〜〜」
憂「お姉ちゃん、可哀想に。大事な物を盗られちゃったんだね」
唯「ういぃ〜なんとかしてよぉ」
唯「う〜ん…あ、そうだっ」ゴソゴソ
唯「なになにっ!?」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:59:07.23 ID:4iAbC5jy0
憂「じゃ〜〜ん! おち○ぽ生えクスリ〜〜」タラリラッタラ〜♪
唯「なにそれ?」
憂「まあまあ、とにかく飲んでみてよ」ヒョイ
唯「パクッ……ゴクン」
唯「あ、飲んじゃった」ビクンッ!
唯「っ!! な、なにこれ…お股が熱くなって……!」
唯「んっ…だ、ダメッ……感じちゃうよぉ〜〜〜!!」ビョイーン
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:01:27.17 ID:4iAbC5jy0
唯「はぁはぁ……あ、あれ? なんか、妙な違和感が……」
憂「うふふ、お姉ちゃん下着を脱いでみて」
唯「う、うん……」ヌギヌギ
ピローン
唯「ああっ!? お股におちんちんが生えてるよ!」
憂「すごいでしょ? これで律先輩の大事な物を奪っちゃおうよ」
唯「だ、大事な物ってもしかして……」
憂「うんっ。律先輩の……処女よ!!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:05:06.44 ID:4iAbC5jy0
――翌日
律「ったく、唯のやつこんなところに呼び出しやがって」
律「いったい、体育倉庫に何の用があるってんだ」
――ガラガラ
律「おーい、唯ー。いないのかー」
――バタン
唯「うふふ…来たね、りっちゃん」
律「ゆ、唯! なんのマネだ!」
唯「りっちゃん…昨日はよくも私のケーキを横取りしてくれたね……」
律「へんっ、なんだよ。そのお返しでもしようってのか?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:07:13.82 ID:4iAbC5jy0
唯「りっちゃん…甘い物の恨みは恐ろしいんだよ……」ヌギヌギ
律「なっ……!? パ、パンツなんか脱いでどうするつもりだ!」
唯「うふふ…コレを見ても強気でいられるかなぁ?」ビッキーン!
律「お、おちんぽぉ!? ど、どうしてそんなモノが……」
唯「りっちゃんは私の大事なモノを奪ったんだよ」
唯「だから私もりっちゃんの大事なモノ…りっちゃの苺を奪ってやる!」ガバッ―
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:08:44.58 ID:uzLHHIj+0
神スレage
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:10:52.50 ID:4iAbC5jy0
律「よ、よせぇーっ! や、やめろーッ! 変なモノくっつけるなぁーっ!」ジタバタ
唯「ふふふ、所詮りっちゃんも女の子だね。狼となった今の私に敵うと思う?」
律「く、くそぉーっ! は、放せッ! ぶっとばすぞぉ〜〜!!」
唯「わぁ…りっちゃんのおまんこ、顔に似合わず可愛いね」
唯「見て、私のおちんちん。りっちゃんの中に入りたがってウズウズしてる」
唯「いくよ、りっちゃん! いっただきまーす!!」
律「……ひくっ…た、助けて…澪……」
唯「――え?」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:12:55.88 ID:4iAbC5jy0
律「怖いよ…怖いよ……澪ぉ……助けて澪ぉ……」
唯「なっ……ちょっとやめてよりっちゃん。澪ちゃんなんかいないよ?」
律「澪ぉ……澪ぉ〜……」
唯「やめてってば! りっちゃんは私に抱かれるんだよ!? 他の人のことなんか考えないで!」
律「うわ〜〜〜ん! うわわ〜〜〜ん! 澪ぉーーーっ!!」
唯「や…やめてよ……」シナシナシナ〜
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:14:33.05 ID:z19BeDKN0
しえん
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:15:43.73 ID:4iAbC5jy0
唯「――結局おちんちんも萎えちゃって、りっちゃんの大事な物奪えなかった……」
唯「何よ、りっちゃんのバーカ! そんなに澪ちゃんがいいなら澪ちゃんのケーキ盗ればよかったじゃん!」プンスカ
梓「唯センパーイ!」
唯「あっ、あずにゃんだ!」
梓「はぁはぁ…探しましたよ唯先輩」
唯「どうしたのあずにゃん?」
梓「えへへ、昨日唯先輩にケーキ食べて貰えなかったから……また作ってきました」ジャーン
唯「苺ケーキだ! うわぁーい!!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:15:52.65 ID:3k1RnUkv0
ク
ソ
ス
レ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:17:25.30 ID:Jia5J2+Z0
俺の期待を裏切るなYO
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:18:02.91 ID:4iAbC5jy0
梓「ゆ、唯先輩のためだけに作ってきたんですよ///」
唯「嬉しいよぉあずにゃ〜ん…だーいすきっ!!」ダキッ
梓「ちょ…や、やめてくださいっ! こ、こんなところで……ん?」グリッ
梓「何か固い物があたって……」グイグイ
唯「ハッ……! こ、これはあずにゃん、ち、違うんだよ……」アセアセ
梓「ゆ、唯先輩……」ブルブル
梓「唯先輩のえっち!!!」バチーン!
唯「いたひ……」
梓「プンだ! もう唯先輩なんて知りません!」スタスタ
唯「うわ〜〜ん、こんなのってないよーーー!!」
むかし地獄の結末を迎えた同タイトルssがあったのを思い出した…
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:19:45.33 ID:4iAbC5jy0
憂「ハァ…やれやれ。心配になって見に来たらやっぱり」
唯「うわぁ〜〜んあんあん!! ういぃ〜〜!!」
憂「やっぱりお姉ちゃんはおちんぽ生えてもお姉ちゃんだなぁ……」
ちゃんちゃん♪
え
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:21:16.18 ID:4iAbC5jy0
その2
平沢唯、17歳。高校二年生。
勉強ダメ、運動ダメ、特技は昼寝とおやつを食べること。
おいしいお菓子につられて軽音部に入ったけれど、ガキ大将のりっちゃんにイジメられるわ、
澪ちゃんに嫌味を言われるわ、お金持ちのムギちゃんに自慢されるわで散々な毎日。
だけど最近、一年生のあずにゃんが入部してきて、ちょっぴり気になる……?
さてさて、そんな将来はニート街道まっしぐらな唯ちゃんの元に現れたひとりの少女。
それは未来からやってきた唯ちゃんのひ孫、憂だった――
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:24:09.86 ID:4iAbC5jy0
憂「というわけなの」
唯「へぇ〜憂って未来から来たんだね」
憂「そう! お姉ちゃんを立派な大人にするためにねっ!」
唯「あはは、心配しなくても大丈夫だよぉ。私だって大人になればちゃんとするんだから〜」
憂「 あ ま い っ ! 」
憂「いい? お姉ちゃん。私は未来から来たんだよ? お姉ちゃん……このままじゃ将来ダメダメになっちゃうよ?」
唯「そ、そんな…脅かさないでよ憂ぃ〜」
憂「脅しじゃないの。これを見てお姉ちゃん」パラッ…
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:24:53.41 ID:tmfHyXuP0
どうしてこうなった
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:27:26.88 ID:4iAbC5jy0
『大学入試落第で落ち込む唯』
『唯、三浪記念パーティーにて』
『四浪目で大学を諦め派遣社員となった唯』
『派遣切り』
『なんとか結婚して専業主婦となるも家事が一切出来ない唯』
『闇金に手を出して借金取りに追われる唯』
『過労で倒れた旦那さん』
『再就職記念・風俗にて』
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:29:15.58 ID:4iAbC5jy0
憂「これが将来のお姉ちゃんなんだよ……」
唯「あわわわ……」
唯「あ、でもでもっ! この人、私の旦那さんになる人? ちょっとカッコイイね!」
憂「ああ、聡おじいちゃんね。その人、律さんの弟さんだよ」
唯「ええっ!? りっちゃんの!?」
憂「そう……。そして田井中家に嫁いだお姉ちゃんは毎日毎日律さんにいびられ……」
唯「(ガーン)そ、そんなぁ〜〜! 大人になってまでりっちゃんにイジメられるなんて耐えられないよぉ〜」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:31:47.11 ID:4iAbC5jy0
憂「ね、わかったでしょ? こうならないために私が未来からやってきたの」
唯「そ、そうか! 未来のことがわかったんだから、今から変えていけばいいんだよね!」
唯「ようし…そうと決まればまずはりっちゃんの弟からだ!」
憂「えっ、えっ?」
唯「今すぐりっちゃんの弟に嫌われて結婚しないようにするよ!!」ドタドタドタ
憂「あっ、ちょっとお姉ちゃん――」
憂「いっちゃった……」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:34:10.06 ID:4iAbC5jy0
【田井中家】
唯「たのもぉ〜〜!」
律「なんだ唯じゃねーか。何の用だよ」
唯「りっちゃん、弟さんいる?」
律「ああん? なんで俺に弟がいるって知ってんだ?」
唯「いいから弟出してよ!!」
律「てめえっ! この野郎!!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:37:54.54 ID:4iAbC5jy0
聡「姉ちゃーん、なに騒いでんだよ〜」
律「あ、聡」
唯「むっ……! キミが聡くんだね」
聡「え、そうだけど……誰?」
唯「――ごめんっ!」バシーン
聡「いたっ!?」
律「て、てめえ! 人の弟に何しやがる!!」
唯「ごめんね聡くん! 私、キミとは結婚できないの!」
聡「へ???」
唯「じゃあね、バイバイ! 私のことは忘れてね!」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:39:04.38 ID:Vlde2aRC0
聡と結婚しないで憂か梓と結婚すれば悲惨な未来は避けられる
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:39:44.40 ID:4iAbC5jy0
律「な、なんだあいつ……」
聡「さ、さあ……?」
聡(変な人だけど…ちょっと可愛かったな……)ドキドキ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:41:10.65 ID:4iAbC5jy0
憂「ハァハァ……お姉ちゃーん!」
唯「あっ、憂! やったよ! 私、聡くんに嫌われてきた!」
唯「これで未来、変わったかなぁ?」
憂「変わってないよ! いい? お姉ちゃんと聡おじいちゃんの出会いはね――」
憂「カクカクシカジカ」
唯「そ、そんなぁ〜。それじゃあ、私のやったことは無駄――ううん、それどころかこれが原因で……」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:44:01.69 ID:4iAbC5jy0
憂「あのね、お姉ちゃんは聡おじいちゃんと結婚するのを嫌がってるけど……聡おじいちゃんはお姉ちゃんのこと愛してたんだよ?」
唯「そ、そんなこと言われても……聡くんと結婚したらりっちゃんにイジメられるよぉ」
憂「それはお姉ちゃんがしっかりしてないから! 律さんだって二人が結婚したときはお祝いしてくれたんだよ!」
憂「それなのにお姉ちゃんったら家事はしない、子育てはしない、あげく闇金にまで手を出して……」
憂「そんなのが家にいたら誰だって疎ましく思うのは当然でしょ!」
唯「ふひぃ…じゃあどうすれば……」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:46:40.86 ID:4iAbC5jy0
憂「いい? 変わらなきゃダメなのはお姉ちゃん自身なの」
憂「お姉ちゃんが立派な大人になれば律さんだってきっと認めてくれる」
憂「私はそのために未来からやってきたの」
唯「そっか……そうだよね憂! 私、頑張るよっ!」
憂「わかってくれたんだ、お姉ちゃん!」
唯「ういぃ〜ごめんよ〜〜」
憂「よしよし…これからは立派な大人になるために一緒に頑張ろうね、お姉ちゃん」
唯「ういぃ〜〜〜〜〜〜〜!!」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:47:14.87 ID:4iAbC5jy0
憂(ふぅ…なんとか私の存在消滅は免れたみたい……)
ちゃんちゃん♪
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:49:13.47 ID:4iAbC5jy0
その3
――1時間目
さわ子「コラッ! 唯ちゃんまた遅刻ね!? 廊下に立ってなさい!」
――クスクス
唯「ふぇ〜ん……」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:50:05.50 ID:4iAbC5jy0
――2時間目
さわ子「唯ちゃん、また教科書忘れたの!? 廊下に立ってなさい!!」
プッ…クスクス
唯「うわぁ〜〜ん」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:50:58.36 ID:4iAbC5jy0
――3時間目
さわ子「唯ちゃん! こんな問題も解けないの!? 廊下に(ry」
ゲラゲラ
唯「びえぇ〜〜〜ん」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:51:49.85 ID:4iAbC5jy0
――4時間目
唯(言われる前に廊下へ行こう……)トボトボ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:51:53.90 ID:A6DqCcyf0
スレタイで期待したけど期待はずれだった
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:53:29.37 ID:PnpLOiHrI
ほのぼのしてていいね
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:55:56.63 ID:4iAbC5jy0
――昼休み
さわ子「まったく、あなたときたら……」ガミガミ
唯(お腹すいたなぁ〜……)
さわ子「ちょっと!? 聞いてるの唯ちゃん!」
唯「は、はひぃっ!」
さわ子「はぁ……もういいわ。いい、唯ちゃん? 明日もし遅刻したり忘れ物したりしたら……」
さわ子「一週間、部活動禁止!」
唯「ええぇ〜〜!?」
さわ子「当然、お茶もお菓子も無しよ」
唯「そんなぁ〜〜〜」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:00:08.90 ID:Iin1R4dJ0
唯「 ひ ど い っ ! 」
唯「このままじゃ、私の唯一の楽しみがなくなっちゃうよぉ〜」
憂(はぁ……お姉ちゃんがしっかりすれば済む話じゃない)
唯「ういぃ〜なんとかしてよぉ〜〜」
憂「はいはい、わかりましたよっと。それじゃあ……」ヒュル
唯「ん? 髪留めなんか解いてどうするの?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:01:39.68 ID:Iin1R4dJ0
憂「このゴムをこうやって――ほら、お姉ちゃん後ろ向いて」
唯「う、うん」
憂「ここをこうして……と」
憂「ハイできあがり!」
唯「??? 髪結んだだけだよ?」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:03:08.26 ID:Iin1R4dJ0
憂「はい鏡」
唯「あっ! 憂だ! 私憂になっちゃった!」
憂「うふふ、それで私はお姉ちゃんになってるでしょ?」
唯「あっ、ホントだ! 私がいる!!」
憂「それじゃあ、明日は私がお姉ちゃんの代わりに二年生の教室に行ってくるね」
唯「頼んだよ憂!」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:05:09.17 ID:Iin1R4dJ0
憂「あ、お姉ちゃんは私の代わりに一年生の教室に行ってね」
唯「え〜〜休みたいよぉ〜」
憂「ダメッ! 私も学校通ってるんだから」
唯「ちぇっ」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:07:35.21 ID:Iin1R4dJ0
――翌日
【憂】
憂「みんなおはよー」
澪「おっ唯、今日は早いな」
憂「えへへ、なんだか早く目が覚めて……」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:08:34.51 ID:Iin1R4dJ0
あ、間違えた
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:09:31.70 ID:Iin1R4dJ0
【唯】
唯「うわ〜ん遅刻だよぉ〜〜」ドタドタ
ガラッ――
さわ子「あら……? 憂ちゃん、どうしたの?」
唯「あ、間違えた」
憂(お姉ちゃんったら……)
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:12:22.52 ID:Iin1R4dJ0
【憂】
さわ子「はい、それじゃあこの問題解ける人」
憂「はーい」
さわ子「はいそれじゃ唯ちゃ……えっ?」
ザワザワ
憂「ええと、この問題は……」スラスラ
さわ子「す、すごい……! 全問正解だわっ!?」
憂「えへへ」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:13:08.22 ID:Iin1R4dJ0
【唯】
先生「ではこの問題は……平沢さん、お願いします」
唯「えっ!? え、ええと……」
唯(一年生の問題なんて忘れちゃったよぉ〜)
先生「平沢さん、どうしました?」
唯「うー…あのー…そのー……」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:14:53.71 ID:LqJnlvl6I
憂は何故解ける
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:16:46.97 ID:Iin1R4dJ0
【憂】
憂「あっ、いけない! 宿題するの忘れちゃった!」
憂「一年の……」
憂「今からやってお姉ちゃんに持っていかなきゃ!」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:18:01.61 ID:Iin1R4dJ0
【唯】
唯「しゅくだい……?」
梓「どうしたの憂? 宿題忘れるなんて珍しい……」
唯「ど、どうしようぉ……聞いてないよぉ……」
ドタドタドタ
ガラッ
憂「お姉ちゃん! 宿題持ってきた!」
唯「あっ、憂ぃ〜〜!」
梓「???」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:21:51.08 ID:Iin1R4dJ0
【唯】
唯「ふぅ〜…やっと授業終わったよぉ……」
唯「先生は私ばっかり当てるし、学級委員の仕事はさせられるし疲れたぁ〜」
唯(憂って学級委員だったんだ……)
唯「ま、いいや。早く部室行ってお菓子食べようっと」
紬「あら憂ちゃん」
唯「あ、ムギち……じゃなかった紬先輩!」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:24:08.48 ID:Iin1R4dJ0
唯「これから部活ですか?」
紬「ええ、そうなのー」
唯「……ん? クンクン、このいい匂いは……」
紬「ああこれ? 部室で食べようと思って」
紬「フランスから取り寄せた高級食材をナンタラカンタラで」
紬「ウチのお抱えシェフがウンタラカンタラして作った世界でも珍しいお菓子なのよ〜」
唯(またムギちゃんの自慢がはじまった……。でも……)ゴクリ
唯(うへへ〜今日のお茶会、楽しみだなぁ〜〜)
紬「それじゃあ憂ちゃん、私は部活があるから」
唯「……あ、私、憂だ」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:25:09.72 ID:Iin1R4dJ0
唯「ううぅ…お菓子食べたいよぉ」
唯「こうなったら憂(唯)の様子を見に来たことにして、ちゃっかりお茶会に参加しよう」
唯「どれどれ……部室の様子は」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:28:14.46 ID:Iin1R4dJ0
ジャカジャーン♪
律『おおっ! ピッタリ決まった!』
澪『唯! いつの間にそんなに上手くなったんだ!?』
紬『唯ちゃんすご〜い』パチパチ
梓『唯先輩……カッコイイ』ジーン
憂『えへへ、こんなのなんてことないよ』
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:29:26.99 ID:Iin1R4dJ0
梓『唯先輩! 私にも教えて欲しいです!』
憂『うん、いいよ。ここをこうして……』ピタッ
梓『アッ……/// ゆ、唯先輩、そんなにくっついたら……///』
憂『でね、ここをああすれば……』ジャラーン♪
梓『ゆ、唯先輩のオッパイが! ゆ、唯センパーイ!!』ガバッ
憂『キャッ、梓ちゃん!』
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:30:27.77 ID:Iin1R4dJ0
唯「…………」ワナワナ
唯「う、憂……私のあずにゃんとなんてことを……」
唯「許せないよ……許せないよ唯!」
唯「あ、違った…憂!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:31:28.74 ID:Iin1R4dJ0
澪『お前たちいい加減にしろ!』
律『そうだぞ唯! ちょっとギター上手くなったからって調子に乗りやがって』
紬『まあまあ、それよりもみんなお茶にしない?』
憂『はーい』
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:33:25.23 ID:Iin1R4dJ0
紬『今日のお菓子はねぇ(ry』
澪『はいはい、またはじまった』
律『ん? 一個余ってるな』
律『唯、余ってるのお前にやるよ』
憂『えっ、いいの?』
律『きっと家でギターの練習頑張ったんだろ? ご褒美だ!』
憂『ありがとっ! 律さん!』ダキッ
律『わっ…ちょ…や、やめろよっ///』
紬『もう、唯ちゃんったら……』
澪『あはは、律。顔がふにゃけてるぞ』
梓『ううぅ〜律先輩羨ましいです』
キャッキャウフフ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:34:01.16 ID:Iin1R4dJ0
唯「…………」
唯「……なにこれ」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:34:49.43 ID:Iin1R4dJ0
【平沢家】
憂「あ〜…今日は楽しかった」
唯「…………」
憂「お姉ちゃんはどうだった?」
唯「…………」
憂「明日も私がお姉ちゃんの代わりに……」
唯「いいよもうっ! 入れ替わり作戦は中止! ふんだっ!」スタスタ
憂「お姉ちゃん……どうしちゃったんだろ?」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:39:00.55 ID:Iin1R4dJ0
――翌日
さわ子「唯ちゃん! また遅刻して! しかも宿題まで忘れてくるなんて!」
さわ子「部活動禁止! 廊下に立ってなさーい!!」
唯「うえ〜〜〜〜ん!」
ちゃんちゃん♪
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:41:28.36 ID:Iin1R4dJ0
小休止
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:43:11.99 ID:1G74qAc20
私怨
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:44:22.17 ID:TsceSTK80
試演
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:52:54.07 ID:fCOvNXc70
紫煙
/レ':⌒^\
-‐ゝ: :<_: :⌒>
/: : : : : : : : : :\〉<
/: : : : : : : : : : : : : : :ヽ :\
/ /: :{ : ∧ {\: : : : : : \V⌒
/ : : : ∧ | ヽ ノ\: : : :ヽ:八
厶: :i : ト-孑 \xぅミ、: : トV´
|八:.ハ ァ.ミ Vソ } ∨ ノ
⌒ヽ 人ト、:小{ Vソ '' r'
/ , V|∧ '' r::、 イ、_
. ′ | ゝ ._ ` / ヽ∨  ̄¨⌒\
{ } r'´ ̄ ̄V 厂ヽ _∧\ `⌒丶、
ヽ. ヘ _ -¬^´ /:::| ̄ ̄可ノ _}_::::.>、 \
'、 \ ___/⌒¨´ \{_::{_>ー┴'´:::::___}、_ }
人 \ /::::::::::::::::::_/ ̄ ∨ `ア ,′
xく\ ___ ∨ 「 ̄ ̄ ̄ } {. /
/ `ヽ ヽ , -‐くj .::::::::| ノ /
. 〈 _ノヽ.::::∧ / { .::::::::..... j::..::::::::::::::::リ、〈 /
ヽ 丶、_.::::-‐::::: ノ::::::::| / ∨::::::::::::::::::ノ::::::::::::::::::/::::〈____ト、
ノ /.:}:ヽ:| / / ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人_ _ク
\ __ ..../ ..:/::::::リ // 〈\::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::}\
{ / }ノ| /´ ∧::::::::::::::::::::::::::ー=彡::::::::::::::::::',
ー、 ー‐ / ノ ,/ ,′\:::::::::::::::::::::::::::::::: i:
ー─‐一'´\_,/ / :::::::::::::::::: ノ: |
| ::::::::: |
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:57:23.97 ID:Iin1R4dJ0
ご飯食べながら再開
※注意
・次で最後です。
・ここから先はショッキングなシーンがありますので、気の弱い方はそっとスレを閉じてください。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:58:42.17 ID:Iin1R4dJ0
その4
唯「あっ! 澪ちゃん、新しいギター買ったの!?」
澪「ふふ〜ん、前の奴は音がイマイチだったからな。思い切って買い替えたんだ」
唯「いいなぁ〜ピカピカしてるよ〜。ね、ね、ちょっとだけ弾かせて!」
澪「ダメっ! 唯なんかに触らせてやるもんか。ペタペタ指紋つけられたんじゃたまらないしな」
唯「ううぅ〜酷いよぉ」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:01:17.04 ID:Iin1R4dJ0
律「おう澪! 俺には弾かせてくれるんだろう?」
澪「り、律……も、もちろんだよ……ハハ」
律「でへへ、いいギターだなぁ…どれどれ」ジャガジャーン♪
澪(ああっ、あんな乱暴に弦を……!)
澪(だいたい律の奴、ギターなんか弾けないじゃないか!)
律「よし、歯ギターだ!」ジャコジャコジャーン♪
澪「ぎゃあああ!! 汚いっ!」
律「んだとぉ、この野郎!」ポカッ
澪「ギャッ!」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:03:18.01 ID:Iin1R4dJ0
唯「いいなぁ〜りっちゃん。私にも弾かせてよぉ〜」
律「唯はダ〜メ。俺のギターには指一本触れさせないぜ」
澪「それは私のだ!」
唯「いいじゃん! 弾かせてよ〜〜」グイッ
律「あ、コラッ! 放せっ!」
唯「ヤダヤダ! 私もひーくーのぉー!!」グググ…
律「こ…この野郎!!」バキッ!
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:04:51.46 ID:Iin1R4dJ0
唯「あ」
律「あ」
澪「……あ」
唯律澪「「ああああっ〜〜〜!!!」」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:06:52.86 ID:Iin1R4dJ0
律「お、俺しーらねっと」
澪「あ、あ…わ、私のギターが……。ママにおねだりして買ってもらったのに……」
唯「み、澪ちゃん…ご、ごめんね?」
澪「(キッ)唯のせいだぞ! 弁償しろ!」
唯「え、ええぇ〜。無理だよぉ…それ高いんだよね?」
澪「当たり前だ! 弁償するまで軽音部に出入り禁止だからなっ!」
唯「そ、そんなぁ……」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:09:45.76 ID:Iin1R4dJ0
唯「ういぃ〜〜〜〜!!」
憂「ふむふむ、澪先輩のギターを? それはお姉ちゃんが悪いよ」
唯「だってだって! りっちゃんが貸してくれないから!」
唯「どうしようぉ〜〜! 弁償しなきゃお菓子食べれないよぉ〜〜」
憂「やれやれ…仕方ないなぁ」ゴソゴソ
唯「なになに? 何かいい道具あるの?」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:11:51.56 ID:Iin1R4dJ0
憂「『許してチョンマゲェ〜』」タラリラッタラー♪
唯「許してチョンマゲ?」
憂「うん! これを被るとね……」カブリッ
唯「わぁ! お殿様みたい!」
憂「えいっ!」ポカッ
唯「痛い! な、何するのぉ〜」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:13:19.71 ID:Iin1R4dJ0
憂「ごめんね、お姉ちゃん」ピカーン
唯「っ! め、滅相もありません! ハハー!」ドゲザッ
唯「ああ…憂様に殴られるなんて幸福の極みでごぜぇます」
唯「もっと…もっとぶってくだしゃぁ――」
憂「はい、終わり」スポンッ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:15:17.61 ID:Iin1R4dJ0
唯「あ、あれ……? 私なにしてたの?」
憂「うふふ、このカツラを被るとどんなに悪いことをしても許してもらえるようになるの」
唯「へぇ〜すごいんだね」
憂「でも悪用しちゃダメだよ。澪先輩に許してもらったらすぐに返してね」
唯「うん! わかってるよ!」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:17:32.23 ID:Iin1R4dJ0
――翌日
唯「本当にこれを被れば、澪ちゃん許してくれるのかなぁ〜」
唯「そうだ! さわちゃんで実験してみよう!」
ドタドタドタ!
さわ子「どいてどいて〜〜〜!」
唯「あっ、さわちゃんだ! あれ? 急いでどこ行くんだろう?」
→女子トイレ
唯「はは〜ん……」キラーン
ふむ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:19:02.15 ID:Qotxn6Vw0
しえん
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:19:42.75 ID:Iin1R4dJ0
さわ子「ふぅふぅ…ギリギリセーフ!」ブリッ
さわ子「あは…んっ! ああっ! いっぱい出てくるぅ!!」ブフォッブブッブリリッ
さわ子「ハァハァ…や、やばかったわ……。危なく授業中に漏らすとこだった……」
さわ子「そんなことになったら、もうこの学校に居られなくなっちゃう!」
さわ子「それに私みたいな美人はうんこなんかしないって信じてる生徒たちの夢を壊すことになるわ」
さわ子「…………」
さわ子「ふふ…まさか私がこんなにぶっというんこするだなんて、誰も思わないでしょうね」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:21:29.95 ID:Iin1R4dJ0
唯「うわぁ〜…さわちゃんのうんこすっごーい!」
さわ子「でしょう? 見てよこの太さ。肛門が破れそうに……」
さわ子「――って、唯ちゃん!?」
唯「ヤッホー、さわちゃん♪」
さわ子「ちょ、ちょっと唯ちゃん! そんなところに登って何してるの!」
唯「でへへぇ〜」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:23:17.94 ID:Iin1R4dJ0
さわ子「すぐに降りなさい! 危ないでしょ!」
唯「やだー、さわちゃんのうんこしてるとこ見るんだもん」
さわ子「や…やめてっ! 私の恥ずかしいところ見ないで!」
唯「んー…でもここからじゃよく見えないなぁ……よいしょ」
さわ子「ゆ、唯ちゃん! 何する気!?」
唯「――とうっ!」シュタッ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:25:15.62 ID:Iin1R4dJ0
さわ子「きゃあああっ! 出てって! 唯ちゃん、お願いだから出てって!」
唯「セーンセッ、続きしなよ〜。まだ全部出してないんでしょ? お尻の穴ピクピクしてるよぉ」
さわ子「ゆ、唯ちゃん……あなたこんなことしてただで済むと思ってるの?」
唯「あれぇ〜そんなこと言ってもいいのかなぁ〜」ガラガラ
さわ子「ゆ、唯ちゃん…? ひとつしかないトイレットペーパーをどうする気? あなたまさか――」
唯「ふふ…その『まさか』だよ」
唯「このトイレットペーパーは貰っていくね。さわちゃんはそこで永遠に悩み続ければいいよ」
唯「じゃーねー!」ガチャッ バタンッ
さわ子「あ、あ、あ…あの――糞ガキィイイイイイ!!!」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:28:20.38 ID:Iin1R4dJ0
唯「これでさわちゃんを怒らせることが出来たけど」
唯「本当にこのカツラで許してもらえるのかなぁ?」
唯「もし効かなかったら……」ガクガクブルブル
ドタドタドタドタ――
さわ子「うおぉぉおおおお!! 平沢唯ぃいいいいいいいい!!!」
唯「ひぃっ! さわちゃんが鬼の形相で走ってくるよ!!」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:29:17.91 ID:Iin1R4dJ0
さわ子「てめぇえええええええ!! ふざけやがってこの野郎!! てめえの顔でケツ拭いてやるから覚悟しなっ!」
唯「ま、待ってさわちゃん! 落ち着いて!」
さわ子「ああん? こちとらなぁ……ケツも拭かずにパンツ穿いて気持ちわりぃんだよ! 痒いんだよバカ野郎!」
唯「ご、ごめんね、さわちゃん……」カブリッ
さわ子「ハッ……!?」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:34:37.46 ID:Iin1R4dJ0
唯「私、悪いとこしちゃったかな……? 先生、怒ってる?」
さわ子「ひ、ひぃ〜〜! 滅相もございません! こちらこそ無礼暴言の数々お許しくだしゃ〜〜」
唯「……ふーん、怒ってないんだ」
さわ子「へへ…もちろんでごぜぇまさぁ。むしろ唯様に排便を見られるなんて、あたしゃなんて果報者でがしょ」
唯「うふふ、さわちゃんって変態さんだったんだね」
さわ子「ハハーーッ! あたしゃ淫乱変態女教師でごぜぇますだぁ〜〜!」
唯「じゃあさ……ここでうんこしてよ」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:35:58.21 ID:Iin1R4dJ0
さわ子「えっ……? ここでゲスか? こんな廊下で……」
唯「どうしたの? 見ててあげるよ。嬉しいんでしょ?」
さわ子「も、モチのロンでござるっ!」ヌギヌギ
生徒「きゃあああっ! さわ子先生がパンティーを脱いでるわ!」
唯「ふふ、ほら、みんなもさわちゃんのお尻見てるよ」
さわ子「あ、あ、あ……か・い・か・ん♪」ブリリッ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:37:10.85 ID:Iin1R4dJ0
生徒「いやぁあああああああ!! あの美しいさわ子先生があんな汚い物をお尻からひねり出すなんてぇええ!!」
生徒「夢よっ……! これは夢なんだわっ!!」
生徒「なんて恐ろしいうんこ! 鬼糞だわ!」
さわ子「はぁ…はぁ…せ、生徒たちに見られてこんなところでうんこするなんて……。あぁ…すごひぃ」
唯「あ〜あ、こんなところでうんこしちゃって。誰かが踏んづけたらどうするの?」
さわ子「あっ……す、すみません。もちろん私が掃除します」
唯「食べて」
さわ子「え?」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:38:39.10 ID:Iin1R4dJ0
唯「自分が出したうんこなんだから自分で食べて綺麗にしてよ」
さわ子「そ、そんな……それだけはお許しくだしゃひぃ」
唯「ダメだよ、さわちゃん。私、さわちゃんがうんこ食べてるとこ見てみたいんだもん」
さわ子「うっうっうっ……」
さわ子「わ、わかりました……そこまでおっしゃるのでしたら」ムシャ
さわ子「ムシャムシャ…モグモグ……ううっ、気持ち悪い……!」
さわ子「に、苦い……。まさか私のうんこがこんなにも苦かったなんて」
さわ子「それに鼻を突き抜けるこの激臭。も、もう耐えられない――」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:39:59.75 ID:Iin1R4dJ0
さわ子「おげぇええええええええっ!! おぼぼぼぼぼっ…ゲホッゴボゴボッ」
唯「アハハッ! さわちゃんったら口からうんこ出してるよぉ〜! すっごい器用だね!」
さわ子「あひぃ〜あひぃ〜〜……」オエーッ
唯「あ〜楽しかった! いつも怒鳴られてばかりいたからスッキリしたよ」
唯「じゃあねーさわちゃん♪」スタスタ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:41:17.39 ID:tTcCQzyKO
どうしてこうなった
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:41:41.76 ID:Iin1R4dJ0
唯「さて、実験は成功したし、今度は澪ちゃんの番だ」
唯「どれどれ……おっ、りっちゃんと澪ちゃんがいる。少し様子を見てみよう」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:41:47.34 ID:e69yYF980
とりあえずギターとベースは別物だとつっこみたい
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:44:19.25 ID:Iin1R4dJ0
律『なあ澪ぉ、いい加減泣き止んでくれよ……』
澪『ひぐっ…ううっ……私のギターが……グスッ』
律『悪かったってばぁ〜』
澪『マ、ママにお願いして……本当はウチの家計だって苦しいのに……』
澪『大事にしなさいって言われたのに……まだ一度も使ってないのに……』
澪『酷い…酷いよぉ〜〜。私の宝物だったのにぃ〜〜!!』
律『…………』
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:45:49.67 ID:Iin1R4dJ0
律『べ、弁償する!』
律『ちゃんと弁償するから! だから……そんなに泣かないでくれよぉ〜〜』
律『澪が泣いてたら私も悲しいよぉ〜〜澪ぉ〜〜!』
澪『り、律ぅ……』
律『バイトして…ちゃんと弁償するから…だから…だから……うわあぁ〜〜ん』
澪『り、律ぅ〜〜! うわ〜〜んっ!!』
唯「……なにこれ」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:47:20.11 ID:Iin1R4dJ0
憂「あっ、お姉ちゃんおかえり!」
憂「どうだった? 澪先輩に許してもらえた?」
唯「…………」
憂「……どうしたのお姉ちゃん?」
唯「ねえ憂…。私、バイトするよ」
憂「え? 急にどうしたの?」
唯「バイトして、りっちゃんと一緒に澪ちゃんのギター弁償しようと思うんだ」
憂「じゃ、じゃあ、許してチョンマゲは……」
唯「うん、使わなかった」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:48:48.03 ID:Iin1R4dJ0
唯「私は澪ちゃんの大切な物を壊したのに……こんな道具なんかで許して貰おうだなんて間違ってたよ」
唯「例え澪ちゃんが許してくれても…神様は、許してくれないんじゃないかなぁ――」
憂「お姉ちゃん……」ジーン
唯「だから私…明日からバイト頑張る!」
憂「うん! お姉ちゃん、私も応援するから!」
憂「お姉ちゃん……立派だね!」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:49:19.67 ID:Iin1R4dJ0
――こうして、お姉ちゃんは少しだけ立派な大人に近づいたのでした。
ちゃんちゃん♪
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:49:54.55 ID:Iin1R4dJ0
糞して寝る
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 01:59:26.00 ID:HOPzoSRMO
乙!
正にクソスレ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 04:24:32.52 ID:VZ4CtJRi0
ほ
うわ つまんね
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 07:07:50.21 ID:LqJnlvl6I
さわちゃんとこはちょっとね……うん……
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 09:11:31.49 ID:ZdaX1ItA0
さわちゃん可愛そうです(´・ω・`)
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 10:03:51.21 ID:bFWnRMJb0
さわちゃんは犠牲となったのだ・・・
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 10:23:30.76 ID:mlBQpdyCI
ふつうにほんわか路線で行けよwwwww
なにクソ食わせてんだよwwww
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 10:48:13.27 ID:h+pqSaP0O
…はぁ
まぁ乙
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 11:09:57.11 ID:Vbj3aE3PO
スカトロのくだりいらねえだろwwww
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 11:26:37.84 ID:kvzcL/3X0
無駄にショッキングすぎるwwwwW
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!