僕の詩

ヒマなんだけど何もやる気がおこらない
そんな退屈の日々
ただ漠然と生きてる。
まるで、檻の中のライオンみたいに
毎日餌を与えられ、生きて続けている。
ライオンは祈りました。
もしこの檻がなかったら、もっと自由に世界を
走り回れるのに・・・
そんな事を思いながら日々を過ごしていました。
それを見て不憫に思った神様は
ライオンを檻から出せるように工夫しました。
ライオンは外に出て自由に世界を走りました。
だけど人間によって、ライオンは射殺されました。
その原因は、ライオンは人間にとって危険だから
たったそれだけの理由で
ライオンは殺されたのです。
でもライオンは死ぬ直前のほんの一瞬だけ
自由に世界を走り回ったのです。
そしてライオンは死にました。
満足して死んだかどうかは分からないのですが
満足して死んでいったはず。

この国に生まれた人間は誰でも
このライオンと同じ。
檻の中で天寿をまっとうするか
ほんの一瞬でも自由を手に入れるか
その２つしか選択肢はないのです。

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