1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
律「うげ…っ!何だコレ!?」
めんどくさいと思いつつ、仕方無しに部室にトンちゃんの世話をしにいったら…。
律「…これって…やっぱアレだよなぁ?」
部室のテーブル。いつも皆でお茶を飲んでダベっているその上に。
律「バイブ…だよな?」
なんだか凶悪なアイテムがそこに置かれていた…。
律「流石に聡のとは全然違うなー、昔の話だけど」
内心びっくりしながらも、興味深げに観察する律…。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 20:35:05.10 ID:cDNlWpbm0
律「だけど、何でこんなのが部室に…」
何となく考えたのが同じ軽音部のメンバーである。
唯…。まぁ、ありえないなー。
澪…。そんな訳あるか!と自らにツッコミ。
紬…。何となくって感じで、まぁ無いよな…。
梓…。梓はもっとありえないだろー。
で、最後に脳裏に浮かんだのがさわちゃん…。
律「…ありえるから怖いな…」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 20:35:35.23 ID:lz6hoi95O
ローター梓のバイブ編ですかな
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 20:45:32.37 ID:cDNlWpbm0
思わずトンの世話も忘れて『ソレ』を凝視する。
律「だけど、幾らあのさわちゃんでも部室ではしないよなー」
これから先、律のさわちゃんを見る目が変わってしまいそうである。さわちゃんの所有物と言う証拠は一切無いのだが…。
律「…やっぱさわちゃんに返した方がいいかな…?」
と、その時、部室のドアの向こうに人の気配。誰かが来たようである!
律「うわっ!えっとコレ…ええい!」
↓思わず隠してしまう 鞄の中or部室内
鞄の中
部室内
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 20:53:27.11 ID:cDNlWpbm0
律は手近にあった自らの鞄の中にソレを掴んで無造作に投げ込んだ。それと同時に扉が開いて、部室にさわちゃんが入ってくる。
さわ「あら?今日のトンちゃんの世話はりっちゃんだったの?」
律「あ、あははは…」
さわ「…?どうしたの?床に座り込んで…?」
律「いえ!何でもないですよ?ええ、別に何も」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:01:06.60 ID:cDNlWpbm0
律はすぐさま立ち上がると、ソレの入った鞄をなるべくさわちゃんの視界から外すように物陰へと押しやった。
律「ところでさわちゃん先生は部室に何の御用で?」
さわ「そりゃあ、私は軽音部の顧問として様子を見に来ただけだけど…、どうしたの?様子がおかしいわよ?」
律「いえ!これが普通ですよ!…ところであの、さわちゃんに一つ聞きたい事が」
さわ「何なのよ?」
律「つかぬ事をお聞きしますが…、さわちゃん部室に忘れ物したとかは…?」
思い切って聞いてみた。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:04:06.32 ID:S4H71VWFO
C
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:05:21.94 ID:cDNlWpbm0
さわ「?…これと言って思いつくモノは無いわね…?何か私の私物でもあった?」
律「…本当に?」
さわ「…ええ、あ、もしかしてまた物置から昔使ってたような物が出てきた?」
様子を見る限り、アレがさわちゃんのモノでは無い事が分かった。
律「いえ!ただ何となくです!気にしないで下さい!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:10:30.26 ID:cDNlWpbm0
律のその様子に不審がるさわ子であったが、職員室でやり残した仕事が残ってる以上それ以上の追求は断念する。
さわ「まぁいいわ、トンちゃんの世話済んだら寄り道せずに早く帰りなさいね?」
そして律はトンの世話が終わると同時に、さわちゃんから逃げるように学校から帰宅した。
C
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:18:45.45 ID:cDNlWpbm0
自室。
律「って!持って帰って来てどうすんだ!」
鞄の中から転がり出る特徴的なその形状。床に落ちたソレからは異様な迫力が漂ってくる。
律「と、とにかくどうにかしないと!」
すっかりパニック状態である。無意味に引き出しを開けたり、本棚から楽譜をだしたり…。
律「…って!落ち着け!」
律「落ち着く為にとりあえずバイブをいれてみよう」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:29:44.46 ID:cDNlWpbm0
一旦落ち着いて深呼吸。それだけで大分思考が纏まりだす。
律「まずは部屋に鍵!OK!」
こんなアイテムを弟や家族に見られたらそれこそアウトである。
律「とりあえず散らかしてしまった部屋の片付け!OK!」
パニクってた時に引っ掻き回した部屋を整理する。
律「そして、このブツの処遇!…どうしよう」
自室の床に転がるソレを目にして、改めて持って帰って来てしまった自分の浅はかさを後悔した…。
律「…いや、マジで…」
もうどうしていいか分からないレベルの難問であった。こんなに悩んだのはいつ以来だろうか。
↓どうする? 隠すor捨てる
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:32:03.63 ID:YrL0Q2riO
隠す
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:41:44.73 ID:cDNlWpbm0
聡「ねーちゃん?何ドタバタ騒いでんだ?」
律「!?!?」
扉の向こうで、弟の聡がドアノブに手を掛けたのが分かった。
律「おわっ!聡!ちょっと待て!」
思わずベッドの下にソレを滑り込ますように投げ入れた。そして鍵を開ける。
聡「鍵なんか掛けてどうしたんだよ?」
不審そうにそう聞いてくる弟に私は。
律「なんでもねーよ、それより何の用だよ?」
聡「いや、一人でドタバタ騒いでれば様子ぐらい見に来るだろ…」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:51:19.50 ID:cDNlWpbm0
その後、多少の押し問答の末に何とか聡を追い返した律。
律「う〜ん、どうしようか…」
ベッドの下からソレを取り出して再び悩みだす。そして何となくスイッチを入れてみた。
律「うおおおっ!何かすげー!」
驚きよりも、物珍しいモノを見たと言う感動の方が僅かに勝る。
律「うわぁ…、こんなに動くモノなのかぁ…」
ウネウネと蠢くソレを前に、律は段々と自分の顔が赤くなるのを感じた。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:51:57.03 ID:42PrcUvJ0
外伝キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 21:52:18.60 ID:cDNlWpbm0
眠さが限界寸前です。起きたら続き書きます。
ほ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:24:45.86 ID:MMZTmNhsO
し
ぶっちゃけ二桁で保守スレってどうよ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:27:28.46 ID:2uIindh20
100はきつくてもせめて50まで頑張れと言いたい
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:30:03.11 ID:2uIindh20
ていうかこいつ前も保守スレにしてた奴か
落とせよ同じパターンでつまんねーし
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 22:35:11.18 ID:YTHKviIi0
こいつの書くエロ文好き
俺は支持する
(キリッ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:06:28.19 ID:4uYmX030O
ほ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/30(水) 23:35:32.60 ID:4uYmX030O
はやく書けよ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:07:03.40 ID:F7NYRozFO
寝る
後はまかせた
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:49:05.24 ID:YC1k5RZmO
絶対に完結させろ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:50:10.01 ID:B3Xoxnni0
あした別のスレたてろ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:53:06.09 ID:KKIBF/hh0
前スレがあるの?
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 00:54:45.33 ID:XJkSATPIO
俺様のために保守しとけよゴミども
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 01:32:47.10 ID:jN4RHmmA0
保守時間目安 (休日用)
00:00-02:00 40分以内 __
02:00-04:00 90分以内 _□.--‐<´ヽ`、
04:00-09:00 180分以内 ,.-"`: :.|___\ ヽ、_ノ
09:00-16:00 80分以内 /: : : :,ヽ、\/l`ヽ、 \
16:00-19:00 60分以内 /::/: :〆、 ,×l/:l : l : ̄ヘ<
19:00-00:00 30分以内 |/|: :/● ●|_!_l_l=:-:‐i´
.,-、 |: :|@ @|::|=|: : : : l
保守時間の目安 (平日用) ;|!:::::::`ヽ、|!_ ⌒ _/:/ : : : : : l
00:00-02:00 60分以内 |!:::::::::::::::::‖r:‐t-t//::ヽ, : : : : : l
02:00-04:00 120分以内 ヾー──'‐(::|×|:::ト==l: : : : : : l
04:00-09:00 210分以内 ./: : : : :ノ:|×|:::|:::::::|: : : :l : : l
09:00-16:00 120分以内 /: :/: : :._}=ェ==|:::::::::ゝ、: :l : : :l
16:00-19:00 60分以内 /: :/|:.__/:::/:/:/ヘ|:::::::::::ノ: : l: : : l
19:00-00:00 30分以内. /: :/,|/_/_/_/_/∧_l_lエ´ヘ、:l l: : : l
/: :/ゝ、/_/_/_/_/_l_l_ヘ_ヘ_ヘ,.ゝl : : :|
 ̄ .|:×|:×|  ̄ ̄
.ヽ_人_ノ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 01:34:07.17 ID:oGiD2vsJO
ははは
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 02:00:46.38 ID:jN4RHmmA0
ほ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:04:44.82 ID:jN4RHmmA0
保
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:19:25.97 ID:M2MVe0/P0
律「… … …」
好奇心から、その蠢いている部分を手で握る。
律「うひゃあ!」
自分の手の中で力強く旋回運動をするその感覚に律は思わず声を上げた。
律「本当、何か…、凄い」
手を放すのを忘れ、真顔でそう呟く律…。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:23:17.57 ID:O/tGjIzLO
おはよう!!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:27:20.29 ID:M2MVe0/P0
律「こんなのが…、その、ここに入っちゃうんだよな…」
昔、調べ物をしている際にネットでチラッと見たその手の動画の事を思い出す。
律「こんなのが…入って…」
その時に画面内で乱れていた女優の姿が、何故か自分の姿に変換される。
律「な!?嘘!私はそんな事しないってーの!」
律は顔を真っ赤にしてその想像を振り払った…。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:44:19.18 ID:M2MVe0/P0
その日、家族が集まる夕食時も律は心ここに有らずって言う感じであった。前の勘違いラブレター(?)騒動の時の感じによく似ている。
律(…はぁ…)
湯船に浸かりながら律は思わず溜息を吐いた。握った手の感触が頭から離れない。
それと、その時脳裏に浮かんだ自分の乱れた姿…。
律(実際、あの動画みたいに気持ちいい筈は無いよなー…)
動画ではあの後、男優に貫かれて悦んでいる女優の姿。
律(私、まだそんな経験ないし…)
顔の半分を湯に沈めてブクブクと泡を立てる。その顔は湯にのぼせる以外の理由で真っ赤だった。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:49:54.55 ID:M2MVe0/P0
風呂から上がり、台所で牛乳を飲む。その律の後ろをこれから風呂に入る聡が通り過ぎた。
律(… … …)
横目で聡の後ろ姿を眺める。
律(昔はあんなに可愛かったのに、今は違うんだろうなぁ…)
幼少の頃、まだ一緒にお風呂に入っていた頃の聡を思い出す。
律(クレしんかっ!)
そして思わず自分にツッコミを入れた。
律かわいい
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 03:57:01.18 ID:M2MVe0/P0
髪の毛を乾かし、ヘアバンドで纏めずに自室に戻る。
律「はぁ…」
出るのは溜息ばかり、自分でもおかしいと思う。と言うか、原因ははっきりと分かってはいるのだが…。
律「…コレ…だよな…」
ベッドの下から再び取り出し、自分の前に置いて見る。
律「… … … …」
無言で部屋に鍵をして、オーディオで音楽を再生させた。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:02:48.75 ID:NvkbbdeKO
やばい律が可愛い
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:12:09.83 ID:M2MVe0/P0
バイブをベッドの下に投げ入れると、部屋の電気を消してベッドに潜り込む。
律「…し、しないからな…!」
誰に言う訳でもなく、顔を真っ赤にしてシーツから半分顔を出した状態で呟く。
だが、一度だけ想像してしまった乱れた自分のその姿を思い出し、そしてその想像は何時までも脳裏から離れなかった。
律(〜〜〜〜〜!)
シーツを頭まで被り、顔を枕に埋める。そして暫くそうやってゴソゴソとしていたが、やがてシーツから真っ赤になった顔を出し…。
律(… … …)
コマンド
する
しない
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:12:45.17 ID:jzZHjUhKO
する
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:25:42.21 ID:M2MVe0/P0
部屋のオーディオは音量を抑えてはあるものの、自室でこれから行われる行為を誤魔化すには十分だろう。今までもこの方法でばれずに済んでいたし…。
律はそう思いつつ顔を真っ赤にしながら準備を始める。準備とは言ってもパジャマを全部脱いだりはしない。手元にティッシュの箱を置くぐらいである。
律(…ん…)
肌蹴たパジャマの隙間から手を入れ、ブラの上から自らの胸を撫で擦り始めた。
律(…は…ぁ)
決して声は上げない。たとえ小さく声を上げてもオーディオの音で誤魔化せるだろうが、隣の部屋では弟が寝ているのだ。注意するに越した事は無い。
律(…っ!…ふっ!)
ブラを捲り上げて胸を露にする。そして軽く指先で転がすように乳首に触れた…。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:30:58.66 ID:m7bZ8I2kO
たまらんな
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:32:43.45 ID:M2MVe0/P0
律(んんっ!…ふはっ…!)
軽く痺れるような、くすぐったい感覚が乳首に走る。律はこの感覚が結構好きだった。
律(…あ…っ…、くふっ…)
両方の乳首を同じように責める。指先で先端を撫で回し、擦り、軽く摘む…。
↓まだ胸で愉しむ?下の方を弄る?
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:35:58.34 ID:/xSbnNnX0
下の方を弄る
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 04:54:54.65 ID:M2MVe0/P0
律(… … …)
片方の手を下半身にゆっくり持って行き、そっとその手をパンティーの内部に侵入させる。
律(…んっ…)
軽く触れる。少し湿り気を帯びたその部分から走った電流が律の身体を支配し始めた。
律(はっ…ぁ、あんっ…)
自らの一番感じやすい力加減で擦り上げる。やがてほんの少しだった湿り気は十分にその指に纏わり付くぐらいに濡れだした。
律(は…ぁんっ!…ふっ…ぁ…)
人差し指と薬指で割り広げ、中指でその内部を責める。浅く埋没させて抜き差しを繰り返す。
律(んんっっ!!!)
そして訪れる最初の、ごく軽い絶頂…。
律(はぁ…、はぁ…、んっ!)
だがその指は止めない。次の絶頂を導く為にさっきよりも少しだけ激しく動かし始めた。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:03:43.41 ID:M2MVe0/P0
律(はぁ…、あんっ…!くふっ!)
シーツを噛みながら、ごろんと横向きになって胸と股間で指を動かし続ける。
律(…あっ!ふぅ…!やっぁ…)
ノッて来たのが分かる。ここまでするのは久々だった。何時もは最初の軽い絶頂で終わらせているのだ。
律(あっ…、ヤバ…、何時もより感じる…)
原因は直ぐに思いついた。今ベッドの下にあるモノと、それから連想してしまった自分で使用している妄想である。
律(…使っちゃおうかな…?)
指を動かしながら、そう考えた…。
↓使う?使わない?
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:05:56.11 ID:m7bZ8I2kO
使う
勘違いラブレター(?)騒動のSSってのもあったの?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:21:42.24 ID:M2MVe0/P0
律(…うん…)
寝転んだままベッドの下を漁り、転がっているバイブをその手に掴む。そして軽くウェットティッシュで拭き取ると。
律(こんなの、入れる訳ないけど…)
そっと、その先端をパンティー越しに押し付けた。そしてゆっくりと動かして擦り始めた。
律(んっ…あっ…、イボイボが擦れて…何かいいかも…)
暫くそのまま擦り続ける…。
律(はぁ…、はぁ…、ひんっ!)
時折触れるクリトリスが気持ちいい。そして自然とその手はパンティーをずらしてその先端を直接触れるように持って行った。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:28:40.98 ID:M2MVe0/P0
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:39:42.22 ID:M2MVe0/P0
律(んあっ!)
自分でも気が付いていなかった。襞を掻き分けるように直接擦り付けていたのだ。
律(でも…、凄い気持ちいい…)
溢れた愛液がバイブの表面を湿らせ更に卑猥さを増していくその様に、律は背筋を通って何かの感情が脳に登って行くのを感じた。
律(入れたら気持ちいいかも…、って!こんなの無理だよな…)
だけど流石に最後の一線を越える気にはならない。やっぱり一番最初は好きな人に捧げたいモノである。
律(だけど…、それ以外なら…)
↓スイッチ入れる?入れない?
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 05:45:21.26 ID:1q+vIfglO
迷うな入れろ
スイッチを
前みたいにダラダラ書くなよ?
もし○○だったら…とか書くなら最初から聞くなよ?
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:01:40.00 ID:M2MVe0/P0
律(…んっ)
そっと、そのスイッチを入れる。
律(…!!)
その途端、自らの股間で怪しく蠢くバイブの先端に律の快楽神経は焼き切れそうになった。
律(ひっ!!!!!!)
仰け反る。力強く割れ目を押し広げて襞を掻き分けるようなその動きに思わず胸を弄っていた手を口元に持って行って声を抑える。
律(嫌っ!こ…こんなのって…!)
まさかここまでとは思って居なかった。だがそのバイブを掴むその手は緩められなかった。不意打ちのような快感に身体が一瞬固まってしまったからだ。
律(あっ…はぁ!凄…い!暴れてる!あっ…ああああああっ!!!!)
うねり、掻き分け、割れ目を、そしてクリトリスを容赦なく擦り犯すソレの暴力的な快楽に律は何度も飛んだ。
律(うああっ!また…!来るっ!)
シーツに潜り、その上からでも分かるぐらいに絶頂を繰り返す律。
律(んあっ!あ!あ!あ!…!!!!!っ)
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:09:14.57 ID:M2MVe0/P0
数分後…。
ベッドの上には放心して涙目で横たわる律の姿があった。
律「何コレ…、凄すぎるよ…」
こんなのをもしアソコに入れられたなら死んじゃうかもしれない…。
律「流石に、入れないけどさ…」
律(でも、好きな人に…ならいいけど…)
そして、そのまま眠りの世界に落ちていった。
一日目終了
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:27:36.76 ID:F7NYRozFO
澪に挿れてもらうんでつね
わかります
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 06:55:14.54 ID:n5GiX2kS0
保守
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 07:17:01.80 ID:lvp9w75GP
>>1様って前「梓 「…これ…って…」」っていうスレたてた方?
だとしてもそうじゃなくても期待
仕事行って来るから19時半くらいまでこのスレ落ちないで!!!!!!!!
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:11:40.61 ID:U4GzTTkAO
こんなのを待っていた保守
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 08:20:34.21 ID:ij9T8NNYO
これの唯バージョンを是非書いて欲しい
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 09:10:31.27 ID:MRglGuH30
投下する間隔が開くなら、製作VIPいったほうが楽だぞ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 10:43:22.26 ID:M2MVe0/P0
翌日…。
?「…おい律、起きろ」
律「…んぁ…?」
心地良い眠りを妨げる知った声が聞えると共に身体を揺さぶられる。あれ?昨夜は部屋に鍵掛けたよな?
…って、そうか、夜明け前に一回目が覚めてトイレ行ったんだっけ…。そのままだったな…。
?「いい加減に起きろ!もう昼前だぞ!約束どうすんだよ!」
あまりのしつこさに薄く目を開けてみると、そこには怒った顔で私を覗き込んでいる澪の顔があった。
律「…あれ…?澪?こんな朝からどったの?」
すると澪は私の目の前に目覚まし時計を突きつけると。
澪「朝じゃない!もう昼前だ!買い物行く約束だろ!」
なんだっけ?そんな約束していたようなしなかったような…。だがそんな事よりも…。
澪きたー
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 11:00:23.56 ID:M2MVe0/P0
律「澪〜!とりゃー!」
澪「うわっ!」
私の身体を揺さぶる澪の手を掴むと、そのままベッドに引きずり込む。
律「み〜お〜、…お前が欲しい」(キリッ)
澪「なっ!寝ぼけてるのか律!って何だその格好は!殆ど半裸じゃないか!」
昨夜、汗やら何やらで汚れた衣類は全て洗濯機に投入済みである。今私が身に着けているものは下着に大き目のTシャツのみ。
律「セクシーだろ?澪も一緒にどうだ〜?」
この瞬間、確かに私は半分寝ぼけていたのかも知れない…。寝ぼけていたからこそ悪ふざけのリミッターも外れていた。
律「ほら、澪も脱いじゃえ!」
澪「いい加減に…」
…あれ?怒らせたかな?
澪「起きろーっ!!」
澪の怒りゲージが振り切れると同時に、頭頂部にたんこぶを作ってベッドに崩れ落ちる私の姿がそこにあった…。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 11:11:27.87 ID:M2MVe0/P0
昼下がりの商店街…。
律「お〜、痛ててて…。まだ痛いよ澪〜」
頭頂部を擦りながら隣を歩く澪に話しかける。
澪「あれは律、お前が悪い。何をどうやったら目覚めて直ぐにセクハラ行動とれるんだ?」
律「いや〜、面目ない…自分でも何したか記憶が曖昧なんだ、はっはっはっ!」
澪「笑い事で済ませれるその精神が凄いよ…」
お互い、目的の夏のバーゲンで買った服を持って商店街の他の店を見て回る。
そう言えば慌てて出て来たから昼ご飯すら食べてないや。
律「な〜澪。どこかで何か食べない?」
澪「そうだな、もう昼も過ぎたし…。何食べるんだ?」
↓ハンバーガーorファミレス
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 11:12:50.12 ID:mnV0wVo/0
ファミレス
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 11:24:51.71 ID:M2MVe0/P0
律「う〜ん、お金もそんなに余裕無いし…、だけど色々食べたいし…」
澪「ならファミレスでいいだろ、ほら、私さっきの買い物で割引券とか貰ったし」
律「おお、澪ナイス!じゃあ行くぜ!」
いつも買い物帰りとかに立ち寄るファミレスに入り、私はピザとケーキを、澪はパスタを注文する。もちろん双方ドリンクバーでまったりする態勢だ。
律「ん〜、空きっ腹に沁みるなぁ…」
澪「ちょ…!恥ずかしいぞ律!」
大きな口でピザにかぶりつく私を澪が制止する。だけどそんな事言われてもお腹空いてるのは事実だし…。
律「そんな事言うなよ澪ー、ほら、一口やるからさ」
そう言ってピザを一切れ手に取ると、澪に差し出した。
律「ほら、あーんしろ!あーん!」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 11:31:35.17 ID:M2MVe0/P0
澪「ちょ、だから…!」
律「え〜?ほら、今は誰も見て無いからさ、ほれほれ」
口元に押し付けるようにピザを更に差し出す。
澪「〜…」
やがて観念したのか、澪は小さく口を開けると私の差し出したピザを齧った。
澪「んむ…、ん〜」
お約束のようにチーズが伸びて澪は少し困った顔をしたが、それでも何とか一切れを全て完食した。
澪「…おいしい…」
照れたように私にそう言う澪。
律「じゃあ澪、そのパスタ一口私に食べさせて!」
私は口を開けて澪のパスタをねだる。どんな反応するか楽しみだ。
ふひひ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 11:36:56.25 ID:M2MVe0/P0
澪「え…?むぅ…、仕方ないな…」
以外にも澪は素直に従ってくれた。手にしたフォークで器用にパスタを絡め取ると、そのまま私の口に入れてくれる。
律「ん〜、美味しい!私もコレ頼めばよかった」
澪「同じもの頼んだらこんな事をする必要は無かったな」
律「ん〜、それは違うぞ澪〜!こうやってお互いの足りないモノを補ってこその友情だと思わんかね?」
澪「いや、訳が分からないし…」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 11:47:03.83 ID:M2MVe0/P0
律「ほほぅ?間接キッスすら済ませたこの友情が分からないと申すか」
私は意地悪な言動をする。勿論澪の真っ赤になった顔が見たいが為だ。
澪「なっ!何で間接キッスとか出て来るんだよ!」
案の定、澪は顔を真っ赤にして反論してきた。
律「そう、先程の澪が私に食べさせてくれたそのフォーク!それはさっきまで澪が使っていたモノ。違うかね?」
探偵モノのドラマのように、証拠となったフォークに指を突きつける。
澪「はっ!そういえばそうだった!」
脳内で効果音等を再生し、アリバイを崩されてショックの澪を演出しようとしたその時。
店員「お待たせしました〜、ご注文のケーキです〜」
律「おっと、ケーキはこっちね店員さん!」
脳内BGM再生はあっけなく中止になった。
シエソ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 12:24:01.19 ID:WndLZ91x0
しえ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 12:24:32.98 ID:m7bZ8I2kO
きたい
澪律なら期待
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 12:39:57.46 ID:gnwkU+z4O
律澪で
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 12:51:05.97 ID:b4y5JKLAO
最近澪律すくない…
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 13:12:40.22 ID:O7hU6iFv0
澪律のほうが好きだがどっちも歓迎
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 13:41:43.94 ID:O7hU6iFv0
ほ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 14:28:15.05 ID:O7hU6iFv0
し
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 14:49:36.93 ID:gnwkU+z4O
あ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 15:29:17.83 ID:O/tGjIzLO
おい
何やってんの?おい
これ全員分書くんだよな?おい
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 15:35:15.63 ID:tIW1bPvJ0
この間の唯梓のその後の関係の補完が欲しい…
ちょっとだけでいいしエロじゃなくても全然構わないんで
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:08:31.31 ID:M2MVe0/P0
夕方…。
駅前で澪と別れ、苛烈なバーゲンでの戦場で勝ち取った服を抱えながら帰宅する。
律「いやー、今日は大収穫だったなー」
自室の鏡の前で買ってきた服に着替え、既に持っていた他の衣裳と合わせながら昼間の事を思い出す。
律「あの時の澪の顔、間接キッスとか言ったら本当に…」
律「… … …」
思い出して、何だか急にこっちが恥ずかしくなってきた…。そしてさりげなく指で自分の唇に触れる。
律「な、何なんだよ…もう…」
ファーストキスですらまだ未経験なのに、間接とは言え意識したその相手が親友の澪。
律「む…、う〜ん…」
だが、何となく悪くは無いとか思ってみたりした…。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:13:15.75 ID:M2MVe0/P0
..イ´⌒ ̄:ミ:..、
,.:'..:.:.i.:.:.:.:.:ヽ:ヽ:.:..ヽ.
/./.:i.:∧..:.:.:.:.|__j:..i:..iハ
{.:| .'|l ̄ト`.:.´}ハト`|:..l: }
∧| .:lrァ‐ミヽ/斗ォミ}:..|∧
/..:}|..小.ヒ:ソ ヒ:ツノ:.:.}i:.:.'.
>>91 .′:{{..从 ___ ノ:. ハ:.:.'. この話が終わった後に残っていれば考えます
i..:.:.|ハト:.{_,>`=’< }イ′l:.:.:.l
:..:.:.| {ヽ:ヽ》介くノ':: 〉 |:.:.. l
l..:.:.:{ V::.::{{:八/::..:/ |::.:...i
| .:.:.| }::. :「|!}'::. :/ }::.:.:.|
|..:.:.:! ∧::..:{::j::.::ハ. |::.:.:.|
|.:.:.::| 廴:}::.::V::.::{:.: 〉、 |::.:.:.l
..::. { 〈 / {::.:_入_厂〉┘ }::.:.:′
';:.:.::. | ̄`i^^ヘ ̄`} ノ:: /
从:ト{ i | '. { / }:/
ヽ } | i. | /′
├‐1 ト-┤
}___{ 廴._j
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:21:53.67 ID:gnwkU+z4O
おいィ!
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:25:19.76 ID:M2MVe0/P0
鏡を見る…。
自分の唇。澪と間接…。
今まで意識などしてなかった分、澪との関係を改めて考えると凄い事だと思う。同性とは言え、家族以外で一番長く付き合ってきたのだ。
もし澪が男だったら、その関係はどうなっていたのだろう?
律「なんてなー、それを言ったら唯と和の関係なんか私達以上だよな!ははははー!」
鏡の前で笑う。
だが、その笑いは自分を納得させる為の無理やりな笑いであった。
…あと、部屋の前を通りかかった聡が『ねーちゃん、気持ち悪いぞ』とか言ったのでとりあえず殴っといた。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:35:20.31 ID:O7hU6iFv0
お、きてた
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:36:54.01 ID:Slk7J4AFP
またこのスレかよ・・・
はやく続けろ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:42:57.79 ID:M2MVe0/P0
夜…。
家族揃って…と言いたいものの、今日は父親が残業で帰りが遅くなり、母親は町内会の行事で今は家に居ない。
律「聡、ねーちゃんご飯作るけど何か食べたい物あるかー?」
姉として弟の面倒は見る。だが当の聡は私の腕をあまり信用していないらしく、『インスタント』の何かでいいとか、チクショウ。
取り合えずレトルトのカレーを温めて食事を済ませ、先に聡を風呂に入れてその間洗い物を済ます。
そして洗い物が終わったと同時に、聡が風呂から上がった。
律「さてと、それじゃあ私も入ってサッパリするかー」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:55:01.87 ID:2n61pRRGO
くぁ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 16:56:04.10 ID:M2MVe0/P0
湯に浸かりながら鼻歌を歌い、今日一日の汗を流す。
そして何となく鼻歌を止めて耳を澄ますと、居間からそれなりの音量で聡がゲームを始めたのが分かった。
律(あーあ、こりゃ暫く熱中するな…)
ちょっとだけ観たい番組があったが、そうなると弟と居間の大画面を争う事になる。まぁ今回は聡の勝ちにしておくか…。
今度は鼻歌を混じりにスティックを操るように手を動かす。お風呂に入るときの日課だ。
律(そういえば合宿の時に見た澪の胸…、あれはまた育ったな)
どうでもいいことを思い出し、そして自分の胸と比較してみて少しへこんだ。
律(うう、唯もああ見えて私よりはあるし…、もう仲間は梓だけだ!)
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 17:12:00.00 ID:M2MVe0/P0
律(揉めば大きくなるとか言うけど…あれマジなのか?)
さりげなく湯船の中で自分の胸を触ってみる。
律(あっはっはっは…、澪の半分ぐらいしかねーよ)
それでも多少は鯖を読んでみる。…悲しくなった。
律(まぁ、これでも一年の頃に比べたら多少は増量してるんだがなぁ…)
自分の胸を揉みながら一人思う。
律(やっぱエロくないと大きくならないのか?)
女性ホルモンとかそう言った話を思い出す。関係あるようなないようなレベルの話だが。
(さわさわ…もみもみ…)
律(何だか…、変な気持ちになってきた…)
↓もっと揉むor風呂から出る
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 17:13:00.54 ID:O7hU6iFv0
もむ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 17:34:51.54 ID:M2MVe0/P0
律(うん、やっぱ温めながらマッサージ…だよな)
強弱をつけて揉み始める…。
律(… …んっ…)
寄せて、上げて、下から掬い上げるように…。
律(んっ…、ふぅ…)
手の平で乳首が擦れて気持ちいい。
律(やっぱ、大きいのっていいよ…な)
脳裏には何時の間にか澪が浮かんでいた。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 17:49:13.69 ID:GMndMsfEO
ドュフフ
ピュゥ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:20:48.05 ID:wfGySXTR0
相変わらず稚拙……
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:29:47.65 ID:M2MVe0/P0
やがて胸を揉むその手が、そのまま下の方に移動しようとしたその時。
母「律ー?入ってるの?」
律「うわっ!…は、入ってるよ」
帰ってきた母の声によって現実に引き戻された。
律(…仕方ない…、続きは部屋で…)
そう思いつつ、湯船から出た瞬間…。
律「…あれ…?」
急に目が回り、足から力が抜けてそのまま床にへたり込んでしまった。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:30:05.57 ID:gnwkU+z4O
律澪!律澪!
かまわん,続けろ
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 18:48:36.62 ID:rpmg6pINO
聡でいいんじゃねw
つづきはmadaka
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:05:20.24 ID:lvp9w75GP
(`・ω・´)
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:07:09.75 ID:M2MVe0/P0
母「もう、一体どれだけお風呂に浸かってたのよ…」
湯当たりを起こして倒れた私は、部屋でデコにヒエピタ貼って寝かされていた。
律「うう〜」
母「まぁ処置はしたし、暫くしたら復活できるわよ。それまで大人しく身体休めときなさい」
何してんだろ私…。それよりも明日は皆揃っての練習だし、しっかり回復させないとな…。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:24:17.55 ID:U4GzTTkAO
可愛い律支援
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:26:01.48 ID:M2MVe0/P0
翌朝、しっかりと休息を取ったおかげか予想以上に早く目覚めてしまう。
おかげで午前中には家でやるべき事は全て終え、学校に行くまで暇を持て余す事になってしまった。
律「どうしようかな…、ちょっと早いけど部室に行ってみようか?」
コマンド
部室に行く
行かない
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:32:13.00 ID:ATc1k0nBO
行く!
行く
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:50:18.19 ID:M2MVe0/P0
律「…はぁ…」
やはりというか、流石に部室には誰も来ていなかった。
律「やぁ、トン」
あまりに静かで暇だったので、軽音部のマスコットであるスッポンモドキのトンちゃんに話しかける。
律「ほーら、餌だぞー、たんと食えー。それと私昨日湯当たりで倒れたんだぜー?」
だがトンは餌を食べるのに夢中で、律の事などこれっぽっちも眼中には無かった…。
律「べ、別に…、亀に分かってもらおうとは思ってないやい…」
そう言ってから律は何気なく部室を眺めた。
律「静かだな…」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 19:58:21.51 ID:M2MVe0/P0
校庭や中庭からは運動部や体育会系文化部の練習の声や音は聞こえるものの、この軽音部だけは限りなく無音に近かった。
律「そう言えば、最初は私と澪だけだったんだよな…」
懐かしい記憶が甦る。私が半ば無理やり澪を軽音部に誘ったんだよな…。
その後にムギが来て、そしてカスタネットしかやったことの無い唯が来て…、さわちゃんが顧問になってくれて、そして何とか形になって…。
長椅子に横たわる。
律「で、梓が入学してきて…」
だんだんと眠くなってくる…。そして静かに寝息を立て始めた…。
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 20:23:18.17 ID:U4GzTTkAO
わっふるわっふる
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 20:48:28.13 ID:NvkbbdeKO
ほ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 20:50:36.24 ID:smSWmN5lO
い〜つの〜こと〜だか〜思い出してご〜らん〜
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:04:16.46 ID:ATc1k0nBO
支援
しえん
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 21:40:57.39 ID:rhNUZ8HGO
死んだか…
プェー
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 22:19:14.27 ID:gnwkU+z4O
あ
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 22:23:16.54 ID:lvp9w75GP
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 22:44:03.40 ID:F7NYRozFO
ほ
唯が拾う正規ルートも見たい
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 23:17:14.90 ID:NvkbbdeKO
ほ
しゅ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/01(木) 23:42:08.26 ID:O7hU6iFv0
とっとと書け太郎!!
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 00:10:22.17 ID:Ys/Eiby30
おい
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 00:20:59.90 ID:MO6dI1V00
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 00:43:43.30 ID:KNNbkuZBO
寒い
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 00:51:54.68 ID:OVWq347Z0
おまん
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 01:30:15.18 ID:AAjbL/B4O
やん
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 02:01:15.56 ID:Ys/Eiby30
ぽん
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 02:11:18.05 ID:2IcZiigX0
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 02:49:52.72 ID:+o9qmSPSO
寝れない
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 03:38:09.66 ID:nTAvX/TXO
ほ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 04:19:55.94 ID:dUePzqZi0
参加型だから書き溜めはしにくいだろうけど、あまり間隔が長いと読みづらいぜ。
C
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:05:10.60 ID:J428G5gTO
ほし
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:12:08.94 ID:0aDXIst10
こんどは律か!
また粘着してやるぜ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:25:38.66 ID:mlcfdRM50
澪「… … …」
部室に行くと、珍しく律が一番最初に来ていた。しかも寝てるし…。
澪「おい律、起きろ」
揺さぶって起こそうとしたが、前回の事もあってか躊躇してしまう。
澪「律〜、朝だぞ〜起きろ〜」
律「…ん〜…」
澪(…流石に寝顔は可愛いな)
悪戯心が芽生えた私は、律の耳元でそっと囁いた。
澪「あんまり寝坊すると、悪戯しちゃうぞ〜?」
軽くその頬を突付きながら、その寝顔を観察した。
この早朝から再開とは…構わん、続けろaa(ry
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:32:56.75 ID:0aDXIst10
自分のSSが稚拙に思えるくらいのクオリティ
今回も楽しませてもらいますん
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:34:45.78 ID:mlcfdRM50
律「…ぁぅぅ…、ゴメンよ澪〜…」
澪(プッ…、寝言か?今の)
夢の中で私に説教でもされているのか、聞き取れないぐらいの声で情けない声を出す律。
澪(って、夢の中でも私の役どころって怒ってるのか)
律「…軽音部…、作ったのに…辞めないでょ〜澪〜」
どうやら、夢の中で私は軽音部を辞める事になっているようである。
澪(辞める訳ないだろ、私は皆の居るこの軽音部が大好きなんだから)
律の頬を突付くのを止め、その手で優しくその頭を撫でた。
律「澪の事…が…好きなのに…」
澪(…え?)
しぇ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:40:31.90 ID:0aDXIst10
きたこれ
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:42:36.70 ID:mlcfdRM50
思わず聞き返そうかと思った。
律「… … …」
だけど、それ以降律は寝言を発する事なく寝息を立てるだけだった…。余程悪い夢だったのか、その目には薄っすらと涙が浮かんでる。
澪「…律…」
澪は寝ている律の頭の横に座ると、他の皆が来るまでその頭を撫で続けた…。
澪「…ずっと一緒だよ、律…」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:50:46.62 ID:mlcfdRM50
何だか悪い夢を見ていたような気がした。夢の内容はもう思い出せない…。
だけどその悪夢は急に終わり、非常に穏やかなモノに変わったのだけは理解できた。まぁ気にはしないでおこう。夢だし…。
そしてゆっくりと、そして静かに目が覚めた…。
律(… … …)
はい、自分はまだ夢の中に居るようです。だって、澪が寝ている私の横に座って頭撫でてくれてるんだぜ?
律(絶対にこれ夢だろ?な?皆?)
コマンド
うん、夢
いやっ…これはっ…紛れも無いっ…現実っ!
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:52:08.98 ID:0aDXIst10
いちばち 夢
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:00:25.19 ID:mlcfdRM50
律(そうだよなー、澪が私にここまで優しいって無いよなー)
これは夢。そう結論付けた私は暫くこのまま澪の手の感触を感じる事にした。
律(うん、いい気持ち…)
時折鼻歌交じりに私の頭を撫でる澪。目を瞑っていてもその姿は想像出来るし、そしてその手からは澪の優しさが伝わってくる。
律(やっぱ、澪って可愛いよな…)
無意識に私の手が伸び、澪の手を掴もうと宙を彷徨う。
澪「…?」
そしてその手に気付いた澪は、優しくその手を握ってくれた。
澪「…起きたのか?」
↓まだ寝たふりor起きる
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:01:40.11 ID:0aDXIst10
寝たふり
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:07:54.94 ID:2gFXOL4IO
この
>>1のSS、けいおんSSの中でも1、2を争うくらい好きだ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:14:30.51 ID:mlcfdRM50
律「… … …」
澪「まだ寝てるのか…」
澪はクスッと笑うと、私の手を握ったまま再び鼻歌を歌いだした。
律(こういうのって…、いいな)
凄い安心感。澪になら全てを委ねていいと思い始める。
律(流石は夢、現実ではこうはならないよな〜)
目を瞑ったまま、ほんの少しだけ身体を動かして頭を澪の太ももの方へと移動させる。
澪「…もう…」
困ったような澪の声。だけど次の瞬間には私の頭を持ちあげ…、そして太ももの上へと…。
律(ふぉぉぉっ!まさかの膝枕…!)
何かもう…、妄想がそのまま具現化した夢すぎて、私実は死んでしまってるのか?とか思った。ほんと天国のような感触。
律(ああ、もう目覚めたくないよなー)
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:32:15.65 ID:0aDXIst10
^^
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:35:25.75 ID:mlcfdRM50
澪に手を握られ、頭の下には澪の太もも、BGMは澪の鼻歌で、おまけになんだかいい匂い…。
律(…でも、いい加減目を覚まさないと、練習もあるし…)
余りにも唐突に、そして急に思考が現実味を帯びる。
律(だけど、目覚める前に…)
私は優しく握られた手にほんの少しだけ力を込めて握り返し、そしてうっすらと目を開け、澪を見つめた。
澪「目、覚めたか?」
律「… … … …」
澪「どうした?」
律「…澪、好き…」
時が固まった…。
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:47:56.66 ID:p1keDd2zP
キマシタワー
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:52:00.60 ID:mlcfdRM50
澪「…えっと…、寝ぼけてる…のか?」
律「… … … …」
私はあえて無言で澪を見つめたままだ。澪の顔がだんだんと赤くなって来たのが分かる。
澪「えっと、あの…その…」
立ち上がろうにも私に手を握られ、そして太ももには私の頭…。無理に立ち上がったら私は椅子から転げ落ちる体勢なので動く事が出来ない澪。
澪「…冗談…だよな…?」
赤くなりながらも、何て答えを返したらいいのか分からないような困った表情になる澪。
律「… … …っ」
『冗談…だよな…?』澪の困り顔でのその台詞に、私はこれ以上無いぐらいの現実に引き戻された。
律「…うん、冗談…。だから気にしないで澪…」
私は笑う事無く、そっと澪から視線を外す。
律「…冗談…だから」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:53:29.97 ID:p1keDd2zP
(´・ω・)……
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:53:55.22 ID:0aDXIst10
すっぱい
おっぱい
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:00:37.56 ID:mlcfdRM50
澪「… … …律…」
太ももに頭を乗せたまま目を逸らした律。
澪「…どうしたんだ?らしくないぞ?」
再び、そっと律のおでこに手を乗せた。…あれ?
澪「律、何だか熱いぞ?」
部室内の室温を考慮しても、微妙に熱い。
澪「ひょっとして、熱あるんじゃないか?」
律「あー、かも…、昨日湯当たりで寝込んでたし…」
澪「何してたんだよ…、えっと、とりあえず濡れたハンカチで冷やすか」
律「私の鞄の中にヒエピタ入ってる…」
澪「分かった」
私の鞄を開けてヒエピタを取り出した澪。そして私の額に張ろうと…。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:06:35.85 ID:mlcfdRM50
律「ちょっと待って…」
だが私はそれを制止。
澪「何だよ、貼らないと」
律「…貼る前に、デコチューしてくれたら嬉しいな」
澪「… … …」
あ、澪の目が急に冷ややかに…。
澪「…馬鹿」
チューの代わりにデコピンされる。
律「あはは、ゴメン澪」
澪「… … …」
澪「一回だけだからな」
額にキスされた…。
律「… … … …」
澪「って!言った本人が放心するんじゃない!」
その直後に、その額に叩きつけるようにヒエピタが貼られた。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:11:59.70 ID:p1keDd2zP
ほう・・
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:18:13.25 ID:IrE27TbiO
今回は何時頃まで書いてくれるのやら・・・
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:21:35.69 ID:p1keDd2zP
仕事行く!19時半くらいまで残ってて!!
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:21:50.63 ID:mlcfdRM50
律「あう〜、酷いよ澪〜、結構痛かったぞ〜」
私は起き上がり涙目で抗議する。
澪「うるさいっ!律が悪いからだっ!」
怒った表情、だが照れつつそっぽを向く澪。と、そこに…。
唯「やっほー!あれ?りっちゃんと澪ちゃん、早いねー?」
律&澪「!?」
トンちゃんの世話当番だった唯が部室に入ってきた。そして私達二人の顔を見て…。
唯「…あれ?何かあった…?」
やがて、梓とムギも来て練習が始まった…。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 08:05:45.48 ID:J428G5gTO
支援
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 09:23:05.99 ID:x6V8+qXD0
かわゆす
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 09:41:50.93 ID:OVWq347Z0
(^o^)ノ おはよーカスどもー
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 09:51:50.13 ID:1cgzT6tKI
ほ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 10:40:17.65 ID:Ys/Eiby30
も
前の方すっとばしていきなり
>>173が目についたからもうセクロス終わったのかと思った
ぽっぽ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 11:20:07.83 ID:mlcfdRM50
やがて今日の練習も終わり、帰り支度をしていると…。
唯「あ、そうだあずにゃん」
唯が梓に。
唯「この前のケーキのお礼に憂がウチにご飯食べにきなよ〜って」
梓「…え?」
唯「歓迎するよ〜?おいでよあずにゃん」
どうやら梓が唯の家にケーキを持って行ったらしい。そして唯はこちらにも振り向くと…。
唯「皆もどう?ウチでご飯」
しっかりと誘われた。
憂ちゃんの作るご飯の美味しさは知っているが、だけど、これでも一応は病み上がり(?)である。
律「あ〜、悪い唯。今日はパスだ」
非常に残念だが、他の皆と楽しんでくれ。だが、その澪とムギも…。
澪「すまん、私もちょっと都合が悪くて…」
紬「ごめんね唯ちゃん、行きたいんだけどどうしても外せない用事が…」
それぞれ何かしらの理由で都合が悪いようであった…。
おお!前作とクロスしたな
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 11:29:29.82 ID:mlcfdRM50
唯「あ〜、それじゃあ仕方ないよね…」
残念そうな唯の笑顔。あちゃ、これは無理してでも行くべきかな?と思ったその時。
梓「わ、私は行きますよ?死んでも行っちゃいますから」
唯に抱きつかれながら梓はそう答えてくれる。
唯「そう?それじゃ、あずにゃん一名様ご案内〜」
まぁ、梓の作ったケーキのお礼っていうぐらいだから、梓が行けるなら別にいいか。
澪「じゃあ、今日はこのまま解散だな。皆おつかれ」
澪の合図と共に、今日の練習は終了した。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 11:38:46.72 ID:mlcfdRM50
律「…ふぅ…」
皆が部室を出て行くと共に私は一人部室に残って椅子に座り込む。結構疲れた。
律(あ〜、だるい…)
デコに貼り付けたヒエピタも温くなってきたので張り替えようとしたその時、部室の扉が開く。
律「あれ?澪?どったの?用事は?」
テーブルの上でへタりながらそう聞く私に、澪は自販機で買ってきたらしいスポーツドリンクを私の額に引っ付けた。
律「うひゃあ、冷たくて気持ちいい〜」
澪「律、お前結構無理してただろ?」
苦笑交じりでそう聞いてくる澪…。ありゃ、バレてたか。
澪「私の用事ってのは律を家に送る為だからな…。ほら、立てるか?」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 11:48:22.24 ID:mlcfdRM50
律「…あ〜、もうちょい待って…」
澪の買ってきてくれたドリンクを飲み、空調の効いた部室で暫く休憩する。その間、澪は黙って私が回復するのを待ってくれた…。
律「…なー、澪ー」
澪「何?」
律「…好きな人って…、居るか?」
澪「何?突然」
私の突拍子も無い質問に、澪は意外と冷静に聞き返してきた。何時もの具体性の無い事だと思われたらしい。
律「…私は居るぞー」
澪「…え?本当か律!?」
そこで初めて澪は何時もの反応を返してくれた。やっぱこうでないと。
律「…うん、澪だぞー」
一瞬、顔を真っ赤にする澪…。そして冷静さを装った態度になって…。
澪「…馬鹿」
と、一言だけ返してきた。
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 12:25:29.94 ID:C9lNSCSQ0
C
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 12:54:05.94 ID:x6V8+qXD0
好きだーー結婚してくれーーー
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 13:24:39.38 ID:G4djxYas0
おいおいおいおい、梓のローター書いた人か?
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 13:44:07.21 ID:x6V8+qXD0
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 13:58:37.38 ID:G4djxYas0
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 14:22:27.29 ID:OVWq347Z0
続けたまえ
前作って何?ログ持ってる人いる?
あとこれもうローター関係なくなってね?
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:08:52.11 ID:rYQysBl5O
最初から関係ないです
前作なら既にまとめWikiにあがってる。
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:58:35.46 ID:OVWq347Z0
う
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:21:18.69 ID:32mgiBtP0
いけいけ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:49:39.37 ID:mlcfdRM50
夕方…。
私は澪に付き添われて自宅に帰り着く。最初は一人で帰れると断ったのだが、澪は私の事を心配したのか頑なに送ると言って聞かなかった…。
澪「えっと、おばさんは居ないのか…?」
律「この時間帯だと買い物か、町内会の寄り合いと言う名の井戸端会議だなぁ。聡も友達の所だろうし」
誰も居ない家の鍵を開けて自室へと向かう。
澪「まだ気分優れない?」
律「いや、そこまでは…。多分寝たら治るだろうし」
心配してくれるのが何だか嬉しい…。
律「うん、ちょっと汗かいたから着替えて来る…」
私はタンスから着替えを取り出すと、鞄と制服のタイを適当にベッドの上に放り投げて洗面所へと向かった。
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:51:08.99 ID:qfNCylhB0
きたー
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:52:09.18 ID:mlcfdRM50
そして、律の部屋に澪が一人残される。
澪「まったく…、ベッドの隙間にタイが落ちて…」
澪のコマンド
拾う
そのまま
拾う
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:53:19.95 ID:qfNCylhB0
拾う
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:53:29.79 ID:G4djxYas0
ひろう
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:00:07.35 ID:mlcfdRM50
律「…はぁ…」
洗面所で着替え終わり、顔を洗って少しスッキリとする。
律「澪に冷たいお茶でも持って行ってやるか」
送ってもらったにしてはささやかすぎるが、暑い中付き合ってくれたのだ。このぐらい当たり前だろう。
台所に行って冷蔵庫を開ける。そして冷えた麦茶を取り出して氷の入れたグラスに注いだ…。
律「澪ー、お茶しかないけど飲…」
部屋の扉を開けた途端、澪は驚いたように私を見る。
律「…どしたの?澪?」
何だか、澪の私を見る目がおかしい…。
澪「… … … …」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:02:22.77 ID:G4djxYas0
はじまったな
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:06:34.46 ID:dCUG4akxO
ドSに覚醒する澪に期待
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:09:52.42 ID:qfNCylhB0
もしかして澪のだったりな
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:14:58.15 ID:mlcfdRM50
私は部屋のテーブルの上にお茶を置く。
律「澪…?」
だが、澪は後ずさるようにして私から距離を取る…。
澪「…何でもないよ、律…」
明らかにおかしい。
律「何でもない…って、どう見てもおかしいぞ?」
澪のその手には、私の放置した制服のタイが握られていた。どうして…?
澪「…ううん、やっぱり思春期の真っ只中だからな…、そんな事もある…よな」
私と目を合わさずに、澪は一人納得させるようにそう呟いた。その姿に、私は体調が悪いのも合わさってほんの少しだけイラッとして。
律「だから、何なんだよ澪!」
語気を強めるつもりは無かった…。だけど、気が付いたらそうなっていた。
澪「…律」
そこで初めて澪は、怒ってるような、悲しんでるような目線を私に向ける。
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:18:16.20 ID:dCUG4akxO
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:33:11.10 ID:mlcfdRM50
私の苛ついたその口調に、澪も思わず火が付いたのだろう…。
澪「…ベッドの下…」
静かにそう呟いた澪の台詞に私はあの存在を思い出した。そう、部室で拾ったアレの事だ。
律「…え?…まさ…か…」
澪「…私も、アレがどういったモノとかは分かるよ…」
律「あ、あの…、澪…?あれは…」
澪「そりゃあ、そんな気分になる事もあるだろうけど…」
私はそこで今更ながら澪の性格を思い出す…。生真面目で、恥ずかしがりで、純情すぎるのだ。
澪「でもまさか、律がこんなのを買って使ってるなんて、信じたく無かったな…」
耐性が低い故の、嫌悪感…。
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:38:11.82 ID:mlcfdRM50
律「あの…、澪…、これはね…別に私のじゃ」
私は必死で良い言い訳を探す…。だけど咄嗟に澪を納得させるような言い訳は浮かんでこなかった。
澪「… … …」
そして…。
澪「…馬鹿律…」
たった一言…、そう呟いて澪は部屋から出て行った…。
律「…澪…」
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:46:30.09 ID:mlcfdRM50
ひょっとして…、嫌われた…?
私は部屋で一人、立ち尽くす。
律「…そう…だよな、あんなモノ持ってるようじゃ、嫌われる…よな」
ベッドにそのまま倒れこむ。もう、シーツ被るのさえ面倒だ…。
空調の効いた部屋で、二つのグラスに入った氷が『カラン』と音を立てた…。
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:52:37.00 ID:qfNCylhB0
しえん
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:08:10.97 ID:8WNWvZG1O
もうぱんつはいていいの?
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:20:50.88 ID:qfNCylhB0
BADエンドっぽいな…
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:40:31.81 ID:mlcfdRM50
三日後、次の練習日…。
唯「…りっちゃん来ないね…」
梓「はい、どうしたんでしょうか?」
もう既に他のメンバーは全員集まってるのに、律だけが部室に現れなかった…。
紬「澪さん、何かありました?」
澪「知らない、どうせ遊びすぎて寝坊でもしてるんだろっ!」
一人不機嫌な澪…。
唯(ねー、あずにゃん…。澪ちゃん何か機嫌悪いね…)
梓(そうですね、ひょっとして律先輩と何かあったんでしょうか…?)
唯(あずにゃん、ここは前みたいに猫耳付けて場を和ませちゃう?)
梓(ええ、嫌ですよ!… …でも唯先輩が見たいなら…)
部室の隅でやたらと仲の良い二人のヒソヒソ話が聞えてくる。
澪「… … …」
紬「っと…、律さんの携帯にメールを入れときましたから、お茶でも飲んで待っておきましょう皆」
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:40:54.06 ID:dzKEKFrY0
唯梓の裏でこんなことがあっただなんてw
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:56:02.06 ID:+o9qmSPSO
律さん…だと…?
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:19:18.04 ID:Bf9Ry76s0
sien
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:21:02.47 ID:p1keDd2zP
BAD ENDは許さないぞっ!
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:28:49.46 ID:dzKEKFrY0
みぉーみぉー♪
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:35:53.83 ID:mlcfdRM50
しかし、待てども暮らせど律からの返信は来なかった…。
澪「… … …」(イライライラ…)
一人苛々とする私と、それを不安げに見守る他の三人。
唯(絶対何かあったんだよー、あずにゃん、澪ちゃんに聞いてみてよ〜)
梓(嫌ですよ…、何だか怖くて近寄りがたいですし…)
しっかりと聞えてるよ、唯に梓…。
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:44:04.65 ID:mlcfdRM50
紬「澪さん」
そこに、ムギが私にそっと話しかけてくれる。
澪「何?」
紬「今日はもう無理っぽいですし、お開きにしましょう?」
と、ニッコリと何時もの柔らかい笑顔。
澪「で、でも!…そうだよな、律が居なければ音もペースも合わせられないし…」
そう、ドラムの律が居なければ練習にならないのだ…。ホント、何やってんだよ律…。
紬「私達はこのまま帰りますけど…」
尚も苛々とする私に…。
紬「澪さんは帰りに律さんのお家に行って様子を見に行ってくれないかしら?」
澪「え?」
ムギちゃん振るね〜w
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:46:13.43 ID:mlcfdRM50
そんな私に、ムギは続ける。
紬「やっぱり心配ですし、それに澪さんが一番律さんとお家が近いですから」
唯「はいはーい私も行…むぎゅ!」
梓(しーっ!唯先輩!ここは大人しくムギ先輩に任せましょう!)
澪「しかしだな…」
紬「駄目ですよ澪ちゃん?これは澪ちゃんにしか出来ない事なんですから」
有無を言わせない笑顔。
澪「〜〜〜…仕方ないな、ムギがそこまで言うのなら…」
ムギが、今の私の状況を打破するキッカケを作ってくれた…。
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:46:58.46 ID:Tc2zaWk7O
ムギの口調ががががが
敬語の上にさん付けだと…
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:51:34.12 ID:dzKEKFrY0
書きながら投稿してるんだろうから仕方ないさ
この程度はスルー
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:51:37.89 ID:mlcfdRM50
あれ?口調おかしかった?そこはお手数ですが脳内で補正してください。
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:55:34.07 ID:IrE27TbiO
口調に違和感を覚えないということはアニメ未視聴か
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:56:47.98 ID:AAjbL/B4O
そして原作も未読か…
わざとじゃねぇのかよwww
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:57:42.97 ID:mlcfdRM50
一階から話し声が聞える…。
私はまどろみの中でその会話を聞いていた…。
『あら、いらっしゃい』
『こんにちは、律居ますか?』
『あら?あの子ったら連絡入れてなかったの?ちょっと風邪ひいて寝込んでいたのよ』
『え?』
『もう大分良くはなったんだけどねぇ…。あ、そうだ、少しの間律を見てくれないかしら?私ちょっとお買い物に行かなければならないの』
『はい、わかりました』
そして、階段を上がってくる足音を聞く。
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:01:46.05 ID:dzKEKFrY0
11話きたこれ
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:03:15.07 ID:mlcfdRM50
律「みおー?」
扉を開ける前に言い当てた。
澪「…当たり…」
律「… … … …」
扉を開けて、部屋に入って来る澪。
澪「…風邪…、引いたんだって?」
複雑な表情…。
律「…うん、さっきまで寝てて今は落ち着いてる…」
澪「メール見てなかったのか…」
そう言われたので確認したら、ムギからのメールが一通入っていた。澪の口調からして部室からか。
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:08:10.49 ID:mlcfdRM50
律「ごめん、気が付かなかった…」
澪「…確か、よく似た事が前にもあったよな…」
思い出す。うん、前にもあったな…。
澪「… … … …」
律「… … … …」
気まずい沈黙が部屋を支配する…。そしてそのまま数分が過ぎた頃、澪が口を開いた。
澪「…なぁ、この前の事…」
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:09:57.12 ID:uEcIEnYV0
tst
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:11:34.11 ID:dzKEKFrY0
^^
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:14:24.24 ID:mlcfdRM50
思わず、被ったシーツの中で『ビクッ』と身体が反応した。
澪「…その、ごめん…、私あの時びっくりして…」
澪「…初めて見たから…その…」
澪「無神経だったよね…、誰にでも秘密はあるのに…」
(待って、違う!それは誤解だ澪!)
それと同時に、澪にそうと誤解されていると言う事実に私は泣きたくなるぐらい悲しくなった。
律「…澪は…、私があれを使ってる姿…、想像した?」
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:16:33.47 ID:mlcfdRM50
澪「…え?」
律「…想像…、したよね…?」
澪は何と答える?
想像した
してない
した
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:17:55.72 ID:J5ibqqT40
したに決まってるだろ!!
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:21:42.41 ID:dzKEKFrY0
しちゃったんだなこれが
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:24:28.89 ID:mlcfdRM50
澪「…うん、…ごめん」
澪はあえて本当の事を告白した。ここは嘘で取り繕っても仕方が無いからだ。
律「…そっか…、そうだよな…」
掠れた声。
律「私、エロいもんな…、アレ使って遊んでるんだもんな…」
澪「律…、私…」
泣きそうな律の声に澪は焦った。あからさまに何時もの律ではないからだ。
律「…今更、コレ使って遊んでないとか言っても信じないよな…使ったのは事実だし」
コマンド
なぐさめる
そのまま様子を見る
そのまま・・・
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:28:25.21 ID:dzKEKFrY0
↑いいのだなそれで
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:31:57.67 ID:+gE7EfOzO
何でもいいからはっぴーえんどでお願いします
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:38:48.44 ID:mlcfdRM50
澪「… … …」
黙って律の言葉を聞く。そして後悔した。どうしてあの時黙っておかなかったのか…と。
たとえ見つけても、あのまま黙っていれば律のこんな姿を見る事は無かった筈である。
律「アレを突っ込んで、一人で悦んで…そうだよな?」
律「…何とか言えよ澪…、そうじゃないと私…」
起き上がる。
律「…だったら、澪の想像通りに私がコレを使って遊んでるのを見てよ!」
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:41:37.29 ID:G4djxYas0
わっふるわっふる
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:44:37.44 ID:mlcfdRM50
律はベッドの上で着ているパジャマのボタンを全部外し、下も脱いで下着だけの姿になる。
澪「うわっ!ま、待て律!落ち着け!」
律「嫌だ!澪!逃げるな!私の事をそう思ってるなら最後まで見ろっ!」
涙目で澪の制止を振り払う。
律「お願いだよ澪…、私を見てよ…」
どうする?
見守るor止める
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:45:32.83 ID:G4djxYas0
とめる
>>230 >>231 ムギに注目してないとそうなる
俺は原作もアニメも見てるけど軽い違和感があるようなないような感じで
「ま、いいか」くらいで突っ込む気にもならなかった
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:48:59.50 ID:smaLv1sQ0
見守る
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:51:38.60 ID:i8O4ei8n0
殴る
澪「キモイもん見せんじゃねぇよ池沼!」
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:52:23.20 ID:mlcfdRM50
澪「…律、いいから落ち着け…」
律「嫌だ!澪が見てくれないなら、私もう軽音部辞めるから!」
澪(ヤバイ…、律のヤツ完全に自暴自棄になってる…)
澪(止めようと思ったけど、もし今止めたら…)
どうする?
それでも止める
暫く様子を見てから止める
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:52:48.64 ID:dzKEKFrY0
もうちょい様子見だ
様子を見てから止める
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 20:55:05.18 ID:i8O4ei8n0
じぶんでやる
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:08:15.02 ID:mlcfdRM50
律は澪が動かないのを肯定と見たのか、壁に背を預けて自分の身体を触り始めた。
律「ん…っ…」
ブラの上から胸を揉みつつ、パンティー越しに大事な部分を擦り始める。
律「…澪…、見てる…?」
熱っぽい視線で澪を見つめる律。
律「本当は…、澪にこう言った事をして欲しかった…。私澪の事好きだったんだから」
指を止めずにそう告白した。
澪「…律…」
律のその姿に目を逸らせない澪…。逸らしちゃいけない気がしたからだ。
律「…はっ…あっ…澪…澪…っ!」
そして…、律はベッドの隙間に手を伸ばしてソレを取り出した。
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:08:42.29 ID:H+PtOpQ+0
小学校の頃の初恋の相手を運命の人だと勘違いしてしまった男が主人公。
お互いの転校で離れ離れになり、色々なすれ違いがあってなんとなく連絡も取りづらくて、
結局高校に入る頃には音信不通になってしまう。
しかし主人公は彼女が忘れられず、言い寄る女をことごとく袖にして会える当てもない彼女の
幻を追い続ける。
彼女のアドレスなんてもちろん知らないのに必死でメール文を考えたり、夢の中で二人でデートしたり。
東京の大学を卒業して就職し、新しい(?)彼女もできたもののやはり初恋の相手が忘れられずに
うまくいかず別れ、人生に疲れて会社も辞めてしまう。
そんな時、偶然にも昔彼女と渡った踏み切りで二人は再会する。
すれ違った後、主人公は相手もそうしてくれると信じて振り向くが、相手はそのまま行ってしまう。
彼女の方は1週間後に結婚を控えて今まさに幸せの絶頂。
主人公は彼女を引き摺ったばっかりに付き合った相手とうまくいかず振られて、おまけに無職。
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:10:40.39 ID:dzKEKFrY0
wktk
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:11:37.87 ID:mlcfdRM50
パンティーをずらし、恐らくまだ完全に準備の整っていない部分にソレを宛がう。
律「…澪…見ててね?」
ゆっくりと力を入れる…。
澪「律…、止めて…、お願いだからそれ以上は…」
だが律は止まらない。
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:12:32.95 ID:dzKEKFrY0
見る
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:21:14.01 ID:mlcfdRM50
しかし…。
律「…んっ…あ、あれ…?うまく、入らないや…」
澪「…律?」
律「は…ぁ…っ、このま…ま…、痛っ!嘘、何で…?」
入り口に宛がう度に逸れてうまく挿入できない…。
律「嘘っ、何で入らないのよ…、入れなきゃ駄目なのに…」
涙ぐみながら焦りの表情で尚も続けようとする律。
澪「…律、もう止めよう…」
澪は律に歩み寄ると、そっとその身体を抱きしめた。
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:23:54.27 ID:dzKEKFrY0
りっちゃん・・・
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:24:38.29 ID:4RPhPOyw0
涙が・・・あれ?
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:27:49.19 ID:8oxsJAsm0
( ;∀;)イイハナシダナー
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:28:00.64 ID:mlcfdRM50
律「…澪…ごめんね。澪の想像どおりにしなきゃいけないのに…うまく出来ないよ…」
澪の胸の中で呟く律…。
澪「ごめん…律…!ごめんね…!私、酷い事…律に…ごめんね!」
澪「…だから、もう悲しい事しないで…お願いだから!」
そう言って抱きしめながら涙を流す澪に、律もやっと心が解放されたのか…。
律「…澪…、澪…!みお…ぉ…!」
澪の背中に手を回して、号泣しだした。
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:29:50.53 ID:qfNCylhB0
目から汗が…
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:32:08.18 ID:dzKEKFrY0
これは抱ける
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:38:25.52 ID:mlcfdRM50
お互い、どれだけの時間を抱き合ったまま泣いていたのだろうか…。
律「…ごめんね澪…私どうかしてた…」
赤くなった目を擦りながら、律は澪に謝った。
律「らしくないよね、私ってもっとこう…、どかーん!って感じで弾けてるのに」
軽く微笑んだ。
澪「うん、律はもっとどかーん!って感じだな」
同じく微笑む。
律「なぁ澪…」
澪「ん?何?律」
律「今だけは、もうちょっとだけこのまま抱いていてくれる?」
↓どうする? 抱いているor抱かない
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:39:30.89 ID:dzKEKFrY0
抱く
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:43:40.61 ID:p1keDd2zP
「抱いている」に決まってる!!
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:44:42.54 ID:dzKEKFrY0
ちゅっちゅしようや
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:46:52.04 ID:mlcfdRM50
澪「しょうがないな…、今だけだぞ?」
律「ありがとう…、澪…」
目を瞑って、澪に身体を預ける律。そうしているとこれ以上無いぐらいの安心感が律を包んだ。
澪「…なぁ律…」
律「…何?澪…」
澪「律は普段は元気一杯で、色々とおかしいところもあるけど…」
律「…酷いなー、澪は」
澪「…でも、辛くなったら…、これからは何時でもこうしてやるからな…」
律「…今回は澪の責任だけどなー」
澪「…うっ…!ごめん…」
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:52:26.46 ID:mlcfdRM50
痛い所を突かれて思わず言葉に詰まる澪。
律「あっはっは、うん、もういいよ?」
澪「…うう…」
そして、律は何かを思いついたのか…。
律「じゃあさ、キスしてくれたら今回の事は許してあげる!」
澪「…え?」
律「ほら、ちゅーしようぜ、ちゅー」
そう言って唇をタコのように突き出す律本人も、この後の事は予想していなかった。
澪「…しょうがないな、ほら」
律(…え?)
しっかりとキスされていた。
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:54:00.76 ID:dzKEKFrY0
きたあああああああ
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:54:37.98 ID:G4djxYas0
ありがとうございました
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:57:40.61 ID:mlcfdRM50
キョトンとする律に澪は言う。
澪「ファミレスで間接キス済ませてあるんだ、女同士だしこれぐらいはな」
律「…うわぁ…」
澪「って!何だその反応は!もっと喜べよ私が恥ずかしいじゃないか!」
律「いや冗談だったのに、てっきり『調子に乗るな!』とか言ってゲンコツが来ると思ってたから」
澪「〜〜〜!!!」
案の定、澪のゲンコツが律の頭頂部にヒットした。
ご飯三杯いける
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 21:59:35.99 ID:qfNCylhB0
わっふるわっふる
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:00:20.98 ID:tntK8JI40
44 :律ライター ◆jrVAdpK.dc :2010/07/02(金) 21:17:56.87 ID:ZPieL/HB0
今日はこの後出かけるから、明日にでも書くわ
ちなみに1に送ったサンプルはけいおん世界に桑田佳祐が迷い込む話なので
暇だったらそれを読んでくれ
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:02:11.08 ID:mlcfdRM50
律「痛たたた…、酷いよ澪〜」
澪「私のファーストキス返せ!」
律「え〜?さっき女同士ならとか言ってたじゃんかよー」
澪「それはそれ!これはこれだ!」
何時の間にか、普段の彼女達の遣り取りが繰り広げられていた。だけどあえて二人はそれを言わない。
これが彼女達の普通だからだ。
律「ところでさ澪」
澪「ん?」
律「これ…どうしよう…」
澪「…あー…」
例の、今回の騒動の発端となったバイブ…。
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:02:25.99 ID:dzKEKFrY0
こっちはいいEND迎えれるか?
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:02:47.48 ID:5ltV930zO
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:07:20.67 ID:qfNCylhB0
>>286 か、かっこよくなんてないんだらねっ!////
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:07:41.59 ID:mlcfdRM50
澪「捨てれば?」
凄くあっさりと澪は答えた。
律「え?でも部室で拾ったモノだよ?勝手に捨てていいのかな?」
澪「だからだよ!それよりも誰のとも分からない物を勝手に持ってくるな!」
律「うひゃあ!…分かったよ、うん、澪の言うとおりに捨てる」
澪「よろしい、捨てる時は私も確認の為に一緒に行くからな?」
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:08:44.81 ID:dzKEKFrY0
ばいばいばいぶ
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:21:18.61 ID:G4djxYas0
後で澪が拾うんですね
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:26:02.24 ID:mlcfdRM50
後日、澪が捨て場所に選んだのは…。
@学校の焼却炉
A海辺の高い堤防の上から海中に
B近隣の男子校の塀越しに投げ込む
の三択であった…。
2
変に百合とか入れないでこのままいい話で終わって欲しくなってきた
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:27:16.54 ID:J428G5gTO
@でいいのか?
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:27:19.10 ID:rYQysBl5O
3
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:28:30.43 ID:dzKEKFrY0
任せる
1
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:36:45.93 ID:cZLEvsYl0
けいおん!の百合を守れ
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:41:08.53 ID:qfNCylhB0
>>298 737 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/02(金) 22:18:25.78 ID:cZLEvsYl0 [1/2]
ハルヒを守れ
お前なんだwww
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:41:29.42 ID:P4gAfVri0
300ゲッチョ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:49:04.08 ID:mlcfdRM50
律「色んな意味で難易度が高いぞ澪…」
はっきり言って、鞄の中にコレを忍ばせたまま遠くまで出歩くのはかなり勇気のいるミッションである。まぁ、学校から持ち帰った時に既に通った道だけど…。
澪「文句言わない。ここを選んだのは律だろ?諦めろ」
地元から遠く離れた熱く焼けたコンクリートの護岸…。真夏のこの昼の時間帯だと釣り人も居ないので捨てるにはもってこいの場所ではあるが。
澪「ほら、別れは済んだか?律」
澪が微妙に意地悪な笑みをこぼしながらそう聞いて来た。普段だとそれは私のキャラなんだけどなぁ。
律「はいはい、別れは済ませましたよっと」
私はそう言って、周囲に自分達以外誰も居ないのを確かめてからソレを鞄の中から取り出すと。
律「じゃあな諸悪の元凶!」
力いっぱい放り投げると、キレイな放物線を描いてから海中に没する…。色々な意味で感動的でもない別れであった。
そして、全てが終わったのを確認してから澪は言った。
澪「よし!今日は帰るまでに思いっきり遊ぼう!そして明日からはまた練習だ!」
そう言って、澪は私の手を取って走り出した。
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:53:55.80 ID:GUhhBsX4O
さすがに今夜中に書き上げるよな?
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 22:55:43.22 ID:dzKEKFrY0
^^
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:01:48.25 ID:mlcfdRM50
そして次の日…。部室にて…。
律「うぁー…」
澪「うぅ…」
真夏の日差しの下、調子に乗って遊びすぎた二人が揃って部室でダウンしていた。
唯「どしたの二人とも…、あずにゃんみたいに日に焼けてるよ?」
梓「しかも腕と顔だけしっかりと焼けてるみたいですね…」
どうしてこうなったのか聞いてくれるな二人とも…。勢いというものは時には残酷なんだ。一夏の夢なんだよ。
唯「訳わかんないよりっちゃん、それよりも練習出来そうなの?」
澪率「「ごめん、今日は無理!」」
その様子を見ながら、部室の隅でお茶を入れながらムギが笑った。
紬「じゃあ、今日はお茶だけにしましょ。仲直りの記念に」
終わり
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:02:23.85 ID:SLWU4jY00
お疲れ
途中から糞つまんなかったよ
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:04:18.94 ID:dzKEKFrY0
まぁ よかろう
おつかれ〜w
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:05:22.06 ID:qfNCylhB0
最後なげやりすぎだwwww
まあ乙
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:08:11.09 ID:cZLEvsYl0
___、、ノ>┐
>::":.:.:.:.:.:.、:.<イ ト、__
, -‐ァ'/:.:.l:..トミ:.:、::ヽヾ::\/:ヾ⌒ヽ}
\フ/:.:.::∧! ヾヽ.,斗k-ミ:.从:.、:\
. _/,イ:./;斗‐|- ヾ ,ィrkャ从ゞヾY:.:丶、
r' /「:.|ノ| l:{ィチハ 弋りノ l从. {.」\:.:.: `丶、
レ' j:.人|从.弋ソ , ''' ,ハ} \:.:.:.、:.:.ヽ、
/:.:.:.:人{小、 r ^! ,イ }! ヽ:.:|\:.:|`ヽ
,ノ:.:.:.:,' ! > 、_ ,. 个-ァ彡个 、 }:.! W
,.イ:.:.:/|l ,、__ ノ=/ /! l ヽ、. リ
.〃 {:.:.:/ li r''ス `>v个.、/ l ! \
{ Y ヽ リ/ /`゙くハ≫ ,' 八. \_
八 ! .!! / ,' n 人 `ー-、
/ ', ', リ i ; ハ| |n/ 丶、__,.ィ彡= ヘ けいおん!を全力で守れ
/〃 } ; ,リ j ,ィ:.しヘ. | l、ー<:¨≪≫ 〉
.// .// 〃.// ::.::.::.: ヘ(\\ \::\ ,> "
/ /./ _《 ,.イ彡::.:::.::.::.::.ヘ、__} > "
. / fニf≠ェ少イoー==-::.__::.::.ヘ`‐┴'"
rー‐┴‐┴┴ァ'" / 下ミ:ヘ
.}::.::.::.::.::.:><_ /\ _{::.:ヾヘ
. l::.::.::.:/!=:x.._、゛ ` ̄ ̄, ̄ ハ::.:.}:.ヘ
}::./::. l:. ヾニニニニ≠'"¨ ̄ヘ:.::.::.ヘ
レ'::.::.::.:|: ヾ二二シ´ ヘ\: :}
{;;.::.::.:: |. `vー〈 ヘ、.\
`ヽ:::.l. ';::ヘ V\\
`':l i;ハ. l. ヽ、丶、
l l ', l `丶 ヽ
l | ',. l ヽ ヽ
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:10:02.64 ID:mlcfdRM50
>>283へ
桑田圭佑「軽音部に行く直前、浜辺でバイブ拾った…」
え?!終わり?!
乙
面白かったよ
続きは〜?
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:16:37.28 ID:mlcfdRM50
眠さが限界来たので寝てくる…。残っていれば…
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:49:57.54 ID:czt5l1Qr0
梓編の続きか
おつかれ〜面白かったw
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:56:07.69 ID:5ltV930zO
次はむぎが主役だよな
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 23:56:11.50 ID:vqfSwuZCO
乙
唯編も書いて欲しい
終わりなら終わらせとけよ
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 00:19:43.53 ID:j+6raC9QO
もう二度とスレ立てて書くなカス
>>318 唯梓の続きを書くからだろうが
住民からの要望で、話が終わってもスレが残ってたら書くってわざわざ約束したのに
その言い方はねーわ
書かせる約束させておいてスレ終わらせろと罵詈雑言ってどんだけだよ
乙
最高の俺得だった
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 00:40:25.66 ID:n+RrsTm+0
唯梓期待
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 01:07:17.28 ID:Ij4htSA60
梓「…ごくり…」
今、私の目の前には『レジャープール招待券』と『温泉型大浴場優待券』の二枚があった…。
選べるのはどちらか一枚だけっ!
そして、私がどちらかを選ぶのを辛抱強く待ってくれているお米屋さんの宅配の人…。
宅配員「あの…、早くしてくれるとありがたいんですけど…」
少し困った顔でそう急かすものの、数十分間も悩み抜いている超真剣なその姿にそれ以上の発言は避けた。
梓(…唯先輩と二人っきりでデート…二人っきりでデート…)
はっきり言ってどちらも欲しかった。
唯先輩とはあの日以来進展は無いが(元からそう言う約束だったけど)やはり好きな人とはもっと思い出を共有したいものである。
梓(う〜〜〜、どっちがいいのよ〜…)
コマンド
プール
温泉
温泉
プール
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 01:19:38.19 ID:Ij4htSA60
では温泉で短編(?)を練っておきます。ではおやすみなさい。
あと、「勇次郎『けいおんッッッッッ』」おもしろすぎw
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 02:06:27.75 ID:ulU/aUb+O
ほし
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 03:45:37.81 ID:k5SHt88F0
にゃー
唯「カウカウ・・・ファイナンス?」
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 05:35:24.71 ID:6jbCOnXJO
ほ
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 06:25:21.19 ID:Ij4htSA60
梓「ならば!」
徐に私は目を閉じる。選べないのなら心の目で選ぶべし!
宅配員も半ば諦めたのか、素直に私の前でチケット二枚を分けて広げてくれる。
梓「…これですっ!」
結果、私が引き当てたチケットは…。
梓「温泉型大浴場…!やった!」
まぁどちらでも良かったのだが、私のその喜び様に宅配員の人が。
宅配員「良かったねぇ、彼氏とか誘うのかい?」
と、少し疲れた顔で言ってくれた…。
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 06:36:05.29 ID:jPCPwPt+O
支援
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 06:42:19.90 ID:Ij4htSA60
梓「え…?いや、まぁ…。そんなところかな…?」
本当は付き合ってもいない上に『彼女』ですけど…。
疲れた顔の宅配員が帰った後、私はどうやって唯先輩を誘うかを考え始める。正直に真正面から誘う…?だけど理由は?
梓「う〜ん…、約束ではあの日の事は無かった事になってるんだし…、その関係を理由には誘えない…よね?」
もしそうすれば嫌われちゃうだろうし。
梓「一番ベストな理由が思いつかない!どうしよう!」
コマンド
真正面から誘う
こっそりと誘う
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 06:45:21.75 ID:jPCPwPt+O
こっそり
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 07:02:10.59 ID:Ij4htSA60
梓「部室だと何だか邪魔が入りそうですし、とりあえずメールで唯先輩を呼び出して…っと」
場所は何時ものハンバーガーショップを指定。やがて返信が来て会う約束に成功。
梓「よしっ!」
思わずガッツポーズを取ってしまった。
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 07:14:20.01 ID:bL1RQNiWO
結局唯と梓かよ……
失望した
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 07:20:15.09 ID:Ij4htSA60
一時間後…。
唯「お風呂…?」
梓「はい!二名一組のチケットを貰っちゃって」
笑顔でそのチケットを見せた私に、唯先輩は苦笑交じりに答えた。
唯「う〜ん、誘ってくれるのは嬉しいけど〜、でも家族とかじゃなくて私?」
梓「はい、都合が悪いようで…。やっぱり、駄目…ですか?」
そこで私は少し寂しそうな演技をする。唯先輩の優しさを利用するような気がして心苦しいけど…。
梓「…ぅ〜…」
唯「うはぁ…っ!あずにゃんその表情は反則だよぉ〜!」
結果、明日一緒に大浴場へ行く約束に成功した…。
唯梓編来たな
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 07:26:28.64 ID:Ij4htSA60
___ //{
}\:.:.:.:.:>───<:.:./V ┛┗
∨/ヽ:.::::::::::::::::::::::::::: `く/ ┓┏
,ゝ、/:/:::/::::{::::::::::::ヽ::::::ヽ
/:::イ :::|::::|::、∧::::::: }:ハ::::::: ト、
__/::::/八::::|::::|∨\:::::/|:/| :: |:j:::ヽ
〃:.:.:/ :::,′ V|::│○ ∨○ |:::::jハ::::i かぶっ
^⌒7:::::/ヽ. ヾi:::|⌒)vー‐v(`!::::リ j::::|
. /::: ∧:.:.ヽ ∧:|'^´___ `^レく. | ::|
>>93で唯梓で約束しましたので
{:::::{ \:.∨`ーイ( \\ ヽ. | ::|
'::::::':、 「/∨_ノ| ヽ, ∨} V: /
\:::\〈//\/| ノ} \_ ∨
`く⌒`ト、 ∧しヘ{ u ';
\;ハ `ー{\八 ';
∨ j ヽ{\
>>338u '、
`ー'′ \ \
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 07:40:51.95 ID:Ij4htSA60
翌日の朝…。私はその施設方面へと向かうバスの乗り場で『三十分も早く来て』唯先輩を待つ。
忘れ物は無し、全部バッグに入ってる。昨日の夜に何度もチェックした。
梓(うん、唯先輩と二人っきりで旅行に行くみたい)
日帰りだけど、思わずそんな妄想をしながら待つ事二十分…。
唯「あずにゃん、おまたせ〜、待った〜?」
梓「唯先輩!いえ私も今来た所です!」
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 07:52:42.08 ID:vi1978ZfP
ねちょねちょな展開を希望
>>318 亀だが単発だったIDにその批判の仕方はおかしい
単発だからってスレ読んでなかったわけじゃないだろ。むしろ読んでただろ
パートスレでもないんだし、その経緯が
落ちた前スレに書いてあったわけでもないのに、その言い訳はおかしい
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 08:06:57.68 ID:Ij4htSA60
時刻通りにバスがやって来たので二人で乗り込む。乗客は自分達二人だけであった。
唯「誰も乗ってないね〜」
梓「学生以外は平日ですからね。広々としていいじゃないですか」
ゆったりとした座席で二人並んで座る。貸し切り状態だ。
唯「で、その大浴場ってどこにあるのあずにゃん?」
梓「えっと、このバスの終点…。郊外の結構な山の中ですね」
本格的な温泉風を目指したのか、その施設はそんな少し不便とも言える場所に作られていた。
梓「まぁ、今は車で向かう人が殆どなので問題は無いんでしょうね」
唯「山かぁ〜、楽しみだなぁ」
鞄からお菓子を取り出しながら嬉しそうに話す唯先輩。そしてポッキーを一本手に取ると…。
唯「あずにゃんも食べる?」
梓「はい、いただきます」
唯「ほら、あ〜ん」
私は唯先輩に差し出されたポッキーをそのまま齧った。
空気読んで合わせるだけが全てじゃねーとだけ言っておく
(キリッ
カッコイー
ハハッ
ワロス
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1277861809/ _
<⌒´: : :\ ____
> : : : : `´: : : : : : : : : : `丶、 _
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :\ /: : >
. ∠/⌒/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `く: : : : ⌒\
/ : : :/: : : :/: : : : :/: : : : : : :|: : ヽ: : :ヽ: : : : : : : : : :`ヽ
′: :/: : : :/ : : /|: |: : : : :i: : :|: : : : : : : :∨:ハ : : : : : : :八
. j: : :/: :': : :|: : :/ :|: | i: : : :i : ∧: ト : l: : :│: :|丶 : : : : : : ハ
厶ィ/|:i: : :|: :/⌒|/| i: : : : :/⌒| ト∨.: : :i|:ノ:|.: : : : : : :ト、{
|i : |:i: : :|V -=ミ |八: : j/ j/ | : : : リ: :/ : : : : : : :|
. ∨从 : :|´ r'/ハ  ̄ ァ=‐ミ|: :/ /: / : : : : : :人|
|;ル个:、i 弋)ソ んiハ }/レ'^V∨ : : | :/ もし暇ならしょこたんに金を稼がせて虹レジスタンスやらない?
V人 } 、、 弋)ソ r(. 八|: :/|/
` i ' 、、 ´ / ∨
八 r:::: 、 /ー'´
__> ノ _イ__
__ ィ´ /'´ `ト、__... ´/丶}:i:i:i\
´ / / } |:i:i:i:i:i:|)ーr- 、
/ { 〈 |:i:i:i:i:i:|/ ヽ
/ \ \ |:i:i:i:i:i:| }
. / {. \ \ `ー、 , -一'´/|:i:i:i:i:i:| ノ|
〈 | \/>─----─<|/|:i:i:i:i:i:| / |
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 10:14:32.25 ID:Ij4htSA60
そしてバスに揺られる事約1時間。真夏の緑茂る山の中にその施設が見えてきた。
唯「ここかぁ〜、広々としていい所だね」
時間帯もあってか駐車場にも殆ど車もなく、静かにお湯に浸かれる雰囲気。
梓「休日とかだとそれなりに人も来るみたいですけどね」
入り口の大きく『ゆ』と書かれた暖簾をくぐり、カウンターでチケットを渡して脱衣場へ…。
唯「ねーねーあずにゃん!露天風呂あるかな?」
隣で服を脱ぎながら聞いてくる唯先輩に、私はチケットと引き換えに渡された案内書を見る。
梓「あ、はい…。奥の方にあるみたいですね?」
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 10:51:08.98 ID:Ij4htSA60
唯「露天風呂なんて一年の時に行ったムギちゃんの別荘以来だよ〜」
梓「そうなんですか?あ、唯先輩!」
言うが早いか、唯はタオル一枚で浴場に向けて先に行ってしまう。
梓「待ってくださいよ先輩ー!」
私も唯先輩を追いかける為に身体にタオルを巻いて駆け出した。
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 11:54:40.96 ID:3fKuw4Qf0
なぜやめた
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 11:56:36.00 ID:6k8qj5OIO
気まぐれな作者だな
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 12:38:14.48 ID:Ij4htSA60
唯先輩の後を追い、脱衣所から僅かに人の居る室内浴場を通り過ぎて外に出ると…。
唯「おぉぉぉ〜」
梓「これは…、結構凄いですね…」
人の居ない露天風呂…。山間の柔らかい夏の日差しを浴びて湯気が煌いていた。
唯「凄いよあずにゃん!日本庭園だよ!」
唯先輩の言った通り、そこには日本庭園風の大きな露天風呂。
梓「これは…、予想外の作りですね…」
てっきり岩風呂に+αしたような露天風呂を想像していたけど、まさかここまでとは…。設計したオーナーの拘りが見て取れる。
唯「早く入ろうよあずにゃん!」
それを前にはしゃぐ唯先輩。だけど…。
梓「駄目です!まずは身体を洗うのがマナーですよ唯先輩」
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 13:21:22.88 ID:6k8qj5OIO
ほ
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 13:25:29.34 ID:Ij4htSA60
唯先輩の隣で談笑しながら私も身体を洗い始める。話の内容は軽音部の皆の事だったり、それぞれの家族の事だったり…。
だけど、私は話をしながらも頭の中では別の事を考えていた。勿論、あの時の夢のような体験である。
梓(…はぁ…)
唯先輩には最初で最後と言われて、その時は私も納得したけれど…。やはり心のもやもやは募るばかり。
梓(もっと、思い出は欲しいよねやっぱり)
しつこい女と思うなら思え。
梓(だけど、やっぱりしつこいのは唯先輩に嫌われるよね〜)
とんでもないジレンマであった…。
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 13:28:46.91 ID:3fKuw4Qf0
結局欲望に負けるわけですね
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 13:31:43.03 ID:Ij4htSA60
唯「どうしたのあずにゃん?手が止まってるよ?」
そんな私の悩みなど関係ないように、唯先輩が私の顔を覗きこむ。
唯「なにか悩みでもある?」
梓「い…!いいいい、いえ!何でもありませんっ!」
目の前にアップで現れた唯先輩に私は顔を真っ赤にしながら目を逸らした。そして凄い勢いで身体を洗い始める。
そんな私の姿を見て、唯先輩は更に私を混乱させる一言を放つ。
唯「あずにゃん、背中洗ったげるよ〜」
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 13:37:26.61 ID:Ij4htSA60
言うが早いか、唯先輩は私の背中側に回るとタオルに石鹸をつけて擦り始めた。
梓「わひゃあ!ゆ、ゆゆゆ、唯先輩っ!?」
思わずあの時の事が鮮明に思い浮かぶ。
梓(いやいやいや!待て私!ここは公共の場!公共の場!素数とか数えて…)
…とても無理だった。一気に頭に血が上る。沸騰寸前とはこの事だ。
唯先輩は鼻歌で放課後ティータイムを歌いながら私の背中を洗い続ける。ここは天国ですか?
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 13:58:12.94 ID:Ij4htSA60
もう、公共の場とか頭から消えそうです…。そう思い始めた途端、不意にお湯で背中を流された。
梓「…え?あれ?」
唯「ほい、終わりだよ〜♪次はあずにゃんが私の背中洗ってくれる?」
そう言って私に背中を向ける唯先輩…。その無防備な背中に思わず鼻血が出そうです。
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 14:21:22.29 ID:Ij4htSA60
梓「そ、それでは行かせてもらいます…」
緊張で震える手で泡を立て、そっと唯先輩の背中に触れてみる。
梓(うわぁ…、スベスベお肌だ…)
前は触られるだけだったが今回は私が触れる番だった。思えば唯先輩の肌に私から触れるのって初めてじゃない?
唯「遠慮しないでどーんとしっかり洗ってね、あずにゃん?」
振り向いてニッコリ笑う。や、やってやるです!
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 14:35:14.69 ID:Ij4htSA60
ゆっくりと唯先輩の背中を洗い始める。タオル生地の石鹸の泡が唯先輩の肌の上で更に泡立った。
梓(うわー!うわー!)
タオルを上下に動かして丁寧に擦る。抵抗無く滑るタオルと泡の隙間から覗く唯先輩の素肌。
唯「あずにゃん上手いねー、気持ちいいよー♪」
ああっ!もう可愛いなっ!このまま唯先輩の全身を洗いたくなってきた!そしてゆっくりとその手を背中以外に伸ばそうとしたその時。
唯「…あずにゃん、背中だけでいいんだよ?」
梓「!?」
静かに釘を刺された…。
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 15:10:43.07 ID:MoCT94vmO
あぶね
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 15:42:35.37 ID:5lkqPttEQ
布団が吹っ飛んだ
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 16:18:45.18 ID:vi1978ZfP
え・・・
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 16:18:54.87 ID:cxO8U5HkO
待つよ
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 16:37:05.01 ID:Ij4htSA60
やがて互いに身体も洗い終わり、露天風呂の湯船に浸かり始める。
唯「はぁ〜、気持ちいいね〜あずにゃん♪」
梓「そうですね、これなら長く浸かってられそうです」
流石は『温泉風』と言うだけあって熱過ぎでも無く、冷たくも無く…。気温に合わせて温度管理はされているようだ。
唯「私達以外、誰もこの露天風呂に入ってないし…泳げそうだよね〜?」
梓「ちょ!恥ずかしいですからそれだけは止めて下さい唯先輩!」
今にも泳ぎだしそうな唯先輩の手を掴んで引き止める私。全くもって油断出来ない人である。
唯「あはは、流石に冗談だよあずにゃ〜ん」
いい笑顔で笑う唯先輩。
梓「いえ、本気で冗談に聞えませんでしたよ…」
この手を放したら絶対に泳ぎだしそうである。
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 16:42:12.55 ID:Ij4htSA60
梓(…あ)
理由はどうあれ、唯先輩と手を繋げているのに今気付いた。
唯「あずにゃ〜ん、泳がないから手を放して〜?」
うずうずした様子で解放を要求する唯先輩に私は…。
↓放すor放さない
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 16:43:49.21 ID:jFX5Nvpy0
放す
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:04:16.17 ID:Ij4htSA60
う〜ん、嫌な予感がするものの、ここは唯先輩が大人だと信じて…。
唯「うはっ!ありがとあずにゃん」
手を放した途端、唯先輩は『ニカッ』と、悪戯っぽく笑うと…。
唯「とりゃ〜〜〜っ!」
速攻で湯に潜ると、岩を蹴って向こう岸まで泳ぎきった。
唯「ほらー!あずにゃんもこっちにおいでよ〜」
湯をバシャバシャと波立たせながら笑う。
梓「な…!やっぱり手を放すんじゃなかったー!」
私は思いっきり後悔した…。
約束を破ったお仕置きをしないといけませんね
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:47:16.83 ID:Ij4htSA60
唯「あずにゃーん、もうしないから〜」
梓「駄目です!放しません!」
湯船の中で、私は唯先輩の手をずっと握っている事にする。
梓「放したらまた泳ぐでしょ?」
少し怒った私に、唯先輩は照れたように笑うだけであった…。
唯「まぁ、いっか…。あずにゃんに手を握って貰ってるのって嬉しいし」
梓「〜〜〜!!!」
唯「あずにゃん、顔真っ赤だ〜」
…まったく、照れくさい事を平気で言ってくれるから余計に困るんですよ…。
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:50:06.47 ID:IywZfGfEO
し
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:50:27.70 ID:qHGBvNPH0
バイブで超速カッティングか
何日かけてんだよここ…
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 18:27:40.89 ID:6jbCOnXJO
捕手
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 18:54:31.80 ID:Ij4htSA60
唯「ねー、あずにゃん」
手を繋ぎながら、唯先輩は遠くの景色を眺めつつ言った。
唯「ひょっとして、まだあの時の事を忘れていないの?」
梓「…」
先輩の手を握っている自分の手に少しだけ力が入った。肯定したも同然の反応。否定はしないけど。
唯「…言ったよね?あれは夢だって…」
私は唯先輩の手を握ったまま下を向く。湯船の中で揺れる自分の足が視界に入った。
唯「どうして…、あずにゃんは私が好きなの?」
梓「!?」
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 18:58:08.52 ID:pVi+hS450
えっちな事は別になくてもいいけど梓には幸せでいて欲しいと思う
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 19:01:23.52 ID:Ij4htSA60
意地悪な質問…。どうして私は唯先輩の事が好きなのか…。
数秒考えた。そして…。
梓「…好きになるのに、理由が必要ですか?」
俯いたまま、何とかそれだけを答えた。
唯「ううん、意地悪な質問だったよね…。ごめんね」
そして。
唯「私も、あずにゃんの事が凄く好きだよ?」
梓「え…?」
そこで私は顔を上げ、唯先輩の方を見る。
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 19:10:49.98 ID:Ij4htSA60
梓「… … …」
唯先輩は、私の方を向いてはいなかった。
ただ、晴れやかな笑顔で真っ直ぐ遠くを見つめたままだった。
梓「… … … …」
そうだ…。唯先輩は、私と見たあの時の夢からとっくに覚めているんだ。
なのに、私はまだ夢から覚めないままで…。そしてまだ夢を見ている私に付き合ってくれたんだ…。
梓「…優しいんですね…、いつだって唯先輩は…」
夢を見たままだと、先に進めない。
梓「…優しすぎますよ…」
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 19:17:02.04 ID:Ij4htSA60
唯「えへへ…、あずにゃんに褒められちゃった?」
何時もの笑顔を浮かべて私の方を見る。
そしておもむろに私の背後に回ると、ギュッと私を抱きしめてくれた。
唯「さ、あずにゃん!何時もの台詞!」
梓「…え?何時もの…って?」
私は混乱する。
唯「ほら、私が抱きついた時にあずにゃんが何時も言ってる台詞だよ〜」
そう言われて、私はその台詞を思い出した。
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 19:19:23.48 ID:vi1978ZfP
あれ、これはあのローターの続き・・・?
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 19:19:47.34 ID:Ij4htSA60
だけど、改めて言うとなると結構照れくさいものである。しかしこれは夢から覚める為の必要な台詞なのだ。
梓「う〜、離れて下さい唯先輩!」
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 19:24:56.27 ID:Ij4htSA60
私がそう言った瞬間、唯先輩の動きは止まる…。
そして。
唯「おはよう、あずにゃん」
最後に、ほんの一瞬だけ抱きしめられてから唯先輩は私から離れた。
唯「さて、そろそろ出よっかあずにゃん!あんまり浸かってるとまたのぼせちゃう」
湯船から上がって私に手を差し伸べる。
梓「…はい!」
そして、私はその手を掴んだ…。
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 19:35:05.97 ID:Ij4htSA60
お風呂上り…。
お約束のように私は牛乳を買って飲み、将来を少しでも確かな物とする努力を怠らない。時計を見ると時刻は既に昼となっており、私達は施設にある食事処で昼食を食べてから帰路についた。
そして、帰りのバスの中…。
唯「ぐぅ…」
唯先輩は私の肩に頭を預けて熟睡中。
梓「…もぅ…」
ちっとも嫌じゃない重さを感じながら、私は前とは違う新たな夢を見ようと思った…。
EXエンド
乙
乙乙
泣いた
乙
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:04:28.11 ID:hB757vxjO
切ないな……
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:18:13.60 ID:oLlGdqr5O
乙
また続編書いてくれ
必ず読むから
おつ
あんたの書く話はいい