120 名前:Classical名無しさん[sage] 投稿日:10/07/13 20:22 ID:5fvvq9r6
【選挙:参院選 強すぎる参院の抑制を=政治部編集委員・古賀攻 - 毎日jp(毎日新聞)】
(前略)
福田、麻生両内閣では、参院で否決されても衆院の「3分の2」で再可決する解決方法が残っていたが、菅内閣にはその逃げ道すらない。参院野党は絶大な拒否権を手にした。
さらに参院は事実上、議院内閣制の外側に置かれている。衆院と内閣が対立した時、衆院は内閣不信任案の可決、首相は衆院解散によって対立の解消を期待できる。
しかし、内閣と参院の間にはリセットの制度がないため、首相が自力で参院の勢力構成を変えるのは難しい。
(中略)
政権の選択は衆院選でなされることが憲法の精神だ。
その前提に立てば、与野党ともに参院の強い権能を抑制的に行使しなければならない。
今回のねじれは、日本の政治が成熟するかどうかの試金石になる。そのためには、まず民主党が謙虚になることだ。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100713ddm002010106000c.html