1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
澪「高橋さん、借りてた本返すよ!」
風子「ありがとう。どうだった?」
澪「面白かったけど難しい…“見えざる手”とか授業では強調するけど1回しか出てこなかったな」
風子「でしょ?誤解しちゃうよね」
澪「確かに。他にオススメの本あるかな?」
風子「じゃあ次はメンガーはどうかな?そうだ、その前に歴史学派について…アーダコーダ」
澪「う、すまないけど次はもっと簡単なのを。でも本当に本好きだな。さすが文芸部」
風子「ふふ。でも秋山さんもかなり本が好きだよね」
澪「まあ、入学当初は文芸部に入ろうと思ってたくらいだし」
風子「へ〜、初耳!じゃあなんで軽音楽部に?」
澪「律に誘われて半ばムリヤリ。誘われなければ文芸部員だったかも」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 10:18:46.08 ID:4LvaLFRMO
Pカップ風子
3 :
sage:2010/06/29(火) 10:19:45.25 ID:qD+KFTXD0
風子「軽音部のみんなとは本の話はあまりしないの?」
澪「確かにあんまり話さないな」
風子「でも私も本が好きだから文芸部だけど、軽音部も“なんかいいなぁ”って感じるよ?」
澪「意外だなあ。実は騒がしくて快く思われてないんじゃないかと心配してたよ。
でも、軽音部のどこがいいの?」
風子「うーん、飾らないところとか、一体感とかかな。
そんな雰囲気のところにも混じってみたいかなあ、って」
澪「ふ〜ん。そういうものかな」
風子「うん…」
澪「あの、高橋さん?」
風子「あ、ごめんね、考え事してて。それで考えたんだけど」
澪「私も思いついたんだけど、ちょっと」
澪 「メガネかしてみて」
風子「メガネかけてみて」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 10:19:51.15 ID:+3CDN7TG0
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|:::: |:::/::/:::/ :|: / }:::ヽ::::| ::| キコエナイ
|:::: レ'^7゙)/\l/ ノ∨}_::j::::| キコエナイ
/::_〈 〈::{c> <っレイ:_」 キコエナイ
/::/ ∧ V { 〉
/::::{ 〉 } r‐っ イ /
/::::::ハ / { >rー<| {
/::::::::{〈._/ 八ノ{ヽノl:|. '、
/:::::::::∧/{. /:::::Yノじ'::{ 〉
/::八::{ \__/  ̄`ヽ_>ゝーく
{:: | ∨ _/ }
ヽ:{ (=彡/ y' / ノ
トー'7 ∧____/、___/
└'个ー|::::::::::::/:::::::: /
5 :
sage:2010/06/29(火) 10:22:09.47 ID:qD+KFTXD0
澪「…プッ!なんだ、高橋さんも同じこと考えてたんだ!」
風子「ウフフ。私たち、よく似てるらしいから、案外入れ替わっても平気なんじゃないかなって」
澪「じゃあ、とりあえずメガネを…」
風子「はい」スッ
澪「どうかな?」チャ
風子「! すごい!思った以上に私そっくり!でも私は秋山さんに見えるかな?」
澪「高橋さんもそっくりだよ。ま、少なくとも軽音部では大丈夫。みんないい加減だし、前例あるし」
風子「前例?」
澪「唯の妹が2年にいるんだけど、姉妹でよく似てて、以前、一度入れ替わったことがあってさ。
私も含めてはじめは気づかなかったよ」
6 :
sage:2010/06/29(火) 10:23:18.31 ID:qD+KFTXD0
風子「でも文芸部も大丈夫だと思うよ?私みたいに視力の悪い人が多いから」
澪「そういうもんかな」
風子「それに、月曜なら部報の編集会議だから、みんな集中してて気づかないと思う」
澪「部報の編集会議か。面白そうだな」
風子「ところで、見た目はともかく、私はベースなんか弾けないし、練習になったらバレちゃうよ」
澪「いや、月曜日はテンションが低いから、ティータイムだろうな。
幸か不幸か、後輩以外は練習しようとはまず言い出さないよ」
風子「それならなんとかなりそうね」
澪「じゃあ入れ替わり作戦は週明けの月曜に決行だ」
風子「なんだかワクワクしてきた!」
月曜日 放課後
律「おーい、澪!部室行こうぜ!」
澪「ごめん、ちょっと遅れるから先に行っててくれ!」
唯「じゃあ先に行ってるよ〜」
紬「お茶の用意しておきますね〜」
澪「やっぱりな」
風子「フフ。でもティータイムなら、ね」
澪「さてと。いよいよ作戦決行だな」
風子「じゃあ、メガネ渡すね」
澪「ありがとう。あれ?このメガネは伊達メガネ?」
風子「いつものメガネを貸したら私も何も見えないし、度が付いてたら秋山さんも掛けづらいでしょ?
だからコンタクトで伊達メガネにしてたの」
澪「本格的だな」
風子「じゃあ行ってきます。明日結果報告しようね」
澪「ああ。私も文芸部に行ってみるよ」
軽音部室
律「澪遅いなぁ」
唯「先にケーキ食べちゃおうよ!」
梓「練習しましょうよ〜」
紬「あら、じゃあ梓ちゃんはケーキ要らないわね?」
梓「そうは言ってないです!」
ガチャッ
風子「お、遅くなってゴメン!」ドキドキ
律「待ちくたびれたぞ〜!」
唯「遅いよ〜」
紬「いまお茶の用意するわね」
風子(よし!バレてない!声マネも完璧ね)
梓「あ、澪先輩こんにちは」
風子(でもこの後輩さんの名前分からないな。この前話題に出たとき聞いておけばよかった)
風子「じゃ、とりあえずお茶でも飲んで一息入れようか」
梓「澪先輩までいきなりティータイムですか!」プンスカ
紬「もう用意しちゃってるしいいじゃない」
唯「そうだよあずにゃん!まだ月曜だし体力温存しようよ」
風子(ははあ、なるほど…)
律「澪もこう言ってるし、まず腹ごしらえしよーぜ!」
風子「ハハ、あんまり根を詰めると良くないぞあずにゃん」
梓唯律紬「」
梓「澪先輩、いま、何て…」
風子「え?」
唯「“あずにゃん”って言った!」
律「確かに言った!」
紬「ああ、澪ちゃんの口から“あずにゃん”が聞けるなんて…」ウットリ
風子(! しまった!もしかしてこのあだ名は秋山さんは使ってない!?)
風子「つ、ついうっかり間違えたんだ!唯が悪いんだぞ!」
唯「え〜何それ!澪ちゃんずる〜い」
梓(ちょっとガッカリ)
紬「まあまあ。今日はアールグレイとレアチーズケーキよ」カチャカチャ
律「いつもながら旨そうだな」
唯「いただきまーす」モグモグ
風子「じゃあいただこうかな…ん、おいしい」モグモグ
律「まったりとしてそれでいてしつこくなく」モグモグ
唯「澪ちゃん」モグモグ
風子「今度は何だ?」モグモグ
唯「なんで今日は右手でフォークなの?」モグモグ
風子(!!!!!不覚!秋山さん左利きなのに!なんという初歩的なミス!)
紬「確かに…左手どうかしたの?」モグモグ
風子(考えるのよ風子!今こそ文芸部随一と謳われた知性の片鱗を見せるとき!)
風子「いや、これはアレだよ。
右手も利き手並みに使えるようにしておけば便利だと思っただけ。
左利きは何かと不便な場面が多いだろ?」
梓「それはそうかもしれませんけど…」モグモグ
律「まあまあ、細かいことは気にせず食べよーぜ。お茶も冷めちゃうしさ」モグモグ
風子(なんとか乗り切った!そして田井中さんナイス!さすが部長!)
風子「じゃあ食べよう!んー、やっぱおいしい」モグモグ
唯「ムギちゃんおかわりある?」モグモグ
紬「まだあるわよ?」カチャカチャ
律「お茶のお代わりもほしいなあ 」モグモグ
梓「澪先輩、待ってください」
風子「なんだ、まだ何かあるのか?」モグモグ
梓「右手が器用すぎます!」
風子(しまった!安心しすぎたわ!)
律「言われてみればそうだな…」
梓「変なこと聞きますけど、本当に澪先輩ですよね?」
律「いや、さすがに別人はありえないだろ〜」
風子「そうだぞ。何を言ってるんだ?私は私に決まってるじゃないか」
梓「…左手でフォークを使ってみてくれませんか?」
風子(考えろ考えろ考えろ私はやればできる子!!!)
風子「ちょっと週末に左手を痛めてな。使えないから右手ですごい練習したんだハハハハハ」
紬「なら仕方ないんじゃないかしら」
唯「あれ?でもさっき澪ちゃんは“右手も使えれば便利だから練習してるだけ”とか言ってたよね?」
風子(平沢さんのバカァ!なんでこういうときは鋭いの!?)
梓「…一応事情はわかりました」
風子「そ、そうか」ホッ
梓「じゃあ最後に、一つだけ質問させてください」
風子「何だ?」ドキッ
梓「澪先輩、さっき私のこと“あずにゃん”って言いましたよね?」
風子「ああ」バクバク
梓「じゃあ、あだ名じゃなくて、私の本名を言ってください。フルネームで」
風子( 詰 ん だ )
紬「私は澪ちゃんが“あずにゃん”って呼ぶのは歓迎なんだけどな〜」
梓「そういう問題じゃないです!さあ澪先輩早くお願いします!」
風子「や、山田あずみ?」
梓「…梓です。中野、梓。どなたか存じませんが、ここまでです」
律「 は い 終 了 ぉ ー ! 誰だお前!?」
風子「…う、ううっ、グスッ、ごめんなさい…悪気はなかったんです…」ポロポロ
紬「あらあらまぁまぁまぁ、泣かないで、ね?」
唯「誰なの?見た目は澪ちゃんなのに…」
さわ子「…そのへんにしといたら?みんなも、高橋さんも」
律「さわちゃんいたの!?」
さわ子「いたわよ。笑いをこらえるのに必死で静かにしてただけよ」
紬「なんだかデジャヴな展開だわ」
さわ子「ホントに憂ちゃんの時といい、みんな鈍いわね〜」
梓「でも、澪先輩には姉妹はいないはず…」
唯「わかった!生き別れの双子で鉄仮面被せられて人知れず地下牢に幽閉されてたんだよ!」
律「いやいやそれはないから」
唯「じゃあクローン技術いつのまに進歩しすぎだよ!」
律「それもねーよ!でも誰なんだ?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 10:43:02.65 ID:q1xi2ui10
風子ちゃんカワイソス・・
さわ子「梓ちゃんは知らないだろうけど、クラスメイトぐらい把握しておきましょうよ…
ほら、高橋さんも泣いてないで顔上げて」
風子「…はい」グスッ
さわ子「澪ちゃんの隣の席の高橋風子さん。知ってるでしょ?」
紬「言われてみれば…何となく澪ちゃんと違うかも」
唯「んー、正直メガネがないと見分けが付かないよ」
風子「今日はコンタクトだから…」
梓「ところで、本物の澪先輩は?」
紬「ま、まさかすでに亡き者に!?」
唯「それ何て影武者徳川家康?」
律「要は入れ替わったんだろ。大体想像つくけどさ」
風子「うん。今頃文芸部にいると思う」
紬「じゃあ詳しい事情は澪ちゃんと一緒に聞いた方がよさそうね」
唯「でもさわちゃんはよく気づいたね〜」
さわ子「気づかなかったら担任失格よ」フフン
梓「どの時点で気づいたんですか?」
さわ子「もちろん入室時から。吹き出しそうになったわよ」
律「でもなんでさわちゃんはすぐ見破れたんだ?」
さわ子「だって澪ちゃんよりおっぱい大きいじゃない!」
唯律紬梓「な、なんだってー!!」(AA略)
風子「///」
いっぽう そのころ
文芸部室(部報編集会議中)
部長「今月の“英語史”の連載の担当って誰だっけ?」
部員A「私です。今回はノルマン・コンクエスト以前のマーシア方言を中心に…」
澪(うーん…)
部員B「図書館の新着図書に安藤昌益関連がいくつか入ったので特集したいんですが」
副部長「冊数が多いから人物と思想を軸に2回に分ける?」
澪(なんかすごい!ということは分かるが…)
部員C「保税倉庫の会計上の諸問題について調べようかと」
部員D「私もやりたいから保税地域に対象を広げて分担しない?」
澪(内容がさっぱり分からないな…)
ワイワイガヤガヤドーノコーノ
副部長「あの、高橋さん?」
澪「!? はい!」
副部長「今日は全然発言しないけど体調でも悪いの?」
澪「いえ、大丈夫です。ハイ」アセアセ
部長「ところで先週言ってた“FF論争”の紹介ってどうするの?」
澪(“えふえふろんそう”って何だ?とにかく高橋さんに恥をかかせるわけにはいかないな…)
澪「えっと、すいません、どういう話でしたっけ?」
澪(ファイナルファンタジーの略称についての論争…なわけないか)
部長「アメリカ行政学に関する不定期連載の続き。今月はやるの?」
澪(ますます分からん!…待てよ?“FF”で“アメリカ”な“行政”ってことは!)
澪「市長としてあの服装と振舞いは甚だ遺憾ですが、娘の誘拐は考慮すべき事情なので、その考察を」キリッ
文芸部一同「…は?」
澪(え!?ファイナルファイトのハガー市長の話じゃないのか!?)
部長「ごめんなさい。発言の趣旨が全然わからないんだけど」
澪「いや、その…あはは…」
部員D「すいません、私も調べたいです」
部長「んー、じゃあフリードリヒの担当をお願いね。高橋さんはファイナーの担当で1ページずつ」
副部長「高橋さん、汗がすごいわよ。やっぱり熱でもあるんじゃ…」
澪「大丈夫です!」
澪(危ないところだったけど、ひとまず助かった…)
部長「えーと、じゃあ今月の詩のコーナーは誰がやる?」
澪「はい!」(こんなこともあろうかとあらかじめ作ってきたんだ!)
部長「あら、じゃあ高橋さんお願いね」
澪「待って。あらかじめ作ってきたのでみんなの感想を聞きたいんです」
部員A「やる気満々ね」
澪「じゃあ読みます!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
“ときめき我輩は猫とか貝とかになりたい”
「我輩は猫である
時には借りてきた猫のように
時にはいたずら子猫のように
あなたを気まぐれに翻弄するの
そして私は貝になりたい
アサリ ハマグリ サザエにアワビ
恍惚の美酒に酔いしれて
あなたの火加減でおいしい酒蒸しになるの」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
澪(文学作品のオマージュをも取り込み、揺れる乙女心の機微と恋愛への陶酔を
的確に捉えた大胆にして繊細な情熱あふれるポエム…!)ドヤ?
文芸部一同「」ポカーン
澪(なんか様子がおかしいな、空気が重い…)
部長「…えっと、高橋さん、最近、野犬に噛まれたりしなかった?」
澪「いえ、別に」
部長(狂犬病ではなさそうね…)
副部長「野生のキタキツネをなでたりしたことある?」
澪「キタキツネなんか見たこともないな」
副部長(じゃあエキノコックスでもないか…)
部員A「もう夏だし蚊に刺されたりしてない?」
澪「いや、今年はまだ」
部員A(なら、日本脳炎の可能性もなさそうね)
部員B「熱はないのよね?」
澪「ああ」
部員B(インフルエンザ脳症とかでもないし…)
部員C「じゃあ最近は薬も飲んでないよね?」
澪「ハハハ、病気でもないのに飲む必要ないよ」
部員C(タミフルとかリタリンとかプロザックとかも飲んでいないか…)
部員D「質問しにくいんだけど、あの、変な夜遊びとかしてないよね?」
澪「??? してないけど?」
部員D(万一、脳梅毒や違法薬物中毒かと思ったけど違うわ…)
文芸部一同(うーむ…これは…)
澪(どういうことだ?ふざけてると思われてるのか?)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 11:11:39.46 ID:qD+KFTXD0
なんか改変基地外ポエムを投入したあたりから急に鬱になってきたが、
続けていいのだろうか。一応書きためてあるんだが。
夜勤明けテンションおかしいので眠気覚ましにコーヒー補充してきます。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 11:30:32.22 ID:1yKZKkHHO
みおしゃん
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 11:33:43.95 ID:q1xi2ui10
澪ちゃんは俺が保護しないと危ない
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 11:40:45.95 ID:najgciL0O
伊吹風子☆じゃないのか
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 11:56:37.87 ID:zd1Y5HD2O
追い付いたら休憩中か
しえーん
これは委員会の用事で文芸部に来た和ちゃんが見破るフラグ
いやその……風子と親しい和ちゃんにも出番もください。
すまんす。ついでに飯食ったら余計眠くなってしまった
まあこの際だから続き書いてしまおう。
>>31 ちなみに高橋風子(↓)は2Pカラーのメガネ澪的なけいおんのモブ。本体と置換してみようそうだそうしようと思った
_ -―――- 、
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|:|::::::!!::.::ハ´7/ | ト、 .イ:::::|:〈::.::.::.::.::.::.::.::.::.: !
|:|: /||::.::| ∨ハ /| |レ' |:::|!:|::/::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|
|:|/ :||::.::! ∨ ´ |」 !:::|!:レ:.::.::.::.::.::.::.::.::.::./
N::.::.|!::.:| ヽ/ |:::ハ:|::.::.::.::.::.:l/::.::.::.::!
|::.::.::.|::.:| l:〃::.::.::.::.::.::.:|:.::.::.::.::|
l::.::.::.::.::| |/::.::.::.::.::.::.::.::|.::.::::..:/!
澪「確かにちょっとメルヘンチックかもしれないけど、真面目なんです!」クワッ
部員A「…真面目ならなおさらマズいよね」ヒソヒソ
部員B「ええ、これはメルヘンというよりメンヘル…」ボソボソ
部員C「ちょっと!さすがにそれは言い過ぎよ」ヒソヒソ
部員D「でも、いつもの高橋さんと違いすぎるわ。私正直言って怖い…」ボソボソ
副部長「部長、高橋さん疲れてるみたいだし、今日は家に帰したほうが…」ボソボソ
部長「そうね。ちょっと様子がおかしいわ」ヒソヒソ
副部長「高橋さん、あなた疲れてるみたいだから、帰ったほうがいいわ」
部長「編集会議も今日はここで中断して、明日改めて行うから」
澪(まずい、このままでは高橋さんの文芸部での立場が危うくなる!
もう、入れ替わったことを正直に言って、謝ってしまおう!)
澪「…申し訳ありませんッ!」
部長「いきなりどうしたの!?」
澪「実は私、高橋風子さんじゃないんです!秋山澪なんです!
入れ替わってました!黙っててすみません!本当にごめんなさい!」
文芸部一同(なッ!?)
澪(何だ!?空気が重いというより凍った…)
部員A「これは本格的な妄想ね。そのうち“私は神だ”とか言い出しそう…」ボソボソ
部員B「常軌を逸してる…自分が誰だか分からなくなるなんて…」ヒソヒソ
部員C「正気の沙汰じゃないわ。高橋さんみたいに頭が良すぎるとこうなるのかな」ヒソヒソ
部員D「…ほら、ニーチェとかアルチュセールとかの例もあるし」ボソボソ
副部長「部長、このまま高橋さんを家に帰すとマズいです!一旦病院に行かせましょう」ヒソヒソ
部長「やむを得ないわね…ご自宅には後で連絡しましょう」ボソボソ
部長「高橋さん、取りあえずすぐ病院に行きましょう。私もついて行くから」
澪「ぇえ!?ほ、ほら、ここに生徒手帳もあるし」
副部長「! まさか盗ってきたの!?早く返して謝ってきなさい!」
澪「ち、違うって!私は本当に高橋さんじゃなくて…」
部長「………高橋さん!!!!!」
澪(!)ビクッ
部長「つらいでしょうけど、今から言うことを冷静に聞いてちょうだい」
澪(どうしてこんなことに…)
部長「あなたはね、今、現実と空想の区別がきちんとできていない、極めて危うい状態なの」
澪(もう泣きそうだよ…)ジワッ
部長「病院で指定医の診断を受けてもらうわ。入院が必要になるかもしれない」
澪(診断…入院…何だよそれ…)ウルウル
部長「でも、私たち文芸部はこれからも高橋さんを支えるから安心して…」
澪「…ひどい」
副部長「え?」
澪「何でだよ!何で信じてくれないんだ!私は秋山澪なのにィ!!」ガタッ!
副部長「興奮しないで!高橋さんに危害を加えるつもりはないわ!」
澪「だ、か、らぁ!グスッ、高橋風子じゃ、ズズッ、な゛い゛ん゛た゛って゛ば゛ぁ!」ポロポロ
部長「完全に錯乱してる…このままでは自傷他害のおそれが!拘束しましょう!」
副部長「これはやむを得ませんね…みんな、取り押さえて!」
部員A「ご、ごめんね!」ダッ
部員D「ちょっと我慢して!」ザッ
澪「ヒィッ!嫌ぁぁぁぁああああああああ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
ダダダダダ…
部員C「ちょっと高橋さん!?」
部員B「逃げた!」
部長「まずいわ!みんな追って!副部長はひとまず生徒会に連絡を!」
澪逃げて〜
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
廊下
澪「…ぁぁぁぁああああああアアアアアァァァァァ…」←ドップラー効果
佐々木(あら?いま走り去ったのは秋山さんね。メガネも似合うわ…)キュン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 12:25:22.10 ID:R9HyWJRdO
澪の右の席にも似たような子座ってるよな
いっぽう そのころ
軽音部室
律「そこまで大きくは見えないけどなぁ。澪超えは相当な大きさだろ?ガチで?」
さわ子「着ヤセするんでしょ。あなたたちの目も節穴ね。これはガチ!」
(まあ普通に目とか髪とかで判別できるんだけど)
紬「実際澪ちゃんとどのくらい違うのかしら」チラ
さわ子「う〜ん、でも確かに微妙な差ね。競馬で言うとハナ差?」チラ
律「アタマ差かクビ差くらいあるんじゃん?乳なだけに!な〜んて」チラ
風子(気にしてるのにチラチラ見ないで…///)
唯「りっちゃん隊員!ここは正確に把握すべきだと思います!」
律「うむ!もっと綿密な調査が必要だな!」
紬(!! これはキマシタワー!)ガサゴソ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 12:27:48.07 ID:R9HyWJRdO
佐々木は何でも知っている
律「では高橋さん!改めてご挨拶を。軽音楽部部長兼主任調査官の田井中律でゴザイマス」ペコリ
風子「は、はい」ペコリ
律「で、こちらが次席調査官の平沢唯でゴザイマス」
唯「よろしくお願いイタシマス」ペコリ
風子「こちらこそ」(何を始めるんだろう?)ペコリ
紬「梓ちゃん!予備のSDカードをあるだけ持ってきておいて!ASAP!」●REC
梓「はあ…」ガサゴソ
律「んじゃ、とりあえず手挙げて〜。こんな感じで」バンザーイ
風子「こう?」バンザーイ
唯「見た目はそうでもないんだよね。やっぱり着ヤセするタイプなんだよ」ジー
律「じゃあちょっと後ろから失礼しまーす」ムニュ
風子「ひゃっ!田井中さ…ン!?」
律「はは〜ん、これは爆発物を隠し持っとるな〜!爆発物取締罰則で取締りだな!」ムニムニ
風子「ちょ…やッ!助け…山中せんせ…ッ」
さわ子「ケーキのおかわりほしいんだけど」
紬「いま手が離せないので梓ちゃんお願いね」●REC
梓「はい。お茶のおかわりは要りますか?」
風子(全然聞いてない!)
風子逃げて〜
律「たしかに澪よりあるかもなあ。いい仕事してますねぇ〜」フニフニ
唯「それ調査っていうより鑑定だよね?」
風子「もうッ…やめ…て!」ジタバタ
律「うわ!暴れんなって!」
梓「先生ケーキどうぞ」
さわ子「ストロベリーソースなんてかかってたっけ?」
紬「私の鼻血なのでお構いなく」ポタポタ ●REC
さわ子「構います!」
唯「選手交代だよりっちゃん!」フンス
律「よし!唯!前から頼むぞ!」ハガイジメ
唯「らじゃー!」
風子「平沢さん!やめて!」
律「爆発物の先端にある核ボタンを押して動きを封じるんだ!」
唯「むぅ〜…たぶんこのへんだね!」ポチポチ
風子(んぅ///)ビク
律「無力化に成功だ!可及的速やかに調査再開!」
唯「らじゃー!…おぉ〜、これは爆発物どころじゃなくて大量破壊兵器だよ〜」タユンタユン
律「いわゆるABC兵器ってやつか」
唯「ABCじゃ足りないよ!絶対D以上あるよ!すっごい柔らかいし!」プニプニ
律「唯はうまいこと言うな!座布団1枚!」
唯「まさにふわふわ時間だよぉ〜」ムニムニ
風子(…私の人権は?)シクシク
さわ子「最近話題の取調べの可視化ってこんな感じかしらね」
梓「こんな取調べしたら特別公務員暴行凌虐罪ですよ」
紬「“凌虐”って響きがすごくソソるわぁ」ハァハァ ●REC
律「で、高橋さんさぁ、実際どーなの?やっぱD以上でしょ?サイズは?」
風子「黙秘します」プイッ
律「まだ自分の立場が分かってないみたいだなぁ…唯、もうちょい激しく!」
風子「待って待って待って!」フルフル
唯「素直に吐けば御上にも情けはあるんだよぉ〜」サワサワ
風子「う〜、じゃあ普通に言うの恥ずかしいから平沢さんちょっと耳を貸して」ゴニョゴニョ
唯「フムフム…!? 着ヤセってレベルじゃないよ!りりりりりっちゃん!!」ゴニョゴニョ
律「…な!? さすがに冗談だろ?そう言ってくれよ…はは…」
風子「この状況でウソついたら絶対もっとヒドいことするでしょ!」キッ
律「何…」ガクッ
唯「だと…?」ガクッ
さわ子「 死 亡 確 認 」
梓「部外者巻き込んで勝手に盛り上がって勝手にへこむとか、迷惑極まりないですね」
紬「おかげさまでいい画が撮れました…」ホゥ…
風子「た、助かった…?」
バターン!
澪「うわああぁぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
風子「秋山さんどうしたの!?何かあったの?」
さわ子「とりあえず席に着いて落ち着きましょ…」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
澪「…と、まあ、私と高橋さんが入れ替わったいきさつは、今話したような感じだな」
唯「フツーに見学すればよかったんじゃないのかな?」
風子「ううん、普通じゃない、非日常のひとときを味わいたいかな、って」
紬「分かるわ!その気持ち!」
澪「しかし律はつきあい長いし真っ先に気付くべきだろ…入れ替わっておいて何だけど」
梓「むしろ律先輩は気にしないで率先してケーキ食べようとしてましたよね?」
律「あはは、いや〜、まさか入れ替わるとは思わないじゃん?」
澪「まあ、これだけ高橋さんと似てるのも何かの縁だしな」
律「んーじゃあ、もうチョイ非日常的な刺激を感じてみようか高橋さん?」ワキワキ
澪「やめろバカ律!」ガッ
風子「クスクス…ところで秋山さん、部屋に入ったとき泣いてたけど、何かあったの?」
澪「そうだな、まずは高橋さんに謝っておかなきゃいけないな…」
ガチャ
和「ちょっとごめんね。ここなら2組の人が多くいるかなって。高橋さん知らない?」
唯「和ちゃんどうしたの?」
和「実はさっき、文芸部の副部長さんが血相を変えて飛んできてね」
風子「あの、真鍋さん、文芸部で何か?」
和「高橋さん!?なんでここに居るの?まあ、ちょうど良かった」
風子「何がちょうど良かったの?呼ばれてるなら行くけど」
和「…言いにくいんだけど、高橋さんが錯乱して逃走したから、捕獲してほしいって」
風子「真鍋さん、それどういうこと?私は正常よ!」
和「詳しい事情はよく分からないけど、すぐに救急と警察を呼んでくれって…」
紬「なんだか大ごとね」
和「それに地元の消防団と猟友会も呼んでくれって頼まれたんだけど」
律「おいおい山狩りかよ!熊じゃないんだから」
澪「…和、それ高橋さんじゃなくて私だよ」
和「文芸部なのになんで澪なのよ。確かに二人とも似てるけど」
澪「二人で入れ替わってお互いの部に行ってみたんだ。で、文芸部で私が詩を読んだんだけど」
律「文芸部は澪の境地には辿り着けなかったか…」
さわ子「しかも高橋さんが澪ちゃんみたいな詩を読んだら驚くわよね…」
澪「たぶん高橋さんの日頃のイメージとはかけ離れてたんだろうな。
それに結局正体がバレなかったから高橋さんが変になったと思われたままで…
和、すまないけど文芸部の人たちに伝えておいてくれないか?」
和「…大体事情はわかったわ。じゃあ私から伝えておくね」
バタン
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 12:41:12.45 ID:RGvOOwM/0
わちゃんあっさりしてんな
澪「高橋さん本当にゴメン!明日改めて謝りに行くから…」
風子「私が説明するから謝らなくていいわ。むしろ謝っちゃダメ。真剣に作った詩なんでしょ?」
澪「もちろんだよ」
風子「なら、それでいいじゃない?誤解や摩擦を恐れてたら、創作活動なんかできないわ」ニコッ
澪「高橋さん…」ジーン
律「あんたええ人や!胸だけじゃなく器も大きい!」
澪「だから一言余計なんだ!」ガッ
梓「でもお二人でこうして並ぶと微妙に違いますね」
唯「メガネの有無とかね!」
律「いや、それ全然区別できてないから」
紬「身長とか目とか髪の長さとか髪質とか、胸とか」
澪(私より小柄なのにな…ホントに私より大きいのかな)チラ
風子「秋山さんまで見ないでよ///」
澪「ご、ごめん…」
さわ子「まあ冬服だったら見分けるのはもっと簡単だったと思うけど?」
唯「なんで?厚着だとわかりにくくない?」
さわ子「高橋さんって、いつも制服のボタン止めてなかったじゃない?」
紬「そういえば、クラスの集合写真でも止めてなかったわ」
さわ子「ああいうクセって意外と直らないものよ」
律「確かに高橋さんってマジメっぽいけどブレザーちゃんと着てなかったよな。なんで?」
風子「えーと、暑がりだからかなぁ」
唯「でも、ベストはいつも着込んでたのにホントに暑がり?」
風子(平沢さん、どうでもいいところで鋭い…)
律「ウソつくといいことないぜぇ〜」ワキワキ
澪「律、いいかげんにしろ!」
風子「わかったわ…。ちゃんと言うから」
律「そうそう!人間素直が一番!」
風子「その代わり、怒らないって約束して?」
唯「らじゃー!」
風子「私も、入学当初はちゃんと制服着てたの」
紬「最初はみんなそうだけど、段々崩れるわよね」
唯「なんで着崩すようになったの?」
風子「私は小柄だから、もう少し背を大きくしたくて、毎日牛乳飲むことにしたの」
律(…)ピク
風子「でも、背はあまり大きくならなくて」
律(…)
風子「違うところが大きくなっちゃって、ボタンをとめると息苦しくなっちゃうから」
唯「だんだんボタンをしなくなっちゃいました〜、と」
風子「うん」
律「…待てよ」
風子「え?」
律「ごまかすなよ。“違うところ”ってどこだ?腹か?肩幅か?そうじゃないだろ?」
風子「あの、ごめんなさい、その、胸…」
律(ヴチィッ)←脳動脈瘤破裂
律「っっッッッッっっざけんなぁぁぁあああぁぁぁぁ!!!!」ガターン!
風子「キャッ!」
澪「やめろ!怒らないって言ったろ!」
律「事情が変わったぁぁぁ!私だって毎日牛乳飲んでんだ!
なのにこの差は何だってんだよ!世の中おかしーし!!!!」
澪「知るか!おかしいのはお前の頭だ!」
律「うるせー!お前らみたいな乳製品は北海道かデンマークにでも移住しちまえ!」
風子(乳製品って…)グスン
澪「誰が乳製品だ!高橋さんは悪くないだろ!さっきから勝手なことばっかり言うな!」
律「黙れこの先進国!高度性徴!所得π増計画!持てる者には持たざる者の気持ちなんか分かんないだろ!」
唯「おお!これは階級闘争的なアレだね!搾取に対する反撃だね!」
律「その通り!搾取されたら搾り取りかえすまで!」ムギュウッ
紬「むぎゅううぅぅぅぅぅ!」ボタボタ ● REC
風子「搾らないで…ぇ」ビクビク
澪「やめろって!ムギも落ち着け!」
梓(うわ、あんなに変形するんだ…///)
律「梓同志!お前も持たざる者だろ?傍観者ぶってないでこっち来い!」
梓「なッ!?誰が同志ですか!私はまだまだ発展途上国なだけです!
律先輩みたいな後進国と一緒にすんなです!」プンスカ
律「なんつー差別的で生意気な発言!こうなったら…唯!」
唯「何だい、りっちゃん隊員!?」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 12:50:59.27 ID:R9HyWJRdO
あの集合写真にはそんな秘密が…
律「トイレの用具庫からラバーカップ持ってきてくれないか?」
唯「ほえ?あの詰まったトイレをスッポンするやつだよね?何に使うの?」
律「聞かないでくれ!人には負けると分かっていても、戦うべきときがあるんだよ…」
唯「…りっちゃん、ま、まさか、それで、胸を!?」
梓「律先輩!馬鹿な真似はやめてください!」
律「梓!気持ちは分かるが止めるな!私は美しく散る!」
梓「早まるなとかじゃなくて、文字通り馬鹿っぽいからやめてください!それに全ッ然美しくないです!」
ギャーギャーハナセヤッテヤルデスワーワー
澪「…はあ」
風子「ふふ…軽音部って、賑やかで楽しいね」
澪「そうかな?今日だって練習できてないし、正直どうかと思うことも多いな」
風子「でも、みんなお互い正面からぶつかりあってるじゃない。いいと思う」
澪「ハハ、これだけの仕打ちを受けても、そう言ってもらえると助かるよ」
風子「…あの、よかったら時々遊びに来てもいいかな?」
澪「それはもちろんだよ!ムギもいいよな?」
紬「歓迎しますわ〜。おいしいお茶とお菓子も付けて」
さわ子「クラスメイトなんだし、全然問題ないでしょ」
紬(これからもいい画がたくさん撮れそうですし)
さわ子(黒髪ロングの巨乳メガネッ娘なんて逸材を見逃す手はないわ!まずメイド服を…)
澪「今後ともよろしく、高橋さん!」
風子「こちらこそよろしくね、…澪ちゃん!」
さわ子「…ってなんかいい感じで終わりそうなところ悪いけど、さっそく採寸よ♪」
風子「へ?」
おわり
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 12:59:55.69 ID:R9HyWJRdO
ハートキャッチいずみちゃんにそんなシーンあったなぁ…>トイレのすっぽんで胸を
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 13:03:07.74 ID:R9HyWJRdO
て、終わってたぁー!俺の書くSSにも風子ちゃん出す予定だから参考にさせてもらいます乙っぱい!!
しかし…
>黒髪ロングの巨乳メガネッ娘
大好物なんだがどうしよう
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 13:03:11.75 ID:zd1Y5HD2O
おつ。面白かった
投下スピードも早くて一気に読めた
しかしさるの仕組みはますますわからんのう
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 13:03:33.12 ID:RGvOOwM/0
乙
入れ替わりネタの中でも着眼点が良かった
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 13:04:09.91 ID:p9JOj9YC0
いちいち、言葉のセンスがよかったです 乙
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 13:08:39.46 ID:R9HyWJRdO
しかし、おっぱい搾られてもまた来たいって…またおっぱい搾ってくださいってことだよな?
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 13:13:41.80 ID:RGvOOwM/0
初かよ現行の保守で伸ばしてるSSより読み応えあったし内容もよかったわ
乙
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 14:56:36.44 ID:RGvOOwM/0
良スレだしちょっとは保守
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 15:34:04.30 ID:bGsFCqVE0
お粗末とかご容赦とか皆さまとかイチイチ気に触るな
万人がテメーに好意的かと思ったら大間違いなんだよ
後宣伝ウゼェ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 16:33:10.59 ID:R9HyWJRdO
お
万
後
おまえの言いたいことは分かった。落ち着け、な?
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/29(火) 16:34:36.85 ID:RGvOOwM/0
細かい事を気にしてると禿げるぞ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
文芸部じゃなくて文学部の院生みたいな会話だな