1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
保守
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/15(火) 23:49:07.74 ID:s9Xysj2NO
保守
保守糞死死死死死滅!
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 00:29:44.44 ID:TKN1Rt/l0
誰か書けよ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:14:32.31 ID:b0xqXWwdO
唯「あずにゃんとは飽きちゃったしなぁ……、あんまり上手くないんだよねぇ。」
唯「ムギちゃんはちょっとマニアックになっちゃうんだよなぁ。」
唯「今日は
>>7でいいんじゃないかな。」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:15:05.96 ID:UFLLcaCw0
俺
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:16:34.42 ID:QUhMrBh40
ムギ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:18:30.42 ID:TKN1Rt/l0
律
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:20:11.09 ID:b0xqXWwdO
唯「やっぱりここはムギちゃんだね!」
紬「あら、唯ちゃん。なにを張り切ってるの?」
唯「おー、調度いいところに!今日〜、いつものに付き合ってほしいんだけど〜///」
紬「あら、もう刺激が足りなくなったのね?」
言っておくが書き溜めなんかしていないぞ。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:21:35.81 ID:Fde3Z1f10
安価出してんのに書き溜めあるわけなくね
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:30:53.54 ID:b0xqXWwdO
唯「でへへへへぇ〜///」
かえりみち!
唯「ねぇねぇ、ムギちゃん」
紬「なぁに?」
唯「今日は3人でやってみたいんだけど……///」
紬「わぁ、それいいかも。3人だとまた違った刺激があるかもね。」
唯「でも誰にしよう。こんな事誰にでも頼めることじゃないし……」
紬「そうねぇ……、ここは
>>12でいいんじゃない?」
唯「おお!それは名案!さっすが、ムギちゃんだねっ!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:35:56.37 ID:2FqfgMseO
ゆのさま
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:43:36.67 ID:b0xqXWwdO
唯「おーい、ID:2FqfgMseOぃ!」
ID:2FqfgMseO「ん?」
唯「これからやりにいくよ〜」
ID:2FqfgMseO「え?」
紬「これからお付き合いしてもらいますわ」
ID:2FqfgMseO「なにを?」
紬「最後まで言わせるんですか?もう、だいたいわかってるくせに//////」
ID:2FqfgMseO(これは………、期待していいの?)
ID:2FqfgMseO「って、見ず知らずのオレなんかでいいの?」
紬「見ず知らず、だからいいんですよ」
唯「ねー」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:50:23.06 ID:b0xqXWwdO
紬「唯ちゃん、今日はどんなのがいいの?」
唯「えーっとねぇ、やっぱり甘くてやわらかいのがいいなぁ」
紬「もう、唯ちゃんはそれが本当に好きだねぇ」
唯「でも今日はあったかいのがいいなぁ///」
紬「いつものみたいで、あったかいもの……?」
唯「思いつかない?えへへ///」
ID:2FqfgMseO(なんの話だ………?)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 01:56:25.41 ID:b0xqXWwdO
唯「じゃあ教えてあげるね……ひそひそ……」
紬「まぁ、でもそれはいつも通りには出来ないわ………」
唯「ムギちゃんなら出来ると思ったのになぁ……」
唯「できないなら無理しなくてもいいんだよ?」
紬「そんな事ないわ!私に任せて!」
唯「さっすがムギちゃん!」
ID:2FqfgMseO(どんな事するんだよ、ってか初対面でどんな難しい事やるんだよ///)
初対面なのに名前知ってるとか突っ込みは無しね。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 02:02:19.36 ID:b0xqXWwdO
紬(ここはID:2FqfgMseOもいる事ですし、なんとかできるわ!)
コンビニ!
ID:2FqfgMseO(なになに?ここに立ち寄って……、なるほど、ちゃんと準備するものを準備するんだな!)
ID:2FqfgMseO「むふふふ………」
唯「あーっ、ID:2FqfgMseO、顔が真っ赤だよ?もしかして初めて?」
ID:2FqfgMseO「えっ……いや…その、」
紬「大丈夫ですよ、私たちがついていますから」
唯「そーだよー!百戦錬磨の私たちがいるから大丈夫!」
やばい眠い。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 02:08:51.85 ID:b0xqXWwdO
ID:2FqfgMseO「ありがとう!オレも頑張ってみるよ!」
唯「ちょっとトイレに行ってくるねぇ」ムズムズ………
唯「すいませ〜ん、トイレ借りま〜す」
店員「どうぞー」
唯「あぅ〜、トイレどこですか?」
店員「こちらになります」
漏らしそうな仕草の唯を見て、慌てた店員は唯をトイレにご案内。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 02:18:02.82 ID:b0xqXWwdO
もうダメ寝ます。
保守いりません。乗っかっただけなので。それでも残っていたら書きます。
唯「ID:2FqfgMseOに幸あれ!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 03:48:40.22 ID:m0RulvFWO
まんびき!
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 06:50:51.50 ID:2FqfgMseO
えー
寝なきゃよかったか…
なんかありがとう)^o^(
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 08:03:09.07 ID:BApttrvg0
IDがしゃべったり話かけられたりするのがなんかツボったww
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 09:08:10.78 ID:b0xqXWwdO
まだ残っていた……だと?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 10:11:26.03 ID:2FqfgMseO
お!きたきた
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:12:38.30 ID:b0xqXWwdO
紬「今ね!」
ID:2FqfgMseO「ちょ、へ?」
紬「唯ちゃんがあんまん食べたいって言うから、でもレジの上に棚があるのに無理だと思っていたわ。」
紬「それが、唯ちゃんの計算されたトイレによって実行可能になった。本当はトイレ役はあなたに任せるつもりだったんだけど。」
ID:2FqfgMseO「っていうか、片棒担がされる方かよ!あんな事やこんな事期待していたちょっと前のオレをひっぱたいてやりたい……」
紬「さぁ何をボーッとしているの?早く手を出して!」
ID:2FqfgMseO「えっ………あちちちちち!」
蒸かしてたあんまんを紬は素手で掴み取り、それをID:2FqfgMseOの手のひらに運んだ。それどころか、饅頭の棚のものを上から全部取ってしまったのだ!
ID:2FqfgMseO「ちょ、あついんですけどこれいじょうもてないんですけど!」
紬「頑張るってさっき言っていたじゃない!漢の見せ所よ!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:17:33.32 ID:b0xqXWwdO
紬「さぁ、もう撤収よ!まわりが気付く前に行きましょう!」
ID:2FqfgMseO「でも、唯ちゃんは放っていいのか?」
紬「大丈夫、メールで合流場所を教えれば。とりあえず、あっちの公園まで走って!」
ID:2FqfgMseO「は…はぁ……。」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:22:45.06 ID:b0xqXWwdO
唯「ふう、やばかったぁ。もう少しで漏れちゃう………あれ?ムギちゃんとID:2FqfgMseOは?」
携帯が震えた。
紬『ヒューストン、応答せよ。こちらは任務完了。管理と合流したので、本部に移動、待機する』
唯「おおぅ!さすがムギちゃん!仕事が早いねぇ。ID:2FqfgMseOもさすがだよ!」
唯「これはいつもの暗号ね、待っててねー、すぐ行くから」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:27:26.48 ID:b0xqXWwdO
平沢家
唯「たっだいま〜」
憂「お帰り〜、お姉ちゃん」
紬「お邪魔しているわ」
ID:2FqfgMseO「ど……どうも」
唯「おおっ!二人の勇者様よ!よくぞご無事で!」
紬「さぁ、唯ちゃんのお待ちかねがたくさんあるわ」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:32:16.25 ID:b0xqXWwdO
唯「おおっ!にくまんもピザまんも!」
紬「ID:2FqfgMseOがすごく頑張ってくれたのよ。」
唯「えへへへ〜、じゃあお礼をしなくっちゃね。」
憂「でもお姉ちゃん、こんなにたくさんどうするの?早く食べないと冷めちゃうし……」
唯「うーん……」
ID:2FqfgMseO(お礼だと?ついにあんな事やこんな事を………!)
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:35:23.40 ID:SZ/J6FZbO
再開してたのか
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:37:17.73 ID:b0xqXWwdO
唯「とりあえず、みんな呼ぼうよ!」
紬「そうね、そうしましょう」
ID:2FqfgMseO(けいおん部員が揃うのか!これは期待大だよな……それでいいよな!)
澪「お邪魔しまーす」
律「ひゃっほー!」
梓「お邪魔しまーす」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:45:28.53 ID:b0xqXWwdO
梓「ところで………どちら様?」
唯「あー、ID:2FqfgMseO君だよぉ。さっきスカウトしてきたの」
紬「やっぱりそろそろ、我々の組織に人員を入れないと思って」
澪「なるほどな、その結果が肉まんの山って訳か。」
律「見ての通りの結果を残したんだ、ID:2FqfgMseO、お前は我々の組織のテストに合格したんだよ」
梓「さすがです、唯センパイも人を見る目を持っていますね」
憂「じゃあ、早く冷めないうちに物証を食べてください」
一同「いただきまーす!」
ID:2FqfgMseO(まてまてまてまて、組織ってなんだよ。なんか薬飲まして体小さくするようなアレか?)
どうする、どうするオレ?
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:55:17.22 ID:b0xqXWwdO
生徒会室
和「そうですか、わかりました」
和「最近、学校近隣のお店で強盗に近い万引きねぇ。でも犯人はうちの制服を着ている……と。」
和「風紀委員のみなさん、これからしばらくの間、学校近隣の見回りをお願いします。お店などで見かけたうちの生徒には、寄り道せずに真っすぐ帰宅するように言ってください」
風紀委員「イーっ!」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 12:58:14.15 ID:b0xqXWwdO
ちょっと休憩……。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 15:22:58.95 ID:T08YH+3tI
期待
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 15:43:07.28 ID:b0xqXWwdO
俺「ちょっと再開」
で、しばらく後!
唯「ここ最近、風紀委員が多いねぇ」
澪「ちょっとやり過ぎたんだろう」
梓「地元からかなり苦情が出たみたいですよ。被害届けがどうのこうのって」
律「マジかよ!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 15:45:10.50 ID:BApttrvg0
壊れすぎだろwww
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 15:48:41.37 ID:b0xqXWwdO
澪「そういえば、ID:2FqfgMseOはどうしたんだ?」
唯「なんか、『盗賊王に俺はなる!』とか言って修業に出ちゃった」
紬「うふふ、ID:2FqfgMseOもついに目覚めたのね」
律「まるで盗賊団だな、どんな修業するか気になるけど」
梓「盗賊王には勝手になって貰えばいいとして、私たちの本来の目的を忘れちゃいけませんよ?」
律「そうだな……」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 15:53:51.11 ID:b0xqXWwdO
生徒会室
和「ここ最近、奴らの目立った動きは無いみたいね」
風紀委員「イーッ!」
和「巡回が効いているようね、でも油断はならないわ。奴らは熱々の肉まんを素手で持って行ってしまうような連中よ」
和「私は別でやることがあります、引き続き近隣の巡回を!」
風紀委員「イーッ!」
和「余計な仕事が舞い込んでしまったけど、私の計画に狂いはないわ」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 15:54:54.76 ID:2FqfgMseO
修行…)^o^(
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:09:53.34 ID:b0xqXWwdO
その頃のID:2FqfgMseO
ID:2FqfgMseO「ここは……彼女たちの学校……。ちょっと会ってみたいな」
人気のいない遅い放課後の学校へID:2FqfgMseOは入っていった。
ID:2FqfgMseO「軽音部って言ってたっけ、どこだろう?」
迷いながら歩くと、無人の生徒会室の前に来た。開いているドアから、机に無造作に置かれた物が見える。
ID:2FqfgMseO「これは!」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:14:09.06 ID:b0xqXWwdO
ID:2FqfgMseO「これさえあれば、オレはもっと強く……オレは盗賊王になれるッ!」
ID:2FqfgMseOは置いてあったそれを持ち去り、学校を後にした。
少しすると、生徒会室に和が戻ってきた。机にあるはずの物が無い!
和「うそでしょ?あれがなくなるなんてっ!」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:17:42.74 ID:b0xqXWwdO
和「チィッ………!あれが無いと計画を遂行出来ないじゃないのッ!」
和「アアアアァァアッ!!誰が持って行ったのよっ!」
部屋の机や椅子を倒し、発狂する和。
和「風紀委員!非常収集ッ!!」
風紀委員「イーッ!」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:21:26.50 ID:b0xqXWwdO
和「何者かによって、……が盗まれました!ただちにそいつを見つけなさい!」
風紀委員「イーッ!」
和「許さない………許さないんだからッ!!」
また一人になった生徒会室のドアが開く。
和「誰っ!?」
?「見苦しいですよ、和さん。」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:27:30.79 ID:b0xqXWwdO
和「あなたは……!」
?「そんな大事な物を盗まれるなんて、あなたの管理不足じゃないんですか?生徒会長が聞いて呆れますよ」
和「うるさいっ!あなたにそんな事を言われてほしくないわ!」
?「そんな事言わずに……、いいでしょう。私が取り返してあげますよ」
和「………お願いするわ。」
?「わかりました。では、また」
和「今はあなたに頼るしかなさそうね……」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:33:12.35 ID:b0xqXWwdO
平沢家
澪「じゃあ、今後の方向を少し変更しよう」
律「あたしらに便乗して、奴も出てくるかと思ったんだけどなぁ」
梓「なかなかそうはいきませんですねぇ」
紬「万引きなんてやめて、もっとすごい事やれば奴も出てくるんじゃないかしら?」
梓「例えば?」
紬「アフガニスタンの某死んでるのか生きているのかわからない奴の組織と手を組んだりとか……」
梓「やめてください、私たちの住む町ごとめちゃめちゃにされちゃいます!」
糞池沼スレうぜえsageろ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:37:54.37 ID:b0xqXWwdO
澪「奴がこの町に潜んでいるのはわかってるんだ。後はそれを特定するだけなんだ。」
唯「うーん……」
梓「もうちょっと粘るしかないですねぇ」
律「まぁ、最初から持久戦ってのはわかってたからな」
澪「とりあえず、今までの作戦は無しな。ばれたら私たちが叩かれるから」
唯「そうだね〜」
ところでID:2FqfgMseOは誰が好きなんだ?
SSスレなのに、馴れ合い!
書き手と読み手の馴れ合い!!
これは許してはいけない!!!
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:44:32.03 ID:b0xqXWwdO
和「またあれを手に入れる為に、資金が必要だわ……」
カチャカチャ……
和「こんなもの、こうすればすぐにお金に変わるわ」
カチャ…
和「よし、これで後は落札を待つだけ……」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:49:01.83 ID:b0xqXWwdO
かえりみち
梓「でも、練習もしないで私たち暇だよねぇ」
純「おーい、梓!」
梓「あ、純!」
純「ねぇ、梓、ちょっと聞きたい事があるんだけど」
梓(……ビクッ!)
純「お……お……おな……」
梓「え?」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:53:20.22 ID:b0xqXWwdO
純「お、お、オナニーホールって知ってる!?」
梓「//////////////」
梓「ちょ、ちょっと純?いきなり何を言いだすの!?恥ずかしいから止めてくれない?ってか、それがどうしたの?」
純「なんか、私の知ってるセンパイがそれを持っていたらしいんだけど、盗まれちゃったみたいで」
梓(誰だよ……そんなマニアックなもの学校に持ってくるセンパイって……)
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 16:56:45.96 ID:b0xqXWwdO
純「それでね、今それを盗んだ奴を探しているんだ」
梓「よくそんなの引き受けたな……」
純「なんやかんやで、そういう訳だから、何かわかったら教えてね」
梓「……うん。なんかイヤだけど、わかった。」
梓(オナニーホール……?どこかで聞いたような……)
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:00:17.75 ID:b0xqXWwdO
琴吹家、紬の部屋
カチャカチャ………
紬「うーん、やっぱりネットで調べても出てくるもんじゃないわ……」
カチャカチャ………
紬「気晴らしに、ほしいものでも探してみましょう」
紬「なんですって……!?まさか……奴がここで………!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:04:50.78 ID:b0xqXWwdO
秋山家、澪の部屋
澪「しかし、そろそろ飽きてきたかもな。」
澪「……みんな結構続いたなぁ。でも、また何かおもしろい事見つかるだろう……」
澪の携帯が鳴る、着信は紬からだ。
澪「もしもし?」
紬『あっ、澪ちゃん?大変なの、今すぐパソコン開いてくれる?』
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:09:52.31 ID:b0xqXWwdO
澪「こ……これは!?」
平沢家
唯「う〜い〜、新しい漫画欲しい〜?」
憂「そうだねー。あるといいかもしれないね」
唯「じゃあ〜、憂探してよ〜」
憂「もう、お姉ちゃんが欲しいって言い出したのに。しょうがないなぁ。」
憂「お姉ちゃん、まとめて読みたいでしょ?だからヤフオクで買うからね」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:13:48.72 ID:b0xqXWwdO
憂「へー、zipに全部詰め込んであるのもあるんだー」
唯「じっぷぅ?」
憂「そうだよー、パソコンで開いて見れるの。なんかすごい安いから、これでもいい?」
唯「いいよぉ〜」
憂「じゃあ、入札っと。パソコンで一緒に見れば、お姉ちゃんと同じもの見れるもんねー///」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:18:46.44 ID:b0xqXWwdO
田井中家、律の部屋
律「もう飽きた〜、明日からちゃんと部活やろうかぁ」
律の携帯に梓からの着信が!
梓「律センパイ!聞いてください!大変です!」
律「まぁ、落ち着けよ」
梓「これが落ち着いていられますかー!!」
律「なんだよどうしたんだよ?」
梓「唯センパイの家から帰ってる時に、純に会ったんですけど、その時にですね……」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:22:19.69 ID:b0xqXWwdO
律「って事は、やっぱり奴はこの町に!」
梓「むしろうちの学校にいるって事なんですよー!!」
律「じゃあ、明日の放課後、純ちゃんを音楽室につれてきて!」
梓「了解です!」
律(まさか、ここで祭がクライマックスを迎えようとは……!!!)
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:25:08.90 ID:b0xqXWwdO
翌日
唯「おはよー!」
和「あら、唯。おはよう」
唯「あれぇ〜?和ちゃん、何かいい事あったの〜?」
和「え?なんで?」
唯「嬉しそうな顔してたからぁ」
和「そんなこと無いわよ」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:29:53.80 ID:b0xqXWwdO
唯「おしえてよ〜」
和「別にね、たいした事じゃないんだけど、昨日おこづかい稼ぎのつもりでね、ヤフオクに物を出したのよ。それが、結構競ってくれて、思ったよりいい値段になったわけ」
唯「へぇ〜、そうなんだ〜。」
和「そうだ、今度お茶しよう。私のおごりでね!」
唯「和ちゃん、太っ腹〜!!」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:37:05.14 ID:b0xqXWwdO
紬、澪、律、梓の4人は通学路で合流していた。
紬「で、落としてしまえば特定できるから、頑張って入札していたのよ。だけどね、もう一人入札者がいて、結構張り合っちゃったの」
澪「それで、落としたのか?」
紬「ダメだったわ。」
澪「そうか……。」
律「でも、純ちゃんなら手がかりを持っているかもしれないな!梓、放課後よろしく頼む!」
梓「わかりました。」
律「それまではこの話は内緒な………」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:39:36.93 ID:b0xqXWwdO
放課後
梓「純、ちょっといい?」
純「別にいいけど、どうしたの?」
梓「昨日の話で、手がかりがあったの」
純「本当に?」
梓「だから音楽室までいい?」
純「うん、いくよ!」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:43:54.77 ID:b0xqXWwdO
音楽室
純「お邪魔しまーす」
律「確保ッ!!」
純「へっ?????」
律「あたしたちさ、今までオナホ11を探していたんだよ」
澪「で、あきらめていたところに純からこの話が出てきたって訳なんだ」
紬「梓ちゃんに言ったんでしょ?センパイがそれを盗まれて困ってるって」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:49:37.51 ID:b0xqXWwdO
純「…………」
梓「お願いだよ、純。それが誰だか教えてくれればいいんだ」
純「……………」
澪「……なぁ……」
純「………それを言ったところであなたたちに何の得があるんですか?」
紬「……え?」
純「別にあなたたちがそれを知ったところで、何もならないじゃないですか!!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:52:11.98 ID:b0xqXWwdO
梓「純……。」
純「あなたたちは何も関係ないんだ、だからもういいでしょ!?」
澪「………」
律「………」
紬「………」
梓「…………です」
純「え?」
梓「……仕方ないので辞めてやるです」
純「あずさぁ……!」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 17:55:16.72 ID:b0xqXWwdO
梓「純の言う通りです。別に私たちに何があるって訳でもないんだし、そこまでやる必要もないです!」
澪「梓、お前……」
純「ぁ、あず……あずさぁ!!!!」
梓「とか言うと思ったら大間違いです!」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:01:40.94 ID:b0xqXWwdO
純「えっ……???」
梓「別に私たちに関係ないなんて最初っから知ってるです!それでも、やるんです!」
澪「そうだよぉ、梓の言う通りなんだよお」
律「誰も誰かの為にとか、そんなの最初っから考えちゃいないんだよぉ」
純「えええっ!?」
紬「ただの『メシウマ』の為に、ですわ♪」
純「そんなぁ!!」
律「さぁ、早く吐かないと、お前がオナホ11として晒されてしまうんだぞ!!」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:06:40.85 ID:b0xqXWwdO
梓「さぁ、早く言って!」
純(このままでは……あの人って事がばれてしまう……そしたら私の立場が危うくなる………)
その時、勢いよく音楽室のドアが開いた。
唯と憂だ。
唯「和ちゃん、いるー?」
律「遅いぞ!ってか、こんな時に和を探してる場合じゃないって!」
憂「あれ……、やだ、純ちゃん。どうしたの?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:11:13.24 ID:b0xqXWwdO
律「憂ちゃん、あの件なんだけど、どうやら純も一枚噛んでいるみたいなんだ」
憂「えっ、まさか純ちゃんが………」
純「違う!私じゃない!興味が度を過ぎてオナホ11点セット買ったのは私なんかじゃない!!」
唯「わぁ〜、純ちゃん、よく知ってるねぇ?」
純「うっ………」
律「そろそろ吐けよ、お前じゃなかったら誰なんだ?それともお前か?」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:15:38.65 ID:b0xqXWwdO
紬「ところで、さっき和さんを探しているって言ってたけど……」
憂「それは、お姉ちゃんが新しい漫画読みたいからって言うので、昨日ヤフオクに出ていた漫画全巻zipを落札したんです」
澪「それって」
紬「私が落とそうとしたのと同じだわ!」
憂「お姉ちゃんが欲しいって言うので、頑張って落としたんですよ。それで、今朝住所とか振込み先とか連絡が来て……」
律「それが、何で和なんだ?」
憂「出品者が和さんだったんです」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:19:18.03 ID:b0xqXWwdO
澪「」
紬「」
律「」
梓「」
純「…………」
澪「ム、ムギは昨日、あの時と同じID見つけたって言って、zip落とそうとしたんだよな、って事は」
梓「オナホ11の正体は和さん………!!」
純(しまった……ばれたか)
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:23:35.74 ID:b0xqXWwdO
澪「う、憂ちゃんお手柄だっ!」
和「ばれてしまっては仕方ないわね」
唯「和ちゃん!!」
和「まさか競り合っていたのがムギと憂ちゃんだったなんて……私の誤算ね!」
律「そうか、和だったんだな」
和「だがそれを知られては生かしておけないわ!たとえ軽音部だろうと、幼なじみであろうと……!」
唯「和……ちゃん……」
和「これ以上あなたたちにメシウマはさせないわ!覚悟ッ!!」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:28:12.37 ID:b0xqXWwdO
?「ちょっと待ったぁ!!」
唯「あ……」
澪「お前は………!!」
ID:2FqfgMseO「久しぶりだな、みんなっ!ちょっと顔を覗きに来ただけのつもりだったが、話が聞こえてしまったんでな!」
律「で、お前この状況どうにかできるのか?」
ID:2FqfgMseO「もちろんさ!和ちゃんとやらは、大事な11が無くなって怒っているのだろう?」
和「え、ええ、まぁ」
梓「そういえば、どうして純は和さんをかばっていたの?」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:33:52.42 ID:b0xqXWwdO
純「それは……たまたまジャズ研のおつかいで生徒会室にいったら、オナホ持ってはぁはぁしてる和さんを見ちゃって……」
純「和さん、私が後ろで見ているの気付いたら、すごい動揺して……」
純「『あなたを次期生徒会長にしてあげるから、この事は黙ってて』って」
梓「純は別に生徒会長とかどうでもいいと思うんだけど……」
純「私、成績あまりよくないし、進路どうしようって悩んでいたし、会長になればそれが有利になるかもって思って……」
梓(うわぁ、センパイ達に見習ってほしいけど、これじゃあなんだか……)
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:38:15.91 ID:b0xqXWwdO
ID:2FqfgMseO「悪かった。実は、君の大事な物を持って行ってしまったのはオレなんだ」
和「なんで……!?」
ID:2FqfgMseO「もう終わりにしよう。君がこれを持って、みんなは各自メシウマに終わらせて、それでいいじゃないか!」
和「うっ……うううっ……」
澪「……そうだよな、11とはいえ、和は和だもんな……」
和「み……お……」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:42:30.69 ID:b0xqXWwdO
紬「趣味なんて、人それぞれですわ」
和「ムギ………」
律「まぁ、ちょっと生徒会長とのギャップにびっくりしたけどさ」
和「りつ……あんた……」
憂「そうだよね、みなさん!あっ、でもヤフオクのzipは削除してくださいね?今頃違反申告もされているだろうし、そんなおもしろいもの出品していたら、VIPの燃料にされますよ?」
和「そうね……憂ちゃんの言う通りだわ」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:46:10.95 ID:b0xqXWwdO
純「もう、詰みましたね、わたしたち」
和「あなたを巻き込む事になってしまったわ……悪かったわ」
純「いいんです。ただ、最後に、IDは削除しておいた方がいいです。出品者の落札商品も外部に見られてしまいますから………」
和「………最後まで気を使ってくれてありがとう……」
唯「じゃあ、そろそろ返してあげてよ、ID:2FqfgMseO君?」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:49:37.28 ID:b0xqXWwdO
ID:2FqfgMseO「おーけーおーけー!じゃあ………」
唯「よかったね!和ちゃん!」
ID:2FqfgMseO「でも、すまないが修業の為に半分使ってしまったのだよ。ちょっと汚れているけど、洗えばまた使えるやつみたいだから、ほら」
和「」
ID:2FqfgMseO「これは君のものだ!」
和「 」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:54:40.36 ID:b0xqXWwdO
澪「……使ったのか?」
ID:2FqfgMseO「ああ、なかなかよかったぞ!特に、あのピンク色の『いもうと』とか書いてあるやつ」
律「変態だな………」
紬「わたし、男の子のにはちょっと………」
唯「ああっ!和ちゃんが固まっている!和ちゃん!和ちゃん!?」
和「」
梓「手が白濁液まみれになってますね………うわ……イカ臭っ………」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 18:59:07.06 ID:b0xqXWwdO
ID:2FqfgMseO「なんだよなんだよ、そんなに引かなくてもいいじゃん!ほら、うちら一緒にコンビニ巡りした仲じゃん!」
唯「あ」
澪「」
紬「」
律「やべ」
梓「ちょ……おま」
和「 えっ?じゃあまさかうちの学校の制服来た万引き犯って……」
唯「そのイカ臭い手で近寄らないでぇぇぇぇ!」
梓「違います!私たちじゃないです!」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 19:03:54.97 ID:b0xqXWwdO
和「じゃあ、どういう事なの?」
梓「えーっと、わたしたち、おどされていたんです」
紬「あつあつのにくまんをすででつかめとかって」
澪「でないとおまえら、なかまつかってれいぷするぞ!って」
律「それでしかたなく」
唯「ほんとだよぉ……しんじてよぉ、のどかちゃぁん………」
ID:2FqfgMseO「えっ?え何この展開???」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 19:10:09.19 ID:b0xqXWwdO
和「……………」
和「唯が言うなら、間違いないわね」
唯「のどかちゃん……」
ID:2FqfgMseO「ちょ…あの…ええええっ?」
ID:2FqfgMseO「いや、だからオレは………」
和「問答無用ッッ!!!」
和の掌には、白濁液が付着したままだった。それを、勢いよくID:2FqfgMseOの顔面にむかって…………
べちょっっ!!
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 19:12:27.89 ID:KNX4/GKh0
ID:2FqfgMseOハッピーじゃなくてよかった・・・
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/16(水) 19:15:19.96 ID:b0xqXWwdO
後日………
唯「澪ちゃーん、換気しようよ、換気!」
澪「そうだな。あとこれから梅雨の時季だけど、楽器は持って帰った方がいいよ。楽器に臭い付いたら、絶対泣けるから」
唯「そうだよね〜。ギー太が汚れちゃう!」
おしまい
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
あとがき
俺「ID:2FqfgMseOは最初からハッピーエンドにするつもりはありませんでした。ID:2FqfgMseOさん、期待させてごめんなさい」
俺「あのままスレ落ちしていれば、唯「ID:2FqfgMseOに幸あれ!」で終わってたんだけどねぇ」
俺「途中でID:2FqfgMseOに「誰が好き」って聞いたのは、最後に好きなのに嫌われて終わらせる予定でした。」
俺「最期に……いなくなってしまった人たちの事、ときどきでいいから思い出してください」