才女「わたしとエッチしたらゲームオーバーだよ」(18禁ver)
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
一応立ててみた
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:17:56.07 ID:/TbPtf050
>>1いらねーよkswwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
もうキモ豚メガネの作者(笑)は戻ってきませーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:19:36.87 ID:yNePKZ0m0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:20:25.97 ID:aob/gSsd0
そんなことより落としたPSPや薬や元カノが気になる
>>2 お前ほどインターネットスラング乱用する奴初めてだわ
※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※
※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※
※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※
※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※
※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※※パートスレです※
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7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:30:05.94 ID:7902svGq0
>>6 VIPにパートスレが何個あると思ってんだよ
ほす
ちぢれを干すの間違いだろwwww
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:43:13.87 ID:/TbPtf050
ちぢれ(笑)が来たらまた暴れてやるから楽しみにしてろよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:43:14.44 ID:4lltn6rX0
ちぢれは自分で立てたスレじゃないと書かないだろ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:45:09.99 ID:aob/gSsd0
それより彼女とPSPと薬
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:47:23.61 ID:/TbPtf050
>>12 お前しつけーな
元カノのスレは立てたけど他は知らんぞ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:49:00.23 ID:4lltn6rX0
クソコテ『ちぢれ』のQ&A
Q なんでコテつけてるの?
A ブログの宣伝です
Q なんで製作行かないの?
A 人が集まらず上手く宣伝できないからです
Q なんでこんなにSS下手なの?
A は?うめぇし お前書いてみろし 俺どんだけ書いてると思ってるんだし
Q 仕事は?
A プロSS作家ってところかな
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:50:14.64 ID:y8tVtZ3W0
荒らしの相手するのも荒らしだからな
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:51:57.35 ID:/TbPtf050
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:54:14.56 ID:aob/gSsd0
PSPとかは他の人
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:54:15.99 ID:4lltn6rX0
そういやちょっと前に本当に自称プロを名乗ってたSS作者いたよな
最初はスルーしてたが「はいはいwww降参wwww」とか言って全レスしだした奴か
ちぢれと同じぐらい臭かった
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:57:30.14 ID:4lltn6rX0
そいつだったかな・・・一度スレの流れ見ただけだからよく覚えてないが
けいおんのSSだったような
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 01:09:29.45 ID:aob/gSsd0
今更だけどヲチスレ立てればよくね
23 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 01:39:19.80 ID:AD97yNH00
潮時かな
ひっそり続けてくれ
25 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:11:19.39 ID:AD97yNH00
安価スレだし、たいしたオチ用意してないぜ
残念すぎるオチだな
27 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:16:22.94 ID:AD97yNH00
だね。まぁ、じゃあ、ちょっとだけ
「いつから連絡とってたんだ?」
才女「……一週間くらい前に、お兄さんが居ない時に電話があって」
才女「今日の昼間なら、お母さんが会えるって……」
「はぁ……」
まただ。
娘に学校があるくらいあの人は知っているだろうに。
「それで、一週間くらい前から悩んでたのか?」
才女「……」
才女「……そう、ですね」
「でも、どうして俺に報告してくれなかった?」
「俺だって、姉さんと会いたかったし……」
才女「……」
「まぁ、10年以上ぶりだから、生存確認くらいは……」
才女「……うっっ……うぅ」
「……才女?」
28 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:17:56.22 ID:AD97yNH00
才女「どうし、よっ……ねぇ、お兄さん。私、どうしたら、いいですか?」
才女は、ポロポロと涙を流して俺を見つめてきた。
「どうしたんだよ? なぁ? 姉さんと、なにがあった?」
才女「私……」
才女「お母さんと、暮らすかもしれないです」
「……」
才女「お母さんは、お母さんでした……」
才女「やっぱり、お母さんだったんです」
才女「何年も会ってなくても……ほとんど顔を覚えて無くても」
才女「……お母さんでしたっ!」
……お母さん。
それは、才女が13年間ずっと心の中にしまってきた言葉だった。
言葉に出してしまえば、会いたくなってしまう。
どんなに恋しくなっても、寂しくなっても、お母さんはここには居ない。
だから……
才女「わたしっ、お兄さんと、お母さん。どっちがいいかなんて」
才女「選べないよ……」
才女「んっ……うぅっ、ぐすっ」
しえ
30 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:20:52.08 ID:AD97yNH00
才女「う、っ……んっ、……うぅっ」
「俺、才女が好きだよ」
才女「……っ」
才女「……え?」
「……ご、ごめん、突然」
「でも、これは……その、愛してる、って意味の方ね」
「あ、異性として、……って意味でもいい」
才女「う、……そ?」
「今日、一日才女を探してて、思ったんだ」
「……絶対、才女をなくしたくない、って」
「ずっと、俺のそばにいてほしいって」
「……そうしたら、その……」
「才女のこと、好きなんだな、って……わかって」
才女「……はい」
「だから」
「その……」
31 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:26:13.33 ID:AD97yNH00
才女「大丈夫、言わないでください。」
才女「……ううん」
才女「私、お兄さんのそばにずっといます」
「才女……」
才女「えへへ、……だって、私も好きですから」
才女「ずっとずっと、ずっと前から好きでしたから」
才女「……でも、お母さんの事と同じように、なんだか幸せを壊しちゃいそうで、怖くて伝えられませんでしたけど」
才女「やっと、……やっと、いえました」
「でも、いいのか、姉さんのこと……」
才女「いいです。……もう会えないってわけじゃないですから」
才女「……それよりも」
才女「世界で一番愛している人の隣に居られないほうが、私は辛いですから!」
才女「今、踏ん切りがつきました!」
「……ありがとう」
才女「……おにい、さん。キス……してください」
才女「ずっとずっと、我慢してきたから」
才女「お母さんへの想いと、お兄さんへの思いを、ずっとずっと、胸の中にしまってましたから」
才女「その……ご褒美に」
「……才女」
「頑張ったね」
才女「んっ……」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:28:16.57 ID:EAKsVBw0P
やっと追いついた
33 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:40:55.65 ID:AD97yNH00
それから。
姉さんは定期的に連絡をよこしてくれるようになった。
まぁ、その第一報が「結婚おめでとう」であったりするんだけれど……
才女「……あっ」
才女「今、けりました」
「おぉ、元気だな!」
才女の高校卒業を待って結婚してから、一年を待たずに才女は俺の子供を身に宿した。
……もうすぐ、俺たちの子供が生まれる。
才女「そういえば、お母さんから連絡がありました。……孫の顔を見にいくっ!、って」
才女「お母さん忙しいのに……ふふっ、よかったね」
そう言って、才女は膨らんだおなかを、いとおしそうに撫でた。
……最初、才女がこの家にやってきたときは、まさか結婚する事になるなんて、想像もしなかった。
もちろん、後悔なんてしていない。当然、幸せだ。
今までがそうだったように、これからも、俺たちの前には無限の選択肢と、理不尽な運命が待っているだろう。
でも、こうやって俺たちを結びつけてくれた運命を……俺は、信じる。
「幸せに、なろうな」
才女「……はいっ!」
END
34 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:42:53.54 ID:AD97yNH00
こんな酷いのでごめん
……ってか俺のせいなんだよなぁ
良いさ。楽しませてもらったよ。乙
36 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:48:03.85 ID:AD97yNH00
妹「兄さんはさぁ、私と肉体関係もってて、うしろめたくないの?」
兄「……ぇ?」
妹「聞き返さないでよ」
妹「聞いてたでしょ」
兄「あ、うん。……まぁ」
兄「罪悪感。もちろん、あるかな」
妹「ふーん」
兄「なに」
妹「いつもと同じ顔だよ」
37 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:50:01.22 ID:AD97yNH00
兄「そりゃ、まぁな」
兄「……いつもの、ことだし」
妹「なにが?」
兄「なにが、って」
妹「兄さんは、時々自分ひとりでなっとくしてる」
妹「分かるように話して、ってば」
兄「あぁ……、うん」
兄「お前と肉体関係なんて、今に始まったことじゃないし」
兄「いつもの事だな、って」
38 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:53:33.87 ID:AD97yNH00
妹「……そっ」
兄「なんかダメか?」
妹「別に」
兄「怒ってンな」
妹「怒ってるよ」
兄「じゃあ、別に、とかいうなよ」
妹「だって、図星だったし」
兄「……まぁ、アレだ」
兄「やっぱ、お前といるのが一番安心するよ」
妹「今更」
妹「持ち上げても、なあ」
39 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 02:57:03.27 ID:AD97yNH00
兄「好きな奴とかいないのかよ」
妹「居ないってば」
妹「このやりとり何度目?」
兄「俺も、できねぇな」
妹「嘘」
妹「小学生の時のさおりちゃん」
兄「だからそれも何度目だよ」
妹「だって、兄さんだけずるい」
兄「だってもくそもなぁ。ガキの恋愛をねちっこくネタにしないでくれよ」
40 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:01:27.87 ID:AD97yNH00
妹「だってさ、兄さんはさ、容姿いいほうだし」
妹「彼女作ろうと思えば作れるでしょ?」
兄「そりゃあ、な。作るだけなら問題ないな」
妹「だったら、なんでかなーって」
兄「やだよめんどくさい」
妹「そういう問題?」
兄「そういう問題。……でも、ある」
妹「でも?」
兄「うっさい。お前はどうなんだよ」
41 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:04:57.32 ID:AD97yNH00
妹「ないない」
兄「あるある、だろが。ラブレターをコレクションしてるの知ってるぞ」
妹「し、してない。そんな気色悪い趣味してない」
兄「ちっ」
兄「お前ならしてそうだと」
妹「すごい偏見だ」
兄「でも、もらったことあるんだろ?」
妹「……」
妹「……まぁ」
42 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:08:40.77 ID:AD97yNH00
兄「へぇ」
妹「で、でも……断った、し」
兄「なんで? なんで付き合わないの? もったいない」
妹「……」
兄「お前も俺に負けず劣らず容姿はいいだろ」
兄「適当に、金持ちでイケメン捕まえて、こう、セレブになってだな……」
妹「ホンキ?」
兄「あ?」
妹「めんどくさい兄さんは、きらい」
兄「……」
43 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:11:20.97 ID:AD97yNH00
兄「わるかった、な。 めんどくさくて」
妹「お母さんがっ」
兄「ん?」
妹「お母さん、が……、最近、私たちの事」
妹「あやしがってる」
兄「……そんなことないだろ」
妹「あるよ」
妹「……だって、お母さん、兄さんのこと好きだもん」
44 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:15:37.64 ID:AD97yNH00
兄「なんだ、それ。気持ち悪いな」
妹「そういう意味じゃなくて」
兄「分かってるよ。……分かってる」
兄「知ってる」
妹「……だよ、ね」
兄「妹っ」
妹「ぅ、あっ」
妹「い、いきなり、抱きしめないでよ」
45 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:18:57.48 ID:AD97yNH00
兄「……あったかい」
妹「暑苦しい、の間違いでしょ」
兄「体温下げてくれよ、20度くらい」
妹「死ね、ってこと?」
兄「まぁ、そうかもな」
妹「あほか」
兄「いや、あながち間違いでもない」
兄「このままじゃ死ぬな」
兄「うん、死ぬ」
46 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:23:32.47 ID:AD97yNH00
妹「意味わかんない」
兄「わかれよ」
妹「だから一人で納得しないで、ってば」
兄「実らない愛は、不毛だ」
兄「つまり、死だ」
妹「悲観しすぎ」
兄「だな」
兄「『実らない』と決めたのは世間であって」
兄「俺たちじゃないし」
47 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:26:48.15 ID:AD97yNH00
妹「その、世間、には」
妹「お母さんとお父さんも含まれるわけで」
兄「あぁ、そりゃ厄介だな」
兄「大ボスだ」
妹「私、逃げたくないよ」
兄「俺は逃げたい」
妹「兄さん、臆病だもんね」
兄「あぁ、やっぱり、逃げるが勝ちは真理さ」
48 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:29:38.89 ID:AD97yNH00
妹「ふぅん」
兄「でもまぁ、安心した」
妹「なにが?」
兄「妹が俺以外に男を作る気がないようで」
妹「……」
兄「そうなんだろ?」
妹「……」
妹「……うん」
49 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:32:05.43 ID:AD97yNH00
兄「いいのかよ」
妹「兄さんこそ」
妹「こんな暑苦しい妹でいいの?」
兄「俺は」
兄「暑苦しい方が、いい」
妹「なにそれ」
兄「他人は怖いからな」
兄「近づきたくないんだ」
50 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:35:51.23 ID:AD97yNH00
妹「また意味不明」
兄「お前が一番、しっくりくるってことだよ」
兄「……暑苦しい、って知ってるからさ」
兄「お互い」
妹「ふぅん」
兄「結婚って、何十年も一緒に暮らすためにするんだろ?」
兄「……だったら、やっぱり妹がいいな」
妹「恥ずかしい言葉をよくもまぁぬけぬけと」
51 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:38:39.26 ID:AD97yNH00
兄「俺にとっては」
兄「ネットの向こうにいる名無しと」
兄「クラスメイトの女子はかわらないんだよ」
妹「全然ちがうじゃん」
兄「一緒だよ」
兄「興味がないし」
兄「触れた事も無い」
兄「こんなふうにね」
妹「ん、ぁっ……にぃさっ、んっ!」
52 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:44:08.77 ID:AD97yNH00
兄「なぁ、妹、……」
兄「生まれてからずっと、一緒なんだからさ……、これからも、さぁ」
妹「だ、めっ。……だめ」
兄「妹が居ない生活なんて、考えられないんだって」
妹「だ、めぇっ、だけど、……いい、けどっ」
兄「どっちだよ」
妹「えっちなことっ、は、だめっ……」
兄「……もっと、さ」
兄「あっためてよ」
妹「……」
妹「……うん」
勃った
54 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:48:32.00 ID:AD97yNH00
妹「……どう?」
兄「……」
兄「……きもちがいい」
兄「でも」
兄「もっと、って思う」
妹「そっか」
兄「俺さ、やっぱ……逃げてるよ」
兄「うん、逃げてる」
55 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:54:19.12 ID:AD97yNH00
兄「いろんなものからさ、こうやって、妹の体をつかって、逃げてる」
兄「守ってもらってる」
妹「わかん、ない、……よっ」
兄「妹は、俺の逃げ場かもしんない」
兄「本当なら、俺は、ふさぎ込んじゃだめなんだよ」
兄「使い方がさ、エロゲと一緒なんだよ」
兄「……妹を、逃避の道具にしちゃってる」
兄「そういう、罪悪感も、こうやって……あっためてもらって」
兄「赦して貰った気でいる」
妹「最低だね」
兄「そうだな、死にたくなるよ」
兄「あ、もう死んでるんだっけ?」
56 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 03:57:34.19 ID:AD97yNH00
兄「だから、さ……だから」
兄「怖いんだよ」
妹「そうだね」
妹「怖い」
兄「でも、さ」
兄「……このまま、このままでもさ」
兄「やっぱり怖いんだよ!」
妹「分かるよ」
妹「……どっちが正解かも、分からなくて」
妹「もっと、もっと怖くなって」
妹「どんどんどんどん時間が経つほど、隠し切れないくらい積もっていって……」
57 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 04:00:49.06 ID:AD97yNH00
妹「きっと、このままだと」
妹「私達は確信のもてないまま、大人になっちゃうね」
妹「答えを出し切らないまま、年をとるね」
兄「あぁ、それも怖い」
兄「……怖い」
兄「もう、いやだ」
妹「兄さん……」
58 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 04:06:13.01 ID:AD97yNH00
妹「でも、兄さんは、それでいいよ」
兄「なんでだよ、だって、俺、兄だぜ?」
兄「年上だぜ……」
妹「関係ないよ、気持ちの問題だよ」
妹「だって、わたしは」
妹「にいさんのためなら、なんだってできるから」
兄「……」
妹「……にいさんも、あったかいよ」
兄「うん」
妹「兄さんは、自分の好きなように生きていいんだよ」
妹「ううん」
妹「好きなように、生きて欲しいの」
59 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 04:13:48.58 ID:AD97yNH00
妹「わたしの体で解決するなら、それでいいから」
妹「いつでもわたしは、兄さんを、待ってるから」
妹「だから、……そんなに、苦しい顔、しないで」
兄「ごめんっ」
兄「……ごめんっ、時間、くれ」
兄「何年、かかるか、わかんないけど……俺、まだ……子供だ」
妹「うん」
妹「いくらだって、待つよ」
妹「だって、私は兄さんの妹だもの」
妹「赤くない糸で結ばれてるんだもの」
60 :
ちぢれ:2010/07/01(木) 04:15:34.83 ID:AD97yNH00
おやすみ
さよなら
乙
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:51:45.35 ID:+uPXM7ji0
乙
大層乙であった
乙
ふむ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 10:21:03.28 ID:RrG6O7LsO
乙
ほ
乙
嵐のような2日間だったな、夜中的な意味で
乙です
お