【ﾏﾁｺﾞﾄｵｵｺﾞﾄ】毎日新聞抗議活動2ch本部327【ｵﾏﾏｺﾞﾄ】

【ひと：宋富子さん　在日コリアンの文化センター存続に奔走 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)】
　「在日コリアンが誇りを持つには民族の歴史や文化を知ること。それらが記される本と出合う場を残したかった」
　「文化センター・アリラン」（姜徳相（カン・ドクサン）館長）が東京都新宿区大久保のコリアタウン中心部に７月１日、新装オープンする。
朝鮮関連の学術、歴史書や資料など約４万点を所蔵。その運営を担う。
在日２世の事業家、朴載日（パク・チェイル）さんが９２年に私財を投じて開設したが、朴さんが２年前に他界。
有志で存続の募金を呼びかけ、自身が名誉館長を務める民間の「高麗博物館」と同じビルに入居することで再開にこぎ着けた。
　「朝鮮人」とからかわれ、独りぼっちが怖くていつも笑っていた少女時代。中学を卒業して働き２０歳で結婚。
在日が多い川崎市で、同胞の夫や４人の子どもと懸命に生活しながらも、在日である自分を否定していた。
　転機は人権問題の勉強会で一冊の歴史副読本を手にしたこと。
「かつて中国や朝鮮半島から優れた技術や文化が日本にもたらされたと書かれ、それを受け継ぐのが私たち在日なのだと知った」。
地元の教会で牧師をしていた李仁夏（イ・インハ）さん（故人）の「人間の基本は自分を愛すること」という言葉も胸にしみた。
　以後、在日の教育や就職差別の問題に取り組み、１世のハルモニ（おばあさん）の気高い心を描こうと、４８歳で一人芝居も始めた。
　「恨みや憎しみを溶かしていくのが心の交わり」。アリランが在日と日本人との出会いの場にもなることを願っている。【明珍美紀】
　【略歴】ソン・プジャ　奈良県橿原市出身の在日２世。「アリラン」（電話番号省略）を運営するＮＰＯ（非営利組織）の副理事長。６９歳。毎日新聞　2010年7月1日　0時27分
http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20100701k0000m070145000c.html

高麗博物館
　都営地下鉄大江戸線東新宿駅の西、徒歩5分。
職安通りに面して建つ「第二韓国広場ビル」の7階にあるＮＰＯ法人の博物館。
日本とコリア（韓国・朝鮮）の交流の歴史や文化を相互に学び、友好を深める目的で、平成13年（2001年）にオープンした。
　
館内ではこれまでの日本とコリアの交流・歴史をパネルで細かく紹介するほか、
日本の植民地支配や在日韓国・朝鮮人の抱える問題なども詳しく紹介している。
また、館内では民族衣装や工芸品なども合わせて展示している。
　
パネルの展示が中心の博物館だが、日本・コリアの未来へ向けての熱い想いが伝わってくる。
http://www.portaltokyo.com/guide_23/contents/c04079korai.htm