>>112 「聞けィ!全てのライダー達よ!
大戦はやがて終わる、テレビ朝日そして東映脚本陣。彼等にはもう視聴者を導くための権力も力も残されていない。
泥沼と化したディケイド放送に視聴者が苦しんでいる間、BANDAIの売上高は飛躍的な発展を遂げた。
そして計画脚本の破綻によって、電王にはこれ以上の続編に付き合う余力が無くなった。
だが…大戦が終わったからと言って平和が訪れる訳ではない。
井上白倉の支配から解き放たれ、これまで押さえ付けられていたファンの個別作品主義は、活発化するだろう。
そして…脚本の差の拡大が、各ファンの憎しみを煽る!
大手の管理から外れてネット中に広がるネタバレ情報。それらがいつどこから飛んでくるか分からない時代が訪れる!
たとえ好きなライダーであろうが、いつ腐に媚びてもおかしくない。それどころか、同じライダーファン同士が、煽りあう時代が訪れるだろう。
今のお前達のように!
昨日までの隣人が、ちびっこが、家族が!
お前にガンバライドを挑んでくるかもしれない!
お前が恨んでいる脚本家は居ないか?
お前がバカにしているライダーは居ないか?
お前は本当にライダーを愛しているのか?
お前をボコしてやりたいと思っている怪人は、本当に誰もいないのか!?
BANDAIの部下がお前達の中にも紛れ込んでいるぞ…多々買いを躊躇うライダーファン達から搾取する為に!
お前達の敵は…お前達のすぐ近くにいる!
ガンバライド?いやガイアメモリだったか!?
この地球は、無数のディケイドを突き刺した巨大な鳴滝のような存在だ!
世界は…容易く崩壊するだろう。たった一回の、バトルファイトで!
いィや!乾巧の存在で!!
…居たぞ。753!」