唯「私達の声優ってさあ」

唯「なんかパっとしない人ばかりだよね。５人全員」

律「そ、そうか・・・？」

澪「最近は結構売れてると思うんだけどなあ・・・」

紬「そうよ！私達の声優さんは５人共結構仕事が増えてるわ！」

梓「最近はいろんなアニメで主要キャラやってたりしますって！」

唯「あー。今は売れてきたかもしれないけどさあ。『けいおん！』が始まる前は所詮は無名声優だったでしょ」

唯「だいたい読み方難しい人ばっかなんだよね。私の中の人なんかさあ、『愛生』って書いて『あき』って読むんだよ。変な名前だよねえ」

律「いや、それは仕方ないだろ。なんか意味があって唯の中の人の親が名前付けたんだろ」

唯「でも私は変な名前って思うんだよね。なんかさあ、そんな変な名前の人に私の声やってほしくないっていうかさあ」

澪「・・・じゃあ、ちゃんとした名前の人ならよかったのか？」

唯「ちゃんとした名前の人でもさあ、そこそこ人気ある人がよかったよ」

梓「でも！唯先輩の声優さん、今はめちゃくちゃ売れっ子じゃないですか！」

唯「だからさあ、今の話じゃなくて『けいおん！』のアニメが始まった時期の事を言ってるんだよ」

梓「・・・」

唯「確か一期が始まったのが２００９年の４月だっけ」

紬「唯ちゃんの中の人って、２００９年よりも前に主要キャラ演じてたりするのよ！」

澪「そうだ！こないだwikiで見たぞ！『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』ってアニメとかでなんか主要キャラやってたみたいだぞ！』

唯「でもそのアニメってさあ、知名度どれくらいあるの？」

澪「う・・・」

唯「どの時間帯で放送されたの？ゴールデンタイム？」

澪「わ、わからん・・・」

唯「はあ・・・。人気声優ってのはさあ、なんか有名な作品で主役をやらないとなれないんだよ」

律「唯・・・過去より今だぞ！今を見てみろって！」

澪「そうだ！今はみんないろんなアニメで主役やったりしてるんだぞ！」

唯「澪ちゃんの中の人ってさあ」

澪「・・・え？」

こんな唯イヤだ

続けて

エッチなアニメに（ｒｙ

え？唯の中の人って初春じゃないの？

唯「最近始まった『生徒会役員共』ってアニメで主役やってたよ」

澪「お、おお！本当か！」

紬「凄いじゃないの！澪ちゃんの中の人〜」

梓「主役なんて簡単に出来るものじゃありませんよ！」

唯「主役は主役なんだけどね・・・」

澪「あ、ああ・・・」

唯「下ネタ連発しまくってたよ」

澪「・・・！？」

キャラが崩壊

けいおんもゴールデンじゃないだろうが

唯「声や演技もまったく澪ちゃんと同じでね、えっちな発言いっぱいしてたよ」

澪「・・・///」

唯「澪ちゃんがそのキャラのセリフを喋ってるって見立てて変なことしてる男の人とか沢山いると思うんだあ」

澪「///」

律「ま、まあさ！そういうのってよくある事なんじゃないの？澪、元気出せって！」

唯「りっちゃんの中の人もそのアニメで主要キャラやってたよ」

律「！？」

唯「ま、りっちゃんは被害は少ないと思うよ。演技とか全然りっちゃんじゃなかったから」

律「(ホッ・・・)」

唯「でもさあ、私達の知らないところで平気でえっちな発言してるんだよ。私達の中の人・・・」

紬「・・・」

梓「・・・」

澪「・・・」

唯「みんなどう思う？」

澪「・・・なんというか・・・もう少し仕事を選んでほしいな・・・」

梓「・・・人気アニメに出てほしいです」

紬「ゴールデンとか日曜朝でやってるアニメにね・・・」

唯「その辺考えたらりっちゃんの中の人は勝ち組だよ」

律「え？」

唯「りっちゃんの中の人のwiki見たら『ドラゴンボール改』とか『ONE PIECE』に出てたよ」

律「ほ、本当か！？」

団地妻もエロアニメ出てるの？

唯「まあ、いずれも脇役だけどね」

律「そ、そうか・・・」

紬「でも、そんな人気アニメに出れるなんて凄いじゃない！」

梓「そうです！律先輩の中の人凄いです！」

唯「凄いのはりっちゃんの中の人の事務所だよ」

律「え？」

唯「りっちゃんの中の人は青二プロダクションって所に所属しててね、有名なアニメのキャスティング協力する事務所なんだよ」

唯「青二プロダクションには永井一郎さんや八奈見乗児さんっていう有名な大御所も所属してるんだよ」

澪「だ、誰だそれ？」

唯「日本人は一度は聞いたことある声だよ。『サザエさん』の波平と『ヤッターマン』のボヤッキーの中の人だよ」

梓「な、波平！そんな有名キャラの声優さんが・・・！」

紬「す、凄い・・・」

律「そんな人達が所属してたのか・・・私の中の人の事務所・・・」

唯「・・・それに比べて、私の中の人の事務所はさあ」

唯「有名な声優さんがあんまりいないんだよね」

澪「そ、そうなのか・・・？」

唯「うん。私とムギちゃんの中の人。澪ちゃんとあずにゃんの中の人はそれぞれ同じ事務所なんだけどね」

梓「そうなんですか・・・」

唯「私のムギちゃんの中の人が所属してる事務所・・・なんと声優が４人しかいません」

紬「よ、４人だけ！？」

唯「そう」

あいなまはしゅごキャラに出てたじゃないかっ

唯「まあその４人は最近は主要キャラ沢山演じてるけどさ。やっぱゴールデンのアニメとかじゃないんだよね。深夜アニメばっかだよ。まあこの『けいおん！』も深夜なんだけどさ」

澪「し、深夜だとダメなのか？」

唯「ダメに決まってるよ。深夜アニメは気持ち悪いオタクや熱狂的なファンしか観ないんだよ。ゴールデンのアニメは夕食中の家族が観て視聴率も深夜アニメよりはいい」

梓「でも！こないだの『けいおん！！』、視聴率１１％超えたらしいですよ！」

唯「何言ってるの。あずにゃん。あれはサッカーの日本戦のおかげだよ。それに実際は１時間遅れだったから、視聴率も変わってくるよ。まあ１１％取れてたとしてもその日だけ。サッカーのおこぼれだよ」

梓「・・・」

澪「ゆ、唯・・・結局お前が言いたいことはなんだ？」

律「そうだよ・・・さっきから愚痴ってるだけじゃないか・・・」

唯「私の言いたいことはね、声優さんを変えてほしいんだよ」

紬「ええ・・・」

唯「もっと人気あるベテランさんに変えてほしいんだ。人気アニメにめちゃくちゃ出てる人に」

梓「・・・べ、ベテラン・・・」

唯「・・・あれ？もしかしてあずにゃんも声優さん変えてほしいって今思った？」

梓「そ、そんな・・・！私は今のこの声でいいです！！！」

律「そ、そうだ！私もこの声でいい！」

紬「私もよ！始まりからずっとこの声だったんだもの！」

澪「・・・わ、私は・・・///」

唯「・・・ふふ。そうだよねえ、澪ちゃん。知らない場所でえっちな発言喋られるのは嫌だよね」

澪「///」

紬「し、知らない場所で・・・私達の声でえっちな発言・・・///」

律「う、うう・・・」

梓「そ、それは・・・」

唯「みんな嫌でしょ。そんな作品に出るような声優が中の人だなんて」

澪「・・・あ、ああ。それは・・・嫌だ・・・」

唯「だったらさあ、私達の声を担当する声優さんをベテランで人気者で仕事選ぶ人にしようよ」

律「そんな事・・・できるわけ・・・」

唯「ふふ・・・。ムギちゃーん、お願いがあるの〜」

紬「え！？」

唯「ムギちゃんの家ってお金持ちだよねえ」

紬「・・・ま、まあ」

唯「ムギちゃんの家庭のお金の力でさあ、いろんなキャスティング会社に掛け合ってなんとかしてくれないかなあ」

紬「え、え・・・」

澪「ムギ！！！私からも頼む！！！お願いだ！！！」

律「なんとか出来るだろ！！！」

梓「お願いします！！！ムギ先輩！！！」

紬「・・・わ、わかったわ！今、斎藤に電話するわ！！！」

唯「(ふふ・・・やった・・・！)」

よくわからんがベテラン声優が唯やったらどうなるんだろう、
やっぱベテランだから役を上手く消化させて萌えさせてくれるのかな

斎藤『はい・・・わかりました。お嬢様』

紬「ええ・・・うん。・・・ありがとう」

ﾋﾟｯ

律「どうだった・・・？ムギ・・・」

紬「・・・明日、私達が指定した声優さんと声を変えてもいいって！」ﾆｺｯ

澪「ほ、本当か！？」

紬「来週からの『けいおん！！』もそのキャストで放送していく事が決定したわ！」

梓「す、凄いです・・・」

唯「ムギちゃんありがとう〜！声優さん選んでいいの！？」

紬「ええ。大事な声だもの。自分達で決めるのが一番いいって」

澪「で、でも・・・私、声優とか詳しくないよ・・・」

唯「詳しくなくてもインターネットで調べれば誰が人気かよくわかるよ。とにかく評判の多い声優さんを指名すればいいんだよ！」

律「そ、そうか・・・。インターネットで有名な声優さん・・・」

唯「それに日本中で人気な国民的アニメのあの声って言ってもいいんだよ。私はそれを考えてるよー」

梓「そうですね・・・！よし！家帰ってゆっくり決めるです！」

唯「それがいいよー。・・・とにかく、ムギちゃんありがとね！」

紬「ええ。私もゆっくり決めないと・・・」

律「よし、じゃあ今日はこれで解散するか！みんな家でゆっくり声優さん決めような！」

唯「うん！」

ひよっちまじかわいい

唯の家

唯「ふふふ〜。私の声優さんはあの国民的人気アニメに出てたあの人って決めてるんだ〜」

律の家

律「ほお・・・あの人なんか・・・いいかもな！色んなアニメで聞いたことあるし！」

澪の家

ｶﾀｶﾀ

澪「へえ・・・この人がネットで人気あるんだ・・・。よし、決まりだな」

梓の家

梓「あのナレーションは誰もが知ってる声です！私はあの人にするです！」

紬の家

紬「ふふ！夢の国のあのキャラの声で決まりね・・・！！」

斎藤「お嬢様。皆様、声優さんがお決まりになられたそうです」

紬「あら、そう」

斎藤「ですから、明日の朝から皆様の担当声優を希望の方に変更させていただきます」

紬「ええ。お願い!・・・明日学校で会うのが楽しみね・・・！」

次の日　音楽室

紬「ﾊﾊｯ！みんないる？」（ミッ●ーの声で）

紬「あれっ？まだ誰も来てないのかな・・・ﾊﾊｯ！」

ｶﾞﾁｬ

澪「よおおおおおぉ・・・ムギいいいぃ・・・。声変わってるねええぇ・・・」

紬「ﾊﾊｯ！澪ちゃんこそ！」

澪「おおぉ・・・そうだな。ぶるあああああああああ！！！ベタランかつネットで人気ある人の声にしたんだよぉ・・・ぶるああああああああ！！！」(若本声で)

ｶﾞﾁｬ

律「オッス！オラ律！お前ら声変わってるな！オラも声変えちまったよぉ」（野沢雅子声で）

澪「おお律ぅ・・・。その声・・・聞いたことあるぞお・・・」

律「当然！色んな有名なアニメで主役やってる大ベテラン声優だぜ！」

ｶﾞﾁｬ　

梓「いや〜。皆さんお揃いで〜。う〜わ〜！声変わっていますねぇ。私、ぶらり途中下車の旅のナレーションの人にしましたぁ」（滝口順平声で）

紬「ﾊﾊｯ！梓ちゃんお似合いだよ！」

律「またいい声選んだな〜」

澪「あとはぁ、唯・・・だけだなぁ・・・」

梓「唯先輩、どんな声になったんでしょうかぁ」

ｶﾞﾁｬ

唯「ふうふうふう〜。みんな〜！おはよう〜」

律「お！そのダミ声は・・・」

唯「誰もが知ってる声だよ〜！ふうふうふう〜！」（大山のぶ代声で）

紬「ﾊﾊｯ！これで５人共、満足行く声になったってことだね！」

澪「あぁ・・・そういうことだ。ぶるああああああああああ！！！」

唯「よーし。このキャストで来週からの『けいおん！！』をやっていこう！ふうふうふう〜！」

見てるよ

唯　大山のぶ代
澪　若本規夫
律　野沢雅子
紬　ミッ●ー
梓　滝口順平

完



すいません。このキャストで脳内再生したかっただけです

一応声の脳内再生はされる



されるんだけど……

そのメンバーのらじおん聞きたいな

おつ

おまけ



大山のぶ代「みんなが大好き！ 永遠続行るから　ミラクルsingtime 　歌って！歌って！愛を伝える最強手段 拙い曲でも　微妙な歌詞でも 届けたい 精一杯のSOULを！」

こりゃ視聴率(すうじ)取れまっせ〜

>>36
脳内再生されてしまったｗ

澪がロイエンタールになってしまった

おまけ２


若本「ホワイトボードってひしめきあうぅ　ラクガキしたぁ　夢　願い等々ぉ　放課後のチャイム　夕日に響いてもぉ　夢見るPower見捨てないでぇ」

おまけ２

若本「I need　　Let's sing! もっともっともっと　声高くぅぅ　くちびるに　希望たずさえて　Work out now! その度光になる　わたしたちのカケラぁぁぁ」

おまけ２

若本「思い出ぇなんていらないよぉぉぉ　　だって今強く　深く　愛してるからぁぁぁ　　思い出に浸る 大人のような甘美なゼイタクぅ　まだちょっとぉ　遠慮したいのぉ・・・」