憂「カレー味のうんこ」唯「わぁい」

唯「ねえねえ、あずにゃん」

梓「……なんですか」

唯「こ、これって……うんこだよね？」

梓「はあ……まあ、そう見えなくもないですね」

唯「見えるよ！　これ絶対うんこだよ！」

唯「ねえ、あずにゃん」

梓「はい」

唯「此処がどこだか教えてくれるかな？」

梓「毎度お馴染み軽音部の部室ですよ」

唯「だよね！？　だよね！？　部室にだよあずにゃん！」

唯「う、うんこっ！　うんこが落ちてるんだよ！！」

梓「ですねー」

唯「すごく……くさい」

梓「充満してますね」

唯「これって人糞かな？」

梓「この大きさ、この色、何よりもこのソフトクリームのような形。まず間違いなくヒトが生み出した排便の証……」

唯「これ一本糞だよね。一本糞で五重巻きだよ。それにこの太さ……」

梓「便秘だったんでしょうね。ほら、色が黒いじゃないですか」

梓「血が混じってるんですよコレ」

唯「……（ｼﾞｭﾙｯ）」

梓「唯センパイ、よだれよだれ」

唯「――ハッ！？　ち、違うよあずにゃん！　べ、別にわたし一人で食べようとしてるわけけじゃないんだからっ！」

梓「はいはい、わかってますよ。それよりもこのうんこ誰のでしょうね？」

唯「やっぱり軽音部の誰かのかな？」

梓「唯センパイ、ニオイで分かりませんか？」

唯「どれどれ……クンクン……うーん、さすがにわかんないよ〜」

唯「そうだ！　ちょっと味見してみよう！」ﾍﾟﾛﾝ

唯「…………」

マジキチ

　　Cl
　　│
Cl-C-Cl
　　│
　　Cl

梓「ど、どうですか？」

唯「ん、んんんっ……んまいっ！」

梓「そ、そうじゃなくて！　誰のうんこかわかりますか？」

唯「あっ……わかんないや」ﾃﾍ

梓「もうっ、唯センパイ肝心なところで役に立たないんだから……」

唯「ごめんごめん。そうだ、あずにゃんも舐めてみなよ」

梓「え〜いいですよ。わたしうんこあんまり好きじゃないんで」

梓（唯センパイのならともかく……///)

唯「え〜そう言わずにぃ。ホラホラ、舐めてみなってぇ」

梓「い、いいですってばぁ」

――ガチャ

律「オイース」

澪「ん？　二人とも床にしゃがみ込んで何してるんだ？」

唯「あっ、みおちゃんりっちゃん。見て見て、これ！」

律「んーどれどれ……。おおっ！　こ、これはっ！！」

澪「うんこじゃないか。唯が出したのか？」

唯「ぶー違うよぉ。わたしたちが来たときにはもうあったんだよ」

律「うっひょぉ、すっげぇ巻き糞！　誰だこんなうんこした奴？」

律「はは〜ん、さては澪……お前だな！」

澪「ばっ…違う！」

ふむ

律「へへぇ……この大きさ、相当溜め込んだはずだよなぁ」

律「あれぇ、そういえば澪、お前便秘だって言ってたよなぁ」ﾆﾔﾆﾔ

澪「そ、そうだけど！……まだお腹の中に溜まってるもん」

澪（いいなぁ、こんなの出したら気持ちいいんだろうな……）

梓「この四人ではないとすると……袖センパイですかね」

唯「そういえばムギちゃんはー？」

澪「ああ、お茶の準備するからって水いっぱい飲んでたよ。もうすぐ来るんじゃないか？」

――ガチャ

袖「こんにちは〜」ﾀﾌﾟﾝﾀﾌﾟﾝ

律「おー袖……ってお前その腹！」

袖「うふふ、お水飲みすぎちゃった」ﾀﾌﾟﾝﾀﾌﾟﾝ

澪「はは、最近暑いからなぁ」

袖「あら？　このにおい……ｸﾝｸﾝ」

律「あー袖、コレコレ」

袖「あらぁ、おいしそうなうんこねぇ」

唯「ムギちゃんのうんこじゃないの？」

袖「いいえ違うわぁ。わたしお昼休みにしてきたから」

なんで袖だよこんちくしょう

ｲｲﾖｲｲﾖｰ

梓「となると一体誰が……？」

袖「そうだわ！　せっかくだし、このうんこみんなでいただかない？」

唯「わーい！　賛成ー」

澪「そうだな……こんな所に置いといても痛んじゃうだろうし」

律「それじゃあ五等分にするかー。唯ーお皿持ってきて」

梓「あ、わたしはいいです」

律「なんでだよー」

梓「わたしうんこ嫌いなんですよ」

澪「梓、うんこは身体にいいんだぞ」

梓「いや、よくはないです」

唯「あずにゃん」

梓「……なんですか」

唯「めっ！　好き嫌いしちゃいけません！」

梓「うぅ……わかりましたよ……」

袖「ふふ、それじゃ私はお茶を出すわね」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

梓「あっ、わたし手伝います」

袖「そう？　それじゃあそのカップをここに……そう、そのまま固定してて」

袖「それじゃあ行くわよぉ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

シャーーーー

ｼﾞｮﾎﾞｼﾞｮﾎﾞｼﾞｮﾎﾞ

梓「あっ、あっ、袖センパイあふれちゃうあふれちゃう！」

袖「あんっ！　いっぱい飲み過ぎてうまく止められないわ」

律「あわわ、澪！　あたしらも手伝うぞ！」

澪「お、おうっ」

ｼﾞｮﾎﾞｼﾞｮﾎﾞｼﾞｮﾎﾞ

ｼﾞｮﾎﾞｼﾞｮﾎﾞｼﾞｮﾎﾞ

…………ﾋﾟﾀｯ

袖「ふぅ、これで第一波終了よ」

律「あちゃ〜結構こぼれたな」

梓「仕方ないですよ、あとでわたしが舐めときます」

唯「みんなー、うんこ用意したよー」

澪「それじゃあ、お茶にするか」

なあにこのすれ〜

続けたまえ

――放課後ティータイム――


律「んっ…ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ…ｸﾁｭｸﾁｭ……おっ、なかなかイケるなコレ」

袖「そうねぇ……でもちょっと苦いかしら」

澪「そうか？　わたしはちょうどいいと思うけど」

梓（……はぁ、あんまりおいしくないです）

唯「あっ！　見て見て！　ホラ、お茶にマン毛が浮いてるよぉ」

律「おおっ！　いいなぁ唯！」

唯「エヘヘ、今日はいいことありそうだなぁ」

俺はなんて世界に迷い込んじまったんだ・・・・

…………３０分後


律「うへへへへっ！　１番、田井中律！　クリトリスを伸ばします！」ﾋﾞﾖｰﾝ

唯「あひゃひゃふほへひひひぃっ！　りっちゃんクリトリス伸ばしすぎぃ！」

澪「うっ、うっ…ひくっ……どうしてみんな練習してくれないんだ……」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘ

袖「あは〜ん、またおっしこ出ちゃうわぁ〜」ｼｬｰｰｰｰｰｰｰ

律「なにおー、あたしだって負けるもんかっ！」ｼｬｰｰｰｰｰ

唯「ならばわたしはっ！　ふんっ！」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘ　ﾌﾟｼｬｰｯ

梓「……何このカオス」

梓「ちょっ、みなさんやめてください！　ああっ、袖センパイ律センパイおっしこ撒き散らさないでください！」

梓「唯センパイも！　お尻突きだして下痢糞噴射するのやめてください！　顔にかかっちゃいます！」

唯「あずにゃん飲んでぇ〜」

梓「ひぃっ！　って、澪センパイも泣きながらぶりぶり漏らすのやめてくださいよ！」

澪「便秘だったんだ……グスッ」

梓（み、みんなどうしちゃったですか。まるで酔っぱらったみたいに……）

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　/: : : / : :ｌ: : : ': : : l　　　　 {ニニﾆｨ　　　　 ﾉ: : : : : ﾊ ｉ : ,′,r' l .:'　　　　　': ﾞｉ,ｨ ﾞｉ
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　 Ｖ　 ヽ :_:ゝ- ､: : : :ヽ rﾄ､ ｰ 　 __ ィ_/: : /}: : : : /:/　　　　　ﾘ 　 　　　　　　　.,r' 'ﾞ
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　　　,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:.ヾ|　 　 　 ;ﾍ{入　|/ :／.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ　　　　ﾞｉ　,_,.　　　　　!iﾞ'

【廊下】


さわ子「うぅ……二日酔いで死にそうだわ」

さわ子「軽音部でお茶飲んで少し休ませてもらいましょ」

――ガチャ

さわ子「みんなぁ〜練習やってる〜……」

ﾌﾞﾘﾌﾞﾘ　ﾌﾟｼｬｰｰｰ

プ〜ン……

さわ子「うぐっ！？　こ、このニオイ……！」

梓「あ、さわ子先生」

さわ子「ふ、二日酔いにこのニオイは……」

さわ子「う…おげぇぇぇぇえぇっぇえぇぇ！！！」ｹﾞﾛｹﾞﾛ

梓「」

さわ子「おおうっ…おげっ、ゴボッ、おぼぼぼぼっ」ﾌﾞｼｬｰ

梓「……ちんぴょろすぽーん」

……２０分後


さわ子「ハァハァ…ごめんね梓ちゃん。先生のゲロなんか食べさせちゃって」

梓「ハァ……いいですよもう。ゲロは嫌いじゃないんで」

梓「それよりもこの惨状……どうしましょう」

唯「う〜ん……頭いたーい」

律「イテテテッ、クリトリスちぎれて血が出ちゃった」

澪「ｽｰｽｰ」

袖「」

さわ子「ねえ、もしかして……ここにあったうんこ食べちゃった？」

梓「えっ？　あ、はい。みんなで食べました。わたしは少しだけですけど……」

さわ子「あ〜…やっぱり。アレ、先生のうんこなのよぉ〜。たぶんアルコール濃度が強すぎてみんな酔っぱらっちゃったのね」

梓「それでですか……」

さわ子「困ったわぁ……。音楽室こんなにしちゃって、先生怒られちゃう」

梓「この様子じゃ、今日は帰るしかないですね。明日早く来て掃除します」

さわ子「そう？　私も明日手伝うからよろしくね」

梓「さあ、みなさんもう帰りますよ！」

唯「ふひ〜ん、あずにゃん抱っこしてぇ〜」

梓「無理です」

律「おーい澪、起きろー」

澪「う、う〜ん……うるさいバカ律」

袖「ふわぁ……（ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟ）あっ、斉藤？　迎えをよこして頂戴」

袖「ええそう。お友達も送っていくからリムジンで……ええ、お願いするわ」

――そして平沢家


唯「憂ぃ〜ただいまぁ。お姉ちゃんが帰ったよぉ〜」←まだちょっと酔っぱらってる唯ちゃん(^ ^;)

憂「あっ、お姉ちゃんおかえり〜。晩ご飯できてるよぉ」

唯「ん〜…クンクン、このニオイ……」

憂「今日はね、お姉ちゃんの大好きなカレー味の下痢糞ライスだよ！」

唯「わぁい!!」



おしまい

如何だったでしょうか？
軽音部のほのぼのとした放課後の一幕を書いてみました。

おつカレー
何か新しい世界が開けそうになった

久しぶりに実用性のあるSSだな

なんか泣けた

肛門直食いの描写がほしかった

しえん

なんかわからんけどありがとう

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>>34
何でか分からんけど息呑んじまった

なんで最近袖が多いの？

如何だっだでしょうじゃねえよ　あと部室の掃除はその日にしないと翌日にはえらいことになってるぞ